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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
41:
常盤 刹那 [×]
2025-05-26 12:30:14
>40 来栖カカオ
え、私…?
(彼女の小さな反撃は、意外にも常盤刹那という人間の意表をつくもので。少しだけ目をぱちぱちとさせた後、「えっと、そうだなぁ、確かに不公平か…」と独り言のように呟く。その頬に少しだけ熱を感じたのは、きっと気のせいと目を瞑って。)
じゃあ、こっち見て。
目、逸さないでね。
(彼女の頬にそっと触れ、自分の方を向かせる。この一瞬だけでいい。今だけは、この子の視線を独占したい。きゅっと目を細め、口角を上げる。頬は夕日に照らされて色づき、隙間風がワインレッドの髪を揺らす。優しく下がった眉毛の位置も、口角も、少しだけ傾げた首の角度も、後ろからさす光も。全て計算されているのではないかと疑うほどで。でも、まだ完璧じゃない。最後に、目の前の可愛くて仕方がない少女へ、確かな、けれど少し歪んだ、甘くて苦い“好き”をトッピングを瞳に宿して。)
えへへ、ありがとう
(嫌いじゃない、の言葉に、少しだけ様子のおかしかった波はいつもの静かさを完全に取り戻して。へにゃりと笑って見せる。すぐに隠してしまう口も、言葉の裏の優しい想いも、全部受け取ってるよ、と表情で伝わるように柔らかく。)
じゃあ、他の人に取られちゃわないように、ちゃんと握ってて?
(また、するりと本心を隠してしまいそうな、口元を隠してしまう彼女の手をそっと取る。少しだけ震えていて、ほのかに熱を持っているしなやかなその手に、自身の指を絡める。一方的に、けれど確実に、逃れられないように、きゅっと握って)
ズルいことさせたの、カカオちゃんでしょ?
(いたずらに笑って、ちらりと彼女をみる。小悪魔になったように、少しだけ邪悪さを孕んだ笑顔はきっと私らしい。けれど邪悪になりすぎず、あくまで可愛らしさを忘れずに。)
可愛い子に振り向いてほしい気持ちが、自然とそうさせてるのかもね。
(小さくて消え入りそうな声。その一音も逃すまいと、彼女の声に耳を傾けて、受け止めて、咀嚼する。目線は逸らさず、いたずらに、けれど本心だと伝わるように、優しく)
ふふ…君も大変だね。
悪い女に目つけられて。
(他人事のように、けれど逃すつもりはないという意志を乗せて言葉を紡ぐ。綺麗だ、の言葉はやはり嬉しくて、舌の上で転がす。)
42:
黒城 漆 [×]
2025-05-26 13:21:34
>33様
(/一見掴めない雰囲気が魅力的な書記さんをありがとうございます…!不備は無いので是非ご参加ください!よろしければご自身の絡み文を投下して頂くか、他の方の絡み文へと絡んでいただければなと思います。よろしくお願いします!)
>37様
(/はじめまして、参加希望ありがとうございます!主の募集に乗っていただけて嬉しいです…!ではkeepさせていただきますね。pfの提出期限は二日となっておりますので、よろしくお願いします!)
43:
伊多狩 秀 [×]
2025-05-26 16:27:26
>来栖カカオ
ああ、空気が濁っている方が悪党らしいんだっけ。健康を害する可能性があるからたまには換気をしてほしいものだけどね。
……飲み物をこぼす?あり得ないな。どんな飲み方をしたらこぼすようなことになるのか教えてほしいくらいだよ。
( 以前ゔぃらん部の誰かから聞いたことを思い出す。部の世界観を演出するためにわざわざ不衛生な場に集うなど理解不能だが、彼女が言うように部員にとってその空間はくつろげるほど居心地が良いのだろう。僕には備わっていない感覚だ。続いた言葉には首を傾げ、紅茶をこぼす生徒会メンバーを想像してはシュールな光景に笑いそうになって)
育ちが悪そう、は褒め言葉として受け取るにはなかなかハードだね。そんな下品な笑い方しているかい?気をつけるよ。
( 自分の頬をぐりぐりとつねって口角を矯正しようと試みて。にこりと微笑んでみるが、そんなことをしても胡散臭さは取り除けず)
──……つかぬことを聞くけれど、君があの部活に入った理由を知りたいと思っていてね。ほら、君は元々……学校を休むことが多かっただろう?
( 会話が途絶えたタイミングで、徐に口を開いて。不登校児が学校に復帰したのは喜ばしいことだが、ゔぃらん部という不可解な部に入部したことを教師達は口々に憂いていて。生徒会としても不登校問題は見過ごせず、彼女のことは前々から気にかけていた。センシティブな話題だが、幾分か打ち解けた今ならいけるかと探りを入れて)
>常盤 刹那
窮屈と感じたことはないよ。生徒会長といっても周囲のサポートに支えられているからね。僕も好きでやっていることだし。
( 雰囲気が変わった。愛らしいぱっちりとした目がこちらを覗き、そこに攻撃の意図はなく純粋な疑問だというのが見て取れる。しかし心の内を洞察しようという企みは健在のようで気が抜けない。しかし、あいにく縛られているとも窮屈だとも思ったことがなく、彼女が期待しているような回答は出来ず、無難なことを言ってやりすごし)
つまらない答えでごめんね。
……そうだな、もっと詳しく聞きたいことがあるのなら、日と場所を改めようか。僕も一度、君とゆっくり話したいと思っていたところなんだ。生徒会室でもいいし、君が指定する場所でも構わないよ。
( いつのまにか引き攣った顔は元に戻り、普段通りの涼しげな笑みを取り戻し。ここでは他の生徒の目が気になると暗に伝えつつ顔を突き合わせ話をしようと提案して。こちらだって、頭が切れる副部長様に聞いてみたいことが山ほどある。わざわざ例の部活に入部したのは何故か?こうして僕に探りを入れる意図は?ここまで突っかかってくる生徒は珍しく、俄然と興味が湧いてしまって )
44:
常盤 刹那 [×]
2025-05-26 17:30:07
>43 伊多狩 秀
……へぇ、やっぱ生徒会長ってすごいですね。びっくりするほど私と合わないです。
(彼の返答に目を丸くする。いや、分かってはいた。きっとそんな回答がくるだろうと。窮屈に感じない、なんて。そんな人間いるんだ、そう思いながら彼の顔をじっと見る。本心かは分からないけれど、それがすらすらと出てくるあたりは流石優等生といったところ。すごい、の言葉の裏に隠した「変だ」という言葉。彼の回答はあまりにも模範的で。実際のところは1人で出来るだろうに、周りのサポート、なんてわざわざ言うあたりも。統一、統治、統率。それらの言葉に嫌気がさす自分と、目の前の少年は、やはり大きく逸れていて。でも、だからこそ俄然興味が湧いた。)
ふふ、いいですね。それじゃあゆっくりお話ができそうな生徒会室にでもお邪魔させていただきますね。紅茶はお好きですか?
