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BLなりきりチャット
自分のトピックを作る
1985:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-03 11:50:24
>>1982 サクヤ
…あら、それ遠回しに脈はないから諦めろってアタシ言われてるのかしら?…なんて、ありがとう。…まぁ…これ以上長々いてもあんたやレイくんと違って稼ぎ頭じゃないアタシは店にも迷惑だものね。…二人が居ればあのお店は大丈夫だし…そろそろ前向きに考えてみるわ…ただ、あんたはもうちょっとその偏食、どうにかしなさいよ?いつか不摂生で倒れるんじゃないかって心配だから。
(彼の言葉は辛辣なようでいつもその人を想ってのこと。不器用というか、飾らない実直な言葉はその優しさ故に紡がれる。そこに気づいたあの日更に彼を好きになったのよねぇ…なんて思いつつも自分が離れても問題ないと言わんとする彼にジト目を向けて軽く悪態をつくもすぐに口元に笑み浮かべ静かに礼を口にして。彼の言葉は至極最も。自分もこれ以上長々いることは出来ないし、しちゃいけないと思っていたこともあり前向きに考えてみると彼に告げて。しかしやはり気がかりは彼のこと。お店はレイと彼に任せておけば問題なく回るのは百も承知だが不摂生で倒れるんじゃないかと心配なのだと伝えて。恋人にはなれずとも惚れた相手。元気で笑って生きてくれたらそれでいい…そう強く思って。ヘッドロックを解かないで渋々彼がリクエスト…むしろ半ば強制的にリクエストさせたのだがそれはタコの酢の物で。そう言えば確かにこの間作ってあげたけど、気に入ってくれたのか…はたまた体がそこから取れる栄養を欲しているだけか…でもせっかくしてくれたリクエスト─嬉しくないわけなくて。「タコの酢の物ね…わかったわ。じゃあ今日は和食にしようかしら。お味噌汁の具材は何がいい?確か…豆腐とかわかめとか…ネギのオーソドックスな組み合わせは食べてたわよね?他のやつが良いなら適当に作るけど…」彼との遅めの夕食は後何回出来るだろう…。と言いつつ美容のために夜の22時以降は何も食べない自分。食べている彼を見ながら談笑するのがいつもの風景。夕食を作ってあげた日は何日か分の料理の入ったタッパーを彼に持たせるのもお決まりで。全てが空になった頃にまた新たな作りおきを彼に渡すサイクル。でもあくまでそれは彼を落とすための戦法。脈がないなら続けるのもあれだし彼に恋人が出来たときに迷惑をかける…ずっと続けられはしない。このやり取りも後何回…そう思えば何だかしんみりしてくるものがあるがきっとそろは自分だけなのだろう…。笑みを崩さずに彼のリクエストに頷けば今日は和食ねと大まかな献立を伝える。そして大事なお味噌汁。彼の好みはオーソドックスなものが多い。同じものを作ることはなく毎回具材は変えているのだが今日はどんなものが良いか彼に尋ねつつ家に着いて開くタクシーから先に降りた彼の差し出す手に“こういう然り気無いところ…狡いわね…”なんて思いながらも目を細め、彼の手に自らの手を重ねて)
(/そこも雅も私めも全て受け入れております故に大丈夫でございますよー。サクヤさんの内情は分からないながらも脈がないと思った時の引き際も見極めております、この雅は。サクヤさんの幸せな未来が訪れるのを応援し、一旦は身を引きます(+他に気になる人も出来たので)が…やっぱり忘れられないので過去編後に舞い戻っちゃいます(笑)なんと!さらにお喋りに!素晴らしいです!ありがとうございます。いずれ来ていただきましょう(笑)あはは…でしたっけ…(うろ覚え)あ、了解です!では私めも引っ込みますねー)
1986:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-03 13:10:35
>>1985 ミヤビさん
そうですね、貴方が居なくなっても貴方を見て育ったボーイやヘルプも沢山居ますからね、何の問題もなく回りますよ。まあ寂しがるお客様は居るでしょうが…貴方が前向きなら大丈夫だ。……それと俺は倒れませんよ。
(彼の言葉を注意深く聞きながらまた冷淡に思える言葉を吐き捨てる。実際のところ彼がもし辞めたとして金銭面では痛手はあまりないだろうが、その穴はあまりにも大きいだろう。彼を目的として来る客も多く彼が居ないのなら来ないという客たちもいるだろうし、何より店の雰囲気が変わる。オネェホストという強いインパクトのある彼はただ個性的なだけでなく店全体の空気のバランスを上手く保ってくれている。それは営業時間もしかり仕事以外の時間も。面倒見の良い彼を頼るヘルプやボーイは多く、彼の接客を見て感化された人たちも多い。彼が居るからこそ良いヘルプやボーイが育ったと言っても過言ではない。その為、彼を失うことは損になるが、彼が残してくれているものも多くあるため“何の問題もない”と言い切り彼の背中をそっと押す言葉を並べ。しかし不摂生については“どうにかする”とは言い切らずに少し間を置いて倒れないとだけ言い、胸の奥で燻った感情に少し胸に手を当てて“心配…”と心の中で呟き目を伏せて)
…味噌汁は豆腐とネギ。他は白飯もいらない。………ミヤビさん、シャンプー変えた?
