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野良犬達の冬(SF/ディストピア/シリアス/若干ファンタジー要素あり)/28


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自分のトピックを作る
9: スチールドッグ [×]
2024-11-09 18:16:10

>8

(/お声掛けありがとうございます!もちろん、騎士団の魔術師として参加可能です。)

10: 匿名さん [×]
2024-11-09 18:45:29

>主様

(/ありがとうございます!プロフが完成次第提出させていただきますね)

11: スチールドッグ [×]
2024-11-09 19:13:33

>10

(/はい!PFをお待ちしております!)

12: 着ぐるみパンダさん [×]
2024-11-10 04:48:32

(/スペースオペラ味のある素敵なトピですね。
好きなジャンルで参加させていただきたく思い、キャラを考えているのですが
質問させていただきたいことがあります。
ティーガーデン星Bに地球人が侵攻してから、また【王国】は滅んでからどのくらい経過しているのでしょうか?)

13: スチールドッグ [×]
2024-11-10 16:39:51

>12

(/ご質問ありがとうございます!時系列は地球人による侵略が始まってからまだ数年しか経っていません。王国はティーガーデン星Bの中で最も繁栄した広大な国でしたが、激しい抵抗も虚しく半年しか持ちませんでした。他の国も侵略に抗いましたが、数日~数週間で陥落してしまいました。)

(/ちなみにUPCはM&A社による侵略戦争の途中で参戦したゴロヴァ・デモナと違い、今の時間軸から一年前に介入という感じでかなり遅いです。)

(/UPCがM&A社とゴロヴァ・デモナの二匹の怪物に対抗するためには世界大戦ができる武装と人員を導入する必要がありますが、複数の代表者の反対によって実現できないのが現状です。限られたリソースでの戦いを強いられるUPCは2つの巨大勢力から脅威と見られず、まるで怪獣大戦争に巻き込まれた自衛隊のように立ち回るしかない苦しい立場となっています。)

14: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2024-11-10 18:48:58


「“逐鹿者 不見山”この星を取り巻く情勢はまさにそんな欲に塗れた物アルネ。」

[名前]:金猪(キントン※正確にはチィン・ツェ)なお本名は王源(ワン・ユェン)

[年齢]:38歳

[性別]:男性

[所属]:スチールドッグ

[出身と種族]:地球人・人間

[容姿]:THEアジア系な細目にどじょう髭(口髭の左右のみを残して長く垂れさげたひげ)が特徴的な割かし人の良さそうなふくよかな顔をしている(ある意味では表情が読み辛い顔とも言える)、体型は服の上から分かる程度に小太り(ただの脂肪と言うよりは力士めいた筋肉と脂肪の程よい中間)、肩口や腹部・胸元に刺し傷・銃創の類の古傷も少なからずあるらしい。髪型は所謂辮髪。

服装はオリーブドラブのゆったりしたサイズの着古したトレンチコートに乾いた血の様なくすんだ色の赤星がチャームポイントの人民帽(ヘッドセット機能や外付けアイウェアの増設などかなり手を加えられている)、その他人民服の上下にショルダーホルスターと(ほぼ気休めながら)プレートキャリアを着用。首元にはチェック柄のシュマグを捲いている。

弾帯兼用の軍用ショルダーバック(MOLLEシステム対応)に各種予備弾倉やナイフ、工具類にファーストエイド系・携帯糧食の類を収納)にスカベジング用の背負子(リグ)を背負っている(背面が防弾・防爆性を有するほど頑丈ながらその分かなり重量がある)、手はタクティカルグローブ、靴は軍用編上靴。
足首に小型ナイフを仕込んでたりとやや暗器めいたモノの仕込み方を好む。

[装備]

CQ5.56mmTypeD+アサルトカービン

地球・ユーラシア某大国の大手軍需企業(North Industries Group Corporation)製のAR系アサルトライフルデッドコピーモデル。各企業から出ている同じ様なAR系クローンと同じくアメリカ製M4/M16系を主体としている。民生向けのシビリアンモデルから軍用モデルまでそこそこの数が各地で出回っており、高級・高精度・高性能志向のAR系ライフルとしてはかなり安価(無論、精度や耐久性に関しては良くも悪くも値段なりとも言える)

金猪が使用しているモデルは既に(原型)が無いほど他社モデルの外装パーツ(銃身からアッパーレシーバー、グリップにストックに至るまで※例を挙げるとマウントレールはピカティニーレイルだが側面・下部はM-LOK対応、伸縮ストックはマグプル系列、アッパーレシーバーはH&K416系のモノになっている、弾倉も旧NATO規格のSTANAGマガジンから素性の知れないサードパーティ製のPMAGまで色々)を大概はスカベジングでの蒐集・鹵獲品(装備の充実振りに定評があるM&Aの傭兵が割かし高級なAR系列のアサルトライフルの使用者が多い為、彼らが戦闘や“不慮の事故”で斃れたり、不用意に隙を見せて金猪自身が始末した死体から剥ぎ取り、その場で銃をバラし部品単位で回収した物を使っている※ライフル丸ごと持ち帰らないのはそもそもIDロックが掛かっていて使えない場合が多いのと、そのライフルから“探知”されるのを避ける意味合いもある、また単純に“洗浄”コストと手間をケチってる部分もあるらしい。)

同業者や闇市の武器商・ガンスミスは(テセウス・ライフル)だの(フランケンAR)だの呼称している。高精度と拡張性が高いのが売りだが、AK系列やもともとしっかりした作りの同種のライフルに比べると耐久性はやや劣る。

数ヶ月単位でゴテゴテにカスタムされたこの銃を扱うが時折素の(CQ5.56mmTypeD+)に戻っている事もある(理由は本人曰く壊れた・取られた・落とした・あげた・売った等々etc)、その場合はまた一からパーツの組み込みをキノコ栽培宜しく始める…というサイクルが始まる。

そのサイクルで現状惑星内では闇市やスカベンジャーの一部が売り払われた(金猪AR)を所持していたり使っていたりする程度には流れているらしい(30挺未満)

アセット構成は古き良きACOGサイト+デュアルマイクロRAM、フラッシュライト複合LAM、アングルフォアグリップ(+αでフォアグリップの代わりにM203A4 40mmUBGLや12ゲージのマスターキーを装着したりする)、標準で減音器(サプレッサー)は装着可能。マガジンも20連から標準の30連、火力が必要な場合は100連C-MAGを使用する。

チャームポイントとしてストック部分に(到福)の赤ステッカーが遊び心で貼られている。


PM-9カスタム

地球・極東某国の軍事企業が特殊な案件にて設計し、同国国防軍(旧自衛隊)向けに配備した9mm口径の機関拳銃、生産数が三桁程度で現存し尚且つこんな紛争惑星でまで出回ってるのは非常に珍しく。金猪曰く(何処かの物好きな好事家の類が複製したコピー品)との事、バラ播きサイドアームとして使用しており、増設したレイルでレーザーサイトを装着している他、ハイダーを交換して減音器(サプレッサー)対応にしている。

