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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/781


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自分のトピックを作る
■: 執事長 [×]
2020-02-25 19:00:33 



 それは空から降ってきたのか、あるいは地から湧き出たのか。

 あなたの手には、身に覚えのない一通の招待状が握られていた。

 艶めく黒薔薇の封蝋が、" 早く読んで "とあなたを誘う。

>―― 嗚呼、なんて美味しそうな貴方。今夜、お迎えにあがります ――

 それは、狂った喜劇を好む神様の、歪んだ悪戯だったのだろうか。

 斯くしてあなたは異界へ攫われ、人を喰らう怪物たちと一つ屋根の下で暮らす事となった。

 この世に一つだけのグランギニョル、その幕が今ここに上がる。



  ▼ 規則や世界観 ▼
【 https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world 】

  ▼ 提供一覧 ▼
【 https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters 】

  ▼ 参加方法 ▼
【 https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome 】



  ▼ 概要 ▼

/ 再建トピ / 指名制 / 人外×人間 / メリバ要素、流血表現を含有 / シリアスでダークな雰囲気も、仄々切ない純愛も /
/ あなたの指名や行動でエンドが分岐、1度エンディングを迎えてもご所望の限り物語が続くマルチエンド式 /
/ 基本は登録制、ご希望の方は無登録でも勿論可 /
/ 今回より完也を推奨、当方はご挨拶の後から伽羅口調にてお返事させて頂きます /
/ お互いが楽しめてこそ、真のハッピーなりきりライフ!という信条の下、相性重視 /
/ セイチャット様および他トピ様にご迷惑をお掛けしない様、当トピの名前を他所で出す行為・当トピ内で他所様のトピを仄めかす行為・演者様(参加希望者様)以外の書込みはご遠慮ください /


  ▼ 先代トピからの変更点 ▼

①黒薔薇屋敷の秘密について、より詳細な設定が公開されました
②提供が新たに3名追加され、既存メンバーも1名変更しました
③新たに" 秘密の共犯者ルート "を追加しました





1: 執事長 [×]
2020-02-25 19:02:20



>ご挨拶

グランギニョルを既知の方、大変ご無沙汰しております!そして初めてこの世界を覗いて下さった皆様、閲覧ありがとうございます!
「 皆様の素敵なお子様を愛でたい!食べたい!!あわよくば危うい関係になりたいよう!!! 」という我欲、もといコンセプトの元に設立されたこの場所へ足を運んで頂き、本当にありがとうございます…!トピ主・怪物一同、心から皆様を歓迎させて頂きます。
まだまだ至らぬトピ主ではありますが、これからも誠心誠意トピの運営を努めて参る所存でございます。無論これは趣味ですので、楽しみながらをモットーに…!
それでは、皆々様と素敵な演者様にお会いできますことを、心より楽しみにしております…!




2: 執事長 [×]
2020-02-25 19:14:54




>募集開始[ 属性不問 / 3名様 ]


 ※少々ブランク有り、リハビリ気味
 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館大歓迎
 ※指名が絞り切れない場合は、此方からのご提案も可能


>本日の提供:全員
https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters



▼ グランギニョル専用HP ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ ルネコの備忘録 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/archive/category/Archive

>皆様と同じく黒薔薇の屋敷へ拉致されたルネコという青年、その生活を怪物の人となりを交えながら書き記した日記です。もちろん通読は任意ですので、皆様のグランギニョルライフのご参考までに!


▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

>I wondering who I eat...


▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼






3: 執事長/ワーウルフ♂ [×]
2020-02-25 21:20:48




>募集継続中


今夜は23時前後まで待機している予定らしい。気が向いたら遊びに来てくれ、俺達はいつでも大歓迎だよ( 尻尾ゆるり )





4: 執事長 [×]
2020-02-26 17:23:59



>募集開始[ 属性不問 / 3名様 ]



 ※少々ブランク有り、リハビリ気味
 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館大歓迎
 ※指名が絞り切れない場合は、此方からのご提案も可能


>本日の提供:全員

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters



▼ グランギニョル専用HP ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ ルネコの備忘録 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2019/08/26/174536

>皆様と同じく黒薔薇の屋敷へ拉致されたルネコという青年、その生活を怪物の人となりを交えながら書き記した日記です。もちろん通読は任意ですので、皆様のグランギニョルライフのご参考までに!



▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

>I wondering who I eat...



▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼




5: 執事長/ダークエルフ [×]
2020-02-26 19:35:56





>募集継続中


紳士と美少年の皆様、御機嫌よう。招待状はお手元に届きましたでしょうか。今宵も23時前後まで貴方がたをお待ちしております、何かご相談があればお気軽にお声掛けを。美しい貴方ならば、歓迎致しますよ。





6: 執事長 [×]
2020-02-27 18:39:49




>募集開始[ 属性不問 / 3名様 ]



 ※少々ブランク有り、リハビリ気味
 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館大歓迎
 ※指名が絞り切れない場合は、此方からのご提案も可能


>本日の提供:全員

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters



▼ グランギニョル専用HP ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ ルネコの備忘録 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/archive/category/Archive

>皆様と同じく黒薔薇の屋敷へ拉致されたルネコという青年、その生活を怪物の人となりを交えながら書き記した日記です。もちろん通読は任意ですので、皆様のグランギニョルライフのご参考までに!



▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

>I wondering who I eat...



▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼





7: 執事長/サイクロプス [×]
2020-02-27 21:23:23




>募集継続中


ああ、ヤケに屋敷んなか静かだと思ってたけど、ゴリゴリに獲物不足っしょ。あヤバ口滑った、演者サマね演者様。あーしはあんたのコト食べないし安心して入っといでよ、まー油断は禁物だけどサ。


  ▼ 参加方法 ▼
【 https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome 】







8: 執事長 [×]
2020-02-28 14:59:44



>募集開始[ どなた様でも / 3名様 ]


 ※少々ブランク有り、リハビリ気味
 ※夕方頃まで亀レスとなる見込み
 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館大歓迎!
 ※指名が絞り切れない場合は、此方からのご提案も可能


>本日の提供:全員


▼ PFの書き方 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ ルネコの備忘録 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/archive/category/Archive

>皆様と同じく黒薔薇の屋敷へ拉致されたルネコという青年、その生活を怪物の人となりを交えながら書き記した日記です。もちろん通読は任意ですので、皆様のグランギニョルライフのご参考までに!




▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

>I wondering who I eat...



▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼





9: ルシアン [×]
2020-02-28 16:35:47



(/こんにちは、先日は質問に回答して下さり有難う御座いました!お言葉に甘えてプレゼントを直接お渡しできれば、と思いお声がけさせてもらいました。ジェイド様とお会いたい…!のですが、今回はお相手をレジーナ様かギンハ様にお願いしたいと考えております。また初回ですので、プロフィールの方は改めて投稿させていただいた方が良いでしょう?)



10: 執事長/ワーウルフ♂ [×]
2020-02-28 17:40:27



>ルシアンPL様

ようルシアン、待たせてご免な。また此処でお前と会えるなんて夢みたいだ、来てくれてありがとな。いきなり俺の口調で驚かせたなら謝るよ。本編では執事長じゃなくて俺達が話す事になったみたいだ。
レジーナもギンハもお前に会いたくて堪らないだろうし、選んで貰えたら直ぐに飛んでくると思う。その時は、使い魔経由でお前に呼ばれたって体になりそうだな。
PFについては、前回のものと変更がなければ俺達で登録処理をさせてもらうよ。もし加筆修正があるなら、再提出して貰えたら完璧だ。




11: ルシアン [×]
2020-02-28 18:34:52





うわっ!驚いちゃった!もう、君ってば僕を喜ばせる天才だよっ。まさかここで話せるなんて思わなかったから嬉しいなぁ。っと、いけない、いけない。話が逸れるところだったよ。僕も君を見習ってこっちで話させてもらうね。
えーっと、プロフィールの方は特に加筆するところないからお任せしちゃおうかな。相手なんだけど、本当は君っ!て真っ先に指名したいんだよね…。レジーナに会っちゃったら、もっと君に会いたくなっちゃうなぁ。堪え性ないからさ、僕って。だから今日はギンハ様にお願いしようかなって!プレゼント渡せないと本末転倒だもんね。
そうそう、元々は向こうに投下する予定だったから前半色々と長いけど、適当に読み流してねっ。



