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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1574


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自分のトピックを作る
1307: ニール・グレイ [×]
2024-07-19 23:01:13



>クォーヴ(>1302


(脈打つ激痛も変わらず、流血も止まらず、けれども戯れる仕草は何処までも楽しげに。お互いすっかり己の赤色に染まる頃合い、甘い承諾の声と共に身体がふわり浮いて、肩にただ絡み回していた腕は支えへ変化する。部屋へと戻る道中、今は指で言葉を綴れない代わりに眉を寄せて頬を膨らせ、拗ねる表情を作って提案への不服を面相で語る。しかし髪に寄せられる口付けへいとも簡単と表情を弛めてみせれば、抱えられた身を緩く起こして彼と尚の事密着し、肩に顎を乗せる体勢でごろごろ喉を鳴らす猫に似た唸りを零してご機嫌と。……一人分の足音が暫し、出口の少し前。愛する番にちょっかいをかけられた蛇は、すっと彼の死角で密かに相貌を無色に落とし、瞳だけを縄張りを荒らされた獣のように赫々爛々光らせて向こうの箱庭を見据える。『…楽しかったねぇ?』開いた口から洩れるのは赤く湿った吐息のみ。その唇だけでこっそり質す先は、黒薔薇達の衆目。答えなんてあろう筈も無い静寂に構う事も無く、想い人に巻き付けた腕の力をぐっと強めて、『でも、いけないね。』――彼の苦悩も熱情も、骨身血肉、浮かべる表情一つに至るまで全て、そう何もかも、『クォーヴは俺のだよ。』誰にも見せない、渡さない。甘い言動や痕で散々示した猛毒の執着と独占欲を、声無き声でも確と明言する。それからふっと瞳を恍惚と優越に細めれば、愛執と慕う彼に喰われて欠けた舌をべっと見せ付けながら、閉じ行く箱庭の通路を見送った。)


***


いい夢をありがとねぇ。ちょっと気分が乗っちゃったから、最後の最後まで描写綴らせてもらっちゃった。 …ふふ。クォーヴのあんな可愛い所が見れるなんて、オレちゃんラッキーだったかも、なんて。たまにはこんな一時も楽しくていいね。
うん、それじゃあお次は狩人さんで…って言いたい所だけど。まだ本編でお話紡いでる真っ最中だからねぇ。そっちが落ち着いてからになるかなぁ。

とりあえず、レオのシートだけは置いていくね。
…ねぇクォーヴ。この素敵な夢が覚めたら、また真っ先に貴方に会いに行くから、それまで待っててね。じゃあ、また後でねぇ。


***


【イベント用シート】

PF:レオ(>147

指名:レオニダス
親密度:◆◆◇




1308: ラザロ [×]
2024-07-20 10:03:27



>レオ(>>1306)


ああ偉いぞ。だがよ相手は俺と同じ怪物だ、部屋の扉なんざいつでもブチ破れるし中には誰が誰の獲物だとか関係なく喰い散らかす奴もいるんだぜ
(人恋しさや退屈、或いは余り人の悪意に触れてこなかったのであろう彼の中で養われきっていない猜疑心、それらに正常な判断力を侵され易易と扉を開けてしまっては相手次第では一巻の終わり。いくら風前の灯火に等しいとはいえ防壁でもある扉を簡単に開けないというのは人間の身で出来る有効な対策と言える。きちんと分かっているようだな、と褒める意味合いで再度ほっぺたを柔く摘み「 だからよ、ちょっとでも嫌な感じがしたらすぐ俺を呼べ。そンで出来るだけ長く時間を稼げ 」鱗を経由すれば何処に居てもドラゴンへ声が届く。既に彼に伝えてある特性を活かせば有事の際でも用事をほっぽり出して駆けつける事が出来るだろうと。さて、そこで合言葉のアイデアが出れば「 ……成る程なァ 」思い至らなかったそれは確かに有効な手立てかもしれない。自らの顎を擦りながら感心したように呟き、しかし眠気が限界を迎えた様子に神妙な表情はふっと笑いに変わり「 やるじゃねえか、レオ。寝ていいぜ、この俺が許可してやる 」小さな額に無骨な手の平を添え、仰向けに寝かせるように軽くトンと押して。そのままベッドに倒れ込んだのならよく使い込まれていてドラゴンの匂いが染み付いたブランケットを彼の上にふんわりと被せ、自らも仰向けに瞼を下ろす。誰かと、更に言えば獲物と同じ寝台で眠るなんて変な心地がして少しの間困ったように左右へ寝返りを繰り返すが、そのうち聞こえてくるのは衣擦れの音ではなく怪獣の咆哮のような低く響く鼾。途中で少年に起こされない限り、ドラゴンは6時間ほどはたっぷりと熟睡するだろう)




