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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1577


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自分のトピックを作る
826: リーパー [×]
2024-05-06 23:13:27






>クォーヴ/マリーシュカ( >825

どっちで挨拶すべきか悩ンだんだが、俳優野郎には休んでもらッて俺で邪魔すンな。

俳優野郎からの言伝は伝えてくれて構わねェッてよ。愛に飢えてるアイツの事だ、受け止めきれねェくらいのモン与えられる方がいいんだろうよ。
──ハハッ、そう言ってくれンのは嬉しいモンだな。会う機会はこれからもあるんだ。また次の機会にお楽しみは取っておいても問題ねェだろ?
マリーシュカが俺ン部屋訪れる理由は把握。特に俺の方からの希望もねェし、それに乗ッからせて貰うことにするわな。さて、長話しちまうコトのが多いしこの当たりで失礼するが、いつもの如く何かありゃ何時でも呼び出してくれて構わねェ。嗚呼、それとコッチは特に何も無きゃ返信不要ッてヤツだ。

****

( 時間を潰すことのできる物品が少ない室内では殆どベッドの上で過ごすしか無く、眠る事が出来ずとも目を瞑る時間が増えてきた。散歩に連れ出して欲しい、そう屋敷の住民に言伝を頼もうとして、その為の対価が自身の生命しか無い事を思い出し忌々しげな舌打ちと共にグシャグシャと丸め、ベッドサイドのチェストの上に放置する紙が増えてきた頃。戸を叩く音が鼓膜を揺らし、そちらへと視線を向ける。ぴり、とした緊張感にも似た空気を張り巡らせるのは屋敷に潜んでいる危険を警戒しての事か、はたまた元の世界での単なる癖か。そのどちらからくるものだとしても、既知の名前からの招待である、そんな言葉一つで緊張感を解き何の躊躇いもなく扉を開けて廊下に立つ彼女を視界に捉え 「 こんばんは、礼儀正しいオネーサン 」 嫌味でも何でもなく、彼女の前に出会った悪魔はドアをノックする事無く入ってきた試しがない事を思い出したから。初日に会って以降、部屋を訪れる事も無いヴァンパイアが何を頼んだと言うのだろうか。言葉を交わした回数も差程多くない彼の思考なんて思い当たる節などあるはずも無く。唯、時間を持て余していたのも事実「 どーも。レナードから聞いてるとは思うが、俺はリーパー。アイツが何を頼んだのかなんざ俺は知らねェが……時間あんだッたら少し話し相手にでもなってくれや 」 少なからず捕食目的で来た訳では無い彼女は部屋に引き入れたとて安全だろう、そう判断すれば片手で扉を押え彼女が室内へと入れる幅を作るように体を少し端へと寄せようか )





827: ニール・グレイ [×]
2024-05-07 02:28:34



>ハイネ(>824


うん、そう。ええと…街の人はね、ニール・グレイ――ううん、“悪食の罪人”が、怖かったみたい。食べないで、ってみんな怯えるんだよ。
(推測を肯定する。続けて迷う音を溢してから、何処か他人事めいている、遠い噂を記憶から絞り出したような自覚と共感の薄い調子で、罪人としての己が名と、やや曖昧な子細を繋げる。「…何で、そんな事言うんだろうねぇ。だってオレちゃん、お腹が空いてた訳じゃなくて、ただ、」次いで心底解せない街の人間の台詞と呼称に、眉を困惑の形へ下げ、疑問と否定に自ら悩んで顎に手を当て口元を撫で擦り、「――寂しくて、堪らなかっただけなのに。」酷く的外れに拗ねた哀色を落とした末尾に、かち、かちん、と何かに噛み付きたがるその歯を打ち鳴らしたのは無意識だった。そのまま自らの指の背に、薄く開く唇から覗く歯を当てた所で気付いたらしい、微かな声と共に服の裾ごと指を握り込んで顎から離した。それから目を見開く彼の言葉には無言の微笑みだけを返して、「ふふ、そうだねぇ。危ないだろうねぇ。」ゾンビに関するそれには、僅かに透ける主張に感付いているのか否か、間延びした是認のみで態度を濁した。しゃがみこんだ後の問いへの、答えになっていない答えに、「…気を付けるけど、落ちた時はハイネが掬ってね?」此方もジョークに舌を回す。その後に再度足元を泳ぐそれを目で追いかけ、また少し遠くの光を眺め、隔たり越しになぞって戯れていれば、彼は己の隣へと。その気配に丸めた身体を立ち上げた丁度に届いた気遣いらしきそれへ、「うん。むしろ居心地良いくらい。」口の端を弛めて頷き、続け様彼の視線を辿って自身も天井を仰ぎ見て。得々たる彼の言葉が終わる頃に、そちらへ顔を向け直し、「自分で、なんてすごいねぇ。生きてるもののお世話なんて、きっと大変なのに。」堂々語られる執着の上、まずは賛美を乗せてから、「…それだけ、自分の好きなものを独り占めしていたいんだねぇ、ハイネは。」愉楽の籠った言をもう一つ重ねる。「――ねぇ、ハイネ。」その最後の括り。くすくすと悪戯な吐息で彼を呼び、「オレちゃんの事も、この子達と同じにしたい?」何処までも冗談めいている、あくまでも戯れの延長上、そのそよ風より軽い音を問いで奏でながら、ふらり上体を大きく傾いでその反応を窺い上げた。)




