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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
11:
とある手記 [×]
2024-02-27 21:36:23
(/ご参加&素敵なpfありがとうございます!子どもを慈しんで育ててくれる童神様ベリベリキュッ!物語開始まで、今しばらくお待ち下さいませ~)
12:
名無し [×]
ID:39ba6d435 2024-02-27 22:12:57
名前: 銀杏(ギンチョウ)
愛称:杏(アン)/紅葉(モミジ)
性別:女性体/男性体
神体:女性体、男性体どちらにも羽が生えており、杏は白色、紅葉は灰色とそれぞれ色は異なる。
容姿:
《杏》
158cmという、如何にも平均的な身長をしており、はっきりと主張するような眩しい金色ではなく、ふんわりと染み渡るような優しい金色の髪をしている。その髪は緩く毛先にパーマがかかっており、長さは腰下ほど。結んでおらず下ろしており、細かい作業をする時は結んでいることも屡々。瞳の色は濡れ羽色で、ぱっちりとした目元。
白色がベースになっている着物で、その上に様々な大きさのイチョウの模様が複数描かれており、帯はシンプルな黒色。体付きは、四肢が細くなっているが心配をされるような細さではなく、普通よりも少し細い程度。
《紅葉》
濡れ羽色の短い髪をセンターパートにしてにして前を見やすく、周囲からは顔を認識されやすいような髪型にしており、身長は184cmほど。瞳の色は優しい金色をしており、杏の髪色によく似ている。目元がキリッとしているため、見た目では怖いという印象を与えてしまうことが多い。
黒色がベースになっている着物を着ており、紅葉の模様が多く描かれている。帯の模様はなく、赤と橙色を混ぜ合わせたような色。
役割:樹木や植物をを司っており、その樹木を使った家や家具、道具なども力が宿っている。樹木や植物が悪用されたり、害を与えられるようなことがあればその当本人に災いが降りかかる。
性格:
《杏》
礼儀や作法がしっかりとしているお淑やかな性格。自分が何をされても良いという自己犠牲的な部分もあるが、そのことについては何とも思っておらず、自分の大切な人や物を傷つけられてしまえば普段のお淑やか等ないに等しくなってしまう。細かい作業が好きで、暇な時は深い森の奥や白樹乃原に行っては花冠を作ったり、荒れてしまっている木を整えたりしている。
《紅葉》
破天荒な性格をしており、非常に怒りやすい。普段から口調が荒く、自分の意見は何がなんでも押し通す。だが頭の回転は早い訳では無いため口論になれば紅葉が勝つことは少ない。自分自身に何かされることも周囲に何かされることも嫌いで、平和主義とまではいかないが面倒事に巻き込まれたくなく、やるなら他所でやれというタイプ。
荒い口調の割には手を上げて暴力を振るうことはなく、其の一面を知ってしまえばただ口が悪い奴として認識される。
騒がしいところは嫌いで微風で揺れる木の葉を見て何も考えずぼーっとしていることも、軽い雑談をが交わすことも。
備考:何故一緒の身体になったのかという理由は覚えていないが、二人は昔馴染みだったということだけ覚えている。もしかすれば、何か奥の深い事情を抱えており、それが理由で一緒の体になってしまったのかもしれないし、どちらかが軽い理由で提案をしたからなのかも知れない。二人の共通している点としては、騒がしいのはあまり好みではない、自然が好き、神体になれば羽が生えている、という点だけ。性格も真逆に近く、一見やりにくそうと感じられることも多いが、違う点が多いからこそ楽しいと思う所もあると言っている。
台詞:「今日も穏やかで良い日ですね。何処かに出かけにでも…あぁ、アナタも御一緒しますか?」/「あぁ?何してるかだ?見りゃわかんだろ、何もしてねーよ。暇なら他当たれ、俺は相手しないからな。」
(/こんばんわ、とても素敵な世界観と設定に引かれ参加希望させていただきたいなと思いました。解釈違いや誤字脱字等あると思いますが、確認の程よろしくお願い致します。)
13:
とある手記 [×]
2024-02-27 22:21:51
(/ご参加&素敵なpfありがとうございます!正反対と見せかけて、共通点がしっかりある同一神いいですね~!!物語開始まで、今しばらくお待ちくださいませ…!)
14:
主 [×]
2024-02-27 22:57:18
(/参加希望です!)
名前:米杯(ヨネツキ)
愛称:米(ヨネ)
性別:女性
神体:茜色の長髪を美しく伸ばした小柄で細身な姿をしており、美しい意匠の施された着物と朱に金の豪華な瓢箪を持っている立派な角の生えた女性体が基本。
容姿:茜色の長髪を三つ編みにして1本にリボンで留め肩に流し、常に酔っているのか頬が紅潮している。
基本糸目だが目を開くとこれまた茜色のぐるぐるとした瞳をしており、歯は特徴的なギザ歯。
体格は神体の時と同じ小柄で細身、服装はキャミワンピースに下駄という凄まじくラフな格好をしており、耳には小さなピアスと普通の人間っぽい格好をしている。
額の角も無くなっており、完全に神としての権能を失った姿となっている。
役割:主に米に関する豊穣を司る一部地域の土着神とされており、稲作を手助けし作物を大量に実らせて豊作へと導く力を持つ。それと同時に、その稲から取れる米を使った日本酒などの味を良くするといった力も持ち、そこから農家や酒造業の人々に信仰されていた。
性格:無類の酒好きで、常に酒を飲み続けて酔っ払っているため、陽気で飄々としたテンションの高い人物として振る舞うことが多く、楽観的でだらし無いが、根は優しく面倒見が良い。
稀に素面の時もあるが、その時は酔っている時とは一転し、非常に控えめで根暗な人物になる。
備考:かつて日本の一部地域でのみ信仰されていた土着の神であり、その地域の鬼が祀られた姿とも言われる。基本は稲作の神で、その年その年に土地で取れた米を使った日本酒を供えれば、次の年は豊作が約束され、酒造業も成功するとして地域の人々に長年愛されていた。
しかし、化学の発展や農業の衰退で信仰されていた地域がなくなってしまった為に常神となり力を喪失、現在では白樹乃原で常に飲んだくれてフラフラと散策したり、他の神と飲んで楽しむ毎日を過ごしている。
台詞:「あぇ~、ぷはぁ~やっぱこれよ~、ふわふわしてきたぁ~」
「お酒は美味しいねぇ~、キミも一緒に飲まない~?」
「村人のみんなが作ってくれてたお酒も美味しかったなぁ~……ちょっと恋しくなってきちゃうかも」
(シラフの時)
「あぁ……えっと、どうも……米杯と申します……」
「別にそんなすごい神様じゃないんで……ほっといてください……」
15:
とある手記 [×]
2024-02-27 23:09:15
(/参加希望&素敵なpfありがとうございます!飲んだくれお姉さん最高ですね!ヒャッホゥ!!物語開始まで今しばらくお待ちください~!)
16:
とある手記 [×]
2024-02-27 23:28:29
名前:ハルシャンダーナ
愛称:ハリ
性別:男性体
神体:山一つ分はありそうな大きい靄を渾天儀のように無数の輪っかが取り囲んでいる。靄は、漆黒のように奥が見通せない深い黒色。輪っかは様々な速度で回っており、靄の周囲には様々な明るさの星が散らばっている。靄の中央にある天秤は、常にふらふらと揺れ動いている。
容姿:小麦色に焼けた健康的な肌。青年の姿をしており身長は平均的。運動系の部活に所属している学生レベルの筋肉量で、身体の厚さはあまりない。ひょろっこいわけではなく、しなやかな身体つき。胸元まで伸びるプルシャンブルーの長髪を右肩で流して、緩く結っている。癖の強い髪質のため、至る所でピコピコ髪が跳ねている。眠そうに垂れたライムライトの瞳に、チカチカと小さな星が舞っている。左眼の眦に小さな黒子が横に2つ並んでいる。真っ白な布地に金糸が散りばめられたサリーを巻き付けているが、巻き方が緩いせいか上半身は布をかけているだけ状態。ほぼ上裸。着心地がよく綺麗という理由でクルタではなく、サリーを身につけている。
役割:星の動きから未来を占い、幸運を得た者には悪運を、悪運に苛まれている者には幸運を運ぶ。信仰心の有無に関わらず、広い空の下にある者であれば誰でもその加護を受けることができる。
性格:よく言えば、小さい悩みや不幸をクヨクヨ引きずらない。悪く言えば、物事を深く考えないタイプ。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いというカラッとした性格で、王族のような傲慢さが見え隠れする。「パンがなければケーキを。小麦がないなら米を作ればいいじゃない」を平気で言える性質をしている。楽天家というよりはポジティブの塊。
備考:占いや呪いにて政を行っていた小国の神様。星詠みという独自の職業が栄えたその国では重宝されていた。最初は未来を見通す力や星を読み解く力を与えていたが、政を担う者たちのドロドロとした願いに晒されるうちに変性。幸運と悪運を気分一つで与える悪神へ。その範囲は小国に留まらず、その周囲に位置する様々な国にももたらされた。混乱を極めた国々は、あらゆる占いを禁止。花占いレベルの民間の占いすら御法度とし、長い時を経て存在を忘れられていった。ヒトに振り回されるだけ振り回されて使い捨てされたようなかたちになったが、当人は特に気にしておらず。ようやっと自由になったから旅にでも出るか、と白樹乃原へ訪れた。
台詞:「ははっ、なーに辛気臭い顔してんだよ。そんな顔してちゃあ幸運の方から逃げちまうぜ?さ、幸運をやるから、いっぱいいい思い出を作りな!」
(/スレ主のもう一人の神様でございます~!人数が揃ってきましたので、そろそろ始めさせていただきます!)
