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版権(元ネタあり)なりきりチャット
自分のトピックを作る
1484:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-09 07:05:24
>>1483 ノア
そりゃそうだろ。お前の縄張りと気候、人……環境がかなり違う。
(鏡の中の揺らぎが強くなり眩い光に飲み込まれる。頬に当たっていた冷たい空気が、乾燥した空気へと変わる。目の前には広大な砂地と特徴的な岩肌むき出しの我が寮がそびえ立っていた。寮の玄関ホールには昼間の熱気が残り、かすかに土や草の香りが混じる。それは司書も感じ取ったようで目をパチクリしながら発した彼女の言葉に鼻で笑うと、寮全体を見渡すように顎をしゃくってみせた。チラチラとこちらを伺う何人かの生徒達の頭の上には自分同様獣の耳や尻尾が生えている。サバナクロー寮には多くの獣人が所属しており、他の寮とは一線を画す色があることは間違いない。言う割に特に説明する気もなく、だるそうに首を回しつつ再び彼女の手を引き寮の中へと連れてゆき。――乾季の長いサバンナに建つ寮はかなり開放感のある造りになっている。具体的に言えば一部木で骨組み作っておしまい!紐つけておしまい!のシースルー部分が多くある。申し訳程度の落下防止用ロープに、木の板を並べただけの廊下はかなりオブラートに包めばアスレチックを思わせる遊び心のあるデザインといえよう。オブラートを引き裂いていえば、魔法も高い身体能力とない人間にとってすっげー危ないのである、この造り。彼女が地面まで真っ逆さま!なんて事にならないように、繋いだ手を見せつけるように臍辺りまで持ち上げる。貼り付けましたと言わんばかりの下瞼だけを引きあげた笑みを浮かべ、これまたサンドイッチが好物そうな胡散臭い王子様のような話し方で彼女に注意を促して)
さてお姫サマ。この城はかなりワイルドな造りになっておりますので、お手を離さぬよう。お姫サマには落っこちた際に引っ掛かる尻尾もありませんので。
1485:
ノア [×]
2025-03-09 08:27:07
>>1484 レオナ
・・・キミのように愛しいものを囲う尾が無いのは些か不便でね。そんなに危険なら抱き上げて連れて行ってくれても構わないのだけれど、王子様?──もちろん冗談だよ
( 聞こえた声に確かにそれはそうだ、と目を寮に向けて僅かに目を細めた。広々とした広大な大地、乾燥した砂と自然の香り、人には無い少し鋭く警戒した気配、それから──少し顔を上げて、塀も窓枠もない広い空に映る星たちに一瞬目を輝かせて・・・後の楽しみにしておこうと目を前に向け直す。この城の長が傍にいれば、そうそう危険なこともあるまい──と思っていたが、よく言えば穏やかな、悪く言えば胡散臭く非常に鼻につくさ笑み曰くそんなことはないようで。寮内を歩くくらいのことはできるに違いないが、そこまで言うのならと売り言葉に買い言葉。確かに運動神経に自信はないが、そもそも開放的過ぎる造りは欠陥と言えるのではないか・・・繋がれたままの手に、小馬鹿にされた不満を示すように握力計よろしく持ち得る限りの力を込めて。そちらこちらから、様子を伺う気配がする──生徒の簡単なじゃれ合うような一言で、揺らぐそれらと比べれば確かにこの獅子は大人だったらしい )
あと、あまりオヒメサマ扱いは・・・キミの食指が歪んでいると誤解をされるでしょう、辞めておいた方が良い
1486:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-09 17:36:06
>>1485 ノア
姫抱きして1周してやろうと思ったのに、残念だ。なら、尻尾巻き付けて歩き回ってやってもいいんだぜ?
(ノアの軽口の内容は先程の手を繋ぐことからさらにステップアップするご案内。ひとつ返事で実行してやろうかと聞いていれば、すぐに付け足された保険の言葉に、軽口鼻で笑う。冗談、で済ませて逃がすまいとからかうように低く囁くと、唇の端を持ち上げて意地の悪い笑みを浮かべる。視界の端ではわざとゆっくりと揺れる尻尾。その振り幅の大きな動きが最後、スルリと彼女のスラックスを撫で上げた。フッと笑いを収めると、寮生からの不躾な視線にノアの足取りがほんのわずかに緩んだ瞬間、立ち止まる。緑の瞳が鋭く射抜くように彼女を見据えた。自分を悪役だと自称し、スカートにすら足を通さず、周りの目をずっと気にしている彼女。その異様なまでに歪められ食いちぎられた自尊心は聞いていて気分が良いものではない。例えそれが自分を想って言ってくれたことであってもだ。ならば、彼女が舞台に上がり誰かの姫になる権利があることを、思い出させてやろうではないか――片眉をつり上げ、本物の悪役の笑みを浮かべる。向こうは全力で力を入れているらしいが、自分の手とひとまわりもふたまわりも小さい手では精々子猫が牙を立てる程度の可愛らしいもの。ハイハイと宥めるように繋がった手をさらに持ち上げると彼女の手の甲に下唇をわずかにつける。見せつけるようにリップ音まで鳴らすとそこかしらからギャー!!??と野太い悲鳴が聞こえてきて、どうやらギャラリーは思ったより多いらしいことが分かった。彼女の忠告も虚しく、既にハンカチをかみ締めながら「誰よその生徒!?」と叫ぶもの、「寮長は俺の味方だと思ってたのに!」とド失礼なことを嘆く者、「どうやって取り入ったんだ?」「教えてよ何が好きか!?」と隠れてこちらを見ていた寮生たちで大盛況である。阿鼻叫喚の中、台風の目である自分は余裕な態度を崩さない。噂の鰭という鰭をむしり取るんだろ?と挑発的な笑みを浮かべたまま愉快げな声で続けて)
随分と弱気なこと言うじゃねぇか。さっきの威勢はどうした?俺の手を握って、こうしてついてきてる時点で、テメェにはここにいる権利があるんだ。見せつけてやるんだろ、お姫様。
1487:
ノア [×]
2025-03-09 18:46:42
>>1486 レオナ
──手加減という言葉を覚えたまえよ・・・頼むから、本当に、司書の頭がおかしくなる
( この生徒ならやりかねない、色々と。冗談だと先手を打っておいて正解だったと、童話でも最近は見ない程に悪い顔をした生徒を軽く睨む。柔く触れるだけの揺れる尾に、可愛いリボンと鈴を結んで飼い猫のようにしてやろう、いつか必ず──そんな反抗心が口をついて出なかったのは、降ってきた視線が思っていたよりも厳しいものだったからだ。この生徒は、己よりも己を高く買っている節がある・・・理由は謎だが、恐らくお国柄か、そういう種族だからだろう。己的には全力だった抗議すら小動物の悪戯程度のようで、緩く持ち上げられた手に外とは違って確かに熱が触れて音がした。は?、と間抜け面をするより先に周りから聞こえた声に驚き半分怯え半分で、慌てて目の前の生徒の影に回る。この生徒の慕われようなのか、あるいは己の物珍しさ故か、この場にいると取り囲まれそうだ。何処吹く風の生徒とは反対に己は耳まで熱い、というより持て余した体温で僅かに手すら震えている気がする。癖で隠れる場所を求めるように辺りに視線を巡らせて──こちらを見て同じように固まっている、バス停で見かけた生徒の姿があることに気がつき瞬きを一つ──答え合わせが済んだのだろう、司書が、昼間に寮長と外に出掛けていたどこか見覚えのある人間だったのだと・・・うんうん、己ばかりこんな目に合うのはいただけない。図書館は私語厳禁が基本だ、それなら直接司書のところへやってくる生徒よりもこの生徒に集ってもらった方が早いというもの。ほんの少しだけ、獅子の子の影から顔を覗かせたなら・・・困惑で赤くなった顔と潤んだ瞳が、照れ笑いに見えないこともなくて不満だがまあいい。騒ぎ立てる生徒達に向かって、柔らかく、ふわりと微笑みかけたなら軽く繋いだままの手を引いて )
・・・お邪魔します。大人しくしているから、どうかお気になさらずに──王子様はお借りするがね。行こう、“レオナさん”
1488:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-10 06:34:18
>>1487 ノア
これでも加減しているつもりだ。おこちゃまレベルにしたほうが良かったようだな。