1309: クォーヴ [×]
2024-07-20 10:04:41



>ニール(>>1307)


やあニール、…取り乱す所を見せちゃって恥ずかしいよ。一本通った芯の上で腹を括る君の事、かっこいい…いや、美しい…?、神々しい、みたいに感じたな。改めて、素敵な夢をありがとう。君の最後の言葉、きっと黒薔薇に届いているよ。…ふふ、嬉しかったな。また後でね、ニール。

もし>1306で本編の方は一区切りでよければ、このまま狩人くんの方のイベントに移る?判断は君にお任せするから、一先ずエントリーだけは受付けておくね。


【 イベントへのエントリーを受付けました。以下ランダム生成されたテーマから一つを選び、真っ白な部屋で目を覚ます場面を描写して下さい 】


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

>Ⅰ.お互いに人生最大のトラウマを吐露し合わなければ出られない部屋(制限時間:30min)
>Ⅱ.母と子の役に分かれ、母は相手を甘やかし、子は心底甘えなければ出られない部屋(制限時間:30min)
>Ⅲ.お互いに相手の頬を全力でビンタしないと出られない部屋(制限時間:10min)

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*




1310: 蘭玲 [×]
2024-07-20 15:20:01





>ヴィンス( >1303


( 手紙を読みえた後に咲いた恒と比べて色味の少ない花はきっとこの状況を面倒に思っている証拠だろう。小さく笑い声を漏らしていると伸びてきた彼のひんやりとした手が頬へと触れれば、何かを伝えたいのかとゆるりと首を傾げ。そのまま寄せられる顔に目を瞠り「 ときめいたって言うより、びっくりした… 」 突如として触れた冷たく柔らかな感触に数回瞬きを繰り返した後、緩く口角が持ち上がったのは彼から行動を起こしてくれた事が嬉しかったから 「 ね、一回でおしまい? 」 左側の首筋、耳の辺りに痕が残らない程度に柔く食むような口付けを落としおねだりをしてから、普段前髪で隠している左眼が見えるかも知れないものの真上から視線を交えるのは彼が拒絶をしない事を知っているから。そのおねだりが叶っても叶わなくても暫くはその状態のままを保った後 「 ほら、早く出る方法考えよう?こんな所で終わりたく無いもの 」 彼が立ち上がるのに力を貸すために片手を差し出して。身体を起こした際に宙に浮かぶ黒い砂時計の存在に気が付き 「 ねぇ、ヴィンス。あれ何? 」 尋ねるのはそれが制限時間だなんて事を理解するのを頭が拒んでいる為。すぅと目を細めて指差して )