17:
磬/鸞 [×]
2024-02-28 00:12:50
>All
薄明の陽射しを受けてキラキラと反射する真っ白な雪に、眩しさを覚えて瞬きを繰り返す。ところどころ顔を出す土の道は溶けかけた雪で濡れていて。ジャリ、シャリと歩く度に響く湿り気のある音が耳に心地よい。連日の暖かな空気を受けてか、すっかり開いてしまった梅の花から柔らかな香りが溢れ出る。まるで自身の身体から香っているかのような濃度の高い香りに、先程まで苛立っていた気持ちが和ぐようで。意識的に深呼吸を繰り返すと、心にまで春の暖かな陽射しが差し込むような穏やかな気持ちになる。
「命に限りある生き物を作るなってあれほど…!はぁ、この子達が亡くなったら、辛いのはアンタでしょうに」
それはそうと物申したいことは変わらないもので。ここに来るまで秘めていた思いをガッと吐き出す。いくら自分たちのために作られた場所とはいえ、街で大声を出すのも憚られたため、こうして人気の薄い山道を歩んでいる次第である。ヒトの子から離れても悩みの種は尽きず。ここ最近…というよりは、ヒトの子と関わっている時から続いている悩みが、同じ身体を共有する同一神の存在で。彼は命が潰えることに耐えられない性格にも関わらず、命に限りがある存在へ積極的に寄っていくのである。同じ身体なのだから、彼が眠っている間に世話をするこちらの身にもなって欲しいという愚痴を何度飲み込んだことか。ヒトの子に関わっていた時代に同じことをしていた手前、強く言えないのも悩みの一つで。
「…アンタたちもアタシじゃなくて、磬に愛された方が幸せだろう?」
なんでそんなに擦り寄ってくるんだい、と溜息混じりに溢すも、腕に抱かれた小さき獣には通じない。猫と呼ばれるその生き物は、ヒトの子たちが魅了されるのも頷けるほど愛らしい仕草をしていて。くしくしと片手で顔を擦っては、一生懸命についた汚れを舐め取っている。そんな呑気な姿に毒気が抜かれるのは確かで。生まれたばかりの愛い存在を抱き直し、何度目かのため息をついて。
(/スレ投下致しました!こちらに絡むもよし、新しくスレを立てるもよし!ご自由に物語を進めてくださいませ~!)
18:
ハリ [×]
2024-02-28 00:55:41
>All
「くぁぁ…こっちに来たはいいものの、何をするかねぇ。ヒトの子がいない場所がこんなに暇だとは」
昼間の暖かさはどこへやら。撫でられる度にそわそわと粟立つ肌寒さに、まだ春は来ていないのだと再認識する。寒いとは思いながらもフラフラと歩みを進めて行くうちに、海の近くまで来てしまったらしい。静寂に響くざざーという低音が、心の疲れまで流してくれそうで。月明かりを受けて白く光る砂浜は、強く踏みしめても音を飲みこんでくれる。趾間を擦り抜ける砂粒にくすぐったさを覚えながら、くるくる回ったり、蹴り上げたりして遊ぶこと須臾。ふと、足に触れた冷たさに身体をピクつかせて。
「…はは!いやいや、暇なことはなかったな!案外、楽しいことってのは傍に落ちてるものじゃあないか」
パシャパシャと音を立てて海へ駆けては、追いかけてきた波にサリーを濡らすことを繰り返す。ヒトの子に縛られていたときにはできなかった遊びに、つい子どものようにはしゃいでしまって。水を吸った重い砂に足を取られて転んでも、その上から被さるように海水を浴びても、全てが新鮮でワクワクが止まらない。何度か攻防を繰り返したところで、視界の端で光る星々に意識が向く。波の届かないところまで退避し、柔らかな砂浜の上にどさっと身を投げ出して。
「ここでも星は同じように巡っているのか」
いつか見た記憶と目前に広がる雄大な星空を比べて、つい独り言が漏れる。特に浸るほどの感傷があるわけではないが、何処となくしんみりとした響きになったのは、夜特有の空気感のためか。目を隠すように左腕で覆い、柄にもないと大きく息を吐き出して。
19:
匿名さん [×]
2024-02-28 15:02:59
(/参加希望です。世界観や相性が合わないようでしたら設定しなおしますのでご確認お願い致します。)
名前:夜夜衣(ヤヨイ)
愛称:夜(ヨル)
性別:女性
神体:狐のような橙色の耳と鋭い牙が生えており、身長が160㎝ほどと高くなる。
容姿:身長は146㎝。茶髪の足元まであるふわっとした長髪。前髪が長めで瞳が隠れている。幼く、可愛らしい容姿だが瞳は真っ黒でよく目が死んでいると言われる。肌は死人のように白く健康を疑われる。真っ黒の大きめな着物に赤い帯を合わせている。
役割:月の力を司っており、心と体を浄化する力がある。 心に溜まったマイナスエネルギーや、不要な厄を祓い落とすことで、運気を上げる効果が期待できたり。
性格:冷静で大人しい性格。どんな場面でも冷静に対応できる。無愛想。冷酷、とも言われたりするが他人に興味がないわけではないので何かに誘われたりしたら付き合ってくれる。一人称は「ボク」
備考:昔から月にいたとされるかぐや姫の付き人とされている神。ヒトには対象者の【大切な物】を奪う代わりに心や体を浄化させ、災いを呼び出さないようにできる。その【大切な物】を使う使わないは気まぐれ。ヒトには何の感情もわかず本心を言うとどうでもいいと思っている。かぐや姫とは強制的に付き人にされたようなもの。竹取物語には全く描かれていなかったため、そのため忘れ去られていったのかもしれない。ヒトたちから忘れさられてしまっても本人は特に気にしていない様子。
台詞:「ボクはなるべく面倒ごとは避けて生きていきたいんだ。だから争いは好まないタイプなんだよ」
20:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-02-28 15:18:41
>ALL
…やっぱり、誰もいませんでしたか…
(夜が明け、朝特有の冷たく涼しい風が吹いている頃、色も大きさも異なる花をいくつも抱えて自分の住んでいる白樹乃原に来たところ、誰かが居ればこの抱えている花で一緒に冠でも作ろうと思っていたが、緑しかないこんな場所に来ても得は無いかと一人で納得して。だが、ここに来るまで誰かがいるかもしれないという期待を抱いていたことから誰も居ないという事実が何とも心に冷たく突き刺さる。こんなことを考えていてはダメだと自分を否定するように首を横に振ると、抱えていた花で何か手作業でもしようと考え、木の幹に座ろうと足を踏み出そうとした瞬間、辺りの植物が揺れ始め強い風が吹く。その反動の為か抱えていた花は腕からスルリと抜けていき、風の方向へ飛んでいってしまう。風が止むと今日は本当についていない日なのかもしれないと思いながら、自分の腕から抜けた花たちを拾い始める。)
(/レス投下失礼致します、絡みにくい文だと思いますが、どんな方でも気軽に絡んでいただければ幸いです!)
21:
とある手記 [×]
2024-02-28 22:33:57
>19
(/ご参加&素敵なpfありがとうございます!破魔の力と月の親和性いいですね~!不備はございませんので、物語をお楽しみくださいませ)
22:
とある手記 [×]
2024-02-29 02:48:31
名前:ハルシャンダーナ
愛称:ハリ
性別:男性体
神体:山一つ分はありそうな大きい靄を渾天儀のように無数の輪っかが取り囲んでいる。靄は、漆黒のように奥が見通せない深い黒色。輪っかは様々な速度で回っており、靄の周囲には様々な明るさの星が散らばっている。靄の中央にある天秤は、常にふらふらと揺れ動いている。
容姿:小麦色に焼けた健康的な肌。青年の姿をしており身長は平均的。運動系の部活に所属している学生レベルの筋肉量で、身体の厚さはあまりない。ひょろっこいわけではなく、しなやかな身体つき。胸元まで伸びるプルシャンブルーの長髪を右肩で流して、緩く結っている。癖の強い髪質のため、至る所でピコピコ髪が跳ねている。眠そうに垂れたライムライトの瞳に、チカチカと小さな星が舞っている。左眼の眦に小さな黒子が横に2つ並んでいる。真っ白な布地に金糸が散りばめられたサリーを巻き付けているが、巻き方が緩いせいか上半身は布をかけているだけ状態。ほぼ上裸。着心地がよく綺麗という理由でクルタではなく、サリーを身につけている。
役割:星の動きから未来を占い、幸運を得た者には悪運を、悪運に苛まれている者には幸運を運ぶ。信仰心の有無に関わらず、広い空の下にある者であれば誰でもその加護を受けることができる。
性格:よく言えば、小さい悩みや不幸をクヨクヨ引きずらない。悪く言えば、物事を深く考えないタイプ。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いというカラッとした性格で、王族のような傲慢さが見え隠れする。「パンがなければケーキを。小麦がないなら米を作ればいいじゃない」を平気で言える性質をしている。楽天家というよりはポジティブの塊。
備考:占いや呪いにて政を行っていた小国の神様。星詠みという独自の職業が栄えたその国では重宝されていた。最初は未来を見通す力や星を読み解く力を与えていたが、政を担う者たちのドロドロとした願いに晒されるうちに変性。幸運と悪運を気分一つで与える悪神へ。その範囲は小国に留まらず、その周囲に位置する様々な国にももたらされた。混乱を極めた国々は、あらゆる占いを禁止。花占いレベルの民間の占いすら御法度とし、長い時を経て存在を忘れられていった。当時の豪商や王族たちへの揶揄もあり、かつての暴君たちがその立場を脅かすような占いを嫌って禁止したと捻じ曲げられた歴史だけ残っている。ヒトに振り回されるだけ振り回されて使い捨てされたようなかたちになったが、当人は特に気にしておらず。ようやっと自由になったから旅にでも出るか、と白樹乃原へ訪れた。
台詞:「ははっ、なーに辛気臭い顔してんだよ。そんな顔してちゃあ幸運の方から逃げちまうぜ?さ、幸運をやるから、いっぱいいい思い出を作りな!」
(/備考の欄を一部手直し致しました)
23:
とある手記 [×]
2024-02-29 02:56:44
【info】
>1 ルール
>2 世界観
>3 用語
>4 募集(必読!)
