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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1207:
ハイネ [×]
2024-06-29 23:40:18
>グレン(>>1205)
ああ……あれらには悪いことを、
(言われるまでその存在が頭から抜け落ちていたのだから、やはり自分の心を一部の糸目なく占めているのは目の前の彼なのだ。いざという時のために誰かに頼んでおけば良かったと悔やむも、自分が屋敷から消えたとなればきっと趣味仲間のフランケンシュタインと友人として親しくしてきた死神が遺志を継いでくれる筈。残して逝ってしまうコレクション達にはそう信じる事で未練を断ち切り、今一度意識を腕の中の彼に注ぎ「 …ええ。おやすみなさい、グレン。貴方が目覚めるのを、先に待っていますから 」寂しがり屋な彼のことだ、きっと冥土で先に気が付けば不安になってしまうだろう。だから、自分が先に目覚めて貴方を見つけてその傍で目覚めを待とうと、そんな事が可能かどうかは別として心に決めて。顎に触れる感触に口角は緩み、お返しに額へと触れるだけのキスを。それからしっかりと腕の中に世界で最も愛おしいものを抱いて、噎せるような黒薔薇の香りの中遠ざかる意識のままに目を閉じた。――そうして小さな箱は黒薔薇にて埋め尽くされ、文字通りふたりの墓場と化した)
【 今回のテーマでの脱出は失敗です。イベントへのご参加ありがとうございました。期間中は何度でもエントリー可能ですので、もし別テーマにもご興味ありましたら再度エントリーいただけると嬉しいです。改めまして、素敵な明晰夢をありがとうございました 】
1208:
グレン [×]
2024-06-30 06:53:26
>ハイネ( >1207 )
イベントの付き合いありがとう。部屋から出られなかったのに満ち足りてるの、すごい不思議な感覚になっちゃったよ。本編でもここまでじゃなくてももっと色んなハイネを見られるようになったら良いな……なんてね。
今回の部屋ではシリアス気味になっちゃったからこうはならなさそうな部屋も気になるし、何よりもう少しこのイベントでしか見れないハイネの顔見たくなっちゃったから、期間中に時間がありそうだったらまた俺が出てくるかも知れないけど一旦バトンタッチで。
【 イベント用シート 】
リリー・フリント ( >1041 )
指名:レンブラント
提供との親密度:◆◆◇
1209:
リーパー [×]
2024-06-30 07:56:51
>ギレルモ( >1206 )
────は、
( 咎める声も耳に入っていない様子に再度声を上げかけようとした時に視界に捉えたのは涙を流しながら血液を飲み下す姿。ぽかん、とした表情を浮かべるのは満足なまでとはいかずとも食事は得ていただろうなんて考えがあったから。こんなに貪り食うまでの飢餓状態だったとは、なんて憐れみに似た感情を覚えるも今と同量を飲むペースでは己が倒れるのも時間の問題だと思い至るのは人の生死に関わってきた故のことか。大きな溜息を一つ吐き出してから 「 ……オレの血、レナードが飲んでンだけどオマエとしては良いワケ? 」 味見、そう称して初めの夜に舐められただけだが少々誇張しただけで嘘は言っていない 「 …それに、手紙もよこさず部屋にも戻ってねェってなったら約束があるマリーシュカ辺りが探しに来るかもな 」 憶測で付け加えた彼女の事はもう片方の吸血鬼と己の間柄を気にして直接自室を訪れる事は無いだろう、なんて考えがあるから。けれども約束事があるのは事実に変わりがない。きっと吸血鬼との関わり合いを持ちたくないのだろう彼はどう出るのか、そんな事己に分かるはずがないものの体内の血液量が少しずつ足りなくなっていっているせいか頭の働きが鈍くなる今、そんなハッタリをかける事が精一杯で )
