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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1582


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自分のトピックを作る
1427: ハイネ [×]
2024-08-28 20:57:18



>グレン(>>1424)


ええ。忙しくなりますねえ、俺の可愛いグレン
(約束のいくつかが果たされるのを心待ちにするような眼差しは彼が想像しているよりもずっと怪物がそれを楽しみにしていることが伝わるだろうか。わくわくと活力に満ちるような様子はさながら美味な食事にありついた後のような充足感を醸し「 勿論、見逃しませんとも 」飽きない内は、の一言は今更付け加えるのは無粋かと省略し、彼がこの屋敷で迎えることになる最期の瞬間は一体どんなだろうと思いを馳せるより前、柔く波紋のように肌から肉へ浸透して伝わるような体温を手首に感じてはふと微笑みを深め「 では、少し強めに 」そう前置いて右手首の丁度手のひらの付け根あたりの内側に口付け、そのまま徐々に強さを増しながら吸い付いて以前のよりも少し濃厚な鬱血痕を刻む。もう十二分に付いていたとしても、一夜でも長く残るようにと入念なそれは微かに痛みを伴うかも知れない。そうして静かに口を離せば下から伸び上がるようにして今度は自分から彼の唇を淡く奪って「 満足のゆく痕が残りましたか? 」至近距離でそう問い掛けてから確認のためにちろりと右手首を見やる、そこには内出血の赤を通り越した紫に近いマーキングが施されていることだろう)




1428: クォーヴ [×]
2024-08-28 21:01:26



>秋天(>>1425)


……きっと素晴らしい女性(ひと)だったのだろうね。こんなに立派な子を育てたんだもの
(いつの世でもさして珍しいわけでもないその話にもどこか物悲しそうに目を伏せるのは温度のない人喰らいの怪物であっても情緒を理解する心が備わっている証拠。しかし当の本人に悲壮に浸る気配は一分とて無く、であればと自身も穏やかな微笑へと表情を巻き戻して慰めのつもりでもない思ったままを告げ「 そう、よく分かったね。もしかしてどこかで見たことがあるのかな? 」ここへ連れ去られた多くの獲物は眼の前で実演されようとも荒唐無稽な魔法を信じ受け入れることに少なくない時間を要するものだが、察しの良い言葉には賛辞を贈る調子で軽やかな冗談を付け加えて。得体の知れない不気味な場所で人間ではない異形の誘いに身を委ねる、そんな異常事態で背筋を伸ばしたまま歩み始めた気丈な姿に多くの怪物は感嘆するかもしれない。しかしこの屋敷の中でも古の存在に近い死神にとっては誇り高い強がりが透けて見えて愛らしいことこの上なく、思わず吐息と共に笑気が漏れ出てしまうのを意識して堪えなければならないほど。ふわり、黒煙の裾を広げて手を繋いでいない方の――即ち彼にとって壁となるもののない無防備な側を覆い隠すように、宛ら自らの傍らに彼を庇うようにしながら「 ××××、…きっと君たちには発音できない響きだよね。彼らの名前は怪物に――僕らに呼ばれる為だけのものだから 」隠す必要のない固有名詞はきっと摩訶不思議な音となって鼓膜に届くだろう。獲物にとって使い魔の名は必須でない、何故ならば彼らの仕える対象はあくまでも怪物たちであって獲物の世話を焼くのはあくまでも主人の美食のためなのだから「 ああ、見えてきた。食堂を使うことなんて滅多にないから久々だなあ 」わずかに階段を降り、幾つかの角を曲がり、廊下の突き当りに少し毛色の違う扉が見えればそこが今夜の終着点だと示し何処か静かに心躍るような声色で紡ぎながら魔法の力で手ずから触れることなく扉を開いて。目の前に広がるのは貴族公族が集い晩餐を嗜むのかと見紛うような広大さと絢爛さに満ちた食堂、その奥には人が何人も住めそうなスペースの厨房が広がり「 おいで。人間用の食材があるのはこっちだよ 」ゆる、と手を引いて大理石の床を跫音と共に進み厨房へと。ぴかぴかに磨かれた調理器具や大小様々な棚を素通りして、やや奥まった場所の戸棚を開けば新鮮な肉や魚、野菜や果物と豊富な調味料やスパイスの類が整然と並べられていて。冷蔵と常温のものが入り交じる光景は違和感を禁じ得ないものがあるが、魔力によって個々の食材が適温に保たれている事はそれらに少しでも触れれば分かるだろう)




