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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1126:
リリー・フリント / 蘭玲 [×]
2024-06-24 08:00:50
>ユギン ( >1124 )
ふふ、お褒めの言葉ありがとう。ええ、勿論!貴方ともお話しさせてもらえる機会が来るのを楽しみにしているわ。
あら!私とした事が読み違えていたのね…恥ずかしい。お言葉に甘えて訂正はせずに残させてもらうけれど、もし今後もまた妙ちきりんな事をしている時があったら遠慮せずにお伝えしてちょうだい?私も気を付けはするんだけれど、空目をしちゃう可能性もあるかも知れないから…。
謝らせてもらいたかったから出てきちゃったけれど、こちらはお返事無くて構わないからね。
****
>ウーミン
( 女の子の、それも幼く聞こえる声に警戒心は解け掛け代わりに頭に浮かぶのは恐らく名前と思わしき名称への違和感「 无名? 」 やけに発音のいいそれは母国で聞き馴染みがある故のこと。母国では名無しもしくは謂れのないなどの意味を持つ名に考え込んでいれば突如として開け放たれる扉。声からの予想に違わずその先に立つのは少女のようで、その様子を見るに敵対心や害意は無くただただ善意での行動なのだろう。足のあるカーペットのおかげが、ヒールの音は然程響かす事は無く彼女の前へと足を運んでは目前でしゃがみ込み。床に落ちているのは彼女の背に生えているように見える羽だろうか。中でも綺麗なものを一枚拾い上げ 『 これは貴女の? 』 母国の響きを冠しながらも恐らく同郷では無いように見える彼女の姿に、言葉が伝わるようにと選んだのは英語。使い慣れない言語故に多少のぶっきらぼうさが言葉尻に生まれてしまうだろうが伝わらない可能性があるよりかはマシであろうと。『 私の自己紹介がまだだったね。私は蘭玲。…それで、ここは何処なのかな 』 思い出したような自己紹介は身分までを明かす必要は無いだろうと名前だけに留め、“ あたらしい女の子 ” そんな風に告げた彼女は少なからずこの場が何処なのかを知っているのだろう。なるべく高圧的で怖い、そんな印象を与えずに済むように口元は弧を描き柔らかな笑みを浮かべて見せて )
1127:
ラザロ [×]
2024-06-24 18:44:52
>レオ(>>1125)
(ドラゴンの所在は屋根ある部屋ではなく月明かりの下の庭園だった。しかし噴水や花壇の類ではなく庭園の片隅にて土に塗れながら大工仕事に勤しむのは、どちらかと言うと魔法よりも力仕事が得手ゆえに。ぽたり、顎を伝う汗を乱雑にぐいと拭った直後、ポテっと肩に飛び乗ってきたのは自身が可愛がる蜥蜴の使い魔で「 おう、どうした 」首を捻って小さな生き物を見遣ればその報告にカッと目を瞠って「 レオ…! 」無意識にそう呟けば弾かれたように屋敷の中へと駆け出して。使い魔が少々大袈裟に緊急事態として伝えたのだろうか、土や汗で汚れた全身を水浴びで洗い流すことも二の次に階段を駆け上がって角を曲がる、そうすれば廊下の数十m先に自身を呼んだ獲物が居る筈――しかしまたしても眉間に皺を寄せながら瞠目したのは紛れもなく彼の部屋から顔を出しているのは見たこともない幼子だったからで。得体の知れない相手が自分の獲物に危害を及ぼしたのではと想像しながら険しい表情でずかずかと歩み寄り「 オイ坊主ッ、そこはレオの部屋だ!勝手に入ンじゃねぇ…、……? 」まさに近所の悪戯小僧を叱り飛ばす少々ガラの悪いおじさんのような怒鳴り声を上げるも、声の勢いが萎んでゆくのは件の坊主から間違いようもなく濃ゆい貴方の匂いが香り立つから。「 レオ、テメェ何があった…? 」その口振りからドラゴンは姿形が変わっても相手が貴方だと気付いている。しかし尋常ではない事態に心底心配するような声を出しながら目線を合わせるように片膝を床へついて、ずいぶんと小さくなってしまった華奢な双肩に手を置いて怪訝な表情で顔を覗き込んで)
1128:
ウーミン [×]
2024-06-24 19:02:37
>蘭玲(>>1126)
うんっ!、そぉだよう。あのね、うーね、ここに来てからいっぱいいっぱい抜けちゃうの。もどしてももどしても戻らないの
(自分の一部だったものを相手の手に取ってもらえて嬉しいのか、満面の笑みで頷きながら見て見て!とばかりにボロボロの翼をぶわりと大きく広げてみせる。大人の一人や二人、優にすっぽりと包み隠せてしまいそうな翼は蓋し崩壊しかかっているような危うさで、羽撃いたわけでもないのにまたはらはらと羽根が舞う。視界にちらちら映るそれに今度はしゅぅんと悲しそうに表情を曇らせ、その場に膝を抱えるようにしゃがみ込んでは床に落ちた羽根を両手でかき集め、小さな手のひらでくしゃりと掴んだそれを自らの左翼に埋め込むように強引にぐりぐりと押し付け、しかし当然くっつくわけもなく呆気なく散りゆくそれに憂いの溜息を吐いて「 どおしたらいーかなあ 」出会ったばかりの相手に助言を求めるのは幼すぎる精神年齢ゆえか、それとも穏やかに語り掛けてくれる優しさに早くも懐きつつあるのか。「 らんれい!らんれい、蘭玲、あなたの言葉ってなんだかとくべつ! 」名を明かしてもらえればまたしても現金ににぱっと破顔して、舌足らずな音でそれを反芻。このお屋敷ではあまり聞き覚えのない訛ったような発音を子供ながらに特別と表現しながら、屈めていた膝を伸ばしてすくっと立ち上がって彼女を見つめ「 ここはねえ、くろばらのおやしき!うーとかねえ、ヴィンスとかねえ、ラザロとかねえ、いっぱいいろんな怪物がいるんだよ!でね、でね、蘭玲はうーたちのゴハンなの! 」明るい無邪気なトーンとはあまりに不似合いな屋敷の紹介はいくら荒唐無稽でも全て事実。貴方に分かる筈もない固有名を指折り楽しそうに挙げながら、いつかの夜に空腹になった自分の糧になってくれるかもしれない相手の首に――もしもう立ち上がっているのなら腰辺りに腕を回してむぎゅっと抱きつき「 ありがとお、蘭玲っ 」少々気の早いお礼は貴方の命へ。無邪気ゆえに残酷なストレートさが貴方を置いてけぼりにしてしまわないかとか、そんな所まで一切頭は回らず)
1129:
執事長 [×]
2024-06-24 19:05:21
>ご新規様・常連様・お試しの方問わずお相手募集中です[ 今夜の案内役:マリーシュカ ]
>無登録の単発交流での暇つぶしや、行き場所の無くなったお子様のご供養も大歓迎です!
