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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
預言者 [×]
2022-10-02 23:14:26
>>59様
(お越しいただきありがとうございます!興味を持っていただけたようで嬉しいです。蘇芳のキープを承りましたので、10/5の水曜日までにプロフィールのご提出をお願い致します。素敵なご令息様の誕生を楽しみにしております!)
>>60 / 卯の花様
(了承いたしました!こちらトピ説明>>6にもございます通り、リセットは一ヶ月の無言ですので、あまりお気になさらず。お忙しい中多忙の旨をお伝え下さり、ありがとうございます。どうか体調にはお気を付けくださいね!)
62:
匿名さん [×]
2022-10-03 01:35:49
(/>59にて蘇芳をキープさせて頂いていた者でございます。pfが完成したので、お手隙の際で構いませんのでご確認をお願い致します!)
希望:蘇芳
年齢:17
性格: 困った人を見かけたら放って置けない優しい人物で、行動力が高く率先して神の能力を使って助ける。自分が損をするのを分かっていても助けるくらいお人好しなのは両親の教育故かもしれない。故に自己犠牲の精神も強く、神になった際に他者から忘れ去られても「皆が生きられるなら」と問題なく受け容れた。表情豊かで明るく前向き、年頃の少年らしい無邪気さも備える。
容姿: 168cm。無駄なく引き締まった男性らしい筋肉質な体つきで、所謂細マッチョ。何も手を入れていない自然な黒髪のショートヘア。瞳は日本人らしい焦茶であり、垂れ目で少々ぱっちりとした大きな瞳と、幼さが残る顔立ちもあり無垢で優しげな印象を与える。
白い無地のカッターシャツに濃紺のスラックス、上に濃いグレーのベストという学生服姿。その上に神の証たる蘇芳色のロープを羽織り、フードは被るものの深くは被らず、普段から顔が見えるようにしている。
神の能力: 自傷による傷から流れ出た血液で他者の傷を癒す能力。死に至るものでなければ大抵の傷を癒すことが可能であるが、重傷である程垂らす血液の量も比例して多くなる。物資が乏しい中で治癒を求める者もおり、本人の心優しい性格も相まって使う頻度はかなり多い様子。
生誕と年月:11月18日、3年
備考: 両親や親戚関係は既にほとんどが亡くなっており、僅かな友人や知人と共に懸命に生き延びていた。3年前にウツギと出会い、皆を救えるならと神になることを受け容れ“蘇芳”となった。神になり力を使って友人たちを助け続けるが、遂に全員亡くなってしまう。それでもまだ他の場所で懸命に生きる人々に手を差し伸べるべく各地を渡り歩き、人助けをしながら人々を見守っている。人としても神としても若輩者であるのを認識しており、誰に対しても敬語を使う礼儀正しい人物。
一人称は僕、二人称は神なら名前に敬称付け。
63:
預言者/千草 [×]
2022-10-03 06:39:36
>>53 / 瑠璃
(微細に変わる表情と、まるで宝物のように形容された酒の瓶。その瞳の焦点がこちらに合わさることはなくとも、輝きの中に鈍る憂慮の念は否応なく胸に落ちた。それでも眼前で精力的に活動する姿には、愉快の感情が先立って。くるくると働く姿に小さく笑みを浮かべ、緩慢な動きで立ち上がる。そのまま一歩二歩と距離を詰め、彼女の抱える瓶を指差しては、そのままつんと突付こうとして)はは、人間の頃かぁ。……十年も前だし、もう朧気かもなあ。ライターオイルもどきは何に使うんだ?