>5 Pfテンプレート
>6主pf①
>16 主pf②
【素敵な参加者様】
>8 極殺様
>10 山荷葉様
>12 銀杏様
>14 米杯様
>19 夜夜衣様
【スレ一覧】
>17 磬/鸞→All
>18 ハリ→All
>20 杏様/紅葉様→All
(/追いやすいようにまとめておきます~)
24:
磬/鸞 [×]
2024-02-29 13:39:00
>20 杏様/紅葉様
身体の表面を舐めるように滑る風に、細胞1つ1つを冷たいてで掴まれているような心地になり、思わず両肩を抱いて擦る。先程、同一神である鸞からの置き手紙にてつらつらと苦言が書き連ねられていたためか、余計に寒さが身に凍みるようで。気分転換に外へ出たはいいが散歩には幾分早過ぎたかもしれない、と後悔に苛まれる視界に鮮やかな何かが入り込む。視界を舞う大小様々な色たちに目を奪われていると、一際鮮やかな塊があることに気づいて。
「やぁ、可愛らしいお嬢さん。この綺麗な花たちは君のものかい?」
散らばった花々を拾い集める人物を視界に捉え、足早にそちらへ向かう。一人で拾い集めるのは大変だろうと、いくつかの花を拾いながらそっと盗み見る。自身とも片割れとも異なる衣装を見に纏ったその人は、本人の彩色とも相まって幻想的な雰囲気に包まれていて。この景色を絵に封じ込めたのなら、どれくらいの値がついただろうと考える。自分が何を口にしたかも気づかず、惚けた頭で近づいて。
「あまりにも美しいから、花の精かと思ったよ」
(/レス投下ありがとうございます!絡ませていただきます…!)
25:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-02-29 18:36:19
>24 磬様/鸞様
…可愛らしい…?あぁ、はい。そのお花たちは私が拾ったものです。
(先程のような強い風が再び吹かぬ内に自分が飛ばしてしまった花達を回収しなければと、多くの花が舞い落ちた所へ駆け足で向かい、つま先を立て両膝を付くと一つ一つ丁寧に花を拾い始める。一度に花を多く持ってきてしまった為か、これでは全て拾い終わるのには日が暮れてしまいそうだと思いながらも手を止めている暇はなく、出来るだけ早く回酒しなければと軽い焦燥感に駆られているところに、ふと優しく鼓膜に響くような声が聞こえ、その声の中には「可愛らしいお嬢さん」と言葉を零しており、それでは自分ではないかと僅かな間を置いて。だが、この場には自分と声の主以外には誰もいないと考えつき、ならば声をかけた相手は自分自身なのかと思っている間に反応が遅れてしまう。不思議そうな表情を浮かべながら相手の言葉を繰り返し、顔を上げて。相手の言っていたことを思い出しながら、この花たちは自分のものかと問われるとそうだと肯定し頷く。)
そう、ですね。とても綺麗な花たちです。そんな綺麗な花をこんな風に地面に撒いてしまったのは他の誰でもなく私なんですが。
(相手の口から「花の精」という言葉が発せられると嬉しそうに微笑を浮かべ、自分が選んで集めた花を褒められるのは悪い気がするはずもなく、拾い集めている花のことを言っているのだと重い。そして自責気味に苦笑を浮かべては、綺麗と自分で言っておきながらも、風のせいとはいえ地面にバラバラに撒いてしまったのは自分だと言って。相手の顔がゆっくりと近付いてくると、逆光でよく見えなかった相手の顔がしっかりと捉え、とても綺麗な顔をしているなと思わず見つめてしまう。)
(絡んでいただきありがとうございます…!よろしくお願い致します!)
26:
磬/鸞 [×]
2024-03-01 00:57:42
>25 杏様/紅葉様
「通りでどの花も似合いなわけだ。私の国では得難い美しさだよ。お嬢さんは和国の出身かい?」
寸刻の間を持って耳に届いた柔らかい声音に、春の陽気のような麗らかさを覚える。容姿もさることながら、声すら可憐で加護欲を引き立てられる。男神である自身には得ることのできない魅力に、情景に近い羨ましささえ感じて。隣の芝生は青いとはヒトの子の言葉ではあるが、成程しっかり本質が捉えられているものだと頷きを数度繰り返す。自身の体躯で圧迫感を与えぬようにと程よい距離に定着したところで、ぱっと上がった瞳と視線が交合う。秋を連想させる金色に、やはり春を内包したような温かみを感じて。彼女の返答に"似合っている"という感想が口をついて出てくる。主張の強いはっきりとした色味の多い自国では、中々目にする機会の少ないパステルカラー。だからこそ、素直に美しいと心惹かれる。
「春が近いとは言え、季節柄まだ天気が崩れやすい。それに、こういった山は空気がよく通るからね」
花を落としてしまったことへの後悔だろうか。自嘲気味に笑う彼女に"貴方のせいじゃない"という気持ちを込めて返す。相槌を打ちつつ、今まで拾い集めた花を渡すために距離を縮めて。せめて威圧感は与えぬようにと、努めて微笑みを浮かべてみせ。
「花は集め直せばいいけれど、お嬢さんの身体は大丈夫かい?私でも寒く感じるところだし、無理をしてはいけないよ」
27:
とある手記 [×]
2024-03-01 14:57:25
名前:羲羅(キンラ)
愛称:磬(キン)/鸞(ラン)
性別:男性体/女性体あり
神体:腰部から上半身は筋骨隆々の男性と蠱惑的な女性に分かれており、ウツボのようなひらひらとした下半身が絡み合っている。
容姿:
○磬:高い頭身にやや主張の激しい筋肉たち。ボディビルを連想させるほど洗練された筋肉を有していた時期もあった。しかし、お役御免となって以降、自身を縛っていたヒトの思いからも解放されたため、合わせて筋肉も削げていった。癖の強い勿忘草色の短髪で前髪は瞳を覆っている。金糸雀色の瞳に蛇のような縦長の瞳孔。筋肉の形が浮き出るほどにピチパツの深縹色の旗袍。下はふんわりとした白色のクワンを履いている。現代のアオザイに近いデザイン。
○鸞:すらりと伸びた手足にメリハリの効いた身体つき。しかし、下品すぎず、何処か神聖なものを感じさせる。頭身は磬と同様に高く、肉付きと相まって印象に残りやすい。ふわふわとした天色の緩い癖毛が腰まで伸びている。向日葵色の瞳に蛇のような縦長の瞳孔。大胆に胸元が空いたデザインと大きなスリットが特徴的な留紺色の旗袍。身体にピッタリと添っており、現代のチャイナドレスに近いデザイン。
役割:水にまつわる力を司り、清らかな心を持った君主には恵みの雨をもたらし、貧しい心の君主は洪水を起こして命を奪ったとされる
性格:
○磬:懐に入れた者もそうでない者も、関わった存在はみな愛い存在であると甘やかす。その愛情深さは際限がなく、何かと可愛らしいやら美しいやらと愛で、場合によってはダメ人間を量産するタイプ。全肯定Botに近く、例え相手が悪いことをしていたとしても正すことをしない。とことん甘やかすため、要らぬ執着や依存を拾ってくる。例えその選択が自分を傷付けることになったとしても、心の底から相手を憐れみ、自身の寵愛から逃さない。1周どころか何周まわってもぶっ壊れた感性の持ち主。
○鸞:他人への警戒心が高く、簡単に懐へ入れることをしない。自分を讃え褒めそやす存在には裏があるはずだと警戒を怠らず、貶める存在には最上の警戒を。容易に心を許さず、表面上は当たり障りのない態度で接し深く関わることを良しとしない。1歩踏み込むことを許した相手にさえも警戒心を解くことは少なく、相性に不安を覚えれば直ぐに距離を置く。ドライな面が強いが、それを理由に冷たく当たるわけでもなく、人と関わる以上は相手への敬意を持って接する。それが1歩置いた距離感というだけ。
備考:まだ国という概念すら曖昧だった頃、現代で中国にあたる地域で生まれた神様。何日も続く日照りの中で、干ばつにあえぐヒトの子の願いを受けて降り立った。神様の存在も確立されていない時代の想像力を受けた姿が、例の龍身人首。強い男性と艶かしい女性の象徴を全面に押し出した、現代において様々な方面から物申されそうな外見をしている。後付けで仲の良い夫婦の象徴としても語られることとなるが、その内容はあまりにもお互いを愛しすぎて離れたくないが故に1つの身体になったというもの。同一神として1つの身体を共有している2人からすれば、ナルシズムが過ぎると辟易しているらしい。国という概念が確立するにつれ、神という超次元な存在よりも皇帝などのより身近な存在にヒトの関心が移ろっていった。その過程で自身に取って代わる存在やヒトにとって馴染みやすい存在が生まれたことで、記憶からも薄れていった。口伝で残っているものもあったが、今や別な神として伝えられているため、2人をしっかりと指している記録は存在せず。やることもなく彷徨っていた折に、例の場所の噂を耳にし終の住処と決めた。
台詞:「あぁ、何て可愛らしい人なんだ…!そこにいては身体が冷えるだろう。こちらで私と一緒に温まらないかい?」/「アタシに用事かい?力になれるかは分からないが…話くらいなら聞こうか」
(/性格面等わかりにくかったので修正致しました)
28:
とある手記 [×]
2024-03-01 14:59:37
【info】
>1 ルール
>2 世界観
>3 用語
>4 募集(必読!)
>5 Pfテンプレート
>27 主pf①(修正版)
>22 主pf②(修正版)
【素敵な参加者様】
>8 極殺様
>10 山荷葉様
>12 銀杏様
>14 米杯様
>19 夜夜衣様
【スレ一覧】
>17 磬/鸞→All
>18 ハリ→All
>20 杏様/紅葉様→All
(/まだまだ募集しております。皆様との素敵なご縁お待ちしております…!)
29:
匿名さん [×]
2024-03-01 17:45:08
(/あの、面白そうな世界観のなりきりだなとずっと思っていました。参加させてください!プロフィールは完成次第載せさせていただきます。)
30:
とある手記 [×]
2024-03-01 18:09:04
>29
(/参加希望ありがとうございます!素敵なpfお待ちしております~!)
31:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 18:19:23
いいえ、似合ってなどいません。この花たちが魅力的だからこそ、私などが美しく見えてしまうだけですよ。はい、アナタの言う通り、私は和国出身でございます。アナタは…確か和国の近くの国の…あぁ、なんでしたっけ…
(どの花も似合っている、と言われれば謙遜などではなく本心で自分が綺麗なわけではなく、拾った花達がどれも美しいものばかりなためそれを持っている自分も美しく見えてしまうだけだと告げる。自身の来ている着物から和国の出身ということがわかったのか首を縦に振り頷く。相手の服装から出身国を読み取ろうとし、見覚えのある服だった為、国名を口に出そうとするがあと少しで思い出せるのにも関わらず、喉の奥に突っかかってしまい言葉が出せずに口篭り、相手は自国を当ててくれたのにこちらが当てられないのは申し訳ないなと罪悪感に駆られながら額を抑えてどうにか思い出そうとする。)
そう、ですね。そう思うことにします、ありがとうございます。
(直接的にでは無いが、貴女は悪くないと言われているような気がして気持ちが少しだけ楽になり、微笑んで。相手が距離を詰めてこちらに近付き、今まで拾ってきてくれたであろう花たちを渡してくれ、それをそっと受け取り相手の顔を見れば優しく微笑みを浮かべており、心の底から口に吐き出すように感謝の言葉を口にする。)
私のことはお気になさらず、この服装の生地は厚いものですので。あぁ、そういえばお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?私は杏と申します、以後お見知り置きを。
32:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 18:21:11
(>31は>26 磬様/鸞様にお送りしたものです。記入漏れがあり申し訳ございません。)
33:
褄取 [×]
2024-03-01 20:58:44
>18 ハリ様
「ためいきついてる。元気ない?」
月がうつる水面を揺らして歩く。子供には余る長さの袂と裾を掴んでぱしゃりと水を蹴ると波紋がゆっくり広がって波に打ち消されていく。波紋ができては消えて、水面にうつる月や星がゆらぐのををじっと見つめていると何か倒れるような音を聞きつけて。濡れた足の水気を飛ばしながら音の方向に歩み寄ると、ずいぶんと目立つ容姿の男神を見つける。何だか元気が無さそうな雰囲気に堪らず声をかけて。
「お星さまきれいだよ。貝がらもきれいなのいっぱいおちてるよ。」
相手は自分よりも大きな大人の容姿。守らなくても大丈夫ではあろうが、落ち込んでいるとなったら放ってはおけない。慰められるものはないだろうかとあたりを見回して見つけたきれいなものを挙げる。子供を慰めるときの常套手段だが、大人には効かないだろうかと考えて。
(/絡ませていただきます。拙い文章ではありますがよろしくお願いいたします!)
34:
磬/鸞 [×]
2024-03-01 22:17:07
>31 杏様/紅葉様
「そうかい?和国の神々は随分慎ましいとみえる。そこもまたいじらしく愛いと思うよ」
似合いであるとの言葉にやんわりと否定の言葉を紡ぐ彼女。その返しが静かに風に揺れる花蘇芳のような上品さを連想させ、さらに好ましく思う。きっと彼女を表す言葉はもっと他にあるのだろうが、今の自分には到底表せそうにないことが悔やまれる。薄い褒め言葉を並べるような不誠実な態度はよろしくないと、一旦言葉を切って彼女の話に耳を傾け。
「やはり…!その上品さは和国特有だろうからね。おや、私の出身国に興味を持ってもらえるとは。私は華国からここへ来たんだ」
予想と返答の一致に、案外当たると嬉しいものだと顔を綻ばせて。着物という衣服が物珍しいのもあるが、彼女の佇まいといい洗練された美しさを感じる。自国の概念とはまた違った美しさに、それこそ神が宿ったような神聖さを覚えて。満足感に包まれてうんうんと頷いていれば、こちらの出身国を尋ねる言葉が耳に入る。時代によって様々な呼び方をされていた国を表すのは難しかろう、と笑みを交えてこちらから伝えることにして。
「へぇ、美しさだけではなく暖かさ…実用性も兼ねているとは面白い。」
改めて感謝を述べられると恥ずかしいもので。気にしないでいいという意図を込めて軽く手を振ってみせ。照れを覚ますように衣服の話へ意識を向けるも、意外な話題に興味を惹かれる。今度、着用してみようかと頭の片隅に留めて。
「あぁ、そういえば名乗りもせずに申し訳ない。私は磬と言う。よろしくね杏嬢」
彼女の名乗りに応じ、自身も名乗りながら手を差し出して。
35:
ハリ [×]
2024-03-01 22:17:49
>33 褄取様
「んん?あぁ、別に元気がないわけじゃないさ。溜息は……まぁ、案外疲れてたのかもしれないな」
柔らかく、子どものような明るさを孕んだ暖かい声色に月を連想する。ぼんやりとそんなことを考えていたが、声をかけられていたことを思い出し。ぱっと跳ね起きて声の方へ視線を向ければ、声に違わぬ可愛らしい小さき主がいて。あどけない顔にこちらを気遣うような影が差しているような気がし、心配させまいと努めて明るい声色で伝えてみせる。が、実際ここに来るまでの疲れが出ていたこともあり、そちらは素直に伝えることにして。
「確かに此処の星々も綺麗だな!貝殻…もじっくり見たことはないが、星々とは別の綺麗さがある」
どの空の下にいても星々は変わらぬ輝きで、同じ顔を見せてくれる。幼子のような彼女の言葉に深く頷いてみせて。まだ純粋に星詠みを司っていた頃を懐かしく思う。再び彼女へ意識を戻せば、貝殻を示していて。よくよく見たことはなかったが、星々とは異なる美しさがあるものだと笑みを溢し。こちらを気遣うような言葉といい、きっと心配が消えぬのだろうと全力で気遣いに乗っかることに決め。
(/絡んでいただきありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願い致します!)
36:
米杯 [×]
2024-03-01 22:34:53
>18
(/絡ませていただきます! 飲んだくれキャラですが、よろしくお願いします!)
寄せ返す波の音が静かに満ち、空には満天の星が巡る砂浜。美しいその光景を見上げてしんみりとした空気を纏う一人の青年。
そんな少し神秘的ながら寂しげな景色の中に、波に運ばれてきたのかいつの間にか波打ち際に人一人分ほどの大きさの何かが打ち上げられている。
「…………うぅ……あぇ、み……水……気分悪いぃ~……」
モゾモゾと動いたその影は、突然微かに声を上げる。その声はとても気分が悪そうな様子で、空に手を伸ばし助けを求めている。
そんな影、もとい一人の小柄な女性の傍には空っぽになった一升瓶が転がっており、恐らくは泥酔状態で波にさらわれて限界を迎えているのだろう
37:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 23:22:48
>ALL
(随分口の悪い同一神の片割れですが、相手をしてくださるお優しい方がいましたら是非…!!)
チッ…あ”ー、ほんっとなんなんだよ彼奴ら…!
(どうやら自分と同一神である杏の請け負う植物や樹木が何者かによって悪用をされていたのか、そのようなことがあれば当人に災いを振り掛かると年百年も前から言い伝えをしていたのにも関わらず、無知な者達が言い伝えを破ってしまった為、災いをもたらすようにと同一神である杏に頼まれた所、拒否することも出来ずに受け入れてしまった。植物や樹木を悪用した当人に災いをもたらすことは、やはり体力がいるもので。体力がすり減ったことや、請け負っている植物が悪用されたことへの苛立ちが隠せず、誰もいないようなところで愚痴を零す。こんなところを杏に見られてしまえば、また終わりの見えない愉しを聞かされるのだろうと頭の中によぎるが、こればっかりは仕方ないだろうと誰に何も言われていないのに言葉を返す。ひとまず、今はこの怒りを沈めなければと思い歩いていた足を止めて目を瞑り、深く呼吸をする。少しは気持ちが落ち着いたのか、再び歩き出そうとするが、足元を見れば小さな毛の生えた可愛らしい生き物が擦り寄っていて。)
落ち着くな…、偶にはこうするのも悪くねぇな
(その小さな生き物、猫と呼ばれるものを手で救い取るように持ち上げれば無防備になった腹に自身の頬を寄せて。柔らかい毛が頬に当たり、擽ったいのに何故かもっとくっついていたいと思ってしまう。これが現代の人間たちを魅了するうちの力なのかと思えば、案外自分も単純なのだなと思ってしまい。こんなところを誰かに見られていれば、取り返しはつかないが人が通ることは滅多にないため、考えず猫と戯れていて。)
38:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 23:58:01
>34 磬様/鸞様
そうなのでしょうか…、此処には色々な方が沢山居ますから。もしかすれば、私の他に和国の神がいるのかもしれませんね。是非お会いしたいものです。
(和国の神は慎ましい、という相手の言葉に同一神である紅葉の顔とその性格が頭の中に思い浮かぶが、慎ましいという言葉の意味とは逆の方向に突っ走るあの者は和国出身なのだが…と心の中で思っていれば何だか面白くて着物の袖口から手を覗かせれば指を軽く折り曲げて口元に持ってくるとクスッと笑みを零す。自分のことや和国のことを褒める相手を見れば、あぁ、この方は他人のことをどこまでも肯定して褒めるような者なんだなと察し、褒められることは悪い気はしないため相手の言葉に相槌をうつように頷いて。)
えぇ、確かに和国は礼儀や作法を大切に扱っていますから。華国…!そうです、華国です!華国も和国とは違う点があってとても興味があります。たとえば…あぁ、香辛料が多く使われている料理とか
(自分から和国特有の上品さを読み取ったのか、はたまた元々知っていたのか…どちらかは分からないが、どちらにせよ自国のことを褒められるのは嬉しいものには変わらないため、確かにそうだと相手の言葉を肯定する。自身が思い出すことの出来なかった国名を相手の口から聞くことが出来、先程のような微笑みとは違い、嬉しそうな、楽しそうな笑みを浮かべて。和国と華国では違う点が沢山あるだろうと思い、華国では何が特徴的だろうと思い浮かべるとまっさきに思いついたのか辛い食物で。あまり辛い物は食べたことがなかった為、少し気になっていたということもあり花を落として落ち込んでいたということも忘れていて。)
いいえ、どんな形であれ花を拾って話しかけてくださったことはとても嬉しいです。此方からも何卒宜しくお願い致します、えっと…磬さん…?
