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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
846:
リーパー [×]
2024-05-09 19:15:01
>マリーシュカ ( >845 )
……ん?嗚呼、昔はな
( 彼女の心中を知ってか知らずか、答えは幾らかあっけらかんとしたもの。家の名が落ちて以降両親はいなくなり、当時 “ 彼女 ” そう称することの出来る間柄だった人間は自らの手で命を奪った。他の住民であれば自身の元の世界での交友関係等気にも留めない者もいるだろうが、少なからず今対峙している彼女はそこに分類されないであろう事はこの短時間でも理解ができる。ふむ、と何処まで伝えるべきか一瞬の考慮の後、詳しく聞きたければ尋ねるであろうと結論付け 「 少なくとも、マリーシュカやこの屋敷のヤツらが気にする必要はねェよ 」 実際に自身とて気にしていない事なのだが、瞳の奥に一瞬寂しさにも似たものがチラついたのだとすればそれは家柄だけを見ていた女の存在を思い出したからに過ぎず。「 嗚呼、ありがとな 」 着々と進められていくお茶会の準備が終わればマグの中にほんの少しだけミルクを落としてから口をつけ、ゆっくりと嚥下を一つ。美食家なんて評価に眉を顰めるのは、自身の記憶違いで無ければ差程悪い評価をされた気がしなかったから──かと言って手放しに褒められた記憶も無いのだが。「 血は気に入られてンのか……? 」 無意識のうちに口をついて出た言葉は声量が少ない訳でも無く、静かな室内に響くことだろう )
847:
ニール・グレイ [×]
2024-05-09 20:38:22
>ハイネ(>844)
(予想はしていた筈なのに、いざ突きつけられた代価に動揺した視線が一瞬振れ動く。それをすっと起こした上体共々彼から遠ざけながら、代価の続きを聞いた後、「――意地悪なひと。」強引にジョークを纏わせた言葉を落として、温度を忘れた形だけの微笑みを。…そう、己が寂寥を恐怖としている事も、この腹の内に蠢くケダモノの事も知っていて、何を以てそれを満たしているのかも解っている上で彼は、フェロメナとその条件を掲げている。詰まる所の目的など――理解した瞬間に、口の端は大きく吊り上がる。「…っは、あはは、ふ、はは、っ…!」今度は、噴き出すに任せた笑い声を響かせ、その勢い余りに顎が背ごと僅かに反れる。「俺、そんな交換こ初めて!二週間なんて、我慢出来るかなぁ?」天を仰いだまま、反響も消えない内に重ねる独り言に滲むのは、彼の熱に当てられたような狂喜、それから悦楽。「でも、そう、彼女の――フェロメナの為だからねぇ。」身勝手に己をケダモノに変える取引、けれどもその条件を断れる筈が無い。だって、その光は確かに己を見て、声を聞いていた。“ニール・グレイ”を認識した意思ある生き物を天秤から蹴落とすなど、どうして出来ようか。ぐん、とまた顔を彼へと向けて近付ける。「いいよ、オレちゃんの目、貴方に預けるね。」成立を告げるは恍とした色、それに遊びに興じる愉楽をぐちゃり乱暴に混ぜた、奇妙に艶めく満面の笑顔。「ねぇハイネ、」瞳はまた、頬と同じく透ける赤の量を増して、濃く深く色が染まり上がり、昂揚に爛々と見開かれている。「二週間後――オレちゃんが“何”になってても、必ず約束守ってね。」今は鮮烈な紅の尾を揺らすフェロメナ、次いで目の前の彼の、火傷しそうな程の執着を覗かせる金色。その二つを瞠る瞳に焼き付けるように熟視しながら、表情に違わない歪な喜楽に塗れた声で此方からも条件を突き付け返した。)
848:
マリーシュカ [×]
2024-05-10 19:14:27
>リーパー(>846)
(さして動揺も悲哀も返って来なかった事に素直に安堵する反面、やはり何か暗い過去を抱えているのだろうと何となく察して。突き放すような言葉は此方に配慮しての事だろうか、否、貴方は自身の事をぺらぺらと語るようなタイプではないと判断するも、垣間見えた一抹の寂しさにまた心は揺れて。そうこう逡巡する間にも貴方のことをじっと見つめる眼差しは揺らぐことも逸らされることもなく、遂には物言わぬままもう一度カップに口をつけて「 貴方が出来るだけ、ここでは寂しい思いをしませんように 」願いは祈りにも似て、それでも貴方の空白を埋められるのは何故だか自分ではない気もして、カップに手を添えては確かに暖かいのにどこか遠慮がちに微笑む姿は月光に透ける儚さを纏い。「 ――――やっぱり、そうだったのね 」幼馴染が貴方を目にかける理由はストンと胸に落ち「 嬉しいとは思えないでしょうけれど 」困ったように微笑して。自分勝手で我儘な彼は美味しいと思えた食事はキープしたい筈、しかし同じ食事を狙うのが小賢しい悪魔というのは面白くないだろう――自身に貴方を気に掛けるようにと彼が頼んだ真の目的はそこにあるのかもしれないと何となく察して「 レンブラントとのお出かけは楽しかった? 」幼馴染のためでもあるが、それより何より自分自身貴方に興味があるのは確か。探りを入れるような調子ではなく、世間話の話題転換として何の濁りも含みもなく問い掛けて)
