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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1146:
グレン [×]
2024-06-26 07:55:45
>ハイネ( >1143 )
うん、平気だしハイネと一緒で安心した。ハイネも何ともない?
( 一度の首肯と共に尋ね返したところで耳に届いたのは紙が地面へと落ちるような音。彼が先にそれを手に取ったのは音に気付いた速度の差か、それとも己には知覚する術の無い魔力やその類のものの差か。どちらにせよ先に手に取った彼が顕にする視線を動かさずとも伝わってくる怒りに何が書いてあったのかと気にかかれば、彼が持つ手紙を覗き込むようにして目を通し 「 絶望……、 」 顔を歪めるのは最後の一文。対象が己だけであれば未だマシだったのだが彼と共にと言うのであれば話は別。突如現れた砂時計はタイムリミットの類か。サラサラと落ちるそれを目視で確認してから 「 …ハイネは俺がどうしたら絶望するか知ってるよね 」 視線を彼の方へと移し、眉尻を下げた少し情けないような笑みを浮かべ )
1147:
グルース・リヨン [×]
2024-06-26 17:28:33
指名:
希望ルート:共依存、恋愛>秘密の共犯者ルート
名前:グルース・リヨン(Grus Lyon)
性別:男性
年齢:15歳
職業:公爵家子息
性格:物腰穏やかで愛情深い、溢れんばかりの包容力の持ち主。面倒見も大変良く、大人も子供も問わず、果ては動植物に至るまで甲斐甲斐しく世話を焼く博愛ぶり。しかしもう一歩踏み込めば、求められるまま寄り添い、相手の全てを肯定して、際限無く甘やかし包み込んで、どっぷりと深みに溶かし入れる蟻地獄のような人間でもある。家柄と立場上、強かな処世術と達観を持ち合わせ、作法の整った落ち着きある立ち居振舞いをするが、年相応に悪戯心は旺盛で冒険探検も好む所。好きなものや楽しい事に燥いだり、褒められて照れたりする少年らしい一面もある。
容姿:身長は162cm。背の真ん中程まで伸ばされた、雛鳥のようなビスケット色のふわふわ癖っ毛。やや太めの眉の上で前髪が切り揃えられ、襟足は一ツ星と鶴の刺繍が入ったアイスブルーのシルクリボンで結われている。如何にも優しげに垂れた、黒目がちの大きなペリドットの瞳、その右端に泣き黒子が一つ。小さく整った鼻とふっくらとした厚めの唇、円い輪郭に発展途上の薄い身体ながらしゃんと伸びた背筋。未だあどけなさを多く残しつつも、仄かに色気を帯び始めた、気品ある大人びた佇まい。控え目なフリル付きのドレスシャツにクラバット。その首元にカメオブローチの紋章、左手の中指に大きめのシグネットリングを填めている。それに金刺繍入り薄緑色のウエストコートと黒のトラウザーズ、踵の低い革製ショートブーツが普段着。外出の際は青藍の膝丈ロングコートを着用。
備考:由緒正しい公爵家の長男で、正式な名前は「グルース・ロシニョール・アンリ・ドゥ・リヨン(Grus Rossignol Henri de Lyon)」。“貴族の嗜み”と聞いて想像されるような教養は一通り習得してはいるものの、本人は手芸全般を好み、とりわけ刺繍はこっそり密かに趣味としている程。亡き母からの『分け隔ての無い愛を与える人でありなさい』という遺言を守り育った、慈愛と品格を備えた少年。しかし彼にとっての愛とは相手を世話する事――厳密には優しく包み甘やかす事であり、それを踏まえるのであれば、大変な“世話焼き”である彼はとびきりの“愛したがり”でもある。この世全ての尽くが彼の愛する対象であると同時に、「骨をも蕩かすこの情愛を全て受け止めてくれる、たった一人の運命の相手」を夢見てもいる。つい最近変声期を終えたばかり。人を安堵に導く夜鳴鶯のように甘く柔らかい、澄んだ高めのテノール声。一人称は僕、二人称は君、または渾名。名を呼ぶ時にはレディ・〇〇(名前)、またはサー・〇〇。
ロルテスト:
――うん、またね。
