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冒険者ギルドの日常/708


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自分のトピックを作る
655: ミミ [×]
2025-02-25 01:33:27

>653
(/了解です、ゆっくりで大丈夫ですよ。無理はなさらずに…)

656: クレア/ティア/教皇/カグラ [×]
2025-02-25 23:27:31

>651

ただいま戻りした…教皇様…

(教皇を前にしたティアは酷く緊張した面持ちで、その身体はレイラを思い出した時のように小刻みに震えていた。頭を深く下げて一礼し、勇気を振り絞って一歩踏み出すと、たどたどしい口調で無事に帰還したことを告げる。)

ふむ、よく戻った。聖女よ、そして冒険者達。さぞ険しい旅路であったじゃろう。しかし…おぬし一人の為に何人の尊い命が失われたことか…聖女として、今一度命の重みをその身に刻むがよい。

(報告を受けた教皇は人当たりの良い笑顔を浮かべると、杖をついてゆったりとした足取りでティアに歩み寄り、ポンと肩に手を置いて労いの言葉をかけた。しかし、慈悲深い印象を与える一連の動作も束の間に眉間に皺を寄せると、くどくどと説教を垂れて、言い終えるとバチンと頬を叩く音が部屋に響き渡る。)

ぅ……はい…ありがとうございます…

(苦痛の声を押し殺し、赤く腫れた頬を抑えながら、ティアは深々と一礼して感謝の言葉を口にした。聖教国の信徒にとって教皇から与えられるものは全て祝福である。体罰とて例外ではなく、理不尽を与えられてもこうして礼で返すしかないのであった。その様子を見ていたクレアは何も出来ないことに歯痒さを感じながら、腰に携えた剣の鞘をギュッと握っていた。)

657: アリシア [×]
2025-02-26 00:01:35

>652

そうですか…では良い返事を期待しておりますね。

(指南役の打診を保留されると、この餌にも食いつかないかと、レドの堅実さに内心で頭を抱えながら、レドと同様にアリシアも残念そうな表情を浮かべて困ったように眉尻を下げた。良い返事を期待しているなんて建前を述べたが、レイラからの嫌われようからして、おそらくこの話を飲むことはない。そもそも、それ以前にこのままレドを野放しにしてレイラに会わせる訳にもいかない為、アリシアは頭をフル回転させて更なる策を巡らせた。)

…レド殿、少々良いでしょうか。

(またしても何か妙案を思い付いたアリシアは徐ろに席を立つと、レドにも退席を促して会場の出口へと歩みを進めた。二人きりの会話に持ち込むことが狙いであろう。勇者の代理とは言え無名の冒険者に指南役を打診する様子から、アリシアがレドに気があるようだと勘違した初老の騎士達は「若いねぇ…」「漢見せろよっ!」などとレドを煽る。普段お堅い上級騎士達と言えど酒が入ったことでノリはギルドのベテラン冒険者達と大して変わらない様子であった。)

658: トピ主 [×]
2025-02-26 00:02:27

>654

>655

お気遣いありがとうございます!

659: ミミ [×]
2025-02-27 01:11:27

>656

…大丈夫…?聖女様……

(表情までは見えないが、ティアの身体が小刻みに震えているのが見えて。勇者…レイラの話をした時と同じだ…その震えは緊張から来るものなのか、それとも怯えから来るものなのか…そう考えていると、教皇がティアに近づき労いの言葉をかけた…かと思えば、ティアの頬を叩く光景が見えて驚いたように目を見開き。この聖教国の教皇だ、まともな人じゃないだろうと思ってはいたが…実際その予想を超えるくらいだ。確かにここに来るまでに立ち寄った教会でエルフだけでなく、司祭やシスター達も命を落としていたが…命を奪ったのはカグラだ。いや、恐らくカグラは教皇の指示であの教会に向かった…本当にまともじゃない、そう思いながらティアにだけ聞こえるように大丈夫かと尋ねて)

…クレア、気持ちはわかるけど…私達が何やっても状況がわるくなるよ…

(視界の端にクレアが剣の鞘を握っている光景が映り、少しクレアの方を向いてクレアにだけ聞こえるように伝えて。正直、できるなら同じように教皇の顔を引っ叩いてやりたいが、そんなことをしたら自分はただではすまないだろう…いや、クレアとティアの身も危うくなる。かといって、何を言っても状況が悪くなるようにしか思えない…今はただ、この時間が早く過ぎ去ることを願うしかないだろう)

660: レド [×]
2025-02-27 12:45:26

>657

(「王国の剣術指南役」。要は他流の、ましてや信用ならない場所に単身で乗り込まねばならないということ。いや向こうに悪意が無くとも、名誉を奪われた国中の東刀使いと戦争になる恐れもある。アリシア抜きにしても慎重に検討すべき事柄なのだ……とりあえず向こうが引き下がったのに安堵して少し息を吐いて。が、その後の思いがけない提案に思わず目を見開いて)

……!ははっ。

(そう来るか。クソッ、これは断れねぇ。と覚悟すると、立ち上がって壁にかけた自らの刀を手に取って。こちらを煽る騎士たち……アリシアとグルではないようだが、クレアさんと比べると品性の欠片も無い、奴が目の前で恐ろしい魔法を使ったのに全く気付かぬ節穴どもに軽く会釈して。「漢見せろ」だぁ?こいつらは俺が女漁りに来たとでも思ってんのか?ケッ、なめやがって。こんな下品で無能な連中が騎士を名乗るか、俺はいくら剣や礼を学んでも鎧を纏えぬ身の上なのに。そしてこいつらがクレアさんを追い詰めたのだな……と考えると腹がたってくる。)

カスどもが……いずれクレアさんに跪かせてやる。

(誰にも聞こえない小声でボソッっと囁いて。だが今は目の前の「敵」に集中すべきだと思い直すと、真一文字に口を結んだ顔をアリシアに向け、彼女の後をしずしずと付いていくことにして。何考えてるのかは知らんが、とにかく密室になることだけは避けるつもりだ。)

661: トピ主 [×]
2025-04-23 08:24:55

お久しぶりです…(>_<)しばらく用事が立て込んでいて、気が付けば二ヶ月も不在にしてしまいました……
何方かまだいらっしゃいますでしょうか…?確認取れ次第ご返信を書かせて頂きます…!

662: レド [×]
2025-04-23 22:24:26

>>661
(/お久しぶりです。ご無事で安心しました。
こちらもこの月末月初は忙しく、レスの間が空いてしまうかもしれません……
一応生存報告でレス致します。ただでさえ2キャラ同時進行で大変なこととお察ししますので
こちらの方はお手すきの時に進行していただければ幸いです!)

663: ミミ [×]
2025-04-23 22:56:27

>661
(/お久しぶりです、私の方の返信はいつでも大丈夫ですよ)

664: トピ主 [×]
2025-04-24 21:07:04

>662

>663

ありがとうございます。ではまた時間を見てマイペースに返信させていただきます…!