>ルート選択にお悩みの方へ(>>950)
▼ 提供一覧 ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters】
▼ PF作成はこちら ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome】
▼ 世界観・ルール ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world】
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◆ルシアン(>>19)
◆ザカリー・アーバーン(>>93)
◆レオ(>>147)
◆ニール・グレイ(>>244)
◆シャラメ(>>395)
◇ミネルヴァ(>>489)
◇プリケル(>>559)
◆リーパー(>>576)
◆グレン(>>644)
◇リリー・フリント(>>1041)
▼ 現在のブックマーク(最長1ヶ月間保持) ▼
●レオ × ラザロ ⇒ 【 >>1127 】 ※イベント「九尾の神通力」発生中
●蘭玲 × ウーミン ⇒ 【 >>1128 】
▼ 日常イベント ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/events】
▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼
1130:
執事長 [×]
2024-06-24 19:42:29
>只今より、不定期ゲリライベントを開催いたします。詳しくは下記をご参照くださいませ!
【 ゲリライベント ― 明晰夢の廻廊 ― 】
ある夜、お屋敷の支配者たる黒薔薇は口々に囁いた。
“ 味気ないわ ” “ 飽き飽きだわ ”
“ 食べて食べられるだけ ” “ お決まりの幕引きだわ ”
“ 見たいわ ” “ 見たいの ” “ 愉快に踊る命を ”
――あなたがお屋敷での暮らしに慣れた頃。いきなり黒薔薇の茨に呑まれ、目を覚ませば殺風景な真っ白の部屋に閉じ込められていた。
しかし独りではなかった。優位者である筈の怪物も黒薔薇の暴力に攫われたらしい。
密室に二人きり、上下左右に出口なし。
瞬きの刹那、先ほどまで何もなかった空間に一通の黒い手紙。その内容は――――
>対象者:
∟全ての参加者様(ご新規様・常連様不問、相性次第で無登録の方や試運転のお子様も大歓迎)
>概要:
∟いわゆる「●●しないと出られない部屋」からの脱出を指名した提供と共に目指すイベントです。●●の部分はエントリー受付時にランダムに3種類生成されますので、その中からやってみたいシチュエーションを選んでいただきます。制限時間(リアル時間とは別軸)も不規則に設定され、時間内に脱出できなければ共倒れです。無論これは黒薔薇の用意した特別な明晰夢、現実とは切り離された交流であるためイベント中に起きた事象やお互いの記憶は本編には引き継がれません。脱出の成功・失敗に関わらず、イベント達成後は普段通りの交流にお戻りになれます。イベント期間中であれば何度でもエントリー可能です。
>参考:
∟耽美で猟奇的な雰囲気を大切にしている本編ではあまり味わえないギャグテイストを、本イベント中では積極的に取り入れるかもしれません。勿論キャラ崩壊させるつもりはありませんが、普段怪物たちの見せない一面を垣間見る機会とご認識ください。また制限時間が設けられている以上本編と比べてテンポよい進行を心掛けますので、多少文量が控えめになる可能性があります。
>エントリー方法:
∟キャラクターのプロフィール(常連様はアンカーでOK)と以下シートを併せてご提出ください。
【 イベント用シート 】
指名:(1名のみ)
提供との親密度:◇◇◇(以下3段階から選択)
※親密度の目安
◆◇◇…顔見知り
◆◆◇…親しい友人
◆◆◆…両想いor両片想い
>提供:【 https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters 】
∟近日中に実装予定の住人を含め、全ての怪物を指名可能です
∟相性によっては別の提供をご提案させていただく場合がございます
>1000レス到達したら開催しようしようと思っていたものの準備が間に合わず、中途半端な時期になってしまいました
>ゲリライベントの実施継続期間は7月末頃までを予定しております
>イベント期間中でも通常交流をお楽しみいただけますので(ご希望があれば同時進行も可)、そちらをご希望の方はその旨お伝えくださいませ
>イベントについてのご質問・ご相談は大歓迎ですので、いつでもどなたでもお気軽にどうぞ!