849:
ハイネ [×]
2024-05-10 19:40:06
>ニール(>847)
(底の見えない微笑みと悠々と足を組んだ姿勢のまま、笑う姿をじっと見つめる間。今度は貴方の方へ吸い寄せられるように回遊する彼女の姿はまるで遍く男を惑わせる魔性のファム・ファタルの様。こちらに近付いた赤色、その中に自身の姿を見つけ出すように視線を合わせて「 そう来なくては。 」とどこか意気込むような高揚を声に滲ませよう。名を呼ばれれば返事の代わりについと首を傾げて続く言葉を待ち、綴られたそれには可笑しさの余り吹き出すように笑って「 当然。それを見たくて大切な彼女を天秤に乗せたのですから 」笑いの混じった話口調で条件を快諾すれば、淡く紫に光る片手のひらを貴方の眼前へと向けて「 今夜眠って、次目覚めれば十四夜の完全な闇が始まります。覚悟は良いですね? 」盲目の2週間の過ごし方を特に指定しなかったのは、それが貴方の拠り所になるのを未然に防ぐため。何の指標も与えられずたった一つの約束しか確かなものが無い中で孤独を熟成させることが肝要、しかし孤独に耐え兼ねた貴方がどんな行動に出るか、どんな怪物を呼ぶか――今から愉しみで仕方がない。これ以上の質問がなければ、魔力にて強制的に視力を奪ったついでに貴方を眠らせて自室まで運んでしまおうか)
850:
リーパー [×]
2024-05-10 20:27:12
>マリーシュカ ( >848 )
……マリーシュカも俺が寂しい思いしねェように、たまには気にかけてくれよ?
( 祈りにも似たそれに一瞬きょと、とした表情を浮かべるも片側の眉を持ち上げるようにして発するのは冗句交じりのやや他人事地味た言葉で。「 それが不思議と悪ィ気はしねェんだよな 」 彼女とは反対、しっかりと口角を持ち上げた笑みは誰がどう見ても先の言葉が嘘だとは思わないであろうもの。事実 “ 食事 ” としてしか見られていないのであったとしても、上辺だけを見る人間とは違い自身を見てくれているだけ幾分か満たされるというもの 「 どうせなら名前呼ばれながら死にてェだろ? 」 初日にされた約束と呼ぶには些か一方的で告げた当人は覚えているのかどうかも分からないそれを思い出し、ふっと力を抜き。カップの中身を一口流し込んだところで耳に届く質問には小さく首を傾げ、たっぷりの間を空けてから「 まァ、……悪くは無かッたな 」 はっきりと明言しないのは楽しい時間を過したのと同時に対価になった辛い記憶を思い出すから。それ故、少し暗くなった声色を隠すように 「 ……そうだ。今度はレナードに部屋から連れ出して欲しいンだが、彼奴が好むモンってなんかあるか? 」 レディとの会話に引っ張り出してくるには少々不適切だろうか。然し急に話題を180度変えた所で不自然になってしまうだろう。それに今迄コンタクトを取らなかったのは彼が応じてくれる未来が想像付かなかった事に加え、望む対価を与えられる気がしなかったから。旧知の仲であるのであれば気難しいヴァンパイアの情報を少しでも引き出せないかとの期待を滲ませ )
851:
ニール・グレイ [×]
2024-05-10 21:44:13
>ハイネ(>849)
(彼の条件の快諾を以て、取引は成立した。混ざりそうな程に見詰め合う互いの瞳の色を眺めながら、「…絶対だからねぇ。」もう一度だけ、今度は落ち着き払った念押しを。それからまた顎を引くより先に、光を帯びた彼の掌が目の前に現れる。それに一つ瞬く合間に、尋ねられた覚悟に対して、「……うん。」すっかり高揚の鳴りを潜めて静かな、しかし迷いなど見せない澄んだ微笑みで頷く。――その刹那。ふと、ゆらり此方に近付くフェロメナに気が付いて、視線はそちらへと釣られて落ちる。今は華やかな薔薇色を呈して足元を優雅に泳ぐ彼女へ、「オレちゃん頑張るから、待っててねぇ。」いつも通り間延びした言葉遣いで声を掛けた。すればやはり橙色に変化して旋回する姿に、ふっと和やかそうな吐息を吹いた後。「――ハイネも、待っててね?」上げた目は彼を捉えて見据える。悪戯そうに無邪気そうに、しかし腹の奥のケダモノが滲ませる焔を含ませた口の端で、同じ言葉に狂喜を乗せて。……これから二週間、誰かの瞳に映る己を見る事は叶わない。どう足掻いても今までのようにこの“餓え“と“渇き”を満たせはしない。己自身、未知の領域に踏み込み転がり堕ちていくというのに――何処か、好奇にも似た色に歪めた瞳に映した彼の笑みを最後に、淡い光も塗り潰されていく視界と共に沈む意識に任せるまま、瞼を閉じた。)
