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冒険者ギルドの日常/919


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自分のトピックを作る
869: ミミ/オルトロス [×]
2025-06-15 15:53:05

>865

フン、今に見てろ。すぐに全盛期程の力を取り戻してやる…その気になれば元の姿に戻れるぞ。10分が限界だが…。

(クレアの賞賛の言葉を別の意味で捉えてしまい、すぐに以前の力…破壊の限りを尽くしていた全盛期の力を取り戻すと告げて。この状態でも本来の姿…双頭の幻獣の姿には戻れるようだが、その姿が維持できるのはたったの10分だけ。オルトロスがどれだけ力が落ちたか、容易に想像できるだろう…)

…まぁいい、貴様剣を直して欲しいと言ったな?早くその剣を我に見せろ

(もう食べ終わったらしく紙袋を丸めてゴミ箱に投げ、紙袋は綺麗にゴミ箱に入り。クレア達の方へと振り返り、持っていたハンマーを机の上に置いて再びクレアに近づき。ミミから食べ物を貰ったこともあり魔力はクレア達と会ったばかりの状態に戻っており、先程クレアが言っていたことを再度確認して修理に出したい剣を見せるように促して。どうやら、依頼は受けるようだ…)

870: レド [×]
2025-06-15 18:08:05

>866

(顔を赤くして礼を述べるアリシアに、自分も顔を紅潮させながら満足げな笑顔を浮かべて。会食の時はあんなに慇懃無礼だった女が、すっかりしおらしくなっている!昨晩のことは無駄じゃなかった……一介の冒険者に過ぎないレドは未だ真相に辿り着けていないが、アリシアに巣食う悪魔に楔を打ち込んだ感触はなんとなく得られていた。)

実はその……道中聖教国の馬車に遭遇しまして、連れ添って歩く姿をレイラに見られた可能性があります。それでシャワーを浴びた朝帰りなどしたらアリシア様にも累が及ぶでしょう。今後も近衛隊剣術指南としてアリシア様と共に参りたい所存ですが、それにはレイラの説得が不可欠。無作法ですが……これで失礼いたします。

(盆だけテーブルに戻すと、苦笑いを浮かべつつ人差し指をツンツン突き合わせる気まずそうな所作でレイラに見られた可能性を述べて。いくら純朴なレイラでも、弟分がいけ好かないアリシアと宿へ行き、小綺麗にして朝帰りなどしてきたら、「そういう事」に及んだと察するのは容易だろう……近衛隊剣術指南の話を通すためにも、レイラとの関係がこじれる真似はしたくない。自らの傷んだ髪の感触、汗臭さ、全身の汚れに顔をしかめつつも、立ち上がって一礼して。これで何も無ければ、今度こそレイラへ報告すべく冒険者ギルドへ帰還する次第だ。)

871: クレア [×]
2025-06-15 19:19:54

>869

あはは…ええと、こちらです。

(力を失ったオルトロスの様子を見てクレアは不憫に感じるものの、また力を取り戻されても面倒な為、同情する訳でもなく苦笑いを浮かべるに留めた。そして、促されるままに腰に携えていた剣を鞘ごと取り外し、一応はお願いをする立場にいるため失礼のないように丁寧に両手で差し出す。鞘の中には、半分に折れた刀身と残りの剣本体がそのまま納められている形だ。)

872: アリシア [×]
2025-06-15 19:20:39

>870

まぁ…勇者様が……それもそうですね。ではレド殿、どうかお気を付けて。

(レイラに見られた可能性を聞いて、アリシアは少しばかり目を見開いて、驚きのあまり思わず空いてしまった口元を手で隠した。あの癇癪持ち勇者が弟子を篭絡されたなどと勘違いしては確かに混乱の収集は容易ではない…とレドの言い分に自分なりの解釈を添えて納得すると、はだけた胸元を隠し姿勢を正して、穏やかな笑みを向けて見送りの言葉を送った。下着の上にバスローブ一枚といったラフな格好で異性を見送る姿はさながら若妻のようである。)

873: ミミ/オルトロス [×]
2025-06-16 01:13:19

>871

…ふむ…本来剣は砕けるように折れるのだが、この剣はまるで斬られたかのように折れているな…相手は相当な手練れだったようだな?

(クレアから剣を受け取り、鞘から剣を引き抜き折れた刀身も取り出す。剣と刀身の断面を見ながら本来の剣の折れ方について簡単に話して…断面の周りにヒビ一つない。このようなことができるのは、クレアと同等…若しくはそれ以上の実力の持ち主だ。ミミが直せないのも納得して、「どう?直せそう?」とミミがオルトロスに尋ねて)

…フン、愚問だな。今の我は鍛冶屋だ、我に直せない武器等ない。この程度、明日の朝までに直せるどころか二度と折れないように撃ち直すことだってできる。明日の朝にでも取りに来るといい。

(再び不敵な笑みを浮かべて、明日の朝までには直すと同時に強化までできると告げて。本来こうなった剣を直すのは難しいはずだが…ミミが「デュランダル1の鍛冶屋」と言うだけのことはあるようだ。以前は破壊者だったが、今は作る側になっている上にそのことを誇りにすら思っているようにとれる発言…あの時から中身も変わったようだ。早速作業に取り掛かろうと作業場に向かおうとする最中足を止めて「…そういえば、料金のことがあったか……面倒だ、料金はいい。代わりに美味そうな朝飯でも持ってこい。」と言って、作業場へと戻っていき。どうやら料金設定が苦手なようだ、店に置いてある武器や鎧に値札がないのはそれが理由だろう。)

874: アヤト・カタギリ [×]
2025-06-16 08:39:40

>863

なら3年でA級、早い…いや、妥当なんだろうね。あ、また欲しかった言ってね。

(冒険者歴3年でA級…恐らく平均以上の昇級速度に早いと口にする…が、既に何百年と生きているらしいウラルなら冒険者となる前から戦闘経験を積む機会はあっただろう。ましてや出自を考えれば尚更、否応なしに戦う以外の選択肢が無かった時もあるかも知れない、そう考えて短期間でA級に辿り着いたのを妥当であると考え直す。返却された巾着袋を内ポケットに仕舞ってウラルに視線を戻すと軽く首を傾げている事に気づいて金平糖を噛み砕きながら首を傾げ返す。先程の言動が普通に話したものである事に気づいていないので、ウラルが自分の言葉に違和感を覚えている事も気づいていないが故の反応だった。)

すっごく幸せ…ね、良かったね、本当に。続くと良いね。

("今は"と付く辺り、やはり辛い思い出であったのだろう。それでも"すっごく幸せ"と告げた笑顔が偽りでは無い本当の笑顔だと感じて、自分を気遣っての一言では無い…本心からの言葉だと理解する。自分と同じような場所で育ちながらも暗い世界から抜け出して幸せと言い切る姿は喜ばしく思い、笑顔で純粋に祝福の言葉をかける。)

変わった東刀だから買う人間は居ないと思うけど…希望の持てる情報だよ、ありがとね。そりゃそうだよね、比べようがないよね。

(大半の人間には実用性も美術的価値も皆無な特殊な刀なので売れる可能性は低い、一度でも並んだのなら売れ残っている可能性は高いと考えている…そもそも拾って無い、或いは廃品扱いで捨てられた可能性も考えられるが……そこは気にせず満足した表情で礼を言う。自分の戦う姿を見てない以上、比較が無理なのは当然として…形式上は同じ等級のウラルが強いと言うなら元S級は伊達ではないのは確かだろう。そんなエレオノールが固定パーティーを組めば強力なパーティーになるだろうが…まあ、寿命相応の時間感覚を持つであろうウラルが気長と言うなら何年先が想像もつかない…そんな意味で笑いを浮かべる。)

そう言えば聞いて無かったけど今回は何処まで行くの?やっぱり、ボスとか居るような中心を目指す?

(ウラルも冷気に違和感を抱いたのなら、やはり普通の冷気では無いのだろうと確信しつつ「了解だよ」と返し、続いてダンジョンへ足音を立てずに足を進める。入ってしばらくは歩みを進めながら等間隔で壁と床を叩いて大まかに強度を測り、残穢に込める魔力…つまり切れ味を壁と床を切り裂かない程度に調整し抜刀、逆手で持って臨戦状態を整えて。同時に今まで聞いていなかった依頼の詳細を尋ねて。)


875: レド [×]
2025-06-16 19:20:20

>872

……ッ!し、失礼します!お気をつけてお帰りください!