1131:
レオ [×]
2024-06-24 20:34:09
>ラザロ(>1127)
(幾度見回しても姿を確かめられず、悄気て唇を引きながらも往生際悪くもう一度覗き込んだ矢先に、怒鳴り声が響く。その震えにびりっと首元が痺れてその場に硬直したが、目の前へと近寄った見知った顔――己が呼んだドラゴンと視線が噛み合った一瞬きの後、止めていた息を吐き出して、置かれる掌の重み任せに竦めた肩を下ろす。「……良かった、」彼が来てくれた事にも、自分を“レオ”と認識した事にも安堵を零した次に、状況の説明の為に呼吸を取って、「実は昨日、少々暇を持て余してギンハ……様を話し相手として私の部屋に呼んだのだが、その時にだな…」事の発端、余剰が過ぎる時間の使い道から、指摘された敬称も連れて言葉を綴っていく。妙な模様と閃光に包まれた事、その後気付けばこの姿だった事、この服の提供の事、そして、「…それで、これは自分を呼び出した駄賃とも、互いの退屈凌ぎとも言っていたか。確かに、彼は満足したようだったが…」最後にその行動の由まで結んだ後に、説明に明朗と懸命だった表情が曇り始める。「……私は困ってしまってな。この姿だと、耳や目に入るもの全てが気になって、どうも落ち着けない。」それまでよりも言葉がもたついて、瞳も泳ぎ迷う素振りを見せるのは、幼少時代の身の感受性をはっきり形に出来る程知覚出来ていないから。「……でも。君の傍に居れば、“これ”でも安心出来るかと思ってな。考え無しに呼び出してしまった。」それから苦味を含みながらも柔らかく、信頼を花弁に咲き誇る笑顔でそう紡ぎながら、何処か気恥ずかしげに自らの首元を掌で擦る。「それで……ラザロさえ良ければ、元に戻れるまで君を頼らせてほしいのだが、」また姿勢はしゃんと伸び、幼いなりに引き締めた顔で真っ直ぐ眼前の彼を見詰めて、「…構わない、だろうか?」正々堂々真っ向から、今この屋敷で最も信を置く彼を命綱と頼る許可を求めた。)
1132:
蘭玲 [×]
2024-06-24 20:35:33
>ウーミン ( >1128 )
『 ……そう、こんなに綺麗なのに勿体無い 』
( 広げられた両翼は少女の体のわりに大きく、けれどもほんの少し動かしただけでもハラハラと落ちる羽根のせいか頼りなさ気にも映る。ゆるり眉尻を下げて、もう一枚床へと落ちた羽根を手に取って。悲し気に見える彼女の表情を明るくさせてあげたい、そんな気持ちはあるものの抜け落ちたものをくっつける術など持ち合わせていない 『 そうね…私も分からないから、一緒に方法を探そうか 』 困ったような表情はそのままに、それでも少しでも役に立ちたいと。一先ずは抜け落ちた羽根がどこかに飛んでいってしまわないように拾える範囲のものを片手に拾い上げて。己の名を何度も呼ばれるのはくすぐったいもの。それに加えて特別とまで言われてしまえば緩む口元を隠す事などできるはずも無く『 聞き馴染みは少ないかも知れないね 』 彼女の様子を見るにきっとこの場に同郷の人間はいないのだろう。意思疎通を図ることのできるだけの言語能力はあるものの、やはりもう少し発音にも力を入れておくべきだったかなんて後悔は後の祭り。彼女が立ち上がる事により少し見上げる形を取りながらも視線を逸らすことはせずに。聞いたことも無い固有名詞はきっと誰かの名前なのだろう、それにしても怪物やゴハン、やや物騒にも感じる言葉は己の聞き間違いでは無いだろうか。そんな気さえしてくる程に無邪気な声色にぱちくりと瞳を瞬かせて 『 ちょっと待って、理解が追いつかない 』 頭を回転させている最中、首元に回った腕や密着する体がやけに冷たく感じ、しっかりと感覚の残るこれは現実なのだと突きつけられたようなそんな気さえしてくる。彼女の言葉を理解してしまえば、捕食者と非捕食者その関係を認めてしまうことになる。けれども少なからずあの男の元から離れられるのならば 「 ……この方が良い、か 」 ぽつり溢した独り言は母国語で。少しの衝撃でも崩れ落ちそうな彼女の翼には触れないよう、背中へと腕を回しそっと抱き締めて )
****
引っ込んだところで直ぐに出てきてしまってごめんなさい。とても楽しそうなイベントが見えたものだからつい……。
期間内に周回が出来そうなだけの時間があれば全員の、と言いたいところだけど時間は有限だしきっと全員分回るだけは取れないと思うから……そうね、こちらで面白そうな反応ができるのは舞台役者の彼か、ピアニストの彼女。私と殺人鬼の彼はきっと指示に素直に従う事が少ないと思う、なんて情報を渡して選んでもらう事は可能だったりする?指名も出しておくなら、私はヴィンス、ピアニストの彼女はレンブラント、殺人鬼の彼はマリーシュカ、舞台俳優の彼はハイネ辺りだと考えてるけれど、相性諸々もあったら合わせて教えてくれたら嬉しいかな。