(加減しろとクレームが飛んでくると、やれやれと苦笑混じりに手の甲から顔を離す。繋いだ手を握り直そうとしたところで、彼女が慌てて引っ込んでしまい指先だけを握り込む形になってしまう。手を追うように振り返れば、肉食動物に囲まれた草食動物そのもの。だがここで嗚呼!なんて可哀想に!など同情を掛けるほど慈悲の心は持ち合わせいない。ここは慈悲深い精神に基づく寮ではないからだ。寮生たちも同様、情けを掛ける気はないようで、むしろ野次馬が増えている気がする。自分の手のひらに添えられた小さな手の震えが大きくならないうちに……と思っていれば、腕が腿に触れ彼女の頭が視界の端に入る。図書館では黙々と作業をこなす彼女が、恐らく珍しい部類だろう柔らかな笑みを向けたのを見た。彼女のそんな小さな反撃に、低く喉を鳴らして笑うと「――だ、そうだ。お前たちもお利口さんにな」と寮生たちに告げる。司書の微笑みアタックに未だ呆然としていた寮生たちは、その言葉にハッとした様子で自分と司書の顔を見比べたあと「おっす!」とデッケー声でお行儀よく返事をすると、バス停で見かけた生徒を中心にして戻ってゆくようだった。おおよそ噂に尾鰭でもつけるつもりなのだろう、チラチラと名残惜しそうにいくつかの視線が飛んできて、シッシッと手で払うとピャッと部屋に引っ込んで行った。ったく、暇な奴らが多いと呆れつつ、廊下を進もうとする彼女に合わせて自分も足を前に出しながら、指を絡め直すように手を繋ぎ直し彼女を後ろに引っ込め直した。自然と一体化したような無骨な造りの廊下を行きながら、彼女らしからぬ愛らしい先手の打ち方を思い出して楽しんでいるのが目に見えてわかるほど、意地悪そうに口角を上げて笑った)
にしても、可愛い顔までしてやるじゃねぇか。テメェがそんなに演技派だったとは知らなかったぜ。
1489:
ノア [×]
2025-03-10 08:29:45
>>1488 レオナ
ご冗談を──珍しいものを見せれば満足するかと思っただけ、キミには効かないみたいだけれどね
( 加減してこれとは恐れ入る、大人というのはどうやら奥深いらしい・・・だとか。にっこりと微笑んでから僅か数拍、獅子のアシストもあり散らばっていった生徒達の背中を少し目で追ってから、手を引かれるままに大人しく再び後を追う形に戻る。どこか楽しそうに笑っている生徒をいつも通りの表情で見上げ──言いはしないが、己のあの表情を随分と沢山見たのはキミが最初だよと心の中で独り言ちた。可愛いだなんて冗談を、元々感情表現がそこまで激しい訳では無い自覚もあるし、慣れないことはするべきじゃない。・・・生徒達の喧騒が僅かに遠くなり、安堵したように辺りを見回せば確かに他の寮には無い造りの数々が目を引く。あれこれと聞いて回りたいのを我慢して、絡められたままの指に視線を落としてから──先程のことを少しばかり思い出して空いた片手で顔の熱を確かめるように額に触れ、冗談交じりに呆れたような目を生徒の背中に向けた )
寮生の皆さんは随分と可愛げがありましたね、どこかの誰かさんとは違って・・・一人くらい図書館に閉じ込めて構い倒すのも悪くは無いなと思いましたよ
1490:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-10 09:21:30
>>1489 ノア
俺がおべっか遣うようなタイプじゃねぇのはわかってんだろ。ハ!花はいくら愛でても飽きねぇタイプでな。
(呆れたように鼻を鳴らしつつも、どこか楽しそうな声色は続く。握ったままの手を軽く引き寄せるようにしながら、ノアの顔を覗き込んだ。ビターチョコレートの瞳には唇の端をつり上げ、悪戯っぽく笑う自分が映っていた。相手のこうして深く話したのは今日1日限りのこと。けれど聡明な彼女ならば、自分が冗談で可愛いなんて他人に言うキャラではないことなんか分かる。そうだろ?なんて言いたげに小首を傾げて見せた。呆れたような面持ちの相手に、クツクツと笑いながら片眉を上げる。1度笑顔が見られたから満足する経験など記憶にない。己にとって砂漠で水を撒くような話だ。むしろ、知ったことでより貪欲になるパターンの方が多い、今のように。言葉を体現するように、彼女の第1関節から爪先へと撫でるように手を握りしめる。彼女がそちらに視線がいったところで、額に添えられた手に空いた方の手で軽くデコピンをした。大胆な提案にまた冗談であるのは重々承知の上だし、相手は犬っころと遊ぶ程度にしか考えていないのだろうが、寮長的にも、王子様的にも、こちらの手を取ったくせに他にちょっかいをかける行為は口出ししたくなるものだ。ゆっくりとした動作で1歩彼女に近づけば、幅の狭い足場では彼女のすぐ後ろは壁。桜色に染まった耳に顔を近付けて低く優しく囁いて)
今からテメェが閉じ込められるんだから、それで我慢しろ。
1491:
ノア [×]
2025-03-10 10:25:52
>>1490 レオナ
嘘ばっかり!愛でるどころか手折って押し花にでもしそうな奴ですよキミは!
( 今日一日で何度遠いはずの緑色が近くで揺れたことか。ぱちりと一度瞬きを・・・する間でもない、この生徒は確かに良くも悪くも一部捻じ曲がってはいるだろうが素直で誠実だ。実際のところ、良しと思っていないものに良しとは言わない。だから、司書は何だか居心地が悪いのだ・・・大切にされて見返りを渡せるほど己に何かがあるわけではない、最初から粗雑に扱ってくれた方がまだ救われるというのにこの生徒は育ち故かそうはしない。ぴん!と弾かれた手に驚いたように目を丸くして、痛いじゃないかと苦情を──言う前に、詰められた距離の分、後ろにさがる。軽い衝撃と共に冷えた壁に後ろ髪が触れて、近くで響いた声との温度差に掴まれたままの手が揺れた。ぶわぶわと熱がぶり返す感覚はいただけない、恥ずかしいだとかそんな甘い感覚ではなくこれは混乱と呼ぶに相応しい。冗談だと分かっていての仕打ちに「もう帰る!」と叫びたいのをぐっと堪えて、額を押さえていた手で目の前の生徒の肩を押し──だから近いと言っているのだ、先程から。その一部生徒が熱狂しそうな声は己に使わないでいい。ぶんぶんと首を振って顔を下に向けて目を逸らしたまま・・・仕方がない、ここは一旦生意気な獅子の子に負けておこう )
司書が悪かった、目移りなんてしないとも・・・あと、司書は図書館に戻ったら可愛らしい愛玩動物がいることに憧れがあるだけで、けして司書自身が幽閉されたいわけではないのですがね、キミ
1492:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-10 11:20:24
>1478 キングスカラー
( /お初お目にかかります、お声掛けとても嬉しいです。本物若様には及ばないポンコツ太郎だと思いますが和気藹々?とお話しできたら幸いです!)
お前かキングスカラー……違う。小説をとろうとして落ちてきただけだ。
(声を掛けられた自覚は無かったがよく耳馴染んだ声に首動かすと、脳内で思い描いていた通り獅子の獣人が大股で近付いてくるじゃないか。人の機微を読みとるのが苦手。それも理由の1つではあるがデフォルトの表情と印象付いているため険しい形相を向けられても眉ひとつ動かず、淡々と事情を話し再び視線を下に落として。この漫画なる書物。拝読してみて目下、面白さよりも疑問の方が上回る。再度、眉を顰め思考顔に戻り「 人間達の間で流行っていると聞き手にとってみたが、何故いちいち画面内を枠で仕切る。 」他の人間に聞こうにも逃げられる未来が目に見えている、そんな所に丁度相手が通り掛かりこれ幸いと疑問を呈して。)
>1483 ノア
部屋……図書館のことか?あの高さにある電球を取り替えるのは骨が折れるだろう。必要であれば僕を呼ぶといい。
(学園のどの部屋を指しているのかわからないが司書という職務を考えたときにぱっと、思い当たったのは図書館。仮にそうだとすると館内の状況が少々気になり詩集を手にとる彼女に隣から確認をとった。読書で利用する以外にも図書館はガゴ研の大切な部室。そして読書家にして我が騎士、セベクもかの場所を重宝している。建物の設備に不具合が生じたのならば普段、利用してるぶん役立てれば。性格上、誰が相手でも、尊大さは抜けないが前述の心情こもった言葉を伝えるその声色は幾らか柔らかで、言い終えると平積みに置いた小説の山を小脇に抱えた。)
1493:
ノア [×]
2025-03-10 12:23:45
>>1492 マレウス
ああいや──でも、そうですね。キミを見込んで一つ頼み事があるのですが
( 確かに司書であるからして、居場所の電球がダメになったと言われて思い浮かぶのは図書館に違いない。が、今回切れたのは図書館に隣接する自室のものだから・・・生徒にそこまで頼むのは些かしのびない。ふむ、と少し考えてから思い出したのは本棚の最上段、ふわふわと浮いている気ままな本たち含め中々手の届かない彼らのこと。本来の目的とは異なる詩集を一度元あった場所へと戻し、電球を取りに戻ろうかと顔を店内へと向けると話している間に少しばかり人が減ったようだ。ちら、と隣を見上げ、もし頼めるのならと口を開いて。はしごや脚立、それこそテーブルにお行儀悪く立って手を伸ばしても届かないものもあるのだ、本は意地悪なものだから )
図書館の本棚で、かなり上段のものや宙に浮いているものたちの虫干しが終わっていなくてね・・・いくつか本を取るのを頼まれてはくれませんか?報酬はお茶とお茶菓子くらいになってしまうけれど
1494:
イデア・シュラウド [×]
2025-03-10 12:50:57
(/顔出し失礼します!少し早いですが5周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。そして返信はでき次第ゆっくり返します…!)
