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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1010


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842: ニール・グレイ [×]
2024-05-09 01:50:25



>ハイネ(>840


(彼が向ける執着の眼差しと言葉に、ぞくりと肌が粟立ち喜を訴え、甘味を放ったように溜まる唾液を飲み下す。何よりも“欲しい”と滔々良からぬ色を訴えるその二つの金に映る己の紅もまた、同じような焔をぎらつかせていたのだから、どうしようもなくこみ上げた可笑しさが口の端から零れていった。「――フェロメナ。」教えられた名を“彼女”へ囁いてみる。すれば途端に橙の光を帯びて己の頭上でくるり回ってみせる姿はまるで返事をしたようで、また眦は和んでしまう。「エゴかぁ…はは、なるほどねぇ。」続けて、そのコレクションの習性を聞いた瞬間、清々しい程拗れた己に心当たりなど幾らでも思い付いて、これ程傍について回る理由に得心の笑みが滲む。それでも美しい彼女に惹かれて隔たり越しに指先で愛でていると、彼から思わぬ提案が渡された。「…いいの?大事な子なんでしょ?」振り返って確認を口にはしたが、それは形だけ。何故なら――合った瞳が纏うその赫灼を見付けたから。くす、と逸楽に似た息を一つ落としたその後、一歩一歩、焦れったくゆっくりソファーの方へと近付く。やがて彼の目の前へと立ち止まったその足元にまで追い泳いできたフェロメナへもう一度目を配った次、己が両手を後ろに組んで上体を屈め、怖じ気もせずに期待と確信を織り交ぜた瞳で間近に顔を覗き込む。「ふふ、代価は何がお望み?」彼から言葉が何か重なるよりも前に、冗談の続きとも思える軽さで問い掛ける最後、「ねぇ、ダークエルフさん?」戯れに彼をわざとらしく種族で呼んで、大袈裟に首を傾いでみせながら、その反応をじっと待ち窺った。)




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