弾倉も通常の25連及び60連のドラムマガジンを用意(3Dプリンタ加工や幾つかは自作)

また使用弾的な破壊力・殺傷力の不足は基本メインで使用する訳では無い事を踏まえて(生身に近い装備の兵士相手ならばまだしも軽装の歩兵用強化外骨格の類もM&Aは特に標準化していたりする関係で通常弾だとゴーグルや脆弱な急所を撃ち抜くなり工夫が必要になる)、対サイボーグ・強化外骨格・軽装甲兵器として“取っておき”なホウ素装薬の特殊な強装AP弾入りの弾倉も数本お守り代わりに持ち歩いている。


Eツール

歩兵や工兵用の塹壕堀りなどで用いる折り畳み式の小型スコップ/多用途工具
ワイヤーカッターなど地味に便利な機能が備わっている他、その頑強さと鋭さから古い時代より近接戦闘時の武装としての使用されてきた。鈍器と刃物の性質を有している分、対人や多少機械化された敵が相手でも割かし凶悪な殺傷能力を示す。

その他、破片手榴弾やEMP・スモークグレネードの類、IED(即席爆発物)や地雷・爆薬なども必要な場合は取り扱う他、武器自体も状況に応じて変える事もしばしばある模様。また電子的な装備やある程度エレクトロニクスな技術を要求される様な装備も扱える技量がある。

なおスマホやPDAは常備している。


[備考]

人付き合い自体は比較的良好で割かし話し易いスカベンジャーとしては物腰穏やかな人物だが、自他共に認める(どこかしら浮世離れした様な酔狂な部分が多い)という点が珠に瑕。口癖は(徳を積むアル)、またこういう界隈の人間らしく中々シニカルな部分が強く現実主義者として(精一杯やって駄目ならばバッサリ切り捨てる)という事も厭わない程度には冷徹な部分がある。

地球・ユーラシア極東圏出身のスカベンジャーで自称(放浪華僑)、詳細はあまり語らないが(政争云々のゴタゴタに巻き込まれ、色々とウンザリして地球を飛び出してあちこちを転々とした挙句、この地獄みたいな惑星まで流れ着いた)との事らしい、なおスカベンジャーをする前は惑星間チェーンの中華料理店で糊口を稼いだりしていた、なお従軍経験はあるとの事。

慢性的に食料や水が不足している中で小太り体型が維持されているのを冗談めかして(死体でも食ってるのか?)と尋ねた同業者(スカベンジャー)に対して(人肉も調理次第では結構イケるアルヨ)と笑顔で答えてドン引きさせたり奇妙なエピソードを幾つか持っている(実際本当に食べてるかは謎)

また(野良犬の巣)の調理番を担当する事もあり、同業者や難民に味気無い合成食料や余り食料に適さない様な食材でも無理なく食べられる味の食事として提供する腕前の持ち主。また変わった趣味・技術として(針治療)の施術がある。

なおかなりの重量物を軽々と背負って飛んだり駆け回ったりなんだりしている点から(義体化)しているのかと良く思われるがどうにもそういうオーグメンテーションやサイバネが受け付けない体質らしく一切(置き換え)はしていないという。代わりに(気功法)という古くから伝わる身体調整術で(効率よく)身体を動かしているというのが本人の弁(その余波かは不明だが割かし近接格闘能力も中々のモノを有している)

出自的な意味でPMC(ゴロヴァ・デモナ)が惑星各地の戦場に投入しているユーラシア系各種兵器(取り分けAFV※装甲戦闘車両などの陸戦兵器や個人装備)に関してそこそこ精通している。


15: スチールドッグ [×]
2024-11-10 19:34:13

>14 金猪様

(/素敵なPF誠にありがとうございます!温和そうな人柄ながも少々ブラックな要素を持っているのは非常に素晴らしいです!金猪様の料理スキルは野良犬の巣に住む人々やスカベンジャーから非常に重宝されると思います!それに針治療も万人から受けるスキルになるでしょう!)

(/ようこそ、地獄へ!参加許可致します!まだ、つぎハギの絡み文が出来ていないので少々お待ちくださいませ。)

16: つぎハギ [×]
2024-11-11 22:51:40

【旧魔法都市跡】

>all

アルゴル兵A「ゼェ……ゼェ……″こ……ここまで……来れば……″ゴホッ…ゴホッ…」(薄暮が差し込む廃墟の廊下でリボルバーを片手に血まみれの手で壁を這いながら、ゆっくりと廊下を進んでいくが、息が荒く足が鉛のように重くなっている感覚を感じていた。彼は最後の力を振り絞って歩みを進め、無数の弾痕と砲撃によって瓦礫になった部屋にたどり着く。痛みに耐えながら辺りを見渡してみると黒板、机、椅子、床に散らばった書物と実験器具からここはおそらく教室だっただろうことが分かる。自分を追っていたM&A社はいないことにホッとしたのかユーラシア大陸の言葉で独り言を呟いていたのも束の間、激しい咳と共に口から血が溢れだす。フローリングの床に小さな赤い水溜まりと口に残る鉄の味から戦闘のために義体化していたこの体も限界を迎えていることを悟り)


アルゴル兵A「ゼェ……ゼェ……″い……息が……苦しい……少し……休もう……″」
アルゴル兵A「″大丈夫……少し……だけなら……そう、少しだ…………___″」(まだ生きる事を諦めていない兵士は悲鳴をあげている己の体を休めるために教室の壁にもたれ掛けながらゆっくりと座り込む。息をするたび焼けるような肺の痛みに耐えながら息を整えて気持ちを落ち着かせようとしている。時間が過ぎる度に視界がぼやけ、景色の色も抜けて色の判別が付かなくなっていき、とうとう体の痛みすらも感じなくなってしまった。男は死期を感じながらも絶命しないように自分を鼓舞しながら体力が回復をするまで休もうとするが、強烈な眠気と倦怠感が襲う。誘惑に負けて少しだけ眠っても大丈夫と言い聞かせて目を瞑った瞬間、緊張の糸が溶けたのか体の力が抜けて、そのまま意識が遠のいて絶命し)


……よし、大丈夫そうだな。……たったのこれだけか……(兵士が息耐え、埃と暗闇が支配する教室に静寂が包まれてからしばらくすると天井の穴から一人の男が降りてきた。フードとガスマスク、軍服では隠しきれない程の歪な義体パーツと大きなバックパックが特徴的な人物はAKMアサルトライフルを構えながらゆっくりと兵士に近づくと首の脈を測って相手の生死を確認する。絶命した事を確認すると最初に義体の状態をチェックするが、胴体にはいままで生きているのが不思議だったくらい多数の銃弾の跡で損傷がひどく、義体化している左腕のパーツも使いものにならない程ガタがきているようで剥ぎ取る価値がないと判断して遺体をうつ伏せに寝かせて背負っていたバッグパックを漁る。だが、入っているものは安物のタバコが1~2本入ったパックと僅かなユーラシア大陸の現金しか入っておらず、彼は大きく落胆する。)