828: マリーシュカ [×]
2024-05-07 18:05:15



>リーパー(>826


(虚を突かれたように目をぱちくりさせたのは、ただの挨拶には分不相応な形容詞を貰ったからで。そこから容易に想像できるのは、初対面――つまり未だ思い入れのない獲物に対しては当然礼を尽くそうともしない幼馴染と悪魔のお行儀の悪さ。同胞の粗相に対してはにかむように華奢な肩を僅かに竦めて申し訳無さそうに微笑むに留め「 もちろん、今夜の私の時間はあなたのものよ 」輪郭にかかる髪がふわりと流れるか否かの緩やかさで首を傾いで、自身の都合に何ら問題はないと伝えて。今夜受け入れてもらえた事と扉を開け続けてくれた事に「 ありがとう 」と淡く膝を屈めてカーテシーをしてから部屋へとお邪魔しよう。中央辺りまでゆっくりと歩を進めて見渡すのは未だ殺風景な何も無い部屋、寂しくならないのかしらとお節介が胸中で顔を覗かせ「 これからいくらでもあなた好みのお部屋に出来そうね。その気があればお手伝いさせて 」あくまでも否定的な物言いは避け、顎の斜め下あたりで柔く手を組めば未来の素敵なお部屋に思いを馳せて朗らかに微笑んで。打算も毒気もない申し出は、もう片方の吸血鬼と悪魔の長しか知らない貴方にはどのように映るのだろう「 ……あれは? 」ふと、チェストの上にいくつも散らばったくしゃくしゃの紙が目に入れば、貴方の方へ向き直って興味本位で問い掛けて)




829: ハイネ [×]
2024-05-07 18:24:55



>ニール(>827


――――悪食、
(どうにもその単語が人間には結び付かず、考え込むように反復して。そのまま最後まで静聴するもいまいち要領を得ず、そういった意味でも珍しい獲物だと今夜だけで何度思ったか分からない繰り返しの実感を抱き「 寂しいと誰彼構わず齧り付きたくなる、と? 」“みんな”が怯えるんだ、その情報から精査した推測を言葉に乗せて初めて、まるで飼い主に放っておかれるあまりいじけて幾つもの玩具を噛み潰してしまう犬のようだと想像し。速く動くもの、ゆったりと動くもの、旋回するもの――各々が違った過ごし方をするコレクションたち一匹一匹をじっと眺めながら「 …アレは少し痩せたな 」だの「 …やや光沢が落ちている 」だのとぶつぶつ呟き、貴方に対する注意が疎かになり始めた頃に横から届いた賛辞には目線のみ向けることで反応を見せ「 当然でしょう。気に入ったものを独占するのは知的生命体の本懐というもの 」独特の価値観を淀みなく語れば、予想外の問いに思わず鼻で笑って「 この俺に大層大切に愛でられているコレらが羨ましくなりましたか? 」戯れには戯れを返し、夜を煮詰めたような液体とこの部屋とを隔てる透明の壁に向けて一歩だけ近付くことで貴方の隣からその分だけ脱して「 案外、貴方に首輪は似合わない。俺の見立てでは、ね 」首だけを巡らせては互いの身長の差異だけ見下ろすように見つめて)




830: リーパー [×]
2024-05-07 19:51:14





>マリーシュカ( >825


ハハ、それはありがてェ
( カーテシーに対し恭しい礼を返すのはほんの僅かに残る貴族であった頃に身についた習慣。彼女が室内へと完全に入れば扉を閉め 「 殺風景だろ?」 彼女が意図的に避けたのであろう直接的な言葉選びをするのは態との事。然しそれに悪意は無く、あくまで自嘲的なものに過ぎないのは声色から読み取れるだろうか。対価を求める打算的なものが見られない申し出に驚きの表情を浮かべたのは一瞬の事。成程、対価を求める事の無い住民も居るのか、なんて事は胸中に留め「 手伝いは嬉しいが……生憎と部屋を飾ッたりする事が今迄無くてなァ。どッから手を付けりゃ良いのかも分かんねェ 」 ここに来るまでの自室にあったのは硬いベッドに薄ぼんやりとした灯り、後は生活を送る上で必要最低限のもの。物が増えればそれだけ失った時の喪失感も憶える。それ故に元の世界では意図的に私物を増やす、という事をして来なかったのだが此処ではそれも考えものだな、と思っていたのも事実。手伝ってくれると言うのであればそれに甘えようか、とふっと力を抜いたような笑みを浮かべて見せて。直前まで彼女が見ていた場所へと視線を移動させ、問われている物の対象は何かを視認してから 「 ……嗚呼、部屋だけで過ごすのも飽きてきたし誰かに散歩でも付き合ッてくれ、ッて文を出そうとした残骸 」 そちらの方へと歩を進め、一枚手に取り丸められたそれの皺を伸ばし、書いてある文字が読めるようにと差し出し。彼女が自分の今迄の会遇を知っているのだとすれば、何となくだとしても使い魔に持たせる事を躊躇った理由を察する事だろうか )





