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冒険者ギルドの日常/684


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自分のトピックを作る
665: クレア/ティア/教皇 [×]
2025-04-25 16:06:30

>659

(ミミの言葉にクレアはコクリと小さい頷きのみで返し、握っていた鞘を手放すと事の顛末を見守ることに決めた。ミミの言う通り、きっとここで感情に身を任せれば取り返しのつかない事態になる…カグラ一人を相手取っても手に余るというのに、教皇が纏う並々ならない魔力がその憶測にさらなる説得力を持たせていた。)

さて…冒険者達よ。きっと長旅で腹を空かせていることじゃろう。食事を用意しておるから存分に堪能するが良いぞ。聖女よ、案内をしてやりなさい。

(ティアへの説教を終えた教皇は視線をミミ達に移し、何の気なしに食事を勧める。特にクレアの敵意は教皇に筒抜けだった筈であるが、その実力差から気にも止めていないのだろう。目の前にいるティアに食事の案内をするよう言い残すと、端から興味がないのかコツコツと杖をついてカグラと共に颯爽と部屋を後にした。)

で、では…ご案内します…

(教皇が去った後ミミ達に振り返ったティアは、未だ緊張が残っているのか表情は強ばり声が震えていた。教皇に対する恐怖心は相当なもののようで、その立場上毎日教皇と顔を合わせるティアの心労を察するには十分な反応であった。)

666: アリシア [×]
2025-04-25 16:07:56

>660

ここまで来れば大丈夫でしょう…ふふっ、安心してください。そう警戒せずとも"今は"手を出しませんよ。

(料亭の長い廊下を歩くこと数分、やがて突き当たりへと到達すると、周囲は僅かな照明が点灯するのみで薄暗い空間が広がっていた。当然ながら人の気配はなく、内緒話をするには調度良い条件である。振り返ったアリシアは、手を後ろに組んで前のめりにレドの顔を覗き込むと、貼り付けたような笑みを浮かべて含みのある物言いで語りかけた。その声色、表情、仕草はどれもクレアを連想させるもので、上位悪魔が人の営みに溶け込む術として好むこの模倣は、その人をよく知る人間が見ればまさしく紛い物のように映ることであろう。単に交渉の前に無用な警戒を解くべく記憶の中の人当たりの良い人物を模倣しているに過ぎない訳だが、当然、レドの内に秘められたクレアへの想いをアリシアが知る由もなく、この行いがレドにとって地雷となり得る可能性など考えてもいないようだ。)

667: クレア [×]
2025-04-26 18:55:39

過去編「首狩り騎士の二つ名」

(クレアが王国騎士団長首席補佐官へと任命されて間もなく、その年は王国史上稀に見る凶作に見舞われた。とくに収入の大部分を農作物に依存する僻地の農村部では混乱が凄まじく、行き場のない怒りの矛先を王室へと向け、結託して反乱を起こした集落が各地に出没した程である。多種族が共生するこの国では平時から内紛の火種を抱えている為こうした混乱一つで国が傾きかねない。混乱が全土へと及ぶ前に反乱の火種を摘むべく、国王はクレアに兵を率いさせ反乱軍の鎮圧を命じたのであった。)


いま…なんと…?

(集落付近に築いた陣地にて、作戦用の天幕の中で副官である初老の騎士はクレアの口から放たれた命令に思わず聞き返した。その命令は明らかに騎士道に反するものであり、誉れ高いライデン家のご令嬢の言葉とは到底信じ難いものであったからだ。驚愕に顔を顰めながらも、失礼を承知で聞き返すほかになかった。)

決して捕虜は捕るな…と、そう言ったんだ。昨今の王国の食料事情は存じているだろう。騎士団とて例外ではなく、今回支給されている食糧は最低限だ。捕虜を捕ったとして護送の間どう食わせる?徴収という名目で付近の村から略奪でもするつもりか。

(腕を組んで椅子に座り、冷たい印象を与える切れ長の瞳をまっすぐに向け、自分の倍以上歳が離れている騎士相手に物怖じしないクレアのその振る舞いは十代とは思えない程の貫禄を醸し出していた。クレアの意見は尤もであり、武器を持った農民相手に戦闘となれば大量の捕虜を捕らえることになるのは明白で、断罪すべく都市部の牢獄に護送するには圧倒的に食糧が足りない。凶作という状況下で周囲の村での補給も期待出来ず、強引な徴収は罪なき市民を苦しめるだけだろう。そもそも反乱軍など捕らえたところでその後の裁判による極刑は免れないのだから、その場で斬り捨てることが現状の最適解である。弱者を相手取った一方的な殺戮が騎士道に反することは承知の上で、クレアはこの場の指揮官としてその選択を取らざるを得ないのであった。)