(何をどうしたのか、顔を赤らめたまま急にそわそわとドアの前まで退いて、一礼してから退室して。アリシアへの情が戻ったレドは見てしまったのだ。彼女の瑞々しい胸元、艶やかなバスローブ姿……そしてその中にある彼女との幸せな結婚生活、明日も知れない冒険者が見られるはずのない夢を。出来ることなら、彼女の濡れた肌を抱き締めたい。だが今は叶わない故、少しでも想いを断ち切りたいのだろう。レドがバタバタと慌てて走り去る音が響いており。)

…………ばっ、バカな、バカな!何考えてる?反逆者だぞ彼女は!なにより俺の手が届く身分じゃないし……そもそも剣士が伴侶を持つ愚かさ、クレアさんを見れば……剣士は独りで生きるべきだ。これは俺が見ちゃいけない夢なんだ……

(一人になり、アリシアの馬車の手配もそこそこに宿を飛び出すと物陰に隠れ、頭を抱えながらうずくまって。愛し愛される歓び。人並みの幸せ。剣に生きるレドには無縁だったもの。皮肉にもそれを尊敬する人の家督を奪い、ついには国へも反逆せんとする者から与えられるなんて!様々な葛藤に苦しみ、顔を手で押さえる姿はまるで発作を起こした病人である。
しかし一人の女性に想われ全身で愛を注がれた経験などレドには無く、また捨てがたいものだ。他人のために平気で命を投げ捨てる青年が己の未来を渇望するようになった。悪魔では無い、昨晩のような本物のアリシアとまた触れ合いたいと。たとえ叶わぬ夢であろうとも……涙を流しながら立ち上がると、まるで幽霊のようなフラフラした足取りで冒険者ギルド方面の馬車へ向かい。いい加減帰らないとレイラさんが心配する。早くギルドへ戻らねば……そう気持ちを切り替えようとしつつも、口ではアリシアへの未練をブツブツ呟き。)

ううっ、アリシア……それでももう一度、もう一度お前に会いたい……一体どうすれば……

876: クレア [×]
2025-06-17 09:44:51

>873

まぁ…それは心強いですね。であれば出来るだけ良い物をお持ちしましょう。

(オルトロスの自信の程を聞いて、クレアは感心した様子で称えてみせた。直せるだけでもかなりの腕を要するというのに報酬は朝食で良いなど、この上ない破格の条件。状況から察するにきっと他意はないのだろうが、せめて少しでもその働きに報いようと、なるべく良い物を持って来ることを決心した。)

877: アリシア/レイラ [×]
2025-06-17 09:50:27

>875

ふふっ、慌ただしい人ですこと。しかし…この胸の高鳴りはいったい…?人間にこのような感情を抱く筈など……いえ、そもそも私は…何者なのでしょうか…

(レドの走り去る音を聞いて、思わずアリシアは吹き出すように笑みを零した。そんな所も愛おしいと…つい先程までレドの居た場所に目を向けたまま胸に温かな感触を覚える。しかし、その後にある違和感に襲われ、苦しそうに胸を抑えて顔を伏せる。本来、上位悪魔である筈の自分が下等生物たる人間にそのような感情を抱くことなど有り得ない。そう思い至ると、そもそも自分という存在は何なのか…アリシアは自分の身を抱きながら、震える声で自問自答していた。)


遅い、あまりに遅すぎる。予定では昨夜には帰ってきている筈だが…いったいレドは何をしているんだ。まさか…王都で夜遊びを…けしからんっ!帰ってきたらお説教だッ!

(ギルドの食堂で朝食を取りながら、レイラはレドの帰りが遅いことに不満を募らせていた。昨夜はレドが帰ってくるであろう時刻に一度ギルドに戻ったものの、いくら待てど結局レドが帰ってくることはなく、そのせいかレイラの機嫌は決して良いものではない。ブツブツと独り言を呟いていると思えば、唐突に妄想を膨らませて激昂する。拳を思い切り叩きつけたことで、朝食とテーブルの残骸で食堂はすっかり悲惨な有様であった。癇癪に巻き込まれないよう冒険者達は食堂から距離を置き、人で溢れるギルドの一角に人気のない異様な空間が出来たことは言うまでもない。前日にレドと約束をしたばかりだと言うのに、レイラの癇癪癖が直るのはまだまだ先になりそうだ。)

878: ウラル [×]
2025-06-18 00:56:28

>874

うん、妥当な感じかなぁ…けどねぇ、狼とかライオンとか強い動物がモデルの獣人は同じ期間でS級冒険者になっちゃうんだよぉ。

(ウラルもこれくらいの昇級速度が妥当だと考えているようで、アヤトの発言に頷き。人と蛇の良い所を併せ持つウラルだが、やはり猛獣がモデルの獣人の実力は桁違いのようだ。元々の身体能力が高いことに加えて戦闘経験、優れた判断能力があればたった3年でS級冒険者になってしまう。欲しかったらまた言ってという発言に「うん、ありがとうねぇ」と笑みを浮かべてお礼を言い、掌の金平糖を一つ口に入れて。何故アヤトが首を傾げる理由が分からず、頭の上に複数の「?」が浮かび上がりそうな程の不思議そうな表情を浮かべ…傾げていた首を元に戻して「ひょっとしてぇ、なにか忘れ物したのかなぁ…?武器…じゃなさそうだし……何を忘れたかわかんないや。…まぁ、私は予備もあって多めに持っているしその時は分けてあげよっと。」と、大ハズレにも程がある予想をしており)

うん♪けど私ばかり貰ってばかりじゃダメだから、少しずつでも皆に返してるんだよぉ。みんなにも幸せになってほしいなぁ~

(アヤトの言葉、これから続くといいねという言葉に笑顔で頷いて。ウラルもこの幸せな時をずっと途切れること無く続けていたいと思っている…周りの人達にたくさん良くしてもらった。そんな優しい人達だからこそ幸せになってほしいと願っており、少しずつ今まで受けた恩を返していってることを告げて。)

ううん、私は大したことしてないよ~。それにしても、変わった東刀かぁ……今度会ったときに、ミミに聞いてみるねぇ~。うん、だから…これからじっくり見させてもらうよ~?

(ウラルの情報提供に満足した様子のアヤトに、自分は大したことをしてないとやや謙遜しながら笑みを浮かべて。それにしても、アヤトが探している東刀…特殊な刀で間違いないだろう。実用性がないのか、美術的な価値がないのかは不明だが…誰も買おうとしない見た目をしているのは確かだろう。ウラルの方がミミと会う頻度が多いため、今度その刀のことについて聞いてみると告げて。アヤトの戦闘技術は恐らく高いだろうが、まだハッキリとした実力はわからない。だから援護しながらアヤトが戦う姿を見て判断すると言い「お手並み拝見だねぇ~」と、ニコリと笑いながら告げて)

できればそうしたいけど~…途中でこのダンジョンがS級クラスの難易度だってわかれば引き返そうかなぁ…流石に2人だと危険かもしれないし…あ、調査記録は私が書くから安心してねぇ~

(ランタンの灯りを頼りに周りを見ながら慎重に進んでいき…アヤトの質問に答えて。今回の依頼は討伐ではなく調査、できればダンジョンの中心まで行きボスの実力等を調べたいが…途中でこのダンジョンがS級クラスのダンジョンだと判明したら引き返すと告げて。いくら準備ができていても、S級並みの実力を持つアヤトとA級冒険者のウラルだけでは先に進むのは危険だろう。…アヤトが足音をたてずに進んでいることに気づき、自分も真似しようとするがうまくいかず。「アヤトくん、アレみたいだねぇ。あの~……ニンジャって言う、東国のアサシンみたい。」と、魔法とは違う術を使い隠密活動や暗殺をメインに活動する東国の暗殺者のことを話して。偶然とはいえ、本当にアヤトは暗殺者なのだが…。)

879: ミミ/オルトロス [×]
2025-06-18 00:56:37

>876

(クレアの発言に返事はしなかったものの、その言葉に反応するかのように部屋の奥から炎を噴き出す音とハンマーで何かを打ち鳴らす金属音のような音が聞こえてきて。早速作業に取りかかったのだろう…)

…それじゃあ、剣はルトに任せて私達は行こっか。出来上がった剣を見たら、絶対驚くよ~?

(オルトロスも作業に取り掛かったため邪魔にならないようにと、鍛冶屋の扉を開けながらそう告げて。やはりオルトロスの腕に自信があることと、オルトロスの様子からニヤニヤと笑いながら絶対に驚くと告げて。そこそこ長い付き合いということもあり、僅かな発言や様子からどれだけ気合いが入ってるかわかるようだ。それはさておき、これから酒場に向かうわけだが…どの酒場に向かおうかと歩きながら考え始めて。クレアのリクエストを聞いて、おまかせであればいつもミミが通ってる酒場に向かおうと決めて)

クレア、どこの酒場がいいかな?特にないなら、私行きつけの酒場に行こうかなって思ってるけど~…

880: レド [×]
2025-06-18 02:57:00

>877

ああ、やっと戻れた。「冒険者ギルドの日常」に。
都会(デュランダル)の喧騒は好きじゃないが、今日ばかりは……

(ようやくギルドへ戻ると、受付前にしつらえた椅子にドカッと腰かけて。勇者レイラとの出会い、副団長エリスとの決闘、そして近衛隊副長アリシアとの……昨日だけで一般冒険者には縁のない経験を幾度も重ねた上に徹夜である。田舎者のレドは賑やかな冒険者ギルドの雰囲気に慣れないが、流石に今日は帰還の安心感で包まれている。緊張の糸が切れ、周囲の異変もどこ吹く風と刀を抱いてウトウトする薄汚い青年……レドを見るなり他の冒険者は引き攣った顔を向けるか、あるいは惨劇の予感を察して逃げ出して。なにせレドが無造作に腰かけている椅子こそ、今癇癪を起こしている勇者レイラの専用席なのだ!)

