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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1247:
リーパー [×]
2024-07-05 12:18:21
>ギレルモ( >1242 )
( 捕食者と非捕食者、その関係図をありありと思い描かせる呼び名へは特段何か反応を示す事もせずに受け流し。彼がヴァンパイアを毛嫌いする理由、それを語る間に反応を挟むことはせず静かに耳を傾けた後、すぅと眦を細めて 「 ……生きてりゃ誰でも腹減るのにな 」 きっと己が知るヴァンパイアとは別の個体との話なのだろう、なんて思うのは彼の語り口調からの推察。関係を持った二名にもさりげなく話を聞いてみたら良いかもしれない、なんて思うのは己の好奇心を満たしたいだけのエゴかも知れないが、今の己には目の前の彼の言葉だけを鵜呑みにすることは出来ず。この場へと辿り着いた時より幾らかまともに話が通じるようになった彼のおねだりへは 「 気が向いたらな 」 檻の隙間から腕を引き抜きつつ返すのは、無事にこの場所へと辿り着ける保証が無いため。屋敷を彷徨く言葉を持た無い化け物に食べられる可能性も、他の住人に食べられる可能性も捨てきれない上に今日この場へと辿り着いたのは偶然の産物 「 叶えれね可能性のある約束はしねェ主義なンだわ 」 座していた状態から立ち上がった際に、軽い眩暈がしたのは体内の血液量が減ったためか。鉄格子を掴む事により倒れる事は防ぎつつ、そのままゆっくりと立ち上がって 「 ッてワケで、血が欲しけりゃオレがココに辿り着く事祈っててくれよ 」 なんて視線を交えて片側の口角を持ち上げ )
1248:
レオ [×]
2024-07-05 20:50:55
>ラザロ(>1243)
(タオルを渡す際、労うその一言が快い気安さを纏っている気がして。その後に続く褒め言葉にも礼にも何やら擽ったい心地を覚えて、むずむずと照れくさそうに口許をはにかませた後、「…そうか、何よりだ。」髪を撫でるその感触を切っ掛けに、此方からも満面の笑顔を彼へと返す。布ヤスリを返却した次、彼に勿論と頷き歩みを追っていくが、身を包んだ熱気に浴槽の目の前で足を止める。「……む、」先程浴びた熱湯のシャワーと遜色無さそうな湯加減を肌身に感じ、思わず渋い色を表情に滲ませ彼を見やった直後。向こうもそれに気付いたらしい、凄まじい勢いで水が注がれていく様にほっと安堵に胸を撫で下ろし、適温に下がるまでその場にしゃがんで暫し待つ。「……うん、よし。」そっと指先で確かめた浴槽の湯が、程好い熱さに変わった頃合い。一度はそのまま入ろうとして、しかし垂らしたままの髪を思い出して少し悩みに止まり、一先ず肩に掛けていた手拭いでくるくると頭上へ適当に覆い括ってから改めて。――彼と肩を並べて湯に浸かる。それはシャワーのみの習慣に慣れきっていた狩人の少年には物珍しい経験のようで、波立つ水面や浴槽そのものを繰り返しそわそわと見回す。だが次第にその心地好さに骨抜きと弛めた頬は、ほんわり柔こい紅色に。「……悪くないな。」ついでに瞳も細めてその身体の暖まっていく感覚を、吐息混じりの呟きを零しながら享受していたものの、上がり時の知識が無い頭は些か茹だり気味に、彼の方へとふらり傾いていってしまう。)
1249:
ニール・グレイ [×]
2024-07-05 20:56:41
>ユギン/クォーヴ(>1244)
>Ⅱ.どちらかが相手の舌を噛み切らないと出られない部屋(制限時間:10min)