***
一旦ここまでみたいだから、締め括らせてもらうねぇ。…ふふ。ハイネとのお話、すごく、すごーく楽しかった。気分が上がってお行儀悪い所もいっぱい見せちゃったけど、そこは大目に見てちょうだいねぇ。
さて、これからオレちゃん暫く何にも見えなくなっちゃう訳だけど、このまま誰にも会えないなんてちょっぴり悲しいから、一度他の怪物さんに会ってから、またハイネに会おうかなぁ。
例えば、オレちゃんが見えてない方が怖がらせなくて済みそうなミゲル、賑やかで元気の出そうなアッシュ、…あとは、そう。優しいクォーヴに甘えてもみたいなぁ、なんてね。
あ、そうそう、羊みたいな狩人さん…はは、ちゃんとレオって呼んだ方が良いね。あっちのお話なんだけどねぇ、お祭りの一件でラザロに対して自分の価値観が揺らいだ事は何となく自覚したみたいだけど…まだ戸惑ってる部分が大きいからさ、次の指名はその辺りを相談出来そうなミリアムか、いっそスキンシップの激しい怪物さんにでも来てもらって、手っ取り早く感覚としてラザロへの感情を解ってもらう、っていうのもアリかもねぇ。
それで最後に……次のお話はオレちゃんとレオ、どっちが出てこようかなって迷ってて。オレちゃんとしてはこのまま自分の物語を進めたい気持ちの方が大きいけど、レオの方も佳境だから少し気になっちゃってねぇ。
……ふふ。ごめんね、こんな事言われても困るよねぇ。うん、今はオレちゃん――“ニール・グレイ”のお話を進めさせてほしいかなぁ。だって、レオばっかり想い出増えてちゃズルいもの。
長々ごめんね、それじゃあ、ハイネにまた後で会おうね、って伝えておいて。それから、引き続きオレちゃんの事、宜しくねぇ。
852:
マリーシュカ [×]
2024-05-11 21:28:48
>リーパー(>850)
――もちろん。お手紙、楽しみにしているわ
(再度の来訪を願われる言葉には一瞬呆気に取られて、すぐに心底からの喜色を表情に映し出して。気に掛け続けるとは言え所詮自身は人喰らいの怪物、立場を弁えるように貴方からの招待があった夜には馳せ参じると言外に伝えて。美味しいと言われて満更でもない気持ちは正直言って理解できず返す言葉を見つけられないまま、しかし続いた言葉には浅く頷いて「 …それは分かる気がするわ 」共感を示してから手に包んでいたティーカップを極力音を鳴らさないようにソーサーへ戻して「 生きている間に色んな命に出会ったのに、最期に一人も名前を呼んでくれないなんて寂しいもの 」そっと窓の外の月へ目を遣ったつもりが、窓辺に咲く黒薔薇が意図せず視界に入る。今まで自身が食してきた獲物たちには最期の一息まで愛と慈しみを伝え注いだつもりでいるが、孤独を感じる事なく逝けただろうか――答えのない問いにふと自嘲するように吐息と共に笑ったのは「 ……でも、誰でも良いわけじゃないのよね 」自分は貴方の何倍もの時を生き長らえているのに、未だ最期に名前を呼んで欲しい存在は見つかっていない事に気付いたからで。レンブラントとの逢瀬については特に相談事が出てこなかった事で何か重い鎖を巻き付けられたわけではないと推測して内心で胸を撫で下ろし、すぐに幼馴染の話題になればそれ以上悪魔について言及するのは控えて「 レナードにお願いを聞いてもらうためのもの…ということよね、 」それは古い付き合いのある自身にとっても即答出来ないほど難解な問。元より好むものの少ない彼に懸命に思いを馳せて「 魔界の果物で何種類か彼の好むものはあるけれど、食べ物で釣られるような性格じゃないし…。後は…、……そう、彼は読書が好きね 」黒薔薇屋敷の果樹園に成っているそれをいくつか思い浮かべるも、高飛車なヴァンパイアは獲物に餌で釣られる事に良い気はしないだろう。折角獲物である貴方が怪物である自身を頼ってくれたのだから何とか力になりたい、その一心で思い出したのは彼が窓辺でよく読書している姿「 …そうだわ! 」名案を閃いた、とばかりに小さく柏手を一つ打ち「 リーパーがオリジナルの物語を書き下ろして、それを彼にプレゼントするのはいかがかしら? 何章かに分けたら、続きが気になって彼の方からお部屋に来るようになるかもしれないわ 」些かハードルの高いアイデアだが、貴方が他の怪物に食べられてしまわない限りは命尽きるまで時間は山程あるはず。それが貴方のお屋敷で生きる僅かな励みになればと、お節介な意味合いは思い浮かべるに留めて「 まだ自分が読んだ事のない未知の物語――きっと彼は興味を惹かれると思うの 」淡く脇を締めながらゆるり両拳を握って力説するような仕草を取りつつどうかしら、と貴方を見つめて)
