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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
817:
ミミ [×]
2025-06-02 00:44:51
>814
(正直毎日浴びるように酒を飲んでいたクレアが、丸一日酒を抜いて辛いのはわかる。今日だけでクレアは何度涙を流したか…流した涙の5割は酒関連な気がしなくもないが…。そんなクレアの頭を撫でながら「もう少しだからね」と告げて)
…恋人…?恋人にしてはなんか……というかあの人、ウチのギルドの冒険者じゃなかったっけ?
(クレアの声で何事かというように窓から外を見て…クレアの言うアリシアと思われる女性と何処か見覚えのある青年が並んで歩いているのが見えて。アリシアという人物に関して、どこかクレアに似ているような気がしなくもない…家族だろうか?2人の様子は一見恋人のそれに見えなくもないが、アリシアという人物が青年に軽い悪戯をしてるようにも見える。あの青年の顔に見覚えがあり、確か自分が所属するギルドに居たようなと思い出すように告げて)
あぁ、やっぱりクレアの親類だったんだね…あの子。なんかクレアに似てるな~って思って…まぁ、幸せそうではあるよねぇ。
(やはりアリシアはクレアの親類だったようで、なんとなくクレアに似ていたことも納得した様子で告げて。正直アリシアと青年が恋人かどうかは微妙なところだが…酒のことが一時的に頭から抜けて、クレアも幸せそうにしているから恋人ということでいいかもと思い、微笑みながら頷き「あのアリシアって子、どんな子なの?」と問いかけて)
818:
アヤト・カタギリ [×]
2025-06-02 02:17:51
>806
ん?………アッハハハ!ま、そんなとこかな。ウラルちゃんは救助の世話にならないよう気をつけてね。
(まさかの正解と真反対の回答に冗談や鎌をかけられている可能性も考えるが、ウラルの表情が自身たっぷりな点から本気で言っていると悟って爆笑する。隠密技術を見られてもバレていない事からウラルには暗殺者との交戦経験が無いか練度の低い相手だったのだろうと結論を出して。何にせよ暗殺者だとバレなかったのは好都合なので曖昧な肯定の言葉でどの職だとは明言を避ける形でウラルの推測を認める。)
結婚に子供……僕には関係ない話だよ。まあ、ウラルちゃんの言ってる事には一理ある…いや、それが正しい考えなんだろね。
(一部の感情の欠落・異名を持つ暗殺者という立ち位置・利害の一致による繋がりが大半の人間関係…等の複数の要因からアヤトの頭には結婚や子供を残す…そんな選択肢は考えるまでも無くあり得なかった。故に"自分には関係ない"と明確に否定する。それはそれとして自分の考えは裏社会の生き方である自覚はある為、ウラルの考えの方が正しい生き方である事は肯定する。)
オッケー、じゃあさっさと済ませようか。
(ウラルの準備も出来ていると聞けばギルドを出て。最寄りの業者で積載量の多いタイプの馬車を手配する。ダンジョンで得た戦利品が積みきれない可能性を減らす為である。戦利品の積み込みで役立ちそうなガタイの良い騎手をしれっと指名して目的地を伝えて乗車する…前にソロの時のように自分の裁量でさっさと進めた事に気づいて。)
おっと…いつもの癖で進めちゃったけど馬車これで良いかな?
819:
アリシア [×]
2025-06-02 08:47:33
>816
ええ、勿論ですとも。私が生きていればですけどね…
(冗談半分に弔いを引き受けるものの、アリシアは苦笑いを浮かべる。もし仮にレイラが癇癪を起こしてレドが惨殺されるような事になれば、そもそもの原因である自分に怒りの矛先が向かない筈がない。きっとその時は自分も生きていないだろうという結論に至った為だ。)
実に快適ですね。ずっとこうしていたい気分です。
(耳元で囁きながら、好奇心から腕と腿を締めて鍛えられたレドの肉体をその身で確かめる。記憶を辿ってみても父親に抱き抱えられた覚えすらないアリシアにとって、こうして異性と触れ合うのは新鮮な感覚をもたらしていた。レドの身体運びが上手いこともあり、お気楽にも随分とリラックス出来ているようだ。そうしてしばらく進んでいると、前方に幾つか宿が見えてくる。殆どが満室の為か入口の灯りが消されており、未だ灯りが点っているのは最奥に佇む少し寂れた雰囲気の小さな宿であった。)
820:
クレア [×]
2025-06-02 09:06:01
>817
あの子は誰にでも優しくて、ちょっと内気な所が可愛い子なんです。私が家を追い出された際に、本来私が背負うべきだったものを全部押し付けることになってしまって……あまり良い別れ方ではなかったのですが、生きてる間にこうしてあの子の幸せそうな顔を見られて本当に良かったです…!
(ミミの問いかけに、照れた様子で頬を掻きながらクレアは自分の知るアリシアの魅力を語った。お家騒動に巻き込まれる形で酷い別れ方をしたこともあり、結果として全てを押し付けてしまったことに負い目を感じていたクレアだが、さほど長くはない余生の間に一度でもアリシアの幸せな顔を見れたことに満足したのだろう、語りの最後には興奮気味に瞳を輝かせていた。)
821:
ウラル [×]
2025-06-03 02:21:29
>818
むぅ…なんで笑うのぉ!災害はともかく、私はそんな危ないことしないからお世話にならないよ!
(多分当たっていたのに笑われたことに対して、少し頬を膨らませており。実際は大ハズレだが…ウラルは火遊びだったり水の流れが激しい場所へは行かないから世話にならないとは言うが、冒険者をやってる以上世話にならない可能性はゼロではない。寧ろウラルの戦い方だと、世話になる可能性が高かったりする。それにしても、ヒントがいっぱい転がっていたにも関わらずアヤトのことを頑なに暗殺者だと思わないのは、彼の性格や雰囲気の影響だろうか…)
え~、そうなのぉ?正しい…かぁ……私はね、生き方に正解とか不正解とかないと思うんだ。だってぇ、人によって生き方は違うし…その人に合った生き方もあるでしょ?
(結婚や子供は自分とは関係ないというアヤトに、最初から結婚とかするつもりがないのだろうと判断して。当然、本当の理由には気づいておらずそう言ったことに興味がないのだろうと考えており、ウラルが言った考えが世間一般的には正しいのかもしれない…が、ウラル自身は本当に正しい生き方はないという考えを明かして。例え悪い生き方をしていたとしても、それもその人の生き方だからと遠くの空を見ながら話して)
うん、いいと思うよ~。寧ろありがとうねぇ、これなら見つけたモノいっぱい積めそうだしねぇ…♪
(アヤト似続いて馬車に乗車し、アヤトが馬車の手続きをしてくれたことにふにゃりと笑いながら感謝の言葉を告げて。この馬車ならダンジョンで手に入れた戦利品をたくさん積み込むことができ、恐らくガタイがいい騎手を選んだのもそういった理由だろうと察しており。)
822:
ミミ [×]
2025-06-03 02:21:44
>820
内気、か…そっかぁ…クレアにとって、大切な子なんだね。そんな子が今どうしてるか気になるのは、当然だよねぇ…。何にしても、もう一度見れてよかったね
(クレアが言ったアリシアの特徴と先程の光景を比較し…優しいかどうかはともかく、本当に内気な子なのだろうかと疑問にもつが…クレアが幸せそうに話しているためそのことは口にせず。アリシアのことよりも気になることもあるが……家を追い出されたのに残ったアリシアのことを気にしていた辺り、クレアの優しさを再度実感して。人の幸せを自分のことのように喜べるクレアも、いつか幸せに暮らせることを願いながら興奮気味なクレアに微笑み、もう一度アリシアを見れて良かったねと告げて)
823:
レド [×]
2025-06-03 06:28:31
>819
そ、それは光栄です。もう少しゆっくり歩きますか……
(耳元の囁き、無骨な身体を締め付けるアリシアの手足の柔らかさに身体をぴくつかせて。時折ちらりと見える横顔は、子供のような照れ顔だ。幼い頃母親を盗賊に殺され、自らを引き取った剣の師の下でストイックに生きてきたレドにとっても、異性との触れ合いは新鮮なものだ。アリシアも同じように感じているらしく、会食の時と比べれば随分邪気が消えている。何だかんだでクレアの生き写しと言える人が自らの背中でリラックスしているのは嬉しいものだ。これで少しは気分が和らいでシエルへの当たりも柔らかくなれば、と淡い期待を抱くと、ずっとこうしていたいという望みに応え、歩くペースを落として。)
ぐぬぬ、どこも空いてない!宿場ですし騎士団の詰所くらいあるはず。そこで保護してもらった方が……
……うん、そうしましょう!お、お互いレイラの癇癪で殺されたくない身の上ですし、でしょ!?
(宿場に着いたはいいがどこも満室のようだ。いつまでもアリシアを背負って歩くのは危険だ。ここで腰を下ろさなければならないのに、と歯噛みしていると、前方に飛び込んできたある物を見て急に焦り出して。唯一空いているのは奥にある小さな宿、2部屋どころかベッド1つしかなさそうな宿だけ!予想はしていたが最低の展開である。あんな所でアリシアと一晩過ごしたら篭絡されて悪の手先にされるならまだマシ、近衛隊副長を務めるライデン家の令嬢と寝たなんて噂が立てば、まともな殺され方をされないだろう……そんな最悪の運命に抗うべく、最後の抵抗としてアリシアに引きつった笑顔を向け、詰所にいる騎士団に保護してもらおうと提案して。)
824:
クレア [×]
2025-06-03 09:09:36
>822
はい…!えへへ…あれ?そう言えば何かを忘れているような…
(ミミの言葉に元気一杯な返事で返したクレアであったが、ふと何かを忘れていたような感覚に襲われ首を傾げる。思いがけないアリシアの登場ですっかり頭から抜け落ちていたが、その話題も過ぎ去ったところで、今まさしく酒への欲求を思い出すかの瀬戸際にいた。必死に記憶を辿ろうと天を仰ぎ見て頭を捻る。)
825:
アリシア [×]
2025-06-03 09:11:41
>823
ふふっ、レド殿は冗談がお上手ですね。女に飢えた男達の巣窟に無抵抗の私を放り込むと、本気でそうお考えですか?