665: クレア/ティア/教皇 [×]
2025-04-25 16:06:30

>659

(ミミの言葉にクレアはコクリと小さい頷きのみで返し、握っていた鞘を手放すと事の顛末を見守ることに決めた。ミミの言う通り、きっとここで感情に身を任せれば取り返しのつかない事態になる…カグラ一人を相手取っても手に余るというのに、教皇が纏う並々ならない魔力がその憶測にさらなる説得力を持たせていた。)

さて…冒険者達よ。きっと長旅で腹を空かせていることじゃろう。食事を用意しておるから存分に堪能するが良いぞ。聖女よ、案内をしてやりなさい。

(ティアへの説教を終えた教皇は視線をミミ達に移し、何の気なしに食事を勧める。特にクレアの敵意は教皇に筒抜けだった筈であるが、その実力差から気にも止めていないのだろう。目の前にいるティアに食事の案内をするよう言い残すと、端から興味がないのかコツコツと杖をついてカグラと共に颯爽と部屋を後にした。)

で、では…ご案内します…

(教皇が去った後ミミ達に振り返ったティアは、未だ緊張が残っているのか表情は強ばり声が震えていた。教皇に対する恐怖心は相当なもののようで、その立場上毎日教皇と顔を合わせるティアの心労を察するには十分な反応であった。)

666: アリシア [×]
2025-04-25 16:07:56

>660

ここまで来れば大丈夫でしょう…ふふっ、安心してください。そう警戒せずとも"今は"手を出しませんよ。

(料亭の長い廊下を歩くこと数分、やがて突き当たりへと到達すると、周囲は僅かな照明が点灯するのみで薄暗い空間が広がっていた。当然ながら人の気配はなく、内緒話をするには調度良い条件である。振り返ったアリシアは、手を後ろに組んで前のめりにレドの顔を覗き込むと、貼り付けたような笑みを浮かべて含みのある物言いで語りかけた。その声色、表情、仕草はどれもクレアを連想させるもので、上位悪魔が人の営みに溶け込む術として好むこの模倣は、その人をよく知る人間が見ればまさしく紛い物のように映ることであろう。単に交渉の前に無用な警戒を解くべく記憶の中の人当たりの良い人物を模倣しているに過ぎない訳だが、当然、レドの内に秘められたクレアへの想いをアリシアが知る由もなく、この行いがレドにとって地雷となり得る可能性など考えてもいないようだ。)

667: クレア [×]
2025-04-26 18:55:39

過去編「首狩り騎士の二つ名」

(クレアが王国騎士団長首席補佐官へと任命されて間もなく、その年は王国史上稀に見る凶作に見舞われた。とくに収入の大部分を農作物に依存する僻地の農村部では混乱が凄まじく、行き場のない怒りの矛先を王室へと向け、結託して反乱を起こした集落が各地に出没した程である。多種族が共生するこの国では平時から内紛の火種を抱えている為こうした混乱一つで国が傾きかねない。混乱が全土へと及ぶ前に反乱の火種を摘むべく、国王はクレアに兵を率いさせ反乱軍の鎮圧を命じたのであった。)


いま…なんと…?

(集落付近に築いた陣地にて、作戦用の天幕の中で副官である初老の騎士はクレアの口から放たれた命令に思わず聞き返した。その命令は明らかに騎士道に反するものであり、誉れ高いライデン家のご令嬢の言葉とは到底信じ難いものであったからだ。驚愕に顔を顰めながらも、失礼を承知で聞き返すほかになかった。)

決して捕虜は捕るな…と、そう言ったんだ。昨今の王国の食料事情は存じているだろう。騎士団とて例外ではなく、今回支給されている食糧は最低限だ。捕虜を捕ったとして護送の間どう食わせる?徴収という名目で付近の村から略奪でもするつもりか。

(腕を組んで椅子に座り、冷たい印象を与える切れ長の瞳をまっすぐに向け、自分の倍以上歳が離れている騎士相手に物怖じしないクレアのその振る舞いは十代とは思えない程の貫禄を醸し出していた。クレアの意見は尤もであり、武器を持った農民相手に戦闘となれば大量の捕虜を捕らえることになるのは明白で、断罪すべく都市部の牢獄に護送するには圧倒的に食糧が足りない。凶作という状況下で周囲の村での補給も期待出来ず、強引な徴収は罪なき市民を苦しめるだけだろう。そもそも反乱軍など捕らえたところでその後の裁判による極刑は免れないのだから、その場で斬り捨てることが現状の最適解である。弱者を相手取った一方的な殺戮が騎士道に反することは承知の上で、クレアはこの場の指揮官としてその選択を取らざるを得ないのであった。)

(その後、しばらくの押し問答の末に渋々ながらも副官はクレアの命令を了承し、程なくして部隊は反乱軍が陣取る集落に進軍することとなる。案の定、接敵して早々に広がるその光景は戦闘と呼ぶには余りにお粗末な一方的な殺戮で、それが終わる頃には集落だったその場所は一晩で大きな血溜まりと化したという。そうして数日に渡って幾つかの集落を血祭りに上げ、全ての任務を終えて王都へと帰還した騎士達は、クレアの決断により己が騎士道を汚されたと口々に不満を漏らし、やがて裏でクレアを指し示す蔑称として「首狩り騎士」の二つ名が広まることとなる。)

668: クレア [×]
2025-04-26 19:59:48

過去編「剣の強さと心の弱さ」

…ごめんなさい…ごめんなさい…

(あの日、集落を血祭りに上げて以降クレアは毎夜罪悪感に苛まれていた。瞳を閉じれば脳裏に浮かび上がるのは赤く染まった集落、鉛のような血の匂い、そして農民達の命乞いの言葉。あの日クレアは間違いなく最善を尽くした。もし捕虜の為に無垢の市民から食料を徴収したら、怖気付いて反乱を放置したら、おそらく被害は途方もなく膨れ上がっていたことであろう。最小限の人間を切り捨てることで多くの市民を救い、王国の安寧を勝ち取ったのだ。しかし、まだ十七になったばかりのクレアの精神はそうやって折り合いを付けられるほど成熟してはいないのである。)

…ハァ…ハァ………ゴクン……

(次第に呼吸が荒くなり、身の危険を感じたクレアは枕元に置いてある錠剤の詰まった瓶を手に取り蓋を開け、掌いっぱいに取り出すと一息で飲み込む。次第に呼吸は落ち着きを取り戻し、ほんの一時の気休めであるが正気を取り戻しつつあった。元は騎士団の上級役職の激務に耐え兼ねて精神を病んだことをきっかけに処方された薬であるが、あの一件以降ますます薬に頼る機会が増えた。これ以上服用頻度を増やせば長生きは出来ないと医師からは告げられたが、このままでは天命を全うする前に自らその命を絶っても可笑しくない精神状態故に仕方ないことであろう。幼い頃から要領が良く、特に剣に至っては稀に見る天才的な才能に恵まれたクレアであるが、その心は凡人とそう変わらない。剣の強さと心の強さは比例せず、ほかでもない自分の才に苦しめられる様は何とも皮肉なものであった。)

669: ミミ [×]
2025-04-26 20:33:32

>665
(少なからずクレアの敵意には気づいていた筈なのに、そのことについて何も言わなかった教皇…この部屋に近づくにつれて感じた魔力量、実力差がありすぎて敵にならないと判断したのだろう…恐らく、先程カグラと対峙した3人で挑んでも勝てるかどうか…。等と考えながら食事の件について感謝という意味で一礼し、教皇達がこの部屋から去ったことを確認してからティアの方を向き)

聖女様……ごめんなさい、何もできなくて…

(恐らくは聖女という立場上、あの教皇にほぼ毎日会わないといけないのだろう…おまけに常に監視され、外に出れば今日のように命を狙われて…護衛についた勇者はティアへの扱いはかなり酷い。本当に、安らげる場所がこの国の何処にもない…ミミは俯きながら今の自分が何もしてあげられないことに謝罪して)