>>54 / 朽葉
(先程は気付くことが出来なかったが、彼女の手には──ここに至るまでの瓦礫を避けるのに苦労したのだろう──砂埃が節々に付着していた。眼前の神が瞬間的にこちらへ移動することを選ばず、自身で障害物を退けることを選んだその意味は、今は脇に避けておくこととしよう。視線が合っては外されて、短い逡巡の時間は彼女が埃を払う仕草で終わりを迎える。幼子らしい軽い力で重ねられた掌は暖かく、確かな生を感じさせた。つられて緩んだ頬を土産にもう一度立ち上がると、一度二度と瞬きをして。「青い海。俺は小さい頃に連れてってもらったらしいけど、もう記憶にないな。これから行く場所も、お世辞にも綺麗な場所とは言えないね」自身と比べて小さな手がその大きさに見合った力で自身の手を握ると同時、今となってはほぼ頓着しない感覚についての独り言が落とされる。不要と判断したその感覚が神に備わっているのは今でも不思議で、彼女が笑んで抱きしめたその” 大事 ”に首を傾げ。独白に賛同する言葉を持たぬ代わりに、せめて握られた手をごく軽い力で握り返した。彼女がこの手を離さないのならば、静寂が過ぎて耳鳴りのするようなざわめきの中、ゆっくりとその足は地面を踏みしめて行くだろう。エスコートと言うには頼りない、長閑な足取りが葉を散らす。瓦礫の山を縫うように歩いていけば、お目当ての湖が視界に入って来る筈で。倒壊した木々がその水深を嵩増ししている、抉れた地面に貯まった水。渦巻く泥の色は神の姿を映すことを拒み、ささやかな風にただその水面を揺らすのみ。少し寂しいような、悪戯げなような表情をその頬に浮かべ、傍らの少女に視線を落として)ね。湖だろ。……兎ちゃんが汚れないようにしないと。
>>56 / 梔子
ははっ、俺は君の能力の影響を受けないと思うけど……うん、子守唄代わりに聞いてもいいかな。(今のところ、他の神の能力が自身に影響を及ぼしたことはない。この場に姿を表したのは彼女の持つ音色を耳にしたかったという、ただそれだけの理由である。己が邪魔をしてしまった息を吸う音さえも美しいと感じるのは、その能力への先入観故か、はたまた事実としてなのか。他愛ない思考を笑みの裏に隠し、先の答えを待たぬまま、手近な地面に腰を下ろして。怠惰を感じさせるようなあぐらをかいた姿勢から、期待に満ちた瞳で眼前の神を見上げて)拍手の準備もできてるよ。合図はいる?
>>62 / 蘇芳様
(/プロフィールのご提出ありがとうございます。暖かな太陽のような明るさの中、それ故一抹の危うさを感じさせる素敵なご令息様ですね!不備等ございませんのでこちらで登録させていただきます。前述にもあります通り、ご自身で初回ロルをご投稿いただくか、既にご提出されている皆様方のロルに絡みをいただくかをお選びください。もしも全員と絡むことが難しければ、○人まで等、事前にその旨をご発信いただければ幸いです!)
64:
預言者 [×]
2022-10-03 06:41:42
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>35 サブトピックについて
▼神様方の栞
【蘇芳様】>>62
【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>56
【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>63
【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>55
【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49
【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>54
【卯の花様】>>44
(/追加と変更を行いました。また何かご要望がございましたらお声掛けください!)
65:
レンゲ [×]
2022-10-03 16:09:30
>63
>千草さん
(瓶をつつかれてふむ…と一呼吸置いた後地面に瓶を置きバックパックから栓抜きと手のひらに収まらないほど大きく改造されたライターを取り出して栓を開け始める。)そりゃあライターを点けるためだよ。食べなきゃ死ぬけど生で食べると食中毒で死んじゃう。あの子みたいに。…?あの子ってどの子?
66:
瑠璃 [×]
2022-10-03 16:12:03
>65
(/はーい別トピの名前で発言しちゃいました本当にごめんなさい…)
67:
預言者 [×]
2022-10-03 18:33:37
>>66 / 瑠璃様
(/誤って名前を記入することは誰にでもございますのでお気になさらず!しかしそれよりも、>>65の瑠璃様のロルは参加条件である下限100を満たしておりません。詳しくは>>6にございます。
こちら認識の齟齬が起こっているかもしれませんので、今一度「ロル」についての当方の見解を示しておきますと、「ロル」とは「セリフを除いた人物の行動・心情・周囲の状態で、()内部に示される描写」のことでございます。今回は注意に留めさせて頂きますが、今後同様の状態が続いた場合、「瑠璃様に必要以上のご負担を強いてしまう」「トピックと瑠璃様のスタンスの違いの乖離」という理由でこちらへのご参加をお断りさせていただく可能性がございます。ご留意くださいませ。分かりにくい点がありましたらまたどうぞ!)