(にこりといつもの笑顔に戻る。確かにここは人が多い。そろそろこの事件はお開きにしよう。彼の誘いを受ける旨を述べ、お茶会を開く提案を。敵陣に乗り込むわけではない。ただゆっくりと話すだけ。ただの学生同士の、何気ない会話をするだけ。なにも国家存続をかけた対談をするわけではない。けれど、今の自分にはそれくらい刺激的なものに感じて)
45:
匿名 [×]
2025-05-26 17:55:35
名前:一宮 和久(いちみや わく)
学年:3-B
性別:男
容姿:癖のある肩辺りまでの金髪をハーフアップにしており、長めの前髪は視界を遮らない程度に緩く流している。運動する時はヘアピンで留める事も。切れ長の柔らかな垂れ目で、瞳は淡茶色。男性的だがどこか甘めの小綺麗な顔立ち。右耳に一つ、左耳に二つの小ぶりなピアスを付けている。制服はボタンを一、二個外したりネクタイを若干緩めたりと適度に着崩し、シャツの上から黒パーカー着用。身長177cm。
性格:一見不真面目で軽薄そうな印象を持たれがちだが、外見に反して中身は妙に落ち着いており、面倒見が良くしっかり者。一歩引いて全体を観察していたかと思えば、気さくに輪の中へ溶け込める愛嬌も社交性もあるため年齢性別問わず友人は多い。だが気心の知れた相手は片手程しかおらず、基本は広く浅くの関係。自分から深く踏み込む事はあまりないが、踏み込まれればその分踏み込むし、より砕けてくるとそれなりに軽口を叩きがち。
備考:派手目な外見ながらそこそこ優秀な成績と社交性で生徒会会計を任されており、本人は若干不服そうにしているものの持ち前の責任感で手を抜く事はない。ゔぃらん部の問題行動については会長の判断に任せているため、悪い事はきちんと咎めつつも周りに害が及ばぬ軽い悪戯程度であれば目を瞑る。本人は隠しているが犬猫や兎などの小さめな動物が好き。だが近付こうとすると毎度逃げられてしまうため未だ触れた事はない。
募集:気の置けない友人。
(/初めまして、個性溢れる方々との学園生活に惹かれまして参加希望失礼します!生徒会会計にて立候補させていただきましたが、何か問題等ございましたら遠慮なくご指摘ください。ご検討よろしくお願いします…!)
46:
黒城 漆 [×]
2025-05-26 19:58:22
>34 来栖カカオ
( 「照れ隠しにしては、焼きが甘い」──その一言が突き刺さる。まるで“図星”という名の魔法で動きを封じられたかのように、斜め上に掲げていた腕が静止する。彼女は“スイーツで例える”という独自の言語感覚を用いながら、淡々と、時折こちらの心の急所を絶妙に突いてくるのだから手強い。ぐぬ、と小さく顔を顰めては。)
……ふ、ふん、随分と詩的な表現をするではないか。やれやれ……まったく、油断ならぬ配下よ。
( 少し肩と声のトーンを落としながら呟く。上手い切り返しが出来なくてなんとなく敗北気分で。自身の言動を棚に上げるように彼女の皮肉を詩的だなんて形容しながら、張っていた背筋も僅かに緩めて静かに席に座る。その動きには多分に素の彼自身が滲んでいた。そんな格好付かない態度のまま、鼻を鳴らして威張った様なセリフで締める。)
……、
( ……と思えば、チラチラと彼女の持っているメロンパンに視線を落とす。どうやら袋を開けた瞬間から気になってしょうがなかったらしい。数量限定の奴だよな、アレ。いつも購買で争奪戦が繰り広げられているのに、よく手に入れたなあ…なんて、心の内でヴィランらしからぬ呑気な思考を繰り広げていた。)
>35 常盤 刹那
……き、期待しておこう。我が参謀よ。
( 何とか作戦に虫を関与させる事は避けられたか、と内心ほっと安堵したのも束の間。続けられた言葉に冷や汗をかいた。しかし彼女の協力を無下にする訳にはいかない…と、勝手な参謀認定と共に語気を弱め曖昧ながらも肯定的な返事を返しておいて。)
へ?……やれやれ、愚問だな……決まっているだろう。それが!我が宿命だからだ!
まあ、過去の俺も童らしく無邪気に、世界の真実に気付かぬまま仮初の平穏を過ごしていたが…ある日、目覚めたのだ。我が力を振るえばこの世界は変えられる、と!
( 不意に投げかけられた問いに一瞬素で呆けてしまったが、ハッと直ぐに勢いよくいつものノリで返した。なお宿命を思い出した日と言うのは、あるアニメ作品を初めて観た日の事である。その作品に登場する悪役の、彼なりの芯を貫くカッコいい姿を見て、繊細で泣き虫な少年の中の何かが確かに変わった。真似して高笑いをしてみれば勇気が出た。自分の意思を表に出せるようになった。つまり彼がこうなったのはアニメの影響でしかなく、そうして着々と立派な問題児へと足を踏み外してしまったのだが…当の本人は楽しげに、何なら大好きな物を思い出して子供のように一人浸り始めた様子で )
ヒーローは選ばれし者しかなれない。だが悪には、資格がいらない。名乗れば誰だってなれるんだ。たとえ、誰にも選ばれなかったとしても…。
…うんうん、カッコいいよなーこの台詞…。
>36 生徒会長
…フン、対話などと耳障りのいい言葉を……
( まるで監視でもされているような居心地の悪さに、思わず背筋が伸びる。敵対する存在でありながら、穏やかな笑みを浮かべ距離を詰めてくる彼はどこか底が見えず、珍しくやりづらさを感じてしまった。己とは真逆の完璧な光の象徴──に見せかけた策士。…いや、これこそ“我が宿敵”と呼ぶに相応しい男だ!なんて勝手に脳内で認定しつつ、カリカリとペンを走らせていた手を止め顔を上げれば、不服そうに眉を寄せる。 )
…しかしまあ、多少なら我が思想の一端を語ってやっても構わん。…あ、ただこの段落を書き終えてからだ!暫し待て!我が暗黒叙事詩の要…この文脈の流れを断ち切れば、エネルギーが失われる…!