1311: リーパー [×]
2024-07-20 15:20:42





>レナード( >1304


……本当に、ちょっとも聞いてねェの?
( 彼の様子を見るにきっと初めて聞いたのだろう事は伝わってくるものの、昔馴染に悪いからと誘いが無い限り己の部屋を訪れないと譲らなかった彼女が伝え忘れてたなんて事も考え辛く。彼の眉間による皺を見るに口にするべきでは無かったかと僅かな後悔を。ベッドの元へと辿り着くまで掴まれたままの手首が痛む事が無かったのは、彼が加減をしてくれていたからだろうか。「 どーだろうなァ 」 勢いのままぼすり、とベッドに倒れ込むように乗り上げ体制を変えて彼の方へと視線を向け。人の気配のする室内で眠るのはいつ振りの事だろうか。それに加え長らく人の気配に敏感に、ある程度の警戒心を持って過ごしてきた自覚もあるが果たして。いそいそとシーツに包まり寝転がる体制は横を向いて身体を丸めるようにした、まるで胎児のようなそれ。そんな状態でにぃと口端を持ち上げ、普段のような意地の悪い笑みを浮かべたところで大した虚勢にもならず。 「 寝るまで居るつッたのはレナードなんだから、ちゃんとそこに居ろよなァ 」 普段よりもやや間の伸びたような物言いは傍に居るのが彼ゆえの安心感からだろうか。伸ばした片手で緩くマントコートの端を持ち、くいくいと彼に伝わるか伝わらないかの力加減で遊ぶこと暫く。ふと先程己が喰われかけた相手の事を思い出し 「 あぁ、そうだ…また今度聞きてェコトが…… 」 最後まで言葉を紡ぎ出す事なく語尾が虚空へと消えていったのは意識が半分夢の世界へと誘われ始めたから。多量に血液を失った事に加え地下でも頭を働かせる時間が多かったためか限界を迎えつつあるらしく、落ちてくる瞼に抗っていられるのも時間の問題だろう )





1312: レオ/ニール・グレイ [×]
2024-07-20 21:02:19



>1308>1309(>ラザロ、>クォーヴ)


……んふふ。そう見えた?オレちゃん、これでも血の一滴だって好きな人の事を盗られまいと必死だったんだよ。…まあ、想い合ってる姿をたっぷり見せびらかすチャンスだとも思ってたけど。何にしても喜んでもらえたなら、オレちゃんもすごぉく嬉しいなぁ。

うん、それじゃあお言葉に甘えてこのままレオの夢に行っちゃおうかなぁ。…きっと二人の夢も楽しいものになるだろうねぇ。……ふふ。じゃあ皆、また良い夢を。


***


>Ⅱ.母と子の役に分かれ、母は相手を甘やかし、子は心底甘えなければ出られない部屋(制限時間:30min)


(気が付くと、真っ白な場所に立っていた。冬山の昼より眩しい視界に一度固く目を瞑り、再び開けるが色に変わりは無い。「……此処は、」把握出来ない状況を飲み込むべく、直前の記憶を反芻する。……確か湯上がりの軽装で、ベッド縁に座った所だった。そこに突如と現れた夥しい茨が、視界をあっという間に埋め尽くした後意識は落ちて、そのまま――「……なるほど。」この場の事も不可思議な現象も何一つ理解はしきれていないが、兎も角遭難同然に異常事態である事は直感的に飲み込めた。であれば、まず己の状態と場所の確認から。「ふむ、」怪我、痛み共に無し。頭が少々ぼんやりしている程度だろうか。服はいつの間に着たのかいつもの重装備、それと項の括り髪。「……うん、」身体に問題無しと判断し、続けてはこの空間の危険を探りじっくりと視線を回して――見付けた姿にぱちり瞬く。「……レオニダス?」問うように呼びはしたが、見間違えようも無い獅子の彼。「君も此処に来ていたのか。」友人の姿にふっと一瞬頬を弛めたのも束の間、直ぐ様この状況下に気を締め直し、「…君は無事か?」他に誰も居ない、何が起こるか解らぬ空間、互いが逸れるリスクを避けるべく彼に歩み寄りながら、真っ先に彼の安否を正面きって問い掛ける。)




1313: ヴィンス [×]
2024-07-21 00:27:13



>蘭玲(>>1310)