68:
瑠璃 [×]
2022-10-03 19:17:10
>67
そりゃあライターを点けるためだよ。食べなきゃ死ぬけど生で食べると食中毒で死んじゃう。あの子みたいに。…?あの子ってどの子?(瓶をつつかれてふむ…と一呼吸置いた後地面に瓶を置きバックパックから栓抜きと手のひらに収まらないほど大きく改造されたライターを取り出して栓を開け始める。アルコールの匂いが漂う中ペラペラ喋っていたがふと自分の発言に違和感を持ち、一体いつこんなふうに考えるようになったのか分からず頭を捻る。)
(/すみません!!!すっかり忘れていました!!!以後気をつけます!!!!)
69:
預言者 [×]
2022-10-03 22:31:43
▼サブトピックについて
「本編では伝えきれない内容を補足しておきたい」
「PL同士で交流してみたい」
「本編軸では聞き辛い質問がある」
「本編を綴る時間はないけれど、ちょっぴりでも物語に参加しておきたい」
等々様々な目的で、ご自由にお使い頂けるトピックがサブトピックです。尚こちらは【晦冥へ、手向けの百骸】に参加されている方専用のトピックとなります。参加者様の書き込みは強制ではございませんが、良ければ覗いてみてくださいね。
サブトピックはこちらから。
https://m.saychat.jp/bbs/thread/682880/
※該当トピックはセイチャット内の個人用・練習用カテゴリにございます。セイチャット内検索を使い、サブトピックの題名である「神様たちの余暇」を検索しても出てこないのでご注意を!
▽補足説明
Q1.神様同士は能力の影響を受けますか?
A.いいえ。神の能力は人にだけ影響を与えます。人知を超えた力を持つ者同士ではその作用が反発しあってしまうのか、何の結果も残りません。
Q2.神様ってなんですか?
A.神が神たる理由については諸説ありますが、一つ言えることは、「神」は「人」との二項対立の概念であるということです。
Q3.神様は海外へ行くことができますか?
A.不可能です。日本列島からは出ることができません。正確に言うならば、「個々人が日本列島と認識している範囲」から脱出することは不可能です。
Q4.神は食事・睡眠等が必要ありませんが、それらを娯楽として行うことは可能ですか?
A.可能です。しかし、もし「本当の意味での食事」をしようとすれば、材料等は自力で調達する必要があります。「神様の寝床」に帰って形状変化を使用すれば台所等を出現させることはできますが、例えば冷蔵庫に入れられた林檎等の食材はそこにあるオブジェクトとして処理されているため、正確には質量を持ちません。形状変化を使用して料理を出現させることも可能ではありますが、やはりそれも味と匂いが再現されただけのオブジェクトです。人間がこの食事を摂取し続ければ餓死します。
(/サブトピックについての説明を改訂致しました。また、疑問が出るであろう事柄・情報不足の点について補足説明を追加させていただきました。また何かあればご連絡ください!)
70:
預言者 [×]
2022-10-03 22:43:38
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>69 サブトピックについて※
▼神様方の栞
【蘇芳様】>>62
【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>56
【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>63
【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>68
【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49
【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>54
【卯の花様】>>44
(/度々の変更、申し訳ございません。トピックは始動したばかりですので、もう少し期間を経れば目次の更新頻度も落ち着くかと思います…!またご要望等あればお聞かせくださいね!)
