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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
65:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-07 21:35:53
>二代目賢者ギムニア
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会(鐘楼)― / >>63 】
(指輪を左手の人差し指につけ、再び顔を上げる。一代目賢者様が造り隠された棺だ、確かに解明されていない部分が多くても頷ける。トリケトラの紋章を手がかりに3つの鍵を探し、棺に迫っていく必要があるだろう。難易度の高そうな探し物に口元を一文字に結んで難しそうな顔をしていたが、しかし反対に瞳の奥に映るのは煌々とした輝き。骨のありそうな冒険ができる、という思いがつい冒険好きの自分の血を騒がせる。けれど賢者様の言うように一天四海流記を狙う輩がいる可能性は大いにあるだろう。「質問にお答え頂きありがとうございます。プロテクトについても了解致しました」と慇懃に答え、冷静に慎重に――と、己を落ち着かせるように小さく息を吸って吐き出し。このまま質問を続けるべきか少し躊躇したが、最後にどうしても聞きたいことがあって口を開き。できるだけ単刀直入に述べてみて。)
――では差し出がましくももう一つ、最後に質問がございます。別件で恐縮ですが、賢者様は手甲に記される蠍の紋様が、何を意味するのかご存知ありませんか。父を探す手がかりの一つなのです。
(/全然待てるのでゆっくりめの進行でも大丈夫です。サクサクできるのも好きですが、じっくり考えるのも楽しいです!こちらこそお忙しい中、レス下さりありがとうございました…!)
66:
主 [×]
2020-12-08 19:36:56
>フレスベルグ君
( / 早速のお返事ありがとう。これからもお待たせすると思うけど、互いに無理なく楽しんでいけたらと思ってます。なりきりって趣味の世界だから、一定のマナーや良識さえ弁えていれば背後会話も固くなりすぎる必要はないと思うし、どうぞお気楽に!そうだね、彼は自分にも他人にも一切甘さや妥協を許さない男だ。はたから見れば、愛情からベル君を育てたわけじゃないと言われてしまいそうなほど厳しい育て方だっただろうね。実際のところはどうなのか、それも本編で探っていけば分かるかもしれないね。
希望を聞かせてくれてありがとう。【焔馬の蹄鉄】は本編が進む中で話す予定だから、スタート地点は『二代目賢者ギムニアの声明に応えるため、指定場所である第二主都ミルジャスに向かう道中』にしようか。ベル君にとっては初めての長旅だろうし、慣れない旅路で道に迷ってしまう→ちょうど人の話し声がしたので道を訊こうと近付いていったらNPCと出会って――みたいな流れはどうかな?)
67:
主 [×]
2020-12-08 19:43:10
>リック
【 二代目賢者ギムニア / 第二主都ミルジャス- 教会(鐘楼) - / >>65 】
(まだうら若き青年の双眸の奥、確かに宿った炎を見て確信する――あの父にしてこの子在り、と。ジュードの持つ冒険に対する尋常でない執着心はもはや常軌を逸していた。あの男が今ここに居れば優秀な協力者になっただろうに、と惜しい気持ちに胸を満たしながらリックの追加質問に耳を傾けた瞬間。小さく、だが確かに、賢者の指先がぴくりと動いた。「 ……それは不可思議な、複雑な意匠であったか? 」心当たりがあると言外に示しながら、重苦しい声で問いを返し)
68:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-08 21:29:34
>二代目賢者ギムニア
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会(鐘楼)― / >>67 】
(賢者様には何か思い当たる節があるに違いない。あの日、自分たちを襲ったあの謎の襲撃者に少しでも近付けるのではないかと気持ちが逸る。冷静でいようと静かに凪いでいた水色の目が、ぱっと見開かれ。「はい、複雑で一度見たら忘れられない程の特徴的な模様――入れ墨で……」と言って言語化が難しく言葉を切り。ふいにリュックのサイドポケットから、メモとペンを取り出すとその模様を書き始める。「複雑ゆえ、正確ではありませんがおよそこのような特徴がございました。身長は170cm前後、双剣使いの者です」と、賢者様に蠍の模様を描いたメモを差し出し見せながら述べて)
69:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-09 15:02:05
>主様
( / こちらこそ諸々の確認をありがとうございました。此方もリアル優先で返信速度はまちまちですのでまったり楽しんでいきましょう。
ニーズヘッグは勿論、作り込まれた世界観の謎に触れられることが今から楽しみです。改めましてこれからよろしくお願い致します。
こちらの要望を聞いていただいて、これからの冒険への期待が高まるスタート地点をありがとうございます!ぜひその流れでお願いしたいです。 )
70:
主 [×]
2020-12-10 20:43:36
>リック
【 二代目賢者ギムニア / 第二主都ミルジャス- 教会(鐘楼) - / >>68 】
――――……。
(片方の眼でメモに描かれた紋様を一瞥し、もう一度あまりにも深く長い溜息を吐いて。悪い予感は見事に的中したようだ。父親の仇に繋がる手がかりを目の前にしては前のめりになるのも無理はない。しかし"それ"に立ち向かうには、ヒトはあまりに弱すぎる。重い沈黙の後、布の下にてようやく口を開き「 "それ"との戦闘は推奨しない。実力差という意味でも、復讐という意味でもだ。尚も"それ"を探すと言うのならば――、 」ゆっくりと踵を返し、壁沿いに並ぶ本棚から一つの古文書を取り出す。あるページを開けば、そこにはリックが記憶しているであろう因縁のトライバルと全く同一の蠍紋様が刻まれており。その上部に古代文字で何かが書かれており、賢者は包帯だらけの指先でそれを指し「 チェッタリントン。この名が手掛かりになるだろう。後は貴様が切り拓くのだ 」全ての解答を渡さないのは賢者なりの配慮。謎が残っていれば冒険への意欲も掻き立てられようというもの。言葉の裏に自分の道は自分で選べとエールを隠し、他に言いたい事は無いかと探るようにリックを見つめて)
71:
主 [×]
2020-12-10 21:03:40
>フレスベルグ
【 ???と山賊 / 針葉樹林 / >>69 】
(極北に位置する人里・ノーラッドから第二主都ミルジャスに向けて幾ばくか南下した地点――それが現在地たる針葉樹林である。木々のせめぎ合う獣道は見通しが悪く、鋭い枝葉が日光を遮り常に薄暗い。かなり南へ進んだ筈なのにやけに肌寒いのは、暖かい太陽光が地表へ届かないほど深い森の中だからだろう。獣も息を潜める昼時、静かな森の奥からヤイヤイと下卑た男たちの声が木霊する。薄汚れた身形に安価な防具、血で錆びついたサーベルやらモーニングスターやらを振りかざしながら、彼らは三人一組で寄ってたかって一人の女性を取り囲んでいた。彼女は身長165cmほど、柔らかいウェーブのかかった黒髪をゆるくシニヨンにまとめており、ふんわりとした後れ毛がうなじを彩る。こちらに背を向けているため表情は窺えない。が、男たちのテンションを見るに、彼女はこの辺鄙な所に居るには不自然なほど別嬪らしく、口々に『犯す』だの『泣かす』だのとステレオタイプな台同を吐き出してはゲヒャヒャと哄笑。その様は獲物を捕らえたと勘違いしている間抜けなハイエナの如く、まるで隙だらけで)
( / 了承ありがとう、こちらこそこれからもよろしくね。それじゃあいよいよ本編スタート!山賊三人はモブだから、適当に追い払うなり何なりして貰ってOKです。一旦背後は下がるけど、また何かあったらいつでも声掛けてね。あと、見易さを考慮してレスの上下に空白を入れてもらえると嬉しいな!)
72:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-11 22:59:30
>???と山賊
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 / >>71 】 ?
オイ!!何してんだお前らァ!!
