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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
81:
千草 [×]
2022-10-12 20:18:50
>>77 / 瑠璃
肉かぁ……。神戸牛はブランド…?だったらしいね。そう教わったことがある。(伸ばした手が除けられることはなく、話題が少しでも逸れたことにホッと内心で胸をなでおろし。彼女の口調が若干の変化を見せたことを少しだけ気にしつつも、役割を終えた人差し指をその顔から退けて。先程彼女の口を封じた手をそのまま腰の後ろに回し、手元を覗くように屈み込む。視界に映るのは前衛的なデザインの大きなライター。相手の手にする“それ”に視線を向けながら)ちょっと俺にも触らせてよ。そんなライターは見たことがないんだ。
>>78 / 朽葉
(冗談と真実の間合いのような曖昧な天罰。否、この状況下ではどちらかと言えば真実の度合いが大きいかもしれない。彼女の内心の揺れを表しているようで、それは勝手な共感を生んだ。ほんの短い間共犯の笑みが重なっては、そしてまた異なる笑いに上書きされて。戯れとも取れる言葉を合図に、躍動する彼女の幼い肢体は一瞬だけ視界を外れ、濁色の湖の中へと吸い込まれる。思わず踏み出しかけた足がその場でピタリと止まったのは、背景を彩る水飛沫があまりに美しく見えたため。一瞬の間を置いては映る景色に息を吐く。抱きしめた白兎に汚れがついていないかちらりと確認し、彼女の相棒を腕に凭れさせたまま、小さな拍手を落として。それは躊躇いなく湖に身を浸した思い切りへの称賛と、美しいものを見せてくれたお礼の意。まるで瞬間を切り取ったようなこの風景を、恐らく自身は長く覚えていることだろう。浅い水深の中汚泥を被る彼女はそれでも楽しそうで、釣られたようにまた足がそちらへ向かう。袴に隠れていた地味な雪駄に水が染み込み、静かに波紋を作った。眠る白兎を今度は片腕に移して確りと抱え、水が掛からないように避難させて。羽織の裾が浸るのも構わず屈み込み、もう片手を湖面に突っ込んでは汚れた手を眺め。もう一度立ち上がった際に視線が動いた先は彼女の纏う朽葉色。五指に纏わり付く破色と見比べては、口元から出掛かった問いかけを咳払い一つで誤魔化して。代わりに何とも唐突な質問を)ねえ、朽葉は──何色が好き?
>>79 / 梔子
夕焼けか、君らしいね。
(軽率な発言だったかもしれない。彼女が瞼を下ろすのを視界に入れては、笑みの裏にそんな後悔を隠して。“そんなことはない”と否定しかけた言葉はその一文字目を象ることに終止して、結局相手の要求のみに言葉を返す。彼女の歌を楽しんでいる内に時刻はそろそろ昼を過ぎようとしており、傾きかけた太陽が空を暖かく染めるまで、それほどの猶予もない。顎の下に手を当てて暫く考えていたものの、ふと思いついたように顔を上げて。徐ろにその場へと胡座をかくと、自身の膝を軽く叩いては)……俺前にさ、保護者の膝で、こうやって夕日を見たことがあるんだ。おいでよ。
82:
朽葉 [×]
2022-10-15 17:00:09
>81 千草
(景気よく上がった水飛沫が湖面にいくつもの波紋を描き、時に重なり、時に打ち消し合うように揺らめく様を眺めていれば、耳に届いたのは小さな称揚。応えるように濡れた片手を胸元へと添え、もう片方の手で水中で揺らめくスカートの裾を摘まめば、澄まし顔でちょこんと一礼してみせる。しかし伏せた表情はすぐに口元から緩み、舞台の上の役者じみた所作も長くは続かず、顔を上げる頃にはすっかり楽しげな笑みを浮かべていて。「――ふふ、冷たい!」小さな湖の中から彼を見上げて、今度は独白ではなくただの主張として先刻と同じ音を紡げば、両手で水面をぱしゃりと揺らす。湖畔に屈んだ彼の手が水中へと沈み、同じ色に染まるのを眺めている間にも、枯野のケープは裾から汚泥を吸い上げて、じわりじわりと暗色を広げていった。見えない何かに纏わりつかれているかのように身体が重く、足の先から冷えていく感覚は、まるでいつか誰かが語っていた”終わり”のようだ。底があるこの場所ではどこまでも沈んでいくことはできないけれど、あるいは頭まで浸かったのなら。あの日失ってしまったかもしれないものを、少しは身近に感じられるのだろうか。何の姿も映さない湖面へと視線を移したところで、不意の問いかけにぱっと顔を上げて、その意図を図りかねているかのように数度瞬き)
……緑色。それから今は、ウツギがくれたこの色も好きよ。
83:
蘇芳 [×]
2022-10-15 18:52:22
>76 千草
こんにちは。
(祈りを捧げている最中に同じ“神”の気配を感じるものの姿勢を崩さないでいれば、やがてはっきりとした気配を背後に感じた。その背後にいる同じ“神”の挨拶と問いかけが耳に届くと、挨拶を返しながら祈りの姿勢を崩してはゆっくりと立ち上がり、振り向いて視界に声の主の姿を捉える。穏やかな声音から敵対の意思は感じないのでこちらも警戒することはなく、柔らかな笑みを浮かべながら問いかけに答えようと再度口を開いて)
あぁ……通り掛かりに動物の亡骸があったので……種類とかは分からないのですが、助けられなかったからせめてこれだけは……と思いまして。
>78 朽葉
通りがかりに動物らしき亡骸がありましたので、助けられなかったからせめてこれだけは……と、思いまして。もう亡くなった命に対して、僕に出来るのはこれぐらいしかありませんから。