(代わり映えのない常闇の世界、そよぐ風の音がまるで誰かの思いを内包しているかの如く木霊するのは、気高い彼から黒薔薇の所以を聞いたからか。物悲しく響く声なき音から背を向けるように机の上に広げてある絵日記へ意識を集中させ、新たな一ページを書き加える。「よしっ、と!今日の日記完成っ。 へへ、大分うまってきたなぁ!」閉じた日記の背表紙へ指の腹を這わせ、ヴァイオレットの瞳を笑みの形に和らげて。ごちゃごちゃと物が散乱する室内とは似つかわしくない、シンプルでクラフト調の素朴な日記には、ここに来てからの出来事が記されている。それは絵の具が飛び散るカラフルな机の引き出しへと大切にしまわれ、暫しの間開かれることなく沈黙することだろう。着々とある計画に向けて準備は進んでいるが、現在進行形でやり遂げようとしている事が果たして正解なのかどうか分からない。ただ何もせずにはいられないのだ。それは抗えない衝動、とでも言おうか。「こんなんじゃ、あのヒト達のこと悪く言えないじゃんね。でも…、それでも仕方ないのが人間の性なのかも。ごめんね、僕は最期まで抵抗するよ。みっともなくても、たとえ君達のご主人様が傷付こうと……証がほしいから。」室内を浮遊する使い魔達は今日もご主人様の意向を汲み取り、黒薔薇の囲いに囚われた者達の世話をあくせくと焼いている。今はまだ明かせない秘め事、彼に届かないと知りつつも、世話焼きの彼らに対して謝罪を口にしてしまったのは自らのエゴ。響く哄笑に着飾った大人の醜く歪んだ顔、壊れたラジオのように同じ場面ばかりが繰り返される過去の映像。それらが窓に映る幼げな自分の影と被り、思わずといった風に自嘲的な笑みがこぼれる。それでも自身の道を進むと決めた。ふぅ、と息を吐き出し、小さな手で頬をパチリと叩いて一喝。「クサクサするのはおしまいっ!折角あとちょっとでサプライズも完成するんだもん。きっと、みーんな吃驚して僕のこともーっと好きになっちゃうね。」ベッドの上に置かれているのは綺麗にラッピングされた二つの品。一つはレジーナに宛てたお揃いの帽子、もう一つはギンハに献上する絵だ。そしてラッピング出来ないほどの大きな品物は、たった一人大切な彼に向けて。詳細は誰にも秘密。もちろん、使い魔達にさえお披露目していないものだ。彼に宛てたプレゼントはまだ未完成ではあるものの既に大作だ、と胸を張れる作品。脳裏にそれぞれの驚く顔を思い浮かべては、小さな手で口許を隠しクスクスと笑い声を零す。さて、誰から突撃しようか。ちょいちょいと手招きして近寄ってきた使い魔を捕獲、あっという間の早業で綺麗なリボンを使ってその身体を飾り立ててしまう。餌食になったのは三体。山吹色、翡翠色、それにオレンジ色…各個人の瞳の色だ。「みんな忙しいのは分かるけど、僕のこと放ったらかしすぎじゃないかな?君達もこれ以上僕に悪戯されたくなければ、ご主人様を呼んでおいで。小さな怪獣が今日も暴れてますってね!」拗ねたように唇を尖らすものの、楽しそうに声音は弾んでいて。皆が皆忙しいのは百も承知、そう直ぐには会えぬだろう。だから、元気です、と遠回しなメッセージを添え、小さな彼らをお遣いへと出した)