(彼の手を取りタクシーの降車をサポートして今は彼の家の中、幾度となく訪れた場所で自分が自宅以外で唯一寛げる場所。彼の前でしか見せない第二段階のオフモードに入ればいつもピシッと張り詰めた空気を少し和らげて、先の問い掛けに答える。彼の心情は全ては分からないが、彼の作ってくれる料理は温かく美味しいの確か。仕事終わりは0時近くなることが多いため彼はこの時間食べない。なのに態々自分に作ってくれたり作り置きまで用意してくれたり…そんな彼の料理を心の何処かで待ち望み、彼の料理やその気持ちにどれほど支えられているのか…この時の自分はまだ気づかずに…。手洗いを済ませて部屋の奥に進んだとき、ふと鼻孔をふわりとした香りが擽る。今日彼と会ってからずっと気にはなっていたが店は香水を付けてくる客も多いため確信は持てず。唐突に彼に向いては染められても一切痛むことのないケアの行き届いた銀髪の毛先を指先で掬うとその毛先に口付けるように鼻先を近づけスンと匂いを嗅いでシャンプーを変えたかと問い掛けて)
1987:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-03 19:04:33
>>1986 サクヤ
…ええ、そうよね。その辺りはアタシ、心配してないの。ボーイもヘルプの子も本当に出来る子に育ってくれているもの。あら、言い切ったわね?じゃあ何が何でも倒れないのよ?
(これが彼の本音…。ここまではっきり言い切ってくれた方がいっそ清々しい。“貴方が前向きなら…”此方を気遣ってくれる言葉も貰えてこれ以上嬉しいことはない。少しの間の後、倒れないと告げた彼にクスクスと笑っては冗談混じりに倒れてはダメと楽しそうに告げて。彼の手を取り家の中へと共に入り。白米はいらないと紡ぐ彼にしょうがないわねと肩竦め。靴を脱いで貴重品を置きに部屋の奥へ手洗いの終えた彼と進んだものの突如振り返った彼にきょとんとしているも伸びた手は此方に伸びる。その手は髪を掬うように触れてきて髪先に近づく口元。口付けられるなんてそんな甘い期待はしないものの鼓動は速まる。彼に見入るように視線が逸らせなくなり見つめていればすんすんと匂いを嗅ぐ彼。告げられた言葉に、なんだそう言うことかと次第に落ち着いていき。「ああ…シャンプーは変わってないけど…トリートメントは変えたわよ。ふふ…それお客さんにもやってあげなさい。喜ばれるから…ほら、座って待っていて。すぐに作るわ」此方からも手を伸ばして彼の髪をポンポン撫でては貴重品をいつもの棚に置くべくその脇を通りすぎる。彼の手からするりと髪は離れるもこれで良いんだと口元に笑みを浮かべたままで貴重品を置いてはキッチンに向かって。手を洗い材料を冷蔵庫から取り出せば彼の注文通りにタコの酢の物と豆腐とワカメとネギの味噌汁を作り。お盆へと乗せて彼の元へ。テーブルにそれらを並べては箸を添えて「お待たせ…どうぞ召し上がれ」柔らかく微笑んでは食べるように彼に伝えて)
1988:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-03 20:10:02
>>1987 ミヤビさん
(やはり彼は言葉では言い表せない魅力がある。他の人に不摂生を気をつけろと言われても生返事か合わせて頷くくらいいのことしかして来なかったが彼に言われると、前向きに事を考えられる気がして。そして彼の魅力を助長する綺麗な髪の匂いの正体はどうやらトリートメントだった模様。お客にもやってみてはと言われて確かに良いかもしれないと思うが、今みたいに無意識には無理だろなと思いつつも声には出さず「…分かった。」と最後の座ってと言われたことにだけ返事をして。そして促されるまま席に座るも手からすり抜けていった髪に何故か名残惜しさを感じて軽く手を握っては次に撫でられた頭にそっと触れる。こうして自分の頭を撫でるのはレイと彼くらい。また少し胸の奥に燻る感情に胸に手を当てていればテーブルに注文通りの料理が並べられ。普段食べ物に対して美味しそうという感情は沸かないが、彼の食べ物は別。眠っていた食欲が目を覚ましては背凭れに凭せ掛けていた背を起こして「ありがとう。」とだけ述べると普段頂きますと手を合わせることがないため、手を合わせることなく箸を手に取りタコの酢の物を口にして。「……美味しい。」そのすっきりとした食べやすさに分かる人にしか分からない微かな微笑みを浮かべ、またすぐに無表情に戻すと彼に視線を向け。「…そう言えば風のうわさで聞いたけどミヤビさん気になる人がいるんだって?その人からも猛アプローチされてるって聞いたけど。」風の噂というのは専ら客から聞いたということ。引き抜かれるなんて噂も聞いていたため少し気になって問い掛け今度は味噌汁の器に手を伸ばして)
1989:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-03 21:25:48
>>1988 サクヤ
…ふふ…そう?良かったわ。でも朔…これからはご飯を食べる前は“いただきます”食べ終わったら“ごちそうさま”って言った方が良いかもね。“いただきます”は自分の栄養になってくれる食材への感謝─“ごちそうさま”は料理を作ってくれた人への感謝。私には良いけど将来出来る恋人相手にはやってあげなさい。