(相手からの謝罪の言葉にそんなことはないとやんわりと否定して。差し出された手に自身の手を添えると痛くないようにと優しく握り、名前をどうして呼ぼうと考えながら、思い付いたのが敬称で。なんだか味気ないなと思いながらも、他にどう呼べばいいのかが分からず、今は敬称をつけて呼ぶことにして。)
39:
ハリ [×]
2024-03-01 23:58:16
>36 米杯様
「ん…何か聞こえたような……って何だありゃ」
暫し波の音に耳を傾け、何をするでもなくぼーっと黄昏ていたところに、聞き馴染みのない音が届いて。ごろり、と音の方へ身体を向ければ、視界の先に動く影を捉える。誰かが漂流物を生み出したのだろうかと思考するも、あたりに自分と影以外の気配はない。好奇心を刺激されむくりと起き上がり、身体についた砂粒をそのままに影へ近づいて。
「なぁんだ。ただの酔い潰れか…にしても、放っておくわけにもいかない…か?」
1歩1歩と近づく度細かくなっていくディテールに、漂流物の正体が神であることを知る。もぞり、と弱々しく動きながら何やら呻く姿に、月夜の薄暗さも相まってある種の不気味さを覚えて。やや遠巻きに観察していると、近くに転がる1升瓶と時折風に乗ってやってくるアルコールの香りから、どうやら酔っているらしいことが窺える。譫言のように何かを繰り返していることもあり、放っておくわけにもいかず。意を決して近づいてみて。
「あー…なぁ、あんた大丈夫か?要り用のものって言っても何にも持ってないが…吐く手伝いくらいはできるぜ?」
(/絡んでいただきありがとうございます!よろしくお願い致します~!)
40:
磬/鸞 [×]
2024-03-02 01:12:57
>38 杏/紅葉様
「というと、まだお嬢さんは他の神々に会えていないのかい?」
同郷の神に会ってみたいと話す彼女に、はてと首を傾げ。自分はどうだったかと振り返ってみれば、際限なく広がる白樹乃原で知り合った神は数柱。そして、いずれの出会いも偶然であったことを思い出す。であれば、彼女が未だ他の神々に会えていないのも無理はないと頷いて。何処か楽しげに身体を震わす彼女へ顔を向ければ、愛らしい笑みを浮かべていて。楽しそうだとか、嬉しそうだとかポジティブな空気を纏う誰かを見るのは、こちらも嬉しくなるもので。彼女につられ、ふにゃりと相好を崩し。
「ふふ、和国の礼儀作法は素晴らしいと聞いたことがある。私がヒトの子であったなら、足繁く通って……いや、和国へ移り住んでいたと思うよ」
もちろん出身地も素晴らしいところだと思っているけれど、と茶目っ気を交えてみせる。実際、神として生まれてから他国へ目を向ける暇もなかったため、現代のヒトの子が気軽に国々を渡っているのを目の当たりにし、羨ましいと何度感じたことか。そして、お隣さんとしての認識が強い和国にどれだけの憧れを向けていたか。聞き伝いが殆どではあるが、和国を知る度に魅了される。彼の国の話をするときには、自国の話題が出たかのように心が浮き立つのを感じて。
「香辛料かぁ。言われてみれば、こちらの国ではよく使われているかもしれないね。煎じれば良薬にもなるし、なかなか良いものだよ」
香辛料との言葉に自国の食べ物を思い浮かべる。遠い時代から近代まで様々な料理が生まれたが、いずれもその中心には香辛料が存在していたような気がする。特に、有名どころの香辛料は漢方として使えるほど効能を有していて。いつか彼女にもおすすめしてみようか、なんて考えを巡らせ。
「初めて試すなら桂花醤あたりはどうかな?デザートのシロップに使われることも多いから、甘くて食べやすいと思うよ」
辛い香りとは書かれど、その範囲は案外広いもので。香辛料が初めてだという彼女には、デザートなどの甘いものに使用する香辛料から試すのはどうだろうと告げ。自国の話題だからだろうか、知らず知らずのうちに饒舌になっていたことに気づく。彼女を置いてけぼりにしていないだろうかと不安になり、言葉を区切りちらと様子を窺って。
「さん付も敬語もなくて構わないよ?気軽に磬なんて呼んでもらえたら嬉しい」
そっと優しく添えられる手に、やはり心根が美しい人物であることを再認識する。こちらの方こそ、力加減を間違えぬようにと慎重に握り返して。何処かぎこちなく自身の名前を呼ぶ彼女に、不思議な可笑しさが込み上げつい笑みが溢れる。折角会えたのだから、もっと距離感を縮めてもらって構わないと提案してみせ。
41:
米杯 [×]
2024-03-02 15:45:18
>39
「う~……も……もう吐けないぃ……」
茜色の髪が特徴的な女性神は、心配して相手が近づいてきたのに気づいたのか『吐く手伝いくらいならできる』という言葉に、もう胃の中は空っぽであるため吐くことは出来ないと伝える。
そしてモゾモゾと動く彼女は、どうにか起き上がろうと力を入れて上体を起こすが、フラフラと不安定に揺れる。
「の……飲んでたら突然波に攫われて……気付いたらここに来ててぇ……」
半分意識が無いのか泣き上戸なのか、情緒不安定なまま聞かれてもない事を言葉に詰まりながら喋り始める。その話によると、海際で月を見ながら晩酌をしていたら波にさらわれていつの間にかここに打ち上げられていたらしい。
42:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-02 20:04:58
>40 磬様/鸞様
はい、残念ながら…。と言っても、こんな森の奥深くにまで足を踏み入れてくださる方なんて、相当居ないものですから。自分から進んで他の神々に話し掛けようとも思いませんので
(他の神々にまだ出会ったことがないのかと聞かれれば、少し寂しそうな表情をして頷く。だが、その原因は自分の住んでいるこのような森の深い所にずっと引き篭っているからだと語っていて。だからこそ、今こうして相手に出逢えたことが何よりも嬉しく、名を呼び合う仲になったことにも感動をしている。仮に他の神々に出会ったとしても、自分からは話しかけずに行けないだろうと思っていて。それは自分が話すよりも、その人のことを見守っていたいと思ってしまう性分だからなのだろうか。)
えぇ、それは私もです。華国には興味を引くものが沢山ありますし、和国とは違った華やかさがありますから。
(ヒトに生まれていたならば、和国2移り住んでいると言った相手に少しだけ目を見開いて驚くが、その後は自分もだと同意をしながら微笑んで言葉をかける。神に生まれながらも華国の存在感や魅力は知っており、ヒトに生まれたなら行きたい国に行くような場面も沢山あっただろうと想像して。もちろん、自国の魅力も自慢できるほど知っているし、和国と華国、どちらの方が魅力的かなんて選べる筈もないくらい、行ったこともない華国を推しているようで。)
桂花醤…和国ではあまり聞き馴染みのない言葉です。甘味にも使われるほどのものなのですね!
(香辛料が初めてだということを悟ったのか、あえて辛いものではなく甘いものから始めさせようとしているのが伝わってきて心が温まるような感覚がして。他国の話を聞くのは面白いもので、今までロクな話し相手がいなかったからなのかは分からないが相手が饒舌になっているなんてことにも気付かず、相手の言った一言一句を頭に刻み着けるように覚えてながら話を聞き。)
で、では…き、ん…?あぁ、やはり無理です、私には到底…!
(相手に敬称なしで呼んでくれると嬉しいと言われると、喜んでくれるなら…と途切れ途切れになりながらも相手の名前をゆっくりと呼ぶ。だが、その後には顔に熱が集中して耳まで真っ赤に染めて両手で顔を覆うようにして、相手が望んでいることもまともに出来ないだなんてと罪悪感に駆られながら、これでは敬語を外すのすらままならないと思っていて。)
43:
ハリ [×]
2024-03-03 14:36:32
>41 米杯様
「んー…あ、そういや此処ってアレだったよな。ちょいと待ってな……っとほい!コレ飲んで酔い覚ましな」
呻き声に混じり吐けないと訴えてくる彼女に、いかがしたものかと考えを巡らせる。何も持っていない自分では助けになれなさそうだと考えたところで、妙な違和感を覚える。自分がいるこの場所は幻想の地。なればこそ、その住人は天候どころか新たな土地を生むことさえできると。つまるところ、欲しいものは何でも作り出すことができるわけで。痒いところに手が届いたような、ある種の達成感に思わず笑みが溢れる。解を得たなら実践を。ぴんと立てた指先を軽く振り、くるくると空で円を描くと、幾許かの間を置いて手元へ水の入ったグラス容器が生成される。その中にちぎったペパーミントを入れ、彼女に差し出し。
「ま、今度から海辺で晩酌するのは辞めた方がいいかもなぁ。命がいくつあっても足りないだろうし」
漂流先に人がいなかったら大変だろ、と軽い調子で告げ。
44:
磬/鸞 [×]
2024-03-03 14:37:22
>42 杏様/紅葉様
「あぁ、森の奥というと神気に溢れているとするヒトの子もいるようだから、神である私たちも似たような圧倒感を覚えるのかもしれないね。…ふふ、杏嬢のように美しい人と語らえる素晴らしい機会があると知れば、皆もここへ馳せ参じるのではないかな?」
こちらの問いに緩く肯定する彼女の顔が翳っているように感じて。同情や憐憫ありきではないが、彼女の憂いが晴れればと言葉を紡ぐ。どのような場所であれ、高級感や神聖さが漂うスポットというものは、普段の生活との乖離から総じて近寄りがたさを覚えやすいもので。決してその場所や人物が嫌厭されているわけではないのだろう、と個人的な解釈の域を出ないものを伝える。では、近寄りがたさを緩和する要素を何とするか…と考えを巡らせ、行き着いた解に頬を緩め。こうして語り合っている彼女こそが、親しみやすさを感じ得る要素そのものであると思う。自ら他の神々に話しかけられんとする言葉に関しては、相手から話しかければ彼女の魅力に気づくだろうと敢えて触れることはせず。柔らかい笑みを一つ返して。
「そうだろう?この身でも他の国々を見て回ることはできるけれど、限りある命の中で順番をつけながら旅をするのも楽しそうだと思ってね。ふふふ、名は体を表すというけれど、まさに"華やかな国"だね」
こちらの言葉を肯定する彼女に、仲間を見つけたようなむず痒い高揚感を覚えて。彼女が話すように、それぞれの魅力を抱えた国々はとても魅力的で。お互いヒトの子であったらのなら、いつかの旅路で偶然に出会ったりするのだろうか等ぼんやりと想像する。
「和国では何と呼ばれているか分からないけれど、秋口に咲く橙色の小さい花が使われていてね。小さい星々みたいに可愛らしくて…もしかすると、この森でも見かけることがあるかもしれないよ」
