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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1582


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自分のトピックを作る
1227: レンブラント [×]
2024-07-01 22:03:18



>リリー(>>1223)


そか、えかった
(攫われる過程で毒の類を盛られている可能性もある、そんな風に疑り深く考えるのは屋敷の支配者たる黒薔薇がいかに佞悪か知っているから。安堵したようにぽん、と肩を叩いて微笑するも、この先彼女に体調不良の素振りが出ないかどうかは観察しておこうと決めて。蜂の羽音にも似た一瞬の音と共に空中に現れた黒い砂時計がひっくり返されるのを見ても焦るような感情が浮かんでこないのは、自身には少女の好きな所が幾つも浮かんでくるから――そのどれもが馬鹿正直に伝えられるようなものではないため脳内での選抜作業は必要だが「 ……なァ、もしかして一個も思い浮かんでへんのとちゃう? 」誤魔化す仕草のわかり易さ、それも彼女の好きな所の一つ。可愛げのある姿に微笑みを深めながら、すぅっと眦を細めて顔を覗き込み「 悲しいわ、俺はリリー嬢の好きなとこ何個もスラスラ浮かんでくンのに 」口許には弧を描かせたまま、悲しそうに眉尻を下げてみせるのはそうすることでまた何かしらの可愛い反応が見られると期待しての事)




1228: ギレルモ [×]
2024-07-01 22:08:43



>リーパー(>>1224)


ネズミちゃんは人間だから分かんないの。
(まるで自分ではなく相手方の肩を持つような言葉が返ってきた事にすぅと表情から色が失せ、目を逸らし口を尖らせては拗ねたようにぽつり。この屋敷のヴァンパイア、というより種族そのものを嫌っている様子からきっと何かしら過去に悶着があったのだろう「 アハ。美味しい美味しいネズミちゃん、キミの名前は? 」大袈裟に酷い酷いと共感されればこちらも同様のテンションで喜んだのだろうが、彼の心に刺さったような反応は予想外でだからこそ無性に心地よく。お人好しではないと自己紹介しながらきっと心根の優しい獲物なのだろう、優しい獲物は良い生き餌になる、そんな安直な下心から下から顔を覗き込むようにして名前を欲しがり。その姿勢のまま、ちろ、と腕に視線を移し「 …それ、勿体ない。どうせボタボタ零すだけなら、カワイソウなオレに恵んでよ。もう咬まないからさァ、舐めるだけ。ね? 」お強請りをするように少し間延びした声を選びながら赤いような黒いような、でもしっかりと血に濡れ蝋燭の灯を反射してヌラヌラ光る舌をべぇと出して)




1229: リリー・フリント [×]
2024-07-02 08:22:21





>レンブラント( >1227


( 宙へ突如として現れた砂時計は彼が出したもので無いとすれば、この部屋の仕掛けか何かか。きっとその砂が全て落ち切った時がタイムリミットなのだろう、その程度のあたりをつける事ができるだけの余力はあるのだが、どうしても “ 好きな所 ” その部分に頭を悩ませてしまう。そんな折に耳に届いた彼の声へ、目線は斜め下へと投げたままはたと動きを止めて。覗き込まれる事で彼の表情を視認すれば 「 !違うの!そうじゃ無くて、ええっと…… 」 悲しげな表情とは裏腹、緩んだ口元との歪さなんて自身に非があると思っている己には気付く事の出来る程のものでは無く。本意では無い顔をさせてしまった事に驚き訂正をしようと口を開いたのは良いのだが、勢いに任せすぎて上手く言葉が出て来ない時間が十数秒。 “ 笑わないでね? ” なんて小さな声で前置きをしつつ、恐る恐る持ち上げた視線を交えて 「 良いなぁって思う所はいっぱいあるのよ?でも、好きって感覚が分からなくって 」 ピアノは好きだし、音楽も観劇も好き。そんな風に物事に対して好きだと感じる事はあっても人間に対して抱いた事は無いに等しく、それは人間では無いと知っている目の前の彼に対しても同じ事 「 だから、私の問題 」 眉を下げ、へにゃりと情け無い笑みを浮かべて見せ )