(美味しいと僅かに緩んだ彼の表情。それに気づかない自分ではない。ニコニコと否応なく表情は緩んでしまうのは致し方ないので許して貰いたい。食事を食べる時“いただきます”の際には手を合わせるのが一般的。その意味を知ってやっている人は案外少ないかもしれない。今まで彼が家に来て食事をする際は手を合わせることはなかった。それを自分だけが見られる特権として咎めなかった。でもこれからはそうする意味を知って彼にはやってほしい…でもこれももちろん強制ではない。やらされていると思えばそれは長続きはしないから。だから必ずという言葉は付けなかった。あくまで彼の自主性に任せるとしてやってくれたらいいな…そう思って。そんな彼から思わぬ問いかけ。お客さんに直接話したわけではないが一部の客にはぼかしてたがが口を滑らせてしまったのが彼の耳に入ってしまったのだなと分かっては「あら、耳が速いのね。あんた相手に隠し事するつもりはないから言っちゃうけど、実はその通りよ。一緒に店を盛り上げて欲しいって言われているわ。夢に真っ直ぐでがむしゃらな男…あんたの方が色男でタイプだけど…なんか放っておけないのよね…」誰も責めることはなくすんなりその通りだと認めこくんと頷き。彼以上に惚れる相手はいない…でも何か惹かれるものがあるその男─放っておけない…発してみてその言葉が胸にストンと落ちる。にっこりと微笑めば「…お味噌汁の味はどうかしら?」テーブルに頬杖をついて彼を見つめたまま穏やかに聞いてみて)
1990:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-03 22:36:30
>>1989 ミヤビさん
……分かった。次からはそうする。でも恋人は当面作るつもりはない。作ったとしても今の仕事をしてる限り上手くいく可能性は少ないからな。相手を嫌な気持ちにさせて疲弊させるくらいなら独り身の方が楽だ。……俺よりも貴方のほうがいい人ができそうだ。ミヤビさんは面倒見がいいから…その人もミヤビさんの助けを必要としてると思うよ。良い関係になれるんじゃないか。応援する。
(食事の挨拶について指摘されれば自分の手元を見て次からはそうすると頷き、“次からは”と言った癖にわざわざ箸を置いて「…いただきます。」と言い直してからまたタコの酢の物を食べ始めて。そして話の続きとばかりに淡々と話を再開して恋人は作らないと言い切り。それは過去の経験もあってのこと。やや目を伏せるも次ぐ彼の“夢を追う男”の話について聞けば“俺よりも…”といつもより幾分饒舌に続けて。だが何故だろうか。応援すると口にする言葉は本心であり本音であるはずなのに胸がもやつく。恋愛経験が浅い訳ではないためぴったりの言葉は知っているが果たして本当にそれなのか。そう一人考えに耽るうちに味噌汁の味を問われては口を開く前に豆腐を口へ運び飲み込んで「…雅の味だ。……そうだ。今日はこのまま泊まっていくから。…ごちそうさま。」少しの間を開けて“おふくろの味”的な意味で落ち着くと言いたくて“雅の味”と表現をして感想を口には、泊まっていくと何気なく続け。そしてしっかりゆっくり蛸の酢の物と味噌汁を味わい、今日は全て完食して最後に手を合わせては小さな声で“ごちそうさま”と呟き)
1991:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-04 05:46:58
>>1990 サクヤ
ええ、そうしてみてちょうだい。…あら…まぁでもアタシ達の仕事は特殊だから、それを受け入れて付き合ってくれる子だって希少よねぇ…恋人がいないから不幸せって言うのは違うもの…。ふふ…ありがとう…朔。
(次からは…食事前後の挨拶をやると答えてくれた彼。そう言ったのに律儀に一旦箸を置いて手を合わせ“いただきます”をして食べ始めてくれる姿に、本当に彼は…やっぱり狡い男ね…と温かになる胸奥に柔らかに表情を緩めて。食べながらも恋人は作らない宣言をし、その理由を話してくれて。聞き逃さぬように耳を傾けつつ、確かに自分達ホストという職業でそれを受け入れてくれる恋人を見つけるのは些か難しいのは頷け納得は出来る。恋人を作る…恋人がいるだけが幸せなことではない。恋人がいないからって不幸せかはその人の心の在り方で変わる。そして話は自分の色恋へ。彼にしては珍しく饒舌に話してくれ、きっとどの言葉も彼の本心で本音。心の中まで見られるわけではないから彼の内情に気づけずにこう言って貰えることに素直な嬉しさとああ…やはり脈はないなと残念な気持ちも感じて。でもそれ以上に彼に思うのは…感謝の念。クスクス笑いつつも礼を口にして。そして味噌汁の味を問うた己に彼は彼らしい返答を…その返答を聞いた瞬間にぱちぱち瞳を瞬かせ「……朔って時々物凄いことをさらりと言うわよね…ふふ…あんたらしいけど」すぐに吹き出すように彼らしいと笑い。今日は全て平らげてくれたようで空の器達を前に手を合わせ“ごちそうさま”もしてくれる。その素直さが尊くて可愛らしくて“お粗末様”と返しながらサラサラとまた彼の髪を撫でて。そんな彼から自然な流れで今日は泊まる…そう告げられ問題は特にないため「わかったわ。お風呂はどうする?明日入っても今入っても良いけど…」頷いては入浴するにしてもしないにしても着替えの準備はしてあげるつもりだがそう問いかける。彼が泊まるのはこれが初めてではない。片付ける気力の沸かない日もある彼の部屋は比較的に散らかりやすい。散らかっている時はおのずと自分の家に泊まりたがる傾向にあるためまた散らかっているなとすぐに理解出来て。たまに彼の家に片付ける名目で訪れ部屋を掃除してあげることもあったが…自分が他の人と付き合えばそれもしてあげられなくなる。店を辞める前に最後にやってあげられたらなとそう思いつつ、彼が仕事終わりに直帰して泊まる際に必要かと揃えた彼専用の寝巻きをクローゼットの中から取り出して)
1992:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-04 07:54:03
>>1991 ミヤビさん
ああ…今が一番心地よい。……風呂は今から入らせて貰う。一緒に入るか?