831: マリーシュカ [×]
2024-05-07 20:26:09



>リーパー(>830


あら…、
(そっと口元に手を添えて残念がるようにそう零したのは、貴方の好むものを一つでも知ることが出来そうだという期待が実らずに終わったからで。しかし貴方の口ぶりや存外柔らかく笑う表情を見ればインテリアに全く興味がないというわけでもなさそうと考えを巡らせ、再度部屋の中へ目を遣り「 そうね…面積の大きい所に何かを飾るのはどうかしら 」真剣に考え事をするような仕草を取りながら、壁際へと近寄り余白の大きなそこをそっと撫ぜて「 例えば、絵画はいかが? 」はっと閃いたように人差し指を立てて見せれば、また次のアイデアが浮かんだようで視線を斜に向けながらその指を顎に添え「 それか…何かの剥製、とか 」急に飛躍したそれは全くもって冗談のつもりなど皆無。真剣に貴方の部屋のことを考えているとどれだけ鈍感でも分かるほど真摯な表情が雄弁に物語っており、さらに良いことを思いついたとばかりにぱっと微笑めば貴方の方へ向き直り「 どちらもあなたと私で手作りするの。そうすればきっと愛着が湧くんじゃないかしら 」まるで自分のことのように夢想する表情は幼さこそ感じさせないものの正しく無邪気そのもの。問い掛けの返事にはどこか納得したように浅く頷き、差し出されたそれを受け取って視線を落とし「 綺麗な文字、 」口角を淡く持ち上げながら母性を含んだ素直な感想を。「 そのお願いは一度でも聞き届けられたのかしら? 」もしそうでないのならば、こんな無味乾燥なままの部屋にずっと閉じ込められっぱなしということ。だとすればあまりにも可哀想で、貴方が肯定を返すのならば幼馴染に苦言を呈することも視野に入れながら心配するような表情を向けて)







832: リーパー [×]
2024-05-07 21:09:03





>マリーシュカ( >831

──ッハハハ!……いや、わりィ。マリーシュカのアイデアを笑うつもりはねェんだ。
( 絵画に剥製、突拍子も無いアイデアに思わずといった風に出る笑い声は年相応に映るだろうか。無論真剣に考えてくれている彼女の事を笑うつもりなど無く、自分自身が蔑ろにしている物を大切に扱われているようでほんの少し擽ったい感覚を憶えれば、口の悪さは相変わらずなものの紡ぎ出す声に先の笑い声が交じった愉しげなものになっている事が分かるはずで。「 手作りか……、した事はねェが愉しそうだな 」 考えるような仕草と共にほんの少し持ち上がる口角を隠すように片手で口元を抑えるも、親指を顎に掛けるような形では口全体を覆い隠す事は出来ず片側の口角が上がっている事は見える事だろう。自分の手で命を奪った相手を飾る趣味は無かったが、それが人の形以外をした動物であれば拒絶する理由も無い。もっと言えば誰かと一緒に作ったのであれば、それを見る度に楽しかった記憶が蘇るだろう事は容易に想像が出来。それが絵画であったとしても同じ事だろう「 マリーシュカさえ良けりゃ今度一緒に作ッてくれるか? 」 緩りと首を傾げながら彼女へと視線を送り。彼女の手に渡った文に書かれた文字を褒められれば照れを隠すように頬を人差し指で軽く掻き 「 ……さんきゅ、 」 次ぐ質問には緩く首肯を一つ 「 嗚呼、一度だけ。レンブラントと屋敷の中を歩いたな 」 対価を求められた代わりに音楽室まで出向いた記憶。それ以降見合うだけの対価を出せる気がしなければ自然と外に出る事も、それを願う事も少なくなってきた 「 まァ、今の俺に出せる対価は俺自身以外にねェからなァ 」 なんてどこか諦めの色が滲む声で )





