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【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/途中参加歓迎】/106


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81: 火星 -Mars- [×]
2022-04-06 02:19:36



>80 土星 -Saturn-

(姿かたちこそ大きく変われど、腐っても戦の神だ。何者であれ、背後への極端な接近は己の本能が許さない、そう自認していたのだが。
酷く柔らかな、ビロードめいた笑い声。その間近さに金色の目を大きく瞠り、距離を取るべく横に身を翻す。そばにぬぅと立っていたのは、背の高い黒ずくめの男だった。赤茶けた果実をしゃくりと齧り、いやに親しげな微笑を浮かべ、それでいてその氷色の瞳は──ほんの一瞬、妙な感情をよぎらせたように見える。
瞬間、判断する。警戒すべきだ、この男は。)

そういう、お前は……お前がサタンか。

(こちらも口の端に好戦的な笑みを浮かべ、直感した名を口にする。見覚えはほとんどなかったが、木星の遠く向こうで輪を輝かせていたあの星によく似た首飾りで判断はついた。
しかし、相手が一瞬呼び違えた名前、それよりも妙に思ったのは、彼の自然な振る舞いだ。相手の情報を少しでも引き出すべく、こちらも椅子を引いて着席、体を相手のほうに向け。目の前にあった細長い銀食器を手に取ると、頬杖をついていないほうの手でくるくると弄びながら、いっそ露骨な探りを飛ばし。)

……俺より地球から遠いってのに、随分馴染んでいるな?



(/初めまして、絡み文ありがとうございます。様々な要素を持つSaturn、ひいては彼を生み出した背後様との交流を心待ちにしておりました……!エンケラドゥスの件はそのときから内心大喜びでしたので、全く問題ございません。同じ物騒キャラ同士でありながら来たる終末へのスタンスが正反対な2人を繋ぐ、この上ない題材だとも考えておりますので、作り込みや重ね方なども含め、背後様のお好きなようにしていただければ。改めて、これからよろしくお願いいたします……!)




82: カロン-charon- [×]
2022-04-06 21:10:26


>69 Moon様

そうでしたか、貴方が悲嘆に暮れていないのでしたら良いのです。私達衛星からは他の星など粒程にしか見えていませんでしたから、こうして対峙するとより一層よく見える。
(己が予想した答えとは別の、あまりに純粋無垢な思想と回答に僅かに抱いた懸念は胸の内へと消えて行き、甘酸っぱい葡萄酒を嗜む姿に安堵より一息吐く。彼女が廻る環境は現在よりも一層太陽や星の瞬きが伺えたかもしれない。そして暗闇を纏い輝く海王星や天王星を目視するのが初めてのように、己も彼女や地球、それらを取り囲む星々を目にするのも新鮮でついその煌びやかな濃紺から白金に絵の具を滲ませたような瞳に見惚れてしまう。地球の大地から見上げた夜空は彼女の瞳のように満点の夜空の中一際輝く白金の月が宵闇を照らしたのか、或いは青空に薄らと浮かぶ姿に学者達は大喜びしたかもしれない。水面に揺れる淡い月のように儚さを持つ彼女と視線が合わさる間、様々な思想が巡り無意識下で暫し見つめ合った後、ふと我に帰れば一度ゆっくりと瞬きをして視線を彼女が口にした葡萄酒へと移し。)
さて、葡萄酒のお味は如何ですか?此方はデュオニュソス神の酒です、彼方にあるのは葡萄の木。幾つも成した実から剪定されるのはより優れたものだけ、繊細な造り手から産み出された一粒一粒愛情が注がれる一品となっています。お口に合うと良いのですが。


>70 Mars様、Earth様

さあ、どうでしょう。何億光年もの途方も無い星屑から見つけ出すよりも、端まで見渡せる此処では脚を止めて耳を澄ませてみれば案外容易く出会えるかもしれませんよ……ほら。
(差し出した品々を頬張り、嘔吐しないのであればそれは彼もまた神の随に星から肉体を得られた一個人として生まれ変わった証拠。白紙同様、何も無い彼らがこうして様々な物に見て触れて感じて得られていく事で趣味嗜好が色付けられてゆく、そんな様子を愉しむように悪意無い眼で眺め。やはり地球とは出会えていないのか、彼の返答に曖昧な返答を添えて視線を船内へと運ぶ。此処は建物よりも緑や川などの自然が多く存在する場所、見晴らしは勿論の事目を凝らせば端の湖で踊る白鳥が見えるかもしれない。外に広がる宇宙の不確かな広さを思えば、彼らは随分と近付いたように思える。ふと視界の隅で方舟を駆け回りはしゃいでいた彼女が近付いてくる様子が見えると、此方を睨む相手の肩を軽く叩いてそちらの方向へと指を差し。______そして漸く巡り会えた二人へ愛情深い視線を向けて暫し黙したまま様子を伺う事とした。)

(/別途でご質問の件に関してお答え致します。参加様人数が増えてきた事によりMars 背後様のご負担や他の方ともお話をして欲しいとの思いから”探し物が見つかった”流れを作りましたので、カロンへの返答は簡易的な回収文、もしくはEarth様宛として切り替えて頂いて大丈夫です!)

>71 Venus様

ご鑑賞は済みましたか?此処には水も空気も生き物もいますから後でゆっくりご覧になると良いですよ、Venus様。折角ですから皆様とご一緒に。
(一足遅く到着したのは金星の女神、息を飲むほどの美貌の持ち主、その金色の稲穂で出来た海のような畝り煌めく髪は方舟の青空から差し込む光によって透明感をより一層生み出す。指先から足の爪先まで全てが美で構築されたような完璧な容姿は夕暮れ時の一番星との呼び名が最も当て嵌まる。人々が見上げていた気持ちが良く分かる、否それ以上に形を得た姿は神々の中で最上級の美しさかもしれない。自然と蝶が寄り付き周囲を囲うように飛んでいる、その光景は正に神の訪れとも言うべきか。そんな彼女がテーブルに並べられた料理をうっとりと眺めている様子は返って親近感が湧く、その指先が料理へと到着する前に控えめに呼び止めれば側より顔を出して微笑みを浮かべ。先ずは腰を掛けるように椅子に座るよう促しながら、既に揃い始めた星々達へ目配りを。側のナプキンに包まれているフォークやナイフなどの一式を寄せて、グラスには葡萄酒を注ぎ入れ。)
此方は口にする物です、きっと新鮮な体験となりますよ。

(/素敵な絡み文を有難う御座います!簡易的なご挨拶になりますが何卒宜しくお願い致します!)

>77 Jupiter様

それはとても素晴らしい事です、その空腹を満たす物は沢山御座いますよ。これなんてどうでしょうか?甘過ぎずほんのりと酸味の効いた、地球のフランスという国の住民が生み出した伝統的な料理ですよ。
(大柄な者が空腹を訴えてくると何やら腹を空かせた動物を相手しているかのようで心擽ぐられる程可愛らしく、朗らかな笑みより小さな笑い声が、それはあまりにも静かで他の星々の声に掻き消されてしまう程の。我が肉体より永遠の別れを決意した瞳に憂の色は無いか、彼の心遣いから来るものではないかと懸念から暫し様子を伺い。後に手に取ったのはアンチョビとベーコン、ほうれん草を贅沢に乗せたバケット。バターをたっぷりと使ったそれはまろやかな香りが周囲に漂う、お好みでローストビーフを乗せて貰おうと幾つかに切り分けたそれを最初は手掴みでも食べられる料理をと彼の前へと差し出し。)


>79 Pluto様

……今日はPluto様。何かお悩みですか?私に相談して下されば解決致しますよ、とはいえ此処には正解も間違いも御座いませんから、貴方がどんな判断をして行動しようが咎める者は誰一人居ないでしょうけど。
(その姿が視界に入ったのは偶然かそれとも必然的か、これまで見つめていた存在は自由の身となって近付いてくる。かつて人々の身勝手な理由で太陽系惑星より追い出され、広大な暗闇の中ぽつんと独りになってしまった君へ幾度と言葉を投げ掛けたいと思った事が。ただ其処に佇むまま穏やかに廻り続ける相手を抱き締めてやりたい、頭部を撫でてやりたい、手を繋いで我等の絆を語ってやりたいと幾度と願った事か。宵闇の静寂に浸る泉のような存在へ心の奥で生まれた衝動は言葉よりも先に身体が突き動き、従うように駆け出してた、在るがままに…成すがままに…。何かと理由を付けて死に魅入られた彼女は冥府の支配者にして亡霊達の王、その名はタナトスまたの名をハデス、死者を迎え入れる最期の砦、終わりの象徴。彼女はただ受け入れるだけというのに何故人は嫌うのか、平等に死が訪れるという事を拒み続け、延命する先に何があるのか、己には理解し難い。然し今となっては限られた時間の中少しでも彼女との時間を有意義なものにと願うのは人の姿形となって長い年月を経た故の得られた変化なのかもしれない。側に駆け寄り、珍しくも息を切らして呼吸を整えた後様々な思想が一瞬にして駆け巡るが出た答えは挨拶程度に止まり。随分と長い間彼女を眺めていただけあってか、幾分かその思想が読み取れる。霜を纏うその肌に躊躇無く触れて手を取ると僅かに此方に引き寄せて、己よりも小さい存在に首を傾け流れ落ちる前髪の奥から白濁の瞳をほんの少し輝かせたまま、その鮮やかな空色の瞳を捉え。)

(/素敵な絡み文を有難う御座います!そしてお褒めの言葉有難う御座います、不得意ながら何となく皆様にイメージが伝われば良いかと思いましたので描いてみました…もしかしたら今後も皆様の容姿や方舟などをまた描くかもしれません、その時はまた主が自由にやってるなと思って下さい…!そして人数制限把握致しました、主を含めて下さり有難う御座います、もしご負担になるようでしたら他の方とのお話を優先して頂いて構いませんのでやり易いようにお願い致します、改めまして宜しくお願い致します!)