(彼の言うことはいつも的を射ている。優しく受け止めて時に背中を教えてくれる言葉は彼が言うだけでふわりとした花のような優しさを持つ。彼とのこの関係もまた…恐らくは一番心地よいものだ。彼の言葉に同意を示し頷いてはやや目を伏せて頷き、彼が綺麗な口元に微笑みを携えて礼を言った瞬間感じたもやつきには気付かない振りをして。次いで“時々ものすごいことを…”と言われれば少し不思議そうな表情を浮かべるも泊まりに関して返事がくれば思考はそちらへ。遠慮が全くない訳ではないが気を遣う仲でもないため“今から入る”と先に入ると即決して。因みにだが彼の予想通り、今自分の家は散らかっている。とはいえ元々物も家具も必要最低限しかない部屋。寝て、風呂に入る…くらいしか使わないため、キッチンに関して言えば彼が来るまでは新品同様のピカピカの状態のまま埃が被っていて、今も使用済みのコップが置いてあるくらい。ただ如何せん掃除をしないため埃が溜まる。あとは脱ぎ捨てた服や空になったフリ○クのケースが散乱し、客から貰ったプレゼントが部屋の隅に一応丁寧に積み上げられているのが現状(雑には扱えないという自分なりの配慮)とまぁ、自宅は何かと散らかっているわけだが汚くて平気という訳ではないためいつ来ても綺麗な彼の家は憩いの場でもあり。此処まで考えて彼の存在の大きさに気付けなかったこの時の自分は頓馬としか言いようがない。彼の想いも気付けないまま服を出してくれる彼に近付いていってはその服を受け取って“一緒に入るか?”なんて無表情に問うもすぐに「…冗談だけどな。…飯美味かった。」と彼の前だけで浮かべる小さな笑みを向けては今度はしっかりと“美味しかった”と告げて片手をひらりとさせて浴室へと足を向けて)
1993:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-04 12:02:41
>>1992 サクヤ
……もう、全く…しっかり温まって来なさいよー。……あの子と気心知れた仲になれたまではよかったのに…間違いなく今一番朔が気を許せるのは…。でもそれだけじゃ…満足出来なくなった…本気で襲って嫌われるくらいなら…このまま美しいままの関係で…離れる方がきっといい…。
(彼の一言一言にどうしたって心が揺らぐ。冗談だと分かりきった言葉も素直な言葉も全部…愛しい彼から紡がれるなら胸は高鳴り締め付ける。ヒラヒラ手を振り浴室へと向かう背に感情を隠して肩を竦めつつ彼が風邪を引いてしまわないようにしっかり温まるように声をかけて見送り。彼の姿が見えなくなれば表情は笑み浮かべながらもどこか寂しげで。ポツリポツリ口から出るのは混じりけのない彼への想い。この関係すら壊してしまえるほどの度胸は自分は持ってはいなかった。形振り構わないで彼に気持ちをぶつけられるほど今の自分は若くない。年老いてもいないけど微妙な年頃である自分にそれは酷く難しく。想いをぶつけて彼とギクシャクするのも嫌われるのも堪えられそうにはないから…。それならこの美しいままの関係で留めて綺麗な思い出に出来たなら…きっとそれが一番良い方法なのだと自らに言い聞かせて。それからふと彼に渡しそびれたものに気づいてはクローゼットから取り出して「あ、タオル渡すの忘れたわ。着替えの服と一緒に置いておいてあげますか」意外にも彼の冗談に自分は翻弄されたのかバスタオルを渡すのをすっかり忘れてしまい。このままでは風呂から上がった彼はびちょ濡れで此方に来なくてはいけなくなる。先ほど渡した着替えの服と一緒に置いておくのが無難だろうと手に持ったまま浴室へと向かう。既に浴室の中にいるようで彼の姿はなくシャワーの音が聞こえている。この中には一糸纏わぬ彼がいるのだ…同性だし、ちょっとくらい覗いても…先ほど彼を諦めると気持ちを固めたばかりなのにいけない感情が沸き上がる「……ダメよ雅…!朔の裸なんか見たら絶対襲うでしょ…っ…落ち着きなさい…っ…アタシは年上…アタシはどんな時も動じない…さらっとオネェなんだから…!早くタオル置いて退散しよ…」小声の一人ワチャワチャ格闘で何とか平静を保ち、着替えの近くにバスタオルを丁寧に折ってから置いてはそそくさとリビングへと戻って)
1994:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-04 12:52:47
>>1993 ミヤビさん
……良い匂い…、
(彼の心の葛藤など露知らず、シャワーをフックに掛けて頭から湯を浴びてはホッと息を吐く。自分の顔と身体を売りにする仕事、言わば自分の体は商品のため自分もそれなりにシャンプーやボディケアには気を使っているが彼の比ではない。同性とは思えぬほどの美貌を持つ彼は男性の程良い色気を残し、肌は陶器のように美しく女性も羨むほどの端正な顔立ちをしている。年齢を聞いたことはないが並大抵の努力ではあの美しさを保つことはできないだろう。今自分が使っているシャンプーやトリートメント、ボディソープもしかり、地肌に馴染むそれは心地よい。「…雅人の匂い…、」ぽつりとそう呟き、新しく使っているというトリートメントの匂いを嗅いでは無意識に頬を微かに緩める。もし…もし彼が“夢追い人”のところへ行ってしまったら。自分は此処に来ることはなくなるのだろうか。「……まあ、当然か。」また小さく呟き考え事をしていたため彼がタオルを置きに来たことは気付かずにシャワーを終えてはしっかり水気を切ってから脱衣所へと出て漸く彼がタオルを置きに来ていたことに気付き。綺麗に畳まれたタオル。そんな些細な所から彼の繊細で細やかな気遣いが伺え、客からの人気を集めるのに納得がいってしまう。しかし対して自分は此処でまた大雑把な性格が出て、下着とズボンだけ履くと暑いという理由から上は着ずに髪をタオルドライで済ませるとそのタオルを首から下げてリビングに顔を出して。因みにスーツは脱衣所に脱ぎ捨てて気持ち(精一杯)まとめて隅に追いやってある。「…雅、先ありがとう。…貴方も入って来たら?」髪からぽたりと床に水滴を垂らして声を掛けてはいつまでも着物では彼も疲れるだろうシャワーに入るよう促し彼の横を通り過ぎるとキッチンに入り慣れたようすでコップを拝借して水を飲んで)
1995:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-04 16:11:36
>>1994 サクヤ