(レドの最後の抵抗とも言える提案を聞いて、アリシアは圧を宿した笑みを浮かべて問いかける。近衛隊と騎士団の確執があるのは勿論のことだが、会食に招待された高位の騎士でさえあの体たらく。宿場の詰所勤務の騎士の品位などもはや見る影もないことであろう。その点、例え同じベッドで寝ようとも高い理性を持つレドが血迷って手を出してくるとは考えにくい。アリシアにとって、もはや前方の安宿に泊まることは確定事項であった。)
さあ、早く行きますよ。うかうかしていたら誰かに先を越されてしまいます。
(まるで手網の如くレドの肩を揺さぶり、宿へ向かうように急かす。淡々とした口調を取り繕ってはいるが、異性との同室で一夜を明かすことにアリシアも相当に緊張していた。心臓はおそらくレドにも分かるほどに鼓動が早まっていることであろう。急かしているのは、そんな自らの緊張を隠す為でもあった。)
826:
ミミ [×]
2025-06-03 12:29:38
>824
え?…あ、あの~…ほら!あれだよ!
(いい感じにクレアが元気を取り戻したのだが、再び酒への欲求を思い出しそうになっており少々焦った様子で話し始めて。まずい、このままだと酒場に着くまでクレアが地獄の時間を過ごすことになってしまう、気の所為だと言って誤魔化しても思い出すのは時間の問題だろう…ならば、別の話で気を逸らすしかない。武器の話…は、酒の話に繋がってしまうからダメ。他に何か、クレアが食いつくような話は…)
…ほら、お互い妹分がいるみたいな話をし始めたところだったじゃん!クレアにも居るんでしょ?
(結局アリシアから連想してこの話に辿り着いたミミ…だが、よくよく思い返してみれば聖教国でレイラの像を見てクレアははしゃいでいた…恐らくは、クレアにとってレイラは妹同然の存在だと考えられる。咄嗟だったが、我ながらいい話題を出したと思うミミ…あとは、酒の話に繋がらないことを願うばかりだ…)
827:
アヤト・カタギリ [×]
2025-06-03 22:34:06
>821
笑ってないよ…フフフ。でも冒険者は十分危ない仕事だから世話にならないと考えるのは命取りだと思うよ。
(爆笑しておきながら笑って無いと堂々と主張した…矢先、頬を膨らませた姿を見てまた笑う。人名救助の仕事には当然、実際に就いた事は無い。仔細を調べた事も無いので冒険者がどれくらい救助されるのかは知らないが、冒険者のような危険な職業で世話にならないと言い切るのは油断しているように感じる。暗殺者は相手の油断を突いたり誘ったりするのが常套手段の一つ、なので油断の恐ろしさは身に沁みている。故に表情こそ笑顔のままだが、今まで緩めの声色から少し真剣味を帯びた声色で警告を口にする。)
その人に合った生き方ね…まあ、確かに笑って死んだ悪人もいれば、悲惨な死に方した善人もいたけどね。それにしても達観した考えだね、実は僕より年上?
(人生の目的は幸福になること。そう認識しているアヤトは今まで見てきた人間の中から世間一般的な正しさから外れながらも幸せに死んだ悪人。外れなかったにも関わらず不幸に死んだ善人…色々な死に様を思い出して。一般論的な正しさより、自分に合ったら生き方の方をしていた人間の方が幸福そうだった、とウラルの考えに納得する。自分自身も10代前半で暗殺者だったので、見た目で人を判断するべきで無いとは思っているが…甘い喋り方と特殊な匂い以外は見た目相応に思えるウラルから大人びた言動が出る度に実年齢がさっぱり分からず、冗談めかした口調で疑問を口にしてみる。)
そっか、なら良かったよ。僕は1人が多いから誰かと乗るのは新鮮だよ。ウラルちゃんは仲間も多そうだから1人の方が珍しそうだよね。
(ウラルが乗車すれば壁を2回叩いて振動で騎手に出発を伝える。他人と乗る事が全く無い訳ではないが、裏関係の気の抜けない相手が多いので気軽な空気の相手は珍しいので浮かれる訳ではないが新鮮な気分だった。)
828:
レド [×]
2025-06-04 06:30:42
>825
巣窟て。ひどい言い草ですな。あの安宿や私の方がよほどタチが悪く見えますが……会食の時から薄々感じておりましたが、アリシア様にとって騎士団という男社会は生き辛い場所のようだ。
(騎士団の詰所を「女に飢えた男達の巣窟」などと表現するアリシアにげんなりした顔を浮かべて。最後の抵抗をへし折られたからというのもあるが、方便にしてはあまりにも実感がありすぎた。そういえば会食にいた騎士連中もハゲ(ダンテ)みたいな下品な連中だったな。悪人とはいえあんな連中に日々揉まれる苦労には流石に同情せざるを得ない。)
……いいでしょう、アリシア様。今日くらい騎士団のことは忘れてゆっくりお休みください。このレドが夜通しお守りしますから。
(もういい、覚悟は決めた。これは要人警護と割り切る。というかアリシアの鼓動が速い。さんざん人をイジっておいて自分も緊張してるらしい、自分の得意な手で攻められると弱いタイプか?……あれこれ考えつつも、急かされるまま安宿へ向かい入口でアリシアを降ろし、両手を握って徹夜してでも守ると誓って。顔は穏やかな笑みを浮かべつつ、アリシアの碧眼を見下ろしている。ここに至ってようやく、今までまともに視線を合わせられなかった彼女の瞳を見つめられるようになった。)
829:
クレア [×]
2025-06-04 17:54:41
>826
そうですねぇ…ふふんっ、誰にも負けない自慢の妹がいます!今は疎遠ですがいつか仲直りを…全部私が酒に溺れてしまったせいで…あ…
(致命的な何かを忘れている感覚を残しながらも、一旦それを頭の片隅に置いて思考をシフトする。胸に手を置き、可愛らしく鼻を鳴らしてドヤ顔を見せると「勇者」なんて大層な称号を持つ妹を自慢した。肩書きと腕っぷしならば確かに並大抵の相手には負けないことであろう。そんな妹とは現状は疎遠である。その原因が酒であることを語ろうとしたその時、クレアは間抜けな声を出して固まる。思い出してしまったのだ。酒への渇望を…)
830:
アリシア [×]
2025-06-04 17:56:58
>828
ええと…お願いします…
(先程までの一歩引いた姿勢から打って代わり穏やかな表情で目を合わせられた上に手まで握られたことで、動揺を隠せないアリシアは目を泳がせてぎこちない返事で返した。短いながらも濃密な時間を共にしたことでアリシア本来の人格が引き出されつつあるようだ。自らの顔が徐々に熱を帯びて紅潮していくことに気が付くと慌てた様子で握られた手を解き、改めてレドの腕に抱きついて隠すように二の腕部分に顔を埋めた。
傍から見ればカップルがイチャついているようにしか見えないその光景に「はぁ…泊まるなら早くしてくれ」と見かねた宿の店主が呆れたような溜息混じりに声を掛ける。)
その…外観のわりには意外と内装はしっかりしているようですね。
(近衛隊宛てに請求書を送るように告げて早速と精算を済ませると、意を決して案内された部屋へ踏み入る。中を見渡せば、古いながらも清掃の行き届いた部屋は案外悪くない。ベッドは案の定一つだが、シャワールームとトイレまであり安宿としては十分であった。生憎部屋にはベッド以外の家具はなく、やむを得ずレドの腕を抱いたままベッドに腰掛ける。改めて異性とこれから一晩を共にすることを意識すると、心臓の鼓動が早くなる。気を紛れさせようと宿の内装を褒めるものの、声は震え頬は未だ赤みがかっていた。)
831:
ウラル [×]
2025-06-05 01:49:04
>827
そう言いながら笑ってるじゃない!それに爆笑してたのに笑ってないって言うのはぁ、無理があるでしょ!…う~ん……冷静に考えてみたらそうかも。今までパーティで活動してたから何とかなってたっていう状況、そこそこあったし……
(再び笑うアヤトにむぅっとした表情で怒り、先程爆笑したのにその主張は無理があると律儀にツッコミを入れて。少し真剣な声色に変わって警告を受けると、冷静になって考え始め…よく考えれば今まで危ない状況が幾度があったことを思い出して。運よく今までどうにかできていたが、一歩間違えれば命を落としていただろう…)
…あれぇ、言ってなかったっけ~?私は半獣人だからぁ、アヤトくんよりもかなり年上だよぉ~?ちなみに、蛇の半獣人だよ~…♪
(自分の自己紹介の時に種族を言ってなかったことを思い出し、半獣人であることとアヤト…人間よりもかなり年上であることを明かして。他の半獣人のように獣耳や尻尾がなく、瞳が人間と違うものの初見では絶対気づけないだろう。おまけに蛇という珍しい種族だ…それにしても、アヤトの発言に気になる箇所があり「ところでぇ、さっきアヤトくんが言ってた人達なんだけどね~…実際に見たって感じの言い方だったけど、助けられなかった人…じゃないよねぇ?」と尋ねて。人命救助の仕事をしていると、助けられず目の前で人が亡くなるなんてことは無くはないだろう……だが、その時点で善人や悪人なんてことがわかるだろうか?そう疑問に持ち、大ハズレな予想をした割には鋭い質問をして)
高難度の依頼を1人でよく受けてるって、言ってたもんねぇ…うん、仲良しな人がいっぱいいるよ~?1人でもいけることはいけるんだけど~…私はサポートに徹した方がいいしぃ…何より、誰かと一緒に依頼をこなすのは楽しいよぉ♪
(先程アヤトが話していたことを思い出し、高難度の依頼を受けるルールを知らなかったことから本当に1人での活動が多いのだろう。ウラルは元から仲がいい人や商売をキッカケに仲良くなった冒険者等、仲間は結構居る方だ。1人で依頼を受けることはほとんど無く、自分の固有魔力を活かせることと純粋に誰かと受けるのは楽しいから一緒に依頼を受けることを笑顔で明かして)
832:
ミミ [×]
2025-06-05 01:49:23
>829
確かに、勇者なんて凄い称号を持ってるくらいだし、本当に自慢できる可愛い妹だよね?…きっと仲直りできるよ、今日みたいに頑張ってる姿を見たら……あ…。
(自分の予想通り、この話題に食いついてくれたことに安心しており。確かに勇者という称号を持っており、聖教国、さではあるがあんなに立派な像が複数建てられていたりと本当に自慢できる妹だろう。おまけにS級冒険者、戦っているところを見たことはないがきっと強いのだろう…そんなレイラと疎遠状態であるが、今日みたいに前を進んでいる姿を見ればきっと仲直りできる…と言いかけたところ、予想もしてなかったことが起こってしまい……。)
……け、けどさぁ!ウチの妹の方が凄いんじゃないかな~!私の妹達は本当に誰にも負けないくらい凄い妹達だし~!
