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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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自分のトピックを作る
81: リヒャルト/第六皇子 [×]
2020-09-21 12:25:26


>>アレクシア姫(>>80)

(馬小屋へ愛馬を繋いでその背を撫でる。しっとりとした毛並みには汗が滲んでいる事が分かり、既に使い古したマットを手に取り溜息を。丁度そこへメイドが"職人が商談室に通された"と伝達に現れ、普段人と会う事を避ける自身でさえ少し胸を躍らせて部屋の扉を開き、本日のパートナーを確認して__予想外の見知った姿に思わず瞠目し「 …アレクシア? 」何で此処に、と続けようとしてそれはあまりに愚問だと自重。此処に一人で居る事が彼女は立派な職人として商人の太鼓判を得た証拠で、仕切り直しに咳払いをして「 第六皇子リヒャルト、今日は良い買い物が出来ると期待している。__早速、品を見せてくれる?手触りが良くて、吸水性の高いのが欲しいな 」商談相手として敬意を払うため、そして目の弱い彼女によくそれが見えるようにいつもより数歩多く歩み寄り胸に手を当て軽く一礼。颯爽と頭を上げれば礼装の装飾がシャラリと音を立て、彼女が品を広げてくれるのを内心わくわくしながら待とう)

( / 素敵な文章を有難うございます、お陰様で此方もスルスル筆が進むようで早速お返事をさせて頂きました!お気遣いまで有難うございます、此方こそ分量はまちまちですが背後様のお好きなように適宜ご調節くださいませ!それでは二度目の交流も宜しくお願い致しますー! / 蹴り推奨)





82: セレーナ [×]
2020-09-21 14:47:47




>77__ジーク様


ウィスタリア、という名で呼ばれるのも悪くないかしら。…けれど───ジーク様、私の事はセレーナと。そうお呼びくださいませ。
(訂正を受けた呼び名について拒むつもりはなく、彼がそう望むのならと頷きを返した。その後、髪や耳に特有の藤の飾りを持つ己の名を悪戯に予測する声には思わず頬を緩め、響き良いそれに呑気な呟きを。とはいえ、自分だけ名乗り返さない等出来るわけもないだろうし、何より持って生まれた大事な名で呼んで欲しい。頭を下げられない代わりに桃色の双眸を真っ直ぐに見詰め、軈てお辞儀をするように穏やかに目蓋を伏せ。「 温室、…いえ、そちらにはまだ伺った事がないもので。──ええ、またお会いする機会があれば是非 」彼の言葉の節々に含まれる甘い単語は何度聞いても慣れない。擽ったさを誤魔化すように耳飾りへ指先を触れ、この辺りでは珍しい、興味深い花の名を出されては心を一つ弾ませた。次いでデートのお誘いとも取れる申し出を本気半分、冗談半分に受け取りながら快く応じる旨を口にし。刹那、ふわりと鼻先を掠めた薬品の香りに視線を室内へ巡らせた。生憎医師は不在なのか、他に人の姿は見当たらない。柔らかなベッドへと丁寧に下ろされ、薬品棚から必要な物を取って戻って来る様子を目で追い。後は自分で、と開きかけた唇は思わぬ行動により閉ざされた。一国民を前に、二度も膝をつく皇族など聞いた事もない「 あの 」と困惑から漏れた二文字は響く事なくかき消され、不自然に慣れた手付きで処置を施す姿をただ眺める事しかできなかった。窓から差し込む暖色の光に照らされる彼はさながら一国の麗しい姫を護る騎士のようで、まるで自分が本物の" 姫 "になったのかと錯覚してしまう程。惹きつけられるよう徐に彼の頬へ片手を伸ばし「 それは頼もしい。私のような者には勿体ない、立派な騎士様ですね。…でしたら、あなたがお困りの際には私が一番に駆けつけてみせましょう 」などと戯言を。同時に触れるギリギリまで伸ばした指先をやんわりと滑り落として)




83: ルチア [×]
2020-09-21 15:20:26


>第四皇子サマ(>71)