…あ、あら…朔意外と早かったわね?…ってあんた…暑いのは分かるけど…湯冷めはしないようにするのよ?…そうね、アタシも入ってくるわ。
(リビングに戻っては葛藤を振り払うように自分の入浴の準備をしていて。彼が上がったらささっと入ってしまおう…なんて思っていると彼が風呂から上がったようで声をかけられまだ葛藤の余韻から抜けきれておらずギクッと体を跳ねさせつつ少々どもり気味に言葉返すもその出で立ちを見るや否やスイーと視線を逸らせて“なんて格好で出てくんのよぉっ!いや、この子のことだから暑いから着てないだけよ!でもだからって…裸よりエロく見えるのアタシだけっ?!お、落ち着くのよ、雅!この子に他意はなくて無頓着なだけなの!”今度心の中で一人格闘を繰り広げながら何とか再び平静を装いつつ彼に湯冷めはしないようにと声だけかけて自分も入ってくると告げ、用意していた着替えやタオルを手に持ち屈めていた体勢から立ち上がりクローゼットの扉を閉めて。脱衣所に向かおうと進めた足、途中で横を彼が通りすぎたためにふわりと香った自分のシャンプーやトリートメントの香りにドキドキしつつも水を飲む彼を一瞥しそのまま脱衣所へ移動して。さぁ着物を脱いで風呂に…と思ったが彼の精一杯の配慮かスーツが隅に纏められ追いやられているのが視界に入れば何だかドキドキよりもやっぱりしょうがない子ねと庇護欲に切り替わり、一旦手に持っている入浴セットを置いてはスーツ一式をパンパン叩き振り皺にならないように伸ばしてから腕に掛けるようにして持ち、彼が着なかった上着も一緒に再びリビングへ。「朔、スーツはハンガーにかけないと皺になっちゃうわよ?こうやってかけて…念のために除菌スプレーもしておくと明日もすぐに着られるわ。覚えておきなさい。あと…これ。暑いのなくなったら着なさいね?」彼に声をかけ彼の近くに上着を置いて、ハンガーを手に取り丁寧に彼のスーツをかけてラックに吊るしてから念のためにと除菌スプレーをシュッシュッと振りかける。彼はあまり汗など掻かないからどちらかと言えば菌対策で。やり方を説明しては覚えておきなさいと伝えてはせっかくリビングへ戻って来たのだから着物を脱いで帯も外しておこうと思い。脱衣所に置いておいて水滴で濡れでもしたら…着物は繊細なために普段も脱衣所には置かないようにしていることもあり、リビングで寛ぐ彼を後目にシュルシュルと帯を外し始めて)
1996:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-04 17:06:59
>>1995 ミヤビさん
…いってらっしゃい。───ああ……ハンガーに掛けて除菌だな。覚えておく、ありがとう。
(彼の心の葛藤など露知らずに水を飲んでクールダウンしていく体にホッと息を吐いて湯冷めを気にしてくれる彼に軽く相槌を打ってその背中を見送り。そう言えば上の服を持ってくるのを忘れていたな…と考えていれば自分が脱ぎ捨てたスーツを手に彼が戻ってきて色々と気にかけてくれ手早くハンガーに掛けたりスプレーをしてくれたりしてくれて。そして彼はただしてくれるだけでなく、今後の為に自分にもやり方を教えてくれる。何かと無頓着な自分への気遣いを感じ、ただ一言「ああ…」だけで済ませようかと思ったが間を空けて彼の言葉を復唱する形で頷き、お礼も添えて差し出された服を受け取り。水を飲み終えコップをシンクの上に置いておくとクールダウンしたこともあり彼が持ってきてくれた上の服に腕を通しソファに戻ろうとする。が、ふと目に止まったのは彼が着物を脱ぐ姿。彼は見た目は女性だが女性ではないので別に気にすることもないはず。だが、その帯を解く音に何故かドキリと鼓動が高鳴り目のやり場に困り視線を逸し、しかし彼の着物は一級品。一人で脱ぎ慣れているだろうが手伝ったほうがいいだろうと思い、水滴のことまでは気が回らずに後ろから近付いていき「…手伝うよ。」と着物の帯へと手を伸ばして)
1997:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-04 17:32:07
>>1996 サクヤ
…ふふ、どういたしまして。──ストップ。朔、手伝ってくれるならこの髪の水滴取ってからね?水滴も湿気も着物には御法度なのよ。
(自分のアドバイスを素直に聞き入れ復唱してくれお礼まで告げる彼にやっぱり可愛いわねぇと和みつつ言葉を紡ぎ。ちゃんと服を着て手伝うとの声が聞こえ、此方に歩み寄り帯に手を伸ばす彼に片手を掲げて“ストップ”と制止を促して。その心の中の彼の変化には気づかずに彼の善意を無下にはしないため責めるような言葉は口にせず此方からも歩み寄り、彼の首にかけられたタオルを掴んで髪の滴を入念に取りつつ着物には水滴や湿気は御法度なのだと伝えて。綺麗にタオルで丁寧に粗方水滴を拭いては穏やかに微笑み「はい、これてよし。手伝ってくれるんでしょ?お願いするわ」最後に頭をポンポン撫でてからタオルを一旦手近な所へと置いては彼に目配せし手伝ってくれるんでしょ?と首傾げつつ彼が先ほど触れようとしていた帯をユラユラ動かしてちらつかせて)
1998:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-04 18:37:27
>>1997 ミヤビさん
あ…悪い、迂闊だった。……店では気が回るんだけどな。
(彼に名前を呼ばれ少しどきりとするもピタリと動きを止めて言われたことに納得がいき。店ではオンモードに入り何かと配慮が出来るのだが今は彼の前だからか気が抜けていて。彼の大切な仕事着を駄目にする所だったので素直に謝れば大人しく髪を拭かれつつその心地よさにタオルの下で少し微笑み“気をつける”と付け足して。「…雅は俺の頭を良く撫でるよな。……ああ。それにしても本当に綺麗な体だ。此処までキープするのは大変だろう。」着物をおじゃんにするところだったのに責めずに撫でてくれる手に思ったことをポツリ零して、端に置かれるタオルを目で追い礼を述べ。それから、ひらつく帯を見てはまた少し鼓動を早めつついつもの無表情で頷いては手が濡れていないのを確認してから帯をゆっくりと解いていって自分のスーツとは違い丁寧に畳んでいき。それから帯揚げなどを解いていきはらりとはだける着物にその細い腰が顕になっては思ったことをそのまま呟き徐にそのぺたんとした腹部に指先を触れさせて)
1999:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-04 20:45:04