(祈りを捧げていれば後方に同じ“神”の気配を感じる。暫くすれば水溜りを踏む音も聞こえて来て、背後に確実な気配を感じると同時に足音も止まり。誰だろうなと考えていれば雨音の中、よく通る声が聞こえてきて正体を確認すれば、祈りの姿勢を崩してから苦笑いを浮かべつつ言葉を紡ごうと口を開き。亡くなったものを救うことが出来ない無力さを痛感しつつ、ゆったりとした動作で立ち上がって振り向き、自分に声を掛けた主を視界に捉える。柔和な笑みを浮かべて改めて挨拶をしようか)
こんにちは、朽葉さん。
(/返信が遅くなり申し訳ございません。蘇芳背後でございます。絡んで頂き、またお気遣いもありがとうございます。愚息共々これからよろしくお願い致します。何かございましたら遠慮無くお声がけくださいませ!/蹴り可)
84:
千草 [×]
2022-10-17 00:24:35
>>82 朽葉
ふふ、そうなんだ。この子は白いから、君は白が好きなのかと思ってた。
(美しい礼の仕草は、この場所が汚泥に塗れた場でなければ更に映えただろうか。幼気な姿とは裏腹の洗練された仕草は、彼女の持つ芯の強さを表しているように思えて。無邪気とも取れる小さな戯れとも相俟って、勝手な感傷が巻き起こり。先程口を衝いて出掛けたのは『自分の色は好き?』なんて問で、代替とした質問にはじめ投げかけられたのは瞬きだった。次いで耳にしたその色はこちらを見上げる緑色、自身の羽織るその色と似た彼女の瞳に思わず息を呑む。そうして羽織らされた色への見解をいとも簡単に口にする彼女は、何だかとても眩しく見えた。静かな笑いを手土産に、片腕で抱き締めていた白兎を胸の前に掲げながら、予想が外れたことを告げて。「君は強いね。俺はまだ、この羽織の色が好きかどうか分からないや」千草色の羽織は青みを帯びた緑色、その色は今や泥に汚れて斑の模様を描いている。重たく水を含んだ羽織と髪を揺らした風に目を細め、また相手へと視線を戻して。すっかり変色してしまった互いの色へと焦点を定めると、わざとらしく眉根を寄せ。少々演技臭いその表情を見せつけたなら、今度は不意に空を見上げようか。時刻のせいか翳り始めた天の色を、見るともなしに眺めては)……帰ろうか。君の色が染まっちゃう前に。──それに、なんだか乾かしたくなってきた。
(/失礼致します。キリが良い為この辺りで朽葉様との場面を回収しようと思うのですが、いかがでしょう?次の場面ではこの場面と地続きにして、「神様の住処」、「周辺の廃墟や野」等で夜を明かすか、全く違う時間軸で異なる場面を展開するか等、見解をお聞かせ願えれば幸いです!もちろんこのまま続けて頂いても、また小休止したいというご要望でも構いませんので、その場合は遠慮なく仰ってください!)
>>83 蘇芳
君らしいね。……優しいな。
(どうやら“誰を弔っているか”ではなく、“何を弔っていたか”が正しかったようだと、脳裏で少々冷たいことを考える。まだ成長途中の稚さを残した少年の瞳に眦を緩めながら、二度三度と頷いてみせて。柔和な表情を浮かべる彼の頭に思わず伸びた手は、傍らの墓で眠る生命への悼みの意味もあるだろう。気紛れに伸ばした手のひらが受け入れられれば、少年らしく無造作に流れた黒髪を柔らかく撫でようか。それが成功に終わるかはともかくとして、目線を合わせるようにしながら、少々気楽に過ぎるとも取れる言葉を零し)俺にも弔わせて。花でも摘んでくれば良いかなあ。
85:
瑠璃 [×]
2022-10-17 03:25:42
>78
>朽葉さん
っ!!…だよね、知ってた…(穏やかな声で諦めたように言われ一瞬爆発するように怒りが噴出しかけ、しかし一瞬で鎮火する。彼女の力から考えても今まで幾度となく聞かれてきたのだろう、もしくは実際に試したかもしれない、と冷静な部分で考える。しかし激情がどうしてなんでと繰り返す。十数年ぶりというほどの感情の発露にまとまらない思考の中、かろうじて口を動かすも大したことは話せない。)…聞きたい、聞かせて。
>81
>千草さん
良いよ!…っと…はい。継ぎ目気をつけて、尖ってるから。(もはや存在しない高級ブランド牛の味を想像しつつ聞いてるのか聞いてないのか分からない顔で酒を詰めていたが、ライターに話題が移ると得意げな声色に変わり作業を中断してまで栓を閉じ立ち上がる。ガラスと鉄とプラスチックとその他何やら赤青様々な色の何かで作られたそれは明らかに安全性を無視したものであり、精製された崩壊前のライターオイルすら入れるのを躊躇う物だ。実際に少し入れたはずの酒が隙間から滲み出ている。しかし本人はどこか誇らしげに見えないこともない張り付いた笑顔でライターを手渡す。)
86:
預言者/千草 [×]
2022-10-20 13:13:48
>>85 / 瑠璃
……これ、火は漏れない?大丈夫かな。(どこか作られたような、誇らかな表情で手渡されたライターは、やはり人が使うには危なげな特徴を有していて。滲んだ酒がライターを握った手の内へと垂れ、冷たいその液にわずかに眉をひそめ。外傷により死を迎えることは無いと分かってはいても、どうにも躊躇ってしまうのは人であった頃の性ゆえか。眉間に小さな皺を刻んだまま口の端に苦笑を浮かべ、親指でライターを探る。無事に着火装置が探りあてられたのなら、それを強く押し込んでしまおうか。正しく使用出来たかどうかは兎も角として、それを機に大きな火花が上がるだろう。火花がぱちりと散ったとすれば、突然の事態に思わずライターを手放してしまって)っと──!