(/クレアの二つ名の由来って、そういう意味だったんですね…クレアの過去は本当に辛いものばかりですね…報われる日が来るといいですが…)

670: レド [×]
2025-04-26 21:55:33

>667 >668

(/ごめんなさい!本編のレスは返すのが遅くなりそうなので、取り急ぎこちらにレスします。
ちょっとこれは「首狩り」を「どんな悪党も斬り捨てる最強の剣士」と解釈し憧れた貧民のレドには試練ですね……
憧れの人の真実を知った時どう反応するか……考え所になりそうです。)

671: レド [×]
2025-04-27 10:37:14

>666

はぁ……

(人気の無い廊下、アリシアが振り返るのに合わせて足を止め、彼女の顔を見下ろして。アリシア……否、魔を統べし者の思惑とは裏腹に、レドの顔からは困惑の色が見える。見た目は瓜二つだが敬愛するクレアには似ても似つかぬ邪悪な雰囲気はさておき、悪としての貫禄があり過ぎたからである。聞けばこの女、クレアさんに似ないのは経歴も同じで、騎士学校卒業以前の活躍を全く聞かない。そんな凡人が権力の座を得ただけで、これほどの余裕や覇気、そして魔力を身に付けるとは思えない……人となりがまるで見えない女だ、と)

あ、あの、私に何か……?

(ともかく相手は実力・権力ともに申し分無い騎士団の番号付き。何よりこの薄暗がりのように陰険な女だ。迂闊な行動は禁物……これまで表面上は敵対的な姿勢を見せてないのをいいことに、とぼけた声色と返事でアリシアの真意を伺い)

672: クレア/ティア [×]
2025-04-28 14:00:44

>669

いえ…ミミさんが謝ることではありません。そんなことよりも、お腹も空いているでしょうからお食事に参りましょう。

(ミミの謝罪の言葉にティアは慌てて首を横に振って否定した。自分の置かれている境遇にミミが負い目を感じる必要がないことは明らかで、その上いずれは自分を救い出そうと動いてくれているミミに謝らせていることが忍びなく、話題を変えようと急かすように会場へと案内をした。)

うわぁー…!凄く豪勢ですね!

(会場に着くなりクレアはその豪勢な料理の数々を前にして嬉しさのあまり子供のようにピョンピョン跳ねていた。高級料亭に引けを取らないテーブルいっぱいの料理の中には到底食べきれない程の量のステーキまであり、おそらく今回の報酬額よりもこの晩餐の方が価値が高いことであろう。そんな光景を後目にティアだけは特別に設けられたテーブルに通されており、ティアの為に用意された料理は塩茹でされた野菜の小皿とまるで水のように透明なスープだけであった。心做しか少し瞳が潤んでいるティアを見て居た堪れなくなったのか、クレアのテンションも次第に下がり気が付けばすっかりシュンと俯いていた。)

673: アリシア [×]
2025-04-28 14:02:47

>671

先程の指南役の件についてです。あの場では大変申し上げ難かったので、ここでハッキリと伝えておこうかと思いまして…貴方に拒否権など与えていませんよ…と。

(困惑した様子にもお構いなしに、アリシアは張り付けた笑みを向けたままジリジリとレドに詰め寄りながら言葉を紡ぐ。言い終える頃にはすっかりレドとの間合いは無いに等しく、後ろで組んでいた手を解くと優しくその手をレドの頬に添え、ニタッと口角を釣り上げた。人形のような美しい容姿とは裏腹にその様はさながら捕食者のようで、得体の知れない不気味さを感じさせるものであった。)

聡明なレド殿であれば少し考えれば分かるでしょう。私の提案を断ればどうなるかを…貴方と勇者様の名誉の為にも引き受けてくださいますよね…?

(心底楽しそうに嗤いながらアリシアは言葉を続けた。答えを相手に委ねながらもその真意は脅迫と呼ぶに相応しいもので、近衛隊副長の権限を用いれば事件をでっち上げて王都に滞在している人間を拘束することは容易であり、指南役を引き受けなければ容疑者として拘束した上で大々的に勇者の弟子であると宣伝するぞと、暗にそう告げていた。そうなればレドのみならずレイラの名声に傷が付くことは避けられないであろう。自分が圧倒的に優位な状況で相手を従わせようとする交渉術はまさしく悪魔の契約の様相を呈していた。)

674: トピ主 [×]
2025-04-28 14:10:03

>669

ミミのお陰で少しずつ前に進めているので、このまま力を合わせてあらゆる過去を克服していってほしいですね(^-^)

>670

そうですよね…この二つ名はクレアが冒険者となってからはレドがイメージしたように「最強の剣士」という畏怖を込められて呼ばれていたものですが、元は明らかな弱者への殺戮に対する蔑称なのでそれを知ったレドが何を思い、どう動くのかは凄く興味があります(*^^*)

675: クレア [×]
2025-04-28 20:36:27

辛い過去回ばかりだったので、今回は日常回になります。

過去編「クレアの憂鬱」

(王城内にある騎士団の執務室にて、クレアは積み上がって山となった書類の束に目を通していた。もはや日常と化した光景に今更狼狽えることはないが、やはり辛いものは辛い。最低限机に上がっている書類だけ目を通したら今日は切り上げよう…などと考えていると、コンコンというノックが聞こえたと思えば副官が慌てた様子で駆け込んできた。嫌な予感がする…ジト目で副官を見つめると、副官は姿勢を正して口を開いた。)

報告致します…!第二王子殿下が単身でルード公国へ出発した模様です!

はぁ…!?馬鹿なのか!第二王子殿下は…!?

(不敬であることは百も承知で乱暴な言葉が口をついて出た。意味が分からない…今日の王族の公務にはそのような予定はないのは勿論のこと、ルード公国が友好国とは言え事前通告なしで、それも護衛も付けずに王族が一人で乗り込むなどあまりに非常識だ。そもそも何をしに行くつもりなんだあの馬鹿は…クレアは頭を抱えて項垂れた。)

如何致しましょう?

第三騎士団から十名、すぐに動かせる人員を見繕って第二王子殿下の後を追わせろ…連れ戻そうにも言うことを聞かないことだろう…そのまま護衛任務に移行するように…

ハッ!了解致しました!それともう二件…

(項垂れたまま、書類仕事で疲れきった頭をフル回転させる。遠征や訓練など諸々の状況を鑑みて、今現在王都近郊において第三騎士団が最も余力があるだろう…あまり大所帯ではすぐに動けまい…よって十名が最適だと判断し顔を上げると、生気のない声で指示を出した。副官は了解し、退室すると思いきや聞き捨てならない言葉を続けた。もう二件…?クレアの瞳は完全に生気を失い何処か遠くを見つめていた。)

第四王子殿下が消息を断ちました。昼食を最後にその姿を見た者はいないようです。おそらく、またお忍びで街に繰り出しているものかと…

…あぁ、もう!兄弟揃って馬鹿なのか…!?……ハァ…何かあってからでは遅い……王都近郊の全ての騎士団に連絡を取り、可能な限り人員を集め捜索させろ…!