( しかしその態度もあっさりと引っ込められて、雰囲気だけは渋々といった様子で頷いた。実際の所は正義と悪の対話という表現に惹かれているので、寧ろ“待ってました”な展開である。まんまと乗せられている自覚も無く、意気揚々と語る為にも反省文(?)を一旦キリの良い所まで書き終えようと急いでペンを走らせていて。 )
47:
黒城 漆 [×]
2025-05-26 20:00:58
>45 様
(/一見の印象に反した落ち着いた内面が魅力的な会計さんをありがとうございます!不備は無いので是非ご参加ください…!よろしければご自身の絡み文を投下して頂くか、他の方の絡み文へと絡んでいただければなと思います。よろしくお願いします!)
48:
常盤 刹那 [×]
2025-05-26 21:12:46
>46 黒城 漆
ふふ、了解です、ボス?
(いつから参謀になっていたのか覚えはないが、きっといつもの感じなのだろう。冗談めかして笑ってみせるも、内心では、面白い情報が得られた、と悪い思考を働かせて。けれど物騒で刺激的で魅力溢れた考えは笑顔の裏に隠しておいて。)
しゅくめい……宿命ですかぁ…。
じゃあ一体、この安全で平和で、なんの刺激もないつまらない世界を、どんな世界に変えてくれるんですかぁ?
(そこまで深くは考えていない、口をついて出た言葉かもしれないけれど、それでいい。そんな今の彼の理想が一体どんなものであるか、単純な疑問が芽生えた。優しくて実は真面目な少年が高らかに笑えば、一体どこからくるのか、次の瞬間にはその顔は自信に満ちている。最初は単なる暇つぶし。猫のような気まぐれ。なんの理由も無しに、ただ言葉に惹かれて入っただけ。それでもここは確かに居場所になっていて、彼もそう思える理由の一つで。ついていけばきっと楽しい、と、そう思わせてくれるから。)
誰だって…ですか…。
じゃあ、もっとたくさん増えたら、世界征服、できちゃうかもですねぇ?
………その時は、ぜひ隣で見届けさせてください。世界が狂ってしまうのを。
(小さな征服者の言葉を咀嚼する。アニメの受け売りでもいい。きっと、彼の口から発せられることに意味があるのだ。可愛らしい笑顔で、さも当然のように、彼女らしい言葉で伝える。狂った世界、想像するだけで思考がとろけてしまうほど魅力的で、理想で。両手を頬に当てて、目を細めて、うっとりとした顔でその様を思い浮かべて。)
あ、もちろん世界が狂った暁には、部長にも困ってほしいものですね
(ふっと我にかえり大切な事だとばかりに告げる。脅迫にも取れるそれは彼女からしたら、ただ「あなたは大切な人ある」ということを伝えるもので。)
49:
伊多狩 秀 [×]
2025-05-26 21:20:24
>黒城 漆
君の文体は独特だけれど、読んでいておもしろ……いや、邪悪なるパワーを感じるんだよね。今回はどんな名作になるか楽しみだ。
( 原稿用紙10枚分、4000字分の空白を反省の表明だけで埋め尽くすのははっきり言って難しい。なのでどんなに厨二くさいポエムになろうがある程度許容しているが、その捻出作業は一苦労のようだ。難しい漢字が多いもんね、と勝手に納得しながら、言いかけた言葉を飲み込み調子に乗ってもらうための適当な賛辞を口にして)
では、代わりに僕について教えてあげよう。
ベタに好きな食べ物の話でもしようか?
……そうだな、よく食べるのは焼き魚だね。家では和食が多いから。
( 時間がかかりそうだと察して、話題の方向を自分へ向けることに。席から立ち上がって本棚や窓の外なんかを眺めながら、ぽつぽつと話し始めて。身近な話題で親近感を覚えさせる魂胆だが、通用するだろうか)
>常盤 刹那
はは、僕も同じ意見だよ。
( 思わず乾いた声で笑う。彼女とはどうしても反りが合わない。性質は似ているが、根本的な考え方に違いがある。悪党を名乗って悪事を働くというのはいまいち心が惹かれない。人を揶揄うことは好きだが、それは正義側に立ってもできることだ。わざわざ邪道を行く必要はないというのが自分の考え方だった)
ああ、お茶菓子はこちらで用意しておこう。
では明日の放課後、生徒会室で会おうか。楽しみに待っているよ。
( 話をまとめると、残った仕事を片付けるため場を去っていって。敵対勢力の一人を招くとなれば警戒は必要かもしれないが、今は期待の方が大きい。どんな面白い話を聞けるのか楽しみにしつつその時を待つことに)
50:
仙道 凛 [×]
2025-05-26 21:48:16
(/許可ありがとうございます、こちらこそよろしくお願いします!こちらから絡み文を投下します!)
>ALL
(風嶺私立学園高等学校の片隅にて、愛用している黒い手帳片手に他の生徒に聞き込みをしている眼帯の少女。その生徒はよく情報交換する仲であり、いつものように手帳の中の情報とその生徒が持つ情報を交換して得た情報を手帳に書き込んでいき)
…情報ありがとう、今後ともよろしく…。
(情報交換を終えて、その場から去っていく生徒を見送り。先程得た情報……ここ最近学校の至る所に妙な落書きをされている事件についての情報を見返し、犯人の可能性が高い人物の情報が書かれたページを開いて。正直調べなくても犯人が誰なのかはわかっているのだが、データ至上主義な凛はやはり情報がないと納得がいかないのだろう。残念ながらまだ犯行に及んでいる目撃情報はないため、引き続き情報収集をするつもりだろう)
51:
匿名さん [×]
2025-05-26 22:19:23
(/>37の者です。keepしていただきありがとうございました。pfの用意ができましたのでご確認のほどよろしくお願いいたします!癖強めですが大丈夫でしょうか?不備があれば変更いたします…!)
