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終わった世界の唄【不穏/シリアス/異能/サイバーパンク】/136


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自分のトピックを作る
86:  [×]
2021-01-19 21:50:55


(/確認ありがとうございます…!なりチャ自体が久しぶりですので、ご迷惑おかけするかもしれないですが、宜しくお願いいたします。現在見てますと、酸味様のセブンスさんに絡みがないようですので、そこに参入させてもらいますね…!何か不都合な点がございましたら言ってください…!)

>「セブンス」様


「随分と物騒なもの持ってる子がいるなあ…」

(マフィアの縄張りであるその雑居ビルの一つの屋上で男_ムウは久しぶりに受けた暗殺業の準備をしていた。暗殺業は基本的には夜しか受け付けてないってのに、と思いながらも、相手に提示された金額と、丁度そのマフィアの幹部が一人になるタイミング等、自分に関わるリスクの全てが情報として提供されていれば暗殺者のムウ、別名_イーグルが頷くのには時間はかからなかった。あと心配なのは狙撃しているところを誰かに見られる、という事だけは避けたいが…と思えば、この雑居ビルの中で2、3番目くらいに高い廃墟を選ぶ。丁度ターゲットも狙いやすい上に屋上に遮蔽物があるので隠れやすいし、このビルの後ろにある程度ビルが続いているので逃げやすい。絶好の場所だ。そう思い、指定の時間を待っていれば自分の狙うビルの手前で何か光った。その方向に目を向ければ何やら大きなものを目の前にしている者が見える気がする。使用時間が少し減ってしまうがこれは確認して置かねばならないだろう…。そう思うと自分の義眼を使用し、その方向を見る。するとどうだ、大きな大砲を掲げた女性_だろうか、が大砲を目の前のビルの並びに向けている。物騒だ、とこれから暗殺をやろうと思っている者が言う事ではないが、実際にそのように呟く。だがしかし、好都合だ、あの大砲の向きからしてこの目の前のビルに放つつもりなのだろう。自分の狙う幹部もそこにいるし、先に幹部を殺してしまってもその後、そのビルの者たちはあの大砲で大混乱ではないだろうか。そう思っているうちに時間が来れば幹部が一人になる。チャンス_そう思えば義眼に意識を集中させ、そこを目掛け、スナイパーライフルの引き金を引いた。)



87: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-20 09:03:35

>86

【丁度外へ見回りにでも向かおうとしていたのであろうマフィアの一人が、当の雑居ビルの正面玄関から現れてセヴンスの姿を捉えた】

「バァイ」

【笑顔、友好的な様子で片手を振る、その異常性に気付いて慌ててビル内へ叫んだところで既に遅い。
超至近距離から放たれた砲弾がマフィアの身体を文字通りに「砕け散らせて」、勢いそのままにその後方のビル壁へと突き刺さる。
壁が崩れ、柱が崩れ、ビル全体が土煙をあげて崩れていく、響く轟音と狂騒の中でセヴンスの口元が狂暴に吊り上がった】

「最ッ……高ッ……!!」

【崩壊が進むに比例して身体のざわつきが治まっていくのを感じる。
時折恍惚に身を震わせながらそれを見つめている最中、ふと、奇妙な光景を見た。
見えるマフィアの殆どは瓦礫による圧殺か足場を失ったことによる転落かで死んでいる、しかしその中でただ一人――「射殺」されている様に見える人影がある。
それも血の具合からして、既に死んでいたものでは無い】

「……オレ以外にいるな?」

【自分とマフィア達以外の何者かがこの現場に存在している、その結論に辿り着くのにそう時間はかからない、セヴンスはそういう思考回路を有している】

88:  [×]
2021-01-20 15:23:11


>「セブンス」様


ひぇ~…派手にやったなあ

(自身の狙撃が終われば、さっと物陰に隠れる。その数秒もしないうちに大きな発射音と瓦礫が崩れる音が鳴り響いた。音を聞いただけでもその威力が分かる。あんな大砲をこんなビルが立ち並ぶ場所でぶっ放すなんて’イカれてる’そう思いながらも口許にはゆるりと弧を描いた。一応暗殺業なので、ターゲットがしっかり消えたのかどうかは確認しなくてはならない。そう思えばひょっこりと物陰から姿を出して、その左目でその瓦礫の塊周辺をよく見る。探すのに少し手間取ったが、どうやらターゲットはしっかりと頭をぶち抜いて死んでいるようだった。と、その死体の前に先程の大砲の女が来るのが見えた。どうやら一人だけ死因が違うのに気が付いたようだ。勘が鋭い。やり方は大胆だが、案外敏いのかもな、と数秒の間彼女の様子を伺う。勘づかれると面倒だ、そう思えばさっと左目の集中をやめ、後ろへ続くビルへと飛び移っていく。さて、依頼主に電話…と思えば、電話がもうかかってきている)

はい、もしもし~。
『もしもし、じゃない!ムウ!あそこまで派手にやれとは俺は言ってないぞ!お前のとこの暗殺者はやり方変えたのか?!』
いや、あれは、僕のせいじゃな…や、僕の雇ってる暗殺者のやった事ではなくてですねえ。いや、僕は詳しくないからわからないですけど、僕の雇ってる奴の腕は確かですし、暗殺自体はしっかり一人だけ頭ぶちぬいて__
『だが!あの時間だぞ!そんな偶然があり得るか!』
や、それがあり得て___
『大体、暗殺ってのは静かにやるのが…』
__煩いなあ…、そんなに心配なら現場まで直接見に行ったらどうです?どうせ現場近くにいらっしゃるんでしょ?これで頭ぶち抜いてなかったら依頼金は要りません。もしぶち抜いてたその時は___

