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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
栗花落 [×]
2023-03-01 22:16:21
>58 カーメル様
「行方不明、ねぇ。まぁ、君が不要に傷つく心配がないのであれば安心したよ。もし、変な奴に絡まれることがあったら力になろう」
ころころと笑う彼女は、過去を引きずっている様子もなく。
からっとしたその雰囲気から察するに、こちらが気にしすぎるのも変な話だろうと思考を切り替える。
とはいえ、時折不埒な輩が現れるのも事実なわけで。
せっかく知り合った彼女が不当な目に遭わないように助けたいとは思う。
「はは、君も俺に負けないくらい変わった娘だね」
わざわざ冷え込む夜に散歩をするなんて、かなりの物好きだろうとくつくつ笑いが溢れる。
やはり、花憑きは、自分も含めてどこかヒト離れした部分があるらしい。
62:
篠宮 蛍 [×]
2023-03-01 22:20:28
>>59 梵様
いえ、お礼が出来るのならそれで。それに貴方と一緒なら大丈夫そうだから。
(鈍いというよりも疎いのか。含み笑いを見せる相手の意味深な言葉に首を傾げる。怪しい世界でのお礼の意味合いは、一般的なものとは異なるという事を何と無しには分かっていても、具体的にどう異なるのかは理解出来ない。"俺みたいなヒト"と言った彼とは初対面であり、その言葉が表すのは彼みたいな外見の人の事を指すのか、それとも中身の事を表すのか、将又両方か、外見は兎も角中身はまだよく分からない。先程の3人組を追っ払った時に言っていた"直接目で見て、話して、触れて、確かめるに限る"という言葉が己の中に残っている為まだそれを実行していない今は、お礼は純粋に感謝を示す唯一の方法だった。単身で危険なこの場に足を踏み入れている自分にとって、いくら付き添い人が居たとしても相手の言う通り一筋縄ではいかないだろう。180度違うこの世界は恐怖であり不安感を嫌でも大きくしてしまう特別な場所だが、同時に怖いもの見たさで不思議と興味を掻き立てられるのも、また事実。自分を心配しての事か、問うてくる相手にゆるゆると首を振りそれで良いと答える。避けてしまいがちな彼の見た目からは、普段だと断っていたであろう自分がそうしなかったのは単に気まぐれでだろうか。それか、己に咲いている御花が騒ぎ立てる事も無く穏やかにしているからだろうか。あの3人組が話していた噂が事実で己の勘が当たっているのなら、行動を共にした方が却って安全で己の負担も軽くなるのではと考えては虎の威を借る狐みたいだと思いながら、不確かな根拠に則って初めましての相手に些か勘違いされそうな言葉を続けて。)
63:
カーメル [×]
2023-03-01 22:58:55
>>61 栗花落さん
まあ、夜の散歩は適度に疲れますから、よく眠れますのよ、幸い私が御花から与えられる負荷は体力を奪われるとか、そういう質のものじゃありませんもの
(夜に散歩だなんてしているから変わってるだなんて言われてしまったのだろうか、しかし夜の散歩は健康に良い面があるのでしているのだと話す。御花は侵食の際肌を裂いてくるだけで体力を吸い取る訳では無いし、動けるには動けるので出来る限り色々な所を歩きたいのだ)
64:
梵 [×]
2023-03-01 23:03:05
「素直でかわいいねぇ」
変な奴らが寄ってくる前に行かないとね、と静かに隣についた彼女をみやる。
何を警戒しているのやら、仔猫を連想させる様子は見ていて飽きない。
ちらりと見えた茨の手は、花憑きであることを表していて。
きっとこの特別な雰囲気も街の人間を引き寄せる要因となるだろう。
早めに傷を手当てしてあげた方がよさそうだと思考を巡らせれば、目的のスナックが近づいてきた。
65:
カーメル [×]
2023-03-01 23:17:36
>>64 梵さん
…止して、そういう風に言われるの、慣れてませんわ
(相手に「かわいい」なんて言われて、ふいっと顔を背けるが、耳が赤くなってるので照れているのがバレるだろう、相手も多分からかってくる質だろうから栗花落さんの時のように褒め倒されてしまうだろうか…と心構えをする。)
66:
京王院 唯織 [×]
2023-03-02 10:09:44
>>56
>>カーメルさん
「 うふふ、いいえ。私、鼻がいいので。
それから耳もいいんですよ。 」
( 彼女の言葉と、その後のスンと鼻を鳴らすような音に思わずくすくすと笑ってしまう。ぶわりと香るというよりは、上品に香る香水や花束を抱えた人とすれ違った時のような、そんな香りだった。最も、花憑きとして四六時中御花と共にいればその香りすらも認識できなくなってしまうのも納得してしまう。現に自分は自分の御花の香りなんてとっくのとうに忘れてしまったし、彼女が花憑きになってどの程度の年月が経ったのかは分からないが似たようなものなのだろう、と。 )
「 …薔薇にどうして棘が生えているかご存じ?