12: ギンハ [×]
2020-02-28 19:03:38



>ルシアン

――喧しい。吾が書を嗜んでおる時は静かにせぬか。
( 仔狐の姿をした自身の使い魔が、きゅぅん、くぅんと囃し立てるように背後で鳴き続けている。どうせ食事の催促だろう、ならばあと少しばかり放っておいても大事ない。そう無視を決め込んでいたが、ボリュームを増す鳴き声に比例して眉間に刻まれたしわが深さを増してゆく。表情が歪みそうになって初めてその事を知覚し、痺れを切らして叱責を飛ばしながら背後へ振り返る。視界に飛び込んできたのは、見慣れぬ山吹色のリボンでおめかしされた使い魔で「 ……粋ではないか。近う寄れ、も少しよう見せい 」華美過ぎず、それでいて存在感を放つそれに美的感覚を擽られ、先ほどまで熱心に動かしていた筆を硯に下ろしては身を乗り出し、使い魔へ手を差し出す。華奢で、それでも大きく武骨な掌へちょこんと乗った小さな獣を己が身へ引き寄せ、スン、とリボンの匂いを嗅ぐ。瞬間、豊かな九つの尻尾がゆうらりと大きく優雅に揺れたのは半ば無意識で。この匂いを知っている。否、ただ知るだけでなく好む匂いだ。近くにある天鵞絨色の巻物を和装の懐へしまい込み、足早に向かったのは勿論貴方の部屋。ノックという文化に不慣れな為か、一度だけコンと涼やかに扉を叩き「 瀟洒な招待状、確かに受け取った。そちのものだと直ぐに分かったぞえ 」表情こそ厳かなままだが、いつものような刺々しさはない。凛と声を張ることで、ノックの主が貴方の知己である自身だということを示唆しながら反応を待とう。もし扉を開けてくれたのならば、視線だけで部屋を見回してから「 ――吾が一番乗りかえ。 」と、今度は露骨に柔らかくなったご機嫌な声色で告げようか )



はは、同じ台詞をそのまま返すよ。俺達が見ていない所でも、お前はいつだって可愛いんだな。
俺達に無理に合わせて貰う事はないんだ、お前がやり易い方で話してくれると嬉しい。過去のPFを掘り返して気付いたんだが、新しいテンプレートに職業欄が追加されているんだ。お前の職業は何にする?やっぱり画伯か、名探偵も捨て難いな。
レジーナやギンハだけじゃなくて、俺も勿論お前と話したくて堪らないよ。楽しみはまた今度に取っておこうか、その方がお前を思い出せる頻度が増えるからな。




13: ルシアン [×]
2020-02-28 19:57:04




>ギンハ

(彼らをお遣いに出したはいいが、結果はいかほどか。ベッドの上に並べて置いてあるプレゼントは一先ず目に付かないクローゼットの中へ隠し、せっせと散乱した絵の具や筆など小物たちを収納ボックスへと片す。あ、と思い出したように手を止めては、肝心要の作業に取り掛かる。置かれていた梯子を持ち壁ぎわに持ってくると、危なげながらもなんとかよじ登りカラフルな色の布を壁の隅で留めて、なんちゃって壁紙の出来上がり。殺風景な無地の壁が、今や何層もの緑が織りなす広大な草原へと変貌を遂げ、大小様々な草花が咲き乱れるキャンバスへと化した。梯子をおり改めて見上げてみると中々の出来ではないか。一気に華やいだ室内に満足げな吐息を零し、上機嫌に足元に転がっていた筆を取ろうと身を屈めて手を伸ばす。するり、掴んだはずの筆は掌を滑り乾いた音を立てて床へと落ちた。「あ……。っ、もう嫌になっちゃうなっ。よいしょっと。早くしないと誰か来ちゃうよ。早く片付けないとっ!」一瞬、息が詰まってしまった。利き手を逆の手で摩り、もう一度、今度は慎重に拾い上げる。ペラペラといつも以上に饒舌な口はまるで何かを誤魔化すようによく回る。気持ちを紛らわすように作業の続きへ取り掛かって。あらかたの片付けが終わる頃、待ち侘びた来訪の合図が耳を擽る。相変わらずの彼らしい雅な物言いに、ニマニマと頬が緩み、急いで扉へと向かう。途中、椅子に掛けてあった長袖のカーディガンを羽織り、近くに置いてあった木箱を手に取ると「いらっしゃい、ギンハ様!一等賞おめでとうっ!」満面の笑みと共にお出迎え。パンパカパーンと口で効果音を奏で、手の中にある木箱の中身、色取り取りの小さく切られた折り紙を掴み、頭上高くに撒き散らす。歓迎の意を示す紙吹雪。高貴な彼からしたら、こんなチープな出迎えは初体験かもしれない。驚かすことが出来たならば万々歳。木箱を持っている手とは反対の手で、するりと大きな手を握れば「ねぇ、早く中に入って入って!」待ちきれないとばかりにはしゃいだ声音で室内へ誘おうと)



そうだよっ、だから君ってば僕から目を離しちゃダメなんだからね!でないと僕の可愛いところ見逃しちゃうよっ、てね。
うん、分かったよ。でも僕としては、ちょっとでもここで君と言葉を交わせるのが本当に嬉しいんだもん。だから、このまま僕の相手をしておくれよ。ね?
職業は画伯でお願いするよ。だって、名探偵は君専属だものねっ!
さて、これ以上話してると長々と余計なこと言っちゃいそうだから名残惜しいけど、この辺りで僕は失礼するよ。また何か不備とかあったら教えてね!