あ?うっせーな、何だよ?……バカ野郎!なんて情けないヤツらだ!そんなんで未知の魔物に立ち向かえるのか……仲間の命を預けて戦えるのか!
とにかく敵前逃亡なんぞ冒険者のすることじゃねー……はよ戻れ!逃げる奴は片っ端から斬るぞ!!

(おそらく昨日のやりとりを見たのだろう、レドを勇者の知り合いと見て冒険者が助けを求めてきた。ここで事態を察すると「そういう事か……あの野良犬勇者め。」と頭を抱えて呆れつつも、寝不足で血走った瞳をレイラでなく冒険者達に向けて。シエルやアリシア、何よりレイラを守るため、人智を超えた強さを誇る副団長と戦わざるを得なかった今のレドにとって、勇者といえど一人の女性に何もできず逃げ回るばかりの腰抜け冒険者達の方に腹が立ってしょうがない。
冒険者達に罵声を浴びせるとレイラ専用席ごと身体を出入口へ持っていき、逃げ道を塞いでしまい。挙句の果てには座ったまま鞘を突き立て、逃げる奴は斬るとまで宣言して。その姿は騎士然とした紳士でもなく、女性に惑う純朴な青年でも無い。元の荒くれである。昨日送り出した青年が品行方正なクレアを信奉しているとは思えないほど暴れているのだ。さすがのレイラも気付くだろう……そして夜遊びにしては青年の身体が汚れており、左肩には血がにじんでいることも。)

881: クレア [×]
2025-06-18 18:10:52

>879

えへへ…それは楽しみですね。折角ですし、お店はお任せします。飲めれば何処でも…

(ミミのニヤニヤした表情に思わずクレアも釣られて笑い、剣の出来栄えに相応の期待を寄せた。そして、いよいよ待ちかねた酒場に行ける。嬉しさのあまりクレアの瞳からは無意識に一筋の嬉し涙が零れていた。ここまで我慢したのだから普段利用しているギルドの酒場では味気ない。オススメがあるのならそれに合わせようと、ミミに選択を委ねた。)


(/作中時間での翌日に剣を受け取った段階で、一度切り上げさせて頂こうと思います!最近またリアルの方が忙しく、二人同時進行となると時間や集中力などでキャパオーバーしていまして…
聖教国編に一旦区切りが着いたことや、アヤトさんの当スレの参加も鑑みて、ネタの補充期間も兼ねてそのように判断させて頂いた次第です。長らくありがとうございました(>_<)時間的余裕が出来ましたらお声をかけさせて頂きますので、その時にご都合が着きましたら、またよろしくお願いします!)

882: レイラ [×]
2025-06-18 18:13:25

>880

レド、貴様…今まで何処にッ!って……どうしたその怪我は…!?

(出入口の喧騒に目を向けると、そこには荒ぶったレドの姿があった。夜通し遊んで悪酔いでもしているのだろうと考え怪訝な表情を浮かべると、怒りに身を震わせながら歩み寄っていく。叱ってやらねばと声を張り上げた刹那、血の滲んだ肩が目に入り、怒りで真っ赤に染まっていた顔からは瞬く間に血の気が引いた。即座に駆け出し、腰掛けるレドの胸に飛び込むと、瞳を潤ませた上目遣いで、焦った口調ながらも優しく抱擁をして怪我の経緯を尋ねる。)

883: ミミ [×]
2025-06-20 00:48:29

>881

決まりだね、それじゃあ行こうか。私がダンジョンで見つけた年代物のお酒とかこのお店に売ってるんだよね、だからこっちも期待していいよ~?

(今日一日…正確には昨日依頼に備えるためにギルドから離れてから今に至るまでずっと酒を飲んでいないクレア。依頼中、何度も禁断症状に襲われ何度も涙を流した。今も涙を流しているが、嬉しい方の涙だろう…クレアの背中に手を添えて「ここまでよく頑張ったね」と、笑みを浮かべながら告げて。おまけに今から行く酒場、商人としても関わりがあるようで珍しい年代物のお酒があるため、酒のことも期待していいとニッと笑いながら話して)


(/こちらこそ、忙しい中ありがとうございました。お話の続き、楽しみにしてますね)

884: レド [×]
2025-06-20 05:37:22

>882

あ、勇者様。ダメですよ今汚れてるから……ほんとに姉さんみたいな人だな。へへ……
ここじゃ話せません。二人で落ち着いて話せるスペースってありませんか?

(薄汚れた自らの身体を優しく抱きしめるレイラに、とうの昔に失った実家に帰ってきたかのような安らぎを覚え、苦笑いを浮かべて。短気だけど根は良い人を差しおいてアリシアと関係を持ったことに申し訳なさを感じつつ、レイラに抱かれたまま立ち上がると、乱暴者の勇者らしからぬしおらしい姿を怪訝な顔で見る冒険者達を「見せ物じゃない、散れ」とばかりに睨み付けて。レドから酒の匂いはしない。周りの腰抜け達が本当に嫌いなようだ。
怪我を見られたし、勇者の立場の重さを理解してもらうためにも襲撃の事はある程度話さなければならない。だが人混みの中で話せる内容では無いし積もる話も多い……レイラの両肩に手をやって抱きつく彼女を引き離すと、真剣な顔でレイラの瞳を見据えながら話しかけて。寝てないのだろう、レドの目には隈ができており、しかも間近で顔を見ると右のこめかみ辺りに新しい刀傷が確認できる……)

885: アヤト・カタギリ [×]
2025-06-21 08:27:07

>878

その類の獣人は猛者が多いよね、確かに3年でS級に成るのも可能だろうね。

(アヤトの暗殺のターゲットには権力者、特権階級、金持ちのような何人もの護衛に守られている人物も少なくない。時にはウラルが言った狼やライオンのような猛獣の獣人が護衛に就いている場合も有ったのでその戦闘力は実体験として知っている。なので3年でS級と聞いても十分可能だと納得していた。ウラルの不思議そうな表情に頭の中で?を浮かべていたが、ウラルの首の角度が元に戻り、合わせるように自分も首の角度を戻す。相変わらず傾げていた理由は考えても見当もつかなくて…最終的にフリーズして黙ってウラルを見つめていた。)

意識しなくてもいい子のウラルちゃんなら幸せは運べるよ。だから普通に過ごし続ければ良いと思うよ。

(しれっと450歳をいい子呼びしつつ、ウラルの性格…善性なら本人が意識しなくても自然と幸せを与えられると考えて、普通に過ごすだけで良いと口にして。)

あ、見た目はね、刃と鞘が無くて柄と鍔だけの真っ白な東刀だよ。もし持ってるなら幾らでも出すって伝えてよ。

(聞いてみると言われて「助かるよ、ありがとう」と礼を述べる。特徴を伝えていない事に気づいて記憶に残っている造形を口にする…が、その見た目は真っ白な持ち手しかなく…そんなガラクタか玩具と思われても可笑しくない物だった。本人は真剣な表情でお金は幾らでも出すと口にする。ギルドでの支払いで見せた所持金と金銭感覚を知っているウラルなら大言壮語や誇張の類で無いのは伝わるだろう。実力を見て判断すると聞けば余裕の笑顔で「アハハ、お手柔らかにね。」と返事をする。)

危険なのは嫌いじゃないけどね。まあ、必要なら撤退するのは賛成だよ、このダンジョンは逃げるは簡単そうだからね。フフ、調査記録は面談だから助かるよ。

(1人ならS級のダンジョンだとしても進んだが…今は1人では無いので自制して賛成を伝える。
長い廊下によって直線が続くので加速の魔眼を活用しやすい、なので引き返すのは容易だろうと考えていると、歩き方を真似しようしているのに気づいて「フフフ、さすがに初見で真似は難しいと思うよ」と言いかけたが…ウラルの口から本職の答えであるアサシンと言う単語が突然出た事に「んん!?」と大きな声で驚き、その影響で足元への注意が逸れてしまい、明らかに他とは様子の違う突質したレンガを踏んでしまう。)

……っと!ごめん、何か踏んだみたいでね、何かのトラップか何かのスイッチだったかも。

(直後に背後から飛来した炎の玉をノールックで斬り落とし、何かのスイッチを押したかもれないと…驚いて上げた声が嘘のように冷静な口調で伝え、同時にクナイを投げて数秒前に通過したばかりの天井から現れた魔法の杖を破壊して第二射を防ぐ…が、新たな杖が破壊された残骸を押しのけて姿を見せ、更には左右の壁も振動し始め今にも何か出て来そうで…そんな中でも何故か前方、中心部へ進む道だけは何も起動していないようで…)

886: クレア [×]
2025-06-21 16:01:16

>883

それは楽しみですね~。何から飲もうか…考えるだけでワクワクします。

(涙を拭い、期待を寄せながらミミの後を追うように酒場へと歩みを進める。たまには嗜好を変えて年代物の酒もいいかもしれない。頬に手を添えながらそんなことを考えていると、ついつい幸せで顔が蕩けていた。)

887: レイラ [×]
2025-06-21 16:02:32

>884

わ、分かった…手配しよう。

(レドの表情から只事ではないことを察すると、レイラも同様に真剣な表情を浮かべてコクリと頷いた。ギルドの応接室であれば人目を気にする必要もないだろう…そう考えるとレドの手を引いて足早に歩みを進める。こめかみに傷、そして目には酷い隈が出来ており、レドが満身創痍であることは明らかであった。可愛い弟をこんな目に合わせた存在を許すものかと、応接室へと向かう道中でレドの手を握る力は徐々に強くなる。)

では、聞かせてもらおう。いったい何があった?

