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晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】/212


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91: 千草 [×]
2022-10-26 22:31:10



>>88 / 梔子

あはは、子供扱いしてるわけじゃないよ。……いや、してるのかも。背が伸びたのは遺伝子のおかげかな?(自身よりも幾らか身長の低い相手は言葉通りに膝へと落ち着き、その体温に思わず笑い声を漏らす。彼女の嘆きに愉快げな笑みを深めつつ、胸元にかかる重みを確かめては、後ろから手を伸ばしその腹の前に回そうと。後ろから抱きしめるように伸ばした腕が除けられないとするならば、目線よりも低い彼女の頭に軽く体重を預ける形で顎を落ち着けて。視線の先は落ちかけている陽の向こう。何かを考えているような数秒の沈黙が落ちたあと、ぽつぽつと零していく言葉は少しし頼りなく聞こえるだろうか。要領を得ないその回答の真意は、“誰かと見る夕日が一番綺麗だと思う”。それを最後まで伝えないまま、ただ腕の力を強めて)……ごめん、夕焼けのきれいな場所は、俺もよくわからなくて。でも、誰かに抱き締められながら見る夕焼けは、綺麗だったから。


>>89 / 朽葉

(何の衒いもない“好き”は、心の奥底に深く染みた。それは自身の纏う色のことだと分かっていても、何だか自分自身を肯定されたようで、二人して見上げた空が先よりも眩く映る。ゆっくりと視線を下ろした先、耳に届いたのは小さな笑みと暗に戯れの終わりを肯定する言葉。その言葉を理解した瞬間、やり取りを思い出しては微かに耳を赤くして。眼前の少女に縋るような行為を客観視すれば、答えのない問を聞く幼子じみた自身に自嘲の念を覚え。引き結んだ唇から音を漏らさないまま、湖底を蹴る彼女に続くように身を翻す。片腕で眠る兎を抱きしめる力を強め、時折跳ねる水から庇いながら硬い地面へと歩を進めて。少し柔らかい水の底から雪駄が引き抜かれれば、一度身震いをしてから目を閉じよう。再び目を開ければ、泥水の跡形も感じさせない、まっさらな千草色が戻るに違いない。──もうすぐ、肌寒さを感じさせる夜が来る。この夜を一人で過ごすには心細く、また勿体ない気分でもあった。二秒にも満たない逡巡の末、どうせ醜態を晒したのだからと、半ば開き直った心持ちで預かったうさぎを掲げて顔を隠し。それとなく“一緒に夜を過ごしてくれないか”なんて)
……ねえ、朽葉。今日は一人じゃ寝られない気がするんだ。この子と一緒に寝てもいいかな。


─ 倒壊した大木/夜 ─

(もしも彼女が自身の要望に是と答えたのならば、笑みを残して「ついてきて」等と零そうか。夜の空気を運んできた風がふわりと羽織を揺らせば、自身の姿は煙のように掻き消える。一瞬も置かずして足を地に付けた場所は、枯れても尚その偉大さを感じさせる大樹の傍ら。大きな力に片側を圧し潰されたその大木は、二度と葉をつけることはないにも関わらず、確かな生命を思わせた。大蛇のように地面に横たわり、うねる木の幹に腰を落ち着け、わざと返さずにおいた白兎を抱き締めて。無言のまま今度は両腕を伸ばして身体の前に掲げ、大きなぬいぐるみの瞳を見つめること暫し。口を衝いて出てきた言葉は、なんとも気の抜けた他愛無いもので)……誘拐犯だぞー。

(/承知いたしました、ご回答ありがとうございます。倒壊した大木の傍へと移動いたしましたが、もし他の場所が良ければ変えさせていただきますのでその旨お伝えくだされば幸いです!尚このままで宜しければ、上のロルにはご返答いただかなくても構いません!)


>>90 / 瑠璃

ご、ごめん…!(慌てて手放したライターは地面に叩きつけられ、姿を留めないまでに破損してしまった。爆ぜる火はこのまま放っておけば燃え広がってしまうだろう。咄嗟に出てきた謝罪の言葉は何に対してなのか自分でもよくわかっておらず、ただにわかに立ち上がった傍らの神を庇うよう立ちはだかる。瞬間的に見回した先、目に入ったのは瓦礫の山。目についたそれをほぼ無意識に持ち上げては、火の上がっている位置へと投じていき。幾らかの時間が経てば、その火も収まってくれるだろうか。炎の始末が終わったならば、彼女の所持品を壊してしまった自責の念が今更ながらに湧いて。熱風で少し乱れた髪に手をやりながら、気まずげに背後を振り返り)本当に、ごめん。あ……瑠璃、大丈夫…?




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