1230: リーパー [×]
2024-07-02 08:22:54





>ギレルモ( >1228


人間にだからッつーか、アンタの事も殆ど何も知らねェからな
( 過ごした時間は吸血鬼たちも、今目の前にいる彼も然程長くは無いのは同じだが得た情報量の違いは一目瞭然。よく知っているからといって肩を持つような事はしたく無いものの、こればかりは致し方ない事では無いだろうか。拗ねたような様相に苦笑を浮かべ 「 だから、もっと教えてくれよ 」 なんてゆるり首を傾げ。覗き込んでくる顔にぱちぱちと瞬きを繰り返したのは先程まで己と言う存在に興味すら抱いていなさげな様子に見えていたから。何が動かしたのだろうか、そう頭を働かせながら 「 リーパー 」 短く名だけを告げたのは、それ以外の情報を求められているとは感じなかったが故。お強請りへとどう返すか悩む事数秒 「 …腕掴むのも無しだかンな 」 確かに彼の言う通り流れ出る血液が勿体無い、けれども先程のように腕を掴まれて逃げ場を失う事も避けたい。一つ溜息を溢し、約束とも条件とも付け難い言葉を飲んでくれるのであれば先程よりかは浅く、傷口が舐め取れる程度に腕を差し出すつもりで )





1231: レオ [×]
2024-07-02 18:58:51



>ラザロ(>1225


良いのか…!?
(彼からの思わぬ申し出に、それまで彼方此方気を移していた関心は一気に彼の方向を向く。そこに何か思惑があるとは露知らず、雲の晴れた太陽の如く輝く喜びを全面に問い掛ける合間に既に、煌めく視線は彼の翼や尾に惹かれて。彼からの確認に、「ああ、」と頷き余韻の引いた鼻から手を離し、「…こういった匂いには慣れないな。」どうにも普段以上に嗅覚へ鋭く刺さる香りへ悩むように唸りながらも、今度こそは何事も無くじっと座って大人しくする。「問題無い。ありがとう、ラザロ。」己に余程配慮しているのは、良い意味で彼らしくない柔過ぎる力の感触で察しており、作業自体に加えてその事も引っ括めた礼を告げに振り返った丁度、手拭いが目の前へと現れる。それを受け取り、残りの箇所の汚れ等は自力で泡と共に擦り落とした後、「ラザロ、君の手拭いを貸してくれるか。」再び彼へ向き直ったその顔は、宛ら大好きな玩具を目の前にした仔犬。自らのものは首を通して両肩に引っ掛け、空いた諸手を彼に伸ばすその意図は勿論、先程の申し出を率先して熟そうという邪気の無いそれ。期待も興味も綯い混ぜに頬を紅潮させながら、この十指に渡される物を今か今かと待ち侘び彼を見詰めていた。)




1232: グルース・リヨン [×]
2024-07-02 19:02:13



>ユギン(>1226


でも、君は嫌いじゃないだろう?
(揶揄と解る言葉に返す口振りも、ウインク混じりの微笑みも冗談そのもの。絡まり合う手の親指でそっと彼の関節の形を撫でていた刹那、不意に響いた音に視線を動かせば、壁の一辺にあの黒い茨が伝っていく所。「……おや、」それをじっと注視し象られた扉の向こう、すっかり見慣れた自室の風景が広がっている。――どうやら五分経ったらしい。彼の惜しむ声にその確信を得て、ようやっと解放された其処から上体を起こして立ち上がり、一息吐きつつ服を簡単に整えた後。「そんな顔はいけないよ、サー・ユギン。此処での終わりなんて、たった一時の話だろう。」殆ど普段通りと戻った穏やかな表情で、凛と朗々、小春日和の陽射しのごとき柔らかな言葉を紡ぎながら彼の前へと膝を折り敷いて。「……ほら、手を取って。この箱の外まで、僕に君をエスコートさせておくれ。」ゆっくり蕾が綻ぶように開いた掌を、彼へ差し出す。もしもそこに手を重ねてくれたのならば、今度は何も隔てる事無くその指先へと伏し目に口付けて、「…何だったら、そのまま僕の部屋に来るかい?」――さて、少年は何処まで思慮しているやら。わざと意図を読ませない戯れを、傾げた首と共に友へと放りながら、先の言葉通り彼を出口へ導くべく、淡く指先だけを繋いだ手を引いて足を踏み出した。)