>80 Saturn様

Saturn様、此方にいらしたのですね、迷わず真っ直ぐ来られたようで安心しました。そうそう、お口に合うものはきっとこの中に御座いますよ、お腹が空いているからといって其方の小鳥を飲み込むのは賢明なご判断では無いかと思います。
(其々が用意された席へと着き、不慣れながら食事を開始されている最中Earthの次に手慣れた様子で葡萄を頬張る人物を見つけると、自ずと背後へと近付いて互いの姿勢上今度は此方が見下ろす形で視線を送り。全体的に漆黒を纏う容姿と海底から静かに響く声色は何処か他とは異なる印象を与える、矢張り置いて来た衛星を気に掛けてか、それともこの旅路への思想によるものか、彼の深い心の苗床に潜む遠い遥か彼方の記憶によるものか。何にせよ、当初より彼がMarsと似通った旅路への賛否を抱いている事には薄々気が付いていた。それを咎めるつもりも無ければ、追求する気も無く、己にとっては彼もまた何億と長い時を経て漸く巡り会えた宇宙の隣人であると好意を向ける対象であり僅かに瞳を細めて。テーブルには彼が口にした葡萄以外にも地球上に存在する各国のオードブルが並び、中には珍料理まで存在する。既にMarsは肉を食し、Moonは葡萄酒を飲んだ、彼は何を次に口にするのだろうと遠回りしに小鳥へから眼前に広がる料理へ目配りし。)

(/素敵な絡み文有難う御座います、そしてイラストにお褒めの言葉まで頂いて恐縮で御座います…!また皆様のイメージがし易いように、気が向いた際には描いてみますね!簡易的な挨拶ではありますがどうぞ宜しくお願い致します!)

83: 語り手 [×]
2022-04-06 21:16:06


>78 Mars 背後様、皆様へ

ご質問有難う御座います、恐れ入りますがNPCという単語に馴染みがなく、他参加者様達をロル内へモブのように記載するという事で宜しいでしょうか?
もしそのようであればどの程度かによります、例を>82のMars様へのお返事に載せてみました、あの様に既に行動している他参加者様を表現として出す事は可能です。もしくは、Earth様とMars様が出会うだろうという確定した想定内の話であればロル内へ記載して頂いて大丈夫です。
気をつけて頂きたいのは仰られた通り、他参加者様の設定から逸脱した言動や展開を記載する事です、大きく逸脱しなければ大丈夫です!もし不安が御座いましたら事前にお声掛け頂ければその都度お答えします!

また敢えて記載しなかったのですが、ドッペルはありです。ただ一対一カテゴリーでは無く、全員初対面から始まる大人数での物語進行になるので、最初はどうしても一対一の会話になるかなと思い、会食から始まりそれぞれが顔合わせする機会として此方を設けております。
理想は全員が集まって宴会を…と言いたいところなのですが、皆様それぞれご都合があるかと思いますので、”全員が揃ってから開く”よりも既に席に着いた時点で始まっていると思って下さい。
ゆくゆくは展開やイベントによって>82のMars様へのお返事のように複数の会話で、より進め易く楽しめるのが理想ですが此方もお返事のペース違いでやり辛さが出てくるのでは、と懸念もあり、切りの良いところで完結や回収→ALL文投稿で展開の切り替え、などが無難かな…と。
なので進行の形式は特に記載せず、皆様のやり易いやり方に委ねようかと思っておりました!
そして回収し易いように月二回から一回程度で物語の進行とイベントを挟む予定です!

此方の物語の進行とイベントも、他参加者様とのやり取りを強制的に終了では無く、やり取り最中に展開に織り込んで頂いたり、或いは回収から他の参加者様とお話しする機会となっています!
また主の事は複数の会話などに積極的に入れてもらって大丈夫ですので、これを見ている他参加者様もご参考にして下さい。



方舟の環境にも凝りすぎた設定は返って柵を生むのでは無いかと懸念していたのですが、こうしてご質問頂けてとても嬉しいです!


◯方舟の広さは東京ドーム一個分程度です、回ろうと思えば半日で容易く隅々まで見る事ができます。

◯気球のように高さのある球体、内部は球体の真ん中部分に平地があり頭上はガラス張りで、アンティーク調の黄金の鉄筋工が剥き出しで夜は宇宙を見渡す事が出来ます。

◯船の右端には東京ドーム四等分程の巨大な円状の窓が設置され、転落予防に柵が設置されています。出窓風なので柵を乗り越えて腰を掛けることも可能。

◯船の左端の壁側には塔から繋がる階段が伸びていて、2階に属す船外に通じるテラスのような場所があります。大体三、四人が屯出来る程度の広さで此方は3箇所設置されています。テラスにも柵が設置されていて、誤って宇宙に落ちると帰ってこれません。もしくはカロンによって引き上げられます。

◯船の内部はギリシャの古代都市をもっと閑散とさせイタリアのドロミーティの自然遺産を組み合わせたような場所です。それぞれの用意された家は無く、屋根や壁のある閉鎖的な建物はぽつんぽつんとしかありません。イメージとしてはイタリアのアルベロベッロのこじんまりとした白い建物です。
他にもパルテノン神殿やクラーコ街のような劣化した石畳の建物や塔などもあります。

◯小さな森林、丘や湖に繋がる川、各国の木々が立ち、街の中央には葡萄酒の木や林檎の木があります。

◯寝床は基本自由、神殿で寝転がるでも、屋根や壁付きの建物や青々とした芝生に横たわるなど自由。

◯虫や動物、魚や微生物はいますが人はいません。あくまでも乗船しているのはお星様のみ。

◯硬貨による売買が出来るお店はありません。食べ物は街の中央の開けた会食スペースにいつの間にか存在してます。意図的で無い限り、放っておいても腐ったりはしないです。お星様がいないとたまに動物達が寄ってくる事も。

◯方舟には様々な物があります、パルテノン神殿には比較的多くの物が置かれていて、地球の人々が綴った本などがあります。小物類はたまに川のそばに落ちている事や建物の中に眠っています。

◯方舟にあるものを自由に使ってもらって大丈夫です。例え壊したとしても気付いたら修復してます。星様達以外の何らかの力が方舟にはあります。

◯球体の地上より下、下半球は船を動かすための原動力が眠っています。厳重に閉ざされた部屋がいくつもあり、カロンの許可なしで入る事は出来ません。部屋の前までは来ることができます。

◯更に下、球体の船の下には気球のようにぶら下がっているバスケットのような部分があり、形は木製で出来た小さなボートがあります。そこがカロンが船を動かす場所です。カロンの握るオールだけが速度を調整する事が出来ます。真空の無重力空間にも関わらず、何故かボートの下は宇宙に散らばった数多の星々が川のように揺らめきます。たまに透明がかった青紫の魚のようなものが進行方向へ跳ねたりしてます。

◯ボートには方舟の下の方に取り付けられた潜水艦のハッチのような部分から降りてくる事が出来ます。解放してるので誰でも降りてくる事は出来ますが宇宙の温度は絶対零度に近く、かつ太陽系を抜けると太陽による揺籠はありませんので、宇宙の膨大な放射線より身体の不調が出てきます。死に至る事はありません。ちなみに、2階のテラスは見えぬ力で放射線から守られてます。

84: 地球【Earth/アース】 [×]
2022-04-06 23:53:46


>Charon-カロン-

なんだかこうしてみるとどこか懐かしい気分になるわ…不思議ね、私はこれを扱うのは初めてなのに。

(カロンの言葉を聞くとより一層安心したような笑顔になり、料理を一通り見てみると、頭の中に自然と「これはこれだ」「あれはーーだ」と何故か知識を持っている自分に驚きながらも、自分はこの金属物扱うのは初めてのはずなのに、感覚を覚えているどころか眺めると何処か懐かしい気分になるのだ。不思議なことに。そしてじーっとフォークとナイフを見つめるとキラキラと輝いており、星々を思い出させるような輝き__暫くすると目についたのは…パスタやステーキ、焼き魚などといった明らかにメインを張る物。
やはり最初はこれらを食べたくなる物だな、と思いながらまずはステーキの肉を食べやすいサイズにカットし、無意識に言葉を述べる。)

…いただきます…

(口の中に運んで__
咀嚼。その行動をした途端ぱあっと表情が明るくなり、美味しいのか何度も何度も、顎が痛くなるまでその料理を噛み締めて、飲み込む。味を認知できる器官があるのかはわからないが、だが感じるものがあるのは確か。「美味しい」という感情が湧き出てきて思わず子供のような声で)

美味しい…!とっても美味しい料理ね、Charonさん…!