ウーム、頑張って待ったわりに収穫はほとんどなしか………まあ、こいつの銃の弾が手に入っただけましか(この男はこの兵士が衰弱しながら廊下を歩く様子を見てから遠くで様子を見ていた。彼が**ば、パーツと貴重品を剥ぎ取って楽に金儲けしようと考えていたからだ。卑怯で卑劣に感じるかもしれないが、これが野良犬と呼ばれるスカベンジャーの生き方、清廉潔白では明日の命を繋ぐことはできない。遺体の横に目をやるとリボルバーが落ちており、よく見るとこの銃はS&W M500リボルバー拳銃。熊すらも倒す威力を持つ程の強力な銃を持っていたのはおそらくM&A社のサイボーグ兵対策で携帯していたのだろう。本来は頑丈なリボルバーも長らく整備もせずに乱雑な扱いをされていた影響でいつ暴発してもおかしくないボロボロの状態で使い物にならないが、弾は専用の″.500 S&W マグナム弾″が2発程度入っていたのは幸いで常時使っているこの弾薬をありがたく拝借し)

(/大変お待たせいたしました!絡み文投下が遅くなってごめんなさい!)

(/この絡み文に無理して絡まなくても大丈夫です。その時は絡み文を投下していただけると助かります。)

(/いつでも募集は受け付けておりますのでお気軽にお声掛けください!質問だけでも全然大丈夫です!)

17: スチールドッグ [×]
2024-11-11 23:06:57


>16

(/あっ、ちなみに絡み文で出てきたアルゴル兵はゴロヴァ・デモナの傭兵の事です。長いので別名で呼んでいました。捕捉説明を忘れてしまいごめんなさい)

18: 着ぐるみパンダさん [×]
2024-11-12 01:28:21

>13
(/質問への回答ありがとうございます。PFができましたので提出します。
 獣人で作ってみましたが、種族や使用している銃器、勢力や人物などの解釈違いや不備などありましたらご指摘ください。)

「うん、ジズはナワバリに入った獲物をやっつける。」

[名前]泥猫のジズ(本名:ジゼル・サーバリアン)

[年齢]15歳

[性別]女性

[所属]黎明の騎士団

[出身と種族]土着民・獣人

[容姿]
 セミロングの髪は本来はプラチナブロンドだが、ほぼ常に泥で汚れて土色か灰色。瞳はターコイズブルーだが濁った雰囲気のせいでかえって不気味な印象を与える。
 顔は泥汚れを拭えば幼気な美少女であるが、薄汚れた首巻きで口元を隠していることや袖の余った軍服のせいで、騎士団の紋章がなければスラムの浮浪児と見まがうほど。
 獣人としてはかなり人間寄りの種族で、人間との差は特有の毛色や瞳の形と色、猫の耳と尻尾があるのみ。
 騎士団の陣地に居る時はくたびれた将校の服を羽織っているが、外では環境に合わせてギリースーツのような環境に馴染むものをずっと着ている。


[装備]
T-5000の系譜:気温変化への強さや防塵性能が高いシンプルなスナイパーライフル。
 部品の交換やメンテナンス等のバックアップが十分な組織ではあまり評価されなかったため、ゴロヴァ・デモナをはじめ地球では不評だった。
 流れ者の地球人が現地の通貨を得るために売った物品のひとつ。
 スナイパーライフルは他の銃種と比べて少ないながら、それでも数がばら撒かれているため修理も容易な方ではある。


トンプソン/センター・コンテンダーの系譜:装弾数は1発のみの大ぶりなシングルアクション拳銃。
 地球人の間では専ら狩猟用、つまり金持ちの遊び道具であり、軍事組織に配備されてはいない。
 さらに言えば生産終了した型落ち品で、地球ではまず買い手がつかないモデルの予備部品を含め全てを買い占めた地球の業者が他の惑星で現地人に向けて売りさばいているもの。
 地球の実質的な被支配地域でもやはり安くしか売れず、ジズが個人的に目を付けて買い占めた店のもの以外は不良在庫。


折り畳みナイフ:地球のサバイバル用品で、刃渡りも短く戦闘には向かない。有名なメーカーでコスパがいいらしいが、現地人のジズが知るはずもない。


マタタビ煙草:猫系獣人の必需品。マタタビと呼ぶが実際は現地の似た植物で、煙草と呼ぶが中毒性および毒性のある成分は入っていない。
 猫系獣人の精神をリラックスさせ、煙やにおいには猫系獣人につく寄生虫を避ける効果がある。


[備考]
 元は王国の貴族子女であったが、侵略の折に両親や親戚のほとんどが戦死。
 避難した先で自失の中の復讐心と周囲の人々への同調で流されるままゲリラに参加し、運よく生き残った後に合流した黎明の騎士団に正式に入隊する。
 離れた親戚筋のセリス・ヴァレンタインや騎士団の重鎮の一部のみがジズが貴族子女であることを知っている。
 騎士団にもごろつきのような者がいることや他勢力に目を付けられるリスクを避けるため、セリスの助言で正体を隠している。
 親族の死や、周囲から褒められていた顔や髪を必要に駆られてとはいえ泥で汚したまま戦い続けたストレスで精神が幼くなってしまっている。
 地頭はいいため銃器の扱いや戦術などもある程度理解を示すが、敵の指揮官を見つけると先走って狙撃してしまうことも。
 野生の勘のようなもので相手の感情をなんとなく読み取ることができ、悪意や敵意には敏感だが、それがなければ案外とっつきやすい。
 射撃の腕とどうにも放っておけない人柄から知名度は高く、スチールドッグでも下心がなければ手助けすることもある。
 猫獣人としての特徴は暗闇でも見通せる目と常人より遠くの音を聞き取れる聴力、そして優れた体の柔軟性、あとは常人よりは多少速く走れたり筋力がある。



19: スチールドッグ [×]
2024-11-12 18:06:43

>18 ジズ様

(/素敵なPFありがとうございます!残酷な運命に振り回された悲劇的な過去と狙撃に特化したピーキーな設定は非常に面白く素晴らしいです!後、騎士団として参加希望してくださり誠にありがとうございます!騎士団では狙撃手の存在は大変貴重で騎士団員達の命を守り、侵略者に対抗する戦力として大いに期待しているでしょう!)