1233: レンブラント [×]
2024-07-03 20:37:30



>リリー(>>1229)


ほんまかわええなあ。それが好きって事ちゃうの?LoveやのうてLikeの方な
(初心そのものだと公言しているような内容は無垢な獲物を愛で弄ぶ悪魔には垂涎の的。笑わないでの前置きを守るため、くふ、と漏れ出そうな笑気を噛み殺して締まりの無い笑顔を浮かべる少女特有の柔らかな頬へ冷たい手を伸ばし「 モーツァルトのピアノソナタで転調する所が好き、てゆうのと、リリー嬢が色んな表情見せてくれるンが好き、てゆうのはおんなじ“好き”やと思うけどなあ 」滑らかな肌触りと仄かな体温を楽しむように手のひらを頬の緩やかな曲線に沿わせて、親指で目頭から目尻にかけての頬のラインをすり、と撫でる。自分の感性を例えに挙げる事で純情な彼女に何かしらのヒントを与えられるだろうか、様子を見るような視線を注ぎながらゆっくりと手を引いて「 教えてや、君が俺にええなあと思うとこ 」何でも受け止めてくれそうな穏やかな微笑は父性すら感じさせるだろうか。今度は両手のひらを上に向けた状態で胸前辺りに差し出したのは、出口を作る鍵となる課題の一端をクリアするため)




1234: ギレルモ [×]
2024-07-03 20:39:08



>リーパー(>>1230)


好奇心強いんだねえ。じゃあネズミちゃんじゃなくてむしろネコちゃん?
(強力で野太い自分軸で生きている怪物は血液を除いて他者への興味が希薄なため、進んで相手の事を知りたがる彼のスタンスに物珍しさを感じてかくんと首に角度を付けてはじっと見つめる。この調子で色んな怪物から情報を収集すれば彼はこのお屋敷に拐かされた獲物の大半が知らずに死んでゆく真実に触れてしまうのかもしれない、だったら何もかもバラしてしまいたいと疼くような享楽心には自分でも気付かないまま「 オレのナニがそんなに知りたいのお? 」口許の笑みは深まる一方だが見開かれた双眸はその状態から揺らぐことなく、一見何の感情も伺えないようでわくわくとした色を声に含ませるのは相手から知りたがられたいという幼稚で面倒な欲求のため「 アハッ、こわあい名前 」人間の名前なんてあんまり記憶にないけれど、その中でも異色を放つ死神を冠する名前にはそう軽口を添えて「 リーパー、優しいんだあ 」再度鮮血を口に出来ると分かれば瞠られていた目の眦をすっと細めて嬉しそうに笑い、差し出された腕をまずは下側から冷たい舌にてれろりと舐め上げ。まるで腹ペコの飼犬が餌の一欠片も無駄にするまいと丹念に皿を舐め回すように、動きそのものは緩慢でありながらも念入りに腕の側面と傷口付近にも舌を這わせて)




1235: ラザロ [×]
2024-07-03 20:58:11



>レオ(>>1231)


ったく、特別だぜ?翼や尻尾はドラゴンの象徴で誇りなんだ、そう気安く誰彼触らせるわけじゃねえかンな
(動物の要素に興味を持つ彼の特性はこれまでの暮らしで何となく掴んでいたからこそ、むしろ嬉々とした様子で翼や尻尾の手入れを引き受けてくれたことにしめしめと思いながら調子良く言葉を続ける。その中に嘘偽りはなく、きっと彼ならば壊れ物のように丁寧にこれらを扱ってくれるだろうと期待して「 布の手拭いなんてチャチなモンじゃ俺の鱗は磨けねえ。こっちを使いな 」自らも彼と同じように手にして入った手拭いを首にかけ、浴室の無機質な棚から取り出したのはまるで布ヤスリのような手触りの大判なハンドタオル。それで柔肌を擦って傷付けてしまわないように気を付けながら手渡し、どかっとその場に胡座をかいて紺碧の鱗に覆われた翼と太い尻尾を彼に向け「 つるつるした面で持つんだぜ。ザラザラの方は俺の鱗用だからな、怪我しねえように気をつけろよ 」心做しか声色が弾むのは、ここ最近手入れから遠ざかっていたせいで僅かではあるが鱗の輝きがくすんでいると思っていたため。手の甲など日常的に磨きやすい部分は滑らかな煌めきを保っているが、身体の背面に位置する翼や尻尾にはズボラなドラゴンはどうしても食指が伸びなかったのだろう)