名前:階 千暁(きざはし ちあき)
学年:2-C
性別:男
容姿:ふわふわと緩く波打つマッシュで、サイドと襟足は目立たない程度に刈り上げている。根元の黒とメッシュのような白銀が混ざり合った独特の髪色は染めたもの。目にかかる長さの前髪はセンターパートにセット。二重の切れ長の眦に翡翠の瞳。薄い唇にはいつも軽薄そうな笑みが浮かぶ。髪形や服装は気分次第。現在は和風、中華系が個人的ブーム。細フレームの丸メガネに、両耳に大きめのイヤーカフ、インしたワイシャツの上からは着物の帯風のベルト、羽織を着たりと総じて派手で胡散臭い印象。色白で細身。身長178cm。
性格:飄々として掴みどころない自由を愛する享楽主義者。ルールや規則よりも自分の中の善悪に従って行動する。初対面でも馴れ馴れしく来るもの拒まずなようでいて、その実、心を開いているのは信頼したごく少数だけという警戒心の強さも秘めている。依頼には相応の対価を要求するなど基本的にはドライな対応に徹しているが、実際は情に脆く心を許した人にはものすごく甘い。
備考:新聞部の部長で、ゔぃらん部の黒城漆の幼馴染。ヴィランへの憧れを拗らせた“おもしれぇ男”である幼馴染の奇抜な部分だけでなく、内面の繊細さや豊かな感受性も含めて親しみを感じている。手先が器用なのを悪用してピッキングや機械の改造等、悪事の片棒をかつぐことも。報酬(お菓子、物も可)さえ支払えば大抵のことは引き受ける。情報収集も得意で一部の人達からは『情報屋』と呼ばれている。ゔぃらん部と生徒会どちらにも肩入れしない中立の立場を貫き、事件があればネタ取りに駆けつける。しかし体力はないので逃げられたら詰む。10歳下の妹の夕月(ゆづき)を溺愛している。三匹の黒の豆柴を飼っていて、名前はそら、ひよこ、あずき。好きなものは妹、愛犬、甘い物、楽しいこと全般。苦手なものは退屈、束縛、虫、辛い物。
募集:新聞部の部員
52:
来栖カカオ [×]
ID:f23dc50ef 2025-05-26 22:39:48
>常盤 刹那
(──これ以上は、ズルいってば。カカオの脳内に、小さな爆発が起きた。静かに、でも確実に。指先が動きを止める。袖の布をぎゅっとつまむ。見つめられてる。真正面から、“それ”を向けられてる──頬に触れる手の温度も、甘い視線も、全部が“武器”だ。でも、カカオは目を逸らさない。あえて、受け止めた。彼女の中の、ほんの少しの意地と、もっと少しの勇気がそれを許した。)
……そっちが“本気”出すなら、あたしだって――
(一瞬の沈黙。そして、カカオの睫毛がふるりと揺れ、細くて涼しげな目元がほんの少しだけ鋭さを宿す。)
……“苦くて美味しい”、って教えてやる。
(目を合わせたまま、彼女がふっと笑った。頬はまだ赤い。でも、それを隠す気はもうない。むしろその赤みさえ、彼女なりの“スパイス”だと言わんばかりに。ほんのりバニラの香りが、ふっと風に乗った。甘く、鋭く、余韻を残して。──これは、彼女なりのカウンター。小さなヴィランが放つ、毒と糖の入り混じった、微笑みという“武器”だった。)
……バカ。 そんなこと言われたら、もう離せなくなるじゃん。
(ふっと息を飲む。絡められた指先が、くすぐったい。でも嫌じゃない。むしろ──怖いくらいに、心臓が跳ねてるのを自覚してる。小さな声でぽつりと。それでも握り返した手は、きゅっと強くなる。強がりでも、抵抗でもない。“好き”を言わないまま、全部伝えようとする、カカオらしいやり方)
……責任、とってよね。
(唇を尖らせながらも、声はわずかに震えている。頬は真っ赤。でも、ちゃんと先輩の目を見てる。“握ってて”って言われたから、ちゃんと“握った”。そう、これがカカオの返し──照れと意地と、ちょっとの勇気の告白未満)
……じゃあ、先輩のせいってことで、いいよ。
(ふっと、いたずらな笑顔に一瞬だけ眉をひそめる──けど、すぐにふわりと力が抜けて、小さく笑った。降参、みたいに肩がすとんと落ちる。「……私、意地っ張りだし、素直じゃないし」ぽつぽつと自分の弱さを並べて、最後に、ぽつりと)
……だから、たまには、ズルくされるくらいが、ちょうどいいのかも。
(制服の袖からようやく手を離し、そっと刹那先輩の服の裾をつまむ。触れるだけの、子どもみたいな甘え方。でも、そこに宿った温度はきっと本気だ。ビターに染められた空気に、カカオなりの“甘さ”で、対抗するように)
……ちょっとくらいなら、甘えても、いい?
(そう言う時だけは、ちゃんと目を見て。頬にうっすら赤を灯して、それでもまっすぐ。ズルさも、意地も、全部預ける“本音”。それが彼女の、ささやかな返し)
>伊多狩 秀
……へえ、さすがは生徒会長様。お行儀の良さが服着て歩いてるみたい。
でもさ、その「あり得ない」って言い方が、一番あり得ないと思うんだけど。
人間って、そんなに完璧? 本当に? 一度もこぼしたことないって、自信ある?
……ま、もし「紅茶の飛び方にも美学がある」なんて言い出すなら──その時はちょっとだけ、尊敬するかも。
(ゆっくりとした声音で言いながら、口元にうっすら笑みを浮かべる。視線は相手の反応をうかがうように泳ぎ、言葉のひとつひとつに微細な棘を含ませて。
本気の否定でも、ただのからかいでもない。“完璧であろうとする彼”に向けた、ごく個人的な好奇心。探るように、でもどこか楽しげに。)
……ふーん。じゃあ試しに、次その笑い方したら、写真撮ってもいい?
部の掲示板にでも貼ろっかな、“会長の素顔”って。
(冗談交じりではあるが、ほんの少しだけ踏み込んだ意地悪さを匂わせる。けれど目は笑っており、相手が本気で怒らないことも分かっている上での探り。)
……──会長は、どうして気になるの?
“問題児”が、うっかり更生しちゃいそうで怖くなった?
……安心して。まだぜんっぜん、マトモにはなってないから。
(言いながらも、わずかに目線を逸らす。その仕草は、何かを隠しているようでいて、同時に見せかけの強がりでもある。
過去を知られたくないわけじゃない。ただ、それを語るには、もう少し──会話の温度が必要だと思っている。)
>黒城 漆
ふーん……じゃあ、油断してていいよ。あたしは別に、構わないし。
(まるで意図的に“感情を乗せない”話し方。だが逆にそれが、相手の内面に刺さる。そして……彼の視線が、こちらの手元にそっと落ちたのを、カカオは見逃さなかった。わずか数秒の、しかし確実な“欲”の滲んだ目の動き。──ああ、やっぱり。さっきからずっと気になってたんだ、これ。手の中のメロンカスタードパンは、包みの角からほんの少しだけ中身が覗いている。焦がし気味のサクサク生地と、とろりと光るカスタードクリーム。──ちょっと油断すれば、そりゃ誰だって引き寄せられる。甘くて、ふわふわで、数量限定。ふと、カカオは目を細めて、静かに告げる。)
……そんな顔して見ても、あげないよ。
(声音は淡々としていた。けれどその内側に、ごく小さな“遊び心”が混じっている。別に意地悪をしたいわけじゃない。ただ、甘いものを守るのと同じくらいの温度で──この空気を、少しだけ味わっていたかった。──それに、ほら。人って、欲しがってる時の顔って……案外、無防備で、面白いんだよ。)
(/お初にお目にかかります。all文絡みますね!)>仙道 凛
(背後から、制服のポケットに両手を突っ込んだまま、スニーカーの足音もほとんど響かせずに近づいてきたカカオは、凛の肩越しに黒い手帳を覗き込んだ。
彼女の目は相変わらず虚無を湛えたような鈍色で、眠そうなまま、しかし凛の走らせたペンの跡だけはしっかりと視界に入れていた。)
……もしかしてまだ、その『劇的にダサいアート集』の調査、続けてるの?