1429: クォーヴ [×]
2024-08-28 21:03:34



>ニール(>>1426)


君は――――ニールはやっぱり、特別な子だね
(想像を絶する痛みの中、肉や血を生きたまま喰らわれるぐらいならば苦痛なく記憶を差し出す方がマシだといつだか獲物から聞いた事がある。しかしその本人も一度喰われてしまえば自分が自分であるための記憶がどれだけ無事なのかを心配する内に疑心暗鬼の渦に囚われ気が触れてしまった、その他の大多数の獲物はそんな目に遭わずとも少し考えれば記憶を奪われる事がどんなに恐ろしいかに勘付き震えていた。しかし彼は今まで見てきた獲物たちと矢張りどこか違う、死神に記憶という供物を捧げられると知って寧ろ喜んでいるように見える様相に覚えた高揚をどうにか上品と呼べる範囲の声色で表現し「 ふふ…素敵だね、是非食べさせて欲しいな 」美味しそうな響きに肯定を返す他なく、しかし急いて喰らおうとしないのは立ったままつまみ食いなんてお行儀の悪い真似はしたくないから。今宵彼が楽園を味わった締め括り、きっとあのオアシスにて頂戴しようかななんて謀略を巡らせながら解き放たれた獣を見送る。今は猛獣ではなく仔犬のように見える姿を微笑ましく眺めながら「 もちろん、心ゆくまでどうぞ。ここにいるのは死神だけ、誰も君を追放したりしないよ 」禁断の果実と呼ばれるに相応しく見る者を誘惑する熟れた赤色は、味も何も感じないと理解しているのに怪物の興味すら惹いてしまうほど。ゆったりとした足取りで彼に近付きながらじっと彼の一挙手一投足を見守って)


***


やあ、連絡どうもありがとう。今から気になって仕方がないから、きっと何度も宝箱の中を覗いてしまうだろうな。ああでも、…ふふ、急がず無理なく、ゆっくりと紡いで。今夜は引き続き、僕と楽園を楽しもうね。




1430: グレン [×]
2024-08-28 21:55:29





>ハイネ( >1427


先ずは今日の花のお礼から、だね。
( 向けられる眼差しが何処となく楽しげに見えるのは気の所為だけでは無いのだろう。ちらりと視線を向けるのは彼が室内に入って来た際に置かれた鉢植え。それも枯らさないように世話をして、それからそれから…。日々の生活の中でやるべき事が増えれば、それだけ一人で鬱々とする時間も減るはず。返答には緩い笑みを浮かべ 「 飽きさせるつもりは無いから 」 ぽつり小さな声で紡ぐのは何度も聞いた一言。先日首筋に刻まれた時よりも強い痛みに僅かばかり顔を顰めるものの、自ら強請った事のために痛みに対する抗議の声を上げる事はなく。濃く深く刻み込まれたそれに、まるでうっとりとするかのような視線を送っていれば唇を掠めるように触れる柔い感触に間近に見える金の双眸を見詰め 「 うん、ありがとう 」 左手で手首に刻まれたそれをするりと撫でてから、口元は緩い弧を描くように口角を持ち上げ再度彼の首元へと緩く腕を回して抱き付くように。目の高さの位置的に普段とは異なり見下ろすような形で視線を交える状況が珍しくクスクスと小さな笑い声を漏らし 「 ハイネが俺のこと見上げてるの珍しいね 」 回していた腕をゆっくりとした動作で引き抜き、冷たい頬へと添えまじまじと見詰め 「 ねえ、ハイネは俺のことで知りたい事とか無いの? 」 未だ離れたく無いがために紡ぎ出した疑問。ゆるり首を傾げて )





1431: 秋天 [×]
2024-08-29 01:15:46


>クォーヴ ( >>1428 )