(ひっ、と相手の声が恐怖に変貌するのをきけば、流石に噂は色々聞いてるんだろうな、と思う。面倒臭い。その後に見に行く必要はない、依頼金は寄越すというので、ならば最初からそんな電話なんてかけてくるなよ、とぶち切りにされた電話を見て思う。誰が流したかわからない”ムウの元には凄腕の暗殺者がいる”なんて噂が何となく広まって、週に一回はその依頼をする羽目になってしまっている。)

久々に狩りでもしたいんだけどなぁ~

(そうぼやく。狩り、とは異能狩りの事で、最近はなんだかんだとそれをやっていない気がする。今はどのくらい聡くて強い子がいるんだろうか。と、先程の彼女を思い出した。あの子が異能だったら面白そうだ。あんな大きな大砲、どこから持ってきたんだろうか。もしかしたら、異能だったのかもしれない、そう考えながら雑居ビルの一角からビルを降り、マフィア街を抜けようとして)




89: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-20 16:51:51

>85 >87

「え?.....ああ君達か。別に?ロジカさんって人を探してたけど中々見つからないから明日改めて探し回っ............はぁ。また派手にしたなぁ、セヴンス...あまり目立つ様な事しないでって言った筈なんだけどなぁ...」

(自分に呼び掛ける先程まで聞いてた声の元に目を向けると思った通り、彼らだった。まさかまた出会うとは思わず、軽く固まるが相手に今までの事を素直に告げる。別に隠すようなものじゃ無いと判断し話続けると、遠くで大きなものが崩壊する様な音と遅れて衝撃が空気に乗って肌に。
そちらへを向けると先程まであった立派な一つのビルが崩壊していた。そこからすぐにセヴンスがやったと分かった、実際にあんな派手で大きな事が出来るのは知る限り彼女しか居ない。
その事に髪を乱す様に掴み、今日で最高記録である6回目の長いため息を吐く。ため息は幸せを逃すとか誰かが言ってた気がするが、そうしないと自分を落ち着かせれない。荒れた感情が安定した後、話していた二人に向き直り)

「今更な気もするんだけど....直接『マナン』さんと話してもいいかな?あと出来れば今度はマイナス君が此処を外して欲しいんだけど。」

(と人探しをする前の事を思い出し、尋ねる。自分は元々『マナン』について知りたくてロジカを探したのだ。その知りたい本人がいるなら本人に聞くのが一番である)

90: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-20 17:44:08

>88

【事実短絡的に見えてそうでは無い、頭はよく回る方である、特に「戦闘」に於いては。
男の傷を見るに銃の種類は拳銃や機関銃のそれではないだろう、となると残るは狙撃という選択肢。
成程、男はマフィアである、元々誰かに狙われていた可能性もあるかと】

「……あァ、良い腕だなコイツは」

【そして、ムウの見立てもおおよそ当たっている、セヴンスは異能と呼ぶに足る特異な力を有していた。
舌を出す、必ずやらなければいけない訳ではないがそれがルーティーン、口の中から溢れた「何か」が地面に溶け込んでいく】

「オレを狙わなかったな……狙えたハズだ、けどオレは狙わなかッたな?
利用したな、オレをカモフラージュに使いやがッたな……面白いじゃねぇか!」

【地面が隆起する、それだけではない、瓦礫を巻き込んでいる。
転がるマフィア達が持っていた銃器が奪い取られていく、金庫が破壊され溶かされていく。
そしてそれら全てが一つの巨大な何かと化していくのだ】

「残ってた銃弾の角度から計算すると……あっちの方だなァ、ギャッハハハ」

【――それは所謂、「戦車」と呼称される兵器である。
セヴンスは己が生み出したそれの砲台上に腰かけて片手を振った、キャタピラが稼働を開始する、向かう先は丁度ムウが逃げて行った方角だ】

>89
/申し訳ありません、>75で言った通り別時系列でのロルのつもりだったので、ちょっとスルーさせていただきます……。

91: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-20 17:45:48

((ああ、すみません.....!ちゃんと読んでいませんでした、今後気をつけます.....

92: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-20 18:51:07

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…ふふ、あんな『マイナス』ごときの戯言を信じてロジカをお探しに?」『マイナス』は一瞬瞳を見開いてからひどく乾燥した重みのない笑い声を上げた後首を横に振り、「それは申し訳ありませんが、受けられない相談ですね。彼女は僕の「友人」ですので…混沌を望む貴殿方に一任するわけにはいきませんから。」普段は表情だけでなく声にも変化のない彼にしては珍しくほんの少しだけ、憎悪と苛立ちを含んだような暗い声色でそう告げると『ミス・レディメイド』を庇うように腕を伸ばす。『ミス・レディメイド』もポケットに片手を突っ込んだまま「…あのさ、私のママもキミとは話したくないんだって。」出会った当初は触れただけだったが、今度はもう片方のポケットからトランプケースを完全に出して臨戦態勢を取っている…と。「…ん?…おい、嬢ちゃん…その見た目、もしかして『マナン』の娘か!」快活で粗野な口調が彼らの後ろから聞こえ、彼らがふと振り向くとそこには爽やかな笑みを浮かべているタンクトップの中年…といってもまだ若々しい男が煤まみれの片手を振っていた。