853:
クォーヴ [×]
2024-05-11 21:52:08
>ニール(>851)
素敵な締めをありがとう。お行儀が悪いなんてとんでもない、君の魅力をたくさんお披露目してもらった夜になったね。こちらこそとても楽しくて時間があっという間に感じたよ、本当にありがとう。
狩人の彼にもまた近々お会いしたいね。ミリアムが屋台の戦利品を届けるついでに会話をするのは大賛成だな。その中で彼の違和感が形になりきらなければ、君のアイデア通り…そうだね、ユギンかラクシュエリあたりを呼んでみるのも良いかもしれない。俺としても、ラザロが彼に抱いているのが食欲なのかそれともそれ以外なのか気になる所だし…ふふ、楽しみだね。
君との続きは――もし嫌でなければ、挙げてくれた怪物すべてに会うのはどうかな。君が複数の使い魔へお部屋への招待状を託したという体でも、ハイネから「今ニールの部屋へ行くと面白いものが見られるかも」と吹聴された怪物が興味本位で、もしくは君を心配して訪問するという体でも、どちらでもお好みの方を選んでもらえるかな。ああ勿論、一人一人の怪物との交流にあまり長い時間は取らせないつもりだよ。もしお話が盛り上がりそうなら別だけれど、その辺りは臨機応変に、ってことでいかがかな。言うまでもないけれど、気乗りしなければ遠慮なく伝えてね。君が出来る限り楽しい夜を過ごせる事が俺達の願いなんだから。
854:
リーパー [×]
2024-05-11 22:27:26
>マリーシュカ ( >852 )
──手紙出す前に来てくれてもいいんだぜ?
( 聞こえてきた言葉に片眉を上げてから、戯れのようにそう零し 「 まァ、何のお構いも出来ねェが。マリーシュカとは約束もあるしなァ 」 なんてクツクツと喉奥を震わせるような笑い声をひとつ。同意を示してくれた事に一瞬意外そうな表情を浮かべるも 「 だろ? 」 直ぐに常のものへと戻して。「 ……まァ、な。だが、俺は選べる立場にはねェんだろうが 」 やや諦めの如く付け加えるのは自身が屋敷の住民の獲物だから、というよりも人間界で罪の無い人の命を唯自分がそこに存在しているという実感の為だけに奪ってきた自覚があるから。ふと彼女の様子に気が付けば、表情を和らげて窓の外へと視線を向け 「 自分の最期、マリーシュカに名前を呼んで欲しいッて奴もいるだろうし、その逆もきッと見付かるだろうよ 」 この言葉一つで彼女の憂いが取れる訳では無いだろうが、例えそれが自己満足だとしてでもそう落とす事しか出来ず。付き合いが長いという彼女でもこれ程までに悩むのか、なんて考え込む姿をじっと見詰めて。確かに食べ物で釣られるようであれば、血液でも問題がないだろうと胸中で思い浮かべれば首肯をひとつ。次ぐ彼の趣味、と呼べるであろう事柄には直接見た訳では無いものの、月明かりに照らされ本に目を落とす姿はきっと絵になるのだろうと。「 ……物語……か、 」 元より音楽以外の創作物に触れる趣味など皆無に等しかった自分が書く物で満足させられるかどうか。然しながら彼女が悩んだ末に出してくれたアイデアを無下に断るつもりも無く、視線を中身の減ったマグの中へと落として考え込んだ後に 「 一回やッてみるか。彼奴が読むようなモンが書けるかは分かんねェが 」 彼へ読ませる目的半分、自身の時間潰し目的半分として考えれば悪い案では無い。量の手を握り込む彼女へと落としていた視線を上げて視線を交えるように )
855:
ニール・グレイ [×]
2024-05-11 22:33:27
>クォーヴ(>853)
…そう?ふふ、嬉しいなぁ。時間なんて忘れちゃうくらい楽しかったのはオレちゃんもだから、これでおあいこかな。
はは、良いねぇ。じゃあレオの夜が訪れた日は、最初にミリアムにご相談して、答えが出ないままなら二人の怪物さんの内どちらかを呼ぼうかな。…ふふ、ね?ラザロもレオも、解った瞬間にどんな表情するのか、オレちゃんも楽しみだなぁ。
……んふふ、良いの?それじゃあ、お言葉に甘えて皆に会っちゃうねぇ。訪問の理由は…オレちゃんと既知のクォーヴとアッシュがハイネに聞いて、が自然かな。アッシュはきっと心配してくれるだろうけど…貴方も心配してくれる?ミゲルは…あまり自分の方から人間のお部屋に入ってくるイメージは無いけど、招待状を出したらお部屋の前までくらいは来てくれるかなぁ?
