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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/248


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自分のトピックを作る
198: 当麻紗綾 [×]
2024-08-11 21:02:55

>エディ、ガイスト、墓地all

【墓地/当麻紗綾】

「……クッソ、霧が濃くて当たらない!……ッ!」

幾ら銃火器とはいえ相手は既に死んでいるゾンビ、たかが小口径の拳銃程度では致命傷は疎かその場しのぎの足止めにもなっているか怪しいところである、その上濃い霧に包まれて狙いも定まり辛い。そのまま、ジリ貧の状況を更に最悪にさせるように青年(エディ)の足元から現れた手を見た女(当麻)は、最後の手段として考えていた行動に出る。

「……古戸さんッ……!」

1つの名を呼ぶ、銃を捨て左手のギプスに手を掛け時間が無いため無理やり包帯ごと引き抜くように外し痛々しい火傷痕と縫合痕の目立つ左手を顕にする、そしてその左手を地面へと当てると……。

(/当麻側が助けるにはSPECが必要になりそうなので使う流れにしました、一応他の方が乱入したり結局助からなかったりの展開もあると思うので、その辺の反応を待って続きを出したいと思います!)

199: 斎藤・岡田 [×]
2024-08-11 21:21:51

>梓家始季、路地裏ALL


(目の前の女性(始季)が指を口に当て、「静かに」というジェスチャーをするのを見ると同時に、近くの別れ道から血の匂いとナニカの気配を感じ取って。岡田が後ろを振り返ると斎藤も気づいているらしく、いつでも抜刀できる状態で静かにこちらに近づいている様で)

岡田「……人やない、が。人型ならわしが斬れる。どうする、壬生浪」
斎藤「その辺の道からも変な気配が来てやがる。一旦そこのヤツ片付けて、逃げ道確保しといた方が良いと思うなァ、僕」
岡田「ふん、壬生浪と意見が合うとは思うとらんかったぜよ」
斎藤「奇遇だねぇ、僕もだよ」

(こそこそと小声でどうするかを話し合う。他の道からもナニカが近づいてきていることも感じとっている斎藤が逃げ道確保を提案すると、岡田もそれを了承して。岡田が刀に手をかけながら女性(始季)の後に続く形で道に入ろうとすると、斎藤が女性(始季)に小声が聞こえるほどの距離まで近づいて)

斎藤「…周りからも少しずつ来てやがる。僕らも手伝うから、一旦そこのヤツらを片付けよう。自己紹介はそれが終わってから」

(斎藤が女性(始季)に小声で援護することを伝えると、少し女性(始季)より前に出て、岡田と自分で女性(始季)を前後で挟み込む形を取って。そのままゆっくりと分かれ道に向かって前進し、濃い血の匂いと気配の元へ足を踏み入れて)

200: 沖田総悟 [×]
2024-08-11 22:13:49

【路地裏/沖田総悟】
>>斎藤一、岡田以蔵、梓家始季

「無事だと良いんですけどィ…………ま、あの人らなら大丈夫か」

(BARアシュリーでの二度目の再開と出来事、その全てが記憶にはっきりと焼き付いている。いつ入れたのか定かではないが黒い隊服の右ポケットに入った二個のマッチが、自分の所持している記憶が嘘ではないと証明していた。二回目は一回目よりも多くの人がBARの中に集まり探索へ行くという話になっていたが、直後濃い霧に視界が覆われ、その中で人ならざる怪物に襲われたことにより全員がバラバラになってしまった。我武者羅に刀を振るっていて、落ち着いたのはいろいろな物が散乱する路地裏に入ってから。あたりをキョロ〃と見渡すも当たり前だが先程いた人たちの姿は無く。少し考えるも異能力的な力を使える人たちも居た為心配する必要はないかと楽観的に考える。

複雑に分かれた路地を自分の直感で進み、横歩きしなければ通れないような狭い場所にも足を踏み入れていれば、ふと、人の声が聞こえた。覗いてみると自分の少し先に人影が三人。容姿は霧によって見えないが話している内容からして自分たちと同じであろう。そしてその先には先程対峙した怪物と同じような気配もする。彼ら三人もその気配に気がついているらしく、ゆっくりとそちらへ進んでいった。物陰から飛び出して自分も参戦するかと沖田は悩むも)

「……とりあえず様子見ってことで」

(今から出ても面倒なことになるかもしれない、それは困るし苦戦していれば助太刀に行けば良いだろう。戦い慣れているであろうあの三人に見つかったとしたら、そのときはその時だ。先程の霧の中で行った連戦により鞘や柄の部分まで血が飛び散った日本刀に手をかけながら沖田は壁に背をつけながら様子を伺った)


(路地裏のお二人様絡み失礼いたします、!!よろしくお願い致します
ALL文は分けて後ほど提出させていただきます)


201: 狩人 [×]
2024-08-11 23:13:21

>197 ことも、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング】

狩人は、気付けば灰が舞い霧が立ち込める街の中にいた。ふと顔を上げればそこは見知らぬ街だったのだ。しかし狩人に動揺は無かった。……いや、動揺という程ではないが一つだけ気がかりな事があった。この街に謎の既視感を覚えていたのだ。“気付けば見知らぬ場所にいた”という経験自体既に何度かしているものの、こうして既視感を覚えるのは初めての事であった。しばらく考え込んでいたが、やがて右手にノコギリ鉈、左手に獣狩りの短銃を握り締め、この霧と灰の街へ駆け出した。分からない事をずっと考えていても仕方がない。それに、例えどのような場所であっても自分のやる事は変わらない。獣を狩る、ただそれだけだ。

そうして狩人が最初に辿り着いたのは、荒廃した屋敷だった。狩人がそれを見た時に感じた事は、謎の既視感だった。やはり以前訪れた事があるのではないか。しかしそう思った矢先、屋敷から歌声のようなものが聞こえた。喉に不調を抱えたような、濁った酷い歌声だった。一先ず既視感の事は脇に置き、その正体を確かめるべく狩人は屋敷の中へ侵入した。

そして屋敷のリビングで相対した者は、目の焦点は合わず生気のない表情で赤い液体を垂れ流した女と、それの背後にいる銃を携えた老人だった。どちらも奇声を発しており、マトモな人間とは言い難い。ヤーナムの群衆と同じく、獣に成り果ててしまったのだろう。ならば狩るのみ。前進しつつ懐からナイフを取り出し、奥の老人目掛けて投擲。次に女に向けてノコギリ鉈を振り下ろした。


(/無事に再始動出来ました事、大変嬉しく思い、また心より感謝申し上げます。廃屋敷の方へ絡ませていただきました。未熟者ではありますが、今後ともどうかよろしくお願い致します)

202: シエラ・ジェラミス [×]
2024-08-11 23:51:22

>>ゴードン・ヒラツカ、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

立ち止まってても仕方ないと人に出会える事を祈りつつ歩みを進めて、このような場所では居そうな虫が居ないことに気づけば不意に後ろからガサリと音がして一瞬驚きはするものの出てきたのは襤褸切れをフードのようにして纏っている人物で相手も恐らく驚いているらしいが、こちらに驚かせたことを謝り危害をこちらに与えるつもりは無いのか両手を上げる動きをしてきたのを見ては知らず知らずのうちに警戒していたのか体に入っていた余計な力が抜けるのを感じては自身も武器を持ってはいるが危害は加えないのを示すために相手と同じように両手をあげといて。何かを話そうと口を動かそうとするが相手の話に少し「ん?」となって

「……会って数分で変な質問なんだけど、まともな人間を見たのは数日ぶりってどういう事か聞いてもいい?」

この場所に来た経緯といい普通じゃないのは何となく分かったてはいたが"まともな人間を見たのは数日振り"という言葉に何となく不安を覚えてそう聞いてみて


203: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-12 08:36:58

>ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ。

この世界に来て、辺りを確認する間もなく化け物に襲われて。本能的に彼女に箒の後ろに乗るよう誘導し、逃亡を図る。

けれど、既に満身創痍である状態では満足に箒を操縦出来るはずもなく、次第に化け物との距離は近くなって。

本当なら、あの場で駆られていたのは自分だっただろう。だけど、気が付けば自分は何かに背中を押されていて。その正体が『彼女』だと気付いた頃には、もう既に手が届かないと嫌でも分かってしまって。


いやだ、いやだ、いやだ。

その牙を、彼女に向けないで。

お願い、お願い、お願い。

誰か、彼女を助けて。


___あ__


____

__


亜理紗「霊華さんッ!!………あっ……」

気が付けば、亜理紗は手を伸ばしながらベットから身体を起こしていた。先程まで見ていた光景が『過去の記憶(ゆめ)』であると認識するにはそう時間はかからず。静かに伸ばしていた手を胸に当てると、心を落ち着かせるように呼吸を整える。

周辺を確認しようとすると、心配そうに自分顔を見つめる親友の姿が目に入る。眠りにつく自分の傍にずっと付いていたのだろうか。彼女も自分と目が合ったことに気付いたようで、こちらに声をかけてきて。

霊華「おはよう、亜理紗ちゃん。……すごくうなされてたけど、大丈夫?」

亜理紗「………平気です。少し、嫌な夢を見てしまっただけですから」

彼女に心配はかけたくないと咄嗟に笑顔を作って対応するが、尋ねた本人はどこか納得していない様子。どう誤魔化そうかと思案していると、近くから何かの気配を感じ取り。化け物なのか別の迷い人なのか定かではないが、もしもの事があれば大変だ。

亜理紗「それよりも、こちらに何かが近づいているようです。もしかすると化け物かもしれません。すぐに移動を……」

霊華「………亜理紗ちゃんはここで待ってて。私、確認してくるから」

亜理紗「ちょっ、待ってくだ……っ!?」

化け物が近付いている場合を考慮し校舎からの撤退を提案するが、霊華は椅子から立ち上がり気配の正体を確認しようと扉に向かって歩き出す。亜理紗は急いで止めようとするが、腹部に痛みが走ると咄嗟に片手で抑え。一方、静かに扉を開けた霊華はひょこっと廊下の外に顔を出すと、周辺を見渡そうとし。

(/遅くなりましたが旧校舎内で絡み文を提出させていただきます。冒頭の文は回想になりますので、読み飛ばしていただいても問題はないかと思います。改めて、皆様よろしくお願いいたします)

204: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-12 19:12:20


>>199 >>200 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????、????×複数】


始季「……それで終わると良いのですが」


後方から追い付いてた黒スーツの方(斎藤一)の言葉にコクリと頷き肯定の意を示しながら自然、自身の前後に位置取る二名に特に異議を申し立てる事も無く、先陣をきるボサ髪の黒コート(岡田以蔵)に続いて薄暗闇の分かれ路の先へとライフルを構えながら足を踏み入れて――

ちゃぷっ

そうして先に踏み込んだ彼(岡田以蔵)の視界には以下の有様が映っていた。

彼(岡田)の足元までじわじわと浸ってくる濃い鮮血の水溜り――

どういう訳か空中に(停滞)する千切れた血の滴る腕や足の部位

そして現在進行形で“浮いた”まま(吸血)されているらしき達磨状態の惨たらしい状態の(誰か)

聞こえていたずるずると啜る音はこれが原因だった様だ。


「ああああああ■■■■■■」


声にならぬ断末魔がそのままか細くなっていくのはその(吸血)速度が異常に速く――傍目には空中に(固定)された両腕両足を千切られた達磨状態のオレンジ囚人服姿の男が―独りでに(ミイラ)になるのを早送りで見せられている様な非現実的光景だ。

ばきっぼきっごき(吸われ続けてアバラが折れる音)

“不可視”のナニカが此処にいる。

すっかり血も体液も吸われて干乾びた犠牲者の死体が、体格の割には軽めの音と共に路地に捨てられ、その衝撃でバシャリッと血溜まりの飛沫が周囲に飛び散る。

ぼちゃっぼとっ

同時に周囲に“浮いて”いた千切られた人間の四肢も路地に無造作に落下し転がる。


くすくすくすくすくす


不意に人間の含み嗤いめいた気味の悪い音が聞こえてくる、十中八九今し方の“不可視”のナニカだろう――現状分かるのは明らかに(人型)には程遠いという事位だ。

加えて“霧”が路に流れ込み再び視界が悪化していく…

一拍遅れて黒スーツの彼(斉藤一)と続いた女殺し屋(始季)は有無を言わさずその一連の光景の繰り広げられた方向へノリンコ56-2式の銃口を向けて引き金を躊躇無く引き絞る。

重みのある甲高い中口径(7.62x39mm)弾の連射音が響きマズルフラッシュが薄暗く霧掛かった路地の一角を照らし出す。

排莢されたくすんだ色の鉄製空薬莢がキンキンと小気味良い音を立てて路地に多数転がり跳ねる。

銃撃自体は(狙ったもの)と言うよりは(炙り出し)を計った銃弾のばら撒きに近く――霧の中を銃弾が掻き乱す中、動きが見えた――同じく霧を掻き分けて――数本の(触手)らしき“不可視”のナニカが三名の足元からスルスルと高速で接近してくる。

どうやら絡み付くどころか(串刺し)にするつもりの様だ。

ジャゴッ!


始季「弾倉交換(マグチェンジ)、援護を」


膝立ちで装填分のライフルの弾薬を撃ち切り、淡々とマグポーチから予備弾倉を引き抜いてリロードする女殺し屋(始季)はあくまで仏頂面のまま二人(斎藤一&岡田以蔵)に地面を高速で這い迫りくる(不可視の触手)数本への対応を要請する。


一方


―ねぇお兄ちゃん、何やってるの?


と物陰から霧の漂う路地裏で切られる戦端の様子を伺う彼(沖田)の背後から掛けられる幼い少年の声。

気配――というより不自然な点は、徐々に増えてくる(イヤな気配)がにじり寄ってくる方向から凄腕の剣士に気取られる事なく現れた(少年)は病院の入院患者が着る様な水色の―血塗れのガウンを着ているそれ以外は特に異常の無い――この場所の状況を考えれば不気味なほどにこやかな笑顔だ。

――




>>202 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ】

ヒラツカ「……その様子だと、君が(この場所)へ来たのはつい先程といった処かい?」

魔道士の少女(シエラ)の何かしら気掛かりそうな質問に、被っていたフードをめくり疲弊し暗い表情のアジア系の眼鏡を掛けた髪が後退気味の中年男性といった風貌の顔を晒しながら(何処から話すべきかな)と迷った様子を見せながらも続けて

ヒラツカ「此処はアメリカ合衆国カンザス州アシュリー――だった場所。霧に閉ざされ得体の知れない怪物が徘徊し訳の分からない現象が起き続けているのさ。…少なくとも普通の人間よりも化け物に出遭う方が多い位に捉えてくれれば構わない。」

異世界(アースランド)出身の少女(シエラ)には聞き慣れない国名と地名かもしれないが、結局の所この人物(ヒラツカ)としても本当に此処が(アシュリー)なのか見当がつかないというのが本音らしい。
そしてやたらと霧の濃く昼夜の差の無い赤黒い空の異常な土地――人よりも化け物の方が出遭う確率が高い危険地帯だと暗に彼(ヒラツカ)は相手(シエラ)に示していた。

ヒラツカ「私はゴードン・ヒラツカ、メイン州の大学で民俗学の教授をしている。――(この場所)には友人と一緒に調べ物で来たんだが色々有って逸れてね…やはり首を突っ込むべきじゃ無かったよ。」

と一応名乗る形で自己紹介する。

―――と


■■■イトッシャノウ■


そう遠くない森の何処かから――くぐもって低重音の不気味な赤子の泣き声と共に奇妙な声まで聞こえてくる。

その声と泣き声は本能的な恐怖感を煽ってくる。

ヒラツカ「!!まずいな。捲いたと思っていたんだが――」

と慌てた様子で逃げる事を前提に周囲を見回している。

――おまけに段々と空気が獣臭くなってくる。



>>201 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2】【ガスコイン神父のリロードモーション地味にかっこよかっ(殴】

ドグシャッ■■■■■

ザサシュッ!