1210:
レオ [×]
2024-06-30 11:09:28
>ラザロ(>1202)
(投げられた物体を掴もうと伸ばしかけた腕は、もう一つ上がった鋭い言葉に慌てて引っ込める。爪の先一枚触れる事無く床に転がるそれを見送った次、また響く声に顔を上げれば天井に小さな生き物が。視界に入ったヤモリらしき何かに好奇心が移り、届きようもない位置に居るにも関わらずうずうずと両手が持ち上がったその目の前に、ボトルの入った籠が割り込んでくる。そこで意識は再度彼との入浴に引き戻され、「ああ、有り難う。」礼と共にその籠を上げかけのままの諸手で受け取り、中身を覗く。「……黒、が髪で…?白が身体……」簡単な筈の説明を飲み込むのにいやに時間が掛かる様子には、普段は彼と同様一つの石鹸で全てを洗っている日常が滲み窺えるだろうか。そんな折に問う言葉に彼を見上げ直して、「ああ、うん、そうだな……昨晩はどうにか洗ったが、正直だいぶ苦労はしたな。」昨日の就寝前の湯浴み中、背面を洗うのに感覚が掴めず四苦八苦した挙げ句転びかけた事を思い出せば、表情と物言いに解り易く渋さを全面に顕して。悩むような唸りをそこに引き摺っていたが、ふと彼の背――翼の方へと視線は向いて、「そう言う君も、背を洗うのは中々苦労しそうに見えるな。」特に深い意味も無い純粋な興味と疑問の色だけを、翼の輪郭へ巡らせる瞳に浮かべて注ぎながら、彼からの心配そっくりな言葉を此方からも返した。)
1211:
グルース・リヨン [×]
2024-06-30 11:13:43
>ユギン(>1204)
おや。
(彼のリアクションに心外とばかりに肩を竦めて、軽口を叩くトーンで平然と一声。「……ふふ。泣いた子を慰めるの、僕は得意なのだけれどね。」その先に続くのが言葉尻を捕らえただけのズレたジョークだったのは、甘過ぎる博愛の自覚があってのはぐらかしか、単純な言葉遊びのつもりか、はたまたその両方か。「――まったく。君には敵わないなあ…」終始愉楽の浮かぶ彼の顔、対して真っ赤に熟れた己の顔。貴族紳士の振る舞いもすっかり崩れてしまった少年はばつの悪さに弱りきって、そわそわと首元のブローチを指でなぞりつつ眉を下げての呟きを。――役柄の交代。さくさくと手早く準備を終えた彼とは正反対、導きの手にも数秒ながら躊躇う視線を泳がせた後に、「……お手柔らかにね。」唇をきゅっと引き結んで覚悟を決め彼の元へゆっくり寝転がり、下りた太腿に一度固く瞼を閉じる。彼の方に向き合う形、しかしながら目を合わせるのも堪えられないほど沸騰する羞恥に、何とか開いた目線は伏せて自分自身の手元に逸らす。「…今度の五分は、君が数えておくれよ?」先程頼まれた言葉そのままと、何よりもう砂時計を見るような余裕も無い心と。その二つを混ぜた台詞を弱々しくもちゃっかりと、お返しに彼へと投げ込んだ。)
1212:
ハイネ [×]
2024-06-30 21:55:21
>グレン(>>1208)
こちらこそ、素敵な時間で非常に満たされましたよ。本編でも互いに色々な一面やシーンを紡いでいけると良いですね…フフ。時間の許す限り何度でも歓迎いたしますよ。小さなピアニストにも宜しくお伝えください。
【 イベントへのエントリーを受付けました。以下ランダム生成されたテーマから一つを選び、真っ白な部屋で目を覚ます場面を描写して下さい 】
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
>Ⅰ.お互いに相手の頬を全力でビンタしないと出られない部屋(制限時間:10min)
>Ⅱ.どちらかが相手を寝かしつけないと出られない部屋(制限時間:30min)
>Ⅲ.手を繋いで見つめ合い相手の好きな所を伝えないと出られない部屋(制限時間:15min)