(慣れぬ旅路で道に迷い数時間、重なり合った葉の間からかろうじて覗く高く昇った太陽に途方に暮れていると、聞くに耐えない下品な言葉と笑い声が森に響き、不謹慎にも安心しながらその方向へ駆け出して。助けてやるから許してくれや、と心の中で言い訳し、案の定な光景にスラリと剣を抜く。連中を切り伏せることは容易だろうが、女を怯えさせ逃げられて再び道に迷うことは避けたい。出来れば戦わずに済むように、声を張り上げながら、わざと枝や落ち葉を踏み鳴らし女の背後に仁王立ちして剣を構える。男達は乱入者にいきり立って各々の獲物を振り上げたが、相手が魔獣の毛皮を纏った2m近い大男と見るや一目散に逃げ出した。3対1であったから向かってくるやもと警戒していたが、今ほど自分のお世辞にもマイルドとは言い難い容姿に感謝したことはない。
さてそれから、今にも襲われかけていた女の背中に、どう怖がらせず声をかけたものかと逡巡し、突っ立ったまま結局その困惑がありありと浮かぶ声を絞り出して。)
……その、アンタ、大丈夫、デスか?
( / 空白かしこまりました。今は特に何も無いので此方も下がります。その他不備等ありましたらご指摘よろしくお願いします。/蹴可)
73:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-12 00:09:29
>二代目賢者ギムニア
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会(鐘楼) ― / >>70 】
チェッタリントン……。
(低く呟いた声音には憎悪と嫌悪と悲嘆が綯い交ぜになって、複雑な感情が胸に満ちてくる。賢者様が差し示してくれた蠍の紋様は、父と襲撃者が深い谷底へ転落した瞬間をふいに脳裏に蘇らせ。読めもしないページを思い詰めたようにじっと見つめる。心が揺らぐ。賢者様にチェッタリントンを探すのか探さないのか、肯定も否定も出来ずに開きかけた唇を閉じ。せめてもの回答として「しかし私には、それが父を探す唯一の手がかりにございます」と、もしかしたら仇敵に近付くことになるかもしれないと暗に述べる。賢者様の言う『それ』が人か魔の類か等、全ての回答を求めなかったのは冒険者としての矜持だった。――賢者様は冒険者の性質をよく知っていらっしゃる。父と旧知の間柄であることを実感し。――少しでも自分は父に似ているところはあっただろうか、そう思いながら再び頭を垂れる。冒険者たるもの、答えは自分で探そうと、これ以上の質問はないと口を開き。冷静さの中に情熱を燃やした口調で述べる)
ご丁寧にお教えいただきありがとうございました。黎明の棺の探索、しかと承りました。また父の件につきましてもどうすべきか、己の道を見極めて参ります。
74:
主 [×]
2020-12-12 19:36:21
>フレスベルグ
【 ??? / 針葉樹林 / >>72 】
――まあ。今日はよく人に会う日ねえ。
(蜘蛛の子を散らすように逃げる山賊はともかく、突如として背後から響いた怒号にも特別怯えた様子はないように見える女は、ゆったりとした所作でフレスベルグの方を振り向いた。右目はオニキスのような黒い瞳孔だが、左目は深いローズピンク。いずれも垂れ目がちで長い睫毛が母性と哀愁を両立させる顔立ちは、貞淑且つ危うげな未亡人を彷彿とさせるだろうか。魔導師のようなローブに隠れてはいるものの、観察眼が優れていれば、女性らしいふくよかさに恵まれた身体のラインを見破る事は出来る筈。一歩、二歩と臆することなく距離を詰め「 助けてくれたのね?ありがとう、冒険者の方。 」彼の磨き抜かれた武骨な片手を、柔く暖かい両手で包み込んで顔を見上げて謝意を告げる。ふわりと微笑む顔には怯えも恐怖も認められないが、触れ合っている華奢な両手は微かに震えていて)
75:
主 [×]
2020-12-12 20:18:33
>リック
【 二代目賢者ギムニア / 第二主都ミルジャス- 教会(鐘楼) - / >>73 】
それで良い。
(厳格な賢者の口から紡がれる肯定の言葉はとても貴重で、価値のある重さを纏いながら静かに頷いて。次の目的地についてもあれこれ指示を出す事はせず、偉大な冒険家の血を継ぐ彼の自主性に期待も込めて真っすぐに見つめ「 カリギュラの使徒よ、振り向くな。さすればそこが世界の果てだ、そこが貴様の終着点だ。 」己が道を往け。そう激励を送れば、多忙な賢者は再度空間を歪めて虚空へと消えていき)
↓
【 ガウ・アーデルハイト / 第二主都ミルジャス- 教会前 - 】
――あー!リックってお前だろ、リックリックリック・ウォーカー!
(教会から出てきたリックを出迎えたのは、まさしく昨夜酔いつぶれていた男。派手な身形の中に漂う武者の威厳は輝かんばかりの笑顔に隠れ、ブンブン大袈裟に手を振って歩み寄り「 六等星の親父から聞いたよ、昨晩は世話ンなったな。マスターにも詫び入れたが危うく出禁になるとこだったぜ! 」あれだけ泥酔していたのに二日酔いの素振りなど見せず、豪気に笑いながら力強くリックを肩を叩き「 ありがとな! 」改めてストレートに謝意を告げ。そして教会の尖塔を見上げながら「 お前も賢者様に会いに行ってたのか? 」世間話のように話を紡ぎ)
76:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-13 16:41:34
>トピ主様
(/こんにちは、お世話になっております、リックの背後です。
賢者様が空間移動を容易にできることから、超駄目元で一天四海流記を何もないところから呼び出すこともできないか試そうかと悩んでいるのですが、ガウさんとお話する前で止めておいた方がよろしいでしょうか。特に何も起きなければこちらでレス内に特に反応はなかったと描写をし、ガウさんと会ってお話するレスを次でお返しすることもできますが、どのようにするのが良いでしょうか。
また次の行き先についてのご相談ですが、すみません、こちらの質問が少なくて現段階で決めることは難しいと思うので、例えばどこかで情報収集できる場所があるならそこへ行く、ガウさんと良い関係が築けたならお互い情報共有する、などの方法で行き先を決定することは可能でしょうか。しかしストーリーや今後の展開のご相談がNGであれば、この件については蹴っていただいて構いません。
お手隙の際にでもお返事いただければ幸いです。)
77:
主 [×]
2020-12-13 22:29:00
>リック君
( / どもども、お声掛けありがとね。空間移動に関しては魔導を極めた賢者だからこそ出来る事ってニュアンスだね。ロル内でお試し描写をしてもらうのは大歓迎だけど、この例に関しては失敗が明らかです。お試し描写は基本的にいつでもロル内で気楽に試してもらって大丈夫、その都度こっちからアンサーするからね。
次の目的地についての相談は大歓迎です!リック君はNPCの引き出しを多くキャラシートに書いてくれてるから、その人達絡みでストーリーを繋げていくのも面白いかなと。例えば剣の師匠が何らかの理由で処刑されそうだ、って話を噂で聞いて、事の真相を確かめる為にそこへ向かう!とかね。そういう情報はいずれも今交流中のNPC(今を例に挙げるならギムニアかガウ)から仕入れられるようになってるから、ロルや台詞でガンガンストーリーの糸口を探してみて。続々と登場するNPCと良い関係が築けるかどうかもリック君の行動・言動次第だから、高い自由度を逆手に取って楽しんで貰えたら嬉しい。勿論、大筋のストーリーから外れそうな場合はこっちで修正をかけるから、どんなストーリーを紡ぎたいかを考えて行動してみて。理想のストーリー像があるなら、それを事前に教えてもらえたらサブストーリーの引き出しとして参考にさせてもらいます!)
78:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-14 18:25:04
>主様
(/了解です!失敗の描写をするのも面白そうなので書かせていただきました。またお試し描写をする機会があると思いますが、その時はよろしくお願いします!
目的地についても了解しました。新たに出会うNPCとお話するのも楽しみですし、昔からの知り合いと交流するのも胸熱です。私としてもNPCとの交流を深めたり、次の展開のきっかけを掴んでいきたいので積極的に動かしていきますね。ただ自分が動くことでストーリーからズレて主様に負担がかからないか心配なので「こう動かしてくれたら助かる!」ということがあれば遠慮なく仰って下さい…!