(てっきり疎遠になった理由は不死鳥の翼のメンバーであり、クレアの恋人でも合ったカルロスが亡くなったのが原因だと思っていたが……まさか、こんなところにも酒が潜んでいたとは。このままではクレアがまた苦しい思いをしてしまう、それを阻止するためにクレアを焚き付けるような発言をして大袈裟にして。これが正しい判断とは言えなかっただろう…だがこれが焦ったミミの限界であった…)
833:
レド [×]
2025-06-05 06:42:23
>830
……ッッッ!カルロス様の手前、考えもしなかったことが……
(覚悟を決めて入った安宿の部屋、レドにとっては最悪である。ベッド1つしか無い小部屋のくせに、小奇麗でシャワーまである。まるで事に及べと言わんばかりだ。アリシアもすっかり舞い上がって自分の腕に縋りついている……密室に漂う女性特有の芳香に鼻を刺激されると、なにかブツブツ呟き、歯を食いしばりながらプルプルと身体を震わせて。
剣士としてばかりか異性としてもクレアに惹かれたレドだが、カルロスの存在を知ってからは恋愛感情を抱いていない。あの人が愛するに足ると信じた人との仲を引き裂いてクレアを尊厳を傷つけるなど出来ない。たとえその人がとうの昔に死んでいたとしても、だ。だが憧れのクレアの生き写しがこうして側にいると、捨てたはずの夢を思い起こしてしまう……それも良くない。「お、お互い落ち着きませんな。少々お待ちを。」と声をかけるとゆっくり腕をほどき、部屋から出て行って。)
お待たせを。今日は色々とありすぎて疲れましたな……リラックスするにはこれが一番。これで一息入れましょう。
目の前で用意させたから大丈夫とは思いますが……失礼。
(しばらくすると盆を片手に戻ってきて。家具というには頼りない、板に棒を付けただけの簡素なナイトテーブルをアリシアの手元へ手繰り寄せると、その上に盆を置いて。木の盆に乗っているのは素焼きのマグカップに注がれたホットミルクが2つと、無地の皿に積まれたビスケットだ。豊穣亭とは比較にもならない地味すぎる盆だが、ミルクと砂糖の香りを甘く漂わせるホットミルクは今日の疲れを癒すのに最適だからと、宿で作らせたらしい。アリシアの隣に座り直すと、早速アリシアのマグカップに口をつけようとして。それは一服盛られてないかというアリシアの不安を拭い去る行為……毒見である。)
834:
クレア [×]
2025-06-05 20:01:08
>832
…うぅ…
(クレアは脱力してその場にへたり込んだ。ミミの妹自慢に若干の対抗心を抱いてはいるものの、言葉を紡ぐ余裕がない程に憔悴している。幸いにも、クレアが死んだ魚のような瞳で動かなくなったタイミングで馬車は停止した。外へ目を向けると、そこには慣れ親しんだデュランダルの街並みが広がっており、ついにギルドに帰還を果たしたようだ。従者が馬車の扉を開けて退出を促すものの、クレアはボーッとして上の空であった。泣き出すよりは幾分マシなものの、また何かきっかけがあるまではしばらく要介護状態であろう。)
835:
アリシア [×]
2025-06-05 20:05:56
>833
…っ…!?で、ではご厚意に甘えるとしましょう…
(夜通し守るという誓いの有言実行なのだろう、流石に毒味までするとは思ってもみなかったアリシアは驚きと羞恥から顔を真っ赤に染めるが、首をぶんぶんと横に振り平常を装って毒味を見守る。レドが毒味を終えて異常がないことを確認すると、関節キスを前に高鳴る鼓動を抑えながら、マグカップを受け取って自らも口を付けた。)
レド殿…私の思い上がりでなければ、貴方は私に異性として関心があるとお見受けします。私も…その…正直に言えば貴方に好意を抱いています。間接的にとは言え、貴方の口付けを受け入れたのもその為です…ですので、レド殿になら私は…何をされても構いません。
(まだ中身の残ったマグカップを盆に戻し、上目遣いでレドの顔を覗き込むと、アリシアは真っ赤に頬を染めたまま潤んだ瞳を向けて思いを打ち明ける。アリシアは決して察しの悪いタイプではない。レドが自分にクレアの姿を重ねていることはまだ知る由もないものの、声色や表情などから少なくとも自分が異性として意識されていることははっきりと分かっており、アリシアもまた、レドとの共闘やその後のスキンシップを経て好意…と言うよりは初めての恋心を抱いていた。レドの右手を両手で包み込み自身の胸に抱き寄せると、意を決して何をされても構わないと宣言する。)
しかし…私も由緒正しきライデン家の人間です。婚姻を結ぶ前に純血を捧げることは叶いません…。ですので…レド殿にその意思があるのなら、せめて私めの唇を奪ってください。
(アリシアは言葉を続ける。名家の跡継ぎである以上は婚姻関係にない相手と身を重ねることは出来ない。俯き、悔しそうに手に力を入れてそう告げた。暫しの間を置いて、再び顔を上げると今度は真っ直ぐにレドの瞳を見据え、自らの唇に手を添えて、この唇を奪ってほしいと縋るように瞳を揺らして訴えた。これは最後の意思確認を兼ねた告白である。レドが自分に向ける関心はどの類いかはまだ分からない。もし単なる肉欲や好奇心であれば、いずれライデン家に婿入りする覚悟で健全な交際を始めることなど叶わないであろう。レドの持つ関心が純然たる好意であることを信じて、アリシアは今の自分が捧げられる最大限のものでレドの真意や覚悟を量っていた。答えを待つアリシアは今にも泣きそうで、今この瞬間にレドの目の前にいるのは「魔を統べし者」などという悪魔ではなく、ただ一人の恋焦がれる少女であった。)
836:
ミミ [×]
2025-06-05 23:46:29
>834
…あ…えーっと…ほ、ほら!ギルドに着いたよ、早く報告しに行こう!
