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【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/途中参加歓迎】/106


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56: 参加希望さん [×]
2022-04-01 19:29:35


お星様/ 海王星

名前/Neptune

外見/
 30代前半。腰の長さまで伸びた長髪は、終始荒波のように靡く(なびく)。真っ蒼な髪はまるで氷のように冷ややかな印象を受けつつも、炎のように爛々としている。こめかみの辺りには珊瑚を模した髪飾り、首には透明に輝く首飾り(環)を付けている。微少のダイヤモンドが散りばめられたキトンを着、紺色のマントを纏っており、重々しい金属製の靴を履く。他者を凍えさせることが無いよう、常に丈夫な手袋をはめている。
 体型について記述すると、やや黒みがかった褐色の肌で、身長は約180cmと大柄である。海洋、大陸を支配するポセイドンの性質を受け、その強さとシンボルである牡牛に由来したためか、男性的な肉体を以て現界した。広大な海、大地を駆け巡り鍛え抜かれた体は氷のように硬く、低体温。(表面温度はおよそマイナス220℃である)  
 眼は大暗斑を思わせるスマルトブルーである。生命を育む海の寛大さ、優しさを持ちつつも、凍てつくような印象を受ける。
 それを見つめた者は、彼の力強さと底に秘めたる激情を感じ取るであろう。左眼には巨人キュクロプスから賜った矛を連想させる三叉型のハイライトが在る。

備考/  
 海王星は太陽系で一番外側を周る巨大氷惑星である。太陽光は地球の900分の1程度しか届かず遥か遠くに位置し、天王星を除いた他惑星とは違って交流(フライバイ)が少なく、疎遠な存在であるとも言ってもよい。そのため、他惑星たちは一体どのような存在か、興味を抱いている。自分と兄弟の関係にある天王星のことを大切に想っており、頭を撫でるのが好き。  
 特定の惑星に苦手意識は感じておらず、自分とは異なる他者の考え方、モノの見方をより理解したいと思っている。最近地球には三叉の矛に似た食器が在ると知り、フォークを気に入ったようだ。  
 「ネプチューン」はギリシア神話においてポセイドンと同一視されることが多いが、Neptuneも例外ではない。  
 元惑星の大気運動は活発で、構造に絶えず変化が見られる。高密度のガス惑星としての性質を受け継いでいるせいか、人間体のNeptuneは大柄で気分屋な男の姿である。声は大地を揺らすように大きく(本人は可能な限り声量を抑えているが)、豪快に笑い、些事に拘泥しない。一方で、感情の起伏が激しい一面が見られ、心配事は「まあ、よいではないか」と流す性質を持つ。そのため、繊細さが感じられない、言動が荒々しく無遠慮な奴だと思われてしまうことがある。だが寛容な心を持ち、けして他惑星の者を否定しない。光陰を惜しまず、旅のひと時、暗闇にのみ込まれるその最期までを楽しむ。


ロルテスト/  おや?この体はなんだ、非効率でどこか奇妙ではあるが、誠におもしろいものだ。  
 お前の名は?カロン……。そうか、ここに呼ばれたからには、遂に、終焉(おわり)が訪れるのだな。はっはっは!悠久の時を過ぐる我にとって死は些細な事よ。......なんと、みなにも逢えるとは!これほど心躍るものはない!我はネプチューン。短い間ではあるが、これから世話になるぞ。

(今思えば自分は永い眠りについていた。人で言う「友」と呼ぶべき存在も無く、何千年、何万年もの長い間、眼に映る漆黒の宇宙が少し退屈気に見えていた。何者かに「さあ、起きて」と声をかけられた様な気がして意識を覚醒させると、自身が球体から人型に変わっていることを認知する。だが一瞬の戸惑いは忽ち高揚へと変わった。これから矮星の輝きのように、儚くも貴き冒険譚が繰り広げられる......そのような予感がしたからだ。目前には無重力状態に浮かぶ「船」と自身を導いてくれた「人」が居り。誰にも教わったことが無い筈なのにNeptuneは自然と笑みを零していた。片手を差し出してくれた相手を前に、胸に手を当て一礼したのち、まるで壊れ物を扱うように、手袋をはめた手でそっと繋ぐ。これからの旅路が幸多からんことを願って常闇を歩き出しながら)


(/>54 ありがとうございます。長らく待たせしまい、申し訳ございません。修正が完了致しましたので、よろしくお願いいたします。)

57: 語り手 [×]
2022-04-01 19:47:40


>56、参加希望さん様

ご提出有難う御座います!もう少ししましたらお星様図鑑を更新しますね、宜しくお願い致します!

58: 語り手 [×]
2022-04-01 20:00:23


【星旅物語 1日目】

星の羅針盤が導く常世の川
無数の光の糸が水底で揺れている

…時を運ぶ縦糸
…命を灯す横糸

其れを統べるは川の先の紡ぎ手
其の理を運命と呼ぶ
そして『Moirai』は静かに口ずさんだ。

***

太陽系からの脱出。

 順調に出航した船は太陽の重力から逃れるべく秒速42.1kmもの途轍も無い速さで進み、太陽から順に惑星を通過した。体感では然程船の速さを感じることは無く、別れを惜しむ分には十分な時間を有してゆっくりとそれぞれの星を過ぎていく。そして丁度海王星を後にした頃、間も無く”カイパーベルト”の領域へと入った。

此処は一兆個を超える天体が太陽を取り囲む円盤のように存在した不思議な空間。その殆どが岩石や氷で出来ており、準惑星である冥王星はこの領域の住人である。彗星の供給源でもあり、何らかのきっかけで太陽系内へと流れてゆく姿も見えたかもしれない。マケマケやハウメアの事も忘れてはいけない、愉快な住人の見送りに手を振って振り返れば、太陽は最早遥か彼方。

その形は地球上から見上げた月よりもやや大きい太陽が名残惜しそうに煌めき、外へと向かう景色は暗がりへと変化してゆく。
そんな旅の始まりを祝していつの間にか、船内の緑豊かな街の中央には沢山のご馳走が並べられていて、乗り込んだお星様達は席へと招かれた。

※マケマケ、ハウメアはカイパーベルトに存在する準惑星

(/お待たせ致しました、出航と共に物語を始めたいと思います。素敵なお星様の皆様、改めて宜しくお願い致します。最初は初回ですので顔合わせ目的に集いの場を設けましたので此方から始めて下さい。絡み文の投稿ですが、形式や一度にお話をする人数はご自由に決めて下さい。展開によっては一度に二名纏めて返信、というのも可能です。(例:>太陽、水星)

また今回お話ができなくてもイベントなどの展開によって、他の方とも絡める機会を作りますのでご安心して下さい。最初だけ主は皆様の絡み文にお声がけする形にしようかと思います。もし今回は不要、次回に期待、でありましたら、絡み文の最後にばつ印をお願いします。

また規約にも記載しましたがご自身のペースでゆっくり進行で大丈夫ですし、レスの消費や流れてしまう事を懸念しなくても大丈夫です。長々と説明していて返ってやり辛くしていないか心配なのですが、空いた時間の遊びとして楽しんで頂きたい所存です!

また当トピックのイメージ画を描いてみましたので、もしご興味がありましたらご覧下さい!
https://dotup.org/uploda/dotup.org2764569.png_yQU0TsVPjpWm5UYCpwvf/dotup.org2764569.png


59: 語り手 [×]
2022-04-01 20:11:51


(/追記、絡み文へのご返信は可能であればアンカーを付けてください。)

60: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-02 00:21:54


>ALL

本当に旅が始まったのだな…(緑豊かなな街を見渡しながら呟いた。太陽系の終わりを伝えられ船に乗って自分の星を旅立ってからもう何時間もたっているのだろう。頭上のステンドグラスから見える宇宙は見慣れているが改めて見れば想像以上に広く感じて。遥か遠くにあるであろう太陽の事を考えつつ目を伏せた。この旅の行き先は分からないが今更後戻りは出来ない。近づいているであろう終わりの時まで出来るだけ自分の痕跡を残し旅を楽しもうと考えつつ街の中央にある集いの場へと足を運んで)

(/プロフィール受理、ありがとうございます!本格的に物語が始まり皆さんとたくさん交流出来ればいいと思っています。絡みにくい文などあるかもしれませんが改めてよろしくお願いします)



61: 地球【Earth/アース】 [×]
2022-04-02 10:44:24

>ALL

まぁ…なんて素晴らしい景色なのかしら。船の中に、こんな緑豊かな街があるなんて…!

(見渡す限り溢れている自然、Earthはその景色に目を輝かせない筈がなかった。咲き誇る緑溢れる街並みが、あの船の中にこれほど大きな場所にあるとは思ってもいなかった。気分上々のEarthは、早速この「人間」の身体も一緒に試そうと思ったのか、ゆっくり歩いてみたり、時には走ってみたり。でも、流れていく緑の景色は決して見放さず、歩みを進めていた。走る時に感じる風が心地よくそのまま走り続けていたかったが、病弱であったEarthはすぐに疲れてしまう。少々走りすぎたか、と調子に乗ってしまった自分をちょっぴり反省したのち、道中にあった木陰で休むことにした。そのまま座り込んで、美しい自然の数々をじっと眺めていて)

>木星-Jupiter-

あら、こんにちは、Jupiterさん。貴方もいらっしゃったのね。

(道中にて見慣れない人影を見たが、すぐに理解をして話しかける。火星のご近所さんである貴方の存在をEarthは当然把握していた。その為か少し親しげのあるような自然な微笑みと、優しい声で貴方に話しかける。友の存在と出会えたことが嬉しいのか気分が良いようで、貴方の姿をまじまじと見つめる。あんなに大きなjupiterがこんな身近な姿になっているとは、と彼女からしたら少々驚いているのか、感心しているのか。
恐らくその両方だろう、しばらく貴方の姿を見つめた後嬉しそうにこう言った。)

素敵な格好をしておりますのね。

(と、素直な感想を一言発言して)

(/本編開始把握です!皆様と交流ができることを嬉しく思います!!もし絡みにくい文等あったら遠慮なく申していただければと思います。よい交流ライフを皆様とお楽しみ出来るよう精一杯務めますので、改めてお星様の皆様、よろしくお願い致します!)

62: カロン-charon- [×]
2022-04-02 15:30:20


>60 Jupiter様

よっと…。ジュピター様、先程ぶりですね、ご自身の星とお別れは済みましたか?
(天の川銀河円盤の中に生まれた我々は、雲ひとつない青空を仰ぐ運命が待ち侘びていたとは思いもしなかったはず。その膨大な情報量を前にして彼等の心緒は如何程のものか。測る術は無く、汲み取るには複雑過ぎる胸の内を、唐突に問いかけるには余りにも安直な問い掛けで、その口調には何処か終わりを感じさせぬ楽観的なものであり。手には鉄製のアンティーク調のクローシュで保温された料理を持ち、それらを人数分テーブルへと並べ終える。これ程までの量を一人で用意するには非現実的であり、きっと他の何者かの存在がいたかもしれないが、そこに姿は無い。そして己も多くを語らずに、鳥のように街に影を落としてはその真っ直ぐで変わりまなこでJupiterを捉え。丸型の船は小規模ながら動物も生息し、お星様の折角の乗船など気にも留めずに青々とした芝生を食んでいて。旅の始まりに気分を害して欲しくは無く、長テーブルの一角にあるダイニングチェアを引いて座るように促し。)
さあどうぞ。空腹は感じて来ましたか?私達の身体は丈夫な造りですが生理的現象は多少なりともあるかもしれません。

(/素敵な絡み文の投稿有難う御座います、絡み難いなど滅相も御座いません。改めまして宜しくお願い致します!)


>61 Earth背後様

(/素敵な絡み文の投稿を有難う御座います。ただ>58で記載したように街の中央に用意された食事処に行く描写を追加して頂けますと幸いです…!)

>皆様へ

(/お伝えした事に不足が御座いました、アンカーは番号とお名前、両方ともお願い致します。また物語の始まりは>58の内容からお願い致します!上手くお伝えする事が出来ずに申し訳御座いません。)


63: 火星 -Mars- [×]
2022-04-02 15:37:44




>ALL

(それは初めての気づきだった。カロンが『すでに乗っている』と告げたある人物を探し求めて駆けずり回り小一時間、タンクトップの胸元で顔の汗を拭いながら、度々起こるこの痛みに似た奇妙な感触についてふと考え、そこでようやくぴんと来たのだ。──今や惑星ではなく人間の形となった自分の身体は、何か食物を欲しているらしい、と。
生物としての生理現象、それを束縛のように感じて顔をしかめてしまいながらも、行動を即決する。腹が減っては戦はできぬ、ならば栄養補給のため街の中央に向かうのが最善だ。
案外近かったその場所は、意外にもまだ人影がない。他の星の連中も案外好き勝手道草でもしてんのか、そんなことを思いながら、ひときわ魅惑的な匂いを放つ皿の乗ったテーブルへ。よく火の通ったそれを不可解な表情で眺めながら、唸るようにひとりごち。)

……おいおい、俺は生まれてこの方食事なんてしたことがねんだぞ。どうやって食うんだ、これ……?


(/これから絡んでくださる方へ。改めまして、Mars背後です。Marsについて、やや攻撃的な人物造形とさせていただいておりますが、皆様のキャラクターとの交流を通じて様々な反省や学びを得、あたたかな関係を築いていけたらいいなと願っております!
絡みの形式について、こちらはドッペルの有無を問いません(ALL文既出の方にはドッペル形式前提で絡ませていただいております)。ですが、キャパシティーの問題から、一度に繰り出せる交流数は最大6つまでとさせてくださいませ。万一初期時点で絡めなかった方がいた場合、この初期イベントが終わった後、次のイベントにて優先的に交流させていただきたいと考えております!
そのほか、まだキャラ同士の交流する図が浮かばずロルを打ちにくい、などございましたら、ALL文への絡み保留などしていただいて構いませんので、どうぞご配慮なきよう。改めてよろしくお願いします……!/返信不要)



>60 木星-Jupiter-

って、クソ! 気を付け──

(その人物とぶつかったのは、のどかな街中を駆けずり回り「彼女」を探しているときのことだった。
いつまで経っても見つからない、どこにいるんだ、本当にいるのか、それともやはり『招待』に従って中央に向かったのか、ならば自分もそこへ向かうべきか。そんな落ち着きのない考えのまま街角から飛び出し、どんと勢いよく肩をぶつけたのは自分のほうであるにもかかわらず、険のある声を投げかけた……が、その声は途中で失せてしまう。
自分より随分と高い背丈、そして彫刻じみた精悍な顔立ちに浮かぶ厳格さに気圧された、それだけではなかった。その独特な縞模様の髪や黄土色の鋭い瞳で、彼の正体を瞬時に直感したからだ。異質な威厳を放つその人物を思わずまじまじと見上げ、自分の無礼も省みず確認するように問いかけて。)

……! おまえ、まさかJupiterか?


(/絡み文失礼いたします。火星と隣り合う巨大な惑星、Jupiterとの交流を心待ちにしておりました……!息子Marsが何分粗野であるため、当初は無礼な振る舞いが目立ってしまうとは思いますが、交流を通じ総ての父Jupiterの泰然自若さを学んでいきたいと思っております。跳ねっ返りの生意気な若造、としてお好きに転がしていただければ幸いです!/返信不要)



>61 地球【Earth/アース】 

…………Ear、th……?

(『渡し守』の告げた言葉に屈して乗り込んだ巨大な方舟。その中に広がっていたのは緑豊かな潤った世界、そして整然と作り込まれた街並み。
初めて目にするその景色にやや戸惑いを覚えながらも、「町の中央に宴の用意がございます」という招待は捨て置き、「彼女」の一心に姿を探し回る。もちろん、『人間』の形を得た地球に会ったことなど一度もない。だが一目見ればわかるはずだ。
そんな無謀な確信を胸に白いスニーカーを駆りつづけて十数分後。不意にその背中を視界に捉え、得たばかりの心臓が大きく跳ね上がった。爽やかな若木の下で、その人物は、青から黄緑へと流れる長い髪を風になびかせ、ロングスカートから覗く華奢な踝を横に揃えて座っている。いざ見つければ途端にどうしていいのかわからなくなりながら、それでも後ろから歩み寄り、震える声で名を呼んでみて。)

(/絡み文失礼いたします。親友でありながら劣等感の対象、そして何より海のようにおおらかで優しいEarthとの交流を心待ちにしておりました……!公式設定に基づき、初期の時点でMarsが何やら大きな感情を寄せていますが、現在や将来の関係を強要する意図はございません。やりづらい点などございましたら、お気兼ねなくお申し付けくださいませ!/返信不要)




64: 海王星 -Neptune- [×]
2022-04-02 16:49:56



>ALL


 Χαιρετε ―― お元気で. ――

 
窓越しに見えるオーロラが、夢幻的な光を放ってスマルトの瞳に映る。「人」の姿でこれを見るのは最初で最後か。
なに、時空が有限だと知ったからといって、別段悲観することは無い。ようやく、あなたたちに巡り逢えたのだから。

 『もう会うことはないだろうが』……Neptuneは心の内でそっと、蒼い惑星に別れの挨拶を紡いだ。



生命の息吹を感じる。ははは……!こんなにも我を驚かせ、心動かせることがあるとはな!

(外の宇宙空間から船内へ視線を移すと、そこは生命溢れる緑の街。穏やかな風、小鳥の囀り、葉のそよぎと、これまで遭遇することのなかったものが五感にどっと押し寄せる。
まるで体内で血液が循環しどっと流れるような感覚、感情の高ぶりは初めてで、大きく笑い。
大地を揺らすような力強い歩みでたくさんの料理が置かれたテーブルに近づくと、何やら金属光沢を放つ細長いものがある。椅子に腰かけて三叉になっている器具を手に取ると、不思議そうに眺めては鋭利な部分を指でなぞり)

おお!一体、これはなんだ?神に捧げる縁起物か?

なぜか分からぬが、実に懐かしい形をしているな。


(/これから始まる物語にとてもワクワクしております!絡み文を投下しましたが、絡み辛かったらすみません…。改めてよろしくお願いします!)

65: 地球【Earth/アース】 [×]
2022-04-02 18:34:12

>カロン-Charon-背後様

(/大変失礼致しました、では修正文を投稿させて頂きます!)

>皆様へ

(/現時点で絡んでいる方は続行で結構です!
また、追記として絡み文は出来れば全員に絡みたい所存でおります。ですが、様子を見つつ「このままではこれ以上絡めない」と判断する場合もあります故ご了承をお願いします。その場合次のイベントでは優先的に絡ませていただきます!また、ドッペルに関しては自由な感じで行っています。絡みづらかったらご指摘や絡みを切るなど、遠慮なく申していただけるとありがたいです。)

>ALL

まぁ…なんて素晴らしい景色なのかしら。船の中に、こんな緑豊かな街があるなんて…!