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>69 サブトピックについて※
▼神様方の栞
【蘇芳様】>>62
・all宛初回ロル:>>75
・最終レス:>>83
【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>79
【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>84
【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>85
【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49
【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>82
【卯の花様】>>44
・最終レス>>60
(修正を行いました。ご指摘やご質問等あればお気軽にどうぞ!)
87:
預言者 [×]
2022-10-21 22:14:14
▼サブトピックについて/2
試運転も兼ねて、サブトピックにてハロウィンイベントを開催いたしました。今後番外的なイベントはサブトピックへ、本編で起こり得るイベントはこちらのトピックへと記載しようかと思っています。ご意見やご提案、ご指摘等ございましたらお気軽にどうぞ!
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>69 サブトピックについて 1※
>>87 サブトピックについて 2
【ハロウィンイベント開催中です】
▼神様方の栞
【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75
最終レス:>>83
【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37
all宛初回ロル:>>50
最終レス:>>79
【 千草 】
キャラプロフ:>>4
all宛初回ロル:>>40
最終レス:>>86
【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22
all宛初回ロル:>>41
最終レス:>>85
【 竜胆様 】
キャラプロフ:>>33
最終レス:>>49
【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27
all宛初回ロル:>>43
最終レス:>>82
【 卯の花様 】
キャラプロフ:>>44
最終レス:>>60
(/目次及び栞を更新致しました。無言一ヶ月で登録解除ですので、期限の一週間前を過ぎましたら栞にてお知らせ致します。)
88:
梔子 [×]
2022-10-22 19:10:14
>80
うん!頑張って思い出してみたよ。お菓子は…予定に無かったな…
(懐かしさと嬉しさからか満面の笑みを浮かべて答える。お菓子はビスケットにチョコレートにキャラメルと、昔見たことがある…要するに、最近は見かけないものばかりだ。)
お弁当とお菓子はね、結構昔に見たことあるやつなんだけど…味まで再現できてるかな…
(不安に思いつつもお弁当の蓋を開けてみる。中身はおにぎりに唐揚げ、プチトマトに卵焼き…絵本に出てくるような、いかにも普通な、そして美味しそうなごはんが入っている。2歳の頃ピクニックに行って、家族と一緒に食べたお弁当だ。味がどうなのか心配しながら恐る恐る一口口に運ぶと、懐かしい味が広がった。美味しい。)
…うん。美味しい!味も大丈夫そうだ。はい、朽葉さん。口に合うかはわからないけど、どうぞ!
>81
…なるほど膝に座れと!まぁいいけど…私は子供扱いなんだね?
(相手の意図を図りかねて少し考える。数秒後、膝に座れと言う意味だと気づいて、そっと座ってみる。相手の胸元に寄りかかってみれば、自分の背の低さを実感して)
身長差が目に見えて分かるなぁ…ちょっと悲しい…。千草さん背高いよね。何食べてたらそんなに背が伸びるの?
(自分の背の低さを嘆きながら疑問を問いかける。自分の家族や友人には、長身の人が少なかったためか、彼の姿は本当に大きく見える。)
父さんも母さんも親友も、皆背は私より少し高いくらいだったのに…千草さんに始めて会ったときすごいびっくりしたよ。…そうだ、夕焼け!忘れてた!
89:
朽葉 [×]
2022-10-23 16:07:08
>83 蘇芳
――こんにちは、蘇芳。
(耳に届いた言葉に数回瞬いたのは、彼の献身が人間以外にも向けられていることへの驚き故。しかし彼が振り返る頃には柔らかな笑みを浮かべ、同じように挨拶を返して。それから数歩足を進めて小さな墓標の前にしゃがみ込めば、傘代わりにしていた葉を軽く地面へと突き刺す。そこに眠るいきものへの手向けのように、あるいはただの雨除けのように。ちょいちょいと葉に触れ、やがて納得のいく角度になれば満足そうに一つ頷いてから立ち上がり、朽葉色のポンチョのフードを被りつつ口を開いて)
ね、蘇芳。この子がまだ生きていたのなら、あなたは助けた?