( 養母と自分に対する賛辞への応えは曖昧な首肯に留めた。彼女のことについて、できればまだ何も考えたくなかったからである。起こってしまったことはどうしようもなくて、どんなに嫌だと思っても時間は残酷に針を進める。僕は母が亡くなってしまったことと同じくらい、母を殺/してしまえる人がいることそのものが苦しかった。続く彼のからかいには未だ信じられないというような顔をして、「……まさか。夢を見てるみたい」と素直な感情を伝える。ここが元いた場所とは別の世界であることをいよいよ実感し始めて、脳のキャパシティがいっぱいになる前に深く考えることをやめた。考えたところで意味がないだろうと思ったので。──ふわり。突如として自分の半身を覆った煙のような何かに驚き肩が跳ねる。それが気遣いの仕草であろうことに気付いたのは数コンマあとのことで、彼が口にした不思議な音への反応に少しのラグが生じた。「僕らに呼ばれる為だけのもの……」噛み砕くように呟いて、僕が決して立ち入れない領域の話なのだろうと理解する。寂しさに似た何かを覚えつつ、「そう。教えてくれてありがとう」と律儀にお礼を告げた。彼が自身を"怪物"と称したことも、今は考えないことにする。
ひとりでに開かれた扉の奥に広がる途方もない規模の食堂を通り過ぎて、彼に案内された厨房の一角にある戸棚の前へ立つ。生肉と野菜が同じ場所に並んでいてぎょっとするが、その中にあったラム肉に見えるものを手にとると不自然にひんやりとしており、これも魔法の仕業かと自分を納得させた。そういう不思議な力を操る彼は人間の食べ物を口にしないそうなので、僕の手料理はいらないし、案内を終えたらもうここに用はないことになる。部屋からここまでの道のりを一人で戻ることへの恐怖から「……クォーヴ、もう行っちゃう?ここにあるもの、僕が勝手に使って大丈夫?」と彼を引き止めるような台詞にそれらしい質問を添えて。使っていいから連れて来られたのだろうが、許可をもらう前に手を付けるのは気が引けてしまう整然さだった。補充されているということは使う人がいるのだろうと思ったことも嘘ではないので、不安そうな顔で彼の反応をうかがって。 )



1432: ニール・グレイ [×]
2024-08-29 19:39:07



>クォーヴ(>1429


(特別だと、素敵だと、穏やかに贈られる彼の言葉に頬が弛む。ちゃんと熱量を持っている音だと肌身に感じるからこそ、それは尚更に。「うん、じゃあ約束ね。」己から渡す想い出を軽やかに契ったその後の、甘い香りに満ちた楽園の中。「ふふ、それなら沢山知恵を付けちゃおうかな。」得られた許可にまた満面と笑い、触れていた赤い果実をぷつりと手の内に落とす。それを二つ、三つと繰り返して、通り道の葡萄とオレンジも一つずつ、両手一杯に彼是抱えて向かう先は奥に見えていた泉。その縁に立って水面を爪先で揺らせば、何処までも透明なそれの波紋と共に心地よい温度が伝わって、「冷たいねぇ、」ご機嫌にくすくす笑いを零したその次、ぱしゃんと微かな飛沫を散らして足を浸し其処に座り込む。「クォーヴ、早くおいでぇ。」腕の果物達は膝の上に、空けた手でまた林檎だけを手に取りながら、振り返った笑顔でもう一方の手を肩ごと大きく振って催促を。しかしながら、彼が来るまで甘い匂いの誘惑を堪える事は出来なくて。「……ちょっとだけ、」見下ろした手の中、熟れた林檎の肌を上着の袖でごしごし磨き――遠慮無しの大きな一口で齧り付く。頬が膨らむ程に口腔に満たしたそれをゆっくり咀嚼していけば、匂い以上の味と果汁に目を見開いて、それからうっとり酔いしれるように眦を細く蕩かしていく。何度かに分けて嚥下したその余韻にも嬉しげにゆらゆら身体を揺らし、「……こんなに甘いの初めて。なんだかお菓子みたいだねぇ。」大層ご満悦と呟く声を浮かばせた後、欠けた果実から溢れる雫さえ舌先で舐め取りながら、それを夢中と頬張っていく。)




1433: ハイネ [×]
2024-08-30 00:45:19



>グレン(>>1430)


フフ、貴方が悩んで決めたものならば何でも尊い贈り物ですよ
(どちらかというとネガティブな本質を持つ彼はあれこれ思い悩む性分という印象があり、しかし望まぬ内に敷かれたレールを歩まされた半生が故に自ら選び取り判断するという力は養いきれていないのだと評価しているため、そんな彼が一生懸命に自分で悩み決めたものならその過程にこそ価値があるのだと余計なプレッシャーを取り除く狙いで目元を穏やかに緩め「 ええ、是非ともその意気で長ぁく愛でさせていただきたいものです 」必要以上にシリアスにならない程度に、だが本音を表しながら冷たい指の腹にて形の整った鼻先にちょこんと触れて「 刮目なさい、付き合いの長い屋敷の連中でもそうそう見ることの叶わない景色ですから 」天高く聳える種族への誇りは多種多様な住人たちの中でも抜群だと自負があるため見下げる事はあっても見上げる事などしない。甘え上手か甘え下手かわからない彼に少なからず絆された結果、稀有な姿を見せているのだと特別感を醸して「 ……貴方から見た俺の魅力…でしょうか 」結果的に彼の事でなく自分の事にフォーカスしてしまうのは笑ってしまう程の自尊心の高さ故か。数秒黙して悩んでから捻り出した問という所にも無自覚にその片鱗が現れていて)