1236: ユギン [×]
2024-07-03 21:00:40



>グルース(>>1232)


もちろん、だあいすきさ
(戯れる行為のことか、それとも大人なようで少年のような彼自身のことか。間延びした甘い声でストレートに好意を囁き「 今夜は僕の王子様になってくれるのかい? 」上品な装いと立居振舞いで傅く姿はまさに高貴を体現した様。差し出された手とお誘いを無下にするなんて愚かな選択肢は当然端から浮かんですらおらず、冷たい手のひらをそっと重ねて立ち上がり「 導かれる側も悪くないね 」指先に触れる柔らかな体温に二対の尻尾は嬉々としてゆらゆら揺れて。エスコートに身を任せるように一拍置いてから一歩目を踏み出し「 おや、最初からそのつもりだったよ。こんな運命的な夜だもの、君を一人で寝かせるもんか 」くすくす、ベッドの中で内緒話をする時のように囀る笑い声を密やかに落として導かれるまま彼の部屋へ。その背後、一瞬にして空間は閉じいつもの退屈で上等な静謐が屋敷に戻るだろう)


【 今回のテーマでの脱出は成功です。イベントへのご参加ありがとうございました。期間中は何度でもエントリー可能ですので、もし別テーマにもご興味ありましたら再度エントリーいただけると嬉しいです。改めまして、素敵な明晰夢をありがとうございました 】




1237: リリー・フリント [×]
2024-07-03 22:03:18





>レンブラント( >1233


そうなの?
( きょとんとした表情を浮かべるのも僅か頬へと添えられるヒヤリと冷たい手に擦り寄り、目元を撫でる指の感覚に緩く瞼を閉じて。与えられたヒントは自分の中で理解をするために数秒じっと考えを巡らせ、漸くそれがイコールで結ぶ事が出来たのか緩り笑みを浮かべて 「 そういう事なら任せてちょうだい 」 差し出された手に乗せるようにして繋ぎ、もう一つの条件は普段から目を合わせて話す為に自然とクリア出来ているだろうか。ぴたりとはまり込んだ回答は恋慕というよりも親愛のそれだが好きな所には代わりがない 「 一緒に演奏してくれるところに、さっきみたいに色んな事を分かりやすく教えてくれるところ、頭の回転が早いところでしょ?それに、知識量が凄いなぁとも思うわ! 」 琥珀の瞳と視線を交え、にこにこと紡ぎ出す声音は止まることを知らず “ それからそれから… ” と彼と手を繋いでいなければ指折り数えながら告げるような勢いで 「 あとはねぇ、 」 一緒に居て安心するところ、そう続けようとしていた折、視界の隅に砂時計を捉え部屋の脱出条件を思い出せば先程までの勢いはどこへやら、耳を赤く染め上げ 「 …少し話しすぎたかしら 」 なんて段々とフェードアウトして )





1238: リーパー [×]
2024-07-03 22:03:49





>ギレルモ( >1234


ネズミでもネコでも好きなように呼んだら良いンじゃね?
( 願わくば名で呼ばれる事が一番だが、個として見てくれるのであれば呼び方など関係が無い。それに加え情報を得たい、その考えは屋敷に拐かされる前の生活で身に付いた必要なものであり特段自信が好奇心に塗れているという自覚も無い。首を傾げこちらを見てくる彼と同じ方向に首を折ってみせ 「 そうだなァ 」 考えるように視線を斜め上へと上げるのは、今一番気になっている事を聞いても良いのかという疑問が己の中で出てきているがため 「 …何でンなにヴァンパイアを嫌ッてンのかとか? 」 一呼吸置いてから紡ぎ出した疑問は反応次第では “ まァ、答えたくなきゃ良いンだけどよ ” なんて付け加えるつもりで。血を口に含める事が今目の前にいる彼は何よりも嬉しいらしい、そう思うのはリアクションの差から。嬉しそうに細められる眦にどう反応して良いのか、きゅっと口を横一文字に結んだまま視線を逸らし。牙が皮膚を破いた時とは異なり、舐めとるようなそれに「 ……くすぐってェ 」 伝落ちた血の跡も、傷口の周りも段々と綺麗になっていくのは見て取れるのだが皮膚を撫でる冷たい感触にソワソワと落ち着きが無く。傷からぷくりと溢れ出てくる血液の量が少なくなったのが見て取れれば 「 もう良いだろ? 」 と鉄格子の外へと腕を引こうと )