1495:
ノア [×]
2025-03-10 15:39:14
>>1494 イデア
( / 顔出しならびにお祝いのお言葉ありがとうございます!こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!リアルの方、ご無理をなさらず・・・!引き続きまったりゆったりとぜひご参加くださいませ! )
1496:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-10 22:35:26
>1493 ノア
…………何を強請られるかと思えば……ふふふ。この僕の魔法を虫干し目的で使うとはお前くらいのものだ。
(修繕のきかない書籍の完全復元。書物には残らぬ真実の歴史の開示。祝福が欲しい。等々、能力に目をつけたのならヒトの子には成し得ない、けれども自分にとっては呼吸する様に叶えてしまえる願いを聞く事になる、そう、思っていたのだが。ほとほと困った様にこちらを見上げてくる相手が言い放った願いに機械の様にフリーズし、ゆっくりと瞬くまぶたからはぱちぱちと効果音が聞こえてきそうで。五大魔法士と畏怖される僕を前にした願いがただ本をとれだなんて本気か?反芻した言葉が飲み込めてくると今度はどうしてか笑いが込みあげてきて、微かに口角が持ちあがりつつ報酬の一言に一拍ほど間を空けたあと口を開く。「 その程度の事、造作もないが対価と言うなら貸出カードの更新を頼みたい。期限が切れてしまったんだ。 」持参すれば貸出を拒絶されないそれは同じく、持参すればパーティーに参加できるそれと少しだけ似ているような気がして。掃除の日はそれを持って図書館に訪れてみたい、そんな憧れは終ぞ口にせぬまま頼めるだろうか、と図書館の全管理権限を預かる人物に静かな視線注ぎ。)
1497:
ノア [×]
2025-03-11 00:21:06
>>1496 マレウス
もちろん──それくらい、司書にしてみれば造作もないことですよ
( 持ち得る全ては己の到底手の届かないもの、分かっていても目の前の生徒は生徒なのである。強欲は身を滅ぼすとはよく言ったもので、己はこの生徒に与えてもらっただけのものを返せはしない。手に届く範囲のもので十分だと言うのに、どうやらそれがこの生徒にはおかしなことらしかった。物珍しいものを見たように笑みを浮かべなくともいいじゃないか・・・と思いつつ、今度はこちらが欲されたものに瞬きをして、同じように口元に笑みを浮かべて言葉を返す。とても簡単なお願いごとだ、当然のように首を縦に振ればくつくつと小さな笑いをこぼして。身長は角も含めれば己よりも随分と高い、それに長寿だと聞いているからきっとこの世界に縛られ続ける司書よりも歳を重ねているのかもしれない、ヒトとは違う瞳も、寮長たる威厳も──全てひっくるめて見ても、こんなにも可愛らしいお願いをする御人には見えないというものだ )
それにしても意外でした、キミこそ、司書に何を強請るかと思えば──もっと生徒らしい望みでも構わなかったのに、欲しいお菓子があるとか、欲しい本があるとか
1498:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-11 21:43:08
>1497 ノア
学びは学生の本分だろう。そちらの言う「らしさ」に当てはまっていると思うが……
(快く要望を聞きいれてくれた彼女に感謝をと口を半分開いたものの言外で生徒らしくない。と評価を受ければ小首を傾げながら言い返す。制服を着て、勉学と責務に励みながらたまに招待された行事に参加する。それだけではらしいと言えぬのなら思ったよりも、学生という身分は奥が深い。多くの生徒と出会い別れを経験してきた者の言葉だからこそよく受けとめ反芻し、周囲にいる手本たちに目をやり、学生らしさを考えてみたものの現段階では己に欠けている要素はわからず「 それに本や菓子くらい自分で購入する。褒美というからには自分では手の届かぬ物を要求した方が得だろう? 」本人にとっては造作も無い事でも他人からしてみれば価値のある物はある、なにかを握りこむように閉じた手は小さきヒトの子を覆い隠して。紅をさした唇をうっそりと歪ませ笑う姿はさながら茨の魔女の様だ。)
1499:
ノア [×]
2025-03-11 22:30:24
>>1498 マレウス
──その反応が、何よりこの学園の生徒らしいですね
( 確かに学業は学生の本分・・・ではある、が、サムの店を見渡しても明らかに勉学に必要なものよりは放課後を娯楽で満たすものが多いあたり、遊びも重要事項なのではなかろうか。生真面目な言葉に漠然とこの生徒の騎士の一人を思い浮かべつつ、電球を取りに向かおうとして──聞こえた声に見上げたそこには、それは随分と美しくて人離れした表情を浮かべた姿があったもので、一度ゆっくりとまばたきをして、それから満足気に目元を僅かに緩める。とても強欲で、好きな考えだ。貸出カードなど、己でなくとも別の教師でもきっとどうにかするのだろう。適当に貸し出してしまったり、あるいは教師の権限でよしとしてしまったり。そんな簡素なものを手が届かないものだと言うあたり、図書館の主たる己としてはとても嬉しいもので・・・必要なものが並んだ棚へと今度こそ足を向けながら、少しばかり楽しそうに言葉を並べ )
・・・キミ、ちょうど良いので今少し助けてくださいな。電球も少し高い位置に陳列されているものでね
1500:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-14 13:29:04
>1499 ノア
構わない。しかし外の世界には機械の板を正しい手順で操作すると、必要な品を瞬時にとり寄せられる方法があるのだろう。
(利を得たのは此方であって、いまの会話のなかに彼女が喜ぶ要素は無かったように思える。柔らかく微笑まれると切れ長の瞳が微かにきょと、と丸くなりながら歩きだしたヒトの子のあとをついて行く。先程より客足が落ち着いたと言えどもこの賑わいのなか、不自然に人通りが無い通路。人より歩幅のあるゆったりした歩調で進みつつ悩みを聞くと前に、目付役から聞いた話を思い出し。深窓の殿下で、機械おんちなばかりに独特の表現描写で、不便ならばとスマホを使った通販を提案してみる
「 どれが、いくつ必要なんだ。 」一口に電球と言ってもさまざまな種類がある。目線と並行の高さにある棚板から顔をそらし振り向いたならば指示を仰ぎ。)
1501:
ノア [×]
2025-03-14 17:38:25
>>1500 マレウス
瞬時とは言っても、大体は翌日の朝が最短だったりするものですよ──流石の司書も身体のつくりは人間と同じだからね、一晩灯りのない部屋で過ごすのは流石に厳しい
( この生徒は意外と俗世に疎い・・・己より外の世界には詳しいかもしれないが、所謂現代文化を知らない節がある。目まぐるしく変わる世界の色は、歳を重ねられなくなった己と長寿である妖精族とでは見え方に差があれど、その実、一瞬の出来事なのには違いがない。比較的静かな棚の前で、電球のサイズと数値を思い出すようにラベルを下から眺めながら、聞こえた声に軽口を叩くように言葉を並べ・・・見つけた。生徒の目線で言えば確実に見える位置、己で言えば背伸びをして少し手を奥へ伸ばさないと届かない位置。コレです、と示すように軽く背伸びをして指先で電球の位置を示しつつ、目線は棚に向けたまま──きっと散々これまでも目にしてきたことに違いなかろうが、長く生きてきたからこそ知っている事実を少しだけ困ったように口にして )
電球も、本も、あるいは・・・誰かが望むキミからの祝福だとか。どうしても、今すぐに、手に入れたいと思うものに対しては自ら動くものだよ──人間は基本的に強欲だからね
1502:
ノア [×]
2025-03-15 01:16:06
( / あ゛っっっ!!!!!!ハッピーホワイトデーでした・・・言いそびれました・・・皆様よきホワイトデーを・・・! )
1503:
カリム [×]
2025-03-15 16:28:44
(/5周年おめでとうございます … !
