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【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/途中参加歓迎】/106


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69: 月 -moon- [×]
2022-04-03 12:49:10


>60 Jupiter

(地球を模したという街並みに思わず足を止めそうになりながらも、まずは目的地へ、と星々の顔合わせの場である街の中央まで足を運べば、たくさんの料理が並んだテーブルの手前に、ひと際大きな背が目に入る。見上げなければいけないほどの身長差。二、三歩分くらいの距離をあけて立ち止まっても、半ば仰ぐように見上げて視線を向ければ、不意に湧き上がるのは安心感と親しみ、それから激情。今のわたしを構成する何か――恐らくは神話のひとつが反応した、のだと思う。しかしそれらの感情は姿形を掴む前に霧散してしまったために今は深く考えることはせず、上から下までその姿を確認すれば、大きさと色彩から、思い浮かぶのは先ほど窓辺から眺めた星の一つで)
あなたが、ジュピター? とても大きいのね――それに、先ほど見た木星と同じ色彩をしていらっしゃるわ。
(太陽系で最大の惑星、最高神の化身。人の姿をとってもその迫力は先ほど見た星そのものと何ら変わらず、厳かな佇まいはそれらの称号に相応しい。そんなことを考えながら、静かな夜を連想させる声音でその名を呼べば、飽きることなく窓の外を眺めていたのと同じ視線を暫しジュピターへと向けて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。威厳ある我らが父、素敵な木星様に絡ませていただきました。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>63 Mars

(船に乗った星々の顔合わせがあるからと街の中央部へと足を運べば、そこに居た先客は、何やら用意された料理を前に途方に暮れているような様子。あれは誰だろうかと考えたのもほんの一瞬のことで、燃え盛る炎のような髪と、力強くも苛烈な雰囲気。覚えのあるその気配は、地球の隣人――公転周期によってはわたしにとっても時に隣人となる星のもの。もっとも、地球越しにその姿を見ることはあっても、一度だってそちらを振り返ったことはなかったのだけれど。地球が火星の想いを知って、その接し方を試行錯誤していたのを誰よりも傍で見てきた身からすると、地球の親友とは言えその存在はちょっとばかり面白くない。歩み寄って一つ開けた席の辺りで立ち止まれば、深々とした夜のように静かな声音で語りかけて)
人の身を得たのだから、人の流儀に従うべきだわ。まずは食べる前のお祈りからよ、マーズ。――最初にお皿を捧げ持って跪き、三回頭を垂れてから立ち上がって、その場で十回回って感謝の言葉を唱えるの。
(その”面白くない”という感情のままにでたらめを口にしてみるも、自身の持つ潔癖さ故か、どうにも落ち着かない気持ちになる。疑うにせよ信じるにせよ、彼の反応を待つ間に椅子を引いて席につけば、興味深そうにナイフとフォークを手に取りつつしれっと、見る者が見れば少しだけバツが悪そうに、早々に種明かしをして)
――まぁ、ほとんど今考えた嘘なのですけれど。

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。真っ直ぐ自らの信念を貫こうとする、素敵な火星様に絡ませていただきました。MoonにとってEarth様の親友Mars様はどんな存在だろうかと考えを巡らせた結果、このような接触とさせていただきましたが、ご不快にさせてしまいましたら申し訳ありません。その際は遠慮なくお申し付けいただけますと幸いです。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>64 Neptune

(太陽系を抜けた頃、ようやく有限の光が走る星間から船内へと視線を移せば、そこに広がる光景にひときわ目を輝かせる。緑溢れる大地ではそこかしこから生命の気配がして、清流のせせらぎは何とも耳に心地いい。ずっと見つめ続けてきた青き星そのものではないけれど、わたしが守ってきたものはこんなにも美しかったのかと、胸がいっぱいになるような気持ちを抱きながら顔合わせの場へと足を運んで。やがて辿り着いた街の中央、料理が並んだテーブルの傍には荒ぶる波を湛えた大きな背中があり、その手には不釣り合いなほど小さな金属器。瞬間、三叉の矛を手にした大男の姿が脳裏を過り、数度瞬く間に目の前の彼の姿と重なるような感覚がすれば、どこか納得したような様子で一人頷き)
ネプチューン、かしら。海は海でも、わたしの”静かの海”とは随分違うのね。――それは、ええと……フォークと言って、人類が食事をするときに使う道具、みたい?
(月明かりのように静かな声で確認を兼ねてその名を呼びつつ、彼が手にしている物への認識を述べる。地球の次に人類に親しんだ天体であるから、だろうか。自分でもどうしてそんなことを知っているのかも分からないまま口にしているため、疑問形なのはご愛敬。同じように机の上のフォークを手に取っては軽く握って振り下ろし、刺すような動作をしてみせて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。豪快で気持ちのいい、素敵な海王星様に絡ませていただきました。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>65 Earth