1434: クォーヴ [×]
2024-08-30 00:47:29



>秋天(>>1431)


(彼の育ての親を取り巻く話題にはどうやら複雑な心情や事情が絡んでいるらしいと歯切れの悪い反応から察してそれ以上触れる事はなく、否、彼の心を揺さぶる重要な因子が見つかっただけで収穫という表現の方がこの場合適切だろうか。魔法に対する飾らない所感は微笑ましさを誘うもので「 これからきっと、色んな不思議なものを見られるよ。君が望むなら僕が見せてあげる 」黒薔薇の屋敷が如何に人知を超えたもので満ちているか。その中には彼を欺き喰らわんとする恐ろしい未だ見ぬ怪物も混在しているが、恰も綺麗で楽しいものばかりだと前向きな印象を持たせる言い回しを選ぶのは徒に彼に不安を与えたくないから「 お安い御用だよ。他にも聞きたい事が浮かんだら何でも言ってね 」必ずしも獲物が知る必要のないことだらけのお屋敷でも、彼が知るべき事はまだまだある。その道標として自分を使っていいとばかりに情報の開示を惜しまない姿勢を見せるのは、きっとまだ大人になりきれない彼の好奇心に期待を寄せているから「 ううん、チウを部屋に送り届けるまで一緒にいさせて。食材なんかは好きに使って構わないよ、あの子たちにお礼を忘れずにね 」自ら希うような言い方を選ぶことで自室以外で彼を一人にさせる気はないのだと示唆する。いずれにしても帰り道は今来た道とはまるで異なるルートを辿らねばならず、人の身が運だけで正解の道筋を辿ろうとするならば宝くじで目も眩むような大金を連続で当てる方が簡単だろう。せっせと物資を運搬する使い魔たちをちろと一瞥して微笑んでから、自身は少し引いた場所で彼が調理を始めるのを見守って)




1435: クォーヴ [×]
2024-08-30 00:51:52



>ニール(>>1432)


(どれだけ紳士然と振る舞っていても、上質であろう食材のテイスティングが待っていると決まってしまえば肚の底から沸き上がってくる獰猛な何かを感じざるを得ず、しかしそれをおくびにも出さないのは普段の穏やかさもまた死神の嘘偽りない気性であるから。きっとそれに救われた瞬間がいくつもあるのだろうな、なんて取り留めのない事を考えている内に彼の抱える果実はみるみると増えていき「 ふふ、僕も持とうか? 」と思わず声を掛けてしまうほど。何だか彼には水辺がよく似合う気がすると感じるのは、内に飼う獣や蛇にとって必要不可欠な場所だからだろうか「 今行くよ、お姫様 」急ぐでもなく焦らすでもないあくまでも優雅な応答はその歩調にも表れて、黒煙の下に隠れた浅く履くタイプのスエード調のレースアップローファーを脱げば彼の右隣に腰を下ろして片方の膝を立てもう片方の足先を控えめに泉に浸し「 何だか新鮮だなあ 」きっと彼に誘ってもらわなければ態々取らなかった行動に楽しそうに柔らかく微笑みを深め、そして隣を見遣り「 ニールは美味しそうに食べるんだね。僕まで甘く感じられそう 」ここに連れて来た甲斐があったと疑いようもなく思わせてくれる食べっぷりに嬉々とした情動は声色にも滲み出て。きっと林檎も彼に食べてもらえて本懐だろう、そんな風に感じさせる表情や行動は他でもない怪物の食欲を静かに、確かにそそるもの。食事中の獣に手を出すほど愚かではなく、美味そうに果実を貪る姿を只々にこにこと眺め「 ほんとに、美味しそう 」心の底から甘やかに呟いたそれは果たして林檎に対しての感想か、或いは。)