>>1998 サクヤ
…そうなさい。あんたみたいな色男…将来どんな人と付き合うか分からないでしょ?アタシの前でなら良いけど。
(これまた素直に謝る彼。気をつけるとの何だか少し嬉しげな声色にきゅんと胸はときめいて止まらない。諦めるんだからこれ以上きゅんきゅんさせないでと内心悶えつつ“そうなさい”と口にして。今でなくとも将来となれば彼のような国宝級のイケメン…どんな人と付き合ってもおかしくない。自分ではないことの寂しさを感じつつも彼が幸せならそれは些細なことで。ひらつく帯を見せれば掌を気にしてから触れる彼の姿。丁寧に帯を畳んでくれつつぽつりと漏れた呟きに「…それは、あんたが可愛いからよ?母性…父性…?擽られるのよねぇ…サクヤの時はあんなにしっかりしてクールなのに…朔になった途端に良い意味で気が抜けると言うか…こんな朔を見られるのはアタシの特権よね。…お褒めにお預り光栄ね…でもそこは…ダメ…ッ…擽ったい…から…」目元を細めて少し口角を上げては可愛いからと告げる。思っていた彼の印象を口に出しながら“アタシの特権”と紡ぎ。でもこの特権の有効期限も…そろそろ…。そんな思いから少しだけ物思いに耽るも聞こえてきた“綺麗な体”に嬉しげに表情を綻ばせたがその一瞬の隙で彼の指先が腹部に触れてしまえばピクッと体を跳ねさせてその指先を包むように制止の意味合いも込めて己の手を重ね“擽ったいからダメ…”と身を捩って)
2000:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-04 21:23:52
>>1999 ミヤビさん
…色男は雅も同じだ。…雅みたいな良い男そうそう居ないからあまり面倒見が良いと変な奴に漬けこまれる。
(だから気を付けたほうが良いと最後までは口にせずに告げる表情や声色は相変わらず平坦で抑揚がない。しかし口にしながら先程から抱いているもやつきは徐々に強くなる。彼の将来の相手は…誰だろう。それこそこの世に釣り合う女も男も浮かばない。安い女や男などと一緒になってほしくない、何故かそんな感情が芽生えて。「…可愛い…、まあ確かに今の俺は雅しか知らないよ。レイさんの前でこんな堕落した姿は見せられない。…サクヤは俺の理想で…求められる姿だ…でも貴方の前では俺で居られる。……やらしい声が出てるぞ、雅人。」可愛いと言われて不思議そうに呟くも、“良い意味で気が抜ける”との言葉は妙にしっくりきて。当然気が抜けるのは彼の前だけ。それをはっきり告げつつ、尊敬してやまないレイの前でも無理だと首を横に振り。まだ彼の想いにも自分の心情のも気付けぬまま、突然何やら語りを挟むも彼の声を聞いてはやや瞳の奥を光らせ。サクヤならともかく自分はおふざけはしないと周囲に思われているが、案外悪戯は好き。少しサクヤのスイッチが入り、細い体を捩る彼にほんの微かに笑みを浮かべては細腰のラインを指先でなぞりながら空いてる手でそっと後ろから腰を支えてやり、指先を臍辺りに移動させくるくると指の腹で撫でて、仕事着が半分脱ぎかけの彼に対し“雅人”と呼んで)
2001:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-05 00:16:43
>>2000 サクヤ
(/おおっ…2000キリ番…で良いんですかね…?(不安/おい)おめでとうございますっ!(パチパチ/拍手)いやぁ…もう2000ですか…あっという間ですね…こんなにもレスが続いて楽しいのはあなた様のおかげです…いつも本当にありがとうございます…(深々)なんか晃太以外のキャラ使うのも駿さん以外と絡むのも新鮮です…とても。あなた様がサイドストーリーを提案して下さったから生まれたスピンオフ…楽しくないわけがないっ(断言)ああ…でも駿さんも恋しいですね…(どっちやねんっ/でも楽しいのも本音)こんな時期ですのでお互い体調に気を付けて、これからも一緒に楽しんでいければこれ以上ない幸福でございます…(ペコリ/蹴り可です)
ご忠告ありがとう。…でもそうやって急に真顔で褒めるのも狡いわ…あんた…、
(彼のこの忠告は後々大当たりすることになるとはこの時の自分は気づけずに。それよりも自分を気にかけてくれることが純粋に嬉しくて礼を告げるも平坦な抑揚のない声に相変わらずの無表情…しかしその口は自分をべた褒めで。少し頬を朱に色づかせながらジト目で彼を見つつ狡いわと呟いて。そんな彼は今、何やら意地悪くなっている。少し前まで真面目な顔で自らを語ってくれていてその言葉にまたときめいてしまう自分がいるもじんわりと胸に来るものもあったのだ。此方を辱しめるような彼の囁きに「まだ…出てないわよ…本当のアタシのやらしい声…こんなもんじゃないんだから…。…ん…っ…本名…このタイミングで呼ぶとか…っ…あんた…確信犯でしょ…っ…も、ダメ…って言って…る…のに…」曲がりなりにも自分は彼より歳上。まだ余裕を保てる…口角を上げて自分が本当にやらしい声を出したならこんな非じゃないことを強気な態度で口にするも最後に呼ばれた本名、そして腰のラインをなぞる手…臍辺りを這うように動く指先…様々なコンボにゾクゾクと体を震わせつつ堪えるようにきゅっと彼の服を掴んで逃れようと捩る身に脱ぎかけの着物は更にずれて、はだけ素肌が露になって)
2002:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-05 01:13:03
>>2001 ミヤビさん
( / 蹴れませんでした(クワッ)2000レスで良いですよ!というか2000踏んでしまってすみません…。いえ…1990台に入った時は貴方様に2000を踏んで貰おうと目論んでいたのですが気付いたときには1999で其れを伝える術がなく…(ガックシ)この2000は貴方様と皆様の力あってですよ…!でも本当にあっという間でした…此方こそ本当に有難う御座います。私も今のお話とても新鮮に感じます。まだキャラが馴染んでいないのでブレている部分がありますがとても楽しいです…!おお…飯山を恋しいと言ってくださり嬉しいです。私も晃太くんが恋しいです。今でもアンカの後にミヤビさんではなく晃太と打ち掛けてしまってます(笑)サイドストーリーの間でももしも晃太くんと飯山のお話に戻したくなったときは遠慮せずに言ってくださいね!ミヤビさんもとっても魅力的ですがあくまで私の本命は晃太くんとあなたさまなので(キラン←)…あ、此方こそ蹴り可です!)