93:  [×]
2021-01-21 00:01:15



>「セブンス」様


おっ…と、まずいまずい…

(依頼主との電話が終了し、不満をぼやいたところで、自身のライフルが丸裸である事と自分のいつも羽織っている布のフードを被っていない事に気が付く。この状態のまま外に出たらそれこそ色々と疑われてしまう。廃墟のビルの陰に隠れれば、背中に背負って持ってきていた縦長のケースにライフルをしまい、もう一度背中に背負って背中全体をそのケースごと、自身が来ている布に隠し、フードを深く被る。一応上層でも下層でも”良い薬屋”で通ってるんだから顔は見られたらまずい。そんな事を思い、素知らぬふりをして再度マフィア街を出ようとしたところ、何か後ろの方で音が聞こえる。何か大きなものが動いているような、軍一つが押し寄せているような?そんな兵器、このマフィア街のどこにもなかったと思うが…、そう思いながら恐る恐る後ろを向けばまだ遠くの方ではあるものの此方に向けて何かが寄ってくる気配がある。)

…これは…、ちょっと面倒な事になりそうだなぁ…

(左目を使わずともわかる。多分先程の女だろう。あんな大きな大砲をぶちかました後にあんな大きな戦車をどこからともなく持ってこれるわけがない。と、すると考えられるのは、’何らかの能力を持っている’という事のみだ。口では面倒だといったものの、久しぶりに会う能力者に胸が高鳴っているのも事実だ。だが、近距離に持ち込まれるのは自分としてはあまり得策ではない。今日は仕事の依頼をこなしに来ただけであるし、’簡単な仕事’であったので投げナイフだっていつもの半分くらいしか装備してないのだ。そもそも昼間から戦闘なんて面倒臭い。失敗したら_まあそんな事はほぼないが_狙撃なのだから逃げればいいと思っていたし。相手が何を考えて此方に向かっているのかわからないが、出来るだけ高い所にいよう、此処のビル街の良い所はビルが一個破壊されても、ジャンプで乗り移れるくらい近くに次のビルがある事だ。そう思えば再び、廃墟ビルの屋上へ上り始めて。)





94: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-21 09:52:19

>93

【セヴンスが気に食わなかったのは、狙撃手が自分を殺しのカモフラージュとして利用したことだ。
自分から利用して良いと申し出たのならばともかく、「誰かに使われる」等我慢ならない。
セヴンスは、己こそが最も自由な存在でなければいけないと考えている】

「オレを利用しやがッたなァ、良い度胸じゃねェか、出て来い狙撃手!!」

【砲に足をかけ前進を続ける戦車上に立つ、風がコートと髪を靡かせている。
挑発の様な台詞の裏で、しかし実際それで素直に相手が出て来るとは思っていない。
大きな声でわざわざ位置を知らせ「誘っている」のは敵の第一射、一発撃ってくれさえすれば狙撃手のいる方角を割り出すことが出来る】

「(さァーて……ノッて来るか、どうだ?)」

【感覚を研ぎ澄ます、もしも狙撃に反応出来なければその時点で終わりだ】

95:  [×]
2021-01-21 14:13:45




>「セブンス」様


もしかして僕、戦闘に誘われてる?

(再びビルの屋上までくれば遠くから大きな戦車が来るのが更によくわかる。廃墟ビルが多いからと言っても多少は使用されているビル街だろうと思うし、何だか近くのビルの人達が可哀想だな、等と毛ほども思っていない事をぼんやりと考えながら、迫ってくる相手に少しずつだが距離を取る。もう少し距離を置いて、と思ったところ、相手との距離は大体1.5㎞くらいだろうか、それなのに何か馬鹿でかい声で聞こえてくる。うっすらと聞こえる程度ではあるが、”狙撃手”と言ったのはなんとなくわかった。その事実に軽く苦笑しながら、誘われているのか、とぼやく。)

左目、30分フルタイム使いたくはないんだよなあ…

(相手の事は裸眼ではあまりよく見えないが、左目を使えばなんて言うこともなく見えるだろう。だがしかし、義眼にも制限時間がある。相手が手強くなければ__一発で終わるので特に気にする事もないことなのだが、今回はそうもいかなそうだ、と本能が訴える。だからと言ってこの’異能’を放って逃げるのも何だか惜しい気がする。自分はまだ相手の実力を知らないし、何なら久々に見る能力者だ。一度手合わせしてみたい気持ちは大いにある。と、すればだ…。考えながら懐にある懐中時計を取り出した。そして、今から20分後には鳴るようにとタイマーを掛ける。先程使用したのが多く見積もって5分、30分フルに使わないようにするには20分が妥当だろう。これが鳴ったら中断だ、何があっても。そう考えながらゆるりと口角を上げる。ある程度狙撃に良い位置までくれば相手との距離はまた少し縮まっているように思う。)

昼間から戦闘なんて、ほんと、血気盛んだよ

(一度しまったそのライフルをもう一度取り出せば、相手の方向へ標準を合わせる。呟くように皮肉を吐いたが、自分もその一人なのだから笑ってしまいそうだ。さて、これを撃ったらどう出てくるんだろうか、と逃げ道を確保しながら左目に意識を集中し、相手の頭を狙ってトリガーを引いて。)




96: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-21 16:55:08

>92

「....あっそ。少し話をするだけって思ったけど、二人に嫌って言われたらこれ以上しつこく言わないけどさ。まぁ安心したよ、マイナス君。君が感情を持ってて。感情が読めれない不気味な顔と声してたからさ。」