あとはそう、来てくれる順番かな。怖がらせちゃいけないミゲルが最初、まだオレちゃんに余裕のある時期。次にちょっぴり元気無くした頃にアッシュ、それから最後、追い込まれ始めた頃にクォーヴ。…貴方が相手なら、少しの粗相は許してくれるかな、なんて…ふふ、ちょっと甘えてみたくてねぇ。
お話が長くなっても短くなっても、きっとオレちゃんは楽しい事には変わりないから、怪物さんみんなもいっぱい楽しんでね。それじゃあ、オレちゃんからはこんな所かな。
856:
マリーシュカ [×]
2024-05-11 23:13:15
>リーパー(>854)
(自身が貴方にとって最初に出会った怪物だったのであれば、幼馴染を差し置いて呼ばれる前に何度も部屋を訪問するかもしれない。だが今回は別ケース、きっと貴方の味を気に入っているであろう幼馴染との関係に変な歪みを与えない為にも線引はしておきたく「 そうよ、とっても楽しみにしているの。だから、いつまでもお手紙をくれないと勝手に来てしまうかもしれないわ 」あくまでも約束の範囲内で貴方と触れ合いたいのだと、柔らかな微笑みを浮かべながら手放していたティーカップに手を伸ばして。貴方の言葉に忍ばされた暗い過去には触れようもなく、ただ一縷の希望を提示するような内容には自身を励ましてくれたように感じて冷たい胸の内にまたほんのりと暖かさが去来し「 あなたの初めてが私だったのなら、 」そうであればレナードに遠慮することなく全てを手加減なく注げたのに、という口惜しさは無意識に肉声に乗ってしまった益体もないもしもの話。途中で気付いてゆるゆるとかぶりを振って「 いいえ。…私があなたにとってそういう存在なら良かったのだけれど 」それもまた片腹痛い夢物語と分かっていて軌道修正を。考え込むような姿をどこか乞うような気持ちで見守り続け、最終的に乗り気になってくれたことに心から嬉しそうに破顔して「 きっと喜んで読んでくれるわ。彼の事だから、素直に態度には出さないかもしれないけれど 」貴方が一生懸命に作文したのに、昔馴染は気の利いた対応はきっと出来ないだろうと推測して、もしそれが現実となってしまった際に貴方が気落ちしてしまわないようにと気休め程度のフォローを入れて。そうと決まれば、とばかりにまた使い魔へひそひそ話をすれば、コウモリはバスケットに入ったやや大判なサイズのレターセットと万年筆を貴方へと差し出し)
857:
クォーヴ / ミゲル [×]
2024-05-11 23:32:18
>ニール(>855)
色々と一緒に考えてくれてありがとう。それじゃあアッシュと俺はハイネから情報を得て…という体でお邪魔させてもらうね。俺は…ふふ、どうだろう。心配と興味半々、かもしれないね。
ミゲルは人間を怖がって警戒するから、きっと招待状に応える勇気もないと思うんだ。だから偶然ハイネから今回の事を聞いて、気紛れな興味本位で君のお部屋へ向かわせようかな。
順番の指定もありがとう。俺が最後だなんて、そんな美味しい所を頂いてもいいの?…ふふ、今から待ち切れないな。たくさん甘えておいで、ニール。
早速ミゲルを呼んでくるよ。ハイネとの約束から大体2~3日後辺りをイメージしているけれど、齟齬があったら遠慮なく教えてね。その時はロル内で時間経過について触れてもらって全く問題ないよ。
それじゃあニール、良い夜を。
***
ミゲル:
(事の発端は屋敷の一角でハイネと鉢合わせた偶然で。上機嫌な彼に一方的に話しかけられ対応に窮している中で、貴方との約束についてと今貴方を観察すれば面白いかもしれないと聞かされるも正直自身にとっては関係のない事。拒否を示すために人間は怖い、近付きたくないと告げれば、耳を疑う返答――あの部屋に居るのは本当は人間じゃないかもしれませんよ――と。これまでお屋敷の生活で人間以外が攫われてきたなんて話は聞いたことがなく、そうなれば臆病ながらも好奇心が擽られるというもの。少し確かめるだけ、そんな風に何度も言い聞かせながら貴方の部屋の前に到着すれば、相手が人間だったらどうしようという恐怖に存在しない心臓が早鐘を打つ心地で。そのままたっぷりと悩んだ結果、やはり自分にとってはそんな事どうでもいいじゃないかと逃げ癖が顔を出し、踵を返して立ち去ろうとした刹那たまたま通りがかったコウモリの使い魔が挨拶をするように甲高くキィキィと鳴いて「 わ…、しぃ…っ!僕がここにいるってバレちゃうだろ…?! 」動揺のあまり声量を抑えたつもりが制御は上手くいっておらず、その騒がしい応酬は扉の向こうの貴方にも届いているだろうか)
858:
ニール・グレイ [×]
2024-05-12 00:55:20
>クォーヴ/ミゲル(>857)
うん、うん、ありがと。……貴方も案外意地悪だねぇ。