(言葉の端に棘を含ませながらも、声色はいたって平坦。だけど、確かにあった。小さく口の端が動く、あれは笑みのようなものだったかもしれない。)
53:
一宮 和久 [×]
2025-05-26 23:06:31
(/参加許可ありがとうございます!早速絡み文を投下させていただきますね。もし絡み難い等あれば既に出ているALL文の方へ絡みにいきますので、遠慮なくお伝えいただければと…!皆様よろしくお願いいたします。)
>ALL
(一日の授業を終え、クラスの友人達と軽い雑談をしてから生徒会室へ向かう道すがら。途中で飲み物を買うべく中庭近くの自販機へ寄ったところ、少し離れた木陰の下に真っ黒な猫を見つけた。恐らく迷い込んだのだろう。一目で愛らしい姿に心を撃ち抜かれ、表には出さないまでもじっと目を離さずにこちらの様子を窺う猫と窓越しににらめっこする事数秒。近付くべく慎重にそっと片足を浮かせた刹那、その僅かな動きに反応した猫が物凄い速さで逃げ去っていった)
あー、───…うん、まあ知ってたけどさ。
(小さな後ろ姿が見えなくなるまで暫し呆然と立ち尽くし、ふっと遠い目をして呟きを落とすと自販機に向き直る。慣れた事だと内心で地味にショックを受けつつも平気な顔でボタンを押し、お茶の入ったペットボトルを手に踵を返した。さて、そんな事より校内で問題は起こっていないだろうか。無理矢理思考を切り替えると、例の部を脳裏に浮かべながら緩やかな足取りで廊下を歩き始めて)
>50 仙道 凛
(/早速絡ませていただきました。同じ生徒会同士よろしくお願いします…!)
っと、何が───……仙道?
(授業で使った道具を段ボールに詰めて校舎の片隅にある準備室へ運ぶ道中、二つほど重なったそれにより視界が悪い状態で進むうち、段ボールが何かに軽く擦れると慌てて横から前を確認し。壁の出っ張りにでも当たったのか、そんな想像よりも下、生徒会仲間でもある小柄な彼女の姿を捉えて目を瞬かせた。恐らくまた何かの情報を集めていたのだろう。その手に持たれている黒い手帳を一瞥し、けれども直ぐ様壁側に段ボールを下ろすと改めて向き直る。ゆっくり歩いていた事もあり軽く掠った程度だとは思うが、申し訳なさげに眉尻を垂らすと当たったと推定される彼女の肩から腕辺りに視線を流し、気を揉むように片手を自身の首筋に当て)
こんな隅っこに人が居ると思わなくてさ、ごめんね。どこか痛んだりしてない?
54:
伊多狩 秀 [×]
2025-05-27 00:39:29
>52 来栖カカオ
"あり得ない"というのは今現在の話さ。
僕だって人間だよ?赤ん坊の頃はよだれ掛けに大変お世話になっていたからね。何かをこぼすという経験はあるだろう。
……一応言っておくとこれは『飲み物をこぼすなんて赤ん坊レベル』なんて言いたいわけではないから誤解しないように。
( 楽しげな調子につられるように言葉数が増えてしまうが、揚げ足を取られる予感がしたので注釈を忘れずに。──まあ、よほどの不器用ではない限り、飲み物をこぼすのは小学生の時点で卒業してほしいものだ、という本音はうまく隠していく)
写真撮影はNGにさせてもらおうかな。
掲示板に貼り出されるなんて照れちゃうしね。
( と、恥ずかしそうに手のひらで顔を覆ってみせたが声色は淡々としていて。NGと言いつつ、校内新聞では生徒会を特集するコーナーがあり、自分の写真が使われることもあるため貼り出されることなんて慣れきっている。そのため羞恥心なんて微塵も感じていないくせに、冗談めかして照れを演出して)
──……更生を恐れた覚えは特にないよ。むしろそれを望んでいるんだけどな。
あの部活が君にとってどんな影響を及ぼしているのか知りたかったけれど、答えにくいのなら仕方ないね。
僕としては、学校に来てくれるようになっただけで素晴らしいと思うよ。
( 質問を返され、やはりまだ答えをもらうには足りないものがあるのかと少し考え込む。性急に聞くべきことでもないかと考えを改め、とりあえず口にしたのは当たり障りのない肯定の言葉だった )
>50 仙道 凛
( 絡み失礼いたします!よろしくお願いします。
情報収集ご苦労様、仙道さん。
君が調査しているのは落書きの案件だっけ?何か掴めたことはあるかい?
( 校内を散策している最中、我が生徒会の書記である少女の姿を発見し、話し相手と別れたタイミングを見計らい彼女の死角からぬっと姿を現して。落書きの件については生徒会長の耳にも情報が入っており、早期解決に向けて尽力している彼女ににこやかに労いの言葉をかけながら、進捗状況を確認して )
……僕としては、例の部の仕業と決め打ちしてもいいと思うんだけどね。
( 真面目な生徒が多い校内で唯一のいたずら好きといえばあの軍団しかいない。ある程度目星はついているが、この件は彼女に一任しているのであくまで参考程度に、と個人的な意見を述べて)
>53 一宮 和久
( 絡み失礼いたします!よろしくお願いします。
───ああ、一宮くん。聞きたいんだけれど、君って猫アレルギーではなかったよね?