14: ギンハ [×]
2020-02-28 20:23:52



>ルシアン

――…、これは参った。
( 聡明なだけでなく、天衣無縫で元気な子であると、貴方の事を理解していたつもりだった。けれど無邪気で小さな怪獣は、いつだって怪物の陳腐な予想を超えてくる。ファンファーレにも似た効果音に目をぱちくりさせている間に、ちらちらと視界を彩る紙吹雪。こんなにも賑やかで真っ直ぐな歓迎は生まれて初めてであり、狐の耳へ引っ掛かった色紙の一片を、ぴこぴこと耳を小刻みに震わせることで払い落とす。はらり、はらりと舞い落ちてゆくそれを視線で追った後、一瞬の沈黙の間に口許をゆるりと綻ばせて。子供特有の柔らかで温かい体温を手のひらに感じれば、九つのうちいくつかの尾が嬉しそうにゆっくりと揺れて「 随分燥いでおるのだな。何ぞ良い事でもあったのかえ 」以前会った時はどこか塞いでいるような印象を覚えたがゆえ心配していたのだが、今日は元気でいてくれているらしい。否、幼いのによく気の回る貴方のことだ、本当はそう振舞っているだけなのかも知れぬ。云々と胸中で推測を巡らせていたが、視界に飛び込んだ見慣れぬ鮮やかな色彩に思考ははたと停止して「 ……今まで数多もの童を見てきたが、ここまで美しく部屋を飾ったのはそちが初めてだ 」子供の持つ独創性と、確かなセンスや技術の折衷。どう見ても凡人離れしている壁紙を食い入るように見つめながら、光へ吸い寄せられる羽虫のように歩を重ねて。細い指先で快活な絵にそうっと触れれば、自分の身体より大きなキャンバスへ一生懸命に色を重ねる貴方の姿が目に浮かぶようだ。愛しさを禁じ得ず、一本の尾で貴方の頭を撫ぜながら、緩慢な所作で隣に立つ貴方を見て「 この名画を見せたくて吾を呼んだのかえ? 」繋いだ手、その小さな手の甲を親指で丁寧にさすりながら目尻を細めて )


画伯だな、その様に加筆させてもらおう。お前にぴったりの職業があって良かった。
俺も一旦下がるが、何か気になる事があれば此処でも宝箱でも気軽に言ってくれ。




15: ルシアン [×]
2020-02-28 21:33:22




>ギンハ

ふふーん、ギンハ様ビックリした?綺麗でしょ!片付けが大変ってところを除けば完璧なんだけどね。(まるで蕾が花開くように、彼の笑みは鮮やかで優雅かつ気品に満ちている。紙吹雪に対する反応は上々、予想以上の好感触についどや顔が漏れるのもご愛嬌というもので。宙を舞った色紙は床へ落ち、まるで花弁のようだ。己としては散らかったままでも特には気にしないが、あとで使い魔達からの冷たい視線を浴びそうで気が落ち着かない。差し詰め部屋を汚したことに対する文句に近いだろうか。後処理のことを誰にともなく呟くと、がっくりと肩を落としてしまったのは必然で。相変わらず感情の起伏を表す様にふさりと動く耳と尻尾は魅力的でついつい視線はそちらへ奪われがち。良い事、と彼から問われはしたものの意識は耳と尻尾に囚われているのだ「うーん、そんなところっ!」と返事が疎かになってしまったのも仕方のないこと。美しい客人を室内へ招き、もはやご満悦。更に真っ先に壁の絵に気付いて貰えたのだから、言うことなしである。繋いだ手を機嫌よく上下に動かしながら、同じく賑々しいキャンバスを眺める。頭に触れる暖かな感触にへへ、と思わず笑いが溢れ、戯れるように擦り寄る。「もう僕ってばセンスの塊だからねっ!もちろん、この絵も見て欲しかったけど…なんと!ギンハ様にもう一つサプライズがありますっ。」ぱっ、と勢い良く面を上げ、興奮のあまり息急き切って本日のビッグイベントの存在を伝える。頬は林檎色に染めあがり、窓から差し込む月夜に反射して光彩は淡く煌めく。繋いでいた手を離し、木箱を机の上に置くと向かう先はクローゼット。何やらゴソゴソと身体を縮め取り出してきたのは大きな包みに入った平べったいもの。それも山吹色のリボンで飾り付けられ、贈り主に開封されるのを今か今かと待ち望んでいる。「これなーんだ!」両手で持っている包みを彼に向けて差し出す。包装を解くと15号サイズの絵画がシンプルな額縁に納められている。月夜の下、豪奢は紅装飾の和装を見に纏い、盃を傾け晩餐会に興じている九尾の彼。まるで彼を飾り立てるように周囲には月光に輝く、白いプルメリアの花。その傍には、ちゃっかりと彼の尻尾にじゃれ付く自身を描いているのだから抜け目ないとはこのこと。喜んでくれるだろうか、期待に満ちた瞳を一心に注ぎ、ドキドキと反応を待って)