***
(――目が覚めると、真っ白な色が視界一杯に広がっていた。いつもと違う眩しさに掠れ声の唸りを零しつつ、丸めて横たえていた身体をのったり鈍々しい動作で起こすが、そのまま座り込んで眠気に虚ろな目を伏し、日光浴する爬虫類の如くぼんやりと。いつもの通り寝起きに大変弱い頭の中は未だ転た寝が七割、その為起動に酷く準備時間を要する思考には、人らしい言語ではなく意識を失う直前の記憶だけが絵画のように浮かぶ。……窓辺の景色、頬を撫でる夜風、それから大きな月。しかしその先は黒い茨で覆われて、何も見えなくなって。「んん……んー…っ…」本能的に異常な状況下である事は理解して、ようやっと眠気を払う伸びをたっぷり十秒程度。次いで髪に手櫛を通す合間に、空っぽの室内をのろのろ見回していった最後、一つの黒いシルエットを見付けて。「……クォーヴ…?」見間違えようのないその姿に、今起きて初めての意味有る言葉が零れ、色の無い表情のままぎしぎし軋んだ仕草で首を傾げた後。「…ふふ。おはよぉ、クォーヴ。」数秒遅れて胸中に溢れた愛おしさを、嬉々を示す弛い笑顔の象りで表現しつつ、片手をひらり振って何とも場違いに浮わつく挨拶を投げた。)
1250:
レンブラント [×]
2024-07-07 00:27:00
>リリー(>>1246)
しゃあないやろ、可愛いねんから
(両手を繋いだまま肩を竦めてあっけらかんと。どんな台詞も馬耳東風で態度の悪い生徒よりも、素直で反応の良い生徒はよく可愛がり又構いたくなるものだろうと、そこに知的好奇心の旺盛さも加わればまさに目をかけるにはうってつけの逸材の完成でニマリと蛇のような微笑みを深め「 リリー嬢ほっぽって逃げたりせえへんよ 」問い掛けに直接答えないのは、こちらから黒薔薇に背くような真似をした場合何が起こるか明確には予想が出来ないからというのもあるが、守りきれるとは限らないと暗に匂わせる事で自分から離れないようにとの注意喚起も兼ねて。一度両手をするりと引けば、まずは手始めに空中に浮かんだ黒い砂時計を軽い魔法でつっついてみようかと視線に魔力を集中させた刹那、バチ、と火花が弾けるような音と共に両目に痛みが奔り反射的にそこを庇うように手で覆い隠し「 ……成る程なァ 」魔法は禁じられていると予想はしていたが、まさか封じるだけでなくこちらを害してくるとは。余程今回のお遊びは邪魔されたくないのだと察すれば、特に目立った傷はなさそうに見える目許を晒して少女を見遣り「 イージーなお題でラッキーやったんかもしれンな、俺らは 」自分たちが閉じ込められたのなら、他の怪物達も戯れの対象になる可能性がある。互いに傷を負わずに済む課題は僥倖だったのだろうと察しを付けて、心配をかけないようにいつも通りの微笑を向けて)
1251:
ギレルモ [×]
2024-07-07 00:28:08
>リーパー(>>1247)
アハ、そーだよネ。オバケだっておなか減るんだから
(ぱち、ぱちとやる気のなさそうなまばらな拍手は少なからずも自身の主観的な身の上話に共感を得られたのだと感じたから。この屋敷に囚われる顔見知りでしかないゴーストを他意なく引き合いに挙げては話題を閉じ、調子の良い事をぽんぽんと吐く自身とは対極的な誠実に思える主義信条に一度大きくまばたきをして「 んふ…そうだネ。もしキミに仲良しの使い魔がいるなら道案内してくれるかもよ? 」なぜだかは分からないけれど、彼はきっと命尽きる前に自分にまた会いに来てくれるだろうと感じてその為の淡い道標を示し。この檻が開かなければ自ら貴方の元を訪問することが出来ない不自由さを内心で呪いながら、種類は異なっていてもどこか満たされない渇きを抱えているような気のする彼をこのまま見送ろうと決めて「 またおいでエ、ネコちゃん。きちんと血になるもの食べるんだよ 」ぬる、と目を細めてかっくり首を傾け死人の色の手をひらひらと振り。一見すれば健康を気遣うような言葉も全て自身の飢えを凌ぐためと隠すつもりもなく、何の確証もない次への期待がきっと今夜だけは渇きを癒してくれるだろう)
