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1125:
レオ [×]
2024-06-24 01:16:17
>ユギン(>1122)
ああ、ユギンか。いや、私の解釈が間違っていなかったようで何よりだ。それに、楽しんでももらえたようだな。
…ふ、ははっ、すまないが今回の役目ばかりはラザロの特権だ、許してくれ。では、先程の通りの描写を綴らせてもらおう。
それではまた、楽しい一夜を願おう。
***
(騒動に遭ってから一眠りの後。普段と違う服を着て髪を結う身支度、食事の摂取など、日常動作の合間はまだ良かったが、それらが終わって意識の隙が出来る時間が問題であった。狐の彼が言う通り、確かに今までのように退屈はしない。しないが「……むう、」どうも落ち着かない。窓辺の微風に振り返るのも、視界を横切る烏や蝙蝠を追う手を伸ばしかけたのも一度や二度では済まない程度には。「……困ったな。」今はまだ自制も利いて一先ずソファーに座ってはいるが、肌――特に首元に触れる空気の僅かな震えや、間近の動くものに気を容易く移すこの状態に眉を寄せる。そのまま状況の改善を巡らせた頭が真っ先に浮かべたのは、「……ラザロ、」かのドラゴンを頼る事。それを思い付くが早いか、ソファーを飛び降り一匹の使い魔の元にしゃがみ込んで、声を掛ける。「其処の君、……ええと、ラザロの使いの者だと思ったのだが。」その相手は何時かの頃、彼と泉に水浴びへ行った夜に呼び出しを頼んだものにそっくりな使い魔。無論、人間相手でも怪しい己の見分けに自信は無く、少々弱気さは持っての声音だったが、少なくとも動きを止めたそれに言葉を続ける。「彼を呼んでほしい。用件は、そうだな……困っているから頼りたい、と伝えてくれ。」目は他へ揺れがちだったが用そのものはすらすらと、弱っている事も包み隠さず朗々話し、部屋を出る姿を見送る。――少々の間。ふと、扉の辺りから鳴った物音に意識が向く。……もしかしたら、彼が。その後にあの豪快な声が続かない事に、薄々ただの家鳴りのようなものだとは気付いていながら、それ以上に逸る感情を抑えきれず。ぱたぱたと駆け足に近寄り開いた扉の隙間から顔を出し、右左と面ごと視線を何度も巡らせて紺碧のドラゴンの姿を探した。)
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