(またね、ばいばい、と幼く愛らしい声達に片手を振る。此処は我が公爵家が出資している孤児院、その開け放たれた扉の前。領地の視察という名目の息抜きの終わった夕暮れ時、別れを惜しんでコートにしがみつく子供達を漸う説得し、コーチ形の馬車にて屋敷へ帰る。――自室内の窓辺。「……あの子達、また大きくなっていたな。…きっとすぐに追い越されるんだろうね。」冷たい夜風に目を細めながら、誰に言うでもない、そんな独り言が零れる。……思い返すは無邪気な孤児達。今は愛を一心に求めるあの子達も、いつかは彼処から巣立つのだろう。当然の話、しかしこの身に持て余す“愛”を子供らに注いでいる己にとって、それは喜ばしいばかりではなくて。そんな物憂いを払うように顔を上げた先、ベッドサイドのテーブルに置かれた封筒が視界に入る。「……珍しい。」思わずそう零したのは、手紙を見慣れている己でも一等目を引く黒色をしていた事、それと整頓の行き届いた机上へあまりに無造作に置かれていた事の二つが理由。一体誰から、とそれを手に取り見詰めたが、差出人の名前は無し、封蝋の紋章にも見覚えが無い。少し考え込んだその後に、テーブルの引き出しから取り出したペーパーナイフを使って封を開き、中に並んだ一文に目を通す。「迎え……?」その意味が解らず、ますますと首を傾げる。……拐かしを態々予告をする者は居ない筈。なれば、十にも満たない腹違いの弟妹達の、微笑ましい悪戯といった辺りか。「……ふふ。主犯はサー・エグレットか、レディ・シーニュかな。」しかしそれを尋ねるにも今はもう遅い夜更け、明日の朝にでも訊いてみれば良い、とその封筒と中身を揃えて元に置いておく。「さあ、そろそろ眠らなければ。」明日にも予定は詰まっている、支障を来す訳にはいかない。そう考えて瞑った目元を指で解した所までは覚えていて――次に目を開いた時には、ベッドに横たわって天井を見上げていた。いつの間に寝入ったのかと身体を起こせば、視界に入ったのは自室とよく似て、しかし全く違う景色。「……うん?」一瞬事態が飲み込めずに間抜けた声を落としつつ周りを見回し、今着ている服がコート付きの普段着である事にも気付いた瞬間、響いたノック音。――その刹那に、頭の内に考えつく限りの状況予想と対処が過り。それを指先でブローチを撫でる数秒に纏めて深い呼吸を一巡させた後、「ああ、わざわざ丁寧なノックを有り難う。しかしすまない、“名乗りの無い者の扉は開けるべからず”と、母によくよく言われていてね。これを破ってしまうと酷く怒られるんだ。」立ち上がって床を踏み締め、背筋を伸ばし凛と通る声でそれに応える。「だからまず――君が僕に名前を教えてくれるか、もしくは君の方からその扉を開けるか、どちらかを選んでおくれ。」少なくとも此方からノック音に近付く真似はせず、穏やかな微笑みを湛えたままに扉を見据えて、じっと油断無くその反応を待った。)
【イベント用シート】
指名:ユギン
親密度:◆◆◇
***
――やあ、今晩は。楽しそうな催し物の香りに釣られて、つい顔を出してしまったよ。
おっと、挨拶が遅れたね。……こほん。初めまして。ご機嫌は如何かな、麗しい怪物の皆々様。いつもサー・レオとサー・ニールがお世話になっている。…僕はそう、二人に紹介状を頂いた“愛したがりな貴族の少年”さ。君達の舌に合うように身形を整えてきたけれど、何か懸念や問題があれば忌憚無く教えておくれ。
…それから。今回は折角の機会だからね、まず初めのお試しとして催し物に参加しようかと思っているんだ。指名については、僕の人となりを窺うのに最も適した怪物様を選んだつもりだけれど、君達から見て他に相性が良さそうな怪物様が居たなら、そちらを選んでもらえても僕としては嬉しいよ。
ふふ、催し物は同時進行も可能だと言うから、うっかり甘えて僕まで来てしまった。…何だか燥いだ子供のようで少々気恥ずかしいから、ここだけの内緒にしておいておくれ。
……さて、挨拶として言うべき事柄はこれで全てかな。それじゃあ、このシートの可否は君達に委ねて、僕はゆっくり待っているとするよ。……またね。
1148:
ラザロ [×]
2024-06-26 18:07:38
>レオ(>>1144)
そいつァいただけねえな。よし分かった、支度を――――テメェ、その布切れどうした?