屍人1「あぇえ?■■■!!」

屍人2「ぬ■あ!?」

声にならない声を上げて振り下ろされた分厚い獣皮を裂く事に特化した(仕掛け武器)の一撃が割烹着姿の既に人外のモノと化したナニカの肉を引き裂いて鮮血を散らさせる。

同時に人間の頃は相応に手練れであったらしい猟師はほぼスローイングナイフが刺さる直前に彼(狩人)へ散弾銃の銃口を向けるが何処か野菜にでも刃を突き立てる様な音を立ててその脳天にナイフが刺さる。

飛び散った赤が周囲を真っ赤に染め上げる様を物陰から様子を伺っていた小さな少女(ことも)は驚愕した様に飛び上がりながら

カタッ

ことも「!!……“かりうど”さん?」

と思わず小さな物音を立ててしまい、反射的に駆け出そうとする前に――その(見覚え)のある狩装束の年齢の掴み難い容姿の大きな二つの得物を扱う相手(彼)にそう声を掛ける。

―――



ガチャガチャガチャッ!

―少女(ことも)は思い出す、確かこの後、てっぽうをもったへんなひと(Suicider)が出てくる筈…だが、その記憶通りのドアの方は何故か(鍵)が掛かっているらしく理性の無い輩が只管にドアノブを回そうとし続ける音が響き渡るばかりである。


ことも「だいじょうぶそう。」


一方それぞれ血濡れで斃れた(屍人)はどちらも不気味な事に同じ様な姿勢で蹲っている…思いの外動き出す様子は無い様だ。

其々出刃包丁と水平二連式散弾銃(ダブルバレルショットガン)を手元に転がしている、前者は得体の知れない血錆が浮いていて切れ味は御世辞にも良い様に見えない(突き刺す分には問題ないだろうが)

後者はどこぞの神父が用いていた(獣狩りの散弾銃)の様に後装式のポピュラーな品の様だ。弾(12ゲージ散弾)は十数発ほど猟師の懐に入っている。無論、水銀弾では無いが近距離で撃って獣なり化け物なりを怯ませるたり吹き飛ばす分には威力は十分だろう。

屋内はまだ(霧)は薄いが…時間が立てば濃くなっていくだろう、あれこれ物色するなら今の内かもしれない。



>>203 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(保健室)/????】

旧き良き時代の日本の木造建築――と呼べば聞こえは良いが、この(学校)の元あった(世界)では老朽化による床の底抜け、電装・上下水道の不調、耐震性など諸々の問題から既に放棄されて久しい建物。

何より、こういった大勢の多感な時期の子供が集まり過ごし長きに渡って蓄積された想念の類や――そんな場所に呼び寄せられた様々な存在は――(喚ばれて)尚、形を変えながら在り続ける。

彼女(霊華)が保健室の開いたドア越しに覗き込み見遣る廊下――まだ校内に(霧)はそれほど入って来ている訳では無いらしいが―どういう訳か機能している蛍光灯が時折点滅しながらやや薄暗く廊下を照らしている。

ぴちょん ぴちょん

――長い廊下は静まり返り、水飲み場の水道の蛇口から滴る水滴の音が小さく反響して響いている。




みゃおーーーん


―――不意に聞こえてくるのは猫の鳴き声。

恐らく浅くは無い深手を負った保健室内の彼女(亜理紗)にもはっきり聞こえただろう。
そう離れていない…恐らくこの校舎の同じ階層――(気配)を感じた近場の廊下の曲がり角辺りから聞こえてくる様だ。



205: 斎藤・岡田 [×]
2024-08-12 21:58:04

>梓家始季 路地裏ALL

岡田「ーーーなんじゃあああああああああ?!?!」
斎藤「おいおい、こいつは…!」

(空に浮かぶ人の四肢、吸血されているらしい達磨状態の人間、その人間から生き血を啜っているだろう透明なナニカ。多すぎる情報量に混乱した様子で叫ぶ岡田と、その大声に片耳を塞ぎながらどうにか状況を理解しようとしながら斎藤が抜刀して)

斎藤「っ、霧…!クソ、こんな時にかよ…!おい人斬りぃ、こっち来い!!」
岡田「分かっちょるわ壬生浪が指図すなぁ!!」

(浮かんでいた四肢、そしてミイラになった達磨状態の人間が血溜まりに落ちていく。笑い声が聞こえて来る中、濃くなっていく霧に警戒している様子の斎藤が岡田を自分達の方向へ呼ぶと、すぐに岡田がバックステップで斎藤達の元に戻って)

岡田「クソ、敵が見えん……!銃弾で、相手の軌道が…!おい壬生浪ぉ!!わしが女守るき、アレ使えアレェ!!」
斎藤「はいはぁい、出し惜しみしてらんないしなぁ…!」

(敵が見えず、ただ刀を構え殺気を感じるのに集中している様子の彼ら。瞬間、女性(始季)が撃ち始めた銃弾が敵の軌道を示したのを確認した岡田が斎藤に宝具を使うことを要求すれば、それを了承した斎藤がもう片方の刀を抜刀して)

斎藤「……形無きが故に無形…流れるが故に無限……故に。我が剣は…無敵!!」
岡田「…女ぁ、ちっくと口閉じとけ」

(斎藤が静かに歩き出したかと思えば、なにか肉らしいものが斬れる音がして大半のナニカの動きがぴたりと止まる。が、取りこぼしたらしい二本のナニカが岡田と女性(始季)の頭に向かって来ているのを岡田が視認すると、女性(始季)の頭を左手で下げては右手で持った刀でそれらを斬って)


206: シエラ・ジェラミス [×]
2024-08-12 23:05:02


>>204 ゴードン・ヒラツカ、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

自身の問いに対して自分がこの場所に来たのはつい先程かという質問に対して頷き被っていたフードを取れば出てきたのは疲弊した暗い表情の眼鏡の男性で、何処か迷った様子を示しつつ彼(ゴードン)の口から出たのはアメリカ合衆国やらカンザスやらアシュリーやらと言ったどこかの国や場所の名前ではあるだろう聞きなれないものだが"だった場所"とつけているのでもはや違う場所なのだろう。しかも霧に閉じ込められてる上に得体の知れない怪物が徘徊し訳の分からない現象も起き続けているという

人間よりも怪物に出会う確率が高いらしいこの危険地帯で彼(ゴードン)と出会えたのは幸運だったと思ってよさそうかもしれない。いくら戦闘ができるとは言え余り危険に首を突っ込むなんて事は余っ程じゃ無ければしたくないものだ

と、ここで少し考えているうちにゴードン・ヒラツカと名前を名乗りここに来た事情と一緒に来ていた人物と色々あってはぐれてしまった事を言い首を突っ込むべきじゃなかったと後悔しているらしい彼、ゴードンに一言言葉をかけつつこちらも名乗り返そうとするものの何処かそこまで遠くないであろう場所からくぐもった重低音の不気味な子供の泣き声とそれとは別の奇妙な声が聞こえてくる

何も知らない自分の常識が通用しない場所での明らかに普通じゃない声に恐怖心と警戒心が煽られるが"撒いたと思った"というゴードンの言葉と逃げ道を探しているのか周囲を慌てて見渡している仕草を見ては獣臭くなってきている空気に冷や汗を少したらしつつ口を開いて

「…こんな状況だけど、一応名乗らせて、私はシエラ・ジェラミス」

「よろしく、ゴードン」と少し早めになってしまったが名乗り返しつつ、何時でも換装できるようにしつつゴードンと同じように辺りを見渡して

「なんだか、獣臭くなってってるような気がするけど…これは、逃げた方が良い奴?」

自分よりかはこの場所や状況に多少は詳しいというか慣れてるであろうゴードンに周りの警戒は怠ることのないようにしつつそう聞いてみて

207: 虎杖悠仁/両面宿儺 [×]
2024-08-13 00:13:32

>ALL
【廃地下鉄駅/宿儺】

(何処かただならぬ雰囲気漂う駅のホームにて、壁にもたれかかり気を失っている男(虎杖悠仁)は知らぬ間にこの世界で迷い込んだ者の一人である。目を覚ますと同時に広がる見知らぬ光景を前に混乱状態に陥るのも時間の問題だろうか…かれこれ数分後に漸く気がついた様子の男が体を起き上がらせて。その顔には黒い紋様が浮かび上がり、目を開けるとその瞳は紅い。立ち上がって髪をかきあげる男は呪いの王「両面宿儺」であり、宿主とする虎杖悠仁を差し置いてこの地で意識を取り戻した。無論、彼も虎杖と同じく迷い込んだ者である事には変わりなく、突然知らない地に放り込まれたという状況に僅かな動揺を見せつつ、それよりも先に別の違和感を覚えて)


「………不愉快だ。」

(自身の呪力に感じる微かな違和感に顔をしかめて「不愉快だ」と呟き、ただでさえ異様な雰囲気の現在地を更に重苦しい空気にさせる。今まで体の主導権を得る度に数々の惨事を引き起こしてきた宿儺だが、顔には出ないが今回ばかりは突然の事態に理解が追い付いていない様子だった。「まだ本調子じゃないし変な気分だし早く代わってほしい」というのが現在の心境なのだが…当の虎杖が未だ目覚めていない事に対し苛立ちを覚え。迷い込んだ者というよりかはこの世界に蔓延る異形や怪異の一つと言われてしまってもおかしくないであろう呪いの王は場所の移動を考えたのか、ポケットに手を入れホームを歩き始め)


(/絡み文投下させて頂きました、厄介者なキャラですがいきなりの状況に対して動揺している為多少なりともマイルドになっています。)


208: 狩人 [×]
2024-08-13 01:28:17

>204 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

投擲したスローイングナイフはザクリと音を立てて老人(屍人)の脳天に突き刺さり、ノコギリ鉈は女(屍人)の体を裂いて血を撒き散らさせた。双方共に柔い。どうやら頑丈さは獣のそれには遠く及ばず、あくまで人相応らしい。一先ず無力化できたところでこの場を探索しようと一歩を踏み出した矢先、付近で物音がした。咄嗟にその方向へ獣狩りの短銃を向けようとするも、そこにいたのは──
「ことも、か」
──見覚えのある、赤いリボンが特徴的な少女(ことも)だった。その姿を見た瞬間、自分の中の既視感に全ての合点がいった。この廃屋敷に訪れたのも、女を切り裂いた事も、この少女(ことも)と出会った事も、全て自分が一度体験した事なのだ。共に行動していた筈だが、それが如何様にしてはぐれ、その時の記憶も既視感としてある程度薄れてしまったのかは定かではない。しかし今は無事に再開できた事を喜ぶべきだろう。狩人は喜びのジェスチャー──両手を突き上げる動作──を小さめに行っておいた。

記憶によると、この後は膨張した頭部と黒く小さな銃を持った化物(Suicider)が現れる筈だが、聞こえてくるのはドアノブを回す音ばかり。どうやら鍵が掛かっているらしく、侵入できないようだった。基本的には体験した記憶と同じ出来事が起こっているようだが、これといい散弾銃を持っていた老人(屍人)といい所々違う点があるらしく、記憶に頼りきりになるのはあまり良くないかも知れない。記憶はあくまで参考程度に留めておいた方が良いだろうと考え、取り敢えず斃した二人から物品を回収しておくことにした。

女(屍人)の持ち物は血の付いた包丁だが、血錆が付着している為流石に使えなさそうだ。とは言え持たせたままにして置くのは危険なので、後で適当な場所に捨てておこうと懐に仕舞い込んだ。老人(屍人)の方は水平二連の散弾銃であり、これは中々使えそうだ。散弾銃の強力さはかつて教会の地下墓で相対したとある神父と、銃槍──散弾銃に変形する槍の仕掛け武器──を狂ったように発砲してくる聖堂付近にいた男との戦闘で身に染みて理解している。戦力の足しになるだろうと老人から散弾銃を、ついでにその懐から弾薬を回収した。

獣狩りの短銃をベルトに吊るし左手武器を散弾銃に変えた所で、周囲を見回す。未だ霧は薄いが、記憶ではこの後徐々に濃くなっていくらしい。今回もそうなるとは限らないがどうせ行動するなら早めの方がいいだろう。少女(ことも)に向き直り、視線を合わせるべく屈んでから話しかけた。

「ここを調べたい。役に立ちそうな物か、危険があれば知らせて欲しい」


(/神父の手練れである事を匂わせる無駄の無いリロードは良いものですよね。些事ではございますが私は斧を引き摺りながら切り上げるモーションが力強さを感じて好きです)

209: 沖田総悟/桜庭長春/鶴丸国永 [×]
2024-08-13 02:38:23

【路地裏/沖田総悟】
>>斎藤一、岡田以蔵、梓家始季、ALL

濃くなっていく霧で的に向かって歩いていったであろう三人の姿はほぼ見えなくなった。だが、濃霧の中から聞こえてくる銃弾の連射音や、混乱したように叫ぶ声からして大事になっているであろう事は想像に容易い。
そろそろ援護に行くかと路地裏から一歩踏み出そうとしたとき

“何やってるの?”