1239: レオ [×]
2024-07-04 19:00:37



>ラザロ(>1235


誇りか……ははっ、嬉しいな。
(“特別”の一節が尚一層表情の輝きを強めて、言葉にも笑う声にも真っ直ぐ飾り気の無い喜びが溢れる。それから伸ばした手の上へ渡されたのは、手拭いではなくタオルらしい何か。変わった作りをしたそれに目を巡らせて、彼からの説明にふむふむと飲み込む相槌を打った後、「解った。では、始めるか。」一つ気合いと共に息を入れて、言い付け通りヤスリの面に触れぬよう気を配りつつ、まずは翼の根本から狙いを定めて鱗を磨き出す。――始めには綿でも撫でるような弱さ、それを少しずつ強めてくすみの落ちる力加減を慎重に測っていた為に、動作はゆっくりとして。しかし磨く力を覚えた後には速度も次第に上がり、真面目そのものと集中していた瞳にも、煌めきの戻っていく鱗が確と認識出来て、「おお……これは中々…」自らの手による達成感に知れず感嘆と愉楽を独り言ちる。尻尾の鱗も勿論と丁寧に、タオルに両手を添え、力の入れ具合に注意して手入れを続けていくその合間、「……綺麗だな…」己が持っている“お守り”に相違無い、見事な紺碧にぽつりと零れ落ちる言葉。そのまま惹かれた掌を磨き終わった部分に乗せ、薄氷にでも触れるような繊細さで鱗に沿って一度撫で下ろした後、また真剣と唇を結んで残りにタオルを滑らせていく。「……よし。」尾の先まで確りと磨き上げが終わった視界に鱗の全体を映して、その出来栄えに満足げな一言を括ってから、「ラザロ、終わったぞ。楽しい時間だった、有り難う。」まだ好奇に浮き立つ声で終了の合図を向けながら、使い終わったタオルを返却すべく彼の正面側へと足を踏み出した。)




1240: グルース・リヨン [×]
2024-07-04 19:13:30



>ユギン(1236)


此方こそ、素敵な夢を有り難う。
しかし、その……僕の人となり所か、醜態まで色々と見せてしまったような……でも、うん。とても楽しかったよ。この先また別の夢を見せてもらうか、それともきちんとお屋敷に拐ってもらうかはまだ定かではないけれど、また近い内に扉を叩きに行くから、それまでまた少しばかり時間を頂くよ。
ああそれから、このお屋敷に新たに移り住んだ怪物様……サー・ナザリの事も気になるね。もしご縁があれば、僕ともお話させておくれ。

……さて。お次はサー・ニールが催し物に参加したいと目を輝かせているから、彼に順番を譲ろう。それでは、僕はこの辺りで。……また会おうね。


***


【イベント用シート】

PF:ニール・グレイ(>244

指名:クォーヴ
提供との親密度:◆◆◆(両想い)




1241: レンブラント [×]
2024-07-05 08:47:55



>リリー(>>1237)