( 待ってましたと言わんばかりに生徒会室の扉が開かれた音に振り向き、会計の顔を見るや否や、何の脈略もなく問いかけたのはアレルギーの有無について。いつも通り穏やかな笑みを浮かべる己の隣には学校の用務員が立っており、この状況の不可解さを増幅させていることだろう。すぐに言葉足らずを自覚し、続けて状況説明をし始め)
先ほど中庭で猫を見つけたんだ。ここら辺では見かけない猫で、首輪をつけていたから迷い猫の可能性もある。用務員さんに相談したら、保護しようという話になってね。
( 話しながらも用務員が次々と捕獲用の網やタオルを用意していき、テーブルの上に並べていく。正直なところ自分と用務員だけでは心許なく、最低でもあと1人は協力者が欲しいと願っていた。ちょうどいいところに現れた彼の手を借りたいと、控えめに頼んでみて)
これからその猫を捕まえに行こうと思うんだけれど、一宮くんも手伝ってくれないかな?
55:
来栖カカオ [×]
ID:f23dc50ef 2025-05-27 09:54:04
(初めまして!突然の絡み失礼します!よろしくお願いします!)>一宮 和久
……にらめっこ、負けた顔してたなぁ
(ひとりごちて口元をゆるめる。からかうには絶好の素材が転がってきたなと、足元の小石をつま先で軽く蹴り、芝の上を滑らせる。木陰にて、一部始終を見ていたカカオは、逃げていった黒猫の後を目で追ってから、ゆるく笑みを浮かべる。人気のない中庭の裏手、植え込みの影から姿を現し、手をポケットに突っ込んだまま、わざとらしく一宮の背後へ回り込む。)
──で、負け犬の遠吠えはどんな味だった?
>伊多狩 秀
……んふ。よだれ掛けエピソードはちょっと可愛いけどさ、注釈入れて予防線張ってるあたり、やっぱ会長って感じだね。 そういうの、ぜーんぶ計算ずく? それとも、無意識でやってるの?
(あごに手を添えて、興味深そうに相手を眺める。声に棘はないが、核心を突くような軽い挑発。軽く肩をすくめる。笑みは崩さず、けれど目だけがじっと相手を射抜くように細められる。立ち位置は変えず、距離を詰めるでも離れるでもなく、ただ言葉の温度だけでじわじわ詰め寄っていくような空気。)
──でも、正直な話、こぼすことそのものよりも、こぼした後どうするかの方が、ずっと人間らしさが出ると思うんだよね。 だからまあ、会長が紅茶をぶちまける日が来たら、ぜひ見学させてもらうよ。 ついでに「小学生の時点で卒業」とか言いながら、焦ってハンカチ取り出すとこまで含めて。
(満足げに微笑みながら、からかうだけでなく、その“整った完璧さ”にどこか好奇心と期待を抱いている表情)
……ああ、そっか。じゃあ“演出家気取りの完璧主義者”って掲示板に書いておくね。 写真じゃなくて、キャッチコピーで攻めるタイプに変更ってことで。
(飄々とした笑みを浮かべながら、会長の“演技”を暴くような言葉を投げる。悪意はなく、むしろ愉しげに。だがその目には、「見抜いてるよ」という静かな自負がある)
言っておくけど、あたしが来るようになったのって、別に“更生”のためじゃないからね?
どうせ噂とか、教師の報告とかで好き勝手に予測されてるんだろうけど。
(視線をそらしつつも、言葉には棘が残る。会長が「当たり障りのない優しさ」で距離を詰めようとしたことに、あえて噛みつくように)
56:
常盤 刹那 [×]
2025-05-27 10:11:23
>49 伊多狩 秀
(乾いた笑いをこぼす彼を再度観察するように見る。品行方正という言葉は彼から生まれたのか?なんて変な思考が働いてしまうほど、“完璧”に近くて、ぞわりと寒気がした。同じ人間、趣味だってきっと近い。なのに決定的な違いがある。味方についたら最強なのだろうが、敵対すると厄介な人間。目の前の秀才は、きっとこれだけではないのだろう。とはいえ、敵陣に乗り込む口述もできた。話してみたいと思ったのも、興味を持ったのも事実。うん、うんと自分の中で整理していく。少しして、にこりと笑顔で彼の方に向き直る。)
あら、ありがとうございます。では明日の放課後、楽しみにしていますね。
(くるり、と向きを変えてその場を立ち去る。これ以上話してしまっては明日の楽しみが減ってしまう気がして。彼はきっと難事件の後処理をしなければいけないのだろう。常盤刹那はやりたいことしかしないのだ。明日の紅茶は何にしようか、なんて考えながら歩く足取りは心なしか軽やかだった。)
(/時間進めさせていただきます…!)
(コンコン、と軽くノックをする。生徒会室の前にはティーセットを持ち、制服をきちんと着こなした少女がひとり。才色兼備な彼女はぱっと見れば生徒会のメンバーだと思うかもしれない。けれど狂乱を求める彼女の本質がヴィランたらしめるのだ。敵陣に乗り込むのにやけに軽装で、まるで敵意はないですよ、と相手を油断させているようで。お得意の可愛らしい笑顔。今日もその裏で何かを妄想している。)
生徒会長、いらっしゃいますか?
(漂うのはダージリンの香り。けれど刺激を求める彼女はそれだけでは物足りず。瓶に入れた刺激的な武器はとっておき。気に入ってもらえるだろうか、なんて考えて、ふふっと笑いが溢れた。)
>52 来栖カカオ
(最強の武器を使われた彼女がどんな反応をするのか、期待と少しの興奮、加えて上手くできていただろうかという不安と恥ずかしさ。それらが相まって頬はほんのりと色づく。いつもなら逸れていってしまう目線が、今は交わり続けている。逃げ場を失ってしまったのは、一体どちらだろうか。彼女の口が動く。)
あ…。
(目の前の光景に、脳の処理が遅れる。時間も、思考も、全てがゆっくりになる。いや、いっそ止まってほしい。そう思うほどに、赤みを帯びた目の前の少女は綺麗だった。だから、思わず間抜けな声がもれてしまった。甘いバニラの香りが、彼女のスパイスをより引き立たせている。……そっか、これがこの子の。甘い猛毒を浴びた体は鼓動を早める。綺麗、可愛い、美しい。それらの感情と共存するのは、“壊したい”という欲望で。)
うん、教えて。私だけに。
それでいつか……壊させて。
(綺麗なものを見たら壊したくなってしまう。けれど、目の前の少女は綺麗すぎた。今壊してしまうのは惜しいと、初めての感情が働くほどに。うっとりと目を細める。けれど瞳だけは、獲物を逃すまいとする狼のようにギラギラと輝いていたのは夕日のせいだろうか。好きと破壊の、彼女なりの告白。)
…!うん、うん!!