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1213:
ギレルモ [×]
2024-06-30 21:56:57
>リーパー(>>1209)
(無遠慮にそして急激に、相手の体内で生成された血液を牙を経由して自らに取り込む不気味な水音はその発言――もっと言えばヴァンパイアの名前が聞こえた瞬間にピタリと止まる。はらはら零れ落ちていた涙も止まり、しかし未だ瞠られたままの双眸にはギラつくような負の感情がゆらりと宿り、追い打ちとばかりに女性の方の名前まで出されてはくぱ、と口を開いて牙を抜き、鬱血したような痕が残っているであろう腕を掴んでいた手もするり解いて「 ……ヤだ 」飲み込み損ねた所為で僅かに血濡れた口許は僅かに震え「 ココに奴が来るのはイヤだ 」怯えているというよりも、心底会いたくないといった雰囲気で顔を逸らしては、自分の情報を開示するという当初の約束は忘れてまた最初のように鉄格子の前でしゃがみ込んで。どうやらレナードと同じ血を飲んだ事は何ともないが、マリーシュカがここへ来るかも知れないというブラフは効果抜群らしく「 あいつらオレを見下してるんだ 」怪物の種族はおろか名も知らない貴方には要領を得ないかもしれない文脈。レナードならまだしもマリーシュカが同胞を見下すような真似をするか、あくまでもこれはダンピールの主観で)
1214:
ラザロ [×]
2024-06-30 21:58:52
>レオ(>>1210)
じゃあ手拭い貸せよ。洗ってやる
(困っていると言うのならば迷いなく助ける、そんな風に手を差し出すことで先程渡した筈の手拭いを要求し。素直に渡して貰えたのならば「 そこ座れ 」プラスチック素材の簡素な椅子を顎先で示し、指定通りに座ってくれたのなら人間用にと新たに調達したばかりの白いボトルからフローラルな香りのする洗剤を手拭いに数プッシュして、小さな背中を力加減を誤らないように優しすぎるほどゆっくりと擦り始めるだろう「 俺ァそんなゴシゴシ洗わなくたってイイんだよ。めんどくせェ 」そんな風に返すのは背中というよりも大きな翼や尻尾をいちいち自分で洗うのがあまりにも気乗りしないから。熱い湯と強い水圧で流せば大体綺麗になるだろう、そんな考えはまさに着飾ることに興味のない大雑把な男そのもので、それがいかに七面倒臭いかを示すように質量のある尻尾の先をビタンビタンと数回床に打ち付けて)
1215:
ユギン [×]
2024-06-30 21:59:22
>グルース(>>1211)
ああいいとも、任せておくれ
(ゆったりと眦を細めることでタイムキープは引き受けて。太腿に乗る心地よい重さと怪物に備わっていない体温は大変心地よく「 5分って少し短すぎると思うんだけどなあ 」もっとこの感触を味わっていたいと異常事態に文句を零して。空いている方の手を徐ろに彼のふわふわとした髪に伸ばし、柔く撫でるように丁寧に動かして「 このまま眠ってしまってもいいんだよ? 」ふふ、と笑って冗談めかした内容は少々わかりにくいものだが、要するに5分と言わずこの白い箱庭で息絶えることになったとしてもこの心安らぐような温もりと質量を手放したくないという気持ちの婉曲表現で)
1216:
執事長 [×]
2024-06-30 22:01:46
>ゲリライベント:明晰夢の廻廊開催中!【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2024/06/25/211417】
>新規住人を1名追加/鬼♂
>通常交流・イベント交流問わず、ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:マリーシュカ ]
▼ 提供一覧 ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters】
