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847:
ニール・グレイ [×]
2024-05-09 20:38:22
>ハイネ(>844)
(予想はしていた筈なのに、いざ突きつけられた代価に動揺した視線が一瞬振れ動く。それをすっと起こした上体共々彼から遠ざけながら、代価の続きを聞いた後、「――意地悪なひと。」強引にジョークを纏わせた言葉を落として、温度を忘れた形だけの微笑みを。…そう、己が寂寥を恐怖としている事も、この腹の内に蠢くケダモノの事も知っていて、何を以てそれを満たしているのかも解っている上で彼は、フェロメナとその条件を掲げている。詰まる所の目的など――理解した瞬間に、口の端は大きく吊り上がる。「…っは、あはは、ふ、はは、っ…!」今度は、噴き出すに任せた笑い声を響かせ、その勢い余りに顎が背ごと僅かに反れる。「俺、そんな交換こ初めて!二週間なんて、我慢出来るかなぁ?」天を仰いだまま、反響も消えない内に重ねる独り言に滲むのは、彼の熱に当てられたような狂喜、それから悦楽。「でも、そう、彼女の――フェロメナの為だからねぇ。」身勝手に己をケダモノに変える取引、けれどもその条件を断れる筈が無い。だって、その光は確かに己を見て、声を聞いていた。“ニール・グレイ”を認識した意思ある生き物を天秤から蹴落とすなど、どうして出来ようか。ぐん、とまた顔を彼へと向けて近付ける。「いいよ、オレちゃんの目、貴方に預けるね。」成立を告げるは恍とした色、それに遊びに興じる愉楽をぐちゃり乱暴に混ぜた、奇妙に艶めく満面の笑顔。「ねぇハイネ、」瞳はまた、頬と同じく透ける赤の量を増して、濃く深く色が染まり上がり、昂揚に爛々と見開かれている。「二週間後――オレちゃんが“何”になってても、必ず約束守ってね。」今は鮮烈な紅の尾を揺らすフェロメナ、次いで目の前の彼の、火傷しそうな程の執着を覗かせる金色。その二つを瞠る瞳に焼き付けるように熟視しながら、表情に違わない歪な喜楽に塗れた声で此方からも条件を突き付け返した。)
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