あれはね、外敵から身を守るために生えているんです。
きっと貴方を守るために精一杯なのね。貴方に似て優しい御花。 」
( `愛とか優しいものとは程遠い`。そんな言葉に、唯織はきょとん、と(見えないのだが)目を丸くした後にすぐにほほ笑むと、ぽつりぽつりと、まるで眠れない子供寝かしつける母のように優しげな声でそう返して。表情こそ御花で覆われていて分かりづらいが、その唇は紛れもなく微笑んでいて。同じ花憑きだからとて、こうして誰かに手を差し伸べるというのはやさしさと言わず何と言おうか。そんな優しい彼女だからこそ、危険な目に合わないように、触れたものに牙をむく薔薇として咲いたのだろう。守るために彼女を傷つけてしまう、そんな不器用なところまでこの直ではなさそうな少女にそっくりだと唯織はまた笑って。 )
>>57
>>栗花落さん
「 曼珠沙華!とっても素敵、`天界に咲く花`ですね。
確かに怖い印象を持つ方が多いですけれど、法華経を釈迦が説いた際に降ってきた花のひとつとして、天上の花と呼ばれていることもあるんですよ。 」
( 彼のメインの花が曼殊沙華と聞き、またパッと表情を輝かせてはすてき、とぱちぱちリンリンと白杖の鈴を鳴らしながら拍手する。確かに彼岸花や死花と呼ばれる曼殊沙華には不気味だったりという意見も多くあるが、唯織は彼岸花が好きだった。もうどんな花だったか正確に思い出せと言われたら不安だが赤く美しい花、また天界に咲く花という別名があるくらいには天上人に愛される花だということは覚えている。
ごく少量しか咲いていないという金木犀の香りがここまで強く香るのも不思議だが、どちらも秋を代表する花で実に物腰の柔らかく淑やかな彼の雰囲気と合う。確か曼殊沙華の花言葉は`情熱・再会`だっただろうか。目の前にいる彼も意外と熱血漢だったり会いたい人がいたりするのかしらなんて考えながら、「 それからね、彼岸花の名前はこのお花を毒花と知らずに食べちゃった食いしん坊がいたからですよ。 」とぽそぽそと声のトーンを落として、だから決してこの花は怖くないのよと彼に伝えて。…自分の御花が、`私のが綺麗でしょう!`とでも言うように講義しているのは感じないふりをして。 )
「 うふふ、…優しい手。こんな手をしている方はそんなことなさらないわ。
それにね、悪い人なら声なんてかけずに無言で私をどうにかしているもの。 」
ふ、と優しく自分の手を両手で包まれればじんわりと冷え切った手先が温まっていく感覚に頬を緩める。自分の御花も人の温もりに安堵しているのかいつもよりも落ち着いているようで、なんだか春の陽ざしが差し込んでいる縁側でひなたぼっこをしているときのような穏やかな時間を感じて。
あたたかい、とぽろりと紅色の唇から零れた言葉は優しげで、今体温を感じている目の前の人が悪い人だなんてとてもじゃないが思えないのだ。唯織は彼の言葉にくすくすと楽し気に笑いながら、目が見えない自分を組み伏せてしまうのも簡単なのだから悪いことをする奴は息を殺して近づくのよなんて、ほやほやと笑う彼女からはあまり似合わない物騒な言葉を口にする。もう花憑きになってから何十年も経つのだ、そんな経験は数えるのが飽きてしまうほどにあった。最初のうちは怯えていたし外も出るのが怖かったが、今ではもうすっかり善悪の区別を空気感で感じ取れるようになった。年を取る(実際にはとっていないのだが)とはこういうことなのだな、と年甲斐もなく思ってしまう。
>>59
>>梵
どこか軽薄で、香水の香りと、少しだけ女の匂いがする。それから老若男女問わず周囲にいるのであろう人間たちからの彼の噂話や値踏みをするような会話たち。
口から出る言葉は優しいのに、どこか掴みどころのない煙のようにふわふわとしている、不思議な人だな、とそんな印象だった。`お客様`という言葉と周囲のざわめきが唯織の脳内でまるでパズルのピースのように組み込まれていき、そうして蠱惑的な色気の漂う囁き。ふわりと彼の近づいたような微風を感じ取れば、チャリ、とアクセサリーの揺れる音がする。
ぞわり、と鳥肌がたったのはその煽情的な彼の声色や雰囲気からだろうか、それとも普段関わりのない町での貴重な経験に高揚しているのだろうか。
「 も、もしかして…ホストの方…!? 」
───おそらく後者だった。