(遠回しな物言いや搦め手ではなく分かりやすいものを好むドラゴンにとって実直な言葉は大変効力が高い、それが誠実を絵に描いたような獲物が言うのだから尚更。何よりも決め手になったのは、いつしか一人で部屋を出てしまいかねないという申告。腕を組んだまま難しい顔をしていたが、決心の後は非常に潔く神通力が切れるまで面倒を見ることを承諾し必要な荷造りを促そうとして、そこで初めて見慣れない和装を身に着けていることに気が付いて。「 おう、頼まれてやるぜ。このラザロ様に任せときな 」組んでいた腕を解いて大きく硬い拳を彼の眼前へと伸ばし、交渉成立のグータッチを求めて「 四六時中見張っとくってのァ骨が折れる、だからテメェも協力しろ。元の姿に戻るまで俺から離れるんじゃねぇ、常に俺を視界に入れとけ。俺もそうする 」姿が幼くなっても、無邪気な衝動を除いた大部分の精神はきっと大人のままの筈。現段階でそんな風に解釈しているため特に子供扱いはせずフェアな協力体制の提案、というより命令を下して「 行くぞ。危ねえから捕まっとけ 」貴方が支度をするのならそれを待ち、特段持ち物がないのであればそれもまた文句を言わず認め、分厚い手の平を差し伸べて「 さっきまで庭仕事してたンだ。汚れてるが勘弁しろよ 」きっと黒くくすんだ肌からは湿った木や土の匂いがするだろう。もし手を握り返されたのならそのまま引っ張るようにしていつもの大股でずんずんと廊下を進んでいく)
1149:
ウーミン [×]
2024-06-26 18:17:34
>蘭玲(>>1145)
ええ、ヤだ!ぜったいヤだあああ!
(気に入ったものはなんでもかんでも独り占めしたいし、世の中の存在はみーんな自分の思った通りに動いてくれる。未発達な精神は女王様やお姫様のような傲慢さをもたらし、自分以外の誰かがこの場所に座り彼女に髪を撫でられている場面を想像すればガァンとショッキングな表情を見せ、癇癪を起こした子供のようにビリビリと窓ガラスが震えるほどの大声で断固拒否を叫んで。困ったような表情につられてこちらもシュンと眉を落とし「 蘭玲つよくても、ラザロとケンカはだめ。けがしちゃったら、うーかなしい 」もしかしたら優しい彼女も口から炎を吐いたり指先から鋭い爪を伸ばしたり出来るのかもしれない。二人が楽しそうに戦うならまだいいけれど、その先に怪我をしてしまったらきっと後悔するし泣いてしまう、決して良くはない頭で精一杯に想像を巡らせてはそう諌めて。「 なかよしで、たのしい?あはっ、じゃぁどっちもともだちだぁ 」拾える単語は簡単なもの、でもニュアンスは掴み取って自分の中に新たな語彙が増えたことを嬉しそうにるんるんと鼻唄を。すると突然“あ!”と声を上げ「 ともだちって、どっちかがどっちかを食べる? 」わくわくしたような眼差しで血生臭い質問を何の躊躇もなく投げかけて)
1150:
ハイネ [×]
2024-06-26 18:27:59
>グレン(>>1146)
……ええ。貴方のことなら何でも
(力ない微笑からは逃げるようにふいと顔を逸らし。零れ落ちた自負は誰よりも近くで彼を見て、触れて、色々な顔を知ってきたという実績に基づく自信と一匙の希望。どうかこの屋敷の中で誰よりも自分だけがグレンという存在について詳しく在れますように、と。「 けれど、俺は嫌ですよ 」好いた相手を進んで絶望させたい、そんな性癖は生憎持ち合わせていない。ゆえに遠回しな丸投げを拒否するように背を向け、純白の壁に手を翳す。出られないなんて嘘だ、ありったけの魔力でぶち抜いてしまえばいい。そうすれば徒に彼を傷つけなくて済む「 少しの間、離れていなさい 」そんな思考回路から指先を砲台に見立てて魔力を集中させようとした刹那、バチッと電線がショートしたような音と共に指先が弾け、派手に破れた皮膚からはボタボタと赤いような黒いような液体が流れ出て「 …ッ、実力行使はいけませんか 」痛みを堪えるように無事な方の手でそこを庇い、最も頼りにしていた解決案を呆気なく潰された事に多少の焦りが滲んだ表情で虚空を睨みつけ)
1151:
マリーシュカ [×]
2024-06-26 18:40:18
>グルース(>>1147)
ごきげんよう、坊や――いいえ、Duke。あなたに会える日を心待ちにしていたわ。
今までお屋敷に迎えたことがないタイプの子だから、あなたがどんな風にお屋敷での暮らしを営んでいくか、怪物との絆を織り成していくか…今の段階では想像がつかないわ。…ふふ、わくわくするわね。