只今テスト期間なため、 顔だしだけ失礼します …! )
1504:
ノア [×]
2025-03-15 17:03:13
>>1503 カリム
( / お祝いのお言葉をいただきありがとうございます!テスト期間・・・!?ど、どうかご無理はなさらずお勉強を頑張ってくださいませ!陰ながら応援させていただきます!顔出しありがとうございました! / 蹴推奨 )
1505:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-17 18:46:52
>1501 ノア
成る程……たしかにここでは夜が更けるとほとんどの明かりが消える。夜目がきかない人間には不便か。
(明かりを必要としていたのは相手の部屋だったのか。点と点がつながり事情の全容を把握した事で、わざわざ彼女が店まで出向いた理由に納得がいき。背伸びした影響で、プルプルと微妙に震えている指がさした方角を目でたどる。ちゃちな箱もさることながら中に入っている物も、非常に壊れやすいため力加減に気をつけなければ。その様に考えては品物をのせた手のひらを彼女の眼前に呈示しつつ。かつては国として登録されていた祖国が、谷に改名せざるを得なくなった歴史的経緯を想えば手放しで人間を擁護できない。さりとて一方的に糾弾するにはヒトの子の人生を見守りすぎた(絆した方も絆された方も、無自覚に近いが)知的生命体なら誰もが持つ欲求を強欲だと自嘲する彼女にフッ、と無声で笑えば思考する様に下唇を触り、心にも無い戯言を述べるその声は穏やかなれど遊び心が隠し切れてない声。言終後、差し向けた視線も同様の感情を含み、相手の出方をじっとうかがっていて。)
日用品1つで大仰な。しかし……そちらの言い分で言えば、週末の外出日を待たずに購買に出向いた僕も強欲な愚か者、という事になるな。ふふ、
1506:
ノア [×]
2025-03-17 19:46:09
>>1505 マレウス
強欲は罪ではないもの。それに、司書とキミは強欲には違いないが愚かでは──いや、少なくとも“司書は”自認的には愚か者では無いからね!
( どうやら納得のいく答えだったらしい、数字であれば端数のような回答しかしないままに正解に辿り着いた様子を見るにこの生徒は随分と優秀なのだろう。もちろん、魔力含め出自や能力については聞き及んでいるが魔力を持たない己としてはあまり実感のないことなので、この身体で覚えたこと以外は基本意識をしない事にしているが故の無関心だ。平然と商品を手に取る様子に背伸びをやめ、大人しく差し出されたそれを両手で受け取るように手を伸ばし──聞こえた声に意地悪く微笑む・・・聡い生徒だ、可愛らしいものだ、だから意地悪をしたくなるというものだ。この世に生きる生き物は総じて愚かだと思っている、が、強欲は罪では無いし、見方を変えれば無謀で無策な可愛らしい本能だ──単純に、身を滅ぼすことで対外的な評価が愚か者になるだけで。というわけで、司書の性格の悪さも本能的なものなので仕方がない、と、近くの棚に陳列されていた飴玉を二つ手に取って )
キミが自身を“強欲な愚か者”だと称するのなら、司書的な返答は愚か者という点においてノーだが・・・生憎と、司書は強欲で愚か者な生徒たちが種族を問わず大好きなのでね。可愛らしいキミには飴ちゃんをあげましょう
1507:
カリム [×]
2025-03-20 10:31:04
(/遅れてしまってすいません …!)
≫ノア
いただきま ~ す… !
(相手のとなりにいった絨毯みては一緒に食事できたらもっと、楽しいのに と少し残念に思いつつコクッとうなずき箸をもつ
野菜や肉など気になった物を皿にいれていき、一口たべると目をキラッとさせた)
これが鍋か … !はじめて、食べたけどあったかくてうまいな!
≫マレウス(/絡み失礼します!)
(寮長会議の時間になるで暇をつぶそうと売店をフラゞとしてたが、本コーナーで漫画よむ相手みつけると、はっとした顔を浮かべた
マレウスはすごい魔法士だし話しかけるのはちょっと緊張する、しかし会議のことを知らなかったら大変だと、思い手をふりながら)
よっマレウス … !今日寮長会議あるのしってるか??
≫レオナ
よくしってるな … !
でも景色いいし、水もつめたくて気持ちいいぞ。レオナも興味があるなら遊びにこいよ
(クールな相手が、自分のとこの寮のイベントを知ってくれてるとおもわず嬉しそうに笑った
確かに行くのは大変だが、オアシスにつくと皆楽しそうにしてるのがほとんどで。相手も誘ってみる
…んん。 レオナ みたいに頭がよかったらあいつとも楽しく話せそうだけど
(アドバイスをもらうが自分ペースでガンゞいったら引かれそう。頭脳派なふたりは、難しい会話をしてそうだと相手をみて)
1508:
ノア [×]
2025-03-20 23:44:57
>>1507 カリム
──それはよかった
( どうやら本格的に絨毯さんは仲良くなる姿勢を見せてくださっているようで、人間以外のものに好かれるのは心地がいい・・・ので、嬉しそうに少しだけ目元を緩め、己も鍋へと向き直る。さて、本で見たものと見た目は似ているものの味は全く別のもの。美味しいのか否か──お皿に己の分を取り、倣うように「いただきます」と呟いてから生徒の反応を見て──美味しいのか、と恐る恐る料理を口へ。思ったよりも辛すぎず、それでいて馴染んだ味とはまた違うそれに少し驚いたように目を丸くしてから )
うん、美味しいですね・・・思ったより美味しい、へえ・・・美味しい……あれだけの過程でここまでちゃんとした料理になるんですね、手軽ですこと──
( / テストお疲れ様でございます!引き続きご無理のない範囲でお越しいただけましたら・・・!とっても嬉しいです!お体に気をつけてお過ごしくださいね! / 蹴 )
1509:
カリム [×]
2025-03-21 13:10:18
≫ノア
あっはは … !先生可愛いな!
(相手の台詞きこえてくれば顔をあげる、ご飯を食べながらなんども美味しい美味しいと言う相手はいつもと違って、 ちいさなこどもみたいで思わず笑ってしまう
明るく素直な性格をしてるためさらっと相手を褒めつつはじめて食べたみたいな反応する相手に意外そうにしつつ)
知ってる料理をおしえてくれたと思ったけど、 先生も鍋はじめてなんだな … !
1510:
ノア [×]
2025-03-21 23:02:33
>>1509 カリム
──本で読んだので、食べてみたいなぁとは思っていたのだけれどね
( 味わい深いわけではなく、かといって淡白なわけでもなく・・・これならば夜食にも良いだろう、と食べられないものの隣で嬉しそうにしている絨毯を横目に思う。当時・・・といっても、今のハーツラビュルの副寮長がやって来るまではレシピ本も片手に収まるくらいだったもので、その時に読んだ料理というだけだったのだがこれはいい発見だった。もぐもぐ、と満足気に食べていれば聞こえた声にきょとんと目の前の生徒を見・・・じとり、とした目をしなかったのは、如何せんこの生徒に毒気がなかったからだ。大人をからかうなだとか、軽々しく可愛いとか口にするなだとか、色々言いたいことはあるが軽く肩をすくめるだけにして )
こういう機会がないと。司書も料理を好き好んでするタイプでは無いから、食べる機会もなかったでしょうし
1511:
ノア [×]
2025-03-23 01:42:20
( / 案の定、昨日は顔出しが叶いませんでした・・・
改めまして5年目、引き続き穏やかに皆様と日々を紡いでいけたならと思っております
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!
季節の変わり目、くれぐれもご自愛くださいませ
/ 蹴 )
1512:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-24 11:10:12
( /トピ設立5周年おめでとうございます!ゲームの方も5周年、7章完結をむかえアプリとあわせて記念すべき瞬間に立ち会えて、とても嬉しく思います。まだまだ入学して月日の浅い新参者ですがすてきな皆様とお話できて、マレウスともども楽しいスクールライフを送らせていただいてます。
これからも学園がたくさんの出会いに溢れ、末長く続くようにユニ魔じゃない方の祝福を。改めて、5周年おめでとうございます!)
>1506 ノア
対外的に見たらお前は愚かだろうさ。ドラゴン相手に雑用を言いつけるばかりかそうもハッキリと物を言う……逆鱗に触れるのは、恐ろしくないと?