急に後ろから聞こえてきた声、振り向けばそこには血に濡れた水色のガウンを着た少年の姿。
数歩後ろに下がれば刀の柄に手をかけ、いつでも抜刀できるように態勢を低くする。
気が先に取られているとはいえ、少年が自分の真後ろに来るまで気配に気がつくことが出来なかった

「……アンタ、いつの間に――――――いや、何者でさ」

先程、呪術師と名乗った彼女たちのように特殊な能力が使える人間たちもいる
だからこそ“気配を完全に消せる”人間が居てもこの世界はおかしくはないが、気になるのは少年が着ている血塗れの服。自分とは一回りほど小さいであろう少年に鋭い赤色の瞳を向けた


【廃地下鉄駅/鶴丸国永】
>>宿儺、ALL

一度現代に行ったときに見たことある場所。電車が来る駅のホーム、本来ならば人間たちが絶え間なく行きかい賑やかの音と声が耐えない場所であるはずなのにこの世界は霧が流れ込み長年使われてないからか劣化している箇所もあり中々に不気味だ。先程まで訓練場付近に居たはずなのだが、突如濃くなった霧のせいで方向がわからなくなり、この世界に住まう怪物と相対しないように近くにあったこの地下鉄駅へと逃げ込んだのだ
人も怪物も居ない此処は退屈であり、ため息を一つつきながら不気味な駅の中を歩いていれば、少し先に自分と同じように歩く人影が見えた

「よっ!!そこのアンタ。俺と同じように迷い込んだやつかい?それとも敵のお仲間さんかな?」

タッタッタ、と駆け足で近づけば、人影の肩へと手を置いた。鶴丸の顔に浮かんでいるのは満面の笑みであり、退屈を紛らわしてくれるのでは?という心の声が前面に現れている。初対面であるのに中々に失礼なことを言いつつも尋ねてみて


【図書館/桜庭長春】
>>ALL

「この本さんも……こっちの本さんも読めない……悲しいなぁ、ウサギさんも、そう思う?」

図書館の内部にいるポンチョを羽織った少年、桜庭長春はSF小説のコーナーにて本棚に放置されてある小説の頁を一冊一冊パラパラとめくる。内容どころか題名すらかすれて読めなくなっている本を見て眉をひそめていく
そもそも、先程自然公園で襲われ逃げ続けた体力を回復させるために建物の中に入ったのだが、高いところにある本を取るために飛んだり跳ねたりしていれば本末転倒も良いところだ

「……あ、先生たちの本もあるかな」

その事実に気がつくこともなく、仲間である文豪たちの本もあるかもしれないと推理小説がおいてある本棚へとぬいぐるみのうさぎと話ながら移動する。

本を探すことに夢中になっている桜庭は薄暗さと霧に紛れ後ろからっくりゆっくりと近づいてくる怪物にきがついていない様だった



210: エル/モルガン [×]
2024-08-13 11:23:08


【図書館】

>桜庭長春、図書館all

意識が浮上する。ゆりかごの中で目覚めたエルはゆっくりと起き上がり周囲を見渡す。そこは遊園地とはまた別の場所。本がたくさん。それも絵本。確か、変な異形の怪物と戦っている最中に霧に覆われてしまい意識を失って___。みんな、無事だといいのだが…。変身した影響か少しだけ体が重たい。加えて絵本から大好きな少女の一人を思い出し、寂しさに襲われる。それでもエルは意識を失う前に出会った少女らを思い出し力を振り絞り己を奮い立たせては自分が乗っているゆりかごを浮遊させて動き出す。

.

暫くしてたどり着いたのは何やら難しそうな本が沢山ある場所。そして聞こえる足音と話し声。薄暗く霧ではっきりとその姿は見えないが誰かいるらしい。エルは警戒しながら何とか見えるくらいまでに近づく。視界に入ってきたのはポンチョを羽織った少年とうさぎのぬいぐるみ。可愛らしいうさぎのぬいぐるみに興味を示して話しかけようとしたその瞬間。何かがゆっくりとその少年に近づく。じわじわとその魔の手は次第に迫っていく。それが危険なものだとエルにはわかる。

エル「だめぇー!!」

今すぐに変身して引き離したいところだが確実に間に合わない。それなら…と危険を知らせるように声を上げて。


【自然公園】

>自然公園all

公園に立ち込める霧の中、横たわる数体の異形の中に女性が一人_否、一騎佇む。その姿は魔女そのもの。

モルガン「さて、これからどうしたものか…」

彼女はモルガン。カルデアに所属するサーヴァントだ。カルデアにて、マスターと数騎のサーヴァントが周回中に行方不明になったと聞き、あの手この手で霧を見つけやってきたこの街。魔力の消耗が普段より非常に激しく、大掛かりな魔術も宝具も簡単に使えないこの街である程度戦えるように小細工していざ動こうとした瞬間、異形に襲われてしまいねじ伏せたところだ。

憂うように呟いたものの、第一の目的は決めている。それは早く自分のマスターを見つけること。マスターは幾度となく危機を乗り越えてきた歴戦のマスターでありこの街にカルデアのサーヴァントも数騎いる。カルデアに限らずともはぐれサーヴァントも召喚されていたり交わることのない別世界の人物もちらほら。とはいえ今回の事例は特例中の特例と見做しても良いもの。神域の天才魔術師と称される自分ですら全ての手持ちを用いても解決できない状況下。この街に関わりたくないと断言さえできる。それでもこの街にやってきたのはある思惑から。早急にマスターを見つけ次第保護し、それからどうするか具体的な行動を考えよう。

もう一度自分達が置かれた状況と考えていたこれからを思い返しては歩き出そうとして。

( / 絡ませていただき&絡み文を投下させていただきました。改めてよろしくお願いいたします / )

211: ガイスト [×]
2024-08-13 12:51:40


【墓地】

>サング、墓地ALL

……我の他にも誰かいるようだな…
(しばらく散策していてふと遠くの方から銃声と複数の人の声が聞こえ目を見開いた。奇妙な太鼓の音と動く複数の屍に警戒しつつ自分以外にも迷い込んだ人間がいるのなら無事を確認しなければと考え剣を構えながら気配を頼りに声が聞こえた方角に向け霧の中を進み始めて)


212: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-13 21:07:07

>???、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


霊華「うーん、この辺りにはまだ来てな__鳴き声?」

キョロキョロと辺りを見渡す霊華だが、時折点滅する蛍光灯が薄暗く廊下を照らしているだけで、迷い人やこちらに危害を加えそうな存在は見当たらない。見える範囲にはまだ近付いていないことを亜理紗に伝えようとすると__直後、どこかから猫の鳴き声が聞こえてきて。

亜理紗「霊華さん、今のは……」

霊華「亜理紗ちゃんも聞こえたの?猫さんの鳴き声」

亜理紗「はい、どうやらここからそう遠くではないみたいですが…」

一方、痛みを堪えながら何とかベットから降りようと身体を動かしていた亜理紗も猫の鳴き声を耳にして動きを止める。聞く限り、鳴き声は同じ階層から聞こえているようだ。霊華の方にチラッと視線を移すと、先程の鳴き声が気になるのか声のした方に顔を向けていた。

そんな霊華の様子を見て何かを察したのか、ゆっくりとベットから降りると枕元にあった帽子を被り。コツ、コツという足音と共に扉付近にいる彼女の元へと近付いていく。

霊華「あ、亜理紗ちゃん!あんまり動いたら…」

亜理紗「大丈夫です。まだ痛みは残りますが、ご覧の通り動ける程度には回復しましたから。霊華さんのお陰で」

こちらを不安そうに見る親友の心配をよそに、腹部に目に見えて引っ掻き傷が残っている魔法使いは微笑みながら『大丈夫』と返す。この部屋に避難した際、彼女の能力の恩恵を受けたことにより、身体の回復は通常よりも早く進んでいたらしい。

亜理紗「そんなことより、鳴き声の正体を確かめたいのではありませんか?」

霊華「えっ、ど、どうして分かったの?まだ何も言ってなかったと思うんだけど…」

亜理紗「顔に出てましたから。……私もついて行きます。一緒に確かめに行きましょう?」

亜理紗が霊華の考えを予想すると、本人は図星だったのか分かりやすく目線をキョロキョロとさせて動揺し始める。先程鳴き声の方角をじっと見つめていたことから、今回の予想に行きついたのだ。

ともかく、動揺する霊華をからかうように笑うと、廊下に出て手を差し伸べ。霊華は恥ずかしそうに頬を赤らめながらも差し伸べられた手を取り、2人揃って鳴き声の正体を追って歩き始めて。

213: 虎杖悠仁/両面宿儺 [×]
2024-08-13 22:28:47


>鶴丸国永
【廃地下鉄駅/宿儺】

「───…何?」

(苦虫を噛み潰したような顔を見せつつ辺りを見渡しながら駅を散策していたところ、此方に近付いてくる足音が聞こえた後に何者かが自身の肩に手を置く。気配に気づいた宿儺は笑みを浮かべて声を掛けてきた銀髪金眼の男性に対し片手をかざすが、彼の紡いだ言葉に興味を示し肩に置かれた手を払いのけるだけで済ませる。目を覚ますと突然、見知らぬこの場所にいたという事で自身が彼の言う「迷い込んだやつ」と考えるのは至って容易で、「敵の仲間か」と疑ってくる様子から何か良からぬ存在でもいるのかと神妙な顔つきで考え)


「俺はこんな場所もお前の言う敵が何かも知らん。それで何だ?お前はここに詳しいのか」



214: ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー [×]
2024-08-14 01:13:53


【路地裏 桜セイバー/ミルコ】

>路地裏ALL

桜セイバー「フッ――!!……行きましょうマスター。こっちです!」

ミルコ「…どうなってるんだ?ブリザードの中登山してる訳でもねぇのにこの視界の悪さ…。悪いな、サムライガールの観の眼だけが頼りだ。

桜セイバー「その呼び名いい加減変えません!?私の事は普通にセイバーと…っ、待ってくださいマスター、この気配は…」


(ザシュッ、と骨と皮が切れるような音と共に肉塊がぐちゃあ、と崩れ落ちるように地面に落ちる。霧深い道を帯刀した和服の女性と、闇に溶けるような黒のトレンチコートを羽織ったカーキ・ジーンズのソフトモヒカンの男。あまりにも不釣り合いだが息の合った動きで人ならざる異形…怪物とも呼べるその「何か」を一刀で切り伏せて歩みを進めて。全く視界が効かないが足を止めると如何やらそこは路地のようであり…帯刀した女性が何かに気付いて)


ミルコ「うん?行き止まりか…いや、さすがにこれは俺でも気づいたぜ。ここは処刑場か何かか?」

桜セイバー「…まだ新しい。奥に進んでみましょうマスター。私の傍を離れないでください」

ミルコ「ヒュウ、それは男が言うセリフなんだけどなァ。俺かっこ悪くなっちまうじゃねぇか。まぁ仕方ねぇか…サポートは任せな!魔力を使って光球をぶっ放す!一瞬か効果ないかもしれねぇがねぇよりマシだろ、行くぜ!サムライガール!!」

桜セイバー「はい!……押し通る!!!」


(わずかな視界に入ってきたのは夥しいほどの血。そして聞こえる銃撃音と声。この路地の裏で何かが起きている。それも想像もしたくないような何かが…。そう直感した2人はすぐに戦闘準備を始め、まずトレンチコートの男が前に出ながら何かを呟き、手から眩く煌めく球体に変化させ、指先に集約すると…それを上、前、下に向かって照明弾の様に打ち出して視界を確保しようとして。同時に独特の歩様から縮地の要領で踏み出した和服の女性が帯刀した打刀を抜き放って前に出ると声を上げて)



(/路地裏にいる方々に沖田さんと魔術師1人を絡ませに行きました!余裕がある方はお相手していただけると幸いです!他場所も別キャラで分割して絡み文を投下いたします!)


215: ブラックホール&ステカセキング/フェロー&ギデル [×]
2024-08-14 01:26:36

>>シャーリーズ・フルウールト、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

?「おい……おい、起きろっ!!」

何者かに身体を揺すぶられながら大声で呼びかけられ、全身黒ずくめで、赤いマントを羽織り、顔に大きな穴が空いた男は目を覚ました。
男……悪魔超人・ブラックホールは、額に手を当て、ぼやけた意識を覚醒させるように、軽く頭を振る。

ブラックホール「……ぁっ?……俺、いつの間に寝てたのか……?」

自分は先程まで、魔界で二人の仲間と共に、別地で戦う超人たちの行方を見守っていたはずだったが……と、先程までの自分の行動を思い返していれば、隣から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

?「よう、やっと目ェ覚めたかBH!」

ブラックホール「ん?……なっ!?お前……ステカセキング!?」

横を見れば、ケケケ、と笑いながら手を振る、巨大なカセットプレイヤーに手足を生えたような姿をした悪魔超人がそこにいた。
その超人__ステカセキングの姿を見て、ブラックホールは驚愕した。
それもそのはず、目の前にいる彼は、少し前に起きた戦いの中で、死亡したはずだったからだ。

ブラックホール「お、お前……先の正義・悪魔VS完璧の全面対抗戦で死んだはずじゃなかったのか!?」

ステカセキング「いやぁ……俺もそう思ってたんだが……とりあえず、周りを見てみろよ!」

ステカセキングからそう言われ、辺りを見回すブラックホール。そこで、彼はもうひとつの異常事態に気づく。
死んだはずの同胞が生きてる事実に気を取られて気づかなかったが、自分が今いる場所は、先程までいた魔界ではなかった。
濃霧と灰が立ち込めた、何処かの住宅街だったのだ。
状況が呑み込めず、ブラックホールは困惑する。

ブラックホール「……っ!?なんだ、ここは……!俺はたしかに魔界にいたはず……!!」

ステカセキング「いや~、俺にも何がなんだか、わけわかんなくてよ~。あの戦いで負けて死んでから、超人墓場で何をすることもなくぼーっとしてたのに、気づいたらこんな霧と灰だらけの町にいてよ。隣にはお前が寝てるし……」

何がどうなってんだが、と頭を抱えるステカセキング。ブラックホールは、そんな彼の経緯を聞いたあと、「グム~」と唸り声をあげる。

ブラックホール「……他勢力の超人の仕業……ってわけでもなさそうだが……とにかく、まずはこの辺りを探索する必要があるな」

この場所がどこなのか、自分たちに何が起きたのかの手がかりを探すべく、ブラックホールは行動を開始しようとする。
その時。

ブラックホール「ん?」

近くで、何かの音がして、顔を上げる。
それは、何が道路を走るような音と、何者かの声だった。

ブラックホール「!!あっちの方に誰かいる!行くぞステカセ!!」

ステカセキング「お、おい待てよ!?」

自分たち以外に人がいるとわかり、走り出すブラックホールと、その後を慌てて追いかけるステカセキング。

しばらくして走り続け、二人が目撃したのは、霧がかかってよく見えないが、無線か何かで周辺に呼びかけながら、道路をかけ抜ける何者かの姿だった。

ブラックホール「ただ事じゃない様子だな……なんとか俺たちの存在に気づかせて、話を聞けりゃあいいんだが……」

ステカセキング「あ、それなら俺に任せろ!」

ブラックホールのつぶやきを聞くなり、得意げに声を上げたステカセキングは、返事を待たずに自分のボディに備え付けられたボタンをカチッ、と押した。
すると……。

『ばぁぁぁあ~~んっ!!!』

ブラックホール「ゲェェッ!?」

ヘッドホンになっているステカセキングの足部分から、爆音の音楽が流れてきた。
普段はこの地獄のシンフォニーと呼ばれる音技で、相手の脳を破壊し、建物も廃墟に変えるレベルだが、今回は遠くにいる相手を呼び止めるだけであるため、音量もその程度に抑えている。
……が、隣にいるブラックホールには十分うるさいため、耳を押えていた。


>モルガン、自然公園ALL

【移動中→自然公園/フェロー・オネスト&ギデル】

フェロー「……夢、だったら良かったんだがなぁ……」

シルクハットを深くかぶりつつ、狐の耳としっぽが生えた男は溜息をつきつく。傍では猫の耳としっぽが生えた少年が、彼にピッタリとくっついている。

狐耳の男……フェローは、とある路地裏で血濡れの少女に遭遇し、その後異形の化け物に追いかけられ、別の少女に助けられたおかげで、難を逃れ……そこで意識が途切れた。
次に目を覚ました時には、以前とは全く異なる場所にいた。
__はぐれていた相方と共に。

相方……猫耳の少年、ギデルの話によれば、遊園地に迷い込み、自分と同じ迷い人に遭遇したところで霧に覆われ、意識を失ったらしい。

相方と無事に合流出来たのは良いものの、この霧と灰の町から逃れられたわけではないため、まだまだ安心できない。
そうフェローが途方に暮れていれば……。

ギデル「!、!」

フェロー「……ギデル?」
傍らにいるギデルに、服の裾を引っ張られ、そちらに視線を向けた。
ギデルはフェローの顔を見つめるだけで、何も言葉を発さない。が、フェローには彼が何を言いたいのか伝わった。
にっ、と口角をあげて、こちらを見上げるギデルに言葉を返す。

フェロー「……そうだな、俺たち二人がいれば、怖いものなんかなにもありゃしないさ。
さ、落ち込むのはやめやめ!さっさと手がかりを探し__」

相方のおかげで自分を取り戻したフェローは、気持ちを切り替えて、この町から脱出する手がかりを探そうと、止めて居た足を動かし始めた。
その時、何気なく視線を向けた公園に、霧越しだが人影が見えたのだ。
自分たちと同じ迷い人か、あるいは異形の化け物か?ギデルを自分の背に隠して警戒しつつ、フェローは大声でその人物に呼びかけた。

フェロー「おーい、そこに誰かいんのかー?」

(それぞれ絡ませていただきました。改めてよろしくお願いします)

216: 当麻紗綾 [×]
2024-08-14 14:43:56

(/スペック行使が間に合った感じで進めます!)