(きゅっと握り返された手。そこからほんのりと伝わってくる彼女の熱。そして、抵抗のない、彼女の好きが伝染した。責任はもちろんとる。だから他の人には見せないで。逃げるつもりはない。離さないで、自分のそばに留めておきたかった、ただの独占欲。尖った口も、震えた声も、赤い頬も。全部私の。)
仕方ないなぁ。いいよ、じゃあ私のせいですよぉ。
(いたずらに笑う彼女に、少しだけ拗ねてみる。ちょっとした抵抗、でも彼女の方も白旗。ぽつり、ぽつりと吐き出される言葉たちの一つ一つを大切に記録して。)
たまには、ね。
我慢できなくなっちゃうかもぉ。
(きゅっと服を引っ張る感覚。控えめで、でも確かに強い想いがあって。じっと見つめられる。だから見つめ返した。)
……おいで?
(この空間が甘くなりすぎているのは、きっと彼女のバニラの香りのせいだけではない。甘えてくれると言った彼女に、少しだけ意地悪。少し後ろに下がってぱっと両手を広げる。甘えたいなら、そちらからきて、と言わんばかりに。甘くなりすぎたらスパイスを。)
>50 仙道 凛(/絡み失礼します)
あれ、えっと……仙道さん、でしたっけ?
(刺激を求めて気まぐれに歩いていれば、見覚えのある人物の後ろ姿。ちらりと見えた片手の手帳で思い出す。確か生徒会の一年生の子。何度か見かけたけれど表情から読み取ることがあまりできなくて、でも常に何かを書いていた。そんな彼女に興味がわいた。3年生なうえにヴィラン部のメンバーである自分が声をかけたら驚いてしまうだろうか。そうなれば嬉しいのだけれど、なんて考えながら、軽やかな声で話しかける。)
こんにちは。こんなところで何を?
(こてん、と首を傾げる。警戒しないで、と言わんばかりの笑顔で。生徒会が手を焼いていることなんて想像できるが、あくまで自分は関係ない部外者のような顔をして相手の反応を伺う。)
>53 一宮 和久(/絡み失礼します)
逃げられちゃったね?
(少し肩を落とした後、表情を切り替えて見回りをする後ろ姿にそっと近づいて声をかける。一宮 和久、同じ3年で生徒会所属。先ほどヴぃらん部に向かおうとしたら窓の外で何やらじりじりと猫に近づく人影があったのだ。窓に頬杖を付き眺めていれば、もう少しのところで猫が逃げていった。それもすごいスピードで。あんなに速いんだ、猫って、と感心していれば、怪しい人影、もとい一宮和久はショックを受けたのか肩を落としていた。面白いおもちゃを見つけたように、ギラリと目を光らせる。そういえばちゃんと話したことなかったなぁ、なんて考えつつ、足はもう動いていて。興味のあることには素直な彼女の今日のターゲットが決まった瞬間だった。)
57:
伊多狩 秀 [×]
2025-05-27 16:40:07
>55 来栖カカオ
さあ、どうだろうね。僕はこう見えて率直に物事を言うタイプだと思うけれど、計算高く見えているのかな?
……もしかしてゔぃらん部の次の作戦はそれかい?熱々で、しかも渋すぎる紅茶を僕に飲ませて吹き出させるみたいなイタズラ。それは勘弁してほしいな。
( 彼女の物珍しい笑い声を聞いて僅かに目を見張りつつ、問いかけにはのらりくらりと曖昧に答えて。具体的に作戦内容を予想しながら、彼女の視線に臆することなく止まない揶揄を軽い調子で受け流し)
いいね、二つ名みたいで格好良いじゃないか。若干、悪口のようにも感じるけれど。
( 照れているフリを見抜かれたようで、諦めて手を下ろし笑顔を見せて。完璧に固執した覚えはないが、彼女が抱いている印象はそれで固まっているらしい。その"完璧"を崩そうと揶揄を続けているのかと、なんとなく察してきていて)
そうだね、君は元々問題児というわけではないし更生という言葉は不適切かな。
( 何気ない会話でにじり寄るように距離を詰めることには抵抗を見せないが、いざ核心を突こうとすればサッと避けられてしまいもどかしさを覚えて。慎重に距離感を測りながら、不登校を問題児と認識するか否か、意見が割れるところだが自分としてはそうではないと思っていることを伝えて)
>56 常盤 刹那
( ありがとうございます!
──……ああ、入ってくれ。
( ……来たか、と目を細めて来訪者を受け入れる。それと同時に小型録音機を起動させ自身の胸ポケットに忍ばせて。丸腰での接触は危険だと判断し用意したものだが、何もなければ録音データは綺麗さっぱり削除するつもりだ。何もなければ、の話だが。緊張を悟られぬよう笑顔を貼りつけて彼女が持ってきた紅茶について言及し)
いい香りだね。ダージリンかい?
僕の方はシフォンケーキを持ってきたんだ。今用意するね。
( 芳しい香りを漂わせ入室した彼女に「ここに座って」と席に誘導して。机の上に置かれた小箱の中からシフォンケーキを取り出し、すでに切り分けられているそれを皿に乗せて。彼女の前に置くと、向かい合った席に腰を下ろし。紅茶とケーキの甘い香りが混ざり合う空間は優雅なティータイムの始まりを報せて、第三者から見ればすでに腹の探り合いが行われていることなど知る由もないだろう)
58:
黒城 漆 [×]
2025-05-27 17:16:00
>48 常盤刹那
……フッ、それは勿論!平穏を拒み、常識を覆し、誰もが心のままに動く……混沌が支配する自由領域!
そこには正しさなど不要!世界がほんの一瞬でも「おや?」と首を傾げたならば我が勝利!そしてその一歩が、この風嶺という訳だ!フハハハハ…ッ!
( ふっと口角を釣り上げると、演説のように声を張り上げて堂々と胸の内の理想を語り始めた。側から見ればただの妄想全開の空想でしかないが、彼は至って真面目で、そこには本音が多分に含まれている。普通、同調、正しさへの幼稚な反抗心。自由で、好きなように自己を表現出来る居場所の渇望。独特で分かりにくい語彙に包まれているが、結局はそういう事だった。 )
かも、では無い!既に我がシナリオの内だ!そして世界が狂い、秩序が崩壊し、正義が力を失うその時──お前達が居合わせるのも既に決定付けられている!
