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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
161:
鈴懸 [×]
2015-09-11 22:47:05
>翠月
ッな、にも…怖がるなんて、私にそんな感情があると思うか。
(自分の面倒臭いとしか言いようのないこの欲を相手に晒してしまった今せめてこの表情だけでも相手から隠したくて目隠しに覆った薄布まで取り払われ、目前に迫った相手の瞳に視線を逸らすこともできず。見つめられた瞳も、頬に添えられたその手も振り払おうと思えば振り払えるのに今相手を拒否してしまったら自分の恐れている事態が訪れてしまうような気がしてそれすらもできず。震える声で言葉を発しようとしていた中不安定な心の内を表すように揺れていた瞳が僅かに色を変え、深い紫色に滲み出る様にして冴えるような黄緑色が一瞬覗き。しかしそれも瞬くような短い時間のことで、すぐに見慣れた紫にその色を落ち着けると短く息を吐いた後静かに続く言葉を呟くと内に残る不安を塗りつぶすように困ったような笑みを張り付けて。)
>不知火
――いい、眠っていろ。君のことは私が運んでやる。
(先程想いを裏切られたばかりで偏屈だと言われるほど疑い深い自分が相手の言葉を信じることが出来ているのはその言葉が自分の欲していたものだからと言うだけではなく、相手の愚直なまでに真っ直ぐな相手の姿を知っているからだろう。じんわりと胸の中の暗い気持ちを温めていく相手の言葉に表皮を撫でる相手の手に頭ごと擦り寄せ長い胴体で相手を守るようにその周りを囲み。恐らく水にさらされ体力を奪われたのだろう、静かに意識を飛ばした相手に囁きかけるような優しい声色で言葉を掛けると水中から相手を引き摺りだしたように再びその身体をそっと食むと大きなその体を揺らしながら森へと分け入っていき。その行先は現在百鬼夜行が根城とする拠点、相手の身体にこれ以上負担を掛けぬためなるべく揺らさないようにそっとその体を運んで。)
(/何となく場面が切れたようなので本体からお声掛けさせて頂きます!この後は一度レスを切るでも、百鬼夜行の根城に着いたあとまで場面を飛ばすでも此方はどちらでも構いません。どうぞ不知火様のお好きな方を選んでいただければと思います!)
162:
翠月 [×]
2015-09-12 00:12:27
>不知火
…卑屈が過ぎるぞ、不知火。
(どうやら吹き込んだ悪知恵は都合良く働いたらしい。真面目な相手の態度を崩すほんの僅かな背徳感こそあれ、それもまた己からしてみれば一種の享楽になってしまう。再び腰を下ろす相手が己の肩に頭を乗せる様はまるで手懐けた猫の様、低く笑みを漏らしながら相手の思うままにさせてやり。しかしそんな相手が呟いたのは己が向けられるにはあまりにも似合わぬ言葉。優しい、なんて恐らく言われた事が無く、半ば驚きの気持ちから相手へと視線を落とし。だが肩に頭を乗せられている体勢の所為で当然ながらその表情は窺い知れず、ならば逆も然りと言う事。密かに溢れる笑みは普段よりも幾分かは嫌味っ気の無い穏やかな物で、こんな時間も中々良いと幽かな息を吐き。そうして思慮に耽っていた為に相手からの現実に引き戻されるような問い掛けには答える間も無く、相手が更に言葉を重ねる方が先で。侍らせる女達と相手と、その価値は全く違うところにある。どう考えたって常に取っ替え引っ替えしている女の一人を甘やかすのとこうして何年も傍に置いている相手を甘やかすのと、その重みが違っているのは明白であるのにそれを悟ってはくれないらしい。口元に笑みを湛えたまま徐に片手を相手の頭へ伸ばすと、撫でると言うよりは梳かすように髪へ指先を差し込み指を通しながら言葉こそ咎めるような物でありながら穏やかな口調で告げ)
>鈴懸
この上、誤魔化せるとでも思っているのか。俺に散々語らせたんだ、よもやお前だけ逃げられるとは思うまいな。
(言いたくないなら言わなければ良い。差し伸べた手を無下にされたなら放って置くまで。そうするのが楽な方法だと分かっているのに、今この瞬間相手を捨て置く事はどうしても出来ず。ほんの僅かな時ではあったが、相手の瞳に窺えた迷いは酷く鮮やかな色をしていた。それを掬い取り、壊さぬように丁寧に解こうと試みながら踏み込む距離感を計る。だが予め逃げ道は塞いでおき、そうする事が今の相手には良いのではないだろうかと探りながらではあるが強引な手段を取って。こんなに怖々と何かに触れるのは初めてで一向に要領を得る事は出来ないが、壊してしまわぬよう配慮を重ねながら言葉を選び。何処までを口にするか、それはあくまでも本人に選ばせる。しかし少しでも何か吐き出させねば、放っておけば蟠る物に息が支えてしまうのではないかとそんな漠然とした懸念ばかりが募り、慎重に言葉を重ね)