>エディ、ガイスト、墓地all

【墓地/当麻紗綾】

青年(エディ)の足を掴み、噛み付こうと口を開いた死体は、噛み付く直前で何か見えない力が働いたかのように動きを止めると、次の瞬間には足を掴んでいた手が捻れるように潰れ、頭も引き潰されるように弾け飛ぶ。
そして、その力を行使したのであろうスーツの女(当麻)の横には、先程まで居なかったまた少し様相の異なるスーツを着た普通の主婦にも見えるような女性が左耳に手を摘んだ格好で立っている。

「……っ……クソッ……早くッ、今のうちに逃げろ!」

そう叫んだのは先程まで青年(エディ)を援護する形で銃を撃っていた女(当麻)であり、よく見ると横に立っている主婦風の女性(古戸)と同じポーズをしながら顔を顰めて鼻血を流している。

217: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-14 17:23:55



>>198 >>211 ガイスト、当麻紗綾、墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、サング×多数】

めきゃ■■■

彼女(当麻紗綾※正確に彼女達)が行使した何か(不可思議な力)で文字通り頭部が拉げて潰れ(普通の腐乱死体)に戻り動かなくなった原型を留めていないそれらを押し退けて半泣き状態で小太りの青年(エディ)はまた立ち上がろうとするが――

ずぼっ…ずざっ…

エディ「いやだぁ」

わらわらと青年の周りから姿を現す土から姿を現す腐乱死体(サング)の群れ今度は一体どころの話では無い様で一度は危機から脱し掛けた彼(エディ)は半ば絶望した表情であと十数メートル程の距離にいる見知らぬ彼女(当麻紗綾)を見つめて…

そんな中で、周囲の動く腐乱死体(サング)を他所に警戒しつつ剣を片手に物音と声を辿ってやって来た血塗れの異世界の神父(ガイスト)の視線の先には

地面から這い出した腐乱死体(サング)達に囲まれて逃げようにも逃げられなくなりつつある小太りの帽子を被った青年(エディ)の姿と、距離はあるものの何かしらの(手段)――恐らく“尋常のモノ”とは異なる方法で彼(エディ)の援護を試みるスーツ姿の女性(当麻紗綾)とその隣の主婦の様なスーツ姿の女性、それに相変わらず周囲から次々と緩慢に歩み寄ってくる別の腐乱死体の群れ(サング)という光景が広がっていた。

青年(エディ)を直接助けるにはやや距離があるが――女性(当麻紗綾)の方へにじり寄る腐乱死体(サング)も少なくない為援護に回るのも手かも知れない。

無論、(生き残る)事を優先するならば余計な戦闘を回避してこの場を離れるという選択肢もあるが…




>>206 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ、????】

ヒラツカ「…シエラ君、か宜しく。――あぁ…その方が良い」

強くなる奇妙な獣臭さと奇妙な泣き声その他から危機感を認識したらしき少女(シエラ)の問いに頷く日系の中年民俗学者は――

ヒラツカ「こっちだ、確かこのまま暫く登ればちょっとした廃コテージがあった筈、其処まで行ければ一息つける筈…多分、其処から“街”方面まで一度戻るのも良いかも知れない。」



ヒラツカ「あと、コレを――魔除けグッズの類さ、気休め程度だけど無いよりはマシだろう。」

と懐から取り出した奇妙なデザインのアンティークコイン(セントメダリオン)を一枚差し出す。
(魔法)の類が扱える彼女(シエラ)ならこの奇妙なコインから(不可思議な力場)を感じ取れるかも知れない。

ぱきぱきぱき…ずざっ

■イトッシャノウ■

そうして間近で木々を揺らし枝々をへし折りながら迫ってくる(ナニカ)が迫った時点で、民俗学者は一気に駆け出した。

ヒラツカ「このまま私の後に付いて来てくれ、決して後ろを見ないで――“目を付けられる”と厄介だ。」

御世辞にも獣道その物でとても人が駆け登られる様な藪の中を一切速度を落とす事無く民俗学者は駆け続ける――後ろからは異様な気配はそのままに近付いて来る。




>>205 >>209 >>214 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、桜セイバー&ミルコ、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????、????×複数】

――斬って掛かる訳では無いが、何かしらの(業)の類――謡う様な口上は濃霧と血煙を揺らし、黒スーツの彼(斉藤一)が抜刀して歩み出すと同時に、硬質な、弾力の有る肉質の“ナニカ”を断つ様な鈍く、しかしそれでいて鋭い音を耳にする。

職業柄(扱う得物)――が今のスタイルとは異なり本来であれば(刀剣)の類である女殺し屋(始季)はそれが風を斬る様な(斬撃)に由来するモノだと察したが“不可視”の得体の知れない化け物を(感知)して尋常ならざる手段で次々と(断って)いるのならば……最初にこの二人から感じたモノも伊達では無いのかも知れない。

尤もそんな考察など先ずはこの物理的血祭りと化した路地裏で生き延びられなければ意味の無い事だ。

彼(斎藤一)の手で次々(斬られ)ていくらしき(不可視の触手)だが、替わりは幾らでもあると言わんばかりに次々と引っ込んでは飽和攻撃の様に襲い掛かってくる

ボサ髪黒コートの彼(岡田以蔵)に左手で頭を下げられ、同時に急接近した(視えない)触手を彼が斬り落としたのを斬られた其れが視えないままながら落下音で把握した女殺し屋(始季)はそのままうつ伏せ(伏射)の姿勢に移行し、路を覆う血やら得体の知れない何かで服なり肌なりが汚れ染まるのも露ほども気にした様子も無く。

ピンッ

ライフルから一瞬手を離してリグポーチからM67(破砕手榴弾)を1つ取り出すとそのままピンを躊躇無く抜いて伸びて来ている(触手)の(大元)目掛けて投擲する。

始季「“元”を潰さないとジリ貧…グレネード(手榴弾)の炸裂と同時に距離を詰めましょうか。」

そう二人(斎藤一&岡田以蔵)に呼び掛けて丁度炸裂して路地裏の霧と血煙を巻き込んで爆風が吹き抜ける中で、血濡れの傭兵染みた装備の隻眼の女(始季)は匍匐前進をする形で頭上の斬撃と触手の応酬の只中を血溜まりに浸かりながら時折ライフルを発砲しつつ(触手の本体)を目指して進んで行く。

自己保身の欠片も無い(触れられるなら殺せる筈だ)の精神、英霊(サーヴァント)ならばまだしも生身の人間なのに恐怖心が麻痺してるか何処かに置いて来てしまった様なそんな様子で…

ある種(殺す事)を最優先に動く(理性の有るバーサーカー)めいたこの女殺し屋(始季)の危ない性質を垣間見る事になる。

――



その一方、背後から血濡れの病院のガウン姿の少年(????)に話し掛けられ油断無く得物に手を掛けて身構えつつ誰何する彼(沖田総悟)ににこやかだった少年(????)は怯えた様な表情を顔に浮かべて―

????「“ぼくたち”もわかんない、病院の“センセイ”たちに連れられて、乗ってた飛行機がすごく揺れて――気付いたら此処にいたの。―ねぇなんでそんな目でぼくを見るの?…こわいよ。」

と何やら経緯の様な事を割と落ち着いた様子で説明して――且つ身構えて鋭い視線で見据える相手(沖田)に“怖い”と言っている状態である。

と、霧中を進みながら奇怪な有象無象を斬り捨てながら凄まじい勢いと速度で路地裏を吶喊する女剣士(桜セイバー)――加えて相方の魔術師な彼(ミルコ)が放った照明弾めいた複数の魔術の光弾が路地裏の薄暗闇と霧の中を煌々と照らし出す中、二人(桜セイバー&ミルコ)の進行先に見えるのは血で汚れた水色の患者用ガウンの入院服姿の少年(????)

少年(????)は彼女(桜セイバー)の姿を認めると「助けて!」と叫んで抜刀して臨戦態勢の相手(桜セイバー)と相方(ミルコ)の方へ駆け出した。

子供故の後先考えない行動だろうが――奇しくも時代も世界も違えど有る意味(同じ名)と(同じ立場)を取る者同士(桜セイバー・沖田総悟)が鉢合わせする場面が出来上がる。

――



くるるるるるるるるる

そうして各々が感じ取っていた(イヤな気配)の一群が――路地裏の霧に紛れて遠巻きに蠢き始める。
あるものは壁に張りつき、あるものは路を這い、あるものは(壁の中)に“溶け込む”

迷路めいたこの(路地裏)が混戦状態になるのも時間の問題と言えるだろう。



>>208 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)】【斧のモーションも独特でしたね(もうあの時点で理性が限界だったのかとも愚考してしまいましたが)、聖職者の獣経由で共闘した後再会するとあそこで闘う羽目になるとは思わなんだ(白目)】

幼いながらに、少女(ことも)がやはり感じるデジャヴ(即視感)

出来事の展開も、こんなやり取りも――それを差し引いてもこうやって誰か、見知らぬとは言え(大人)と一緒にいて少なからず普段の孤独な夜廻りに比べてしまえば、丸きり分からない場所で、訳の分からないナニカに襲われる様な状況でも少なからず(安心)出来た。

ことも「…さっきつくえのうえにおいてあった。」

早速、(見つけていたモノ)を立ち上がった彼(狩人)に差し出す――見たところ年代モノのアンティークコインの様なモノだが…微かに不可思議な(力場)を感じるかもしれない。

ことも「あと、これとこれも」

と、(前回)と異なり更に別のナニカをうさぎのリュックから取り出して渡した、それは (Victoria's Kitchen)の製造会社の銘が入った何かしらの飲み物らしき瓶が数本、少なくとも中身は酒の類では無いらしいのは(アーモンド・ウォーター)の商品名から察せられる単純な清涼飲料でありどこかの人里離れた古都でそれほど量は無いが醸造される匂いたつ血酒染みたゲテモノでは無い…筈である。

あとは黄燐式のマッチが一箱、19世紀ならまだまだ広く使われていた日常生活品ではあるが、(あぶないから大人がいるなら大人に渡す)ということものシンプルな思考で渡されたものらしい(その割りに必要なら躊躇無く自分で扱う辺りはメリハリが効いているとも言えるが…)

――そんなやり取りの間に、騒々しく鍵の掛かったドアノブをガチャガチャと回し続けていた音が何時の間にか止んで廃屋内の静寂が戻っている。

異形(Suicider)が諦めて去ったのか…それとも

―キィ――

不意にその扉とは異なるドアが静かに開く音が聞こえ始め…


【少々分けます】

218: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-14 19:28:21


>>212 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(保健室)→校内1F/????→カーヤ(天の邪鬼)】

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

歩く度に軋む床の音と、廊下に面した水飲み場の水道…蛇口から滴る水滴の音が時折消え掛けて点滅を繰り返す蛍光灯で薄暗く照らされた廊下でイヤに大きく響く、同じ階のくだんの(猫の鳴き声)の正体を確かめるべく何だかんだで息ピッタリな二人の異邦の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)は微笑ましいやり取りをしながら、その(泣き声)のした方向へ歩いていく。

がしゃんっ

大きな物音――その方向を見れば廊下側の教室の机の上に放置されていた金属バケツが何かの拍子で転がったらしい。

――たーん、たん、たーん

今度は階段の方からバスケットボールが独りでに跳ねながら落ちてくる。



――

ポルターガイストめいた怪現象が立て続けに起きるが少なくとも今の処は(驚かす)だけで直接的な危害を加えるような怪異は起きていない。

―そして廊下を進んだ先の曲がり角

丁度、靴箱が並んでいる玄関付近の棚の上に――(そいつ)は居た。

真っ黒な魔女の使い魔みたいな夜の様な黒の毛並みと――校内の薄暗闇の中で怪しく炯々と輝く水色と黄色のオッドアイをした黒猫。

???「――おい、そこの小娘共!、お前たち、オレ様の鳴き声を聞いて来たのか?」

そんな黒猫が棚の上で寛いだ姿勢のまま暫く顔を洗っていたかと思うと、突然外見に似つかわしくない濁声(CV:中尾隆聖)で二人に唐突に話し掛けてきた。



>>215 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL

【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)】

シャーリーズ「ぃいい!?」

―(使い魔)を経由して魔力運用を行っている(ウィッチ)にとって、(魔法力)の使用による(使い魔)の器官の具現化(即ちこの場合はチーターの耳と尻尾)、取り分け聴力が人間の比ではない生き物の場合、些細な物音の類でも(加減は出来るとは言え)拾えてしまうだけの凄まじい聴力を発揮できるのだが―(人の探索)でセンサー以外のそういうモノもフルで活用していた准尉の場合、彼(ステカセキング)の出力を加減した“爆音”でも耳鳴りを覚えてしまう程の迫力で届いていた。

一瞬遠のき掛けた意識を慌てて引き戻し、今の爆音が(無線)の怪奇音や訳の分からない混線したラジオの類では無いことを確認すると――少なからず目を輝かせて

シャーリーズ「もしかして…“人”がいるの!?」

と微かながら希望を抱いて、陸戦ストライカーを急旋回して通り過ぎた住宅の一角に急行する。

霧を掻き分け、灰を盛大に吹き上げながらやって来たネコ科の肉食動物の耳と尻尾を生やした兵隊みたいな格好と装備に両脚から腰に掛けてゴツい機械(陸戦ストライカーユニット)を着装した一人の少女(シャーリーズ)は見えて来た二人分の人影に手を振りながらストライカーにブレーキを掛けつつ声を掛けるが…

シャーリーズ「あのー!さっきの凄い音は貴方がたですk……!?え…えっとあの―――」

霧の中から近付いて漸くその二名(ブラックホール&ステカセキング)の容姿を見た途端、歴戦の陸戦ウィッチである筈の少女は驚愕して目を白黒させ始め困惑する…それは見た目から来る恐怖感と言うより色々と(想定外過ぎた)というのが一番大きいだろう。