夢の世界を楽しみに来てくれて嬉しいわ。この特殊な状況に、狂った――失礼、変わり者のユギンと一緒に閉じ込められたら、何もかもが常識から離れすぎていてお試しにもならないかもしれないわね…ふふ。それでもよければあなたの選択を尊重するわ。何かご相談があれば私に声を掛けて、何もなければどうぞ夢の中へ。
***
【 イベントへのエントリーを受付けました。以下ランダム生成されたテーマから一つを選び、真っ白な部屋で目を覚ます場面を描写して下さい 】
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
>Ⅰ.お互いの太ももに5分顔を挟まないと出られない部屋(制限時間:15min)
>Ⅱ.どちらかが足を一本差し出さないと出られない部屋(制限時間:10min)
>Ⅲ.本気で相撲を取らないと出られない部屋(制限時間:20min)
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
1152:
執事長 [×]
2024-06-26 18:45:46
>ゲリライベント:明晰夢の廻廊開催中!【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2024/06/25/211417】
>通常交流・イベント交流問わず、ご新規様・常連様・お試しの方等々、演者様を募集中です[ 今夜の案内役:マリーシュカ ]
▼ 提供一覧 ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters】
▼ PF作成はこちら ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome】
▼ 世界観・ルール ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world】
▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼
◆ルシアン(>>19)
◆ザカリー・アーバーン(>>93)
◆レオ(>>147)
◆ニール・グレイ(>>244)
◆シャラメ(>>395)
◇ミネルヴァ(>>489)
◇プリケル(>>559)
◆リーパー(>>576)
◆グレン(>>644)
◇リリー・フリント(>>1041)
▼ 現在のブックマーク(最長1ヶ月間保持) ▼
●レオ × ラザロ ⇒ 【 >>1148 】 ※イベント「九尾の神通力」発生中
●蘭玲 × ウーミン ⇒ 【 >>1149 】
●グレン × ハイネ ⇒ 【 >>1150 】 ※ゲリライベント「明晰夢の廻廊」発生中
●グルース × マリーシュカ ⇒ 【 >>1151 】
▼ 日常イベント ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/events】
▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼
1153:
名無し [×]
2024-06-26 20:30:20
ご機嫌よう、美しきセニョーラ。垣根の外から声を掛ける無礼にはどうか目を瞑っておいてくれ。何せ俺は未だ演者ではない、ただの通りすがりなもんでね。
だが、いずれは黒薔薇屋敷の皆々様にお目通り願いたいと考えている。今日は来たるその日の為の情報収集にやって来たのさ。マナー違反で門前払いを食らったんじゃ格好がつかないだろう?
具体的には、屋敷へ攫われてきた際の持ち物について尋ねたいんだ。
銃やナイフのような危険物はきっと取り上げられちまうんだろうが、怪物達の好物──たとえば飴や宝石なんかを、所持品や装飾品という形で持ち込む事は出来るのかい。無論、人間界産じゃ口に合わないってんなら潔く手ぶらでお邪魔するとも。何せ使い道も考えちゃいない、単なる思いつきだからな。
……あぁついでに、好物絡みの質問をもう一つ。もし良かったら、ゾンビのアッシュって奴に聞いてきてくれないか。"君はコカの葉が好物らしいが、コカインも好きなのか"と。生憎俺は粉のほうにしか馴染みがなくてね。
名無しの分際で長々と失礼。屋敷の中はお客人で賑わっているようだし、返事は暇な時に貰えりゃそれで構わない。よろしく頼むよ。
それじゃ、無名の怪物に食われないうちに俺は一度退散しよう。君もどうか良い夜を。
1154:
蘭玲 [×]
2024-06-26 20:59:20
>ウーミン( >1149 )