鈴懸よ、痛むなら触れずとも良い。だがいずれは向き合わねばならぬ事。お前が一番よく分かっているだろう。
163:
高嶺 呉 [×]
2015-09-12 00:49:34
(>159/翠月)
…廃れても信仰を捨てない者も居るんだな。
(この大きな江戸には大小さまざまな社がありそれを管理するのも陰陽師の役目。廃れている社も数多くあるが少しづつ再建しようと計画は進んでいるが肝心の祀る神が、人間の身勝手な行いにより社を捨てられたり妖怪に成り果ててしまったのもあり再建しても形だけになってしまうがないよりは良いかもしれないと今動いている所で。晴れ間が見える今日も江戸でもかなり大きな社を掃除しようと片手に桶と布を持ち出向いてくればちょうど参拝から帰る老婆と出会い会釈をし、軽く見送れば階段を上り境内へと思いきや鳥居に腰掛けるのは妖怪。百鬼夜行の者だとすぐに分かるがあまり殺気も感じられずとりあえず気づかぬふりでもしておこうかとそのまま鳥居をくぐり境内に入るとそのまま本殿へ向かい)
(/いえいえとても返しやすい文章ですしとても勉強になりますよ!(喜)またよろしくお願いしますね!)
164:
目無(主) [×]
2015-09-12 00:53:07
>現在状況!
>keep1日
>キャラリセ無言1週間
『陰陽師』
□黄燐家当主(おうりん/1名)
(20代/南に邸を持つ)
□高嶺家当主※主
(>4/高峰呉)
□樹雨家当主
(>33/樹雨錦)
□玄雲家当主(げんうん/1名)
(30代/北に邸を持つ)
『妖怪』
【鬼】
□金鬼/黄燐家契約
(>39/焔)
□風鬼/高峰家契約
(>10/風音)
□水鬼(すいき/1名)
(樹雨家契約/能力:水を操る)
□隠形鬼/(おんぎょうき/1名)
(玄雲家契約/能力:闇を操る)
【百鬼夜行】
□九尾の狐
(>48/翠月)
□鵺(1名)
□鴉天狗
(>19/不知火)
□大蛇
(>22/鈴懸)
※『水鬼』は怪我を癒したりするときのみ言霊を操れます。メインは水を操るのみです。
※『隠形鬼』は闇を操るとなっていますが、主としては影です。自分の影、他人の影、操れますが影に傷を負わせると自分にも他人にもその傷が返ってきますのであしからず。
>随時募集中
165:
鈴懸 [×]
2015-09-12 01:02:37
>翠月
――向き合えば、君は私を愛してくれるのかい?…無理だろう?自分が抱えている欲の重さ位自覚しているんだ。だから…もし、向き合って。この醜い願いを誰かに伝えたとして。その上で、拒絶されたら…私は、この世における自分の価値を見いだせなくなってしまう。
(自分が誤魔化しこの場を逃げ延びてしまえば相手はそこまで追求したりしないと思っていた、それにも関わらず彼の嫌いな面倒事以外の何物でもない自身の核心まで踏み込んでこようとするようなその言葉に思わず息を飲んで。彼のような性分の者に踏み込まれたことが枷を外してしまったのか、ふと口角を上げると酷く寂しそうな瞳で笑みを浮かべ頬に添えられた相手の手に自分の片手を重ねてから一言漏らすとその言葉から堰を切ったようにぼろりと大粒の涙を溢して。誰かの愛と誰かの恋を神に届ける儀式の道具としてその生を利用されたあの時からずっと感じていた想い、自分を何かの代わりにするのではなく自分自身に愛を向けてくれる誰かの存在に焦がれ妖怪に身を転じさせてからもずっとその想いを胸の奥底に秘めていた。けれど重すぎる想いは一度大きな傷を残す出来事を引き起こし、その時から想いを胸の中にしまって頑なに外に出さないようにしてきた。もしその想いと向き合ってその上で自身の想いを否定されたら、それは自分という存在を認めてもらえないのと同じことで、その恐れを涙で頬を濡らしながら静かに語ると瞳を伏せて。)
166:
不知火 [×]
2015-09-12 01:13:36
>鈴懸
(/お声かけありがとうございます! 一先ず此処で一旦切って、改めて自分が絡み文出させて頂きますね! 繊細な鈴懸君の気持ちに爺が不器用というか無神経なばっかりに、怒らせてばかりで本当に申し訳ないです……。それでも本体様の素敵なロルと鈴懸君との絡み、とても楽しかったです!改めて絡む時も何卒お願いしますね! ありがとうございます!)