(/ようこそ、地獄へ!参加許可致します!一応、絡み文を投下いたしましたが、無理して絡まなくてもOKです!その時は絡み文を投稿してくれると助かります。)

20: 匿名さん [×]
2024-11-13 01:33:29

(/ >8の者です。プロフが完成しましたので提出させていただきます。かなり時間がかかってしまい申し訳ありません。不備や不足、問題などがありましたら遠慮なくご指摘ください)


「これが夢なら良いのにって、ずっとずっと思っています。夢なら、いつかは必ず目覚められるでしょう?」

[名前]エフィミア・エルガファル

[年齢]16

[性別]女性

[所属] 黎明の騎士団

[出身と種族]
土着民、人間

[容姿]
黒髪のセミロング。碧眼の垂れ目で、うっすら隈がある。顔立ちは年齢にしてはやや幼めだが、その表情には翳りが見える。身長は151cm程で、小柄な体格。
服装は黒色で装飾の無いシンプルなデザインのワンピースに加え、腰にベルトを巻き、それらの上に深藍色でフードの付いたローブを着用している。ローブは補修跡が所々に存在し、傷や汚れがかなり目立ってきている。

[装備]
ルミナススタッフ:魔法を学び始めた時、父から貰った杖。魔法を制御し、精度や効力を高める。長さは約160cm。先が半円状に曲がっており、その中央に紅色の宝玉が固定されている。杖が無くても魔法自体は使えるが、力を引き出す為には杖が必須。

ポーチ:幼い頃に母が作ってくれたポーチ。腰のベルトに着けている。頑丈な作りで、多少粗雑に扱った程度では破れない。

工具:ドライバーやペンチ、スパナやハンマーなどの工具類。スクラップを解体したり、使えそうな部品を回収したりする時に使う。普段はポーチに収納している。

シャベル:園芸用の小さなシャベル。錆が目立ってきている。ポーチの中に収納している。

[魔法]
土魔法:土や岩、鉱物を操る魔法。元は園芸用の魔法だが、土を散布した目眩しや岩を砕いて無数の礫を放つなどある程度は攻撃にも転用できる。しかし精度も持続力も低く、期待は出来ない。

回復魔法:傷を治し、痛みを和らげる魔法。傷が深くなる程魔力の消費量や治癒にかかる時間が増大する。当然ながら義体は治せない。効力を発揮するのは外傷のみで、病気に対しては気分が少し良くなる程度の効力しかない。

攻撃魔法:黎明の騎士団に所属した後、必死の努力を重ねて習得した魔法。魔力そのものに物理的な性質を持たせて放つ事が出来る。レーザーのように撃ち出したり、刃にして放ったり、壁を作って簡易的な盾にするなどある程度の応用が効く。

[備考]
黎明の騎士団の魔術師。気が弱く若干の人見知りだが心優しい性格。誰かの助けになる事にアイデンティティを感じており、仲間は勿論会ったばかりの他人であっても困っているなら助けようとする。

両親は共に魔術師であり、彼女はその一人娘として誕生した。両親は穏やかで優しく、そんな二人に育てられた彼女も優しい人間として育つ。8歳の誕生日をきっかけに、彼女の方からねだった事で両親から魔法を教わる事になった。特に彼女が興味を示したのは土魔法と回復魔法であり、それぞれ作物や花を植えるための土壌を整える魔法、怪我をした人を癒す為の魔法として活用し、徐々にその腕を磨いていった。
両親には及ばないとはいえ魔法がそれなりに身に付き、土魔法を活かした花屋を開きたいという将来の夢が徐々に定まってきたある日。突如としてM&A社の襲撃が始まった。彼女の住んでいた地域は丁度M&A社が最初に襲撃を開始した地点であった為、まともな抵抗も出来ずに蹂躙された。両親の死に物狂いの奮戦によってどうにか逃げ果せる事ができたものの、優しかった両親、帰るべき家、愛おしい日常、その全てを僅か一晩で失ってしまう。
その後は放心状態で彷徨い、精魂尽き果てて倒れてしまう。しかし運良く黎明の騎士団の者に発見・保護され、そのまま黎明の騎士団に身を寄せた。

生来の性格と両親の教育により誰かを傷付ける事に抵抗を感じ、特に殺害には強い忌避感を示すが、企業の兵士と戦う際には全てを奪われた憎しみに加えて「あいつらは人間じゃない。だから殺してもいい」と自分に言い聞かせる事で忌避感を無理矢理抑えつけて戦う。だが完全に割り切る事は出来ないようで、たまに殺した人間の悪夢を見る事がある。

彼女はいつも「これはただの夢なんだ。次に目が覚めたらそこはおとうさんとおかあさんのいるあの家なんだ」と願いながら眠る。しかし次に目を覚ませば、そこは瓦礫や廃材ばかりで微塵も温かさを感じない世界であり、もう優しかった両親はいない上に毎日が楽しかったあの日常に戻る事は決して無い。そんな現実に絶望しつつ、寝床から体を起こして支度をする。それが彼女の日課である。

21: スチールドッグ [×]
2024-11-13 19:17:58

>20 エフィミア様

(/素敵なPFありがとうございます!土魔法と少女の過去を絡めた設定は非常に上手く、心優しい少女の葛藤と絶望はこの星の悲しみを倍増させますね。回復魔法使いは騎士団にとって戦局をも左右しかねない重要な存在へとなるでしょう!騎士団として参加希望していただき誠にありがとうございます!)


(/ようこそ、地獄へ!参加許可致します!一応、絡み文を投下いたしましたが、無理して絡まなくてもOKです!その時は絡み文を投稿してくれると助かります。)

22: 泥猫のジズ [×]
2024-11-14 02:37:11

>19
(/プロフ許可ありがとうございます。
これから参加させていただきますので、よろしくお願いします。)


>16
>つぎハギ

(教室の息絶えた兵士やつぎハギがいる場所から遠い方の壊れかけのドア、スライド式のそれのうち辛うじて枠に嵌っている方をわざとらしくノックし、隠れていないこと、存在をアピールし。
廃墟に合わせてボロボロのカーテンと見間違いそうな恰好をしたジズが、廊下から差し込む陽を背に教室に片足を踏み入れ。)

その兵士、わたし達も見てもいい? 横取りするつもりはないけど、調べさせてほしい。

(ジズの背後を伺えば彼女の小隊の仲間と思しき騎士団の兵が周囲を警戒しつつ待機しているのが見え。負傷したアルゴル兵が廃墟に入っていくのに目を付け、追手や救援に警戒しながら追跡してきたことを推察させ。)


23: つぎハギ [×]
2024-11-14 04:32:46

>ジズ様

【旧魔法都市跡】

ん!?……ビックリした……騎士団か(音がした瞬間に緊張が走ったが、よく聞いたら向こうがコチラに対して敵意がないことを示すノック音だと気づいた。音がした方に視線を向けると複数の騎士団員に見た目こそは避難民にしか見えないが、この少女こそ噂に聞くジズという子だろう。野良犬の巣にいるスカベンジャー達がよく話題に出していたので知っていたのだ。最初、敵だと感じたのはただの杞憂だったのでつぎハギも安堵の声を漏らす)

ああ、別に構わないよ(ジズ達が横たわっている傭兵の遺体を調査したいと申し出たので彼は快く承諾する。余計なお世話かもしれないが、つ伏せになっていた遺体を仰向けにする、少女はバッグパックを漁りに来たのではないだろうとつぎハギは考えて、遺体の状態が分かりやすい向きに変えてみたようだ。遺体を改めてみると本当に痛々しい。ゴロヴァ・デモナの連中はロクでもないということは理解しているものの少し哀れに感じる。対サイボーグ武器として有名なS&W M500リボルバーがお守りとして機能したおかげで寿命は伸びたが、生きて帰るだけの悪運は持ち合わせていなかったようだ)お守りで頑張ってたみたいだけど、結局は駄目だったようだな……