現時点ではまだやりたいことがぼんやりしているので、もし何か出てきたときはまた相談させていただこうと思います。ご丁寧なお返事ありがとうございました!/特になければ蹴可)
(>一天四海流記ギミック試すも失敗のため対象者なし)
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会(鐘楼)― 】
(前に進め、と背中を押してくれている気がして、賢者様が消えていった宙を見つめながら再度黙礼し。そしてふと思い立ったようにリュックから一天四海流記を取り出す。
これは魔導のプロである賢者様が冒険家の父に与えた魔道具。仕掛けが他にもあるのではないだろうか。空間移動を容易にこなすあの方なら、何もないところから一天四海流記を呼び出す、いわゆる召喚系の仕掛けを作ることも出来るのではないか。夢のような話だが、好奇心が疼く。周囲に未だ誰もいないことを確認すると、一天四海流記を少し離れた場所に置いて。言葉にせずとも一天四海流記自らがページを開いて反応したように、これも念じれば自分の目の前に一天四海流記が答えてくれるのではないかと思い。強く一天四海流記を心の中で呼んでみる。――が、何も起こらない。実際口に出して呼んでみても変わらない。
息を深く吸い、腰に手を当て天を仰ぐ。「知ってた、いや知ってたから」賢者様に向かって言っているのか父に言っているのか。誰もいないのでツッコミが返ってくるわけでもなく、変わらずしんとした静けさが辺りを包む。盗まれても呼び出せたら楽だったと思ったが、よく考えればプロテクトをかけているのだから安全面は考慮されているだろう。
そうして帰りの支度をすると、教会の職員へ一言声をかけて別れの挨拶を交わす。
――さぁ、行こう。己の道を進むために。)
>ガウ
【 リック・ウォーカー/第二主都ミルジャス―教会前―/ >>75 】
(教会を出ると、昨晩泥酔していた男の姿を見つけて「ああ!」とこちらも軽く手を振り返す。『出禁』という言葉を聞けばクスクスと笑って「それは危なかったな。リック・ウォーカーは俺で間違いないよ」と答えて。「多少荒っぽく揺すっても起きないからさ、心配してたんだ。でも良かった、嘘みたいに元気だな」彼のさっぱりとした陽気さには二日酔いも見られず、笑みを浮かべて感想を述べる。「『お前も』ってことはそっちも? ……と、名前を聞いてもいいか?」名家であるアーデルハイトの者がなぜミルジャスにいるのか気になってもいて。さり気なく彼は指輪をしているか確認しながら、振ってくれた話に乗る形で愛想よく答えて)
79:
主 [×]
2020-12-14 21:48:15
>リック
【 ガウ・アーデルハイト / 第二主都ミルジャス- 教会前 - 】
俺とした事が、キレーな姉ちゃんに一服盛られちまったみたいでよぉ。普段は麦酒一樽飲み干したってピンピンしてんだ、ホントだぜ?
(あれだけの迷惑をかけたのだから邪険に反応されても仕方が無いと覚悟をしていたが、予想と反して気さくな反応が返ってくれば調子に乗ってガハガハと笑いつつ事の顛末を。「 お陰でありったけの路銀スられちまってよ。お前も気を付けな! 」マスターが目撃した美女とはスリの事だったらしい、ガウのような屈強な冒険者相手に不届を働くとはよっぽどの怖いもの知らずか、それとものっぴきならない事情があるのか。ともかくガウ本人は奪られた金には未練もなさそうにあっけらかんとした態度で「 俺ぁガウ、ジャイハのガウだ!これも何かの縁だしよ、一杯引っ掛けてこうぜ!お前美味い飲み屋とか知らねえか? 」賢者の加護が刻まれた指輪は少なくとも他者から見える位置には身に着けていない様子。或いはただ貰っていないだけか。指を盗み見るリックの視線には気付かない振りをしながら、今しがた一文無しになったと白状したばかりにもかかわらず調子の良い提案を投げて)
( / 少し気になったから補足だけど、『一天四海流記は賢者からジュードに与えられたもの』っていう記述って僕どこかにしてたっけ…?もし紛らわしい説明があったなら御免ね、『』内の認識は誤り(というか未公開の情報)だから、リック君の脳内で修正して貰えたらOKです。宜しくね! / 蹴可)
80:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-15 08:12:53
>ガウ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会前―/ >>79 】
はは、よっぽど良い女だったんだな。気持ちは分からなくもないが、これを機に女も酒もほどほどにしとけよ。
(スリに遭って眠らされてしまったと分かると、彼に釣られるように笑ってしまい。金がないにも関わらず陽気なのは彼の気質なのか、それともアーデルハイトともなれば金には困らないのか。そしてファミリーネームを答えなかったのは、名家だとバレると面倒事も起こるからか。少々疑問に思いながらも顔に出すことはせず「良い酒場か……」と一天四海流記に記されていた『ヤドリギ』という店を思い出しながら、顎に手を当ててポツリと呟き。「でもアンタ、金の持ち合わせがないのに大丈夫か。それに棺の探索者の証が見えないけど賢者様にはもう会えた? 後回しにすることはあまりお勧めしないよ」首を傾げて心配そうに問いかけながら、彼は正式な棺の探索者なのか再度確認をして)
(/蹴可となっていましたが私のミスだったので謝罪だけ…!すみません、勝手にそう思い込んでいました。今後気をつけます。ご指摘ありがとうございました!/蹴可)
81:
主 [×]
2020-12-15 20:27:15
>リック
【 ガウ・アーデルハイト / 第二主都ミルジャス- 教会前 - / >>80 】
はあ?そりゃあ謝肉祭に歌も踊りも仮装もナシって言ってんのと同じだぜリックよォ!女愛して酒浴びてこそ男ってもんだ、なァ!
(目一杯に表情を歪め、大振りに両手を広げて難色を示しながらも声や態度は相変わらず賑やかで。仕上げにバシンと彼の肩を叩きながらニカリと歯を見せ笑い「 対価として払えるのは金だけじゃないぜ。まあガキは心配すんなよ、俺が奢ってやっから! 」突如として兄貴風を吹かせたのは彼が自分より幾ばくか年下と見ての事だろう。賢者に対する忠告にはコロリと目の色を変え「 マジかよ、すぐ行ってくるわ!で、どの酒場で待ち合わせするよ? 」数歩駆け出して思い出したように立ち止まり、振り返っては集合場所を問い)
82:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-15 22:10:52
>ガウ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―教会前―/ >>81 】
はははっ、なるほどなぁ。確かにそんな謝肉祭は味気ない。酒は俺も好きだから気持ちは分かるよ。――というかなかなか力強いなぁ。
(彼の明るさに感化されて楽しそうに笑いながら答える。冒険者として足腰は鍛えられているので叩かれてもふらつきはしないが、そのガタイの良さを見て非難というより関心めいた呟きをして。何か武芸でもしていたのだろうか。「いや、俺これでも22だしそこまでしてもらうわけには……」奢って貰うのは忍びない、と真面目ゆえに眉を下げて申し訳なさそうな顔をし。「『ヤドリギ』っていう発酵酒が美味い酒場があるんだ。街道を一本外れた路にあるからそこに来て」集合場所を聞きに来た彼に、指でその方向を指し示しながら告げて)
83:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-16 14:06:05
>???