>翠月
----すまない。つい、感傷的になってしまった。
(誰かの傍にありたい。誰かに傍にいてほしい。人間なら誰でも抱く感情は、当然自分の中にも存在する。しかし人生を歩んでいた頃は生憎とそういった経験はなく、かといって妖怪へと転じた後もそういった経験はほとんどなかった。自分の髪を通る相手の指がどこか擽ったくて、軽く目を細めながら咎めるというよりは宥める言い方に近い窘めにすんなりと謝り。「----優しいから、不安になるんだよ。いくら百鬼夜行の為に集った中といえど、今はこうして触れ合うことの出来る仲。そんなお主が、いつか離れていくのではないかとな。こう見えて、お主よりも若い爺は寂しがりなんだ」甘えるのは苦手。けれど寂しいのは嫌い。女々しいと言われてしまえばそれまでだが、紛うことなくこれも自分の性質。分かっていても直せない辺り、もう致し方ない部分なのだろう。「----どれ、翠月よ。今度は己がお主を甘やかしてやろう。やはり我には、甘えるというのは性に合わん。抱きつくなりなんなりするが良いぞ」しかしいつまでも感傷的になるわけにはいかない。パッと表情を変え相手と向き直ると、ニコリと笑い一転したように両手を広げて述べ。さぁ、と言わんばかりに開いた手は相手を待ち構えているようで、もし相手が飛び込んできたならとことん甘えさせてやろうと考えていて)
>all
----失せろ、餌にされたくなければ己が村に帰れ。
(江戸の町に百鬼夜行として訪れれば空は曇り、空を輝かせるものは姿を消す。しかし自分一人程度が来たところで空の晴れ模様は変わるはずもなく、人里を少し離れた先。近くには山、その手前には地蔵と祠が置いてあり、自分はただその場に佇んでいただけなのだがたまたま物を運んでいた人が通りかかり。自らを見た瞬間、この間の百鬼夜行もあり怯えた顔を浮かべてその場に土下座し始めた彼らに思わず息を吐く。あの一件以来、素直に人を手にかける行為を簡単に出来なくなってしまった。普段だったら食ってやってもいいのだが、到底そんな気にはなれず殺気を振りまきながら上記を述べるとすぐに視線を外し。悲鳴を上げて去っていく人々の影を見ながらもう一度息を吐くと「----やれやれ。神だった身とは思えぬ恐れようだ」なんて呟いて)
(/改めて絡み文を出させて頂きました! お手すきの方は、よろしければ此方に絡んで頂ければ幸いです!)
167:
翠月 [×]
2015-09-12 10:22:25
>高嶺 呉
(一体老婆が何を祈ったのか、神の勤めを放棄した己にもうその声は聞こえず。遠く虚空を見詰め何処か過去を顧みるような懐かしむような、何とも形容し難い風情で目元を緩め。しかしその老婆と入れ違いに境内に足を踏み入れたのは先日の百鬼夜行の際対峙した陰陽師、恐らく己の存在に気付いては居るのだろうその後ろ姿を暫し眺めており。相手を見ると先日の会話と同時に相手の父親の事を思い出す。もう既に過去の事であると言うのに一度掘り返された記憶は思っていたよりも自らの心の内へ根を張り、じわじわと侵食されるような感触に嫌悪を覚え。興味本意で接触を持ってしまった報いなのだろう。致し方無い事だ。ふ、と息を吐き出す様に笑みを漏らして鳥居の上から姿を消すと、周囲に微風程度の微かな旋風を起こしながら相手の背後、程々に距離を置いた場所へ降り立ち。この社も未だ何者かの手によって生かされているらしい。もう昔の名残程度の妖気も残っていないこの場所に身を置いていた時代があったのだと思うと何と無く不思議な心地がして。いつだったか、この場所を手離したのは。そんな風に遠い過去へ記憶を巡らせながら本殿を見渡し。相手の体は妖力にかなり左右されるのだったと以前知り、それに応じて未だ気配は消したまま唐突に言葉を掛け)