(眠たげとも少し違う流し目がちな目つきはどこかに蛇のような鋭さを持っているものの、眼前の少女を見つめる眼差しは穏やかそのもの。両掌に重なった柔らかな体温に、このまま手を引いて荒々しく抱き締めたらどんな顔を見せてくれるのだろうと好奇心をそそられながら、大変耳に心地よい数々の言葉をゆるり眦を細めて受け取って「 まあなんぼ聴いても聴き足りひんくらいやけどな 」無理をして絞り出した様子もないことに冷たい悪魔の胸辺りがほんのりと暖まるような心地で、手は繋いだまま上体を前のめりに動かして紅潮した耳を冷やすように温度のない唇で触れるだけのキスを。そのまま耳元で「 おおきに 」と甘い声色で。少女と正対する姿勢に戻れば勿論手は繋いだまま、視線は砂時計へと。まだ半分は残っているであろう制限時間、ここで自分が彼女の好ましい点を告げれば呆気なく出口は開かれるのだろうが、勝ち筋が見えているからこそ甚振りたくなるのは矢張り悪魔の性か「 …なあ、気にならへんか?残り時間ギリギリんなったら何か起こるんかとか、俺達を攫って閉じ込めた相手はずうっと見てンのやろか、とか 」それを二人で確かめないか?そんなお誘いを暗に含みながら、さて少女が伸るか反るか愉しげな視線を向けて)




1242: ギレルモ [×]
2024-07-05 09:04:07



>リーパー(>>1238)


アハ。キミは食べられる側だからネ、やっぱりネズミちゃんがピッタリかな
(一見つれないように聞こえる返事も、裏を返せば如何様にも呼称すればいいという許可を意味すると受け取り、特に悪意もなくただこの屋敷の摂理に則り渾名を決して「 だって、アイツらイジワルでしょ? 」端的な回答は多数を、更に言えば種族そのものを対象に挙げたような表現で、この屋敷に囚われた純種2名の事を指しているとは考えにくいだろうか「 オレみたいな成り損ないはさ、おエラいヴァンパイアサマとおんなじ獲物を狩っちゃダメだって。貴族とかじゃなくて、そのへんに転がってる死にかけでも食べてろってさ。だから拾って食べてたらサ、魔法で取り上げて腹ペコのオレを笑って、そんでヤな事いっぱい言うの。オナカ空くのはダンピールだってヴァンパイアだっておんなじなのにさァ、おかしいよネェ? 」あっちこっちに視線や手を動かしながら、抑揚たっぷりの声で同情を誘うように情報の肉付けを。最後には自分が正しい事を認めてもらうためにストレートな視線を向けて。しかしこれはあくまでも不完全な怪物視点での供述。似て非なる種族間では感じ方も見え方も違うのかもしれない、彼と関係のある二人の吸血鬼はどう供述するのだろうか「 ……またたァくさん血ぃ作って、オレに飲ませに来てネ 」一時的にではあるが彼の提供してくれた鮮血のおかげで狂おしい程の飢餓感は多少の落ち着きを見せており、だからこそ幾ばくか冷静に思考回路が働き引っ込められていくであろう腕から彼の瞳に視線を移しながら目許を緩めて次のお強請りを)




1243: ラザロ [×]
2024-07-05 09:20:29



>レオ(>>1239)


おう、頼む
(赤の他人に竜の象徴を預ける特別感が正しく伝わったことは彼の醸す純粋な歓喜からひしひしと伝わり、やはり安心して任せられるとこちらも背中越しに笑みを見せて。最初のうちの気遣いによる優しすぎる手付きにはもっと強くと指示を飛ばしたい所をぐっと堪えるのは、きっと口ではどうこう言いつつも無意識に幼子の姿に配慮しているのかもしれない。次第に適切な力加減を学習してゆく様子に「 上手いじゃねえか 」とご機嫌な笑い声混じりに賛辞を送って、まるで何かに没頭する職人のような気配を背後から感じ取ればそれ以上に口を挟むことはなく丁寧に鱗たちが磨かれてゆく感触に心地良さそうに深く吐息して。完了を告げられれば「 あァご苦労さん 」反射的に仕事仲間に告げるような声色は心許した間柄ゆえか、それとも普段の刺々しい態度からは垣間見えないほどリラックスしているからか。翼の端を掴んで手前に引っ張り、はたまた太い尻尾をぞろりと動かして鱗の様子を視認して「 …上出来じゃねえか。こんなに綺麗なのは随分久し振りだぜ 」驚くほどの出来栄えに思わず目を瞠って、まじまじ鱗を観察しながら呟き「 ありがとな、レオ 」顔を上げれば正面にいるであろう彼にニカと笑いかけ、濡れていつもよりボリュームの控えめな髪をぐしゃりと撫でてから立ち上がり差し出されたのであれば布ヤスリを回収して「 さァて、湯に浸かったら出るか。テメェも付き合えよ 」のしのしと歩んでいく先はこれまた無機質な浴槽。ぽつ、ぽつと気泡が発生していることから到底人間に適した水温でないことは一目瞭然で、慣れた様子で湯に浸かってから本人もそれに気が付き「 いや、熱すぎるか。ちょっと待ってろよ 」それ自体が熱されていて人肌では触れると火傷しそうなバルブをぎゅうぎゅうと何度も回せば、配管からは冷たい水が轟々と注がれる。後は少年が入れそうな温度になれば入ってくるだろうと、ドラゴン自身は現時点の適温を楽しむように顎を反らせて)