>84 千草
――さて、ね。生きた時間の半分以上も眺めていれば、愛着も湧くというものだわ。
(思わずローブの色について口にしたのは、彼の視線がそれを捉えていたからだろうか。思いがけない評価を貰ってくすりと笑み零せば、肯定も否定もせずに肩を竦めてみせて。折り合いがつくだけの時間があったからなのか、折り合いがつくほどしかこの色のない時間を過ごさなかったからなのか。考えても分からないような事は一旦脇に置き、今一度彼の言葉を反芻してみる。己の纏う色が好きかどうか分からないと口にする彼は、自身よりはよっぽど大人の出で立ちをしているけれど、何故だか迷子のように思えてしまう。しかしその極めて個人的な感想が対人関係において失礼であることは分かっているし、慰めも激励も今は何だかしっくりこない。故に常と変わらない穏やかな微笑を向ければ、先ほどの回答の延長のように口を開き。「そう。でも――わたしは千草の色も好きよ」大地に萌ゆる種々の草と、広く続く空とを掛け合わせたような色。親近感を覚えるのは、自身の瞳と通ずるものがあるからだろうか。努めて無邪気に感想を口にしては、互いの色と空を見上げる彼の視線を追うように天を仰いで。「……ふふ、それは何よりだわ」そうと決まればちゃぷちゃぷと水面を揺らしつつ岸へと向かい、水遊びの終わりを告げるように控えめな水飛沫を上げつつ、水中から身体を引き上げて)
(/お声掛けくださりありがとうございます。場面回収、賛成でございます!どのご提案も大変魅力的なのですが、せっかくなので地続きの場面としてどこかで夜を明かしたりできればと思いますが、如何でしょうか?)
>85 瑠璃
(何百、あるいは何千と繰り返していれば、ある程度の傾向は見えて来るもの。とは言え一人として同じ存在はないのだから、一瞬垣間見えた激情は彼女だけのものだ。許すように、受け入れるように、薄らと微笑む表情には慈愛すらも滲ませて。いつか見上げた偶像と同じに、しかし決定的な差をもって、彼女の求めに応じて口を開き。「そもそも”死を終わらせた先に生があるのか”と言う問題はあるけれど――仮に、生前と全く同じ状態に戻ったとするわ。その人が嘆くのか、喜ぶのかは分からない。でも……一つだけ確かなことがあるの」そこまで言って一度言葉を切れば、視線を伏せて息を吐く。呼吸ひとつ分の時間を置いてから、白うさぎを抱き締める腕に僅かに力を込めて。「――その人はね、もう二度と死ぬことができなくなる。永遠に終わりを失ってしまう。他の誰もが居なくなっても、世界が滅んでしまっても、どんなに望もうとずっと、ずぅっとよ」きっと人間は、それに耐えられるように作られてはいない。だからこそ死と言う終わりが初めから与えられているのだろう。そんなことを考えながら再度視線を上げれば、確かな意思を宿した瞳で彼女を見上げてきっぱりと言い切って。次いでふと表情を和らげれば、無邪気な少女の様相で微笑み)
だから、生物の死を終わらせることはしないと決めているの。――と、ここまでが神様としてのお話。……わたしはね、”朽葉”となった事に意味があるって信じたい。死こそが不可逆な終わりで、この力はそれを与えるものだと思うから、わたしは――終わり奪うのではなく、与える存在でいたいのよ。
>88 梔子
(例え神の力による夢幻だとしても、目の前に広がる光景はどこまでも長閑で、優しくて、温かい。彼女の幸福な思い出に触れているような気持ちになって自然と表情も綻べば、きちんと靴を揃えてからシートの上へと上がる。腕の中の白うさぎを傍らに座らせ、お弁当を味見する彼女の様子を伺えば、その反応にくすりと笑みを零し。「ありがとう。それじゃあ――えっと、いただきます」勧められるままに手を伸ばそうとして、何かを思い出したように一度引っ込める。確か食前にはそれ専用の挨拶があったはずだと記憶を辿れば、両手を合わせてから再度お弁当へと手を伸ばして。空腹などと言う感覚はもう薄ぼんやりとした記憶でしかないけれど、こうしていざ食事の真似事をするとなると、食欲が湧いてくる気がするから不思議なもので。お弁当を一口口にして咀嚼すれば、いつかを懐かしむように目を細めて)
美味しい……うん、確かにこんな感覚だったわ。思い出させてくれてありがとう、梔子。
90:
瑠璃 [×]
2022-10-26 16:13:21
>86
>千草さん
あ…(手渡したライターが落下していくのをぼんやり見つめる。飛び散った火花は滲み出るように表面についた酒に引火して燃え上がり小さく表面を覆う。やはり質が悪すぎたか爆発はしないようだが地面に衝突しいくつかの部品と細かいガラス片になったかつてのライターは手を突っ込んで拾うには明らかに危険な程度の火が覆っている。地面に衝突した時飛び散った酒は燃えながら周囲に撒き散らされただろう。ほとんど反射で立ち上がって)
>89
>朽葉さん
あぁ…あぁ、そうだよね。(話を聞くうちに俯いていき最後の一言を聞いた後一拍開けてそのまましゃがみ込む。散々絶望しておいて今更再び期待した自分に嫌気が差すような気になり頭を抱えて聞いたことを後悔しながら言う。そういえば自分は人間じゃなかったんだった、としばらくぶりに思い出し先程から戻りかかっていた正気を完全に取り戻してしまう。顔をゆっくりと上げ自分より小さいはずの彼女を使い方を思い出した真実の瞳で見上げながら噛み締めるように言う。)そんなもんだよね、これ。ごめんね、そっか。