既に廃れていると言うのに、捨て置かぬのだな。人間の考える事はつくづく理解に苦しむ。
>鈴懸
(恐らく、相手が愛して欲しいのは己では無いのだろう。例え今この瞬間に相手が欲しているのは己からの愛だとしても、その場凌ぎに愛してやると答えた所でそれが尚一層相手を苦しめる結果になるのは目に見えている。重ねられた手は酷く弱々しく、伝う涙は悲痛な物で。相手がどれ程の闇を抱えているのかは分からないし、果たして己が救ってやる事が出来るのかも定かでない。ただ今現在手を伸ばされている事は感じ取る事が出来、少しでもその指先に触れてやれねばならない事を感じていて。本音を漏らせば自分とて自らの価値等分からない。価値はあくまで周囲に与えられる物であって、無理矢理自分で見出だそうとしても遠ざかってしまう。少なくとも相手にはその様な物だろう。それと同時に、己は相手に価値を見出だしているからこそ傍に置いているのだと分からせてやる必要は感じているが、それを言葉にする術が見付からず。己の周囲に居る者は、此方から働き掛けずとも言葉を受け入れ真意を探ろうとする。だが今の相手はそうではない。中途半端な言葉を掛けた所で深く理解する余裕等無いであろう上に、曖昧にすれば受け入れられる事さえ叶わないのではないだろうか。繊細な物を扱う事の不慣れさを恨みながら結局口にしたのは思い浮かべた言葉そのままで、少々乱暴に受け止めさせんとしているかの様な響きを持って吐き出され。あまり良い方法では無かったか。今更省みても遅く、ただ相手の瞳を見据え)
お前の価値はお前が決めるのではない。俺が決める事だ。お前を拾う事も傍に置く事も決めたのは俺だ。お前が価値を見出だせぬなら俺が見出だして分からせてやる。
>不知火
…お前、俺がそれに応じるとでも思っているのか?
(何が相手に感傷を抱かせるのかは分からないが、伝えられた言葉は些か己を戸惑わせ。つまり離れて欲しくないと告げられたのだろうか。何故、と無粋な問いを投げるつもりはほんの少しも無いが、その代わり答えてやる言葉を早々に見付ける事も出来ず。離れずに居てやる確証が無いのは確かだ。この先百鬼夜行がどうなるのか、全てを決めるのは己であるのに全てが未知のまま此処まで来てしまっているのが現状であり。しかし相手の望む言葉が分かっているのだからそれを囁いてやれば良いと思っているのに、何かがそれを思い止まらせ言葉は見付からないまま口を閉じ。言われ慣れた言葉であるのに、媒体が相手であるだけで形を変えてしまったような錯覚に陥るのは不思議な感覚で。その感覚に身を委ねていた中、不意に離れた相手は先程までとは打って変わって調子良く甘えてみろ等と言ってのける。呆れとからかいが入り交じった面持ちで眉を寄せ問い掛け、無論甘えてやる気等皆無である上何やら相手の様子は空元気にさえ見えてしまう。考え過ぎか、なんて己へ向けての呆れに笑みを漏らしては先程のように近くに居るようにと、遠回しながら卑怯にも権力を行使して要求し)
先の様に大人しくしていろ。分かったな、不知火?
168:
樹雨 錦 [×]
2015-09-12 13:55:15
(/ちょっとしたトラブルによってお返事を返す事が難しい状況になってしまいました。復帰の目処は未定ですが早くて三日、四日。遅くて一週間後になってしまいそうです。あまりにも待たせてしまうのも皆様にご迷惑になってしまうかなっと思いますので最悪の場合キャラリセをお願い致します/回収レスを回せずにごめんなさい。それでは楽しいお時間を有難う御座いました^^*またお会いできる事を願っております!)
