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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
643:
トーチ [×]
2021-05-19 00:35:29
指名:キルステン様かアッシュ様
希望ルート:捕食ルート、恋愛ルート
名前:トーチ
性別:女
年齢:25
職業:修道女
性格:極端に表すとするならば愛し愛されたがり。敬語は仕事では使うものの、他では女性的な口調を好む。仕事上愛を与える立場な為、常に愛に飢え愛を与えたい想いを内に秘める。共食いやどちらかが生き残るには片方を食べなければいけない等、そう言ったことに関して美しいと感じてしまうという歪な美徳を持ち得ており、館の住人を怖く感じることはなく寧ろ美しいと思ってしまうほど歪みに歪んだ性格。だが常に食べられたいと思っているわけではなく、食べたくないと言われれば言われるほど、食べられたいと言う気持ちは失せていく。それは愛が冷めていくのではなく、相手の愛の形は違うのだと気付いた証拠である。基本的には順応性が高く、相手の気持ちを踏みにじってまで食べて貰いたいと言うわけではない。
容姿:身長は164cm。艶やかな鳥の濡れ羽色をした髪を腰まで伸ばしており、真っ直ぐなストレート。瞳は黒みが掛かった赤色で、おっとりとした目付きに二重。肌色は日に曝されることはないものの、健康的な白色。肉付きは良く、出るとこは出ており引っ込むとこは引っ込んでいる健康的な体型。唇は桃色、咬み合いたいと欲求が溢れた際には自然と唇を舐めてしまう癖があり、荒れ防止とリップクリームをつける。常に首まで隠れる長袖、くるぶしまでの修道服を着用しており、そのお陰で首や腕等にうっすらと残る咬み痕は隠し通せている。頭にはコイフと呼ばれる白いベールが着いた帽子を被り、首にはロザリオを。下はストッキングを着用し黒い低めのローファー。
備考:一人称は私、二人称は貴方や名前。己のカニバリズムになるまでの経緯は齡16の頃から。子供に愛を与えることに夢を見ていた事もあり齡23で修道女になり子供に愛を与える立場になるも半年後己も愛に飢えるようになる。それから悉く愛に飢え、立場上恋愛もできない為我慢しながらの生活も限界を超えある日蟷螂が共食いをする姿を見て美しいと感じると共に糸がプツリと切れるかのようにカニバリズムに手を出し始める。命を奪ってしまう、とまでは行かないものの掟を破り似たような歪な愛情を内に秘めた院内の青年とは噛み合う等合意を得た上での行為を頻繁にしていた。己からしてみれば食い合いも愛情行為に等しい為、命尽きるときは食して貰いたいと言う願望を持つ。最早神へ誓った当初の愛はないに等しい。修道女故、子供を寝かし付ける際に子守唄を歌ったりする為、子守唄や声には極々少々(雀の涙程)自信がある。
ロルテスト:
( 夜間、皆が寝静まったのを良いことに己の自室にて開かれた密会。己と同じ歪な美徳を秘める子羊を誘い咬み合いの行為をし、互いの欲を満たし終え部屋への帰路へつかせ自室へ戻ったその間際。月光に照らされた小さな机の上に置かれた黒い封筒に直ぐ目が行き、思い付くのは先程の彼が置いていった物かもしれないとの考えで。歩み寄り、月光に照らされたその封筒を拾い裏面を見て宛先を確認するもバレたら大変だ、と言う考えの上書かないのも当然で。すっかりとあの彼からの置き手紙だと信じきった己は、笑みを浮かべた様子でペーパーナイフを手に取り黒薔薇の封蝋が綺麗だと言う想いで触れることはなく、刃先を上部の隙間に忍ばせしゅるりとその封を切って。「 ───あら、綺麗な文字ね。 」綺麗に折り畳まれた手紙を開き文に目を通し始めた直後にぽつりと感想を紡ぎ、最後まで目を通したその瞬間───ぐわり。催眠術にでも掛かったような、貧血で倒れるかのような得たいの知れない目眩に襲われ目を閉じ壁に手を付けた、とそう思いきや手のひらに伝わる凸凹した感覚にそっと目を開け。視界に広がるのは自室ではない、別の何処かの部屋のようで。手を付けた場所を見れば整理整頓されたアンティーク調の本棚で、思わずじっと眺めるも嗚呼、そうだそれよりもと我に返り。此処は何処なのだろう、明らかに自分が知る自室でも修道院の中でもない。考えても答えが出てこないまま辺りを見渡していれば響き渡る小さな小さなノック音に肩を揺らし、「 えぇ、はい。今、開けるわ 」と応答を残して恐る恐る扉に手を掛けゆっくりと開き。 )
────
初回からの伽羅口調、ごめんなさい。閉館前からずーっと気になっていて、つい最近開館したとの事で来てしまったわ。
参加募集していて、思わず希望を出させていただいたのだけれど……。結構歪みに歪んだ性格や性癖をしているものだから望みは薄いけれど、もし良ければ相手をしてやってくれないかしら。
冷遇には書いていなかったから、色々と盛ってしまったけれど、嫌な場合はちゃんと拒否してちょうだいね。
あっ。ついでに夜間遅くにごめんなさいね。 ( 手合わせ、 )
644:
グレン [×]
2021-05-19 08:55:09
指名:
希望ルート:
名前:グレン
性別:男
年齢:18歳
職業:舞台俳優
性格:人当たりが良く物腰柔らかな王子様然とした男。そう称される事が多いのは周囲に求められる姿を演じている為。人の顔色を伺うのが得意で、求められている自分を察知する能力が育まれたのは幼少期を取り巻く環境故のもので物心がついた時より多少なりとも望まれる姿を演じてきていた。自分という存在そのものがコンプレックスで、演じているのは自身が傷付かない為の防具であり逃げ。話口調も何処か台詞じみた物言いが多い傾向にあるが、打ち解けた相手に対しては多少崩れたものに変わっていく。要するに求められるがままに演じ、自分自身を見せる事に対して恐怖心を抱いたまま成長した子供である。本質としては甘えたがりの愛されたがり、おまけに演じ隠してはいるが依存心は存外強め。「 自分自身=弱み 」の等式が本人の中で出来上がっているようで、人前で泣言を口にする事も皆無に等しく、鍍金が剥がれ落ちる極限まで溜め込む事が多い。