(彼の表情や喋り方に何も反応せず、素直に引く。これ以上ただこねても無理だと分かっていたから。頭を掻きながら答えていくと次にマイナスの反応に心底安心する、それによって『ミス・レディメイド』が余程大切な物だと言う事も分かった。
そこまではいつもの様に子供の様な楽しそうな笑みを浮かべていたままだったが)

「....ただ、一つ勘違いしてるから訂正させて貰うと。セブンスは分からないけど僕は別にこの世界をカオスになって欲しいって思ってないから...いい加減な決め付けはやめてほしいかな?」

(その笑みが浮かぶ表情からドロッと。透き通った水に真っ黒な石油を流したかの様に、赤いスカーフから右半分を黒く染める。つまりは苛ついているのだろう、もしくは彼なりの威嚇、注意行動かも知れない。
マイナスからの言葉もあるが、もう一つ。マイナスがミス・レディメイドを守る様に庇う様に腕を伸ばした。その二人を見て、感情が揺らぐ。
昔を思い出す。“あの時”から数年経っていると言うのに、視界に映る程まだ鮮明に頭にこびり付いている。
互いの間に冷たい空気が漂うその中で、唐突に第三者の声が。そちらへを見ようと頭を上げると先程呟きを発したタンクトップの男性だった。どうやらいつのまにか一周して戻ってたのだろうか、いやそれよりも「マナンの娘」って発言が引っかかる。知り合い?『マナン』の...娘。つまり...彼が『ロジカ』?)


97: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-21 17:16:40

>95

【目を凝らす、戦車の駆動音と自然の音以外の音へ耳を澄ます。
極限の集中状態、それは例えば、目の前の拳銃の発射くらいであれば容易く回避可能である。
しかしそれが手練れの狙撃手による狙撃であれば、結果はどうか】

「ッ!」

【放たれた弾丸に反射した、微かな、本当に微かな光を視界の端に捉える。
何か言葉を発する間等ある筈も無い、それは最早「勘」に近いが、狙われるのは頭だろうと判断し顔を反らした。
風切り音、通り過ぎた弾丸は頬の肉と右耳付け根近くを深く裂いて、パッと鮮血を飛び散らせ後方の壁を穿つ。
――致命には至っていない】

「そこかァアッ!!」

【どろりと流血の感覚を得ながらも、致命傷を受けていないならばダメージによるセヴンスの動きの停滞は僅かだ】

「(ピンポイントじゃ狙えねェな、砲角度は「コレ」で良い、ビルそのものをぶっ壊して足場を崩す!!
どうせここらはクソマフィアの縄張りだからな!!)」

【戦車砲が回転し狙撃手がいるビルへと向く、と同時轟音を響かせて砲弾が放たれた、狙いはビルそのもの。
セヴンスの異能は武器、兵器の生成――否、それが本領では無い、それは実を言えば「ナノマシン」の機能のただの応用だ。
意志を得ると同時に身についた、精密極まりないナノマシンの操作を行う「演算能力」と、その演算を可能とする「思考速度」こそが異能である】

98: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-21 18:47:24

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…あ、ロジカ!探したんだよ?ほら、『魔晶石』放ってどっか行っちゃうから。」彼女の表情から途端に敵意が消え失せ、そのタンクトップの男性へと笑みを向けてポケットに突っ込んでいた物を差し出す。ロジカと呼ばれた男は彼女の頭を軽く叩くと「…マナンのやつ、完成させてやがったんだな…人格移植。全く…とことん残酷な奴だぜ。」空気が漏れるような声でぼそりとそう呟いた後笑顔に戻ってそれを受け取り、「おう、悪いな。お嬢ちゃんも元気だったか?んで…こいつは?」彼は『マイナス』と貴方を交互に見ながら彼女に尋ねる。『ミス・レディメイド』は「こっちの白髪の方が『マイナス』、私の友達。あの子は…あんまり知らない子。仲良くはない。」た答えるが彼は『マイナス』に向けてどこか意味深な言葉を漏らす。「…おい、坊主…どっかで俺と会ったことないか?」『マイナス』は若干瞳を見開くと「…僕は知りませんが…貴方は僕のことを知っているんですか?」貴方への警戒は解かぬまま、しかしどこか上擦ったような声で彼へと問う。

99:  [×]
2021-01-22 02:40:25



>「セブンス」様


…ッ!

(相手は戦車に乗っている上、自分の狙撃位置もわからない。という事は避ける事はほぼ不可能に近い。’通常の人間’ならば。よく狙って狙撃したその瞬間、一瞬であったはずなのに、何を感じ取ったのか彼女の頭は左に動いた。一瞬赤いものが見えたから、きっと何処かしらに怪我を負わせはしたのだろうが。そんな事を悠長に思っている暇はない。狙撃が失敗した、という事は、だ。直ぐに目の集中をやめて隣のビルに飛び移ろうと思ったが、少し遅い。相手の砲弾はすぐそこで、ほぼ爆風と一緒に隣のビルの屋上に’吹き飛ばされた’という表現の方が正しいだろう。ある程度受け身は取ったものの、床に打ち付けた肩が痛い。とりあえず高いビル真っ逆さまに落ちて瓦礫に埋もれて圧迫死、という結果にはならなかっただけましかもしれない。)