唯織はわあ、と高揚した様子で花が咲くように──実際に咲いているのだが──笑えば、きゃっきゃと楽し気に緩む頬を両手でそっと包む。夜職の方とおはなしするなんてはじめてだわ、と自分で勝手に当てはめて完成させたパズルに書かれたカテゴライズに彼を分類してしまえば、お話の中でしか見たことのなかったこの煌びやかな眠らない町の住人との思わぬ邂逅に心から喜んでいるようで。まるで女子高生が男性アイドルと思わぬ逢瀬を交わしたときのようなそのバラ色の頬はとても楽しげで、さっきの色香を思い出せばそれは男性も女性も彼の虜になってしまうわね。となぜか第三者の客観的してんでうんうんとうなずいて。
と、先ほどの彼の発言にぴたりとはしゃぐのを止めては先ほどまで楽し気に紅潮していた頬にサッと血の気がひき、チリチリとにぎやかに鈴を鳴らしながらあわあわと「 わ、私、ホストの方の靴に、やだ、これからお仕事じゃ… 」と`汚れていない`ではなく`気にしなくていい`と此方に気を使ってくれたのを思い出し。
客商売の方の靴になんてこと、と御花のせいで視力がないため本当に彼の靴が汚れているのか否かが判断がつかないため、まるで一人百面相のように(鼻から下しか見えないのだが)表情をくるくると変えて。
「 あの、もし汚れていたらクリーニング代…靴もクリーニング代というのかしら。必要経費はこちらが払いますので、 」
先ほどまでのはしゃぎようはどこへやら、まるで雨の日に散歩に行けない犬のように静かに、しわしわと心なしか御花もしょんぼりしているような声色でおずおずと彼がいるであろう方向に自身の名刺を差し出し。家名や連絡先、それから彼女の眼もとに咲く御花と同じ牡丹の描かれたソレは、身分証すらろくに持たせてもらえていない彼女にとっての唯一の自分を表すものだった。
本当にごめんなさい、と深々と頭を下げては、また彼女の手元の白杖の鈴がチリン、と場違いに涼やかな音色を落として。
67:
カーメル [×]
2023-03-02 10:52:20
>>66 唯織さん
私を守る為に私の肌を突き破ってちゃ世話がありませんわね、まあ、そんな所もこの子の良い所だと思いますけれど…ですが、耳が良いなら私から逸れることはないかしら、行き先はどちらですの?よければ一緒に参りましょう。
(自分の皮膚を切り裂いておきながら自分を守っているつもりなのも変な話だ、と呆れた様子で返すが、どうあれ憎めないものだ、この御花は、と笑う、しかし耳や鼻が良いと言うのならば自分が手を貸すまでもないだろう、一緒に目的地まで歩いていけばそれで十分なはずだ)
68:
梵 [×]
2023-03-02 16:03:28
>62 蛍様
「はは、確かに。この街で動き回るなら俺を利用するに越した事はないからね。ヤバい奴は俺を避けるし、遊び人はルールを守るから」
あなたと一緒なら大丈夫という言葉に、随分信頼されたものだと笑いが溢れる。
くつくつと笑いをかみ殺しながら彼女をみれば、不可解そうな、何か未知のものを考え込むような不思議な表情をしているのが目に入る。
真面目そうな彼女のことだ。
きっと自分が言ったことやら何やらを反芻して悩ませているのだろうとぼんやり考える。
ゆるゆると首を振る様子に考えを霧散させる。
「じゃあ、少し街のことを知りに行こうか」
知っていれば対策もできるし、折角来てくれたんだから愉しんで欲しいし、と人懐こそうな笑みを一つ。
彼女を同じ遊び人にしてやろうという気持ちはなくて、純粋に街のことを知るヒトが増えることが嬉しい。
>65 カーメル様
飽きもせずに軽い調子で話しかければ、何やら彼女の雰囲気が変わったように感じる。
先程までは、警戒心を露わにする様子が仔猫っぽいなと思っていたわけだが。
耳を赤らめて照れている姿も可愛らしく、やはり仔猫っぽいなと思ってしまう。
擦れていないというか、純粋というべきか。
遊び、遊ばれ慣れていないその姿についつい悪戯心が顔を出す。
「そんな可愛い反応してたら、この街の奴らに喰われちゃうよ?まぁ、次にこの街へ来るまで、上手いかわし方覚えておきな」
スナックの前に着いてしまったため、揶揄うのはまた今度にしよう。
お決まりの合図をすれば、見知った顔が現れる。
案の定、隣の彼女と自分を見比べて『また厄介事を持ち込んで』と苦い顔をされてしまった。
にへらと笑みを浮かべてよろしくと伝えれば、鋭い舌打ちの後が返ってきたが、彼女には酷く優しい笑顔と柔らかい声で誘導するのだから女は怖い。
あんたは外で大人しく待ってなと母狼が威嚇しているかのようなプレッシャーをかけられた後に、勢いよく扉を閉められてしまった。