219: シエラ・ジェラミス [×]
2024-08-15 01:01:18


>>217 ゴードン・ヒラツカ、????、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

逃げた方がいいやつか聞けばそれに対して頷いて見せたゴードンの話ではこのまま登っていけばちょっとした廃コテージがあるらしく、そこまで行ければ一息つける筈らしい。それでいてそこから街方面まで戻るのもいいかもしれないと

街、気になりはするものの自分はさっき此方に来たばかりで道も分からないし1人では無理だろうと考えれば次は懐から何かを取りだしたと思えば無いよりはマシだろうと奇妙なデザインの謎のアンティークコイン(セントメダリオン)を差し出され思わず受け取れば不思議な何かを感じとり本当に魔除けグッズだったり?と考えてみつつ「ありがとう」とお礼を言いつつ何処にポッケがあるのか何処かに大事にしまって

そうしていれば木々を揺らし枝をへし折る音が先程より近くで聞こえ例の怪物が間近に迫っている事を知らせてきて一気に駆け出したゴードンの後を追いかければ"目を付けられる"と厄介だから後ろを決して振り返らずに自分(ゴードン)に付いてくるように言われ後ろを振り返りたいという好奇心からくる気持ちを何とか押さえつけその通りにして

「後ろのやつは多分、無理なんだろうけど他の怪物って物理攻撃って効いたりする?」

後ろから追いかけてくる気配に気を配りつつゴードンと共に獣道を駆け続ける中、このギルドに帰れない状況が長く続くならもしかすると自分が1人でこういった怪物に立ち向かわなければならない時も来るかもしれないと頭を過り自分の戦闘スタイル的に物理攻撃が効かないと少々困るがと考えつつゴードンにそう聞いてみて

220: オベロン [×]
2024-08-15 04:48:43

【森林/オベロン】

>森林ALL

オベロン「今度は森か…いい加減、この霧とはお別れしたいなあ」
(前回そして前々回。たまたま数人と出会い、時には共に戦闘や探索をしていたものの、満足な情報を得ることなく濃い霧が邪魔をしいつの間にか1人になっていた。辺りの禍々しい雰囲気や怪しい叫び声を避けつつ迷い込んだ森林も相変わらず薄気味悪い霧が漂っている。森で産まれたオベロンにとって森林は得意なフィールドではあるものの、体力や魔力を奪うこの霧は忌々しい存在だった。道なき道を辺りを警戒しながら進んでいくと、ふと、かろうじて屋根が朽ち果てていないもののなんとも古くくたびれたコテージがあり。とりあえず、罠が仕掛けられているかもしれない為警戒しながらコテージの辺りをうろうろして。)

(絡ませていただきました、他の2人はタイミングを見て絡みに行きたいと思います。よろしくお願いします)

221: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-15 10:27:25


>>209 >>210 桜庭長春、エル、図書館ALL

【図書館/巴マミ】


本棚見分に夢中な様子のポンチョ姿のウルフヘアの少年(桜庭長春)、その背後から迫る(怪物)――何やら中途半端に着衣されたマネキンめいた見た目の手にバールめいたモノを手にした異形、不思議な赤子(エル)の必死の警告も虚しくあと数歩でその凶器を振り被らんとしていた其れを


――レガーレ・ヴァスタアリア!


良く通る少女の声で唱えられる呪文めいた言葉

不意に周囲の不気味な雰囲気にそぐわない様な、黄色く可愛らしい装飾が施された魔法細工の“リボン”がその(怪物)を捉えて縛り付けて拘束し――

??「悪いわね。一気に決めさせて、貰うわよ!!」

フードを被った何者か――が何時の間にか横合いから現れたかと思うと、手にした白色と黒を基調とした独特な意匠のマジカル・ライフルドマスケットを向けて、引き金を引いた。

轟音

単発式のマスケットを撃っては捨て撃っては捨て、…を三度繰り返してマネキンの(怪物)はバラバラに砕けてただのバラされた部品にもどる。


??「貴方達、怪我は無い?――!!…こんな小さな子まで」


そうして襤褸切れの様なフードを外しながら顔を二人(桜庭長春、エル)に見せながら自己紹介する。金髪縦ロールに花形のヘアアクセサリーをつけた髪、多少憔悴した部分も微かにあるが気丈な意思を保っている双眸でジッと相手を見据える(エルに対しては多少なり驚いた表情を見せたが、それでも優しく微笑み掛けて)

服装は何処かの学園の制服姿で、多少灰を被ったりしたらしく此処(霧と灰の街)で多少なりの時間を過ごして来たのが分かる。

??→巴マミ「――霧に飲まれてあちこちを転々としていたけれど、また誰かに逢えて良かった。私は巴マミ“魔法少女”をしているわ。」

と落ち着いた様子で自己紹介する。

222: 狩人 [×]
2024-08-15 11:57:57

>217 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

ありがとう、と礼を述べつつ少女(ことも)から物品を受け取る。
まず受け取ったのはアンティークコイン。以前もこのコインを少女(ことも)から受け取っていた。前は使う機会が訪れなかったものの、やはりこのコインからは妙な雰囲気、あるいは力のようなものを感じる。どこかで必要になる時が来るかもしれないと、ポケットに仕舞い込んだ。
次に受け取ったのは数本の瓶。ちゃんと中身も入っている。名前は『アーモンド・ウォーター』。見たところただの嗜好飲料のように思えるが……しかし実際のところそうなのかは分からない。毒かも知れないし、あるいは体に良い変化をもたらす物かもしれない。正体を確かめる為、後で飲んで見ようと懐に収納した。
最後に受け取ったのは、普遍的なマッチ。火というものは偉大である。熱を与え、闇を晴らし、獣を恐れさせる。マッチは、そんな火をいつでもどこでも灯す事ができる優れた道具だ。流石にこの小ささでは獣避けには使えないだろうが、しかし火があって困ることはない。武器に炎を纏わす事のできる発火ヤスリは、数が少なくおいそれと使えないので、手軽に火を産み出せるマッチの存在はありがたい。ただ一つ問題があるとすれば、発火しやすいという点だろうか。こればかりはどうにもならないので、火が癇癪を起こさない事を願いつつポケットに仕舞った。

自分に色々と物品を渡してくれた少女(ことも)に、お礼として何か渡して起きたいと狩人は考えた。何か良いものを持っていなかったかと思案し、自身のポケットや懐に手を入れて探り始める。やがて3つの小瓶と1つの小箱を取り出すと、それらを少女(ことも)に手渡し、簡単な説明を添えた。

「小瓶の方は鎮静剤。気が狂いそうな時に飲むと心を落ち着ける事ができる。もう一つはオルゴール。もし身に危険が迫った時、声を出せない時等があればそれを鳴らして欲しい。すぐにそちらに向かう」

鎮静剤はあのほおずき──頭部が脳みそのように肥大化した女。その狂気は凄まじく、直視するだけで発狂してしまう──を狩る際に大いに役に立ってくれた。今の所狂気を帯びた敵対者は居ないようだが、その内現れないとも限らない。もしそうした者に遭遇した際、これがあれば少しは安心できるだろう。
オルゴールはヤーナムで出会った少女から渡された一品。巻くと子守歌──ずっと聞いていると何故か赤子の泣き声が聞こえる気がする──が流れ出す。結局少女に返す事はできず、ずっと持ったままになっていた代物である。このまま自分が所持し続けているよりも、こうして誰かに使ってもらう方が良いだろう。

さて、そうしている内にいつの間にやらドアノブを回す音が聞こえなくなった。諦めたのか、はたまた新たなる襲撃の予兆か。身構えていると、そのドアとは別のドアが静かに開かれる物音が耳に入った。やはり敵襲かとそちらへ振り向き、散弾銃を構えながら侵入者の姿が現れるのを待った。


(/確かに、ガスコイン神父のみ同じ獣狩りの斧でも更に荒々しいモーションなのはもう獣にかなり近づいていたからかも知れませんね。私も初めたてで右も左も分からなかった時、次々と敵を薙ぎ倒してくれるガスコイン神父の強さに感涙したものです。そしてボスとして彼が立ちはだかった時、あまりに強すぎて再び涙した思い出です)

223: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-15 13:23:15

>???、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


薄暗い廊下を2人で歩く最中、どこかの部屋から大きな物音を耳にし、そちらに視線を移す。すると、廊下側の教室で金属製のバケツが何らかの拍子で落ちたらしく、地面に転がっていた。しかし、彼女達は特に大きなリアクションをすることはなく「騒霊の仕業でしょうかね」、「この前のルナサさん達のライブ、私も行きたかったなぁ…」などと騒霊の知り合いを思い出しながら足を進め。

階段近くの方までやってくると、今度はバスケットボールがひとりでに霊華の方まで跳ねながら落ちてくる。霊華は危なげなくそれを両手で受け止めると、階段の方へ視線を向ける。しかし、そこに人の姿は見えず。

霊華「これ、どうしよう……」

亜理紗「折角ですから、持っていきませんか?投擲武器としても扱えそうですし」

霊華「えぇっ!?勝手に持っていって大丈夫なのかなぁ…」

受け止めたのはいいものの、ボールを抱えたままどこに返すべきかと困惑する霊華。亜理紗からこのまま持っていくことを提案されると、申し訳なさを感じながら首を傾げて考え始め。結果、しばらくの間ボールを抱えたまま探索することを決めたようだ。

そうしてバスケットボールをゲットした2人はそのまま廊下の先を進んでいく。しばらく歩いているうちに、学校の玄関先へとたどり着いた。

辺りを見回してみると、亜理紗は棚の上に黒い毛並みの猫が居ることに気付く。同タイミングで向こう側もこちらに気付いたようで、顔を洗う動作をやめ、可愛らしい外見に似つかわしくない声色でこちらに話しかけてきた。

霊華「うわぁっ!?しゃ、喋った…」

亜理紗「(お燐さんを思い出しますね…)……えぇ、そうです。ところで、貴方はここで何を?」

目の前の猫が突然声をかけられたことと外見に似つかわしくない声を発していたことから、霊華は驚いて思わず声を上げ。一方、亜理紗は地底で暮らす火車の妖怪を思い出しながら冷静に相手の問いかけに答え。その後、この場所で何をしていたのか問おうとして。

224: 斎藤・岡田 [×]
2024-08-15 14:08:08

> 梓家始季、路地裏ALL

斎藤「ヒュウ、嬢ちゃん良いねぇ!…っ、!………ったく、後ろ見てらんねぇなぁ…」
岡田「…女ぁ……おまん、頭ばぁさぁかぁか?…まぁええ。壬生浪は相手できんきに、わしが護衛しちゃる!おまんとわしとで粉微塵にしちゃるぜよ!!」
(グレネードが炸裂すると同時に匍匐前進の体勢で本体へと進む女性(始季)の姿を見て少し気分が上がった斎藤の頬を触手がかする。他に気を取られては自分が危ないと斎藤が斬撃に集中する中、岡田は得体の知れない物に挑むのに全く恐怖せず、むしろ積極的に絶命させようとする女性(始季)の姿を見て、バーサーカーの思考回路を持っているのかと困惑して。斎藤が触手と相手するので精一杯の様子なのを見ると、斎藤が取りこぼした触手を切り捨てながら岡田も本体へとじりじりと近づきつつ、少々傷つきながらも女性(始季)を守るように剣を奮って)

斎藤「…っ、ハァ…あと三、四発撃てば消滅かなぁ?ったく、燃費が悪いと苦労するねぇ……んじゃ、ま…ー行くぜ行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇ!!!!!」
岡田「今じゃ、女ぁ…!ーーーチェストォォォォォォォォ!!!!!!!」
(魔力消費が激しく、あと三、四回宝具を使えば魔力不足により消滅という状況。大元への攻撃、他の触手が邪魔してはいけないと斎藤が考えると、身体に鞭打ってもう一度宝具を使い、周りの触手をほぼ切り落として。岡田がその隙を見計らい、残った触手も切り捨てながら本体へ素早く近づき、示現流の構えで相手に剣を力強く振り下ろして)

225: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-15 17:43:56



>>218 >>220 シエラ・ジェラミス、オベロン、森林ALL

【森林(移動中→廃コテージ)/ゴードン・ヒラツカ、????×1】

――“後ろのやつ”は多分、無理なんだろうけど他の怪物って物理攻撃って効いたりする?

後ろは振り返らずともちゃんと気配で付いて来ているかを把握しながらも聞こえてきた彼女(シエラ)の本人からしてみれば素朴な疑問、そもそもその場凌ぎの自衛ならば兎も角、文字通り(戦う)気満々な様子の相手(シエラ)の言葉に民俗学者はやや苦笑しながらも…自分の知らない(異世界)ならばそういう(存在)とも戦う事が普通なのかも知れないと思い直しつつ

ヒラツカ「君は勇敢だな…私は基本的にああいう(モノ)に出くわしたら逃げの一手を打つけれども――そうだな。強いて言えば直接触れる事が出来る(存在)が多いんじゃないかな。それと―性質を知れとは言わないけど、この世の理から外れた(人ならざるモノ)というのは(苦手な物)も(弱点)も持ち併せている事が多い。」

と言いながら一際きつめの斜面を時々手を地面や木々についたりしてバランスを取りながら更に駆け上がりやや舗装された山道に出ると更にスピードを上げて(しかし少女がついて来れる速度は維持しつつ)進んで――

此処までくると追いかけて来ていた(ナニカ)のイヤな気配は徐々に薄れ始めておりこの様子なら捲き切れるかと思いながらも油断せず振り返る事はせず――薄まる霧中に見えて来た建物…少なくとも(雨風は凌げる位)の廃コテージが見えてくる。

先ほど下で少女(シエラ)と出くわす以前に此処を周辺の探索の仮拠点にしており、軽装で出歩く前の自身の道具や所持品も其処に置いて来てある。



廃コテージの敷地内に入った時点で何やらその周囲をウロウロしている人影、よくよく見るとキラキラした王冠やら不可思議な色合いをした蝶の羽やら児童書の世界観から飛び出して来た様ななんともメルヘンな雰囲気の塊めいた人物(オベロン)

敷地内に入って物陰からその人物(オベロン)の様子を伺いつつ…続いて合流した少女(シエラ)に彼(オベロン)の方を指差して…

ヒラツカ「――彼、何者だろうな。私は少し様子を見てから接触するか決めようと思うが、君はどうする?」

と同行者である彼女(シエラ)の意見を尋ねる。

――

一方、コテージ周辺をウロウロしている彼(オベロン)の付近、廃コテージの野外物置小屋らしき場所――のドアが不意に吹き飛んで、中から何かが現れる。

巨大な蜘蛛(ブラックタイガー)、毒々しい体色の人工的に(造られ)たB.O.W(有機生命体兵器)

4~5m近くある馬鹿でかい大蜘蛛の怪物。

其れは手近な彼(オベロン)を捕食対象と認識したらしく巨体に見合わぬ速度で跳躍し、襲い掛かる。



>>208 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)、Suicider?×2】【ガスコイン神父戦の突破率の低さは当時結構話題になりましたもんね…まさに新米狩人には目には鱗の立ち回りで心強かった彼が墓場で肉屋めいた解体やってるかと思えば(貴様もどうせ、そうなるのだろう?)とか言いつつ刃を剥いて来るのは恐ろしかったです(殴、一週目は死にまくってオルゴールに火炎壷、使える物総動員してどうにか勝ちましたがオルゴール関連の話で凄くやるせなくなったのはいつものソウル系でした…リボンの少女はきっとあの大豚にリボンで内蔵攻撃決めて危機を脱したのだと思い込んでます()】

ことも「ちんせいざい…おくすりと…おるごーる?ありがとうかりうどさん、だいじにする。」

ある意味お互いに使えそうなモノの物々交換の様な形になったが彼(狩人)がくれた“おくすり”、こと(鎮静剤)は簡単な説明を聞いて、(気が狂う)――という感覚に近しい強烈な体験を割かしした事がある少女(ことも)は直感的にその使い道を理解しつつ、更に貰ったオルゴールを少しゼンマイを回して聴いた音色に幼いながらも(きれいなおと、でもなんだかなきたくなる)と言う率直な感想を残す。

――

ドアの軋む音――霧に混じって強烈に鼻をつく(腐臭)

H■E■■LP■M■E

ことも「…ひっ」

上半身を中心に腫瘍の様に膨張しドクドクと脈打つ剥離した皮膚の内側と体組織、腐敗と中途半端に継続される新陳代謝で体内で蓄積した腐敗ガス――

膨張した部分は服が破れ、露出したオレンジ系の色の皮膚が波打っている。

僅かに伺えるのは其れ(Suicider?)が、避暑地の観光客めいた格好をしていた名残りがある点南洋の奇病“クブ病”由来の(生ける屍)の中でも最悪の状態の一つになった哀れな犠牲者。僅かに残る言語機能で助けを求めながら近付く彼らを救う手段は最早(殺す)事だけだろう。

だが歩く爆発性ボンベと化したソレらは非常に危険だ。

取り分けこういった屋内に於いては――彼我の距離は10mも無い。

そうして徐々に近付く二体の(Suicider?)