( 鼓膜が破れそうなほどの大きな声に一瞬肩を跳ね上げさせるも、直ぐに困ったようなそれでいてしょうがないとでも言いたいような笑みを浮かべ 『 分かった、分かった。私の膝はうーだけの特等席ね 』 額にかかる前髪を片手で分け、露出した冷たい肌へと宥めるように軽く唇を寄せて。『 喧嘩、はしないかなぁ 』 彼女からの情報だけで頭に思い浮かべるのは彼女と同年齢くらいの見目の男の子。そんな相手と力比べだとしてもしようものなら周囲から得る己の評価は “ 大人気ない ” その一言に徹する事になるだろう、なんてところまで頭が回れば苦笑混じりに 『 だから、うーが気にする事無いよ 』 諌めるような口調はきっと彼女なりに心配しての事だろう。髪を撫でる手を頬の辺りまで滑らせれば、そのまま手の甲でするりと撫でて。彼女の様子を見るにどうやら伝えたかった事は伝わったらしい。小さく安堵の息を漏らしていれば次ぐ質問にぱちくりと瞳を瞬かせ 『 ……どうだろう?もしかしたらあるかも知れないけど 』 社会的な立場が上の者と下の者、そんな交友関係が無い訳でも無いのであれば食物連鎖の捕食者と被捕食者がそうなる事も可能性としては捨て切れない 『 でも、私はあんまり聞かないかな 』 好奇心に塗れた生臭い質問 『 私は、うーの友だちになれない? 』 きっと彼女が聞きたかったのはこう言う事なのだろう、なんて首をゆるりと傾けながら )
1155:
グレン [×]
2024-06-26 20:59:54
>ハイネ( >1150 )
でも、俺がハイネの事絶望させられる訳無いし
( きっと一番手っ取り早く条件をクリアできる手段を断られてしまえば、僅かに唇を尖らせ拗ねたような表情を。離れておけ、そんな忠告に従い数歩後ろへと下がろうとした時、何かが破裂したような音が鼓膜を揺さぶる 「 ッ!? 」 音への驚きに一瞬身体を竦めるも、指先から滴り落ちる赤黒い液体に気が付けば彼の元へと駆け寄り庇っている手ごと両手で包み込んで 「 お願いだから、ハイネが傷付くような事しないで 」 彼の事だからきっと自暴自棄になっての自傷行為では無く何か考えがあっての事、そう頭では分かっているものの心臓に悪いのも事実。指先に現れる微かな震えと消え入りそうな程小さな声は部屋に囚われた事よりも、誰よりも大切に想う彼が傷付く事への恐怖。 すぅ、と細く吸い込んだ酸素で肺を満たし「 ねぇ、ハイネ。俺の我儘聞いてくれる? 」 きっと彼は己が何かのスイッチを入れた事に気付かない訳はないだろうが、 “ 我儘 ” を無碍に扱う事も無いだろうという狡い思考。伺うように、甘えるように、ゆるり持ち上げた双眸で焦りが浮かぶ彼の顔を上目遣いに見上げ )
1156:
レオ [×]
2024-06-26 23:29:16
>ラザロ(>1148)
(彼からの承諾に、それまでの不安そうな顔は、強張っていた身体ごと全て嬉々と緩む。と、そこで問い返された言葉で己自身も忘れていた服装を思い出し、「ああ、これはあの彼がわざわざ調達してくれてな。動き易くて中々悪くはないが…あまり軽いのも落ち着かないものだな。」腕を振り上げ揺れる短い袖を掲げてみせつつ、狐からの贈り物と正直に。その後に続く所感には、台詞ほどの苦み渋みは殆ど有らず、ただ単純に着心地の感想のみの意味合いだけが置かれて。彼の頼もしい言葉だけでぐらつく憂いは吹き飛び、満面の向日葵に変わって、「――任せた、ラザロ。」こつん。伸びてきた拳に、此方も小さな拳をぶつけ交渉成立を喜ぶ。「勿論。君を頼るのだ、私からも精一杯の協力をするとも。」続いた命令も難無く飲み込み、差し出されたその手と断りを口にする彼へ順に目を移した次、「ああ、問題無い。」少々黒い色の付着したそれを躊躇せずに握れば、ぐんと引かれる動きのまま、普段よりも多い歩を踏みながら彼の行先に同行する途中。ふわふわ鼻先を擽る土や木の香りに、昔己を引いた師の掌を思い出し、「……懐かしいな。」それからいつ振りか、また同じく引かれている手にぽつり懐古に微笑む呟きを零した後。「ラザロ。庭仕事、とは具体的に何をしていたのだ?」道中他に目移りするその前に、目の前の彼へ集中すべく話を持ちかける。そのおまけで漂う匂いにも意識は向いて、「…ん。木屑の匂いがするな……もしかして、何か作っていたのか?」只の畑や庭弄りでは含みようの無い香から、またするする持ち上がる記憶から照らした答えを、もう一度言葉を変えて問い掛けてみた。)
1157:
グルース・リヨン [×]
2024-06-26 23:40:10
>マリーシュカ(>1151)
ごきげんよう、レディ・マリーシュカ。まずは、快く迎え入れてくれた事に感謝を。