他国の話を楽しそうに聞いてくれる彼女に、改めて心根の美しさを感じる。折角話に付き合ってもらっているのだからと、彼女の出身国にもかかる話題を出してみて。紹介した香辛料が花を蜜煮にして作っているものということはわかっているのだが、和国での名称までは知らず。いつか、その季節に実物をみせたいと微笑んで。
「ふふ、そんなに可愛らしい反応をされると悪戯したくなってしまう。名前も言葉遣いもゆっくりで構わないよ。いつか慣れた時には…ね?」
杏嬢のおかげで楽しみが増えたよ、と林檎のように赤く色づいた彼女に笑いかけて。初心な反応をする彼女につい悪戯心が刺激されるが、無理強いはよくないと自身を諌める。初対面で触れることは躊躇われたが、安心させたい思いと挑戦してくれた労いを込め、小さい頭をぽんと優しく撫でて。
45:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-03 21:09:35
>44 磬様/鸞様
そうなのですね…圧倒感…。私は美しくなどございません、ですが、この場所へと態々足を運んでくださる方が増えるということは、とても嬉しいことです
(確かに、相手は気軽に接しやすい性格でありながらも神といっても過言ではないほどの雰囲気を纏っており、高い等身のせいもあるのだろうが、先程まで感じていなかった圧倒感というものを覚えて。対して自分はどうだろう、と考え相手のような圧倒感も気軽に話しやすいような性格でもない。そんなことを思いながら『圧倒感』という言葉を復唱し、自分も相手のような雰囲気を纏えるような神になりたいと思っており。相手の口から『美しい』という言葉が出れば、それはまた自分に対する言葉で。何回言われても慣れないその言葉に再び首を振り否定して。自分が美しいかどうかはさておき、話題を変えるようにしてどんなことが理由であれこのような場所に足を踏み入れてくれるのは嬉しいことだと語って。この場に数え切れないくらいの方達が集い、笑ったりしている所を想像すれば、それだけで十分心が温まり。)
はい、そうですね。いくら神が永く生きるとは言え、この身より短い命で迷い選択し、その中で楽しむことが出来るということもまた良いものです。えぇ、とても素敵な国の名です。
(生き永らえるということは、他に変えられることの出来ないくらい素敵なものだが、やはり生きすぎてしまうと退屈なことの方が増えてしまう。そのような点で言えば、ある程度限りのある時間の中で人生を謳歌すると言うことが出来るのはヒトの子くらいだろうと思い相手の言ったことに同感するように微笑み。『名は体を表す』という相手の言葉にヒトが生み出した言葉は意味の深いものが多く、興味を惹かれるものが山ほどあるなと感じながら、華やかな国と書いて華国。とても良いネーミングセンスをしているなと思っていて。何を考えたのかは分からないが、自身の名前について着目をしてしまい、読み方は違うが『杏』と書いてアンズと読むということを知っており、アンズの花言葉の中には『包容力』『正直』などの意味があり、果たして自分はその名を背負えるような行動ができているだろうかと少し気が沈んでしまう。)
あぁ、恐らくそれは金木犀、という綺麗な花でしょう。この森でも偶に見掛けますよ。磬さんの言うように、小さな星のようで愛でたくなるほど可愛らしい花です。
(相手の話す花の特徴についてじっくり聞いていると、一つだけその特徴にピッタリと当てはまる花が思い浮かび。和国で呼ばれているその花の名前を答えると、この森でも金木犀が咲いている時期があることを伝え。夏の暑さが静まり秋の訪れを感じさせるような少し冷たい空気のある秋口に小さいながらも一生懸命に蕾を咲かせ、その後には橙色の花を見せてくれる金木犀は相手の言うように、小さい星のようで。そんな金木犀が華国では香辛料として使われていることは初耳で、他国に目を向けるのも良いものだなと相手に微笑み返すようにして表情を緩ませる。)
が、頑張ります…ですが、絶対に出来るとは限りませんから、期待はしないでくださいね
(顔に集中した熱が少し治まってきた頃、顔を覆っていた両手をゆっくりと離し、残っている顔の熱を冷ますように手で仰ぎながら、いつか敬語と敬称を外せるように努力はするということを伝える。そんな自分を安心させるかのように自身の手より一回り大きな掌で頭をぽんと撫でられ、その手になんとも言葉に出来ないような安心感を覚え、照れたような心地のよさそうな表情を浮かべ。)
46:
夜 [×]
2024-03-04 10:23:11
>37杏/紅葉様
人というものはなぜあんなに欲にまみれているのだろうな。
(力を使い、ヒトの心、体を浄化させ、悪を追い払ったとて、これからどうなるかはあいつら次第だと言うのに。運気を上げようが悪がついてきようが自分は悪くない。なぜならもともと汚れている心はどうしようと汚れきる。月の力を使おうと、それは一緒。病気になった、と悪口を言われてもそれはお前の体調管理が行き届いていないためだろうが。だがそんなことで夜は落ち込んだり、傷ついたりはしない。なぜなら自分には心がない。愚痴を吐くこともない。そのため昔は愚痴を聞く係にされていたりもした。ヒトと会うことのない道を歩いているとどこからか声がした。その声のほうを振り返ると、何かの気配を感じて)
お前、見たことないな。・・・猫が好きなのか?意外だな、、
(誰かがいると思い自分に似合わず興味があったのか、気配があったほうへと近づいた。気配を感じた先には見たことない、同類と言うべきか、常神がいた。音を立てずに相手の後ろへとまわると相変わらずの死んだ目でそれを見て、声をかける。猫と戯れている姿を見て、乱暴そうな性格の割には意外だなと思い、意外だとボソッと呟いて。自分は特に可愛いもの、というのは好きではない、というより興味がわかないためよくわからなく)
(/絡ませていただきました!使いにくい子だとは思いますがよろしくお願いいたします。)
47:
米杯 [×]
2024-03-04 19:31:17
>43 ハリ様
「うぅ、ありがとう~」
渡された水をゆっくりと受け取ると、ゴクゴクと飲み干す。すると少しだけ楽になったのか顔色は戻り、助けてくれた相手に感謝を述べつつ、気をつけた方がいいと言われると少ししょんぼりした様子になり。
「いやぁ……きれいな星空につい、それに今日は旨い酒も手に入ったからいっぱい飲もうかなって~」
そう話しながら彼女は、晩酌で飲んでいた一升瓶をパッと上に掲げる。しかし、その中は蓋を開けた状態で波にさらわれたからか酒のかわりに海水が入っていた、それをみた彼女は青い顔をしてとてもショックを受けた様子になる。
「……あが……あがが、こ、これすっごい美味しかったのに……」
48:
磬/鸞 [×]
2024-03-06 01:57:58
>45 杏様/紅葉様
「まぁ、私は永く生き過ぎたから、いざヒトの子と同じ生を歩むことになれば生き急いでしまいそうだよ…ふ、ふふっ……あぁ、いきなりすまないね…ふ……想像の私があまりにも可笑しな行動を取るものだから…ふふふ…」
彼女の言葉に、閑散としたこの場所が様々な神気と声で溢れ返る"いつか"を想像し、何とも賑やかで暖かな空気感に笑みが浮かぶ。他でもない彼女が望むのであれば、きっと遠くないうちに叶うだろうと強く頷いてみせ。
語らいながらヒトであったなら…の先を考えてみたが、その短い生の中に可能な限り経験を詰め込んで、如何にもこうにも其々が中途半端に終わってしまう姿しか浮かばず。神として過ごしてきた時間が長すぎるが故に、後回しにしても何とかなる…というよりは、時間が解決することも多く。それらをその場でもしくは短期間に解決せよとなれば、きっとヒトの子のようには上手くいかなさそうで。体験一つを取っても、生を終えるまでに様々なことに手を出し過ぎて、結果的に身動きを取れなくなっている姿が容易に想像できる。何とも滑稽な写しに笑いを堪えきれず。突然の失笑に驚かせてしまっては悪い、と一言謝罪の言葉を交えて。
「名といえば、杏嬢も素敵な響きをしているね。それに、杏嬢の名は不思議と親しみを感じる気がしてね」
名前という話題に、ふと彼女の名を聞いてから抱いていた感覚を思い出す。和国でどのような意味を持っているかはわからないが、彼女の名から『杏』を連想し。華国にルーツのあるその果物は食べ物としての印象が先に来やすいが、鑑賞として楽しむほど花も美しく可愛らしいのが特徴的で。もし、杏がその名の根源にあるのだとしたら、彼女以上に合う人物はいないだろうと妙な納得感があり。こうして語らいやすいのも関係していたのだろうかなど考え。
「金木犀……やはり、和国の言葉は美しく繊細だね。丹桂はこんなに綺麗な名を付けて貰えていたのか…通りでずっとあの愛らしさを保っていられるわけだよ」
和国での呼び名を知り、噛み締めるように反芻し。その名の響きからして、星々のような小さな愛らしさを体現しているようで。『金木犀』と口にすれば、柔らかい甘さを含んだあの香りが思い起こされる。和国の言葉はどうしてこんなにも美しいのだろうかと感嘆が漏れ。この場所でも見ることができるとする彼女の言葉に、待ちきれないという気持ちが擡げ。まるでヒトの子のようだと思わず笑みが溢れる。
「ふふ…勿論、気長に待っているよ。私たちには永い時間があるのだから」
期待しないでくれとの言葉に明言はしないが、お互い永い生があるのだから楽しみに待っていると意味を潜ませて返し。撫でられながら心地よさ気に表情を緩ませる彼女に、小動物のような愛らしさを覚えて。幾許か柔らかい手触りを楽しみ、最後にポンポンとリズムよく撫でた後に手を離して。
49:
ハリ [×]
2024-03-06 01:58:48
>47 米杯様
「礼はいいって。それより、気分はよくなったか?」
先程までの彼女の様子から、まともに動けないくらい酒を飲んでいたであろうことを推測し。血の気の引いた白い表情からは幾分回復したような気はするが、外に影響が出るということは相当中の…臓器の方にもダメージが溜まっているであろうことは理解できて。とは言え、癒しの力を持つ神でもない限り、水1杯程度で癒せるとも思えないわけで。取り敢えずの指標として、気分不快はないかと問うて。
「まぁ、確かに此処の星空は綺麗だけど……酒にまつわる神ってのも大変そうだなぁ…」
星見酒をしていたと話す彼女に、星空に限らず風情のあるものを目にすれば酒を煽るのではなかろうか…と妙な不安が過り。飲まずにはいられない性分であるとするのなら、酒に関連性のある神なのだろうと会得がいく。一升瓶を掲げては何やら顔色を悪くする姿に、『酒の神って大変なんだなぁ』と他人事のような感想が浮かんで。
50:
とある手記 [×]
2024-03-06 02:05:07
【info】
>1 ルール
>2 世界観
>3 用語
>4 募集(必読!)