……残念
(精一杯の不意打ちは愛しい人をときめかせること能わず、抑揚のない呟きをひとつ。普段からこういった愛情表現が決して多くはないから驚きの方が優勢だったのだろうか、なんて考えてしまえば髪に混じるようにややくすんだ青色の花がぽつりと咲いて「 足りない。けど、疲れた 」きっぱり不足を告げるのは少女が唯一四六時中触れていたいし触れられていたいと思う存在だから。首と耳元に感じる柔らかさに喜びを意味する淡いイエローの花がぽつぽつと小さくも多数に花開き、しかし男らしい分厚い逞しさとは無縁の痩躯はほんの僅かな時を腹筋にて体重を支えるだけで音を上げ身体そのものは微動だにさせず「 ……蘭が俺にときめいたこと、ある? 」立ち上がるのは至極大儀だけれど差し出された手を放ったらかしにするほど冷血なわけではない。ゆぅっくりとした動きで手首あたりを淡く掴みながら下から見上げるようにして問いかけるのは、怪物なりに突破口を見出そうとしているから「 ……黒いのが全部落ちたら、……。 」黒薔薇の佞悪な質の魔力をぷんぷんと漂わせる砂時計に、表情こそ不変だが先程のものよりずっと暗く濁ったトーンの灰色がひっそりと咲く。途中で言葉を切ったのは聡い彼女ならそれ以上言わずとも理解すると信じての事、一夜のお遊びにしては度が過ぎる内容へ想い人を巻き込まれた事にうなじ辺りに重く静かな怒りを湛える深紅の花が開いて)




1314: レナード [×]
2024-07-21 00:28:43



>リーパー(>>1311)


……お前の事、“眩しい子ね”って。ただそれだけ
(彼との邂逅が話題に上がった事は確か。想起されるのは慈しみ可愛がる獲物に向ける柔らかな微笑みとは少し意味合いの異なる、落ち着き払った魔性の女の微笑――あの時はまた要領を得ない事を、とまともに取り合わなかったその評価に何か含みがあるのやもと感じ、ついと窓辺へ視線を逸らし「 …猫みたい 」僅かにコートの裾に引力を感じて目線を戻せば、四肢を投げ出すではなく小さく丸まる姿が怪物には赤子ではなく小さな動物に思えて。奇しくも幽閉された不完全な怪物と同じものに彼を例えているなんて知る由もなく、羽根玩具に戯れる猫を自由に遊ばせてやるような心地で拒否は示さずに。質問を受け止めようと“ん?”淡く返答をするがついぞ続きは紡がれないまま。睡魔に水を差すことをせず入眠するまで声はおろか身動きすら封じて待つこと数分、もし寝息が聞こえてきたのならシーツ越しに彼の胸――心臓あたりに手を翳して魔力を集約してゆく。ほんのりと光を放つ暖色の魔力は全身に血液を送り出すポンプに何らかの作用を与え、きっと造血の手助けをしてくれることだろう。果たしてそれも気紛れの内かそれとも生来持つ気性か、祝福を終えたヴァンパイアはそっと音を立てないように立ち上がり何かしらの方法で呼び止められなければそのまま霧と化して部屋を後にするだろう)




1315: レオニダス [×]
2024-07-21 00:31:33



>レオ(>>1312)


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

>テーマ:母と子の役に分かれ、母は相手を甘やかし、子は心底甘えなければ出られない部屋
>制限時間:30min
>親密度:◆◆◇

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


(孤独に甘んじたがゆえに享受できる静寂を嗜んでいるさなか、虚空より生じた黒い茨に包囲されてゆく状況に特段狼狽はなく「 ……まだ遊び足りんのかね 」返答を期待しない問い掛けを落としてから手にしていた書物をパタリと閉じる。意識を刈り取られる直前、女とも男とも、老人とも幼子ともつかない高い笑い声が囁くように聞こえた気がして――再び覚醒すれば、そこは見たこともない場所。一見して何の変哲も無い無害な空間に思えるが果たして、まるで子供の遊びに渋々付き合わされた大人のように目を伏せ溜息をすれば名を呼ばれた事に驚いたようにぱちりと瞼を上げてそちらを見遣り「 …………私だけかと思っていたが 」よもや君まで黒薔薇の悪意に攫われていたとは。余計な不安を与えないよう後半は胸中に留め「 私は五体満足だ。君も息災の様で何より 」堂々たる姿で幼子の胴体ほどもある太く硬い腕を組みながら僅かに獣の面相を微笑の形に緩めて。パサリ、腕の上に落ちてきた黒い手紙に視線をそちらへ移し、内容を検め読み上げようと口を開き「 …【 制限時間30分以内に母と子の役に分かれ、母は相手を甘やかし、子が心底甘えれば出口は開かれる。制限時間を過ぎればここが互いの墓場となる 】。……ごっこ遊びに興じろ、という事かね 」憂いを帯びた問い掛けに回答の代わりに出現したのは黒い砂時計。ゆっくりと流れ落ちるそれを数秒眺めてから彼を見つめて「 聡い君の事だ、これが児戯や脅しの類でないと肌で感じているだろう。さて、どちらがよいかね 」母か子か、一方的に選択を迫るというよりかは相談のような柔らかさで先ずは意見を伺って)