1436: グレン [×]
2024-08-30 09:03:00





>ハイネ( >1433


……ふふ、そう言ってくれると安心する。
( あれこれ考え過ぎてしまう嫌いのある己の性質を理解してくれているからだろうか。耳に届いた言葉にぱちくりと大きく瞳を瞬かせるも直ぐに笑みを浮かべて。優柔不断を通り越して何かを決めるという行為自体に苦手意識がある為にぐるぐると思考の渦に囚われる未来からはきっと逃れられないのだろうが、彼の言葉一つで多少なりとも心が軽くなるのだから不思議なもので。鼻先に触れる感触にクスクスと込み上げるような小さな笑い声を隠す事はせずに 「 期待しててよ 」 なんて緩い口調で紡ぎ出し。 「 じゃあ、凄い珍しい光景だ 」 優越感の滲む笑みは彼の醸し出す特別感を匂わせる言葉によるもの。きっと彼の手の中なのだろうが、そんな事を考えられるほどの頭なんてあるはずも無く。 「 俺から見たハイネの魅力…? 」 首の傾きをやや深めるのは言葉として伝えるのが難しいため。時間にして数十秒程の沈黙の後 「 俺を真っ直ぐに見て、愛して、気長に付き合ってくれるところ…かな 」 言葉を選ぶようにゆっくりと紡ぎ出すのは改めて告げるにはどう伝えれば良いのかと悩みながらが故のこと。一見すれば交わっていると錯覚する程度の範疇で僅かに逸らしていた視線を再度金の双眸へと戻し 「 それと……ハイネと居る時間が一番安心出来る 」 今迄の生活は期待に応えられなければ一人残されるばかりであった為に、条件のある彼との関係は心地が良い。真正面から己に注がれるその視線を捉えて 「 俺のこと独りぼっちにしないでしょ? 」 暗くなり過ぎないように笑顔であくまで軽く世間話程度の口調で紡ぎ出したそれの中に含ませた共に過ごしてくれる、その意味合いだけで無く捨てるくらいならば喰べてくれる、言外に含んだその意味合いは彼に伝わっているだろうか )





1437: ハイネ [×]
2024-08-30 10:38:33



>グレン(>>1436)


良かったですねえ、俺が優しい怪物で
(冗談めかすように恩着せがましく言いながら大袈裟に肩を竦めてみせて、きっとまだ頬に触れているであろう彼の片手に自らの手を重ねて柔く握るようにしながらきちんとソファーに腰掛ける姿勢へと戻り「 おやおや、当然の事ばかりですね。俺は貴方を隅々まで愛でる為に手元に囲っているのですから、よおく見て愛するのは所有者の常ですよ 」回答は自身のパーソナルな部分を評価しているというよりかは彼へ接する態度そのものが好ましく思われていると解釈できるもので、やや拍子抜けした調子でふんと鼻を鳴らして得意げに蒐集者としての有り様を語り「 品が上質、というのもありますがね 」だから特別目にかけてやっているのだ、と掴んだ手の甲に口付けて。その体勢のまま視線を交わらせ、彼の言葉が終わっても沈黙を守ったまま僅かに口を開いたかと思えば指輪の鎮座する右隣の指先を浅く咥えて指の腹に舌を這わせて微笑み「 それは俺の気分次第れすよ 」口に体温を含んだままゆえ最後には少し舌足らずな音が交じる。飽いてしまうあまり食べる気も起きなくなるかもしれないでしょう?――そんな意地悪を意味深長な微笑に含ませ指を解放すれば今度は彼をソファーへ押し倒すように肩を淡く押さえて体重を掛け「 人間の命など短いもの。先の事をあれこれ考えるよりも俺に愛でられている今を見なさい 」逃さない、そう最初の夜に告げた言葉通りに例え今の彼が全力で抵抗し身を捩ったとしても人知を超えた不可視の力で組み敷いてしまうつもりで噛み付くように唇を奪おう。頭に酸素が回らなくなって嫌なことも心配事も何も考えられなくなってしまえばいい、そんな全てを押し流す荒々しさを持って舌を絡めながらしっかりと彼をホールドするように後頭部へ手を滑り込ませて)




1438: 執事長 [×]
2024-08-30 10:40:42



>新規住人(ラミア♀)を追加しました!
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>ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:ユギン ]


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1439: 秋天 [×]
2024-08-30 11:15:04


>クォーヴ ( >>1434 )