71:
朽葉 [×]
2022-10-03 23:14:57
>55 瑠璃
電気を……足しに? なるほど、瑠璃はそれを動かしたいのね。
(歩き出した彼女に遅れないようにと、歩幅の違い故に小走りでその後を追えば、足元を這う蔦をぴょんっと軽い仕草で飛び越える。ようやく横並びになったところで彼女の手に懐中電灯が握られれば、それが必要な理由までは分からないが、電力が必要な理由は理解したとばかりに頷いて。きょろきょろと辺りを見回して探し物は継続しつつ、電子機器というキーワードに記憶が刺激されれば、かつて耳にした言葉をそのままなぞるように口にする。そして連鎖するように浮上したその時の出来事を苦笑交じりに語っていれば、進行方向の壁面に重々しい鉄製の扉が目に入り)
確か”精密機器は経年劣化に弱い”のだとか。――壊れた発電機の停止状態を終わらせて欲しい、なんてトンチみたいなお願いをきいた事があるけれど……結果は散々よ。耐用年数と言うのにも、ちゃんと意味があるのね――と、何か見えてきたわ。
>56 梔子
うーん? 今が、ええと……大災害から25年だから……たぶん、ほとんど同じか、梔子の方が少し上くらい……かしら。
(年下なのかと問われれば不思議そうに数度瞬いた後、すぐに答えが出せずにゆるりと首を傾げる。神の外見が誕生の瞬間に時を止めるのもあるが、何より時間の感覚が鈍くなって久しく、辛うじて巡っている四季と人々が口にする大災害からの年数を元に計算する他ないためで。お互いの居場所を何となく感知できる特性から、自身より後に生じた神の出現時期はざっくりと把握しており、その記憶と目の前の彼女の外見年齢から導いた答えをやや自信なさげに口にして。それから芝の再現を試みようかと言う彼女に目を輝かせれば、今は家の制御を自身が握っているため、後ほどそれを彼女に渡す算段をして)
本当? それなら、後でわたしが一度家を出るから、ぜひ試してみて欲しいわ。
>63 千草
(彼が再び立ち上がるのに合わせて、繋いだ手が斜め上へと引かれる。当然エスコートなんて格好のいいものになるはずもなく、どこからどう見ても保護者に手を引かれる幼子の構図であるが、それに何かを思うような時期はとっくの昔に過ぎ去ってしまった。繋いだ手を辿るように彼を見上げては、紡がれた言葉に感想を一つ。「それは……少しだけ残念ね」彼の記憶にその青がないこと、思い出が風化してしまっていること、あるいは向かう先の湖のこと。どれを指していてもおかしくはない言葉は、瓦礫の間を吹き抜ける風に溶ける。やがて繋いだ手がほんの僅かに握り返される感覚と共に彼が歩き出せば、導かれるままに瓦礫の街へと足を進めた。歩きながら少しだけ視線を落とせば、目に入るのは羽織の裾。彼を示す色はいくらか水を含んで本来より色濃く、風にふわりと揺れないのが少しだけ面白くない。だからと言って口を開くでもなく足を進めていれば、目の前に現れた湖はある意味では想像通り、でもちょっとだけ抗議したいような、そんなもので。呼気のようにささやかな微苦笑を一つ零し、こちらに視線が向くのを感じて緑の瞳を向ける。複数の色を含んだ彼の表情を暫し見つめた後に繋いでいた手を離せば、一歩湖の方へと踏み出しながら、少なくとも神々からは真白に見えるであろうぬいぐるみを彼の濡れた胸元へと押し付けるようにして)
じゃあ、千草――この子を汚さないように、よろしくね?
72:
梔子 [×]
2022-10-04 17:17:00
>63 千草
確かにそうか…よし、歌ってあげよう。にしてもそんな期待の目で見られると流石に緊張するかな…
(確かに自分も他の神の能力の影響を受けたことが無い。そういう物なのだろうと納得して歌う準備をする。期待に満ちた目を向けられ緊張するが、せっかく聞いてくれるというのだ。緊張を振り切りくるりと後ろを向く。)
えっと…では。
(大きく息を吸い、吐くと同時に音を出す。自分で考えたことは無いが所詮子供の頃に歌っただけの拙い歌声だ。まぁ、大切なのは歌詞だ。遠い昔に消えていった楽しい思い出、未来への期待、過去への想い、願望、希望、切望…そんなものがつまった、明るいようでほのかに薄暗い、誰かが誰かのために作った歌。その誰かはとっくにこの世にいないけれど、それでも歌はこうして残っている。それも一つの希望だろうか。そんなことを思いながら歌い終わる。)
……どうでしたか!めっちゃ緊張した…
>71 朽葉
うん。多分そのくらいだと思う。
(彼女が言ったのと同じくらいだろうと打算して)
もちろん!それまでに思い出しておくよ。
(それまでに昔家の庭や公園で見たであろう芝の光景を思い出そうと目を閉じて)
なんだっけ、ピクニックだっけ。そんな感じので公園に行ったなぁ…よし。お弁当とかも思い出してみる!
73:
預言者/千草 [×]
2022-10-04 19:56:51
>>68 / 瑠璃
食べなくても死なないと思うけどな。少なくとも、俺たちは。
(充満する酒気の臭い、ツンと鼻を突いた気体に少しだけ眉根を寄せる。否、もしかすればその不快は、彼女がふと零した過去の残滓に微かな同情を覚えたからかもしれない。移ろう人の心が神の身に宿されているなんてお笑い草だと、半ば自嘲を込めた勝手な哀れみ。眇めた目の不自然さに気付く者は、果たしてどれほどだろう。不安定な心情を剥き出しにする傍らの神が“あの子”と繰り返すその口へ、まるで静かにと制するかのように、自身の人差し指を押し付けようとして。節くれだったその指が退けられないとすれば、にっこりと笑ってみせ)……ね、何が食べたいの?