( すっかり調子づいたのか、此方もさも当然と言わんばかりにピンと指を突きつけて、尊大な口調で宣言してみせた。しかしその瞳と表情にはどこか照れと喜びが入り混じっていて、完全な悪役としては些か隙がある。部に入ってくれた彼女達に感謝していて、仲間意識を感じている事。こんな感情を認めてしまえば悪として失格の為、本人としては表に出していないつもりだが。)
…、え゛っ……?い、いやいや、我は混沌の主導者!支配者!一貫して困らせる側であって……
( そうして調子良く宣言したのも束の間、彼女の一言でぐらつく牙城。またもや思いっきり困惑した声が出てしまう。その時が来るまでもなく既に困った様子で眉尻が下がり、しどろもどろな言葉で抵抗して。 )
>49 生徒会長
ふふん……この筆致に魅入られるとは、なかなか素質があるようだな。今日ほど貴様が正義を掲げている事を残念だと思った日は無い…。
( ペンを走らせつつも、耳に届いた賛辞らしき言葉に思わず鼻を鳴らして得意気な笑みを浮かべた。後で感想貰おう!なんて勝手に期待しながら、しゃっしゃと筆を進めていく。原稿用紙に書き殴った中二全開の言葉の数々を、“作品”として受け止められたことで実に単純ながら気分が上がっている様子で。)
…へー…結構庶民的だなあ。光の象徴も人の子か……てっきり天上のフルコースでも摂取してるのかと思っていたが…。
( 手を止めずにいたがその話題に自然と耳が傾いて、若干素のリアクションで返してしまう。なんとなく高級レストランの名物料理だとか、聞いたこともないような輸入食材を好むのかと思っていたのに。偏見で勝手に作り上げていた“生徒会の玉座に鎮座する宿敵=完璧超人”像がちょっと崩れ、地に足のついた嗜好に妙な安心感を覚えて。)
ならば、ここは此方もひとつ語ってやろう。我が好物は──ハンバーグだッ!
( 話題が身近な方向へ流れたせいか、聞かれてもいないのにドヤ顔で自らの好物も宣言する。胸を張って誇らしげに、ありきたりなチョイスを。本人に自覚は無いが、この調子だと誘導されれば何でもペラペラと話してしまうだろう。 )
>50 生徒会書記
( 校舎の廊下を曲がった後、ぴたりと足を止めたのはその先に気配を感じたからだ。数歩先、黒い手帳を手に一人佇む、ミステリアスな眼帯の少女。あれは──そう、生徒会書記。我が宿敵、生徒会の一員である。ノートを捲るその姿を見て悟る、きっと生徒会は自身の打った布石の調査に乗り出したに違いない──と。にやりと口角を上げれば、堂々とした歩みで彼女の前へと姿を現して。 )
なるほどなるほど、近頃の"闇の紋様"事件についてか。貴様もその存在に気付いていたとは──やはり只者ではないな、“風嶺の記録者”よ。
( 一旦、あくまでも当事者ではなく観察者の体で話しかける。勝手に世界観を作り上げて、いつも通り大袈裟な言葉で語るその口調は、側から見ればふざけているようで本人は至って真面目だ。内心では"闇の紋様"にどんな感想を抱いているのか、反応を期待している様子で。彼女の無表情な横顔を一瞥するその瞳は少し揺れている。 )
>52 来栖カカオ
べべ、別に欲しがってなどいないッ!視線の先に偶然“それ”があっただけであって……っ
( ビクリと肩を跳ねさせ、即座に否定の言葉を放つ。あまりにも反応が早過ぎて、逆に図星だったことがバレバレだろう。しかも瞳は揺れており、声が半音上ずっていた。マントの裾を弄る手もまるで子どもが嘘をついている時のそれで、どこまでも分かりやすく言い訳を重ねて。目を逸らしながらも未練がましく、まだ視界の端でメロンパンを追っていたが──。)
ハッ……!だが今ので閃いたぞ……!
( 唐突に立ち上がり、顔をパッと上げて高らかに宣言。片手を額に当てながら、“名案が閃いたポーズ”を取る。マントの裾がふわりと揺れる中、表情は急に悪役然とした自信に満ちたものへと切り替わり──だがその目の奥には、限定メロンパンへの興味がまだ微かに残っていた。)
その名も!《購買部メロンパン包囲網計画〈スウィート・オブ・カタストロフ〉》!!番人を懐柔し、その甘美を全て我が手中に収めれば……! 風嶺中の人間は震撼し、購買の秩序は崩壊し、甘味界の覇権は我が部の物となるのだッ……!
( “番人”とは購買のおばちゃんのことである。要するに、購買のおばちゃんに気に入られて限定メロンパンを買い占めたいというだけなのだが、彼の中ではすでに“征服計画”として成り立ってしまっているらしい。なお、どうやって懐柔するのかという肝心な部分は一切考えていないが、腕を組み完璧だと言わんばかりに悦に浸っている様子で。)
>53 生徒会会計
( それは、まるで一瞬の夢だった。校舎の窓から見えた“黒き影”。木々の合間を優雅に駆け抜け、陽の届かぬ木陰にその姿を留めていたのは──どこか神秘的な雰囲気すら纏った黒猫であった。…あれはまさしく、〈闇の眷属〉!黒猫に脳内で勝手な肩書きを授け、半ば本能のままに追いかけるようにして廊下を走り、そして今、曲がり角を飛び出したところで。)
っっぶなっ!?
( 危うく人にぶつかりかけた。慌てて急ブレーキをかけた為紙一重で衝突は避けられたものの──相手の顔を認識した瞬間、テンションは一気に変貌する。敵の前で咄嗟に漏れてしまった驚愕の言葉を誤魔化すように。緩く目を細め、わざとらしくフッと鼻で笑えば繕った声色で口を開き、自分の世界観を展開し始めて。 )
これはこれは……“均衡の守護者”よ。貴様がこのタイミングで現れたということは、まさか──我が追跡していた“眷属”を封印するため、生徒会も動いたのか……!?
59:
黒城 漆 [×]
2025-05-27 17:18:05
>51 様
(/素敵なpfありがとうございます!飄々とした一面、手先の器用さや情報通な所など、漆が大分煩く反応してしまいそうです。不備は無いので是非ご参加ください!よろしければご自身の絡み文を投下して頂くか、他の方の絡み文へと絡んでいただければなと思います。よろしくお願いします!)
60:
黒城 漆 [×]
2025-05-27 17:30:55
《pf/募集枠》
【ゔぃらん部】
・部長
>3 /黒城 漆
・副部長
>10 /常盤 刹那
・新入部員(男性)
常識人寄りのツッコミ役。
・部員A
>6 /来栖 カカオ
【生徒会】
・生徒会長
>5 /伊多狩 秀
・副会長(女性)
クールビューティー。会長に心酔している。
・会計
>45 /一宮 和久
・書記
>33 /仙道 凛
【人数無制限】
・その他生徒
>51 /階 千暁 ( 新聞部部長 )
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