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57:
磬/鸞 [×]
2024-03-07 21:07:20
>55 杏様/紅葉様
「いやいや、杏嬢が謝ることではないよ。長所と言ってもらえることが少ないから…素直に嬉しいよ」
こちらの言動に非を唱えるどころか、それを受け入れた上で謝罪まで残す姿に慌てて静止をかけて。彼女こそ必要のない謝罪だったろうに。その気遣いに有り難さと申し訳なさがないまぜになって。靄つく思考を霧散させるように頭を軽く振り、長所だとしてくれる言葉に笑みを返して。彼女の優しさに甘えることにし、ありがとうと感謝を述べて。
「ふふ、かく言う私も仏具には詳しくないんだ。それなりに大きいものではあったはずなのだけれど…ヒトの子から離れて随分経つから忘れてしまってね」
仏具と繰り返す彼女の横で、どのようなかたちを有していたか記憶を探って。やはり、思い出せるのは大きさや音色程度でその輪郭もぼんやりとしている。これ以上は成果を得られそうにないと首を振り。
「おやおや…そんなに恥ずかしがることはないだろう?神であっても、触れ合いたい心や甘えたい気持ちは誰でも持ち合わせるものだから」
崩れるように下へ下へと下がっていく小さい頭を追っていけば、ぽそぽそと何やら呟いていて。内容までは聞き取れなかったものの、顔を覆っている姿が目に入って。言葉の真意は読めないが、人肌恋しい気持ちや甘えたい気持ちは神でも存在するものだと優しく告げてみせ。恥ずかしさが和らげばよいが…と可愛らしい姿にくすりと小さく笑みが浮かんで。
「それじゃあ、失礼するよ……杏嬢、もう私に可愛らしい顔を見せてはくれないのかい?」
了承の言葉に頷きを一つ返す。驚かせないように一言告げてから、彼女の頭に手を置き。上から下へ髪を漉くようにゆっくりと動かしながら、顔を見せて欲しいと柔らかい声で問うてみて。
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