そっかぁ、解った。それじゃあ、その流れでミゲルを“歓迎”させてもらうねぇ。
……貴方だからそうお願いした、って言ったら他の怪物さんが怒っちゃうかな、なんてね。オレちゃんも、貴方に甘えられるの、心待ちにしてるね。
うん、わざわざ時間経過についてもありがとう。貴方とオレちゃんと、ちゃんと考えが合致してるみたいで安心したよ。
じゃあ、また後で会おうね、クォーヴ。…良い夜を。
***
(ハイネとの約束から少し。体感としては、二日か三日程度だろうか。使い魔達のお陰で盲目であろうと生活には然したる支障も出ず、しかしながら眠るばかりで過ごす時間はあまりにも味気無い。誰かに招待状でも、なんて考えたその矢先、何かの鳴き声が聞こえた気がして顔はそちらの方へ。「……誰か、居る?」ぽつり落ちた疑問は、続いた声に確信へと変わる。どうも焦った様子であった事は少々気に掛かりはしたが、それでも今はこの真っ暗闇を彩る何かが向こうにあると頬を綻ばせ、使い魔の先導の下ベッドの上からドアの前へと。手探りで握ったノブを引き、「こんばんはぁ、誰かさん。」弧を描くいつもの“人間らしい”微笑みを形作って、其処に居る筈の誰かにご挨拶を。「ええと……貴方は人間さん?それとも怪物さん?」問いと共に送る光の無い視線は、当然彼を捉える事は叶わずふらふらと空振り惑い、困り顔で首を緩やかに傾げる。「…ふふ、どっちでもいいかなぁ。」だが直ぐに嬉々と吹いた吐息にそれを掻き消す。――質問の答えなど最初から求めていない。肝要な部分はそこではない。「ねぇ誰かさん、もし良かったら、オレちゃんとちょっとお話してほしいなぁ。…ずっと一人じゃ、寂しくて。」きゅっと寄せた眉の端を下げ、悲しそうな色に表情を染めてそう言葉を紡ぎながらドアから半身退き、恐らくは彼が入れるであろう程度の隙を作る。「あ、オレちゃんねぇ、ニールっていうの。」それから、ふと気が付いたと自らの鼻先を指差しての自己紹介を。「貴方のお名前も聞かせてくれる、誰かさん?」どこまでも合いはしない視線の中、せめてもの柔い愛想を声と頬に含ませて、まずは彼の名前を尋ねてみた。)
859:
ミゲル [×]
2024-05-12 09:18:35
>ニール(>858)
――――ッ!
(内側から開かれる扉、呼び掛けられる声に思わず全身の筋肉が強張り。怖いものでも見るようなおぞましさを滲ませた表情は失礼極まりなく、貴方が盲目で良かったのかも知れない「 …ぁ、……っ 」もともと進んでコミュニケーションを取ることが不得手な幽霊は次々と紡がれる言の葉にどう反応しようとぐるぐる思考を巡らせて意味を成さない声を零し、恐怖や驚きに彩られた身体も虹彩もわなわなと微かに震え「 寂、しい……? 」ようやく一つのキーワードを拾い上げることに成功すれば、得体の知れない貴方にも自身が時折抱くものと同じ感情があるのだと分かって身体の震えは止まり「 ニールは……何? 」その代わりに絞り出した声はか細く震えていて。人間の部屋に先方から招かれるなんて奇異な出来事は当然初体験で、もしかしたら本当に人間ではないのかもしれない、なんて一抹の期待がざわりと湧き上がっては貴方から貰った質問を問い返す形を取り「 ぼく…っ、僕は、…ミゲル 」入室のために確保してくれたのであろう無防備なスペースと、自身の知る人間の色彩とは異なった相手の姿を忙しなく動く視線で交互に見ながら、緊張により狭くなっている喉からどもりながらも名前だけを伝えるのが精一杯で)
860:
リーパー [×]
2024-05-12 09:18:37
>マリーシュカ ( >856 )
近いうちに誘いの手紙は出すつもりにしてンよ
( 軽口に無闇に乗らないあたり、ヴァンパイアの彼への遠慮が少なからずあるのだろうか。ふっと表情筋を緩めた後、マグをテーブルの上へと置き組んだ足に頬杖を着いて 「 それにマリーシュカと話してンの楽しいしな 」 多少の半段のし辛さはあるだろうが、微塵も害意を感じることの無い彼女と話していて毒気が抜かれているのも事実。その証拠に浮かべる表情は意地の悪さが抜け落ちているはずで。思わずと言った様相で途中まで紡ぎ出された言葉の結びを推測してしまうのは彼女のどこか寂しげな様子が先程から引っ掛かっている故の事。唯、自身が引っ掛かっているそれに対して言及をすることはせずに 「 ?別に初日に会ったのがレナードだからッて、マリーシュカが遠慮する道理はねェだろ 」 この気優しいヴァンパイアにとって、昔馴染みが少なからず気に掛けているという事は懸念点でしか無いのだろう。然し自身は特に現状として誰かの物であるだなんて自覚も、誰かに命を預ける約束をした覚えも無く。欲しい物を欲しいと、そう思う感覚がある事の何がいけないのか、なんてあくまで人間として真っ当な方であろう考え方が違うのかと首を傾げて。「 ハハッ、その時は誰かに慰めてもらうコトにすッかな 」 まともに目を通してくれるのであれば御の字、そう思っているからこそ彼女のフォローには軽口で返す事に。蝙蝠から差し出されたバスケットは彼女からの気遣いだと遠慮すること無く受け取り、中から万年筆を取り出せば眉を下げ 「 備え付けのペンでも良かッたのによ 」 ゆるりと弧を描く口元で )