(品物の受け渡しの最中。革手袋に包まれた手が、他者の存在を過敏に拾いあげ、その反応として小指から中指にかけてほんの一瞬ぎくっと痙攣が走った。そんな無意識の動きのなかで耳に届いた声はいたずら心を湛え、明らかに揶揄いを含んでいる。それでも故郷ではドラコニア家次期当主として一線を引かざるを得ず、国を出ても能力の色眼鏡で見られ遠巻きにされる事も決して少なくない。従って忖度なしに接されるばかりか学生(子供)扱いされるのは非常に稀有な事で「 オンボロ寮に住む人の子の様に、世間知らずな無知ではないだろうに……。 」生態系のヒエラルキーを、軽々と踏み越える彼女は客観的にみたら無謀な愚か者。己からみてもその豪胆さはどこからくるんだと多少呆れつつ楽し気に細まる茶と交差した視線は柔らかな空気を纏い。薄く笑う様に呟くと、彼女が追いつける速さで会計待ちの列に向かう。)
>1507 アジーム
( /はじめまして。長男力の高いカリムくんにさっそく癒されており、お話できて光栄です…!マイペースドラゴンですが仲良くしていただけますと幸いです)
……会議?
(獣人属の様に可動域は広くないが賑わいをみせる店内でも、その言葉を逃さず捉えた耳が僅かにピクッと震えて。物語の世界に没頭していた意識が、急速に現実へと引きあげられた。眉間に皺を据え、相手を見つめる顔面には「知らない」と書かれている。我が寮の伝達係をつとめる副寮長からは会議の報せを聞き及んでいない一方で、もうひとつの情報取得ツールであるスマートフォンは現在、修理にだしており、そちらには連絡が届いていたのかもしれない。そう思考すると肩を落とすが、いまは常々出席したいと思っていた会議に出られる事を喜ぶべきだ。そして、声をかけてくれた彼にもお礼を伝えねば。棚に戻した漫画の背表紙を、そっと押すと口を開いた。)
お前と会わなければまたしても、会議を欠席してしまう所だった。伝達感謝するぞアジーム。何時に、どこへ向かえばいい?
1513:
ノア [×]
2025-03-24 15:25:29
>>1512 マレウス
──生憎と、司書にとってのキミは種族も血族も関係なしに、マレウス・ドラコニアというディアソムニアの一生徒ですから
( 高い位置で縦長の瞳孔が少しだけ揺れているようだった。監督生と己の共通点があるのだとしたら魔法が使えない異邦人であるという点かもしれないが、それはそれとして・・・目の前の生徒が少なくとも戯れで火を噴くような愚者には見えないし、己も逆鱗に素手で触れるほどの無作法は働かない。分かっていて言っているな、と目を細めたあと、レジに向かった背中を追いながら一瞬だけ表情を無くして手元の飴を見下ろした。世間知らずでも、無知でもない・・・確かにそうだ。多分、魔法が使えなくとも山程の知識は有している、が、こんな世界に慣れてたまるか。いつか元の世界に帰るのだから、この世界を枷になどするものか──この世界で随分と長く過ごしてしまった己がまだ帰れていないのに、監督生だけが元の場所に帰れるだなんてことは・・・この生徒の先の言葉は、まるでこの世界に馴染んでいるとでも言いたげだった。奥歯を噛み締めるだけで、どす黒い感情は飲み込む。茶色い瞳に少しだけ光を宿して、いつも通りの表情に戻し生徒の背中に向き直って )
キミ、図書館のお手伝いなのだけど明日はどうでしょう?
( / お祝いの言葉をいただきありがとうございます!7章~!!!と震えながらのトピもアプリも5周年とのことで、長寿なトピ故に参加が難しい一面もあったかと・・・お声がけいただき本当にありがとうございました。
今後ともご負担のないようにお越しいただけましたら幸いでございますので、どうぞよろしくお願いいたします!本体様にも祝福がありますように! / 蹴 )
1514:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-25 10:50:30
>1513 ノア
その一人称だと教員がみな、柔軟性に富んでいると勘違いする者が出てきそうだ。
(体勢的に相手の様子をうかがう事は難しく何気ない一言が失言だったと考えに至るには、彼女の事をよく知らない。しかし時の流れを思わずにはいられない言葉を聞いた。本来居るべきじゃない場所に身を置くだけでも多大なる困難が伴う。さらに異なる文化や価値観を理解受容し、得体の知れない異種族をみな平等だと言いきれるようになるまでの過程は、決して平坦なものでは無かったはずだ。現在進行形で、異文化交流に苦戦してるため思い。列の最後尾に到達し後ろに感じていた気配が、より一層近づいた拍子に振りかえると自己を低く見積もる相手に声と同様飾り気のない言葉綴る。聞かれた候補日に「 ああ構わない。 」と了承した事で、意識が明日の放課後に向いて。招待を受けたからには失礼の無いようにしなければならない。心のなかで自戒しつつふと視界に入った、飴に目を留め、指をさす。)
……お前は甘味が好きなのか?
1515:
ノア [×]
2025-03-25 17:03:29
>>1514 マレウス
それでは、明日の授業が終わったら図書館に──甘いものは好きですよ、人並みにね。飴とチョコレートあたりは本のお供にも丁度いい
( 聞こえた言葉にゆっくりとまばたきを一つ。他の学校のこと、あるいはこの学園の外のことには詳しくないが──この学園の教師陣は、少なくとも生徒である以上は子供であり守るべき対象であり、と思っているのではなかろうか。それは、己も含めて・・・とは言ってやらないことにした、わざわざ他のクセのある彼らの評価を上げてやることもないわけなので。大きな背中に隠れるように、レジの列に加わるべく立ち止まれば不意に振り向いた影に驚いた猫のように少しだけ後ろへ飛び退いたものの、高い位置から降ってきた言葉に数度目をぱちぱちと──都合よく取り上げるならば、柔軟性があると褒められたような気がする。少しだけ嬉しそうに目元を緩めたなら、明日の予定を再確認するよう口を開き・・・今度は視線を指された手へと移して。確かに飴は手の中に二つ、高い位置にある生徒を見上げるのは少々首が疲れるが目を合わせて喋るのは立場上礼儀というものだ。首の負担を少しでも減らしておこうと、少し背伸びをしつつ )
キミがもし甘いものを嫌いでなければ、だけれど、図書館に足を運んでくれたらお菓子をお裾分けします──実はね、気に入ったはいいものの、買いすぎて困っているクッキーがあるのだよ
1516:
カリム [×]
2025-03-28 09:35:17
≫ノア
俺もジャミルに任せてばっかだな
… いい事思いついたッ!材料もってって、 食堂にいるゴーストに頼んでみたらどうだ … ?!
(自分も相手に教わらなければ鍋を知る事なかっただろう、 会えてよかったと思いながら話を聞く、
料理をあんまりしない為食べる機会もなかったと聞けば食堂にいるゴーストたちの顔を思い出し提案して)
≫マレウス
いいって やっと寮長がそろうんだからな… !
(会議を知らなさそうにしてるマレウスみると勇気をしぼって、 こえをかけて良かったと心から思った、お礼を言われると顔をフルゞゆらしてニカッと嬉しそうに笑う
時間と場所を教えつつ、そうだと思いついたように顔をあげては)
4時に鏡のまに集合だぜ … ! よかったら一緒にいかないか?そしたら絶対参加できるだろ
.
1517:
ノア [×]
2025-03-28 19:10:20
>>1516 カリム
──なるほど、それなら己で色々と手間をかけずとも済みますね
( 相手は相手の都合があり、こちらにもこちらの都合がある。嬉々として発せられたのであろう、聞こえた言葉に、確かに・・・と少し考えてから頷く。脳内に入っているレシピの中には、オーブンが必要なものやら魚を本格的に捌くものやらがあった気もするし・・・作ってもらう、と言うのは非常に理にかなっている気がする。うんうん、といくつかの料理を思い返しつつ、再び手元の皿にカトラリーを向け )
機会があれば、生徒たちの故郷の料理をゴーストたちに作ってもらうのもいいですね。ジャンルも趣味も食材も幅広そうだもの
1518:
カリム [×]
2025-03-29 12:14:54
≫ノア
それも 、あるけど魚さばいたり難しい事はまだできないからな ~
(だから作るのに自信がない料理はゴーストに作って、もらいたいと頬をかいて笑う
最初の分を食べ空になった小皿に、 具材やスープをいれながら相手の言葉は宴のときに参考になりそうなセリフで ぱぁあ、と顔と目を輝かせながら興味深そうに)
いいなそれ … ! 先生はどの国の料理が気になる、 ?