後はそう、一先ず始めてしまった私の一夜が終わるまでは可能なら同時並行でって考えているのだけれど、どちらもしっかりと文章をってなったら随分と大変だと思うから両方とも文章は短めになっても問題無いよ、とだけ。あとに控えてる殺人鬼の彼のお話を同時に紡ぐかどうかはその時に話せたら良いかな。
1133:
ラザロ [×]
2024-06-24 23:10:44
>レオ(>>1131)
ギンハァ?……あー…、成程な
(なんでまたあんな気難しい奴を、名を聴いた瞬間反射的に浮かんだ疑問は続けられる説明に耳を傾けるために一度飲み込んで。幼い少年少女をこよなく愛する九尾の癖は住人たちにとっても周知の事実、それに自分と違って大変魔法や妖術の類に長けた相手の事だから戯れに人間の姿を変えたと言われてもナルホドの一言で納得できる。「 まァた災難に巻き込まれたな。アイツ、どんくらいで元の姿に戻れるって? 」どんな巨躯でも無限に血を流せるわけではないのと同じで、どんなに魔力に優れていても無限に続く魔法などありはしない筈。純粋に気になった点を問い掛け、真っ直ぐにぶつかりあう視線はいくら幼くとも凛とした芯のある貴方の眼差しをしっかりと自身に想起させて「 ッたく、世話の焼けるヤツだなテメェは。ガキん姿になったからって俺ァギンハみてぇに甘やかさねえぜ 」男臭い性分たるドラゴンにとって、彼の強さを信じ頼られるのは嬉しい事。不器用なため口では文句を垂れるが、変な条件を付けたり安易に拒否したりしないところにある意味実直な心境が滲み出て。しゃがみ込んでいた体勢から直立に戻りながら「 頼るッたって、どうすりゃいいんだ。四六時中レオの子守をして欲しいってか? 」ふと思い至ったのは子供の世話をした経験に乏しいがための見通しの悪さ。何をしてやればいいのか検討もつかず、十二分に筋肉の付いた逞しい腕を組みながら困ったように片方の眉を吊り上げ見下ろして)
1134:
ウーミン [×]
2024-06-24 23:12:55
>蘭玲(>>1132)
!、うーの羽根きれい?じゃあ、それぜーんぶ蘭玲にあげるっ!
(抜け落ちた羽根を取り戻す術を見つけられずしょぼくれていた少女はどこへやら、綺麗、その一単語だけで曇天を晴天に変える優しい突風に吹かれたように嬉しそうな笑顔に。主の元から離れても割と芯のしっかりと残る羽根たちは形の良いものだけ選りすぐれば羽根扇に出来そうなボリュームで「 んぅ?どこがわかんなかったあ? 」理解が追いつかない事と理解が出来ない事は別物だが、判別を付ける能はなくお姉さんぶって小さい子に問い掛けるような調子で無邪気にそう返し、抱擁を返されれば“あったかぁい”と緩みきった声で幸せを表現して。この方が良い、その言葉には彼女にしがみつくように少女の細腕に見合わない獰猛な力をぎゅっと込めてこくこくと何度も頷き「 わかんないのはもやもやーってしてわーってなるから、うーすきじゃない。から、蘭玲のわかんないはうーが消してあげるよ!だからね、うーとお屋敷にいよお 」話し方も触れ方も優しい彼女にすっかり無垢な堕天使は懐いてしまった様子、屋敷のことはなんでも教えると言いながら生活のことや使い魔のこと、部屋から一人で出歩かない方がいいこと、そういった注意事項を頭の中で順序立てて説明する事ができないのは未熟な精神発達ゆえか)
***
早速イベントに触れてくれてありがとお!案内役は吸血鬼のおねーさんだけど、今回はこのままうーが答えるねえ。
お部屋のコンセプトも制限時間もランダム生成だからね、所要時間については今はなんともいえないんだけど、本編に比べてけっこうさくさくなペースを想定してるんだって!だからね、舞台役者さんとピアニストさんだけじゃなくて、優しいおねえちゃんとも、殺人鬼のおにいちゃんとも遊べたらうれしいなーって思ってるんだあ!
んっとね、選ぶっていうのはなんのことだろー?むずかしくってごめんね、イベントのエントリーが済んでからお部屋のコンセプトを3つランダム抽出するから、むしろそのなかから選んでもらうのはおねえちゃんたちなんだあ。だからね、まずは誰からイベントに参加してくれるか決めてもらって、そしたら>1130のイベントシートに希望条件を記入して教えてほしいんだあ。そしたら黒薔薇がどんなお部屋が準備されたか教えてくれるんだよー!
同時進行希望、おっけーだよ!いっつもうーたちのこといっぱい考えてくれてありがとお、殺人鬼のおにいちゃんのことはまたその時に話そうねえ。イベントについて、むむー?ってところがあったらなんでも聞ーてね!