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 / >74 】
ああ、気にすんな。危ねえから家までおくる……あ、
(振り向いた女の姿に苦手なタイプだとギクリと体を固める。この手の女は何を考えているか分からないし、かと言ってその優しい声や微笑みに居心地の良さすら感じる自分にも混乱するからだ。彼女が近づいて来た時は抵抗にならない程僅かにジリジリと下がっていたが、触れた手の震えに気づいて初めて目を合わせ。まだ手の柔らかさや優しげな眼差しには慣れないが、少し落ち着いた様子で真っ直ぐに顔を見ると、女性は見ず知らずの男に家を教えたがらないなど思い至らず、一応善意で馴れ馴れしい提案を。そこで自分が迷っていた事を思い出し「そのよ、おくる……おくるんだけど、道がわからなくてさ。わかるか?あっと……」どうにも締まらない内容に眉間に皺を寄せ、右手で音が聞こえるほど豪快に頭をかき、まだ名乗ってなかったことを思い出すと「俺はフレスベルグ、アンタは?」年相応より険しい顔に年相応な笑みを浮かべて首を傾げ。)
84:
主 [×]
2020-12-16 19:25:53
>リック
【 ガウ・アーデルハイト / 第二主都ミルジャス- 教会前 - / >>82 】
遠慮すんなって、昨日のツケ払わしてくれよ!んじゃ後でなー!
(相手の慎み深さをも吹き飛ばすような笑みは、有無を言わさず地を照らし空を熱する太陽の様で。後の合流地点にサムズアップで応えれば、嵐の如き勢いのままに教会の中へと駆け出していき)
↓
【 ??? / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>82 】
(リックが賢者の元を訪ねたのは朝早くの事、即ち現時刻はまだ正午にも届かぬほど日が高い。この時間からオープンしているこの店の珍しさもさることながら、更に稀有なのはこの時間から一人でバーカウンターに黄昏れるうら若き少女。歳はハイティーンからハタチの間だろうか、まだあどけなさの残る大きな瞳と小鹿のような華奢な四肢に、その横顔はバーという場所の雰囲気も相俟ってか幾分か大人びても見える。ボリュームのあるブロンドをツインテールにまとめ上げ、酒かジュースか傍目には判断のつかないグラスの縁を退屈そうになぞっており)
85:
主 [×]
2020-12-16 19:36:21
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>83 】
気に障ったかしら。ごめんなさいね、
(困ったように眉尻を下げ、穏やかな謝罪を紡ぎながら柔らかな手をそっと引き。どこか戸惑っているような彼の一挙手一投足に微笑ましげな視線を送りながら「 まあ、ありがとう。けれどね、私これから出掛ける所なの。あなたはどちらへ? 」数十センチも高い位置にある彫りの深い精悍な顔を見上げながら、真似をするように小首を傾げ。そして彼の名を聞いた途端「 …! 」ピクリと肩を震わせ反応し。けれどすぐに淑女のヴェールで僅かな動揺を覆い隠し「 宜しくね、――ベル君? 」視線を彷徨わせて数秒間悩んだのは愛称にどれを選ぶかで。目星をつけた仇名に相手が気を悪くしないかを確かめるように語尾を上げて「 私の事はリリスと呼んで頂戴。 」腹の前で手を揃え、ニコリと微笑んだ刹那に吹いたそよ風がふわふわと前髪を揺らし)
86:
主 [×]
2020-12-16 19:47:48
久々の募集掲示タイム。
現在③を大募集中です、質問・相談だけでもお気軽に!
>ルール[>>1]
>みんなの重要用語[>>2]
>募集枠[>>3]
>個人の重要用語[>>4]
>キャラシート[>>5]
裏設定・小ネタ・諸々の情報置き場→[https://www.saychat.jp/bbs/thread/665934/]
87:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-17 06:50:15
>???
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―バー『ヤドリギ』― / >>84 】
(店内に入ると人々は各々話に興じたり、静かにゆっくりと落ち着いて飲んでいたりと思い思いに酒を楽しんでいる様子。店員に後でもう一人来ることを告げてから、せっかくなのでバーカウンターで飲もうかと歩みを進める。すると既にそこには先客がいて、その少女の華奢な後ろ姿にぱっと目を惹かれた。しかし自分よりもいくつか若そうな遊び盛りの女の子が、この時間帯に一人でいることに疑問も抱く。「待ち合わせでもしてるのか?」少々気にかかって、椅子を引きながら彼女に声をかけ。驚かせてもいけないと思って、彼女のいる席から一席空けて座る。「ごめんな、急に。何だか退屈そうだったし、君みたいな若い子が一人でどうしたんだろうって思って」彼女が可愛らしいだけあって何となく放っておけず、気遣わしげな表情で述べて。そしてメニュー表を受け取るも、奢って貰う身だし少しは待ってみるべきか考えつつ。)
88:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-17 13:25:46
>リリス
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 / >85 】
俺はミルジャスに……!リリス。俺の名前を聞いたことがあるのか?
(手を引いたリリスの表情にドキリとして「悪い。驚いただけだ。」と慌ててリリスが近づいた分後ろに下がりながら謝罪する。手を離されて安心したはずなのに、名残惜しさも感じる左腕を素早く毛皮の下に引っ込めて。そんな自分を見る微笑ましげな視線の居心地悪さから逃れるように、行き先の質問に答えようとしたが、フレスベルグの名を聞いたリリスの肩が震えたのを見ると顔色を変え。ノーラッドから出たことが殆どない自分の名前を外の人間が知っているとすれば、姿を消したニーズヘッグが関係するのではないかという期待に、リリスが数歩歩いた距離を1歩で詰めると、屈むように顔を近づけてその肩を両腕で掴んで。その口調こそ穏やかなままで、肩もリリスが振り払えば簡単に離れるのがリリスにもわかる程手加減されてはいるが、その目はギラギラと光っていて。)
89:
主 [×]
2020-12-17 18:05:33
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>87 】
――ふふ。"若い子"って、何だかオジサンみたいな喋り方だね。
(リックの方へゆったりと顔を向け、僅かに顎を引いて控えめに笑いを零し。頬杖をついたまま、口角を上げながら少しだけ目を細めて「 あなたとラニ、そんなに歳違わないと思うなあ。ね、いくつ? 」故意に一つ空いた席にリックの気遣いを感じながら、人懐こく少し身を乗り出して世間話の延長で名前より先に年齢を問うて「 あなたもお酒好き?まだお昼前なのにやるじゃん。素敵! 」はしゃぐように華奢な両肩を小さく竦め、指先だけでグラスをそっと掴んで淡く持ち上げ「 乾杯。する? 」かくんと小首を傾げて楽しそうな笑みを向け)
90:
主 [×]
2020-12-17 18:19:11
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>88 】
……巡り合わせって数奇なものねえ。
(柔らかな両肩に硬い手が添えられても甘んじてそれを受け入れ、彼の逸った様子にも自分のペースを崩す事はなく静かに吐息して。相変わらず口角には笑みが浮かんでいたが、先ほど一瞬でも動揺を隠せなかった事を恥じるように片方の眉を僅かに下げ「 古ノルド語の響きに縁があるの。あなたと私、いま思い浮かべている男性(ひと)はきっと同じよ 」獣のような瞳孔に胸がざわつくのは、あの怪物のような男と似ているからだろうか。懐かしいような、切ないような表情で遠くを見た後、肩に置かれている彼の手の甲に自分の掌をそっと重ねて「 ――ミルジャスはこっちよ 」ニコリ、少しだけ顔を傾けそっと彼の手を肩から外し、踵を返して数歩だけ進んで振り返り「 ギムニアへ会いに行くんでしょう? 」言い終えてはふわり前へ向き直り、ローブのフードを浅く被って)
( / どもども、交流中にごめんね。今後の為に一つお願いがあるんだけど、台詞とロルの時系列は早い順に統一してもらっても良いかな?>85のレスを踏まえたうえで>88を例に挙げると、「俺はミルジャスに……!リリス。俺の名前を聞いたことがあるのか?」の台詞は時系列的に「悪い。驚いただけだ。」の後に来るべきだと思うんだ。今回は分かりやすい場面だったから時系列がごちゃ混ぜでも読解できたけど、大事な場面や戦闘時にはこうはいかない事もあるかもしれないし、そこに注意して貰えると有難いんだけど…どうかな?)
91:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-18 06:17:31
>ラニ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス――バー『ヤドリギ』/ >>89 】
えぇっ! ひどいなぁ。君は――ラニっていうんだ? 俺はリック。二十二だよ。そっちは……?
(言葉選びを指摘されて声を上げたが、気にしてなさそうに笑う。人好きのする彼女の笑みに何となく癒やされるのを感じながら、穏やかな口調で自己紹介を続けて。ミルジャスに着いてから忙しかったが、少しの時間でも腰を落ち着けることが出来そうでほうっと一息つき。もっとも、冒険家の自分は退屈過ぎるよりは良いので、その目に疲労の色は見えない。むしろ今後の冒険に期待があって精彩さえ放っており。「あぁ、酒は好きだよ。成り行きでこうやって話すのも」お世辞であったとしても女の子に褒められて悪い気はしない。頬が緩みそうになるのをきゅっと口元を結んで、照れ隠しに彼女から目を逸らしてバックバーを見ながら淡々と話す。しかし、杯を持ち上げ乾杯の提案をする彼女に目を合わすと、こちらも心持ち目元を緩めて微笑を浮かべて。奢って貰う側として待つべきか悩んでいたが、彼とは先程別れたばかりなので合流までまだ時間はかかるだろう。「いいね、せっかくだし。少し待ってて」昼前だし軽めのものにしておこうかとざっとメニューを眺めると、珍しくもノースフィア産の麦酒が目について。懐かしくなってそれを頼み、少ししてから赤みがかった美しい金色の麦酒が置かれて)
92:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-18 15:22:28
>リリス
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 />90 】
そうか、悪い。
ああ、ありが、いや待て、リリスもどっか行く途中なんだろ?
(特定を避ける物言いと逸らされた話から、これ以上は話す気がないのだと悟り、更にやんわりと手を外されてから、自分のしていた事に思い至り、襲われかけたばかりの女になんてことをとしょんぼりと眉と肩を下げて謝罪し。優しい笑顔に素直に頷いてついて行きかけたところで、先程リリスが言っていたことをハッと思い出して引き止めて。まだあの男たちが近くにいないとは限らず、追い払ったことで逆上していることも考えられる。自分をおくってから目的の場所へまたこの森を通るのは危険だろうと、リリスに1歩近づきながら困ったように眉間に皺を寄せて。)
俺は道を教えて貰えりゃ勝手に行ける。どこ行くんだ?せめて人の多いところまでおくらせてくれ。危ねえだろ。
( / こんにちは、毎回素敵なレスをありがとうございます、とても楽しませていただいてます。セリフの順番についてかしこまりました。こちらも戦闘中でもなく、セリフが2つだけのシンプルなシーンだったので、ロル内で描写すれば良いかと、蹴っていただいて良いセリフより重要な方を頭に持ってきたのですが、確かにわかり辛いですね。今後控えるように致します。失礼しました。)
93:
主 [×]
2020-12-18 21:37:57
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>91 】
ラニは…、忘れちゃった。
(生意気な軽口にも気立てよく対応してくれた彼の人の良さに、居心地良さそうにふにゃりと表情を緩める。が、年齢を問われれば一瞬寂しそうに目を逸らし「 おぼえてないの。 」悲しげで、悔しげで、どこか怯えすら漂わせるような声は小さくぽつりと落ち。しかし折角の空気を濁らせたくはないとすぐにぱっと表情を明るくして「 もっとリックのこと聞きたいな!どこから来たかとか、どうしてここにいるかとか、 」指折りはしゃぐ姿はさほど無理をしている様には見えず、少なくとも本心からリックの事を知りたがっているのは容易に察せられるだろう。飲み物が手元に揃ったのを見ればグラスを顔の横に掲げ「 何に乾杯しよっか? 」わくわくと目を輝かせてリックを見つめ)
94:
主 [×]
2020-12-18 21:51:44
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>92 】
――聞き分けの良い子ね。
(多くを語らずとも本質を見抜く観察力に素直に感心し「 賢い子は好きよ 」首だけで彼を視界に捉えゆるりと目尻を細めてまた前を向き。先ほどの剣幕の割には案外すんなりと諦めるのだな、と言葉には出さない感想を心中で呟きながら、こちらの進路を慮る声に一度立ち止まって振り返り「 私もギムニアに用があるの。 」だから問題ないでしょう、そう言外に示すように首を傾げ、ついておいでと言うように歩みを再開し。賢者様を名前で呼び捨てにしている事からもリリスの只ならぬ来歴を匂わせるには十分で、だが威張る気配も驕る様子も一切見せずに「 ベル君は優しいのね。さっきも男らしくて素敵だったわあ。 」外連味のない真っすぐな賛辞をこそばゆくなるような柔らかく甘い声に乗せて)
95:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-19 14:04:17
>ラニ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―バー『ヤドリギ』― / >>93 】
――え……?
(ラニの呟きに最初は目を丸くして。しかしそれからは心配そうに彼女を見つめる。何やら複雑な事情があるらしい。そんな表情をさせたくはないという気持ちもあり、話を変えた彼女の思いを今は汲み取ることにして。「俺の出身はノースフィアだよ」と口を開く。「大陸北西部の小国。極寒とまではいかないけどそこそこ寒いとこでさ。でも昔から父に色んなところに連れ回されてたから、故郷にいるより冒険してる方が長いかもなぁ。……俺にはね、叶えたい願いがあって今日は賢者様の声明に応えに来たんだ」懐かしそうに微笑みを浮かべ、しかし目には決意を宿しながら言って。そしてグラスの中身を見ながら「そうだなぁ、『出会いに乾杯』って言ったら気障だと思う?」顔を上げ、冗談みたいな口調で悪戯っぽく笑って尋ね)
96:
主 [×]
2020-12-19 17:12:02
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>95 】
ノースフィア…。
(真新しい単語を耳にしたかのように反射的に土地の名を反芻しながら顎を引き俯く。靄のかかった海馬にはその地名に関して該当する情報は無かったようで「 これもちがう。 」リックに聞こえるか否か、小さな声でぽつりと呟き落胆を短い溜息として吐き出して。しかし"世界各地を巡った経験のある冒険者"という情報を得ればぱっと顔を上げ「 じゃあ、じゃあ!"青い砂漠の塔"のことは知ってる? 」期待を込めた目でじっとリックの返事を待ちながら「 私もね、どうしても叶えたいお願いがあるのっ 」華奢な両腕を胸の前に掲げ柔く拳を握り、逼迫した視線をリックへ注ぎ。冗談めかした言葉にはふるふる小さくかぶりを振って「 ううん。素敵! 」にへら、と緩い笑みを向け、自分のグラスに視線を落とし「 リックとラニの出会いと――ふたりの願いに、が良いな。 」ゆっくりと再度リックへと視線を向けて)
97:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-19 17:30:57
>リリス
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 />94 】
……聞き分け良くもなるさ。
(何を聞いても必要以上には何も答えてくれない男を師に持った故の、自覚していなかった諦めの良さを指摘され嫌そうに目を細め、吐き捨てるような自嘲を漏らし。賢者の名に今度こそ横に並び歩きつつ、その呼び捨てに目を丸くし「賢者様に会ったことがあんのか?」とリリスをまじまじと見つめながら素直に首を傾げて。褒められ慣れていない身にリリスの賛辞は刺激が強かったようで、顔に血が集まる感覚にぷいと顔を逸らし。いてもたってもいられないようなこそばゆさの一方、妙な居心地の良さに母親がいたらこのような感じなのだろうかと言う考えが頭を過ぎり、初対面の相手に何をと調子が狂っているのを自覚しワシワシと頭をかいて。ぶっきらぼうな声音の降参は、それだけならば拒絶の意を伝えられていたかもしれないが、隠しきれていない耳は薄暗い森の中でもその赤さを主張していて。)
勘弁してくれ。褒められ慣れてないんだ。なんでもまんま受け取っちまう。
98:
主 [×]
2020-12-19 18:42:14
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>97 】
――なら、彼に『もう俺を追うな』と言われても聞き分けられる?