>>223 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(校内1F玄関)/カーヤ(天の邪鬼)】

???「ふん、学校の“おばけ”が学校にいちゃ悪いのか?――お前たちこそ片方(霊華)はボールなんか持って御手玉でもする気か?」


冷静な少女(亜理紗)の問い掛けに、何とも癖のある声のオッドアイの黒猫はぶっきらぼうにそう答えながら顔を洗うのを止めて棚の上で立ち上がり改めて二人を見据える。


???→天の邪鬼「…まぁいい。中々肝は据わってる様だな。オレ様は天の邪鬼(あまのじゃく)、本題に入るがお前たち――このふざけた(場所)からオサラバして元いた場所に帰りたくないか?」


何やら勝手に納得して、(化け猫)では無く捻くれた神代の妖怪(天の邪鬼)はそう二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)に提案してくる。


天の邪鬼「恐らく(切っ掛け)は何処かの馬鹿が何かしら(余計な事)でもしたんだろう。そのせいで――混ざる筈のないモノが混ざって、在る筈のないモノが在っちまってるのさ。――オレ様はその乱れの中から(抜け道)があるんじゃないかと踏んでいる。――人間なんぞに助力を請うのは癪だが―――コトは確実にして置きたいモンだろう?」


そう話すオッドアイの黒猫はニヤリッと妖しく笑う。


226: ブラックホール&ステカセキング [×]
2024-08-15 20:05:52

>>シャーリーズ・フルウールト、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

ステカセキングのヘッドホンから流された爆音が届いたのか、先程通り過ぎた人影が、こちらに急行してきた。
それを見たステカセキングは胴体の停止ボタンを押し、爆音を止めてから、こちらに来る大きく手を振る。

ステカセキング「おっ!!来た来た!おーい、こっちだこっち~!……いでっ」

ブラックホール「あんな爆音じゃなくてもよかっただろうが、つーか鳴らすんなら先に言えっ!
……ん?」

先程の爆音を隣で聞かされて機嫌を悪くしたらしいブラックホールが、ステカセキングをヘッドロックにかけてツッコミを入れる中、ブレーキ音と共に少女の声が聞こえ、そのままの姿勢で顔を正面に向ける。

ブラックホール「……カカッ?」

ステカセキング「……おっ?」

霧の中から現れたのは、ネコ科のような尻尾と耳を生やし、兵隊のような格好と装備をし、更には、両脚から腰に掛けてゴツい機械をした、1人の少女だった。
ブラックホールはその少女の容姿を見て驚愕しつつ、ステカセキングの首から手を離す。

ブラックホール(……なんだ、こいつは?単なる人間の娘、でもなさそうだが……超人か?装着してる機械も見たことがないな……)

これまで、様々な超人と戦いを交わしてきたブラックホールだったが、彼女のような存在は初めて見たために、無言のまま怪訝そうに少女を見つめている。
一方、少女の方も、自分たちの姿を見て目を白黒させている。
彼女の様子を見るに、恐怖というよりは困惑の方が大きいようだが、嫌われてなんぼの悪魔超人である自分たちにとって、恐怖されることも困惑されることも慣れているために、相手の反応は特に気にならないようで。

そんな中、ブラックホールとは対象的に、ステカセキングが呑気な口調で少女に近づいて話しかけ始めた。

ステカセキング「よぉ~、気づいてくれて良かったぜ!この辺随分寂れちまってるんで、人っ子一人いねえのかって思ってたんだが、まさか俺たち以外にも人がいるとはな。ところでそんなナリでそんなごつい機械つけてて重くな__」

ブラックホール「ちょっと黙ってろステカセ!話がややこしくなる」

ベラベラと喋り出すステカセキングを見て、それまで黙っていたブラックホールはようやく声を上げつつ、ステカセキングをおしのけ、前に出た。

ブラックホール「……あー、お嬢さん、俺たちはお前に危害を加える気はない。ただ、お前に少し話を聞きたいだけだ。俺たちは“悪魔超人”と呼ばれる者なんだが……知らない間にこの町に来てしまってな。何か知ってることがあれば、俺たちに教えてくれないか?」

試合では残虐行為を好む悪魔超人の一人、ブラックホールだが、何もしない人間の少女にはそんな素振りを見せず、落ち着いた様子でこちらに敵意がないこと、こちらの事情を伝え、知ってることがあれば教えて欲しいと伝える。

227: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-15 22:46:37

>天の邪鬼、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


黒猫から手元に持つバスケットボールについて尋ねられた霊華は「えっと、これはそうじゃなくて…」と若干あたふたした様子を見せる。相手は棚の上でこちらを見据えているため、自然と2人は目線を上にあげる形で対話をすることとなり。

『天の邪鬼』と名乗ったその黒猫は、どうやら学校のおばけの1人(?)らしい。黒猫はこちらが名乗る間もなく本題を切り出すと__『この場所とオサラバしたくはないか』とこちらに提案を差し出してきた。

霊華「えっ?ど、どうしてそれを…」

亜理紗「……私達、『別の場所から来た』とは一言も言っていないはずなんですけどね」

なぜこの世界からの脱出を試みていることが分かったのだろうかと霊華は不思議そうに尋ね、亜理紗は警戒の目を向けながらも最後まで口を挟むことはせず。

黒猫_天の邪鬼はどうやら自分達よりも幾分かこの世界について詳しいようだ。多少棘のある物言いはするものの、殺気などの明確な敵対意思も見受けられない。そして、亜理紗には霧に飲まれる前の『記憶』がハッキリと残っている。それらを踏まえると、恐らくこの黒猫も__

亜理紗「こんな地獄みたいな世界を脱出したいというの『は』本当ですね。手を貸していただけるのならありがたいですが…」

霊華「きょ、協力していただけるんですか…?」

自分達の意図を予測する黒猫に対し亜理紗は頷いて肯定するが、何処か引っかかる言い回しで。そして、先程の考察から天の邪鬼の境遇について何かを察したのか警戒の目を解くと、彼の提案に乗ろうとして。

一方で霊華の方はというと『元いた場所に帰りたくないか?』という言葉に一瞬だけビクッと肩を震わせる。彼女も亜理紗と同様に提案に賛同しているようで、期待の眼差しを向けながら返答を待ち。

228: ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー [×]
2024-08-16 01:09:26



【路地裏 ミルコ/桜セイバー】


>路地裏ALL

ミルコ「チッ、霧が濃すぎて光球じゃ全然ダメってか!サムライガール!まずは…」

桜セイバー「はい、マスター!状況確認、及び敵性存在の排除…っ!?子供!?」


(バシュ、と弾けるように光った光球が照らした先を見ながら矢継ぎ早に何かを呟きながら地面に手をつく伊達男。阿吽の呼吸で飛び込んだ沖田の眼前に飛び込んできたのは「助けて」と走ってくる子供の姿を認めて。ぎょっとした様子で態勢を整えるとすぐに駆け寄ってくる水色の病院服の男子を見て)


ミルコ「ンでこんなところに…?アイツらか!サムライガール、数3…いや4、5か?多勢だぞ!いけるのか?」

桜セイバー「――…何人いようがこの一太刀で全員切り伏せるのみです。こんな子供まで巻き込むなんて…!許すわけにはいきません」


(照らした影と、気配察知で凡その人数を割り出しながら相方へ問いかけ。見えたのはこちらに向かってくる子供とその向こうで武器を構える影、そして少し遠くでうごめく影…と曖昧だったが目の前の状況をまずクリアしようと、抜刀はしないまま,まずは子供の保護を優先しようとして)



229: シエラ・ジェラミス [×]
2024-08-16 01:11:33


>>215 >>220 ゴードン・ヒラツカ、オベロン、森林all

【森林(移動中→廃コテージ)/シエラ・ジェラミス】

他の怪物に対して物理攻撃が有効なのかを聞けば何となく苦笑いをされたような気がするものの、ゴードンは基本的に先程から追いかけてきてる怪物のようなものにであった場合は逃げの一手を打つらしく考えれば確かにあそこまで不気味な存在は会ったことは無い気がするし普通は逃げるものなのか?と考えるものの続きを聞けばどうやら直接触れる存在もああいう怪物の中には多いらしく苦手なものや弱点を持ち合わせてることも多いらしい

「なるほどねえ…ありがとう、その情報凄い助かる」

とお礼を言いつつその後もゴードンの後を追いかけていれば薄くなってきている霧の中で廃コテージが見えてきており気づけば例の追いかけてきている怪物の気配も薄れ始めており、いい感じにまけてるかと考えていればゴードンが物陰に隠れ始めたので自身も同じように物陰に隠れて

何かあったかと思えばゴードンに一つの方向を指さされそちらを見れば羽を付けたまるで人間では無いような見た目の人物(オベロン)が廃コテージの周りを彷徨いており

彼は何者だろうなと聞いては少し様子見をしてから接触するかを考えてるが此方(シエラ)はどうするかを聞かれて少し俯いて考えてはゴードンの方を向いて自分も様子見することを伝えようとするものの視界に例の人物(オベロン)以外のものが入ったような気がして

「……何か、様子がおかしいような…ここって、何か飼ってたりとかする情報あったりする?」

例の謎の男(オベロン)の方向をじっと見つつ気のせいである事を願いながらそうゴードンに聞いてみて

(/文章に失礼な文があったりしたら申し訳ありません!また、オベロンの本体様のタイミングを見て此方に絡みに来るという考えを無視してしまって居たりしたらすいません!)


230: シエラ・ジェラミスの本体 [×]
2024-08-16 01:14:36

(/すいません!主様の数字がに215では無く225でした!)

231: 桜庭長春/鶴丸国永 [×]
2024-08-16 08:45:56

【図書館/桜庭長春】
>>ALL、エル

(推理小説がおいてあるコーナー、そこには見慣れた表紙と著者の名前が書いてあるボロボロの小説を見つけた
自分と仲良くしてくれている人の本。せめてこれだけでも持って帰ろうと若干高いところにある本を背伸びして取ろうとしたとき、自分に向けて危険を知らせる声が聞こえた。肩を跳ねさせつつ後ろを見ると、そこには自然公園で襲撃してきた人たちとは違う、異型の怪物。呻き声を上げながら桜庭へ手を伸ばしていた)

「えっ……うわぁ!?」

バンッッッッ

図書館に響く発泡音。それは桜庭が片手に持っている短銃によるものだった。
短銃から放たれた銃弾は異型の肩を貫き動きを止める、桜庭はその間に走り出し、自分に危機を教えてくれた声がした方へと向かい

【廃地下鉄/鶴丸国永】
>>ALL、宿儺

「いや、詳しくないさ、なんせ俺も巻き込まれた側だからな」

肩に置いた手を払いのけられるとその手をヒラヒラとさせながら笑う
話の通じることと彼が先程言った彼の言葉から敵ではないと判断し警戒をある程度緩めた
‘此処に詳しいのか’と聞いてきた質問には首を振り、自分も巻き込まれた側なのだと主張するも、 そうだなぁ と呟いた後

「まぁ、この世界を色々歩き回ってわかったことは、俺等を狙う……あー、なんて言ったら良いんだ?怪物みたいなのがそこら中にうじゃうじゃいるってことさ。俺もそいつ等から逃げるために地下に来たからな。まぁ此処に居ないと決まったわけじゃないが」

自分の身に起こったことを話したあと、辺りを見渡して

(路地裏の方々のはまた後ほど返します!)