1135:
蘭玲 [×]
2024-06-25 07:36:18
>ウーミン( >1134 )
『 でも、貴女の……うーの大切なものでしょう? 』
( 名前を呼ぶのに一瞬の間が生まれたのは同じ響きを持つ言葉を知っているため。名無し、そう呼ぶ事を躊躇いけれども名前を知って尚貴女だなんて距離を感じる呼び方を彼女に向ける事は避けたい。その思いから彼女の一人称を借りてみて、嫌がられないようであればその呼び名で定着をさせようと。抜け落ちた羽根は今手元にあるものに限っても形のいいものが多く、果たして自分がもらってもいいものかと何度かそれらと彼女の間に視線を往復させて。わからない事があったのだと、そう彼女には伝わったのだろう。緩く首を左右に振り 『 大丈夫、うーの言いたい事ちゃんと伝わってる 』 しっかりと言葉に残して緩い笑みを浮かべようか。回す腕の何処にそんな力があるのか、きゅううと籠る力はきっと慣れている人間でなければ少しの苦しさを覚えそうな程。『 それじゃあこの屋敷でやめておいた方がいい事教えてくれる? 』 知っておくべき事の急務は禁止事項やその類かと判断。このままの体勢で話すのも構わないがずっと彼女を立たせたままなのも忍びない。ゆるりと回していた腕に力を込めて 『 ごめん、ちょっと移動するよ 』 一応の断りを入れてから、抵抗されないのであればそのまま彼女の体を抱き上げて一緒にソファへと移動しようと。それが叶ったのなら自身がソファへと座り、彼女は己の膝の上へと横向きに座らせるようにして話の続きをするつもりで )
****
なるほどね、答えてくれてありがとう。
一先ずは様子見も兼ねて順応しやすそうな舞台役者の彼でお相手願おうかなって思ってシート記入させてもらったのも添えてみたんだけれど、こんな感じで大丈夫そう?
他にも必要事項があれば教えてくれると嬉しいかな。
【 イベント用シート 】
グレンPF ( >644 )
指名:ハイネ
親密度:◆◆◆ ( 両片思い想定 )
1136:
匿名さん [×]
2024-06-25 14:18:20
指名:ハイネさんかクォーヴさん。または管理人様の判断で相性の良さそうな相手がいれば、その方を希望。
希望ルート:恋愛ルートか捕食ルートが気になります。
名前:ルイス・ハンクス
性別:男
年齢:24歳
職業:牧師
性格:人懐っこく朗らか。愛情深い。嫌な事はあまり引きずらず、寝たら忘れる単純さを持つ。しかし生い立ちのせいか自分に対しては大切にする意識が低く、危なっかしい一面がある。
容姿:175cm。柔らかな白銀の髪に、少し垂れた優しげな二重の瞳に鼻筋の通った整った容姿を持つ。その目元のおかげか綺麗だが近寄り難さはなく、柔らかな雰囲気。細身で優男に見えるが、日々子供達を相手にしている為体力はある。
備考:物心がついた頃には親はおらず、身寄りのない子を育てている教会で他の子供らと一緒に育った。親代わりの牧師は愛情深い人で、その影響を多大に受けて成長した。
ロルテスト:(教会で共に暮らす子供達を寝かしつけ自室に戻ると、身に覚えのない黒薔薇の封蝋で閉じられた手紙がベッドのサイドテーブルの上に置かれていた。自身に手紙を送ってくるような知り合いはいないし、本当に自身に宛てた手紙だろうかと疑問が浮かぶ。しかし何故だか今すぐその手紙を開きたくて堪らず、その欲求に抗えない。まるで“早く読んで”と誘われているようでついその手紙を開いてしまい>ーー嗚呼、なんて美味しそうな貴方。今夜、お迎えにあがります ーーこれは招待状だろうか。その不気味な文面に背中に嫌な汗が伝うが「これは…またあの子達の悪戯かな。でも今回のは少し悪趣味だ。」最近悪戯を仕掛けてくることが増えた子供達を思い浮かべ、軽いため息を吐き明日確認しようとベッドに横になると沈む様に意識を失い…コンコンッと繰り返されるノックの音に意識が浮上し「…んー、はい」まだ朧げな意識で状況もわからないまま返事をし)
(/主様初めまして。とても楽しそうなこちらの世界観に惹かれ是非ともお邪魔させていただきたいと思い、送らせていただきました。ブランクありでロルなど不安はあるのですがご検討いただければ幸いです。)
1137:
レオ [×]
2024-06-25 19:00:31
>ラザロ(>1133)
期間は…長くて三日以内だとは言っていたな。