169:
鈴懸 [×]
2015-09-12 17:58:48
>不知火
――今の君に神の面影を感じる人間がいたのなら、それはそれで私の興味を持つに値するだろうねぇ。
(人里から離れ暮らす特異な人間がいると聞きその住処へと足を運んだ帰り道、人気のない山道を抜け開けた視界に飛び込んできたのは江戸の町へと続く道にぽつんと佇む小さな祠、そして人間と対峙する相手の姿であり。遠目ではその様子を細部まで察することは出来なかったが大方相手に怯え人間が逃げ帰っていったといったところだろう、車椅子を転がしながらひとり逃げ帰る人間たちの方を見つめながら呟く相手の傍へと近寄っていくとその背中に声を掛け。先日の湖での一件から何となく相手との距離の取り方が上手く計れずにいた自分にしてみればいいタイミングで、まだ少しだけ違和感のような気まずさを感じながら祠の前で止まるとそこに納められた地蔵に視線を落とし。)
(/一旦切って頂いたばかりなのですが絡み文に絡ませて頂きました;;いえいえ、鈴懸が繊細というか面倒くさい性格なせいが大半なのでお気になさらないで下さい!何卒今後もよろしくお願いいたします。)
>翠月
――なら、分かるまで…私がそれを理解できるまで、私の価値を教えてくれるのかい。こんなこと、君の嫌いな面倒事以外の何物でもないだろう。君が私の価値を見出してくれるというのなら私は待つ、けれど…本当に見出すまで私を傍に置いておいてくれるのかい?途中で面倒になって、捨て置くんじゃないのかい?
(相手の言葉は自分にその内容を呑ませようとするような、強引だけれど自分にとっては心地よいと感じるほどの強制力を持った言葉であり、それそのものは不安定な心に確かに響いた。しかし相手の性質は自分が欲する他者を強制するほどの真っ直ぐな意志だけではなく面倒事を嫌うような気ままな部分も存在すると理解していて。今でさえこれだけ面倒事を相手に押し付けてしまっているのに、本当に相手の言う通り自分の価値を見出し分からせてもらえるその時まで傍に置いておいてもらえるか、それすら自分にとっては大きく心を揺らす不安になってしまっていて。頬に触れていた相手の手をするりと取り、その手を自分の両手で包むようにして握りながらまるで祈るように、懇願するようにその手を自分の額辺りに掲げて。その手に額を寄せながら涙に震えるか細い声で何度も確認するように訊ねると瞳を閉じ、嗚咽さえ漏らしてしまいそうな唇を強く噛み締めて。)
>all
――うん、今日も変わらず綺麗な瞳だ。
(真夜中の神社にて何処かの町娘が持っていたものを奪ったのか、はたまた自らの手で入手したのか、定かではないものの片面に蛇と波、椿の花が描かれた金属鏡を手に佇んでおり。神社の敷地内にある池は周りに木々が少ない分月明かりが明るく照らしており、そんな水辺で自分の瞳を鏡に映してみているようで自己愛とも取れるような言葉を呟きながらふと息を吐くと穏やかに表情を緩めて。過去のとある出来事から色を変え、紫水晶を思わせるような深い紫色に輝くようになった瞳。その色は自分のものというには少々違和感を覚える色で、それでも愛しいその色を愛でる様に目の下をそっと撫でると鏡を下ろし月を見上げて。)
(/大分レス返しも落ち着くことが出来てきたのでこの辺りで一度絡み文を投稿させて頂きます!まだ絡ませて頂けていない方、レス回収により暫しの間絡むことが出来なかった方など、もしお相手させて頂ける方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いいたします!)
170:
高嶺 呉 [×]
2015-09-13 13:32:10
(>168/翠月)
簡単に理解できては人間も終わってしまうだろう…俺にとってはお前ら妖怪も理解し難いと思うがな。
(大きいこの社は高嶺家の初代から世話をしているもので廃れてしまった今でもこうして手入れを施すのが日課になっていて再建も考えてはいるがもしかしたら無理かもしれない。でも手入れをするだけでもだいぶ違うがなにぶん大きいためなかなか進んでいないのも現状しかし少しづつでもやっていけば塵も積もれば山となると言うだろうとそれを信じてやっているもので。今日もまずは拭き掃除から始めようかと桶と手拭いを社の本殿、そこにある縁側に置けばふと聞こえてきた声にやはりと。こんなに廃れても物好きかと思われてもそんな矛盾のなかで生きるのがきっと人間だろうがしかし自分にとっては妖怪も少し理解できない部分もあり、人を襲うとかそういう意味の方ではないがやはりよく分からなくて。僅かに振り返り上記呟き境内にある井戸から水を汲み上げては桶に流し、それを抱えては本殿の奥へ草履を脱ぎ縁側に座ると手拭いを濡らしては吹き始め「今日は何をぼんやりしていたんだ?獲物でも選定していたのか?」襲わずそうやってのんびりしているように見えてしまうのも理解できないところで、冗談交じりに問いかけると薄ら口元に笑みを浮かべて)
(>169/鈴懸)
…目を見て自画自賛か。おめでたい奴だな。
(夜の見回り、揺らめく頼りない提灯片手に江戸の町、森、社を交代で見回るのが役目で自分の番に回ってくればぐるっと周りとりあえず今のところ異常はないがとある社の敷地内を見回りしていればなにやらぶつぶつ声と妖気を肌に感じ取り、雑魚かと袖の奥から短刀を取り出してそっと気配を消し僅かな木々の音にも神経を尖らせ近付いて行けば視界が開けてきて池が見えてきてそこにある人型を保った妖怪、そこそこ強いやつだろうと短刀を握る手に自然と力がこもると少し動悸も早くなり。先日妖怪に渡された毒、あれを飲んでから確かに力が以前とくらべて強くなったがそれと引換に異常に疲れて息苦しさも感じるようになりやはりあんなものは飲まなければ良かったと後悔しつつも今その力を使う時かもしれないと、霊力を短刀に込めようとしたが間近で聞こえたその声は聞き覚えがあり何だ、と呆れたように上記背後から声を掛けて)
(/さてさて遅くなりました!少し背後の事情により顔を出せず申し訳ありませんでした!またよろしくお願いしますね!