…俺の顔は元からこういう作りだよ。
(狡いと言われれば何故か嬉しくなる。彼は“夢追い人”を放っておけないと言っていたが自分にも彼の心を少しでも動かせる何かがあるのだろうかと。白い頬が薄く染まるのを綺麗だと思いながら相変わらずの無表情で“真顔は元から”と言ったニュアンスの返答をするも声色はどこか楽しげで。そして今その楽しさはひとしお。此方の指の動きに合わせて綺麗な体を震わせて此方に縋るように服を握ってくるのにトクトクと鼓動が高鳴るのを感じて。「…ああ、分かってて呼んだ。…聞きたいな雅人のもっとやらしい声。……なんてな。すまない、悪ふざけが過ぎたよ。雅の声も体も大事な人のものだ。ゆっくり温まってきて。俺は先に寝てる。」彼の肩に引っかかっていた着物がずり落ち更に色香を放てば興奮を駆り立てて耳元で“やらしい声が聞きたい”と囁くも、彼の眩しい程の白い素肌を目の当たりにしたときストッパーが掛かって。この美貌も彼の心も自分のものではない。ぞんざいに扱うべきではないのだと反省すればそっと身を離して、ずり落ちた着物を羽織らせてやり。「…おやすみ。雅さん。」するりと艷やかな銀髪を掬うように撫でてはすっかりいつもの無表情に戻って彼から離れるとリビングのソファに腰掛けそのまま寝ようとして)
2003:
雅(山田 晃太) [×]
2020-05-05 11:49:30
>>2002 サクヤ
(/此方も蹴れなかった…(遠い目)そしてよかった…お気遣い頂き感謝です…!もー…あなた様は本当にお優しい…(じーん)良いんですよ!あなた様が踏んでも!こういうのは流れですもの。しかも1990辺りから気にして下さってたなんて…1999辺りにもそんな葛藤が…あなた様は可愛すぎです(真顔)そう言って貰えると嬉しいです…。あなた様も新鮮だと楽しいと感じられていると知れて安心でございます。マジですかっ…?!こんな素敵なサクヤさんですのにブレてるようには見えませぬが…。あなた様も…!へへ、ありがとうございます!あ、それ私もです!つい、駿さんってやっちゃいます(笑)きゃー!私も入れて貰えてるー!(狂喜乱舞)私も…!私もです!駿さんとあなた様が大本命です!サクヤさん素敵すぎなのですがね…。うう…あなた様のお優しいお言葉…そう言って貰えたおかげでやる気が出てきましたっ!駿さん不足で晃太と共に禁断症状出そうになったら戻しちゃいますね…!それまではスピンオフ…ホスト編を楽しみます!あ、もちろんあなた様も、ああ…もう限界だぁってなったら戻しちゃって大丈夫ですので!(笑)あなた様とこうしてお話出来るのすごく楽しいですが、キリ番のお祝い出来たので大満足なのでそろそろ引っ込みます!また後程…お会いしましょう…!本当におめでとうございますですっ!)