861:
マリーシュカ [×]
2024-05-12 09:40:30
>リーパー(>860)
……うふふ。私も楽しいわ、こんなのとっても久し振り
(繋いだ約束がそう遠くない内に果たされるであろう事も、怪物との交流を楽しいと言ってくれる事も、そのどちらもが上辺だけのおべんちゃらではない事がどこか憑き物の落ちたような貴方の表情から伝わっていて。人間からすれば心臓が備わっているであろう位置にそっと両手を重ね合わせて、今感じている暖かさを噛み締め保存するように目を閉じて。「 そういう考え方、素敵ね。何だかあなたと話すと今まで見えなかったものが少しだけ見える気がするの、…あなたの不安を少しでも軽くするために来たのに、私の方が色々教えてもらってしまっているわね 」落としていた瞼をハッと上げたのは、自身の凝り固まった価値観を解きほぐし瓦解させるような言葉が真っ直ぐに胸に届いたから。きっと貴方は自分が欲しいと思えば後悔しないように行動できる強さを持った人なのだろう、そう感じ入れば淡く口角を上げ「 私は――そうね、あなたと違って少し臆病で狡いの。どちらのことも大切にしたい、欲張りなのよ 」屋敷へ攫われたことで否応なしに人生を壊された貴方のことも、ずっと長い間黒薔薇屋敷の呪いを共に耐え忍んできた同胞のことも、どちらも優劣つけられないほど大切。逆に言えばどちらかを取る決め手がない状況とも表現できるが、今度は自嘲するでもなくそんな自分をとっくの昔に受け入れているような清々しさを声に乗せ「 だから、なんだか私にはあなたが輝いて見えるの。……あんまり近くにいると、その眩さにあてられてしまいそう 」最後の言葉は冗談か否か、唇に指を添えくすくすと笑って「 その万年筆、とても滑らかで書きやすいの。だから、あなたに使ってほしくて 」貴方の手中へと渡った万年筆へ視線を移してそれが自身の私物であることを示唆しながら、きっとこれからたくさんの文字をしたためなくてはならない貴方の方が有効活用出来るだろうと)
862:
執事長 [×]
2024-05-12 09:52:29
>ご新規様・常連様・お試しの方問わず、置きレスにてのんびりお相手様を募集中です[ 今夜の案内役:ラクシュエリ ]
>ルネコの備忘録【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2019/08/26/174536】
お屋敷での暮らしのイメージとして、演者様と同様に怪物の食事として攫われてきた少年:ルネコと提供たちの一場面を切り抜いた短編です。
本編や提供の雰囲気を何となく知っておきたい方向けですので、もしお役に立ちそうであればご活用ください。(ささやかですが特典あり)
▼ 提供一覧 ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters】
▼ PF作成はこちら ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/welcome】
▼ 世界観・ルール ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world】
▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼
◆ルシアン(>>19)
◆ザカリー・アーバーン(>>93)
◆レオ(>>147)
◆ニール・グレイ(>>244)
◆シャラメ(>>395)
◇ミネルヴァ(>>489)
◇プリケル(>>559)
◆リーパー(>>576)
◆グレン(>>644)
▼ 現在のブックマーク(最長1ヶ月間保持) ▼
●ニール・グレイ × ミゲル ⇒ 【 >>859 】
●リーパー × マリーシュカ ⇒ 【 >>861 】
▼ 日常イベント ▼
【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/events】
▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼
863:
ニール・グレイ [×]
2024-05-12 10:33:25