833: ニール・グレイ [×]
2024-05-07 21:47:17



>ハイネ(>829


(己の癖を正しく捉えてくれた彼にゆるり首肯を返す。「…そう。大口開けて、モノに思いっ切り齧り付いたりするのはお行儀悪いって解ってるけど、寂しい時は我慢出来なくて。人を見かけちゃうと、つい、ね。」誰かを噛む事そのものへの躊躇も、己が牙を立てた他者への罪悪も微塵さえ見当たらず、ただその際の衝動性と所作だけにばつの悪さを覚えて言葉を弱め、視線を伏せる。それから、返された戯れに此方もふっと息を吹いて笑えば、「うん、まあね。これだけ大事に見てもらえるこの子達は、幸せだろうなって思ってねぇ。」本気か、軽口の続きか。仄かに重みを増した言葉は直ぐにアクアリウムの暗晦に溶け散っていく。離れてしまった彼を追いはせず、見下ろす目線に応える表情も控え目な三日月を描いたままに、「はは、そっかぁ。…でも、きっと当たりだよ。オレちゃん、ゲージの中で大人しくする事も、聞き分け良く“待て”なんて事も、出来る気が全然しないから。」嵌められた首輪も食い千切ってしまうだろう、自分自身どうしようもないその焔の性を、からり軽やかに流した後。「あ、それじゃあさ、」姿勢は起こして、視線はまた水槽へと。「ハイネの自慢のコレクションの事、もっと聴かせてよ。」変えた話の路線は、他でもない眼前に広がるこの光達。「たとえばほら、あの子の事とか。」偶然と指した先には、彼の瞳にも似た鮮やかな金色の光。「あの子のどんな所が気に入ってるの?」ふらりゆらり、海月の如く頭上を浮かび漂うそれと彼を順に目で辿りながら、声に子供のような純粋な興味を敷いて、“コレクション”の教えを他でもないその持ち主にねだった。)




834: マリーシュカ [×]
2024-05-08 18:38:56



>リーパー(>832


……うふふ、可愛い。
(幼馴染からの情報では貴方は“生意気”なはず、けれど不思議と現時点でそういった印象は受けておらず寧ろ想像を裏切るような等身大の笑顔に思わずこちらも破顔して。愛くるしい小動物に向けるような小さな賛辞は心からのもので、「 そんなに可笑しかったかしら…、あなたのおうちにそういったものがあったかと思って 」思いがけず屈託のない一面を拝めたことに対する嬉しさがありありと滲む控えめながらも弾んだ声で告げた推測は、自身を出迎えてくれた際の洗練された礼や育ちの良さそうな文字から察したもの。素直に提案を受け入れてもらえたことに又一つ嬉しい驚きを覚えながらも、それを表面に出すことはなく只々微笑みを深めて「 ええ、もちろん。楽しみね、どちらから作ろうかしら? 」ちゃっかりと絵画と剥製両方をクラフトする気でいるらしく、まるで同棲を始めたばかりのカップルが一緒に家具を選ぶような希望に満ちた雰囲気をまとい。どうやらこの部屋へ缶詰めでは無かったという事実に胸を撫で下ろすも、お供があの悪魔であればきっとそれなりに重い対価を要求したのだろうと想像は易く「 ここでは、あなたこそが最も価値を持つの。……それをよく解っているのね 」それはどうしようもないこのお屋敷の摂理ゆえ励ます術を持たず、同じように薄い諦めの混じった感心を声に乗せるしか出来ず。それでも絶望まで味わう必要は無いとでも言いたげに「 だからこそ、あなたが作り出したものにも果てしない価値が宿るんじゃないかしら 」自分を切り売りする以外の方法もこの屋敷にはあると続けて。一拍置いて、恥ずかしそうに眉をハの字に垂れさせ「 つい楽しくて立ち話をしてしまったわ。ここ、よろしいかしら 」すすす、と床の上を滑るかのような所作でソファーに近付くも部屋の主の許可を得るまでは決して腰を下ろさずに穏やかな微笑のまま反応を待って)




835: ハイネ [×]
2024-05-08 19:07:11



>ニール(>833


ふむ…それはお気の毒に。ここには気軽に噛める者が居ませんから、さぞ澱が溜まるでしょう
(まるで麻薬中毒者のようだなと胸中に浮かんだ感想はそのまま留め、その代わりに次いで浮上したエゴイスティックなアイデアの下拵えとして同情を寄せるような台詞を。くるり、貴方に向き直って暗闇によく映える宝石のような双眸をうっとりと見つめながら冷んやりとした手の甲で柔く頬を撫ぜて「 貴方の紅い両目と引き換えなら、心ゆくまで噛ませてあげるのですが 」それは交渉というよりも誘惑の温度に近く、それでいて自分を噛ませる気がないのがこの怪物の狡猾な所で。煙に巻くように対象をぼかした理由は三つ、誇り高きダークエルフが無力な人間に齧り付かれるのを許す筈がないというプライドの高さと、何より貴方の悪癖が特別な双眸に勝るほど優先されるものではないだろうと高を括っていること、そして万が一貴方が受け入れた場合は自身の隣人であり友人である怪物にその役目を請け負ってもらおうと奸計を巡らせていたからで。そこで持ちかけられた話題転換には嬉々として「 ええ、もちろんですとも 」と胸を張り、指された先へ視線と身体の両方を向け「 ああ、ユランですね 」と夥しい数の生き物の中から迷うこともなく固有名を挙げて「 手弱女のようでいて怪物にすら通用する猛毒を持ち、餌付けに靡く事もない孤高の淑女。魔力を吸って生きるのですが、何せ大変な美食家。気に入った波長の魔力に出会えなければ生涯何も口にしないまま潔く生を終え、反対に好む魔力を提供してくれる相手には決して自身の猛毒を向けない種族です。素晴らしく美しいでしょう? 」いつにも増して饒舌になるのは蒐集家としての性だろうか。ところどころ舞台演者のように身振り手振りを入れながら、一通り話し終えて満足したのか部屋の中央にあるソファーへと腰を下ろし「 ニール、貴方のお気に入りは見つかりましたか 」と、珍しくも話の主導権を渡して)