容姿:柔らかい金糸の髪は前髪が重ためのナチュラルショート。父親譲りの甘いマスクを持ち、中でも形のいい瞳に光るアイオライトのような青紫色は特徴的。血色のいい薄い唇の端は僅かに持ち上がっているのがデフォルトで、喉仏は然程出ておらず、紡ぎ出す声質もやや低めのテノール止まり。身長は181cm、与えられた役柄によって多少の変動はあるが基本的にやや筋肉質に寄った標準体型をキープしている。服装は襟付きのシャツにジーンズ、濃紺のフード付きロングカーディガンのようなシンプルなものにハイカットのスニーカー。いつ誰に見掛けられてもいいように小綺麗な格好で纏めてはいるが、然程着る物に頓着がある訳でも無くある程度似合って動けさえすればいいとの思考。
備考:著名な俳優とその愛人である娼婦の母の間に生まれた一人息子。幼少の頃は母の働く娼館にて所謂そういう趣味の上流階級の人に対して色を売っており、勉学といえばその合間に教わる事のみ。よって、頭は回り富裕層の前に出しても恥ずかしく無いマナーはあるが、お世辞にも学があるとは言えないもの。スキャンダルの火種になる存在を当然の如く父は認知せず、まるで俳優の生写しのような存在を母は空気のように扱い、幼少の頃に受けた愛情といえば色を売っていた際の歪で汚れたものだけ。それすらも背が伸び変声期を迎える頃には自身へと向く事はなくなり、たまたま街で出会った事務所の社長に目を付けられて入所。以降、テレビ関係のものには一切出演しない舞台専門の役者として活動中。メディア露出の機会が少ないのは父親の圧力などではなく、似たような職に就くなら、との棲み分けであり本人が決めた事。年々父親である俳優の若い頃にそっくりだと言われる頻度も増え、その度に笑みを携えて「 僕がイケメンって事か、嬉しいな 」とはぐらかしている模様。無論本人としては父と比べられる事は家での扱いを思い出す為成るべく避けたい話題の部類の一つ。口調はさして変化する事は無いが、自分を演じている時は「 僕 」本心の時は「 俺 」と一人称が変わる為、存外分かりやすい人物だと言えるだろう。
ロルテスト:
( 壁と一体になった化粧台に真ん中に置かれた長机、衣装が掛けられていたラックは片付けられ、化粧道具が並べられていた場には水のペットボトルや片手間に食べられるお菓子の類。比較的質素な室内だが1人の、それもまだ新人と割り振られる役者に与えられるには些か広過ぎるものの筈だが、その新人役者といえば半月程ほぼ日で公演を行っていた舞台の主役。それもその主役が唯一仕事場で気を抜ける場所で。一角にあるシャワー室で汗を流すと共に化粧を落とし、私服に身を包み濡れた頭をタオルでガシガシと水気を拭き取りながら控室へと向かえば、あと数歩というところで辺りを見回すスタッフの姿を視界に捉え「 お疲れ様です、どうかしました? 」などと問えば丁度ファンレターの入ったボックスを運び込んだところのよう。マネージャーを探していた、という言葉に柔らかな笑みを見せ「 エドは多分煙草を吸いに行ってるところだと思うから、戻ってきたら僕から伝えておくよ 」と言い残し室内へと。後ろ手にドアを閉めると共に態と大きな音を立てて鍵を閉めるのは、誰も寄ってくれるなとの意思表示。反省タイム、そう称する時間がある事を知っているマネージャーは独りになれる時間を作ってくれているのだ。壁伝いにズルズルとしゃがみ込み、目線を落として大きな溜息を一つ。しっかりと笑えていただろうか、望む役を演じれていただろうか、本来の自分が顔を出す事は無かっただろうか。ぐるぐると回る思考は終わりを知らず、それどころが悪い方へ悪い方へと傾いていってしまう。グレンという役者の仮面を外せばどうしてもこうなってしまう事に自嘲的な笑い声を漏らし、視線を持ち上げれば鏡に映った自分と目が合い「 はは、酷い顔してるな、 」軽く頭を左右に振って負の思考を追いやり、立ち上がって歩み寄るのは部屋の中心部にある長机。その上に置いてあるボックスを覗き込めば前回よりも増えている色とりどりの封筒が。その中で一等目を引くのは赤でも青でも黄色などでも無く、黒。他の色に埋れるようにして入っていたそれが気になって仕方が無い。まるで吸い込まれるように手を伸ばし目の高さまで持ち上げ「 黒い薔薇の封蝋…?差出人が書いて無いのも珍しいな 」役者毎に分けられているボックス、その為宛先の記入がない事は往々にしてあるのだが差出人不明は過去に一度や二度ほどあったかどうか。ペーパーナイフなんていう洒落た物を持ち運んでいる、という事は無い為隙間に指を差し込み、パキンと小気味好い音を立てて剥がれ落ちる封蝋は気にも留めず、中身と取り出し。中に入っていたこれは招待状だろうか、半ば脅しの様なそれに背筋が粟立つ感覚がした。きっと何かの悪い冗談だ、そうに違いない。だって僕が美味しそうだなんてまるで…。呼吸の仕方を忘れた身体で無理矢理浅い呼吸を繰り返し、手に持った封筒を鞄の中へと突っ込み控室を出る。数人のスタッフと擦れ違ったような気がしたが、挨拶ができていたか上手く笑えていたか、なんて気にしている暇も無い。早く家に帰りたい──と此処で記憶が途切れてしまっている。どうやら知らぬ間に帰宅して泥のように眠っていたらしい、そう認識したのは次に気が付いたのがシーツの海の中だったため。それ程までに疲れていた事に気付かなかったのか。いやそれよりも次の舞台の台本を覚えなければ。嗚呼それよりも今は何時だ、ベッドサイドに置いてあるはずの卓上時計を取るべく手を伸ばすが、指先が掠める事もなく。いつの間にか落としてしまったのだろうかと思ったところで耳に届いたノック音。この部屋を尋ねる人物なんて限られている上にその中の1人は心当たりがあり過ぎる。きっとそうだろうと決め付け「 はいはい、起きてるよ。何か仕事の相談?それとも俺が昨日勝手に帰った事へのお小言かい? 」ぐっと伸びをしてから立ち上がり。半分も覚醒し切っていない頭はこの場所を自分の部屋だと決め付けて疑う事をせずに扉を開け )
****
どうも、今晩は。普段はリーパーって奴がお世話になっている、って言ったら伝わるかな?明るい時間帯だし、彼奴の本編を返す訳じゃ無いから下げ更新で失礼させてもらうよ。思いの外早く俺の詳細が出来上がったからお披露目を…ってウズウズしちゃってさ。詰め込み過ぎな気がしなくも無いけど、これ以上温めると段々と俺の構成要素が増えていきそうで怖くてね。