(あの程度じゃ対抗心が芽生えなかったか、それとも喋る気力もなくなったか……状況から見て、恐らく後者だろう。涙を流す気力もない辺り、とっくに限界を迎えている…どうするかと考え始めたところで、運良くギルドに到着して。内心助かったと思いつつ自力で立てなさそうなクレアを立たせて、従者にここまで乗せてきてくれたことにお礼を言いクレアを支えながらギルドに入り)
837:
アヤト・カタギリ [×]
2025-06-06 13:49:14
>831
ごめんごめん、つい面白くて。機嫌直してよ、金平糖あげるから。1人が基本の僕にフォローはあんまり期待しないでね、危ない時はウラルちゃんは自分の安全を優先してよ。
(正直もう少し笑っていたかったが表情から怒ったのが見て取れたので笑いを止めて、謝罪する。パーカーの内ポケットから金平糖入りの巾着袋を取り出して袋の口を開いて中身を見せて「好きに食べてよ」と差し出す。甘味で機嫌を取る作戦だった。大抵の状況は自分一人なら乗り越える自身はあるが…人をフォロー出来るかは分からない。パーティーを組んだ以上、助け合えるのが理想だがパーティー活動自体の経験が少ないので、今までのパーティーのようなフォローには期待しないように釘を刺す。代わりにウラルの身が危ない時は自分を優先するよう伝える。)
ああ、成る程。そりゃ見た目と中身の年齢のイメージが合わないよ。それにても蛇の半獣人は珍しいね、僕も嗅いだ事がない…よ………
(蛇の半獣人の寿命は知らないが、かなり年上と言うあたり相応に長いのだろう。過去に会った半獣人の事も考えれば…100か200か或いは1000歳であっても不思議ではない…と緩い推測で逆サバ読みしていた。獣人にも半獣人にも何人か会った事はあるが蛇の獣人は覚えがない、出会い頭に感じた匂いが分からないも当然だったと納得して。種族や年齢を知っても驚く様子は余り無くむしろ冷静で匂いや年齢の謎が解決してスッキリした事に満足げな笑顔だった…がいきなりの鋭い質問には思考を巡らせる。藪蛇な事を言ったか…或いは鎌をかけられたか…と考えて内心では警戒しつつ、悟られないよう表情には出さずに人名救助での話では無いと否定。下手な嘘でこれ以上、墓穴を掘るのを避けたいので質問の答えになるであろう本当の過去を簡潔に明かす。)
ん………仕事の話では無いよ。僕は生まれ育ちが悪くてね、子供の頃は戦場とか治安の悪い地区で過ごす事も多かったから、人が死ぬのを見る機会には事欠かなくてね
(物心ついた頃から父親に裏の世界で生きるのに必要な技術を叩き込まれ、それを完璧に身に付けるまで武器だけを手に戦場や無法地帯に1人放り込まれた。そして身に付けば、別の技術を叩き込まれ別の戦場か無法地帯に。そんな拷問のような日々の繰り返しで、人の死を見るのは暗殺者となる以前から日常茶飯事だった。流石に正直に全て明かすと別の問題が発生しそうなので…父親の事は省く、無法地帯も治安の悪い地区に危険度を下げる、どう生きてきたかも説明しない。あくまで人が簡単に死ぬような厳しい環境をどうにか生き延びてきた…くらいに取られるように言葉選ぶ。戦場にも治安の悪い地区にも善人と悪人はそれぞれ存在する、そして両方が理不尽に死ぬ。そんな世界が有る事を冒険者で長生きなウラルなら知っている筈…そして知っているなら納得させられるだけの質問の答えになっている筈と考えて。本人は所詮は過ぎた過去と気にしていない、ので暗い表情も嫌な顔も見せず今までと同じ様子で話す。)
楽しい…ね。それなら固定パーティー組まないの?サポートに徹するなら信用出来る前線系の冒険者と組んだ方が安定するでしょ。
(一緒に依頼をこなすのが楽しい。協力関係であっても背中を刺されかねない環境で育ったアヤトには共感しにくい言葉だったが笑顔を保つ。人と依頼をこなすのが楽しく、自分もサポートに徹する方が良い、となれば特定の誰か…特に前に出て戦うタイプの冒険者と固定のパーティーを組まないのが不思議だった。人と連携するなら手の内や考え方を知ってる方が良いのは自明の理である…そんな戦闘効率を考えての疑問でもあった。)
838:
クレア [×]
2025-06-06 16:20:06
>836
はひ…分かりました…
(力無い返事で返すと、ミミに連れられるまま報酬を受け取るべくそのまま受付へ進んだ。そして手続きの最中、受付嬢はハッと思い出したようにクレアに伝言を伝える。「明日の正午にギルドで待つ。」と、まるで決闘の申し込みかのような言付けを残したのは先程まで話題に上がってた本人、勇者レイラ・ハートである。いったいなぜ…と予期せぬ出来事に困惑を隠せないクレアだが、次第に緊張が込み上げてきてアワアワと瞳を泳がせて焦り始める。活力が戻ったのは良いが、まだ本人と会う心の準備は済んでいないようだ。)
839:
ウラル [×]
2025-06-07 17:08:00
>837
コンペイトウ??聞いたことない食べ物だぁ…変わったカタチしてるねぇ~。フフ、大丈夫だよぉ。こう見えて私も結構やる方だし、フォローする側としてそういうところはちゃんとわかってるからねぇ。
(アヤトが出した巾着袋の中に入った、見たことのない色鮮やかな菓子を見ては「カラフルで可愛い~」と言いながら一粒手に取り、特徴的な形状の金平糖を不思議そうな表情で見ており。グラニュー糖に似た香りがすることから、恐らく甘味だと察しており。基本ソロで活動している冒険者がフォローや協力が苦手なことが多く、そんな冒険者と幾度がパーティを組んだことがあるウラルは慣れておりどう立ち回ればいいかも理解している。こちらは気にせず戦ってというように笑みを浮かべて大丈夫だと告げて。)
でしょぉ?私は半獣人だってはっきりわかるものが何もないから、みんなから人間と思われるちゃうんだよねぇ~…。そう、私って結構珍しい種族らしくってねぇ、同族と会ったことが………?
(自分の店に来た客や同じギルドの冒険者のほとんどからは、人間と思われていることをふにゃりと笑いながら明かして。アヤトのように見た目と年齢と発言の内容から年齢に違和感を持つ者はかなり少ない方だ。少なくとも蛇の半獣人であるウラルも同族と会ったことがない程珍しい種族で、そのことを話そうとしたところアヤトの様子に小首を傾げて。もしかすると、先ほど質問はアヤトにとってあまり良くないものか、それとも良くないことを思い出すきっかけになってしまったのだろうかと思っており)
…そっかぁ…そんな危ないところに住んでたんだねぇ……ごめんね、辛いこと思い出させちゃって……。
(ウラルが予想していた以上に残酷な過去が語られ、少しの間言葉を失い。もちろん平和そうに見えるこの世界の陰に、そのような過酷な世界があることはよく知っている…実際に見たことのあるその世界の光景が脳裏を過ぎり、俯き暗い表情になりなり。アヤトは気にしていなさそうだが、申し訳さそうにそんな過去を思い出させてしまったことに対して謝罪して。もしかすると、アヤトの強さもそんな過酷な環境で手に入れたものなのだろうかと考えたが…アヤトは確かに「子供の頃」と言った。具体的な年齢はわからないが、大人に勝てるような年齢ではないことはわかる…そんな事ができるのは、幼い頃から訓練を受けた子供だけだろう。アヤトの言い方からしてそれはあり得ないという考えに落ち着く…そのあり得ない事が真実なのだが…)
うん、今日でアヤトくんも一緒に依頼をこなす良さがわかると思うよ~?
固定かぁ…私もねぇ、固定パーティーは組みたいんだけど~…全然予定が合わないんだぁ。ミミっていう私のお姉ちゃんみたいな人も商人やってて、予定が合わないし…前衛のエル智組みたいんだけど、あの子はいつもS級冒険者が受けるような複数人推奨の依頼を1人で受けに行っちゃうし~…。
(今までソロで活動してきたため、もしかするとパーティーの良さを知らない可能性がある。今日ウラルと一緒にこなすことで、その良さが分かるかもと笑みを浮かべて話し…そうするとアヤトから尤もな意見が。ウラルも固定パーティーを組みたいらしいのだが、よく知っている2人とは予定が全然合わないため組めない。本当はもう1人いるのだが、冒険者ではないため敢えて言わず「でもねぇ、悪いことばかりじゃないんだよ~?お店の宣伝もできるしぃ、みんなと仲良くなれるからねぇ~」と、通常パーティーの良さも語り)
840:
ミミ [×]
2025-06-07 17:08:21
>838
…なんだろうね…?正直想像できないけど…今日は程々にして切り上げた方がよさそうだね…?
(受付嬢から、先程少しだけ話に出てきたレイラの名前とレイラからの伝言が伝えられ、ミミはレイラと話したことはほとんどない…いや、寧ろ話したことがないかもしれない。伝言だけ聞けば決闘の申し出にも聞こえてくる…その伝言の意味を推測するためにレイラの性格から考えようとしたが、クレアとティアとユリウスからほぼ真逆の情報が語られたため想像ができない。悪い想像しかないため、焦ってる様子のクレアには予想できないとだけ話して。再開した時酒の匂いがしたら余計良くない方向に進んでしまいかねないため、明日に備えて飲酒を程々にして早めにお開きにしようと告げて。)
841:
レド [×]
2025-06-08 01:12:04
>835
え……
(手を握られるまま、口をぽかんと空けて呆然として。突然の告白。打算は無い、本気だ。これがシエルの言うアリシアの本当の姿……こんな気分が満たされる経験、初めてだ。それも憧れのクレアさん似の人に……もうこのまま押し倒しても……そう逸る気持ちを抑え、言葉を紡ぎ。)
お、おっしゃる通り、俺もアリシア様が好きです。憧れの人に似てるから......いやいや。怖い人だと聞いてたのに、実際こう触れ合っていると優しくていたずらっぽくて……生まれた時から騎士として一生懸命頑張ってる貴女とずっと一緒にいたいなって、そんな気持ちになるんです。
……アリシア様、貴女を惑わせてごめんなさい。そのお気持ちだけで俺は幸せです。だけど、アリシア様の苦しみが少しでも和らいで、幸せになれるなら、その……俺の唇、差し上げます。
(潤んだ瞳を見つめ返しながら、顔を真っ赤にして、たどたどしくアリシアへの想いを語って。途中クレアと似てるからと言いかけブンブンと首を振って否定して。違う、アリシア自身に惚れたのだと……背を丸め、一人称が「俺」になっている砕けた敬語で語るレドに今までの騎士然とした風格は無い。ただの青年として彼女への愛を伝えている内に、だんだんと涙が零れ落ちて。騎士たるを強いられ、頼れる者は無く、恋愛さえ自由にできない。あんまりだ。こんな人生あっていいのか!この時代に生まれたこと自体が彼女の不幸……でも今だけは幸せになってほしい。そう決意すると口付けを交わすべく、アリシアの両肩に手を添え、涙に濡れた真剣な瞳で彼女を見つめて。)
アリシア様……っ!