16: ギンハ [×]
2020-02-28 22:36:31



>ルシアン

む…、すがらに飾っておけば良いではないか。或いは吾が手伝ってやろう、此度ばかりは特別ぞ
( 喜色を満面に滲ませるしたり顔の、なんと愛らしい事か。この小さくて暖かい太陽の心を、あの狼が占めているとは嫉妬せざるを得ない。だがしかし、今だけは貴方の事を自分が独占しているのだと、そう言わんばかりに繋いだ手にぎゅうと力を込めて。つられるように床へ視線を落とせば、確かにそこは散漫としている。だがそれも思い出の一つ、無理に片す事はないと告げながら表情を窺えば、何かを感じるよりも先に自らの施しの言葉が零れていた。腰の重い自分が誰かの世話を焼くことなど大変稀有なことだが、せっかく晴れ晴れとしていた貴方の雰囲気が陰ってしまうよりは断然良い。「 為れば、そんな顔をするな 」ずっと、どんな時でも笑顔で居てほしい。そんなエゴを隠そうともせず真っ向から乞えば、ふわふわの尾の先端で優しく頬を撫でよう。こちらへ密着する体温に、にんまりと緩みそうになる表情筋を必死に自制しつつ「 ふむ、? 」まだこれで終わりではないと言われてしまえば、予想外の期待に数本の尾がゆらゆらと忙しなく揺れる。離れてしまった手を名残惜しげに見遣った後、すぐに貴方の動向を注視し。プレゼントを貰う側ではなく、与える側なのにあんな風に高揚できるものなのか――その様子を眺めれば眺める程、奪われても奪う事はなく、与えられずとも与えてきたのであろう貴方の半生が感じられる。「 これは又――随分大きな。 」差し出されたそれを、こちらも礼儀正しく両手で以って受け取ろう。思っていたよりも質量のあるそれの中身、手触りはどちらかと言えば硬い。一体これは何なのだ、皆目見当もつかぬ。少なくとも覚えているうちではサプライズで贈り物をされた経験などないがゆえに、浮ついた気持ちが洞察力を鈍らせていて。丁寧に見覚えのある色のリボンを解き、几帳面な手つきで梱包を脱がせて――「 ……! 」鋭い獣の瞳孔が、目いっぱいに瞠られる。思い出した、確か微酔を嗜んでいたあの夜だ。確かに良い夜だった。が、まさかこれほどまでに美しい夜だったとは。冴えた月光と、己が最も好む色で咲き誇る花。盃を手にする怪物の得も言われぬ美しさに「 これは本当に吾の姿か…? 」と、視線は絵画に釘付けのままうわ言のように呟いて。そして貴方の可愛らしい姿も描かれていると視認すれば、傍目に解るほど頬を緩ませて「 これはそちだな。まことに愛い、絵の中で生きておるようだ 」指で絵の中を貴方を示しながら、ちらり、と貴方の顔と絵画を往復し。その後も絵の隅々までまじまじと眺める事十数秒、ようやく顔を上げれば余韻を味わう様に目を閉じ深く吐息して。すう、と山吹色の双眸を開けば、その場にしゃがみこんで貴方と目線を合わせて「 この世にただ一つの、素晴らしい絵だ。ルシアン、有難う。吾の部屋に飾っても良いか? 」この申し出ばかりは、却下されてもこっそり断行するだろう。こんなに四六時中眺めていたいと思える絵に出会ったのは生まれて初めてなうえ、貴方の姿も描かれている事、貴方が己の為に描いてくれたという事が堪らなく心に暖かい色を灯す。ふと、何かを思い出したかのように「 そうじゃ、 」と独り言を漏らせば、貰った絵を膝の上に一旦置き、懐から天鵞絨色の渋い巻物を取り出して「 吾もそちに渡したいものがある。お返し…否。交換こ、するとしようぞ 」ギブアンドテイク、なんて無粋な言い方は途中で自重。貴方がそうしてくれたのと同じように、自身も貴方に贈りたいから贈るのだ、と。その巻物は小さめの掛け軸とも言い換えられる大きさで、縦に開帳すればそこには" 破天荒解 "の黒文字。墨と筆で大胆かつ流麗に記されたそれは、勿論己の自筆であり自信作。「 ルシアン、そちはまっこと不思議な童だ。そちが此処へ来てから、吾は生涯で初めて、あの狼が心の底から静穏に微笑むのを見た 」貴方という人間は、とてもたった一つの言葉では表しきれない。それでも貴方に贈る言葉としてこれを選んだ理由を添えながら、反応を伺う様に複数の尻尾で貴方の額や頬を撫でて )