>>71 / 朽葉
(応答は彼女によって寂寛へと性質を変え、最早郷愁とも呼べない自身の過去が少しだけ妬ましくなる。それを告げることはせず、ただ隣を歩く体温に知らずのうち瞼を伏せた。普遍となった汚泥の沈む湖の前、数瞬落ちた沈黙を破ったのは、秘密を囁く前のような吐息だっただろうか。それとも、円な瞳へ吸い込まれたのが引き金だっただろうか。どちらにせよ彼女の前では些細なことだ。取り巻く空気が乱れると同時、小さな掌の温もりが離れ、代わりに予期せぬ感覚が胸へと柔らかく飛び込んできて。然程強く押し付けられた訳では無いにせよ、不意を突かれた身体は一度二度とたたらを踏んだ。咄嗟に抱きしめた眼下の白の正体は、どうやら彼女の相棒の白兎である。命の通う動物というわけではないものの、常に彼女と共に在るその瞳には圧を感じて。徐々に状況に理解が及べば、胸の内に込み上げる可笑しみと滑稽さに自然と口元が緩む。愉快の感情を隠さないまま呵々大笑、濁色の渦巻く湖がそれに応えるようざわめいて。「……それは重大な任務を与えられたな。もし汚したら、どんな天罰が下るんだろう」珍しく天と呼んでも差し支えなさそうな空模様だったから、そんな言葉がするりと転がり落ちた。他愛無い、ともすれば皮肉げな言葉を一つに、先よりも湖面へと近づいた彼女に向き直る。白兎の柔らかな腹を確りと両手で抱えつつ、自身の顔の前まで持ち上げて。そのまま左右に揺らしながら、からかいを含んだ裏声で兎の真似を)『朽葉ちゃん、でも、ボクもキミと水遊びしたいなぁ』……なんてね。
>>72 / 梔子
(彼女が歌声を紡ぐと同時に、目を閉じたのは無意識だった。もちろん睡魔に襲われたというわけではなく、ただその歌が余りに優しかったから。どこか望郷を感じさせるような、希望を滲ませたような神の歌。そのリズムがふらりと途切れ、コンサートの終わりを告げられても、未だその余韻は身体に残る。彼女を称賛するはずの拍手を形作る手は酷く緩慢で、まばらに落ちる音は拍手というより手拍子のようにも思われた。「……すごいな。人を救う歌だ。」本心からの感想とともに、ようやく彼女からの問に答えて腰を上げる。どんな技巧より胸を打つひたむきさがその歌の根本なのだろうか。機材も何も無い侘しい会場をぐるりと見渡し苦笑を零しては、彼女の方へと歩み寄り)さて、君のチケット代はいくらなのかな。後払いになっちゃうけど。
>>72 / 梔子様
(/失礼いたします。>>72にある朽葉様宛の梔子様のロルですが、参加基準である下限100文字に達しておりません。繰り返しのようになってしまいますが、>>67でも一度こちらのロル基準を明記しておりますので、下記ご確認ください。
≫ロルについての当方の見解を示しておきますと、「ロル」とは「セリフを除いた人物の行動・心情・周囲の状態で、()内部に示される描写」のことでございます。
>>67での対応と同様今回は注意のみに留めますが、もし今後もその状態が見受けられれば、「梔子様に無理なご負担を強いてしまう」「当トピックと梔子様のスタンスの乖離」という理由で登録を解除させていただく可能性がございます。ご留意くださいませ。分かりにくい点がありましたらまたどうぞ!)