(視線は前方を捉えたまま、穏やかながらも先ほどのような暖かい温度は宿らない声で唐突な問いを。賢者との関りを訝しむ彼の視線に応えるように、次は横に立つ彼の顔を見上げ「 ええ、ビジネスパートナーみたいなものね 」特に賢者との繋がりを隠そうともせず重要な関係性を明かすのは、フレスベルグに何らかの縁を感じての事なのだろうか。ふと思い出したように一歩前に出て彼と向き合い「 彼、お行儀の悪い子は苦手なの。だから気を付けてあげて頂戴 」片腕を伸ばし、柔らかな人差し指でちょこんと高い鼻先に触れて忠告した後、微笑みを湛え。ふと、紅潮した耳に目が行けば思わず「 うふふ、 」愛おしげな笑みが吐息と共に零れ「 私はお世辞は言わないわ。だから素直に受け取ってもらえたら嬉しいの 」やわい手のひらの温もりを与えるようにフレスベルグの頬をするりと一撫でし、その手をゆっくり引きつつ)けれど、褒められるのが嫌なら控えるわ。
99:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-19 21:23:07
>ラニ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス―バー『ヤドリギ』― / >>96 】
えっと……、ラニは自分を思い出す手がかりを探してる……?
(彼女の呟いた声音がうっすらと聞こえて一瞥し。話を振られたくはなさそうだと思っていたが、考え込む彼女の様子に直感的にそういうことではないのかもしれないと感じて。少し踏み込んで、しかし嫌そうならすぐに謝ろうと様子を窺うように彼女を見ながら控えめな声音で尋ねる。そして「『青い砂漠の塔』か……」と、頬杖をついてぼんやりとした声音で呟き。一天四海流記なら何かしら情報が記載されている可能性はあるが、彼女の前で使うべきか悩んで目を細める。果たしてその名は正式名称なのか、それとも彼女がそう呼んでいるだけなのか、下手をすれば一天四海流記に引っかからないことも考えられて。しかし切実そうなラニの、願い事を叶えたいという想いに共感し、ふっと表情を緩めて穏やかな笑みを浮かべる。「もう少し詳しく聞きたいな。それは願い事を叶えてくれるための建物で、他の人もそう呼んでるの?」首を傾げて、問いかける。「お! すごくいいね。じゃあ、俺とラニの出会い、そして二人の願いに、乾杯」顔を綻ばせ、麦酒の入ったグラスを彼女に向けて持ち上げ)
100:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-20 13:16:20
>リリス
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 />98 】
俺が追ってるのはアイツじゃなくて、最強の奴だ。それについて師匠の言うことを聞くつもりはねえよ。
(あくまでそれがあの男なだけだ。と、終までは言わずとも、リリスの温度のない声を意外に思ってチラリとその横顔を見やり、すぐに前に向き直ると少し語尾の掠れた穏やかな声で答え。人のことを深く追求はしないが、自分の夢や覚悟に踏み込ませる気もないと、焔馬の蹄鉄を手に取ると首にかけたまま見つめ、覚悟を再確認するように握って。賢者との関係をこともなげに語るリリスに「 へえ、リリスはすげえんだな。 」と疑う様子もなく感心したように相槌を打ち、目の前に来たリリスにぶつからないように足を止め。つつかれた鼻ごと顔を隠して顔を逸らし「 う、行儀なあ。得意じゃねえんだよなあ。 」と今度の頬の紅潮は照れよりは苦手なことに対する動揺が滲んでいて。そのまま優雅とは言い難いが実直な印象を与える爽やかな動きで膝を地面につき、自分の頬を滑った柔らかい手を剣ダコや傷跡で固くなった大きな手でとって「 貴女の様な美しい方にお褒めいただき光栄です。 」と真面目な顔でリリスを真っ直ぐに見上げ。「 はっ、こんな感じか?……ケツが痒くなるな。 」寧ろ照れ隠しだと分かりやすいほど品のない動きで、本当に臀部をかきながら立ち上がり、どさくさに紛れてボソリと。)
リリスなら嫌じゃねえから、困る。
101:
主 [×]
2020-12-20 13:18:48
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>99 】
……ソロルを探してるの。
(問いに応える表情は深刻そうではあるが、話すのを厭うような雰囲気は感じられない。ソロル、つまり"姉妹"を意味する言葉を口にした一瞬だけ、決意を感じさせる強い光が大きな緋色の双眸に宿って。「 ラニの記憶の手がかりが見つかれば、ソロルの居場所も分かるかもしれないの 」所在はおろか生死すら不明の姉妹、それに加えて実体のない自分の記憶を追い求める姿は、父とその仇の面影に衝き動かされ旅をするリックと似ているかもしれない。" 青い砂漠の塔 "についてリックから投げられた問いには、ふるふると控えめに首を左右へ振って「 わからない。でも、最近毎日ラニの夢に出てくるの 」塔が実在する確証もない話だが、ソロルと記憶に近付くためにそれしか手がかりが無いのも事実で「 何か知ってる…? 」おず、と縋るような期待を込めて上目遣いに見つめて。リックがグラスを掲げたのを見て此方も同じ乾杯の姿勢を取り「 えへへ。乾杯っ 」照れくさそうな、でも確かに嬉しそうなはにかんだ笑みと共にカチンとグラス同士を合わせ中身を一口飲み込んで)
102:
主 [×]
2020-12-20 15:45:21
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>100 】
茨の道ね――けれどどれだけ痛くったって進むのを止めない。あなたはそういう子なのね、
(最強を追い求める事、それは即ち修羅の道。自分より強い人間や、人知を超えた力を持つ魔族すら闊歩するこの大陸で最強を勝ち取る事は天地開闢の奇跡に等しい快挙だろう。けれど臆面もなくその夢を語れる若さと芯の強さに微笑みを深め「 だから彼はあなたを磨き上げた。 」その確信を持つには僅かな言葉を交わしたこの数分間で十分で。そして思い起こされるのはかの怪物との" 契約 "の事。今一度フレスベルグの目を見つめて「 ベル君くらいの歳では無茶も無謀も大切ね。けれど絶対に命だけは落とさない事。大丈夫、落としかけても私が拾ってあげるわ 」今後もあなたと一緒に旅を続ける、そんな自分の意志を言外に含ませながらゆるりと首を傾げて笑って。礼儀を強いる言葉は嫌だと突っぱねられるかと思ったが、予想に反して素直に跪く姿をキョトリと見つめ、武骨な手にされるがままに慇懃な言葉を受け取り「 ……まあ! 」想定の遥か上を行く上出来さに花開いたようにぱっと表情を綻ばせ「 あのひとはそんな事教えてくれなかったでしょう?良く出来たわね、凄いわ。 」多少お下品なその挙動を咎める事もなく、両手のひらの付け根をくっつけたままパチパチと小さい拍手を贈り。再度自分の目線より上に上がってしまった顔を見上げ「 何が困るの? 」意地悪のつもりかそれとも天然なだけか、じっと目を見つめて問いを投げ)
103:
主 [×]
2020-12-20 17:53:58
現在③を大募集中です。三つの募集枠で最も『魔族』との関わりが深く、希少民族の末裔というアツい設定が光るキャラです。ストーリー開始時点の最終目標は『魔族に転生すること』であり、一際異彩を放つストーリーを構築していければなと思ってます。
質問・相談だけでもお気軽に!
>ルール[>>1]
>みんなの重要用語[>>2]
>募集枠[>>3]
>個人の重要用語[>>4]
>キャラシート[>>5]
裏設定・小ネタ・諸々の情報置き場→[https://www.saychat.jp/bbs/thread/665934/]
104:
主 [×]
2020-12-20 19:47:44
>リック君、フレスベルグ君
( / おふたりにお知らせ、賢者の書斎(サブトピ)を更新しました!ラニとリリスの現時点キャラシートと、イラストメーカーをお借りして二人のイメージ画像も作ってみたので、是非チェックしてみてね!自キャラの小ネタ・小噺・イラストなんかはいつでも向こうに投稿して貰って構わないから、気軽に使ってね~。)
●サブトピ⇒[https://www.saychat.jp/bbs/thread/665934/]
105:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-20 22:25:23
>ラニ、一天四海流記
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス - バー『ヤドリギ』 - / >>101 】
――ソロル……?