>66 唯織様
囁きに反応してか、そわりと膨らむ柔らかな髪と粟立つ肌。
随分と可愛い反応をしてくれると自分の口角がさらに上がったことに気づいて。
さて、これからどうやって可愛がろうかと考えを巡らせれば、予想外の言葉にガツンと衝撃を受ける。
自分のような欲に忠実なヒトとは正反対の、ルールの中で遊びを愉しむプロたち。
中にはルールを曲げてまで遊びに誘ってくれる可愛いヒトもいたが。
「はは、あの子たちと一緒にしちゃ可哀想だろ?俺はただの遊び人。老若男女問わず美味しくいただける悪い狼さんってところかな」
ホストなのかと確認したかと思えば、花が咲いたように喜ぶ花憑きの彼女。
街に来ること自体初めてなのだろうが、おそらく、自分のようなヒトと話すことも初めてなのだろう。
嫌悪されても仕方ない存在に、好奇心を溢れさせて喜ぶとはなかなかに変わった娘らしい。
皺一つない洗練されたデザインの着物とヒト離れした美しい容姿。
未知の存在に頬を上気させるその様は、箱入りというべきか。怖いもの知らずと言うべきか。
頬を染めてきゃっきゃとはじゃいでいたかと思えば、何を納得したのか1人でうんうんと頷く彼女。
1人で百面相を繰り出す姿に、思わず笑いが溢れる。
「ホストじゃないし、服も汚れれば綺麗にすればいいだけ。そんな気にすることじゃないだろ?」
それに遊ぶとなれば服は不要なのだから、汚れがいくらついたところで支障は出ない。
まぁ、遊ぶ前の雰囲気が欠けてしまうことは否めないが。
目の前の彼女に全てを語る必要はないだろうと笑みを浮かべるに留める。
クリーニング代も要らないよ、と言いかければ仔犬のようにしょんぼりしている姿が目に入る。
そっと差し出された名刺を見れば、予想通りいいところのお嬢さんであることが記されていた。
名刺をもらったところで悪用するつもりはないのだが。
ちらりと少女に目を向ければ、深々と頭を下げている姿が目に入って。
「あー…そんなに謝ることでもないよ。可愛らしいお嬢さんと出会えたんだ。靴の汚れ1つくらい安いもんさ」
湿っぽい雰囲気を霧散させるように、わざと明るい声と調子で告げる。
この街にきたのであれば、彼女にも愉しんでもらわなければ。
69:
京王院 唯織 [×]
2023-03-02 17:39:09
>>67
>>カーメルさん
「 ああ。そうでした!
あのね、お買い物に行きたいの。 」
( 彼女の言葉にぱちん。と思い出したかのように両手を合わせては元々自分が行こうとしていた目的地を思い出して。すっかり自分と同じ花憑きの彼女とのお話が楽しくて失念してしまっていた。
`逸れることはない`との言葉に大丈夫、と何の根拠もなく答えるわけにもいかずにその言葉には苦笑いで返す。記憶をしている道を一人で歩く分には特に苦労することなく歩くことはできるが、今この町に対しての情報はリセットされてしまったためゼロに等しい。さらに言えば、白杖で段差等を確認しながら更に彼女の声を聴きながら視力ゼロの状態で歩く。確かに唯織は自分の御花によって盲目になりもう何十年も経ってしまうが、そんな芸当をできる自信があまりなく。 )
「 新しい置物を取りに行くの。
××という呉服屋さんなのだけれど…ご存じかしら。 」
( しゅん、と決して彼女には生えていない耳やしっぽが力なく垂れている様子が幻影として見えてしまうほどわかりやすく恐縮してしまった唯織、本来彼女ほどの家柄であれば使用人たちに頼むこともできたのだろうが、如何せん両親は`見栄え`にはたくさん金を使ってくれるのに`唯織自身`にはムダ金はびた一文たりとも使わない。ご迷惑かけてごめんなさいね、そんなことを申し訳なさそうに告げては、彼女の方向へ向かって深くお辞儀をして。 )
>>68
>>梵さん
「 美味しく頂ける…悪い…狼さん…。 」
( 瞳がなくても彼がどんなにたくさんの人を魅了してきたかがわかってしまう、蠱惑的な声と、それから物言い。この酒とたばこと、女の甘ったるい声と、欲望にまみれた男の声。視力がなくてもわかるくらい浮いてる自分に対して、まるで本当に最初からこの不夜城の住人だったかのように馴染んでいる彼。それに先ほど街の人たちとも仲良さげに話していたし、彼に対する女の子はもちろん、男の人たちの声だってみいんな色めきだっていたのを覚えている。