(と、素直な感想で率直な言葉を述べる。子供のように無邪気な笑み、若干興奮気味な声を出しながら本当に美味しいんだ、と感じさせるような雰囲気で)

>月-Moon-

(ふと懐かしさを覚える声を聴いて声の方に向くと、何処か幼げのある姿ではあるものの、すぐに誰であるかを把握する。凛としたその姿と佇まい、すぐに驚くような声をあげつつも、どこか嬉しそうに)

あら…!Moonじゃない…。うふふ、ありがとう。…そうね、私…いつの間にか扱えるようになっていたわ。

(と、会えたことに嬉しいのかにっこりと微笑んで、褒められたことにも喜ばしいのかありがとう、ととても嬉しそうに頬を赤く染めつつお礼を言う。昔からずっと共に居続けた大切な友の一人にここで会えたのはとても嬉しいことのようで、暫くmoonのことを見つめると「大きくなったわね。」とまるで今まで育ててきた母が言う台詞を笑顔になりながらそう伝え、貴方がフォークとナイフを持つ姿を見てふと思い出したかのように、そして姉のような、親の様な家族の立場になっているかのように発言をする。)

食べる前にいただきますはしたかしら?

(と、無意識に何故か声を上げてしまう。だが、自分の中ではこれが普通のようになっているので何も違和感は感じず、どこか安心しているような目で貴方を見つめ反応を待っているようで)

(/よろしくお願いします!!地球の守り人、moonの絡みお待ちしておりました…!守ってもらう立場からしてもとても頼りになる存在だけれど、何処か無意識に自身の娘のように愛するEarthさんになってしまっていますが問題がありましたらお声がけください…)

>火星-Mars-

あら…、大丈夫?

(自分からしたら大切な親友に会えて嬉しかったのでニコニコ微笑んでいたが、相手がバツが悪そうに突然顔を逸らされて少々困惑しつつも笑顔は崩さず安否を聞く。暫くすると相手が食事に誘ってきた所であっと声をあげる。すっかり忘れていた、本来の目的は雄大な自然でも街並みでも生命でも何でもなく、カロンが用意した食事処へ行くことだったのだ。悠々と休んではいられないな、と思ったのか貴方の言葉を聞いた後すぐに立ち上がり)

そうだったわね…それじゃあ、早速向かいましょう。多分、もうすぐで着くわ。

(少々申し訳なさそうにしつつも、集いの場へ急ごうと貴方の手を繋ごうと手を伸ばす。
その姿はまるで子供のようであったが、本人からしたら目的を忘れていたし、気になるから早く行きたいという好奇心の方が強くあった。迷惑をかけてしまうといった正義感もちょっとだけあったのだが。
とはいえ、早く行ってみたいと言う好奇心の方が強かったのでそのまま落ち着かなさそうにしつつも貴方をみて)

>海王星-Neptune-

ふふ、…ネプテューンさん。それは料理を食べるための道具ですわ。

(近くの椅子に座ってふと近くを見るとフォークやナイフを興味深く見つめたり触ったりしている貴方の姿を見て扱い方がわからないのかと察したのか立ち上がり、そのまま貴方の近くへ行くとそれは料理を食べるための道具であることを微笑みながら別に馬鹿にしている、というわけではなく単純に親しく接そうと思いとても優しげな口調で母のような声で貴方に話しかける。そしてしばらく貴方を見つめたのちに落ち着いた声で話す。)

もし宜しければ…使い方を教えましょうか?

(と、椅子に座らず立ったまま上記を伝え貴方の反応を待っており)

(/絡み失礼致します!氷惑星の海王星…!また、容姿も素晴らしく大柄で気分屋、と面白そうだったのと興味深かったため絡ませていただきました。急ぎの投稿故何か不備や不満があったら遠慮なくどうぞ!)

>木星-Jupiter-

ふふ、それはよかった。ここの自然の景色はどうだったかしら?私はとても素敵な場所だったと思ったわ。

(相手の好反応を見ればそれはよかった、と笑みを浮かべて嬉しそうに。
椅子に着く前に、ここの景色はどうだったか、と話題振りついでに聞いてみることにした。自分の星では当たり前のことでも、他の星に生命も、植物もない。だから何から何まで全てが新しい世界に見えている筈だから、折角だしここの緑に溢れた世界を初めて見た人達からしたらどういう思いをもったのかが気になったのだ。自分はとても素敵な場所だった、と正直になんの嘘もなく大人しい声で述べる。
自分からすれば何から何まで最高だった。風になびく木々、草、そして緑に溢れた景色。もう言うまでもないくらいに自然に染み入って来た。
相手はどう答えるのか楽しみだ、と言った好奇心もちょっとだけ抱えつつ相手の反応を待ち)

>土星-Saturn-

…あら、ありがとうございます…
貴方は…Saturnさん?
まあ、綺麗な色…私の星から取れたものなのね。一口いただきます…

(グラスに飲み物を注いでいる方に顔を向け御礼を言う。少し緩みがかった黒い髪、惹きつけられるようなアイスグレーの目。じっと見つめるうちに、不思議な雰囲気を出す人だな、と考えながらもふとあの名前が思い浮かぶ。土星だ。それほど遠い場所に位置してはいないためなんとなく名前などを認知していた。そのためすぐ表情が明るくなりグラスの方を見ると綺麗に透き通った赤色の飲み物が目に見える。こんな綺麗な色をした飲み物の元の植物が自分の星で作られていたのかと思うと少し誇らしい気分になりつつも、一口飲んでみようとグラスを傾け口の中へ入れる)

…美味しい。

(と、少し感動気味な声で伝えて)

>金星-Venus-

あら…手掴みは、よくありませんわ。

(しばらく自然をゆっくり宥めたのちに中央へ到達して椅子に座ると、右隣で素手かどうかはわからないが、スプーンもフォークも持っていない状態であるなら少しまずいと思ったのか思わず名前を呼びながら右手でそれを制止しようと手を伸ばしながらもそれは良いことではない、と穏やかな声でありながらも冷静に伝える。その美しい白い肌をした手を汚すのはもったいない、と言う心もあったが何より間違ったマナーの食事を誤認してしまうとこれからの食事の会の際に貴方が何か言われてしまうのではないか、という心配の方が少々強かった。とはいえ、どの道マナーが悪いのは確かなので正規の方法を教えなくちゃ、と決意し)

自分が座った席の目の前に、道具があるはずです。まずはそれをご覧になって。

(自分が座った席の目の前にもあった、フォークとナイフの金属物。全員分用意されているのならばないはずがないと思いながら彼女に優しい声で話しかけて)

(/絡み失礼します!!美しいほどに輝いた金星さん、絡んでみたく話しかけていただきました!急ぎの投稿ゆえわかりにくい表現などあったら申し訳ありません…!問題がありましたら遠慮なく!)

85: 水星-Mercury- [×]
2022-04-07 19:45:44



(/ こんにちは。水星の背後です。トピック始動開始おめでとうございます!
 出遅れてしまい申し訳ないです、様子見がてらall宛に初回分を用意しました。絡みに余裕のある方がいらっしゃれば絡んでいただけると嬉しいです。絡みづらい等ありましたら此方から絡みに行く所存ですので、是非よろしくお願いします…! 
 その他不備などありましたら教えていただけると助かります。 )


>all

(星がひとつ、またひとつと拾い上げられる度に遠ざかる。胸に穴が空くようなこの感覚を、"寂しい"とでも呼べば良いのだろうか。太陽系の仲間たちは船に同乗し共に在るというのに、それでも丸い形をした私たちとの別れは、何か大切なものを置いてきてしまったような、地に足の付かぬ心地をもたらした。けれどそれも一区切り。全ての星が一堂に会す祝いの場、新たな旅の始まりはきっとこの寂しさを払拭してくれるだろう。既に賑わっている様子の宴会場に足を踏み入れ、周囲をぐるりと見回す。既に席についている者も多いようだが、どこが空いているのだろうかと足を進めて)




86: 匿名さん [×]
2022-04-08 04:08:31






お星様/太陽

名前/Sun

外見/耳上ショート、強めのパーマがかかった黒髪。所々に赤いメッシュが入っており、彼女を取り囲む紅炎を彷彿とさせる。褐色の肌に乗せられた各パーツ、それらを一言で表するなら‘妖艶’だろうか。斜め方向を指す眉尻の器の中には、ぽっかりと黒点のごとし瞳孔。滑らかな涙袋の下には朱色で逆三角の刻印が一つずつ、何かの水滴の跡のように見えなくもない。上下2枚の唇は僅かに薄く、日夜上弦の弧を描いている。
ワインレッドのタートルネックにスリット入りのワイドパンツ。左手中指に金のダブルアームリング、右側の太腿には特注の矢筒がガーターベルトと一緒に巻き付けられている。矢は一本だけ。足下は蛇模様のハイヒール。身長はヒール込みで170cm程度。