1316: レオ [×]
2024-07-21 09:28:18



>レオニダス(>1315


そうか、良かった。
(友人の無事を確かめて、ほっと胸を撫で下ろす。続けて彼からの安堵にも頷いた直後、組まれたその腕に手紙が一通。「母、」窺った内容から困惑したような声が落ちて、表情もぐっと眉の寄った渋い色に変わる。次いで視線を移した砂時計、宙にある事を除けば何の変哲も無いものだが、「……っ、」ぞわ、と首元がざわめく得体の知れない何かをそこに感じて、思わず身構える。「……ああ。」離せなくなった目を引き戻したのは友の声。――彼の言う通り、只の悪戯ではない。従わなければ、間違いなく此処で幕が下ろされると、そう野性じみた勘が告げている。「そう、だな……」それでも相談の最中に些か当惑の兆しを見せていたのは、「…“母”というものには縁が無かったからな…」今一つと想像に至れないその単語故。記憶を端から端まで引っくり返したとて、一番近しい者は育ての老翁。それ以外は精々動物達の生き様か、用事を済ませに下りた麓町でちらと見掛けた母子程度。むむ、と顎を指先で擦って至極真剣に僅かな時間を悩んだ後、「……私が子の役をやろう。」“母”にも“甘やかす”事にも、その概念を正しく理解出来ていない以上、その役に己が填まるとは思えず。消去法に近い形で、しかし潔く迷いを消して彼を見上げて宣言し、「母役を頼めるか?」甘やかし甘える題目には不釣り合いに背筋の伸びた物言いで彼に問いを返した。)




1317: 蘭玲 [×]
2024-07-21 13:19:19





>ヴィンス( >1313


( 差し出した手に触れるひやりとした感触はお世辞にも立ち上がるための力が篭っているとは言い難いもので “ もう ” だなんて言葉と共に少し困ったような表情を。尋ねられた事に対してはどう答えたものかと暫く思案をするも「 逆に聞くけど、ヴィンスは私がときめかない相手に好意を告げるとでも? 」 質問を質問で返すのは狡いと頭では思いつつも、至極真面目な表情で。彼に対してときめく事が無い訳ではない。ただ、それを昇華した先の “ 愛おしい ” そう感じる事が多いのもまた事実。もしそこを指摘されようものならゆるりとした笑みを浮かべて誤魔化そうとするはずで。指差した先の砂時計、どうやら彼も己と同じ考えをしているようで途切れた言葉の先も容易に想像ができる。けれども大して焦りもせず落ち着いた様子を見せるのは、この閉じ込められた空間に共にいるのが彼であるから。ちらりと見えた真紅の花は真正面からその全貌が見えないのは背面に咲いているからだろうか。片手を伸ばし、人差し指の背で頬の辺りをするりと撫で 「 ……ヴィンスと一緒に閉じ込められたのが私で良かったって思ってるんだからね 」 同様の条件が付された部屋に彼と共に入れられたのが他の人間だったら。そう考えるだけでモヤモヤとしたものが胸の中に生まれる程度には彼に入れ込み執着しているらしい。僅かに浮かべた難しい表情は直ぐに柔らかな笑みへと変わって )