…僕自身も、この不思議なお屋敷で日々を過ごし、怪物様と触れ合う内にどんな感情が芽生えてどんな行動をするのか…想像がつかなくて、何だか冒険心が擽られてしまうね。
ふふ、構わないよ。僕とサー・ユギン、同じ博愛のようで全く違う方向へ傾倒する二人だから、何か際立つ陰影がこの夢で顕れるのではないかと思っているんだ。
……長話もいけないね。それじゃあこの辺りで一つ、夢を見させてもらおう。では失礼するよ、レディ・マリーシュカ。…僕から贈るのは少しおかしいかもしれないけれど……良い夢を。
***
>Ⅰ.お互いの太ももに5分顔を挟まないと出られない部屋(制限時間:15min)
(夜ばかりの風景にも見慣れ、部屋にある調度品の配置もすっかりと覚えて、日々の終わりにこのベッドに寝転がる事に安堵するほど屋敷の生活に馴染んでいた。…だから、油断していたのだ。ざあっと視界を覆った黒い茨に呑まれる一瞬、抵抗なんて出来なくて――次に目を開けたのは、目の眩む白さに囲まれた部屋。「……此処は。」何度か瞬いて見回す其処は、外に繋がる物の無い箱のような空間らしい。あまりに何も無さ過ぎる場所に僅かに眉を寄せ、天井を仰いでいた視線を己の左へと移せば、屋敷内でもよく話をする山羊の彼の姿が見付かる。「…おや。何とも妙な所で出会したね、サー・ユギン。」気を許す友人を視認した途端、ふっと頬を安心に柔く弛める。そのついでに軽やかなジョークも飾った後で、「ねえ君、此処が何だか解るかい?…どうも少し記憶が曖昧でね。」再び表情には渋みが滲み、辺りへまたじっくりと警戒の視線を巡らせながら、今この場での一番の安全圏と言える彼の隣へと歩み寄った。)
1158:
マリーシュカ [×]
2024-06-27 08:11:11
>名無しの演者様(>>1153)
御声掛けありがとう、セニョール。無礼だなんて思わないわ、あなたはきっと素敵な紳士。少なくとも黒薔薇を――私達を慮ってくれたのだもの、心の暖かいひとは好きよ。ふふ。
お屋敷への持ち物についてのご質問ね。怪物が人間界で唯一美味しいと感じるものについて触れようとしてくれてありがとう、結論から言えばキャラクター設定と照合して不自然が無い且つ肌身放さず持っているもの(=攫われる際に身に着けていた・持っていた)物ならば原則何でも持ち込みOKよ。危険物についても例外じゃないわ、ただ自分や他者を傷つける為には物理的に使えない状態になる事が前提だから、もし検討中なら念頭に置いておいてね。私達を物理的に傷つけるには人間同士が戦うための武器では力不足、仮に自分に向けようともあなたは大切なお食事だもの、黒薔薇がそれを許さない。この辺りの絡繰りについては、もしご興味があればHPから【ルネコの備忘録#10(https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2019/09/29/174132)】を参考にしてみてちょうだい。
アッシュの好物はコカの葉そのもの、きっと粉末に加工されたものは美味しいとは感じられないと思うの。でも興味は示すかもしれないわ。
事前のご相談ありがとう、嬉しかったわ。もし入れ違いになるといけないからお伝えさせていただくのだけれど、ついさっき優遇/冷遇に一部修正があったの。もしまだお屋敷に興味を持っていただけるのなら、一度お目通しいただけるかしら。
あなたに会える夜が待ち遠しいわ。どうか誰にも食べられずに、ここに辿り着いてね。
1159:
ウーミン [×]
2024-06-27 09:44:58
>蘭玲(>>1154)
えへへぇ、うんっ。蘭玲すきっ
(幼い堕天使にとっては全て自分の思い通りになることが当たり前で、それが彼女の優しさによって成立しているものだなんてきっと気付いてすらいないのだろう。ゆえに感謝ではなく自己の感情を幼稚さから来る端的さを以って言葉にし、額に触れる柔らかくて温かい感触には心がほんわりと和むような心地を覚えて。「 ケンカしない?、よかったぁ。ラザロにもいうね、蘭玲いじめちゃだめーって 」言葉だけでなく優しく頬を撫でる行動でも穏やかな意向を伝えてくれたことにすっかり安心しきってふにゃっと表情を蕩けさせる。きっとこの部屋を後にすればその足でドラゴンやドリアードに綺麗で優しいあたらしいおんなのこの事を伝えに行くのだろう。友達は友達を食べるかもしれない、けれど彼女の世界には稀有な事例。そう解釈すればニマっと口角を上げて「 じゃあ、このおやしきではともだちになれるねえ 」ここが人間界とは全く異なる世界という事は如何に脳足りんでも正しく理解できており、彼女の腰辺りにきゅうと腕を巻き付けてはそのまま胸元あたりに顔を埋めて「 蘭玲、うーのはじめてのにんげんのともだち。きっととっても美味しいの 」夢見心地に、まるで詠うようにそう呟いて)