>ミゲル(>859)
(強張って聞こえる声は其処に誰かが居るという確かな証明であり、繰り返された己の言葉を頷きで肯定する。発されている音の高さに目線を合わせて、見えないなりの歩み寄りを行う先、か細くとも届いたその名に表情はふわり色付く。「そう。…ふふ、ミゲル、宜しくねぇ。」まずは初めの一歩を踏み出せた事を喜ばしげに、しかしどうも緊張の窺える彼を驚かさぬよう控えたトーンで返してから、「……何、何かぁ…ちょっと難しいねぇ。」漸く彼からの疑問に対して首を捻り悩みに唸って、暗闇の中の視線をふらふら泳がせる。「…あ。小さい頃、オレちゃんの事を“蛇の子”だって言ってるのを聞いた覚えはあるけど……それじゃ答えにならないかなぁ。」ふと、やっとの事で掘り出した記憶を渡してはみたものの、自らその無稽さへの苦味を微笑みに含ませる。招きに開いた空間に何か通る気配が無い事を鑑みて、悩みに逸れていた顔をまたドアの方、正確には彼が居るであろう方向に向け直す。それから、「……ミゲルは、」ほんの少し、静けさを落として。不安を帯びた曇り声で彼を呼ぶ。「……蛇さん、嫌い?」他でもなく“自分が怖いか”と、顔には晴れない憂惧を纏わせてみせながら、言葉と首を傾ぐ仕草にだけは戯けるような緩やかさを着せて、彼へそう問い返した。)
864:
リーパー [×]
2024-05-12 10:41:41
>マリーシュカ ( >861 )
ンなら良かッた
( 恐らく彼女がそのような嘘を吐く人物だとも思いはしないが、胸の辺りに手を添えるその仕草に目を細めて。 「 そりゃ価値観は色々だろうしなァ。……一人の時間を過ごさずに済ンでんだ。俺も助かッてるよ 」 ただでさえ人と人であっても感じ方、考え方は様々。それが人とそうでは無い者とであれば全く異なった考え方をするのも道理であろうが、少なからず彼女には自身の言いたかった事が伝わったようで軽く息をつき。「 ンな事言ったら俺の方がずっと欲張りだろ 」 欲しい物には手を伸ばせばいい、そんな生き方をしてきた挙句今はこの人ならざる者が住まう屋敷で本来の自分を見て欲しい、それを原動力に動く自身はそう称する以外何になるのか。きっと傍から見れば随分と滑稽に写るだろう事は自覚済み。残り少なくなっていたマグの中身を飲み干し、ふぅと息を吐き出した後に 「 まァ、欲張り同士俺にはもッと欲張ってもいいンじゃね?……その “ 眩しさ ” ッてのが嫌じゃなけりゃ、だが 」 元よりヴァンパイアの彼に誰とどう交流をしているか等話すつもりは無い──無論何か他の方法でバレてしまう手立てがあるのなら話は別だが、少なからず自身の希望とあれば昔馴染みの間柄の二人の仲が拗れる事は無いのでは無いかと画策して 「 俺はレナードとも、マリーシュカとももッと話してェし仲良くなりてェ。ッてのはダメか? 」 きっと心優しい彼女を困らせてしまうだろう。そう分かってはいるものの駄目押しとばかりに 「 そういうコトなら、有難く貰ッとくな 」 厚意で添えてくれた私物を突き返す、だなんて無粋な事はせず。じっと万年筆を見た後に丁寧にバスケットの中へと仕舞い込むと同時、いつか自身が最期を迎える際には彼女の元へと返そうと心に誓い )
865:
ミゲル [×]
2024-05-12 11:16:58
>ニール(>863)
……よろしく、?
(まるで此方との関係性を築いていく気があるかのようなお決まりの文句を半ば反射的に贈り返すも、未だ警戒心の解かれない胸中が語尾を疑問形に濁らせたことに表れて。自分が何かなんて然程難しい質問には思えず怪訝そうに眉を寄せて「 違うよ、そういうことじゃなくて… 」クリティカルな答えが返ってこなかったことにもどかしそうに否定を、こんな風にはっきりと意思表示出来たのは貴方が自身を怖がらせまいと気を遣ってくれているからなのだが余裕のない幽霊は未だそこに気付けず「 例えば僕はゴーストなんだ。だからほらその、君は何なのかなって、…分かんない? 」サスペンダーをにぎにぎと何度も握りながら一生懸命話す姿は容姿よりずっと幼く見えるだろうが、盲目の貴方にはどこか焦れったいような調子の声しか此方の様子を窺い知る方法はないだろう。蛇、その生き物がどうやって貴方へ繋がるのか全く想像もつかないからこそ「 …嫌いじゃない。けど好きでもない、かな 」と素直に感想を告げて。貴方の正体が分かるまではその領域である部屋へ入る勇気は持てないまま、それでも視点の定まらないような様子にようやく気付いて「 目が…見えないの? 」ハイネから多くを聞かされたわけではないため、どこかおずおずと控えめに問うて)
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