▼ PF作成はこちら ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome】
▼ 世界観・ルール ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world】
▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼
◆ルシアン(>>19)
◆ザカリー・アーバーン(>>93)
◆レオ(>>147)
◆ニール・グレイ(>>244)
◆シャラメ(>>395)
◇ミネルヴァ(>>489)
◇プリケル(>>559)
◆リーパー(>>576)
◆グレン(>>644)
◇リリー・フリント(>>1041)
◇蘭玲(>>1047)
▼ 現在のブックマーク(最長1ヶ月間保持) ▼
●レオ × ラザロ ⇒ 【 >>1214 】 ※日常イベント「九尾の神通力」発生中
●リーパー × ギレルモ ⇒ 【 >>1213 】
●グレン × ハイネ ⇒ 【 >>1212 】 ※ゲリライベント「明晰夢の廻廊」発生中
●グルース × ユギン ⇒ 【 >>1215 】 ※ゲリライベント「明晰夢の廻廊」発生中
▼ 日常イベント ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/events】
▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼
1217:
リリー・フリント [×]
2024-06-30 22:58:05
>レンブラント( >1212 )
> Ⅲ.手を繋いで見つめ合い相手の好きな所を伝えないと出られない部屋(制限時間:15min)
( 屋敷での生活にも慣れ日常的にピアノと触れ合える機会が無い事にも漸く慣れ始めた頃、不意に視界を覆い尽くすのは薔薇の茨。それに驚き声を上げる前にすぅと意識が落ち始めるのは何かの魔力か何かが影響しているのか、そんな風に思考が働く中完全に意識を手放した──目が覚めてはじめに視界に映したのは何も無い部屋と呼んでも良いのかと思う程の調度品の類も無ければ、窓も出口も無いただただ真っ白な正方形の場。緊張感のある面持ちでぐるりと一周見回して見れば、もう一人見慣れた姿にふっと表情を和らげて 「 こんばんは、ご機嫌いかが? 」 緩いカーテシーの後に浮かべるのが穏やかな笑みでは無く、少し悪戯っぽさを残した笑みなのは親しい間柄の彼の前故のこと。まるで仔犬が千切れんばかりに尻尾を振り駆け寄るように、満面の笑みを携え彼の元へと近寄って 「 レンブラントさんと一緒で安心したわ! 」 この何事かも分からない状況の中、普段と変わらぬ明るい声色で )
1218:
リーパー [×]
2024-06-30 22:58:53
>ギレルモ( >1213 )
( 血液を飲み下す音が止まったのはどちらが原因か、その答えは拗ねた子供のような発言と態度から何と無く察することが出来る。口振からして恐怖の対象という訳ではないのだろうが、ハッタリに掛かるほど嫌っているのは確か。再度手を掴まれる事がないようにするりと隙間から引き抜き、痛みを感じる部分を何度か摩りつつ視線を落とせば丁度掴まれていた位置に手型の鬱血痕が残り、牙が差し込まれていた場所は等間隔に空いた穴が見受けられる。流れ出る血液を止めようともう片方の手で圧迫しながら 「 レナードだけじゃ無くてマリーシュカも、か? 」 双方の吸血鬼と深いとは言えないものの交流がある身、レナードがと言うのであれば苦笑を浮かべるだけで然程気に掛けなかっただろうが捕食対象である己にさえ優しく接してくれるマリーシュカがそんな事をするなんて考えられずに怪訝な表情を浮かべ。少しでも彼の情報を得る事が出来ればそれも理解できるのかと 「 ……なァ、アンタは何者なんだ?何でこの場所にいる? 」 鉄格子を挟んだ反対側、彼と同じようにしゃがみ込んで視線が交わるのであれば真っ直ぐにパウダーブルーの瞳を見詰めよう )
