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2020-12-21 00:23:40


>リック

【 ラニ / 第二主都ミルジャス- バー『ヤドリギ』 - / >>105 】

(ソロルの意味を問われれば声には出さずこくんと首肯し「 たったひとりの、大切なお姉ちゃんなの 」面影や声すらも思い出せないけれど、何もない空っぽな少女の心を独占してやまないソロルの存在に、無意識のうちに胸の辺りをきゅうと握り締めていて。「 リックも大切なひとを探してるの…? 」君"も"という接続詞にふと顔を向け、彼が気遣ってくれたのと同じように控えめに問う声音には" 嫌なら何も言わないで大丈夫だよ "と言わんばかりの想いが込められており。掴みかけたかもしれないソロルと記憶の手がかりを目の前にしているからこそ、リックの作った数刻の沈黙はあまりに重苦しく長時間に感じられて、乾杯の時に掴んだグラスに両手を添えて目を瞑り。そして再度リックが口を開いてくれたことに反応しぱっと目を瞠ってそちらを見つめる。調べる、という言葉が示す意味が分からず、まるで周囲を警戒するかのように鞄を覗き込む彼の姿を不安そうに眺めながら「 何か分かった…? 」と問うた瞬間。一天四海流記が内蔵する魔道具としてのエネルギーにぴくんと身じろいで「 ――それ、すっごく"強い"魔道具なんだね。誰の作品だろう…。 」独り言のようにぽつりと呟き)


【 一天四海流記 (著:ジュード・ウォーカー) 】

(リックが検索ワードを念じた瞬間、触れ続けてようやく感じられるほど微細に流記が振動を初めて。どうやらクリティカルな固有名詞以外で検索をかけた場合、流記に蓄えられた膨大な知識や記録をフィードバックするのに相当魔力が動いているらしい。無論その魔力はリックのものではなく流記そのものに蓄積されたエネルギーであり、不可視であるそれを感じ取れたラニにも違和感があるだろう。ともかく、検索ワードに最も近いであろうページがパラパラとひとりでに開かれて)

≪ ラジャ=ハリ砂漠 ≫

『最西端の集落ラジャ=ハリを超えた最果てに存在する広大な砂漠。言わずもがなのアネクメーネであり、ラジャ=ハリの族長に直談判したが砂漠への侵入は許可して貰えなかった。何でもそこには【 砂漠の蝶 】と呼ばれる魔物が巣食う塔があるのだそうだ。なぜ【 砂漠の蝶 】がラジャ=ハリに定住しているのか、その塔には何があるのか、かなり問い詰めてみたが族長は口を割らなかった。しかし一つ教えてくれたのは、その塔を中心とする円形エリアは世にも奇妙な青い砂で満たされているらしい。そして、年々青い砂のエリアはその直径を拡大しているらしい。「 魔族絡みなら呑気に集落で生活をしている場合ではない、早急に調査隊を組んで塔と青い砂を分析すべきだ 」と進言したが、保守的な彼らには響かなかったらしい。私一人でも調査に向かおうとしたが、ラジャ=ハリ砂漠を進むには【 砂海船メルガ 】という特殊な船舶が必要なのだそうだ。詳しい事は解らないが、それが魔道具であること、また膨大な魔力を動力とすること程度は予想が付く。さすがの私もここはお手上げだった。』


( / わざわざ反応有難う、ラニを気に入ってもらえてほっとしたよ。別サイドの物語も追ってくれてるみたいで嬉しいな、いつかリック君とベル君の道が交わる瞬間を用意できたらいいなと思ってるから、ぼちぼち楽しみにしててね。それと、このトピの世界観を大事にしてくれて本当にありがとね。此方こそ、今後とも宜しくです。 / 蹴り可)




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