836: リーパー [×]
2024-05-08 20:05:34





>マリーシュカ ( >834


──……俺が、か?
( 彼女の口から飛び出した賛辞の言葉と向けられる表情は普段向けられ慣れているそれらとは異なり、まるで異国の言葉を読み解き理解するように、会話をするにしてはたっぷりの間を空けて。「 ……嗚呼、生家の方にはあッたな 」 さほど声色を変えることなく紡ぎ出す声言葉は事情を知らぬ間柄であれば気に留める事は無いであろう。事実彼女から言われるまで実家──他人の手に渡っている家をそう称していいのかは分からないが、を思い浮かべる事は無く自身が寝起きしていた空間のみを思い浮かべていた程のもの。了承の意が返ってくれば 「 どッちからでも構わねェし、なんなら同時に作ンのも面白いかもな 」 なんて乗り気な返答はこの夜が明けぬ怪物達の住まう屋敷には不釣り合いな程の明るさを持ったもの。「 まァ、今迄会った奴らが……な 」 ほんの少しの苦笑を織り交ぜ交流を持った二人を頭の中に思い浮かべ 「 ンでも、ずッと大人しくしてんのはガラじゃねェしな 」 先程の自身の声につられてか暗くなる彼女の声色に、ニッと悪戯っぽい笑みをたずさえて。「 嗚呼、成程……そういう方法もアリなのか 」 きっとそれが通じる相手がいれば通じぬ相手もいるだろう事は容易に想像が出来るが……それであれば通じる相手に頼めばいい事だろう。視線を斜め下へと落とし思考を巡らせるも、彼女の声が鼓膜を揺らせばはっとした様子で視線を上げ 「悪ィ、言われるまで立ちッぱにさせてるコト気づかなかッた。なんのお構いも出来ねェが座ッてくれ 」 彼女がソファへと座るのを見届けてから、近くにあるスツールを寄せてそこに腰掛けようと )





837: マリーシュカ [×]
2024-05-08 20:32:43



>リーパー(>836


まあ、気付いていないのね。とっても可愛いのよ、あなたの笑顔。何度でも見たくなっちゃう
(驚いたように指先で口元を隠す仕草を取りながら、今まで誰にも指摘されなかったのだろうかと此方こそ呆気に取られるような心地で。その指先を下ろしながら淡く顔を覗き込むように首に角度を付け、朗らかな声で紡ぐのは紛れもない本心。生家の方には、の言葉にはどことなく違和感を覚えるも初対面で踏み込んで良いような領域ではない気がしてそれ以上の追及は遠慮して。未来の約束には心躍る気味合を隠そうともせず「 うふふ、絶対に楽しいわ。その夜のあなたの気分で決めましょう――ね、リーパー 」獲物たる人間と明るい約束を交わせたのはいつ以来だろう。本来ならば被食者に忌避されて然るべき怪物という立場にこんな暖かな時間が許されるのだろうか、なんて感傷に浸ったがゆえに貴方の名を呼ぶ声はしっとりと濡れて。ここに来てようやく幼馴染の言う事に少しの実感を持てれば「 きっとレナードは、あなたのそういうところが好きなのね 」と、本人が聞けば光の速さで否定するような感想を何の含みもなく素直に落として「 いえ、次々話をしてしまった私のせいなの。ありがとう、リーパー 」ソファーを譲って自身はスツールに腰掛けるところも、何の気遣いもなく隣に座ろうとしないところにも胸の辺りがほんのりと色付くようで「 あら、お隣に来てくれないの? 寂しいわ 」膝の上で柔らかく手を重ね合わせたまま、自身の隣に空いた一人分のスペースにそっと視線を落としては淋しげな微笑を浮かべて)