( 善意で煮詰めた優しい言葉が耳をくすぐる。魔法使いの友人ができたのは初めての経験で、それに釣り合う何かを持たない僕はただ無防備なはにかみを向け信頼を示した。裏切り者め。唯一の家族を亡くしたその日にもう何度も笑っている!そう自身を責め立てる内なる声は聞こえないふりをして、繋いだ手をもう一度しっかり握り直す。こんなふうに誰かと手を繋ぐのはいつぶりだろう。現実逃避と刷り込み的依存。自分がこんなに弱いって、僕は全然知らなかった。
"一緒にいさせて"の言葉にほっと胸を撫で下ろし、彼が視線で示した方へと同じように目を向ける。小さな生き物たちが働く姿に息をのみ、脳裏をよぎったのはあの言葉。"これからきっと、いろんな不思議なものを見られるよ"。こんな光景が当たり前になるのかと年甲斐もなく胸が弾んで「大事に使わせてもらいます。ありがとう」彼らに心からの礼を告げるとこちらを見守る優しい魔法使いに今一度向き直る。「クォーヴもありがとう。美味しいものが作れそう」改めて感謝を伝えると、手にしていたラムを台所に置きシンクで丁寧に手を洗って。「そういえば、クォーヴは何を食べるの?」トマト、セロリ、玉ねぎなどの野菜を戸棚からおろしつつ、そんな質問を投げかける。肉に下味をつけて、トマトはピューレ状に、他の野菜は細かく刻んで……シチューの効率的な作り方を脳内で描きつつ問いかけた一つの世間話。彼は人間の食べ物からは栄養を得ないと言っていたので、一体何を美味しいと感じるのだろう。人間の食べ物を美味しいと感じる人間の僕はそんなふうに平和**していて、忙しなく手を動かしながら蒼い目の怪物の返答を待って。 )



1440: 秋天 [×]
2024-08-30 11:28:45


(/ああ、僕のミスだ……。結構気を付けてたんだけど伏せられちゃった。文脈でわかるかもしれないけど一応補足。 >>1439 の最後の方にある平和○○は平和ボ/ケって書きたかったんだ。こんなことでスペースいただいちゃってごめん。もちろん返事には及ばないよ。
せっかくの機会だから伝えるけど、僕クォーヴと話せて毎日楽しいんだ。出会ったばかりだけど本当に感謝してる。あなたの暇つぶしにでもなれてたら嬉しいよ)



1441: クォーヴ [×]
2024-08-30 11:51:00



>秋天(>>1439)


(魔の言語は人の身に解せよう筈がないものの、反対はそうではないらしく忙しなく働く内の一匹のコウモリの姿をした使い魔がパタパタと羽撃いて空中に留まりながら彼の感謝の意に応えるようにただ一声キィと鳴いて。お返事が出来て偉いね、そう言わんばかりの包容力ある微笑みにて使い魔を見つめていた怪物は名を呼ばれればすぐに彼へと視線を向け「 “黒薔薇のお屋敷”ではヒトが料理をするところなんてなかなかお目にかかれないからね。僕も楽しませてもらっているんだから、お礼には及ばないよ 」あちこちに点在する窓、その枠を埋め尽くさんばかりに咲き誇る夥しいまでの黒薔薇。それこそがこの屋敷の、ひいては怪物たちの支配者の偶像でありこれまで此処で命を散らせた人間たちの成れ果ての姿であるとは攫われてきたばかりの少年に知る由もなく、自身からすればそれが如何に新鮮で上質とて全く食欲のそそられない食材たちを手際よく下処理してゆく工程を興味深そうに観察して「 ふふ。何を食べると思う? 」回答を勿体ぶるような真似をしたのはそれが不都合な質問だからでもどう応えるべきか謀略を巡らせているわけでもなく、ただ世間話を一問一答で終わらせない長く続く会話にするための他意なきもの。その証拠に人当たりのよい笑みはそのままに、一歩歩み出て彼の隣へと並び立てば雲を掴むようなクイズになってしまった自覚はあるため彼が困ってしまう前に此方から二の句をゆったりと継ごう「 なんて、何かヒントが必要かな。例えば僕の正体…とか? 」進んで自分の事を話したがる性分ではなく、寧ろその正反対に相手の事を知りたいと常々願う怪物は、もし彼が自ら知りたがるのであれば種族を明かそうと心に決めてあくまでも相手の意志を尊重するためにそこで言葉を止めて)