(道中に通りすがった職員に使用許可を得て、応接室に入るなり備え付けられた仕立ての良いソファに腰掛ける。腕を組み、対面するレドにギロッとした視線を向ける様はまるで尋問のよう。無論レドに怒っている訳でなく、感情がそのまま態度に出ているだけである。レイラは鋭い視線を向けたまま、小話も挟まずに単刀直入に尋ねた。レドの容態を心配してのことでもあるが、手っ取り早く事の顛末を聞いて犯人に相応の代償を支払わせる。彼女の頭はそれでいっぱいであった。)

888: レド [×]
2025-06-22 12:11:59

>887

(レイラに手を引っ張られると、頬が緩んで。まるで喧嘩に負けて帰ってきた自分を心配する姉のよう。身寄りが無いゆえ、持てるはずの無い家族愛を掌に感じつつ、引っ張られるまま応接室へ入り。)

会食の帰り、刺客に待ち伏せされて襲われたんです。貴女を狙った刺客にね。これがとんだ手練れでこのザマ……アリシアが駆けつけてくれたはいいが2人がかりでも撃退するのが精一杯。というより刺客も心変わりしたんでしょう。力尽きた俺とアリシアを見逃してくれたから帰ってこれたようなものです。
……レイラさん?まさか仕返しする気じゃないでしょうね。だからダメだってば短気を起こしちゃ……気持ちは嬉しいけどこれはガキのケンカじゃない。相手がやる気を無くした以上寝た子を起こす真似をしちゃいけません。貴女は何事も無かったかのように振る舞ってください。アリシアも同じ考えです。

(レイラの対面に腰かけると、望み通り淡々と報告して。ただし彼女が激昂しそうな副団長や商人の事は伏せて、である。最初は背筋を伸ばし、手を膝に置く引き締まった姿勢で話していたが、案の定レイラから殺気、犯人に報復したくて躍起になっている気持ちを察すると前のめりになり、彼女の瞳を睨みつけて制止して。自分の仇を取ろうとしてくれるのは嬉しいが、彼女はデュランダルの生まれながら聖教国の英雄となった「勇者」である。ややこしい立場にある彼女にうかつな事をさせるわけにはいかない……)

889: ウラル [×]
2025-06-22 15:33:03

>885

少し羨ましいなぁ…高い身体能力を受け継いだこと。私なんて、ピット器官だけだよぉ~。…フフ……

(ギルドとかでそういった冒険者を見かけたとかではなく、まさかアヤトがその冒険者と戦闘を繰り広げたことには一切気づいておらずモデルとなった動物の高い身体能力を受け継いだことを羨ましいと言って。ウラルは身体能力を受け継いでおらず、代わりにピット器官…赤外線感知器官のみ受け継いだ。このダンジョンのように暗い場所では役立つかもしれないが、普段は使い道があまりない様子。アヤトも首の角度を戻し、こちらをじっと見つめているのを見ては「それにしても、アヤトくんはおっちょこちょいだなぁ。けどまぁ、慣れてきたら初歩的な所を見落としちゃうよねぇ。そういうところも含めて、私がサポートしないとねぇ~」なんてことを考えながら静かに笑みを浮かべて。…だが、何もないのに急に笑った辺り何か企んでるようにしか見えず、おまけに不敵な笑みにしか見えない。当然、ウラルは何も企んでない。)

えへへ~、そっかぁ…ありがとぉ、アヤトくん♪そう言ってもらえると、すっごく嬉し…って、私子供じゃないよ~!アヤトくんより年上ぇ~!

(アヤトからとても嬉しい言葉をかけてもらうと、見るからに嬉しそうな笑みを浮かべてお礼を言い……遅れて子呼びしたことに対してツッコミを入れて。見た目が完全に人間のため、誰がどう見てもアヤトよりも年下にしか見えないが…)

…それ、本当に東刀なのぉ…?それって、持ち手しかないってことでしょぉ~?ミミのことだからぁ、多分高額で売ったりはしないかなぁ…?

(アヤトが探している東刀の特徴にしっかり耳を傾け、聞き終えた頃には首を傾げており。東刀の特徴を頼りに脳内で形作っていたが、出来上がったのは白い持ち手。本当にその持ち手が東刀なのか問いかけて…ギルドでの支払いから本当に幾らでも出してしまう可能性が大きいため、ミミの性格からそんな高額で東刀を売ったりはしないと苦笑いしながら告げて。というより、ミミが売り物にしてるか怪しくなってきた…売ってたとしても、武器としてではなく素材として売ってるだろう。アヤトの余裕そうな笑顔を見ているウラルは、この後すぐに彼の実力を目の当たりにするとは知る由もなかった…)

確かに、アヤトくん一人なら最深部まで行っちゃうかもねぇ。今のところ直線だからねぇ、この先の構造次第じゃあ………!?なになに、どうしたのぉ!?

(1人でAランク以上の依頼をよく受けているアヤトなら、最深部まで行ってボスと交戦するという予想を少し苦笑いしながら話して。アヤトの言葉に頷き、今の直線が続けば逃げやすい…が、入る前に感じた冷気やそこから把握できる外観よりも広いダンジョンの中…そのことを言いかけた時、アヤトの声に驚いてビクリと肩を震わせて。何が起きたのか、後ろを振り返り…アヤトが他とは違うレンガを踏んでいるのが見えて。十中八九、トラップだろう)

…え、えーっと…とにかく逃げよっか!この先なら何もなさそうだから…!

(予報通りトラップだったようで、複数の仕掛けが起動して炎弾が飛んでくる…が、アヤトがノールックで斬り捨てて。先程の驚いた声から凄く冷静な様子で対処したことに驚いた様子で少しの間言葉を失い。次のトラップが起動しようとしたところで我に返り、マグナムを引き抜いて新たに現れた魔法の杖目掛けて銃弾を放ち、この先は何もトラップが起動してないことを確認してそっちに逃げようと告げて)

890: ミミ [×]
2025-06-22 15:33:13

>886

(そうしていると目的地である酒場にたどり着き、扉を開けて。中は木造で広いカウンターと大人数用のテーブルが6つあり、そこそこ広い。既にかなりの数の客が酒を飲んだり談笑したりと賑わっており、中にはミミと知り合いが居るようで「よう、ミミちゃん!依頼帰りか?」「隣にいる姉ちゃんってS級冒険者のクレアだよな?珍しい組み合わせだな…」等と声をかけて、ミミは笑みを浮かべながらその声に応えてカウンター席へと進み。)

こんばんは、ミミさんにクレアさん。…何か、重大な依頼をしてきたみたいですね?

(カウンターに立つ大人しく上品そうな男性店主が2人に挨拶して。クレアのことを知っているのは、やはり彼女の功績や噂の影響だろう…本来2人が一緒に行動していることはないため、そこから2人が何か重大な依頼をしてきたと読み取りながら2人にメニューを渡して。ミミの言った通り、酒や酒に合う料理の種類がかなり豊富だ…)

891: レイラ [×]
2025-06-23 05:28:24

>888

私を狙った刺客…か。面倒事に巻き込んでしまってすまない……癪だが仕方あるまいな。お前がそれで良いのなら私からは何もしない…

(刺客に襲われたと聞いて、レイラは自分の我儘でレドを危険に巻き込んでしまったことを悔い、唇を噛み締め、拳を強く握りしめた。その刺客の心変わりがなければ今頃レドは…と嫌な想像をしてしまう。それが無性に腹立たしいが、本人が敵討ちをするなと言えばそれまでだ。レドとアリシアの二人がかりでも手に負えない相手となると余程名の知れた存在の筈だが、名前すら教えてくれないのだからレドとしてはこれ以上トラブルを起こされたくないのだろう。そこまで思い至ると、レドの視線に不貞腐れたようなジト目で返して渋々ながら了承した。)

892: クレア [×]
2025-06-23 09:17:07

>890

こんばんは。ふふん、そうなんですよ~。先程まで聖教国で聖女様の護衛をしていました。

(店の賑わいに感心しつつ席に着くと、問いかけに自慢げに鼻を鳴らして依頼内容を告げる。普段なら謙遜しそうなものだが、酒場に来たことでかなり上機嫌になったようだ。)

では早速、ビールをお願いします。ミミちゃんは何を飲みますか?