こりゃあ、なめてかかってちゃ僕の命が危ないなぁ

(そう独り言を呟くムウの双眼はいつものような糸目ではなく完全に開いている。肩の具合は見てないが骨折はしてないだろう、という程度。怪我もしているというのに口の弧は大きくなるばかりだ。いつもなら一発で仕留めるが、今回はそうもいかなそうだ。組み立てていこう。そう思えば、今まで両手で丁寧に持っていたスナイパーライフルを片手で、まるでハンドガンでも撃つかのように構え、左目での標準を一瞬で合わせれば二発の弾を撃つ。一発は脚、一発は腕に目掛けて。こんな撃ち方でも標準があってしまうのだ、遠距離であれば。あの戦車のスピードがどのくらいなのかは知らないが、距離は少しずつでも離しておかなくてはならない。フル装備なら煙玉とかも持ってきたんだけどなと頭の片隅で思いながら、相手の方を向きつつ、銃弾をライフルに込めながら、攻撃が来る前に相手から遠ざかる為、隣のビルに飛び移ろうとして)



100: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-22 10:51:26

>99

【見えた、人影は――】

「小せェなクソ!」

【口角を釣り上げ、戦車砲をまた僅かに回転、続け様に第二射を狙撃手が吹き飛ばされた先のビル屋上付近へ向けて放つ。
煌めき、向こうが放った弾丸が、二つの瞬きに見えた】

「ぐッ……!」

【完全には間に合わない。
機動の基盤となる足への弾丸こそ避けたものの、腕を狙った一射は回避しきれず肩の付け根付近の肉を抉った。
散る赤色、視界が明滅する。
放っていた戦車砲はそれと同時、狙撃手が次のビルへと跳んだ後ろの床を吹き飛ばす】

「ちょこまか飛び回りやがって、コバエ野郎って呼んでやる!」

【砲内に直接弾を生成すれば良い故に装填の手間が必要無い、通常の戦車より射撃間隔は遥かに短い。
狙撃手を追い再度回転した砲は、第三、四射を続け様に放つ。
そして、もう一つの手】

「得意じゃねぇンだけどナ、「合わせてやる」よ、たまには「される側」ってのも良いだろ狙撃手!」

【戦車の部品の余りを使い、手元に生成したのは「狙撃銃」である】

101:  [×]
2021-01-22 15:47:08




>「セブンス」様


ほ…ッんと、あッぶないなあ

(隣のビルに無事に飛び移れたはいいものの、真後ろに砲弾が飛んでくればそのまま吹き飛ばされるようにして身体が前に出る。どうせ遠ざからなければならないのだから構わないと言えばそれまでなのだが、いつビルとビルの間から足を踏み外すかわかったものじゃない。相手の方向からまた三発、四発目の大きな音がすれば、ここが危ないという事はわかる。ぼかすか撃ってきやがって、こちとら狙撃に大事な肩一本やられてんのに、等と己の右肩があってもなくても変わらないような撃ち方をした後に不満に思う。兎に角今は攻撃しながら離れることが先決だろうとどんどんビルを伝って走る。多少離れたところまでくれば、さっと後ろを振り返り、一発、今度は腹の部分を狙って引き金を引く。と、そこで相手が何か砲弾以外の別のものを生成しているのに気が付く…これは。)

…へえ、僕と狙撃勝負しようっての

(よく見たことがある形状。自分の持っているそれと同じスナイパーライフルだ。どうやら相手は自分と狙撃の勝負がしたいらしい。今でも暗殺者’イーグル’の名をきけば恐れるものも多いのに。だが、真剣に勝負をしたいなら此方も真剣に相手をするのが礼儀というものだ、そう思えば、ある程度の場所で逃げるのをやめ、相手の方を向く。ちらっと服の中に見える懐中時計を見ればあと5分もせずに自分の左目の限界5分前になってしまう。この一発でとりあえず終わりかな、そう思えば、右肩の痛みを堪えながら先程まで片手で持っていたライフルを両手で持ち直して。)



102: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-22 17:25:00

>98

「........」

(屋根上で三人の話を黙ったまま聞く。今のところ自分は関係無いし、話に入れない。なので頭を回し今のところの情報で分かることを見出してみる。
まず、『ロジカ』は『ミス・レディメイド』の事を『マナン』の娘と言ったこと。つまりマナンはミス・レディメイドを我が娘としてロジカに紹介していた、と言うことになる。だけど、もしマイナスの話が本当なら友人だとしてもわざわざ上層部の研究者がスラム街の技師と交流するか?否。じゃあなんだろう...単純にロジカが研究を手伝っていた?それなら合点は行く...いや待て。ロジカが「スラム街出身」なんて誰が言った?元々上層部の技師だったけど何かがあってスラム街に?
そんな長々と考えてると『マイナス』と認識があると言う。)

「....人造人間だったりしたりするのかな、案外。」

(小さく呟くと黒く染まった顔半分に手で覆う様に触れ、下すと先程の少し白い肌色へと戻し、三人の話が終わるのを待ち)


103: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-22 19:39:51

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…そうか、じゃ俺の勘違いだろうな。悪い。」ロジカは案外すんなりと思い出すことを諦め、『マイナス』に軽く謝意だけ述べてから前へと向き直る。「で?さっきもちょっと聞こえてたが…坊主、俺にマナンのこと聞きたいのか?」物怖じひとつすることもなくしっかりと前を見据える力強い、しかしどこか投げ遣りな瞳を向けて首を傾げるとそう問いかける。『マイナス』はようやく見つけた自身に繋がる糸口を無くしたことを悔しがるでも悲しむでもなくまた虚ろな瞳に戻って『ミス・レディメイド』の隣に立ち、「…そういえば先程から仰っている『魔晶石』とは?」穏やかな声で質問を投げかけ、『ミス・レディメイド』は「ん~…詳しくは分からないんだけどさ、旧世代で色んなものの動力源になってた資源らしいよ。…ま、でもここ『スラム街』じゃただのガラクタどころか手軽にトべるヤク扱いだけどね。」若干の憎悪を込めたような声で返し、呆れたように肩を竦める。