色々伝えたい事はあるんだけど、一先ず指名と希望ルートが空欄な事に関してだね。指名は可能なら、って前提の上なんだけど君の方で俺と相性良さそうな人を選んで欲しいなって。俺の方で選んだら彼奴と似通った指名順路を辿ってしまいそうだし、全員魅力的で迷ってしまうしね。ルートに関しては正直誰とどんな関係を築くか次第だと思ってる所があって空けさせて貰ってる。彼奴と違って全ルート等しく希望だと考えて貰って差し支えないよ。彼奴の方で希望ルートを絞った理由とか挨拶も含めて、少し相談したい事があるからまた後日になりそうだけど宝箱の方に背後がお邪魔させてもらう予定だよ、とだけ。
次にこれは懸念点なんだけど、俺は君の冷遇に当て嵌まってたりはしないかい?ほら、俺ってコンプレックスの塊が服を着て歩いてるようなものだからさ。発言上ではネガティブなものは無くても、描写内には多少出てくるだろうと思ってる。それが大半を占めるとか、全面的にそれを押し出す…なんて事は無いってきっぱりと言っておくけど、屋敷での時間を楽しむ為にも相性は重要だと思うし、我慢はして欲しく無いからね。彼奴と較べたら取っ付きやすい自信はあるんだけど、俺も俺で中々に歪んでるから、今挙げたもの以外でも君が気になる所があったら遠慮せずに言って欲しい。
置きレス形式に甘えて俺まで出張って来たんだけれど、君の負担になりたくは無くてね。俺と彼奴とは場面に一区切りが付いたら交代、なんて形でもいいし、勿論同時進行で物語を紡ぐのでも構わない。その辺りは君が決めてくれたらって思ってる。
初っ端から長々と連ねてしまって申し訳無いね。時間のある時で構わないから検討してみてくれると嬉しいな。
645:
ハイネ [×]
2021-05-19 20:28:43
>トーチ(>643 )
黒薔薇のお屋敷へようこそお越し下さいました、レディ・トーチ。再び館の扉が開かれた事、そして貴女のような魔性を携えるヒトに御逢い出来た事を心から嬉しく思います。――無論、魔性というのは賛辞でございますよ。フフ。
俺は今宵の案内役、ダークエルフのハイネと申します。以後お見知りおきを。
さて、先ずは1つ先んじて確認させて頂きたい事がございます。備考欄やロルテスト冒頭で少し登場していた子羊についてですが、彼とはあくまで互いの欲を満たすだけの損得勘定のみで関係を持っており、心は全く彼には向いていないという認識で相違ございませんでしょうか?もしも貴女が本気で彼の事を想っているのなら『人間界への未練』として冷遇要素に抵触する可能性があり、PF内でもあまり深く触れられていなかったので念のためのご確認でございます。
上記とは別件ですが、次いで初回指名の事についてもお伝えしておきましょうか。
候補として2名の怪物を挙げていただき感謝申し上げます。どちらも現時点での相性懸念は特に見当たりませんが、レディは愛し愛される事をご所望の様ですので、此方からも愛や繋がりに飢えたゾンビをお迎えに上がらせようかと検討しております。無論、人魚の方が気になる場合は遠慮なくおっしゃってくださいね。
それでは、お返事をお待ちしております。
646:
ハイネ [×]
2021-05-19 20:31:47
>グレン(>644 )
これはこれは御機嫌よう――いえ、お初にお目にかかりますと申し上げた方が適切でしょうか。貴方の存在は噂に聞いていましたが、まさかこれ程の美男子とは。……フフ、久方振りに俺のコレクションに相応しいヒトに巡り会えたやもしれぬと思うと血肉の湧く心地が致します。
先ずは貴方の懸念についてお答え致しましょうか。無論貴方のおっしゃる通り、双方にとって相性は非常に大切です。以前別の案内役からも申し上げたと存じますが、貴方とのご縁を大切にしていきたいからこそ互いにとって楽しい時間を過ごす事に重きを置く必要があると考えております。此方の冷遇回避のためご配慮頂いているのはもう一人の演者様との仲合にて重々伝わっておりますし、我々は現時点では特に不安は無いと回答致しましょう。ただ勿論、お互いに気になる部分があればその都度お伝えし合えればというスタンスはそのままですので、どうぞ気兼ねなくお申し付けください。
また、我々の時間に対してもご配慮頂きありがとうございます。負担という表現は適切ではなく、可能ならあなた方どちらとも並行して物語を紡ぐ事が理想なのですが、如何せん時間がそれを許さない状況というのが悲しくも現状でございます。ですのでご提案に甘えて、どちらかの交流をキリの良いところでスイッチしながらお屋敷での時間を重ねて行ければ幸いでございます。
最後に指名とルートについて、でございますね。貴方のお考えはよく理解出来ました、是非様々な怪物と触れ合いながら臨機応変に貴方の運命の舵をお取り下さい。初回のお迎えですが、面食いのラクシュエリか、人懐こいカナニト、もしくは俺も候補に入れて頂きたく。俺は貴方のようなお顔の綺麗な獲物に目が無いのです……フフ。ただ俺の場合は貴方の過去のトラウマを掘り起こしかねない行動に出る可能性もありますので、それを踏まえた上でご選択頂ければと。また、ラクシュエリ指名に限り初回での捕食エンド達成に向けての交流が可能でございますので、もしご所望であればお申し付けを。無論、他に貴方が興味を抱く怪物が居るのならばご遠慮は無用でございますよ。
さて、そうなると次にお相手頂けるのは貴方か、はたまたヴァンパイアと悪魔に味見された彼、どちらになりますでしょうか?この場を借りてお伝えさせていただくと、後者の場合は、レナード or レンブラント or その他の怪物宛てに『屋敷の散策に連れていけ』という旨の手紙を書いて使い魔に託す場面の簡潔な文章を頂戴したく。指名が絞れない場合は、使い魔に対して「とにかく優しい怪物に届けてくれ」と一声添えて頂ければこちらで見繕った良心的な怪物をお迎えに向かわせます。その場合、クォーヴ・マリーシュカ・ジェイドのいずれかをご指名頂く事になりますので、指名も併せてお伝えください。
ああ、長くなってしまいましたね。貴方のご負担にならないようお返事は簡潔なもので差し支えありません、我々ものんびりとお待ちしております。
647:
シャラメ [×]
2021-05-19 20:35:24
あんの。──こんお顔に見覚え有るますか?