(その後、しばらくの押し問答の末に渋々ながらも副官はクレアの命令を了承し、程なくして部隊は反乱軍が陣取る集落に進軍することとなる。案の定、接敵して早々に広がるその光景は戦闘と呼ぶには余りにお粗末な一方的な殺戮で、それが終わる頃には集落だったその場所は一晩で大きな血溜まりと化したという。そうして数日に渡って幾つかの集落を血祭りに上げ、全ての任務を終えて王都へと帰還した騎士達は、クレアの決断により己が騎士道を汚されたと口々に不満を漏らし、やがて裏でクレアを指し示す蔑称として「首狩り騎士」の二つ名が広まることとなる。)

668: クレア [×]
2025-04-26 19:59:48

過去編「剣の強さと心の弱さ」

…ごめんなさい…ごめんなさい…

(あの日、集落を血祭りに上げて以降クレアは毎夜罪悪感に苛まれていた。瞳を閉じれば脳裏に浮かび上がるのは赤く染まった集落、鉛のような血の匂い、そして農民達の命乞いの言葉。あの日クレアは間違いなく最善を尽くした。もし捕虜の為に無垢の市民から食料を徴収したら、怖気付いて反乱を放置したら、おそらく被害は途方もなく膨れ上がっていたことであろう。最小限の人間を切り捨てることで多くの市民を救い、王国の安寧を勝ち取ったのだ。しかし、まだ十七になったばかりのクレアの精神はそうやって折り合いを付けられるほど成熟してはいないのである。)

…ハァ…ハァ………ゴクン……

(次第に呼吸が荒くなり、身の危険を感じたクレアは枕元に置いてある錠剤の詰まった瓶を手に取り蓋を開け、掌いっぱいに取り出すと一息で飲み込む。次第に呼吸は落ち着きを取り戻し、ほんの一時の気休めであるが正気を取り戻しつつあった。元は騎士団の上級役職の激務に耐え兼ねて精神を病んだことをきっかけに処方された薬であるが、あの一件以降ますます薬に頼る機会が増えた。これ以上服用頻度を増やせば長生きは出来ないと医師からは告げられたが、このままでは天命を全うする前に自らその命を絶っても可笑しくない精神状態故に仕方ないことであろう。幼い頃から要領が良く、特に剣に至っては稀に見る天才的な才能に恵まれたクレアであるが、その心は凡人とそう変わらない。剣の強さと心の強さは比例せず、ほかでもない自分の才に苦しめられる様は何とも皮肉なものであった。)

669: ミミ [×]
2025-04-26 20:33:32

>665
(少なからずクレアの敵意には気づいていた筈なのに、そのことについて何も言わなかった教皇…この部屋に近づくにつれて感じた魔力量、実力差がありすぎて敵にならないと判断したのだろう…恐らく、先程カグラと対峙した3人で挑んでも勝てるかどうか…。等と考えながら食事の件について感謝という意味で一礼し、教皇達がこの部屋から去ったことを確認してからティアの方を向き)

聖女様……ごめんなさい、何もできなくて…

(恐らくは聖女という立場上、あの教皇にほぼ毎日会わないといけないのだろう…おまけに常に監視され、外に出れば今日のように命を狙われて…護衛についた勇者はティアへの扱いはかなり酷い。本当に、安らげる場所がこの国の何処にもない…ミミは俯きながら今の自分が何もしてあげられないことに謝罪して)

(/クレアの二つ名の由来って、そういう意味だったんですね…クレアの過去は本当に辛いものばかりですね…報われる日が来るといいですが…)

670: レド [×]
2025-04-26 21:55:33

>667 >668

(/ごめんなさい!本編のレスは返すのが遅くなりそうなので、取り急ぎこちらにレスします。
ちょっとこれは「首狩り」を「どんな悪党も斬り捨てる最強の剣士」と解釈し憧れた貧民のレドには試練ですね……
憧れの人の真実を知った時どう反応するか……考え所になりそうです。)

671: レド [×]
2025-04-27 10:37:14

>666

はぁ……

(人気の無い廊下、アリシアが振り返るのに合わせて足を止め、彼女の顔を見下ろして。アリシア……否、魔を統べし者の思惑とは裏腹に、レドの顔からは困惑の色が見える。見た目は瓜二つだが敬愛するクレアには似ても似つかぬ邪悪な雰囲気はさておき、悪としての貫禄があり過ぎたからである。聞けばこの女、クレアさんに似ないのは経歴も同じで、騎士学校卒業以前の活躍を全く聞かない。そんな凡人が権力の座を得ただけで、これほどの余裕や覇気、そして魔力を身に付けるとは思えない……人となりがまるで見えない女だ、と)

あ、あの、私に何か……?