91:
千草 [×]
2022-10-26 22:31:10
>>88 / 梔子
あはは、子供扱いしてるわけじゃないよ。……いや、してるのかも。背が伸びたのは遺伝子のおかげかな?(自身よりも幾らか身長の低い相手は言葉通りに膝へと落ち着き、その体温に思わず笑い声を漏らす。彼女の嘆きに愉快げな笑みを深めつつ、胸元にかかる重みを確かめては、後ろから手を伸ばしその腹の前に回そうと。後ろから抱きしめるように伸ばした腕が除けられないとするならば、目線よりも低い彼女の頭に軽く体重を預ける形で顎を落ち着けて。視線の先は落ちかけている陽の向こう。何かを考えているような数秒の沈黙が落ちたあと、ぽつぽつと零していく言葉は少しし頼りなく聞こえるだろうか。要領を得ないその回答の真意は、“誰かと見る夕日が一番綺麗だと思う”。それを最後まで伝えないまま、ただ腕の力を強めて)……ごめん、夕焼けのきれいな場所は、俺もよくわからなくて。でも、誰かに抱き締められながら見る夕焼けは、綺麗だったから。
>>89 / 朽葉
(何の衒いもない“好き”は、心の奥底に深く染みた。それは自身の纏う色のことだと分かっていても、何だか自分自身を肯定されたようで、二人して見上げた空が先よりも眩く映る。ゆっくりと視線を下ろした先、耳に届いたのは小さな笑みと暗に戯れの終わりを肯定する言葉。その言葉を理解した瞬間、やり取りを思い出しては微かに耳を赤くして。眼前の少女に縋るような行為を客観視すれば、答えのない問を聞く幼子じみた自身に自嘲の念を覚え。引き結んだ唇から音を漏らさないまま、湖底を蹴る彼女に続くように身を翻す。片腕で眠る兎を抱きしめる力を強め、時折跳ねる水から庇いながら硬い地面へと歩を進めて。少し柔らかい水の底から雪駄が引き抜かれれば、一度身震いをしてから目を閉じよう。再び目を開ければ、泥水の跡形も感じさせない、まっさらな千草色が戻るに違いない。──もうすぐ、肌寒さを感じさせる夜が来る。この夜を一人で過ごすには心細く、また勿体ない気分でもあった。二秒にも満たない逡巡の末、どうせ醜態を晒したのだからと、半ば開き直った心持ちで預かったうさぎを掲げて顔を隠し。それとなく“一緒に夜を過ごしてくれないか”なんて)
……ねえ、朽葉。今日は一人じゃ寝られない気がするんだ。この子と一緒に寝てもいいかな。
─ 倒壊した大木/夜 ─
(もしも彼女が自身の要望に是と答えたのならば、笑みを残して「ついてきて」等と零そうか。夜の空気を運んできた風がふわりと羽織を揺らせば、自身の姿は煙のように掻き消える。一瞬も置かずして足を地に付けた場所は、枯れても尚その偉大さを感じさせる大樹の傍ら。大きな力に片側を圧し潰されたその大木は、二度と葉をつけることはないにも関わらず、確かな生命を思わせた。大蛇のように地面に横たわり、うねる木の幹に腰を落ち着け、わざと返さずにおいた白兎を抱き締めて。無言のまま今度は両腕を伸ばして身体の前に掲げ、大きなぬいぐるみの瞳を見つめること暫し。口を衝いて出てきた言葉は、なんとも気の抜けた他愛無いもので)……誘拐犯だぞー。
(/承知いたしました、ご回答ありがとうございます。倒壊した大木の傍へと移動いたしましたが、もし他の場所が良ければ変えさせていただきますのでその旨お伝えくだされば幸いです!尚このままで宜しければ、上のロルにはご返答いただかなくても構いません!)
>>90 / 瑠璃
ご、ごめん…!(慌てて手放したライターは地面に叩きつけられ、姿を留めないまでに破損してしまった。爆ぜる火はこのまま放っておけば燃え広がってしまうだろう。咄嗟に出てきた謝罪の言葉は何に対してなのか自分でもよくわかっておらず、ただにわかに立ち上がった傍らの神を庇うよう立ちはだかる。瞬間的に見回した先、目に入ったのは瓦礫の山。目についたそれをほぼ無意識に持ち上げては、火の上がっている位置へと投じていき。幾らかの時間が経てば、その火も収まってくれるだろうか。炎の始末が終わったならば、彼女の所持品を壊してしまった自責の念が今更ながらに湧いて。熱風で少し乱れた髪に手をやりながら、気まずげに背後を振り返り)本当に、ごめん。あ……瑠璃、大丈夫…?
92:
預言者 [×]
2022-10-28 00:22:22
▽補足説明
Q1.神様の寝床で出現させたものを外部に持っていくことはできますか?
A.不可能です。神様の寝床で出現させたものはあくまで神様の寝床に付属するものですので、家という定義から離れれば消滅します。ただ、どうしても持ち出したいものがある場合はご相談ください。状況によっては預言者が処置を行います。
Q2.神様以外に人外はいますか?
A.いると信じている人間はいますが、ここではいないものとして扱ってください。メイントピックにおいては特別な時を除き、神様が唯一の人外です。
Q3.ローブを一時的に消すことはできますか?