1318: リーパー [×]
2024-07-21 13:20:05





>レナード( >1314


( 彼女の己に対する評価に首を傾げたのは、そう判断をされる程の事を話した記憶が無いため。自分は欲張りだ、と。そんな話をしたつもりだったのだが、存外高評価を与えられていた事に引き結んだはずの口は緩い弓形を描き 「 ……ふぅん 」 ぽそりと呟くようにして出てきた声は僅かな喜色を孕んでいるように聞こえるだろうか。 「 …ソレ、ギレルモにも言われたなァ 」 微睡んでいる最中、耳に届いた動物の名にくはりと小さく息を吐き出すような笑い声を漏らし。彼からの返答は夢の中へと誘われ始めた己には届いておらず、然程時間をかける事なく穏やかな寝息を立て始めるはずで。何処か暖かな心地を胸の辺りに感じたのが夢か現かの判断は付かず、もしかしたら小さな寝言を溢しただろうか。けれども瞼を持ち上げる事が無かったのはそれが己を害する物だとは思わなかったため。いつの間にか深く夢の世界へと潜り込んでいたらしく、彼が音を立てずに部屋を去っていく事に気付く事すら無く疲労が溜まっていた事もあるのだろうが普段であれば2時間ほどで目が醒めるところを確りと8時間程の睡眠の後覚醒すれば、昨日よりも体内を巡る血液が増えている事に気が付き首を傾げる事になるだろう )


****


こんなトコだろッてコトで邪魔すンなァ。
普段より優しさのあるレナードで調子狂っちまった部分もあるが、得られるモンもあったし普段とは違う一夜をありがとうなァ。本人に言や嫌な顔されンだろうが、レナードって案外面倒見良いよな。
次は俳優野郎に場を譲るつもりにしてンだが、期間が決まってるッてのもあるしイベントが終わるまではソッチに集中させて貰おうと思ってる。月を跨ぐか、一段落つき次第先に相談させて貰ってた流れで俳優野郎の方の相手を頼む……が、彼奴の出番が長く続くッてのもあるし途中途中で他の奴の相手を頼む事も有るかもしんねェとだけ伝えとくな。





1319: レオニダス [×]
2024-07-22 15:40:22



>レオ(>>1316)


……奇遇だね。私にも母は居ない
(古には神として崇められた身、気付いた時から完成された存在であったために母は愚か育ての親と呼べる者すら該当する存在は皆無。しかしそれに優越も負い目も感じておらず当たり前の事と受け止めているゆえに低い吐息混じりの笑い声と共に一度目を伏せて「 しかし民草に交じる母親達の姿には見覚えがある。尤も、果てしない過去の事だが……出来る限り記憶を辿ってみようではないか 」再度開いた獣の眼光で遠く見つめるのは懐かしく輝かしい追憶。幾星霜の時が経った今、朧気に霞んで消えてしまいそうなそれらを拾い上げる努力を心に決めて遠回しに是を返し「 では。…私の膝においで、レオ 」ゴホン、低い咳払いの後。壁を背にどっかりと床へ座り込む姿勢は女性らしさとは無縁の胡座座りで、逞しい両腕を広げては不思議と照れや躊躇いの色は皆無の優しい眼差しを送り穏やかに呼び掛け)




1320: ヴィンス [×]
2024-07-22 15:41:35



>蘭玲(>>1317)


……そういうことじゃなくて。今まで何にときめいたかが分かれば、今ときめくためのヒントになるかもでしょ
(訊き方が悪かった、と至極小さな振り幅にて一、二度かぶりを振って。質問の趣旨はこれまでの実績からこの状況を打開する策を練ることで、言い出しっぺの自分が例を挙げれば伝わってくれるだろうと無言にて記憶を探り「 ……いや、うん、……いつでも可愛かったなあ 」具体的なエピソードよりも次々と浮かび上がってくるのは様々な彼女の表情。笑っている時、怒っている時、困っている時――存外と種類の多いそれらに表情こそ動かないものの愛おしい者しか目にすることの叶わない桃色の花がぽわりと右のこめかみ辺りに開いて。彼女と同様に緊張感のない様子でのそのそと姿勢を変え、壁を背凭れ代わりにしながら両膝を立てて座るような体勢を取り「 …きて、蘭 」下から両腕を伸ばす様は子供がハグを求める姿を彷彿させるだろうか。願い通り彼女が自らの腕に収まってくれたのなら「 今の、可愛かった 」抱き締めた先、耳元に口を寄せてそう呟いて腕にきゅっと力を込め直し、そのまま耳朶へと淡いキスを贈ろう)