(生い茂る緑と咲き誇る花々、動物たちはのびのびと過ごし、空を仰げばそこには雲一つない青空が広がる。箱舟の中の生命圏は決して本物ではなかったけれど、それでも自分自身があの生命の星に降り立っているかのように感じられるには十分なもの。大切に守り続けてきた星の内部をその瞳に映しては、その景色をひとつひとつ噛み締めるようにしながら、浮足立つ心を抑えつつ顔合わせの場へと向かって。そうして辿り着いた街の中央、既にテーブルについている先客の姿を認めれば、その後ろ姿に覚えるのは懐かしさと確かな安堵。見間違えるはずもない。こうして人の身を得た今でも、自分はかの星を守れる場所に居るのだという安心感から自然と笑みを口の端に乗せれば、歩み寄って彼女の隣の椅子をそっと引きつつ)
流石ね、アース。わたしにも知識だけはあるみたいだけれど、あなたほど上手く扱えそうにはないわ。
(隣の席へと腰を下ろしながら深々と降り注ぐ月光のような声で語り掛ければ、自然に食器を操っている姿に感嘆しているような様子を見せる。彼女の中で生まれた文化なのだから既に習得しているのも道理だろうと考えつつ、その所作を参考にしながら、自身もナイフとフォークなる金属器を手に取ってみて)

( / 初めまして。挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。慈愛に満ちた生命の母、素敵な地球様に絡ませていただきました。地球の地軸と自転を保つことに心血を注いでいたMoonにとっての無二の存在。大切に思うが故に過保護なこともあるかと思います。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>67 charon

(人の身ならではの感覚を興味深く感じていれば、旅の始まりを告げたのと同じ、静かな水底のような声に名前を呼ばれて振り返る。こちらを気遣うように覗き込む瞳をそっと見つめ返しては、冴え冴えと耀う月の光のような声で、先ほど聞いたその名前を口にして。差し出されたグラスを受け取ると何とも芳醇な香りが立ち上り、これまた興味深そうに葡萄酒へと視線を落としていれば、続く問いかけに顔を上げ、不思議そうに小首を傾げて)
ああ、カロン。もしかして――心配、させてしまった? 大丈夫、違うのよ。始まりがあれば終わりがあるのは、当然のことですもの。
(夜空の静謐さを湛えた瞳に強がっている様子はなく、自身の行動を振り返って何かに思い至ったか、むしろ少しばかり申し訳なさそうな色を浮かべる。地球を模した船の内部や、人の姿を得た星々はもちろんとても気になるが、暫くは旅が続くのに対し、星の姿のみんなを見ることができる機会は貴重だった。初めて見る太陽系の姿に心躍っていた。それこそ、熱心に窓の外を眺める姿が、誰かの瞳にどう映るかまで考えが至らないくらいには。引いて貰った椅子に腰を下ろしつつ、自身の迂闊さを恥じるように俯いては、それを誤魔化すように葡萄酒に口をつけ、グラスをテーブルに置いてから気を取り直すようにカロンを見つめて)
みんなの姿がすごくきれいで、目が離せなくなってしまっただけ……なの。――だからね、心配ないのよ。これが川の向こう岸への束の間の旅だとしても、わたし達はこうして出逢えたのだから。

( / 挨拶文については>66に記載させていただいたため、簡単なご挨拶で失礼いたします。この度は参加を許可していただきありがとうございました。運命を導く渡し守、素敵なカロン様とお話することができて嬉しいです。改めまして、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


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