(待ちきれなかったのだろう、渡されたメニューに目を向けるより先に一先ずビールを頼む。酒場であれば必ず置いてある上に初めの一杯目の定番である。注文を言い終えると、ミミに顔を向けて何を頼むのか興味津々といった様子で尋ねた。)

893: レド [×]
2025-06-24 12:51:47

>891

……レイラさん、いやさ「勇者」レイラ・ハート。貴女がどう思っていようが、傍から見れば貴女は教皇様の一門に等しい存在。どうしても人から目障りに思われて、こういう事態にも出くわす宿命にあるんです。これからはこの事をよくわきまえて、癇癪起こして人から恨みを買う真似なんかしちゃいけませんよ。
……って、こんな不覚を取って、おめおめと帰ってきた俺が説教できる立場じゃないか……俺もレイラさん並に強ければ……すみません。

(なんとも不服そうなレイラに、前のめりのまま指を組んで勇者の立場の重さを淡々と説いて。ただでさえ知らない内に人から敵視される立場、せめてすぐ怒る癖は直してもらいたい……と、真剣な顔で説教していると、顔を歪めて怪我した左肩を押さえ出して。傷が疼いてきたのだ。あの場にいたのがレイラさんだったら奴を倒せただろう。それにひきかえ自分は彼女を狙う敵をみすみす逃してしまった……そんな申し訳なさと無力さから、顔から汗を垂らしつつ頭を伏して。)

894: ミミ [×]
2025-06-24 19:32:06

>892

おや、それはそれは…そのような重要な役に任命されたとは、流石はクレアさんですね。その実力、どうやら噂通りのようですね

(聖教国の聖女の護衛という重要な役回り、普通の冒険者には絶対任されない仕事だ。本来であれば、「勇者」の名を持つレイラがするはず…だが、今回は何か理由があって護衛ができなかったのだろう。そのレイラの代わりとして、クレアが任命されたようで自慢げに話すクレアに賞賛の言葉を送り。かつてレイラと肩を並べて戦っていた程だ、実力はかなりのものだろう……それと同時に「…はて、聖教国は獣族の扱いがかなり悪いはず…」と疑問を抱き、その依頼に同行したと思われるミミに視線を移して)

私は~…私もビールにしようかな~。

(メニューを見る前にビールを注文した辺り、待ちきれないのだろう…無理もないことだ。なるべく早く決めようと思いつつ、いつも頼んでいる酒を頼もうかと考えた…が、久しぶりにビールを飲むのも悪くないと判断し、ミミも同じ物を頼み。注文を受けた店主は木製のジョッキを2つ用意し、ビールを注いでいき…すぐに2人の手元にビールが届いた。注ぐ際に生じた泡が、今にも溢れそうだ。)

895: レイラ [×]
2025-06-25 19:35:29

>893

……お、おい!レドッ!?こういう時は…そうだ、医務室に行くぞ…!自分で歩けるか…?

(不貞腐れた顔で目を逸らし、大人しくお説教を聞いていたレイラだったが、レドが傷の疼きに顔を歪めると思わず目を見開いた。普段怪我とは無縁な上に、不死鳥の翼の活動当時には治療はカルロスに任せきりだったレイラにその類いの知識はない。ソファから降りてレドに歩み寄ったはいいものの、焦りから珍しくおろおろとした様子で額に汗を流していた。しばしの思考の後に名案だと言わんばかりに医務室へ向かうことを思い付くと、腰掛けているレドの視線の高さに合わせるように膝を折り、余程心配なのだろう震える声で自分で歩けるか尋ねる。)

896: クレア [×]
2025-06-26 00:27:18

>894

久しぶりのお酒の匂い…堪らないです。それではミミちゃん、かんぱい!

(手元にビールが届くと、鼻腔をくすぐるアルコールの香りにクレアは頬に手を添えてうっとりした表情を見せる。たった一日我慢しただけにも関わらずアル中のクレアにとっては途方もない時間に感じられたのだろう。ジョッキを手に持ちミミに向き直ると、元気いっぱいに乾杯の音頭を取った。)

897: ミミ [×]
2025-06-26 02:20:18

>896

今日一日お疲れ様、かんぱ~い!

(久しぶりというクレアに、1日しか経ってないとツッコミを入れようかと思ったが…毎日酒を浴びるように飲んでいたクレアからすれば、もっと長い期間禁酒していた感覚だろうと察してツッコミを入れず静かに微笑み。ミミもジョッキを手に持ち、元気いっぱいの乾杯の音頭に、こちらも同じくらいのテンションで応えてクレアの持つジョッキに自分のジョッキを軽く当てて乾杯して)

898: レド [×]
2025-06-26 12:45:09

>895

れ、レイラさん、そんな大げさな……ふふ、まあいいか。行きましょう。

(身悶える様子にうろたえるレイラに思わず吹き出しそうな笑みをこぼして。正直傷自体は擦った程度で大したものではない。痛みに悶えたのは敗北感に因るところが大きいのだ。しかし自らの身を本気で心配するレイラが可愛らしくて、なにより嬉しい。膝を折って視線を合わせるレイラに微笑みを向けると立ち上がり、提案通り医務室へ向かうことに……した途端急に鳴り出した腹を手で抑えて。朝から何も食べてないことを自覚すると、苦笑いを浮かべて。)

あ、あと、何か腹に入れたいな……

899: クレア [×]
2025-06-26 16:26:54

>897

ぷはーっ!えへへ、仕事おわりの一杯はさいこうれすね。ふふん♪

(乾杯を終えるとグビっとビールを煽り、あっという間にジョッキを空にする。顔は若干赤みがかり、回らない呂律で感想を言い終えると上機嫌に鼻を鳴らした。先程までの情緒が安定しない姿は何処へやら、酒が入ったことですっかりギルドでお馴染みのアル中と化していた。)

900: レイラ [×]
2025-06-26 16:28:07

>898

何を笑っているんだ…!人が本気で心配しているというのに、まったく…それならまず食堂に向かうぞ。私からもお前に聞いておきたいことがあるからな。

(自分の心配をよそに吹き出しそうな笑みを見せるレドに、レイラはムスッとした表情で頬を膨らませつつも、怪我が大したことないようで内心で安心していた。今度は腹が空いたと注文を受ければ、呆れたようにジト目を向けつつも食堂に歩みを進める。積もる話があるのはレイラも同じようで、道中、何やら食事の場で確認しておきたいことがあると告げる。会食の翌日ということもあり十中八九アリシアに関連したことであろう。)

901: ミミ [×]
2025-06-27 00:20:59

>899

お、相変わらずいい飲みっぷりだねぇ?…あ、もういつものクレアになってる!

(ミミはビールを飲みながら視線だけ動かし、クレアがビールを飲む姿を見ており。ギルドでよく見る光景だが、見てて気持ちの良いほどの飲みっぷりに笑みを浮かべながら空になったジョッキをテーブルに置いて。ビールの感想を言うクレアの呂律がもう回らなくなっており、いつもギルドで見かけるクレアにもうなったことに少し驚き。本来であれば、依頼中酒のことを忘れていたクレアが本来のクレアなのだが…)

902: レド [×]
2025-06-27 12:45:56

>900

……いや、やっぱ食事はいいです。そうだ、呑気にメシ食ってる場合じゃなかった……すみません。
二人だけで話すべきことはまだ沢山ある、戻りましょう。そうだなぁ、牛乳……砂糖入りのを、応接室へ持ってきてもらえませんか。それだけあれば生き返るんで。

(食堂に向かうと聞いて「あぁ何食おうかなぁ、ミートソースパスタ大盛りかなぁー。」と浮かれていたが、レイラに呆れ顔を向けられるとハッとして彼女の袖を掴み、目を伏して謝って。姉のようだからと甘えてしまったが、本来は勇者の代理で赴いた仕事の報告をしっかり行うべき立場だ。応接室へ戻ろうと促すと、今度は頭を上げて視線をレイラの顔へ戻し、砂糖入り牛乳を注文して。剣士らしからぬ随分と子供っぽい注文だが、レドにとっては下手な食事より活力を与えてくれる代物らしい……その表情はいたって真面目だ。)

903: クレア [×]
2025-06-27 21:27:31

>901

えへへ、まだまだ飲みたいところですけど明日の為にあと数杯で我慢します…

(飲みっぷりを褒められると可愛らしく微笑み。気持ち的には何十杯と飲みたいところだが、明日はレイラとの再会が控えている。そのことを思い出すと緊張から酔いが覚めてきたのか呂律は元に戻り、気を紛らわせる為にメニューへと視線を移した。)

904: レイラ [×]
2025-06-27 21:31:24

>902

ハァ…分かった。取ってくるから先に応接室で待っていろ。…世話の焼ける弟め。

(袖を掴まれ謝られると、その様は本当の弟のように愛おしく感じられた。レイラは燻られる姉としての本能でにやけそうになるのを必死に抑え、誤魔化すためにため息をつく。ぶっきらぼうな表情ながら優しい手つきでレドの手を解き、注文の品を受け取りに行くため単身で食堂への歩みを再開した。文句を言いながらもその足取りは軽く、どこか楽しそうであった。)

持ってきたぞ。それで本題だが…剣術指南役の打診を受けたそうじゃないか。昨夜、本来お前が帰ってくる筈の時間に宮廷の役人が訪ねてきてな。そのことで話があると言っていた。あの女の元にお前を預けるのは癪だが…剣士として名誉なことなのだろう?判断はお前に任せる。もし受ける意思があるのなら今日の夕方に中央庁舎を訪ねてくれとのことだ。