……ふは、(退路を求め、中庭の草花の間を彷徨っていた視線は、思いもよらぬ単語を前に主へと引き戻される。柔らかな朝陽の下に惜しげなく晒された均整の取れた肢体。一目見たら生涯忘れぬであろう、美しい貌。国民からの羨望と寵愛を一身に受ける一国の皇子たる彼が放った俗世染みた一言に意図せず緊張が解けた。きょとんと丸めた双眸は、ややあって笑みの形に細められ、次第に愉悦の色がじわりと滲む「皇子サマがそんなこと言っちゃっていいの?」おかしーの。なぁんて、呑気に笑っていたものだから逃げ道が断たれたことに気付いたのも彼に抱き寄せられた後で「ひぇ……」やっぱり怒ってんじゃん。清純な乙女なら恥じらうお誘いも、納屋に勝手に寝泊まりしていた件への処遇に怯える身には、心臓を鷲掴みにされたような心地。甘い言葉を鵜呑みにして火傷をするのは御免だ。そう決意して、彼に断りを入れようと開いた口唇「───俺のこと、内緒にしてくれるなら」断るつもりでいたのに。危うげに揺れる、宝石のような、アンバーの瞳が、あまりにも綺麗で、切なげだったから。つい、頷いてしまった。触れ合った体から仄かに漏れる、青く甘い匂香は、隅々まで手入れの行き届いたこの場に咲き乱れる可憐な花々や、彼が燻らせる紫煙と混ざり合って溶けて)……だから、皆が起きちゃう前に。ね、セス皇子。



84: ジーク/第一皇子 [×]
2020-09-21 17:10:59


>>セレーナ姫(>>82)

セレーナ姫。__ウィスタリアよりずっと良い。
(色に狂った性悪の魔女が与え給うた名とは思えないほど美しい響きだ、素直に抱いたのはそんな感想で終ぞ言葉に乗せる事はなく。お誘いを否定されなければ懐から名刺を一枚取り出す、ペラペラの紙ではない不思議な材質の重くつるりとしたそれを彼女の手へ握らせ「 これが招待状代わりです。約束ですよ、セレーナ姫 」冗談抜きだと感じさせるにはあまりに説得力の有り過ぎるそれは皇族に御近付きになりたい全ての人物が喉から手が出るほど欲しがる程のもので、本来ならば式典でしか譲渡しないような代物。聡明な彼女であればこれの価値が分かるだろうと、そこまで計算して渡すそれはある種恋文にも近く。夕陽に透けて消えてしまいそうな細い腕が離れてしまう前に、薄い手を捕まえてその甲へ触れるだけのキスを落とし「 あなたが望むなら、私はあなただけの守護騎士に。 」だからあなたも私だけの姫に、危うくそう口に出しかけて口を噤み、誤魔化すように一度俯いてするりと手を放し、次に顔を上げればそこには何ら変わりのない笑み。「 姫はどちらにお住まいですか。本当はこの足でお帰しするのも気が引けますが、せめて馬車を御用意させて下さい 」治療道具を片付け、足の傷に障らぬようそっと靴を履かせてから曲げていた膝を伸ばして立ち上がり"立てますか、"と気遣いを見せつつ手を差し伸べて)



85: 匿名P [×]
2020-09-21 17:19:41






( / 初めまして、心躍る素敵な設定に参加を考えているものです。設定を拝見させていただき、いくつか質問させていただきたく背後から失礼します。舞台が閉鎖的な独立国家、とありますが例えば此方の提供Cが外の国から仕事の関係で訪問した、といった設定は可能でしょうか?二つ目に姫に関してですが、キャラシートにはモチーフに動物、植物、物と記載がありますが、説明の方では何かしらの生物、とあり、命を持ち生命活動するもの限定、ということで良かったでしょうか?それとも、楽器やぬいぐるみといった生きていない物でも可能だったりするのでしょうか?文章から読み取れず、稚拙な質問、申し訳ないです…!また勝手な想像なのですが、魔女様が創り出された姫という存在はあるモチーフが媒体となって生を受けるというイメージがありまして、そのモチーフが誰かが飼っていたペットや愛でていた植物で、なんらかの理由で破棄されたところを魔女様の慈悲で第二の人生を得る、といった流れも素敵だなと自身の中で妄想が爆発しております。偽の記憶を植え付けられている、その記憶の中に仄かに創り出される前の前回のものが入り混じって不完全な歪みがあったり…そんな設定も滾る!と、魅力的な世界観にお恥ずかしながらもう既に暴走しそうな脳内です…。設定を細かく練る前に、主様の創り出される世界観に相応しくなかったり、壊してしまう要素がありましたら、こんな事してもらっちゃ困る!と教えて頂けると幸いです。長々と失礼致しました、返答はお時間良い時にでもいただけると嬉しいです! )