1519:
ノア [×]
2025-03-29 16:01:57
>>1518 カリム
──キミの国はもちろんのこと、薔薇の王国も、輝石の国も
( 確かに作りにくい料理もいくつか・・・それこそ、この生徒の言う宴とやらで出てくる料理たちを不慣れな人間が作るのは中々至難の業なのだろうから。頼れるものは頼るべきだ、例えその頼る手がこの世のものでないとしても──つくづくおかしな世界だと舌鼓を打ちつつも問いにゆるく首を傾け。司書の行動範囲的に、食べるものは食堂のものか売店のものが主なものだから・・・外の食べ物というものはどんなものでも興味深い。再び空になったお皿を置くと、満たされたお腹を軽く撫でつつ僅かに笑って )
それこそ、監督生さんの故郷の料理も面白いかもしれませんよ
1520:
カリム [×]
2025-03-30 12:49:56
≫ノア
薔薇の国と輝石の国か ー… どっちも、オシャレな食べ物が多そうだな ~
(自分の故郷いがいにも薔薇の国と輝石の国が気になると聞くと皿をおいて、 少し腕を組んで出身者のかお思い浮かべると、どっちもオシャレな国っぽいとイメージを伝える
いろんな国の料理をたべてきた自分でも、異世界の料理はどんなのか想像できず相手の言葉きくとワクゞした顔になり)
おお いいな … !異世界の料理 ……宴でだしたらぜったい、お客さんに喜ばれるよな … !こんど監督生に聞いてみるかッ!
1521:
ノア [×]
2025-03-30 22:48:52
>>1520 カリム
確かに──実際のところ、監督生さんの馴染みのある料理は個人的にも気になっていてね。でも、司書が生徒に問うには少しプライベートな内容でしょう?
( 確かに薔薇の王も輝石の国も・・・雰囲気というか、空気感がとてもオシャレな気配がするけれど、それを言ったら熱砂だって同じこと。異国情緒溢れるこの世界の国々は、その風土によって表情を変えていて非常に興味深いのだ。隣りに大人しく座ったままの絨毯を指先で撫でながら──ふと思い出したように目の前の生徒を見遣り )
ところでキミ、使った食材たちは買い足しておいた方が良いのでは・・・?元々の用途では無いものに使ってしまったのだろうから
1522:
ノア [×]
2025-03-31 21:33:01
( / こんばんは、本体です。あの、まさか歌が出ると思ってないじゃないですか。あの、え?幻覚?これ幻覚ではないですよね?現実ですよね?あの・・・あの・・・ッスー──失礼いたしました。皆様どうぞ、命を大事に、花粉症にもお気をつけてお過ごしくださいませ。突然の上げ失礼いたしました。過去の参加者様、新規の参加者様共に図書館で皆様の登校をお待ちしております・・・ )
1523:
イデア・シュラウド [×]
2025-04-01 12:56:55
(/返信遅れてすみません。そして各寮のテーマソング、私もびっくりしました。現実なのでご安心を…どれもかっこいいので全寮のフルバージョンが公開されるのが楽しみです…!)
>ノア
それくらい分かってますし…ヴィル氏にも言われたんで
(司書の言葉に魔力がなくてもケアとかしておけばたどり着けなくもないですけどと自分なりのフォローを入れつつ目を伏せて。つつかれた背中に肩を竦めた後「……シャンプーの他にヘアオイル使ってましたわ」と思い出したように告げて)
>カリム
確かに奇遇ですな…
(大丈夫そうな様子に安堵しつつ「今日はジャミル氏と一緒じゃないんだ」と彼の隣に視線を向けて。特に理由はないが昼休みに一緒にいる所をよく見るため何となく気になり別に答えなくてもいいけど…と目を伏せながら話して)
>レオナ
あーあのゲームね…やってるけど
(自分の行動を笑う彼をうるさいと睨みながら廊下を歩き目的地に着いて。後輩のハイエナが掃除をしているからだろうか自分の部屋より綺麗な室内に目を伏せつつ荷物を置きタブレット端末を受け取り作業を始めて。少し時間をかけつつ二、三十分程で作業を終わらせた後最近やり始めてハマっているゲームのタイトルを告げられ彼もやっているのかと目を瞬かせながら視線を向けて)
>チェーニャ
うぇ、よりにもよってロイソ…最悪のエンカウントですわ…
(バクバク、となり続ける心音を落ち着かせるように深呼吸をし現れた姿に記憶を思い出し顔を顰めて。彼には助けられた事があるがやはり本能的に嫌悪感を感じてしまう。「出口はあちらでーす」と死者の国の王よろしく寮の外に案内したいが逆に騒ぎになってしまっては困ると目を伏せつつ「此処はイグニハイド寮…僕の第2の家みたいな場所です、壊れたら不味いやつがいっぱいあるから暴れないで」と告げた後、こんな所に迷い込むなんて運命の女神に見放されていると自虐混じりに話して)
>マレウス
ふひひ…新刊ゲット…オルトに予約頼んでおいたかいがありましたな…あ…どうも
(上機嫌な様子で購買部のレジに立ち笑みを浮かべて。好きな漫画の新刊を買うために部屋から出た訳で大切そうに袋を抱えながら廊下に出ようとしふと視線を移し見えた珍しい姿に目を伏せながら会釈をし読んでいるものに目を瞬かせマレウス氏も漫画読むんだと意外そうに呟いて)
(/初めまして、絡ませていただきました。返信遅れがちですが仲良くしていただければと思います。よろしくお願いします…!)
1524:
ノア [×]
2025-04-02 00:25:35
>>1523 イデア
──それは良い情報を貰った
( 優しいフォローだこと、と背中から指先を離して、そういえばあまり己も髪やら何やらに頓着がない方だものと思い直す。まあ、綺麗なものを綺麗なままであらせるためにケアをするというのは理にかなっていると思うが、別に道標のように光るこの生徒の髪のように美しいものを持っている訳でもないし。さて、と仕切り直すように一つ息を吐いたなら、ぺしぺしと軽く己より幾らか広い背を叩き )
キミ、司書はココアかホットミルクを所望したいのですけれどね
( / 現実だった・・・っ!!!!ひっくり返るかと思いました・・・本当に・・・生きててよかったです(?)本体様もお疲れ様でございます、新年度でございますしご多用かと存じますのでご無理のなきよう今後ともよろしくお願いいたします! / 蹴 )
1525:
カリム [×]
2025-04-02 16:44:19
≫ノア
そっか ~ ? 地元の話くらいみんなすると思うけど ~ 。
(明るい性格なため、 聞きづらいと聞くと心配性な気がしてコテッと首を傾げた。相手に仲のいい友達ならもっと相手の事が知れるし、よく知らない相手でもそいつの事知れるだろ? と笑って。
食料はまだまだ倉庫に貯めてて平気だが、先生の言う事は正しいため頷きつつ)
じゃあ授業おわったら買いにいくか … !
≫イデア
うん !めし誘おうと思って、教室いったけどいなくて…… イデアはどうしてここにいるんだ?
(さっき教室にいったときの話をしつつ、ジャミルの事をきいてくるって事は相手も知らないんだと考えた
彼の行方は気になりつつ同じくらい先輩の相手が2年の廊下にいる事が気になり不思議そうにしつつ聞く)
1526:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-06 07:13:34
(/ 大変遅くなり申し訳ございません!残りはまた後ほど返させていただきます。
公式寮テーマソングPVもビジュも曲も良過ぎて完全ノックアウトでした さ、最高~ッ!残りの寮が揃ったら喜びに爆発して砂になる気しかしません。楽しみですね!)
>>1491 ノア
そりゃいい。押し花なんてペラペラにすんのは気の毒だ。プリザーブドフラワーあたりにしてやるよ。
(ノアの反論にカラカラと笑うと、わざと相手の話に乗っかりあたかも良いアイデアだとばかりに押し花は元の形も保てず、色褪せ可哀想などと露ほども思っていない言葉を舌に乗せ、乾燥させて好きな色に染められる手法を冗談めかして提示した。壁際に追い込まれた彼女を見つめていれば、ひとつ肩を押し返される。その顔が真っ赤に染っているのを見て、この辺にしておいてやるかと素直に距離を取った。彼女がすぐに下を向いてしまったのは残念だが、落ち着きのない彼女の挙動もまた一興とばかりに彼女が話し出すのを待っていた。その後出てきた言葉は予想外にも殊勝な言葉。どうやらそこまで鈍感ではなかったようだ。彼女がいうところの大人の譲歩というやつだろうと察しながらも、満足気に鼻を鳴らし「いい心掛けだな」と吹きさらしの寮の中、乾いた風に揺れる彼女の艶髪を指の背で軽く撫でて。彼女の頬の熱も冷めぬまま釘を刺され、ビターチョコレートの瞳がじっとりとこちらを見つめてくる。肩をすくめて、唇の端を吊り上げる。うちの寮生たちを愛玩動物代わりにしようとは、相変わらずの胆力というか命知らずというか……こちらもジト目で見下げ、飼うなら本物をとゆっくりと言葉を続ければ、繋いでいた手はそのまま。手のひらに残る熱を楽しむように、また歩き出した。木の板が不安定にきしむ廊下を歩きながら、幽閉される気は無いらしい彼女にまるで何かを試すような視線を向けて)
飼うなら本物の犬でも飼うんだな。そっちのほうが、お前も噛まれずに済む。――ああ、そうだな。幽閉されている塔から脱出したい方だもんな?