104: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-22 20:05:54

>101

【狙撃銃のスコープを覗き込めば、小虫程度にしか見えなかった狙撃手の姿が朧気ながら人として捉えられる様になった。
爆風すらも利用して跳び回るその姿に犬歯を剥き出しにして笑い、銃口をこちらに向けるのを確認して戦車上、ステップを踏むように後退する。
腹を狙った一射は逸れて脇腹を裂いた、頬や肩付近とは比にならぬ激痛が眼を見開かせる、されどこれもまだ致命には至らない。
致命でさえ無ければ十二分反撃は可能である】

「ぐっ……ハッハハ、こっち見たナ、狙撃手……良いモン食らわせてやるよ」

【口中の血を地面に吐きつけた。
正面からの狙撃勝負、セヴンスがそれを誘う性格だろうか。
結論を言ってしまえば「否」だ、彼女は決して、正当の戦術や真剣勝負に拘るような存在ではない。
己の欲求の解消こそが全て、今はただ、己を利用し暗殺を成功させた狙撃手に「一泡吹かせてやろう」という意地の悪さしか無い】

「良い眼してンなァ、「オレの口の動き」も見えてんだろ、読唇術は使えるか?」

【故に――「もう一つの手」とは、狙撃のことでは無い】

「吠え面かきやがれ」

【砲撃、これまでと同様に砲弾が狙撃手のいるビルへと。
ただ一点違うのは「弾種」、これまで一貫して用いていた通常弾とは違う。
セヴンスが組み立てたもう一つの手は、相手が正面を向いて初めて完全に効力を発揮する、ビルには衝突せず近接信管により起爆する「発光弾」である】

105:  [×]
2021-01-23 03:13:56



>「セブンス」様


ッ!…ばッ…かやろ…!

(腹を狙った弾が命中したのは目の端で見た。そろそろ相手の傷も増えてきたのではないのか、そう思いながら真剣勝負してやろうと集中をすれば、何やら相手の動向がおかしい。自分としては真向に勝負してやろうと思ったのに相手から何だかその気配は感じられない。眉間に皺を作り、不思議に思っていれば、自分がどこまで見えているのかわかっているかのように、相手の口許が動く。昔、組の輩から伝令を貰う為に読唇術はある程度覚えてきたので、相手が何を言っているのかはなんとなくわかる。が、’吠え面’?…、やばいと思った時にはもう遅い。自分であれば相手が撃った後にその弾を避けて撃つ事も可能だと思い撃たせたのが不味かった。相手の狙撃中を壊してやろうと標準を合わせた瞬間、相手から放たれた発光弾が目の前で光りだす。標準自体は合わせたのでトリガーを引くが上手く撃てているかどうか。その後すぐに自らのマントで視界を隠すものの、一度強い光を浴びた目がそう簡単に戻るわけはなく。兎に角己の目が晦まされれば狙撃なんてできたもんじゃない。そう思えば軽く舌打ちをして、今はもう戦うべきではないと判断すればライフルを取り下げ、薄目を開けて辛うじて見える足場を頼りにその場から退こうとして。)




106: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-23 11:54:57

/締めで宜しいでしょうか……!

>105

「ゲホッ……」

【狙撃手の咄嗟の銃撃はセヴンスの右脇腹を貫いていた。
咳に血が混じる、しかしその感情は「してやったり」という悦楽が勝っている。
発光弾であると知っていたから視線を逸らしている、光の影響は最小限、綽々と狙撃銃のスコープを覗いて今にも逃げ去ろうとする狙撃手へ引鉄を引いた。
狙撃は専門では無い、故に狙いは甘い、最悪当たらない可能性もあるが結果がどうあれセヴンスはその一射で狙撃銃を下ろす】

「ギャッハハハ、ビビッたかよ。
げほ……」

【ひとまず満足だ、地面に血の跡を落としながら踵を返し、スラムへの道を歩き出した。
帰ったらまずは傷の手当をしなくてはならない、それから拠点の変更も必要だろう、血痕を追って敵対者が自分達の居場所を突き止める可能性もあるのだ】

「あーあ、ハートの野郎キレッかな、キレるよなァ、ハハハハ」

【一歩毎に走る激痛にも、楽しそうに笑い声をあげて、往く】

107: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-23 17:04:09

>>ALL
【『フール・フール』side】
「あれ?なーんだ、『マイナス』くんいないじゃん。ボクあの子に会いに来たのに。」教えられた道を通ってスラム街を抜け、彼女は彼…『マイナス』から事前に教えられていた『マイナス』達のアジトへと辿り着いたらしいが目的の人物が不在どころかアジトに誰も人がいないことに気付くと肩を落とし、がっかりした様子でそのアジトに背を向けて歩き始める。カラフルな色彩の少女が背を丸めて歩く姿は彼女の皮膚に蠢く粘菌さえ見なければどことなく悲しげであった。

108:  [×]
2021-01-23 17:29:13




>「セブンス」様

…下手糞

(身を翻し、逃げる体制を取れば右頬を軽く掠って突き抜けていく弾丸。それが相手の狙撃だと知る頃には、別のビルへ辛うじて飛び移り、安全な廃墟の中へと隠れていた。少しずつ視界が開けてくれば、弾丸が当たった頬に手を触れてみる。流石に掠っただけとはいえ、多少の血は出ているようだ。手に付いた鮮血を見ると同時に、軽く鼻で笑えば独り言を呟いた。そういえばもう攻撃が来ない、相手はあれで満足したというのだろうか。なんにせよ、好都合だ。左目のリミットも迫っていたし、と思うと同時にタイマーを掛けていた懐中時計が小さく音を立て始めた。)