A.「自分から見えなくする」ことはできます。消えた/脱いだわけではなく、単に自分の意識から「ローブの存在を弾く」だけです。人間からはいついかなるときも必ずそのローブが見えていますので、神様と認識されます。
尚、ローブに質量は存在しませんが重量は存在しています。ローブは『本来ここにあってはならないもの』であり、『理を無視しているもの』です。そのため一見外界の影響を受けているように見えても、本質は一切変化していなかったりします。
(/情報不足であろう点について、補足説明を追加させて頂きました。また何かあればご連絡ください!)
93:
預言者 [×]
2022-10-28 00:24:46
【 ! ランダムイベント ! 】
ご参加された皆さまこんばんは。楽しんで頂けているでしょうか?何かあればお答え致しますので、遠慮なくお声がけくださいね。
さて、サブトピックに続き、本編でも並行してイベントを開始しようと思います。イベントについては試運転的な意味もありますので、「こんなことしたい」「こうすればいいんじゃない?」「ここは改善してほしい」等、宜しければご意見を頂けると嬉しいです!
▼ イベントについて
とある場所で、何かが起こっているようです。やり取りしている方に「イベントの起きている場所へ行こう」と声をかけても良いですし、新たに初回ロルをご用意していただいても良いかもしれません。
(※NPC・アイテムについては、ご自身で動かしていただいても、預言者に行動を委ねていただくのでも構いません。お相手とご相談ください。)
不思議な効果のあるアイテムが獲得できます。よろしければ、お相手と一緒にぜひイベント発生場所へ行ってみてくださいね!
詳しくは次の預言者の投稿にてお話致します!
▽ 当イベントのねらい
・それぞれの神を掘り下げる
・やり取りしている方との絆を深める
・まだ話したことのない神とのきっかけを作る
94:
預言者 [×]
2022-10-28 00:27:08
▼イベント内容【 世界の物語 】
A:神に惚れ、狂った男/女
獲得アイテム:一番大事な人の姿が浮かび上がる鍾乳石
アイテムの場所:崩れそうな鍾乳洞
時折地響きの聞こえる鍾乳洞。奥の方に進んでいくと、『君の大事な人』と書かれた鍾乳石が落ちています。そして、それを拾い上げれば、鍾乳洞にはぽつんと人がいることに気付くはずです。一人ぼっちの彼/彼女は、壁を石で引っ掻いて神の名前を刻みつけていました。
>>人知を超えた力を使う姿に魅せられたのか、単に一目惚れしたのか。その人間は神を探し求めるようになった。至る場所に神の姿を記し、寝食よりも見聞に力を割く。偶然か必然か、目当ての神を見つけたならば、形振り構わず縋りついてくるに違いない。もし目当ての神の傍に誰かが佇んでいるとしたら、きっと襲い掛かってくる。
B:小さなお祭り
獲得アイテム:神として認識されなくなるお面
アイテムの場所:神様の寝床
神の寝床には「黒い狐のお面」「白い狐のお面」「黒い猫のお面」「白い猫のお面」が置いてありました。それを被っている間、人間に神として認識されなくなるアイテムのようです。神同士では効果を発揮しません。傍らには、バツ印が記された地図が置いてありました。
>>災害の頻発するこの世界で、せめてもの救いを求める人間。神を祀るそれが「祭り」としての慰めごととなっても道理である。ボロの提灯とゴミのオブジェに囲まれた、小さな屋台の並ぶ集落。夜の暗がりの中で仮面を被れば、神とバレることはないだろう。
C:???のノート
獲得アイテム:望んだ景色に閉じ込められるノート
アイテムの場所:荒らされた図書館
踏み荒らされ、汚され、グチャグチャに散らかった元図書館。カウンターだった場所は見るも無惨な有様ですが、そこにぽつんとノートが置いてありました。ノートはわずか数ページしかなく、その他はすべて破り取られているようです。ノートには、こう印字してありました。『1ページにつき1回だけ、おまえの望む場所に連れてってやる。お前の望みをここに書け』
>>そのノートが見せる幻影の中に、閉じ込められたのは幾人か。あまりの心地よさに出られなくなってしまった人間もいるに違いない。ノートの場所から出たいと望まない限りは、脱出することだってできはしない。しかし、なんだか能力の似ている神がいるような…?
95:
預言者 [×]
2022-10-28 00:31:04
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4
>>69 サブトピックについて 1※
【ハロウィンイベント開催中】
>>87 サブトピック&イベントについて
>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】
(/長くなってきたため、目次と栞を切り離しました。またサブトピックと並行してメインイベントを設置いたしました!詳しくは目次内『メインイベントについて』をご参照ください)
96:
預言者 [×]
2022-10-28 00:33:20
※【 竜胆様 】【 卯の花様 】の存在が消えかかっております※
注意事項に記しました通り、キャラクターリセットは一ヶ月の無言です。リセット日は竜胆様が11/1、卯の花様が11/2となります。
リセットとなった場合、新たに募集を行います。その際、他の神の記憶から【 4/1生まれの竜胆 】【 6/4生まれの卯の花 】が抹消されます。
リセット日までに一言いただければ延長致しますので、よろしければご検討くださいね。
▼神様方の栞
【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75 最終レス:>>83
【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>88
【 千草 】
キャラプロフ:>>4
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>91
【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>90
【 竜胆様 】
キャラプロフ:>>33 最終レス:>>49
【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>89
【 卯の花様 】
キャラプロフ:>>44 最終レス:>>60
(/長くなってきたため、目次と栞を切り離しました。また、竜胆様と卯の花様につきましてはリセット期限が迫ってきたため、一度お知らせ致します。もしこのままご参加をご希望されるようであれば、一言でも構いませんので、リセット日までにお伝え下さい!)
