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自分のトピックを作る
68:
梵 [×]
2023-03-02 16:03:28
>62 蛍様
「はは、確かに。この街で動き回るなら俺を利用するに越した事はないからね。ヤバい奴は俺を避けるし、遊び人はルールを守るから」
あなたと一緒なら大丈夫という言葉に、随分信頼されたものだと笑いが溢れる。
くつくつと笑いをかみ殺しながら彼女をみれば、不可解そうな、何か未知のものを考え込むような不思議な表情をしているのが目に入る。
真面目そうな彼女のことだ。
きっと自分が言ったことやら何やらを反芻して悩ませているのだろうとぼんやり考える。
ゆるゆると首を振る様子に考えを霧散させる。
「じゃあ、少し街のことを知りに行こうか」
知っていれば対策もできるし、折角来てくれたんだから愉しんで欲しいし、と人懐こそうな笑みを一つ。
彼女を同じ遊び人にしてやろうという気持ちはなくて、純粋に街のことを知るヒトが増えることが嬉しい。
>65 カーメル様
飽きもせずに軽い調子で話しかければ、何やら彼女の雰囲気が変わったように感じる。
先程までは、警戒心を露わにする様子が仔猫っぽいなと思っていたわけだが。
耳を赤らめて照れている姿も可愛らしく、やはり仔猫っぽいなと思ってしまう。
擦れていないというか、純粋というべきか。
遊び、遊ばれ慣れていないその姿についつい悪戯心が顔を出す。
「そんな可愛い反応してたら、この街の奴らに喰われちゃうよ?まぁ、次にこの街へ来るまで、上手いかわし方覚えておきな」
スナックの前に着いてしまったため、揶揄うのはまた今度にしよう。
お決まりの合図をすれば、見知った顔が現れる。
案の定、隣の彼女と自分を見比べて『また厄介事を持ち込んで』と苦い顔をされてしまった。
にへらと笑みを浮かべてよろしくと伝えれば、鋭い舌打ちの後が返ってきたが、彼女には酷く優しい笑顔と柔らかい声で誘導するのだから女は怖い。
あんたは外で大人しく待ってなと母狼が威嚇しているかのようなプレッシャーをかけられた後に、勢いよく扉を閉められてしまった。
>66 唯織様
囁きに反応してか、そわりと膨らむ柔らかな髪と粟立つ肌。
随分と可愛い反応をしてくれると自分の口角がさらに上がったことに気づいて。
さて、これからどうやって可愛がろうかと考えを巡らせれば、予想外の言葉にガツンと衝撃を受ける。
自分のような欲に忠実なヒトとは正反対の、ルールの中で遊びを愉しむプロたち。
中にはルールを曲げてまで遊びに誘ってくれる可愛いヒトもいたが。
「はは、あの子たちと一緒にしちゃ可哀想だろ?俺はただの遊び人。老若男女問わず美味しくいただける悪い狼さんってところかな」
ホストなのかと確認したかと思えば、花が咲いたように喜ぶ花憑きの彼女。
街に来ること自体初めてなのだろうが、おそらく、自分のようなヒトと話すことも初めてなのだろう。
嫌悪されても仕方ない存在に、好奇心を溢れさせて喜ぶとはなかなかに変わった娘らしい。
皺一つない洗練されたデザインの着物とヒト離れした美しい容姿。
未知の存在に頬を上気させるその様は、箱入りというべきか。怖いもの知らずと言うべきか。
頬を染めてきゃっきゃとはじゃいでいたかと思えば、何を納得したのか1人でうんうんと頷く彼女。
1人で百面相を繰り出す姿に、思わず笑いが溢れる。
「ホストじゃないし、服も汚れれば綺麗にすればいいだけ。そんな気にすることじゃないだろ?」
それに遊ぶとなれば服は不要なのだから、汚れがいくらついたところで支障は出ない。
まぁ、遊ぶ前の雰囲気が欠けてしまうことは否めないが。
目の前の彼女に全てを語る必要はないだろうと笑みを浮かべるに留める。
クリーニング代も要らないよ、と言いかければ仔犬のようにしょんぼりしている姿が目に入る。
そっと差し出された名刺を見れば、予想通りいいところのお嬢さんであることが記されていた。
名刺をもらったところで悪用するつもりはないのだが。
ちらりと少女に目を向ければ、深々と頭を下げている姿が目に入って。
「あー…そんなに謝ることでもないよ。可愛らしいお嬢さんと出会えたんだ。靴の汚れ1つくらい安いもんさ」
湿っぽい雰囲気を霧散させるように、わざと明るい声と調子で告げる。
この街にきたのであれば、彼女にも愉しんでもらわなければ。
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