1252:
ラザロ [×]
2024-07-07 00:29:14
>レオ(>>1248)
(労働の後は熱い湯に使って肉体を労う、そんな慣習は翼や尻尾の異形がくっついていれども人間臭い風景に映るだろうか。見目に然程こだわりのない自分は邪魔だからという理由で髪はいつも短くしていて、かくいう彼にもその豊かで柔らかな長髪が邪魔そうに見える場面も散見され「 それ、切らねえのか? 」強制する気は皆無ながらただ興味の一端にて問い掛けて。隣に質量のあるものが入水したのを波の動きで知覚し「 最高だろ?一日の終わりは熱い風呂でなきゃな 」今夜の湯加減は随分ぬるいが、隣に語り合える相手がいることで不思議と疲労は灌がれるような心地になる。リラックス効果が舌の回りを良くさせるのか、ふとした時に回顧されては心をもやつかせていた事を思い出して「 ……祭の夜の事だがよ、 」言葉を続けようとして、肩に重みが触れる。顔色を見ればのぼせてしまう寸前のように思え、言葉の続きなぞより面倒を見ると決めた相手の体調が当然優先だと片腕に小さな身体を尻から掬い上げるようにして抱き上げ、そのまま言葉無く浴室を出ればまずは湯冷めしないようにと柔らかなバスタオルで少年を包んで「 自分で拭けるか? 」のぼせ具合がどれほどか分からないためまずは様子伺いのヒアリングを。自力が困難なのであれば自分が拭いてやるつもり、そうでなければ彼に着せる服を適当に近くのラックから見繕うつもりで)
1253:
クォーヴ [×]
2024-07-07 00:30:47
>ニール(>>1249)
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
>テーマ:どちらかが相手の舌を噛み切らないと出られない部屋
>制限時間:10min
>親密度:◆◆◆(両想い)
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(暗転した視界の中、強制力に蹂躙され意識を塗り潰される最後の瞬間、きっと死神は貴方の名を呼んだに違いない。ハッと覚醒した瞬間、まるで夢の中で夢に目覚めたような奇妙な感覚に頭痛に似た違和感を覚えて額を押さえ、状況を整理するために一度目を閉じ深呼吸を。てっきり攫われたのは自分だけだと思っていたが、目覚めた瞬間から眠りに落ちる時までずっと聴いていたい愛おしい声に思わず普段あまり見られない性急な仕草でそちらを向いて「 ニール、 」そう呼びかけては直ぐ様駆け寄り、冷たい手でその両頬を包んで「 どこか痛いところは?気分は悪くないかい 」この異常事態の謎を解くより先に何よりもまずは想い人が何かに侵害されてはいないかの確認を。それに水を差すようにカサリと二人のすぐ傍に投じられた手紙、音に注意を引かれて心配そうに彼の顔を見つめていた視線をそちらへ移し「 …危ないかもしれないから僕が見るね 」横目にて貴方ときちんと目を合わせ、ここにきて穏やかな微笑みを浮かべれば手紙を拾い上げる。二人で同時に内容を確認できるように気を遣いながら開封して――【 制限時間10分以内にどちらかが相手の舌を噛み切れば出口は開かれる。制限時間を過ぎればここが互いの墓場となる 】――あまりに理不尽で荒唐無稽な内容を笑い飛ばす暇もなく、残酷なカウントダウンは虚空に出現した黒い砂時計の反転によって開始された)