1219:
レンブラント [×]
2024-07-01 16:35:13
>リリー(>>1217)
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
>テーマ:手を繋いで見つめ合い相手の好きな所を伝えないと出られない部屋
>制限時間:15min
>親密度:◆◆◇
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(黒薔薇の悪戯に振り回される事にはある程度の耐性を持っているつもりだったが、こうも前触れなく茨に襲われてはその理不尽に多少の苛立ちを覚えてしまう。強制的に意識に蓋をされ目覚めた先の謎の空間、昏倒させられる直前に抱いた不快感はこの場所と置かれた状況に対する建設的な疑義に変身を遂げ、何やここ、と口に出しかけた刹那に挨拶を投げ掛けられてはそちらを向いて「 どぉも、こないなトコで奇遇やね。リリー嬢も黒い茨に攫われたクチかいな、どっか怪我とかないか? 」怪物だけならまだしも獲物と二人きりとは、一体何を企んでいるのか。状況を探りながらも顔には人当たりのよい笑みを浮かべて応答するのは少女へ必要以上に不安を与える事は是としないから、自分を頼りにしてくれているような言葉を聞けば先程この場所に対する不見識を肉声に乗せていなくて良かったと安堵した直後、ふとすぐ背後で紙のようなものが落ちるような音「 …ほら来た 」振り返って見遣れば差出人が一目瞭然の手紙。やはり黒薔薇のお遊びか、と勘付けば不敵な笑い混じりに呟いてから拾い上げ開封し、彼女にも見れるように気を遣いながら内容に目を通す――【 制限時間15分以内に手を繋いで見つめ合い相手の好きな所を伝えれば出口は開かれる。制限時間を過ぎればここが互いの墓場となる 】――と「 …何がしたいンか分からんな 」呆れるような色を伴ったのは自身にとってはイージー極まりない内容に拍子抜けしての事。“なあ、”と共感を求めながら少女の顔を見てみようか)
1220:
ギレルモ [×]
2024-07-01 16:37:35
>リーパー(>>1218)
(自己中心的で病的な飢餓を満たす事しか考えられない、正確にはそれ以外の事を考える余裕が然程確保されていない怪物には純種のヴァンパイアのように吸血時の怪我を治してやろうなんて思い浮かびもせず、思い浮かんだとて彼らほど魔法に手慣れていない不完全な存在には綺麗に治癒出来るかどうかも定かではなく「 ヴァンパイアの奴らはどーせみんな同じなの 」固有名称には不快そうにきゅっと眉根を寄せて、唾棄するように次いだ言葉は稚拙で投げ遣りな内容。きっと先程の被害者意識に特段の具体的根拠は乏しいのだろう、視線を注いでくる相手にこちらも怪訝そうにギギ…と首を傾げるも自分自身の事に興味を持たれるのは満更でもないらしく、目をかっ開いて口角を吊り上げるデフォルトとも言える不気味な面相にて「 オレはねェ、ダンピールのギレルモ。いつだか忘れちゃったケドこのお屋敷に住み始めた頃にね、手当たり次第にキミみたいな生き餌を美味しく食べてたら黒薔薇にココに閉じ込められちゃったんだァ。酷いよねえ、オレ何もしてなくてもノドが渇くんだもん、そしたら血を飲むのは普通のコトでしょ?ネズミちゃんも酷いって思うよねえ? 」ぺらぺらとよく回る舌は自分の事を誰かに聞いてもらえる嬉しさ故。厚かましくも常識の異なる人間相手に共感を求めながら、鉄格子をガシャンと両手で掴んでギリギリまで顔を寄せて)
1221:
レオ [×]
2024-07-01 18:09:56
>ラザロ(>1214)
ああ、有り難い。