1321: クォーヴ [×]
2024-07-22 15:42:14



>リーパー(>>1318)


案内役の僕からお返事をさせてもらうね。素敵な締めをありがとう、目覚めた時の君が元気ならレナードもきっと満足するんじゃないかな。そうだね…彼は態度は刺々しいけれど根っからの悪人ってわけじゃないと僕も思うよ。尤も、誰も彼もに優しくするような子じゃあないけれどね。ふふ。
期間限定の明晰夢を見られる間はそちらに専念、その先は俳優の彼にお会い出来るということで了解だよ。表舞台に出てくる順番や頻度は君たちにお任せするから、前もって相談をいただいてた順番から乖離するのも問題ないからね。それじゃあ、次に会える夜を楽しみにしているよ。




1322: レオ [×]
2024-07-22 19:50:18



>レオニダス(>1319


む、そうだったか。
(彼から返ってきた同調、穏やかなそれに此方も気に留める事の無い相槌を一つ。「…うむ、有り難い。私も出来得る限り協力しよう。」それから得た承諾の温かさに釣られたように、この場に来てから張り巡らせていた緊張もほんの僅か弛み、ふっと微笑みに表情と言葉を崩す。――彼の咳払いの後。招きに頷きしゃがみ込み、次いで彼の胡座の上、少しばかり右寄りの上腿へと座る。軽く膝を立てて揃えた自らの両脚は、反対側の彼の膝へ控え目に沿わせ、彼を窺うべく動かした頭の後ろは必然、その逞しい肩の辺りにふわり寄せられる――が、己が身の重さを預けるに至ってはおらず、動きにも些かの固さも残っている。しかしそれは遠慮や恥じらいといった類いではなく、あまりに慣れていない所作の為、そして“甘える”という行動を記憶から引き出せずにいる為のぎこちなさ。「……こう、で合っているか?」少し見上げる形になった視線もそれは同じ、ゆらゆら迷いの色を覗かせて。嘘の貼れない相貌は眉が戸惑いに垂れ、是非を問う声音さえそれらと一分違わず仄かに曇り籠っていた。)




1323: 蘭玲 [×]
2024-07-22 20:37:00





>ヴィンス( >1320


( 彼が聞きたかった事が伝わっていない訳ではない。あの質問の意図が部屋を出るために必要な事も理解はしているのだが、素直にそれを口にするのが気恥ずかしい。まるで理解をしていないような、きょとんとした表情を浮かべつつも口元は緩い弧を描いたまま首を傾げ待っていれば耳に届いたのは思い掛け無い言葉。可愛い?誰が?なんて疑問はこめかみに咲く桃の花を目にした途端に理解し、ぶわりと顔に熱が集まるのが分かる。顔を隠そうにもそう出来るだけの物は限られている室内、壁にもたれ座した状態で広げられた彼の腕の中にこれ幸いと収まり、猫が甘える時のようにすりと頭を擦り寄せて。いつだって己の心臓を煩くさせるのはお喋りな方では無い彼の率直過ぎる程の言葉だという事はきっと彼は気が付いていないのだろう 「 ……そういうところだよ。私がヴィンスにときめくの 」 身体が密着している今、普段よりも早鐘を打つ鼓動は彼にも伝わっているだろう。緩みきっているだろう表情を見られないように肩へ額を預けるようにして顔を隠すこと、時間にして数十秒程。ふと持ち上げた顔には僅かに赤らみが残っているだろうか 「 私は言ったんだから、ヴィンスも私にときめく事教えてよ 」 腕は首に緩く回した状態のまま、僅かに上体を離して視線を交え。彼が答えるまでこのままの状態でいるつもりで )