ハッ!そして最後に…

(報告を聞き終えて、不敬であることは百も否、千も承知で乱暴な言葉が口をついて出た。やはり貴い血筋の人間は何を考えているのか皆目検討も付かない。溜息をついて呆れ果てるが、動かないことには事態は解決しないため頭を冷やして状況を整理する。第二王子は行先が分かっているからまだしも、第四王子に至ってはまだ十歳と幼い上に完全に行方不明だ。最悪を想定し、手段を選んでいる暇はないという結論に至るとクレアは声を荒らげて副官に指示を出した。もう終わりにしたい…次の報告を聞きたくない…内心ではそう思いながらもクレアは生気のない瞳で何処か遠くを見つめながら副官の言葉を待った。)

フリード共和国から特使が派遣されるそうです。国境紛争の調停に関する申し入れをしたいと…先程、共和国軍副司令のアリエル・シルヴァから連絡が届きました。

団長は長期遠征ゆえ私が迎えよう…それで何日後だ?

おおよそ三十分後です。

はぁ…!?事前通告なしだと…!常識がないのは馬鹿王子だけじゃないのか…!!………もう嫌だ…

(本日三度目の絶叫にクレアの喉は限界を迎えていた。なぜ揃いも揃って周りの人間は常識を持ち得ないのか。否、もしや自分が可笑しいのか…と自分の常識を疑い始める始末であったが、疲労からか途中で思考を停止して項垂れた。ここまで立て続けに問題が起こればきっと今日は帰れまい。ポツリと弱音を零し、その後クレアは特使が到着するまで放心状態だったという。)

676: ミミ [×]
2025-04-28 21:44:06

>672

あ、はい…

(ティアの言う通りなのかもしれないが、それでも目の前で傷ついてるのに何もしてあげられないのは申し訳ない。何か言おうと口を開くが、ティアの様子からそれ以上は何も言えず、そのままティアについていき……案内してもらった会場に並ぶ数々の豪勢な料理に驚いており、子供のようにはしゃぐクレアに対してミミは目の前の光景に圧倒されており。この料理だけでも、自分達の報酬を上回るのではないだろうか…あんな量のステーキは見たことない。ふと、その場に居ないティアに気づき周りを見ると…別のテーブルに通され、そのテーブルには…かなり質素な食事。なんとなく予想はしていたことだが、あまりにも酷すぎる。クレアもそのことに気づいたようで、先程とは真逆の状態になっている。)

…あの~、聖女様が食べてるのと同じのが食べたいんですけど、ありますか?

(周りを見て、司祭に近づいて…お得意の営業スタイルでまさかの発言をして。目の前の豪勢な食事ではなく、ティアがこれから食べるであろう質素な食事が欲しいと。「私、好きなんですよ~」なんてことを、ティアに気を使ってると言うより本当にこういう料理が好きというような雰囲気で告げて)

677: ミミ [×]
2025-04-28 21:45:57

>674

(/そうですねぇ、私もそう思いますよ。あとは、ティアもいつか必ず救い出したいですねぇ…
クレアさん、日常回でもかなりの苦労を…)

678: レド [×]
2025-04-29 09:03:05

>673

……いやはや困りましたな。なんと申されようともこの場での返答は致しかねる。弟子の身でレイラの頭越しに物事を引き受けることこそ、勇者の名を汚すことになりますから……

(『汚ねぇ面近づけるな!』そう吐き捨て殴り飛ばしたくなる衝動を押さえ、眼前に迫る美貌、だが中身は小汚い木っ端役人の嘲笑に、片手で頭を押さえた困り顔で応えて。なんかゴチャゴチャぬかしてるが、聖教国の英雄たるレイラとその関係者にそんな事して外交問題に発展したら困るのは自分(テメー)だと、困り顔はしつつも内心は落ち着き払っている。)

それにその、お腰の剣の紋章は聖教国の国章とお見受けする。同志のよしみ、そう怖い御顔をなさらなくてもよいではありませぬか……

(バッと後方へ飛び退くと、アリシアの接近を制止するように手の平をまっすぐ突き出して。そしてキョロキョロと周囲を見回してから、会食の席では触れられなかったアリシアの剣の紋章の事をおずおずと切り出してみる。この紋章含めてなんとも胡散臭い女。案外王国からも目を付けられていて、いつか剣術指南の体で奴の内偵依頼を受ける日が来るかもしれない。なので同じ聖教国仲間ではないかと伝えてアリシアの敵意を逸らし、なんとかこの場は丸く収めようと試みた。)


---

>675
(/ほんとにレイラとそっくりな口調ですね騎士団時代のクレアさんは。
あとシルヴァってダンテと同じ苗字が出てきましたね。あのハゲは案外高貴な家柄なのか……)

679: 名無しさん [×]
2025-04-29 12:31:22

>スレ主様

(/どうも!素敵な設定に惹かれまして参加を検討しているものです、結構長く続いているスレですのでストーリーが出来上がってる感じかなと思うのですが新規大丈夫でしょうか?)

680: トピ主 [×]
2025-04-30 06:00:18

>677

クレア自体根っこは真面目なので基本的には損な役回りが多いです。そこが可哀想で可愛いところです(o^^o)

>678

実はあのハゲの一族は結構優秀な人間が多いんです!両親はフィリア王国の宮廷役人で、妹がフリード共和国軍の副司令、嫁はルード公国のお姫様という設定を構想しています。クレアとは対局の存在で、不死鳥の翼の活動休止後も自由に人生を謳歌しています。聖教国でクレアがダンテの尋問後に矢鱈と疲れていたのも、ダンテの足跡を聞いて自分との違いに辟易した為という裏設定もあります。

>679

勿論大歓迎ですよ!

681: 名無しさん [×]
2025-04-30 10:51:20

>680 スレ主様

(/ありがとうございます! プロフィール貼らせていただきます!)

名前:シナ ツネヨシ(志那 恒吉)

年齢:78

性別:男

容姿:老人らしい白髪に長い髭、浅黒い肌と見えているのか半ば白く濁った黒い瞳が特徴的な古希の男性。体格はこの年代にしては良く、細身ではあるものの筋肉質で若い頃から戦いに身を置き鍛え上げたであろう古傷が見られる。
身長は176cm 体重は62kg。
髪型は白の長髪を後ろで一本にまとめ、髭は軽く整え長く垂らしており、いわゆる仙人にも見える。服装は紺の着物にシンプルな燻銀の帯、更に濃い紺色の袴と白の足袋、一本下駄という素朴ながら貫禄を感じさせる和服を着用している。

職業:剣客

等級:Aランク

固有魔法:無し

性格:明快で優しく、老人らしい思慮深さを併せ持った翁。その少しばかり近付き難い貫禄ある姿とは裏腹に冗談を言って場を和ませたりかなり接しやすいが、こと戦い(剣に関連するものなら尚更)となると非常に厳格で強者との戦いを求め楽しむ武者としての一面が垣間見える。

備考:遠く東の島国からの剣士。最近デュランダルの冒険者ギルドに非常に高齢ながら凄まじい所属したという異例の人物。
生まれながらにして魔力を一切持たないという異常な体質で、その代わり肉体の強度や反射神経、といった身体能力が高く、その才能もあってか若干15という若さで東の地であらゆる剣豪や妖魔(モンスター)を打ち倒す剣士として名を上げる。その後、世界へと強者を求めて渡り歩き、剣士のみならず名のある魔術師とも剣の腕一本で勝負を挑み、数々の勝利を納めたもののとある魔物との戦いで深手を負い 修行のためにとある国の秘境へと赴き約40年の間半ば行方知らずの状態で修行を積んだとされるが、最近になり姿を現し冒険者ギルドへ訪問、そのままギルドに所属することとなる。
そんな彼だが、その剣の腕は正しく達人と表しても遜色なく、同じ剣士は勿論、魔術師やモンスターなど異能の力を扱う者達相手にも刀一本で斬り合う凄まじい技術を持ち、齢80手前とは思えない凄まじい強さを誇る。特に生涯の殆どを剣に捧げたと言ってもいい経験からくる予測能力や、特異な体質と長年の修行による研ぎ澄まされた感覚によって相手の気配を捉え斬る技術がピカイチで、型に囚われず相手の特徴に合わせた戦術の変化も特徴的。
勿論高齢であるため若い冒険者と比べれば中々力で劣る部分もある。
ギルドの冒険者ランクはAとされているものの、冒険者としては歴が浅い上非常に高齢であることも考慮された結果であり、その実力は未だ計り知れない。(ギルドに所属して数ヶ月程度でAランクに昇格しているためその実力は確か)
好物は酒(種類は問わない)で、良くギルドの酒場でその年齢では有り得ない程の量を飲んでいる姿が目撃される。

(/刀のある世界観のようなので、東の島国から渡ってきた老齢の剣客を作ってみました。 確認よろしくお願いいたします!)