(指示に逆らう理由も無し、伸べられた助けの掌へ手拭いを渡して、礼の一言と共に椅子へ腰を下ろし彼に背を向ける。擽ったい程の力加減で背に手拭いが滑る間、漂ってくる芳香に慣れていないのか、唇を結んで目を細めた何とも言い難い微妙な顔をして小さな唸りを洩らす。「……そういうものか。」自分以外の誰か、まして種族が違うものの入浴事情など想像は及ばず、彼の言うものを信じ相槌を打つ合間に視線が注がれる先は、床を叩く尾の音の方向。少々の間はそのまま大人しくしていたものの、ふと背から飛び立ったらしいシャボンがふわり前を横切れば、目はそちらを追い掛ける。じっと見詰めたそれが丁度真正面に来た辺りで、そろり上がった食指の爪がその殻を破り、ぱちんと小さな破裂音を伴って鼻先で割れる。流石にそれで驚く事はなかったが、ただ洗われているよりも濃く吸い込んだその香りに鼻の奥がむず痒くなって、「……ん、」微かな声と同時に身を強張らせる予備動作の直後――ぷしっ、と今の身体に相違無いくしゃみが転び出て、反射的に上体が一度大きく傾く。「……すまない。少し匂いにやられた。」姿勢は直ぐに正されたが、余韻にぐずぐずと鳴る鼻は手の甲で押さえ擦り。ついでに浮かんだ涙も顰め気味の瞬きで均しつつ、今一連の仕草を彼へ詫びた。)
1222:
グルース・リヨン [×]
2024-07-01 18:12:37
>ユギン(>1215)
(幾ら怪我に縁遠い指示内容とはいえ、命の危機が付き纏うこの状況下での彼の文句に、此方も元より微かだった切迫感がすっかり流されて、「……僕には長過ぎるくらいだよ。」などと、真っ赤にたじろぎながらもそんな一言を呟き返す。伸びてきた手には好きなようにさせて、羞恥極まりないこの五分の終わりをだんまり待っていたが、ふと届いた声に一度瞬いた視線が上がり、「…眠るなら、ふかふかのベッドの上が良いな。」円やかに細めた瞳で、やんわり言葉を紡ぎ始める。「一等安心出来る布団の中で、一晩中君に抱き締めてもらいながら、なんていうのが僕の理想なのだけれど…」こんな固い床でも、顔の遠い体勢でも、短い時間でもなく。落ち着ける場所で、もっと自分をじっくりと味わってほしい――そう甘える台詞で、彼から向けられる感情を包み愛しつつ、「……本当にこんな所で眠っても良いのかい?」その最後に、今限り羞恥の代わりに悪戯を籠めた微笑みで上目に彼を見詰めて。髪を撫でる白い手の甲に己の掌を重ね、五指をそのまま絡め繋ぎながら、ちょっぴり意地の悪い形の問いで彼に戯れ付いた。)
1223:
リリー・フリント [×]
2024-07-01 21:26:39
>レンブラント( >1219 )
ええ、まだ少し頭がぼうっとしてるくらいで他は元気よ
( 彼の顔に浮かぶ笑みに緩めていた表情をさらに綻ばせるのは、彼と一緒であれば特段危険なことも無いだろうという安心感から生まれたもの。部屋の中を歩き回り何かあるかを探した方が良いかとうずうずし始めたそのタイミングで、何かを予期していたような彼の声とぱさり、何か紙のようなものが落ちた音が耳に届き、彼の肩越しに視線を音の出所へと向ければ屋敷へと攫われる前いつぞやに見たのと同じような封筒が床に落ちているのが視界に入る。彼が拾い上げたそれをほんの少しだけ背伸びをしながら覗き込み、中に書かれた文面へと目を通して 「 ……好きな所? 」 ぽつりと溢すのはその感情に自身の中で覚えが無いから。むう、と考え込んでいるも共感を求める声が耳に届けば 「 …!え、ええ! 」 なんて応えてみるけれども、元来嘘を吐いたり隠し事をするには向いていない為に挙動の不審さはきっと透けて見えるだろうか。こちらを見る琥珀の瞳からは逃げるように視線を逸らし、髪の毛先をくるくると指先で弄ぶように触り )
1224:
リーパー [×]
2024-07-01 21:27:06
>ギレルモ( >1220 )