97:
蘇芳 [×]
2022-10-28 17:15:34
>84 千草
これくらいしか、出来ないですから。
(自分の力は死んだものを助けることは出来ない歯痒さを感じながら呟きを。己の頭に相手の手が伸びてくるのを認識すれば、悪意の感じられないその手を受け容れ、されるがままに撫でられようか。続いて紡がれた提案に対して素直に喜色満面の笑みを浮かべながら頷き、辺りをキョロキョロと見渡しながら、とりあえず見える範囲で咲いている花や何か供える物がないかを探して)
うん!この子も喜んでくれると思いますし、お花や何かお供えするだけでも十分だと思います。……何か良いのはないでしょうか……。
>89 朽葉
……うん、これで濡れないですね。よかった。
(“神”になってから死人を助けることは出来なくて後悔したことは何度もあったから、自分の力で助けれるものは助けたいのだと。彼女なりの弔いなのかは分からないが、傘代わりに使っていた葉を地面にさして、葉の角度を良い感じに変えてから満足そうに頷き、墓標に雨除けの傘が出来たのを見守りながら呟き。フードを被った彼女は確か自分と正反対の力を持っていたことを思い出せば問いかけられて、迷い無く頷いて返答を)
……生きていたらそうします。僕にしか出来ませんから。
98:
朽葉 [×]
2022-10-30 02:43:44
>90 瑠璃
(朗々と紡がれる言葉はどこか託宣にも似て、俯いていく彼女の反応にも声色が変わることはない。人間が相手であればきっと話さなかったであろう言葉を最後に添えて微笑めば、その場にしゃがみ込んでしまった彼女を凪いだ瞳で見下ろして。一番ふるい神様のそんな反応は少しだけ予想外で、頭を抱えて悔いるような様子はまるで人間のよう。どうしたものかと困ったように眉を下げて思案していれば、顔を上げた彼女の瞳がはじめて焦点を結んだような気がして数回瞬く。もちろんそんなはずは無い。けれども、人々の噂に語られる真実の神様と出会ったのは、もしかしたら今日がはじめてなのかもしれない。緩く頭を振ってそんな思考を霧散させては、彼女の言葉に不思議そうに首を傾げて)
――どうして瑠璃が謝るの? 無慈悲だ、傲慢だって謗られることはあったけれど……謝られたのは初めてだわ。
>91 千草
……ひどいわ、千草。わたしを仲間外れにするなんて。
(日没を感じさせる風が吹き抜けるのと同時に、その身を覆う汚泥は幻のように消え去った。いつもより風が冷たく感じられるのは、感傷によるものか、あるいは単純に腕の中のぬくもりが無いからか。片割れを求めて彼の方を振り返るも、やや婉曲なお誘いを受けて伸ばしかけていた手を引っ込めれば、頷く代わりにわざとらしく唇を尖らせて拗ねたような返答を。果たしてその意図が正しく伝われば、誘われるままにその場から姿を消し、一拍遅れて新たな大地を踏みしめる。眼前に横たわる大樹はまるで脈動しているかのようで、思わず瞳を丸めて見上げていれば、自然と呼気には感嘆の意が交じる。そうして大樹の存在に圧倒されているうちに、すっかり身を落ち着けた彼がうさぎを抱いたままこちらを見ていることに気付けば、ようやく視線をそちらへと向けて。徐に伸ばされた腕と彼の瞳とを交互に見つめること数秒、その口から紡がれた言葉に脱力するような笑みを浮かべれば、とたとたと駆け寄ってその腕の中へと飛び込み。「ぬいぐるみ誘拐犯、逮捕ー!」もし躱されないのであれば、同じく気の抜けるような罪状を告げて彼の腹部へと突撃し、しがみ付くようにその背へと腕を回して。それから拐かされた白うさぎを見上げれば、腕の力を緩めつつ笑い交じりに呟きを零し)
――でもまぁ、わたし達は思念一つで脱獄できてしまうわね。
(/場面転換ありがとうございます。終末世界らしいスポットにテンション上がっておりますので、このまま進めさせていただければ幸いです!また、返答についてもご配慮いただきありがとうございます。せっかくですので、お誘いを受けた場面だけ入れさせていただきました!/蹴り可です)
>97 蘇芳
(風が吹けば飛んでしまうような傘だが、それでも今日この雨を凌ぐくらいはできるだろう。雨が降っているからと顔を上げずに、小さな墓標を見つめたまま投げた問いかけ。迷いのない真っ直ぐなその返答は彼に抱いたイメージと違わず、どこか清廉さすらも感じられた。視線を外したままでいるのは何だか誠意に欠けるような気がすれば、フードを軽く引っ張りつつ、その下から緑の瞳を覗かせて。眩しいものでも見るように目を眇めて言葉を紡げば、瞼に降ってきた雨粒に反射的に片目を閉じ、再度フードの中へと引っ込み)
人々が蘇芳を慕う気持ちが分かるような気がするわ。今日もここに来る前に、あなたの話を聞いたのよ――わっ。
>皆様
(/背後より失礼いたします。朽葉と物語を紡いでくださっている皆様、いつも楽しい時間をありがとうございます!纏めてのお声掛けとなり恐縮ですが、本編でもイベントが開始されたことに伴い、一緒に遊びに行きませんか?というお誘いに参りました!