(見渡す限り溢れている自然、Earthはその景色に目を輝かせない筈がなかった。咲き誇る緑溢れる街並みが、あの船の中にこれほど大きな場所にあるとは思ってもいなかった。気分上々のEarthは、早速この「人間」の身体も一緒に試そうと思い、ゆっくり歩いてみたり、時には走ってみたり。でも、流れていく緑の景色は決して見放さず。走る時に感じる風が心地よくそのまま走り続けていたかったが、病弱であったEarthはすぐに疲れてしまう。そのまま座り込んで休憩した数分後に立ち上がり、またゆっくりではあるものの歩みを進め、集いの場へと辿り着いた。見渡すと見えるには長いテーブルの上に乗ったご馳走の数々。くぅ、と小さなお腹の音が鳴ると不思議そうに自分の身体を見て、もしやあの料理が食べたいのだろうかと即座に見抜き、用意されていた椅子の一つに座る。白い丸い物の両隣に置かれている金属物__どこかで見た覚えが。)

…えーっと…ナイフと、フォーク…だったかしら?これを…こうして…

(Earthはまわりのことなぞ梅雨知らず、慣れた手つきでそれを掴んだ。かつて自分の中に存在していた人間達の影響もあってか、どうやら自然と使い方をマスターしているらしく、既にその金属道具を持ち上げている様子で)

>火星-Mars

…あら?

(ふと背後から声をかけられて振り返って見上げると、赤色に煌めくショートの髪型をした者が立っている。一瞬「誰?」と思ったがあっ、と声をあげて嬉しそうにしながら)

Mars?Marsかしら…!?久しぶりね!会いたかった!

(そう名前を復唱しながら近寄って声をかける。久しぶり、とにこにこ笑顔で彼に話し、会いたかったと目を細める。自分自身も、親友である彼に一度でも良いから会ってみたかった。人間の姿をしたらどんな姿になるのだろうか、と頭の隅で想像していたからだ。そうしてすぐ立ち上がり彼の姿に一度目を通した後風にゆらりと吹かれて乱れた髪を整える。長い髪は見るだけでも美しいのだが、こうしてみると少し不便だな、と内心思いながらもある程度整えた後、再び貴方の方に顔を向ける。キラキラとしたオッドアイは、希望と喜びに包まれており貴方と会えたことが相当嬉しいようで。)

>Mars背後様

(/絡み文ありがとうございます。all文が変わってしまいましたがそのまま続けさせて頂きます、その代わりのお願いと言ってはなんですが、会話→移動のロルを付けてそのまま食事場所へ向かっていく感じが良いなと思っております。
もし「やりにくいから自分はこのまま、もしくはこういう感じが良い」というご意見がありましたら申していただけるとありがたいです。)

>皆様へ

(/ここで一度文を投下させていただきます、ALL文の修正を早めに載せた方がいいと判断した為です。
遅れながら既存のALLに少しずつ絡んだりしていきますので「Earthと絡みたい!」と思っていらっしゃるかもしれない既存の方々、申し訳ありませんがもう少しお待ちください。)

66: 月 -moon- [×]
2022-04-02 20:12:13



>All

(かつて地球に生まれた生命が広大な宙への第一歩として、わたしを訪れたように。今度は人の姿を得たわたし達が、箱舟に乗って宙の先を目指している。第三宇宙速度で太陽の重力を振り切って進む舟の窓辺で、親しんだ星も、初めて目にする星も、そのすべてを満ち欠ける瞳で眺めていっては、故郷からの最後の光に、それじゃあまたねと小さく手を振った。――次はすべてが終わるその時に。わたし達の旅の終わりは、きっと同じものなのだから)

(舟が出港してからひとり陣取っていた窓辺を離れ、顔合わせの場である街の中央へと歩みを進める。大きなテーブルに並ぶ料理の数々と、その周辺に集ういくつかの人影がを認識できる距離まで近づけば、吹き抜けた風に乗って漂ってきた匂いに、きゅう、とお腹の辺りが切なく締め付けられるような感覚がして。そんな自身の身体の変化にきょとんと瞳を丸めてつつ、料理の並べられたテーブルへと近づくにつれ、よりその感覚が顕著になっていくのを感じれば、片手をお腹に、もう片方の手を口元に手を当てて、新たな発見に機嫌が良さそうに笑みをこぼして)
――ふふっ、お腹が空くってこういう感覚なのね。ちょっぴり悲しくて、切なくって、不思議な感じ。


( / 皆さま初めまして。この度、月として遊泳の旅に参加させていただくことになった者です。投稿されているプロフィールを眺めながら、素敵な星々の皆さまとお話できる日を心待ちにしておりました…!
ご挨拶を兼ねて先に絡み文を投下させていただきましたが、既にAll宛の文を出されている方につきましては、順次こちらからお声がけさせていただこうと考えております。また、開始時点ではたくさんの方との会話を重視してドッペルありの形式を取りますが、途中から複数人での会話というのも歓迎いたします!
Moonにつきましては、月女神の化身らしく潔癖で気難しい部分もある子ですが、旅を通じて皆さまと交流し、心を通わせるにつれて甘えたな一面も出していけたらと思っております。旅の終わるその日まで、どうぞ仲良くしていただけますと幸いです!)



67: カロン-charon- [×]
2022-04-02 22:03:56


>63 Mars様

Mars様、お早い到着で何よりです。そうでした忘れてました、食事は初めてでしたね。ご心配なさらず、私が教えて差し上げましょう。
(白く煌めく大河、箱舟で咲き誇る息吹を揺らす朗らかな風、そして街全体を囲む芳醇な香り、何一つ不自由の無い正に安寧の場所。不条理な運命を課せられ入れ子人形となった星々への贈り物。それを凝視する者を見付けると、先刻の出来事など最早忘却の彼方、躊躇一つ無く間隔を開けて側へと歩み寄り。熾盛な一面を持つ、赤く燃ゆる頭髪の相手を少しばかり見上げて一瞥した後、上質なテーブルクロスの上に乗せられた食器類を包んだ布とシルクの皿を取り寄せ。恐らくはこの場に居る星々よりも多少なりと人らしい行動の知識は持ちながら、安易に忘れてたと呟く様は彼にどのように映るだろうか。少々骨張った指先で、幾つかの料理を皿へと盛り付けると和かにそれを差し出し。)
そうそう…、お会いでしましたか、あの方に。

(/素敵な絡み文を有難う御座います!印が御座いませんでしたのでお返事させて頂きましたが、仰る通りイベント毎にお話は出来ますので今後六名以上のご返信がある際は主の返信は不要ですのでご都合の良いようにして下さいませ!改めて宜しくお願い致します。)

>64 Neptune様

今日は、Neptune様。お元気そうで安心しました、そしてそれはフォークという地球上に住まう生物が生み出した品物です。貴方によくお似合いだ。
(何やら心地の良い愉快な声が聞こえて来る、心地の良い笑い声が直ぐ其処まで。僅かに片脚の位置を変えて振り返ると、箱舟に納められた大地を闊歩する大柄な者が視界に入り。その健気で逞しい肉体美と海で染めたような青々とした髪色に思い当たる人物はただ一人。ゆっくりと近寄り、人一人分の間隔で到着すると正気の感じられぬ瞳で彼を見上げ。終末を恐れず、恨まず、揺るがず受け入れようとするその様は何処か恒星の太陽にも似た眩さを感じて、ふと口角が緩み。同時にその思いが何らかの拍子で壊れてしまわないかと脳裏を過ぎる事もあり。やぶさかな考えは食器を眺める様子によって消え去さり、乾いた笑い声が出そうになるのを堪えて眉を下げると静かに他の食器類を指差し。)
使い方はこうやって握るんですよ、そして物を取る。面白いでしょう。

(/素敵な絡み文を有難う御座います!簡易的なご挨拶で失礼致します、改めて宜しくお願い致します!)

>65 Earth様

貴方なら良く知っていると思いました。貴方の中で生まれた彼等の知恵と努力の結晶、此処の生き物も街も…とてもとても美しいですね。
(まるで無邪気にはしゃぐ子供のように船内の不思議な街を観光する様子を微笑ましく眺めた後、支度を済ませていると如何やら此方の祝い事に気が付いたのか腹の虫を鳴らして近付いて来た事に気付くと改めて向き直り、小さく会釈をした。彼女の我々星々を慈しむ瞳は何故か心をこそばゆくさせる、その抑揚のある穏やかな声は身を温かくさせるまるで母の様。とは言え、彼女の中で育つ彼等と異なり肉親と言った存在は無縁であり、果たしてこの感覚が”母性を感じる”と表現して良いものが些か不安であり。そのような事言葉にする事はなく、実に手慣れた様子で食器を扱う姿に、ほう、と関心し。星々の中でも奇跡の重なりが連鎖した貴重な地球、その姿を再現した街並みはきっと他の星達も瞳を輝かせる事だろう、己もそうだったように。自然と朗らかな声色で瞳を細めれば、優しく微笑みかけて。)

(/言葉足らずで申し訳無かったです、そしてご修正有難う御座いました!改めて宜しくお願い致します。)

>66 Moon様

不思議ですよね、お腹が空くのは。Moom様、先程ぶりですね。随分と長く窓の外を眺めていたようで…、心の準備は出来ましたか?
(少々遅れて登場したのは、気品ある白金の髪も持ち主、月の女神。地球の夜空を照らす主の姿に無事乗船した事を内心安堵した、皆が街へと行く道中、一人だけ船の外壁に位置する巨大な窓の外を眺めていたのを知っていたから。複雑な心境だろうか、守るべき者が消えゆく未来は。それとも彼女なりに受け入れようとしているのか、変わりゆく事を。側へと歩み寄りながら唐突に声を掛けて驚愕していないかと控えめに顔を覗きながら手に持つグラスに入った葡萄酒を彼女の側へと寄せて。明るい青空の下は終焉を感じさせぬ程長閑で時間は緩やかに進んで行く。丘に立つヘラジカは数頭の群れを成して駆け回り、蛙は川の付近で昼寝をしている。此処が彼女が最も守って来た星の内部、何もかもが消え去る前にその瞳に映す事が出来て良かったと思うのは身勝手だろうか。微笑を浮かべながらチェアを引いて彼女にも座るように促し。)

(/素敵な絡み文の投稿有難う御座います!簡易的な挨拶で失礼致します、改めて宜しくお願いします!)


68: カロン-charon- [×]
2022-04-02 22:07:51


>64 Neptune様

今日は、Neptune様。お元気そうで安心しました、そしてそれはフォークと言います。地球上に住まう生物が生み出した品物です。貴方によくお似合いだ。
(何やら心地の良い愉快な声が聞こえて来る、心地の良い笑い声が直ぐ其処まで。僅かに片脚の位置を変えて振り返ると、箱舟に納められた大地を闊歩する大柄な者が視界に入り。その健気で逞しい肉体美と海で染めたような青々とした髪色に思い当たる人物はただ一人。ゆっくりと近寄り、人一人分の間隔で到着すると正気の感じられぬ瞳で彼を見上げ。終末を恐れず、恨まず、揺るがず受け入れようとするその様は何処か恒星の太陽にも似た眩さを感じて、ふと口角が緩み。同時にその思いが何らかの拍子で壊れてしまわないかと脳裏を過ぎる事もあり。やぶさかな考えは食器を眺める様子によって消え去さり、乾いた笑い声が出そうになるのを堪えて眉を下げると静かに他の食器類を指差し。)
使い方はこうやって握るんですよ、そして物を取る。面白いでしょう。

(/申し訳御座いません、日本語が何やらおかしかったので修正致しました!)

69: 月 -moon- [×]
2022-04-03 12:49:10


>60 Jupiter

(地球を模したという街並みに思わず足を止めそうになりながらも、まずは目的地へ、と星々の顔合わせの場である街の中央まで足を運べば、たくさんの料理が並んだテーブルの手前に、ひと際大きな背が目に入る。見上げなければいけないほどの身長差。二、三歩分くらいの距離をあけて立ち止まっても、半ば仰ぐように見上げて視線を向ければ、不意に湧き上がるのは安心感と親しみ、それから激情。今のわたしを構成する何か――恐らくは神話のひとつが反応した、のだと思う。しかしそれらの感情は姿形を掴む前に霧散してしまったために今は深く考えることはせず、上から下までその姿を確認すれば、大きさと色彩から、思い浮かぶのは先ほど窓辺から眺めた星の一つで)
あなたが、ジュピター? とても大きいのね――それに、先ほど見た木星と同じ色彩をしていらっしゃるわ。
(太陽系で最大の惑星、最高神の化身。人の姿をとってもその迫力は先ほど見た星そのものと何ら変わらず、厳かな佇まいはそれらの称号に相応しい。そんなことを考えながら、静かな夜を連想させる声音でその名を呼べば、飽きることなく窓の外を眺めていたのと同じ視線を暫しジュピターへと向けて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。威厳ある我らが父、素敵な木星様に絡ませていただきました。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>63 Mars

(船に乗った星々の顔合わせがあるからと街の中央部へと足を運べば、そこに居た先客は、何やら用意された料理を前に途方に暮れているような様子。あれは誰だろうかと考えたのもほんの一瞬のことで、燃え盛る炎のような髪と、力強くも苛烈な雰囲気。覚えのあるその気配は、地球の隣人――公転周期によってはわたしにとっても時に隣人となる星のもの。もっとも、地球越しにその姿を見ることはあっても、一度だってそちらを振り返ったことはなかったのだけれど。地球が火星の想いを知って、その接し方を試行錯誤していたのを誰よりも傍で見てきた身からすると、地球の親友とは言えその存在はちょっとばかり面白くない。歩み寄って一つ開けた席の辺りで立ち止まれば、深々とした夜のように静かな声音で語りかけて)
人の身を得たのだから、人の流儀に従うべきだわ。まずは食べる前のお祈りからよ、マーズ。――最初にお皿を捧げ持って跪き、三回頭を垂れてから立ち上がって、その場で十回回って感謝の言葉を唱えるの。
(その”面白くない”という感情のままにでたらめを口にしてみるも、自身の持つ潔癖さ故か、どうにも落ち着かない気持ちになる。疑うにせよ信じるにせよ、彼の反応を待つ間に椅子を引いて席につけば、興味深そうにナイフとフォークを手に取りつつしれっと、見る者が見れば少しだけバツが悪そうに、早々に種明かしをして)
――まぁ、ほとんど今考えた嘘なのですけれど。

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。真っ直ぐ自らの信念を貫こうとする、素敵な火星様に絡ませていただきました。MoonにとってEarth様の親友Mars様はどんな存在だろうかと考えを巡らせた結果、このような接触とさせていただきましたが、ご不快にさせてしまいましたら申し訳ありません。その際は遠慮なくお申し付けいただけますと幸いです。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>64 Neptune

(太陽系を抜けた頃、ようやく有限の光が走る星間から船内へと視線を移せば、そこに広がる光景にひときわ目を輝かせる。緑溢れる大地ではそこかしこから生命の気配がして、清流のせせらぎは何とも耳に心地いい。ずっと見つめ続けてきた青き星そのものではないけれど、わたしが守ってきたものはこんなにも美しかったのかと、胸がいっぱいになるような気持ちを抱きながら顔合わせの場へと足を運んで。やがて辿り着いた街の中央、料理が並んだテーブルの傍には荒ぶる波を湛えた大きな背中があり、その手には不釣り合いなほど小さな金属器。瞬間、三叉の矛を手にした大男の姿が脳裏を過り、数度瞬く間に目の前の彼の姿と重なるような感覚がすれば、どこか納得したような様子で一人頷き)
ネプチューン、かしら。海は海でも、わたしの”静かの海”とは随分違うのね。――それは、ええと……フォークと言って、人類が食事をするときに使う道具、みたい?
(月明かりのように静かな声で確認を兼ねてその名を呼びつつ、彼が手にしている物への認識を述べる。地球の次に人類に親しんだ天体であるから、だろうか。自分でもどうしてそんなことを知っているのかも分からないまま口にしているため、疑問形なのはご愛敬。同じように机の上のフォークを手に取っては軽く握って振り下ろし、刺すような動作をしてみせて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。豪快で気持ちのいい、素敵な海王星様に絡ませていただきました。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>65 Earth

(生い茂る緑と咲き誇る花々、動物たちはのびのびと過ごし、空を仰げばそこには雲一つない青空が広がる。箱舟の中の生命圏は決して本物ではなかったけれど、それでも自分自身があの生命の星に降り立っているかのように感じられるには十分なもの。大切に守り続けてきた星の内部をその瞳に映しては、その景色をひとつひとつ噛み締めるようにしながら、浮足立つ心を抑えつつ顔合わせの場へと向かって。そうして辿り着いた街の中央、既にテーブルについている先客の姿を認めれば、その後ろ姿に覚えるのは懐かしさと確かな安堵。見間違えるはずもない。こうして人の身を得た今でも、自分はかの星を守れる場所に居るのだという安心感から自然と笑みを口の端に乗せれば、歩み寄って彼女の隣の椅子をそっと引きつつ)
流石ね、アース。わたしにも知識だけはあるみたいだけれど、あなたほど上手く扱えそうにはないわ。
(隣の席へと腰を下ろしながら深々と降り注ぐ月光のような声で語り掛ければ、自然に食器を操っている姿に感嘆しているような様子を見せる。彼女の中で生まれた文化なのだから既に習得しているのも道理だろうと考えつつ、その所作を参考にしながら、自身もナイフとフォークなる金属器を手に取ってみて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。慈愛に満ちた生命の母、素敵な地球様に絡ませていただきました。地球の地軸と自転を保つことに心血を注いでいたMoonにとっての無二の存在。大切に思うが故に過保護なこともあるかと思います。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>67 charon

(人の身ならではの感覚を興味深く感じていれば、旅の始まりを告げたのと同じ、静かな水底のような声に名前を呼ばれて振り返る。こちらを気遣うように覗き込む瞳をそっと見つめ返しては、冴え冴えと耀う月の光のような声で、先ほど聞いたその名前を口にして。差し出されたグラスを受け取ると何とも芳醇な香りが立ち上り、これまた興味深そうに葡萄酒へと視線を落としていれば、続く問いかけに顔を上げ、不思議そうに小首を傾げて)
ああ、カロン。もしかして――心配、させてしまった? 大丈夫、違うのよ。始まりがあれば終わりがあるのは、当然のことですもの。
(夜空の静謐さを湛えた瞳に強がっている様子はなく、自身の行動を振り返って何かに思い至ったか、むしろ少しばかり申し訳なさそうな色を浮かべる。地球を模した船の内部や、人の姿を得た星々はもちろんとても気になるが、暫くは旅が続くのに対し、星の姿のみんなを見ることができる機会は貴重だった。初めて見る太陽系の姿に心躍っていた。それこそ、熱心に窓の外を眺める姿が、誰かの瞳にどう映るかまで考えが至らないくらいには。引いて貰った椅子に腰を下ろしつつ、自身の迂闊さを恥じるように俯いては、それを誤魔化すように葡萄酒に口をつけ、グラスをテーブルに置いてから気を取り直すようにカロンを見つめて)
みんなの姿がすごくきれいで、目が離せなくなってしまっただけ……なの。――だからね、心配ないのよ。これが川の向こう岸への束の間の旅だとしても、わたし達はこうして出逢えたのだから。

( / 挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。この度は参加を許可していただきありがとうございました。運命を導く渡し守、素敵なカロン様とお話することができて嬉しいです。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


70: 火星 -Mars- [×]
2022-04-03 17:21:43



>65 地球【Earth/アース】


……本当に、お前なのか。ああ、クソッ……

(振り返り、声を弾ませながら近くにやってきたその人物は、間違いなく自分の探し求めていた相手。鮮やかなグラデーションの髪を整え、深緑と空の瞳をあたたかく輝かせる彼女は、たしかに自分の知る地球、おおらかなEarthそのものだった。
思いがけない形での再会、胸にどっと湧き上がる感情。しかしそれを表す綺麗な言葉など、戦乱の神は何一つ知らない。思わず彼女から顔を逸らし、髪を掻きむしって悪態を吐く。それから彼女をもう一度まじまじ眺め、ふといくつかの異変に気付いた。
少しやつれて見えるほど細い腕や薄い背中、明るい顔ににじむ疲れた表情、そして何より首元の黒い鎖。どこか変だ。会ったばかりでそれを指摘する気にはなれず、しかし心配の念も拭えない。よって導き出したのは、よりよい休息をとらせること。一旦感情を抑え込むと、街の中央部を示すように半身になって彼女を誘い。、)

……積もる話もある。腹減ったし、カロンが用意したっつー宴のほうに向かおうぜ。


(/かしこまりました!同じような流れを此方も想像しておりましたので、まったく問題ございません。お気遣いありがとうございます。)



>67 カロン-charon-

(涼やかな声にビク、と肩を揺らして振り返る。基本物怖じしない自分がそれでも一瞬身構えたのは、相手が相手だからだ──冥王星の守り人、この方舟の渡し守、そして何より、こちらの量りきれない底知れぬ格を感じさせるミステリアスな存在、カロン。
すべてが老いたように白い子どもは、表情の読めぬ瞳でこちらを見上げてきた。かと思うと、手際よく食事を盛りつけ、皿を此方に差し出す始末。先ほど殴りかかってきた相手へのそれとは思えぬ態度に、かえってこちらが動揺し、すんなりと受け取ってしまう。
どこかとぼけた言葉や「教えて差し上げる」という台詞は、普段であれば血の気がのぼるに充分なはずなのだが、そういう気にもなれない。訝しむような眼で睨みながら、見よう見まねでフォークを取り一口。初めて味わう揚げものの皮とスパイスの効いた挽肉は自分に精気を取り戻させ、いくらか気分を落ち着けてくれた。
二口目・三口目もバクバクと頬張って飲み下すと、そこでようやく答えを返し。次いで、ふと思いついた問いを鋭い声で投げかけて。)

いや、まだだ。街じゅう探したが、どこにもいなかった。──おまえ、渡し守やってるんなら、全員の居場所くらいわからねえもんなのか。


(/印の件、かしこまりました!現時点ではしっかり余裕がありますので、このまま絡ませていただきます。改めて、よろしくお願いします……!)