ほんと、今日、店一日休みにしといてよかった~…

(自身の右肩を軽く抑えながら溜息を吐く。仕事の依頼だから何があるかわからない。簡単であったとはいえ、一応自身が経営する薬屋は本日は休業にしてきたのだ。そうしてきて正解だったと思う。吹き飛ばされた時はアドレナリンが出ていたのか、特に物凄い痛みも感じなかったが今になって右肩が痛い。こりゃあ骨折までいかずともヒビくらいは入ってしまってるだろうか、どうせならぽっきり折れてくれた方が治りやすいんだけどな。そんな事を思いながらスナイパーライフルをしまえば、フードを深く被りなおし、マフィア街を後にした。)

(/一旦絡み終了ですね…!ありがとうございました!)


>ALL

(/フール・フール主様に絡んでも良いのですが、戦闘後にすぐ人に話しかけるのもあれなので、全体に絡み募集掛けときます!)

いった~…

(マフィア街からの帰路。自身の店に戻る間にも右肩の痛みはじりじりと上がっていく。早く自身の家である薬屋に着きたい、帰って治療をしたいと思いながら足を進める。幸い脚には一切怪我を負わなかった為、最速で歩くことは出来る。兎に角今日はもう面倒事はごめんだ、そう思いながらがやがやと煩いスラム街を横断して。)



109: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-24 09:09:33

>103

「...うん、詳しく知りたいんだけど...そこの二人はいいの?別に僕は後日でも良いけど...」

(別に急ぐ話でもなんでもないし、本人(?)がいる中で話を聞くのも変なのでとりあえず後回しにしてもいいと発言をする。と、盛大にお腹が鳴り響く。
.....そういえば朝から食べてなかったなぁと。恥ずかしいのか目を閉じて、軽く後悔をする。流石に自分がこの場で一番幼いとしても人前でお腹を鳴らすのは恥ずかしい。)

「.....うん、やっぱ後日改めて話を聞くとするよ。じゃあまた!」

(とその場から自分の都合で、気紛れに逃げようと屋根から腰を上げて、後ろを向き。違う屋根へと飛び移ろうとし)

110: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-24 21:44:40

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「おう、そうか…んじゃな坊主。マナンのお嬢ちゃんと白髪の坊主もまたな。」ロジカはすんなりと退き、手を振りながら彼自身も自らの営む仕事場へと立ち去っていく。その場に二人残された『マイナス』と『ミス・レディメイド』はお互いに顔を見合わせ、「…さて…どうしますか?」「どうしよっか。」二人で首を傾げた後ほぼ同時に酷く楽しそうに笑い、そのまま彼らも踵を返してスラム街を後にする。

111: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-28 09:53:33

>ハートさん
/これ(>106)の直後という設定で、セヴンスが傷だらけ(だけどなんかスッキリした顔)で拠点に戻ってくる感じのシチュをやってみたいのですが、お手隙でしょうか?

112: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-29 16:31:17

>セヴンスさん

あ、ありがとうございます!丁度用事終わりましたので暇ですよ。それじゃあ早速先ロル打たせてもらいますね。

________________________________________


「...おっそいなぁ。軽く出かけるって言ってから2時間以上経ってるんだけど...」

(アジト内にて、穴だらけのボロいソファに寝転んだまま、時計を見つめて呟く。セヴンスがもし軽く出かける、と言って出る用事と言えば...買い物か運動ぐらいかな?...まぁ軽くって言っても人それぞれだし、僕が単純にせっかちなだけかも。
そう軽く結論付け、暇つぶしに小型電話でテレビを見てみた瞬間止まった。比喩表現でも何でもない本当に先程回っていた頭の回転が歯車に何かが挟まったかの様に止まる。だが直ぐに動き始める。ただしそれは“自分が見た事実から逃れたい“と言う現実逃避の方向へとだが)

『な、何と言う事でしょう!多くのマフィアが集まるマフィア街中心部が...!原型が見えない程崩壊しております!!崩壊の一部始終を見た目撃者の情報によりますと、砂埃ではっきりと見えなかったですが女性らしき人物がした様です!!....と、とても女性一人がしたとは思えません...!!』

「..........................」

(黙って。見て。固まったまま考えるしか出来ない。本当に”なんということでしょう“だよ。マジで吐きそう、これ絶対後々面倒事が起きるじゃん...セブンスに色々言う事は決定するとして先ずは)

「........はぁあああぁぁあぁあぁあぁぁぁあああぁぁ...もう何やってるのかなぁ...」

(顔を手で覆い、手と手の隙間から人生で一番重い溜息が漏れ出す。もうすぐ13歳になると言うのになんでこんな悩まないといかないんだろう、と付け加えながらソファに座り、構える。帰ってきた瞬間に言いたい事を言う為に)

113: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-29 17:16:58

/よろしくお願いします。

>112

【右頬と右耳付け根に裂傷、左肩に抉り傷、右脇腹には銃創とそのすぐ傍に裂傷、その全てから新鮮な血が流れ出ている。
常人ならば歩くこともままならない傷を受けていながら、セヴンスは時折よろけながらも拠点にまで辿り着いていた】