86: アレクシア [×]
2020-09-21 17:51:49



>>81 リヒャルト様

( がちゃり、と扉の開く音に顔を上げると、そこにはほんのつい先日お見かけしたと思わしき色彩のお姿。そして自分の名を呼ぶその声で相手を確信する。「 リヒャルト、さま 」驚きのあまりに目を丸くし、近づいたことで前よりずっとはっきりと見える端正な顔立ちに、美しい空色の瞳に目を奪われほんの刹那思考が止まりそうになるが、彼の咳払いと社交的だが以前よりどこか明るく聞こえる挨拶にこちらも慌てて気持ちを切り替える。「 この度はご多忙の中対応頂き誠にありがとごさいます。商人のドミニク氏の紹介で参りました、機織りのアレクシアと申します。…はい、こちらご依頼のありました馬布になります。どうぞ、ご覧下さい。」"一職人" としての挨拶と一礼の後、担いで来た包みを机の上に広げる。薄くしなやかな手触りの生地、どれも落ち着いた色地に白と金糸で主張しすぎない程度に古典模様をあしらった上品な作りのものがそれぞれ16枚。「 綿製ですので吸湿性はもちろんのこと、高い密度で織っておりますので丈夫で毛羽感もなく、使い込んでいくうちに柔らかさとしなやかさが増していきます。しがない機織りの作ではありますが、どれも丹精込めて作った物です故…この中に殿下とその御愛馬のお気に召す物があれば幸いでございます 」そこまで言い切ると机の脇にぴんと姿勢を正して直立し、どうか品物が彼のお眼鏡に叶うことを祈りながら品定めの結果を待つ )

( / 蹴推とありましたが! これだけはお伝えさせて頂きたく! そう言って頂けると大変励みになります…!こちらも情報記載を抜きに筆がのる余りうっかり長文化傾向にありますがお互い無理の無い範囲で楽しくお話しを紡げればなと…!こちらこそ二幕目もどうぞよろしくお願い致します~! )




87: セス/第四皇子 [×]
2020-09-21 22:38:20


>>ルチア姫(>>83)

(皇子らしく発言し、皇子らしく振る舞え。でなければ貴様は出来損ないの役立たずだ__突如として鮮烈に回想された王の諫言にピタリと身体中が強張る。皇子らしくない発言を指摘した彼の言葉は決して責めるような意図を秘めていないと伝わっていた筈なのに。すぐさま我に返れば眼前には名も知らぬ美青年、こんなに美しい人を前にしてトラウマに呑まれかけるなんてどうかしていると自嘲気味に笑い「 ……どっちが役立たずだよ。 」もはや国王として機能していない父親に対してぽそりと吐き捨て。落ち込んでしまいそうになった気分は彼の返答によってあっさりと返り咲き、機嫌よく肩から腰へ抱き寄せる手を滑らせながら「 さぁ?それはオマエ次第だろォ? 」いくら望んでないとはいえ皇子という立場に胡坐をかき愉しそうにケケケと笑いながらぐいとしなやかな腰を引き寄せ。その瞬間鼻腔を擽った花の香りに「 …ン? 」まるで獣のように彼の首筋へ顔を埋めてスンスン匂いを確かめる。懐かしいようなほっとするような、それでいて中毒になりそうな香りに片眉を歪め「 ドコの香水だ? 」ぱっと顔を放して問い掛けて。彼の腰をしっかりとホールドして離さないまま、庭園の裏に回る道を歩みつつ「 んでさァ、一体納屋で何してたんだよ。まさか住むトコねーとか? 」対面からやってきたメイドが運んでいた銀製のトレーへすれ違いざまに短くなった煙草の先端を押し付けそのまま放棄し、目を丸くする彼女には見向きもせずガーネットのような双眸を盗み見て)