17: ルシアン [×]
2020-02-29 00:05:01





>ギンハ

確かに片付けちゃうの、勿体無いかもっ。ギンハ様の初体験をもらった記念に飾っておかないとね!(勝手なイメージであるが、厳格で綺麗好きな印象を持っていただけに、持ちかけられた提案には目を白黒させ、つい無遠慮にも見つめ返してしまった。不意に感じた頬に触れる柔い毛先に、擽ったさから片目を瞑り、無意識に口元が緩んでしまう。反射的に小さな手を伸ばし、毛並みを整えるように尻尾の表面を撫でつつも、発せられた言葉の意味を吟味して。その真意、彼からの気遣いをも理解した頃には表情は一転、晴れ晴れしいものへと早変わり。パチン、と掌を打ち合わせ出された意見に賛成の意を示すと、早速とばかりに散った色紙を拾い集め、先程机の上に置いたばかりの木箱の中へしまい込む。冗談交じりに付け足した言葉は、強ち嘘でもない。だって彼と過ごした思い出が、そのモノに残るのだから。いずれは色褪せてしまおうとも、今この時に感じた楽しいという気持ちは本物。モノには魂が宿るというが、いつかこの飾りを誰かが見て自分と同じように楽しい、とそう思ってくれたらいい。ふふ、つい漏れた笑いはまだ見ぬ誰かに向けたエール。「どう?驚いた?」まるで陶酔する様に絵画へ視線を落とす様子は、絵描きならば誰もが舞い上がってしまうほど嬉しい反応だ。したり顔で笑い、彼の横にぴったりとくっついて一緒に絵を覗き込む。楚々として咲くプルメリアの花に指を伸ばし、ザラリとした絵の具の感触を楽しむようにひと撫で。「この花、ギンハ様にピッタリでしょ?確か…花言葉は気品、とかそんな感じだったかな。花屋のお姉さんが教えてくれたんだっ。いつか月の下を散歩して、僕が大人になったらギンハ様がおススメする美味しいお酒を一緒に飲むのが夢なんだっ」娯楽など何もない小さくて素朴な町。そんな町に一軒しかない花屋もそれは小さなもので、訪れる客も知れたもの。おそらく常連組であった何やら訳ありの自分に、彼女は親切心から色々なことを教えてくれたのだろう。その一つが、花言葉。自分には到底縁のない言葉だったが、何故だか凄く印象に残ったのだ。過去を巡り、やがて思いは未来へ。するりと口を滑り出し語られたのは夢物語。それも衣摺れの音とともに彼がしゃがみ、目線が合うことで夢語りは幕を閉じ終演をむかえる。「もちろんっ!むしろ飾ってくれないと拗ねる所だったよ!」大きく頷き、にっこり笑顔で了承を。徐に取り出された天鵞絨色の巻物に興味深げに視線を注いでいると、彼に似つかわしくない交換こという妙に可愛らしい響きが聞こえ、きょとりと瞬きを数回。思わず巻物と彼の顔を視線は行ったり来たりしてしまう。上等な代物であろうそれに、恐々と両の手を伸ばすと押し戴くように胸元へと抱え。紐を解き、縦に開くと乾いた紙の音が鳴る。白い紙には難しい漢字が記されていた。素人目でも分かる、流麗な文字の流れ、バランスのとれた書体は美しいの一言。「…う、うわーん!ギンハ様、ぼく、僕嬉しいやっ!ここに来て僕の宝物がいっぱい出来ちゃった…!何でだろう…、嬉しくても泣いちゃうんだねっ…。」思わず、瞳に涙が滲んだ。どうしてこんなにも暖かいのだろう。触れる彼は冷たいはずなのに、込められた思いは熱く自分を空っぽではない、特別な存在にしてくれる。掌で目を覆い、溢れてくるものを抑える。ありがとう、ポツリと零された言葉は涙が枯れるまで幾度となく繰り返され彼へ感謝の念を伝えて。泣いてしまった目は少し赤くなり熱を孕んで腫れぼったい。それがちょっとばかり気恥ずかしく照れ笑いを浮かべては「へへ、ごめんね。嬉しすぎて感情が爆発しちゃった…!これ、どう読むの?どういった意味だろう?教えて、教えて!」誤魔化すように矢継ぎ早に彼へご教授を願って)