( 止血のために患部を押さえるもう片方の手は流れ出た血液に濡れ、ぬるぬるとした感覚に顔を顰める。傷口を塞ぐことなど期待していなかったのだが、ふと頭にレナードなら…なんて考えが過ぎってはその考えを追い払うように頭を振り。「 ンなの分かんねェじゃん? 」 訳もなく子供が嫌がるようなそんな理由に、きょとんとした顔を浮かべるも直ぐに 「 まァ、付き合いの浅ェオレが言っても、ッてモンだが 」 けろりと常の様相へと戻れば血慣れていない方の手で頬杖を付き、語る気になってくれたのだろう彼の話に耳を傾けようと。ダンピール、その言葉に思い当たるものがないのはこの屋敷に誘われるまでこの手の話への興味が薄かった為。彼がこの場に囚われる経緯を聞いて尚近寄る彼に警戒心や恐怖心を見せないのは、一方的に命を奪う生活を続けていた弊害としてその手のスイッチがバグりかけているからか。常識的に考えるのであれば自由に屋敷を闊歩出来ないように行動を制限しておく事が最善なのだろう。けれども 「 可哀想にな 」 ぽつと口から溢れでたのは “ 満たされない ” その感覚に自身も覚えがあるから。きゅっと眉根を寄せ痛みに堪えるような表情はその言葉が憐れみや同情から出てきたものではないと伝わるだろうか )
1225:
ラザロ [×]
2024-07-01 22:00:26
>レオ(>>1221)
ま、ちっちぇえレオがどーしても洗いたいって言うなら預けてやるぜ?
(大人の体の頃とは比較にならないほど無垢に動くものに興味関心を惹かれる少年に対して恩着せがましい言い方をしながらも、本心にあるのは毎回の入浴では到底相手をしていられないほど磨き上げるのが面倒な大きな翼や太い尻尾のケアを、この子守に乗じて彼にやってもらおうという下心。ふと耳に入った小動物の鳴き声と聞き紛ってしまいそうな可愛らしいくしゃみと、それに引っ張られて傾いた身体を反射的に支え“うぉっと、”と小さく驚いたような声を漏らし「 寒いわけじゃねェんだな? 」くしゃみの原因を再確認しながら、いまいち切り上げる頃合いが分からない洗浄動作に戸惑うように「 こんなモンでいい…のか? 」加減に加減を重ねた手付きは粗暴な自分にとってはフェザータッチと呼んでも過言ではなく、本当にしっかり洗えているのか不安になって背後から問い掛けて。是を返されるのであればそれ以外の部位は自力で洗えるだろうと手拭いを返却しようと後ろから差し出すだろう)
1226:
ユギン [×]
2024-07-01 22:01:55
>グルース(>>1222)
…おマセさんだなあ、僕の可愛い仔羊くんは
(さてどんな風に恥じらう可憐な姿を見せてくれるか、そんな不埒な期待は予想していなかった穏やかに紡がれる台詞に霧散して。添い寝するだけだと頭では理解していながらもその場面を想像すれば少なくとも自身の導きにとっては独壇場、いざそうなれば我慢できるとも逃がしてやれるとも思えない。甘く見積もられているのか、ふふと吐息にて笑いを零し「 その歳でベッドへのお誘いだなんて、末恐ろしいよ 」きっと誰にでも紡ぐような甘い言葉には自分にも身に覚えがある、ゆえにこの状況下では深追いせず静かに揶揄うような調子に留めて「 いいや、君の言う通りベッドの方が魅力的だね 」温かな指が絡まる感触にゆるりと表情は柔らかくなり、こちらからも淡く力を込め返したところで一つの壁にピシ、パシと罅割れるような音と共にふたりを攫った黒い茨が這ってゆく。それらはそのまま歪な扉を形作り、お逃げとばかりにギィと開かれた向こうには博愛的な少年の自室が広がっていて「 ああ…時間切れか 」本当の時間切れはあと数分後に訪れるのだろうが、甘い時間に水を差されたという口惜しさが言葉選びを誤らせ、往生際悪く渋々といった様子で上から彼の頭を挟んでいた太腿を上げて)
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