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野良犬達の冬(SF/ディストピア/シリアス/若干ファンタジー要素あり)/44


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30: つぎハギ [×]
2024-11-23 04:24:26

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【嘆きの古城】

思った通り、ここはとんでもない場所だな。仕事を断るべきだったか(かつて繁栄を極めた王国の城は侵略者によって廃墟同然まで破壊され、ゴロヴァ・デモナの要塞にされた嘆きの古城。ここではM&A社とゴロヴァ・デモナによる激しい銃撃戦が繰り広げられていた。戦場となった古城内でつぎハギは2つの陣営が争っている隙に騎士団から回収するように頼まれた依頼である古の魔導書を盗み出そうとしていた。危険すぎるから最初は断ろうとしたが、あの書物が奴らに渡ったらこの星だけではなく、もっと多くの星が侵略達に貪られてしまうと熱心に説得されて折れてしまったのだ)

特殊部隊員「こちら、ブラボー1。HVT(古の魔導書)を視認。追跡を開始する」
……!?ヤバい!(銃弾が飛び交い混沌を極める戦場で敵兵らの目を掻い潜り、ゴロヴァ・デモナの司令室から魔導書を回収して逃げることに成功したものの帰り際でアルゴル兵と銃撃戦を繰り広げていたM&A社傭兵に発見されてしまう、しかも最新の武装と傭兵達の喋り方からM&A社の特殊部隊であることが判明した。つぎハギは恐怖で固まりそうになる自分を抑え、そのまま廊下に向かって走り去ったが、都市迷彩を施されたアームスーツに身を包んだ特殊部隊の一人がつぎハギの後を追いかける。機動力の高いアームスーツに捕まることを覚悟していたつぎハギだが、後ろを見てみると追いかけてくる様子はない。城の大広間についた後に周囲を見渡したが、追いかけてくる存在はおらず、彼は逃げ切ったとホッとひと安心をする。それもつかの間、グレネードの弾が飛んで着て爆発し、つぎハギは爆風で転倒してしまう。高台から降りてきたのは彼を追跡していた特殊部隊員の一人、先回りして待ち伏せていたのだ。起き上がろうとするつぎハギを特殊部隊員は思いっきり蹴り上げる。人間の力を大幅に向上させるアームスーツの蹴りはつぎハギをサッカーボールのように跳ね上げて壁に激突させる。壁が崩れて大きなくぼみが出来ている様子から凄まじいパワーであることは間違いなく、義体化した体の彼でも重傷を負い、激痛で動けなくなっていた。自分の悪運が尽きたことを自覚し、己の死を悟る)俺も……こ……ここまでか


特殊部隊員「やっと、大人しくなったか」
特殊部隊員「HVTを発見。ん?このドッグタグは?……なるほど、元海兵隊員か」(逃げたつぎハギが虫の息になったのを確認すると、特殊部隊員は彼が手に持っていた魔導師を見つけるため周辺を捜索する。無事に目的の本を見つけ出したので連絡を入れようとしたが、気になる物を見つけた。よく見ると米軍のドッグタグが落ちており、海兵隊所属であることがある。特殊部隊員はこの持ち主がつぎハギで海兵隊に従事していたが、スカベンジャーとかいうゴミ拾いをする浮浪者になったと想像するのは容易かった)


特殊部隊員「フッ……随分と落ちぶれたもんだな。だが安心しな、すぐ地獄に送ってやるよ」(重いケガで弱ったつぎハギは汚い野良犬を見るように見下ろすアームスーツを見ていることしか出来ない。特殊部隊員は人生に失敗した間抜けな海兵隊と鼻で笑いながら巨大な銃器をつぎハギに向けて、引き金に指をかける。アームスーツが装備している銃火器は自動車をスクラップにする程の火力を持ち、銃撃をうければ体の原型はとどめないだろう)


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