(目を閉じ、アリシアの身体──騎士として生きるには柔らかすぎる身体をそっと抱きしめ、濡れた唇を重ね合わせて。アリシアも朝になれば今日の出来事を捨て、元の悪人として野望へと突き進むだろう。そうでなくとも彼女とは身分が違い過ぎる。こんな関係も今宵限り、それでも構わない……そんな想いで重ねた初めてのキスは、ミルクの甘い味がした。)
842:
クレア [×]
2025-06-08 17:06:39
>840
…うぅ…そうですね…
(ミミの提案に、浴びる程酒を飲むつもりであったクレアは泣きそうになるものの、どんな理由であってもレイラとの喜ばしい再開を前に情けなく泣く訳にはいかないと考え何とか涙を堪えた。話している内に手続きを終えて、ご丁寧に二つの袋に分けられた報酬の片方を受け取る。中身を確認すると金貨二十枚、一日の報酬としては破格であった。さすが聖教国と言ったところだろう、声には出さないものの予想外の金額にクレアは目を丸くした。)
843:
アリシア [×]
2025-06-08 17:08:32
>841
…んっ……ぅ……
(唇を重ねられると、アリシアも瞳を閉じて出来うる限りの力を込めて抱き返した。高揚感から甘い吐息を漏らしながら、全身でレドの感触を確かめる。何より気持ちを受け入れられたことで言い知れない多幸感に酔いしれ、次第に呼吸すらも忘れてひたすらに口付けを堪能した。いよいよ本能が呼吸を思い出してやっと顔を離すと、蕩けきった瞳をレドに向けて荒い息遣いで呼吸を整える。)
ハァ…ハァ…私…今が凄く…幸せです…この時間がずっと…続けばいいのに…
(行きも絶えだえにアリシアは言葉を紡ぐ。未だ全身が火照ったまま、その温かな手をレドの頬に添えながら自分が抱いている感情を偽りなく伝えた。きっと、内なる何かに再び人格を支配される頃にはこのレドへの気持ちはある種の呪いへ変貌することであろう。また平然と酷い仕打ちをしてしまうかもしれない…気持ちを悪用してレドを裏切るかもしれない…そんな漠然とした不安から、言葉を言い終える頃には苦しそうに瞳を伏せた。)
844:
ミミ [×]
2025-06-08 22:16:52
>842
まぁ、また今度改めて奢ってあげるからさ?元気出しなよ、久しぶりにレイラとも会えるんだからさ。
(理由は不明ではあるものの、クレアにとってはレイラとの再会は嬉しいことだろう。酒のことに関しては、また今度改めて奢ってその時に好きなだけ飲んでいいと笑みを浮かべて告げて。ミミも袋を手に取り中身を見ると、破格とも言える金額が入っていることに驚いており。)
それじゃあ、鍛冶屋に行こうか。だい、すぐに直してもらえるよ
(当初の予定通り、クレアの折れた剣を直すために鍛冶屋に行こうと提案して。余程自信があるのか、綺麗に真っ二つになった剣もすぐに直してにくれると告げて)
845:
ミミ [×]
2025-06-08 22:17:44
訂正
だい、→大丈夫、
846:
レド [×]
2025-06-09 22:29:11
>843
…………っ……!
……はぁ、はぁ……俺も幸せです……俺も剣を振るしか能の無い男だけど、俺を通してアリシア様が喜んでるのを見ると、もっと幸せになれるというか……へへ。
(アリシアに目一杯抱き返され、限界まで唇を吸われると思わず目を見開いて。口付けが終わったころにはアリシアと同じく今までに無い高揚感で瞳を蕩けさせ身体を熱くしているが、彼女を抱きしめる腕は震えており。アリシアの熱い吐息を浴びながら全身で彼女の愛情を受け止めていると頭がクラクラする。もうクレアとカルロスの時と同じように駆け落ちしてしまいたくなる……だが彼女の誓いを守るべく、必死で衝動を抑えているのだ。どうにか呼吸を落ち着けると、子供のようにはにかんだ笑顔でアリシアへの感謝を伝えて。)
……アリシア様。これから先何があっても、俺は今日の事を後悔しません。全ては自分が選んだことだから……だから今日はお互い気兼ねなく、いい夜にしましょう、ね。
(アリシアは幸せそうにしながらもどこか後ろめたそうだ。もしかしたら自分が内なる悪魔に囚われている自覚でもあるのだろうか。会食の時の悪意丸出しのものと全く違う、自らの顔を優しく包むアリシアの手をそっと握ると、吐息も伝わる距離で彼女へ気遣いの言葉を囁いて。正直彼女を救う手立てはさっぱり思いつかない。世の中のため、クレアの実家を取り戻すため、ひと思いにトドメを刺した方がよかったかもしれない。が、アリシアと一晩を共にすると決めたのは自分だ。せめて今だけは、彼女に尽くしその心を癒すつもりである。)
847:
アヤト・カタギリ [×]
2025-06-10 07:40:50
>839
お菓子だよ、知らない?発祥はこっちの方らしいけど。それなら援護には期待してるよ。
(東国の金平糖も元々は海外の貿易商からの輸入品だと聞いていたので、商人であるウラルなら金平糖の事を知っていると思っていた。なので知らなかった事に意外そうな顔でお菓子だと説明、そして一粒、噛み砕いて食べる。大丈夫との言葉が虚勢や過信の類では無く、経験による慣れである事を感じ取って笑顔で期待してると返す。)
おっと……そんなに暗い顔するとは思わなかったよ。別に思い出しても辛く無いし、あの日々あっての僕だからね、ウラルちゃんが気に病む必要はないよ。
(反応からして世界の暗い部分を知っているのだろう、それは予想通り。ウラルのような良識ある善人がショックを受けるのも予想はしていた。が…チラリと見える俯いた顔の表情がここまで暗いのは予想外で、そんな表情に対して少し困り顔になって。あの拷問のような日々があったから暗殺者も冒険者もやれる今がある。そもそもあの日々を乗り越えられなければどの道、死んでいた。なので、否定的感情も辛い思い出という認識も抱いていなかった。詳し過去も何故そう思うかも明かさないが「あの日々あっての自分だと」肯定的にすら聞こえる言葉で辛い思い出では無いと返して、笑顔で気に病む必要は無いと伝える。)
そうなる事を楽しみにしているよ。ん…?両方聞いた事あるような…ミミって名前の商人は確かデュランダルに来た頃に聞いた覚えがあるね。それにもう1人は確か……受付のお姉さんが言ってたかな。んー、確かに固定は組みにくそうだね。まあ、運が向くと良いね。
(ウラルの口から出た2人の人物に聞き覚えを感じて記憶を巡らせる。暗殺者としてデュランダルで活動再開の準備をしていた頃、そのついでに探し物をしていた時にミミと言う名前の商人を聞いた覚えがある。そして複数人推奨の依頼を1人で受ける冒険者…暗殺の邪魔になりそうな強者を調べた際に元S級がA級降格後も複数人推奨の依頼を1人で攻略していると読んだ。それに受付も自分の他に依頼を1人で受ける冒険者につて言及していたのを思い出して、多分同一の人物だろうと考えた。依頼だけに専念するのが難しいであろう商人とソロ行動派の冒険者…予定は合わなくても不思議じゃない…と固定パーティーを組まない理由に納得して同情の言葉をかける。)
ポジティブだね、それに商魂逞し…っとあれかな?ダンジョン。
(固定が組めない状況でもプラスの言葉が出てくる事にパーティーで活動するのが…他人と居るのが本当に楽しのだろうと感じて。その上で宣伝まで考えている事に商魂逞しと言いかけた所で…千里眼がダンジョンの存在を捉える。千里眼の能動的な使用は脳への負荷が強い。なので視力を0にする事で負担を抑え、機能を限定している…が機能を停止している訳では無いのでA級の複数人推奨ダンジョンのような大きな存在は自動的に千里眼が捉えてしまう。千里眼に釣られて人間の素の肉眼では双眼鏡のような物を使って見るような離れた距離にあるダンジョンがはっきりと見えたかのような反応して。)
848:
クレア [×]
2025-06-10 10:56:21
>844
ありがとうございます…では行きましょうか…
(明日に控えたレイラとの再開に対する期待と不安、そして何よりもクレアにとって精神安定剤と化している酒への欲求が綯い交ぜとなり、苦しそうに胸を抑えながらも何とか笑みを繕って礼を述べる。中途半端に活力を取り戻したせいで、先程までのように寝たり泣いたり喚いたり等などの方法で欲求を昇華出来ない分、精神的なダメージは大きいようだ。ギルドを後にする足取りは、まるで風に飛ばされそうな程にフラフラとしていた。)
849:
アリシア [×]
2025-06-10 10:58:46
>846
そうですね…レド殿……今日を…忘れられない…思い出に……
(子供のような忌憚のない笑みに胸がときめき、吐息が肌に触れる度に感覚の研ぎ澄まされた身体をピクリと震わせる。アリシアはまさに幸せの絶頂にいた。この夜を良いものにしようというレドの言葉に肯定しようとした所で、疲労による睡魔が襲いかかる。言葉の途中で次第に視界が揺れ、言い終える前にパタリと動きを止めてしまう。倒れるようにレドの胸を借りると、すやすやと可愛らしい寝息を立て始めた。レドを信頼し切ったその寝顔はまるで天使のように無垢なものであった。)
850:
ウラル [×]
2025-06-11 01:25:20
>847
そうなのぉ?私ねぇ、商人になってそんなに経ってないんよぉ…商人を始めて3年くらいかなぁ…?任せてぇ~、安心して背中を預けてね…♪
(半獣人で商人をやってることに加えて、手慣れてる様子から長い年月商人をやっていると思われる事が多いが、実際のところ商人になってまだ3年しか経っていないことを明かして。金平糖含め、東国の酒について詳しくなかったのもそれが理由だろう。今手に持ってる一粒の金平糖を口の中に入れて食べて「ん…おいしぃ~♪もう少し貰ってもいい?」と、笑みを浮かべながら金平糖の感想を言って気に入ったのかもう少し貰ってもいいかと尋ねて。自分のサポートに期待していると聞くと、クスッと笑いながらやや含みがあるような言い方をする…が、本人は普通に話したつもりである。)
うん…アヤトくんが居た場所とは少し違うけど、私もそういう場所で育ってねぇ…皆が平気でウソを吐いて、傷つけて、いろんな物を奪って…アヤトくんもそういう目に遭ったのかなって思うと、ちょっとねぇ…。アヤトくんが気にしてないなら、いいけどさぁ…。
(アヤトが育った場所よりかは酷くはなかったものの、ウラルもかなり治安の悪い場所で育ったことを明かして。表情が暗くなった理由は、ウラルが過去に経験したことと同じ、若しくはそれ以上のことをされてきたと考えたからだろう。そんな事があっても、辛い思い出ではなく肯定的な発言をするアヤトに「アヤトくんは前向きだねぇ」と、静かに笑みを浮かべながら伝えて)
あ、アヤトくんも知ってたんだぁ…あの2人は有名人だねぇ~。ミミはねぇ、ダンジョン出手に入れた珍しい武器とか防具、素材を売ったり仲が良い鍛冶屋の商品を代わりに売ってるんだよぉ。エルは~…何故かいつも神獣とか、邪竜とか強そうな魔物の討伐ばかり行くんだよねぇ~。
(あまり他の冒険者との交流がないアヤトでも名前を聞いたことがある程、2人が有名人だということを再度実感して。エレオノールに関しては悪い意味で有名だが…。これからダンジョンで暗器の類の武器を探そうとしているアヤトにとって、ミミが珍しい武器等を売ってるという情報はきっといい情報だろう。S級の依頼の中でかなり危険な依頼ばかりこなしている辺りエレオノールの強さがどれほどのものか想像できるだろう。アヤトの同情の言葉に「うん、いつか2人と一緒に依頼を受けたいなぁ~」と、馬車の窓から見える空を見ながらそう呟いて)
そうそう、あの建物だよ~。どんなダンジョンかなぁ~…?