682: トピ主 [×]
2025-04-30 11:41:54

>681

確認致しました!問題ありません。
説明を省略していたこちらの不手際で申し訳ありませんが、こちらが設定投下用スレになりますので、こちらに投下をお願いします!
https://m.saychat.jp/bbs/thread/698276/

683: クレア/ティア [×]
2025-04-30 12:41:51

>676

ほ、本当にいいのですか…?私に気を遣わずともお好きな物を食べていただいて良いのですよ…

(ミミの要望に怪訝な表情をしながらも、司祭はティアのテーブルにもう一セットミミ用の質素な食事を用意した。その様子を見たティアは申し訳なさそうにか細い声でミミに尋ねる。ただ護られていただけの自分は兎も角、相当大量を消耗しているであろうミミが気を遣って同様の食事を取ることに罪悪感を感じているようだ。)

ふふん♪おいひぃれふ♪

(二人を後目に、クレアは気を取り直してテーブルに積み上げられていた蒸かし芋を美味しそうに頬張っていた。質素な味付けながら素材が良いためかなかなかの出来のようだ。一見ティアに気を遣わずに食事を堪能しているように見えるが、豪勢な肉料理の数々には目もくれず、積み上げられた料理の中でも特段質素な物を選んでいることからティアに気遣いを悟られないように振舞っているのであろう。)

684: アリシア [×]
2025-04-30 12:43:53

>678

…っ……

(またしても自身の脅迫をやんわりと躱されたことで、作り笑いはそのままに、思い通りにならない怒りからアリシアは唇を噛み締めた。その刹那、再び黒く禍々しい魔力がアリシアを覆い、徐々に大きく膨れ上がる。おそらく本人も無自覚の内に感情に左右される形で魔力が表面化しているのだろう。しかし、レドが剣の紋章の話題に触れたところでピタリと魔力は膨張を止め、やがて離散した。)

同志…ですか。なるほど…どうやらレド殿も聖教国の掲げる理想に賛同しているものとお見受けします。ふふっ、これは無駄な警戒だったかもしれませんねぇ。先程は脅すような真似をして申し訳ありませんでした。

(同志と聞いてアリシアはレドも聖教国側の人間であると解釈し、指南役という建前で即時軟禁する必要はないと考えを改めた。レイラは聖教国を信奉している訳ではなく、その弟子を名乗るレドも今の今までアリシアの持つ剣に刻まれた紋章に触れなかったことから部外者と判断して過度に警戒していたのだろう。軽く頭を下げて自身が行った脅迫行為を詫びると、初めて嫌味のない笑みを見せた。)

685: シナ ツネヨシ [×]
2025-05-01 00:54:34

(/参加許可を頂きましたので、絡み文出させていただきます! ギルド内の食堂での適当な場面ですがどなたでもよろしくお願いいたします!)

>all

(人間、エルフ、獣人……通りを様々な様相の人々が行き交い、様々な文化の色を感じさせる交易都市デュランダル。
酒場や露店、人々の営みで賑わうその街の一角。
世界各地の冒険者が集うギルドにて。)

……うむ! やはり此(この)『えーる』なる麦酒の味は見事なり……。
酒々(ささ)と違って幾ら飲んでも潰れぬのが良いわ! カッカッカッ……!

(ギルドの中に併設された食堂兼酒場。
腕に自信のある強者たちがこぞって集まり、日々の仕事の疲れを癒し、交流する冒険者たちの憩いの場でもあり情報交換場所でもある。
そのカウンターの中央を堂々と陣取っている着物の老齢の男は、和の雰囲気全開の装いと酒が飲めるのか怪しい程の高齢な見た目には似合わない程の豪快なジョッキを片手に、名物のエールを流し込みこれまた豪快に笑っている。
傍らには大量の空きジョッキが山と積まれ、周りの冒険者たちも少しばかり気になっているのかチラチラとその老人の方を見やっている。)

かァ~ッ!! 何度飲もうとも飽きぬこの味!喉越し!
そして程好き高揚!酒々も良いが……これぞ正しく屈強たるこの地の強者に相応しき酒よのぉ

686: レド [×]
2025-05-03 10:51:41

>684

……!あ、いやいや、こちらこそ誤解を招いてしまい申し訳ありませんでした。
しかしアリシア様、ああして見ると出席者は名高い騎士の方々ばかり。その中で唯一の冒険者としてレイラをお呼びになったのは、聖教国に関わりの深い者同士だからとお見受けしましたが……?

(ゲッ!また変な技使いやがった!と、アリシアの逆上と共に溢れ出る黒い魔力に身体をビクッとさせるが、どうやら警戒が解けたのを察すると肩の力を抜いて、一礼して詫びて。どうやら同じ聖教国の関係者と言えども、レイラに心を許しているわけではなさそうだ。レイラの嫌がりぶりからして私人としても親しそうには見えない。それでも名高い騎士が集まる会食にわざわざ招くからにはそれなりの意図があるのだろう……と、キョトンとした顔でレイラを招待した理由を訊ねて)

687: アリシア [×]
2025-05-03 22:06:09

>686

あー…その……なんと言いますか。何をした訳でもないのですが、どうやら私は勇者様に距離を置かれているようでして…関係を改善するきっかけになればと思い、度々このような催しにお招きしている次第です。そして、あわよくば交流を通じて勇者様が聖教国の掲げる理想に賛同する日が来ることを祈っています。

(レドの問いかけにアリシアは困り顔を浮かべて小首を傾げる。本来の目的は己が力を取り戻すべく王国に混沌と恐怖をもたらす為の人脈作りの一環であるが、当然そのような事を打ち明けられる筈はなく、嘘は言っていないもののあくまで言える範囲の表面上の理由を述べるに留めた。レイラとの関係を改善したいという、一見すると至極真っ当な理由だがレイラの視点に立ってみれば見方は異なる。かつて姉のように慕い、今は絶縁中のクレアを彷彿とさせる容姿の人間から事ある毎に食事に招待され、挙句に執拗い宗教勧誘をされるようなものであるからレイラが示すアリシアへの拒絶反応は当然のものであろう。)

688: ミミ [×]
2025-05-04 02:29:30

>683

ん?全然気を使ってませんよ~、だってこうでもしないと聖女様と一緒にご飯食べられないでしょ?折角だから、聖女様とご飯食べたいな~…ってね。

(ティアと同じテーブルに自分の分を用意してもらい、お得意の営業スマイルでお礼を言って「隣、失礼しますよ~」と、ティアに言ってから席につき。ティアに対して笑みを浮かべながら、同じく細い声で気を使ってないと告げ、ティアと一緒に食べたいというのは本心だがティアと同じ食事を頼んだ理由として話して。恐らくティアはいつも一人で食べてるであろうと推測して、誰かと一緒に食べれば質素な食事も多少はマシに思えるだろう。そういえばクレアはどうしてるだろうと視線を動かして探し、豪勢な料理の中でも質素な料理を食べてるクレアを見つけて。豪勢な料理には手を付けない辺り、クレアも気を使ってるのだろうと静かにそう思い「後で好きなだけステーキとお酒を振る舞おう」と静かに考えており)

689: ウラル [×]
2025-05-05 01:09:22

>685

ただいまぁ~、討伐行ってきたよ~。はい、頼まれてたワーウルフの毛皮と牙ね~…ん?