>69 月 -moon-

(物静かで凛とした、どこか人を寄せ付けない声とともに現れたのは、白金の髪を煌めかせている小柄で華奢な人物だった。
明確に理解するより早く、本能が彼女を『あいつ』だと認識。ゆえに自然と「げ」とでもいうようなあからさまな表情を浮かべてしまうが、Moonは意に介さない。その艶やかな唇から紡がれた言葉を、空きっ腹で多少思考力の鈍った頭は疑いもせず受け取り、皿を手に取り不慣れな所作でひざまずきかけた──が、彼女の小声にぴたと固まり。)

──あァ!?

(柄の悪い声をあげながら、ぐおんと立ち上がって彼女を思いっきり見下ろす。
地球とは姉妹にも等しいこいつが自分のことを気に入らないのは、どことなく知っている。だがそれはこちらも同じだ。彼女の感情の多くを手に入れ、なおかつこうしてこちらを嵌めてくるこの女のことは、前々から非常に不愉快だ。Earthの気分を削ぐことにさえならなければ、何度沈めてやりたいと思ったことか。
だが、今の件で殴り掛かるより先に、聴かねばならないことがある。ビキビキと血管が浮き立つほどの怒りを脳裏で冷静に抑えながら、闘牛のような息を吐き出し、気にかかっていたことを尋ねて。)

……おい、傷モノ女。おまえ、Earthを見かけてないか。衛星だろ、あいつがそばにいないのはどういうことだ。


(/初めまして、ご挨拶ありがとうございます。PFでは記載しておりませんでしたが、Earthにとって無二の存在であるMoonとの交流も密かに心待ちにしておりました……!
不快だなんてとんでもないです。それぞれの関係性や感情を踏まえての反応にむしろ胸が躍りますし、設定にある潔癖さから意地悪にばつが悪くなった様子にはとてもほっこりしております。心優しい背後様が後ろにいらっしゃることは重々承知しておりますから、このままEarthを巡る犬猿の仲を楽しむもよし、最初こそいがみあったものの次第に親しくなっていくというのもよしというのが当方の考えです。改めて、よろしくお願いいたします……!)




71: 月 -moon- [×]
2022-04-03 21:01:11



>70 Mars

(ナイフとフォークをまじまじと見つめてからそっと元の位置に戻しつつ、口にした作法がでたらめであったと告げれば案の定、怒りを湛えた声と今にも殴りかかってきそうな気配がする。横顔に突き刺さるような視線を感じるも、少しばかりの罪悪感に封をするように表面上はどこ吹く風。澄まし顔でそっぽを向いたままでいれば、荒い呼吸音の後、怒りを理性で抑えて問いかける言葉にようやく顔を彼の方へと向け――これ見よがしにため息をひとつ)
――はぁ、駄犬は”待て”もできないの? どうもこうもないわ。人の身を得てすぐの感動は今だけのもの、それに水を差すこともないでしょう。……ああ、それと。Earthの前でその呼び方をして、あの子を心配させたらゆるさないから。
(顔合わせまで少し時間を置いているのは、各人のための時間に他ならないから。そう思ったからこそ懐かしい顔をあえて探すことはしなかったし、顔合わせの場があるのだから、そこで全員が集うことは分かっていた。これまたわざとらしく肩を竦めて見せてから、さも今思い出したかのように僅かに目を眇めて怜悧な声で釘を刺し、言うだけ言って何事もなかったかのように視線をテーブルの上へと移す。自分の内にあるひとつの記録のままに両手を合わせて「いただきます」と口にすれば、不慣れそうではあるが危なげなくナイフとフォークを操り、まるで手本でも見せるようによく焼かれたステーキを一口サイズに切り分ける。そしてふと彼を見上げれば、いろいろなものを棚に上げつつ、心底不思議そうに首を傾げて)
……で、いつまでそうして突っ立っていらっしゃるのかしら。

( / お優しいお言葉、痛み入ります…!また、ご提示いただいたどちらの関係性も、大変魅力的で心躍る思いです。Earth様や他の皆さまを含め、箱舟での交流を通して二人の関係も模索していけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします…!)



72: 金星 -Venus- [×]
2022-04-03 21:52:36

>ALL

美しい緑ね……
(船が動き出し、終わりある旅が始まった事に物憂げな表情でステンドグラスの外の流れる宇宙を見ていたものの、いつまでもくよくよしては自分らしくない、と立ち上がり、堂々と歩き始め、緑の街並みに辿り着き。普段は自分が何よりも美しいと本気で思っているVenusも、船内に広がる広大な緑に思わずそう漏らした。Venus自身、非常に熱い星故に植物を見るのは初めてであり、生まれて初めて見た"植物"が非常に興味深かった。少し屈んで、伸ばした手で恐る恐る触ってみて。触っても無害だと分かると、今度は顔を近づけて細かく見る。我儘、高飛車な性格のVenusだが、好奇心も人一倍である。暫く緑に気を取られていたが、良い匂いがする事に気付いて立ち上がり、辺りを見渡して、匂いがする方……つまり、招かれた席へ向かい。食事という行為を知らないVenusにとってテーブルに並んだ見た事の無いそれらが"食べ物"だとは分からないが、美しいな、と素直に思い、恐る恐る手を伸ばして)

(/はじめまして、Venusとして参加する事になった者です。長文ロルを書くのは初めての為、絡み辛い、分かりくい等あると思いますが、皆様と絡む中で、我儘な娘Venusと共に成長したいと思っております。よろしくお願いいたします。)

73: 匿名さん [×]
2022-04-03 23:53:06



お星様/土星

名前/Saturn

外見/20代後半~30代前半、凛々しい青年とも陰りのある壮年とも捉えられる年齢不詳な雰囲気の持ち主。緩い癖のある黒髪は前髪が下瞼に、後ろ髪が項にかかる程度の長さ。同色のカソックと土星の記号によく似た十字架を身に着けている。男性的な185cmの長身と、どことなく蛇を思わせるシャープな顔立ち。冴えたアイスグレーの瞳は渦を巻く瞳孔のせいか、見つめた者を呑み込みかねない引力を宿す。声音もまた深みへと誘うように低く柔らか。ひんやりとした肌は人間とよく似た色合いながら、長く触れれば熱を増し、灼けつくほどの高温へと変化する。

備考/神話に語られるクロノスは、勇敢な若者にして残忍な老父、子殺しの狂王でありながら人の世に黄金時代を齎した名君。彼の化身であるSaturnもその複雑性を幾重もの雲で覆ったように、悠然と掴み所がない。ごく軽い惑星ゆえか足音や気配というものもなく神出鬼没。
ただひとつ明らかなのは終末への強い渇望。ロマン溢れる旅路を「とんだ茶番」と揶揄し、時に言葉巧みに他者を唆し、時に恐れを知らず自ら時計の針──もとい、船足を速めようとする死にたがりはカロンや木星の手を焼かせるだろう。その根底にあるのは厭世ではなく、星々への深い愛情。彼らを我が子のように愛するからこそ、一緒くたに闇に呑まれる日が待ち遠しい。一刻も早く安寧を与えてやりたい。それは子供達を食らった逸話に違わぬ歪んだエゴによるものか、あるいはクロノスが死後の楽園(エリュシオン)の支配者とも謳われる影響かもしれない。

土星の象徴たる輪を作っていた星屑達も、欲望のままにすっかり"食い尽くして"しまった。叶うならば衛星達も取り込みたかったという未練から、タイタンやエンケラドゥスに似ているらしい地球と火星につい面影を重ねることも。他の星々にも腹の内はひた隠し、きわめて友好的に接する。
好きな物は人間の嗜好品である煙草と食事。どちらも味より「自分の一部になる感覚」を気に入っている。食物の中ではとりわけ果物を好むが、葡萄酒などの酒類は嫌い。


ロルテスト/

──遠路遥々ようこそ、カロン。私の知る君より随分と可愛らしいですが。せっかく此処まで来たんだ、ミマスやテティスにもその体を見せてきては如何です?彼らもきっと喜びますよ、えぇ、何せ同じ衛星の仲間ですから。

(終末を語るに相応しい、死者のように虚ろな声。ゆったりと後ろ手を組み、微笑を浮かべて耳を傾ける己は鷹揚な父親にも、退屈そうな若者にも見える。濁った瞳に映る姿を他人事として眺めつつ、差し出された手を台詞のピリオドと受け取れば悠々と言葉を引き継いで。眼差しで示すのはリングを亡くして茫漠と佇む"己"、その傍らに漂っている衛星達。太陽に呑まれる前にこの身へと収める心算だった愛し子達。にこやかな饒舌は彼らを道連れにするための時間稼ぎか、目の前の衛星にだけ肉体を授けた神への怨嗟か。いずれにせよ、黙したまま何も語らぬカロンに全て無意味と悟っては、興が醒めた吐息をひとつ。諦めにも似た口ぶりでほっそりとした掌を取り、星々を楽園へ導くであろう方舟に向かって歩き出す。与えられた体、運命、それらに終ぞ戸惑いを見せることはなく、まるで万事が予定通りだというように。)

……まぁ、いずれ行き着く先は同じです。再会はあちらで果たせばいい。行きましょう──いえ、還りましょうか。



(/>33>50の匿名です、キープ及び期間の延長ありがとうございました!ギリギリの提出になってしまい申し訳ございません。太陽系より先に消えてしまう輪と我が子を食らう神話のリンク、土星が異教徒の象徴とされていたことに因むキリスト教の衣装など、あれこれ好き勝手に詰め込んでしまいましたが大丈夫でしょうか…?非常にゴテゴテとしたキャラになってしまったため、不備やトピックの趣旨に合わない等の問題が無いかご確認をお願い致します…!)



74: 匿名さん [×]
2022-04-04 20:40:27






(/お話進行中失礼いたします。太陽のkeepをお願いした者です。本日pf提出の〆日となっておりましたが、もう少しお時間をいただくことは可能でしょうか……?主様、他の参加者の皆様、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。)






75: 語り手 [×]
2022-04-04 21:48:24


(/取り急ぎ>73様、>74様のお返事のみ失礼致します。)

>73 匿名さん様

プロフィールの投稿有難う御座います、たくさん調べて考えて下さったのですね、勿論大丈夫ですよ!トピック作成当初
土星含め他の星の衛星の存在も考えたのですがあまり人数が多すぎてもと作成に至らず…人の形を得られなかった我が子たちの事まで設定に織り込んで下さるなんて上回る発想に感服で御座います!死を急ぐ性格もまた個性的ですね、少々歪んだ愛情のようで今後どのような展開になるのか非常に楽しみで御座います。不備は御座いませんので是非参加して下さいませ!またお星様図鑑の更新はもう暫しお待ち下さい。絡み文は>58 をご参照下さい、どうぞ宜しくお願い致します!)

>74 匿名さん様

今晩はKeepの延長ですね、かしこまりました!一旦三日間の追加と致しますがお時間が足りないようでしたらお気軽にお声掛けください、素敵な太陽様を心よりお待ちしております。



76: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-04 22:50:04


>61 Earth

お前は…アースか
(自分の星には無かった自然を眺めながら街の中央に足を踏み入れる直前ふと声をかけられ足を止めた。声の主の方に視線を向ければ見慣れない人物で少し目を瞬かせその全身に視線を移して。自然を感じさせる黄緑色と海のような青色、そしてどこか母性のある雰囲気でなんとなく誰なのか分かった。命の母と呼ばれる星、地球_確か自分の星の2つ隣にあったはずと記憶にある。知り合いと呼べる存在の1つが今自分と同じ人間の姿で目の前にいる事実に他の星も人間の姿で方舟に乗っているのだろうかと考えつつどこか嬉しげに告げられた言葉に「お前も人の姿になっているとは思わなかったがこの姿を褒められるのは悪くない」と返して)

>62 Charon

先程ぶりだな、カロン。星への別れはもう済ませた
(招待に従い街の中央に足を踏み入れ辺りを見渡した。まだ他の星は来ていないらしく誰もいない空間を確認した後揃うまで自分の席に移動しようと考えていた矢先料理を運ぶ渡し守の姿を見つけ挨拶を返して。楽観的な口調で投げかけられた問いかけは普通なら辛く悲しいものだが運命に身を任せる事を決めた己にとっては辛くも悲しくもなく冷静に返した。せっかくの旅だ、楽しむのがルールならそれに従うのみと考えつつテーブルに並べられた食物に視線を向けた。空腹とやらは分からないがなんとなくこの人間の体が食物を求めている事は分かる。これが生理的現象なのかと感じつつ「…少し空腹を感じている」と告げて)

>Mars

_っと、すまん…ってお前は…
(流れる水の音や動物の鳴き声、自然_自分の星には無かったものがある光景が珍しく感じ眺めたり音を聞きながら街の中央に向け歩いていた。ふと何かが勢いよくぶつかる感触に気付き足を止め謝罪を述べようと視線を向けて。何かの正体は自分よりも若い見た目の青年で一瞬だけ投げかけられた荒い言葉と雰囲気から恐らく自分の星の隣に位置していた星だろうかとなんとなく理解した。火星、自分と同じ『なり損ない』であり我が子のような存在である星と会えるとはと考えつつも途切れた声にそんなに威圧を放っているつもりはないのだがと目を伏せ問いかけられた言葉に「ああ、そうだが」と視線を合わせながら返して)

>Moon

(小規模ながらも自然と動物が豊かな方舟の街を眺めながら街の中央に足を踏み入れテーブルに並べられた料理に視線を移す。終わりの時までにどれだけ痕跡を残せるのかと考えつつ自分の席を探していれば背後から声をかけられゆっくりと振り向いた。視線を下に移せば自分よりも小柄な少女の姿が見え確認するように見詰めて。あやしくも神秘的な顔立ちに濃紺と白金のグラデーションの瞳。その容姿は方舟の窓から見た地球の衛生である月と似ている気がして)
いかにも、私がジュピターだ。それに木星は私の半身なのだから同じ色彩なのは当然だろう
(静かな声音で名を呼ばれればそれを肯定するように返した。人間の姿をとろうが宇宙に存在する惑星である事実は変わらない。そう考えつつ冷静に告げ向けられ続ける視線にそんなに人間の姿の自分が珍しいのかと首を傾げて)

(/纏めての挨拶ですみません。とりあえず絡みのあるレスのみ返させていただきました。これからよろしくお願いします!そして背後の力量の関係で複数の絡みが難しい為基本ドッペル形式で絡ませていただく形となります。また参加者の人数が多いので絡み文に絡んでいただいている方のみ絡ませていただきます。今回絡めなかった方はまた別のイベント等で絡みたいと思います。)



77: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-04 22:55:25


>61 Earth

お前は…アースか
(自分の星には無かった自然を眺めながら街の中央に足を踏み入れる直前ふと声をかけられ足を止めた。声の主の方に視線を向ければ見慣れない人物で少し目を瞬かせその全身に視線を移して。自然を感じさせる黄緑色と海のような青色、そしてどこか母性のある雰囲気でなんとなく誰なのか分かった。命の母と呼ばれる星、地球_確か自分の星の2つ隣にあったはずと記憶にある。知り合いと呼べる存在の1つが今自分と同じ人間の姿で目の前にいる事実に他の星も人間の姿で方舟に乗っているのだろうかと考えつつどこか嬉しげに告げられた言葉に「お前も人の姿になっているとは思わなかったがこの姿を褒められるのは悪くない」と返して)

>62 Charon

先程ぶりだな、カロン。星への別れはもう済ませた
(招待に従い街の中央に足を踏み入れ辺りを見渡した。まだ他の星は来ていないらしく誰もいない空間を確認した後揃うまで自分の席に移動しようと考えていた矢先料理を運ぶ渡し守の姿を見つけ挨拶を返して。楽観的な口調で投げかけられた問いかけは普通なら辛く悲しいものだが運命に身を任せる事を決めた己にとっては辛くも悲しくもなく冷静に返した。せっかくの旅だ、楽しむのがルールならそれに従うのみと考えつつテーブルに並べられた食物に視線を向けた。空腹とやらは分からないがなんとなくこの人間の体が食物を求めている事は分かる。これが生理的現象なのかと感じつつ「…少し空腹を感じている」と告げて)

>63 Mars


_っと、すまん…ってお前は…
(流れる水の音や動物の鳴き声、自然_自分の星には無かったものがある光景が珍しく感じ眺めたり音を聞きながら街の中央に向け歩いていた。ふと何かが勢いよくぶつかる感触に気付き足を止め謝罪を述べようと視線を向けて。何かの正体は自分よりも若い見た目の青年で一瞬だけ投げかけられた荒い言葉と雰囲気から恐らく自分の星の隣に位置していた星だろうかとなんとなく理解した。火星、自分と同じ『なり損ない』であり我が子のような存在である星と会えるとはと考えつつも途切れた声にそんなに威圧を放っているつもりはないのだがと目を伏せ問いかけられた言葉に「ああ、そうだが」と視線を合わせながら返して)

>69 Moon


(小規模ながらも自然と動物が豊かな方舟の街を眺めながら街の中央に足を踏み入れテーブルに並べられた料理に視線を移す。終わりの時までにどれだけ痕跡を残せるのかと考えつつ自分の席を探していれば背後から声をかけられゆっくりと振り向いた。視線を下に移せば自分よりも小柄な少女の姿が見え確認するように見詰めて。あやしくも神秘的な顔立ちに濃紺と白金のグラデーションの瞳。その容姿は方舟の窓から見た地球の衛生である月と似ている気がして)
いかにも、私がジュピターだ。それに木星は私の半身なのだから同じ色彩なのは当然だろう
(静かな声音で名を呼ばれればそれを肯定するように返した。人間の姿をとろうが宇宙に存在する惑星である事実は変わらない。そう考えつつ冷静に告げ向けられ続ける視線にそんなに人間の姿の自分が珍しいのかと首を傾げて)

(/レス番号を忘れていたので修正します!すみません…!)


