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その血は華となり【途中参加 OK】/104


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69: 京王院 唯織 [×]
2023-03-02 17:39:09



 
>>67
>>カーメルさん

「 ああ。そうでした!
  あのね、お買い物に行きたいの。 」

( 彼女の言葉にぱちん。と思い出したかのように両手を合わせては元々自分が行こうとしていた目的地を思い出して。すっかり自分と同じ花憑きの彼女とのお話が楽しくて失念してしまっていた。
 `逸れることはない`との言葉に大丈夫、と何の根拠もなく答えるわけにもいかずにその言葉には苦笑いで返す。記憶をしている道を一人で歩く分には特に苦労することなく歩くことはできるが、今この町に対しての情報はリセットされてしまったためゼロに等しい。さらに言えば、白杖で段差等を確認しながら更に彼女の声を聴きながら視力ゼロの状態で歩く。確かに唯織は自分の御花によって盲目になりもう何十年も経ってしまうが、そんな芸当をできる自信があまりなく。 )

「 新しい置物を取りに行くの。
  ××という呉服屋さんなのだけれど…ご存じかしら。 」

( しゅん、と決して彼女には生えていない耳やしっぽが力なく垂れている様子が幻影として見えてしまうほどわかりやすく恐縮してしまった唯織、本来彼女ほどの家柄であれば使用人たちに頼むこともできたのだろうが、如何せん両親は`見栄え`にはたくさん金を使ってくれるのに`唯織自身`にはムダ金はびた一文たりとも使わない。ご迷惑かけてごめんなさいね、そんなことを申し訳なさそうに告げては、彼女の方向へ向かって深くお辞儀をして。 )



>>68
>>梵さん


「 美味しく頂ける…悪い…狼さん…。 」

( 瞳がなくても彼がどんなにたくさんの人を魅了してきたかがわかってしまう、蠱惑的な声と、それから物言い。この酒とたばこと、女の甘ったるい声と、欲望にまみれた男の声。視力がなくてもわかるくらい浮いてる自分に対して、まるで本当に最初からこの不夜城の住人だったかのように馴染んでいる彼。それに先ほど街の人たちとも仲良さげに話していたし、彼に対する女の子はもちろん、男の人たちの声だってみいんな色めきだっていたのを覚えている。
唯織は彼の言葉をぽかん、と間抜けに口を開けながら聞いていたと思えば、そのままの状態でそれを反芻する。美味しくいただける、というのはもちろん桃色的な意味なのだろう。ほわあ、なんて間抜けな声を出しながら口元をそうっと隠してはぽぽぽ、と白い頬に朱を散らす。彼女の御花である牡丹はどこ吹く風で、むしろ`アナタそんなことも知らないの嫌ァね。`といった様子である。
 矢ッ張りこういう街で遊んでいる方は違うのね、お声まで脳を溶かしてしまうはちみつみたいに甘いわ。だなんてませた生娘(言うまでもなくそうなのだが)のようにそんなことをぽわぽわふつふつ考えては、これが遊びのプロの所業か…とまた一人納得してしまう。基本的に独りぼっちで生きているので心の中の自己完結が多いのだ。友達がいないので。 )


「 とっても優しい狼さんに出会えてうれしいです。
  うふふ、ではお言葉に甘えて。 」

( 先ほどよりも調子の明るくなった声に、またぱっと顔を明るくさせる。きっと視覚からの情報を得ることができない自分のために声色を明るくしてくれたのだ。此の煌びやかな──とはいっても見えないが──街のような、そんな人だなと思った。先ほどから周囲を通り過ぎる人たちの彼の容姿に対する称賛や、それから過去に関係を持っていたのか桃色遊戯に関しての会話がひそひそと聞こえる。視覚の代わりに聴覚が発達している唯織はその会話に思わずくすくすとおかしそうに笑ってしまえば「 狼さん、大人気なんですね。 」とこれだけ周囲に噂される彼の美貌を自分も拝見してみたかっただなんて数十年ぶりに視覚がないことを悔やんで。何十年も生きているとはいえ、体はまだ女子高生のままなのでやっぱりかっこいい人は見てみたいのだ。  )



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