>168(樹雨錦背後様)
キャラリセの件は把握致しました!とりあえずこちらの規則としては一週間ですので一週間はお待ちしておりますね。また出会えるのを願って。)
171:
鈴懸 [×]
2015-09-13 17:44:29
>高嶺の小童
美しいものを美しいと認めることの何が悪い?それに、そもそもこの瞳は私のものではないからねぇ…自画自賛、という言葉自体不釣合いかな。
(背後から掛けられた声は聞き覚えのある響きを持っていて、その声のした方へと顔を向けながら口角を緩くつり上げると何とも不遜な言葉を口にし。とはいえ元はと言えば自分の瞳でもないもの、自画自賛という言葉にこの瞳が当たるのかやや疑問の残るところもあり。車椅子ごと相手の方へと体の向きを反転させると再び自分の瞳を手にしていた鏡で映し、そこに映る紫の瞳をどこか慈しむ様な柔らかな表情で見つめると鏡を外してから目じりの辺りを指で指して。先日毒を渡した相手は今はもう随分と体力も回復した様子で、だからこそ早々にこんな難解な話を吹っ掛けた様子で。元より人間を殺 すことよりも弄んでその反応を楽しむ方を好む様な質であり、先日自身にとっての"面白味"を見出した相手の返答を期待しているのかどこか楽しんでいるような様子で手にしていた鏡を月明かりでちかちかと反射させて。)
(/早速の絡みありがとうございます!そこで少しだけ訂正をさせて頂きたい部分があるのですが…前回までのレス(>118)でお渡しさせて頂いた毒について、此方は一時的に痛みや怠さを麻痺させ代償として効果が切れた後麻痺していた時の分の反動がくる、という麻痺毒として提供させて頂いたつもりでして…誤解をさせてしまったようで申し訳ありません;;その部分だけ訂正をお願いしたいのですが、可能でしょうか?)
172:
翠月 [×]
2015-09-13 19:19:17
(/本体から失礼致します!多忙が重なりまして、少しお返事が遅れてしまいそうです…。どの程度で復帰できるか明確な目処は立っていないのですが、一週間以内にはお返しできますので暫しお待ちくださいませ…!)
173:
高嶺 呉 [×]
2015-09-14 13:12:08
(>171/鈴懸)
…お前の体にあるのならお前のだろう?以前は違くとも今はお前のじゃないか。
(自分のではないから自画自賛という言葉は似合わないと言われてしまえば僅かに眉を潜めて何が違うのかと不思議に思い、どこか不思議そうな顔をしながら上記述べて。確かに別の体にあったものを入れたのならそれなりの違和感があるのかもしれないが今は自分の体に入っているのだから変なところで謙虚にならなくても良いんじゃないかなんて思い。はぁ、と小さく吐息を吐き出せば鏡が月明かりに反射しチラチラと目の隅に感じ、そういえばと先日の毒のことを思い出し「…お前からもらった毒、効果は確かにある。まぁ、礼だけはいっておく」ありがとう、と小さく付け足せばこんなに月明かりが綺麗ならと提灯の蝋燭をふぅっと息を吹きかけて消すと提灯を傍らに置き、近くの木に腰掛けながら座り込んで)
(/たいっへんっっ申し訳ありませんでした!!!こちらの理解不足ゆえに混乱させてしまって申し訳ありません!丁寧なご説明ありがとうございました!以後気をつけます(;ω;)申し訳ありませんでした!!