備考/どの星よりも歳を重ねているが、精神年齢は10代後半から20代半ば。
誕生時はあるがまま、思うがままに振る舞っており その容姿も相まって傾国ならぬ傾星のシンボルであった。しかし 星々の身を捧げた寵愛も永遠ではなく、いつしか太陽は星の海でただ独りに。そんな時、他の星の存在に気がつく。まず訪れたのは自分を忘れた怒り。すぐさま己が一部に取り込んでやろうと虎視眈々と目をつけていた。だが星たちは互いにぶつかり合い交じり合って、やがて付かず離れずの距離で回りはじめる。せめてもの慰めのつもりだろうか。それでは足りない、もっと近くに、すぐそばに。太陽が手招きすればする程、星々は黄道面において結びつきを強くする。強くなる程太陽の疑問はさらに深まる。そしてその疑問は解かれる。それぞれの星が育っていく様を、育んだ生命を太陽は見た。自分にはあり得ない可能性の数々に、新たな感情を知った。また彼らにとって、この伸びた指先がどんな影響を与えるかも。
これが大きな転機となった。以降は各衛星にとっての心地よい距離を計りつつ見守っている。‘私を見て!(ギラギラ)’ から ‘元気にしてる?たまには顔見せてね’ というオカン的変化が果たして好転と言えるかは不明。明るく、よく笑い、燥ぐ。ついつい紫外線飛ばしちゃうのはご愛嬌。
大気運動の影響で全体的に浮ついており、鼻歌混じりに予言がなされることも。そして内容は大抵覚えていないため、後で詰め寄られた時はてへぺろっと対応する。

上記は太陽系への態度。
依然として寵愛の名残は消えず、愛されることに恐れを抱きながら渇望してやまない。故にこの光は何処までも彼方へと。

水星: 太陽系の中で一番そばにいてくれた星。今も昔もあなたを振り回してばかり。……どうか、あなたの願いが叶いますように。
金星: 恋の手解きをお願いしたいこの頃。叶うならばご子息の恋の矢を拝借___ないしは仕組みを盗み、次の愛に向けて装填したいという野望。
地球: 彼女の首に残る痕に罪悪感を抱いている。方舟で出会った際にはお詫びをしたいと思いつつ、その行動が彼女を苦しめるのではないかと懸念している。
月: ギリシャ神話における関係性が双子、また自分の光で様々な表情を見せることから少なからず興味を抱いている様子。
木星: 自分と似た姿を持ち、その上近い範囲に星たちがいることを羨み妬んでいる。が、彼の‘愛しき者に対しても公平に接する’点は自分にはないと尊敬している。

ロルテスト/
( 闇が切り裂かれたか、それとも新しいブラックホールができたのか目前の存在は突然に、しかし自然に形を作った。………呆然と、してしまう。刹那の間に何度視界が闇に覆われただろう。ついで何か引力のような苦しさを感じて彼に近付こうとする。しかしそれが叶う直前、かくり と膝を落とした、その振動で苦しさが和らぐ。初めての呼吸。慣れない元素の雰囲気に困惑しながらもう一度繰り返す、二度、三度。次に意識を動かすと景色が移動する。五体に毛髪、これらの特徴を満たすものはただ一つ、地球が育てた人間という種に違いない。曰く人間は私を喜び、とても嫌煙したと聞く。それではこの、さっきまでの私の器はどこに……勢いよく回転したその先には、赤々と煌めく抜殻。一目で分かってしまった。魂失き今も他の惑星を吸収して輝く姿、自分自身であることを理解しながらも憧れ、そして目に痛い。立ち尽くす背中にカロンの呼ぶ声が響いた。死出の旅路に明かりが灯ったと。終わりへの恐怖は皆無と言ったらきっと嘘になる。派手に爆発ならまだしも、静かに空気に包まれるのは尚更。ただ…他の太陽系の星たちも共に発つならば、灯火の役目は自分に。振り向いたかんばせは、渡守に応えるごとく微笑み掌を重ねる。もう片方はおでこにつけてみたりして。)

すっごく楽しみね、それ!
え~と……ボンボヤージュ!であってる?それとも、アイアイサー…?



( >75 語り手様
深夜の投稿、大変長らくお待たせしてしまったこと お詫び申し上げます…!太陽のPF纏まりましたので、お手隙の際にご確認いただければ幸いです。よろしくお願いいたします* )







87: 金星-Venus- [×]
2022-04-08 20:10:41

>79 Pluto様

(物音に振り返り見れば、貴方の姿を視界に入れ。太陽系での距離感のせいか誰か分からなかったが、この船にいるのはカロンによれば太陽系の仲間である事は間違いないはず。仲間の名前が分からず尋ねるのは失礼な上プライドが許さない為、数秒透き通る様な飴色の瞳と光が反射し輝く睫毛でじっくりと見つめた後、肌や霜、身に付けているものなどを総合的に考え、自分から遥か遠い距離のPlutoでは無いかと結論を出し。腕に抱えた物に対する好奇心から、それを柔らかい笑みで指し。)

あら、あなた。もしかして、プルート?違ったらごめんなさいね。その腕に抱えてるのは何かしら。


>80 Saturn様

(テーブルの上に興味を惹かれ周りに他の惑星がいると思わなかった為、突然手を取られ驚き反応出来ず、自分の美しい手を触ることをなされるがまま許してしまい。相手の言葉が終わる頃に冷静さを取り戻し、触っている相手の手が非常に冷たい事に気付いて、乱暴に手を振り払った後、温度が低い惑星に対しての苦手感を悟られない様にあえて強気な口調で)

冷たいわね!あなた、私の許可無しに手を触るなんて失礼極まりないわよ!

>82 charon様

(水や空気や生き物、という貴方の言葉に好奇心から目を輝かせ是非見たいなと思うも、ひとまずテーブルの上のいい匂いのするそれに一番興味を惹かれ。勧めに従い着座し、貴方が目の前に物を置き、目の前の器に液体を注ぐのを真剣に見つめ。口にする、と聞くもどうすれば分からず。かといって、人に聞くなどプライドが許さない為周りの様子をチラチラと見て、アースが上手に使いこなしているのを見つけ見よう見まねで目の前の料理にフォークを刺し、口に近付け噛んだ。美味しい、知らなかった筈の感情が不思議と自然に浮かび。カロンが作ったのなら礼を言いたいと思って)

貴方が作ってくれたのかしら?これは何でできているの?


>84 Earth様

(手掴みはよくない、の声に思わず手を引っ込めてコホン、と咳払いをし何事も無かったかのように装った。人々の女神たる者が無礼な真似を見せていたなど自分が許せない。かといって非礼を詫びるのもしたくない為無理やり相手に誤魔化し)

わ、私は……別に手掴みなんてしてないわよ!ええ!そうでしょ?

(同意を求めて相手を見ると、人間の形としては初めて見た筈だがどことなく見覚えのある青と緑の二色、自分と同じくらいの身長にアースだと気付く。アースなら人間の食事方法に詳しい筈だわとは思うが、質量が同じくらいとよく比べられる者としてはやや癪で、少し不貞腐れた顔で「道具があるはず」という言葉を受け。カロンが置いたそれを、アースの言葉通りじっと見つめ)

(/まとめての挨拶で申し訳ありません。個別宛のメッセージも何れ送りたいです。絡んで下さりありがとうございます。我儘高飛車娘ですが、性格がキツすぎる様でしたらもう少し和らげます。不備や間違い、疑問がありましたら、申し付けください。)

88: 語り手 [×]
2022-04-08 22:52:39


(/取り急ぎ>86様へのお返事のみ失礼致します。)

>86 匿名さん様

プロフィールの投稿有難う御座います、皆の憧れの的、宇宙の星々を照らす偉大なる存在太陽様を心よりお待ちしておりました!太陽は近過ぎても離れ過ぎても何かしらの影響を我々に与える存在、太陽様自身がそれに気付く様々な経緯に置いて太陽系や宇宙の在り方に自ずと浸透して行く様が良く見えました、切なくも優しい宇宙の摂理を物語っているかのようです。また星の寿命において重い質量を持つ恒星は膨張して行く定め、星々を呑み込みながら最期を迎える時、何を思うのか太陽様のこれからが非常に楽しみで御座います!また性格も然る事乍ら赤い薔薇のような情熱あるお姿も非常に素晴らしいと思います!是非参加して下さいませ、お星様図鑑更新は近々行います。>58をご参照の上絡み文の投稿をお願い致します、どうぞ宜しくお願い致します!)


