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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/248


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ID:896f7f474 2024-08-14 19:28:21


>>212 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(保健室)→校内1F/????→カーヤ(天の邪鬼)】

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

歩く度に軋む床の音と、廊下に面した水飲み場の水道…蛇口から滴る水滴の音が時折消え掛けて点滅を繰り返す蛍光灯で薄暗く照らされた廊下でイヤに大きく響く、同じ階のくだんの(猫の鳴き声)の正体を確かめるべく何だかんだで息ピッタリな二人の異邦の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)は微笑ましいやり取りをしながら、その(泣き声)のした方向へ歩いていく。

がしゃんっ

大きな物音――その方向を見れば廊下側の教室の机の上に放置されていた金属バケツが何かの拍子で転がったらしい。

――たーん、たん、たーん

今度は階段の方からバスケットボールが独りでに跳ねながら落ちてくる。



――

ポルターガイストめいた怪現象が立て続けに起きるが少なくとも今の処は(驚かす)だけで直接的な危害を加えるような怪異は起きていない。

―そして廊下を進んだ先の曲がり角

丁度、靴箱が並んでいる玄関付近の棚の上に――(そいつ)は居た。

真っ黒な魔女の使い魔みたいな夜の様な黒の毛並みと――校内の薄暗闇の中で怪しく炯々と輝く水色と黄色のオッドアイをした黒猫。

???「――おい、そこの小娘共!、お前たち、オレ様の鳴き声を聞いて来たのか?」

そんな黒猫が棚の上で寛いだ姿勢のまま暫く顔を洗っていたかと思うと、突然外見に似つかわしくない濁声(CV:中尾隆聖)で二人に唐突に話し掛けてきた。



>>215 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL

【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)】

シャーリーズ「ぃいい!?」

―(使い魔)を経由して魔力運用を行っている(ウィッチ)にとって、(魔法力)の使用による(使い魔)の器官の具現化(即ちこの場合はチーターの耳と尻尾)、取り分け聴力が人間の比ではない生き物の場合、些細な物音の類でも(加減は出来るとは言え)拾えてしまうだけの凄まじい聴力を発揮できるのだが―(人の探索)でセンサー以外のそういうモノもフルで活用していた准尉の場合、彼(ステカセキング)の出力を加減した“爆音”でも耳鳴りを覚えてしまう程の迫力で届いていた。

一瞬遠のき掛けた意識を慌てて引き戻し、今の爆音が(無線)の怪奇音や訳の分からない混線したラジオの類では無いことを確認すると――少なからず目を輝かせて

シャーリーズ「もしかして…“人”がいるの!?」

と微かながら希望を抱いて、陸戦ストライカーを急旋回して通り過ぎた住宅の一角に急行する。

霧を掻き分け、灰を盛大に吹き上げながらやって来たネコ科の肉食動物の耳と尻尾を生やした兵隊みたいな格好と装備に両脚から腰に掛けてゴツい機械(陸戦ストライカーユニット)を着装した一人の少女(シャーリーズ)は見えて来た二人分の人影に手を振りながらストライカーにブレーキを掛けつつ声を掛けるが…

シャーリーズ「あのー!さっきの凄い音は貴方がたですk……!?え…えっとあの―――」

霧の中から近付いて漸くその二名(ブラックホール&ステカセキング)の容姿を見た途端、歴戦の陸戦ウィッチである筈の少女は驚愕して目を白黒させ始め困惑する…それは見た目から来る恐怖感と言うより色々と(想定外過ぎた)というのが一番大きいだろう。


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