>172(翠月背後様)
わざわざありがとうございます!慌てなくて大丈夫ですよ、お待ちしておりますね´`*)
174:
鈴懸 [×]
2015-09-17 18:49:14
>高嶺の小童
…君もまだまだ尻の青いお稚児さんだねぇ…例えどれだけ時が経とうとも馴染まないこの眼を、私自身自分の一部などと思えないからそう言っているまでだよ。妖怪ばかり追っていないで、たまには他人の心根を酌む術でも磨いたらどうかね?君にはそういう人間らしい"穢れ"が足りないのだよ・
(素直な相手の言葉に思わず小さく笑みを浮かべ口元を袖でそっと隠すと相手を馬鹿にしたような言葉で返答し、素直だからこそ読み取れていない様子の自身の内情についてあくまでその核心を覗かせない程度に留めながら語ると手にしていた鏡を懐にしまい込んで。それから車椅子の車輪に手を掛けゆるりとそれを転がして相手の傍まで寄っていくと木の元に座り込んだ相手の耳元にそっと顔を寄せて。相手の愚直なまでの純粋さはある意味強みでも弱みでもあるまさに諸刃の剣、陰陽師という職務からも窺える相手の心にかかる負担を先日のやり取りから気にかけていたようでそのまま囁くように耳元に言葉を掛けてやると傍らに置かれた提灯を膝に乗せる様にして拾いながら上体を起こして。)
――私はね、君の素直さは少々陰陽師という責務に合っていないと感じているのさ。清廉な心根は確かに美しいけれど、自らの思いに潰されないうちに少しは穢れておいた方がいいと私は思うがね。
(/いえいえ、大丈夫ですよ!私の書き方がまだまだ未熟だっただけですから;;こちらこそご迷惑をおかけしてしまいすみません、訂正ありがとうございました。)
175:
高嶺 呉 [×]
2015-09-17 21:38:29
(>174/鈴懸)
っ…妖怪に、人間らしいを説かれたくもないわっ…!
(なぜそんなに違うと受け入れなくてそれでも眺めては美しいと言う相手の言動はどうも理解できなくて眉を寄せるものがあり。まあ実際のところどう思っていてもそれは本人の自由でこちらがとやかく言う権利は無いものだろうと諦めては不意に車輪の転がる音に顔を上げてはいつの間にか近くまで来ていて、耳元に顔が寄ると掛けられた言葉にかっと顔を赤くしては上記吐き捨てるように返しては顔を逸らし。まるで全てわかりきっているようなその言い方に心を丸裸にされたようでとても恥ずかしくて、逆を言えば人間にも妖怪らしいを説かれたくはないだろうに。穢れなんて言葉がまさか言われるとは思ってもいなくて、僅かに俯いたまま唇を噛み締めていれば近くにあった顔が離れたのが分かり紡がれた次の言葉にギリッ、と奥歯を噛んではまだ赤いその顔のまま上げて「穢れなんぞ、人間を堕落させる…陰陽師が合っていないと思っていようが何だろうが、俺は穢れに触れる気もない」そこがまた青二才とも言うべきかしかしそれに触れてしまえば最後自分はどうになるのか想像がつかなくてそれが少し怖いのかもしれない。でもそれを悟られるのはもっと怖くて恥ずかしくて、どこか逃げるように立ち上がればいつの間にか相手の膝の上にある提灯に手を伸ばして)
(/こちらこそ、逆にご指摘の方ありがとうございました!)