88: 極彩の魔女 [×]
2020-09-21 22:51:28


>>85

( / 初めまして今晩わ、嗜好で塗り固めた煉瓦に性癖のペンキをぶちまけた様な世界へご興味を持って頂き、なおかつご丁寧にご相談を下さり有難うございます!早速、以下にて回答させて頂きます。
一つ目はイエスです。とはいえ実際に他所の国に居たわけではなく、あくまで魔女によって構築されたダミーの記憶という点にのみ留意して頂ければ、お姫様のバックグラウンドはある程度自由にメイキングして頂ければと!ただ、「出張で来ているだけだからもう帰らないと…」と言って皇子が引き留めるかどうかはその時次第ですので、そちらも併せてご参考にしていただければ幸いです!
二つ目は「生物限定」となります。雛形には「動物・植物・生物」と記載したつもりですが文字が抜けていたようで、大変失礼致しました…!
魔女がモチーフにしたのはあくまでも”種としての生物”であって、"町外れのパン屋メアリーに飼われていたリリスという名のチワワ"とはニュアンスが違います。お姫さまを構築するのは、それがどんなものであっても魔女のダミーである、というのがポイントです!
あまりに拙い説明過ぎてきちんと背後様のお知りになりたい事に解答できているか不安ですので、もし不明点が残る場合や追加の疑問等ございましたら365日24時間遠慮なくお問い合わせくださいませ!素敵なお姫様に御目見えできます事を心から楽しみにお待ちしておりますー!)



89: リヒャルト/第六皇子 [×]
2020-09-21 23:20:45


>>アレクシア姫(>>86)

だから良いってば。他人行儀な挨拶なんか無くても、ドミニクの紹介なら信頼出来る。
(はふりと短い溜息を吐くがその表情はいつもの気難しいものから幾分か柔らかみを帯びたそれで。「 初対面でもないしね 」と付け足し早速促されるままに物色を開始。視線は品々に注いだまま、耳は彼女の講釈にしっかりと集中し、こちらのニーズに応えるどころか遥かその上を行く売り込みに数度小さく頷きも交えて。真剣に一枚一枚の品を広げ、指先の腹で挟むように擦って緯糸の強度を確かめ、入念な吟味の末 最終的に候補を2枚まで絞り。何の考えも無しに2枚とも購入するという選択へ安易に走らないのは、一つの物を大切に限界まで使い切りたいという精神があっての事で、二つの候補をテーブルに広げ手を顎に添え思考を巡らせて。選択の参考に、と傍で控えてくれている彼女へ振り向き「 この2枚、何か模様に意味はあるの?品質が素晴らしい事は伝わったから、後はデザイン性の問題なんだ 」作り手の意図を訊けば参考になるかもしれない、そんな思いからどこか楽しげな期待に僅かに微笑の形を描く表情を向けて回答を待とう)




90: 極彩の魔女 [×]
2020-09-21 23:27:17



>お姫様、どーこだ。


: お姫さま募集中 :

: 質問・相談・プロフィール投稿いつでも大歓迎 :