>>1492 マレウス
へぇ?そういう事にしておいてやる。
(たまたま落ちてきただなんて子供じみた言い訳だと思うものの、丁寧に積んである本と彼の顔を見比べてニヤリと悪い顔をしながらも相手の言い分を聞いてやる方針に舵を切る。何せこんなところでダラダラと彼のプライドを賭けた言い合いをするほど暇ではない。話はここで終わりだろうと思って通り抜けようとすれば、すぐに飛んできた疑問に一瞬は?と眉をつり上げる。ディアソムニア寮とサバナクロー寮の長が揃ったこの空間の半径数メートルには誰もおらず、擦り付けることも出来ない。ライムグリーンの瞳がジッと見てくるその目は純粋な疑問なのだろう。それと恐らく返答をせねば離してもらえないことも察しグッ、と顔を歪ませたが首を左右に振り、ため息をひとつ。相手の持っている本を覗き込むと、購買に入荷されるだけあって人気の漫画で自分さえも知っているものだった。ますますイメージにねぇなと相手の顔を一瞥したあと、あくまで持論だと言葉を添えつつ紙面へと指を滑らせてコマ割りを順になぞって)
そりゃ分かりやすいからだろ。コイツが敵と戦って、負けそうになってんのを仲間が助ける……活字慣れしてねぇヤツでも簡単にストーリーが追える。それに、1枚にでかでかと場面を印刷する絵本よりも紙の節約にもなる。
1527:
ノア [×]
2025-04-07 01:21:37
>>1525 カリム
そういうもの・・・?──そうだね、そうした方がいい
( 存外と気軽に距離を詰めることが出来るものらしい・・・どうにもこうにも司書にはハードルが高いため、困ったような不思議そうな表情を浮かべて首を傾けるだけに留めたが。さて、食糧難とは程遠そうなこの寮だが流石に勝手に使った分は増やさない限りは帰ってこないわけなので・・・うんうん、と満足気に頷いたなら食べ終えた皿を洗おうと立ち上がり )
お皿、食べ終えたものは洗いますから貸してください──鍋をしまったりは、ほら、勝手が分からないからね
>>1526 レオナ
噛む前に牙を折る練習をしているところです──生憎と髪は長くありませんが、次回は鴉の継母にお土産でも買って帰りますとも!
( ペラペラにするのは気の毒だというのに、染め上げて傍に置くことは構わないと言うあたり、この生徒の生意気なことだ。しっかりと距離を取った生徒に、少しだけ肩の力が抜ける──が、半ば冗談を含んだ目移りなどしないという言葉に満足した表情を浮かべるあたり、構えと気まぐれに目の前を歩く大きな猫のようでそう思えばこそ髪を撫でる手も猫が脚に擦り寄るようなものに思える。本物の獣は・・・まあ、動物言語はある程度身についているものの、本を汚す心配があるもので難しいのだ。慣れたように大きな背を追って歩きながら、向けられた視線に顔を上げて愉しげに目元を歪めたあと、またすぐに視線を前に戻す。思っていたよりも自然染みた寮だ、上着をもう一枚持ってくればよかったかもしれない。ちらりと預けたままの鞄に視線をやった後、再度生徒を見上げ )
眠る時に、ブランケットか何か──布を貸していただけると助かるのだけど・・・薄手の服しか持ってきていなくて、申し訳ない
( / お疲れ様でございます!新年度が始まり、中々落ち着かない日々かと存じますのでご無理はなさらず!砂になったら瓶に詰めて保管しますね・・・ギュッ・・・ / 蹴 )
1528:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-08 08:11:34
>>1507 カリム
あれだけ騒ぎを起こせば耳に入ってくる。何が楽しくて砂漠を延々と歩かなきゃならねぇんだ。それに、お前のユニーク魔法でオアシスならすぐ拝めるだろ。
(カリムの無邪気な誘いに、グルルと不満げに喉を鳴らす。環境の整っている学園に身を置いているがゆえに、余計に砂漠をわざわざ歩くことにめんどくさいという感情が湧く。それに……と先程相手が出してくれた水の入ったグラスを手にする。オアシスメーカーと名がついているだけあって、彼のユニーク魔法はそれこそ砂漠を延々と歩かずとも5秒で水浴びができることだろうと少し口元を吊り上げながら、軽くからかうように言い放つ。楽しげなイベントだの水遊びだの、自分には関係のない話だ──という姿勢を崩さないまま、話題を続ける。思い返すのはイデアとのやり取り。たまに煽ってくる割に、基本的にいつもビクビクして逃げ腰だ。楽しそうに見えたのだとしたら、かなりフィルターが掛かっている。なにより知的な会話だけが楽しいとは限らないだろう。実際腹の探り合いやらマウント合戦やら、頭を使う会話は労力が求められる。王宮にいた頃を思い出して緩く首を横に振る。そもそもコミュニケーション能力は相手の方がよっぽど長けていると思うのだが……奇妙な構図に肩をすくめて、呆れたように息をついた)
通常の会話で頭使ってたら疲れるだろ……それに、テメェをバカだとは思ったことはねぇ。
>>1523 イデア
(タブレットを操作するイデアの後ろ姿を、自分はベッドに座って黙って眺めていた。先程すれ違った寮生が驚いたように、この組み合わせは極めて稀だ。素材剥き出しのワイルドな部屋に彼がいる風景はなんだかチグハグに見える。そういや日頃自室に引きこもっているイデアの手さばきを実際見る機会は少ないな。と思いたち、ズカズカと彼の背後に回れば──驚くほど手際がいい。珍しく素直に感心し、少しだけ口元を持ち上げてそれを言葉にする。渡された端末を確認すれば、ストレージが大幅にアップしており機嫌よく尻尾を揺らした。流石ボドゲ部なだけあって、もう既に触っているらしいイデアに好都合とばかりに目をじっと見て、ほんの僅かに悪戯っぽく笑う)
なら丁度いい。歯ごたえのねぇ奴ばっかりでつまらなかったんだ。一局、付き合えよ。
>>1527 ノア
牙の抜けた獣程度じゃ、オヒメサマは満足できねぇだろ。ついでに継母を塔から突き落としてやったらどうだ。
(ノアの切り返しにくつりと笑う。血気盛んな方がからかい甲斐が有るというもの。凡そ自分への恨み節だろう。ならば、とキャンキャンと景気よく噛み付いてくる姫様にさらにからかいの言葉を贈る。自分の部屋はあとロープで繋がった吊り橋を渡ればすぐだ。風が吹きぬけ、縄が軋む音が響く。木の板の隙間からは随分と遠くなった地面が見えた。彼女が落ちないように手をしっかり握りながら、慣れた足取りで進めば、自室の扉が見えてきた。「着いたぞ」と一声掛けたあと、扉を開けば、廊下同様剥き出しの石やレンガで作られた部屋がお出迎えした。彼女の手を離し、自分の手の代わりに彼女から引ったくった鞄を握らせる。日頃椅子だのチェストだのに服を引っ掛け散乱させているが、ラギーが綺麗に片付けたおかげで今日は小綺麗になっている。整頓されたクローゼットの中を覗き、手近なシャツを取り出すと彼女の方に差し出したあと、部屋の隅に置かれた簡易的な寝具と、自分のベッドを顎でしゃくりながら彼女にどちらにするのかと視線を向けて)
とりあえず寝るまでこれでも羽織ってろ。寝る場所は俺のベッドでも好きな方を使え。
1529:
ノア [×]
2025-04-08 10:51:27
>>1528 レオナ
・・・可愛らしく擦り寄ってくる姿も可愛いものだろう?獣であれ生徒であれ──流石にキミの寝床を奪うほど強欲ではありませんよ。大体、生徒の部屋で寝泊まりするのは初めてです
( 継母を崖から突き落としたいのは山々、なのだが如何せん彼は飛べるのだ。相当な力で持って痛めつけてから突き落とすには、司書は非力過ぎるし・・・そんなことをしようものなら先にこの世から存在が消えるのは司書だろう。肩を竦めて、じっとりとした視線を送りつつも握られた手を頼るように危うげな吊り橋を渡って、案内されるがままに部屋へと踏み込む。手元に帰ってきた鞄はこの少しの間に手に馴染みのないものになってしまっているし、何だかもうおかしな感覚だ。広い部屋に大きなベッド、それからおそらく用意をしてくれたのであろう寝床と──差し出されたシャツ。それは有難く受け取ることとして、鞄を寝床の近くに置いておこうと足を向けた。他寮に泊まりに行けば、大抵は空き部屋に通される・・・ので、こうもお泊まり会の様相だとワクワクしてしまうというもの。鼻歌交じりに荷物を床へ、シャツを寝具の上に乗せ、後で着替えてから羽織らせてもらおう・・・と再度生徒に視線を──はた、と視線がとまったのは外が見える大きなバルコニーのようなそこ。外が見えて、星が見えて、作り物の窓とは違う本物の空。足取り軽くそちらへ歩み寄れば、嬉々とした様子で生徒を見遣り )