(ともかく相手は実力・権力ともに申し分無い騎士団の番号付き。何よりこの薄暗がりのように陰険な女だ。迂闊な行動は禁物……これまで表面上は敵対的な姿勢を見せてないのをいいことに、とぼけた声色と返事でアリシアの真意を伺い)

672: クレア/ティア [×]
2025-04-28 14:00:44

>669

いえ…ミミさんが謝ることではありません。そんなことよりも、お腹も空いているでしょうからお食事に参りましょう。

(ミミの謝罪の言葉にティアは慌てて首を横に振って否定した。自分の置かれている境遇にミミが負い目を感じる必要がないことは明らかで、その上いずれは自分を救い出そうと動いてくれているミミに謝らせていることが忍びなく、話題を変えようと急かすように会場へと案内をした。)

うわぁー…!凄く豪勢ですね!

(会場に着くなりクレアはその豪勢な料理の数々を前にして嬉しさのあまり子供のようにピョンピョン跳ねていた。高級料亭に引けを取らないテーブルいっぱいの料理の中には到底食べきれない程の量のステーキまであり、おそらく今回の報酬額よりもこの晩餐の方が価値が高いことであろう。そんな光景を後目にティアだけは特別に設けられたテーブルに通されており、ティアの為に用意された料理は塩茹でされた野菜の小皿とまるで水のように透明なスープだけであった。心做しか少し瞳が潤んでいるティアを見て居た堪れなくなったのか、クレアのテンションも次第に下がり気が付けばすっかりシュンと俯いていた。)

673: アリシア [×]
2025-04-28 14:02:47

>671

先程の指南役の件についてです。あの場では大変申し上げ難かったので、ここでハッキリと伝えておこうかと思いまして…貴方に拒否権など与えていませんよ…と。

(困惑した様子にもお構いなしに、アリシアは張り付けた笑みを向けたままジリジリとレドに詰め寄りながら言葉を紡ぐ。言い終える頃にはすっかりレドとの間合いは無いに等しく、後ろで組んでいた手を解くと優しくその手をレドの頬に添え、ニタッと口角を釣り上げた。人形のような美しい容姿とは裏腹にその様はさながら捕食者のようで、得体の知れない不気味さを感じさせるものであった。)

聡明なレド殿であれば少し考えれば分かるでしょう。私の提案を断ればどうなるかを…貴方と勇者様の名誉の為にも引き受けてくださいますよね…?

(心底楽しそうに嗤いながらアリシアは言葉を続けた。答えを相手に委ねながらもその真意は脅迫と呼ぶに相応しいもので、近衛隊副長の権限を用いれば事件をでっち上げて王都に滞在している人間を拘束することは容易であり、指南役を引き受けなければ容疑者として拘束した上で大々的に勇者の弟子であると宣伝するぞと、暗にそう告げていた。そうなればレドのみならずレイラの名声に傷が付くことは避けられないであろう。自分が圧倒的に優位な状況で相手を従わせようとする交渉術はまさしく悪魔の契約の様相を呈していた。)

674: トピ主 [×]
2025-04-28 14:10:03

>669

ミミのお陰で少しずつ前に進めているので、このまま力を合わせてあらゆる過去を克服していってほしいですね(^-^)

>670

そうですよね…この二つ名はクレアが冒険者となってからはレドがイメージしたように「最強の剣士」という畏怖を込められて呼ばれていたものですが、元は明らかな弱者への殺戮に対する蔑称なのでそれを知ったレドが何を思い、どう動くのかは凄く興味があります(*^^*)

675: クレア [×]
2025-04-28 20:36:27

辛い過去回ばかりだったので、今回は日常回になります。

過去編「クレアの憂鬱」

(王城内にある騎士団の執務室にて、クレアは積み上がって山となった書類の束に目を通していた。もはや日常と化した光景に今更狼狽えることはないが、やはり辛いものは辛い。最低限机に上がっている書類だけ目を通したら今日は切り上げよう…などと考えていると、コンコンというノックが聞こえたと思えば副官が慌てた様子で駆け込んできた。嫌な予感がする…ジト目で副官を見つめると、副官は姿勢を正して口を開いた。)

報告致します…!第二王子殿下が単身でルード公国へ出発した模様です!