(一通り話を終えた後で、彼からの問いにもう一つ記憶を引っ張り出す。自らの言葉として確かめた期間にまた渋い色を顔に滲ませ、「……あまり長引くのも困るな…」言葉通りの難儀と、知れず滲んだ微かな憂いに窄まる呟きを転がして。しかしながら彼の不器用なりの了承に表情は安堵が綻び、「ありがとう、ラザロ。……“これ”でもある程度自分の事は自分で出来るから、迷惑はそこまで掛けない…と思う。」まずは一言朗らかに礼を、だがその先に続いた台詞には、あからさまな程に自信の無い弱々しさが声に浮かぶ。「……む。そうだな…では二つ、君に頼みたい。」続けて、“頼る”の具体例について問われ口許と顎に五指を当て思案し、数秒を経てその手の親指と食指の二本を立てて互いの間に掲げ、「まず、元に戻るまでは君の傍に居させてほしい。…これは、君の用向きや行き先にもついて回るのを許してほしい、という意味も含んでの頼みだ。今私は君の傍に居られたら安心だが、その私だけの都合に合わせて、君の行動に制限を掛ける事まではしたくないからな。」彼をぐっと見上げて、頼み事の一つ目の表題、仔細、理由を順番に並べる所までは危なげ無く順調に。その次、「それから、私が何か危険な事をしそうになったら止めてほしい。……正直、今の自分が次に何をしようとするかが、私自身にも解らなくてな。例えば、…」もう一つの事柄も伝えていく途中、ひらり鼻先を舞い去っていく誰かの蝶に意識が取られて。思考よりも先走る興味にそちらを顔ごと目線で追いながら、その蝶の進む方に足を一歩踏み出して、両手を持ち上げ――翅を掌に挟み込む寸ででぎりぎり行動を留まった。それからぎゅっと一度固く目を瞑って何とか両手も下ろした所で、改めて彼に向き直り、「………すまない。だが、今見ての通りだ。どうも普段より気移りしやすい上に、目の前の興味に頭や勘が鈍っている節もある。」この姿で抱える衝動性や突発性を、苦々しく眉を寄せた声で話し俯いた後、「だから、うん、そうだな……君に、私を守ってほしい。」再度、少し言い換えた彼を頼る文言を、簡潔に。「………ええと、問題無いだろうか?」そこから一呼吸の合間を置いて彼を見詰めつつ、今度は些か不安げに服の裾を諸手に握って提案の可否を窺った。)
1138:
ウーミン [×]
2024-06-25 20:23:34
>蘭玲(>>1135)
でも、もううーのところにはもどんないもん
(一人称をそのまま呼び名とされる事には特段の反応は見せず、子供っぽさを感じさせる丸くて黒目がちな瞳をぱちくりとさせ、あっけらかんと吐くのは自分の元に戻らない、靡かないものなど要らないという残酷なまでにハッキリとした意思表示。一瞬表情の消えた顔に、またあどけない笑みを浮かべては「 だったら蘭玲のところにあったほうがいーよ! 」遠慮は不要だと伝えるよく分からない理論も、きっと堕天使の中ではきちんと筋が通ったものなのだろう。問い掛けはまさに渡りに船、抱きついた姿勢のままそわそわと身体を揺らして「 えっとね、えっとねぇ 」一生懸命に注意事項を思い出しているさなか、自分の力で宙に浮くのとはまた違った浮遊感に言葉を詰まらせた末に「 すごーい!ちからもち! 」見た目通り華奢な痩躯は女性の腕でも抱き上げられるほどだが、あまり女性に持ち上げられた経験がないのかきゃっきゃと燥いで。暖かい膝の上に落ち着かせてもらえば「 うーね、ここすき! 」その特等席が大層お気に召したのだろう、大輪の笑顔を無邪気に湛えながら彼女を見上げて「 あのね、このおやしきにはね、お話できないこもいるの。そのこたちも人間がすきでね、みつけたらがおーって食べちゃうの!だからね、おへやから出るとあぶないんだよ 」なんとか思いついたのは理性なき只のバケモノたちの存在。有象無象たる奴らに優しい貴方を食べられるなんて絶対にいやだ、そんな思いが少女の表情を今にも泣きそうに曇らせ、そんな悲壮感のまま「 …あとね、ラザロはおこるとこわいの。えーんってなっちゃうから、いいこにしてなきゃだめ! 」悲しい気持ちに引っ張られて叱られた経験を思い出したのだろうか、役に立たないアドバイスを至極真剣な表情で言い切って)
***
【 イベントへのエントリーを受付けました。以下ランダム生成されたテーマから一つを選び、真っ白な部屋で目を覚ます場面を描写して下さい 】
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
>Ⅰ.どちらかが自分の髪を全て剃り落とさなければ出られない部屋(制限時間:30min)
>Ⅱ.目を逸らさず照れもせず互いの頬を10回もちもちしなければ出られない部屋(制限時間:10min)
>Ⅲ.どちらかが心底絶望しなければ出られない部屋(制限時間:80min)
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
1139:
マリーシュカ [×]
2024-06-25 20:45:20
>ルイス(>>1136)
ごきげんよう、ルイス。怪物だらけのお屋敷に攫われてきた牧師様なんて、…ふふ、素敵ね。
…でも、ごめんなさい。あなたはとっても素敵だけれど、文章の相性から今回のご縁はお見送りさせていただけるかしら。鸚鵡返し描写は不得手で…ごめんなさい。それとここでは完也推奨だから、そこも噛み合わないと思うの。
この仄暗い世界に興味を持ってくれて嬉しかったわ。お屋敷の扉を開いてくれて本当にありがとう、この先のあなたに幸せに満ちた夜ばかりが訪れますように。
1140:
ラザロ [×]
2024-06-25 20:48:33
>レオ(>>1137)
そうか。……まァ三日くれぇどうとでもなるだろ!