唯織は彼の言葉をぽかん、と間抜けに口を開けながら聞いていたと思えば、そのままの状態でそれを反芻する。美味しくいただける、というのはもちろん桃色的な意味なのだろう。ほわあ、なんて間抜けな声を出しながら口元をそうっと隠してはぽぽぽ、と白い頬に朱を散らす。彼女の御花である牡丹はどこ吹く風で、むしろ`アナタそんなことも知らないの嫌ァね。`といった様子である。
矢ッ張りこういう街で遊んでいる方は違うのね、お声まで脳を溶かしてしまうはちみつみたいに甘いわ。だなんてませた生娘(言うまでもなくそうなのだが)のようにそんなことをぽわぽわふつふつ考えては、これが遊びのプロの所業か…とまた一人納得してしまう。基本的に独りぼっちで生きているので心の中の自己完結が多いのだ。友達がいないので。 )
「 とっても優しい狼さんに出会えてうれしいです。
うふふ、ではお言葉に甘えて。 」
( 先ほどよりも調子の明るくなった声に、またぱっと顔を明るくさせる。きっと視覚からの情報を得ることができない自分のために声色を明るくしてくれたのだ。此の煌びやかな──とはいっても見えないが──街のような、そんな人だなと思った。先ほどから周囲を通り過ぎる人たちの彼の容姿に対する称賛や、それから過去に関係を持っていたのか桃色遊戯に関しての会話がひそひそと聞こえる。視覚の代わりに聴覚が発達している唯織はその会話に思わずくすくすとおかしそうに笑ってしまえば「 狼さん、大人気なんですね。 」とこれだけ周囲に噂される彼の美貌を自分も拝見してみたかっただなんて数十年ぶりに視覚がないことを悔やんで。何十年も生きているとはいえ、体はまだ女子高生のままなのでやっぱりかっこいい人は見てみたいのだ。 )
70:
栗花落 [×]
2023-03-02 20:25:40
>63 カーメル様
「たしかに適度な運動は身体にいい。何も夜でなくてもいいとは思うけどね」
とはいえ、夜の方が1人でのんびり散策できる良さもあるけどねと苦笑する。
実際、こうして自分がわざわざ夜の時間帯に外に出向いて酒を嗜むのもそういった面があるのだろう。
やはり、花憑き同士、妙な親近感というか、共通点があるというか。
変なところが似ているものだと笑みが溢れる。
>66 唯織様
「へぇ、天界に咲く花……この御花がそんな大層な花を模しているとはねぇ…俺の御花にそこまでのピュアさはないと思っていたけど」
寧ろ俺と一緒に地獄へ行けそうなくらい歪んでるのにね、なんて御花をひと撫ですれば、失敬なと言いた気に騒めく。
一緒に行ってくれないのかい、とわざと悲しげに眉を下げれば、お前を離すわけがなかろうにと酷く愉しげに揺れたのは気のせいではなさそうだ。
やはり、お互い天界なんて似合わない性質であるのは変わらないらしい。
拍手に合わせて揺れる鈴の音は、そんな自分たちを肯定しているようで…というのは認めて欲しいという甘えなのかもしれない。
「食いしん坊か…確かに、何処ぞの村では口減しのために赤子や子どもに煎じた彼岸花を飲ませる風習もあったとかなかったとか。花を口にするほど貧しい時代もあったのだろうね」
毒にまで縋るその様は、見ていて最高に昂揚するものがあっただろうなんて思わず歪んだ笑みが溢れる。
きっと最悪を選択していく姿に惹かれる自分に彼岸花という形で現れてくれた御花は、そんな本質を見抜いていたんじゃないかと思う。
危うく想像の世界にトリップしかけたところで、怖くないのよという言葉と彼女の存在を思い出す。
幾度か静かに深呼吸を繰り返せば、開いた瞳孔も閉まり、歪んだ口元も緩む。
純粋な彼女に見せる顔ではなかったなと無意識に片手で口元を隠し、ため息を一つ。
「優しい手だなんて初めて言われたよ。君にそこまで評価してもらえているなんて光栄だね」
あまり面と向かって褒められることがないからか、そわりそわりと背中が落ち着かない感触がする。
暖かいと溢す紅色の唇も安堵からか緩んだ頬も好ましいもので。
久しぶりに触れる純粋で綺麗な存在に、むず痒い心地がしてしまう。
息を殺して近づく、という言葉に彼女がそれほどの経験をしてきているのだと想像できて。
自分の悪性に護られてきただけで、本来であれば花憑きである自分も同じように悪いヒトに危害を加えられる存在であることを思い出した。
思い出したところで、今更ヒトを恐れる心は残っていないのだが。
「君もなかなかに逞しく生きてるようで安心したよ。やっぱり花憑きである以上、何処かヒト離れしていないと壊れてしまうからね」