……(つぎハギが視線をジズ達に戻して考えていたのは自分と同じく瀕死の兵士を追ったいたのにドアをノックされるまでは存在を感知できなかった程の隠密に長けていた事に驚いていた。もし、騎士団ではない別の組織の人間だったら自分の命運が尽きていたのは間違いない。一流の狙撃手として彼女はつぎハギよりも隠密に優れているから仕方なかったとしても野良犬として生きる者としては慢心や油断から警戒を怠ってスキだらけになったという醜態を晒してしまったと自分を猛省する。これを機に警戒を怠らないするためにもっと気持ちを引き締めようと決意した後、再び視線を傭兵の遺体に向けて様子を伺うことにし)

(/こちらこそ、よろしくお願いします!もし、質問等がございましたらいつでもご相談ください。)

24: 金猪 [×]
ID:896f7f474 2024-11-15 06:23:03

【開始が遅れて申し訳ないです、改めて参加許可感謝致します、宜しくお願いします。】≫スレ主様

>つぎハギ様

>ジズ様


(破壊された家屋、商業施設に諸々の建築物――所々に遺棄された死体やその名残が転がり、度重なる戦闘で撃破された兵器類の残骸も放置されたままになっている。かつては何処かメディーバルで趣のあったこの星の文明社会の骸はそのまま新たな他所からの闖入者の殺し合いで生まれる灰と硝煙とスクラップ、そして出来立ての死体の山に取って代わられようとしている様にすら思える。そんな有様の市街の――砲撃と車載機関砲の類で蜂の巣になり半壊になっているレンガ造りの建物の残骸の――屋上、給水管の影に蹲り、軍用単眼鏡で周囲を偵察する人影)

――今の処、大きな動きは無さそうアルね。

(単眼鏡から離した双眸はガスマスクに覆われているが――その人物のいでたちからしてみれば、“スカベンジャー”だの“屑屋”或いは“ストーカー”なんて呼ぶ人間もいるだろう。詰まる所彼はこのどうしようないほど悪化した辺境の紛争地の廃品回収業者だった。)

??而成(つぎハギの事)の旦那は(回収中)だけど、この分ならまだ余裕が…!!――(そうは問屋が卸さない)アルか。

(胡散臭い自称華僑のスカベンジャーの視線の先に特徴的なターボファン音と共にこの街区に飛来する複数の空飛ぶドラム缶の様な形状のM&A社の軍用ドローン※MQV-4A“展開前”の下調べと露払いを目的として頻繁に投入されている代物――が目視距離で確認出来る。遅かれ早かれM&Aの地上部隊も規模は不明ながらここいらに現れ始めるだろう。)

??而成(つぎハギの事)の旦那にも伝えるアルね、

(カチカチカチッと定時連絡の無線のクリック音で“脅威接近の予兆あり”を同業者(つぎハギ)に伝える中華なスカベンジャー、頃合を見て離れるにせよ、もう少し粘るにせよ、リアルタイムの“外”の情報は必要不可欠、故に屋外の監視役をスカベンジャー“金猪”を買って出ていたのだ。)


25: エフィミア [×]
2024-11-16 02:12:12

>主様

(/参加許可に加えてお褒めの言葉まで頂き、こちらこそ誠にありがとうございます!
絡み文を出させていただきますね。よろしくお願いいたします!)



>all


【旧魔法都市跡】

(かつて魔法の研究が盛んに行われていたその都市は、今や残骸の折り重なる廃墟と化した。しかし全てが失われた訳ではなく、よく探せば研究の成果である遺物や書物が見つかる事があり、それらは価値ある物として多くの者に積極的に回収されている。エフィミアも書物を回収しようとしている者達の一人だった)

意外と見つかるね…

(都市が健在だった頃は、研究者の住居として活用されていたと思われる廃墟の1階、その隅の小部屋にエフィミアはいた。室内は焼け焦げた棚や燃え残ったページの切れ端、細かな灰があちこちに散らばっており、かつては書斎だった事が読み取れた。部屋の中を探ると、残骸の下や灰の中からまだ読めそうな状態の本が3冊見つかった。この部屋の惨状なら1冊見つかれば十分と考えていただけに、その予想を上回る収穫があった事に驚きと嬉しさが混ざった呟きを漏らして。3冊の本を大事に左手で抱えて部屋を後にし)

うん、結構良いかも

(同じ廃墟内の間取りが広い部屋、おそらく居間だったと思われる場所に戻り、ちょうど良い高さの瓦礫に腰掛けて膝の上に本と杖を置く。一番上の本のページを軽くパラパラと捲り、それが魔力制御に関する内容だった事を確認すれば、少し明るい声を出して)

26: つぎハギ [×]
2024-11-18 06:04:55

>24 金猪様

【旧魔法都市跡】

……?通知が来ている?ああ、なるはど(ふとスマホを見ると仲間からの通知が入っていた。どうやらM&A社部隊が接近しているらしい、おそらくリボルバー片手に死んだ奴を追ってきた掃討部隊なのだろう。つぎハギはスマホで″了解。先程、絶命したアルゴル兵を発見したが、おそらく奴を追ってきた掃討部隊の可能性がある。引き続き監視を頼む。俺の推測が間違ってなければ、奴らは派手な色をしているだろうから発見しやすいはず。″とメッセージを送信する。M&A社はこの星で最も最強の組織、元軍人どころか、闇バイト感覚で応募してしまった一般人の疑惑がある末端の兵士はM&A社の威を借る狐の如く白や黒、はたまたもっと派手な色を使って自分達は強いと誇示しながら自己顕示と威圧を行い、己の弱さと不安を隠そうする光景をつぎハギはよく見てきた。M&A社のテリトリーで敵の残党を狩るだけの掃討部隊、しかも死にかけ哀れ男を殺すだけのリスクの低い仕事は末端の兵士に押し付けるだろうと彼は推測しているが、この推測は必ず当てはまるとは限らない)

……(一回メッセージを送信した後もつぎハギは続けて″だが、身の危険を感じたらすぐにその場を離れてほしい。あくまで自分の命が一番と考え、無茶しないでほしい″と送信する。掃討部隊は末端の奴らしかいないと結論付けたが慢心は決して出来ない。M&A社の装備は末端の兵士でも充実しているし、思わぬ乱入者によって状況が悪化するかもしれないと全ての可能性を考慮しなければならない。金猪の実力が高い事はつぎハギも知っているものの、くれぐれも無理をしないように伝え)

(/こちらこそ、よろしくお願いします!もし、質問等がございましたらいつでもご相談ください。)

(/質問ですが、金猪様の絡み文は金猪様、ジズ様、つぎハギの三人がいる状況なのでしょうか?)