78: 火星 -Mars- [×]
2022-04-05 15:27:45




>71 月 -moon-

(美しくも蔑みを含んだ声での駄犬呼ばわり、そして煽るような問いかけに、こめかみがピクピクと引き攣り、忍耐で繋ぎとめていた理性がブチブチ切れていく音がした──自分のほうが余程酷い綽名で彼女を呼んでいたことなど、ろくに思い浮かんでもいない。
こいつの捏ねる理屈が客観的に納得のいくものかどうか熟慮するのは、最早放棄でいい。やはりこの女は敵だ。Earthの前では蔑称を控えろという話には同意してやるが、それ以外の場ならむしろ大いに呼ばせてもらおう、それなら約束を破ることにもなるまい。)

黙れ。心配せずとも、あいつがいないところで嫌ってほど呼んでやるよ、このクソガキ……

(明暗鮮やかな彼女の瞳に燃えるような視線を大人気なくぶつけ、虎が唸るような一言。それからくるりと踵を返し、歪んだ敵意のにじむ言葉を背中越しに放ちながらやや歩いた先、彼女から3席空けた右隣の椅子を乱暴に蹴り上げてどかりと腰を下ろす。
Moonほど地球に近くなかった自分はいまだに食事の作法がわからぬままだが、それでもあの女の所作をちらちらと盗み見て真似るなど御免だ。かろうじて難のなさそうな骨付き肉の皿と取り寄せると、苛立ちを咬合力に乗せ、肉を骨ごと噛み砕く。それから酒瓶──Bacchusという銘柄の刻まれたそれも手に取ると、難なく栓を引き抜き、瓶に直接口をつけアルコールを流し込んだ。食道を流れ落ちる爛れるような熱さが、荒んだ気分に丁度良い。
そうして地獄のような沈黙が流れるままそれぞれで食事をしていたのだが、待てど暮らせど、他の星々が現れる気配は一向になかった。慣れぬ食事を避けるのを誤魔化すべく杯を進めれば、酔いが回るのも当然のこと。早くも3本目のボトルを開けながら、不意にMoonに放ったそれは、依然続く敵意と淡い酩酊、それから真剣な本音の織り交ざった宣戦布告で。)

──言っておくが。
こんなことになった今、あいつをそばで守る気でいるのはおまえだけじゃねえ。ついでに言えば、他の太陽系どもと呑気に心中するつもりもねえ。
方法が見つかり次第、ここからあいつを連れだすからな、俺は。



>77 木星 -Jupiter-

(予想よりも穏やかな反応──いっそ慎ましくすらあるそれに、若干面食らった顔をする。父神を宿すこの人物は、話せばもっと厳めしいものと思っていた。だが実際に会ってみればどうだ、存外気安い相手なのかもしれない。
走り回ったことで流れ落ちる汗を手の甲で拭いながら、頭を鎮めて瞬時に思案。見たところ、Jupiterは例の場所に向かいつつ散歩を楽しんでいる様子だ。己すら多少は弁える目上の相手、ここから一緒にほうぼうを走り回らせるのは流石に躊躇われるが、会食までの間に少しの協力をあおぐ程度なら無理を言うことにもなるまい。
まだ乱れていた息を短い呼吸で落ち着けると、改めて彼の黄土色の瞳を見上げ。先ほどの態度をできるだけ打ち消せるようにと、努めて閑かな声で尋ね。)

……Earthを、探してる。カロンの言ってた宴とやらまで待てねえんだ。ここまでのどこかで見かけてないか?



>主様

(/いつもお世話になっております!主様の創造してくださった素敵な世界観を、参加者様と共に心から楽しませていただいております。
他の参加者様との交流、および世界観について、それぞれ質問がごさいます。

まず、現状ドッペル形式のみでやりとりをしておりますが、この場合、他の星々を各PFから逸脱しない範囲でNPC的に扱うことは可能なのでしょうか。この先待ち受ける会食シーンではいずれ全員が集まることになっていますが、進行中のストーリーでは、交流中にあるふたりのみでのやりとりがしばらく続くことが見込まれますので……。
或いは、皆が集いだすところまでで一旦お相手の方との交流をきれいに完結させるほうがよいでしょうか?

またもうひとつ、方舟内の環境について質問です。
・宴の場について、当方のほうではなんとなく、ガーデンパーティーのような屋外のテーブル席を想像しておりますが、主様の中で明確なイメージ等ございますでしょうか。逸脱しないほうが良い場合、ざっくりと教えていただければ幸いです!
・街がある、とのことなのですが、ここには完全NPCである街の住人(参加キャラクター以外の方舟乗船者)などが存在するのでしょうか。
・街には食べ物屋や小物屋、服屋、本屋などあるのでしょうか。その場合、何かしらの通貨を使い購入するのか、あるいは雰囲気的に店の形をとっているだけで、商品棚のものは自由に入手して良いのでしょうか。
・街には家々も存在するものと思われますが、そのいずれかをそれぞれの星々の住まいとすることも可能なのでしょうか。あるいは、星々専用のシェアハウスのような空間の登場を予定されていらっしゃいますでしょうか?

たくさん質問をしてしまい申し訳ないです……!お手隙の際に、可能な範囲でお教えいただけましたら幸いです。)





79: 冥王星-Pluto- [×]
2022-04-05 18:30:16


>72 Venus

( カロンはヒトの姿を、ケルベロスは犬の姿をとった。それならばもしやと淡い期待を胸に、船内にて衛星ステュクス達の面影を探し。然し"彼ら"を探せども探せども終ぞ見つけ出すことは叶わなかった。感情の欠片さえ遠い昔に置き去りにした表情は不動のままであるけれど、多種多様の生命体に興味を引かれたらしいケルベロスの後を追う足取りは自然と駆け足に変化。此処は明るい、が、瞼を透かして物体のシルエットを視ている。"影絵"の幻燈は各々が此方を全く恐れていないかのように動き回り、そして"影絵"の正体は大型の蝶であるのを知らないのにも関わらずその後をついて行ったところ、匙からとろけ落ちそうな蜂蜜にも似た声音が耳に届き。──かのじょは誰なのか?そう思う暇も与えない素早さで動体に反応したケルベロスを、引き留めようと咄嗟に両腕で抱え込み )
いけない、驚かせてしまう。

>All

( 宇宙のたまごとも呼ぶべきハウメアの、転がせば転がしただけ何処までも転がってしまいそうな姿を眺める。闇の中に身体を横たえる女神は、その表面を見る限りカロンに似ているようにも思えて、心持ちが少し和らいだ。星々が形作る円盤は、準惑星としての己の住処でもあったけれど。それが今、何故か他人事のようにも感ぜられるのは如何なる心境によるものなのか、自分でも判らなくて小さな息がこぼれ。マントの前を片手で寄せ、足音静かに明所に近付くにつれ瞳を閉じていき。カロンが話していた集いの場へ向かわなくては。濃厚な緑の香を抜けて中央部へと歩みを進める間に思考を占めたのは、面々にかけるべき最初の言葉を決め難いが故の苦悩。久し振り、と言うには知らなさ過ぎる。初めまして、と言うのも何かが違う。生命維持活動のなかでも特に喜ばれる豪奢な品々に気が付くよりも先に思案のループへ突入 )
………。ふむ?ふぅむ。

(/大変遅くなりまして申し訳ございません…!また、個別でのご挨拶が出来ず申し訳ございません。Venus様、極寒の星ではありますがよろしければご一緒させてくださいませ。皆様、心苦しいのですが…ご覧の通り超が付く亀レスであるため、現時点ではVenus様とカロン様を含め計4名までのお付き合いとさせていただきます。何処かのタイミングで皆様ともお話できるように運んでまいりますので、その際はどうぞよろしくお願い申し上げます!)

>58主様

(/初回の顔出しが遅くなりまして申し訳ございませんでした…。イラストを拝見いたしましたが、こちらは主様が描かれたものなのですね!青のグラデーションや紫色の加減もさることながら、星雲のやわらかなテクスチャから遠い星の輝きまで、とても美しくて驚きました…この世界へ本当に行ってみたいと心から夢見てしまいます。もしまたお描きになる機会がありましたら、是非ご披露いただきたいなと思います!)



80: 土星 -Saturn- [×]
2022-04-05 20:48:08



>主様(>58

(/参加許可ありがとうございます!カロン様やmoon様、Pluto様のケルベロスくんなど魅力的な衛星に惹かれてつい捏造してしまったため、お褒めの言葉までいただけてほっとしております。イメージイラストも美しさと寒々しさが入り混じる、まさに冥界への旅路に相応しい色合いでとても素敵です…!長々と語ってしまい申し訳ございませんが、この絵に僅かでも彩りを添えられるよう精一杯努めますので、改めてよろしくお願い致します!)



>all

(用意された宴の席には川のせせらぎと小鳥の声ばかりがさざめき、幾星霜を共に過ごした彼らの姿は未だ見えず。おそらくはこの理想郷めいた箱庭に遊んでいるか、窓の外に過ぎゆく故郷を惜しんでいるのだろう。じきに本物の楽園へ至り、哀惜も消え失せるというのに。哀れとも微笑ましいともつかない笑みを浮かべた唇に、幾つめかの葡萄を摘んでは押し込み、嚥下する。その仕草は誰に教わるでもなくはじめから身についていたもので。それが数多の星屑を呑み込んだ記憶に由来するものか、さして深くは捉えず胃の腑が満ちる感覚を味わい。甘い香りに誘われたらしく、今まで鳴き声ばかりを響かせていた小鳥がひょいと卓上へ姿を現せば、かの星の産物を尊ぶように戯れに指先を伸ばして)

おや、お前もアースの産物ですか。随分と小さな生き物がいたものですねぇ……このまま飲み込んでしまえそうだ。

(/改めまして、このたび方舟に乗せていただく事となりました土星の背後です!若干危ない思想を持つ星ではありますが、皆様との和やかな旅を経て何か変化が生じればと考えておりますので、適当にあしらいつつ仲良くしてくだされば幸いです。
交流につきましては、背後の力量上ドッペル有りの形式のみとさせていただきます。早めに会話を切り上げる、他の方との交流を優先するなど、どうか負担にならない形でお付き合いください。長文になってしまいましたが、最後の日までどうかよろしくお願い致します!)



>火星(>63

掴んで、口に入れて、飲み込めばそれでお終いです。慣れてしまえば案外単純なものですよ、エンケラドゥス……いや、君はマーズかな。

(いくら待てども最後の晩餐は始まらず、呼び寄せようにも星々は思い思いの最期を過ごしているのか、このちっぽけな足を伸ばせる範囲では見つけ出せず。道すがら手で弄んでいた林檎はとうに焼き林檎になってしまった。甘く溶けた実を齧りつつ、致し方なく街の中央へ戻ってみるとそこには鮮やかに目を引く青年の姿。その凄みにも似た美貌の持ち主を見定めるべく、音も無く歩み寄ったつもりがふと聞こえた呟きに思わずくく、と喉を鳴らし。眩い旋毛を見下ろしたまま"君は昔から不器用だった"とでも言いたげな感慨を湛えた微笑で、片手に持つ果実を掲げ、手本のように口をつけてみせる。しかし名を呼べば淡い夢など覚めるもの。何故目の前の熱く乾いた星を、かの純白の衛星と見誤ったのか。一瞬の沈黙を以って疑問を呑み込み、詫びるかわりに今度こそ彼の名であろうものを口遊みながら、何食わぬ顔で隣の椅子に腰掛けて)

(/初めまして、緻密かつ壮絶な宿命を背負うMars様にお会いできて光栄でございます…!その生命への渇望に惹かれ、同じく生命の可能性を持ちつつ大気を逃がしてしまう衛星エンケラドゥスとの関連を勝手に持たせてしまいましたが、問題があれば撤回致しますのでご指摘をお願い致します!)



>海王星(>64

失礼。……なるほど、確かに妙に手に馴染む。神への供物か我々への餞か──あるいは、これを以って殺し合えという神託かもしれませんね。

(背後から見下ろす男の肩は広く逞しく、見も知らぬはずの大地とやらを思わせる。それでいて幼子のような愛らしさをも感じ取れるのは、フォークを弄るその言動があまりに無邪気であるからか。賑やかな感嘆に寄り添うべく、肩越しにひょいと手を伸ばしては対になるナイフを持ち上げ、冷ややかな重みの心地良さに唇の弧を深めてみせる。何もかもが懐かしい。冴え冴えとした銀色も、目の前の星の化身も。緩いカーブに指を滑らせつつ、挨拶には到底相応しくない物騒な言葉を吐けたのも、驕りにも似た親しみのせいだろう。それが冗談か本心か、答えを彼に委ねるようにひらひらと刃を翻し)

(/物騒極まりない初対面で申し訳ございません…!ギリシャ神話ではポセイドンはクロノスの子供ということで、勝手ながら身内のように馴れ馴れしく絡ませていただきました。豪快に笑い飛ばしていただいても、あっさりと一蹴していただいても構いませんので、どうぞよろしくお願い致します!)



>地球(>65

──どうぞ、貴方が育んだ植物から作られたそうです。些か目は回りますが味は悪くない。いくら水を湛えた惑星とはいえ、あれほど走り回れば喉も乾くでしょう?

(窓辺に黄昏れ、緑に遊び、街を往くそれぞれの星達と挨拶を交わしている間にも、彼女の姿は目に鮮やかに映っていた。時折座り込むその身体には禍々しい"輪"が纏わり、傍目には色濃い死の影とも見えたが、未だ生への活力というものは健在らしい。いつの間にやらその傍らに佇めば、今まさに食さんとしている料理の側へ葡萄酒で満ちたグラスを置いて。先刻カロンに教わったそれは己の口には合わないものの、例の浮遊感が肉体の疲れを癒す妙薬足りうるかもしれない。まるで給仕のように尽くしながらも、奔放にはしゃいでいた姿をくつくつと揶揄うのも忘れない、不可解な言動は腹の内に満ち満ちた想いの現れだろうか。豊かな生命の気配に魅せられたというには複雑な、曖昧模糊とした何かに惹かれるまま隣へと腰を下ろせば、その正体を探るように瑞々しい髪の色合いを眺めて)

(/初めまして、まさに神々の母らしい地球様とお話できるのを心待ちにしておりました!母であり妻という神話の複雑な関係に加え、原初地球に似ているらしいタイタンとの関連性まで勝手に持たせてしまいましたが、問題がございましたら修正致しますので遠慮なくご指摘ください!)



>月(>66

えぇ全く、不足という感覚は悲しみによく似ています。空腹然り、喪失然り。まるで穴でも開いたようだ。

(冥府への門出に相応しく、祝宴は青空のもと和やかに進んでいく。かつて己が湛えたものよりずっと鮮やかなガラスの空に、ふわりと夜の帳を落とすような声が響くと、華奢な音色を損なわないよう柔らかな口ぶりで会話を繋ぎ。横目に映す少女は嬉々とした笑みを浮かべているが、その瞳が誰よりも長く星を眺めていたことも知っている。ゆえに彼女の胸に感傷が残っているならばそっと寄り添う慰みに、そうでなければただの共感に聞こえるであろう小狡い言葉を選んで。微笑に忍ばせた翳りもまた紛うことなき本心にして、彼女の気を引くための嘘。地球と黄泉路をも共にする美しく忠実な衛星は、他の星々にどのような顔を見せるのか。興味のまま自身の感情すら出しにしながら、ごく自然に白磁の皿を取り、既に慣れた手つきで料理を取り分けようとして)

だからこそ、満ち足りる喜びも格別ではありますが。この"仔羊"というものは案外腹を満たすのに向いていますよ。

(/僭越ながら絡ませていただきました!美しく高潔な女神様の対局にいるような男神ですが、神話においては祖父と孫であり、Saturnが未練を残す"衛星"という存在であるmoon様とどのような関係を築いていけるのかとわくわくしております。何卒よろしくお願い致します…!)



>金星(>72

いけませんね、せっかくの美しい指が汚れてしまう。……君が太陽のように温かいのか、あるいはダイヤモンドのように冷たいのか、数億年ほど前から気になってはいたのですが──なるほど、存外熱い。

(いつからそこに立っていたのか、何処から彼女を見守っていたのか。船内のあちらこちらで瞬かせていた好奇心を鑑みれば想定内ではあったものの、煌びやかな白金の手が湯気の立つ料理へ伸びてしまえば、背後から自分の手を重ねるようにするりと捕らえ。人の身は触れた物をすり抜けることも蒸発させることもないのだと遠回しに説きながら、己もまた改めてその不可解さを味わい、滑らかな掌を指先でそっと握ってみる。肉の壁に隔てられているような違和感を感じるのは、長らく気体の塊として生きてきた影響だろう。そうして無遠慮に触れていることが無礼に当たるとは露知らず、はるか数光年彼方の高嶺の花へどこか楽しげに相好を崩し)

(/初めまして、pfを拝見した時からずっと可愛らしい明星様に胸躍らせておりました…!美の女神様に馴れ馴れしく触れてしまい本当に申し訳ございません。不愉快であれば思い切り叱ってくださって構いませんので、どうかよろしくお願い致します!)



81: 火星 -Mars- [×]
2022-04-06 02:19:36



>80 土星 -Saturn-

(姿かたちこそ大きく変われど、腐っても戦の神だ。何者であれ、背後への極端な接近は己の本能が許さない、そう自認していたのだが。
酷く柔らかな、ビロードめいた笑い声。その間近さに金色の目を大きく瞠り、距離を取るべく横に身を翻す。そばにぬぅと立っていたのは、背の高い黒ずくめの男だった。赤茶けた果実をしゃくりと齧り、いやに親しげな微笑を浮かべ、それでいてその氷色の瞳は──ほんの一瞬、妙な感情をよぎらせたように見える。
瞬間、判断する。警戒すべきだ、この男は。)

そういう、お前は……お前がサタンか。

(こちらも口の端に好戦的な笑みを浮かべ、直感した名を口にする。見覚えはほとんどなかったが、木星の遠く向こうで輪を輝かせていたあの星によく似た首飾りで判断はついた。
しかし、相手が一瞬呼び違えた名前、それよりも妙に思ったのは、彼の自然な振る舞いだ。相手の情報を少しでも引き出すべく、こちらも椅子を引いて着席、体を相手のほうに向け。目の前にあった細長い銀食器を手に取ると、頬杖をついていないほうの手でくるくると弄びながら、いっそ露骨な探りを飛ばし。)

……俺より地球から遠いってのに、随分馴染んでいるな?