89: 匿名さん [×]
2022-04-09 00:04:17





お星様/太陽

名前/Sun

外見/耳上ショート、強めのパーマがかかった黒髪。所々に赤いメッシュが入っており、太陽を取り囲む紅炎を彷彿とさせる。褐色の肌に乗せられた各パーツ、それらを一言で表するなら‘妖艶’だろうか。斜め方向を指す目尻の器の中には、ぽっかりと黒点のごとし瞳孔。滑らかな涙袋の下には朱色で逆三角の刻印が一つずつ、何かの水滴の跡のように見えなくもない。上下2枚の唇は僅かに薄く、日夜上弦の弧を描いている。
ワインレッドのタートルネックにスリット入りのワイドパンツ。左手中指に金のダブルアームリング、右側の太腿には特注の矢筒がガーターベルトと一緒に巻き付けられている。矢は一本だけ。足下は蛇模様のハイヒール。身長はヒール込みで170cm程度。

備考/どの星よりも歳を重ねているが、精神年齢は10代後半から20代半ば。
誕生時はあるがまま、思うがままに振る舞っており その容姿も相まって傾国ならぬ傾星のシンボルであった。しかし 星々の身を捧げた寵愛も永遠ではなく、いつしか太陽は星の海でただ独りに。そんな時、他の星の存在に気がつく。まず訪れたのは自分を忘れた怒り。すぐさま己が一部に取り込んでやろうと虎視眈々と目をつけていた。だが星たちは互いにぶつかり合い交じり合って、やがて付かず離れずの距離で回りはじめる。せめてもの慰めのつもりだろうか。それでは足りない、もっと近くに、すぐそばに。太陽が手招きすればする程、星々は黄道面において結びつきを強くする。強くなる程太陽の疑問はさらに深まるばかり。そうして幾重の連鎖の果て、ゆっくりと疑問は解かれた。それぞれの星が育っていく様を、育んだ生命を太陽は見た。自分にはあり得ない可能性の数々に、新たな感情を知った。__彼らにとって、この伸びた指先がどんな影響を与えるかも、痛い程に。
これが大きな転機となった。以降、太陽は各衛星にとっての心地よい距離を保ちながら見守る施しの星に。ただ、‘私を見て!(ギラギラ)’ から ‘元気にしてる?たまには顔見せてね’ というオカン的変化が果たして好転と言えるかは不明。明るく、よく笑い、燥ぐ。ついつい紫外線飛ばしちゃうのはご愛嬌。
大気運動の影響で全体的に浮ついており、鼻歌混じりに予言がなされることも。そして内容は大抵覚えていないため、後で詰め寄られた時はてへぺろっと対応する。

上記は太陽系への態度。
依然として寵愛の名残は消えず、愛されることに恐れを抱きながら渇望してやまない。故にこの光は何処までも彼方へと。

水星: 太陽系の中で一番そばにいてくれた星。今も昔もあなたを振り回してばかり。……どうか、あなたの願いが叶いますように。
金星: 恋の手解きをお願いしたいこの頃。叶うならばご子息の恋の矢を拝借___ないしは仕組みを盗み、次の愛に向けて装填したいという野望。
地球: 彼女の首に残る痕に罪悪感を抱いている。方舟で出会った際にはお詫びをしたいと思いつつ、その行動が彼女を苦しめるのではないかと懸念している。
月: ギリシャ神話における関係性が双子、また自分の光で様々な表情を見せることから少なからず興味を抱いている様子。
木星: 自分と似た姿を持ち、その上近い範囲に星たちがいることを羨み妬んでいる。が、彼の‘愛しき者に対しても公平に接する’点は自分にはないと尊敬している。

ロルテスト/
( 闇が切り裂かれたか、それとも新しいブラックホールができたのか目前の存在は突然に、しかし自然に形を作った。………呆然と、してしまう。刹那の間に何度視界が闇に覆われただろう。ついで何か引力のような苦しさを感じて彼に近付こうとする。そしてそれが叶う直前、かくり と膝を落とした、その振動で苦しさが和らぐ。初めての呼吸。慣れない元素に困惑し、眉を顰めた。不安に逆らってあちこちが満たされていく快楽、本能には逆らえずにもう一度繰り返す。二度、三度。十分深くなったところで、次に意識を動かすと景色が移動した。五体に毛髪、これらの特徴を満たすものはただ一つ、地球が育てた人間という種に違いない。曰く人間は私を喜び、とても嫌煙したと聞く。それではこの、さっきまでの私の器はどこに……勢いよく回転したその先には、赤々と煌めく抜殻。一目で分かってしまった。魂失き今も他の惑星を吸収し輝く姿、自分自身であることを理解しながらも憧れ、そして目に痛い。立ち尽くす背中にカロンの呼ぶ声が響いた。死出の旅路に明かりが灯ったと。終わりへの恐怖が皆無と言ったらきっと嘘になる。派手に爆発ならまだしも、こうして新しいもの器の中で静かに空気に包まれていくのなら尚更。…けれど他の太陽系の星たちも共に発つならば、灯火の役目は自分に。振り向いたかんばせは、渡守に応えるごとく微笑み掌を重ねる。もう片方はおでこにつけてみたりして。)

すっごく楽しみね、それ!
え~と……ボンボヤージュ!であってる?それとも、アイアイサー…?




( >88 語り手様
お褒めのお言葉と方舟への乗船許可、ありがとうございます*. 太陽が他のお星様とどのように交流し、何を想うのか背後もとても楽しみにしております…!
何箇所か訂正箇所がありましたので、改めてPFを提出させていただきます。お話途中のスペース消費、申し訳ありません。お星様図鑑にはこちらで登録をお願いいたします。

お待たせしていた身で恐縮ですが、絡み文は明日以降に投稿させていただければと思います…!こちらこそよろしくお願いいたします○°。)






90: カロン-charon- [×]
2022-04-10 10:33:52


>84 Earth様

そうですね、そしてこれらは貴方の中で生まれた瞬く間の命が考案した素晴らしい料理、貴方に喜んでもらえてきっと彼等も喜んでいるでしょう。
(命のピラミッド、食物連鎖の頂点に君臨する人々が尊厳と感謝を込めて頂く料理が彼女の口にあった事に己も喜ばしく微笑を湛える。大人びていながらこうして感受性豊かに喜んだり驚いたりする彼女の様子は見ていてとても気持ちが良いもので、周囲の雰囲気にも花が咲く。喜ぶ様子を傍に己も漸く側の椅子へと腰を掛けて揃い始めた星々へと視線を送り。少しずつ無くなってゆく料理が気薄であった他人の存在を明確にさせて、賑やかな会食である事を実感させてゆく。皆がそれぞれ他愛も無い会話を繰り広げて行く光景が普通でありながら己が最も望んだ光景。瞳の奥底で眩いものも見るように瞳を細め、嬉しそうに瞬きを繰り返しながら再び彼女へと視線を戻し。少々気になることが一点、それは彼女の首に出来た鎖の様ななにか、直接的に触れる事はなく遠回しに身体への影響を懸念して。)
Earth様、体調は如何ですか?

>85 Mercury様

此方へどうぞ、Mercury様。まだ料理はたくさん御座いますから、お探しの方が来るまで楽しんで下さい。
(燦々と降り注ぐ青空に浮かんだ太陽に似た光が差す街の中心部への訪問者を直ぐに視界へ捉えると、出会った当初と変わらずの笑みを口元に浮かべたまま歩み寄り手招きを一つ。静けさのある雰囲気と薄墨色の長髪が風に靡く様は、灼熱の太陽風に煽られながらも静かに回り続ける水星そのもの、彼の身近な者であればきっと同じように見えるはず。二つ程間に席へと招き入れると椅子を引き座るように促しながら、当初彼が疑問を抱いた存在への補足も僅かながら付け足し。テーブルに乗せられた料理の品々はまだ温かい状態で、冷める事を知らないよう。ナプキンと食器類を彼の側へと引き寄せて。)
見慣れぬ物ばかりでしょうが口に運べばきっと芳醇な香りとまろやかな舌触りに感化致しますよ、貴方の左右に存在した隣人と、遥か彼方に存在した星々と一緒ならば尚更。

(/ようこそいらっしゃいました、水星背後様、素敵な絡み文有難う御座います!早速お声掛け致しましたがお話の人数が多くになりご負担になられた際はいつでも他の方優先にして頂いて大丈夫です、改めまして宜しくお願い致します!)

>87 Venus様

此れはEarth様の中で生まれた、星の人々が丹精込めて創作した料理というものです。私はこんな立派な物は作れません、この方舟に用意してくれたのはきっと…、…そんな事はどうでも良いですね。
(己が発する言葉達に、自らの口に出さずとも好奇心から瞳を輝かせる姿は懐かぬ猫が時折見せる喜ぶ姿に似ていて可愛らしく頬が綻んでゆく。ふと彼女が視線を送る方向を一瞥するとそこに映るのは手慣れた様子で料理を嗜む者が、何となく察するも指摘する事はなく、彼女が口にするのを待ち侘びて。不意に投げ掛けられた質問、これまで料理を口にした星々とは異なる疑問に言葉を選んでしまった。船の見えざる力をどうのように表現すれば良いのか、己も分かっているようで分かりきっていないその力の影響を安易に口にするのは些か身勝手な行為に値するとそれ以上は語らず、二つ目の質問へと切り替えて)
此れは地球に存在する魚を頂いています。それを濃厚なバターでじっくりと焼いたムニエルという料理ですよ。

>89 匿名さん様

(/かしこまりました、それではそちらで登録しておきますね!いつでもお待ちしておりますので、素敵な太陽様のご登場心より楽しみにしております!)