一日が終わんのも一週間が終わんのもあっちゅう間で、気ぃつぅた時には時間がいっこもにこも沢山も過ぎてしまうてました。…御屋敷の扉が閉じちまった時に、ここでの事は僕の思い出のもんやって大事にして、誰にも内緒にしてやったんです。思い出に生きて、ずっと筆を執らん僕は思い出の僕よりあっぱらぱでしょけど…この素敵な御屋敷にまたお邪魔してもよいでしょか。もし、こん首輪がまだレンさんとシャラメを繋いでくれてるますなら、また、僕が死なない程度に水やりに来て欲しいって思うます。──けぇど、記憶は遠に過ぎすぎたっち、言うますなら、…んえ、シャラメはレンさんの庇護無きに生きられへんと思うますよ。だから乾涸びて枯れた薔薇にでもして欲しいです。不思議なお屋敷、不思議なお人たち、冷たくてぽかぽかしよるここで、シャラメは少し根ぇ子はやして待つますから。僕が生きるも死ぬも、いっこだけ御返事くらさい。
648:
ハイネ [×]
2021-05-19 21:02:57
>シャラメ(>647 )
……これは、これは。勿論覚えていますとも、綺麗なお顔に悪魔の首輪のシャラメではありませんか。貴方こそ、俺と過ごした一夜を忘れては承知しませんよ。…フフ。
レンブラントも俺も長らく屋敷を空けていましたが、またこうしてお逢いできて嬉しい限りです。冗長な挨拶は美しくありませんから、貴方には屋敷の怪物一同から歓迎の言葉を贈りましょう。おかえりなさい、シャラメ。
遠い遠い昔、黒薔薇の悪戯で庭園に祭囃子が木霊していた頃に戻るも良し、はたまた装い新たに日常の続きを紡ぐも良しです。私事でお屋敷を留守にしてしまいましたからね、一度奪ってしまった選択肢は今、慎んで貴方にお返しいたしますよ。
改めまして、また貴方とお屋敷での生活を送れる僥倖に胸が暖まる想いです。再び屋敷の扉を開いて頂いた事、心から御礼申し上げます。
649:
シャラメ [×]
2021-05-19 21:56:42
>レンブラント(>No.501)
……血ぃてのは濃いでしょ、濃いんれす。(生きて帰りたい生への執着に直結されるシャラメの核に爪痕が刻まれ、はりぼて作りの脳味噌は余計な発言を口に発信。辛うじての後一歩、彼の弟が残した優しい忠告がピリつく電気として回路を流れ思い留まり。乾涸びた身体は彼の言葉を以て簡単に正気を取戻し「さすがレンさん、シャラメをよぉくわかってるっしゃる。今の僕なら死なねって言うならなんでも飲むますよぉ」あいつらと例えられるのは誰なのか、不安と恐怖の綱渡りで感情が揺れつつ彼の冗句をそう捕えない正直な答えを。何を話しているのか全く理解が出来なければ理解をしようともせずに匙を投げ、新たな存在を失礼にならないように目視。(別嬪しかそろっちょらん)この場のお飾りの如く静かな立ちぼうけ中に思うだけ。沈黙を続ければ直ぐに知る言葉を見付け、涼しく冷たいラムネを両手で受け取り瓶を覗き。静かに揺れるラムネに本能的な唾が咥内に溜まり「あんの、有難う。ござます、…僕ぅ何も持ってないので、いま対価になるもの出せないくて、」ゴクリと飢えが大きな生唾を飲み込む音に変われば何よりも先ずはとこうべを垂れて深いお辞儀を初見の彼女へ。然し阿呆者のちっぽけな脳では既に目の前の水分に意識を奪われてしまい、今すぐに潤したくて仕方が無いと冷たい瓶を握る指先がカタカチと震え。正にどのように飲むのかを彼の動きを真似ようと思案した瞬間に蜘蛛の糸宛らの気遣いが降り、縋るべく「わかんねれす。こんな美味しそぉなもん初めて見てるから、どおすりゃよいでしょか。───レンさん、助けてほしです」困惑の浮かぶ声はガサガサと掠れ気味に、正直に助けを求めて)
>ハイネ
あっぱらぱれすけど、こんなに綺麗な姿を忘れちまうほど馬鹿じゃないす。素敵なもの貰って、ぽかんて忘れる薄情なことしよったら、…そんな恥知らずは自分で許せねです。
もっかい此処に来れたのが、来れる切欠を貰えたのが、嬉しいて思うます。お伝えの通りで、遠い昔よりも脳足りんな僕れすが、不思議なお祭りに今この瞬間に戻りてって、戻れたら嬉しなって。シャラメが選ぶのはしゅわしゅわ音鳴る飲みもんのあの時を選ばして貰おって思うます。
650:
トーチ [×]
2021-05-19 22:00:42
>ハイネ様( >645 )
あら、ご案内どうもありがとう。とても助かるわ。───ふふ、魔性だなんて、貴方のような素敵な方に言われるととても照れるわね。
ええ、ええ。損得勘定、その捉え方で合っています。PFが分かりにくかったようで御免なさいね、冷遇に入るかと思って深くは書かないでいたの。でも確認をどうもありがとう、ハイネ。
初回指名に関しては、どちらも魅力的な男性なので迷ってしまうけれど……ゾンビさんの方で御願いしようかしら。ふふ。勿論人魚さんもとても魅力的なのだけれど、先ずは……ね?何せ初回なものだからあまり我儘は言わないでおくわね。
嗚呼、あと最後にもう一つなのだけれど、最近此方のサイトに触れていないものだから、どうしても拙いロルになってしまうの。性癖や性格も癖があるものだから、もしちょっと……と思った時点で遠慮なく切り上げて頂戴ね、両者が楽しく物語を紡げるようにしたいと言う背後の考えなの。御免なさいね。
では、宜しくお願い致します。
651:
グレン/リーパー [×]
2021-05-19 22:10:07
>ハイネ( >646 )
初めまして、だね。彼奴が軽く伝えてくれてたみたいで何よりだ。ハハ、綺麗な人にそう言われると顔には自信あるけどちょっと恥ずかしくなるね。
そっか、彼奴で信頼取れてるのは嬉しいな。俺の方としても楽しい時間が苦になるような真似事はしたくないから、何か気になる所があったらちょっとした事でも遠慮なく伝えて欲しい。特に殺人鬼の彼奴は根がアレだから、生意気だとか抵抗が過ぎるとかあったら交流の中ででもお灸をすえてやってよ。
スイッチ形式での交流も把握、とだけ。時間は有限だからね、俺たちとしても君の時間を奪いすぎるのは本意じゃ無いし、彼奴の事は置いておくとして僕は待つのも嫌いじゃ無いからね。
そうだな…初回の指名はハイネさんにさせてもらおうかな。悪魔の2人も魅力的だけど、ほら俺の事美男子だって言ってくれたでしょ?嗚呼、トラウマに関しては気にしないで。俺のトラウマに分類されるのは「 存在しないように扱われる 」事に関する記憶くらいだから、小さい頃の事とかは今の仕事の糧になってるって認識だし。それに、トラウマとかの部分を突いてもらう方が早いうちに鍍金が剥がれ落ちそうだしさ。
勿論このまま俺が、って言いたいところなんだけどリーパーが早く部屋の外に出たいって煩くてね。ここの文章は俺宛に貰ってたしトラウマに関しての話もしたかったから俺が出てきたけど、場面に関しては彼奴に交代するよ。なんだかんだ文句しか言ってなかったけど彼奴、味見した悪魔の事も気に入ってるみたいだよ。
お言葉に甘えてちょっと端折らせて貰ったけど、俺も話しすぎるきらいがあるから問題無さそうならこっちは返信不要だからね。
****
>レンブラント