(/初めまして、絡み文ありがとうございます。様々な要素を持つSaturn、ひいては彼を生み出した背後様との交流を心待ちにしておりました……!エンケラドゥスの件はそのときから内心大喜びでしたので、全く問題ございません。同じ物騒キャラ同士でありながら来たる終末へのスタンスが正反対な2人を繋ぐ、この上ない題材だとも考えておりますので、作り込みや重ね方なども含め、背後様のお好きなようにしていただければ。改めて、これからよろしくお願いいたします……!)




82: カロン-charon- [×]
2022-04-06 21:10:26


>69 Moon様

そうでしたか、貴方が悲嘆に暮れていないのでしたら良いのです。私達衛星からは他の星など粒程にしか見えていませんでしたから、こうして対峙するとより一層よく見える。
(己が予想した答えとは別の、あまりに純粋無垢な思想と回答に僅かに抱いた懸念は胸の内へと消えて行き、甘酸っぱい葡萄酒を嗜む姿に安堵より一息吐く。彼女が廻る環境は現在よりも一層太陽や星の瞬きが伺えたかもしれない。そして暗闇を纏い輝く海王星や天王星を目視するのが初めてのように、己も彼女や地球、それらを取り囲む星々を目にするのも新鮮でついその煌びやかな濃紺から白金に絵の具を滲ませたような瞳に見惚れてしまう。地球の大地から見上げた夜空は彼女の瞳のように満点の夜空の中一際輝く白金の月が宵闇を照らしたのか、或いは青空に薄らと浮かぶ姿に学者達は大喜びしたかもしれない。水面に揺れる淡い月のように儚さを持つ彼女と視線が合わさる間、様々な思想が巡り無意識下で暫し見つめ合った後、ふと我に帰れば一度ゆっくりと瞬きをして視線を彼女が口にした葡萄酒へと移し。)
さて、葡萄酒のお味は如何ですか?此方はデュオニュソス神の酒です、彼方にあるのは葡萄の木。幾つも成した実から剪定されるのはより優れたものだけ、繊細な造り手から産み出された一粒一粒愛情が注がれる一品となっています。お口に合うと良いのですが。


>70 Mars様、Earth様

さあ、どうでしょう。何億光年もの途方も無い星屑から見つけ出すよりも、端まで見渡せる此処では脚を止めて耳を澄ませてみれば案外容易く出会えるかもしれませんよ……ほら。
(差し出した品々を頬張り、嘔吐しないのであればそれは彼もまた神の随に星から肉体を得られた一個人として生まれ変わった証拠。白紙同様、何も無い彼らがこうして様々な物に見て触れて感じて得られていく事で趣味嗜好が色付けられてゆく、そんな様子を愉しむように悪意無い眼で眺め。やはり地球とは出会えていないのか、彼の返答に曖昧な返答を添えて視線を船内へと運ぶ。此処は建物よりも緑や川などの自然が多く存在する場所、見晴らしは勿論の事目を凝らせば端の湖で踊る白鳥が見えるかもしれない。外に広がる宇宙の不確かな広さを思えば、彼らは随分と近付いたように思える。ふと視界の隅で方舟を駆け回りはしゃいでいた彼女が近付いてくる様子が見えると、此方を睨む相手の肩を軽く叩いてそちらの方向へと指を差し。______そして漸く巡り会えた二人へ愛情深い視線を向けて暫し黙したまま様子を伺う事とした。)

(/別途でご質問の件に関してお答え致します。参加様人数が増えてきた事によりMars 背後様のご負担や他の方ともお話をして欲しいとの思いから”探し物が見つかった”流れを作りましたので、カロンへの返答は簡易的な回収文、もしくはEarth様宛として切り替えて頂いて大丈夫です!)

>71 Venus様

ご鑑賞は済みましたか?此処には水も空気も生き物もいますから後でゆっくりご覧になると良いですよ、Venus様。折角ですから皆様とご一緒に。
(一足遅く到着したのは金星の女神、息を飲むほどの美貌の持ち主、その金色の稲穂で出来た海のような畝り煌めく髪は方舟の青空から差し込む光によって透明感をより一層生み出す。指先から足の爪先まで全てが美で構築されたような完璧な容姿は夕暮れ時の一番星との呼び名が最も当て嵌まる。人々が見上げていた気持ちが良く分かる、否それ以上に形を得た姿は神々の中で最上級の美しさかもしれない。自然と蝶が寄り付き周囲を囲うように飛んでいる、その光景は正に神の訪れとも言うべきか。そんな彼女がテーブルに並べられた料理をうっとりと眺めている様子は返って親近感が湧く、その指先が料理へと到着する前に控えめに呼び止めれば側より顔を出して微笑みを浮かべ。先ずは腰を掛けるように椅子に座るよう促しながら、既に揃い始めた星々達へ目配りを。側のナプキンに包まれているフォークやナイフなどの一式を寄せて、グラスには葡萄酒を注ぎ入れ。)
此方は口にする物です、きっと新鮮な体験となりますよ。

(/素敵な絡み文を有難う御座います!簡易的なご挨拶になりますが何卒宜しくお願い致します!)

>77 Jupiter様

それはとても素晴らしい事です、その空腹を満たす物は沢山御座いますよ。これなんてどうでしょうか?甘過ぎずほんのりと酸味の効いた、地球のフランスという国の住民が生み出した伝統的な料理ですよ。
(大柄な者が空腹を訴えてくると何やら腹を空かせた動物を相手しているかのようで心擽ぐられる程可愛らしく、朗らかな笑みより小さな笑い声が、それはあまりにも静かで他の星々の声に掻き消されてしまう程の。我が肉体より永遠の別れを決意した瞳に憂の色は無いか、彼の心遣いから来るものではないかと懸念から暫し様子を伺い。後に手に取ったのはアンチョビとベーコン、ほうれん草を贅沢に乗せたバケット。バターをたっぷりと使ったそれはまろやかな香りが周囲に漂う、お好みでローストビーフを乗せて貰おうと幾つかに切り分けたそれを最初は手掴みでも食べられる料理をと彼の前へと差し出し。)


>79 Pluto様

……今日はPluto様。何かお悩みですか?私に相談して下されば解決致しますよ、とはいえ此処には正解も間違いも御座いませんから、貴方がどんな判断をして行動しようが咎める者は誰一人居ないでしょうけど。
(その姿が視界に入ったのは偶然かそれとも必然的か、これまで見つめていた存在は自由の身となって近付いてくる。かつて人々の身勝手な理由で太陽系惑星より追い出され、広大な暗闇の中ぽつんと独りになってしまった君へ幾度と言葉を投げ掛けたいと思った事が。ただ其処に佇むまま穏やかに廻り続ける相手を抱き締めてやりたい、頭部を撫でてやりたい、手を繋いで我等の絆を語ってやりたいと幾度と願った事か。宵闇の静寂に浸る泉のような存在へ心の奥で生まれた衝動は言葉よりも先に身体が突き動き、従うように駆け出してた、在るがままに…成すがままに…。何かと理由を付けて死に魅入られた彼女は冥府の支配者にして亡霊達の王、その名はタナトスまたの名をハデス、死者を迎え入れる最期の砦、終わりの象徴。彼女はただ受け入れるだけというのに何故人は嫌うのか、平等に死が訪れるという事を拒み続け、延命する先に何があるのか、己には理解し難い。然し今となっては限られた時間の中少しでも彼女との時間を有意義なものにと願うのは人の姿形となって長い年月を経た故の得られた変化なのかもしれない。側に駆け寄り、珍しくも息を切らして呼吸を整えた後様々な思想が一瞬にして駆け巡るが出た答えは挨拶程度に止まり。随分と長い間彼女を眺めていただけあってか、幾分かその思想が読み取れる。霜を纏うその肌に躊躇無く触れて手を取ると僅かに此方に引き寄せて、己よりも小さい存在に首を傾け流れ落ちる前髪の奥から白濁の瞳をほんの少し輝かせたまま、その鮮やかな空色の瞳を捉え。)

(/素敵な絡み文を有難う御座います!そしてお褒めの言葉有難う御座います、不得意ながら何となく皆様にイメージが伝われば良いかと思いましたので描いてみました…もしかしたら今後も皆様の容姿や方舟などをまた描くかもしれません、その時はまた主が自由にやってるなと思って下さい…!そして人数制限把握致しました、主を含めて下さり有難う御座います、もしご負担になるようでしたら他の方とのお話を優先して頂いて構いませんのでやり易いようにお願い致します、改めまして宜しくお願い致します!)

>80 Saturn様

Saturn様、此方にいらしたのですね、迷わず真っ直ぐ来られたようで安心しました。そうそう、お口に合うものはきっとこの中に御座いますよ、お腹が空いているからといって其方の小鳥を飲み込むのは賢明なご判断では無いかと思います。
(其々が用意された席へと着き、不慣れながら食事を開始されている最中Earthの次に手慣れた様子で葡萄を頬張る人物を見つけると、自ずと背後へと近付いて互いの姿勢上今度は此方が見下ろす形で視線を送り。全体的に漆黒を纏う容姿と海底から静かに響く声色は何処か他とは異なる印象を与える、矢張り置いて来た衛星を気に掛けてか、それともこの旅路への思想によるものか、彼の深い心の苗床に潜む遠い遥か彼方の記憶によるものか。何にせよ、当初より彼がMarsと似通った旅路への賛否を抱いている事には薄々気が付いていた。それを咎めるつもりも無ければ、追求する気も無く、己にとっては彼もまた何億と長い時を経て漸く巡り会えた宇宙の隣人であると好意を向ける対象であり僅かに瞳を細めて。テーブルには彼が口にした葡萄以外にも地球上に存在する各国のオードブルが並び、中には珍料理まで存在する。既にMarsは肉を食し、Moonは葡萄酒を飲んだ、彼は何を次に口にするのだろうと遠回りしに小鳥へから眼前に広がる料理へ目配りし。)

(/素敵な絡み文有難う御座います、そしてイラストにお褒めの言葉まで頂いて恐縮で御座います…!また皆様のイメージがし易いように、気が向いた際には描いてみますね!簡易的な挨拶ではありますがどうぞ宜しくお願い致します!)

83: 語り手 [×]
2022-04-06 21:16:06


>78 Mars 背後様、皆様へ

ご質問有難う御座います、恐れ入りますがNPCという単語に馴染みがなく、他参加者様達をロル内へモブのように記載するという事で宜しいでしょうか?
もしそのようであればどの程度かによります、例を>82のMars様へのお返事に載せてみました、あの様に既に行動している他参加者様を表現として出す事は可能です。もしくは、Earth様とMars様が出会うだろうという確定した想定内の話であればロル内へ記載して頂いて大丈夫です。
気をつけて頂きたいのは仰られた通り、他参加者様の設定から逸脱した言動や展開を記載する事です、大きく逸脱しなければ大丈夫です!もし不安が御座いましたら事前にお声掛け頂ければその都度お答えします!

また敢えて記載しなかったのですが、ドッペルはありです。ただ一対一カテゴリーでは無く、全員初対面から始まる大人数での物語進行になるので、最初はどうしても一対一の会話になるかなと思い、会食から始まりそれぞれが顔合わせする機会として此方を設けております。
理想は全員が集まって宴会を…と言いたいところなのですが、皆様それぞれご都合があるかと思いますので、”全員が揃ってから開く”よりも既に席に着いた時点で始まっていると思って下さい。
ゆくゆくは展開やイベントによって>82のMars様へのお返事のように複数の会話で、より進め易く楽しめるのが理想ですが此方もお返事のペース違いでやり辛さが出てくるのでは、と懸念もあり、切りの良いところで完結や回収→ALL文投稿で展開の切り替え、などが無難かな…と。
なので進行の形式は特に記載せず、皆様のやり易いやり方に委ねようかと思っておりました!
そして回収し易いように月二回から一回程度で物語の進行とイベントを挟む予定です!

此方の物語の進行とイベントも、他参加者様とのやり取りを強制的に終了では無く、やり取り最中に展開に織り込んで頂いたり、或いは回収から他の参加者様とお話しする機会となっています!
また主の事は複数の会話などに積極的に入れてもらって大丈夫ですので、これを見ている他参加者様もご参考にして下さい。



方舟の環境にも凝りすぎた設定は返って柵を生むのでは無いかと懸念していたのですが、こうしてご質問頂けてとても嬉しいです!


◯方舟の広さは東京ドーム一個分程度です、回ろうと思えば半日で容易く隅々まで見る事ができます。

◯気球のように高さのある球体、内部は球体の真ん中部分に平地があり頭上はガラス張りで、アンティーク調の黄金の鉄筋工が剥き出しで夜は宇宙を見渡す事が出来ます。

◯船の右端には東京ドーム四等分程の巨大な円状の窓が設置され、転落予防に柵が設置されています。出窓風なので柵を乗り越えて腰を掛けることも可能。

◯船の左端の壁側には塔から繋がる階段が伸びていて、2階に属す船外に通じるテラスのような場所があります。大体三、四人が屯出来る程度の広さで此方は3箇所設置されています。テラスにも柵が設置されていて、誤って宇宙に落ちると帰ってこれません。もしくはカロンによって引き上げられます。

◯船の内部はギリシャの古代都市をもっと閑散とさせイタリアのドロミーティの自然遺産を組み合わせたような場所です。それぞれの用意された家は無く、屋根や壁のある閉鎖的な建物はぽつんぽつんとしかありません。イメージとしてはイタリアのアルベロベッロのこじんまりとした白い建物です。
他にもパルテノン神殿やクラーコ街のような劣化した石畳の建物や塔などもあります。

◯小さな森林、丘や湖に繋がる川、各国の木々が立ち、街の中央には葡萄酒の木や林檎の木があります。

◯寝床は基本自由、神殿で寝転がるでも、屋根や壁付きの建物や青々とした芝生に横たわるなど自由。

◯虫や動物、魚や微生物はいますが人はいません。あくまでも乗船しているのはお星様のみ。

◯硬貨による売買が出来るお店はありません。食べ物は街の中央の開けた会食スペースにいつの間にか存在してます。意図的で無い限り、放っておいても腐ったりはしないです。お星様がいないとたまに動物達が寄ってくる事も。

◯方舟には様々な物があります、パルテノン神殿には比較的多くの物が置かれていて、地球の人々が綴った本などがあります。小物類はたまに川のそばに落ちている事や建物の中に眠っています。

◯方舟にあるものを自由に使ってもらって大丈夫です。例え壊したとしても気付いたら修復してます。星様達以外の何らかの力が方舟にはあります。

◯球体の地上より下、下半球は船を動かすための原動力が眠っています。厳重に閉ざされた部屋がいくつもあり、カロンの許可なしで入る事は出来ません。部屋の前までは来ることができます。

◯更に下、球体の船の下には気球のようにぶら下がっているバスケットのような部分があり、形は木製で出来た小さなボートがあります。そこがカロンが船を動かす場所です。カロンの握るオールだけが速度を調整する事が出来ます。真空の無重力空間にも関わらず、何故かボートの下は宇宙に散らばった数多の星々が川のように揺らめきます。たまに透明がかった青紫の魚のようなものが進行方向へ跳ねたりしてます。

◯ボートには方舟の下の方に取り付けられた潜水艦のハッチのような部分から降りてくる事が出来ます。解放してるので誰でも降りてくる事は出来ますが宇宙の温度は絶対零度に近く、かつ太陽系を抜けると太陽による揺籠はありませんので、宇宙の膨大な放射線より身体の不調が出てきます。死に至る事はありません。ちなみに、2階のテラスは見えぬ力で放射線から守られてます。

84: 地球【Earth/アース】 [×]
2022-04-06 23:53:46


>Charon-カロン-

なんだかこうしてみるとどこか懐かしい気分になるわ…不思議ね、私はこれを扱うのは初めてなのに。

(カロンの言葉を聞くとより一層安心したような笑顔になり、料理を一通り見てみると、頭の中に自然と「これはこれだ」「あれはーーだ」と何故か知識を持っている自分に驚きながらも、自分はこの金属物扱うのは初めてのはずなのに、感覚を覚えているどころか眺めると何処か懐かしい気分になるのだ。不思議なことに。そしてじーっとフォークとナイフを見つめるとキラキラと輝いており、星々を思い出させるような輝き__暫くすると目についたのは…パスタやステーキ、焼き魚などといった明らかにメインを張る物。
やはり最初はこれらを食べたくなる物だな、と思いながらまずはステーキの肉を食べやすいサイズにカットし、無意識に言葉を述べる。)

…いただきます…

(口の中に運んで__
咀嚼。その行動をした途端ぱあっと表情が明るくなり、美味しいのか何度も何度も、顎が痛くなるまでその料理を噛み締めて、飲み込む。味を認知できる器官があるのかはわからないが、だが感じるものがあるのは確か。「美味しい」という感情が湧き出てきて思わず子供のような声で)

美味しい…!とっても美味しい料理ね、Charonさん…!

(と、素直な感想で率直な言葉を述べる。子供のように無邪気な笑み、若干興奮気味な声を出しながら本当に美味しいんだ、と感じさせるような雰囲気で)

>月-Moon-

(ふと懐かしさを覚える声を聴いて声の方に向くと、何処か幼げのある姿ではあるものの、すぐに誰であるかを把握する。凛としたその姿と佇まい、すぐに驚くような声をあげつつも、どこか嬉しそうに)

あら…!Moonじゃない…。うふふ、ありがとう。…そうね、私…いつの間にか扱えるようになっていたわ。

(と、会えたことに嬉しいのかにっこりと微笑んで、褒められたことにも喜ばしいのかありがとう、ととても嬉しそうに頬を赤く染めつつお礼を言う。昔からずっと共に居続けた大切な友の一人にここで会えたのはとても嬉しいことのようで、暫くmoonのことを見つめると「大きくなったわね。」とまるで今まで育ててきた母が言う台詞を笑顔になりながらそう伝え、貴方がフォークとナイフを持つ姿を見てふと思い出したかのように、そして姉のような、親の様な家族の立場になっているかのように発言をする。)

食べる前にいただきますはしたかしら?

(と、無意識に何故か声を上げてしまう。だが、自分の中ではこれが普通のようになっているので何も違和感は感じず、どこか安心しているような目で貴方を見つめ反応を待っているようで)

(/よろしくお願いします!!地球の守り人、moonの絡みお待ちしておりました…!守ってもらう立場からしてもとても頼りになる存在だけれど、何処か無意識に自身の娘のように愛するEarthさんになってしまっていますが問題がありましたらお声がけください…)

>火星-Mars-

あら…、大丈夫?