91: 月 -moon- [×]
2022-04-10 18:58:57



>77 Jupiter

(太陽系をすっかり抜けてしまえば、興味は宙に浮かぶ星々から、方舟に揺られるその分身たちへと移ろう。こうして自分が人のかたちを得ているのだから、他の星々も同じであることは疑いようもなく、彼の言葉も当然それを肯定するもので。その雰囲気に似合わず首を傾げる仕草がどこか可愛らしく思えて、思わず口元を緩めては、同意するようにひとつ頷いてみせ)
――ふふ、そうね。おっしゃる通りだわ。ただ……そう、窓から宙を眺めていた時と、同じ感動があったというだけのことよ。
(こうして人のかたちを得て旅に出ても、わたし達の本質はきっと変わらない。しかしそれでも、知識として知っているのと実際に目の当たりにするのとでは、それこそ天地ほどの差があるのだと言うのはここまでで十分に理解した。ゆえにすべてが新鮮で楽しいのだとでも言うように目を細めれば、そこで何かに気が付いたようにはたと瞬き、挨拶とともに優雅に一礼してみせて)
わたしったら名乗りもせずに……まぁ、お気付きでしょうけれど。改めまして、わたしはムーン。地球の衛星、あの子を守る星よ。


>78 Mars

わたしもあなたも、生まれはそこまで変わらないでしょう。今の見た目”だけ”ならあなたの方がだいぶ年上みたいだけれど……精神年齢が、ねぇ。
(するりと口をついて出た罵倒。改めてその意味へと考えを巡らせれば、なるほど横でわたしをクソガキ呼ばわりしている男にはぴったりである。傷モノ呼ばわりは大いに結構。あの子を守った結果なのだから、恥じることなど何もない――が、この男に子ども扱いされるのだけはごめんである。涼しい顔をしているがしっかり頭にきているのか、暗にそっちのがよっぽどガキだと言い返せば、彼が腰掛けた衝撃で揺れた机をものともせず、切り分けたステーキを口へと運んで。初めての食事、初めての美味しいという感覚に感動を覚えつつも、横合いから響く音がそれに浸ろうとするのを邪魔してくる。早く誰か――アースやカロンあたりがこの男に最低限の作法を教えてくれないものかと考えるが、周囲に他の星々の姿はない。仕方なく暫く無言で食事を進めるものの、やがて無作法に耐えきれなくなって口を開こうとしたところで、一瞬早く彼の声が響いた。その手に握られている酒瓶、酔っぱらいの戯言と片付けてしまうのは容易いが、その声に紛れもない本音が混ざっていることは分かる。分かってしまう。気が付いてしまったことに一瞬だけ嫌そうに眉を寄せるも、短く嘆息してから静かな瞳を彼へと向けて)
――そう、それならせいぜい頑張ってちょうだい。夢を見るのは自由ですし、あの子があなたの手を取るなら、わたしは止めない。


>80 Saturn

(人のかたちを得てからの経験は、何もかもが鮮烈で新しい。初めての空腹感、その感覚を言葉にしてみたところで、真綿のようにひどく柔らかな声が響く。顔を上げればまず目に入ったのは、怜悧だがふしぎな引力を宿す瞳。星であるわたし達の外見年齢などに大した意味はないけれど、歳を重ねて移ろいゆく、青年とも壮年ともとれる掴みどころのない姿は、窓辺から眺めたとある惑星を彷彿とさせた。こうして方舟の中で出逢ったのなら聞いてみたいことがあったが、まずはその前に、彼の言葉に少し考えんでから、夜空の瞳で見つめてゆるりと首を傾げつつ、行き着いた答えを口にする。つまり――)
――満たされないから、悲しい? でも、穴とは言い得て妙だわ。ちゃんと底があるといいのですけれど……地球には”胃袋がブラックホール”、なんて言い回しがあるそうだから。
(少しばかり陰のある微笑、その裏などまったく考えもしないが、ただなるほど、と思う。”足りない”と”悲しい”は存外、同じなのかもしれない。これもまた新しい発見だと思いつつ、真面目な調子から一転、会話の間に泡のように浮かんだ知識を冗談のように口にして微笑する。それから料理を取り分けている彼の手元へと視線を落とせば、記録を引っ張り出すような間を置いてから口を開き)
仔羊……ラム、と言うのよね。とっても柔らかいのだとか。――でも、こうして神に導かれているわたし達には、ちょっと皮肉よね?

( / 初めまして、絡んでくださりありがとうございます。愛ゆえに終末を渇望するSatan様、旅路や旅の最後に何を思うのかと、プロフを拝見させていただいた時からわくわくしておりました!Satan様が未練を残す衛星タイタンに似た地球のEarth様と、その衛星であるMoon。いつか三人でお話するのも面白そうだなと思っております!こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたしますね!)


>82 charon

(合わせた視線の先にある白く凝ったような瞳が、船の窓辺から眺めたかの星の姿と重なり、暫しお互いに無言のまま見つめ合った。今の身体の見かけ上の年齢と言う意味ではそう自身と変わらないように思えるが、落ち着いた色合いの白髪と世界を俯瞰しているかのような雰囲気は、どこか老成した印象を抱かせる。ちぐはぐだがしっくりくるような不思議な感覚、そしていくらかの親近感を感じるのは、先ほどのカロンの言葉のように同じ衛星と言う立場ゆえだろうか。窓の外の宙を眺めていたのと同じように熱心に見つめていれば、一足先に我に返ったカロンの視線を追うように、葡萄酒へと視線を移して)
ええ、気に入ったわ――芳醇な香りも、奥深い味も、ふわりとするような感覚も。丹精を込めて、丁寧に生み出されたものだって分かるもの。
(紡がれたのは豊穣と酩酊の神、父神を同じくするきょうだいの名前。無意識のうちに何かを懐かしむように目を細めては、先ほど口にした葡萄酒への感想を述べ、再度グラスを手に取ればゆっくりと傾けてもう一口葡萄酒を嚥下する。それから顔を上げてカロンへと視線を向ければ、軽くグラスを掲げるようにして首を傾げつつ、誘いの言葉をかけて)
ああ、けれど。飲み過ぎるのはいけないわね。どんな英雄も、神々も、酩酊してしまうほどの逸品なのですから。――ところでカロン、あなたも席に着いたらどう? わたし、グラスを合わせる……ええと、何でしたっけ……そう、”乾杯”というのをやってみたいわ。


>84 Earth

(こちらを振り返ったアースの嬉しそうな表情に、胸のあたりがじんわりと温かくなるような感覚を覚える。そしてとそれと同時に目に入った彼女の首に纏わりつくような黒い影に、一瞬動きを止めて僅かに目を瞠って。まるで彼女を蝕んでいるかのようなその鎖が、何か良くないものだというのは直感的に分かる。そして外宇宙からの害ならばわたしが対処しているのだから、つまりそれは、彼女の内からの――と、そこまで考えたところで、娘の成長を喜ぶ母ような言葉がかけられれば、何も悟らせないようにくすりと笑みを零して)
ふふっ、どちらかと言うと縮んでいるのだけれど……比率とか、心情的にはそうかもしれないわね。別の枝葉の先端まで、一気に押し上げられたようなものでしょう?
(空に浮かぶ星であった我々が今、生命の星の霊長の姿をとっている。それはまっとうな進化の道筋とは異なるけれど、感慨深い気持ちになるのも分かるもので。そう言って優しく目を細めれば、手にしたナイフとフォークを興味深そうに矯めつ眇めつしてから、元の位置へとそっと戻しつつ、アースの言葉に微苦笑を浮かべながら小さく首を横に振って)
――いいえ、まだよ。食前の作法ってたくさんあるみたいで、どうしたものかと思っていたの。……でも、あなたが言うなら、そう口に出してみましょうか。

( / いえいえ、問題など皆無ですとも!むしろ地母神らしい愛情あふれるEarth様に、Moon共々たいへん癒されているため、親子のような、姉妹のような、姫と騎士(?)のような、二人ならではの関係性を楽しんでいけたらと思っております。)



92: 冥王星-Pluto- [×]
2022-04-10 22:37:14


>82 Charon

いや、大したことではない。と、……君は、
( 何を言おうが、どう切り出そうが、然したる問題にはならない。そうだ。"声"が諭してくれた内容こそが全て。案ずるより産むが易しと判じて寄せた眉根を解き。つい先程まで思考のループに没頭していたが為に、ケルベロスが興奮のままに飛び付いた相手へ意識が向くまで要すること数秒。触れ合う手と手。朧げでありながらも万物を等しく見据えようとする白亜の瞳。"彼"でも"彼女"でもないその"ひと"が何者であるか、分からない間など一瞬たりとも発生しなかった。今度は此方が引き寄せる番。表面温度零下220に躊躇することもせずして、黙したまま元衛星を掻き抱いた。ケルベロスが千切れんばかりに尾を振るのも、言葉は要らない抱擁も、全てが再会の輝かんばかりの歓びで彩られ )
カロン。………暫くこのままでいてくれ。