はぁ…!?馬鹿なのか!第二王子殿下は…!?

(不敬であることは百も承知で乱暴な言葉が口をついて出た。意味が分からない…今日の王族の公務にはそのような予定はないのは勿論のこと、ルード公国が友好国とは言え事前通告なしで、それも護衛も付けずに王族が一人で乗り込むなどあまりに非常識だ。そもそも何をしに行くつもりなんだあの馬鹿は…クレアは頭を抱えて項垂れた。)

如何致しましょう?

第三騎士団から十名、すぐに動かせる人員を見繕って第二王子殿下の後を追わせろ…連れ戻そうにも言うことを聞かないことだろう…そのまま護衛任務に移行するように…

ハッ!了解致しました!それともう二件…

(項垂れたまま、書類仕事で疲れきった頭をフル回転させる。遠征や訓練など諸々の状況を鑑みて、今現在王都近郊において第三騎士団が最も余力があるだろう…あまり大所帯ではすぐに動けまい…よって十名が最適だと判断し顔を上げると、生気のない声で指示を出した。副官は了解し、退室すると思いきや聞き捨てならない言葉を続けた。もう二件…?クレアの瞳は完全に生気を失い何処か遠くを見つめていた。)

第四王子殿下が消息を断ちました。昼食を最後にその姿を見た者はいないようです。おそらく、またお忍びで街に繰り出しているものかと…

…あぁ、もう!兄弟揃って馬鹿なのか…!?……ハァ…何かあってからでは遅い……王都近郊の全ての騎士団に連絡を取り、可能な限り人員を集め捜索させろ…!

ハッ!そして最後に…

(報告を聞き終えて、不敬であることは百も否、千も承知で乱暴な言葉が口をついて出た。やはり貴い血筋の人間は何を考えているのか皆目検討も付かない。溜息をついて呆れ果てるが、動かないことには事態は解決しないため頭を冷やして状況を整理する。第二王子は行先が分かっているからまだしも、第四王子に至ってはまだ十歳と幼い上に完全に行方不明だ。最悪を想定し、手段を選んでいる暇はないという結論に至るとクレアは声を荒らげて副官に指示を出した。もう終わりにしたい…次の報告を聞きたくない…内心ではそう思いながらもクレアは生気のない瞳で何処か遠くを見つめながら副官の言葉を待った。)

フリード共和国から特使が派遣されるそうです。国境紛争の調停に関する申し入れをしたいと…先程、共和国軍副司令のアリエル・シルヴァから連絡が届きました。

団長は長期遠征ゆえ私が迎えよう…それで何日後だ?

おおよそ三十分後です。

はぁ…!?事前通告なしだと…!常識がないのは馬鹿王子だけじゃないのか…!!………もう嫌だ…

(本日三度目の絶叫にクレアの喉は限界を迎えていた。なぜ揃いも揃って周りの人間は常識を持ち得ないのか。否、もしや自分が可笑しいのか…と自分の常識を疑い始める始末であったが、疲労からか途中で思考を停止して項垂れた。ここまで立て続けに問題が起こればきっと今日は帰れまい。ポツリと弱音を零し、その後クレアは特使が到着するまで放心状態だったという。)

676: ミミ [×]
2025-04-28 21:44:06

>672

あ、はい…

(ティアの言う通りなのかもしれないが、それでも目の前で傷ついてるのに何もしてあげられないのは申し訳ない。何か言おうと口を開くが、ティアの様子からそれ以上は何も言えず、そのままティアについていき……案内してもらった会場に並ぶ数々の豪勢な料理に驚いており、子供のようにはしゃぐクレアに対してミミは目の前の光景に圧倒されており。この料理だけでも、自分達の報酬を上回るのではないだろうか…あんな量のステーキは見たことない。ふと、その場に居ないティアに気づき周りを見ると…別のテーブルに通され、そのテーブルには…かなり質素な食事。なんとなく予想はしていたことだが、あまりにも酷すぎる。クレアもそのことに気づいたようで、先程とは真逆の状態になっている。)

…あの~、聖女様が食べてるのと同じのが食べたいんですけど、ありますか?