キミ!星が綺麗だ、凄く素敵・・・朝も夕暮れもきっと綺麗なのでしょう?良い寮じゃありませんか
1530:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-09 13:23:06
>>1529 ノア
独占欲が強いって話か?そりゃ謙虚なことで。空き部屋は物置になってるし、俺と一緒の方が、いろいろ安全だろ。
(せっかくボスの寝床をとれるというのに、よくそんな風に気を遣えるものだと感心……というより、呆れに近いものが喉奥で渦巻く。まぁ権力などには無頓着そうな相手らしい答えだといえる。やけに嬉しそうに見えるその背を見つめながら、かなり大雑把な寮生たちにより物を詰め込まれた空き部屋たちを思い出して首を緩く左右に振った。前にも監督生が来た時も同じ理由で自分の部屋に寝かせる羽目になったのだ。これもまた必然の結果といえよう。それに、飢えた獣の群れに子猫1匹だけで寝かせたら無事に朝を迎えられるかもわからない。それならば、自分の目の届くところに置いておくのが最善手……ということで、ハイエナが喚きながらこの部屋を綺麗にしたのだ。鼻歌まで奏でる相手に、掃除した甲斐が有るものだとフッと目を細める。感情を表に出すことの少ない彼女が、こうして子どものようにキャッキャとはしゃいでいる姿に、何かがこちらにもじんわりと染みてくるようで──ほんの少しだけ口の端が緩む。バルコニーに立つノアの後ろ姿に近づいて、夜気に当たらぬよう背中越しに少し身を寄せるように立てば、こちらを見上げてきたビターチョコレート。星が瞬く空を背にして、素直な感嘆を漏らした褒め言葉に、眉がゆっくりと持ち上がる。軽く笑うでもなく、ただその言葉を噛み締めるように間を置いてから、堂々と、まるで当然だと言わんばかりにノアを一瞥し、言葉の続きを預けるように、夜空へと視線を向けて)
この辺りは手付かずの場所だからな、空気が澄んでいて光がよく届く――俺が長をしてやってるんだ、当然だろ。
1531:
ノア [×]
2025-04-09 15:38:29
>>1530 レオナ
独占欲が強いから、キミの寮生の前でキミを奪ったとは──思わないか。司書が外に居ては好き勝手詮索したがりな生徒で騒がしくなるだろうし、英断と言えますね
( 背後で呆れたような気配が揺れて、それでいて最大限にこちらを気遣ってくれているらしい声がした。この生徒はどうにも己のことをか弱く小さく愚かな動物のように見ているらしい・・・不満を抱いたところで、それら全ては彼の不都合にならないように采配された結果のようだから邪魔はよろしくない。冗談は言うが文句は飲み込もうというものだ。頬を撫でる風が昼間よりも冷えていて、この時間に外に出ることなど殆ど無い己にはそれだけで幸せな事。隣に並んだ生徒の緑色の両目が空を映す様子を眺めたあと、どこか満足気に己も空と異国の地ともいえる景色に目を戻し──長をしてやっている、と言う割には様になっているわけで、その実、器に合っていることは確かだ。ふん、と鼻から息を吐くようにして返事に変えてはその場に腰を下ろし、そのままごろんと横に寝そべる。うつ伏せのまま頬杖をつくように生徒を見上げれば、腹立たしいほど自信家な生徒と嫌がらせのように光る星は随分と絵になるものだ )
・・・そう言われると素直に褒めるのも癪に障るのだけれどね、素敵なものは素敵だから──ああでも、キミには夜空よりも夕焼けの方が似合いますね。帰り道、瞳にオレンジの光が反射していて随分と綺麗だったから
1532:
カリム [×]
2025-04-10 07:44:29
≫ノア
いいって… !皿洗いならできるし俺にまかせろ、!
(もう少しのんびりしたい気持ちあるが、 片付けに立ち上がる先生みると昼休みだった事を思い出した。皿を洗うと言うが、遊びにきてくれた相手にそんな事はさせられないと思い焦った顔でとめて、
キッチンに行かないように手をひろげ、 守りながら言う)
まだおやつが残ってるだろ! 先生はそれ食べながらのんびり休んでてくれよ
≫レオナ
さわ …っ ?!うんまあ そ ー なんだけど… 。
(騒ぎときけば鈍い自分でもなんとなく、ジャミルがオバブロしたときの事を言われてるとわかって少しショックをうけた顔になりつつ
相手なりに気遣ってくれたとわかれば、 嬉しそうに笑いつつも)
そっか! でもやっぱスカラビアの頭脳担当はジャミルだな … !そ ー いえばSTYXに連れてかれたとき2人は一緒に検査うけたんだってな
1533:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-10 08:18:11
>>1531 ノア
ハッ!俺に尻尾振ってほしいって?閉じ込められたのはテメェの方だってのに。ああ、うるさくて眠れなさそうだ。
(星空の下で寝そべったノアを見下ろしながら、片眉を上げ、低い笑いが喉奥から零れる。冗談を冗談で返せる余裕が出てきたのは大いに結構──だが、奪われる側になるのは看過できない。寝転ぶ彼女の近くまで歩み寄るとしゃがみ込み、そのまま片手を床について身体を傾けて目線をわざと低く合わせる。「加減しろと言っていた割に大胆だな?」と嘲笑うと伸ばした指先でノアの額を軽く、ちょんと弾いた。彼女の視線の先に映っていた自分が、星空と絵になるなどと言われれば──思わず肩が揺れた。あれだけ自分の言動に振り回される初心な割にこういうお熱い褒め言葉をよくもまぁ照れもせず言ってのけたなと笑ったことに気づかれないよう、乱れた毛並みにそっと手を伸ばす。床に広がったミルクティー色の髪を指でかきあげるようにして撫でる。気怠げに伏せられていた双眸を柔らかく瞬かせて)
夕焼けも悪くねぇが、どうせならお前の瞳に映った俺が一番綺麗だったって言ったほうが口説き文句らしかったんじゃねぇか?
1534:
ノア [×]
2025-04-10 11:54:50
>>1532 カリム
ええ?──別に無理強いはしないけれど、怪我には気を付けて
( ぱっ!ととうせんぼをしてくる生徒に、そういえば家族に歳の幼い子たち何人かいたのだった・・・と思い返す。その行動にどこか微笑ましいものを覚えつつ、ならばしかたないと肩を竦めるだけに留めて。こちらを不思議そうに見ている絨毯を軽く撫でながら、それならばと椅子へ戻りテーブルに残されたままのデザートに手を伸ばして )
とはいえね、キミ。こちらもお邪魔している身だから、何か出来ることがあれば嬉しいのですけれど──
>>1533 レオナ
司書だって人の子ですから。可愛いものは閉じ込めて独占したい・・・もちろんキミも可愛らしいが、手に余るわけで──それを言ったらキミ、今の構図はキミが司書にご執心に見える可能性もあるわけでしょう?早いところ、キミの寮生たちの誤解は解いておいた方が良さそうだ
( 視界に映る景色の大半が生徒に占領されてしまった。弾かれた額に不満げに眉をしかめ、言葉にはしないものの抗議の視線を向けておく。尻尾を振って擦り寄る獅子の子は可愛いだろうが、噛み付かれたらひとたまりも無い。手に余る・・・と緑色の瞳を見上げれば、閉じ込められたのは司書だと揶揄う言葉に目を細めた。先程より近い距離も、髪に伸びる手も受け入れたまま考える・・・己の瞳に映る生徒の姿より、お店で彼に羨望とも独占欲とも嫉妬ともつかない目を向けていた客の瞳に映った生徒の姿の方が綺麗だったはずだろう。麗しい王子様に見えていたはずだし・・・悪戯っぽく、大人びた生徒を揶揄うように目元を緩め )
知っての通り、口説き文句にしたつもりはないのだけど・・・別にキミはいつだって綺麗じゃありませんか。その中で一等、司書は、今日の夕焼けが似合っていたと思っただけですよ──ああもう、キミの影で星が見えない。星に嫉妬でもしましたか、子獅子さん?
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