>85 Mercury
( 只ぼんやりと食卓を飾る品々を眺めていたところで、カロンにより案内された惑星、否人影にふと視線を上げ。賑わう宴会を前にしても物静かな様子に親近感に似た何かを覚え、然し最も太陽に近い存在であるのを、最も太陽から遠い己では知る由もなくて一旦顔を背け。どうにかして話しかけよう。話さずして相手を知る術など在るものか。会話のきっかけになればと適当に選んだのはスープ。ほかほかと湯気立つそれを相手側へそっと押しやり )
……君も初めてだろう。ショクヒンを目にするのは。

(/初めまして!よろしければご一緒させてくださいませ!どうぞよろしくお願いいたします)

>87 Venus
───!!あ、ああ。Plutoだ、……君は、その
( 想定外、"彼女"は己を斯くも早々に特定してしまったとは。ならば同じく特定してやらなくてはいけないだろう。不機嫌なのではないが、真剣に捻出しようとすればする程に眉間は険しく、声音に厳しさを帯びていく。このままでは空気を悪くするばかり。軌道修正を図り、微笑が向けられた先に居るケルベロスを抑えたまま、もし嫌でなければ…というていで触れ合いを提案することとして )
ケルベロス、という。触って…みるか?



93: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-11 12:53:40


>78 Mars

いや、アースは見ていない
(厳しく接しられると思っていたのか面食らった様子の相手に秩序さえ乱さなければ厳しくしないと告げた。自分は他の星との繋がりも多く魅力的だがどこか近寄りがたいらしく周りから距離を置かれがちな為キツくなりすぎないように言葉遣いに気をつけている。それが相手に伝わっているだろうかと考えた後落ち着いた様子に安心した。投げかけられた問いかけには記憶を辿りつつ返し何か力になれないかと他の情報を考えて)
もしかしたら例の場所に行っているかもしれんぞ。…後、良ければ私もアースを探すのを手伝うが

>82 charon

パンか…空腹を満たすのにちょうど良さそうだな
(自分の空腹を伝える言葉に笑う様子におかしいだろうかと考えた。自分にとってはただ報告しただけだがと眉を顰めた後出された料理に視線を向けた。その瞳は永遠の別れへの憂いを少し帯びつつもそれをも感じない程の決意に満ちていて。地球で作られた様々な食材が乗ったバケットと呼ばれるものにどんな味なのかと楽しみにしつつルールに従い手を合わせ挨拶をした後料理を1つ手にとって口に運んで)
……これは美味いな。伝統的な料理なだけある

>84 Earth

見慣れない景色だが悪くは無い…綺麗だ。私はそう感じたぞ

(椅子に着く前に問われた言葉にこの場所に来る前に見た自然を思い返しつつ感想を述べた。自分の星には無いものがこの方舟にはたくさんある。見慣れないものばかりだが自分にとって家族のような存在の1つである彼女の星にしかない景色を模擬的に共有出来るのは喜ばしい事で少しだけ目を細めて。恐らく最期になるであろう時期に綺麗なものを見れたのを光栄に思いつつ忘れないように目に焼き付けておこうと考えて)

>91 Moon

なるほどな、その気持ちは分からなくもない
(人の姿になる前から他の星々の事は認知しているがこうして実際に目の当たりにするのと窓越しに見るのとでは感じ方が違う。やはり人とは不思議なものだと改めて思いつつ終わりの時まで旅を得て星々との交流を深めなければと決意して。考えていればふと思い出したように自己紹介をする相手にならうようにコートを翻し一礼を返して)
ムーン…お前がアースの衛星か。改めて宜しく頼む



94: カロン-charon- [×]
2022-04-12 10:51:34


>皆様へ
(/いつも楽しいやり取りを有難う御座います、次の物語進行は14日とさせて頂きます!大きく場面が切り替わる事は御座いませんのでご安心下さい。また、4/1以前にご登録されている方でまだ絡み文が未提出の方は、14日までにご一報頂ければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します!)



>91 Moon様

──では、お言葉に甘えて。お隣失礼致しますね。
(いつの世も人々に愛され続けた葡萄酒をこうして最も近い存在に歓びを与える事が叶い、きっとデュオニュソス神も報われる事だろう。例え憎しみによって狂ってしまった神であっても。彼女の言葉に心無しかガラスに残る葡萄酒が波打つ気がした。再度視線が此方へと向いている事に気付くと、骨張った少年のような片腕を椅子へと添えて引き、漸く控えめにその身を落ち着かせて。美しく煌びやかな彼女にたいして装飾も無ければ、古代ローマ帝国の一般市民のような服装は不釣り合い極まりない事だろう。許して欲しいとでも言うように僅かに眉を寄せて微笑み、神が残した産物を手に取るとトクトク…と心地の良い音を立ててグラスへと注ぎ。その間も他の星々が語る会話はどんな内容であれ賑やかでこれまで無音であった静寂なる宇宙とは比べ物にならず、加えて金属類が擦れる音や食事を噛み締めて飲み込む音まで鮮明に聴こえて来る。)
それではMoon様、グラスを片手に。……神々の身勝手な試みに翻弄された彼等に、長き時の枷より解放された同志達の出逢いに、我等の数百億光年の旅路に祝福があらんことを───乾杯。
(ただ今だけは二人の世界を切り取ったかのように辺りの音は遮断され、静かに己の言葉が響く。そっと瞳を閉じて、代わりに開かれた唇から語られたのは愛しき家族達に贈る言葉、この旅を受け入れる者、受け入れざる者、傍観する者、全てに贈るカロンからの願い。傾けたグラスから”カツンッ”と音が鳴る、心地の良い音、全ての始まりを祝す音、葡萄酒の揺れるグラスの向こうで優しく見つめる瞳は彼女を映しており、その色彩は波打つ葡萄酒が混濁の瞳へ反射してアメジストの様に輝かせていて。)


>92 Pluto様

勿論ですPluto様、…長い間お待たせしました、可愛らしいケロベロスにも。
(残念ながら氷の極地で誕生した身体は感覚が酷く鈍り、触れ合う感触を感じ取っても冷気や熱気を感じ取る事が出来ぬ身体は、相手の霜がこの身に移ろうと気付く事は出来ない。肉片を分け合った片割れだとしても皮肉にも二重惑星程近過ぎる存在の体温は分かり辛い。その分両の手でしっかりと受け止めて、在るものをただ在るように腕の中の存在を確かめる。意識無い星の形をしていた頃、約2万Kmの距離を縮められたらと願った日々がこうして叶うとは、歓びも束の間の輝きに過ぎないかもしれない。それでも今だけは、堪能しようじゃ無いか向き合い廻り続けた冥王星を。暫し時は流れ、ケロベロスも構ってやらねばと彼女を伺いながらその身をそっと離し、今度はしゃがみ込んで掌に収まるサイズとなったケロベロスの後頭部をゆっくりと撫でてやり)
さて、そろそろ皆様がいる場へ行きましょう。貴方とケロベロスの席もありますよ、何を語れば良いかなんて考える必要はありません、流れに身を任せて思うがままにその口を使えば良い。


>93 Jupiter様

お口に合いましたか?なら良かった、他にも沢山の料理がありますからお好きなのを選んで下さいね。
(彼もまた作法を理解しているようで、手を合わせる様子を眺めて。流石規則や秩序を守る神、淡々としていながら自然と人間の食事に対する在り方について理解している、Earthなどのように身体の一部での出来事故に作法を理解しているとはまた別の意味合いで、彼らしい個別性を見入る事が出来た。他者とは異なる彼らしさにまた新鮮な感覚を得て、自然と口角に弧を描き、慈しむように視線を向けて。ふと思い出したのは彼とよく似た存在の事、彼女はまだ到着していないようだが出来れば良き友の関係になって欲しいと彼の席の隣は敢えて空席とし、幾つかのワインボトルを手に取って彼へ向けて)
甘いものか、さっぱりしたお味か如何なさいますか?他にもウォッカ、ブランデー、ラム酒なんかもご用意していますよ。




95: 匿名さん [×]
2022-04-13 21:50:52





(度々失礼いたします。太陽の背後です。
現在リアル状況がどうしても厳しく、目安22日あたりまでお返事が難しい状況です。申し訳ございません。
このような素敵な物語やお星様と結ばせていただいたご縁、もしお時間をいただけるのであれば必ず太陽のお話を投稿いたします。しかし最初からあまりにもお待たせしてしまっている為、別の太陽様をお迎えしたい…とお考えでしたらそのお気持ちに沿うようにいたします。
何度も物語に水を差してしまい、申し訳ありません。皆様をこれ以上お待たせするには忍びなく、取り急ぎご連絡させていただきました。)





96: 語り手 [×]
2022-04-13 22:57:45


>95 匿名さん様
お忙しい中ご報告有難う御座います、水を差すなんてとんでもないです、是非ともリアルを優先して下さい!季節の変わり目で体調も崩しやすくなるかと思います、どうぞ無理なさらずご自愛下さい。一ヶ月に一回程度のゆっくり進行で構いませんので、お時間が空いた際はたっぷりとお話をしましょう!また22日以降投稿が難しくても私から一ヶ月後の5月14日に再度お尋ねしますので、どうかお気になさらずリアルに専念して下さいませ、それまではまったりとお待ちしておりますね、お話しできる日を楽しみにしております!