何が、とは言わなかった。
きっと彼女なら言わなくてもわかってしまうほどに経験をしているだろうと思ったから。
心を壊して自ら現世に別れを告げる同胞を幾度も目にしてきた自分にとって、彼女のような芯の強い存在は安心できるもので。
無意識に安堵が混じったため息をもらす。
71:
梵 [×]
2023-03-02 22:22:59
>69 唯織様
自分の吐いた言葉にぽかんと口を開けたかと思えば、ゆっくりと反芻する彼女。
静かに様子を見守っていると、ややあってほわぁという声と共に赤く染まってゆく頬。
箱入りかと思っていたがなかなかに可愛い反応をしてくれる、と悪戯心が引いてくれないわけで。
花憑きという特性以外にも、彼女という人物そのものがヒトを惹きつけるのだろうと微笑ましく思う。
彼女が考えを浮かべては1人で納得してしまう性質を持っているのは学習済みだ。
また何かしらを考え込んでいる彼女の様子に、彼女が自分の世界から帰ってくるまでのんびり待たせてもらおうかなんて思っていれば。
予想外の言葉は脳を揺さぶる。
「…っははは!優しい狼さん、ねぇ。狼さんは軒並み、碌でもない奴しかいないものだけれど…まぁ、優しい狼さんっていうのも面白い」
一瞬の衝撃の後に訪れたのは、愉快さ。
街を染めて、街に染まってきた。
それを望んだのは周りか、自分か。
今まで振る舞ってきた姿に、街の外から来たヒトに新しい解釈を見出されて。
これを愉快とせず、何と言うのか。
それは決して不快ではなく、新しい役目に染まるのも悪くはないと、寧ろ気持ちが上を向くのを感じる。
ぱっと顔を明るくさせる彼女に、まるで今の自分を鏡写しにしたようだと柄にもないことが浮かんで。
「人気なのかねぇ…そりゃあ、散々遊び回っているから顔が広いっていうのはあるだろうけれど。ここの街の奴らは良くも悪くも欲に忠実だから…それを都合良いときに満たしてくれる存在は有難いんじゃないかな」
勿論俺もそれに含まれるけどね、なんて軽い調子で返す。
彼らも自分も愉しめる共通点がそれなわけで。
先程の噂話や時折ひっそりとされている会話が自分が行った遊びを評価するものであれば、彼らが愉しめているという証拠なのだろう。
もしそうならば、それほどに愉しいことはない。
「それにしても残念だな…君の御花が目じゃないところに咲いていたら、少しでも俺を気に入ってもらえたかもしれないのに…ね?」
彼女をしっかりと視界に捉えて分かったのは、視界を大きく覆っている御花と小さな手に握られている白杖。
きっと目が不自由なのだろうと推測するのは容易で。
容姿が特別整っているという自意識はないが、遊びに誘えば断られることの方が珍しいほどには綺麗なのだろうと自負はある。
それには、噂が一人歩きした結果の物珍しさが半分程度を占めているのだろうが。
やはりどうしても揶揄いたく…いや、悪戯したくなるのは性分のようで。
彼女の小さな手を優しく取ると、自分の頬にその手を誘導する。
「どう?俺の顔のかたち。気に入りそう?」
72:
カーメル [×]
2023-03-02 23:03:39
>>68 梵さん
そうね…変な勧誘とかナンパは無視してきましたけれど……でも貴方は無視する訳には行かないでしょう、礼を欠くような事はしたくありませんの
(さっきからこの街で妙な輩に話しかけられる事はあったが、風俗店にスカウトされたり無理にホテルに連れてかれそうになったり散々だった。礼節を弁えない人間に返す礼は無い、尽くスルーするなり逃げるなりしてきたが、相手は今自分と話してる訳だし、一応今自分を助けてくれてるのだし、無下には出来ない。)
あ…失礼致します。申し訳ありません、お世話になりま……って、ちょっと貴方普段どんな事してたらこんなこんな対応されるんですの…?あっ、ちょっと…!?い、いいんですの…?
(スナックに入店し、店主であろう女性に挨拶をする、すると相手がやたら苦い顔をされた上舌打ちまでされてるので、相手は普段から何をしでかしてこんな扱いを受けているのだろうか…と疑問に思うがその矢先相手がスナックから追い出されてしまう、なんか、ちょっと気の毒になってくる…)
>>69 唯織さん
あら、迷惑なんかじゃありませんわ、顔を上げて、その呉服屋さんならいつも散歩で通りかかりますから分かりますわ、空いてる時間に見た事がないのよね…ああそう、呉服屋さんに行った後も時間があれば一緒に紅茶でも如何ですか?