74:
梔子 [×]
2022-10-04 21:50:10
>71 朽葉
うん。多分そのくらいだと思う。
(彼女が言ったのと同じくらいだろうと打算して)
もちろん!それまでに思い出しておくよ。
(それまでに昔家の庭や公園で見たであろう芝の光景を思い出そうと目を閉じて)
なんだっけ、ピクニックだっけ。そんな感じので公園に行ったなぁ…よし。お弁当とかも思い出してみる!いい感じに思い出せたら一緒に食べよう!お腹には貯まらないけど…きっと楽しいよ。
(昔シェルターの中で見た絵本。その中に書かれていた友達や家族と外に出かけてご飯を食べるピクニック。外に出れないあの頃の私には、とても素敵なことに思えた。いつか行きたいとは思っていたけれど、結局人間のときは危ないから家族とも友達とも行けなかった。でも今は神だし、こうして話せる人もいる。憧れていたピクニックに擬似的でも行けるのはとても嬉しいことに感じて)
(/申し訳ありません…以降気をつけます。)
75:
蘇芳 [×]
2022-10-05 20:00:23
>ALL
(雨がしとしと降り注ぐ中フードを被り、ひょいひょいと軽快な動きで瓦礫を越えながら歩く。誰もいない、雨音と己の足音のみが響く世界を、少し寂しく思いながらも進めていた矢先、コツンと当たるものがあった。見下ろしてみると動物の亡骸があり、恐らく当たったのは骨だろうと推測しつつ、その場所の土を掘って亡骸を埋めて、木の枝を立てて小さな墓を作る。そうして出来上がった墓を前に手を合わせて冥福を祈りながら、ポツリと呟き)
助けてあげられなくて、ごめんね。どうか安らかに……。
(/絡み文の投下が遅くなり大変申し訳ございません。蘇芳の背後でございます。参加許可と素敵なお言葉を頂けて嬉しい限りです。これから愚息共々よろしくお願い致します。
それとドッペルの件でお願いがございます。皆様と絡みたいのは山々なのですが、当方のキャパシティですと【お二人まで】が限界でございまして……レスペースもリアルの都合上まったりになってしまいますので、ご承知頂けますと幸いでございます。
長々となりましたが、改めましてよろしくお願い致します!)
76:
預言者/千草 [×]
2022-10-06 20:31:29
>>75 / 蘇芳
(珍しくもない雨の下を歩く中、ふと感じた気配に顔を上げる。どうやら近くに同類の“神”が存在しているらしい。短い逡巡の後にふつりと姿を消したのは、蘇芳色の彼の前へ姿を表すため。軽く濡れた羽織が雫を散らし、その露を合図に姿を掻き消して。果たして目当ての神は静かに佇んでいた。袴に合わせた足袋がトンと地を踏みしめる直前、耳に届いたのは優しく死を悼む声。小枝の墓標を彼の肩越しに見詰めては、腕を組みつつ背後から覗き込んで。屈み込むような姿勢のまま、穏やかな声で問いかけを)……こんにちは。誰に祈りを捧げているの?
(/ご参加いただきありがとうございます。絡ませて頂いたのですが、「他の方とも交流してみたい!」「他の展開がやってみたい!」等あれば締めを回させて頂きますのでお声掛けくださいませ。それでは、楽しんでいただけることを願っております!/蹴り可)
▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)
>>1 概要と世界観※
>>2 NPCと用語等※
>>3 募集キャラクタ※
>>4 各種プロフィール※
>>5 展開の参照
>>6 注意事項・形式※
>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>69 サブトピックについて※
▼神様方の栞
【蘇芳様】>>62
・all宛初回ロル:>>75
【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>74
【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>73
【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>68
【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49
【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>71
【卯の花様】>>44
・最終レス>>60
(/追加と修正を行いました。「こうした方がいい」「ここはこうじゃない?」等あればお気軽にご相談ください!)
77:
瑠璃 [×]
2022-10-08 16:18:26
>71
>朽葉さん
多分あれは電気室…だといいね。それで…終わりを終わらせる、ねぇ…それができたら人類は今頃厄災の前に戻れているだろうね。………ね…ねぇ、その理屈で言えば死んだ人間の死という状態を終わらせればさ、その、生き返るのかな。(斜め下からの声に応えながら大きな鉄扉に近づいて行く。顎に手を当てて揶揄するような口調で話しながらも彼女に祈った人間たちに少しだけ同情する。きっと自分も同じ立場ならやっていた、と人間だった頃について思い出しているとある一瞬思いついてはいけない思考にたどり着き足を止めて話す。声は震え肩に力が入っている。ここ数年単位で初めてかもしれないほど感情が揺さぶられ先程否定されたばかりの話をもう一度確かめる。)
>73
>千草さん
んむ(突き出された人差し指を特に抵抗なく受け入れる。というより手が塞がっていて防ぎようがなかった。)
あ~そうだね…やっぱり肉かな、神戸牛でも松坂牛でも…和牛が食べた~い。(指から顔を引いて離しまた作業に戻りつつ話す。最早断片の一欠片すら残っていない崩壊前の記憶ではなく、生き残った友人がかつて言っていた和牛というものを適当に口調を真似て話す。実際のところ食べたいものなどなく死なないためにとりあえず食べているだけであり大して味も分かっていないのだが。)
(/お久しぶりです、別トピに浮気してました…!!)