>1 : 世界観

>2 : 詳細

>3 : 提供 / 皇子のプロフィール

>4 : お姫さまはこっちだよ。

>8>24 : すこしだけ補足


●備忘用↓
https://www.saychat.jp/bbs/thread/664669/


●物語の栞↓

: To_オーレリア姫、From_第三皇子ハインツ(>44

: To_イヴ姫、From_第七皇子ヴィルケ(>56

: To_メルキオル姫、From_第八皇子ユーリケ(>65

: To_セレーナ姫、From_第一皇子ジーク(>84

: To_ルチア姫、From_第四皇子セス(>87

: To_アレクシア姫、From_第六皇子リヒャルト(>89




91: セレーナ [×]
2020-09-22 00:45:31




>84__ジーク様


(招待状代わりと称して手に握らされたのは彼の名刺。しっかりとした素材で出来たその表面にそうっと指先を這わせ、遅れながら価値の重みに瞳を揺らす。彼からの申し出を世辞の様なものだと半ば客観的に捉えていたけれど、揶揄っているわけでも、まして上辺だけの口約束でもなかったのだろう。誘いを受容しておきながら今更断る事はしないにしても、これ程大事な物を素性も知れぬ者に易々と手渡して良いものなのか。緊張や不安、それからほんのりと高揚する感覚に小さく息を吐き「 …分かりました。約束を果たすため、こちらは今暫く預からせていただきますね 」これはあくまで招待状。いずれ彼へお返しする物だからと動揺する胸中を律し、無くさぬよう大切に名刺を握って頭を下げた。──そうして心落ち着かせたのも束の間、誓いを立てる騎士の如く優雅に手の甲へ口付けた彼の姿に目を奪われ。一瞬の間を置いて直ぐさま雰囲気が切り替われば、思い出した様に瞬きを。「 まあ。手当てもしていただきましたし、これ以上の施しはお受けできません。私には、何も───お返しできるものがありませんもの 」今でも充分過ぎるくらい助けられているというのに、更に何を望めるものか。流石にそこまではと首を振り、一つ礼を述べながら差し伸べられた手を取った。多少痛みは感じれど、包帯で軽く固定もされて自力で歩けない程ではない。とん、と優しく足を動かしてみながら調子を確認し、心配ないと言わんばかりに彼を見上げて)




92: アレクシア [×]
2020-09-22 07:25:46



>>89 リヒャルト様


うぅ…で、ですが王族の方へ無礼などはたらいては周りから何を言われるかわかりませんので…やはり最低限形式だけでも…

( いかに顔見知りとはいえ身分は身分だ。彼が許しても世間はそう簡単にお許しにならないのだと、露骨に困った顔をしてみせながら反論する。だが内心、今の彼の言葉に感じた以前とは違う柔らかさにとても安堵していたのも事実だった。だが、やはり───真剣な様子で品定めをする様子を眺めながらあの時の言葉が蘇る。意図はわからないのだが、それでも彼が人を無闇に突っぱねたりするような冷たい人間ではないというのは今までの彼の行動が証明していた。だからこそ、あのような言葉を自分に向けたことがわからない。「 ──ひゃい!? 」考え事をしていたせいか不意にこちらに向けての質問に思わず肩を跳ねさせ情けない返事をしながらもぱっと彼の方に向き直り、ついでに机に太腿をぶつけるといういつもの粗相をしでかし「 申し訳ありません 」と謝罪した後こほん、と小さく咳払いをし、呈示された品を一度自分の目の前まで持ってきて確認しながら解説する。「 ええと…こちらはナスタチウムをモチーフにしたもの、ですね。ナスタチウムの花言葉は "愛国心"、"戦いに勝つ"…可愛らしいお花なんですけど何だか勇ましいですよね!…で、もう片方は…月桂樹です。花言葉は "勝利"、"栄光" 。何処かの国ではこれを勝利者に贈呈される冠にするそうですね。…いかがでしょう? お気に召すものはございましたか?」今回はどれも御守りとして縁起物をモチーフにして織ったものだったが、はたして気に入ってもらえたのだろうかと最後は少し心配そうな様子で尋ねる )





93: ジーク/第一皇子 [×]
2020-09-22 13:48:47


>>セレーナ姫(>>91)