( この屋敷へと訪れて早数日、生活に慣れたかと言えば定刻に訪れては甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる蝙蝠たちのおかげもあり、慣れてきたとは言えるだろうか。しかしながら慣れた、と言えるのはこの室内に限っての話。初日のヴァンパイアに言われた事を守っている為に、廊下の方へと足を踏み出した事は無く主な生活範囲がこの部屋の中に限られているからである。命を落とす事に恐怖心がある訳では無いが、わざわざ危険に身を挺す程でも無い。ただ部屋に缶詰状態なのもストレスが溜まる。彼は確か独りで部屋を出るなと、そう言っていたのでは無いか。その言葉を返せば " 誰か " が付いていれば部屋を出ても問題は無いのでは無いか。そう思い至れば蝙蝠に紙とペンを頼み、与えられたそれに『 ずっと部屋にいるの暇だから屋敷の中見て回りたい 』と一言、粗野な物言いからは思い当たらない程丁寧に粒の揃った文字列で。傍らで待機してくれている蝙蝠に2つ折りにしたそれを預け「 コレ、レンブラントのトコに届けて。……嗚呼、差出人分かんねぇみたいだったらリーパーからッてのも伝えといて 」名前を記載し忘れた事を思い出すも、再びペンを執るのも面倒くさい。自分の耳にはキィキィと鳴くようにしか聞こえない声もきっと彼らには理解出来る音声として流れているのだろうとあたりを付け、言伝も同時に頼めば待ち人が来るまでの時間は窓の外を眺め待つつもりで )
652:
レンブラント/ハイネ [×]
2021-05-19 23:51:33
>シャラメ(>649 )
ああ、それは何よりです。あの日の蜂蜜は悪魔の誰かにとってはご馳走ですから、ここぞという時にお使いなさい。勿論、貴方が味わっても良いのですよ。
では黒薔薇祭の続きから、物語を再開しましょう。貴方が行きたい場所が無くなれば自動的に最終ステージたる花火の東屋へ移動する事になりますので、その点はご承知おきを。また折角のお祭ですから、もしイベント時ならではのご要望があれば何なりとお申し付けを――レンブラントと検討させて頂きますから。
では、どうぞ浮世離れしたあの遠き日へ。いってらっしゃいませ、俺達のシャラメ。
***
血は水よりも濃い、ちゅうやつ?シャラメも案外学があるんやね。
(この浮雲のような少年は学問を学ぶ機会が無かっただけで、頭脳明晰の素質はあると踏んでいた悪魔は驚きの色は見せずとも言葉にのみ淡と乗せて「 水は血になれへんとも言うけどなあ 」どう足掻いても埋まらない、否きっと双方埋める気もない怪物と人間を二分する境界線を詳らかにするようにいつの間にか手にしていた銀の扇子を閉じたまま自身の顎に添え。一方、ラムネ屋台の店番たる吸血鬼は喉が渇いて仕方がないのに代金を気にする貴方の様子をいじらしいと評価したのか、甘さの窺える視線と声音で『 どういたしまして。いいのよ、今夜はお祭なんだもの。貴方が目一杯この時間を楽しんでくれる事が、私達にとって一番の対価になるわ。だから遠慮しないでね 』可愛らしい、触れてみたい、話してみたいと怪物としてか心ある生き物としてかも区別できない興味を宿した彼女の視線を遮るように、悪魔は貴方の前へと一歩踏み出し身を屈め「 貸してみ、 」扇子を唇で食むようにしてストックしながら、空いた両手を貴方の手に重ねるような恰好で、蓋に付属している玉押しのリングを外して飲み口に押し当て、その上からぐっと手を押し付けて圧を掛ければ小気味よい音と共に透き通ったビー玉が瓶の中へ落ち。そこで補助に回していた手に扇子を再度収めて背筋を伸ばし「 キラキラして綺麗やろ。喉にしゅわぁなるからゆっくり飲みや 」食事外の水分を取っていない喉は潤いに飢えても刺激には過敏になっているやもしれない。自分の分を開栓するのはまず貴方の様子を見てからと心に決めているらしく、思い遣りとも無機質な観察ともつかない爬虫類の眼をしたまま口角だけを持ち上げて)
653:
アッシュ/ハイネ [×]
2021-05-20 00:14:03
>トーチ(>650 )
レディ、ご回答をどうも。此方の現段階での懸念点は払拭されましたので、どうぞ気負わずゾンビのお相手をしてやって下さい。……或いは、寂しい寂しいと喚く彼に振り回されるか、はたまたレディの匂い立つ愛情で翻弄するか。どちらにせよ、素敵な夜になりそうですね。
我々も長らく屋敷を空けていましたから、正直まだまだリハビリ文章です。元より勉強中の身ですから、それはお互い様という事で筆の向くまま気の赴くままにお屋敷の世界観をご賞味くださいませ。相性の点も勿論承知しておりますゆえ、何かあれば互いに気兼ねなくお声掛けをするという事に致しましょう。
それではレディ、良い夜を。
***
(ゴキ、パキ、グシャリ。水分を多く含んだ物体を分解しながら咀嚼するような音が満ちるのは、貴女の自室と全く同じ間取りである名もなき獲物の一室で。両手や口の周りを夥しい量の血に汚しながら、ふと背後でキィキィ意図を以って鳴くコウモリの使い魔の声に我に返ったように〝食事〟の手を一旦止めて「 ――まァたやっちまった 」嘆くように膝を付いた体勢のまま血塗れの両手に視線を落とせば、蘇るのは数刻前の記憶。空腹で理性を失い、寂しさを埋めてくれるやもしれなかった獲物をまたしても肉塊に変えてしまったのだと悟れば「 アーア。お気に入りだったのによオ 」運命を、ともすれば本能を自責するように前髪をくしゃりと握り潰せば手のひらの血がマーブル模様の髪を汚して。励ましているのか報告の続きか、けたたましく鳴く使い魔の声を聴き終わるが早いか勢いよく立ち上がり「 新入りィ?マジかよラッキイ! 」先ほどまでの憂鬱はどこへやら、既に足元に広がる血溜まりの主への興味関心は消え失せ頭の中は新しく攫われてきた獲物の事で満ち満ちて、返り血を浴びた身体を洗い流すことも忘れて一目散に向かったのは貴女の部屋。粗野と表現して差し支えないノックは扉の向こうの獲物にはどう聞こえたのだろうか、蝶番がゆっくりと動く音にじれったいとばかりに少し開いたドアの隙間に血塗れの手を捻じ込んで力任せに扉を全開にして「 ィよぉう新入りィ!調子はどうだァ?! 」ボリューム調節機能を失ったラジオのように恥も外聞もない大声を張り上げながら両手を広げ、初対面の相手にはインパクトが強すぎるであろう生々しい鮮血にまみれた口元を鑑みるでもなくズイと貴女へ顔を寄せ「 オオオい何だよォ、ユーも血の香りがすンのなア!オレ達ナイスフレンドになれそうだぜイ! 」飢えの象徴たる怪物は貴女の行為の残り香を敏く感じ取り、ギラギラした目を嬉しそうに見開きながら血だらけの口をあんぐり開いて「 オレはアッシュ、ゾンビのアアアッシュ! 」ピアスと血液に彩られた色の悪い舌をベエエと出して見せて)
654:
レンブラント/ハイネ [×]
2021-05-20 00:31:00
>グレン/リーパー(>651 )
おや、本当に俺を選ぶとはお目が高い。ますます貴方には期待が高まりますね、グレン?