>5 Pfテンプレート
>27 主pf①(修正版)
>22 主pf②(修正版)
【素敵な参加者様】
>8 極殺様
>10 山荷葉様
>12 銀杏様
>14 米杯様
>19 夜夜衣様
【スレ一覧】
>17 磬/鸞→All
>18 ハリ→All
>20 杏様/紅葉様→All
>37 杏様/紅葉様→All
(/まだまだ募集中でございます~。じっくりロルを回したい方、リアル優先でゆっくり更新したい方向けとなっております。素敵な参加者様、お待ちしております!)
51:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-06 21:25:13
>48 磬様/鸞様
ふふっ、えぇ。私もヒトの子であったのなら、きっと今の私でも笑ってしまうようなことを起こしてばかりでしょう。いいえ、謝ることではありません、磬さんのお気持ちは少しだけ分かりますから
(ヒトの子に産まれていたのなら生き急いでしまいそう、という相手の言葉に同意の言葉を述べながら手で口元を抑えクスッと笑みを零す。もちろん自分がヒトの子に生まれていたのなら今の自分は存在することは決してないのだが、ヒトの子に生まれた場合での自分を客観視することを考えれば自分のマイペースさ故に気が付いたら年老いていそうだなと重い。笑いを堪えきれなかったのか静かに笑い声を漏らす相手が謝罪の言葉を口にすると謝ることでは無いと首を振り、相手の笑ってしまうような気持ちになるのは少しだけ理解出来て。)
…なんだか磬さんには全て私の考えていることが筒抜けになっているようで敵いません。磬さんのお名前もとても素敵だと思います、和国ではあまり見かけないお名前というのもありますが
(ちょうど自分の名前について考えていたところに、相手が自分の名前を褒めるように素敵な響きをしていると言って。そんな言葉に困ったように眉を下げながら微笑むと、自分の心が見透かされているように感じて気の所為かと気を紛らわそうとするが、先程から自分の考えていることを汲み取って会話をしていることから気のせいではないのかもしれないと考えて。だが、名前を褒められることは嬉しいことであるため素直に受け止める。相手の名前の『磬』という単語は読み方としてあまり使われないことから自国では馴染みのない言葉だが相手と触れ合ってみると相応しい名前だなと感じる。)
えぇ、和国の言葉というのはとても美しく儚いものだと私も思います。どれだけその物が美しくとも名前がそれ相応になっていなければ美しさも散ってしまいますものからね…ですが、私は華国での呼び方も好きですよ。
(和国の言語というものは特殊なものが多く、同じ意味でも複数の呼び方があったり言葉を物の単語を使って表現しているところが海外ではあまり見られないことからそこが和国の良いところでもあるのではないかと出身国のことを恥ずかしながら高く評価していて。勿論、和国ではなく相手の出身国である華国の言葉も好みで。自分の知識が足りないためか相手と華国のことを深く語り合えることは出来ないが、相手から自国を褒めてもらったように、相手の出身国のことも褒めたいと思って。)
…もう、やめてしまうのですか?っあ、すいません!こんなことを言うつもりは…
(最後にポンポンと頭を撫でられた後に手が離され、名残惜しさを感じてしまったのか柄にもなく相手の服の裾を軽く摘んでまた頭を撫でることを求めてしまう。無意識だったのか自分でもそんなことを言ったことに驚いており、再び顔を赤くしながら謝罪の言葉を口にして。)
52:
米杯 [×]
2024-03-07 00:50:22
>49 ハリ
「まぁ……いっか! またどっかで手に入るでしょ!」
しばらく気に入った酒が無くなってしまったことにショックを受けて顔を青くしてた彼女だが、パッと顔を上げると気を取り直したのか笑みを作って楽観的に物事を考え始める。
そして、助けてくれた相手の不快感は無いかという問いに対して答え始める。
「ん~、大丈夫だよ~ お陰様である程度歩けるようになったしね」
自分の体調は良くなったと話しつつ空に手をかざす彼女は、滑らかな動きで指を使って何かを描き始める。
「酒の神っていうかね~……本当は豊穣とか、稲作の神でさ、んでその繋がりで米を使った酒造業の人達に信仰され始めたんだ~、実際お酒は大好きだから嬉しかったんだけどね」
酒にまつわる神も大変そうだと言うハリの呟きに、本来自分は農業(特に稲作)に関する力を持っていた神だったと説明する。そして、空に何かを描いていた彼女の手が止まるとそこには二日酔いに効くで有名なしじみを使った味噌汁が1杯出現しており。
「う~ん! やっぱ二日酔いにはこれだよねぇ~」
しっかりアツアツなのか湯気が立ちのぼるそれを一口飲んだ彼女は、満面の笑みを浮かべつつほっと一息ついているようで。
53:
磬/鸞 [×]
2024-03-07 01:06:33
>51 杏様/紅葉様
「あぁ…いや、不快な思いをさせたのならすまないね。心の内を覗くような力はないのだけれど、そのような物言いをしてしまうことが多いみたいだから……」
考えていることが筒抜けに思えると困ったように笑う彼女に、一拍置いて事実を飲み込み謝罪をして。気取られていることを嫌厭する者が多い中で、それを隠しもせず彼女に告げてしまうとは、さぞ不快な思いをしただろうと申し訳なさに眉尻を下げ。実際、心の内を読み解くような能力は一切有していないのだが、如何にもこうにも相手の思考を見通したような話題を選んでしまうもので。片割れである鸞にも『非常に不愉快だから口を噤め』と何度怒られたことか。
「ありがとう。ヒトの子の世界には私の名を冠した仏具があるようだから、もしかすると杏嬢も目にしているかもしれないね」
反省一色でいると、こちらの名を褒めるような文言が聞こえてくる。馴染みがないとする彼女に、つい自分の名前に関する知識を返してしまって。仏具に使われていると話した手前、そちらの話題でも…と思考を巡らせるも、宗教観に明るくない自分では良い説明ができそうにないと、話題を広げることは諦めて。実際、自分と同じ名を有する仏具をみたのも数回程度で、どのような場面や用途で使われ、どのような音色なのかなどその仔細を知らず。つまらない話題を提供してしまったか、とまた反省を一つ。
「ふふ、ありがとう。杏嬢にそう言ってもらえると、益々自国のことが誇りに思えるよ」
こちらの国の言葉にも『好きだ』と愛着を持ってくれる彼女に、心からの感謝を述べて。自国の文化は素晴らしい、それと比べて何処ぞの文化は…など貶め合う者たちも多い中で、彼女の純粋な好意と言葉は何にも変え難い美しいもので。一種の眩しさを覚え、思わず目を細める。その眩しさが、暖かさが好ましいと出会った時から感じている思いを噛み締めて。
「っ…はは、参ったなぁ…そんなに可愛い反応をされるとやめ時が分からなくなる……杏嬢がよければ、このまま触れてもいいかい?」
離そうとした手をくいっと軽く引かれる感覚に1度目の驚きを。そして、強請るような言葉と林檎のように真っ赤に染まった彼女の顔に2度目の驚きを隠せず。あまりにも可愛らしい姿を目の当たりにし、無意識に息を呑んで。威圧感を与えぬようにと努めて出していた柔らかい笑い声も作ることができず、雄を感じさせるような低く掠れた声が漏れる。何拍か置いて深呼吸を数度繰り返し、彼女へ触れても良いかといつもの調子で尋ねてみせ。
54:
ハリ [×]
2024-03-07 01:22:51
>52 米杯様
「そうか、ある程度回復したのなら何より。あのままぶっ倒れられても夢見が悪いし、俺の可憐な細腕じゃあアンタを運んでやれないからなぁ」
歩ける程度には良くなったと話す彼女に、一先ずの安堵を覚える。此処に来てから倒れている神も酔っている神も目にしたことがなかったため、対応に困惑する部分が大いにあって。いくら性格的な癖があると言っても、横で倒れたまま放置することは流石に夢見が悪い。実際、抱えて運ぶことは容易だが、そこまでお人好しでもないわけで。へらっと笑いながら軽い調子で冗談を交えて。
「へぇ、豊穣と稲作ねぇ。こっちにも豊穣の神はいたけど、稲作っていうのは見かけたことがないな…それに、米を使った酒があるってのも面白い」
他国の文化は摩訶不思議だねぇ、とのんびり返して。ちらり、と彼女を見れば、これまた見たことのないものを飲んでいて。彼女の表情から不味いものではないのだろうと予測できるが、そんなに美味しいものなのかと疑問も湧くわけで。
「なぁ、アンタが飲んでるそれ。俺にも飲ませてくれない?」
一口でいいから持っているそれでいいよ、と新しく生成しなくても良いと追加で告げて。
55:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-07 07:59:40
>53 磬様/鸞様
いいえ、不快なんかではありません。心の中を見透かす力はなくとも、それは磬さんの長所の1つですから。私も気を遣わず先程のようなことを言ってしまって申し訳ありません。
(決して不快になど思っていない。これは本心そのもので、自分の発した言葉で眉尻を下げて申し訳なさそうにながら謝罪する相手を見ると罪悪感に駆られ、そんなところも相手の良い一面だと告げる。相手は心の内を見透かすことが不快だと思っているらしいが、自分はそうとは思わない。実際そのお陰で自分でも話せるような話題が何個も出てきて親しみ易くいつまでも会話を続けられるように感じる。此方も相手の気持ちも掴めず考えていることが見透かされているみたいと言ったことに対しての謝罪の言葉を口にする。)
仏具…私はあまり仏具に詳しくありませんが、磬さんの名前になっているほどですからさぞ素敵な物なのでしょうね。
(相手の言った『仏具』という部分を復唱し、仏具とはどんなものだっただろうと思い浮かべると、その意味や大まかな物の姿が頭の中に浮かんできて。その中の『磬』と呼ばれるものはどんな物かは分からないが、相手の名前になっているのならば良い仏具なのだろうと何となくだが察して。)