838: ニール・グレイ [×]
2024-05-08 21:17:13



>ハイネ(>835



(ひやりと触れる温度に上げた視線の先、垂らされた魅惑の甘い蜜。「――ズルい、言い方。」上辺の言葉とあしらうつもりで返した声が震えていたのは、それでも背筋を抜け上がる昂揚の為。…もしも、もしも全て満ち足りるまで“これ”をぶつけてしまえたら。過る思考で上気していく血潮に染まるのは頬だけではなく、生命の赤色を透かす瞳も同じ。巡った熱が深めた紅を、とろり潤ませて短い息を吐いたその口から、疼く牙が音を鳴らして衝動を主張する。「……いけない、いけないよ。」やっと呟いた言葉は己に言い聞かせるようで、彼を咎めるようでもある。「目をあげたら、貴方の瞳に映る俺が見えなくなる。それこそ俺は、寂しさに堪えられなくなる。」暴かれた恐怖を語るくせ、言葉は随分浮わついて。表情だって、歪な恍惚を溶かして弛みきっていた。「…それに、このお屋敷に来てからは、ちょっと落ち着いてもきてるしね。だから、その気持ちだけ貰うねぇ。」噛んでしまうのは、寂しさ故、孤独さ故。己を見る者が居る此処に招かれてから、底に渦巻く“渇き”に、支配された事は未だ無い。そう自ら紡ぐ言葉を並べてやっとの事沈着を取り戻し、元の弛い笑顔で断りを置いた。――コレクションの事を尋ねた途端、朗々と滑らかに回っていく彼の口。あの金色の名の後、語られていくその生き方を、その身振りごと傾聴し、「……ユラン。儚げに見えて、けど気高い高嶺の百合のようで、己を貫く強さもあって。でも自身が認めたものには礼儀を尽くす――確かに、美しいねぇ。」教えてもらった光に己も瞳を向けて、揺らめくそれの生き様に感嘆を溢した後。尋ね返された一言に、少し離れた彼へ視線を戻し、「オレちゃん?オレちゃんはねぇ、」きょとんと首を傾けたのも一瞬、直ぐに楽しげに頬を綻ばせては、「この子が気に入ったよ。隣で泳いでくれてるのも可愛いし、それに色んな顔をするから見ていて飽きなくて。」ずっと己の傍を緩やかに旋回して泳ぐ一つの光を指差す。頭上では白金色、足元では群青、今隔たり越しの指先では乙女色と、泳ぐ度変幻自在と色を移り変える尾を持つそれを、愛しむようなうっとりと柔い眼差しで見詰めながら、「……ふふ。ねぇ、この子のお名前は?」一等心惹かれるその光の名を彼に問うた。)




839: リーパー [×]
2024-05-08 21:33:36





>マリーシュカ ( >837


ンなコト言われた事無かッたからな
( そもそもの話、意地の悪い笑い方は別として無意識のうちに笑みを溢す事など何時ぶりの事か。片手で緩んだ頬と上がった口角を確認するかのように口元をむにむにと触りながら、覗きこんでくる彼女と視線を交え。「ッハ、そンときはマリーシュカの気分も教えてくれよ。一緒に決めようぜ 」 何も知らない側から見れば、きっと捕食者と被捕食者の間柄だと思うどころか、友人よりも親しい間柄だと邪推をするような会話がどこか心地良く感じるのだから不思議なものだ。「 初日以降、顔も見せねェのに好きも何もねェンじゃね? 」 彼がこの部屋を訪れたのはあの夜の一度きり。何かの感情を抱くには少な過ぎる時間だったはずだが、否定でも肯定でも無く疑問で返すのは話題に挙がった当人の事を自身も詳しくは知らないため 「 そう言や初め、レナードの紹介だとか言ッてたが仲良いのか?」 詳しく聞いていなかった事を思い出せばゆるりと首を傾げながら、ゆっくりとスツールに腰を下ろし軽く組んだ脚に肘を付いて。「 お望みなら隣に行くが……コッチのがマリーシュカのキレーな顔がよく見えるだろ? 」 彼女に対しての警戒心がある訳では無く、対面する位置に座したのは一種の癖にも似たもの。隣に、と誘われでもしようものなら直ぐにでもスツールから腰を上げ、彼女の隣へと行くつもりで )