前座を徒に長引かせるのは無粋というもの。此方もお言葉に甘えて、早速リーパーとの物語の続きに参りましょうか。貴方と話せる日も勿論楽しみにしておりますよ。
それでは、何かあればお声掛けを――お屋敷の散策へ上手く漕ぎ着けられると良いですね。幸運を。
***
(怪物すらあまり寄り付かない庭園の端の一角。そこは悪魔同士で共有している有毒な魔界植物のガーデンで、無限大に用途の広がるそれらの世話をしていた時。自分の直属ではない、獲物を世話する役割の使い魔が何かを運んでくれば作業の手を止めそれを受け取り、恐らくは部屋に備え付けられているであろう無機質な紙に並んだ美しい文字に目を通して。誰も見ていないからか、手紙を持つ手の甲を額に当てがい天を仰いだその表情は、先に彼の元へ行ったヴァンパイアよりも悪魔たる自分に頼る選択をされた性悪な歓喜に歪んで。後でどうレナードを揶揄ってやろうかと奸計を練りながら、背中に生やした翼をぶわりと大きく広げて飛び立ち――「 呼んだ? 」貴方が眺める窓外の下から突如として飛び出るように現れ、以前と何も変わらない泰然自若とした微笑みのままに空中で優雅にホバリングして「 存外キレイな字ぃ書くんやねえ、君 」貴方が窓を開けてくれたのなら、もしくはすでに開いていたのなら口を開き「 まさか君にオネダリされるとは思っとらんかったわあ。流石にレナードに相手してもらえる自信は無かったっちゅぅコトかいな? 」感情豊かな獲物を挑発するのは楽しい。今宵も享楽に耽る気満々の様子で、微笑は維持しながら片方の眉を歪めて見せて)
655:
トーチ [×]
2021-05-20 01:42:58
>アッシュ( >653 )
払拭されたのならば良かったわ。もし、PFに加筆修正を加えてほしい場合は遠慮なく言って頂戴ね。その方が分かりやすければそうするわ。
ふふ、確かに素敵な夜になる予感しかしないわね。クレイジーな寂しがりと聞いているし、今後紡がれる物語が楽しみで仕方ないわね。
相性に関してはお互い様ね、それを聞いて安心したわ。私も勉強途中なものだし、楽しみながら学ばせて貰うわ。
ええ、ありがとうハイネ。素敵な案内にとても満足したわ。……貴方も素敵な夜を、ハイネ。 ( 蹴推奨 )
──────
( きぃ、と蝶番独特の音を立て恐る恐ると扉を開け隙間が出来るほどまで開けたその瞬間、無理矢理ねじ込まれたのは赤色の絵の具のような液体にまみれた、大きな大きな手。よほどその液体が付いていたのか、扉を掴まれた時に反動でドアノブを掴んでいた己の手に飛び散りその感覚が自棄に生々しく、咄嗟にその手を離しそれと同時に全開にされた扉、そしてインパクトが有りすぎる貴方の姿に───ひゅ、と息を詰まらせて。「 は、え、うっ?! 」きィん、と耳鳴りがしそうな程大音量で響く貴方の声に目を丸くさせ、思わず応答するのを忘れ両手を己の口許に添え、一歩一歩下がればこれでもかと言うほどに驚いて。そんな最中お構いなしに寄せられたホラーチックな顔に、又もや息を詰まらせるも「 え、ええ…?血の、香り?ナイスフレンド…?貴方、何を言って 」と直ぐ様、頭の中の整理をすべく貴方から告げられた言葉を復唱しては───そこで気付く、己の手に付いた匂いの正体。何時も嗅いで嗅いで嗅ぎ慣れた、己の欲を満たしてくれる物の一部の、血の匂いだ。すん、とその匂いが鼻腔を擽り体内へ溶け込んでいく感じに、ぞくりと心地よい痺れが背筋を撫でる。もしかしたら、目の前の貴方も己と同じ食べる事が好きなのかもしれないと、淡い期待を抱いた己は陽気で大きな声の自己紹介に苦笑いすることなく、寧ろ手に付着した誰のものかも分からないその血液を己の唇の真ん中へとそっと付けて。それを唇に馴染ませるべく、少しばかり上唇と下唇を擦り合わせ口紅のように仕上げては緩やかに弧を描き、微笑みを浮かべ「 ふ、ふふ。あらあら元気な挨拶をどうもありがとう、ゾンビのアッシュ。私はトーチ、宜しく御願いするわね? ?」本来、見た目のインパクトとゾンビだと告げられ普通の人間ならば怯えて言葉すら出ないであろうこの状況、それでもなお平然と自己紹介を返せるのは己も似たような物だと感じてしまっているからか。けれども何の疑問を抱く事はなく寧ろ何処か嬉しく感じて堪らなく、貴方の挨拶を真似ようと最後にべ、と小さく舌を出してはフレンドリーに挨拶を返して。 )
656:
リーパー [×]
2021-05-20 08:39:03
>レンブラント( >654 )
( 窓の外、沈まぬ月を窓枠に手を付き眺めていれば不意に視界に入ってきた鮮やかな紫色。宙に滞空する待人にふっと口元を緩め「 普通に部屋入ってくるコト出来ねぇのかよ 」なんてポツリと溢してから窓を開いて。室温に慣れていた身体が外気に触れるには少し薄手の格好。一度小さく身震いをしてから眼を細め。目に見える様な挑発は乗るほどでも無いと判断すれば片側の口角をにぃと持ち上げて「 アイツ、面倒だとか言いそうだし。それに暇潰しの方法が一杯あるッつったの、レンブラントの方だろ 」今求めているのは淡々とした部屋紹介では無く、閉鎖空間で溜まったものを解消してくれる何か。であれば、吸血鬼の彼よりも対峙している悪魔の方が適しているだろう。そんな考えからの手紙は彼を呼び出すには十分であったらしい。細く息を吐き出し一度顔を伏せ身体の力を抜き。次に顔を上げれば、平素よりも柔んだ表情を湛えて「 ンで、エスコートしてくれるから来たんじゃねぇの? 」没落したとは言えども元は上流階層、貴族と称されるの家の出。スイッチさえ入れ替えてしまえば柔和な笑みを浮かべる事など雑作でも無く。彼の手へと手を伸ばし、嫌がられる事が無ければそのまま此方へと引き寄せ、流れるような動作で掌に唇を寄せる心算で )