***


ふふ、ご丁寧に補足をありがとう。こういう事はお互い様だから、なんにも気にしないでね。
僕もチウと話せるのが楽しいよ、いつも素敵なお返事をありがとう。これからも君に楽しんでもらえるお屋敷でありますように。…それじゃあまた本編で、たくさん言葉を交わそうね。




1442: グレン [×]
2024-08-30 13:05:12





>ハイネ( >1437


ふふ、不満?
( 呆れたかの様子に目を細めながらも楽しげな口調を崩さないのは本当に彼が怒ったりしている訳では無いと分かっているから。手の甲に触れる柔らかい感触に口角を持ち上げ 「 そりゃ、誰かさんが目を掛けてくれてるからね 」 冗談めかしたようなそれは十分に大切にされていると理解をしている為。事実彼自身が言いつけているのか使い魔自身が主人のお気に入りだと理解をしているのか、この部屋に出入りし世話を焼く頻度も恐らく彼のところのであろう蝶が大半を占めており。じいとその顔を見つめていれば口に含まれた指に舌の這う擽ったさに軽く身を捩って。 「 ハイネはそんな事しないでしょ? 」 きょとんとした表情にて告げるそんな妙な自信は実際に喰われかけた経験によるもの。彼が約束を違える事はない、そう信じているが為にゆるり首を傾げるだけに留めて。肩を押す力を拒む事なく押し倒される背を受け止めたのはソファのクッション。元々柔らかな場所であった為か、勢い良く押された訳では無いからか背に痛みを感じる事はなく、上に乗る彼を見詰めていれば呼気を奪う勢いで唇が重ねられ。いくら慣れていると言っても長く深く口付けられていれば酸素量が足りなくなってくるのは避けられない事で、段々と頭の中に霞が掛かったようにぼうっとしだして。それでも口内で動く舌に応える事は忘れず、彼の首の後ろで腕を交差させるようにして自分からも身体を寄せるのは逃げるつもりが無い事の意思表示。唇が離れればとろり蕩けた目元や締まりなく緩んだ表情が見て取れるはずで )





1443: ハイネ [×]
2024-08-30 16:48:38



>グレン(>>1442)


(こちらの意地悪や揺さぶりも何処吹く風という様子を見て、随分仕込まれてきたなと満足気に感じてしまうのはそれだけ時間をかけ心を砕いて彼を如何に特別扱いしているかを言葉と行動で伝えてきた自負があるため。自己肯定感の高いようで低い彼にここまで揺るぎない信頼を築かせた事に機嫌を良くした心情はもっと此方へと彼の後頭部を手前に引き寄せる力が強まった事に表れて。そろそろ人の身には危険かと一度唇を離して顔を見つめれば、すっかり受け入れされるがままの惚けた色にどこか獣じみた鋭い笑みを浮かべ「 俺以外の誰にも、そんな顔を見せてはいけませんよ 」強く訴えかける口調はしかし途方もない甘やかさに満ちた響きを持ち、覆い被さるようにしてぎゅっと抱擁しながら耳元へ口を寄せて「 堪え性のない者なら、きっと貴方を襲ってしまう 」無論怪物から見て人間は獲物であり、ダークエルフにとっては獲物以前に品物。ゆえにそれは性愛の類というよりかはキュートアグレッションから来る衝動に近く、襲うの意味合いも婉曲表現ではなく物理的に傷害を受ける可能性を示唆して「 返事は? 」詰るような音ではなく決まり切った回答を求める高位者の優越をたっぷりと滲ませ、少しだけ身体を離して彼の双眸を苛烈なまでに真っ直ぐと見つめながら顎を淡く掴んで)




1444: グレン [×]
2024-08-30 18:05:41





>ハイネ( >1443


( 耳元で聞こえる声音と含まれる吐息が擽ったく、僅かに身動ぐものの本気で離れたいとは思っていない為か抱き締められた腕の中で然程動く事はなく。屋敷に拐かされる前元いた世界であれば婉曲的な言葉として捉える事になったのだろうが、きっとそれは直接的な被害を受ける意なのだろう事は想像に難く無く。真っ直ぐにこちらを見据える瞳を見詰め返す瞳は先程までの熱が抜け切らない為か何処か緩く 「 …うん、見せるつもりは無いけど 」 歯切れの悪さが垣間見えるだろうか。もやりと心中に浮かぶものを隠したとて彼に見透かされるだろう事は経験済み。であれば指摘される前に出してしまうのが吉かと判断すれば 「 ……ハイネは俺が誰にでも尻尾振ると思ってるの? 」 不機嫌さを隠そうともせずに拗ねたように唇を尖らせて。幼少期の経験の事を出されればぐうの音も出ないものの、彼と出会ってからは特段他者に愛想を振り撒いた記憶も無い。ふいと視線を背け 「 ハイネにしかこんな事してないのに 」 ぽそり呟くように零して )