(しばらくして、レイラは牛乳の入ったマグカップと自分用の紅茶の入ったティーカップを乗せた盆を手に持って応接室に戻ってきた。「勇者を小間使いにするのなんてお前くらいだぞ。」なんて冗談めかした皮肉を言おうとも考えたが、先程謝られた手前流石に意地悪が過ぎる。少し小首を傾げて思案した後、何事もなかったように応接室のテーブルに盆ごと品を置いた。そして、ソファに腰掛けるとテーブルに身を乗り出して頬杖をつき、少し不貞腐れたような表情で、対面するレドの顔を見つめながら本題を切り出す。どうやら昨夜、宮廷の役人がレド目当てでギルドを訪問したらしく、居合わせたレイラに言伝を頼んだようだ。会食から間もなくして剣術指南役の話を掴むとは宮廷の情報網はなかなかのものである。レイラが不貞腐れているのは言わずもがなアリシアにレドを預けたくない葛藤がある為だ。しかし、レドが剣士として名を売る折角の機会を私情で奪う訳にはいかない。故にこうして判断を委ねているのだ。)

用語解説:中央庁舎とは正式名称「デュランダル中央庁舎」。その名の通りデュランダルの行政を担う役所です。交易都市の役所だけあり、外観は大きいお城のような見た目です。

905: ミミ [×]
2025-06-28 02:43:13

>903

そうだねぇ…けど、料理はいくらでも頼んでいいよ?ここの料理、どれも美味しいからねぇ…♪

(微笑むクレアを見ては可愛いと思いながらこちらも微笑み返して。明日レイラと会うことに緊張しているのだろう、先程まで回っていなかった呂律が元に戻っており…無理もない。久しぶりに会う上に、話からしていい別れ方をしていないのだから…メニューを見るクレアに、どの料理もすごく美味しくてオススメだと笑みを浮かべながら話して)

906: レド [×]
2025-06-28 20:30:33

>904

なっ、宮廷!?近衛隊の者ではなく……?そうか、そういうことか……
レイラさん、剣術指南など口実だ。アリシアはこの国で、何か事を起こそうとしている。そのための手駒、あるいは勇者の人質として俺を手元に置きたいのです。
で、王国もそんな動きを察知したはいいが、国王直属の彼女にはうかつに手を出せない。だから剣術指南の話にかこつけて部外者の俺にアリシアを処断できる手がかりを探せと……いや、いっそアリシアを反逆者として斬れと!そう命じるつもりでしょう。

(つっけんどんながらもその実どこか優しく、楽し気で、言われるままに牛乳を持ってきたレイラが愛らしく感じる。「へへ、ありがとうございます」と笑みをこぼしながらマグカップに口を付けようとした途端、レイラが切り出した話に思わずぎょっとして固まって。まさか即日で剣術指南の情報を持ち帰るとは。宮廷もなんと素早く油断ならない……そして宮中の人間が近衛隊の人事に介入してくるとは、いよいよ剣術指南の話に便乗して不穏分子・アリシア排除に乗り出すか……と察すると、両手でマグカップを握りしめたまま、レイラに自らの見解を述べて。)

国がとうとう重い腰を上げたんだ。俺が動かなくてもいずれアリシアは反逆者として滅ぼされるでしょうが……行ってきますよレイラさん、アイツの首を獲りに……親父もろともね。
実家、いや騎士としての全てを奪った一族を討ち果たし、帰る家を取り戻せば……クレアさんも安らぐでしょうよ……

(レイラの顔に合わせていた視線をマグカップに落とし、自らの覚悟を語って。もうアリシアを救えそうにない。なら当初の予定通り父親共々アリシアを討ち、クレアさんの実家を取り戻そう……結局俺は叶わぬ恋をして、愛してはいけない人を愛してしまった。このファーストキスのミルクの味、アリシアへの想いも、捨てるべきものなのだ……そう葛藤しながらカップの中の牛乳を見つめるレドの眼光は傍から見れば不自然なほど鋭く、声も暗い。)

907: アヤト・カタギリ [×]
2025-06-29 14:46:00

>889

僕もガキの頃は……獣人には色々と思う事があったから身体能力を継ぎたかったってのは分かるけどね。ピット器官はよく分からないけど…ウラルちゃんの強みは半獣人に見えないとこだと思うよ、聖教国に絡まれないで済むでしょ?

(奪い合いの世界で同年代に見える者ですら高い身体能力に知識と経験を持った獣人は羨ましく…恨ましく…と当時は色々思ったのもあって共感を示すつつ、容姿が人間と殆ど変わらない点をメリットに上げる。聖教が国家を形成する程の力を持つ現代では獣人、半獣人は生きているだけでリスクを負っている……いかに身体能力が高くても街中で異端審問官なんかに襲われれば対処出来るのは一握りだろう……そんな考えからウラルの人間にしか見えない点、反獣人主義者等に襲われるリスクを大幅に減らせる容姿を強みだと思っていた。その容姿も何かを企んでいるようにしか見えない状態では意味が無いが…。何か刺客や罠を張られた気配も無い、そもそも変わらず悪意も感じない……と推測材料に困って「んっと…さっきから楽しそうだけど、何かあった?」と困惑気味な表情で直接聞いて。)

んー…傍目には年上に見えないかもね。ウラルちゃんはこど…いや、若く見えるからね。

(実年齢が年上なのはもはや疑っていないが…体型はともかく16前後の容姿に相応のファッション、そして甘い語り口…年上に見える要素が見当たらず、子供ぽい…と言いかけて若く見えると言い直す。)

そりゃ持ち手だけの東刀なんて高値で売れないよね。実際に見ればウラルちゃんもアレを東刀だと思って……貰えないかもね…

(改めて東刀なのかと聞かれると持ち手だけなのを抜きにしても東刀だと言い切れず…妖刀はアヤトが見てきた武器の中でも特に変わった代物で、ウラルには実際に使っている姿を見せても東刀だと思われるか怪しいレベルだった。なので口頭でこれ以上、特徴を説明すると余計に東刀だと思って貰えなそうな気がして苦笑いを浮かべて「まあ…機会があったら見せるよ」と約束して。)

んー…そっちしか逃げ場は無さそうだね。じゃあ少し走ろうか。

(示された道には起動しているトラップが無いのを認識して…ウラルが魔法の杖を破壊したのを確認して新た杖が現れる前に走り出す。幸い、スイッチが押された場所から一定範囲しかトラップは起動しないようで最初の内は魔法の杖の追撃が飛来するが…しばらく走ればすっかり追撃は止まり、螺旋状の下り坂を走り切れば静かな広場のような場所に出て。)

フフフ、ごめんね、僕のミスで酷い目にあったね。ケガとかしてない?

(長い距離ではないにせよ、突発的な自体で走るには短くない距離を走っても息を乱す様子も無く。落ち着いた場所に出れば自分の凡ミスで酷い目にあわせた…と謝罪しつつも自分がベタな仕組みに引っかかった事に笑っていて。また、同じミスをしないように周囲を警戒しつつ、相変わらず少し楽しそうな様子で怪我をしていないか尋ねて。)



(/すいません、いつも以上に遅くなりました…)


908: レイラ [×]
2025-06-29 22:26:46

>906

ふむ…何やら面倒なことになったな。そういった謀には疎いのだが…そうだな、私に言えることは一つだけ。レド、お前は自分の正義を貫くといい。

(レドの口から語られたアリシアや宮廷の謀略を聞いて、紅茶を一口含みながら難しい顔で眉を顰めた。普段から人と群れることのないレイラにとって国家規模の謀略など気の遠くなるような話であろう。事の全容も、レドの意志の行く末も分からないが、そんなレイラにも幾つか分かるものがあった。それはレドが面倒事に巻き込まれたということ、そして胸に何か大きな葛藤を抱えていることである。ここは姉として気の利く言葉の一つでもかけるべきだと思い至ると、ブンブンと首を横に振って顰め面を振り払い、自信に満ちた真っ直ぐな瞳をレドに向けて己が正義を貫けと背中を押した。)

909: ウラル [×]
2025-06-30 01:35:14

>907

そっかぁ…そうだよねぇ…仮にアヤトくんと同年代くらいの見た目でも年上だろうしぃ、身体能力も獣人の方が上だよねぇ…。…あ~、確かにそうかも~。この間デュランダルに聖教国の人が来てたんだけどぉ、普通に話しかけられたよ~?私が半獣人だって、気づいてない感じだったねぇ。

(アヤトと同世代に見える獣人は十中八九アヤトより年上、おまけにそのくらいの獣人でも人間の男性に勝てるくらいの身体能力を持っている者も中には居る…奪い合う世界にいる獣人は尚更そうだろう。当時のアヤトは恐らくそんな獣人を羨ましく思ったり悪く思ったりしただろうと察しつつそう告げて。アヤトの言う通り、獣人や半獣人に見えないのは大きなメリットだ…つい最近何かしらの用でデュランダルに来ていた聖教国の司祭達に普通に話しかけられたことを話して。しかも、明らかに半獣人だと気付いていない様子だった…そう考えれば、獣人としての強みはあまりないがこの現代を生きやすく恵まれてると考え「ちなみにピット器官はねぇ、熱を感知できる器官だよ~」と、ピット器官の説明を簡単に説明して。困惑気味に尋ねるアヤトに「なんでもないよ~?アヤトくん、困ったことがあればなんでも相談してね~?」と、ニコニコ笑いながら答えて。普段であれば普通に見えるのだが、この状況では他意があるように見える。というより、今まさに困ったことが起きている。)

…今、子供っぽいって言いかけたでしょ~?私もう子供じゃないもん、お酒飲めるし~………えーっと…………お酒飲めるもんっ!