(周りを見て、司祭に近づいて…お得意の営業スタイルでまさかの発言をして。目の前の豪勢な食事ではなく、ティアがこれから食べるであろう質素な食事が欲しいと。「私、好きなんですよ~」なんてことを、ティアに気を使ってると言うより本当にこういう料理が好きというような雰囲気で告げて)

677: ミミ [×]
2025-04-28 21:45:57

>674

(/そうですねぇ、私もそう思いますよ。あとは、ティアもいつか必ず救い出したいですねぇ…
クレアさん、日常回でもかなりの苦労を…)

678: レド [×]
2025-04-29 09:03:05

>673

……いやはや困りましたな。なんと申されようともこの場での返答は致しかねる。弟子の身でレイラの頭越しに物事を引き受けることこそ、勇者の名を汚すことになりますから……

(『汚ねぇ面近づけるな!』そう吐き捨て殴り飛ばしたくなる衝動を押さえ、眼前に迫る美貌、だが中身は小汚い木っ端役人の嘲笑に、片手で頭を押さえた困り顔で応えて。なんかゴチャゴチャぬかしてるが、聖教国の英雄たるレイラとその関係者にそんな事して外交問題に発展したら困るのは自分(テメー)だと、困り顔はしつつも内心は落ち着き払っている。)

それにその、お腰の剣の紋章は聖教国の国章とお見受けする。同志のよしみ、そう怖い御顔をなさらなくてもよいではありませぬか……

(バッと後方へ飛び退くと、アリシアの接近を制止するように手の平をまっすぐ突き出して。そしてキョロキョロと周囲を見回してから、会食の席では触れられなかったアリシアの剣の紋章の事をおずおずと切り出してみる。この紋章含めてなんとも胡散臭い女。案外王国からも目を付けられていて、いつか剣術指南の体で奴の内偵依頼を受ける日が来るかもしれない。なので同じ聖教国仲間ではないかと伝えてアリシアの敵意を逸らし、なんとかこの場は丸く収めようと試みた。)


---

>675
(/ほんとにレイラとそっくりな口調ですね騎士団時代のクレアさんは。
あとシルヴァってダンテと同じ苗字が出てきましたね。あのハゲは案外高貴な家柄なのか……)

679: 名無しさん [×]
2025-04-29 12:31:22

>スレ主様

(/どうも!素敵な設定に惹かれまして参加を検討しているものです、結構長く続いているスレですのでストーリーが出来上がってる感じかなと思うのですが新規大丈夫でしょうか?)

680: トピ主 [×]
2025-04-30 06:00:18

>677

クレア自体根っこは真面目なので基本的には損な役回りが多いです。そこが可哀想で可愛いところです(o^^o)

>678

実はあのハゲの一族は結構優秀な人間が多いんです!両親はフィリア王国の宮廷役人で、妹がフリード共和国軍の副司令、嫁はルード公国のお姫様という設定を構想しています。クレアとは対局の存在で、不死鳥の翼の活動休止後も自由に人生を謳歌しています。聖教国でクレアがダンテの尋問後に矢鱈と疲れていたのも、ダンテの足跡を聞いて自分との違いに辟易した為という裏設定もあります。

>679

勿論大歓迎ですよ!

681: 名無しさん [×]
2025-04-30 10:51:20

>680 スレ主様

(/ありがとうございます! プロフィール貼らせていただきます!)

名前:シナ ツネヨシ(志那 恒吉)

年齢:78

性別:男

容姿:老人らしい白髪に長い髭、浅黒い肌と見えているのか半ば白く濁った黒い瞳が特徴的な古希の男性。体格はこの年代にしては良く、細身ではあるものの筋肉質で若い頃から戦いに身を置き鍛え上げたであろう古傷が見られる。
身長は176cm 体重は62kg。
髪型は白の長髪を後ろで一本にまとめ、髭は軽く整え長く垂らしており、いわゆる仙人にも見える。服装は紺の着物にシンプルな燻銀の帯、更に濃い紺色の袴と白の足袋、一本下駄という素朴ながら貫禄を感じさせる和服を着用している。

職業:剣客

等級:Aランク

固有魔法:無し

性格:明快で優しく、老人らしい思慮深さを併せ持った翁。その少しばかり近付き難い貫禄ある姿とは裏腹に冗談を言って場を和ませたりかなり接しやすいが、こと戦い(剣に関連するものなら尚更)となると非常に厳格で強者との戦いを求め楽しむ武者としての一面が垣間見える。