(アヤトが目的地であるダンジョンを発見し、ウラルは依頼書の目的地と照らし合わせてあのダンジョンが目的地だと頷いて。一体何があるのか、どんな魔物がいるのかと少し楽しみそうに聞こえる発言をして。そうしているとダンジョンの前まで到着し、ここまで連れてきてくれた御者にお礼を言って馬車から降りて。ダンジョンは一見通常よりも小さく感じるが…中からやけにひんやりとした風が流れてきて、恐らくは中は建物以上に広いということがわかる。そしてこの風は、氷からくる冷気とは別物だ…)
851:
ミミ/オルトロス [×]
2025-06-11 01:25:59
>848
大丈夫そう…?剣預けたら、すぐに酒場に案内してあげるからねぇ…あ、好きな料理も頼んでいいよ。ステーキとかね
(レイラとの再会で少しは活力が戻ったが、不調であることには変わらない。クレアの隣まで移動して体を支えながら歩き、思い出したようにフードを取って尻尾を元に戻し。酒はあまり飲めないが、料理なら好きなだけ頼んでいいと告げて。聖教国に居た時に話したことを思い出し、例えでステーキを挙げて。表通りから離れ、人気があまりない通路を進んでいき…周りの建物から離れた場所にある一軒の建物の前で止まり。普通の家をベースに、鍛冶屋要素を追加したような建物だ…)
ルトー、やってる~?修理してほしい剣があるんだけど~
(鍛冶屋の扉を開けて中に入り、軽い口調で剣の修理について話して。鍛冶屋の中は変わった形状で様々な種類の武器が飾られており、ダークな雰囲気が漂う頑丈そうな防具も展示されている。値札は書かれてはいないが、恐らくは売り物だろう。奥の部屋から足音が聞こえてきて)
我に修理を依頼するとは珍しいな、ミミ。お前でも直せない武器とは一体どんな………
(奥から体の複数箇所に古傷がある半獣人の少女がハンマー片手に現れて。基本的にある程度の武器なら修理ができるミミが修理の依頼に来るのが珍しいと言いながら、どんな武器なのか興味を持った様子…だったが、隣にいるクレアを見ては発言を途中で止めて。一度戦ったことのあるクレアなら気づくだろう、目の前の少女からオルトロスの強い魔力と気配が溢れていることに…)
852:
レド [×]
2025-06-11 19:04:43
>849
アリシア様……いい寝顔だ、まるで赤子のよう。
クレアさんやレイラさんには悪いけど、これでいいんだよな。二人とも、傷ついた人を遠ざける人じゃないしな……
(眠りについたアリシアの頭をそっと手で包みながら身体を抱えて。自らに身を委ねて安らかな寝息を立ててくれる彼女の寝顔、ライデン家特有の麗しい金髪から漂う芳香は、口付けとはまた違った充足感をレドに与え、穏やかな顔にしていく。一方で見ず知らずの男に子供のように甘える姿から、親に愛されない境遇であることを察して憐れみも覚える。アリシアに絆されるなど、家督を奪われたクレアやアリシアを好まないレイラを裏切った気がして後ろめたい……が、傷ついた人を遠ざけない二人と同じように人助けをしてるだけだと言い聞かせつつ、アリシアをベッドに横たえ、シーツをかけて。)
アリシア……腐った親父の下に産まれなければ苦しまずに済んだものを。それでもお家のために頑張ってるんだから立派だよ……せめて俺だけでも、その苦労と志に報いようじゃないか。
(自らはベッドに入らず床に両膝を付き、アリシアを起こさぬよう彼女の手をそっと両手で包み、労いの言葉をかけて。共寝はしない。それが自らの欲求を押し殺してまで立てた彼女の誓いだから。そんなアリシアの真面目さやひたむきさに益々レドは惹かれる。彼女の手を包んだ両手に額をつけると、おもむろに立ち上がり。)
さあ、どっからでも来い!近づく奴はみんな斬り捨ててやるッ!
(自らの東刀を抱いて戻ると、アリシアが眠るベッドを背に、床にドカッとあぐらをかいて。ビスケットをホットミルクで流し込みながら刀を抱いて座る姿はまるで荒くれの用心棒であり、先程までの純朴な青年らしさは消えている。こんな安宿、どんな不届者が侵入するか分かったもんじゃない……正直副団長との戦いによる疲れは抜けてないが、最初の約束通り、朝まで眠らずアリシアの眠りと純潔を守り抜くつもりだ。)
853:
クレア [×]
2025-06-12 15:22:02
>851
ええと…はじめまして…?…剣を直していただきたくて。
(対峙して早々に少女の纏う魔力に既視感を感じるものの記憶を辿ってみてもこれ程の魔力を持つ獣人の少女に覚えはない。かつてのクレアであれば魔力だけで何者かを察したことであろうが、過去に精神を蝕まれて酒浸りの生活を送ってきた上に今は満身創痍の状態。本来の洞察力は発揮できる筈もなく、ミミのような長寿な種も存在する獣人ならば膨大な魔力を持っていても何らおかしくはないと結論付けた。ずっと棒立ちしている訳にもいかず一先ず会釈をすると、申し訳なさそうに苦笑いを浮かべて此処を尋ねた理由を伝えた。)
854:
アリシア [×]
2025-06-12 15:25:30
>852
(朝日が登り、窓から光が差し込むと同時にアリシアは目を覚ました。心做しかいつもより深い眠りにつけた気がする…そんなことを考えながら目を開けると、宣言通り夜通し守ってくれていたであろうレドの姿が目に入る。安眠出来た理由に納得がいくと、その実直さを前にして思わずクスッと笑みが零れる。せめて礼を言わねばと上体を起こすが口を開いた刹那に鈍い頭痛に襲われ、苦痛に顔を歪めながら、右手で自身の頭を抑えて俯いた。)
おはようございます…レド殿。はて…お恥ずかしながら副団長と遭遇してからの記憶が曖昧なのです。なぜ私はレド殿とこのような宿に泊まっているのでしょう?
(しばらくして頭痛が落ち着いたのかアリシアは顔を上げると、貼り付けたような薄ら笑いを浮かべて挨拶をする。体力を回復したことで悪魔の方の人格が再び主導権を握ったのだろう、会食の時と同じくその瞳は酷く冷たいものである。顎に手を添え、首を傾げて記憶を辿るものの、本来の人格に主導権を握られていたせいで魔法を行使してからの記憶が霧がかったように曖昧であった。手っ取り早く状況を整理しようと、レドに視線を戻して何の気なしに問いかけた。)
855:
アヤト・カタギリ [×]
2025-06-12 20:23:26
>850
え、3年?てっきりもっと長いことやってると思ってたよ。僕はまた入手出来るから遠慮なく食べてね。うん、任せる…よ?