………。
(楽しそうな彼は今までこんな風に自分に迫ることはなかった。軽く意地悪なことを言ったりやったりはしていたがここまで露骨なことはしてこなったのに…。自分がそういう隙を見せたから…?そう思った所で彼は離れていく。ポンポンと頭を撫でてはリビングのソファへ座り目を閉じる彼のに直された着物の襟元をきゅっと握って。そして色々な感情は渦巻くもそのまま彼が眠ってしまえば風邪を引くかもしれない。今日はそこまで冷え込んでいないこともあり薄手の毛布を取り出してきては彼に歩み寄り「…朔、横になりなさい。座って寝ちゃったら体バキバキになっちゃうわよ?薄い毛布も持って来たから使って…おやすみなさい」呼び掛けては薄手の毛布を差し出して。このソファはそこそこ大きい。彼が泊まりに来た日は大抵このソファがベッド代わりになる。疲れて帰ってきてシャワーの後、すぐに足を伸ばしても眠れるように敢えて大きめのソファを買ったのだ。自分より身長の高い相手でも辛うじて横になれる。彼もそれは知っているはず。冷静であまり普段と変わらないように見える彼だが無意識か意識的かは分からないが自分に思いきった意地悪をして少なからず感情の変化があったのだろうか…。おやすみと告げるとそのままささっと着物を脱いでは丁寧に折り畳んでは彼の向かいのソファの背凭れの部分に垂れ掛けると付いていた電気を消してから脱衣所へ向かい。浴室の扉を開いて中に入るとふわりと香るシャンプーやトリートメントの匂いに、ふぅ…と息を吐いて。「…全く…やってくれるわね…生殺しよ……期待しちゃうじゃないの…もう脈はないって…分かってるのに…ほんとに罪な男…」一人きりの空間。自傷的な笑み浮かべてぽつりと呟くも自分の決意は何だかんだで揺るがない。一度こうだとはっきり決めてしまっていたおかげかそこまで痛みはなくて。気を取り直すようにシャワーを出して頭からお湯をかけては長い髪を丁寧に洗い、体も洗っていって。今日は湯船にも浸からず小一時間ほどで出てきてはタオルで髪や体を拭き、用意していた着替えへと袖を通して。着替え終われば髪を挟み丁寧にタオルドライしながらリビングへと足を向け、冷蔵庫から水を取り出してはコップに注ぎ、こくこくみ干せば彼がいない普段なら手早く洗い物も済ませるが眠る彼を起こすことを懸念して流しへとコップを置いておき。水分補給が終われば自分の布団に入らねば。左側にある扉が自分の寝室。泊まりに来た当初は彼にベッドを勧めたが“泊まりに来た分際でベッドはない”ときっぱり言われてしまい。扉に手をかけ、再び彼の方をちらりと見ては暗がりでその表情までは見えないがそこに彼がいる…そう思っては小さく笑み浮かべて。一人が怖いとかそんな可愛いことは思わないけれど誰かが…彼が居てくれることに安心感を覚える自分が確かにいて。心の中で再び“おやすみなさい”と溢しては扉を開けて寝室へと入って)
2004:
サクヤ(飯山 駿) [×]
2020-05-05 13:08:50
>>2003 ミヤビさん
……ああ…、ありがとう。
(ソファに腰掛けて目を瞑っていれば彼の声が聞こえる。その手には薄手の毛布が握られていて、此方を気遣ってくれる言葉と共に渡されて。彼は何故自分をこんなにも気にかけてくれるのだろう。惚れる惚れたと冗談めかせて言われたことはあるが…。彼が着物を脱ぎ始めると閉じていた瞳を開いて大きなソファに横になって毛布を被る。部屋が暗くなると彼が動く気配がより鮮明に感じる気がして、遠くから聞こえてくるシャワーの音に何故かまた鼓動が早まるのを感じて。彼は仕事仲間。友人や親友と言ったカテゴリとも違う関係。友達以上恋人未満なんて良く言うがそれとも違う。だが決して薄っぺらな関係ではなく少なくとも自分は彼の前だけでは素の自分で居られるのだ。では彼と今以上の関係になりたいかと言うとそれは分からない。自分の心情の整理が付かぬうちに彼がシャワーから出る気配を感じて暫くしてまたリビングへ戻ってくる気配を感じては意味もなく狸寝入りをして。こまめな性格の彼が洗い物をしないのは自分を気遣ってのことだろう。…もし彼が“夢追い人”の元へいってしまったら、今自分が彼から貰っているものは全てその“夢追い人”のものになるのか。それは少し…嫌かもしれない。程なくして彼が部屋へ向かう気配がして気のせいかもしれないが此方を見られている気がして。静かに扉が閉まる音がしては閉じていた瞳を開き「……おやすみ、雅人。」と彼の心の声が聞こえたわけではないがポツリ呟くと彼の匂いに包まれてゆっくりと眠りに落ちていって───…)
───……
「…ミヤビさんが、辞める?……今週末、ですか?」
『そう。前々から話は聞いていたから急ではないんだけどね。…どうしたのサクヤ、顔色悪いよ。』
「いえ…すみません、レイさん」
『送別会はここでするから……──』
(彼の家に泊まってから数日後、営業時間を終えたロッカールームでレイから彼の引退を告げられる。その瞬間、自分の中で何かが崩れ落ち、地に足がつかない感覚に必死に“サクヤ”を保ちレイの話を聞くも正直うわの空で。そして時が過ぎるのは早い。レイから彼の引退を告げられてからの一週間、店は彼との別れを惜しむ客で溢れかえった。『やめないでよ、みやびちゃん。』『ミヤビが居ないと生きていけない』と泣いて別れを惜しむ客もいれば『応援してるわよ!店やるなら教えてね!』と背中を押す客も居て彼がいかに男女共に愛される人望熱き人物なのか実感して。ちなみに客たちは今回ばかりは気持ちを受け取ってくれと強引に彼に奢らせずに(勿論客たちの無理のない範囲)で沢山のボトルが空けられこの一週間の売上は連日彼がトップ、歴代の上位を凌ぐ売上を飾り、彼の華々しいホストの歴史は幕を閉じて。そして今は従業員だけでの送別会も終えてつい数十分前にぎやかだった接客ホールもすっかり落ち着いていて。室内のソファは彼に贈られた数々のプレゼントや花束で埋め尽くされていて例の社長息子(オーナー)は最後まで彼を泣いて引き止めていた。そんな社長息子も今は帰って自分ももうあとは帰るだけなのだが、どうにも帰れずに接客ホールにいた彼の元へいつもどおり無表情で近付いていって。ちなみにこの一週間は彼が忙しかったというのもあるが自分が避けていたのもありまともに話していない。彼の前で緊張することなどなかったのに今は少し喉が乾いて。「…ミヤビさん、お疲れさまです。…みんな…ミヤビさんと離れたくないと言っていましたね。」“自分は”とは言わずに静かにそう話しかけてはやや目を伏せて「…例の人とはうまく行きそうですか」とやはり感情の読みづらい平坦な声色で静かに問い掛けて)
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