(自分からしたら大切な親友に会えて嬉しかったのでニコニコ微笑んでいたが、相手がバツが悪そうに突然顔を逸らされて少々困惑しつつも笑顔は崩さず安否を聞く。暫くすると相手が食事に誘ってきた所であっと声をあげる。すっかり忘れていた、本来の目的は雄大な自然でも街並みでも生命でも何でもなく、カロンが用意した食事処へ行くことだったのだ。悠々と休んではいられないな、と思ったのか貴方の言葉を聞いた後すぐに立ち上がり)

そうだったわね…それじゃあ、早速向かいましょう。多分、もうすぐで着くわ。

(少々申し訳なさそうにしつつも、集いの場へ急ごうと貴方の手を繋ごうと手を伸ばす。
その姿はまるで子供のようであったが、本人からしたら目的を忘れていたし、気になるから早く行きたいという好奇心の方が強くあった。迷惑をかけてしまうといった正義感もちょっとだけあったのだが。
とはいえ、早く行ってみたいと言う好奇心の方が強かったのでそのまま落ち着かなさそうにしつつも貴方をみて)

>海王星-Neptune-

ふふ、…ネプテューンさん。それは料理を食べるための道具ですわ。

(近くの椅子に座ってふと近くを見るとフォークやナイフを興味深く見つめたり触ったりしている貴方の姿を見て扱い方がわからないのかと察したのか立ち上がり、そのまま貴方の近くへ行くとそれは料理を食べるための道具であることを微笑みながら別に馬鹿にしている、というわけではなく単純に親しく接そうと思いとても優しげな口調で母のような声で貴方に話しかける。そしてしばらく貴方を見つめたのちに落ち着いた声で話す。)

もし宜しければ…使い方を教えましょうか?

(と、椅子に座らず立ったまま上記を伝え貴方の反応を待っており)

(/絡み失礼致します!氷惑星の海王星…!また、容姿も素晴らしく大柄で気分屋、と面白そうだったのと興味深かったため絡ませていただきました。急ぎの投稿故何か不備や不満があったら遠慮なくどうぞ!)

>木星-Jupiter-

ふふ、それはよかった。ここの自然の景色はどうだったかしら?私はとても素敵な場所だったと思ったわ。

(相手の好反応を見ればそれはよかった、と笑みを浮かべて嬉しそうに。
椅子に着く前に、ここの景色はどうだったか、と話題振りついでに聞いてみることにした。自分の星では当たり前のことでも、他の星に生命も、植物もない。だから何から何まで全てが新しい世界に見えている筈だから、折角だしここの緑に溢れた世界を初めて見た人達からしたらどういう思いをもったのかが気になったのだ。自分はとても素敵な場所だった、と正直になんの嘘もなく大人しい声で述べる。
自分からすれば何から何まで最高だった。風になびく木々、草、そして緑に溢れた景色。もう言うまでもないくらいに自然に染み入って来た。
相手はどう答えるのか楽しみだ、と言った好奇心もちょっとだけ抱えつつ相手の反応を待ち)

>土星-Saturn-

…あら、ありがとうございます…
貴方は…Saturnさん?
まあ、綺麗な色…私の星から取れたものなのね。一口いただきます…

(グラスに飲み物を注いでいる方に顔を向け御礼を言う。少し緩みがかった黒い髪、惹きつけられるようなアイスグレーの目。じっと見つめるうちに、不思議な雰囲気を出す人だな、と考えながらもふとあの名前が思い浮かぶ。土星だ。それほど遠い場所に位置してはいないためなんとなく名前などを認知していた。そのためすぐ表情が明るくなりグラスの方を見ると綺麗に透き通った赤色の飲み物が目に見える。こんな綺麗な色をした飲み物の元の植物が自分の星で作られていたのかと思うと少し誇らしい気分になりつつも、一口飲んでみようとグラスを傾け口の中へ入れる)

…美味しい。

(と、少し感動気味な声で伝えて)

>金星-Venus-

あら…手掴みは、よくありませんわ。

(しばらく自然をゆっくり宥めたのちに中央へ到達して椅子に座ると、右隣で素手かどうかはわからないが、スプーンもフォークも持っていない状態であるなら少しまずいと思ったのか思わず名前を呼びながら右手でそれを制止しようと手を伸ばしながらもそれは良いことではない、と穏やかな声でありながらも冷静に伝える。その美しい白い肌をした手を汚すのはもったいない、と言う心もあったが何より間違ったマナーの食事を誤認してしまうとこれからの食事の会の際に貴方が何か言われてしまうのではないか、という心配の方が少々強かった。とはいえ、どの道マナーが悪いのは確かなので正規の方法を教えなくちゃ、と決意し)

自分が座った席の目の前に、道具があるはずです。まずはそれをご覧になって。

(自分が座った席の目の前にもあった、フォークとナイフの金属物。全員分用意されているのならばないはずがないと思いながら彼女に優しい声で話しかけて)

(/絡み失礼します!!美しいほどに輝いた金星さん、絡んでみたく話しかけていただきました!急ぎの投稿ゆえわかりにくい表現などあったら申し訳ありません…!問題がありましたら遠慮なく!)

85: 水星-Mercury- [×]
2022-04-07 19:45:44



(/ こんにちは。水星の背後です。トピック始動開始おめでとうございます!
 出遅れてしまい申し訳ないです、様子見がてらall宛に初回分を用意しました。絡みに余裕のある方がいらっしゃれば絡んでいただけると嬉しいです。絡みづらい等ありましたら此方から絡みに行く所存ですので、是非よろしくお願いします…! 
 その他不備などありましたら教えていただけると助かります。 )


>all

(星がひとつ、またひとつと拾い上げられる度に遠ざかる。胸に穴が空くようなこの感覚を、"寂しい"とでも呼べば良いのだろうか。太陽系の仲間たちは船に同乗し共に在るというのに、それでも丸い形をした私たちとの別れは、何か大切なものを置いてきてしまったような、地に足の付かぬ心地をもたらした。けれどそれも一区切り。全ての星が一堂に会す祝いの場、新たな旅の始まりはきっとこの寂しさを払拭してくれるだろう。既に賑わっている様子の宴会場に足を踏み入れ、周囲をぐるりと見回す。既に席についている者も多いようだが、どこが空いているのだろうかと足を進めて)




86: 匿名さん [×]
2022-04-08 04:08:31






お星様/太陽

名前/Sun

外見/耳上ショート、強めのパーマがかかった黒髪。所々に赤いメッシュが入っており、彼女を取り囲む紅炎を彷彿とさせる。褐色の肌に乗せられた各パーツ、それらを一言で表するなら‘妖艶’だろうか。斜め方向を指す眉尻の器の中には、ぽっかりと黒点のごとし瞳孔。滑らかな涙袋の下には朱色で逆三角の刻印が一つずつ、何かの水滴の跡のように見えなくもない。上下2枚の唇は僅かに薄く、日夜上弦の弧を描いている。
ワインレッドのタートルネックにスリット入りのワイドパンツ。左手中指に金のダブルアームリング、右側の太腿には特注の矢筒がガーターベルトと一緒に巻き付けられている。矢は一本だけ。足下は蛇模様のハイヒール。身長はヒール込みで170cm程度。

備考/どの星よりも歳を重ねているが、精神年齢は10代後半から20代半ば。
誕生時はあるがまま、思うがままに振る舞っており その容姿も相まって傾国ならぬ傾星のシンボルであった。しかし 星々の身を捧げた寵愛も永遠ではなく、いつしか太陽は星の海でただ独りに。そんな時、他の星の存在に気がつく。まず訪れたのは自分を忘れた怒り。すぐさま己が一部に取り込んでやろうと虎視眈々と目をつけていた。だが星たちは互いにぶつかり合い交じり合って、やがて付かず離れずの距離で回りはじめる。せめてもの慰めのつもりだろうか。それでは足りない、もっと近くに、すぐそばに。太陽が手招きすればする程、星々は黄道面において結びつきを強くする。強くなる程太陽の疑問はさらに深まる。そしてその疑問は解かれる。それぞれの星が育っていく様を、育んだ生命を太陽は見た。自分にはあり得ない可能性の数々に、新たな感情を知った。また彼らにとって、この伸びた指先がどんな影響を与えるかも。
これが大きな転機となった。以降は各衛星にとっての心地よい距離を計りつつ見守っている。‘私を見て!(ギラギラ)’ から ‘元気にしてる?たまには顔見せてね’ というオカン的変化が果たして好転と言えるかは不明。明るく、よく笑い、燥ぐ。ついつい紫外線飛ばしちゃうのはご愛嬌。
大気運動の影響で全体的に浮ついており、鼻歌混じりに予言がなされることも。そして内容は大抵覚えていないため、後で詰め寄られた時はてへぺろっと対応する。

上記は太陽系への態度。
依然として寵愛の名残は消えず、愛されることに恐れを抱きながら渇望してやまない。故にこの光は何処までも彼方へと。

水星: 太陽系の中で一番そばにいてくれた星。今も昔もあなたを振り回してばかり。……どうか、あなたの願いが叶いますように。
金星: 恋の手解きをお願いしたいこの頃。叶うならばご子息の恋の矢を拝借___ないしは仕組みを盗み、次の愛に向けて装填したいという野望。
地球: 彼女の首に残る痕に罪悪感を抱いている。方舟で出会った際にはお詫びをしたいと思いつつ、その行動が彼女を苦しめるのではないかと懸念している。
月: ギリシャ神話における関係性が双子、また自分の光で様々な表情を見せることから少なからず興味を抱いている様子。
木星: 自分と似た姿を持ち、その上近い範囲に星たちがいることを羨み妬んでいる。が、彼の‘愛しき者に対しても公平に接する’点は自分にはないと尊敬している。

ロルテスト/
( 闇が切り裂かれたか、それとも新しいブラックホールができたのか目前の存在は突然に、しかし自然に形を作った。………呆然と、してしまう。刹那の間に何度視界が闇に覆われただろう。ついで何か引力のような苦しさを感じて彼に近付こうとする。しかしそれが叶う直前、かくり と膝を落とした、その振動で苦しさが和らぐ。初めての呼吸。慣れない元素の雰囲気に困惑しながらもう一度繰り返す、二度、三度。次に意識を動かすと景色が移動する。五体に毛髪、これらの特徴を満たすものはただ一つ、地球が育てた人間という種に違いない。曰く人間は私を喜び、とても嫌煙したと聞く。それではこの、さっきまでの私の器はどこに……勢いよく回転したその先には、赤々と煌めく抜殻。一目で分かってしまった。魂失き今も他の惑星を吸収して輝く姿、自分自身であることを理解しながらも憧れ、そして目に痛い。立ち尽くす背中にカロンの呼ぶ声が響いた。死出の旅路に明かりが灯ったと。終わりへの恐怖は皆無と言ったらきっと嘘になる。派手に爆発ならまだしも、静かに空気に包まれるのは尚更。ただ…他の太陽系の星たちも共に発つならば、灯火の役目は自分に。振り向いたかんばせは、渡守に応えるごとく微笑み掌を重ねる。もう片方はおでこにつけてみたりして。)

すっごく楽しみね、それ!
え~と……ボンボヤージュ!であってる?それとも、アイアイサー…?



( >75 語り手様
深夜の投稿、大変長らくお待たせしてしまったこと お詫び申し上げます…!太陽のPF纏まりましたので、お手隙の際にご確認いただければ幸いです。よろしくお願いいたします* )







87: 金星-Venus- [×]
2022-04-08 20:10:41

>79 Pluto様

(物音に振り返り見れば、貴方の姿を視界に入れ。太陽系での距離感のせいか誰か分からなかったが、この船にいるのはカロンによれば太陽系の仲間である事は間違いないはず。仲間の名前が分からず尋ねるのは失礼な上プライドが許さない為、数秒透き通る様な飴色の瞳と光が反射し輝く睫毛でじっくりと見つめた後、肌や霜、身に付けているものなどを総合的に考え、自分から遥か遠い距離のPlutoでは無いかと結論を出し。腕に抱えた物に対する好奇心から、それを柔らかい笑みで指し。)

あら、あなた。もしかして、プルート?違ったらごめんなさいね。その腕に抱えてるのは何かしら。


>80 Saturn様

(テーブルの上に興味を惹かれ周りに他の惑星がいると思わなかった為、突然手を取られ驚き反応出来ず、自分の美しい手を触ることをなされるがまま許してしまい。相手の言葉が終わる頃に冷静さを取り戻し、触っている相手の手が非常に冷たい事に気付いて、乱暴に手を振り払った後、温度が低い惑星に対しての苦手感を悟られない様にあえて強気な口調で)

冷たいわね!あなた、私の許可無しに手を触るなんて失礼極まりないわよ!

>82 charon様

(水や空気や生き物、という貴方の言葉に好奇心から目を輝かせ是非見たいなと思うも、ひとまずテーブルの上のいい匂いのするそれに一番興味を惹かれ。勧めに従い着座し、貴方が目の前に物を置き、目の前の器に液体を注ぐのを真剣に見つめ。口にする、と聞くもどうすれば分からず。かといって、人に聞くなどプライドが許さない為周りの様子をチラチラと見て、アースが上手に使いこなしているのを見つけ見よう見まねで目の前の料理にフォークを刺し、口に近付け噛んだ。美味しい、知らなかった筈の感情が不思議と自然に浮かび。カロンが作ったのなら礼を言いたいと思って)

貴方が作ってくれたのかしら?これは何でできているの?


>84 Earth様

(手掴みはよくない、の声に思わず手を引っ込めてコホン、と咳払いをし何事も無かったかのように装った。人々の女神たる者が無礼な真似を見せていたなど自分が許せない。かといって非礼を詫びるのもしたくない為無理やり相手に誤魔化し)

わ、私は……別に手掴みなんてしてないわよ!ええ!そうでしょ?

(同意を求めて相手を見ると、人間の形としては初めて見た筈だがどことなく見覚えのある青と緑の二色、自分と同じくらいの身長にアースだと気付く。アースなら人間の食事方法に詳しい筈だわとは思うが、質量が同じくらいとよく比べられる者としてはやや癪で、少し不貞腐れた顔で「道具があるはず」という言葉を受け。カロンが置いたそれを、アースの言葉通りじっと見つめ)

(/まとめての挨拶で申し訳ありません。個別宛のメッセージも何れ送りたいです。絡んで下さりありがとうございます。我儘高飛車娘ですが、性格がキツすぎる様でしたらもう少し和らげます。不備や間違い、疑問がありましたら、申し付けください。)

88: 語り手 [×]
2022-04-08 22:52:39


(/取り急ぎ>86様へのお返事のみ失礼致します。)

>86 匿名さん様

プロフィールの投稿有難う御座います、皆の憧れの的、宇宙の星々を照らす偉大なる存在太陽様を心よりお待ちしておりました!太陽は近過ぎても離れ過ぎても何かしらの影響を我々に与える存在、太陽様自身がそれに気付く様々な経緯に置いて太陽系や宇宙の在り方に自ずと浸透して行く様が良く見えました、切なくも優しい宇宙の摂理を物語っているかのようです。また星の寿命において重い質量を持つ恒星は膨張して行く定め、星々を呑み込みながら最期を迎える時、何を思うのか太陽様のこれからが非常に楽しみで御座います!また性格も然る事乍ら赤い薔薇のような情熱あるお姿も非常に素晴らしいと思います!是非参加して下さいませ、お星様図鑑更新は近々行います。>58をご参照の上絡み文の投稿をお願い致します、どうぞ宜しくお願い致します!)


89: 匿名さん [×]
2022-04-09 00:04:17





お星様/太陽

名前/Sun

外見/耳上ショート、強めのパーマがかかった黒髪。所々に赤いメッシュが入っており、太陽を取り囲む紅炎を彷彿とさせる。褐色の肌に乗せられた各パーツ、それらを一言で表するなら‘妖艶’だろうか。斜め方向を指す目尻の器の中には、ぽっかりと黒点のごとし瞳孔。滑らかな涙袋の下には朱色で逆三角の刻印が一つずつ、何かの水滴の跡のように見えなくもない。上下2枚の唇は僅かに薄く、日夜上弦の弧を描いている。
ワインレッドのタートルネックにスリット入りのワイドパンツ。左手中指に金のダブルアームリング、右側の太腿には特注の矢筒がガーターベルトと一緒に巻き付けられている。矢は一本だけ。足下は蛇模様のハイヒール。身長はヒール込みで170cm程度。

備考/どの星よりも歳を重ねているが、精神年齢は10代後半から20代半ば。
誕生時はあるがまま、思うがままに振る舞っており その容姿も相まって傾国ならぬ傾星のシンボルであった。しかし 星々の身を捧げた寵愛も永遠ではなく、いつしか太陽は星の海でただ独りに。そんな時、他の星の存在に気がつく。まず訪れたのは自分を忘れた怒り。すぐさま己が一部に取り込んでやろうと虎視眈々と目をつけていた。だが星たちは互いにぶつかり合い交じり合って、やがて付かず離れずの距離で回りはじめる。せめてもの慰めのつもりだろうか。それでは足りない、もっと近くに、すぐそばに。太陽が手招きすればする程、星々は黄道面において結びつきを強くする。強くなる程太陽の疑問はさらに深まるばかり。そうして幾重の連鎖の果て、ゆっくりと疑問は解かれた。それぞれの星が育っていく様を、育んだ生命を太陽は見た。自分にはあり得ない可能性の数々に、新たな感情を知った。__彼らにとって、この伸びた指先がどんな影響を与えるかも、痛い程に。
これが大きな転機となった。以降、太陽は各衛星にとっての心地よい距離を保ちながら見守る施しの星に。ただ、‘私を見て!(ギラギラ)’ から ‘元気にしてる?たまには顔見せてね’ というオカン的変化が果たして好転と言えるかは不明。明るく、よく笑い、燥ぐ。ついつい紫外線飛ばしちゃうのはご愛嬌。
大気運動の影響で全体的に浮ついており、鼻歌混じりに予言がなされることも。そして内容は大抵覚えていないため、後で詰め寄られた時はてへぺろっと対応する。

上記は太陽系への態度。
依然として寵愛の名残は消えず、愛されることに恐れを抱きながら渇望してやまない。故にこの光は何処までも彼方へと。

水星: 太陽系の中で一番そばにいてくれた星。今も昔もあなたを振り回してばかり。……どうか、あなたの願いが叶いますように。
金星: 恋の手解きをお願いしたいこの頃。叶うならばご子息の恋の矢を拝借___ないしは仕組みを盗み、次の愛に向けて装填したいという野望。
地球: 彼女の首に残る痕に罪悪感を抱いている。方舟で出会った際にはお詫びをしたいと思いつつ、その行動が彼女を苦しめるのではないかと懸念している。
月: ギリシャ神話における関係性が双子、また自分の光で様々な表情を見せることから少なからず興味を抱いている様子。
木星: 自分と似た姿を持ち、その上近い範囲に星たちがいることを羨み妬んでいる。が、彼の‘愛しき者に対しても公平に接する’点は自分にはないと尊敬している。

ロルテスト/
( 闇が切り裂かれたか、それとも新しいブラックホールができたのか目前の存在は突然に、しかし自然に形を作った。………呆然と、してしまう。刹那の間に何度視界が闇に覆われただろう。ついで何か引力のような苦しさを感じて彼に近付こうとする。そしてそれが叶う直前、かくり と膝を落とした、その振動で苦しさが和らぐ。初めての呼吸。慣れない元素に困惑し、眉を顰めた。不安に逆らってあちこちが満たされていく快楽、本能には逆らえずにもう一度繰り返す。二度、三度。十分深くなったところで、次に意識を動かすと景色が移動した。五体に毛髪、これらの特徴を満たすものはただ一つ、地球が育てた人間という種に違いない。曰く人間は私を喜び、とても嫌煙したと聞く。それではこの、さっきまでの私の器はどこに……勢いよく回転したその先には、赤々と煌めく抜殻。一目で分かってしまった。魂失き今も他の惑星を吸収し輝く姿、自分自身であることを理解しながらも憧れ、そして目に痛い。立ち尽くす背中にカロンの呼ぶ声が響いた。死出の旅路に明かりが灯ったと。終わりへの恐怖が皆無と言ったらきっと嘘になる。派手に爆発ならまだしも、こうして新しいもの器の中で静かに空気に包まれていくのなら尚更。…けれど他の太陽系の星たちも共に発つならば、灯火の役目は自分に。振り向いたかんばせは、渡守に応えるごとく微笑み掌を重ねる。もう片方はおでこにつけてみたりして。)

すっごく楽しみね、それ!
え~と……ボンボヤージュ!であってる?それとも、アイアイサー…?