(至極どうでもいいところだけ勘が鋭く、子供っぽいと言いかけたアヤトのことをジト~っと見ており。自身の胸に手を添えて、目を閉じながらもう子供じゃないと主張し、大人だからこそできることを挙げていく…………が、お酒以外思いつかず。煙草や葉巻の類は吸わず、普段自分がしてることを思い返しても大人だからこそできることが思い当たらず、商売に関しては未成年でもできる。最終的にお酒でゴリ押しして。)

うん…その東刀、なんだか私が読んでた小説に出てくる剣に似てるねぇ。普段は持ち手しかないんだけど、魔力でできたエネルギー状の刃が出てくるんだよぉ。

(恐らく実際に見ても東刀ではなく、やはり持ち手にしか見えないだろうと思い同じく苦笑いしながら頷いて。その東刀で思い出したことがあり、ウラルが読んでた小説に似たような剣が登場してたこと…その剣も一見持ち手だけに見えるのだが、魔力を流せばエネルギー状の刃が出てくる…ビームソードのような剣だ。ひょっとして、その東刀も似たようなことができるのだろうかと思いつつ「うん、楽しみにしてるねぇ~?」と、笑みを浮かべながら告げて)

うん…!

(後ろを警戒しながらアヤトについていくように奥に向かって走り出して。もう新たな杖が現れたのだろう、後ろから火の玉の追撃が来てそれをかわしながら走り。…だが、割とすぐに追撃は止み何も来る様子がない……何があるかは分からないため、マグナムは仕舞わず握ったまま走り。)

ふぅ…大丈夫だよぉ、誰でもこういうミスはしちゃうからねぇ~。私はどこも怪我してないよぉ、アヤトくんは…?

(走った距離はそこまで長くなく、普段ならウラルも呼吸が乱れることはない…だが、取り乱していたため少しだけ呼吸が乱れており。アヤトの呼吸は乱れている様子はなく、アヤトの身体能力の高さとこういった事態でも取り乱すことのないほどの冷静さから改めて彼の実力の高さを実感しつつ呼吸を軽く整えて。誰にでもこういったミスはあると笑みを浮かべながらフォローして、自分は怪我をしてないことを伝えて、恐らく大丈夫だと思うがアヤトに何処か怪我してないかと尋ねて。そんなアヤトが楽しそうに見えて「フフ、アヤトくん楽しそうだねぇ?」と告げて)

(/大丈夫ですよ、無理をなさらず自分のペースで大丈夫です!)

910: クレア [×]
2025-06-30 06:55:14

>905

ありがとうございます。では…ここは無難にフライドポテトを一つ。あ、あとビールをもう一杯お願いします。


(いくらでも頼んでいいと言われてはキラキラした瞳でメニューを眺めながら礼を言って。欲を言えば全部頼みたいくらいには魅力的な品々が並んでいるが、流石に申し訳ない上にそもそもそれだけの量を食べられない。しばらくの思考の後にフライドポテトを頼み、思い出したかのように声を上げてビールも追加で注文した。)

911: ミミ [×]
2025-06-30 12:39:38

>910

じゃあ私は~…エビフライと…あといつもの奴ちょうだい

(クレアに続いて、特にメニューを見ること無く料理とミミがいつも頼んでいるお酒を注文して。2人の注文を聞いた店主はすぐに準備して…ほどなくして2人に注文した品と酒が届いて。パセリを散りばめたそこそこの量の細切りのフライドポテトと、先程と同じビール。そこそこの大きさのエビフライが4~5本盛り付けられた皿と、聖教国で飲んだのと全く同じリキュール…2人にそれぞれ、頼んだ料理をつけながら食べるであろう調味料の入った小さな器を渡して)

そういえば、クレア…これからどうするの?聖教国からは護衛の件で何度か指名されると思うけど、他の依頼も受けるの?

(ミミが思い出したように、クレアの今後について尋ねて。今まで依頼に行かず酒を飲んでいて、今回の聖女の護衛がブランク明けの依頼だった。聖女の護衛以外に、これから他の仕事もするのかと首を傾げながら問いかけて)

912: レド [×]
2025-07-01 18:12:34

>908

自分の、正義……

(「自分の正義を貫け」というレイラの言葉にはっとして、反芻するように呟くと、手に持っていたマグカップを一口付けて。昨夜のキスの味を今一度味わうかのように、口の中で牛乳を噛み締めながら飲み込むと顔を上げ、同じく真っ直ぐな瞳でレイラを見つめて)

……アリシアの友達が言うには……昔はアイツも真面目で優しい奴だったのに、卒業試験の当日になって、急に今みたいな悪魔じみた女になったそうなんです。実際見てみると騎士学校で習いそうもない技を次々出したり、「地獄の門」なんて騎士の物とは思えない、とんでもなく禍々しい魔法まで使い出したり……昨日今日で出来る真似じゃない。本当に悪魔に憑りつかれたとしか……
……レイラさんやクレアさんには悪いけど、俺はどうにかしてアリシアを救いたい。せめて心の中に巣食う悪魔から、アイツを解き放ってやりたいですッ!

(両手で握りしめるマグカップを震わせながら、これまで見てきたアリシアに関する見解と、彼女に自分がしたいことを主張して。レイラの立場からすれば、今のアリシアの性格が悪魔に憑かれた事に因るものと説明されても妄言にしか聞こえないかもしれない。しかもお互いが慕うクレアの実家を奪った一族に絆されるとは、レイラやクレアへの裏切りとも取れる。だが、今のレドにとってはこれが自分の正義のようだ。ついには興奮のあまり、マグカップを置くなり泣きそうな顔をしながら立ち上がってしまい。)

913: レイラ [×]
2025-07-02 23:22:25

>912

ふむ…地獄の門…か。その魔法には覚えがある。かつて対峙した上位悪魔が使用していてな。本来人間が扱えるものではない筈なんだ。悪魔憑きなど御伽噺の類いと思っていたが…存外有り得ない話ではないかもしれん。

(「地獄の門」その名を聞いてレイラは神妙な面持ちで顎に手を添えて俯いた。「魔を統べし者」を初めとしてかつて対峙した上位悪魔達が好んで使用していた共通の魔法。本来人間が使える筈のないそれをアリシアが使ったと言うのなら、悪魔憑きなどという突拍子もない話が現実味を帯びることとなる。感情的になったレドの言動から嘘を吐いているとは到底思えず、レイラは再び顔を上げると、真剣な表情でレドの見解を肯定した。)

言っただろうレド、自分の正義を貫けと。あの女がどうなろうと知ったことではないが、お前が救いたいのなら救えばいい。そこに私や姉様の理解など不要だ。

(レイラは言葉を続けてレドの主張までも肯定する。彼女としてもアリシアを毛嫌いこそしているものの、なにも消してしまいたい程に憎んでいる訳ではない。それに背中を押した以上は弟が自分の思う正義を成したいと言うのならそれを否定することは許されないだろう。姉としての信念を元に相変わらず自信に満ちた瞳を向けて、繰り返し自分の正義を貫けと語った。)

914: クレア [×]
2025-07-03 12:21:30

>911

そうですねぇ…蓄えもありますし、しばらくの間はまたのんびりしようかなと思っています。

(ビールを再びあおりつつ、小首を傾げて少し考えた後にミミの質問に答えた。かつて活躍していた頃に貯めていた資金はまだ底が見えていない上、酒以外に趣味もない。短い余生を過ごすには十分過ぎる程に余裕があるため、今回の依頼のように特別な事情がない限りはしばらくまた飲んだくれているつもりのようだ。)

915: エリーゼ/セレステ [×]
2025-07-04 08:52:17

過去編「洗礼」

僭越ながら本日より第二騎士団長の任を賜りました。エリーゼ・リファイスです。皆様方と肩を並べられること誠に光栄に思います。若輩の身でありますが、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします!

(王城内に備えられた会議室、騎士団の上位役職者が集う円卓を前に、エリーゼは緊張で猫耳をピクピクと震わせながらも元気一杯に声を張り上げて恙無く自己紹介を終えた。頭を下げながら、癖である「にゃ」という可愛らしい語尾が出なかったことに内心で安堵する。しかし、顔を上げ周囲を見やると拍手を返したのは王国騎士団長のみ。ほかの上位役職者達は興味が無さそうに各々が持ち込んだ資料に目を通していた。歓迎されていない…それを自覚するとキュッと胸が締め付けられるような感覚に囚われる。それもその筈で、数々の功績を元に厳格な審査を経てその地位についた彼らとは違い、エリーゼはたまたま空席に国王の一存で滑り込んだだけのポッと出の存在だ。彼らにしてみれば手放しに歓迎出来る訳がなかった。失意のまま席に着くも、このままでは終われない。仕事上彼らの協力が必要不可欠な為、この定例会議が終わったらまずは個人的な関係から構築しようと心に決めた。)

あ、あの!ヴァレンヌ卿っ!少しお時間いいでしょうか!