232: ガイスト [×]
2024-08-16 12:43:24


【墓地】

>サング、墓場ALL

…此処か…!
(声が聞こえる方向に霧の中を進んでいき見えた人影に冷静に視線を向けた。先程の屍と対峙しているらしい女性とその隣にいるどこか只者では無い雰囲気の婦人_そして屍に囲まれ身動きが取れなくなってきている青年_無駄な戦闘は避けるべきだろうが自分と同じような状況の人間を見殺しには出来ないと考えて。とりあえずと女性の方に近づいていく屍の方に音も無く近づき剣で切り伏せ群れの数を減らそうとしていて)



233: 狩人 [×]
2024-08-16 13:49:11

>225 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

やがて姿を現したのは、上半身が無数の膿胞に埋め尽くされて肥大化した、二体の化物(Suicider?)だった。少し離れた位置からでも感じ取れる腐臭に、今も尚脈打つ肉体……狩人はそれらが今どういった状態であるのかを察する事ができた。奴等(Suicider?)に刺激を与えるという事は、火薬庫に火を放つが如く爆発と衝撃を伴うのだろう。脚を散弾で破壊し、その歩みを停止させようとも考えたが、今にも爆発の時を待っているかのような膨張具合では、僅かな衝撃ですら切っ掛けになりかねない。狩人は一瞬の内に何かあれら(Suicider?)を安全に処理する為の方法や道具が存在しないかと思考を巡らせたが、やがてそんなものは無いという結論に辿り着いた。安全に処理出来ないのなら爆破して処理するしかないだろう。そうするのであれば、まずは少女(ことも)を遠ざける必要がある。自分は爆発を受けても即死しない限りは輸血すればどうにでもなるが、少女(ことも)はそうではないだろうから。

「出来るだけこの部屋から遠くに離れろ。頑丈な物の陰に身を隠せ」

少女(ことも)の前に立ち、振り向いてそう告げる。爆発の規模は不明だが、少なくともこの部屋を超えて被害をもたらす事は無い筈。そう考え、化物(Suicider?)の注意を引き付け、少女(ことも)が部屋から離れる時間を稼ぐべく、ゆっくりと接近する。しかし決して一定の範囲内には近寄らせず、後退と横歩きを交えて壁に追い詰められないように動く。そうした動きをしばらくの間保ち続け、十分な時間を稼いだと判断した狩人はそれまでの慎重な動作を全て中断して走りだし、付近の棚──丁度先程少女(ことも)が隠れていた場所──へと身を隠した。そして顔だけを棚から出して化物(Suicider?)の位置を確認すると即座に引っ込め、代わりに左腕と散弾銃だけを棚の側面に密着するように外に出し、おおよそ化物(Suicider?)が歩いているであろう位置に向けて散弾銃を1発発砲した。


(/今でもガスコイン神父撃破のトロフィーの取得率が約44%程な辺り、いかに彼が強く、大きな壁となっているかが見て取れますよね。私も例に漏れず何度もやり直して、アイテムを総動員しつつ一発入れたら即座に逃げる臆病な戦法でどうにか倒せたものです。リボンの少女はガスコイン神父が彼女に狩りの技術を教えていたので窮地を脱出出来たと思いたいですね……きっとあのリボンは内臓攻撃の時の返り血で赤くなった物なのでしょう……)

234: 沖田総悟 [×]
2024-08-16 23:58:01


【路地裏/沖田総悟】
>>????、斎藤一、岡田以蔵、桜セイバー、ミルコ

「せんせい?飛行機?ってことはお前も俺等と同じ…………っち、子供を怖がらせても面白くねぇや。おい、ガキ」

自分の状況を説明した子供に色々と考察を巡らせるも怯えた声と表情を浮かべる子供を見て分かりやすく舌打ちを一つ打った後、刀から手を離す。そしてもう少し詳しく、此処の路地裏に来るまでの経緯を聞こうと一歩近づいたとき、子供は自分の間をすり抜け「助けて」と声を上げて子供が路地から駆け出した。

「あっ!!おい!飛び出すんじゃねェ!!」

近くには戦っていて足止めされているとはいえ異型の化け物がいるのだ。だから子供は嫌いなんでィ と悪態をついた後、子供の後を追った。その先には刀を抜いて戦闘態勢を取っている二人の人影。彼女たちと対面した沖田はため息をつきながらも首を傾げ

「……なんでぃ、アンタらも巻き込まれた奴らですかぃ」




235: オベロン [×]
2024-08-17 13:32:08

>225 >229

【森林(廃コテージ)】

オベロン「なんだよ、これ!」
(突然、死角にあったらしい建物がけたたましい音を立て崩壊し、4~5mはある巨大な蜘蛛が現れ。カルデアのトンチキイベントで多少の理不尽には慣れているとはいえ見た事も無い敵に思わず優しい王子様口調を忘れ上記を叫び。レイピアを出し投げつけるも、蜘蛛は一瞬怯んだのみで再び襲いかかろうとしてきて。この森に漂う霧について、これまでの経験から「この霧は魔力を奪う」という知識があり、かつ戦闘があまり得意では無い彼は戦うよりも逃げる事を優先し走り出し)

(/大丈夫ですよ!こちらこそ絡みにくい初回文ですみません!)

236: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-18 15:13:47

【遅くなりつつ、且つ一度にまとめ過ぎて分かり辛くてすみません;>>221の方で一応(図書館)にも黄色い魔法少女(巴マミ)で絡みを出してます故】≫桜庭長春/鶴丸国永本体様


>>226 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL

【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)、クリーパー×多数(数百以上)】

シャーリーズ「あー、――“アクマチョウジン”の方ですか…はい、いいえ…ごっ…ごめんなさい。少し気が動転してしまって…そうですか、貴方がたも“知らない間”に(この街)に?」

二人(ブラックホール&ステカセキング)のやり取りの様子と、至極真っ当な質問に一応外見の奇抜さに関しては(そういう手の込んだ身体改造をしたサイボーグか、高性能なマンマシンインターフェイス)もしくは既知異星人や異種族の類として認識して――

一方で自分を見る目も中々変わった者を見る様な視線だった点で…ある意味(奇妙)なのは此方も同じかと思い直し(自分の様な“ウィッチ”にありがちな“ズボン”談義の類かとも一瞬思ったが)

シャーリーズ「――実を言うとわたしも作戦行動中に戦友や上官から逸れてしまって良く分かってないんですよ。“此処”が何処かもサッパリ――あ!申し遅れました、わたしはPMSCs(民間軍事請負会社)C.M.S.C(キャルバリー・ミリタリー・セキュリティ・カンパニー)所属の(陸戦ウィッチ)をしています。シャーリーズ・フルウールトといいます。」

と被っていた迷彩が施されたブーニーハット(御丁寧に獣耳用の差込口も備えられている)を外して赤毛のミディアムヘアーの少女はそう敬礼しつつ自己紹介をする。

――と、三人がこうして鉢合わせしている間にも、霧深い周囲から何かしらが(接近)して来る異音が聞こえてくる。

それはまるで数十…数百…否、数千もの(蟲)が群れを成して地面を這い回っている様な…生理的嫌悪感を聴くモノに抱かせるに十分な音。

シャーリーズ「…!御二人ともわたしの後ろへ!…“何か”来ます。」

音は兎も角、彼女(シャーリーズ准尉)の“固有魔法”たる(虫の知らせ)――(この街)に来てからはかなり範囲と精度が落ちたある種の予知能力めいた其れが(これから起きる出来事)のイメージをこの陸戦ウィッチに識らせる。

ジャゴッ

そうして如何にも(色々な意味で)屈強そうな偉丈夫な二人(ブラックホール&ステカセキング)を護る形で前に出て、ストライカー搭載の50口径(M2ブローニング重機関銃)の銃口をその(イヤな予感)の感じた方向へ向けて備える。

彼女が着装しているヘッドセットタイプの単眼式HMDの表示にも感知出来る距離での多数の(動態反応)を捉えていた。

■■■■

霧の中を蠢く奇怪な(蟲)―ゴキブリやフナムシ、タガメめいた其れ――其れを三倍近く大きくして言うなれば(人面ゴキブリ)めいた“顔”を裏面に有する奇怪な蟲(クリーパー)――肉食処か金属すら容易く食い破る獰猛さと餌食になれば骨すら残らない貪欲さを併せ持つ(群れの脅威)が三人へと迫り来る。



>>227 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(校内1F玄関)/カーヤ(天の邪鬼)、????、????×2】

天の邪鬼「ふん、オレ様が何年此処(旧校舎)に居たと思ってる?――明らかな(余所者)と見知ってる連中の(区別)位簡単だ――お前たちからはオレ様が居た土地の雰囲気がしない――其れに別に此処で出会った(余所者)はお前たちが初めてじゃないんでな。そいつらはオレ様を見るなり逃げ出して行ったが」

二人の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)の疑問に、つまらなさ気に答えるオッドアイの黒猫の姿をした妖怪(天の邪鬼)はグッと伸びをする(所作だけ見れば完全にただの猫にしか見えない)

そういう意味では内心彼女(亜理紗)の察しは正解だと言えるだろう――だがこの黒猫は内面を曝け出す事はその性質上嫌う傾向がある(天の邪鬼だけに)

天の邪鬼「それに、一番の理由はこのオレ様自身がとっとと(帰りたい)からさ。もちろん、そういう意味ではお前たちに協力してやる。そうじゃなけりゃ態々呼んだりしないだろ?」

という何とも身も蓋も無い、しかしながら至極真っ当な理由を口にする。

そんなやり取りの中、不意に響く――恐らくは幼い少年の悲鳴。


???「誰か――誰か助けて!誰かぁ!食べられちゃう!」


―声からしてこの校舎の二階からだろうか、同時に走って逃げている様な足音――に混じる形で明らかに人間のソレとは異なるモノの重めのドタドタという駆け音も聞こえてくる。


天の邪鬼「――チッ、またぞろ(霧)から出て来た手合いが襲われてるのか、人数は多ければ多いほど良い。お前たち、行くぞ。」


と、棚から軽やかに飛び降りたオッドアイの黒猫(天の邪鬼)はいかにも猫らしい敏捷性で二階へ続く階段へと駆けて行く。

【少々分けます】

237: 沖田主 [×]
2024-08-19 08:43:04

>>主様、エル主様
(申し訳ありません!!見落としです!
>>231のは一旦無視してもらえると幸いです。)

238: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-20 09:58:24

>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」

霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」

どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。

相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。

亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」

霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」

協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。

2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。

霊華「亜理紗ちゃ__!?」

亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」

自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座に彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。

239: 桜庭長春 [×]
2024-08-20 16:28:15

【図書館/桜庭長春】
>>巴マミ、エル
>>221 >>210

「っ……!!!」

自分に向けて危険を知らせる警告の声、本に手を伸ばしていた長春が後ろを見ると、そこには自然公園で出会った奴らとは違う、マネキンのような姿をした怪物。咄嗟に目をつむり来るであろう衝撃に備えていたが……
呪文めいた言葉が聞こえてきて恐る恐る目を開くと黄色いリボンに拘束された怪物の姿。
あっけにとられていれば間合いに入ってきた人間の手によりバラバラになった

「あ、ありがとうございます!!助かりました。ウサギさんもありがとうって言ってるよ」

先程の衝撃で落ちてきた自分が知っている名前が書かれた小説を拾ったあと、フードを外した金髪の上を持つ少女にポカンとしつつも慌ててお礼を言い自分の抱えているぬいぐるみに目を落とす。

「あ、ぼくは童話作家の桜庭長春だよ。魔法少女……?ってことは、さっきのも魔法なの!?」

(自分の自己紹介をしたあと、魔法少女だと名乗った彼女にキラキラとした目を向けて)

((ややこしくしてしまい申し訳ありません!
訂正版を提出いたします!


240: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-21 05:12:20

【お気を遣わせてしまって申し訳ありません修正御手数を御掛けしました。少々私用で立て込んでしまってますが本日中にお待たせ中の返信を全て返せる段取りがついたのでもう暫しお待ち下さい。お待たせしてすみません。】≫桜庭長春本体様、ALL本体様。


>>229 >>235 シエラ・ジェラミス、オベロン、森林ALL

【森林(廃コテージ)/ゴードン・ヒラツカ、????→ブラックタイガー×1】

ヒラツカ「いや、私が“利用”してた時は幽霊染みたモノが時折見えた位で特に此処(廃コテージ)で何か飼育されていた様な形跡は特に――!!」

様子を伺いながらふと同行者(シエラ)から尋ねられた質問に民俗学者はそう答えるが、不意に発生したアクシデント――件のメルヘンで妖精か何かめいた青年(オベロン)が毒々しい外見をした到底まともでは無いであろう5m近いサイズの巨大蜘蛛(ブラックタイガー)に襲われて応戦しつつも逃げ始めている様子を見て

ヒラツカ「…何だアレ(ブラックタイガー)は、まるで伝説上の土蜘蛛か何かの様だが――いや、そんな事より彼(オベロン)を助けなければ」

――廃コテージの一室に狩猟用のライフルと弾薬を置いておいた事を思い出し、早速取りに行こうとしつつ

ヒラツカ「シエラ君、――正直無茶をさせてしまうかも知れないが、先ほどの話の流れだと(戦う手段)を君は持っているらしいな?出来る範囲で彼(オベロン)を援護して欲しい。」

と一つ、魔導士な少女(シエラ)に要請する。

一方、レイピアを投げ付けられた大蜘蛛(ブラックタイガー)は多少怯みつつも、返す刀で粘着性の高い白色の蜘蛛の糸を吐き出して逃げる彼(オベロン)に振り掛け動きを封じようとする。

ネット状に広範囲に撒き散らす様に放出されたそれ(糸)は蜘蛛のサイズに違わずかなり強固な代物の様だ。



241: ブラックホール&ステカセキング [×]
2024-08-21 13:02:56

>>シャーリーズ・フルウールト、クリーパー、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

ステカセキング「キャル……バ?」

ブラックホール「あぁ……お前も俺たちと似たような状況だったか……。こちらも名乗り遅れた。俺はブラックホール。後ろの機械のやつはステカセキングだ。さっきの爆音はこいつが流したやつで__」

少女__シャーリーズの自己紹介に出てきた、聞きなれない単語に首を傾げるステカセキングをとりあえず一旦スルーし、自分たちのことを話すブラックホール。
だが、言葉の途中で押し黙ってしまった。耳元に、数千もの虫が這うような嫌な音がしたからだ。

ブラックホールたちがハッとして音のする方へ振り向くと共に、シャーリーズが2人を守る形で前に出て、銃口を嫌な音のした方へ向ける。

霧の向こうからこちらに迫ってきた数百の蟲の大群を視認すると、ステカセキングは顔を歪めて悲鳴をあげた。

ステカセキング「ゲェ~!?な、なんだあの気持ちわりぃゴキブリもどきの大群はーっ!?」

幾人の超人を手にかけた音の魔術師といえど、通常の蟲の三倍の大きさの、人面ゴキブリのようなナリの奇怪な見た目……それが数百もいるということに嫌悪感を隠せない様子。

ブラックホール「ちっ……一体何がどうなってんだこの町はっ……!!」

一方、ステカセキングの隣にいたブラックホールは、吐き捨てるように呟けば、先程のシャーリーズの忠告を無視して前に出て、蟲の大群に向かって駆け出した。
そして、肩部分に収納していた赤いマントを広げ、その裾を鎌状の鋭い刃に変化させ、己に迫る蟲にその切っ先を向ける。

ブラックホール「害虫駆除は専門じゃないんだがな……。
__赤き死のマントーッ!!」

そう叫ぶと共に、蟲たちを切り刻もうと言わんばかりに、マントを翻すと同時に鋭い斬撃を放った。

242: 博麗霊華&霧雨亜理紗 [×]
2024-08-21 18:12:49

>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL(/今更ながらとんでもないミスをやらかしていることに気が付いたので修正させていただきます。>238は無かったことにしていただけると助かります…)


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」

霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」

どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。

相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。

亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」

霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」

協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。

2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。

霊華「亜理紗ちゃ__!?」

亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」

自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座にバスケットボールを投げ捨てて彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。

243: モルガン/エル [×]
2024-08-21 19:08:59


【 自然公園 】

>フェロー、ギデル、自然公園all

迷い人が2人いることに気づきはした。とはいえ今は一刻も早く探すべき人物がいて2人の迷い人が目的の人物ではないのと彼ら(フェロー・ギデル)が自分に害を及ぼすものではないとわかっていた為、モルガンとしては特段気に留めることもなく公園を去るつもりだった。しかし大声で話しかけられた…となると応答しない訳にはいかない。異形と勘違いされたり怪しいやつだと勘違いされてされる。そして最悪の場合攻撃されても困る。此方としては余計な魔力を消耗するのは控えたいところ。

モルガン「ええ、いますが…何か私に用でも?」

一歩前に踏み出そうとした足を元に戻しては霧に包まれた2つの人影へと視線を向けて静かに、しかし凛とした様子で応え。

【 図書館 】

>桜庭長春、巴マミ、図書館all

どうしよう、間に合わない。何とかしなければ…と考えを巡らせていると耳触りのいい声と共に突然現れた金髪の少女。何が起きたかわからずにぽかんとしていたがその少女が鮮やかな手さばきであっという間に窮地を救ってみせたということを認識する。

エル「まみしゅごい!!」

まるでヒーローだ。そんなことに思いながら"巴マミ"と告げ自己紹介をした少女に対して憧憬の念を抱きながら尊敬と自分もこんな風に誰かを助けたいといった羨望が入り混じった輝かしい瞳で見つめながらぱちぱちと手を打ち。

そうしていると少年が名を名乗り。心の中で2人の名を復唱し。それから自身も元気よく自己紹介をし。

「えるだよ!」

244: 当麻紗綾 [×]
2024-08-23 12:15:37

(/仕事で少し浮上が遅れてしまいました、すみません!)