>25 エフィミア様

【旧魔法都市跡】

!?……マジかよ!?(人生に一度は間が悪いと感じる時があるかもしれない。野良犬の如く、都市を徘徊して広場にやってきた時に着陸しようとする2機のティルトロータと1機の大型輸送機タイプの垂直離着陸機と鉢合わせしてしまったつぎハギも同じように感じただろう。彼は慌てて逃げた先に偶然、騎士団が物資補給用に掘った穴へとつながるハッチがあったので駆け込むように入りこんだ。ハッチの隙間から様子を伺うと任務を終えてきたのだろうか?M&A社の重装備兵が完全な統制のもとで俊足に動き、多数の人型機動兵器とクモによく似た多脚戦車が整然と並ぶ光景は無駄な動きが一切なく、この部隊がかなりの手練れの連中ということだけは理解できる。重装備兵達の装備も最新のもので軍服の色も瓦礫まみれの市街地に擬態できるようにモノトーン色の都市迷彩を施されており、派手な色を好む末端の兵士とは見た目からして明らかに違う。この部隊の異質さにつぎハギも驚きを隠せず)……あいつら何だ?相当な手練れだが……

特殊部隊員「隊長、こちらブラボー1。最優先目標のHVI(敵司令官)を無傷で確保。5名のHVI(敵将校)も無傷で拘束。回収目標のパッケージ(コンテナ)とインテル(書物)も無傷で確保しました。全てのターゲット(作戦区域内にいる全てのアルゴル兵)を排除。全隊員無事、損害ゼロ。次の指示をお願いします。」(着陸した輸送機の周辺に集まる兵士達の中でモノトーン色の都市迷彩が施された巨大な兵器がゆっくりと姿を現す。全身を覆う装甲は光を吸い込むように鈍く輝き、各関節には白と黒のラインが走っている。操縦者の動きを忠実に再現し、まるで自分の体の一部であるかのようにしなやかに動作するその姿は、見る者に圧倒的な存在感を与える。この兵器はスカベンジャー達から″アームスーツ″と呼ばれ、持っている巨大な銃器は生身の人間が弾け飛ぶ程の高い火力を持つ恐ろしい武器だ。しかも熟練の軍隊に支給されるような最新のモデルなのでRPGに平気で耐えられる頑丈な装甲を持っている。周囲の状況を冷静に見渡し、アームスーツの目の前に駆け寄った兵士が敬礼して報告するのを短く頷いて聞いている様子から隊長格であるのは間違いないだろう。兵士の報告は状況を簡潔かつ分かりやすく伝えていて、喋り方からも上下関係が明確で規律正しく、高度に組織化された集団を思わせる。そして、何よりも報告で独特な専門用語と略語を多用している所からこの部隊は元アメリカ軍特殊部隊で間違いないだろう。彼らの正体を知ったつぎハギは恐怖で身震いしてしまい、見つからないように思わず祈ってしまい)嘘だろ……元アメリカ軍特殊部隊の連中かよ……どうか、見つかりませんように。

特殊部隊長「よし!全隊、撤収作業にかかれ!慢心するな、生きて全員帰ることを最優先だ!」(報告を聞いた隊長は輸送機の後部ハッチが開いていることを確認すると自分のアームスーツに備わってる通信機を通じて全隊員に撤収を命じる。命令を受けた隊員達は即座に動き出し、昆虫でいう腹部にあたる部分の格納ポッドに拘束した人間を詰め込んだ多脚戦車6機、書物の入ったダッフルバッグを背負う隊員、周囲を警戒していた他の隊員の順で輸送機に乗り込む。上空から複数のティルトロータが飛んでいたが、あの中のどれかにコンテナが積んであるのだろう。撤収作業は3分もかからない短い時間だったが、ハッチに隠れるつぎハギにとっては途方もない時間に感じた。最後に残った隊長は全ての撤収作業が終わったのを確認すると通信機を通じて上層部に任務を終えたので帰還すると報告し、輸送機に乗り込む。隊長が乗った後、輸送機は後部ハッチを閉じて飛び去っていき)


くそ……芝刈機感覚で命を刈ってやがるな……(輸送機が飛び立って消えていくのを確認した後、ハッチから飛び出して広場を脱出し、特殊部隊が活動していたであろうエリアに言ってみるとおぞましい光景が広がっていた。街の通路を埋め尽くすゴロヴァ・デモナの傭兵の遺体、建物内も同じ亡骸がたくさん転がっており、戦闘車両と兵器も無残に破壊されていた。まるで雑草を刈る芝刈感覚で殺しているような感じがして、殺されているのが敵ながらも少し気分が悪くなる。犯人は先程見掛けた特殊部隊の連中だとすぐ分かり、上空を見上げると皆殺しにした犯人達が乗っているティルトロータ数機が飛び去っていくのを目撃した。スカベンジャーとしてはこの上ない絶好の機会だが、広場で肝を冷したのと皆殺しにされた悲惨な現場を見たつぎハギは少し漁って早めに脱出しようと決めて)他の奴にとってはチャンスかもしれないが、俺はこんな場所に長居したくない、さっさと脱出しよう。


……誰もいない(地獄のようなエリアを脱出し、しばらく探索しながら進んでいたが、スカベンジャーや騎士団どころか敵兵が一人もおらず、唯一見掛けた動く物は雲ひとつない青空と朝日を楽しむかのように徘徊しながら浮遊している呑気なM&A社の偵察ドローン一機だけだった。敵兵がいないのはさっき見掛けた特殊部隊によるものか、このエリアで兵士を派遣するほどの価値がなくなった理由からと考えてみたが、答えが出なかったので気にしない事にした。野良犬である自分が真実を確かめる方法なんてないのだ。自分に出来ることは朝日が当たり、ノスタルジーを感じさせるこの廃墟の街を進んで生きることだと言い聞かせて探索に戻る)

……ちょっと、疲れた(青空の下で瓦礫と兵器の残骸を掻き分けて魔法都市の探索を続けるが、収穫はあまりない。ここは魔術の研究をしている者達が住むエリアのはずだが、侵略戦争の影響と保存状態の悪さによって売り物にならない魔術本が多く、見つけたのは侵略前の魔法学校で新入生向けに配布された魔術の教科書は二束三文にしかならず、期待していた程の成果が挙げれなかった。誰もいない廃墟では風の音しか鳴っておらず、つぎハギは自分が一人だけの世界で遭難して放浪しているのではと錯覚する程の孤独な空間は特殊部隊がいたエリアで疲弊していたつぎハギの体力を奪っていく。疲れが溜まっていると感じた彼は予定より早く休憩をとる事にした。休憩できそうな場所はどこか見渡してみると住居らしき建物を発見し、疲れていたからか重い足取りで歩く。廃墟の入り口についた彼は念のためにリボルバーを取り出し、周囲を警戒しながら建物内に足を踏み入れよとしているが、疲労感のせいなのかつぎハギはエフィミアの存在に全く気付いていないようで)……この建物なら、丁度いいな。

(/こちらこそ、よろしくお願いします!もし、質問等がございましたらいつでもご相談ください。)

(/導入が長くなりすぎて長文になってしまいました。すみません)

27: スチールドッグ [×]
2024-11-20 19:29:29

【緊急速報】

[M&A社の見えないヒエラルキー及びその他報告について]