840: ハイネ [×]
2024-05-08 23:01:16



>ニール(>838


――――フフ。貴方、良い表情(かお)をしますねえ
(提案を受け入れられなかった事に対してのリアクションを見せないのは、きっとその双眸を諦めていないからなのだろう。頬に触れていた手をつぅと滑らせて形の良い輪郭をなぞりながら輝きの増した紅色からは目が離せないままで「 ますます欲しくなりましたよ 」声は静かでも、語調に渦巻くのは狂気にも似た執着心の片鱗。獣が一度目を付けた獲物を地の果てまで執拗に追い駆り立てるような激しさに金色の瞳はぎらぎらと底光りして。貴方の視界を奪って他者からの注目を浴びる実感を取り上げてしまったなら、今度はどんな表情を魅せてくれるのだろうか。欲しい、欲しいと口よりも雄弁に欲を語る双眸は一度の瞬きで普段の落ち着き払った静かな光へと収束していき「 ……ニール、貴方なかなか分かっていますね 」貴方なりの言葉で解釈された内容は驚くほどすんなりと腑に落ち。やはりこれは聡いなと二度目の印象を抱きながら、自慢のコレクションを披露できた満足感にすっかりご機嫌そうに長い脚を組んで「 フェロメナ、と呼んでおあげなさい 」見劣りしないほどに目を引くその美しい生き物の名を告げながら、確かによく懐いているなと気付く。そうして思い当たる節があれば平素の常に相手を試し品定めするような含みのある微笑みを深め「 彼女はエゴを好むのですよ 」と簡潔に特性を告げて。そして執着の怪物はまたしても貪りつくように爛々と目を輝かせ「 彼女、暫く貴方のお部屋に預けて差し上げましょうか 」聡い貴方ならばよもや無条件とはいかないことは容易に察しがつくだろう。人間界に存在しない魅力を放つその生き物は確かに部屋を飾る唯一無二の要素になりそうだが)




841: マリーシュカ [×]
2024-05-08 23:20:44



>リーパー(>839


それならお屋敷で私が初めて?……ふふ、嬉しい。
(優越感に浸るというよりかは純粋に貴方が自然に笑える時間を共に過ごせた事が心から嬉しいといった様子ではにかむように笑って。あくまでも一緒に決めようという言葉には一度目をぱちくりさせ、すぐに柔らかく表情をほどいて「 そうね、そうしましょう 」快諾の意を伝えてはその約束を大切に胸にしまい。不意に白い手を柔く二度ほど打ち鳴らすと、どこからかコウモリの使い魔が数匹ふよふよと現れ、ヴァンパイアは人には認識不能な魔の言語にて小さな声でお願いを。些細な魔法を駆使しながら使い魔たちがせっせとお茶の準備を進める中、貴方に視線を向けて「 紅茶とコーヒー、どちらがいいかしら。果物のジュースもあるけれど… 」とリクエストを伺って。幼馴染の話題には、少しの間思案するように視線を外して「 仲良し…という表現は彼は否定するでしょうね 」特に苦々しさもなく、そういう性格だと分かっているからこそ微笑みは崩さないまま「 ただ、旧知の仲なの。それでも、彼がこうして私を寄越すのは結構珍しいことなのよ 」この屋敷に来る前からの馴染がどれだけ気難しいかは身に沁みている、それこそ単なる獲物をこうして気にかけることがどれほど珍しいケースなのかも「 だからきっとあなたのこと、どちらかと言えば好きだと思うの。…あくまで私の推測だけれど 」最後にはまた視線を合わせて緩く口角を上げ。戯れに似た誘いに対する返事には「 まあ 」とくすくす笑いを零して「 レディの扱いがお上手ね。あなたの言う通り、今の方が表情がよく見えるわ 」位置を変えてもらう必要がないことを言外に伝えながら、呼ばれて出てきたはいいもののあまりやる事がなくて困ったようにうろうろしていた一匹の使い魔を指先で撫でて)




842: ニール・グレイ [×]
2024-05-09 01:50:25



>ハイネ(>840


(彼が向ける執着の眼差しと言葉に、ぞくりと肌が粟立ち喜を訴え、甘味を放ったように溜まる唾液を飲み下す。何よりも“欲しい”と滔々良からぬ色を訴えるその二つの金に映る己の紅もまた、同じような焔をぎらつかせていたのだから、どうしようもなくこみ上げた可笑しさが口の端から零れていった。「――フェロメナ。」教えられた名を“彼女”へ囁いてみる。すれば途端に橙の光を帯びて己の頭上でくるり回ってみせる姿はまるで返事をしたようで、また眦は和んでしまう。「エゴかぁ…はは、なるほどねぇ。」続けて、そのコレクションの習性を聞いた瞬間、清々しい程拗れた己に心当たりなど幾らでも思い付いて、これ程傍について回る理由に得心の笑みが滲む。それでも美しい彼女に惹かれて隔たり越しに指先で愛でていると、彼から思わぬ提案が渡された。「…いいの?大事な子なんでしょ?」振り返って確認を口にはしたが、それは形だけ。何故なら――合った瞳が纏うその赫灼を見付けたから。くす、と逸楽に似た息を一つ落としたその後、一歩一歩、焦れったくゆっくりソファーの方へと近付く。やがて彼の目の前へと立ち止まったその足元にまで追い泳いできたフェロメナへもう一度目を配った次、己が両手を後ろに組んで上体を屈め、怖じ気もせずに期待と確信を織り交ぜた瞳で間近に顔を覗き込む。「ふふ、代価は何がお望み?」彼から言葉が何か重なるよりも前に、冗談の続きとも思える軽さで問い掛ける最後、「ねぇ、ダークエルフさん?」戯れに彼をわざとらしく種族で呼んで、大袈裟に首を傾いでみせながら、その反応をじっと待ち窺った。)