1244: ユギン [×]
2024-07-05 09:31:11



>グルース、ニール(>>1240)


やあ、醜態だなんてとんでもないよ。君の大人びたところと照れ屋さんなところ、そのギャップに僕はメロメロさ。ナザリの事もありがとう、僕の方こそ彼のお相手をお願いするよ。でも、また僕にも会いにおいでね。次はニールが明晰夢に迷い込んでくれるんだね、ありがとう。それじゃあまたね、グルース。


【 イベントへのエントリーを受付けました。以下ランダム生成されたテーマから一つを選び、真っ白な部屋で目を覚ます場面を描写して下さい 】


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

>Ⅰ.二人とももう出られなくてもいいと思わなければ出られない部屋(制限時間:40min)
>Ⅱ.どちらかが相手の舌を噛み切らないと出られない部屋(制限時間:10min)
>Ⅲ.相手の嫌いなところを互いに伝えないと出られない部屋(制限時間:15min)

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*




1245: 執事長 [×]
2024-07-05 09:32:52



>ゲリライベント:明晰夢の廻廊開催中!【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2024/06/25/211417


>新規住人を1名追加/鬼♂


>通常交流・イベント交流問わず、ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:ユギン ]



▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ PF作成はこちら ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome


▼ 世界観・ルール ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world


▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

◆ルシアン(>>19
◆ザカリー・アーバーン(>>93
◆レオ(>>147
◆ニール・グレイ(>>244
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◇リリー・フリント(>>1041
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●レオ × ラザロ ⇒ 【 >>1243 】 ※日常イベント「九尾の神通力」発生中
●リーパー × ギレルモ ⇒ 【 >>1242
●リリー × レンブラント ⇒ 【 >>1241 】 ※ゲリライベント「明晰夢の廻廊」発生中
●グルース × ユギン ⇒ 【 >>1244 】 ※ゲリライベント「明晰夢の廻廊」発生中 


▼ 日常イベント ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/events


▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼



1246: リリー・フリント [×]
2024-07-05 12:17:45





>レンブラント( >1241


……ふふ、じゃあまた今度ね
( ぱちぱちと瞬きを何度か繰り返した後、笑みを浮かべるのは優しげな眼差しで紡ぎ出す言葉を聞き遂げてくれたから。上がった体温を下げる為に手で扇ぎ風を送りたいものの、両手は彼と繋がれたまま。どうしたものかと考えていれば耳に触れるひやりとした感触と次ぐ甘い声に 「 ……そういうところは嫌い 」 むう、と頬を膨らませ視線を逸らすのは初心な少女にはどう反応を返せばいいのか分からないから。言動が嫌なのでは無い、心がそわそわするから嫌なのだ。なんて事を伝えるための言葉を持ち合わせていないのは経験不足故か。そのまま視線を逸らしているものの、不意に投げられた言葉に思案顔を 「 そう言われると気になっちゃうでしょ 」 彼は良く己の好奇心の引き方を知っている。何か摩訶不思議な力が作用しているのだろうとまでは考え付いても、それ以外のことへは全く考えが及ばない。知りたい、そんな好奇心に動かされた頭が出す答えなんて分かりきっている事。上目がちに見上げることで視線を合わせ、首をゆるりと傾げ 「 危なくなったら守ってくださる? 」 親しくなってからは時折巫山戯る時にしか使わなくなった丁寧な言い回し。きっと彼にはこれで言外にその誘いへと乗る事が伝わるだろうと )





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