1445: ハイネ [×]
2024-08-30 18:46:12



>グレン(>>1444)


おや。俺の独占欲を浴びて悦ぶと思いましたが
(いつか彼の幼少期の忌々しい記憶を友人に喰わせてしまおうと決意したあの夜、彼の腿へ傷をつける発端となったたった一人のコレクションに注ぐには持て余してしまいそうな身を灼かんばかりの執着心と独占欲。あの時の彼の恍惚とした様子が脳裏に去来していたが為にそれとは真反対の不愉快さがありありと浮き出ている事に意外そうにあっけらかんと告げる。もし、彼が招き入れた怪物のうちの誰かが自身と同等にこの類稀な美丈夫を気に入ってしまったら――相手は人間ではなく魔力を行使する存在ともなれば数秒の思案の先に僅かに表情を曇らせ「 ……しかし、なかなか手強い者ばかりですからね 」彼が欲しがる言葉をふんだんに浴びせて、他のコレクションの世話に忙しい自分なぞより多くの時間を彼に投じて沢山の言葉と夜を積み重ねていくのだとしたら、彼の中の天秤は…そんな仮定を思い浮かべてハッとしたように目を瞠ったのは、例え相手がどの怪物であっても、どんなに魅力的な誘惑にも“僕はハイネのものだから”と颯爽と、或いは妖艶に凛と言い放つ彼の姿しか想像できなかったから。ややばつの悪そうな雰囲気を醸しながら再度上からむぎゅうと彼を抱き締めて「 …グレンにではなく、俺以外の住人達への不信――という表現が今回の場合適切でしたね 」素直に撤回をするのは他の誰でもない自分自身で導き出した答えにこの上なく納得しているから。ああ可愛い貴方、と彼の頭に自分のそれを擦り寄せて「 フフ。俺は少々貴方を甘く見ていたようです 」先程鳥籠の矜持を持つ品物たれと偉そうに講釈を垂れたばかりなのに彼の一途さを見誤るとは、と。自嘲するようにクスクスと喉を震わせて)




1446: ニール・グレイ [×]
2024-08-30 19:16:46



>クォーヴ(>1435


(たっぷりの果物に冷たい泉、座る其処はふかふかの芝生。考えられる限りの恵みを詰めたような居心地の中、頬張る林檎は何処を齧っても甘く、幾ら口に放っても飽きが来ない。その何度目かの咀嚼中、隣に並んだ姿へと目は向かい、「ふふ、確かにちょっと意外。」静穏と優雅を形にした彼が、片足とはいえ水に浸かる姿は意想の外と、その光景に口から笑う声が零れて。そのまま合った視線はやはりきらきら輝き、「だって、ホントに甘くて美味しいんだもの。」既に半分は欠けたその赤い実を掲げてにんまり満足を満面に。それでも表し足りない高揚は、ぱしゃぱしゃと水の内で跳ね回る爪先に。それからまた齧り付いて味わう最中、届いたその呟きへ一度ゆらり首を傾げる。しかし直ぐには何も言わず――やっと彼の方を見たのは、林檎を丸々一つ、固い蔕から芯まで全て腹に納め終わって、指先の果汁さえ舐め取ってから。「……クォーヴも食べちゃえば?」口の端を悪戯に吊り上げ、誘いを軽やかに投じる。そうして手にした二つ目の林檎を泉に浸して両手ごと灌ぎながら、「貴方が言ったんでしょ。この楽園には貴方とオレちゃん、二人だけ。追放するものなんて何処にも居ないって。」実を手にする前に得た彼の言葉を引っ張って、滔々と滑らかに赦しを謳った後、「…ならさ、」雫の滴る禁断の果実を彼の前へ。それを持つ手がご丁寧に甲を晒しているのは、わざとか否か。もう一方の五指は、しゅるり彼の爪へと絡み纏わりつく。「……一緒に罪を犯しちゃおうよ。」誰に聞かれる訳でもない、けれど密やかに吐息を籠めた誘惑。その紅の瞳にも違いは無く、蜜のような艶熱を籠めて水色をとろりと見詰め、蛇は彼を唆す。)




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