1254:
リリー・フリント [×]
2024-07-07 10:08:31
>レンブラント( >1250 )
……ずるい、
( 拗ねたような表情を浮かべるのは、この手の話で口の回る彼に勝つ事は出来ないと知っているから。離された手は何かをするのだろうと追いかける事はせず、半歩程下がり彼の背の後ろへと隠れるようにするのは今この時に自分に出来ることは無いのだと理解しているから。じっと様子を伺っていれば突如として聞こえてきたのは火花が弾けるような音。常であれば魔力を使う際に音が立つ事は無い事実を今まで過ごした時間から知っている。音に驚き出所を探している最中、ちらりと見えた横顔から見るに彼の手が覆ったのは眼許だろうか。背後に隠れている弊害で確実な場所は分からないものの、腕が上がった位置から大体の目測は立てる事が出来る。こちらへと向き直り平素通りの笑みを浮かべる彼とは反対、先程の音と目の辺りを覆い隠す姿が頭を離れず呆けた表情を一瞬浮かべるも彼の言葉への安堵よりも心配が先に来れば 「 そんな事より、 」 冷たい両頬へと其々手を添え、顔をずいと近づけて 「 見たところ何ともなさそうだけれど……痛くはない? 」 背伸びをしても尚埋まらない身長差故にほんの少し上目がちになりながらも、眉尻を下げ瞳を覗き込む姿は心配をしている事がありありと伝わるだろうか )
1255:
リーパー [×]
2024-07-07 10:08:58
>ギレルモ( >1251 )
使い魔、なァ
( 身の回りの世話をしてくれる蝙蝠たちとは最低限の関わりしか無く、見分けが付く程に仲が良い使い魔がいる訳では無いが妙に気に掛けてくれる個体がいることも事実。頼めば連れて来てくれるだろうか、なんて試してみない事には分からないものの試してみる価値はあるか。一先ずは自分の部屋へと戻らないと分からないし、当てが外れたとしてもまた歩き回っていれば辿り着ける可能性だって無い訳では無い 「 まァ、頼んでみるだけ頼んでみッか 」 返答を明確にして期待を持たせるよりかは曖昧にしておいた方が良いだろう、なんていうのは偏った思考か。地下へと降りて来て初めて対面した時より幾らか友好的になったように感じるのは、彼の空腹が落ち着き話が出来るようになったからか、それとも己が話を聞いて絆された部分があるのだろうか。関係性を知らない人間が聞けば首を傾げるような言葉はきっと血液を欲しているが故の事だろうとは容易に想像が付く 「 次は飲みすぎンなよな 」 ひらと片手を振ってから地上へと戻る為に階段を登り始めよう )
****
ギレルモとの時間は終わりだろうなッてンで一旦邪魔すんぜ。ヴァンパイア嫌いな部分が何と無くわかったッつーか、お互いに不完全なトコがある分絆されそうになったッつーか。名前で呼ばれる事が増えりゃ入れ込んじまうんだろうなッて思ったわ。多分これからもちょくちょく会いに行くだろうし、よろしく伝えといてくれよ。
このまま【 怪物の証明 】の方に入ッて良けりゃ【 自分の部屋に戻る最中に気付いた異音の出所を探して見つけた部屋の扉を開ける 】場面を出させて貰うつもりにしてンだが、問題ねェか?何か付け加えた方がいい事とか、他でも何かありゃ遠慮無く言ってくれ。
1256:
レオ [×]
2024-07-07 13:52:38
>ラザロ(>1252)
……ん、髪か?