現在進めているお話もあるためすぐにと言う訳ではありませんが、やり取りが一区切りついた頃にそのまま向かったり、新たな場面として開始したりなどで、ぜひ一緒にイベントを楽しめればと思っております。つきましては、お手隙の際に背後様方のお考えをお聞かせいただければ幸いです!)
99:
瑠璃 [×]
2022-11-02 12:01:19
>91
>千草さん
あぁ…はは、大丈夫だよ。(数滴火が当たったのか点々と火傷のできた腕を摩りつつ申し訳なさそうな相手に笑いかける。「元から壊れ欠けだったし、寿命みたいなものだよ」と特に気にしていないような顔で自分より背の高い、しかし今は縮こまって見える青年を励ましつつもう一度しゃがんで燃え跡を見る。友達と励ましあった経験から励ますのはお手のものでニコニコ楽しげに見える笑顔を見せるが状況と相まって逆に不自然になってしまっている。)とりあえずまだ使えるものを探さないと、ライター部分が残っていればまた作れる。
>98
>朽葉さん
(へにゃりと笑って立ち上がり、首を傾げる小さな同胞を軽く抱き締めながら)だってきっと今まで何度も言われてきたんでしょ?こういうこと。ごめんね、わざわざそんなこと言わせて。(これまでも同じことを人間に言われては心無い言葉を吐かれてきた彼女にわざわざ同じ話をさせたこと、そしてきっと自分より遥かに年下であろう彼女にそんな記憶を思い出させたことを申し訳なく思いながら、我儘にも理解者ぶって話す。そんな自分にも失望しつつ)あ~、なんかほんと、頭悪いから上手く言えないや。ごめん。
100:
千草 [×]
2022-11-02 22:38:06
>>97 / 蘇芳
あんまり大きな花はないね……。あ
(つられたように地面に目を向け、手向けの花を探していれば、偶然発見したのは微かに黄色みを帯びた白色の花。花というよりも綿毛に近いのかもしれない。風に揺れる葉の前に身を屈めた瞬間、何の躊躇いもなくその生命を手折り。それはもしかすれば残酷な行為のように映るかもしれないが、自身でそのことに気付くことはなく。笑顔を浮かべながら、数秒前まで生きていたその花を彼の目の前で揺らして)これとかどう?花っぽくはないけど、墓標としてはありなんじゃないかな……。
>>98 / 朽葉
(遠回しなお誘いは、どうやら功を奏したらしい。移動する直前に映った彼女の表情を思い返していれば、地を踏みしめる音が聞こえて。続いたのは少しだけ開いた間と小さく息を呑む音。自身がこの木を初めて目にした時とそっくり同じ反応に、口内で笑みを含み。ゆっくりとこちらに向く視線が交差した刹那、持ち上げた腕の中に小さな温もりが転がり込んでくる。不意を突かれて少し揺らいだ上半身を何とか立て直すと、腹のあたりに腕を回しているであろう彼女の頭を見下ろして。告げられた言葉は先の己の言葉に対する冗談。その軽快な響きに眼尻が緩み、意味のない頷きを二度三度と繰り返し。「看守さんが可愛いから出られないかも」言葉と共に彼女の腹へうさぎを押し込んだなら、相手の身体へと体重を掛けるように抱き込もうとして。それが成功に終わったのなら、笑い声にしては微かな息を零す。それを合図に一度閉じ込めた身体から両手を離しては、ポンポンと隣を叩き。その意図するところはさしずめ、“ここに座れ”と言ったところだろうか。幹の座面は硬い中に植物特有の柔らかさを持ち、悠然と地に根ざしていた。そのままにまた見上げた空は先程の晴天など素知らぬ顔で、雲に隠され月も星も見えやしない。少し残念だと言う代わりに口を衝いたのはやはり戯言で)……監獄ってどんなところなんだろうね。
(/失礼します。皆様宛ということでしたので、イベントについて声をかけさせていただきます!
ハロウィンイベントで朽葉様が獲得されたものは「栞」でしたね。折角ですので、これを活かせる③の図書館に行ってみませんか?夜を明かしてお話する中で『本』というキーワードを入れ込み、次の展開に繋げられたら良いなと思うのですが、いかがでしょう?)
>>99 / 瑠璃
ごめん…(作られた笑顔で励ましを口にする彼女の姿に、いたたまれない気持ちで俯き。気にしていないとは言うが、完璧なまでの笑顔は逆に彼女自身の言葉を否定している気がして。しゃがみ込み部品を拾い集める彼女に続くよう、自身も地に膝を付いて部品を探し始め。焦げ臭い匂いがちらつく中、暫くの間黙々と小さなパーツを集め続ける。横目で盗み見た彼女の顔がどんな表情を浮かべているかは分からなかったが、長い間のあと、問を恐る恐る口にして)瑠璃、その……ライター、大事なものだった…?
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