スカベンジャー各位

日々の業務お疲れ様です。最近、M&A社によるスカベンジャーの被害が増えています。 多くは他勢力との戦闘に巻き込まれたものですが、貴重な物品を狙って挑んで返り討ちに遭うケースも少なくありません。 そこで、皆さんの業務に役立つように、M&A社の傭兵についてまとめましたので参考にしてください。

M&A社は社員を平等に扱っているとしていますが、実際には

[特殊部隊] ≧ [主力] > [一般] > [水夫]

というランクがあり、格差があるようです。

[水夫(すいふ)]
奴隷貿易時代、奴隷船で働く水夫(船乗り)達は奴隷よりも悲惨な扱いでした。商品である奴隷の代わりに暴力を振るわれ、経費削減のために食事を減らされ、病弱になれば海に放り出されるか、アメリカ大陸に放置されました。
経営陣から″水夫″と呼ばれ、死ぬ前提で雇用された傭兵達です。貧困、借金返済、出稼ぎ、嘘の募集に騙された、闇バイト感覚等様々な理由で応募した人々で従軍経験のない一般人が非常に多いです。
必要最小限の訓練で投入される水夫達は大抵は捨て駒として見捨てられる、運が良くて子供の使い程度の仕事しか任されません。脱走しても過酷なこの星での生存は殆ど不可能で理不尽な命令に従うしかありません。
武器はそれなりに提供して貰えるのだが、支給される軍服は黄色などの派手な色しか用意されていない。理由は一目で消耗品兼囮だと判断でき、巻き添えになっても死んでも問題ないことから上のランクの兵士が任務を遂行しやすいようにするためだそうです。M&A社の社内ルールだと巻き添えで水夫を殺すことは経費削減の観点で非常に推奨される行為とされています。

[一般兵]
元軍人や元警察等の戦闘経験や訓練を積んでいた者達が多く、戦力として採用されています。水夫だった者が、多くの成果を上げて特別に昇格した場合もあります。
一般兵以上のランクは識別コードが埋め込まれたチップが体内に埋め込まれており、AIが常に監視しています。このシステムにより、この兵達はM&A社から味方と判別されます。一般兵以上を誤射した場合、責任者には厳重な処分が下されるため、比較的安全に任務を遂行することができます。
一般兵には2000年代の欧米諸国の軍服や装備、旧式ドローンが支給されますが、最新のM&A社の装備と比べると心許ないです。陣地構築、雑用、汚物処理、死体回収とその処理など面倒で嫌な仕事をよく押し付けられます。そのためかストレス発散目的で水夫達に暴力を奮う光景が多く見られます。
このランクまでがスカベンジャーが勝てる相手としての限界ラインです。それ以上のランクに挑むのは非常に危険です。
M&A社の活動範囲ならばどこにでも目撃することが出来ます。

[主力兵]
M&A社において花形とも言えるポジションです。一般兵から昇格することがありますが、殆どはスカウトで現役の職業軍人や他の民間軍事会社から引き抜いた人材も多く在籍しています。
主力兵クラスになると経営陣から可愛がられる存在となり、待遇が一気によくなります。高度な訓練ができる訓練所、最新医療設備、リラクゼーション施設等アメリカ軍と同等またはそれ以上の豪華で充実した設備や高い給与、手厚い福利厚生などが存在します。
主な任務である侵略活動が達成できるためにM&A社を代表するような近未来的で強力な武装と装備が支給されます。中には頑丈なパワーアーマーに身を包んだ者や戦闘用パーツで全身を義体化したサイボーグ兵も所属しているので全般的に戦闘力が高いです。
近未来の機動兵器やステルス爆撃機などの強力な兵器も運用しているので主力兵を相手にするのは非常にリスクが高く、推奨できません。スカベンジャーが返り討ちにされる事案は大抵、主力兵士との戦闘によるものとされています。
嘆きの古城、紅炎平原、巨大都市遺跡で目撃例があり、激戦地ならば遭遇する可能性が高くなります。

[特殊部隊員]
このランクになると企業機密により秘匿されています。スチールドッグや騎士団の情報力では完全に把握できておりません。
以下の情報は噂や予測の域を出ないものなので間違っている可能性があります。
このクラスでは予算が予算が湯水のように使え、待遇も主力兵よりも良いとされています。
アメリカ軍に所属する現役の特殊部隊を丸ごとスカウトした言う噂は有名で欧米諸国の特殊部隊に対しても同様のスカウトをしていると言われています。
市街戦を専門とする部隊や山岳での戦闘が得意な部隊などそれぞれに特化した部隊が多数所属しており、任務に応じて適切な部隊が担当し、高い任務達成率を誇っているとの噂です。
目撃例がそれなりにあるだけで装備と保有兵器の情報がありませんが、非常時以外の戦闘は避けて、すぐに退避してください。

[M&A社の兵器に関して注意喚起]
傭兵との戦闘以外でも、M&Aの兵器によるスカベンジャーの被害が増えています。代表的な兵器を挙げて注意喚起したいと思います。 業務に支障が出ないように、他のスカベンジャーにもこの情報を共有してください。

[エコロジスト]
惑星の侵略を早期に終わらせてきた実績から戦争の泥沼化による資源の無駄遣いを阻止し、環境(地球)保護に貢献しているというジョークからエコロジストと名付けられ、全高60mを超える無人の人型機動兵器です。
左腕には40mm機関砲2門、右腕は120mm口径のキャノン砲、そして右肩は対艦ミサイル又はナパーム弾(焼夷弾)が内蔵されています。メインの武装は左肩から展開される高威力のプラズマ砲で頭部の視覚センサーとレーザー照射の二重捕捉式で高精度の射撃が可能で航空機を破壊した実績を持ちます。高度なAIの性能で偏差打ちや攻撃支援も可能とも言われています。
光学兵器によるミサイル・ドローン迎撃システム、高度な電子戦装備等の防衛装置を持ち、王国で高名な大魔導師の自己犠牲による大爆発を受けても足を損傷しただけで耐えてしまう頑丈な体を持っています。
脅威度の高い敵を優先的に抹殺するプログラムを打ち込まれているため、避難民や脅威とされていないスカベンジャーは基本的に無視しています。
ただし、自分と随伴する部隊が攻撃を受けると脅威とみなして排除しようとし、全力疾走やジャンプが出来る程の高い機動力を持つため逃げ切るのは至難の業です。
対処方法は絶対に刺激したりせずに静かに退避してください。
旧魔法都市跡や紅炎平原、嘆きの古城で目撃情報があり、劣勢になったM&A社の傭兵を支援するため戦線に投入される場合があります。

[エコロジストの屈辱]
王国の半年間に渡る激しい抵抗だけではなく、大魔導師の自爆によってエコロジストが損傷したことで屈辱を味わわされたM&A社の経営陣は激怒し、王国に対して報復攻撃を行いました。
女王のいる城と王都で量産されたエコロジスト3機とM&A社の最高勢力が投入され、破壊と殺戮が行われました。女王を殺したのもエコロジストの焼夷弾によるものとされています。