1160:
ハイネ [×]
2024-06-27 09:47:32
>グレン(>>1155)
お互い様、ですよ
(頼むから何にも害されず穏やかに、健やかに在って欲しい。そんな願いは此方から貴方へ祈る方がきっと適切だろう、そんな風に想いながら冷たい体液がどくどくと流れ出るのを感じては無様と分かっていながらも無事な片手と口を使って自らの燕尾服の裾を引き裂き、包帯と呼ぶにはあまりにお粗末な布切れをきつく患部に巻き付けて。「 …痛い。のは久し振りだ 」ぽつり呟いたのは独り言。これまでお屋敷で夥しい数の人間たちがこんな痛みなど比べ物にならない苦痛を味わいながら喰われていったのだろう、そう顧みれば矢張り同じ立場である想い人にそんな経験はさせたくないと強く感じて思わず怪我をした手が痛むのも構わずそっと抱き締めて。「 ……ええ。ひとまず聴くだけなら 」受け入れるかどうかは別にして、と。抱擁の手を解いて顔を見合わせるも手は暖かな身体に触れたまま、次がれるであろう我儘を待って)
1161:
ラザロ [×]
2024-06-27 10:29:56
>レオ(>>1156)
ああ、アイツの服か。道理で見慣れねえわけだ
(疑問が解消されたことに満足そうに一度顎を引いて、九尾からの贈り物という点には何の感傷も持たず「 まァ似合ってるけどよ。汚れたら取り替えような 」ただ見たままの感想を告げ、もし体格が戻る前の暮らしで着替えなければいけない時がくれば同じように自分が何らかの召し物を用意してやればいいだけだと脳内で片付けて。「 上等だ 」協力関係が構築された事にギザギザの歯を見せてニッと笑いかけ、ふと昔を懐かしむような意味合いの声が耳に入れば「 あァ? 」と粗暴ながら特に怒っているわけではない通常運転の荒々しさで聞き返して「 おう、よく分かったな。ココの庭はだだっ広いからよ、休憩する所が必要だろ?俺ァ地べたでも構わねえが、最低でもベンチには座りてえってお高く止まった奴らも居ンだよ 」無限と見紛うほど広大な敷地、どこまでも続く花畑や黒茨の森、魔界の動植物を愛でる趣味のある住人にとって庭園は重要な場所でもある。きっとそんな誰かからのリクエストを受けて、終わりの見えない大工仕事に勤しんでいるのだと暗に答えるも不思議とそこに辟易したような色はなく、むしろ尽きない仕事を有り難く受け入れているような潔ささえ片鱗を見せて。やがて辿り着いたのは重々しい両開きの黒い鉄扉の前、大の大人が複数で全体重をかけてもびくともしないような分厚いそれに繋いでいない方の手を添えいとも簡単にギギギと押し開いてその中へ。まさに男の部屋といった様相、工具器具や何らかの破片、用途不明の鉄塊等が散乱した無骨な部屋には最低限の照明と飾りっ気のないベッドや椅子等の生活に必要最低限な家具がぽつぽつと点在しており「 とりあえず元に戻るまでは俺の部屋に住め。サッと風呂入ってくるから適当に待っとけ、……いや…、ついでにテメェも入るか? 」内側から扉を閉めてはもう安全だと判断して手を離し。躊躇いなくガバっとタンクトップを脱ぎ捨て立派な筋肉による凹凸が敷き詰められた上裸を晒しながら待機命令を、そこで先ほど交わした互いが視界に入るようにとの約束を思い出しては他意なく問い掛けて)
1162:
ユギン [×]
2024-06-27 10:33:28
>グルース(>>1157)
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>テーマ:お互いの太ももに5分顔を挟まないと出られない部屋
>制限時間:15min
>親密度:◆◆◇
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全く君の言う通りだ、高貴な仔羊くん。黒薔薇も粋な事をしてくれるね、僕達に二人っきりの部屋を用意するなんて