78:
朽葉 [×]
2022-10-10 14:05:38
>73 千草
(不意打ちのように真白い塊を押し付けた先。彼の腕がそれを受け止めたのを見て取れば、そのまま湖の方へと数歩進み、振り向きざまに後ろ手を組む。彼を見上げる表情はどこか悪戯で、上がった口角と僅かに細められた瞳は、無邪気と言うには少しばかり思惑が多過ぎるだろうか。彼の口元が緩んだことに静かに笑みを深めたのも束の間、一瞬の静寂を押し流すように哄笑が空気を振わせれば、つられるように鈴を転がしたような笑い声を響かせて。やがて発作のようなそれが沈静化すれば、彼の軽口に視線を蒼穹へと移し「んー……世界が終わってしまうかも?」のんびりとした口調で事も無げに、それからほんの少しだけ寂しげに口にしたのは、きっとこの場限りでのみ許された一言。与太話の代名詞のような台詞も、神となった身では些か真に迫り過ぎている。しかし人間の耳に入れば恐慌の一つや二つは引き起こしそうなその言葉も、ここでは神々の鼓膜を揺らして風に溶けるのみ。彼がこちらへと向き直るのと同時に天を仰いでいた視線を戻せば、揺れるうさぎとその背後から聞こえるやたら高い声に、堪え切れなくなったように笑みを零して「ふふっ……それはまた今度。だって、黒うさぎになってしまうもの!」そう言い残せばくるりと踵を返し、軽い足音を立てて湖へと駆け寄る。しかし濁った湖面が目の前に迫っても一切減速する様子はなく、その勢いのままにぴょんと跳べば、着水と同時に盛大に水飛沫が上がって。陽光を受けて黒くも輝く飛沫を頭から被りつつ、思いがけず水底に足が付いたことにきょとんと首を傾げ)
――っ、わ……思ったよりも浅いのね。わたしの腰ぐらいまでしかないわ。
>74 梔子
まぁ、歳を重ねている実感はあまり無いのだけれど……神も、成長したら良いのに。
(彼女との会話で久々に歳月へと意識を向け、計算した自身の年齢にも少しばかり衝撃を受ける。長いような短いような、そんな曖昧な感覚を掴みかねている様子で、ぼんやりとした表情で独り言のような呟きを落として。しかしじきに話題が芝生からピクニック、そしてお弁当へと移れば、一転して穏やかに微笑み「お弁当、昔一度だけ作ったことがあるわ。……と言っても、保存食を空き容器に詰めただけなのだけれど」今となっては褪せてしまった記憶。思い出す度にいつか擦り切れてしまうのではないかと思いはするけれど、どうやらまだその時ではないらしい。何かを懐かしむように目を細めては、彼女の提案に大きく一つ頷いてみせて。笑顔を向けて賛同しつつ、軽い動作で椅子から飛び降りれば教室のドアの方へと向かい)
ええ! いい考えだと思うわ。芝生を眺めるだけじゃ味気ないもの。――それじゃあ、わたしは一度外に出るわね。
>75 蘇芳
(久方ぶりに神の力を使って移動した先は、生憎の雨模様。ケープを雨除けのポンチョに、ショートブーツを長靴へと変化させれば、近くに生えていた植物の大きな葉を、傘の代わりに一枚拝借する。そうして冷たい雨粒から逃れることができれば一息つき、そこでようやく、近くに他の神の気配があることを感じて。せっかくだし挨拶でも。そう考えて気配の方へと足を進めれば、いくつもの瓦礫を迂回した先、手を合わせて俯く姿が見える。視界が悪く、この距離ではその足元に何があるのかまでは判別できない。故に水たまりをぱしゃぱしゃと踏みながら近づいていけば、ごく小さな墓標がようやく目に入り、雨音の中でも不思議と通るような声で問いかけて)
――誰かのお墓? 蘇芳は今日も熱心ね。
(/初めまして!朽葉とその背後でございます。終末世界を歩く隣人として一緒に物語を楽しめたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
早速絡ませていただきましたが、お相手は二名までとの事ですので、機を見てやり取りを回収したり、他の参加者様へ繋いだりなどの対応も可能です。その際はお気軽にお声掛けくださいませ!)