備考:遠く東の島国からの剣士。最近デュランダルの冒険者ギルドに非常に高齢ながら凄まじい所属したという異例の人物。
生まれながらにして魔力を一切持たないという異常な体質で、その代わり肉体の強度や反射神経、といった身体能力が高く、その才能もあってか若干15という若さで東の地であらゆる剣豪や妖魔(モンスター)を打ち倒す剣士として名を上げる。その後、世界へと強者を求めて渡り歩き、剣士のみならず名のある魔術師とも剣の腕一本で勝負を挑み、数々の勝利を納めたもののとある魔物との戦いで深手を負い 修行のためにとある国の秘境へと赴き約40年の間半ば行方知らずの状態で修行を積んだとされるが、最近になり姿を現し冒険者ギルドへ訪問、そのままギルドに所属することとなる。
そんな彼だが、その剣の腕は正しく達人と表しても遜色なく、同じ剣士は勿論、魔術師やモンスターなど異能の力を扱う者達相手にも刀一本で斬り合う凄まじい技術を持ち、齢80手前とは思えない凄まじい強さを誇る。特に生涯の殆どを剣に捧げたと言ってもいい経験からくる予測能力や、特異な体質と長年の修行による研ぎ澄まされた感覚によって相手の気配を捉え斬る技術がピカイチで、型に囚われず相手の特徴に合わせた戦術の変化も特徴的。
勿論高齢であるため若い冒険者と比べれば中々力で劣る部分もある。
ギルドの冒険者ランクはAとされているものの、冒険者としては歴が浅い上非常に高齢であることも考慮された結果であり、その実力は未だ計り知れない。(ギルドに所属して数ヶ月程度でAランクに昇格しているためその実力は確か)
好物は酒(種類は問わない)で、良くギルドの酒場でその年齢では有り得ない程の量を飲んでいる姿が目撃される。

(/刀のある世界観のようなので、東の島国から渡ってきた老齢の剣客を作ってみました。 確認よろしくお願いいたします!)

682: トピ主 [×]
2025-04-30 11:41:54

>681

確認致しました!問題ありません。
説明を省略していたこちらの不手際で申し訳ありませんが、こちらが設定投下用スレになりますので、こちらに投下をお願いします!
https://m.saychat.jp/bbs/thread/698276/

683: クレア/ティア [×]
2025-04-30 12:41:51

>676

ほ、本当にいいのですか…?私に気を遣わずともお好きな物を食べていただいて良いのですよ…

(ミミの要望に怪訝な表情をしながらも、司祭はティアのテーブルにもう一セットミミ用の質素な食事を用意した。その様子を見たティアは申し訳なさそうにか細い声でミミに尋ねる。ただ護られていただけの自分は兎も角、相当大量を消耗しているであろうミミが気を遣って同様の食事を取ることに罪悪感を感じているようだ。)

ふふん♪おいひぃれふ♪

(二人を後目に、クレアは気を取り直してテーブルに積み上げられていた蒸かし芋を美味しそうに頬張っていた。質素な味付けながら素材が良いためかなかなかの出来のようだ。一見ティアに気を遣わずに食事を堪能しているように見えるが、豪勢な肉料理の数々には目もくれず、積み上げられた料理の中でも特段質素な物を選んでいることからティアに気遣いを悟られないように振舞っているのであろう。)

684: アリシア [×]
2025-04-30 12:43:53

>678

…っ……

(またしても自身の脅迫をやんわりと躱されたことで、作り笑いはそのままに、思い通りにならない怒りからアリシアは唇を噛み締めた。その刹那、再び黒く禍々しい魔力がアリシアを覆い、徐々に大きく膨れ上がる。おそらく本人も無自覚の内に感情に左右される形で魔力が表面化しているのだろう。しかし、レドが剣の紋章の話題に触れたところでピタリと魔力は膨張を止め、やがて離散した。)

同志…ですか。なるほど…どうやらレド殿も聖教国の掲げる理想に賛同しているものとお見受けします。ふふっ、これは無駄な警戒だったかもしれませんねぇ。先程は脅すような真似をして申し訳ありませんでした。

(同志と聞いてアリシアはレドも聖教国側の人間であると解釈し、指南役という建前で即時軟禁する必要はないと考えを改めた。レイラは聖教国を信奉している訳ではなく、その弟子を名乗るレドも今の今までアリシアの持つ剣に刻まれた紋章に触れなかったことから部外者と判断して過度に警戒していたのだろう。軽く頭を下げて自身が行った脅迫行為を詫びると、初めて嫌味のない笑みを見せた。)

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