(ほんのり気の緩んだ所に問う声が届き、視線は一度そちらを向いて瞬く。僅かに遅れて意味を飲み込むと同時、纏めたそれを布越しに撫でる自らの手元に目線が移り、「昔からこの長さだったからな…」考え付かなかったとばかりの無頓着さを呟きながら、ほんの少しの思案した後、「…ああいや確か、元々は首回りと耳を隠す目的だったか。昔はそよ風の音の震えにも落ち着けなかったから、少しでも覆っておきたかったのだった。」するすると口から滑り出したのは自らもすっかり忘れていた、幼い頃の鋭過ぎる感覚の弊害とその手近な対策。「……ふむ。今なら切ってしまっても…」現在では邪魔に括るような形骸であり、ただの幼少の名残。それ故再び思案を練るが、彼とはまた違う意味で見目への無関心さと横着さが、後に続く言葉を霧同然に掻き消してしまう。――ふわふわと熱さに浮かされる感覚。けれども身体が掬われた事を知覚し彼へ咄嗟にしがみつく程には判断力も残っており、「ああ、問題無い、」掛けられる声にもはっきり反応したその次。「すまない、ハーゲン…」やはり何処か思考がふやけていたのだろうか、零れ落ちたのは目の前の彼とは明らかに違う名前。言い終わった後でそれに気が付き慌てたように唇を固く結んでから、のぼせとも違う色味に染まる顔を、身体を包むタオルで頭から覆い隠す。「…………間違えた。すまない、ラザロ。」気まずさの内に羞恥らしい動揺を混ぜた瞳をあちこち下方に泳がせ、深く吸い込んだ息の割にか細い声での詫びを告げて。「私は大丈夫だ。一人で出来る。」その後も少々それを引き摺りながらも改めて自力での解決を明確に伝え、彼が服を見繕うその間、「そうだ、ラザロ。君、先程風呂場で何か言いかけていなかったか?」己の間違いに話題が向く前に、先んじて入浴中の彼の話を呼んでみた。)
1257:
ニール・グレイ [×]
2024-07-07 14:00:13
>クォーヴ(>1253)
(挨拶を言い終えて漸く立ち上がった折、真っ直ぐ駆け寄る姿に応えるように自らも彼の方へ歩む。己への眼差しとは対照的に、此方は頬を包むひんやりとした優しく心地好い掌の感触へ機嫌良く目を細め、「大丈夫、何ともないよ、クォーヴ。…うん、貴方も無事みたいだねぇ。」そのままもう一度眠ってしまいそうなほど気の抜けた言葉で、心身共の無事と彼への安堵を伝える。――その直後、何かが擦れる微かな音を彼と同時に捉えて。向いたそちらに黒い手紙を見付け、疑問に見やって交わる彼からの視線に大人しく頷く。覗くまでもなく読める位置へ運ばれた手紙の内容に、それまでの笑んだ色がすとんと抜け落ち、「……ふぅん、」零した声からも温度は消える。ただ瞬きさえせず文面を凝視する瞳だけに、今にも噛み付き八つ裂かんばかりの激しい何かがなみなみ湛えられて。「変なお遊び、考える子が居るんだね。」がち、と一度強く牙を鳴らして見上げた砂時計。渦巻いた感情の余りに人らしさを繕えないケダモノは、冗談めいた感想を機器じみた平坦な声で呟く。それから改めてこの部屋の内をくるくる見回して、互いと砂時計の他に何も無い事を確かめた後。「舌かぁ……」自らの唇の両端を指先で揉み、その内に仕舞われたそれをもごもごと蠢かせた次、「……クォーヴ、大丈夫?」口許を離れた両手は、己がしてもらった仕草と同じように彼の頬へそっと添う。そのまま彼の心中を想い測る問いにも、ゆらり滑らかに首を傾げて顔を下から掬い窺う間近の淡紅にも、眉を垂らした心配と憂慮が目一杯に溢れていた。)
1258:
レンブラント [×]
2024-07-09 11:48:45
>リリー(>>1254)