あぁぁ…私はなんてことを…。え、っと…はい…勿論、です…。私で良ければ幾らでも…
(真っ赤に染まった顔を覆い隠しながらその場に崩れるようにしゃがみ込み相手に聞こえるか聞こえないか曖昧な声量で自分はなんてことを言ってしまったんだと恥ずかしさを隠しきれず。自分が良ければ触れてもいいかと聞かれれば拍子抜けしたように腑抜けした声を漏らし、勿論だと頷きまだ恥ずかしさが抜けないのかしゃがみ込んだまま、目以外の顔のパーツを隠しており。)
56:
米杯 [×]
2024-03-07 19:03:59
>54 ハリ様
「お、いいよ~! 貝のスープみたいなものだけど、これが二日酔いに効くんだよねぇ」
アルコールで頬を紅潮させつつ、飲んでいたしじみの味噌汁をハリに差し出し軽くどんなものか説明をする。
「しかも、白米ともよく合うんだよ~」
やはり稲作の神だからなのか、米のことを思い浮かべるとお腹を鳴らしながらニコニコと話す。
57:
磬/鸞 [×]
2024-03-07 21:07:20
>55 杏様/紅葉様
「いやいや、杏嬢が謝ることではないよ。長所と言ってもらえることが少ないから…素直に嬉しいよ」
こちらの言動に非を唱えるどころか、それを受け入れた上で謝罪まで残す姿に慌てて静止をかけて。彼女こそ必要のない謝罪だったろうに。その気遣いに有り難さと申し訳なさがないまぜになって。靄つく思考を霧散させるように頭を軽く振り、長所だとしてくれる言葉に笑みを返して。彼女の優しさに甘えることにし、ありがとうと感謝を述べて。
「ふふ、かく言う私も仏具には詳しくないんだ。それなりに大きいものではあったはずなのだけれど…ヒトの子から離れて随分経つから忘れてしまってね」
仏具と繰り返す彼女の横で、どのようなかたちを有していたか記憶を探って。やはり、思い出せるのは大きさや音色程度でその輪郭もぼんやりとしている。これ以上は成果を得られそうにないと首を振り。
「おやおや…そんなに恥ずかしがることはないだろう?神であっても、触れ合いたい心や甘えたい気持ちは誰でも持ち合わせるものだから」
崩れるように下へ下へと下がっていく小さい頭を追っていけば、ぽそぽそと何やら呟いていて。内容までは聞き取れなかったものの、顔を覆っている姿が目に入って。言葉の真意は読めないが、人肌恋しい気持ちや甘えたい気持ちは神でも存在するものだと優しく告げてみせ。恥ずかしさが和らげばよいが…と可愛らしい姿にくすりと小さく笑みが浮かんで。
「それじゃあ、失礼するよ……杏嬢、もう私に可愛らしい顔を見せてはくれないのかい?」
了承の言葉に頷きを一つ返す。驚かせないように一言告げてから、彼女の頭に手を置き。上から下へ髪を漉くようにゆっくりと動かしながら、顔を見せて欲しいと柔らかい声で問うてみて。
58:
ハリ [×]
2024-03-07 21:07:52
>56 米杯様
「貝のスープかぁ、なるほど。魚介類が酔い覚めに効くなんて初めて聞いたよ」
差し出された椀の中身をマジマジと見つめ、何とも珍妙な見た目に中々手が出ず。スンと軽く嗅いでみるも怪しい香りはしない。二日酔いに効くとの言葉に、自国にはない斬新な酔い覚ましに再び好奇心が首を擡げる。恐る恐る彼女から受け取り一口含んで。
「…ん、思ったより美味しいな!うちでは飲んだことのない味と香りがする。へぇ、米とも合うのか」
口に広がる優しい塩味と少し癖のある魚介の香りに、思わず美味しいと言葉が出て。自国にはない風味に更に興味が湧く。米とも合うという彼女に自国の細長い米を思い浮かべ、アレにも合うのかと疑問が浮かぶ。ともあれ、米の神らしい彼女が言うのなら合うのだろうと頷いて。
59:
米杯 [×]
2024-03-07 21:46:01
>58 ハリ様
「美味しいでしょ~、まぁ米って言っても多分日本のお米が一番合うんだけどね~」
渡した味噌汁を美味しいと感想を述べる相手に、自国の料理を褒められて嬉しくなったのか思わず笑みを優しげな笑みを浮かべる米杯。そして、米に合うと話したものの一番合うのは日本の短く粒が丸めなものだと話す。
そうして、味噌汁をゆっくりと味わいつつほっと一息ついた彼女は再び空を指でなぞり一本の瓶を作り出し。
「よーし、気分も良くなってきたし迎え酒だ~!」
彼女が生み出した一升瓶の中には日本酒が満杯に入っておりそれを『迎え酒』と言って、煽り始める。そうして飲み始めた彼女は、ハリを見つめ何かを思い出したかのように口を開き。
「ん~、そういえば自己紹介してなかったな~! 私は、米杯(ヨネツキ)! ヨネって呼んでね~!」
ニコニコとよってご機嫌な笑みを浮かべながら、軽く自己紹介をしハリの前に一升瓶を差し出して『君も飲む? おいしいよ~』と酒を勧めてみる。
60:
杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-07 23:53:59
>57 磬様/鸞様
いえ、私も磬さんに褒められてばかりですから。貰ってばかりは性に合いません。
(長所と言われることが少ない、と口にしたのを聞くと少し驚いたように目を見開く。自分は相手が心の内がわかってしまうという所に関しては助かっている場面が多いが通常であれば考えていることが伝わるというのは気味が悪いものなのだろうか、と考えながらも、自分は相手から『美しい』や『可愛らしい』などと沢山褒めてもらったことから何かお返しのようなものがしたいと思っていたところであり。もちろんその為だけでお世辞で言った訳ではなく、本心からの言葉を贈り。)
そうなのですね…いつかお目に掛かれることが出来たのなら永く生きている間でも何度でも思い出せるように記憶するでしょう。
(相手もあまり覚えていないということなら、無理して仏具について考えなくていいかと思い気が楽になって。大きい、ということだけ分かっているのであれば想像することは自由だと思いどんな色か、形か、手触りか想像して。もしも『磬』という仏具を見ることが出来たなら、永い時を生きている神であるとしても一時も忘れぬように記憶すると誓い。)
確かにそうですが…
(人肌が恋しいと感じるのは神も同じ、そう恥ずかしさに悶えている自分に言う相手に確かにそうだと頷いて。そうかもしれないが、自分が他人に甘えるような者だと思われたくなかったという強がりな部分が出てしまい、だが甘えられる相手ができて嬉しいという気持ちもあり…という複雑な心情で。なんとか羞恥に耐えながらしゃがみこむ為に折り曲げていた足を伸ばして立つと顔に集中している熱を気にしながら視線を泳がせ。)
か、可愛らしくなど…!っ、は、はい…お願いします…
(自分を戸惑わせないように一言告げてくれたのだろうか、どこまでも気を遣えていることに素直にすごいなと思いながら上から下へと髪を漉く手つきに段々と羞恥心が抜けてきて。その手つきと柔らかい声のお陰か顔を覆い隠していた手はすっかり外されていて。)
61:
名無しさん [×]
2024-03-31 13:00:14
(/こんにちは、こちらのキャラクターで参加を希望させていただきます。
何か不備などありましたら修正いたしますので、ご確認お願い致します。)
名前:丹砂之奥流(ニスナノオクル)
愛称:丹砂(ニスナ)
性別:女性体
神体:
10mを越える巨大なリュウグウノツカイ。
その神秘的な見た目と、毎年必ず一匹だけしか捕ることができなかったことから、島では神の象徴とされていた。
容姿:
背丈は150cmないくらいで、瞳は赤錆色。主張の少ない体つきと緩く弧を描く口元は、下がった眦と合わさって穏やかな印象を与えている。
灰地に白い流水文様のシンプルな着物を着ており、赤錆色の帯を締め、深紅の鼻緒の下駄を履いている。
背中の中程までの濃い灰色の髪はクセこそ無いが少し傷んでおり、くすんだ赤い髪紐を使って低い位置で緩めの一つ結びにされている。
役割:
周辺の潮流を操り、水辺で死んだ生き物や水葬された人間を海に還すこと。
また、いつからか自らを神として信仰するようになった島民に、ささやかな海の恵みを届けていた。
性格:
見た目に違わず温厚で平穏を望み、他者との関わりを好む性格だが、特定の個体や種族に対して入れ込みすぎない冷静さを持ち合わせている。
ヒトの産物によって海が変容していく様を直に見てきたため、現代のヒトの子には少々思うところがありつつも、忘れられた辺境の小島の神にできることはないよなぁ、と静観の構えをとっている。
また、長く塩辛い海の中にいたせいか大の甘味好きでもある。
備考:
遥か昔に、日本の南の小さな島で信仰されていた土着の神。元々は島の自然を見守る精霊のような存在だったが島民から神様として扱われ信仰された結果、神と同じような力が宿った。
島では水葬が主だったこと、葬儀に使われていた浜が鉄分が多く赤く錆びた砂だったことがその名の由来。
ある時から病や震災などで少しずつ島民が減っていき、それに伴って信仰も弱まり不漁の年が増え。殆どの島民は本土に移り住み、希望したごく少数の老人が島で最後を迎えて、静かに人々の記憶から消えていった。
最後の住民を海に還し、かつての住居や祀られていた小さな社が残骸になってしばらく経った頃、自由になっていた身体に気がついて海流任せの放浪を始める。
海に揺られながら目まぐるしいヒトの営みを見守っているうちに、偶然白樹之原に辿り着いた。
台詞:
「地上も彩りに溢れていて美しいけどね、海の中だって負けてはいないよ? あそこは意外と賑やかなんだ。」
「あ、美味しい……モモって言うんだね、これ。
いや海の中じゃこんなに甘いものはなかったから、つい。
………………もう一つだけもらえない?」
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