……少々重過ぎたでしょうか。
(手を伸ばせば白磁のような頬へ触れる事も、あまつさえ唇を奪う事だって出来てしまう距離では彼女に背負わせてしまったプレッシャーに動揺しているのが手に取るように解って。前のめりになりすぎていたか、そう自嘲気味に眉尻を下げて幽かな笑みを口許へ凪がせ「 あなたのような素敵な女性(ひと)へお誘いを申し込むのは不慣れで__お気が向けば、その番号へコールして下さい。 」名と皇族の家紋が刻まれたその裏面に筆記体で小さく並んだ数字の羅列を指先で示し「 私への直通ですから、どうぞご遠慮なく。 」煩わしい使用人の取次を一足飛びにパス出来る、そんな軽快さを表すようにお道化てサムズアップをしてみせて。彼女の慎ましさゆえにきっと遠慮されるであろうとは思っていた、だからこそ返答に悩む事はなく華奢な手をきゅっと握って「 馬車で帰るか、王宮へ一晩泊まるか。それが私に出来る精一杯の譲歩です 」彼女の様子を見る限り足はそこまで重症ではない、一晩きちんと湿布をして寝ればかなり良化すると見込まれる。とはいえ、このまま家まで歩かせるような無茶をさせてしまえば更に悪化してしまうかもしれない。さあ好きな方を選んで、口に出さずとも双眸にて問い掛け)



94: リヒャルト/第六皇子 [×]
2020-09-22 14:12:16


>>アレクシア姫(>>92)

(国の統治者たる皇族を相手取れば、国民は敬意を払って然るべき__彼女の言う事は至極真っ当で。いくらそれが魔女に植え付けられた常識感とはいえ、王位を継ぐことはおろか国の未来にすら興味がない不肖の皇子にとっては、そんな恭しい態度は窮屈というのが正直な所。けれどそれを口に出す事はなく、凛と仕事モードに入っていたかと思えば期待通りの茶目っ気を披露した彼女にジト目を向けながら肩を竦めて。気を取り直して説明を聞き、何度も2枚の間で視線を往復させ「 強いて言うなら僕の好みはこっち。 」テーブルに目線を落としたまま、落ち着きと雄大さの折衷された月桂樹を指差して「 でも、アンナはこっちの方が好きって言うかも…。 」迷いを断ち切れていない事がありありと伝わる小さな声でナスタチウムを軽く手に取り、すぐに諦めるようにぱさっと手放して「 駄目だ、決めらんない。かくなる上は__、 」最終手段に訴えようと、その内容はいちいち説かないまま決勝まで勝ち進んだ2枚を重ねるようにして腕にかけ、そのままスタスタ歩いて商談室の扉をガチャと開いた所で一旦立ち止まって振り返り「 一緒に来る? 」急かすでもなく強いるでもない平坦な声色で問い掛けの返事を待ち)



95: 極彩の魔女 [×]
2020-09-22 16:25:48


>お姫様、どーこだ。


: お姫さま募集中 :

: 質問・相談・プロフィール投稿いつでも大歓迎 :


>1 : 世界観

>2 : 詳細

>3 : 提供 / 皇子のプロフィール

>4 : お姫さまはこっちだよ。

>8>24 : すこしだけ補足


●備忘用↓
https://www.saychat.jp/bbs/thread/664669/


●物語の栞↓

: To_オーレリア姫、From_第三皇子ハインツ(>44

: To_イヴ姫、From_第七皇子ヴィルケ(>56

: To_メルキオル姫、From_第八皇子ユーリケ(>65

: To_セレーナ姫、From_第一皇子ジーク(>93

: To_ルチア姫、From_第四皇子セス(>87

: To_アレクシア姫、From_第六皇子リヒャルト(>94




96: アレクシア [×]
2020-09-22 17:33:59



>>89 リヒャルト様

( 何やら呆れたような視線を感じたが、こちとら出会った時からみっともない姿をお見せしているのだからもはや今更気にしてられまい、多少の粗相で動じるな、と己に言い聞かせながらも平静を装いながらもなんとか "売り込み" まではいった。ありがたいことに当初の不安は覆り予想以上に品物をお気に召して頂けたようだった。それも2品、まさかここまで悩んでくださるとは思いもしなかっただけに喜びもひとしおだった。昨晩徹夜で仕上げた甲斐があったというもので、嬉しさで恐らく気付かないうちに顔が弛みきっているだろうがこのくらいはお許し頂きたい。『 何セ "今マデノ自分ノ仕事" ノ中デモ一番ノ快挙ナノダカラ 』──突然の同行の申し出に「 あ、はい! ご一緒させてください!」慌てて机の脇に立て掛けていた杖を手にその姿を追いかける。「 ところでアンナ様、とは 」唐突に出てきた初めて聞くその名に一瞬考え込んだが「 …殿下の御愛馬で?」少し考えればわかることだろうが一応確認のため尋ねる。王宮に姫君はおられなかった筈だし、それがもしも自分の知らない女性にこれを贈るためにお買い上げになったのだとしたら…という勝手な妄想と、本当にそうだったとしたらそれは何だかとても悲しい気持ちになるのは何故なのか。らしくもなくむつかしい表情で、無意識に空いた左手で反対の手でブラウスの胸元をきゅっと握り締めながら考えて )