1324: レオニダス [×]
2024-07-23 19:39:56



>レオ(>>1322)


……上手だ、レオ
(もし逆の立場であれば、無遠慮に彼の膝に乗り猫宜しく喉を鳴らして擦り寄れただろうか。否、そんな自分の姿は想像できないからこそ自らの打った布石に応えようと歩み寄ってくれた友人に空気を擽るような低くも柔らかい笑いを数度淡く零して、正解を見定められていない故の不安感を拭うようにすべてを肯定する穏やかな声色にて回答し「 力を抜きなさい。そうだな…揺り籠を見た事はあるかね。今の私は君を守り安寧の眠りに導く揺り籠だと想像してご覧 」しっかりと視線を受け止めながら、肘を内側に曲げることで彼の頭部を軽く抱え込むようにして。たとえこの部屋の天井が崩れ床が陥落しようとも、この獅子の腕の中に収まる限りは必ず安全が保証されるのだと。そう思わせるほど逞しくしっかりと彼の身体をホールドする肉体は筋骨隆々としていて女性特有の軟さは持ち合わせていないものの、話し声と囁き声の中間のような静かな語り口は子を寝かしつける母親の嫋やかさを孕んでいるだろうか「 或いは、獣の母親が子を慈しみ毛繕いをする場面を。その時、子の獣は全身の筋肉をどうしていたかね?果たして今のレオのように緊張させていただろうか 」より彼のバックボーンから想像しやすいであろう例え話を選びながら頭を支える腕の柔らかな肉球にて、ぽに、ぽにと数回柔らかな羊毛を撫でて)




1325: ヴィンス [×]
2024-07-23 19:44:09



>蘭玲(>>1323)


…蘭、ときめいた?
(照れている顔もしっかりと目に焼き付けたいのに、彼女はいつも隠してしまう。無理やり此方を向かせようとも、日々の不摂生が祟って大した魔法も使えない自分の痩せた腕では裏社会を駆け抜けてきた彼女にそう簡単に膂力で敵うとは思えない。紅潮した表情を見られないのは口惜しいけれど、代わりに少しの意地悪で分かりきった問い掛けを上から落として、ようやく正対した視線にいつもより血色の良い肌を見受ければそれが回答とばかりに「 ……嬉しい 」いつもより少し柔らかくなった声色と共に、薄桃の小さな花が鎖骨あたりにいくつかぽわぽわと咲いて。「 ……蘭は、つよいから。だから、たまに俺に甘えてくれるとき、ここがぐってなる 」記憶を辿るように一度ゆっくり視線を明後日の方向へ向けて、話し始めると同時にまたゆっくりと戻したそれは言い終わる頃には完全に彼女の片方の瞳と合致して。それは例えば“寂しい”だとか“今夜はずっと一緒に居て”だとか、今までの思い出の中で彼女がそう言ったかどうかは別としてきっとそんな台詞のことを指すのだろう、抱き締めた腕の片方にて自身の胸元あたりのセーターを淡く握り込み「 甘えられるって、面倒だと思ってたけど。…蘭にそうされると、嬉しい 」表情が能面でも、声が平坦でも、紡がれる言葉はすべて本心。胸元から離れた手は彼女の頬に伸ばされ、普段髪で隠している方を恐れることなくすり、と撫でて)




1326: 執事長 [×]
2024-07-23 19:48:11



>ゲリライベント:明晰夢の廻廊開催中!【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2024/06/25/211417
 → ◆◇ 7/31までエントリー受付中、ご新規様の滑り込み参加も大歓迎です! ◇◆


>新規住人を1名準備中(7月末~8月上旬あたりリリース予定)


>通常交流・イベント交流問わず、ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:マリーシュカ ]



▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ PF作成はこちら ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome


▼ 世界観・ルール ▼

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▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

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◆ザカリー・アーバーン(>>93
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◇ミネルヴァ(>>489
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