657:
シャラメ [×]
2021-05-20 11:30:28
>ハイネ ( >No.652 )
素敵なお祭りでしょお、んだから、僕が会ったことのあるカナかハイネさん、ミリアムさんのやってるお店に行ってかき氷か金魚すくい、水風船のどれかに行くできたら嬉しいて思うます。素敵なお服着さして貰ってますです、お披露目できゃよいなて。
こん後の流れもあっぱらぱにわかるよに教えてくれるましてありがとござます。
………!いってに。行ってきます!
>レンブラント
シャラメは脳足りんなのでむつかし事はわからないれす。…けぇど、喉が乾いて仕方が無いときは血が水の代わりになるて言うのは有るんじゃねのかなって、思うますよぉ。(選ばれた学の単語は理解が極めて困難、だから発言可能なのは自論のみ。彼の言葉の裏を知らずにそう思ったからの理由で口を開く。確かに水は血になり得ないが、乾涸びた状態なら血は水になり得ると唱えた逆論は「──んねぇ、レンさん。…あんまりほっぽいたら喉カラカラのシャラメにレンさんの濃い血ぃ食われちまうますよ」血色無い体を血が流れているとはわからないが、先の言葉を借りるなら濃い血の結び付きは強いと脳に刻んで薄い笑みを浮かべて締め括り。初見の瓶を不思議浮かぶ眼で目視、魔法のようにキレイなビイダマが落ちて炭酸の弾ける音が渇きを煽る。両手で涼し気な瓶を握るまま口にはせず、開栓された瓶を彼へ差し出し「僕んやつ、開けるくれましたから。レンさんのやつはシャラメに開けさせてくれるますか。開けるまで僕んやつ預かってほしれす」生きる術に始まりこの場での全てが与えられてばかり。それでは飽きられて終わると渇き餓える体に鞭を打ち付け交渉を。)にこ開いたらガッチンコして一緒に飲もましょ。僕らけ飲むよりレンさんと一緒にのが良いなて。
658:
アッシュ [×]
2021-05-21 17:03:59
>トーチ(>655 )
(狼狽に困惑、戸惑いを極める貴女のリアクションをベェと出したままの舌を仕舞うことも忘れてマジマジと観察しながら、何も分からない新入りをさらに置いてけぼりにする気などなくとも眉尻をうにょーんと下げて「 おいおいオォォイ、ノリが悪いぜェ 」自分のマイペースさは棚に上げまるで詰るかのような調子で肩を竦めた後「 さては腹でも痛ェのかア? 」今度は不満げな目許を一転して心から心配そうな表情に変え、さながら匂いで何かを判別する犬猫のように貴女の首筋や耳元にスンスンと鼻を寄せ。特に血の香り以外に何も感じないなと怪訝そうに顔を引いた直後、今しがた貪ったばかりのどこの誰とも知れぬ者の血で脣を彩るなまめかしい様子を目撃すれば「 ギャハハハハァ! 」と壊れた玩具が爆ぜるかのように抱腹絶倒し「 こりゃイイぜ、こいつァ堪んねえッ! 」何がそこまでゾンビの琴線を揺さぶるのか、ヒィヒィいいながら笑う眦に涙すらじわりと浮かぶ始末。貴女を自分と同じイカれた輩の類と理解したからか心底からの喜色を隠そうともせず口角は上がったまま、ちろりと覗く貴女の舌を食い千切ってしまうギリギリのラインまで瞬時に顔を寄せ、腐乱死体の割には丈夫で整った歯列をガチン!と打ち鳴らし「 ンな血色良いベロ見せつけられたらさア、次はリアルに噛み切っちまうぜイ 」先ほど食事を終えたばかりだからこそ、今は獲物の肉を味見すらする気は無い様子。失ってしまったばかりのお気に入りを自ら屠殺してしまった寂しさを埋めるかのように、もしくはたまたま廊下を通りかかった他の怪物に新入りを目撃されるのを防ぐかのように、血塗れの手でガシッと貴女の華奢な手首を掴んで拒まれなければ貴女の部屋へと半ば連れ込むようにして扉を閉めるだろう)
659:
レンブラント [×]
2021-05-21 17:43:04
>リーパー(>656 )
庭で作業しとったところぉ呼び出されてしもたからなあ。中に回るよりこっちの方が近いんよ
(相も変らぬ間延びするような、それでいて喉に痞えるような甘さは無い声色でするすると紡ぎながら悪魔の庭への方角を顎で指し。貴方の言い分には珍しく口を挟む事無く最後まで静聴し、体温のない筋張った手の甲に触れる柔らかく暖かい感触にふと眦を細め「 半分正解やねぇ。君が魅力的な対価を示してくれるんやったら、今夜は俺の時間を君に捧げてもええ思とるよ 」緩やかに手を引きながら軽く曲げた指の第二関節を自身の顎に添え、吟味するような色を隠す事無く貴方を見つめ「 君がどんな味かはもう知っとるからなあ、おんなじモン捧げてもろてもおもんないし。――まさかタダ乗りしようとか図々しいコト考えとるわけないもんなあ? 」見る者によっては爽やかとも邪悪とも受け取れるようなスマイルを送りながら逃げ道を塞ぎ、ふわりとその場でわずかに上昇してその勢いのまま滑るように前へ移動し窓枠へ腰掛け「 さあ、悪魔の時間と君の何を交換しよか。 」言葉尻は下げており問い掛けの形を取ってはいないものの、こちらから代償を提示する気はさらさらなくあくまで貴方の思考回路に価値を見出すかのような期待を込めてちょこりと首を傾げて)
660:
レンブラント/マリーシュカ [×]
2021-05-21 18:46:47
>シャラメ(>657 )
ちょっとしたコトやから俺から伝えさしてもらうわなァ。俺等の我儘なんやけど、アンカーはこういう形(>652 )でリンク先に飛べるような表記に統一してもらえたらめっちゃ助かるねん。次からで構へんから、協力してくれたら嬉しいわ。了承してくれるンやったらこっちには返事要らんからね。
***
ハハ。やめときぃ、死んでまうで?