(怪物には備わっていない暖かなもので両頬を包まれた後、文字通り輝く鉱石のように眼窩に嵌った二つの瞳が宿す憂色を見て取れば、肉声による回答の代わりに短く吐息して口角を今少し吊り上げて。無機物たる宝石の冴えた鋭い美しさではなく、まるで石の内部で万物を癒やす泉が湧き出ているような。守ってやりたいと、この少女のこんな表情を見せられては世の男たちは皆思ってしまうだろうと「 あんまり何処ででもそないな顔すんなや 」軽口に聞こえる台詞にもどこか穏やかに妹を心配する兄のような柔らかく優しい心労が灯っているだろうか。先の衝撃は爆裂するような派手な音による警告の意味合いが強いのだろうと推し量る、まるで戯れの褥にて振るわれる鞭が控えめな痛みに見合わぬ大きな音を立てるかの如く。首謀者は害する意思はなくただこの箱に押し込められた異種族達が銘々に足掻くのを高みの見物をしながらほくそ笑んでいるのだろう、くしゃりと少女の髪を撫でてからゆるりと斜め上へ顔を向けて「 悪趣味はお互い様やなァ 」不敵な微笑で姿見えぬ支配者へ嫌味を。リリー嬢も言うたり、と促そうとするも謹んだのは佞悪な黒薔薇はより弱い者から狙う可能性が高いと判断してのこと「 どないする、もうええか? 」危険と隣り合わせとはいえ少女の好奇心を満たせているとは到底思っていない、からこそ先ずは考えを伺おう)
1259:
ユギン [×]
2024-07-09 11:49:32
>リーパー(>>1255)
やあやあ、こんばんわ仔羊ちゃん。いや、仔猫ちゃんの方が正しいかな?ギレルモはかなり癖のある住人だから、そんな風に言ってもらえて嬉しいよ。暴力的な飢餓に支配されてる以上、食べられるなら誰でもいいって子だから君の望むような見方を彼がするかどうかは現時点では定かじゃないけれど、君が会いに来てくれるならいつだって大歓迎の筈さ。
さて、次はいよいよレナードとの日常イベントだね。配慮ありがとう、導入部分はそのイメージで問題ないよ。この一幕が君たちの間に何を齎すか、じっくりと見守っているね。追加で何もなければ、僕の方にはお返事不要だよ。
1260:
ラザロ [×]
2024-07-09 12:33:49
>レオ(>>1256)
……なら今でも必要なンじゃねえか?
(長髪の理由について真っ先に想起されたのは、まだ彼をレオとも知らぬまま部屋を訪ねた最初の夜のこと。自然の中で鍛え上げられたであろう自分好みの立派な男の体格でありながら、まるで生娘のように悶えながら首元の感覚が鋭敏だと語る彼の様子が面白くてつい揶揄ってしまった、あの時から屋敷での時間は経過しているとはいえ急所である事に変わりはないだろうと半ば茶化すようなニュアンスでニヤリと意地悪そうな笑みも付け足して。「 あァ? 」ここに囚われた同胞たちの中でも一切聞き覚えのない名詞は誰かの名前だろうか、自身のデータベースに無い単語だったためいつもの調子で聞き返し「 そこまで恥ずかしがる事かよ、……テメェが小せえ間はこの俺様を親父と呼んでもいいぜ? 」視線を向けた先、明らかに狼狽している様子に怒られてしまった子供のような可愛げを感じて笑い混じりに軽口を。きっとあれは彼の幼少期に世話になった誰かの名だろうと推察するに留め、ぐちゃぐちゃとラックの中を引っ掻き回しながら「 ああクソ、ねえな 」粗野に吐き出すのは独り言。やがて諦めたように舌打ちを一つ落としてからドラゴンが着るには少し小さいやや年季の入ったTシャツを引っ張り出しては少年の頭にぽいと被せて「 これでも着とけ。新品じゃねえが洗濯はされてる 」鼻の利く者なら若干香るであろうドラゴン特有の体臭がほんのりと残る服は正真正銘怪物のお古。自身はと言えば衣服を着るどころか用意する素振りも見せず、一通り髪と身体とドラゴンのパーツを拭き終わればタオルを腰に巻き付けたまま寝室の方へ戻ろうと一歩踏み出し「 …後でな。ほら来い、風邪引くぞ 」中断された言葉に続きに対する問いには振り返ることなく答え、ズカズカ室内を進んではベッドの中央辺りにどっかりと胡座をかいて。その前のスペースを指で示しながら「 座れ 」目的も伝えず簡潔に命令を)
1261:
クォーヴ [×]
2024-07-09 12:35:21
>ニール(>>1257)
……君と攫われたのが僕で良かった