>ガイスト、エディ、サング、墓地all

【当麻紗綾/墓地】

当麻「ッ……クッソ、この数どうにか突破出来れば……!」

彼女が呼び出したであろう不思議な女性(古戸)の異能力により、一時的に青年(エディ)の手助けを成功させた当麻だったが、もとより圧倒的に数で不利な上、相手は人ではなく怪物の群れでありそう簡単には状況は好転しない。
それどころか青年(エディ)だけでなく自分にまで屍体(サング)たちの魔の手が伸びる状況に、悪態をつきつつ現状を打開する一手を考え思考を巡らせるも、良い案が思いつかないようで。

「……古戸さん、全力でSPECを……!」

古戸『……無理よ、それは自殺行為……それに、もう能力が維持できる状態では無いでしょう。』

苦肉の策なのか、再び呼び出した主婦風の女性(古戸)の力を今度は最大出力で行使しようとする当麻だったが、その呼び掛けに女性(古戸)はそれは自殺行為であると忠告しつつ、当麻が既に能力の維持ができる状態では無いと諭すように伝える。確かに、その言葉通り女性(古戸)の体は薄く消えかけている。

『大丈夫、助けが来ているわ……当麻さんアナタならきっと……』

当麻「……助け……?」

消えゆく女性(古戸)の言葉に眉をひそめ、当たりを見回した当麻は、確かに自分たちを襲おうと近づく屍に音もなく近付き刃を振るおうとせん人影を見つける。

当麻「剣……? 急にファンタジーだな!……味方とか関係ない、とりま合流!」

思わぬ援軍に喜びつつ、駆け付けた男(ガイスト)の格好に思わず感想を呟いて、再度状況を打開するために周囲の屍体に向かって銃を撃ちつつ、男(ガイスト)と一旦合流する目的でそちらの方に走り出す。

245: スレ主/絶賛募集中 [×]
ID:896f7f474 2024-08-23 12:22:46


>>233 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)、Suicider?×2】

ことも「でも…かりうどさんは―――わかった。」

一刻の猶予も無いこんな状況でも一瞬、彼(狩人)の身を案じる少女(ことも)だったが――それでも考え直して(このひとならだいじょうぶ)という妙に根拠は無いが不思議とそう思える確信が少女(ことも)にはあった。

其れは薄っすらと残っていた“以前”の記憶での彼(狩人)の常人離れした怪物に対する立ち回りを憶えているが故か

そうしてこの場で自分が危険を晒して邪魔をしてはならないという歳に見合わない合理的な判断から、狩人がゆっくり慎重に移動して時間を稼いでくれている間になるだけ音を立てない様に忍び足ながらも小走りという器用な移動方法で、なるだけ離れられる――リビングから客間方面へと移動して如何にも古いが、がっしりとした作りの革張りのソファの後ろに隠れる。

HE■LP■ME

一方、ただただ助けを求めながら脈動する腫瘍めいた姿の異形(Suicider?)二体は、不意に走り出し、遮蔽物へと身を隠して左腕で散弾銃を出して爆発半径内でも被害を最小限に抑えられるカバーポジションを取り、そのまま一度発砲する狩人の方に緩慢に向き直り…

散弾がまとめて先頭の一体の膨張した腫瘍めいた体躯に直撃すると同時に、血煙と肉片・骨欠片混じりの爆発がもう一体を巻き込んで誘爆させる形で二度巻き起こる。――内容物も含めてまるで死んだ鯨の死体が腐敗して起きるガス爆発宜しく、額縁の絵画や机、幾つかの棚の中身の陶器類、天井の高価そうな電飾を破壊したり破損したりで間近だと間違いなく致命的だと確信出来るような破壊力を示した。

――爆風が吹き抜けた影響でか、破損した天井の一部から掛け下ろし式の梯子がガラガラと降りて来る…どうやら上階方面へ上がる梯子の様だ。

ことも「――だいじょうぶ?……はしご、たぶんやねうらかな。」

爆風と破片で嵐の通り過ぎた後の様な惨状のリビングにひょこりと戻った赤リボンの少女(ことも)は彼(狩人)にそう声を掛けつつ降りて来た梯子を見てぼそりと呟く。


>>224 >>228 >>234 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、桜セイバー&ミルコ、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季(直死の魔眼)、????、????×複数】

再び立ち込める霧の中でも、押し合い圧し合いで、獲物を貫こうと向かって来る(不可視の触手)群を進む度に斬り落として援護してくれる黒コートのボサ髪な彼(岡田以蔵)、しかし全てを凌ぎ切れている訳でも無い為時間を掛ければ掛けるほど此方が不利になってゆくだろう。

一方で現状大部分の(触手)を接近する度に片っ端から(迎撃)する形で叩き落とし続ける黒スーツ(斉藤一)の“業”――しかしやはり此方も放ち続けられるリミットが刻一刻と迫りつつある様だ。

どの道時間を掛け過ぎれば損害は間逃れない。

一度周囲の(触手)を一時的に彼(斉藤一)の“業※宝具”で一掃すれば(大元)へと示現流特有の構えで吶喊して重く力強い一撃を振り下ろす彼(岡田以蔵)、ゴムの塊でも斬り付けた様な奇妙な手応えを感じるだろうが…

■■■■■!!

何か激しく嗤う様な――確実な“ナニカ”の悲鳴。

女殺し屋(始季)もまた出し惜しみは不要かと彼(岡田以蔵)の一撃に続いて、ライフルをスリングで背負ってベストのナイフシースから一振りの何の変哲も無いコンバットナイフを抜いて、逆手に構えて押し手で(突き)に向かう。

隻眼で瞑られていたもう片目が開いて垣間見せるは青白く毒々しく、それでいて引き込まれそうな瞳の光。

片目だけであるが、否そうであったとしても

抉り出したくなる衝動に襲われる――忌々しい代物

天文学的な不運(幸運とも言える)と捩れ狂った経緯で望まずに(手に入れて)しまった“直死の魔眼”

腹立たしいが役立つ事もある。

こういう常軌を逸したナニカを相手取る時などは特に――

集中し“ソレ”の(死)を深く(視る)

不可視の明らかに(地球)の存在では無いであろう“化け物”――その悍ましい姿を――その奥のソレが持つであろう『死』を――(線)では無くその(点)を

常人に比べれば運動性や瞬発力は高いが英霊(サーヴァント)ほど無茶が出来る身でも無い女殺し屋(始季)は最小限の動きで――斬撃と触手が乱舞し血飛沫飛び交う中を駆けて、彼(岡田以蔵)の一撃に一拍遅れで畳み掛ける形で、その複合鋼の刃を体重を掛けて(点)に突き立てた。

■■■

途端に地を揺るがす様な狂気染みた絶叫が路地裏に木霊し―襲い掛かっていた不可視の(触手)の気配がパッタリと無くなる。

一方

――――

――



濃霧の中、剣士のサーヴァント(桜セイバー)とその相方のソフトモヒカンな魔術師の彼(ミルコ)の中へ助けを求めながら駆けて来た少年(????)

自然二人の内、近く居た彼女(桜セイバー)の背に隠れる様に怯えた様子で引っ込んだ。
少年の容姿的には10歳にも満たない歳の黒髪の中東~西アジア系の風貌で、服装は病院などの医療施設で有りがちな水色の患者用ガウン姿――所々本人のモノでは無いらしい血痕で赤黒く染まっている。――ガウンの胸元のポケットには(アイマン)という名前らしき刺繍が入れてある。

????「御姉ちゃん御兄ちゃん助けて!“お化け”も“怖い人”ももうイヤだ!家に帰りたいよ!」

―青年(沖田)側からは二人(桜セイバー&ミルコ)の姿は視認出来ているが対照的に(霧)の奇妙な性質からか二人からはまだハッキリと認識出来ていない。

“気配察知”から伺える(脅威)の数は更に二つ、三つほど増えて――

頭上から、両側面から、足元から、少し離れた位置から――

てんでバラバラ、且つ気味が悪い程朗らかな様々な声で

~誰かいませんかぁ~

~宅配です~

~不法侵入だぞ~

~美味しいストロベリーアイスは如何ですか?~

―という場にそぐわない(声)がこの場の三人(沖田、桜セイバー、マルコ)の耳に聴こえてくる。
そうして、ソフトモヒカンな魔術師(マルコ)の背後から飛び掛って来る、剣士な彼(沖田)の頭上から音も無く降ってくる、そしてサーヴァント(桜セイバー)と彼女の背に隠れた少年(????)に両側面から飛び掛る―――全身が半透明の赤い外皮に覆われた得体の知れない2mの四足歩行の赤黒いトカゲめいた複数の化け物(SCP-939)

声による撹乱、霧による視界不良――そしてこの場の四名に対する同時襲撃が発生する。



246: 斎藤・岡田 [×]
2024-08-23 16:16:39

> 梓家始季、路地裏All

斎藤「やったか…っ!?うるっ、せ…!」
岡田「…なんじゃあ…!?」

(一撃を叩き込んだ瞬間、響き渡る激しく嗤うような悲鳴。斎藤はそれを顔を顰めながら聞き、岡田は悲鳴なぞ二の次、この触手の大元の手応えに嫌悪感を溢れさせる。サーヴァントとなって様々なものを斬ってはきたが、ゴムの様な生き物など斬ったことがないのである。女性(始季)が岡田に続いてコンバットナイフを突き立てれば酷い絶叫が聞こえ、直後ぱったりと殺意が消えたのに安心した様子で、斎藤と岡田と二人でその場に座り込んで)

斎藤「……あ゛~、終わったぁ~……もーむり、はじめちゃん限界。魔力消費激しすぎて力入んねーわ」
岡田「ようやっと死におったぁ…ったく、なんちゅう街ぜよ…」
斎藤「ふぅ……嬢ちゃん、お疲れ様。一旦一息つけそうってことだし、自己紹介を。僕は新撰組、二番隊隊長の斎藤一。んでこっちの下手人がー」
岡田「下手人言うなやぁ!…わしゃあ土佐の岡田以蔵じゃ。人斬り以蔵、のほうが通りがええかもしれんが…それよりもおまん、名前は。」

(魔力が普段よりも消費されるためか、マスターがいない弊害か。戦闘一つ終わらせるだけでも激しい疲労に襲われるようで、二人とも息を切らせている。と、斎藤が女性(始季)の方を見やり、にへらと笑いながら名乗ると岡田を下手人と呼び、岡田がそれに対して怒った様子で叫ぶ。すぐに気を取り直して岡田が名乗ると、女性(始季)の方をじっと見ながら名を聞いて)

247: 狩人 [×]
2024-08-24 15:36:19

>245 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

引き金を引き、散弾の発砲音を響かせたその直後──爆発による二連の轟音が耳を劈き、風圧が左腕を撫ぜた。どうやら目論見通りしっかりと爆発してくれたようだ。様子を確認する為に棚から身を出せば、以前の廃墟なりには秩序があった前の部屋とは程遠い、全てが荒れ放題な無秩序極まる光景が広がっていた。あちこちに陶器やら木片やら何やらの破片が散らばっている。狩人が隠れていた棚も前面は大きく破損し、天井に至っては一部分が崩落しており、そこから何かが垂れてしまっている。よく見るとそれは梯子らしく、図らずも新たに確認すべき場所が増えた事になる。この部屋はすっかり酷い有様になってしまったが、天井の一部を崩落させた以外には内壁に問題は無く、この分だと別の部屋にもたらした影響は精々爆発音程度。即ち少女(ことも)に被害は無かったと考えていいだろう。

足や散弾銃で床に散らばった破片を部屋の隅に追いやりつつ、考えるのは少女(ことも)の事だった。自分でも突然の指示だったと思うが、少女(ことも)はその意図を汲んで即座にその場から逃げてくれた。こうした事態に直面しても取り乱さないばかりか、むしろ冷静に物事を判断できるあたり、実に聡明だ。それは果たして少女(ことも)が生来より持つ素質なのか、はたまた何らかの──それこそ左目にずっと眼帯をせざるを得ないような──経験を積み重ねたが故なのか、あるいは両方なのか。年相応な部分と不相応な部分が同居している、実に不思議な少女である。落ち着ける時間があるのなら、互いの身の上話をするのもいいかも知れない。そんな事を考えていると、少女(ことも)が戻ってきた。

「こちらは大丈夫だ、部屋以外は。先行して上階を確認して来る。破片がまだ落ちているから足元には気を付けろ」

少女(ことも)の指摘した通り、梯子の先にあるのはおそらく屋根裏部屋か。今の所気配や物音といったものは感じないが、しかし獣が潜んでいないとも限らない。獣に対抗できる自分が先に様子を見るべきだと考えた狩人は、登る前に散弾銃を背負うようにしてベルトに吊るし、少女(ことも)に足元に注意するように声をかけた。登りやすいように左手は空けておいたものの、いつでも攻撃出来るように右手にノコギリ鉈を握り締めたまま梯子を登っていく。果たして上階には何が潜んでいるのか。

248: ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー [×]
2024-08-25 00:35:33


【路地裏 ミルコ/桜セイバー】


>沖田総悟、路地裏ALL


ミルコ「っと…待てサムライガール。どうやら話が出来そうだぜ?ヘイ、こんな霧深きロンドンの街みてぇな場所で子供を誑かしてたマフィアはアンタか?うん?巻き込まれた…?」

(逃げてきた子供、そして追ってきたであろう沖田総悟の姿を認めて。状況的に先走りそうな彼女を手で制すれば前に出て、皮肉交じりに言葉を交わそうとするも相手が発した「巻き込まれた」という単語が耳に引っかかったのか…訝しそうな顔をして帯刀した黒服の青年…沖田総悟を見て)


桜セイバー「こんな場所で子供を連れ込んで一体何を…返答によっては斬り捨てなければなりませんね」


ミルコ「まぁ落ち着け落ち着け!どうやらなんかワケありみたいだからな…」


(状況を見るに帯刀した和服の女剣士は沖田総悟を見ながら悪人だと思い込んでいるのか、静かに殺気を含んだ視線を送って。それを制しながらさらに1歩前に出れば、相手の返答を待っており)


桜セイバー「…ッッッ!!!マスター!!!!後ろで…くっ!少し私に捕まっていてくださいね!!!」

(自身も一歩踏み出そうとしたその時…奇怪な声と共に降り注ぎ、襲い掛かってきた新たな敵性存在を察知すると声を上げ、咄嗟に病院服姿の少年を庇う様にしながら刀を抜き、両側面から飛びかかってきた謎の存在に向かって低い姿勢から足を狙って切り払う様に刃を走らせて)


ミルコ「っ!アンブッシュかよ!!…チッ、悪いな帯刀マフィア、話は後だぜ!」


(桜セイバーの声に瞬時に反応し、魔術師らしからぬ軍隊格闘術…当身の要領で飛びかかってきた謎の4足歩行体を投げ飛ばそうとして)



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