(交易都市デュランダルにある冒険者が集うギルドに、一見冒険者に見えないような少々派手な格好な少女が入ってきて。服装だけ見れば確かに冒険者には見えないのだが、腰のホルスターに入ったマグナムと同じく腰に装着された鞘に収まっている剣だけが唯一彼女が冒険者だと判別できる要素だ。ギルドの受付にワーウルフの毛皮と牙が入った袋を渡して、恐らくは収集系の依頼だったのだろう。ちなみに、自分の店で使う用に多めに獲っている。報酬を受け取って帰ろうとしたところ、何やら酒場にいる冒険者達がある箇所をチラチラと見ているのが視界に入り、気になって酒場に近づいて)

…わぁ~、あのお爺ちゃんすご~い!あんなにお酒飲める人、初めて見たぁ~!

(冒険者達の視線を追ってその先を見ると、カウンターに山積みになった空のジョッキが見えて。そのまま視線を下に動かすと、笑いながら豪快にジョッキの中に入ったエールを飲み干している老人の姿が。服装からして東の国の人だろう…あの老人があの量のエールを一人で飲んだことに驚いており、思わず声に出して。お爺ちゃんと言うが、ウラルの方が遥か年上だったりする。)

(/絡みます、よろしくお願いします!)

690: シナ ツネヨシ [×]
2025-05-05 04:52:07

>689

・・・・・・ッかァ!なかなか飲んだのぉ、じゃが1人で飲むのも・・・・・・

(ゴクゴクと喉を鳴らしながら、全く酔い潰れる様子もなくエールを飲んでいた老人だったが少し手を止めると誰か酒を飲み交わす相手が欲しいと考え始め。
そのまま、食堂の様子を見回し良さそうな人物を探し始めると、自分に対して驚きの声を上げるウラルが目に入る。)

ふむ・・・・・・これ、そこの娘よ お主此処に来て 飲み交わさぬか?

(周囲の冒険者の奇異な目や初対面の相手に全く動じること無く平然と酒の席へ誘った老人『支那 恒吉(シナ ツネヨシ)』。
彼は、その少し濁っているものの老人らしからぬ熱と覇気の籠った目を細め、豪快にニカッと相手へ笑いかける。
そして、『無論、勘定は儂が持とうぞ!』と代金は自分が全て払うと誘い文句として付け加える。)

691: レド [×]
2025-05-06 00:00:44

>687

なるほど……!まあレイラも剛直者ですからな……ああそうだ。そういうことであれば、アリシアの様の掲げる理想、私めにもお聞かせ願えませんか?いやなに、私からもレイラを説得できればと思いまして。

(アリシアが再三レイラを勧誘していると聞き、顔を紅潮させながら感心して。さもアリシアの志に賛同しているように見えるが、内心ではレイラに感心している。どうやら本当に教皇の寵愛に頼らず生きているらしい。かっこいいな……と。
それにひきかえコイツはさっきから何言ってるんだ?これじゃ騎士というより聖教国の信者だ。会う度に何をレイラさんに説いているのやら……よし確認しよう。と頭をかき、アリシアの「理想」とは何かを尋ねて。)

692: ウラル [×]
2025-05-06 00:04:11

>690

えぇ~!いいの~?それじゃあ、お言葉に甘えようかなぁ~…♪

(老人が一旦エールを飲む手を止めて、何やら食堂を見回していることに不思議そうな表情を浮かべながら小首を傾げて。誰かを探しているのだろうか、そう考えているとこちらに向いて酒の席を誘う老人。あの老人にとって大抵の女性冒険者は娘になるが、それらしい人物は自分の周りにいない。どう見ても自分を誘っている、短い時間でどうしようかと考えていると…なんと、奢るという発言も。その発言で目を輝かせながらあっさり誘いに乗り、軽い足取りで老人の隣の席について果実酒を注文して)

私、ウラルって言うんだぁ~。ギルドの近くでアクセサリーショップをやってるよぉ~…それにしても、おじいちゃんお酒に強いんだねぇ~?

(老人の方を向いてニコリと笑いながら簡単な自己紹介と、ギルドの近くにある武器屋や防具屋がある場所でアクセサリーショップを開いていることを明かして。近くに来たことによって、ウラルの人外特有の瞳がよく見えるだろう…改めて老人の近くに山積みになったジョッキを見上げて、相当酒に強いことを再度話して。自分も酒にはそこそこ強い方だが、これだけの量…いや、途中で酔いつぶれてしまうだろう。)

693: ティア [×]
2025-05-07 01:04:47

>688

そ、そういうことでしたら…

(一緒にご飯を食べたかったからと言われて、ティアは頬を紅潮させて目を泳がせた。友人と食事を共にすることは外の世界では当たり前に行われることであるが、幼少期から行動が制限されているティアにとっては余程特別なことのように思えたのだろう。慣れないことへの緊張を誤魔化すように、ティアはその小さい口で野菜を一口頬張る。いつもと変わらない味付けの筈が初めて美味しいと感じたことは心の内に秘めて、少しだけ口角が吊り上がった。)

694: アリシア [×]
2025-05-07 01:07:14

>691

ふふっ、勿論ですとも。私はこの世界を在るべき形に戻したいと…そう考えています。聖教国の教えに拠れば、獣人やエルフなどの亜人種は人間に害を成す悪魔の手先だそうです。そんな穢らわしい存在と共存するなど有り得ませんよね。害獣共を一匹残らず駆逐して理想郷を築く。それが私の…いえ、聖教国の掲げる素晴らしき理念なのです。

(感心した様子で食い気味に質問を投げ掛けるレドの様子を見て、アリシアは口角を吊り上げて得意げな表情で自らの理想を語った。勿論、上位悪魔を自認しているアリシアにとって人間も亜人も大差のない下等な存在であり、実際には差別意識など微塵も持ち合わせていない。王国の分断を促すには聖教国という存在は都合が良い為に熱烈な信徒を演じているに過ぎないが、火種を大きくする為にも王国内に信徒を一人でも増やしたいところである。同志とは言いつつも聖教国に関連する物を一切身に付けていないことからレドが入信していないことは明らかであり、これが入信のきっかけとなればと心の内に少しばかり期待を抱きつつ、アリシアはニマニマとした表情でレドの言葉を待った。)

695: アリシア/シエル [×]
2025-05-07 13:30:56

過去編「疑念と友情」

どうしたっすか?アリシアちゃん、すご~くガチガチっすよ!今まで学んだことを出し尽くすだけっすから、難しいこと考えずに肩の力抜きましょうよ~。

うん…そうだね…

(騎士学校の卒業試験当日の朝、眠い目を擦りながら起き上がると部屋の隅で蹲るルームメイトの姿が目に付いた。ライデン家と言えば騎士階級の中で名門中の名門、きっと彼女は私には理解し難い重圧を抱えているのだろう。気休めにすらならないかもしれないけど…それでも少しでも緊張が和らげばなんて思いながら大袈裟な身振り手振りも交えて出来る限りのフォローをした。それに応えるようにアリシアは「そうだね…」と小さく微笑む。内気で大人しくて、そんな所が可愛いルームメイトのアリシアちゃん……まさか彼女のそんな姿を見るのはこれが最後になるなんて思いもしなかった…)

…え…?…はぁ…!?