( >88 語り手様
お褒めのお言葉と方舟への乗船許可、ありがとうございます*. 太陽が他のお星様とどのように交流し、何を想うのか背後もとても楽しみにしております…!
何箇所か訂正箇所がありましたので、改めてPFを提出させていただきます。お話途中のスペース消費、申し訳ありません。お星様図鑑にはこちらで登録をお願いいたします。

お待たせしていた身で恐縮ですが、絡み文は明日以降に投稿させていただければと思います…!こちらこそよろしくお願いいたします○°。)






90: カロン-charon- [×]
2022-04-10 10:33:52


>84 Earth様

そうですね、そしてこれらは貴方の中で生まれた瞬く間の命が考案した素晴らしい料理、貴方に喜んでもらえてきっと彼等も喜んでいるでしょう。
(命のピラミッド、食物連鎖の頂点に君臨する人々が尊厳と感謝を込めて頂く料理が彼女の口にあった事に己も喜ばしく微笑を湛える。大人びていながらこうして感受性豊かに喜んだり驚いたりする彼女の様子は見ていてとても気持ちが良いもので、周囲の雰囲気にも花が咲く。喜ぶ様子を傍に己も漸く側の椅子へと腰を掛けて揃い始めた星々へと視線を送り。少しずつ無くなってゆく料理が気薄であった他人の存在を明確にさせて、賑やかな会食である事を実感させてゆく。皆がそれぞれ他愛も無い会話を繰り広げて行く光景が普通でありながら己が最も望んだ光景。瞳の奥底で眩いものも見るように瞳を細め、嬉しそうに瞬きを繰り返しながら再び彼女へと視線を戻し。少々気になることが一点、それは彼女の首に出来た鎖の様ななにか、直接的に触れる事はなく遠回しに身体への影響を懸念して。)
Earth様、体調は如何ですか?

>85 Mercury様

此方へどうぞ、Mercury様。まだ料理はたくさん御座いますから、お探しの方が来るまで楽しんで下さい。
(燦々と降り注ぐ青空に浮かんだ太陽に似た光が差す街の中心部への訪問者を直ぐに視界へ捉えると、出会った当初と変わらずの笑みを口元に浮かべたまま歩み寄り手招きを一つ。静けさのある雰囲気と薄墨色の長髪が風に靡く様は、灼熱の太陽風に煽られながらも静かに回り続ける水星そのもの、彼の身近な者であればきっと同じように見えるはず。二つ程間に席へと招き入れると椅子を引き座るように促しながら、当初彼が疑問を抱いた存在への補足も僅かながら付け足し。テーブルに乗せられた料理の品々はまだ温かい状態で、冷める事を知らないよう。ナプキンと食器類を彼の側へと引き寄せて。)
見慣れぬ物ばかりでしょうが口に運べばきっと芳醇な香りとまろやかな舌触りに感化致しますよ、貴方の左右に存在した隣人と、遥か彼方に存在した星々と一緒ならば尚更。

(/ようこそいらっしゃいました、水星背後様、素敵な絡み文有難う御座います!早速お声掛け致しましたがお話の人数が多くになりご負担になられた際はいつでも他の方優先にして頂いて大丈夫です、改めまして宜しくお願い致します!)

>87 Venus様

此れはEarth様の中で生まれた、星の人々が丹精込めて創作した料理というものです。私はこんな立派な物は作れません、この方舟に用意してくれたのはきっと…、…そんな事はどうでも良いですね。
(己が発する言葉達に、自らの口に出さずとも好奇心から瞳を輝かせる姿は懐かぬ猫が時折見せる喜ぶ姿に似ていて可愛らしく頬が綻んでゆく。ふと彼女が視線を送る方向を一瞥するとそこに映るのは手慣れた様子で料理を嗜む者が、何となく察するも指摘する事はなく、彼女が口にするのを待ち侘びて。不意に投げ掛けられた質問、これまで料理を口にした星々とは異なる疑問に言葉を選んでしまった。船の見えざる力をどうのように表現すれば良いのか、己も分かっているようで分かりきっていないその力の影響を安易に口にするのは些か身勝手な行為に値するとそれ以上は語らず、二つ目の質問へと切り替えて)
此れは地球に存在する魚を頂いています。それを濃厚なバターでじっくりと焼いたムニエルという料理ですよ。

>89 匿名さん様

(/かしこまりました、それではそちらで登録しておきますね!いつでもお待ちしておりますので、素敵な太陽様のご登場心より楽しみにしております!)


91: 月 -moon- [×]
2022-04-10 18:58:57



>77 Jupiter

(太陽系をすっかり抜けてしまえば、興味は宙に浮かぶ星々から、方舟に揺られるその分身たちへと移ろう。こうして自分が人のかたちを得ているのだから、他の星々も同じであることは疑いようもなく、彼の言葉も当然それを肯定するもので。その雰囲気に似合わず首を傾げる仕草がどこか可愛らしく思えて、思わず口元を緩めては、同意するようにひとつ頷いてみせ)
――ふふ、そうね。おっしゃる通りだわ。ただ……そう、窓から宙を眺めていた時と、同じ感動があったというだけのことよ。
(こうして人のかたちを得て旅に出ても、わたし達の本質はきっと変わらない。しかしそれでも、知識として知っているのと実際に目の当たりにするのとでは、それこそ天地ほどの差があるのだと言うのはここまでで十分に理解した。ゆえにすべてが新鮮で楽しいのだとでも言うように目を細めれば、そこで何かに気が付いたようにはたと瞬き、挨拶とともに優雅に一礼してみせて)
わたしったら名乗りもせずに……まぁ、お気付きでしょうけれど。改めまして、わたしはムーン。地球の衛星、あの子を守る星よ。


>78 Mars

わたしもあなたも、生まれはそこまで変わらないでしょう。今の見た目”だけ”ならあなたの方がだいぶ年上みたいだけれど……精神年齢が、ねぇ。
(するりと口をついて出た罵倒。改めてその意味へと考えを巡らせれば、なるほど横でわたしをクソガキ呼ばわりしている男にはぴったりである。傷モノ呼ばわりは大いに結構。あの子を守った結果なのだから、恥じることなど何もない――が、この男に子ども扱いされるのだけはごめんである。涼しい顔をしているがしっかり頭にきているのか、暗にそっちのがよっぽどガキだと言い返せば、彼が腰掛けた衝撃で揺れた机をものともせず、切り分けたステーキを口へと運んで。初めての食事、初めての美味しいという感覚に感動を覚えつつも、横合いから響く音がそれに浸ろうとするのを邪魔してくる。早く誰か――アースやカロンあたりがこの男に最低限の作法を教えてくれないものかと考えるが、周囲に他の星々の姿はない。仕方なく暫く無言で食事を進めるものの、やがて無作法に耐えきれなくなって口を開こうとしたところで、一瞬早く彼の声が響いた。その手に握られている酒瓶、酔っぱらいの戯言と片付けてしまうのは容易いが、その声に紛れもない本音が混ざっていることは分かる。分かってしまう。気が付いてしまったことに一瞬だけ嫌そうに眉を寄せるも、短く嘆息してから静かな瞳を彼へと向けて)
――そう、それならせいぜい頑張ってちょうだい。夢を見るのは自由ですし、あの子があなたの手を取るなら、わたしは止めない。


>80 Saturn

(人のかたちを得てからの経験は、何もかもが鮮烈で新しい。初めての空腹感、その感覚を言葉にしてみたところで、真綿のようにひどく柔らかな声が響く。顔を上げればまず目に入ったのは、怜悧だがふしぎな引力を宿す瞳。星であるわたし達の外見年齢などに大した意味はないけれど、歳を重ねて移ろいゆく、青年とも壮年ともとれる掴みどころのない姿は、窓辺から眺めたとある惑星を彷彿とさせた。こうして方舟の中で出逢ったのなら聞いてみたいことがあったが、まずはその前に、彼の言葉に少し考えんでから、夜空の瞳で見つめてゆるりと首を傾げつつ、行き着いた答えを口にする。つまり――)
――満たされないから、悲しい? でも、穴とは言い得て妙だわ。ちゃんと底があるといいのですけれど……地球には”胃袋がブラックホール”、なんて言い回しがあるそうだから。
(少しばかり陰のある微笑、その裏などまったく考えもしないが、ただなるほど、と思う。”足りない”と”悲しい”は存外、同じなのかもしれない。これもまた新しい発見だと思いつつ、真面目な調子から一転、会話の間に泡のように浮かんだ知識を冗談のように口にして微笑する。それから料理を取り分けている彼の手元へと視線を落とせば、記録を引っ張り出すような間を置いてから口を開き)
仔羊……ラム、と言うのよね。とっても柔らかいのだとか。――でも、こうして神に導かれているわたし達には、ちょっと皮肉よね?

( / 初めまして、絡んでくださりありがとうございます。愛ゆえに終末を渇望するSatan様、旅路や旅の最後に何を思うのかと、プロフを拝見させていただいた時からわくわくしておりました!Satan様が未練を残す衛星タイタンに似た地球のEarth様と、その衛星であるMoon。いつか三人でお話するのも面白そうだなと思っております!こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>82 charon

(合わせた視線の先にある白く凝ったような瞳が、船の窓辺から眺めたかの星の姿と重なり、暫しお互いに無言のまま見つめ合った。今の身体の見かけ上の年齢と言う意味ではそう自身と変わらないように思えるが、落ち着いた色合いの白髪と世界を俯瞰しているかのような雰囲気は、どこか老成した印象を抱かせる。ちぐはぐだがしっくりくるような不思議な感覚、そしていくらかの親近感を感じるのは、先ほどのカロンの言葉のように同じ衛星と言う立場ゆえだろうか。窓の外の宙を眺めていたのと同じように熱心に見つめていれば、一足先に我に返ったカロンの視線を追うように、葡萄酒へと視線を移して)
ええ、気に入ったわ――芳醇な香りも、奥深い味も、ふわりとするような感覚も。丹精を込めて、丁寧に生み出されたものだって分かるもの。
(紡がれたのは豊穣と酩酊の神、父神を同じくするきょうだいの名前。無意識のうちに何かを懐かしむように目を細めては、先ほど口にした葡萄酒への感想を述べ、再度グラスを手に取ればゆっくりと傾けてもう一口葡萄酒を嚥下する。それから顔を上げてカロンへと視線を向ければ、軽くグラスを掲げるようにして首を傾げつつ、誘いの言葉をかけて)
ああ、けれど。飲み過ぎるのはいけないわね。どんな英雄も、神々も、酩酊してしまうほどの逸品なのですから。――ところでカロン、あなたも席に着いたらどう? わたし、グラスを合わせる……ええと、何でしたっけ……そう、”乾杯”というのをやってみたいわ。


>84 Earth

(こちらを振り返ったアースの嬉しそうな表情に、胸のあたりがじんわりと温かくなるような感覚を覚える。そしてとそれと同時に目に入った彼女の首に纏わりつくような黒い影に、一瞬動きを止めて僅かに目を瞠って。まるで彼女を蝕んでいるかのようなその鎖が、何か良くないものだというのは直感的に分かる。そして外宇宙からの害ならばわたしが対処しているのだから、つまりそれは、彼女の内からの――と、そこまで考えたところで、娘の成長を喜ぶ母ような言葉がかけられれば、何も悟らせないようにくすりと笑みを零して)
ふふっ、どちらかと言うと縮んでいるのだけれど……比率とか、心情的にはそうかもしれないわね。別の枝葉の先端まで、一気に押し上げられたようなものでしょう?
(空に浮かぶ星であった我々が今、生命の星の霊長の姿をとっている。それはまっとうな進化の道筋とは異なるけれど、感慨深い気持ちになるのも分かるもので。そう言って優しく目を細めれば、手にしたナイフとフォークを興味深そうに矯めつ眇めつしてから、元の位置へとそっと戻しつつ、アースの言葉に微苦笑を浮かべながら小さく首を横に振って)
――いいえ、まだよ。食前の作法ってたくさんあるみたいで、どうしたものかと思っていたの。……でも、あなたが言うなら、そう口に出してみましょうか。

( / いえいえ、問題など皆無ですとも!むしろ地母神らしい愛情あふれるEarth様に、Moon共々たいへん癒されているため、親子のような、姉妹のような、姫と騎士(?)のような、二人ならではの関係性を楽しんでいけたらと思っております。)



92: 冥王星-Pluto- [×]
2022-04-10 22:37:14


>82 Charon

いや、大したことではない。と、……君は、
( 何を言おうが、どう切り出そうが、然したる問題にはならない。そうだ。"声"が諭してくれた内容こそが全て。案ずるより産むが易しと判じて寄せた眉根を解き。つい先程まで思考のループに没頭していたが為に、ケルベロスが興奮のままに飛び付いた相手へ意識が向くまで要すること数秒。触れ合う手と手。朧げでありながらも万物を等しく見据えようとする白亜の瞳。"彼"でも"彼女"でもないその"ひと"が何者であるか、分からない間など一瞬たりとも発生しなかった。今度は此方が引き寄せる番。表面温度零下220に躊躇することもせずして、黙したまま元衛星を掻き抱いた。ケルベロスが千切れんばかりに尾を振るのも、言葉は要らない抱擁も、全てが再会の輝かんばかりの歓びで彩られ )
カロン。………暫くこのままでいてくれ。

>85 Mercury
( 只ぼんやりと食卓を飾る品々を眺めていたところで、カロンにより案内された惑星、否人影にふと視線を上げ。賑わう宴会を前にしても物静かな様子に親近感に似た何かを覚え、然し最も太陽に近い存在であるのを、最も太陽から遠い己では知る由もなくて一旦顔を背け。どうにかして話しかけよう。話さずして相手を知る術など在るものか。会話のきっかけになればと適当に選んだのはスープ。ほかほかと湯気立つそれを相手側へそっと押しやり )
……君も初めてだろう。ショクヒンを目にするのは。

(/初めまして!よろしければご一緒させてくださいませ!どうぞよろしくお願いいたします)

>87 Venus
───!!あ、ああ。Plutoだ、……君は、その
( 想定外、"彼女"は己を斯くも早々に特定してしまったとは。ならば同じく特定してやらなくてはいけないだろう。不機嫌なのではないが、真剣に捻出しようとすればする程に眉間は険しく、声音に厳しさを帯びていく。このままでは空気を悪くするばかり。軌道修正を図り、微笑が向けられた先に居るケルベロスを抑えたまま、もし嫌でなければ…というていで触れ合いを提案することとして )
ケルベロス、という。触って…みるか?



93: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-11 12:53:40


>78 Mars

いや、アースは見ていない
(厳しく接しられると思っていたのか面食らった様子の相手に秩序さえ乱さなければ厳しくしないと告げた。自分は他の星との繋がりも多く魅力的だがどこか近寄りがたいらしく周りから距離を置かれがちな為キツくなりすぎないように言葉遣いに気をつけている。それが相手に伝わっているだろうかと考えた後落ち着いた様子に安心した。投げかけられた問いかけには記憶を辿りつつ返し何か力になれないかと他の情報を考えて)
もしかしたら例の場所に行っているかもしれんぞ。…後、良ければ私もアースを探すのを手伝うが

>82 charon

パンか…空腹を満たすのにちょうど良さそうだな
(自分の空腹を伝える言葉に笑う様子におかしいだろうかと考えた。自分にとってはただ報告しただけだがと眉を顰めた後出された料理に視線を向けた。その瞳は永遠の別れへの憂いを少し帯びつつもそれをも感じない程の決意に満ちていて。地球で作られた様々な食材が乗ったバケットと呼ばれるものにどんな味なのかと楽しみにしつつルールに従い手を合わせ挨拶をした後料理を1つ手にとって口に運んで)
……これは美味いな。伝統的な料理なだけある

>84 Earth

見慣れない景色だが悪くは無い…綺麗だ。私はそう感じたぞ

(椅子に着く前に問われた言葉にこの場所に来る前に見た自然を思い返しつつ感想を述べた。自分の星には無いものがこの方舟にはたくさんある。見慣れないものばかりだが自分にとって家族のような存在の1つである彼女の星にしかない景色を模擬的に共有出来るのは喜ばしい事で少しだけ目を細めて。恐らく最期になるであろう時期に綺麗なものを見れたのを光栄に思いつつ忘れないように目に焼き付けておこうと考えて)

>91 Moon

なるほどな、その気持ちは分からなくもない
(人の姿になる前から他の星々の事は認知しているがこうして実際に目の当たりにするのと窓越しに見るのとでは感じ方が違う。やはり人とは不思議なものだと改めて思いつつ終わりの時まで旅を得て星々との交流を深めなければと決意して。考えていればふと思い出したように自己紹介をする相手にならうようにコートを翻し一礼を返して)
ムーン…お前がアースの衛星か。改めて宜しく頼む



94: カロン-charon- [×]
2022-04-12 10:51:34


>皆様へ
(/いつも楽しいやり取りを有難う御座います、次の物語進行は14日とさせて頂きます!大きく場面が切り替わる事は御座いませんのでご安心下さい。また、4/1以前にご登録されている方でまだ絡み文が未提出の方は、14日までにご一報頂ければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します!)