(聞き慣れない言葉に反射的に呟くも、その語感から異国語らしいと感じ。各地を巡るうちに多少の語学力は身についてくるもので、目を細めながら記憶を辿り「 ラテン語で " 姉妹 " だったか…? 」と呟き。「 ――そうか、君も人探しをしてるんだな 」大切な者を探す苦悩を身に染みて知っていたから、その声音は複雑で。僅かな希望があるなら、それに縋りたいという気持ちも深く共感できる。しかしここで一天四海流記を使っていいのだろうかと葛藤がやはりあって、動揺を避けるようにこちらを見上げてくる彼女からふいと目を逸らす。束の間頬杖をつき、眉根を寄せて難しい顔で思案して。記憶がない彼女は謎めいていて、毎日夢に見る塔というのも不可思議で曖昧だ。ガウのようなガタイの良い冒険家でもスリに遭うように、気を許し過ぎると何が起こるか分からない。彼女の場合は例え記憶が戻ってからどうなるのかも予想がつかない。慎重で臆病な自分が頭をもたげてきて深く息をつく。だが彼女の力になりたいという想いも確かにあって「 調べれば分かるかもしれない。……ちょっとごめんな 」と固い口調で言うと、椅子の下に置いたリュックを膝の上に乗せ。ゴソゴソと底に沈んでいた一天四海流記を、周囲に見えないようリュックの中で開く。 " 青い砂漠の塔 " と心の中で強く唱え、一天四海流記の反応を待ってみて。これでダメなら、塔の外観を夢で知っているだろうラニに一天四海流記を渡してみるしかない。そして彼女と乾杯をすればこちらも照れたように笑って)
(/毎回ラニちゃんの可愛さに悶絶し、そしてベルくんとリリスさんのやり取りや描写の上手さに目が離せないリックの背後です。サブトピック確認させていただきました!イラストまで素敵過ぎました…!今後の展開も楽しみで仕方ありません。
もしかしたら短めの小説や裏話、故郷の設定等を投稿することもあるかもしれませんが、内容的に今後のストーリーや世界観にそぐわない場合はご指摘いただけるとありがたいです。今後ともよろしくお願い致します…!)
106:
主 [×]
2020-12-21 00:23:40
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>105 】
(ソロルの意味を問われれば声には出さずこくんと首肯し「 たったひとりの、大切なお姉ちゃんなの 」面影や声すらも思い出せないけれど、何もない空っぽな少女の心を独占してやまないソロルの存在に、無意識のうちに胸の辺りをきゅうと握り締めていて。「 リックも大切なひとを探してるの…? 」君"も"という接続詞にふと顔を向け、彼が気遣ってくれたのと同じように控えめに問う声音には" 嫌なら何も言わないで大丈夫だよ "と言わんばかりの想いが込められており。掴みかけたかもしれないソロルと記憶の手がかりを目の前にしているからこそ、リックの作った数刻の沈黙はあまりに重苦しく長時間に感じられて、乾杯の時に掴んだグラスに両手を添えて目を瞑り。そして再度リックが口を開いてくれたことに反応しぱっと目を瞠ってそちらを見つめる。調べる、という言葉が示す意味が分からず、まるで周囲を警戒するかのように鞄を覗き込む彼の姿を不安そうに眺めながら「 何か分かった…? 」と問うた瞬間。一天四海流記が内蔵する魔道具としてのエネルギーにぴくんと身じろいで「 ――それ、すっごく"強い"魔道具なんだね。誰の作品だろう…。 」独り言のようにぽつりと呟き)
【 一天四海流記 (著:ジュード・ウォーカー) 】
(リックが検索ワードを念じた瞬間、触れ続けてようやく感じられるほど微細に流記が振動を初めて。どうやらクリティカルな固有名詞以外で検索をかけた場合、流記に蓄えられた膨大な知識や記録をフィードバックするのに相当魔力が動いているらしい。無論その魔力はリックのものではなく流記そのものに蓄積されたエネルギーであり、不可視であるそれを感じ取れたラニにも違和感があるだろう。ともかく、検索ワードに最も近いであろうページがパラパラとひとりでに開かれて)
≪ ラジャ=ハリ砂漠 ≫
『最西端の集落ラジャ=ハリを超えた最果てに存在する広大な砂漠。言わずもがなのアネクメーネであり、ラジャ=ハリの族長に直談判したが砂漠への侵入は許可して貰えなかった。何でもそこには【 砂漠の蝶 】と呼ばれる魔物が巣食う塔があるのだそうだ。なぜ【 砂漠の蝶 】がラジャ=ハリに定住しているのか、その塔には何があるのか、かなり問い詰めてみたが族長は口を割らなかった。しかし一つ教えてくれたのは、その塔を中心とする円形エリアは世にも奇妙な青い砂で満たされているらしい。そして、年々青い砂のエリアはその直径を拡大しているらしい。「 魔族絡みなら呑気に集落で生活をしている場合ではない、早急に調査隊を組んで塔と青い砂を分析すべきだ 」と進言したが、保守的な彼らには響かなかったらしい。私一人でも調査に向かおうとしたが、ラジャ=ハリ砂漠を進むには【 砂海船メルガ 】という特殊な船舶が必要なのだそうだ。詳しい事は解らないが、それが魔道具であること、また膨大な魔力を動力とすること程度は予想が付く。さすがの私もここはお手上げだった。』
( / わざわざ反応有難う、ラニを気に入ってもらえてほっとしたよ。別サイドの物語も追ってくれてるみたいで嬉しいな、いつかリック君とベル君の道が交わる瞬間を用意できたらいいなと思ってるから、ぼちぼち楽しみにしててね。それと、このトピの世界観を大事にしてくれて本当にありがとね。此方こそ、今後とも宜しくです。 / 蹴り可)
107:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-21 18:36:25
>ラニ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス - バー『ヤドリギ』 - / >>106 】
(唯一の肉親を探すラニの姿がますます自分と重なって、彼女を見つめる眼差しが湖面のように静かに凪いでいく。「 そうか……ラニはお姉さんを。大切な人がどうしてるのか分からないのって不安になるよな 」と、穏やかな口調で述べ。「 俺はさ、父を探してるんだ 」ラニが気を遣ってくれているのが分かると、目元を和らげて微笑みを浮かべて続ける。「 たった一人の肉親だよ。俺の手がかりは……これ、と " チェッタリントン " ていう名前。何か覚えはないかな 」鞄のサイドポケットからメモ帳を取り出し、先程賢者様に見せた蠍の文様を書いたページをラニに見せて。彼女に記憶がないとはいえ、一応首を傾げて尋ねてみる。しかし一天四海流記の様子が昨晩と違うことに気付くと怪訝に目を細め、そして魔道具と言い当てたラニにぎょっとして顔を上げる。「なんで、」と言葉が口をついた瞬間、ふいに流記のページを捲る動きが止まってハッとして視線をその頁に向け。文章を目で追い始める。疑問が次々と浮かび上がってきて、目を細めながら眉根を寄せ、片手で口元を覆う。ラニはこれを知ったらどう思うだろうか。いや、しかし決断するのは自分じゃない。「 ラニ、分かったことがあるよ 」ふいに彼女に真剣な眼差しを向ける。「 調べた箇所を見せて君に教えたっていい。でもこれが君にとって良い話なのか悪い話なのか俺には分からない。そして君はこの先この魔道具について、絶対誰かに言ったり悪用したりしないって約束できる? ……疑うようなことを言ってごめん。でもこれは預かりもので本当に大切なものなんだ。……どうする? 」今自身が使用したものが " 調べものができる強い魔道具 " だと知れてしまった以上、姉を探す旅をしていれば遅かれ早かれ、これが一天四海流記だったと気がつくだろう。真っ直ぐに、しかしどこか彼女を心配するように見つめながら尋ね)
108:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2020-12-22 16:45:46
>リリス
【 フレスベルグ・ノーラッド / 針葉樹林 />102 】
どうだか、あのおっさん何も言わねえから。案外ただの暇つぶしだったかも知れないぜ。
(確かに茨の道だろう。命の保証もない道の先に何が見えるかなどわからないし、そもそも何も無いかもしれない。それでもあの男の背中に夢を見てしまったのだから仕方がない。あの男の視界を知りたくなってしまったのだ。リリスの確信を持った微笑みに素直に頷くには反抗期が長すぎて、軽口を叩くもそんな男でないことはよく知っていて、その表情には長年の信頼や家族の情が滲んでおり。見つめられると一瞬キョトンとした表情を顔にうかべ、自分が死ぬような相手から助けてくれるというリリスをまじまじと見つめ返し「 おー、リリスはすげえんだな。 」と先程と同じように疑ったり笑ったりすることなく感心し、リリスが何を背負っているのかは知らずとも、唯ならぬ縁を感じとり素直に頷き「 その時は頼んだ。 」とへらりと笑い返して。大袈裟なまでに礼儀正しい挙動を褒められれば、自分よりもニーズヘッグの礼儀作法や子育てに対するリリスの不信感へ苦笑し。「 まあ、そーいうのは殆ど村の奴の見様見真似だ。足らねー部分はリリスが教えてくれ。 」これから共に旅をするんだろ?、という視線を向け首を傾げ。何処までも逃がしてはくれないリリスにとうとう耐えきれなくなって、視線から逃れるように膝の泥を叩くと顔をあげないまま「 知らね。 」と首まで赤くなって素っ気ない声で吐き捨て。)
(/サブトピ確認致しました。pfの移行ありがとうございます。リリスさんが本当に魅力的で背後までドキドキしております。此方もリックさんの物語を楽しませていただいているので、今後お話出来る機会があれば嬉しいです。おふた方のロルなどと比べて未熟な点が多いと反省しきりです。
自分用にフレスベルグのキャラデザを描き止めた落書きがあるので、もしかしたら綺麗にして投稿するかも知れません。その際は特に蹄鉄は詳細な外見など御指摘いただけると幸いです。
今後もよろしくお願いします。)
109:
主 [×]
2020-12-23 18:17:36
>リック
【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>107 】
(リックの探し人を耳にした瞬間、父親という概念にどこかハッとしたように瞠目し。"何故、ソロルが自分の唯一の肉親だと断言出来たのだろう?""何故、自分に父親は居ないと確信していたのだろう?"そんな実態のない疑義に呑まれかけ沈黙していた矢先、チェッタリントンという独特な響きにカクンと首を傾げ「 遊戯の魔――? 」リックへ視線は向けず呆然と俯いたまま、自分で自分の海馬を疑うような口調で呟いて。ソロルに関する手がかりがあると告げられれば、ハッと息を呑み思わず両手で口を覆って。気の遠くなるほど昔から探し求めていたような気がするたったひとりの存在に近付けるかもしれないのだから、それだけで感極まってしまいそうなのを何とか堪えながらこくこくと頷き「 約束、する…っ 」その誓いを口にする事が精一杯で。早く早くと急く気持ちをどうにか抑えながら「 だからお願い、お願いだよリックぅ…っ 」切実な、消え入りそうな声と共にきゅぅと双眸を閉じて)
110:
主 [×]
2020-12-23 18:31:56
>フレスベルグ
【 リリス / 針葉樹林 / >>109 】
いいえ。
(横に並び立ち歩みを再開しつつ不意にきっぱりとした否定を落とすが、声色は相変わらず柔らかく「 彼が時間を無駄にするような男(ひと)じゃないって、あなたも薄々勘付いているでしょう? 」フレスベルグが寝静まった後、そしてまだ夢の中に居る早朝、小屋の外から鍛錬の音を夢見心地に聴いた事があるか。一度たりとて、あの男が眠った姿を見た事があるか。そんな事実に訴えかけるように、隣の顔を見上げ「 無意味な事はしないのよ。私も、彼も。 」――そんな時間は残されていないの。そう紡ぎかけた言葉はついぞ吐息に乗せる事はなく再度前方へ向き直り。「 見て盗んだにしては質が高かったわ、きっと才能があるんじゃないかしら。そうね、お行儀は良いに越した事はないもの 」礼節を弁える事に羞恥心を感じているのかと思えば、意外な向上心の強さに願っても無いとニコリ微笑んで。勉強熱心な性質も彼をここまで鍛え上げたのだろうと得心しつつ、そっぽを向いてしまった彼に「 あらあら。 」空気を擽るような、淡い笑い声で彼の降参を許して。ザクザクと地を踏みながら「 ミルジャスの前に一箇所寄り道して良いかしら。待たせている子が居るの 」森の終わりが近付いているのか、少しずつ木の感覚が広く木洩れ日の差し込み始めた道で、愛おしげな目をして前を見つめて)
( / 向こうの確認ありがとう、さすがお二人さん、互いの道を把握しているんだね。二人の道が交差するとき、敵か味方かは分からないけれどそこも楽しみにしていて。こちらこそ、不器用だけど案外素直なベル君の反応に嗜虐心を擽られながら楽しませてもらってるよ。イラストの件もいつでも歓迎だし、気軽にサブトピで声掛けてね。それじゃ、こちらこそ今後ともよろしく! / 蹴り可)
111:
リック・ウォーカー [×]
2020-12-25 16:56:29
>ラニ
【 リック・ウォーカー / 第二主都ミルジャス - バー『ヤドリギ』 - / >>109 】
(遊戯の魔。その言葉を耳にすると目を見張ってそちらに顔を向け。しかしそう呟いた彼女の方が愕然としているように思え「 ラニ…? 」と心配そうに声を掛けて。そして約束を誓ってくれたものの、今までの話を総括して考えると無意識に視線がテーブルに落ち、思案してしまう。考えれば考えるほど彼女に対して心苦しさと、考えを振り払いたい自分がいて、乾いた喉を潤すためにグラスに口をつける。嚥下して一つ息をつくと「 どうすべきかな… 」グラスを手にしたまま苦笑して呟き。けれど知りたがる彼女の姿はやはり自分とよく似ていて、自分に出来ることがあるのならとも思ってしまう。「 約束してくれてありがとう。……でも忘れないで、ラニ。例え君が何者でも、他者を気遣え、明るい今の自分を、絶対に忘れないで 」祈るような声音で言って、ページを開いたままの一天四海流記の入ったリュックを隣の椅子に置いて。「読むなら鞄の中で読んで」と静かな口調で一言添え。)
112:
主 [×]
2021-01-02 15:57:50
みんな、あけましておめでとう!今年もどうぞ宜しくね。
年末年始で色々バタバタしててお返事お待たせしちゃってて御免ね。落ち着いたら絶対返すから、もう少しのんびり待ってて…!
113:
リック・ウォーカー [×]
2021-01-03 13:04:00
あけましておめでとうございます。
昨年はこのような素敵なトピに出会え、点と点が繋がっていくような緻密に組まれたシナリオに楽しませていただきました。
こちらのことはお気になさらず、リアル優先で全く構いません。いつでもお待ちしています。
今年も背後共々よろしくお願い致します。
114:
フレスベルグ・ノーラッド [×]
2021-01-03 20:07:07
あけましておめでとうございます。
こちらこそ年末年始でお返事が遅れて申し訳ありません。
昨年はとても素敵なトピックに出会うことができて、お返事を待って過ごすのが楽しみな年末でした。
取り急ぎご挨拶だけになりますが、早めにお返事できるように致します。
今年もよろしくお願い致します。
115:
匿名さん [×]
2021-12-03 16:00:49
上げ
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