今日は久し振りに話せて楽しかったや、有難う!多分、次の返事を待ってる間に寝ちゃいそうだから今日はこの辺りでお暇させてもらうねっ。
なんとかギンハ様にプレゼント渡せて良かったよ!ふふ、お部屋にも飾ってくれるって!それに、贈り物を貰えると思ってなかったから、すごーく嬉しかった!ありがとうねっ。
今晩は楽しい夢が見れそう。お休み。君にも幸せな夢が訪れますよーにっ。





18: ギンハ [×]
2020-02-29 00:42:35




>ルシアン

礼を言うのは此方の方ぞ。そちの綴る全ては、矢張りいつでも美しい。吾等も見習わねばならぬな。
あの絵は今夜からでも飾らせて貰おう。心暖まる時間に、心から感謝しようぞ。
この吾でも睡魔には勝てぬようだ、散漫な拙文でそちの目を汚してしまわないよう、一旦下がるとしよう。次は続きからでも、新たな場面・指名でも何方でも構わぬ。本音を言えば、吾がずっとそちを独り占めしていたいがな。
健やかに休み給へ、太陽の御子。そちに素晴らしき夢が訪れん事を祈る。




19: 執事長 [×]
2020-02-29 00:45:05



指名: ジェイドさん
希望ルート: 話の流れによりますが捕食か恋愛希望です
名前: ルシアン
性別: 男
年齢: 13歳
職業: 画伯
性格: 普段は無邪気で天真爛漫、子供特有の勝手気儘な我儘で周りを振り回す、悪戯坊主。単純馬鹿に見えて、時に無意識に物事の本質に触れる。
容姿: くるくるとウェーブするブロントの髪は猫っ毛で、いつもふわふわと纏まりがない。ぱっちりと開いた大きな目は小生意気に釣り上がっているが、笑うと浮かぶ涙袋と笑窪、ちらりと覗く八重歯が愛嬌を振りまく。瞳の色はヴァイオレット。成長途中の小柄な体を絵の具で汚れた白いシャツで包み、下は何処かで引っ掛けてきたのかところどころ破れた茶色のスボン、靴は履き古されたもの。体に見合わぬ大きなバックを肩から掛けている。
備考: 貧しい家に生まれ学校にも通っていない事から学は浅い。実年齢より幼い発言も目立つ。ただ世の中を生きていく知恵は同年代の少年よりはもっている。ストリートで絵描きをしており日々のお小遣いを稼いでいた。人一倍食への欲求が深い。


(/先のお打ち合わせ通り、PFに職業を追加したうえで再掲させて頂きます…!)




20: 執事長 [×]
2020-02-29 11:53:00


>募集開始[ どなた様でも / 一旦人数無制限 ]


 ※少々ブランク有り、リハビリ気味
 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館大歓迎!
 ※指名が絞り切れない場合は、此方からのご提案も可能


>本日の提供:全員


▼ PFの書き方 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ ルネコの備忘録 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/archive/category/Archive

>皆様と同じく黒薔薇の屋敷へ拉致されたルネコという青年、その生活を怪物の人となりを交えながら書き記した日記です。もちろん通読は任意ですので、皆様のグランギニョルライフのご参考までに!




▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

◆ルシアン(>>19



▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼




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