843: リーパー [×]
2024-05-09 07:49:16





>マリーシュカ ( >841

この屋敷に来てらかッつーか、独りになッてから……か
( 少なからず家があった頃は心から笑う瞬間も多分にあったが、それが減ったのはいつ頃か、なんて考える素振りを見せ。先の提案への快諾が耳に届けば満足気に両の口端をにんまりと上に向け 「 ンじゃあ、また手紙出させてもらうな。勿論、マリーシュカの時間がある時に来てもらッても構わねェが 」 告げる約束はいつか必ず実現する気がある故のもの。彼女からの返答があろうが無かろうがこの話はここで結ぶつもりで。蝙蝠が現れた後、何かを伝える様子をじっと見つめ。「 じゃあ、珈琲で 」 尋ねられた問へは悩む素振りもなく。彼女の口から紡ぎ出される関係性に、どちらの認識が彼女達の中では正しいのかと 「 ……成程なァ、幼馴染み……ッつか昔馴染みッつー方が良いのか? 」 人好きしそうな彼女と、短い交流しかしていない自身でもそれとは真反対であろうと感じるヴァンパイア。その二人が旧知の間柄であるという想像がつかず、紡ぎ出す言葉は考え込むような色が滲んでいる事だろう。その後、きっと二人の関係が上手く続いているのは目前の彼女の柔和な性格に由来しているのだろう、なんてものに落ち着くも、薄い笑みを浮かべる彼女が言う “ 初日に対面したヴァンパイアが自身を気に入っている ” という事実に思い至る事はなく考え込んでいるうちに眉間へと皺が寄り、自然と首が傾いて。「 だろ? 」 自信満々といった風体で、ゆったりとスツールに座り直し。ぱたぱたと飛び回る蝙蝠たちの一匹を視線で追いかけ )





844: ハイネ [×]
2024-05-09 17:35:24



>ニール(>842


勿論、貴方の両目ですよ
(傾いたかんばせを真正面から見据え、当然の事のような調子で言い放ち。しかしすぐに再度唇を開けば「 そうですね――2週間、というのはいかがでしょう。その間、貴方はフェロメナと引き換えに視力を封じるのです 」何も両目を抉り出すような真似はせず、あくまでも期限付きの盲目が交換条件。その狙いは2週間ずっと他者からの視線による認識を取り上げるのと同義。そうして貴方を飢えに飢えさせたその先、一体どんなケダモノが出来上がるのだろう――そんな言外のエゴを察知したのか、件の生き物は吸い寄せられるように怪物の足元へ「 美しい彼女を鑑賞出来なくては意味がありませんからね。2週間耐え切ったその先に、同じように2週間フェロメナを預けましょう 」試すようでいて、表情に滲むのは身を焦がすほどの執着心がもたらす愉悦の熱。まるでそれを体現するようにフェロメナの尾は煌々と赤く煌めき、奇しくもその輝きは取引の中心にある貴方の両目にも似て「 貴方にとって、彼女にはそれだけの価値がありますか? 」交渉成立か決裂かの問い掛けに対して彼女を引き合いに出したのも悪知恵を働かせてのこと。彼女に自律意志や感情が備わっているらしいと察しの着いた貴方が、果たして価値を否定できるだろうか、と)




845: マリーシュカ [×]
2024-05-09 17:44:30



>リーパー(>843


――――パートナーがいたの?
(独りになってから、という言葉からの推測だが、その問い掛けは大変勇気を要した。屋敷へ拉致されたことでパートナーと生き別れたのならば恨まれて然るべき、その前に死別したのなら貴方に嫌なことを思い出させてしまう。それでも踏み込んでしまったのは決して馴れ馴れしさではなく、何だか放っておけないような危うさを感じたからで。「 珈琲派なのね。もし必要なら、ミルクとお砂糖はご自由にどうぞ 」又一つ、貴方に関するプロファイルが充実したことに小さな満足感を覚えている間にテキパキと使い魔は貴方の前にマグカップに入った珈琲とお茶菓子、ミルクや砂糖の類を並べていき「 そうね…その表現が無難かもしれないわ 」そう答えた声色に寂しさはなく、傲岸不遜なヴァンパイアをとうの昔に受け入れているような爽やかな諦めすら感じさせて。自身の前に準備されたのはソーサーに乗ったティーカップ、明らかに人間界にはない色合いの液体で満たされているそれを手にとって「 彼ね、昔からとっても食事に煩いのよ 」なんて自分の拘りを棚に上げては内緒話をするような調子でくすくすと笑ってはその中身を少しだけ口に流し込んで)





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