176:
鈴懸 [×]
2015-09-18 01:19:12
>高嶺の小童
おや、その言い方じゃあまるで穢れなければ人間は堕落しないことになるねぇ。そういうところも、まだまだ若い故の未熟さが窺えて滑稽だ。それに、それだけ嫌悪感を露わにする妖怪に言い負かされて、顔真っ赤にして、そのまま逃げるというのも君が誇りとする陰陽師にあるまじき行為なんじゃあないかね。
(相手の真っ赤に染まった顔、これを見ればどれだけ鈍い者だろうとこちらから向けた言葉が相手にそれなりに響いたことくらい察せるだろう、そのくらい非常に分かりやすい反応を見せる相手は自分にとってはいい玩具以外の何物でもなくて。相手を逃がさないとでもいうように此方に伸びてきた手からするりと提灯を抱え逃がし、そのまま提灯を高く掲げるといつの間に忍ばせていたのか、傍の木の枝からするりと垂れてきた白い蛇に提灯を預け。そのまま蛇の身体に引き上げられ高く上っていく提灯を見上げながらどこか楽しんでいるような浮いた声色で言葉を続けると視線を相手に戻し。相手のような真っ直ぐな心根の人間ほど苦悩し身を滅ぼしてしまうのがこの世の常、救ってくれる神もなく自身の想いと現実に潰されていく様を見るのも一興だがどうしてか相手をそんな道に追いやる気にはなれず。そっと其方に手を伸ばし着物の襟を掴むとそのまま引き寄せ、自分の傍まで寄らせると目を合わせる様にして自分の瞳の色を相手に見せようとして。どこか寂しげな色を映す瞳を僅かに細め静かに語りだすと、暫くして掴んでいた相手の襟を離して。)
――この瞳はね、昔人間から奪ったものなのだよ。美しい紫水晶のような瞳、その心根も透明で純粋で、だからこそ自分の言葉の鋭さを理解せず私を傷つけた。綺麗だったけれど、同時に酷い子だった。…君は、彼に少し似ているよ。無垢な言葉で他人を傷つける癖に、きっとそのことを自覚することはない。穢れてはいないけれど、酷い子供。私からすれば、穢れた人間よりも酷い子供の方が、ずっと憎い存在だよ。
177:
高嶺 呉 [×]
2015-09-18 13:14:10
(>176/鈴懸)
お前に…妖怪に、人間のっ、陰陽師の何が…何が分かる…っ!
(全てわかってるとでも言いたそうなそんな言葉の羅列に眉間へ深く皺を寄せ手に取ろうとした提灯はあっけなく頭上へと持っていかれ、しかしこちらも黙ってはいられずどこか泣きそうな、全てを吐き出したいけれど吐き出せないようなそんな少しばかり困ったような顔で上記呟き。妖怪と人間の共存を望んでいるから互いに解りあっていかなくてはいけないのも、妖怪だと人間だと差別してはいけないのも分かっているのにそれとは裏腹に言葉は嘘をついて吐き捨てるそれらは非情なもの。提灯を返してくれないのならもういいとさっさと帰ろうとするも不意に袖を掴まれては引き寄せられ、油断していた所為か僅かにバランスを崩すも何とか耐えてみせ吸い込まれるようにその瞳を見詰めては静かに語られたそれに目元を細目て「…憎いものだと、そう言い切れるならば放って置いてくれ-俺の言葉で他人を傷付けている事など分かっている。現にそうだ。共存を望むと言えば互いに傷付け、理想とするものから離れていく……間違っていたのかもしれない、所詮は夢物語だったな…」静かに離れていく袖を確認すれば俯き自嘲的な笑みを浮かべると、相手から離れては相手の横を通り過ぎ、月明かりに照らされた湖へ近付けば嗚呼どこか懐かしいと思えば昔幼い頃に父と来た記憶があったなと陰陽師としての父が大好きで、優しくて時折見せる涙も大好きでいつかそんな父に追いつきたいと我儘を言って一緒に見回りを来たんだったと脳裏に浮かぶ記憶の映像を懐かしみ乍今までにしたことないような穏やかで優しい父の面影に似た笑みを口元に浮かべ、そっとその場に座り込んで)
178:
樹雨 錦 [×]
2015-09-23 00:34:44
(/ただいま戻りました!長らくお待たせしてしまい申し訳御座いません;/涙/大分下に下がってしまったようですがもう参加者様はいらっしゃらないのでしょうか…?誰かいらっしゃるようでしたら絡み文を投稿させて頂きます!お待ちしております/汗)
179:
不知火 [×]
2015-09-23 00:49:39
(/皆様お久しぶりです! ただいまネットが不安定な状態になってまして、今漸く繋がったところで……。これからまだ不安定な状態が続くらしく、返信は頃合を見て返すことになりそうです……。既に1週間経過してしまっているのですが、よろしければキャラを残させてほしいです……。目に余るようでしたらキャラリセでも構いません!)
180:
目無 [×]
2015-09-23 02:24:34
>>178(錦背後様)
(/お帰りなさいませ!!ご帰還お待ちしておりました!主はこちらですよ〜(°▽°)今度参加者様の整理を行い、空いている伽羅は再募集致します!
さっそく絡み文投下してくだされば伺いますので。また何卒よろしくお願いいたします^^*)
>>179(不知火背後様)
(/お久しぶりでございます!お帰りなさいませ、ご帰還お待ちしておりました!
回線が不安定という事で返答の方は返せる時で構いませんのでご安心ください^^*
不知火の伽羅はとても素敵ですのでそのまま残してありますとも!素敵な息子様が再び動くのを楽しみにしております!)
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