(放置しない保証は与えないままにふと置くような乾いた笑いの後、冗句でも語るような軽々しい調子で物騒な忠告を贈り「 文字通り、俺等の血ぃは君らには濃すぎるんや 」と続けて。事の真偽は怪物にしか判別できないだろうが、こう話しておけば生に執着する貴方を揺さぶって少しでも可愛い反応が見られるのではないかと片手間な悪戯心が含まれている可能性は高く。数多幽閉される獲物の中でも悪魔は貴方に特別な興味関心を抱いている事は確かで、さぞ喉を鳴らして夢中に飲むのだろうなとある種研究者のような期待を向けていた所、予想に反して今しがた開けてやったばかりの瓶を差し出されては流し目がちな目をわずかに見開いてキラキラ淡く輝くそれを見つめ。「 ……いや、俺は―――― 」人間界の飲食物は、たったひとつの特別なものを覗いて怪物にとっては無味無臭で栄養にもならない全くの無価値なもの。それをわざわざ口に運んで胃に通すような徒労は好まず〝 要らん 〟と続けようとした刹那、一連のやり取りを見ていたヴァンパイアが察するように黙ってもう一つの瓶を屋台越しに貴方へと差し出し『 シャラメ――だったかしら。貴方は本当に可愛い子ね、だからもうひとつオマケ。 』ふんわりと枝垂れた花が開くような柔らかさを以って微笑み、やや屈めていた腰を伸ばせば微笑のままに悪魔へ目配せを。その一瞬で怪物同士の応酬があったか否かは定かではないが、悪魔は何かを受け入れるようにふと吐息して肩を竦め「 自分、ワガママ言うてる自覚あるんかいな 」と珍しく困ったように眉を下げて微笑んでから「 ほい、 」と開栓済みの瓶を預かって)
661:
リーパー [×]
2021-05-21 20:00:47
>レンブラント( >659 )
へぇ、庭なんてあンだ。
( 顎で示された方向へと視線を向け、ポツリと溢したのは先の事。値踏みされるかのような視線に柔い笑みは鳴りを潜め、普段通りのものへと戻り。口を開こうとした瞬間、先回りして逃げ道を塞ぐような言葉にあからさまに顔を顰め、後頭部を軽く掻くように「 対価、なぁ… 」元いた地であろうと、この屋敷であろうと身一つと言っても過言では無い。差し出せる物といえば自分自身や過去に培ったものくらい。その中でこの悪魔が気に入りそうな物といえば、とヒントを得ようとその表情を盗み見るも、何を期待しているのか読み取れない表情に軽く舌打ちをしてから大きな溜息を一つ。その場にしゃがみ込み、左手で首を抑えた状態で「 俺が今出せるモン少ねぇの分かった上で言ってんだろ 」目付きの悪い双眸で睨むようにじと、とした視線を向け。約束事を軽く口にしたくも無いが、態々苦い記憶を掘り起こす事もしたくはない。挙句この悪魔が愉しめるような事が思い浮かぶでも無い。身一つで何も出せる物がないのも困りものだ、と内心深い溜息を漏らし。暫しの間口を噤み思案した後に「 ……俺の過去、でどーよ 」自分の中の天秤にかけた時に僅かながらに軽かった方。提示できる物が少ない今、反応が鈍ければそれまで、と不安に揺れる眼で同じ色をした彼の双眸を捉えて )
662:
トーチ [×]
2021-05-22 00:21:43
>アッシュ( >658 )
( 色鮮やかな血液に彩られた貴方の唇から次々と語られる、数々の言葉が鼓膜を揺さぶり更には困惑しきった脳内を荒らし回る最中、出せる言葉があまりなかったものの目まぐるしく変わる貴方の表情だけには、ぷふっと小さく吹き出しては「 そんな急にだと応答出来ないわ。それにお腹も痛くないから、嗚呼でも、心配してくれてどうもありがとう。 」と、ほんわかした気持ちを抱きつつ緩やかに上げた口角をそのままに、初対面ながらも心配してくれた貴方に御礼を一つ。すると己の首筋やら耳元に顔を寄せられふわりと香る血の匂いが鼻腔を擽る最中、もしかしたら何か匂うのかと少しの焦り。ホラーチックな顔がそっと離れた直後、直ぐ様己の肩や袖の匂いを嗅ぐも特にこれといった変な匂いはせず。ホッとひと安心し杞憂に終わりを迎え───たかと思えばどっと貴方の口から溢れ出す、音量調整が出来ていないスピーカーの様な大きな大きな笑い声。返した挨拶がそんなに面白かったのだろうか、べっと出した舌を仕舞うことを忘れたまま、ちょこんと小首を傾げて笑っている様子を見つめて。そんなに面白かったのかしら、そう少し恥ずかしさが出てきては仕舞おうとした直後、檻の中から噛み付こうとするライオンのごとく顔が近付き、目を見開く瞬間も与えられないまま事が過ぎて。「 ───、吃驚、するじゃないの 」離れていく顔に、漸くされたことを理解しては心臓がばくばくとなり始めて。あのままだと本当に噛みちぎられていたかも…、と小さな恐怖を久しぶりに抱けばそれもまた、己を高ぶらせるかのように恐怖が甘い痺れとなって背筋を撫で。舌を仕舞い、くっと口を閉じれば途端に掴まれる己の手首に驚き「 えっ、あっ、ちょっとアッシュ 」ひんやりと冷たい手に違和感を覚えながらも貴方の名前を呼び何をするのかと疑問を感じつつ、手を引かれるがまま連れ込まれては扉を閉められ貴方を見つめて。 )
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