>77 瑠璃
(何て事のない過去の失敗話を苦笑交じりに語っていれば、不意に隣を歩く彼女が足を止める。二、三歩先に進んでしまってから同じように立ち止まり、どうしたのだろうかと振り返ってみれば、いつになく震えている声が質問を紡いだ。それは終末世界では誰しもが描く夢。彼女の浮かべる表情も、その問いかけも、幾度となく繰り返されてきたものの一つ。相手が神であると言うことにほんの少しの驚きはあれど、だからと言って何が変わる訳でもない。いつだってそうしているように穏やかな、それでいて諦観の滲んだ微笑を浮かべれば、新緑の瞳で彼女を見上げて口を開き)
そうね、まず――わたしはきっと、あなたが望む答えをあげられない。その上で問うのなら、死を終わらせたらどうなるのかと言う”もしも”を語ることはできるけれど……聞きたい?
79:
梔子 [×]
2022-10-10 15:08:58
>73 千草
あはは、ありがとう。まぁ、その歌で誰も救えてないのが現状だよ。
(軽く笑いながら感謝して、少し目を伏せて相手の言葉に対し否定する。)
チケット代?そうだなぁ…じゃあ夕焼けが綺麗に見える場所知らない?最近見れてないから見に行きたいんだ。
(チケット代、最近はあまり聞かないであろう表現を耳にして少し笑いつつ、きれいな景色が見える場所を知らないか尋ねる。最近はいい天気では無いし場所も見つからないためしばらく夕焼けを見ていない。彼なら何処か知っているだろうかと考えて)
>78 朽葉
成長しなくなってから時間感覚も曖昧になったからね。成長するならもうちょっと一日一日を大切に生きていけるかもしれない。
(すっかり時間感覚が曖昧になり、今日がいつかも分からなくなってしまった。それに明日があるから良いだろうという思考になりつつある。人間だった頃はもっと時間を大切にしていたことを思い出して)
そっか。それもいい思い出じゃない?
(保存食を空き容器に詰めただけでも立派なお弁当だし、そもそも昔で言う普通のお弁当を作る方が難しい。まぁどちらにせよいい思い出になるだろうと考えて)
はーい。じゃあ…
(彼女が部屋から出ると、たちまち部屋の内観が変わっていく。学校のようだった下駄箱や教室机は塵と消え、かわりに足元から緑が広がる。緑が鮮やかな芝に花壇、赤い屋根の一軒家…自分が住んでいた家の外観をわずかに思い出し、それと似たものを形作る。最後にレジャーシートとお弁当が現れて変化が終わる、と思いきや少し欲が出てお菓子も出てくる。)
できた。なんだか懐かしい感じだなぁ。よし、お弁当も芝生もできたから入っていいよ!ちょっと邪念が入ったし完成度はあんまりかもだけど…
80:
朽葉 [×]
2022-10-11 00:15:30
>79 梔子
(彼女の返事に対してひらりと手を振ったのを最後に教室を後にして、駆け足で偽りの廊下を進む。やがて昇降口から外へと出れば思念によって形作られた幻の校舎は掻き消え、同時に神の家の制御が自身の手を離れたのを感じた。一つ深呼吸をしてから再び家の扉をくぐれば、眼前に広がるのは一面の緑。思わず感嘆の声を上げ、優しく吹き抜けた風と眩いばかりの陽光に目を細める。彼女が呼ぶ声が聞こえれば大きく手を振って了承を返し、青空に映える赤い屋根を目印に、さくさくとした芝の感触を楽しみつつ歩いて行って。やがて花壇の花々に囲まれた、一軒家の庭のようなスペースまでやって来れば、レジャーシートの上に準備されたお弁当とお菓子に口元を緩めて)
わぁ……! すごい、本格的ね。お弁当に……ふふっ、お菓子まであるわ。
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