97: リヒャルト/第六皇子 [×]
2020-09-22 18:59:52


>>アレクシア姫(>>96)

(姫の記憶は全て偽物、であればこんなにも巧緻な織物を盲目に近い視力で織り上げる並外れた技術もまた、儚きダミーという事。自分の実力が商談相手に認められた事をあんなにも喜んでいる彼女がそれを知れば__、そんな想像が脳裏を掠めてやり切れない気持ちになる。追随する事を選んだ彼女へ、初めて会った日と同じようにエスコートの腕を差し出し「 また転ばれたら困るからね。 」補足の後、商談室を出て庭園の傍にある馬小屋へ向かって城の廊下を進み。道中で投げられた問いには「 …は? 」考えたら分かるでしょう、とでも言いたげにまたしてもジトリとした視線にて彼女の横顔を眺め。短く吐息して再度前方を見据えながら「 そうだよ。僕の世界一愛しい女性(ひと)。 」珍しくお道化るように口角を上げながら淡々と吐くが、角度的にも視力的にもこの笑みは姫の目には映らなかったかもしれない。胸元を握り締める仕草に、庭園以外の王宮敷地を歩くのは慣れていないがゆえ緊張しているのかと邪推して「 冷たい僕に想い人が居るなんて意外? 」今度は言葉尻にも吐息交じりの笑いを乗せて冗談を吐く。いつになく上機嫌なのは兄弟よりも気軽に話せる知り合いが傍に居てくれるからか、それとも大切な愛馬に上等な土産が出来たからか)




98: ルチア [×]
2020-09-22 21:31:43


>第四皇子サマ(>87)

(ふと垣間見えた眼差しに、吐き捨てられた言葉に、きゅうと心臓の奥が痛んだ。水に焦がれる魚のように、彼に伸ばした掌。やがて、筋張った五指の先が、高貴な黒に触れる。朝陽を浴びて艶めく黒髪は温かく、柔らかな熱に目淵をゆるりと細めて。そうして港に屯す子供たちをあやすように数回ばかり黒糸を撫でやったところで、はたと動きを止めて。平民が、否、有象無象の中でも最下層で生きる己が、気安く触れて良いひとではないだろうに、何を血迷ったことを。サァァと血の気が引いていく「あ、えっと───花弁、が。御髪に」意味もなく身体に触れた訳ではないのだと、苦し紛れの弁解を絞り出して自分の行動に正当性を持たせ、利き手を引っ込める。幸いにもここは四季折々の花々に彩られた庭園で、且つ出会った時に彼は草の上に身を横たえていたのだから、何ら不自然ではない筈だと思うが。もし、不敬罪で打ち首拷問とかになったらどうしよう。気持ちいいことは好きだけど痛いのと苦しいのは絶対に嫌だ。墓穴を掘り進める自らの言動を顧みて俯きがちに彼に付き従う心中はさながら絞首台に向かう罪人そのもの。爪先ばかり見つめていたものだから、無防備な首筋をさらりと撫ぜた毛先の感触と吐息に擽ったそうに身動いだ後、瞬きを一つ「香水の類はつけていませんが……皇子は原っぱとお日様の匂いがしますね」良かった、怒ってなさそう。安堵に綻んだ口元と弾む声色は、煙草の行く末に再び引き攣って。嘘を吐くならお前も灰皿にしてやるぞというメッセージだろうか。何それ。めちゃくちゃ怖い。無理。問いかけの半分も理解せぬまま震える声で開口一番「……勝手に納屋に寝泊まりしてごめんなさい」半ば縋りつくように彼のブラウスを掴み、情けなく眉尻を垂らしながらも琥珀色の双眸を見つめ、必死に訴えて)なんでもするから火責めはやめてください……。