(一足先に学科・実技ともに試験を終えたシエルはアリシアの実技試験を見物しようと、試験会場である訓練場に立ち寄った。学科試験は惨敗だったものの、実技試験では手合わせした試験官をあと一歩のところまで追い詰めることが出来た為、早くアリシアに自慢話を聞いてもらいたくてウズウズしていると、気が付けばアリシアの順番が回ってきていた。試験官とアリシアの両者が礼をして手合わせが始まるも、アリシアが構えを取った途端にシエルは驚愕の声を上げた。)

ふふっ、怖いですか?

(右足を大きく踏み込み腰を落とす。そして手は腰に携えた剣の柄に優しく添えられていた。アリシアのこの構えは極東に伝わる型の一つ「居合い」だ…知識としてその存在は知っていたが、無論、騎士学校に極東の流派の訓練はない。アリシアが扱える筈のない型にも関わらず、まるで熟練の使い手かのように不思議と隙は見当たらなかった。対峙している試験官も同様の感想を抱いたようで、プレッシャーから額に汗を流し、迂闊に踏み込めずにいた。このまま時間だけが無為に過ぎていくものかと思ったのも束の間に、アリシアが今まで見せたこともない、美しくも見下したような笑みで試験官を挑発する。学生に怖気付いては試験官も立場がない為、雄叫びを上げ恐怖を振り払い、挑発に乗る形で斬りかかった。)

ありがとうございました。

(勝負は一瞬だった。試験官の振り下ろした剣を瞬く間に鞘から引き抜かれたアリシアの剣が迎え討ち、鈍い金属音が響くと同時に試験官の持つ剣の刀身が真っ二つに折れた。無力化された試験官はその場に膝から崩れ落ち、放心状態で天を仰いだ。会場は居合わせた騎士や学生達の拍手と歓声に埋め尽くされるが、そんな様子を気にする素振りもなくアリシアは形式的に一礼をして颯爽と立ち去る。試験官を打ち倒すという稀に見る快挙にも関わらず、まるでそれが当たり前かのように、アリシアただ一人が冷静であった。)

はぁ…はぁ…アリシアちゃん、凄かったっすよ!あの技どこで覚えたんすか!

………

うっ…!…なん…で…

(シエルはすぐにアリシアの後を追い、会場から少し離れたところで追い付いた。アリシアの背に向けて賞賛の声を掛けるも何故か反応はなく、そのことに強い違和感を感じながらも、再び声を掛け、肩に手を置こうとした刹那、腹の中心に抉るような鈍い痛みを感じてその場に倒れ込んだ。殴られたであろうことは理解しつつも、状況が飲み込めず困惑と苦しみの滲んだ表情でアリシアを見上げる。)

ああ、すみません。鬱陶しくてつい。

(自分を見下すアリシアの瞳は酷く冷たく、まるでゴミを見るような眼差しであった。悪びれる様子もなく踵を返し淡々と歩みを進めるアリシアの後ろ姿を見送りながら、シエルは彼女がアリシアではない別の何かであることを察した。長年苦楽を共にしたルームメイト…否、親友との別れがこんな酷い結末で良い筈がない…シエルは拳を強く握り締め、得体の知れない何かからアリシアを救い出すと心に決めた。)

アリシアちゃん…私が…絶対に…助けるから…

696: ミミ [×]
2025-05-07 20:28:41

>693

…フフ、やっぱりご飯を食べるなら誰かと一緒に食べるのが一番ですね~

(野菜を食べたティアの口が、少しだけ口角が上がった…本来、この料理を食べても上がらないはず。彼女の様子からやはり誰か…心を許せる者と食べるのは初めてだということは容易に読み取れる。口角が上がったのは恐らく、この料理がおいしく感じたのだろう…内心よかったと思いながら、ご飯は誰かと一緒に食べるのが一番と告げて自分も野菜を一口。ミミの家にはほぼ毎日エレオノールとウラルが遊びに来たりたまにオルトロスが家に来たりと、基本一人で食事することはない。野菜を食べてる最中「…この子には、もっといい物を絶対食べさせよう」と、静かにそう思っており)


>695

(/ふむ…一見朝の段階ではアリシアがいつも通りに見えなくもないですが、隅で蹲ってた理由がプレッシャーとかじゃない場合、話が変わってきますね…)

697: レド [×]
2025-05-08 12:42:05

>694

ほほう!私も非才の身ですが、常日頃この国に巣食う害獣を駆逐し理想郷を築きたいと願っておりました。是非ともお役に……

(アリシアの理念に目を丸くして、いかにもその志に感銘した風にポン、と手を打って。レドもアリシアと同じくこの国の害獣を駆逐して理想郷を築きたい者である……害獣(オマエ)を駆逐して、お前と瓜二つの強く麗しく正しい御方の下で理想郷を築きたいのだと。聖教国の連中はギルドで無礼を働いておきながらクレアさんに難癖付けて依頼を受けるよう強要したと聞いてるし、そもそも自分は冒険者として挫折した時、優しいエルフに助けられた身の上。聖教国になびく気は無い。だが今波風を立てるのは禁物……と、表面上はアリシアに歩調を合わせることにした。)

……と、気のせいか。
しかしアリシア様。剣に紋章を帯びている以上、国王陛下はお認めになっているのでしょうが……他の騎士の方々はあまりいい顔をしないのでは?

(静まり返った廊下に響く酔客の笑い声に人の気配を感じてか、発言を止めてアリシアに背を向け、元来た廊下を覗き込んで。気のせいである事を確認するとアリシアに向き直り、指で頬をかきながら、おずおずと質問して。
異種族共存を掲げるこの国で宮仕えの者が人間至上主義を唱えるなど、謀叛人として処刑されても文句は言えない暴挙に見える。アリシアの行いを他の人々はどう見ているのだろう?レドの気になるところである。)

698: ティア/クレア [×]
2025-05-09 16:08:22

>696

ええ、ミミさんと一緒なので尚のこと……最近で言えば王国からいらした来賓の方ともお食事をしましたが、とても礼儀正しい方といった印象を抱いた一方で、あくまで職務の一環ですし特別楽しいといった感情はありませんでしたね…お名前は確かアリシア・ライデンさん。姓から察するにもしかしてクレアさんのご親戚でしょうか?