(半獣人であることから長年商人をしていると勝手に思っていたので意外そうな顔をして、同時に東国の酒や金平糖に詳しくなかったことに納得する。金平糖を気に入った様子を見れば何粒か自分が食べる分を確保して巾着袋ごとウラルに渡す。言い方に何か含みがあるように感じて引っかかりを覚えるが…悪意や敵意の類は感じ無かった事から流す事を決めて、任せると伝える。ウラルが普通に話したつもりである事には気づいていない)
ああ……そう…なんだ。そういう目に合わ…無かったとは言わなけど…僕はマシな方だったよ。僕は本当に気にしてないよ、むしろウラルちゃんの方が辛そうだよ、ごめんね。
(ウラルが育った場所がどれくらい酷かったかは分からないが、聞いた限り無秩序に近い場所で育ったのは間違いなさそうだ…と推測して、ウラルが暗い世界の当事者だと知って動揺を見せる。自分は恐らくウラル以上に酷い経験もしているだろう…が早い段階でウラルが言う所の「嘘を吐いて、傷つけて、奪う」側の人間に…早々に蹂躙する側になったから…と言う意味でマシな方だったと発言して。単に気にして無いだけの自分が前向きと言えるかは疑問だったが…そんな野暮なツッコミせず、自分と違って辛い思い出になっている過去に触れる事になったことに謝罪する。)
へぇ、珍しい武器、東刀は扱ってる?僕より強いかもね、その子。フフ……
(探し物…それは3年前に失った東刀、それも残穢と同じ妖刀で、予想外の事故で手元から文字通り飛んで行った。それ以降、仕事で世界各国に訪れたついでに情報屋を介して探して回っていた。なので珍しい武器を売っていると聞いて、何処かのダンジョンに流れついた妖刀をミミが所有している可能性もあると考えて東刀は扱ってるか聞く。暗器も気になるが…暗殺にも使うので足が付くのは避けたいので合法の商人であろうミミから購入するのはリスクもある…ので話の中で触れのは避ける。神獣や邪竜のような強力な魔物ばかりを相手にしている時点でエレオノールの強さが上澄なのは考えるまでもないだろう。アヤトが最も得意なのが対人戦闘なのもあって冒険者としてはエレオノールの方が上だろうと推測して。暗殺者の敵として遭遇すれば面倒なので警戒すべき相手だが…個人としてはその強さには興味があり、今までの雰囲気とは違った、好戦的な笑みを静かに浮かべる…がウラルの話始めたのに反応して、すぐに元の表情に戻って「長生きならチャンスはあるよ」と返して同じく空を見る。)
へぇ…全部は見えないね。涼しいね、何の冷気かな?…………まあ、入れば分かるよね。僕はいつでも行けるから突入のタイミングはウラルちゃんに任せるよ。
(ウラルの言葉に楽しそうに少し笑って「入ってからのお楽しみだよ」と返して続いて馬車を降り、ついでに騎手に金貨数枚チップを渡してからウラルに追いつく。建物は今まで見たダンジョンより小さいが…一瞬だけ起動させた千里眼の透視で全体を見通せなかった事から建物以上の広さがある事を認識する。近づいてみれば中から流れる風が不自然に冷たい事に首を傾げて、ダンジョン自体の仕組みによるものか…内部の魔物の仕業か…と考えるが入れば分かる…と考察を止めて、入り口の横で待機する。)
856:
レド [×]
2025-06-12 21:59:35
>854
あっ、アリシア様!おはよう……アリシア様!?
……えっ、あ、いや……あれから副団長を撃退したものの救援も無く野宿するわけにもいかず、こうして近くの宿まで逃げ延びた次第……
(あれから一睡もせず迎えた朝。何事も無く、アリシアもよく眠れたようだ。彼女が起きる気配に合わせ、穏やかな笑顔で向き直った途端、突如アリシアが頭痛に苦しみだす。床に膝を付いたまま思わず身を乗り出すが、彼女の頭痛が収まると呆然と後ずさりして。
起きた瞬間はそんな気配が無かったのに、頭痛と共に元の悪党へ戻ってしまった……それどころかあれだけ喜んでいた昨日のことを覚えてすらいない!なんで!?そう狼狽しつつも、片膝を付いて頭を伏し、まるで部下の如く状況をありのまま報告して。抑揚なく報告するその声に力は無い。昨日の事は気の迷いだったのか?全部無意味だったのか!?そう考えると今までの疲れが全身に降りかかってきて、今にも倒れそうであり。)
857:
アリシア [×]
2025-06-12 23:00:27
>856
ふむ…状況は理解しました。見たところお疲れのようですし、レド殿も休んではいかがでしょう?私はシャワーを浴びてきますので、その間にでもぜひベッドを使ってください。
(レドの説明を聞き終えると、しばらく顔を伏せて自身の身体に目を向ける。見る限り服ははだけておらず、おそらく手は出されていないのだろう。そう判断すると顔を上げ、相変わらずの貼り付けたような笑みを浮かべたままレドに休息を促した。気遣いとは少し違い、今にも倒れそうなレドの様相から察するに副団長との激闘を経て一睡もしていない事は明らかで、それならばレドを寝かせている内にシャワーを浴びてしまおうという魂胆である。今のアリシアは昨晩とは異なり異性としてレドを警戒しているようだ。ゆったりとした足取りでベッドを出ると、レドが入りやすいよう自らにかけられていたシーツをずらし、早く寝ろと言わんばかりの圧が込められた笑顔でレドを見つめる。)
858:
レド [×]
2025-06-13 01:30:40
>857
はっ……お心遣い、感謝いたします……!
(自らの服を疑うアリシアにちらりと目線をやってから、彼女の「気遣い」に対して頭を伏したまま、わなわなと震えながら応えて。昨晩「何をされても構わない」と身を委ねておきながら、夜が明ければ寝ずの番に対して礼どころか疑いで返してきた。朝令暮改ならぬ暮令朝改……こうも容易く言動を反故にする奴にファーストキスを捧げてしまったのか!と、レドの顔が赤く染まり出して。昨晩のような照れでは無く、耐え難い屈辱と裏切りに因るものだ。
ベッドを譲られると、虚ろな眼でよろよろと寝そべって。この「気遣い」も自分がシャワーを浴びる口実でしかないことは察しつつも、鼻を鳴らすと目が潤んできて。ベッドに残る温もりや香りは間違いなく、自分を信頼して身を捧げてくれたアリシアの物だ。なのにどうして今更心変わりしたのか……頭が混乱して寝付くことも叶わず、横になったまま力なく呟いて。)
なんだったんだ昨日の事は……意味わかんねぇ……
859:
アリシア [×]
2025-06-13 09:43:26
>858
(レドがベッドに入ったことを確認すると、アリシアはすかさずシャワールームへと向かう。途中、背後からレドを蝕む負の感情を感じ取ると、心底楽しそうに口角を吊り上げた。時間にして約三十分後、シャワーを堪能したアリシアは下着の上にバスローブを一枚羽織り、花のような甘い香りを漂わせて部屋に戻る。完全に身体の水気が乾くまではしばらくこの格好であろう。警戒してか、戻るなりレドから少し距離を取ってベッドの端にちょこんと腰掛けた。)
戻りましたよ。レド殿はシャワー、どうしますか?
(流石に自分だけシャワーを浴びて終わりでは忍びない。一声掛けておくべきだろうと考えると、腰掛けたまま片手をベッドにつき、寝そべるレドの顔を覗き込むように前のめりな姿勢で尋ねる。開けたローブの隙間からは胸の谷間がその存在感を放っているが本人はそれに気が付いておらず、仕方ないから尋ねてやっているんだという様子で随分と素っ気ない態度である。)
860:
レド [×]
2025-06-13 20:20:21
>859
いえ結構です。失礼ですが、私がおりますとアリシア様も心が休まらない様子……名家の貴女と宿を共に出ては変な噂が立って迷惑でしょう。お身体も回復されたようですし、私は先に失礼いたします。近衛隊庁舎行きの馬車を手配しておきますから、アリシア様もお好きな時にお戻りください。ライデン閣下の名を出せば、馬車の者も悪いようにはしないでしょう……
(甘い香りを漂わせる、濡れた美女とその胸の谷間。昨晩なら正気でいられなかった姿に今のレドは興味を無くしており、身じろぎどころか眉一つさえ動かさない。勧められたシャワーを断るばかりか、ベッドから力無く起き上がると東刀を差し直す帰り支度を始めて。覇気の無い立ち姿で力無く段取りを説明する様子からして疲れが抜けてないのは明白だが、昨晩から一転してこちらを警戒するアリシアに失望し、さっさと帰ろうとしている。)
これもお口に合わなかったようですな。我ながら要らぬ気遣い、申し訳ありませんでした。邪魔でしょう、下げておきます。
(昨晩アリシアに差し出した盆を一瞥すると手に取って。その盆に乗っているのは中身のミルクが残ったままのアリシアのマグカップ……レドが口を付けた跡に自らの唇を重ね、愛の誓いとした物証だ。騎士でありながらこれを見ても平気で二言を弄する下衆なのか?それにしては昨日の気持ちに嘘は無かった。まさかこれがシエルの言う「悪魔憑き」なのか……?反応を確かめるべく、寝不足で落ち窪んだ灰色の瞳を、ただ冷たくアリシアに向けて。)
861:
アリシア [×]
2025-06-14 01:02:26
>860
ええ…ではよろしくお願いしますね。
(レドの心情など知る由もないアリシアは、何をそんなに急いでいるのやらと首を傾げるもののレドの提案は理にかなっており、とくに断る理由も見当たらなかった。空いたベッドに深く腰掛け、まるで部下に相対しているかのように偉そうに脚を組んで提案を了承した。)
…っ…ミルクはそのままで結構です…それは私が飲みますので。
(しかし、そんな澄ました顔も長くは続かず、ミルクの置かれた盆が持ち上げられると同時に再び鈍い頭痛がアリシアを襲い、思わず苦痛に顔を歪めた。片手で頭を抑えるものの、先程のものよりは早く治まったようですぐに顔を上げる。これは本来の人格の些細な抵抗であった。記憶は未だ戻らないが、こればかりは捨ててはいけない気がして、気付けば片そうとするレドを言葉で制止していた。)
862:
ミミ/オルトロス [×]
2025-06-14 02:48:12
>853
…久しぶりだな、首狩り。その様子だと…我がオルトロスだということには気づいていないな?