(頬を包まれ視線が交わる刹那、死神の顔に凪いだのはいつ何時も崩れない軽やかに風に揺れる花畑のような穏やかな微笑み。しかしこの数瞬の間に死神の胸中には決して誰にも、更に言えば愛しい人にだけは見せたくないような苛烈な何かが渦巻いていたのかもしれない。一見脈絡のない呟きを補足するため、こちらからも再度手を伸ばして頭の円みに沿うようにそっと白い髪を撫で下ろし、そのままつつっと唇辺りまで指を滑らせて「 ニール、君の牙で僕を力いっぱい噛めるかな? 」冷たい親指で肌越しに犬歯の形を確かめながら、ひどく甘く愛おしそうに問い掛けてはゆったりと頭を傾けて「 分かっているよ、君は噛まれるのもすきだって。けれど…人と死神では身体の作りが違うでしょう?……たくさん血が出て、万が一にもそれが原因で君を失うような事になれば僕は… 」言い淀むのはその先が思い浮かべるのすら悍ましい結末だったから。珍しくもきゅっと唇を軽く噛むような仕草を見せて声を詰まらせ、そのあとゆっくりと一度吐息して「 ……僕は、君を思い出にしたくはないな 」交わっていた視線はこちらからそっと下へ沈めて)
1262:
リリー・フリント [×]
2024-07-09 14:51:27
>レンブラント( >1258 )
( 彼の言う “ そんな顔 ” とはどのようなものだろうか。元来表情豊かな方である自覚はあるものの、作り出している訳では無く己の心の動きが忠実に現れているだけに過ぎない表情を理解している訳も無く、分からないものを分かったと言えるような性分でも無い。首を傾げ数秒考えた後に 「 心配しなくてもレンブラントさんとカナニトくんの前でくらいよ 」 心配をするのも、特段表情が変わるのも、そんな事は胸中のみに留める代わりにゆるり表情を和らげて。頭へと触れる手に僅かに首を竦めるものの、それは慣れていないからであって嫌な訳では無い。その証拠へと掌へと軽く頭を摺り寄せるようにして 「 ふふ、悪魔さんに言われるなんて余程だと思うわ 」 今迄過ごして来た中でこの兄弟の意地の悪さは嫌というほど体験して来た。それ故の感想はこの部屋の生成者へとどう伝わるだろうか。問い掛けへはほんの少し悩んだ後 「 …お任せするわ 」 砂時計を見るに未だ時間は残っていそうではあるものの、この場は無力な己の好奇心よりも彼の意見に従った方が良いだろうと。もし彼が怪我でもしようものなら、暫くの間己がそれを引き摺ってしまうだろう事は想像に難しく無い。再度部屋を出るための条件を満たすべく、一先ず両手を彼の方へと差し出して )
1263:
リーパー [×]
2024-07-09 14:52:30
>レナード( >1259 )
( この屋敷に来てからの運動不足が祟っているのか、身体を動かすには血液量が足りていなかったのか。地下から見覚えのある景色に戻ってくる頃には少し呼吸が上がり、廊下の壁伝いにしゃがみ込み呼吸を整える時間を僅かながら要した。さて、自分の部屋はどこだろうか。探す為に足を運び始めたところで耳に届いたのは微かな異音。普段であれば好奇心よりも先に来る警戒心のお陰で音の出所を探しに行く、なんて行動を取るはずも無いのだが何分思考を上手く働かせるだけの酸素が行き渡っていない。ふらふらとした足が辿るのはきっと自室があるのとは反対の方向。聞こえてくる音だけを頼りに廊下を歩いていった先、立ち止まったのは一つの扉の前。そっと扉を開き中を覗くつもりにしていたのだが、存外大きく開いてしまい 「 ……レナード、か…? 」 見覚えのある姿に思わず出てきたそれに咄嗟に片手で口を覆い隠そうとするも、特段顰めた訳でも無い声は彼の耳にも届いているだろうか。貧血気味の身体では同じ場所に立ち止まっている事が難しく、ドア枠に頭を預けるようにして )
1264:
レンブラント [×]
2024-07-09 22:01:29
>リリー(>>1262)
分かってへんなあ、ホンマ
(遠回しな台詞の靄の中から主旨を掴み取る力は深窓の令嬢には未だ養われていないと改めて実感し、肩を竦めては小さく数回かぶりを振って。兄は兎も角として弟の方は彼女をどう見ているか判然としないのに、あんな可愛らしい顔で一身に心配を受けては兄に比べて堪え性のない弟は衝動的な行動に出るやもしれない。それはそれで一興か、と内心で落とし所を付ければ自らの種族を引き合いに出す言葉にニマリ口角を上げて「 やってさ、 」どこかで観測しているのだろう支配者へ目配せをするように天井を仰ぐも部屋の沈黙は保たれたまま。丁度残り時間が乏しくなっている事を示すようにハラハラと桜吹雪ならぬ黒い薔薇の花弁が無数に舞い始め「 ようけ咲いとるンは見慣れてしもたけど、これはちょっと粋やな。