(有象無象の誰かではなく、ミミと一緒の食事だからこそ食事が美味しく感じるのだとティアは頬を赤く染めて強調した。比較対象として、最近共に食事をした人物の名を挙げるが、偶然の一致かクレアと同姓であることに気が付き、ティアは少し離れた位置にいるクレアに顔を向けて質問を投げかけた。)

うっ…!…ごほっ…ごほっ……え、えーと…きっと偶々ですよ…お、王国にはライデンなんて苗字いっぱいいますから…あはは…

(アリシアの名前が出たことで、食していた蒸かし芋が変なところに入ったクレアは盛大に咳き込んだ。ライデンなんて苗字はそうそう居ない上に、明らかに動揺してシラを切るクレアの様子から親戚であることは間違いないが、誤魔化すからにはあまり関係は良くないのだろう。相変わらずかつての仲間に留まらず親類に至るまで人間関係が軒並み破綻しているようだ。苦笑いを浮かべながらも、その瞳はミミに向けて助けを求めていた。)

699: アリシア [×]
2025-05-09 16:10:16

>697

これは痛い所を突かれてしまいましたねぇ…ご想像の通り騎士団からは理解を得られていないのが現状です。一部では私を罷免しろという声が上がっているとか…ふふっ、まあ外野が何と言おうと知ったことではありません。私は私の信念を貫くのみですから。

(建前上の同調に気を良くしていたアリシアだが、レドが抱いた当然の疑問に苦笑いを浮かべた。困り顔で自身の頬に手を添えて、あまり芳しくない騎士団の内情を語るものの、罷免の訴えまで出ているにも関わらず不思議と焦っている様子は見られない。この余裕は国王にしか命令権がないという近衛隊の閉鎖性ゆえであろう。国王が自身を罷免することなど絶対に有り得ないと、アリシアと国王との間にそう確信できる何かがあることは明らかであった。)

700: トピ主 [×]
2025-05-09 16:20:11

>696

なかなか鋭い考察ですね!もしかしたらいずれ騎士団編の別側面に関わる形でミミとアリシアの絡みがあるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします(^^)闇堕ち系ヒロインが好きなのでアリシアは特にお気に入りの子です。

701: ミミ [×]
2025-05-10 16:33:33

>698

あはは、ちょっと照れますね~…けど、そう言って貰えると嬉しいですよ。へぇ…まぁでも、位の高い役職の人ってそんな感じじゃないですか?私やクレアみたいな人は、あんまり居ないでしょうし…

(自分と一緒だからこそという発言に、同じく頬を紅く染めて嬉しそうにも見える照れ笑いを浮かべて。わかってはいたが、家族以外で自分以上に寄り添った人物が居なかったのだろう。比較対象として挙げた人物…アリシア・ライデンの印象を聞いては、高い役職の人達には自分たちのような人は基本居ないだろうと言う意味で答えて。ライデンという名を聞いた瞬間、無意識にクレアの方を向き…確か、クレアのファミリーネームもライデンだったはず…)

…そうですよ、聖女様。デュランダルでもファミリーネームがライデンの人はいっぱい居ますよ、冒険者の中にも居て「あのS級冒険者のクレアと同じ苗字だ」って、よく自慢してますし。

(クレアの視線で助けを求めていることをすぐに読み取り、本当にありそうな話をしてクレアをフォローするミミ。当然、そんな冒険者は居ない…「ライデン」という苗字の人物は自分が知る限りクレアのみだ。あの反応からしてクレアの親族であることは間違いない…誤魔化すということは、あまりいい関係ではないのだろうと考えており)

(/わかりました、こちらこそよろしくお願いしますね?確かに、主様のキャラでクレアやティアのように辛い過去や現状で堕ちそうになってる子や、カグラのように最初からヤバい子が居ますよね。レイラは…現状正直になれないという感じでしょうか…?)

702: レド [×]
2025-05-10 17:11:43

>699

……恐れながらアリシア様、いくら近衛隊が国王陛下直属とは申しても、周りから突き上げられてはいずれ国王陛下も決断せざるを得ないかと。もしやご自身が絶対罷免されないという自信がおありで?たとえば、その、国王陛下は……フィリア国は人間至上主義へ切り替えられる、とか?

(やはりアリシアの行いは内部から反感を買っているようだ。改めて廊下の方にちらりと視線をやって人気の無い事を確認すると、手を後ろに組みながら、アリシアの自信の根拠を訊ねて。いくら近衛隊が国王直属といっても、アリシアより格上の騎士は多いはず。彼らの訴えを重ねられては国王も庇い切れないだろう。それでも布教をやめないとは、よほど自分が国王から首を切られない自信があるに違いない。「もしやあなたは国王陛下の愛人!?」とつい言いたくなったが流石に無礼が過ぎる。視線を宙に向けて慎重に言葉を選ぶとアリシアへ視線を戻し、「フィリア国は人間至上主義へと転換するから」という自分なりの考えを述べて。)

703: ティア/クレア [×]
2025-05-11 11:44:35

>701

そうなのですか…?クレアさんに良く似ていた気がしたのですが…他人の空似ということもあるのでしょう。話のタネになればと思ったのですが残念です…

(ミミのフォローもあり、まんまと誤魔化されたティアはシュンとした表情で俯いた。自由のないティアにとっては話題を共有出来る貴重な機会だと踏んでいたのだろう。純粋な善意と好奇心からの行動であったが、運悪くクレアにとってその話題は地雷であった為になんとも不遇なものである。)

え、えーと…聖女さま…!この美味しそうなジュースを飲んで気を取り直しましょう…!

(心の内で上手く誤魔化してくれたミミに感謝しつつ、落ち込んだティアのご機嫌取りという更なる試練が訪れた。クレアは額に汗を流し、あたふたした様子でティアの元に駆け寄ると、テーブルに置かれていた瓶を手に取りティアのグラスに注ぐ。古代文字で商品名が書かれている為何かは分からないが、ブドウの絵が描かれていることからきっとジュースだろう。気付いた司祭達が慌てた様子でテーブルに駆け寄ってきたが時既に遅く、ティアはグラスに注がれた飲み物に口をつけた。)

…ふぇ…あたまが…ふわふわします……っ………

(瓶の中身は度数の高い果実酒だったようだ。一口飲んだだけでティアの顔は真っ赤になり、呂律が回らなくなる。やがてテーブルに頭を突っ伏して動かなくなった。それを見たクレアは自身のやらかしを察して瓶を持ったまま固まってしまった。一見すると要人の暗殺現場のような構図だが、果たしてミミとクレアは聖教国から無事に帰ることが出来るのだろうか…)

704: アリシア [×]
2025-05-11 11:45:43

>702

さあ…どうでしょうね。いずれ分かる、とだけ言っておきましょうか。…さて、随分と話し込んでしまいましたね。そろそろ会食もお開きの時間ですし戻るとしましょう。このまま姿をくらましては変な噂が立つでしょうし…ふふっ、私は構いませんけどね。

(レドの問いかけにアリシアは心底楽しそうに卑しい笑みを浮かべると、少しばかり意地の悪い返答をした。抽象的な物言いに留めたものの否定はしていないことから、レドの予想は大枠を捉えているようだ。一応はレドに気を許したものの、まだ完全に信用するには至っていない為、いずれ裏切られ糾弾されても良いように言葉に逃げ道を残したのだろう。どこまでもしたたかで陰湿な女である。これ以上の追及を避けるように会食の終了時間に言及すると、冗談を言いつつレドに先んじて来た道を戻るように歩みを進めた。)

705: トピ主 [×]
2025-05-11 11:51:09

>701

レイラに関してはむしろ正直過ぎて感情のコントロールが苦手な子と表現した方が正しいかもしれません。作中の日頃の言動で周りから誤解されやすいですが、おそろく私の持ちキャラの中で一番ピュアな子です(^-^)

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