(クレアが不死鳥の翼の一員として活動していた際に対峙した姿とは大きく違うが、以前のクレアであれば漂う魔力だけで誰なのか気づいたはず。気づかなかったのは満身創痍だからか…いや、それだけではない。純粋に、以前より落ちたのだろうかと予想しつつ自分の正体を明かして。)
ククク…まぁいい。ミミも粋な計らいをするのだな…再び我と首狩りを引き合わせるとはな。我も以前より力は落ちたが、貴様1人を灰にするくらいなら…
(不敵なら笑みを浮かべながら、漂う魔力を更に濃くしてゆっくりと近づき。あの戦いの後は回復に専念した上に、今はこうしてデュランダルの片隅で鍛冶屋をしているため以前よりも力が落ちている。本来の姿を長時間維持するのも難しい程だ…だが、それでもS級クラスの実力は持っている。おまけにクレアは今1人だ、1人相手であれば勝てる…すると、ミミがオルトロスの目の前に紙袋を差し出して。「…なんだこれは、食い物か?」と言って袋を開けており)
…前にルトと戦ったことがあるっぽいね、クレア。けど安心して、今はそんなに危険じゃないからさ。
(クレアに近づきクレアにだけ聞こえるように小声で話して。ルトの発言からして以前…恐らくは不死鳥の翼として活動していた時に戦ったと思われる。今クレア達に背を向けて袋の中に入ってるパンを尻尾を振りながら食べてるオルトロスを見ながら、苦笑いを浮かべて大丈夫だと告げて。それにしても、ミミの人脈はどうなってるのだろうか…)
863:
ウラル [×]
2025-06-14 02:48:21
>855
うん、みんなもそう思ってるみたいでねぇ。驚かれちゃうんだぁ…冒険者になったのも、その辺りからかな~…。ありがと~、アヤトくん♪けど、これからいっぱい動くから少しだけ貰うねぇ~。
(アヤト以外の冒険者や客も、ウラルが長くアクセサリーショップをやっていると思っている者が多い。当然中にはウラルが半獣人だと言うことを知らない者も居て、それでも歴が長いと思われるのはウラルがかなり手慣れていたりどんなオーダーでも必ず要望通りの装備を作るからだろう。思い出すように軽く上を見ながら、ウラルが冒険者になったのも同時期くらいだと明かして。巾着袋を受け取りながら笑顔でお礼を言い、これからダンジョンに入り、ダンジョンに潜んでいるであろう魔物と戦闘することを考えて巾着袋から少量の金平糖を取り掌に乗せて、巾着袋の口を閉じてからアヤトに返して…アヤトの発言に少し違和感を覚えたのか、軽く首を傾げるウラル。自分の発言が原因なのだが…)
やっぱり、アヤトくんもそういう目に合ったんだねぇ…ううん、私は大丈夫だよぉ。少なからず、今はすっごく幸せだからねぇ~。
(予想してたことだが、アヤトも似たような目に合っていた…だが、アヤトの発言を少なからずウラルよりかは酷い目に合わなかったと解釈し、内心良かったと思っており。謝罪するアヤトに大丈夫だと告げて、辛い思い出に変わりないのだが今は信頼できる人や大切な人に囲まれて、すごく幸せだと笑顔で告げて)
東刀?確か~…何度か他の商品と一緒に並べてたっけぇ…。日によって置いてる商品が違うからぁ、必ず置いてるとは言えないけどねぇ~。
う~ん…確かにエルは強いけど、アヤトくんが戦ってるところ見てないからなんとも言えないかなぁ~……?
(ミミが店を開いているところを何度も見ており、他の商品と一緒に東刀と思われる武器を何度か並べてあったことを思い出して。ただ、ミミはダンジョン等で入手した武器等を販売するため、毎回ラインナップが違う。運が良ければ東刀が置いてあるだろう…アヤトが探している妖刀があるかはどうかは不明だが…。確かにエレオノールは強いが、まだアヤトが戦っている姿を見ていないためどちらが強いとは言えず。2人にも得意な相手や不得意な相手もいると判断しての発言だろう。自分が話す直前、好戦的に見える笑みを浮かべていたことに対して不思議そうな表情を浮かべており。「…フフ、そうだねぇ。その時が来るのを気長に待つよぉ…♪」と、笑みを浮かべてそう告げて。)
…なんだか、氷とかから来る冷気とは違う感じだねぇ?それじゃあ…準備もできたし、入ろっか♪
(ダンジョンから流れ出てくる冷気の違和感に気づき、一体何の冷気だろうと口元に手を当てながら考えて。だが、考えるよりも入って確かめた方が早いと思い考えるのをやめて。鞄の中からランタンを取り出し、火をつけて入り口の横で待機するアヤトに入ろうと告げて入っていき。壁や床は外の素材とは違う石のレンガでできており、先が見えない程暗く長い廊下が続いている。)
864:
レド [×]
2025-06-14 21:04:05
>861
よろしいので?代わりなら持ってこさせ……
……やっぱりシエルの言ってた事は世迷い言じゃなさそうだな……よし!
(盆を手にさっさと退室しようとした刹那、頭痛に耐えるアリシアに制止され足を止めて。死んでいた瞳に光が宿り、安堵の溜息が漏れる。昨日の想いを反故にしたければしれっと片付けさせるだろう。本当に記憶が抜け落ちているらしい。そういえば起きた時も昨晩と同じように接しようとしていたのが、頭痛と共に態度が変わったな。これが「悪魔憑き」?二重人格の類いか?とにかく動揺の見られるアリシアを畳み掛けるべく、何か呟くとアリシアの下へ戻り。)
アリシア様、正直私はここに泊まることに気が進みませんでした。異性ですし、レイラの手前もあります。騎士団の詰所に身を寄せるべきと。ですが貴女はレイラに嫉妬される危険を承知の上で、こうして騎士団より私を選び、一晩を共にしてくださった。そこまでアリシア様に信頼いただけたこと、戦うしか能の無い無骨者にとってどれだけ嬉しかったことか……!昨日は本当にありがとうございました。
(ベッドに腰掛けるアリシアの目の前に近づくと、それまでのやる気のない姿勢から打って変わった、ぴしりと締まった姿勢で片膝をついて。瞳を潤ませながら、ミルクの乗った盆……アリシアからの信頼と愛の証を彼女に差し出しつつ、昨晩の礼を述べて。今の状況でキスの話は出せないまでも、もし今朝の態度に悪意が無いのなら、帰る前に一緒に泊まってくれた礼はきちんと言うべきだと態度を改めた……「悪魔」の底に眠っているであろう、本物のアリシアに届くことを信じて。)
865:
クレア [×]
2025-06-15 09:14:31
>862
まぁ…随分と可愛らしくなりましたね。
(その名を聞いて、まだS級冒険者となって間もない頃に対峙した強大な魔物の姿が脳裏に浮かんだ。既視感の正体に納得がいくと、クレアは感心した様子で自身の頬に手を添えて、様変わりしたその容姿を讃える。きっと恨みを持たれているのだろう、オルトロスが魔力を濃くして近付いて来るものの、クレアは抵抗する素振りを見せない。元よりカルロスのいない世界に未練などない為、この場で楽にしてくれるのならそれも良いかもしれないなんて破滅願望を抱く。ボーッとした様子で、最期にお酒飲みたかったなぁ…なんて感傷に浸っていると、タイミングよくミミの助けが入ったことでやっと正気を取り戻し「ええ、そのようですね…」と苦笑いを浮かべた。)
866:
アリシア [×]
2025-06-15 09:15:47
>864
そうですか…私が……いえ、礼を言うのはこちらの方です。会食に始まり、長時間ありがとうございました。それなりに楽しかった…と思います。
(差し出されたマグカップを手に取り、ゆっくりと味わいながらミルクを飲んで、宿に泊まった経緯をただ茫然と聞いていた。身に覚えがない筈なのに、それでも違和感を感じないことを不思議に思いながら、少しの間俯いて気持ちを整理する。そうして顔を上げると、未だ少々困惑気味な表情を浮かべながらも礼に礼で返した。霧がかった記憶の中で、漠然とレドに抱いた暖かな感情を思い出して、アリシアは少しだけ頬を赤く染めていた。)
867:
アリシア [×]
2025-06-15 09:19:15
>864
そうですか…私が……いえ、礼を言うのはこちらの方です。会食に始まり、長時間ありがとうございました。それなりに楽しかった…と思います。
(差し出されたマグカップを手に取り、ゆっくりと味わいながらミルクを飲んで、宿に泊まった経緯をただ茫然と聞いていた。身に覚えがない筈なのに、それでも違和感を感じないことを不思議に思いながら、少しの間俯いて気持ちを整理する。そうして顔を上げると、未だ少々困惑気味な表情を浮かべながらも礼に礼で返した。霧がかった記憶の中で、漠然とレドに抱いた暖かな感情を思い出して、アリシアは少しだけ頬を赤く染めていた。)
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