(定例会議が終わり、各々が足早に会議室を後にする。上位役職者はその殆どが寝る間もない程の激務である為時間を惜しんで急ぐのも当然であろう。せめて誰か一人でも良好な関係を築こうとエリーゼも慌てて会議室を出ると、周囲に流されずにゆったりとした足取りで日に照らされた廊下を歩む一人の女性の姿が目に付いた。セレステ・ヴァレンヌ、次席補佐官を務める彼女は上位役職者で唯一エリーゼと歳の近い稀有な存在である。これを好機と捉えたエリーゼは、姿が見えなくなる前に廊下を駆け出し、セレステの背後で立ち止まり緊張を振り切って声をかけた。)

チッ…なんでしょう?仕事に関することであればお聞きします。

あっ…いえ、そういうのではなく…同じく祖国に忠誠を誓った身、折角ですし親睦を深められればと思いまして!お忙しい身であることは重々承知していますが、少し立ち話でもどうでしょう…?

興味ありません。では。

(振り返りざまに舌打ちをされたような気がしたが、きっと思い違いだろう。まだ要件すら話していないのだ。向けられた高圧的な視線に怯みながらもエリーゼは曇りのない真っ直ぐな瞳を向けて、同じく祖国を守る仲間として親睦を深めたい旨を伝えた。最初からガツガツ行くのではなく、ちょっとした立ち話から順序だてて交流していこうなんて遠慮がちに構えていたつもりだが、セレステはそれすらも興味がないと切り捨て踵を返した。)

まっ、待ってください…!

(知らぬ間に何か粗相を働いてしまったのだろうか…?ついこの前まで地方勤務の一般騎士だった身の上。高貴な場に於いてまだ知らない常識があったとして何ら不思議はないと、そんな不安が頭を過ぎる。せめて原因を聞いて必要なら詫びを入れよう。誠意に突き動かされるままにエリーゼは立ち去ろうとするセレステの手を掴む。その行為が彼女の逆鱗に触れるとも知れずに。)

触るなッ!害獣風情がッ…!

…うぐっ…苦しい…にゃッ…!

(手が触れた瞬間、鬼の形相で振り返ったセレステに首を鷲掴みにされて、めり込む程に壁に叩きつけられる。衝撃で頭部からは血が滴り、首を絞められていることも相まりエリーゼは薄れゆく意識の中で命の危機を感じ取った。死にたくない…!その一心で腰に携えた剣を抜いて思いきりセレステの脇腹に振りかぶる。経験で劣ると言ってもエリーゼも王国武術大会優勝者、常人であれば今の一撃を受けて致命傷は免れないだろう。しかし、無慈悲にもセレステには傷一つ、服のシワ一つ与えることは叶わなかった。確かに刃はセレステに届いているが、まるで目の前のそれが不変の存在であるかのように手応えが感じられないのだ。もはや抵抗のすべもないことを悟ると、エリーゼの顔からは一層血の気が引いた。)

人間様に生かされている獣の分際で私に抵抗するとは…躾が必要なようですね。

ひっ…ごっ、ごめん…なさっ…うぐぅ…!

これは躾だと言いましたよね?示すべきは謝罪ではなく感謝の心です。

…ありがとう…ございまっ…ぐぁっ…!

なぜ笑顔ではないのですか?上っ面だけの感謝は不要です。

…ハァ…ハァ…ありがとうございます…うぅっ…!なんで…

よく出来ました。ではもう一回。

(エリーゼは首を掴まれたまま、今度はうつ伏せで床に寝かされる。躾とやらを前に恐怖に顔を引き攣らせながら発せられた命乞いを意味する謝罪は無慈悲にも顔を床に叩きつけられる音で掻き消された。どうやらセレステのお気に召す返答ではなかったようで、ゴミを見るような冷たい眼差しをエリーゼに向けて、謝罪ではなく感謝をしろと淡々と告げる。恐怖心に突き動かされるまま震える脳をなんとか働かせ、エリーゼは言われるまま感謝を述べるが、理不尽にもそれすらも再び顔を床に叩きつけられて掻き消された。なぜ笑顔ではないのかという疑問に唖然としながらも、息も絶え絶えにエリーゼは笑顔を作り、感謝を述べる。が、今度は言い終えたと同時に再び顔を床に叩きつけられた。その瞬間、エリーゼの心の中で何かが壊れる音がした。その後も何度も何度も笑顔の感謝を強要されては叩きつけられてを繰り返し、気を失って目覚める頃には通りがかった騎士によって医務室に運ばれていた。獣人の回復力ゆえか身体の傷は驚く程にすぐに治ったが、精神に負った傷はそうはいかない。刻み込まれた恐怖により、この日を境にエリーゼの顔から笑みが抜け落ちることはなかったという。)

916: レド [×]
2025-07-04 13:22:35

>913

ううっ、そこまで俺を買ってくれるなんて……ありがとう姉さん……あっいやレイラさん……

(なんという度量の大きさ……自分を尊重してくれるレイラに感極まって、立ち上がったまま目頭を抑えて震えて。しかも「地獄の門」の話を通して悪魔憑きの話もすんなり信じてくれた。これも勇者として上級モンスターと渡り合った知識と経験の賜物だろう。嬉しくて頼もしくて、つい「姉さん」と口を滑らせた瞳は、嬉し泣きを堪えようと潤んでおり。)

>915

(/えっと、いい人なんですよね……?次席補佐官殿……)

917: レイラ [×]
2025-07-04 16:12:37

>916

ふふっ、わざわざ言い直さなくてもいいんだぞ。本当の姉だと思っていつでも甘えてくれ。

(口を滑らせて即座に言い直したレドの様子を見てレイラは思わず笑みを零す。ソファから立ち上がり歩み寄ると、自身より頭一つ分背の高いレドの頭を撫でる為につま先立ちで足をプルプルと震わせながら、なんとかその頭に手を添えた。いつでも甘えていいと格好付けた言葉とは裏腹に、キツイ姿勢を痩せ我慢しているせいか顔は引き攣り額には汗をかいていた。)

(/獣人以外にはとてもいい人ですよ^^;仕事の話であれば聞いてくれようとする分聖教国の人間よりはマシなレベルで獣人にも優しいと言えるかもしれません…)

918: ミミ [×]
2025-07-04 16:39:20

>913

あ~…まぁでも、それがいいのかなぁ。いきなり復帰とかは、難しいだろうし…

(クレアの今後を聞き、色々思うところはあったものの…敢えて何も言わず頷いて。今回の依頼を見返して、何度も禁断症状が現れてしまうクレアを思い出ししばらく単独での依頼は無理だろう。また大きな依頼が来た場合、また誰かが側で支える必要があると判断して。というより、明日会うであろうレイラにこのことを知られると、余計関係が悪化するような…と考えたが、流石にこれは当人達の問題。自分が首を突っ込むことではない…いや、突っ込んだら突っ込んだで余計こじれる気がする…なんてことを考えながら、静かにリキュールを一口飲み)

919: レド [×]
2025-07-04 22:08:45

>917

ね、姉さん……

(必死で小さな身体を伸ばして自分の頭を撫でようとするレイラが微笑ましくて、そして頭に伝わる優しい手の感触が気持ちよくて、顔を赤らめながらはにかんで。だが、話さなければならない。レイラの態度が一変して、彼女に斬り捨てられてもおかしくないことを……レイラが頭を撫でやすいように中腰になりつつも、急に神妙な顔になって)

……話を続けましょう。アリシアがその「地獄の門」とかいう変な魔法を使ってくれたおかげで刺客を追い払えたんですが、アイツもそれで力を使い果たして倒れてしまった……いっそその隙にアリシアを討てばよかったんでしょうが、アイツの友達も「アリシアちゃんを悪魔から救いたい!そのために近衛隊に入ったっす!」って言うもんだから捨て置けなくて……
救援も来る気配が無いし、夜の草原で野宿するのも危ない。だから……近くの宿に逃げ込んで、力尽きたアリシアを徹夜で守る他なく……それで帰りが遅くなったんです。

(顔から汗を垂らしながら、神妙な面持ちでアリシアを宿に連れ込んだことをついに明かして。今までの様子からして昨晩通りがかった馬車にいたのはレイラでは無いと見た。が、風の噂で昨日の事がレイラの耳に入るとも限らない。後から彼女の追及を受けるよりは自分から話すべきだ……無論、そう説明するより他に無いとはいえ、好かない女と一晩共にして朝帰りしたと知ったレイラに激怒されるのは覚悟している。もう、今までの優しい態度を翻されて、どんな仕打ちを受けても構わない……静かに目を閉じながら、彼女の反応を待って。)

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