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晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】/212


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81: 千草 [×]
2022-10-12 20:18:50




>>77 / 瑠璃

肉かぁ……。神戸牛はブランド…?だったらしいね。そう教わったことがある。(伸ばした手が除けられることはなく、話題が少しでも逸れたことにホッと内心で胸をなでおろし。彼女の口調が若干の変化を見せたことを少しだけ気にしつつも、役割を終えた人差し指をその顔から退けて。先程彼女の口を封じた手をそのまま腰の後ろに回し、手元を覗くように屈み込む。視界に映るのは前衛的なデザインの大きなライター。相手の手にする“それ”に視線を向けながら)ちょっと俺にも触らせてよ。そんなライターは見たことがないんだ。


>>78 / 朽葉

(冗談と真実の間合いのような曖昧な天罰。否、この状況下ではどちらかと言えば真実の度合いが大きいかもしれない。彼女の内心の揺れを表しているようで、それは勝手な共感を生んだ。ほんの短い間共犯の笑みが重なっては、そしてまた異なる笑いに上書きされて。戯れとも取れる言葉を合図に、躍動する彼女の幼い肢体は一瞬だけ視界を外れ、濁色の湖の中へと吸い込まれる。思わず踏み出しかけた足がその場でピタリと止まったのは、背景を彩る水飛沫があまりに美しく見えたため。一瞬の間を置いては映る景色に息を吐く。抱きしめた白兎に汚れがついていないかちらりと確認し、彼女の相棒を腕に凭れさせたまま、小さな拍手を落として。それは躊躇いなく湖に身を浸した思い切りへの称賛と、美しいものを見せてくれたお礼の意。まるで瞬間を切り取ったようなこの風景を、恐らく自身は長く覚えていることだろう。浅い水深の中汚泥を被る彼女はそれでも楽しそうで、釣られたようにまた足がそちらへ向かう。袴に隠れていた地味な雪駄に水が染み込み、静かに波紋を作った。眠る白兎を今度は片腕に移して確りと抱え、水が掛からないように避難させて。羽織の裾が浸るのも構わず屈み込み、もう片手を湖面に突っ込んでは汚れた手を眺め。もう一度立ち上がった際に視線が動いた先は彼女の纏う朽葉色。五指に纏わり付く破色と見比べては、口元から出掛かった問いかけを咳払い一つで誤魔化して。代わりに何とも唐突な質問を)ねえ、朽葉は──何色が好き?


>>79 / 梔子

夕焼けか、君らしいね。
(軽率な発言だったかもしれない。彼女が瞼を下ろすのを視界に入れては、笑みの裏にそんな後悔を隠して。“そんなことはない”と否定しかけた言葉はその一文字目を象ることに終止して、結局相手の要求のみに言葉を返す。彼女の歌を楽しんでいる内に時刻はそろそろ昼を過ぎようとしており、傾きかけた太陽が空を暖かく染めるまで、それほどの猶予もない。顎の下に手を当てて暫く考えていたものの、ふと思いついたように顔を上げて。徐ろにその場へと胡座をかくと、自身の膝を軽く叩いては)……俺前にさ、保護者の膝で、こうやって夕日を見たことがあるんだ。おいでよ。





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