(相手が迷惑だなんて言って深々とお辞儀をするものだから慌てる、自分が好きで手助けをしているのだからそんな事は気にしなくていいのに。相手の言う呉服屋はいつも夜の散歩中に通りかかるので場所は直ぐに分かる、時間が余ったら一緒に喫茶店にでも寄ろうと誘う。しかし、相手の様子を見るに手を引かずに、というのは流石に難しかったか、かと言って痛い思いをさせる訳には行かないし、どうしたものかと思考する、そしてパッと思いついた。「失礼」と言い相手の手を指で掬うように取る。掌に触れなければ怪我をすることは無いだろう、そのまま相手の手を自分の肩まで持っていく。しかし…先程からいつもは静かな御花がざわめいているのを感じる。相手以外に他に誰か周囲に居るのだろう、そう、相手は見るからに良家のお嬢様だろうし、ボディーガードとか……「近くに居るなら助けてあげても良いでしょうに、薄情ね」なんて感想を抱き顰めっ面をするが口には出さない。相手にこちらの表情が見えないのは幸いか)
73:
カーメル [×]
2023-03-02 23:33:58
>>70 栗花落さん
まあ、後は…星が好きなの、見てると普段考えないような事を考えますわ、「現実と夢って、逆なんじゃないかしら」とか「人間っていつ地球に生まれたのかしら」とか…って、嫌だ、変な事言ってますかしら、私……
(もう一つ夜の散歩をしている理由を挙げる。夜空を眺めるのが好きなのだ、眺めていると、自分が考えたって一生答えの出ないような事を考える、意味が無いように思えるが、その時間が案外楽しかったりするのだ、相手からすれば奇妙な発言だろうか…)
…というか、貴方だってこんな時間にお外でお酒を飲んでるではありませんの、もう、幾ら見た目より長生きしてるからって、見てくれが20歳前の小娘を口説いて楽しいのかしら…
(そういえば、それを言うなら相手だって夜中に外で酒を煽っているではないかと気が付く、見た目だけなら自分より年上だろうに、自分なんか口説いて楽しいのだろうか…それか、素面ならこんな事しないのだろうか、酒の威力とはそこまで高いものなのか…?思い出したら恥ずかしくなってきた。先程囁かれたのもその時は気にならなかったが、今思うと妙にこう…色気があるというか、そんな気がしてきて今更ながらツインテールを両手で掴んで髪の毛で顔を覆って恥ずかしがる。)
74:
参加希望 [×]
2023-03-03 00:39:23
(/お花に取り憑かれるという素敵な設定に一目ぼれしました。花衛側で参加希望です。)
75:
花詠み [×]
2023-03-03 00:44:22
>74 参加希望様
(/参加のご希望ありがとうございます!素敵なPfをお待ちしております!)
76:
花詠み [×]
2023-03-03 00:47:08
(/現在いただいているPfを一覧で載せておきますね!)
【花憑き】
栗花落 >4
カーメル・テンダーネス様 >11
京王院 唯織様 >15
月暈 >21
篠宮 蛍様 >24
【花衛】
梵 >10
一青 >20
暁様 >22
予約1名
77:
篠宮 蛍 [×]
2023-03-03 00:54:04
>>68 梵様
(可笑しな事でも言ってしまったのだろうか。確かに、初見の、しかも派手やかで危うい匂いのする人に普通なら言わないような事を言ったのかもしれない。一緒にいては大丈夫ではない人という真逆の方が合っているのが世間の常識なのだろうが、先程の出来事、状況、周囲の人達の様子、己の勘、御花の状態──様々な事を鑑みてこれが最良なのだ。しかも1番の目的はお礼をする事。だから、自分の中ではこれっぽっちも変な事を言った自覚は無い。少しでも突いてしまえば吹き出してしまいそうな、そんな相手の必死に笑いを抑えている様子は己の頭の中の疑問符を更に増やした。奇異そうな表情を深め彼を見つめる。しかしながら、彼の言葉からやはり彼はこの辺りでは有名人であり、剣呑な人達を遠ざけてくれる、言うなれば自分の用心棒的存在のようだと思った。彼の誘いに、少し口の端を持ち上げこくりと頷く。彼のその友好的で親しみやすい笑みは、パーソナルスペースにおける心理的空間を最も簡単に狭めてくる。どうしたらそんなふうに笑えるのだろうかと少し羨ましく思いつつ、この街の特殊な文化や独自のルールなどを知れる事に胸が高鳴る。普通に生活していては──花憑きの為一般人よりかは普通では無いと思うが──まず触れる事の無い世界を見れるとは、貴重な体験になるだろうとそこまで考えたところで、ふと思い出したように「ぁ…」と小さく声を漏らす。肝心な事を脳の片隅に追いやってそのまま危うく忘れるところだった。自分が窮地に陥っていたところを救ってくれた恩人の名前をまだ聞いていなかった。)
あの、その前に貴方の名前を聞いてもいいですか…?私は篠宮蛍と言います。
(いつまでも典型的な二人称呼びをする訳にもいかない。何処かで聞いた、相手の名前を尋ねる時はまず自分が名乗ってからという常識を逸する事なく自分の名前を紡ぐ。さてその先は、彼が名乗ってから歩き出すのか。それとも足を踏み出して歩を進めながら名乗るのか。もしも後者なら自分は控えめに彼より半歩下がって着いて行くだろう。)
78:
参加希望 [×]
2023-03-03 07:08:25
名前:花宮 可漣(はなみや かれん)
性別:女
年齢:17