97: 語り手 [×]
2022-04-14 15:06:47


*物語進行*
>58 一日目 準惑星の街カイパーベルト


【星旅物語 14日目】

-幻の太陽系第9惑星の存在-

***

太陽系からの脱出。

 太陽系を抜け出すのにはもう暫く続く暗闇を進まなければならない。カイパーベルトを抜けると、辺りの天体は急激に減り暗闇がより一層濃くなる。まるで何かに引き寄せられるかのように、減っていく様子からこの場所を”カイパーの崖”もとい”カイパークリフ”の領域と言われる。
天翔ける星々が見渡せる太陽系の中心部から見上げた宇宙に比べたら、遥かに物足りない景色が何処までも広がってゆく。その様子は心身を不安にさせるかもしれない。

そしてこの領域に存在しているのでは無いかと言われているのが”太陽系第9惑星”。その存在を人々は未だ発見出来ずにいる。
もしそんな星が存在しているならば、想像を絶する程の極寒の地で、氷もしくは岩石で出来た巨大な星が強力な引力によって辺りの星屑を取り込んでいる事だろう。もしくはそんな極地でありながら、何らかの生命体が存在していたら…。

残念ながらカロンの船からはその存在を目視する事は出来ない。ただひたすら続く闇の中に息を潜めるそいつと対面したければ、船から飛び降りて真っ直ぐに落ちて行くと出会えるかもしれない。それは光に飢えた猛獣か、漆黒に染まり行く物言わぬ冷たい星か、真相は闇の中。
そろそろ空腹が満たされ、自由に街を散歩したり一息つきたいところ。カロンの合図で会食は終了となった。


(/皆様今日は、会食を終えて自由時間とさせて頂きます。それぞれのタイミングで会食を続けるか、会食からの場面展開、または一旦回収、新たに絡み文投稿お願いします。今回も前回に引き続き主の返答が不要な場合はばつ印をお願い致します。また今月のイベントは24日予定です、此方も急にそれぞれの会話を回収させる内容ではないためご安心下さい。

そして大変心苦しいのですが4/1よりご登録された方で未だ絡み文を投稿されていない方はリセット対象となります。またのご縁がありましたら、その時は物語を楽しんで頂けるよう精進致します!)

『太陽系第9惑星』イメージ画オリジナル

https://dotup.org/uploda/dotup.org2775519.png_a20bhROYW9cglDSPGHOl/dotup.org2775519.png


*お星様図鑑更新*
>98
*方舟の内装*
>83


98: 語り手 [×]
2022-04-14 15:10:37


*更新 /現在Keep未は『天王星』のみとなります。

【お星様図鑑】

◇太陽- Sun - >89
燃え盛る恒星。
その光は宇宙の果てを目指す。寿命は訪れる。全てを飲み込んでしまいそうだと、どうか恐れないで。貴方は皆に愛されているのだから。
…*アポロン神の化身/ゼウスの子。牧畜、音楽(琴)、予言、医術、弓術を司る。完璧な外見、活気に溢れている。


◇水星-Mercury- >32
季節の無い惑星。
 昼間は熱され夜は冷やされ、最も極端だと言われる。されど貴方は唯一太陽の傍にいてあげられる、貴方が一番に触れてあげられる。
…*ヘルメス神の化身/ゼウスの子。富と幸福を司る。商業、旅人の守護神。アポロンを慕い、聡明で器用、素早い。


◇金星-Venus- >41
宵の明星と呼ばれし惑星。
 灼熱の厚い雲に覆われ、その身を隠している。夕焼けに一際輝く貴方を時を超えて誰しもが見上げただろう。
…*アフロディテ神の化身/泡から生まれた。愛と美、豊穣、エロスの神。高飛車、気が強く誇り高い。


◇地球-Earth- >27
生命の源、青い惑星。
 鳥は空へ屍体は土へ輪廻転生を繰り返す奇跡と潤いに満ちた貴方。羨望の眼差しの先、私達は内を蝕まれる痛みを知らない。
…*ガイア神の化身/ウラノス、ポセイドンの母。全ての生命、大地の生みの親。母性的、面倒見が良く大らか。


◇火星-Mars- >43
地球に似た赤い惑星。
 かつての栄光は失われても尚、貴方の魅力は今も尚輝き続けている。水も空気も奪われようと人々の馳せる想いまでは奪われはしないのだ。
…*アレス神の化身/ゼウスの子。戦いの暗黒面の象徴。好戦的、乱暴だが心寄せる者へは思いやりの心がある。


◇木星-Jupiter- >30
太陽になり損ねたガス惑星。
 熱、密度、大きさが足りず貴方は赤色矮星にはなれなかった。虜にさせる魅力を持ちながら誰一人訪問者を許さない。
…*ゼウス神の化身/クロノスの子。全知全能を司る最高神。正義感、慈悲深いが秩序を守らない者へは徹底的に罰を。


◇土星-Saturn- >73
環で飾られたガス惑星。
 太陽系の宝石とも謳われし貴方、落ちたら最後強い重力で引き寄せられる。底は空洞かそれとも…それでも良い、もっと貴方を知りたい。
…*クロノス神の化身/ゼウスの父、時を司る。狡猾でありながら勇敢、落ち着きがある。


◇天王星-Uranus-
神秘的で奇妙な氷惑星。
 中心部でダイヤモンドの雨が降り、97.77°傾いている。誕生間も無くして衝突によるものだと言われている、ねえ誰にやられたの?
…*ウラノス神の化身/ガイアの子、宇宙、天空を司る。自由気まま、何者にも捉われず一途。


◇海王星-Neptune- >56
氷雲によるガス惑星。
 私達は貴方を肉眼で捉える事は出来ない、その恐ろしい程青く美しい姿を宇宙は隠している。貴方を知る者は果たしているのだろうか。
…*ポセイドン神の化身/ガイアの子。海と地震の神、大海原を支配する。荒々しいが包容力がある。


◇冥王星-Pluto- >23
太陽系から外れた準惑星。
 太陽から最も遠く、極寒の地。何も無いけれど、貴方の空は地球と同じで青い夜空が広がっている。忘れはしない、貴方がいたことを。
…*ハデス神の化身/ゼウスの兄。死、冥界の王。元々は純粋無垢だが終わりなき役職により厳正な堅物となる。


◆月-moon- >24
地球の衛星。
 貴方は地球も守る盾、常に地球に同じ方向を向けて背に傷を負う。貴方の影響力は凄まじく、地球にとって唯一無二の存在だ。
…*アルテミス神の化身/アポロンの双子。貞潔や狩猟、月の神。潔癖、異性嫌い、甘えたな一面を持つ。


◆カロン-charon-/主 >5
冥王星の衛星。
 互いの間の軸にして向き合いながら回っている。離れる事なく永遠の旅路に付き添うだろう。
…*カローン渡し守/死者の魂を永遠の住処となるハデスの元へと届ける。


※お星様は神様の化身ともギリシャ神話では記述されています。~の子と記載してますが、お星様に血の繋がりはありませんのでなんとなくそれぞれ絆があるんだな、とだけ覚えてもらえれば大丈夫です。敢えて神話の詳細も省いてます。
※性格につきましても記載した神様を少し齧った性格であればご自由に作成して下さい。

99: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-14 17:57:04


>ALL

神殿、か…
(会食が終わり席を立つ。窓の外は闇に覆われ天井のステンドグラスには青空が広がっていて時が過ぎるのが早く感じた。先程の会食で口にした食物やワインは空腹を満たすのに充分だったと思いつつ街中に出て。何処に行こうかと考えふとこの方舟には神殿があるとカロンに聞いた事を思い出しせっかくだから行ってみようと足を運んで)
……落ち着く場所だな
(街を歩いて神殿らしき建物を見つけ足を踏み入れた。劣化しているが物はあるようで神聖な雰囲気に少し目を細めた。人間が神を祀る為に建設しただけあると感じつつ目に付いた本を1冊手に取って)

(/次のイベントが始まったと言う事で一旦前回の絡みを回収して新たに絡み文を投下させていただきました。今回は同時に絡める人数はカロン様含め4人までとさせていただきます。また絡んでいない方々を優先して絡ませていただきますが絡んだ事のある方も歓迎します)



100: 木星-Jupiter- [×]
2022-04-14 18:00:51


(/誤字訂正、イベント→物語の進行です。レス消費失礼しました)



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