(最長で三日、短いようで長いような絶妙な日数に感じる。自分でさえそうなのだから当事者の彼はきっと不安だろう、普段闊達とした狩人らしくないと感じる憂いと気弱さを吹き飛ばしてやりたいという思いは武骨な手のひらでいつもより随分と低い位置にある頭を鷲掴みにするようにわしゃわしゃと撫で回すことで昇華して。二つ、具体的に挙げられるであろう最初のひとつをしっかりと小さな姿を見下ろしながら聞き届け「 ハァ?!そこまでする必要あんのかよ。大体この俺様の毎日はハードだぜ、ガキについて来られるたァ思えねえ。テメェにゃ特別に鱗を渡しただろ、それじゃあ駄目なのかよ? 」生身の自分にくっついていなくとも、ドラゴンの一部たる鱗を肌身放さず抱えて、九尾の神通力が効力を失うまで自分の部屋に閉じ籠もっていればいいのではないかと。突き放すようなつもりはなく、ただ縮んで非力になってしまった彼が安全に過ごせる方法がそうであると心から思っているゆえの反応で、次いだ二つ目には「 あァ…? 」いまいち要領を得ない内容に浮かんだ疑問符を歪めた表情にも表し、行動を見守って「 ――ッ、オイ! 」使い魔が潰されそうになる刹那、思わず咎めるような声が零れて。命と向き合ってきた彼が戯れにそれを摘み取ろうとするなんて確かに正常な状態ではないことは伝わった、だから最終確認のために「 ここであちこち働き回ってる使い魔は、大昔に攫われてきた元人間かもしれねえんだぞ。それを知ってもテメェの衝動を止めらんねえのか? 」事の重大さを正確に量るため、真剣な表情でじっと見つめて回答を待ち)
1141:
蘭玲 / グレン [×]
2024-06-25 22:20:49
>ウーミン( >1138 )
( やけに現実的な思考と表情の消えた顔に驚きぱちり、瞬きをすればその間に先程の無表情は嘘か己の見間違いだったのかと見紛う程の笑みを浮かべる彼女の顔。そこまで言わせて尚遠慮をするなんて野暮な事はせずに 『 ありがとう、大事にするね 』 羽根を重ねて潰す事がないように根元を片手に握り込み。それでも矢張り気にかかるのは抜け落ちた羽根を翼に直そうとしていた彼女の姿。元に戻す事は出来ずともどうにか加工して彼女の元へと返す事は出来ないかと思考を巡らせて。ゆらゆらと身体を揺らしながら考え込む彼女を焦らせる事はせず、同じように身体を右に左に揺らして。抱き上げた腕の中、喜びはしゃぐ彼女が可愛らしく目を細めたような笑みを浮かべてその姿を眺め 『 本当?じゃあ、今度から私とお話しする時はここにおいでね 』 膝の上へと落ち着いた彼女の無邪気な様相に絆されているのか、無意識のうちに紡ぎ出した次を約束するような言葉。柔らかな金糸のような髪を指で梳くように頭を撫でながら注意事項へと耳を傾け『 じゃあ、この部屋にいたら安全なのね 』 少なからず身の安全を確保する事は必須事項、確認と共に首を傾げて見せて。みるみるうちに曇っていく顔へは 『 そんな顔しないの。私、これでも強いのよ 』 なんてちょっとした冗談混じりに頭を撫でる手とは反対で目元をゆるりと撫でて 『 ふふ、ラザロさんはうーの友だち? 』 先程も出てきていた名は自身には覚えがないものの、膝に座る彼女にとっては特別な相手なのだろう。真剣な表情で告げる言葉には頷いてから、柔らかな口調で )
****
> Ⅲ.どちらかが心底絶望しなければ出られない部屋(制限時間:80min)
グレン:
( いつも通りの変わらぬ日を過ごし、いつも通りに己に分け与えられている部屋で目覚めるはずだった。突如現れた薔薇の茨に視界を奪われ、気を失ってしまったのか、そのまま不可視の力によって移動させられたのか。そのどちらにせよ次に意識が浮上したのは目が痛くなる程の白い小部屋。その場を動く事なく辺りを見渡すのは、屋敷で過ごす間に少なからず身に付いた危機管理能力の類のおかげで。どうやら出入り口は愚か窓などの外部と繋がりそうなものさえない室内、然程離れていない位置に見覚えのある姿を見つけ 「 ハイネ? 」 口に出すのは屋敷の中で一番多くの時間を共に過ごすダークエルフの名。見知った姿に気が緩んだのか一歩二歩と彼の元へと足を進めて )
****
あんまり場所を取るのも悪いかと思って、一つにまとめさせて貰ったけど分けた方が分かりやすいとかがあれば遠慮無く言ってもらえると助かるよ。
嗚呼、こっちは特に何も無ければ返信不要だよって事も添えておくね。
1142:
ウーミン [×]
2024-06-25 23:09:00
>蘭玲(>>1141)
(ただ床を埋める塵となってしまう運命の羽根も、彼女の手の中にあるのならば価値あるものと思える。ありがとうの言葉がやけにこそばゆいのは、いつも誰かに世話を焼かれてばかりの脳足りんが他者から、ましてやいつだって自分を捕食者と恐れる人間から貰えたから。“えへへ”とはにかんでから「 でも、うーよりだいじにしちゃいや! 」臆面もなくワガママを言えるのは優しい彼女にならば受け入れてもらえるという幼子特有の傲慢な甘えがあるから「 やったぁ!蘭玲のここはもぉうーだけのだからね、だれかがすわりたいっていってもだめだからねっ 」髪を撫でる繊細な手つきに心地良さそうに眦を細めながら、ゴロゴロと喉でも鳴らしそうな勢いでこちらからも手のひらに頭を押し付けるようにしてすり寄っては上目遣いにワガママを追加して。「 あんぜん?、はなせないこは入ってこれないんだよお。でも、おなかがへっただれかは入ってくるかも 」部屋に籠城していれば身の安全が保証されるか、回答は否。それはあくまでも名もなき獣に喰われる道を回避する手立てであって、自分のような住人を拒める手段ではないといつも通りの口調で補足して「 蘭玲つよい?ラザロよりっ? 」きらきら目を輝かせるのは強さに惹かれる純粋な子供心か。問われた内容にはかくんと首を傾げて「 ともだちってなあに? 」堕天使の薄っぺらい辞書には未登録の単語、どんな関係性を指す言葉なのか分からずすいと顔を寄せて知りたがって)