[自爆型ドローン群(スウォーム)]
30cmの大きさ自爆型ドローンが上空で羽虫のように群がっているのが特徴です。M&A社以外の存在を発見すると一斉に突撃して自爆し、一撃の威力は低いものの物量の力で相手を無力化させます。
マイクロドローンに襲われた時のために遮蔽物か対ドローン装備の使用を強く推奨します。
殆どの戦場で目撃され、スカベンジャー達の身近な脅威となっています。

[アームスーツ]
操縦者の動きを忠実に再現し、まるで自分の体の一部であるかのようにしなやかに動作ができる人型機動兵器です。装甲はメーカーによって様々ですが、米軍の最新式アームスーツはRPGに耐えるものがあります。武装も自由にカスタマイズできるのが魅力でM&A社の主力兵達が好んで使用する兵器です。
旧式のアームスーツならば、仕掛け爆弾や奇襲で破壊したスカベンジャーがいますが、リスクが高く推奨できません。旧式と最新式のアームスーツを完全に区別をするには専門知識が必要となり、慎重な行動が伴われます。
嘆きの古城、紅炎平原、巨大都市遺跡で目撃され、主力兵と同じく激戦地でよく出現します。場合によっては旧魔法都市跡で活動する事が稀にあります。

[ガンシップ]
3つの独立した大きな推進ノズルを持つエンジンと高度な飛行制御システムによって複雑で柔軟な機動力を手に入れて、ローターを持たない戦闘ヘリとして活躍しています。
20mm機関砲2門と地対空ミサイル、ロケット砲が備えられており、地上で活動するスカベンジャーの脅威となっています。対空装備をもたないスカベンジャーは発見されないよう慎重な行動が求められます。発見されたら煙幕を炊くなどを行って時間を稼いで退避してください。
旧魔法都市跡、巨大都市遺跡で目撃され、主に市街地で活動しています。

[多脚戦車]
平地では最強を誇るM&A社の戦車ですが、市街地や山岳地帯では本来の力を発揮できません。そこで戦車の代行として6本足とクモのような形が特徴の多脚戦車が実戦投入されました。
輸送任務に適した輸送型と火力特化の戦車型の2種類が存在します。
輸送型は昆虫でいう腹部にあたる部分が格納ポッドになっており、物品回収、要人捕獲などの幅広い任務に対応できる設計になっており、装甲も戦車型より頑丈になっている。その分、機動力が戦車型よりも劣ってしまい、武装も7.62mmチェーンガン、グレネードランチャーと対人に特化した装備となっています。
戦車型は誘導ミサイルを妨害するジャンミング装置、フレア弾の防衛装置や12.7mmガトリングガン、120mm戦車砲の武装で輸送型よりも火力に特化していますが、M&A社の戦車と比べる火力や防御面で大幅に劣っています。ですが、市街地や山岳地帯において高い機動力は戦車型の最大の武器でしょう。
格納ポッドの物質を狙って輸送型を襲撃するスカベンジャーが多くいますが、強力な護衛の存在を忘れないでください。大抵返り討ちにされる可能性があります。戦車型は強力な存在ですが、装甲がM&A社の戦車ほどではないので対戦車ミサイルや部位によっては対戦車ライフルも効果的です。
戦車型は嘆きの古城、旧魔法都市跡、巨大都市遺跡で目撃され、主に市街地や山岳地帯で活動しています。輸送型は目撃例が少なく、珍しい存在とされています。

[クリケット]
英語でコオロギという名前で見た目が二本足で立たせたコオロギのような姿から。
自律型AIで制御されていますが、兵士によるリモート操作も可能です。索敵と機動力に優れていますが、電子戦は得意で単純な機械ならば遠隔で自由に操作できる一方、防衛はエネルギーシールド(バッテリーの問題で長くは攻撃を防げない)に頼っているためか装甲は装甲車程度しかありません。戦闘不能になった場合は鹵獲防止のために自爆措置をとるためパーツの回収は困難です。
アークガンや12.7mm重機関銃、小型誘導ミサイルポッド、内蔵された自爆型マイクロドローンの強力な武装を備え、ゴロヴァ・デモナの対処で手一杯の主力兵に代わり報復活動を行います。女王の死後、潜伏していた王国親衛隊とM&A社専門に狩っていたスカベンジャーが犠牲となっています。
3機体制で行動し、M&A社が作成した抹殺リストに従って標的を追跡し、抹殺を行います。標的の仲間だと認識されない限りは無関係な人間に対して受動的ですが、巻き添えによる危険があります。
ターゲットにされた方はクリケット撃退も可能ですが、大抵の場合は抹殺されるので無関係な人間を巻き込まずに一人で行動してください。
自分の友人が標的にされても助けないで自分の命を優先してください。


皆さんの安全を守るために、これらの情報をしっかりと把握し、業務中に注意を払ってください。また、他のスカベンジャーにもこの情報を共有し、協力して安全を確保しましょう。

スチールドッグより

28: スチールドッグ [×]
2024-11-20 19:44:37

>24 >26 金猪様

【旧魔法都市跡】

……?通知が来ている?ああ、なるはど(ふとスマホを見ると仲間からの通知が入っていた。どうやらM&A社部隊が接近しているらしい、おそらくリボルバー片手に死んだ奴を追ってきた掃討部隊なのだろう。つぎハギはスマホで″了解。先程、絶命したアルゴル兵を発見したが、おそらく奴を追ってきた掃討部隊の可能性がある。引き続き監視を頼む。俺の推測が間違ってなければ、奴らは派手な色をしているだろうから発見しやすいはず。″とメッセージを送信する。M&A社には水夫と呼ばれる人々がいる。彼らは様々な理由でこの星に連れてこられ、昔の時代にあった奴隷船の水夫(船乗り)たちのように奴隷以下の扱いを受けている。水夫達の服の色は赤などの派手な色が多いが、これは奴隷以下である水夫の証。派手な色は囮として敵兵達の射撃の的になってもらうためと誤射や巻き添えにしても問題ない兵士と一目で区別するための2つの理由がある。M&A社のテリトリーで敵の残党を狩るだけの掃討部隊、しかも死にかけ哀れ男を殺すだけのリスクの低い仕事は水夫達に押し付けるだろうと彼は推測しているが、この推測は必ず当てはまるとは限らない)

……(一回メッセージを送信した後もつぎハギは続けて″だが、身の危険を感じたらすぐにその場を離れてほしい。あくまで自分の命が一番と考え、無茶しないでほしい″と送信する。掃討部隊は水夫達しかいないと結論付けたが慢心は決して出来ない。M&A社の武装は水夫でもそれなりに充実しているし、思わぬ乱入者によって状況が悪化するかもしれないと全ての可能性を考慮しなければならない。金猪の実力が高い事はつぎハギも知っているものの、くれぐれも無理をしないように伝え)


(/つぎハギのロルにM&A社の水夫(末端兵士)が派手な色の軍服を来ている理由に整合性がとれない描写がありましたので修正いたしました。これも自分の設定が曖昧だったせいです。お詫び申し上げます。)

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