(/お世話になっております。一度引っ込んだ背後がのこのこと出てきてすみません。主様がキャラクターのリセット期間や、返レスの頻度などはどのように設定されているのかをお聞きすることを忘れておりました……。当方、週末や今回のような連休には比較的纏まった時間を作れるのですが、お恥ずかしながら平日はレスを返せない場合が多くなることが予想されます。もし、毎日もしくは隔日での密なやり取りを望まれていた場合、ご期待に添えないことになりかねず……だとすれば早い段階で舞台から降りるべきなのではと思い、遅ればせながら確認させていただきたく。もしも合わない場合は仰っていただければと。背後的には皇子様と姫様方の美しい描写を覗き見るだけでも幸せですので!質問だけで無駄に長くなってしまい大変恐縮ですが、お手隙の際にお答え下さると幸いです/礼)



99: アレクシア [×]
2020-09-22 21:46:14



>>97 リヒャルト様

( 先日と同じように素っ気ない言葉と共に差し出されたその気遣いに、今度はそれほど躊躇うことなく掴まる。先程の粗相の時より更に呆れを感じるような、そんな反応にこの問いがいかに愚問だったかを知った。そして肯定の言葉と共に彼の口から出た "世界一最愛の" という響きが妙に胸に突き刺さる。その程度のことで自分には傷付く必要も資格もないはずなのだが、つまるところ自分はこの方に───そこまで考えて止めた。無い。そんなことはあってはならないのだ、と。「 い、いえ!そこまで失礼なことは思ってません! 動物を大切になさる方に悪い方はおられませんので…ただ、少し…あの… 」ここは適当に誤魔化して他の話題にでも切り替えよう。馬の他に好きなものはあるのか、とか。まさかこの最中に一瞬でも「 …実は少しだけ、アンナ様に対して嫉妬してしまいした 」など口が裂けても言うまいと───いや、言っていた。気が付けば大変素直なこの口から思った言葉がそのままぽろりと漏れていた。零れた水は盆に返らぬのと同じで一度口から出た言葉はいくら必死に、思わず杖を落としてまで口を塞いだところで "なかったこと" にはならないのだが、恐る恐る上目遣いで彼を見遣ると「 今、わたし…何か言いましたか…? 」羞恥で真っ赤な顔と震える声でそんな惚けたことを尋ねて )





100: セレーナ [×]
2020-09-22 22:14:31




>93__ジーク様


いいえ、…ジーク様のご厚意を重いだなんて思いません。だから───そのような顔をなさらないで。
(何処か悲しげにも見える自嘲じみた笑みを目に映し、つられて眉尻を垂らす。彼に動揺を悟られ、そんな顔をさせてしまったのは己。咄嗟に否定を口にしながら柔く笑みを浮かべ、先は下ろしてしまった手を彼の頬へ繊細に触れる。こんな事をしてもご機嫌取りだと思われ兼ねないけれど、なんて思考は一先ず払拭し、目下に浮かぶ隈をそっと撫でて手を下ろした。「 ふふ、誰にも内緒でお話ができるのですね。──それでは足が治り次第、日程のご相談をさせてください 」男性らしい指先が辿る数字の羅列に目を細め、お道化る彼の様子に楽しげに目尻を和らげる。他者を間に挟む事もなく彼だけに繋がる番号。そう聞いて気が解れたのは勿論、更にもう一つ芽生えたのは喜びだろうか。初対面でありながら、彼の人柄に随分絆されてしまったらしい。重ねた己の手を握って二つの選択肢を提示する彼に首を傾げ、返答を迫る様な瞳と視線が絡むなり" ずるいお方 "なんて小さな囁きを。結局どちらを選んでもお世話になるのなら答えは決まっているようなもの。けれど言いあぐねる様に一度視線を落とし「 ……馬車を、お願いしても宜しいですか? 」暫し結んでいた唇をゆっくりと開き、遠慮がちにきゅ、と手を握り返しながら再度視線を合わせて)




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