1143:
ハイネ [×]
2024-06-25 23:12:33
>グレン(>>1141)
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>テーマ:どちらかが心底絶望しなければ出られない部屋
>制限時間:80min
>親密度:◆◆◆(両片想い)
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(強制的に意識を刈り取られることなんて何千年振りなのだろうか、すっかり忘れ去っていた感覚は不快極まりない。苛立ちに歪んだ表情はこの部屋に自分だけだと勘違いしていた為、どうやら目を覚ましたタイミングはほぼ同時だったらしく愛おしい声にハッと表情をリセットし「 ――グレン、無事ですか 」反射的にそう問い掛けるのは明らかな異常事態たるこの場所に想い焦がれる相手が居たから。――パサリ、紙の落ちるような音にそちらを見遣れば虚空から現れたとしか考えられない黒い手紙を見つけ、ありありと漂う忌々しい黒薔薇の魔力に舌打ちしたいのをぐっと堪えてそれを拾い上げては封を開け「 …………ッ 」言葉にならない怒りはピキリと手の甲に血管を浮き上がらせる程。書かれていた内容は【 制限時間80分以内にどちらかが心底絶望すれば出口は開かれる。制限時間を過ぎればここが互いの墓場となる 】と。ノイズのような音と共に空中に黒い砂時計が現れ、ひっくり返る――呆気ないほど静かに火蓋は切られて)
***
いつもお気遣いありがとうございます。
本編とイベントを切り分けて考えるためにも分割で投稿させていただきますね。こちらにはお返事不要ですよ。
1144:
レオ [×]
2024-06-26 01:26:16
>ラザロ(>1140)
(一つ目の頼み、やはり二つ返事とはいかず。冷たいようで、しかし己を慮っている事はよくよく伝わる物言いに、悩む唸りを零して、「駄目、というか……いや、君の鱗も無論頼りにはしているが、今は君自身の傍が一番良い。」決して“お守り”を信用していない訳ではない。しかし目の前に現れた彼の存在にこそ安寧を保てた心を、直感そのまま言葉にした後、「それに、今の私では遅かれ早かれ一人でも部屋を出ていく可能性が高い。ならばいっそ、とも思ってだな……」補足にこの彼の訪問前にドアを開けた多動性も加えたものの、頼みを押し通す材料はそこまでで、足りない分を適当で埋められない口は止まってしまう。――彼から滅多に聞かない咎立の声が、己自身感じている非常事態をより濃く確信させる。「……頭では、理解出来る。君の言っている意味も、命で遊ぶ真似をしてはいけない事も。だが…」彼の眼差しと問いを正面から受け止めて、けれどもその上で返す言葉は何処か否定的な色を含んで。きゅっと唇を引き結んだ折り、近くで何か羽ばたく音が聞こえ――また衝動的に向きかけた顔は全身全霊の強張りを以て彼のままに留め、「……今動く物や音を前にすると、それがどんなものか観察したい、どんな動きをするのかとにかく追いかけたい、捕まえたい――そういった感情が先走ってしまう。」深呼吸一度の後。再び話し出す衝動は、肉食動物の仔が興味本位に虫や蛙に全力で戯れついて、そのままうっかり潰してしまうような、無邪気な本能に似た好奇心が正体。「これでも、最初はまだ何とか自制が利いていた。…しかし段々、考えるより前に手が伸びるようになってきている。今度気付いた時には、もう取り返しがつかない状況かもしれない。」回り道をした問い掛けへの答え。今はまだ未遂、だが一人になれば?もっと時間が経てば?――使い魔達の元が何であったとして、“これ”を抑えきる絶対の自信は無い。「……だから、何か起きる前に。間違わないように、私を見張ってほしい。」己が築き育んだ倫理の理性と、少しずつだが確実に膨らんでいく幼い衝迫。噛み合わず擦れて削れ合う心身の不和に、先程消えた筈の不安も揺り返してくる、そんな切羽詰まった表情で彼を見据え、「……頼む。」震えを纏いながら、それでもはっきり芯を通した声で再三に彼へ希った。)
1145:
蘭玲 [×]
2024-06-26 07:55:05
>ウーミン( >1142 )
『 ふふ、分かったわ 』
( 一番は自分がいい、そんな愛らしくも感じる我儘を拒む事なんて勿論無くゆるゆると頭を撫でる手はそのままに小さく頷いて。まるで猫が甘えてくるように撫でる手に擦り寄ってくる彼女の頭。追加の我儘にも笑みを深めて 『 もちろん。でも、たまには誰かに貸してあげてね? 』 付け足すようなお願いには未だこの屋敷の中にどんな人物がいるのかの判別がつかないから。もし彼女のように見目が幼い子供がいるのであれば同じように甘やかしてしまう可能性があるだろうと。お腹が減った誰か、彼女の口ぶりから察するに少なからず言葉が通じる相手なのだろう。それであれば対話を試みれる可能性が残っていると言う事。口を黙、考え込むように視線を下に落とす事数秒。再度彼女の緋色の瞳と交えれば笑みを浮かべ 『 ありがとう、よぉく分かった 』 なんて感謝の言葉を。『 どうだろう? 』 ゆると首を傾げて見せるのは比較対象の人物がどんな相手なのかを測りかねているため。同年代の同性相手では負ける事はないだろうが、名前の響きから察するに相手は男だろうと推測すれば絶対的な自信は無い。キラキラと輝く瞳とは反対に眉尻を下げ困ったような表情を。彼女ぐらいの年頃であれば知っているだろうと思っていた単語を知らない様子に、ぱちくり瞳を瞬かせ 『 友だちっていうのはね、仲が良くて一緒に居て楽しい人のことを言うの 』 知らない言葉を知りたいと、教えて欲しいと、そう願う視線から逃れる事はせず真正面から視線を交え 『 例えば……そう、ラザロさんとかヴィンスさん?だっけ?とか 』 先刻彼女の口から出てきた名を記憶の端から探り出して )
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