>91 Moon様

──では、お言葉に甘えて。お隣失礼致しますね。
(いつの世も人々に愛され続けた葡萄酒をこうして最も近い存在に歓びを与える事が叶い、きっとデュオニュソス神も報われる事だろう。例え憎しみによって狂ってしまった神であっても。彼女の言葉に心無しかガラスに残る葡萄酒が波打つ気がした。再度視線が此方へと向いている事に気付くと、骨張った少年のような片腕を椅子へと添えて引き、漸く控えめにその身を落ち着かせて。美しく煌びやかな彼女にたいして装飾も無ければ、古代ローマ帝国の一般市民のような服装は不釣り合い極まりない事だろう。許して欲しいとでも言うように僅かに眉を寄せて微笑み、神が残した産物を手に取るとトクトク…と心地の良い音を立ててグラスへと注ぎ。その間も他の星々が語る会話はどんな内容であれ賑やかでこれまで無音であった静寂なる宇宙とは比べ物にならず、加えて金属類が擦れる音や食事を噛み締めて飲み込む音まで鮮明に聴こえて来る。)
それではMoon様、グラスを片手に。……神々の身勝手な試みに翻弄された彼等に、長き時の枷より解放された同志達の出逢いに、我等の数百億光年の旅路に祝福があらんことを───乾杯。
(ただ今だけは二人の世界を切り取ったかのように辺りの音は遮断され、静かに己の言葉が響く。そっと瞳を閉じて、代わりに開かれた唇から語られたのは愛しき家族達に贈る言葉、この旅を受け入れる者、受け入れざる者、傍観する者、全てに贈るカロンからの願い。傾けたグラスから”カツンッ”と音が鳴る、心地の良い音、全ての始まりを祝す音、葡萄酒の揺れるグラスの向こうで優しく見つめる瞳は彼女を映しており、その色彩は波打つ葡萄酒が混濁の瞳へ反射してアメジストの様に輝かせていて。)


>92 Pluto様

勿論ですPluto様、…長い間お待たせしました、可愛らしいケロベロスにも。
(残念ながら氷の極地で誕生した身体は感覚が酷く鈍り、触れ合う感触を感じ取っても冷気や熱気を感じ取る事が出来ぬ身体は、相手の霜がこの身に移ろうと気付く事は出来ない。肉片を分け合った片割れだとしても皮肉にも二重惑星程近過ぎる存在の体温は分かり辛い。その分両の手でしっかりと受け止めて、在るものをただ在るように腕の中の存在を確かめる。意識無い星の形をしていた頃、約2万Kmの距離を縮められたらと願った日々がこうして叶うとは、歓びも束の間の輝きに過ぎないかもしれない。それでも今だけは、堪能しようじゃ無いか向き合い廻り続けた冥王星を。暫し時は流れ、ケロベロスも構ってやらねばと彼女を伺いながらその身をそっと離し、今度はしゃがみ込んで掌に収まるサイズとなったケロベロスの後頭部をゆっくりと撫でてやり)
さて、そろそろ皆様がいる場へ行きましょう。貴方とケロベロスの席もありますよ、何を語れば良いかなんて考える必要はありません、流れに身を任せて思うがままにその口を使えば良い。


>93 Jupiter様

お口に合いましたか?なら良かった、他にも沢山の料理がありますからお好きなのを選んで下さいね。
(彼もまた作法を理解しているようで、手を合わせる様子を眺めて。流石規則や秩序を守る神、淡々としていながら自然と人間の食事に対する在り方について理解している、Earthなどのように身体の一部での出来事故に作法を理解しているとはまた別の意味合いで、彼らしい個別性を見入る事が出来た。他者とは異なる彼らしさにまた新鮮な感覚を得て、自然と口角に弧を描き、慈しむように視線を向けて。ふと思い出したのは彼とよく似た存在の事、彼女はまだ到着していないようだが出来れば良き友の関係になって欲しいと彼の席の隣は敢えて空席とし、幾つかのワインボトルを手に取って彼へ向けて)
甘いものか、さっぱりしたお味か如何なさいますか?他にもウォッカ、ブランデー、ラム酒なんかもご用意していますよ。




95: 匿名さん [×]
2022-04-13 21:50:52





(度々失礼いたします。太陽の背後です。
現在リアル状況がどうしても厳しく、目安22日あたりまでお返事が難しい状況です。申し訳ございません。
このような素敵な物語やお星様と結ばせていただいたご縁、もしお時間をいただけるのであれば必ず太陽のお話を投稿いたします。しかし最初からあまりにもお待たせしてしまっている為、別の太陽様をお迎えしたい…とお考えでしたらそのお気持ちに沿うようにいたします。
何度も物語に水を差してしまい、申し訳ありません。皆様をこれ以上お待たせするには忍びなく、取り急ぎご連絡させていただきました。)





96: 語り手 [×]
2022-04-13 22:57:45


>95 匿名さん様
お忙しい中ご報告有難う御座います、水を差すなんてとんでもないです、是非ともリアルを優先して下さい!季節の変わり目で体調も崩しやすくなるかと思います、どうぞ無理なさらずご自愛下さい。一ヶ月に一回程度のゆっくり進行で構いませんので、お時間が空いた際はたっぷりとお話をしましょう!また22日以降投稿が難しくても私から一ヶ月後の5月14日に再度お尋ねしますので、どうかお気になさらずリアルに専念して下さいませ、それまではまったりとお待ちしておりますね、お話しできる日を楽しみにしております!


97: 語り手 [×]
2022-04-14 15:06:47


*物語進行*
>58 一日目 準惑星の街カイパーベルト


【星旅物語 14日目】

-幻の太陽系第9惑星の存在-

***

太陽系からの脱出。

 太陽系を抜け出すのにはもう暫く続く暗闇を進まなければならない。カイパーベルトを抜けると、辺りの天体は急激に減り暗闇がより一層濃くなる。まるで何かに引き寄せられるかのように、減っていく様子からこの場所を”カイパーの崖”もとい”カイパークリフ”の領域と言われる。
天翔ける星々が見渡せる太陽系の中心部から見上げた宇宙に比べたら、遥かに物足りない景色が何処までも広がってゆく。その様子は心身を不安にさせるかもしれない。

そしてこの領域に存在しているのでは無いかと言われているのが”太陽系第9惑星”。その存在を人々は未だ発見出来ずにいる。
もしそんな星が存在しているならば、想像を絶する程の極寒の地で、氷もしくは岩石で出来た巨大な星が強力な引力によって辺りの星屑を取り込んでいる事だろう。もしくはそんな極地でありながら、何らかの生命体が存在していたら…。

残念ながらカロンの船からはその存在を目視する事は出来ない。ただひたすら続く闇の中に息を潜めるそいつと対面したければ、船から飛び降りて真っ直ぐに落ちて行くと出会えるかもしれない。それは光に飢えた猛獣か、漆黒に染まり行く物言わぬ冷たい星か、真相は闇の中。
そろそろ空腹が満たされ、自由に街を散歩したり一息つきたいところ。カロンの合図で会食は終了となった。


(/皆様今日は、会食を終えて自由時間とさせて頂きます。それぞれのタイミングで会食を続けるか、会食からの場面展開、または一旦回収、新たに絡み文投稿お願いします。今回も前回に引き続き主の返答が不要な場合はばつ印をお願い致します。また今月のイベントは24日予定です、此方も急にそれぞれの会話を回収させる内容ではないためご安心下さい。

そして大変心苦しいのですが4/1よりご登録された方で未だ絡み文を投稿されていない方はリセット対象となります。またのご縁がありましたら、その時は物語を楽しんで頂けるよう精進致します!)

『太陽系第9惑星』イメージ画オリジナル

https://dotup.org/uploda/dotup.org2775519.png_a20bhROYW9cglDSPGHOl/dotup.org2775519.png


*お星様図鑑更新*
>98
*方舟の内装*
>83


98: 語り手 [×]
2022-04-14 15:10:37


*更新 /現在Keep未は『天王星』のみとなります。

【お星様図鑑】

◇太陽- Sun - >89
燃え盛る恒星。
その光は宇宙の果てを目指す。寿命は訪れる。全てを飲み込んでしまいそうだと、どうか恐れないで。貴方は皆に愛されているのだから。
…*アポロン神の化身/ゼウスの子。牧畜、音楽(琴)、予言、医術、弓術を司る。完璧な外見、活気に溢れている。


◇水星-Mercury- >32
季節の無い惑星。
 昼間は熱され夜は冷やされ、最も極端だと言われる。されど貴方は唯一太陽の傍にいてあげられる、貴方が一番に触れてあげられる。
…*ヘルメス神の化身/ゼウスの子。富と幸福を司る。商業、旅人の守護神。アポロンを慕い、聡明で器用、素早い。


◇金星-Venus- >41
宵の明星と呼ばれし惑星。
 灼熱の厚い雲に覆われ、その身を隠している。夕焼けに一際輝く貴方を時を超えて誰しもが見上げただろう。
…*アフロディテ神の化身/泡から生まれた。愛と美、豊穣、エロスの神。高飛車、気が強く誇り高い。


◇地球-Earth- >27
生命の源、青い惑星。
 鳥は空へ屍体は土へ輪廻転生を繰り返す奇跡と潤いに満ちた貴方。羨望の眼差しの先、私達は内を蝕まれる痛みを知らない。
…*ガイア神の化身/ウラノス、ポセイドンの母。全ての生命、大地の生みの親。母性的、面倒見が良く大らか。


◇火星-Mars- >43
地球に似た赤い惑星。
 かつての栄光は失われても尚、貴方の魅力は今も尚輝き続けている。水も空気も奪われようと人々の馳せる想いまでは奪われはしないのだ。
…*アレス神の化身/ゼウスの子。戦いの暗黒面の象徴。好戦的、乱暴だが心寄せる者へは思いやりの心がある。


◇木星-Jupiter- >30
太陽になり損ねたガス惑星。
 熱、密度、大きさが足りず貴方は赤色矮星にはなれなかった。虜にさせる魅力を持ちながら誰一人訪問者を許さない。
…*ゼウス神の化身/クロノスの子。全知全能を司る最高神。正義感、慈悲深いが秩序を守らない者へは徹底的に罰を。


◇土星-Saturn- >73
環で飾られたガス惑星。
 太陽系の宝石とも謳われし貴方、落ちたら最後強い重力で引き寄せられる。底は空洞かそれとも…それでも良い、もっと貴方を知りたい。
…*クロノス神の化身/ゼウスの父、時を司る。狡猾でありながら勇敢、落ち着きがある。


◇天王星-Uranus-
神秘的で奇妙な氷惑星。
 中心部でダイヤモンドの雨が降り、97.77°傾いている。誕生間も無くして衝突によるものだと言われている、ねえ誰にやられたの?
…*ウラノス神の化身/ガイアの子、宇宙、天空を司る。自由気まま、何者にも捉われず一途。


◇海王星-Neptune- >56
氷雲によるガス惑星。
 私達は貴方を肉眼で捉える事は出来ない、その恐ろしい程青く美しい姿を宇宙は隠している。貴方を知る者は果たしているのだろうか。
…*ポセイドン神の化身/ガイアの子。海と地震の神、大海原を支配する。荒々しいが包容力がある。


◇冥王星-Pluto- >23
太陽系から外れた準惑星。
 太陽から最も遠く、極寒の地。何も無いけれど、貴方の空は地球と同じで青い夜空が広がっている。忘れはしない、貴方がいたことを。
…*ハデス神の化身/ゼウスの兄。死、冥界の王。元々は純粋無垢だが終わりなき役職により厳正な堅物となる。


◆月-moon- >24
地球の衛星。
 貴方は地球も守る盾、常に地球に同じ方向を向けて背に傷を負う。貴方の影響力は凄まじく、地球にとって唯一無二の存在だ。
…*アルテミス神の化身/アポロンの双子。貞潔や狩猟、月の神。潔癖、異性嫌い、甘えたな一面を持つ。


◆カロン-charon-/主 >5
冥王星の衛星。
 互いの間の軸にして向き合いながら回っている。離れる事なく永遠の旅路に付き添うだろう。
…*カローン渡し守/死者の魂を永遠の住処となるハデスの元へと届ける。


※お星様は神様の化身ともギリシャ神話では記述されています。~の子と記載してますが、お星様に血の繋がりはありませんのでなんとなくそれぞれ絆があるんだな、とだけ覚えてもらえれば大丈夫です。敢えて神話の詳細も省いてます。
※性格につきましても記載した神様を少し齧った性格であればご自由に作成して下さい。

99: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-14 17:57:04


>ALL

神殿、か…
(会食が終わり席を立つ。窓の外は闇に覆われ天井のステンドグラスには青空が広がっていて時が過ぎるのが早く感じた。先程の会食で口にした食物やワインは空腹を満たすのに充分だったと思いつつ街中に出て。何処に行こうかと考えふとこの方舟には神殿があるとカロンに聞いた事を思い出しせっかくだから行ってみようと足を運んで)
……落ち着く場所だな
(街を歩いて神殿らしき建物を見つけ足を踏み入れた。劣化しているが物はあるようで神聖な雰囲気に少し目を細めた。人間が神を祀る為に建設しただけあると感じつつ目に付いた本を1冊手に取って)

(/次のイベントが始まったと言う事で一旦前回の絡みを回収して新たに絡み文を投下させていただきました。今回は同時に絡める人数はカロン様含め4人までとさせていただきます。また絡んでいない方々を優先して絡ませていただきますが絡んだ事のある方も歓迎します)



100: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-14 18:00:51


(/誤字訂正、イベント→物語の進行です。レス消費失礼しました)



101: 月 -moon- [×]
2022-04-18 00:54:21

>93 Jupiter

ええ、こちらこそ。わたしもあなたも、この旅で何かを得られるといいわね。
(しっかりと礼を返してくれる彼に微笑を向ければ、視線を目の前に広がる街並みへと移して、地球を模したというその景色に眩しそうに目を細める。そしてそんな風に会話をしているうちに、顔合わせの場には他の星々も集まり始めており、周囲が次第に賑わっていくのを見れば、両手を後ろ手に組んで彼を振り返って)
さて――みんなも集まってきたみたいだし、わたし達も混ざりましょうか。食事って初めてだし、楽しみだわ。
(目の前には美味しそうな匂いをさせている料理の数々。これも実際に体験してこそだろうと思えば、星々が輪になっている一角に向かって彼を伴うようにして歩き出して)

( / 顔合わせの絡み文を回収されるとのことですので、この後星々と会食を楽しんだとという体で回収とさせていただきました!次の物語につきましては、顔合わせにてお相手いただいた身ですのでひとまずは遠慮させてただこうかと思います。今後のイベント等でまたお話させていただけますと幸いです!)


>94 charon

(椅子へと腰掛けながら少し困ったように笑うカロンに、気にしないとばかりに小さく首を横に振ってみせれば、無礼講でしょう、とでも言うように周囲で談笑している星々へと視線を向けて。初めての出会いに、初めての食事。個々がこの旅へ抱く思いはどうあれ、少なくともこの場は新鮮な驚きと歓びに満ち溢れているように見える。そんな風に思考を巡らせていれば、カロンの掛け声に視線をそちらへと戻し、グラスを軽く掲げるように持ってはその言葉へと耳を傾けて)
――乾杯。この旅路がどうか……あなたにとっても幸福で、実り多いものでありますように。
(周囲の喧騒が遠くなったかのような感覚の中、カロンの声だけが深々と降り積もるように響く。それはまるで祈りにも似た、優しく、星々のすべてを祝福する言葉。口元に淡い笑みを浮かべてグラスを合わせれば、軽い衝撃と共に心地よく澄んだ音が鳴る。乾杯の言葉と共に贈るのは、みんなの幸福を願うあなたを祝福する言葉。グラス越しに見つめるカロンの瞳が葡萄酒の色彩を映して輝く様子に僅かに目を瞠れば、隠された宝石でも見つけたような心地で暫し魅入り、それからふわりと微笑んで)
――ふふ、人間が事あるごとに乾杯したがる気持ち、ちょっとだけ分かったかも。それに……素敵なものも見れたわ。

( / 太陽系第九惑星、浪漫ですよね…!語り手様のイメージ画も神秘的で引き込まれそうで、Moonの立場だったら、船から思わず飛び降りたくなってしまいそうです。現在の会食の場面とその転換につきましては下記の通り考えておりますため、よろしければご意向をお聞かせいただければと思います!)


> 語り手様、星々の皆様

( / いつも楽しい旅路をありがとうございます!
会食後への場面転換とのことですが、次回イベント予定の4/22までにお返事を返せるかが定かではなく…置き逃げとなってしまいそうなので、新たな絡み文の投稿はいったん控えさせていただこうかと思います。
現在会話中の方々につきましては、キリのいいところまで会食を続ける、いったん一区切りとして回収する、会食が終わった体で場面転換、そのどれでも問題ありませんので、ご負担とならないように取り計らっていただければと思います。また、もし同じような心持ちであれば、次回イベントに向けてゆっくり回収が無難かなぁ、と思っております。
背後会話で一言いただければ、一緒にそのような流れとなるようにしていきたいと思いますので、遠慮なくお声掛けいただけますと幸いです!)



102: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-20 01:29:09


(/顔出し失礼しますとMoonの背後様、把握しました。また次のイベント等でお話しましょう!ひとまずお相手ありがとうございました)



103: 名無しさん [×]
2022-07-16 00:40:17

支援

104: 語り手 [×]
2023-08-13 15:30:34



- Sun - 君は自責で泣いてないかな。

-Mercury- どうか彼女を支えてあげてね。

-Venus- 変わらず何より一番美しく綺麗だ。

-Earth- もう身体の痛みは取れたかい?

-Mars- ごめんね願いを叶えられなくて。

-Jupiter- 最期の旅路は楽しめたかな。

-Saturn- あの時は辛かったね再会はできたかな。

Uranus- 姿をもう一度だけ見たかった。

-Neptune-今も尚想いは色褪せて無いかい?

-moon- 優しい君よ、傷を隠す事はない。

-Pluto- 君はもう永遠に一人ではないよ。


105: 語り手 [×]
2023-08-13 15:32:28


楽園という終焉を前にして、小舟に乗ったカロンは静かに唇を開いた。

『忘れてました、私は渡し守、この先へは行けません。』

それは遠い遠い昔の誓い。



“いつ何時、どんな苦行が訪れ、我等を引き裂こうとしても”

“己が定めを愛し、哀しみさえ盾に出来るように“

”永遠の約束をそのステュク河に宣言しよう“

必ず最期に巡り合えるように。
ステュク河の水を口にして神々は誓った。

あの時の面影、あの光景を今も覚えている。星が巡れば、また思い出す…きっと。

『もしまた奇跡が叶うならその時は…まあいいや、そんな事は。』

楽観的な口調、何も苦に感じぬ柔らかな微笑。
そこにいるのは独りの老人、その老人は小さく去り行く背に会釈をした。

お星様は母”カオス”の懐へと還り、そしてまた運命は紡がれ…


彼等は何万回と巡り合っていた、いろんな姿で。いろんな宇宙で。懐かしい記憶、それは前世の記憶。そしてまた白紙へと戻り…


“初めまして、私はカロン“ーーーー。



運命という丸い輪の上で巡り合っている。
神よ、何故生み堕とした奇跡を奪うのか?
…黙したまま、”カオス”何も語らぬ。
死んでいるのか生きているのか、それさえ知る由もない。

紡がれ続かれる運命、それは彼女が消滅するまで回り続ける…。


『 星の遊泳 』 終


(/ふと、懐かしくなりかつての物語に終止符を打ちに参りました。僅かな時の中で巡り会えた皆様との懐かしい記憶。姿形が違えどまたいずれ、何処かで、もう一度巡り会える事を星に願って。)

106: 匿名さん [×]
2023-08-13 17:00:54

(/元地球役の人です…リアルを優先してしまい皆様と会話を多く交わせなかったこと、誠に遺憾です。
申し訳ございませんでした。)

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