(意識が浮上し、暗い屋敷では見慣れない光を煌々と反射する白い天井の眩さに思わず目を守るように手を翳して。状況の飲み込めない今、出来るのは記憶を思い起こす事だけだがそれも解決には繋がらず、声の掛かった右側を見ればゆぅるり微笑んで応答。軽口に聞こえる台詞は全て心からの本音、黒いトーガを揺らしながらこちらからも歩み寄り「 黒薔薇の仕業なのは間違いないね――ただ目的まではさっぱり。…おや、 」ひとまず抱擁しようと腕を伸ばしかけた時、意識が目の前の彼からパサリと音のした空間に持って行かれる。視線を移した先には突如現れた黒い手紙、しゃがんで拾うのも面倒だと魔法を行使しようと軽く指を曲げるも、手紙はうんともすんとも言わずただ警告じみたピリピリとした痛みが指先を侵すのみ「 ……? 」ゆぅっくりと首を傾げてその指先を引っ込めてじっと観察する、そうこうしている間に貴方の方が手紙を拾ってくれたのならば【 制限時間15分以内にお互いの太ももに5分顔を挟めば出口は開かれる。制限時間を過ぎればここが互いの墓場となる 】との内容が明らかになるだろう。読み終えたのと同時に、ザザザと砂嵐のような音と共に部屋の中心たる空中には黒い砂時計が現れ、ひっくり返された上部からは砂が零れ落ち始める)
1163:
蘭玲 [×]
2024-06-27 13:16:24
>ウーミン( >1159 )
( 今対話している彼女が、きっと見た目よりも随分と幼い思考を持ち合わせているのだろう事や、己は彼女の中で甘えてもいい人物として認識されたのであろう事は今迄の会話から推測ができる。好きだと、直接的に好意を向けられる事がこそばゆく、返答の代わりに照れたような笑みを浮かべようか。 『 うーが伝えてくれるなら安心ね 』 恐らく初対面でいきなり喧嘩をするだなんて自身が所属していた組織の下っ端のように野蛮な相手である可能性は少ないだろうが、彼女伝手に己の存在を認知する相手が増えるのであればそれはそれで好都合とばかりに止める事はせず『 私もうーの友だちに換算してくれるの? 』 きっと胸元に顔を埋める彼女には今己の表情は見えないのだろうが、一瞬の驚きの後に浮かべるのは穏やかな笑み。それは友達と呼べる人間が身の回りに殆ど居なかった故の反応でもあるのだが、それは今口にする必要性もない事だろう。くあ、と漏れ出た小さな欠伸は彼女の耳に届いただろうか。寝起きの頭を酷使した故のもので特段の眠気を感じる事も無いのだが、きっと常識に囚われていては理解の出来ない事柄の数々に脳が疲弊してきたのだろう。膝の上に有る程よい重たさも相まってかうつらうつらとし始めて )
1164:
グレン [×]
2024-06-27 13:16:56
>ハイネ( >1160 )
( 普段あれほどまでに見目に気を使う彼が包帯代わりに燕尾服を切り裂くのを目にすれば、まるで自身の痛みかのように目を細め。冷たい身体に抱きしめられれば緩くその背中へと腕を回し。一先ずは “ 我儘 ” を聞いてくれるらしい事に表情を緩ませ、交わる視線は逸らす事なく真正面から捉え 「 俺さ、最期はハイネに喰べられて迎えたいんだよね 」 何の脈絡もなく落とした言葉は己の中では随分と前に決まっていたもの。片手を彼の頬へと添え、ゆるゆるとした手付きで目元を撫でながら 「 …ハイネが大事だから、大好きだから、一時の絶望なんて俺怖く無いよ 」 例えこの部屋を出るための偽りだとしても、彼から突き放される事が怖く無い訳はない。僅かな手の震えは触れた肌を通じて伝わっているだろうが、精一杯の強がりで顔は崩す事なく笑みを浮かべたまま )
1165:
ウーミン [×]
2024-06-27 17:26:48
>蘭玲(>>1163)
……!らんれえ、おねむ?
(自分の思うがままを伝えここに居たいがままに膝上を占領し続ける幸せな時間を味わっている最中、頭上からこくりこくりと微かな揺れを感知しては抱き着いていた腕を張って顔を見上げ。努めてゆっくりと、こしょこしょ声で半ば独り言のように問い掛け、ふわりと羽根のような軽さで地面に降り立ち。そこからはいつも遊び疲れて眠ってしまった己をドラゴンが寝床まで運んでくれる時の真似をして、華奢な体格からは規格外の怪力で軽々と貴方を持ち上げよう。片手で首の辺りを、もう片方で臀部を支えてトンと床を蹴ればふんわぁり宙に浮かび、アーチを描くように彼女のベッドへ一飛び。着地の際も振動を与えないように上手に衝撃を殺して、貴方に意識があろうがなかろうが一旦ベッドへと寝かせては優しく毛布をかけて「 おやすみなさい、またね、蘭玲 」仮に彼女が眠り込んでいて返答がなかったとしても、堕天使は満足気な表情でこの部屋を後にするだろう。まるで猫のように足音も立てず静かに、ヘンゼルとグレーテルのように軌跡に羽根だけを残して。そうして扉を閉める前にもう一度だけ“またね”と囁いて)
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