性格:異常に明るい。虚ろさすら感じるほど。常に目を見開き口には笑みを浮かべている。すばしっこく常にぴょこぴょこ動いており、落ち着きがない。どんなことでも何をされても笑ったままでいる耐性がある。喜怒哀楽をあまり感じさせる事はない。ただふとした時に目に憂いを帯びさせることがある。お金を欲しており、その為にはプライドも人権も捨て死に物狂いで媚びへつらう覚悟と呼ぶにはおぞましい諦めがある。元気の無い人には黙って近くに居て、何かを求められたら従う。過去に関わりを持った人物からは犬っぽいと評されることが多々ある。頭はお世辞にも良いとは言えず、難しいことはちっとも分からない。論理感もほとんど無く、目の前で何か残酷な事が起きても平然として受け流す。だが、小さな子供絡みのことはそっと目を逸らすらしい。
容姿:https://picrew.me/image_maker/41709/complete?cd=XlQzm60qNx
少し癖のかかった胸までの黒髪をおろし、頭に白い猫耳をつけている。右目はミントブルー、左目はクリムゾンピンクのオッドアイ。肌は白く、痩せているながらもくびれのある、人を誘う身体付き。身体に数箇所ガーゼがあり、それで足りないほどの無数の傷や痣がある。
服装:肩紐の緩んだ黒色の古いタンクトップを着て、同じく黒のミニスカートを着用している。靴は履いておらず、裸足。色とりどりの小さなリボンを、頭に沢山つけている。黒革の首輪を着けているが、その下にも誰かの手の痣がある。タンクトップ以外は全て”お客さん”からの贈り物らしい。
部位:仕えている花憑きがいないため、失った部位はない。捧げる予定もないので、可漣は考えた事もない。
能力:未定。
備考:一人称はわたし、二人称はあなた、〇〇さん。誰に対しても敬語。ただ、こう呼べ、こう話せと言われればすぐ変える。
身長は145cmと、栄養が足りてないせいかかなり低身長。
5年前頃出ていった両親に変わり、弟妹達を養う為に体を売っている。未成年の為店には属さず金さえ払えばなんでもやるのを売りにし、個人で客を取っている。出生届が出されておらず、義務教育も受けていない。身体の傷や痣は、少々マニアックな嗜好の客につけられたもの。暴力的なこと以外にも法外なことや決してまともな神経では出来ないことなど色々やっている。なのでかなり不健康。
花憑きは行為をしても子供が出来ない所と、羽振りが良い人が多い所から得なお客だと思っているが、本気になった客から寝てる間に血を飲ませられそうになったことが数回ある為、リスク管理を重々気をつけている。花衛に絶対なりたくない。一人に限定したりすれば稼げなくなるので。
本名は可漣という下の名前だけであり、花宮は偽名。弟妹達にいざという時手を出されない為にそうしている。
(/>74です。pfが出来た為、提出させて頂きます。修正点がありましたらお伝え下さい。)
79:
名無しさん [×]
2023-03-03 07:13:26
名前:浅倉 彩音(あさくら あやね)
性別:女
年齢:20
性格:内気な性格で、人と関わるのが得意ではない。コミュニケーションが全く取れないわけではないものの、積極的に他人と関わることはあまりしない。典型的な陰キャなのだが、そんな自分の性格を凄く嫌っていて、改善したいとは思い色々と挑戦はしてみるものの、今更治るわけないと言い訳してすぐ逃げてしまう。褒められたり、自分のことを理解してくれる人相手だとすぐに調子に乗り、饒舌になるため自己肯定感が低い訳ではない。
容姿:黒髪に黒い瞳。色白の肌や細い体躯、常に猫背と、不健康そうな印象を与えるがそんなことはなく至って健康体。身長は164cm。美容院や床屋に行けないという理由から、髪は肩にかかる長さで適当に自分で切り揃えているため、毛先はめちゃくちゃ。
服装:上は白いブラウスに茶色いカーディガンを羽織り、下は小豆色のロングスカート。ファッションに疎く、お洒落に興味もないため、良くも悪くも無難な服ばかり着ることが多い。少し外に出るくらいなら寝間着も兼ねているジャージのままの事もある。
種類:左目から真っ青な矢車菊の花冠だけが顔を覗かせている。場所が場所なだけ上手く手入れはできないものの、飾り気のない本人とは裏腹に美しく見事に咲いている。
備考:何不自由ない、ごく一般的な家庭の一人娘として生まれた。内気な性格は生まれつきで、今までの人生でできたリアルの友達の累計は片手で数えられる程しかいない。大学にて自由気ままな一人暮らしを謳歌していたある朝、突然御花を左目に宿すこととなった。どこから寄生されたのか身に覚えはなく、最初は戸惑いこそしたものの今ではあまり気にしていない。しかし、嫌でも目立つ御花のせいで数少ない友人は皆寄生を恐れ自分から離れていき、一人ぼっちとなってしまった。自分が一人ぼっちだという現実から逃げるためにオンラインゲームやSNSなどでネット友達を作るも、孤独を埋めるには至らなかった。次第に自分の左目も、友達も失くす原因となった憎き御花を唯一の友達と思うことでしか孤独を紛らわせなくなる。彩音が御花に依存していくにつれて御花はより美しくなっていった。もし、彩音に友達や花衛が出来てしまえば御花の美しさはくすんでいってしまうだろう。
(/初めまして!美しい世界観に惹かれてしまいましたので、花憑きにて参加希望です!pfのご確認よろしくお願いいたします!)
80:
花詠み [×]
2023-03-03 08:02:42
>78 参加希望様
>79 名無し様
(/素敵なPfありがとうございます!不備はございませんので、本編をお楽しみくださいませ…!)
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