なァ? 」屋敷全体を、更に言えば少女たち獲物の部屋の窓枠を埋めるように咲き誇る黒薔薇の散るところなど見れる筈もなく、怪物にとっても珍しい光景。降りしきる花びらの雨の下、差し出された両手を各々手に取り「 俺はな、リリー嬢の素直で気ィ優しくて活発で、初心な所もあるけど賢い所もあって――全部ひっくるめて可愛らしい所が好きや。中身も見た目もごっつい可愛い 」煙に巻くような口調を選ぶ悪魔には稀有なストレートな言葉選びを同じく真っ直ぐな眼差しを添えて届けよう。最後の一言は部屋から出るためではなくただ自分が彼女の反応を見たいがための追い打ち、何かが罅割れるような音と共に壁の一面に空間が広がれば暗い通路が生成され、その向こうには少女の自室と思しき風景が待っているだろう)
1265:
レナード [×]
2024-07-09 22:03:46
>リーパー(>>1263)
(他の住人と比較すれば食事回数が控えめである自身には、そうでなくとも一度の“食事”はただ飢えを凌ぎ生き永らえるためだけの行為ではなく、この暗い屋敷で美食からしか得られない何かを嗜むために重要な時間。ゆえに適当な獲物を初対面で喰らう事はほぼなく、今夜の食事も面識のある人間だったのだろう。そこはとある獲物の部屋、ベッドの天蓋から垂れる月光を透かす半透明のヴェールは巫女の羽衣のように夜風に揺れ、シーツは紅いサテン生地へと張り替えられている――いずれも獲物に与えられる個室のデフォルトではなく、きっとこの部屋の主がレナードか或いはそれ以外の怪物にお願いして整えてもらったのだろう。そのベッドの上、誰かを組み敷く形に覆い被さる影は濃紺のマントコートを纏い、時折吹き込む夜風がその裾を揺らせば裏地の紅がちらちらと月明かりを反射する。小さく聞こえてくる何かを啜るような音は奇しくも貴方自身がつい先程身を持って耳に刻んだものと酷似しているだろうか、濃紺の背に回されていた真っ白な腕が一切の力を失ったようにはらりと脱力しベッドの縁へ落ちたのとほぼ同時、聞き覚えのある声に名を呼ばれた気がして影はぴたりと一切の挙動を止めて。ゆっくりと上体を起こし首を巡らせて振り向く、月輪を背負う口許には僅かな鮮血が付着しているだろう「 ……人様の食事を覗き見?そんな趣味あったんだ 」白い手の甲で口許を拭いながら放たれるお決まりの憎まれ口、それはいつものような小馬鹿にする調子ではなく幾ばくか平坦であろうとするような声色で)
1266:
執事長 [×]
2024-07-09 22:05:41
>ゲリライベント:明晰夢の廻廊開催中!【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2024/06/25/211417】
>新規住人を1名追加/鬼♂
>通常交流・イベント交流問わず、ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:クォーヴ ]
▼ 提供一覧 ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters】
▼ PF作成はこちら ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome】
▼ 世界観・ルール ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world】
▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼
◆ルシアン(>>19)
◆ザカリー・アーバーン(>>93)
◆レオ(>>147)
◆ニール・グレイ(>>244)
◆シャラメ(>>395)
◇ミネルヴァ(>>489)
◇プリケル(>>559)
◆リーパー(>>576)
◆グレン(>>644)
◇リリー・フリント(>>1041)
◇蘭玲(>>1047)
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