「ってー……ハートいるかァ、治療道具入れてた箱あッただロ、何処にしまって……あァ、ゲホ、ゲボッ……」

【拠点内に立ち入るや否や、げほりと血の塊を床に吐きつけながら壁に寄りかかる。
傷だらけにしては妙にすっきりした様な満足したような表情で、ソファ上に姿が見えたハートへ言葉を投げかけ】

「……ん」

【――ながら、その表情を覗き】

「キレてンな?」

【全く悪びれずに笑った】

114: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-29 17:33:52

>113

「.....はぁ...そうさ、キレてるよ、君がやった事も、その傷だらけの姿や笑顔を見て更に苛つくよ!君もバカじゃないさ、その傷は自分で傷つけたんじゃないだろうね、誰かと戦ったのかな、警察?ってそれは良いや、とりあえず座って!今すぐ!詳しい話は治療しながら聞くから!!」

(ツンと鉄の匂いが鼻に突き刺さる。彼女の血だらけ姿に一つ溜息をし、彼にしては珍しく怒りが表に出て顔を少し赤く染めつつ怒鳴りながら治療箱を棚から取り出して乱暴に八つ当たりの様にテーブルに置き、包帯などを取り出し椅子に座れと指差す。早く処置をしないと幾ら頑丈な彼女でも死んでしまうという一大事でもあるが、頭に血が上がり、怒ってるのか急いでいるのかよく分からないテンションで)

115: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-29 18:03:38

>114

「しょうがないだろ、ザワついたんだよ。
何も全く手ぶらで帰ってきた訳じゃねぇ、ちょっとした情報収集も……」

【ザワついた、時折抑えようが無く沸き立つ破壊衝動を、セヴンスはいつもそう例えている。
掌に付いた血を壁に塗りつけながらゆっくりと立ち上がり、ハートが指した椅子に体重を預ける。
だらりと両腕を垂らし、大きく息を吐いた】

「ゲホ……狙撃手にやられたんだ、「殺し専門でやってます」ってくらいの相当な手練れだったナ。
殺しにオレを利用しやがッた、気に食わねェから軽く喧嘩して……オイオイ手元狂わねぇだろうなハート……ガ、ゴホッ、……あー血が足りねぇ……」

【テンションが壊れ気味のハートの様子に眉間に皺を作りながら、しかしこうなっては大人しく委ねるしか無いので視線で動きを追いかけるのみ。
……おそらく、治療中にちょっとくらい痛い目に遭わせてやっても抵抗は出来ないだろう】

116: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-29 18:33:17

>115

「ザワついたとしても加減を考えてよ...狙撃者と軽く喧嘩してだけでニュースになるかなぁ!?もう、ったく、もう...!セヴンスの血液型って何?同じ血液型なら良いけど、違ったら取りに行かないといかないし...!」

(相手が重体な為、怒るにもちゃんと怒れずにいて、自分も曇った表情で喋りながら、彼女のコートを脱がした後心配を他所に自分の強めの鎮痛剤と治療箱に入っていた血止剤を同時に彼女の太ももの的確な所に刺し、一時的に状態を留める。怪我から溢れる血を、消毒液が含んだ布で「少し痛むよ」と優しく拭き取る。
彼も彼で相手が女性でも関係無いように治療を続ける。
粗方拭き取れたら包帯で巻こうと引っ張ると、再度固まって)

「....ごめん、タンクトップ脱がしていいかな?」

(今更の様に服を脱がせないと包帯が巻けない事に気づく。どうしようと思ったが、自分で包帯を巻けれるとは到底思え無かったので、直球で。未だに苛つきが治まっていないのか、少々怖い目つきのままでお願いしてみる。)

117: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-29 19:08:18

>116

「あーあー悪かった悪かった、怪我人の耳の傍で叫ぶなッて、頭に響く……血液型?
……確かBだったっけな、あのクソ研究所の資料に書かれてたのを覚えてるゼ……ッてェ、クソ」

【とりあえず、放っておけば死ぬ状態は脱したと言える、揺れる視界は薬の副作用と貧血の合わせ技だろう。
人造人間だがそれでも血液には型が在る、記憶の端からそれを引き摺りだして。
傷口を拭われるヒリつきに顔を顰めるが銃撃を受けるよりはマシだ】

「あァ頼むわ、力入んねェし」

【両腕をどうにか椅子の背もたれの方へと回して脱がせやすいように、セヴンスもセヴンス、羞恥の感覚は無い。
浅い小麦色、傷だらけの肌はタンクトップの隙間からも覗くことが出来る、女性らしい起伏には欠け、代わりに鍛えられた筋肉が目立つ】

118: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-30 12:15:53

>117

「ああ、思い出させて悪かったよ。...近くで見ると酷いね、これ。掠っただけでこんなに抉れるかなぁ...筋しか見えないから内臓までは行ってない様だね。因みにその狙撃手は殺したの?」

(とタンクトップを肩の傷に障らないように脱がして、出来るだけ傷口だけを軽く見てから包帯を巻いていく。相手が椅子に座っている為、巻く毎に相手の腰に手も回して接触しまうが一々気にしてられないので、無心で巻いていく。
右脇腹の傷に包帯を巻き終えると左肩にも、右脇を通して巻いていくと)

「...なんでお母さん思い出すんだろう...」

(ボソリと。自分について言わなかった彼が呟くとバチンッと包帯をハサミで切り、留める。右頬は大きな絆創膏、耳の付け根に軟膏を沢山塗った後同じように絆創膏を。)

「....はい、終わり。血液型が同じでよかったよ、他から取るの面倒だし...はい、じゃあ横になろっか。後絶対安静だからね?フリじゃないからね?」

(とタンクトップを着させると。溜息を吐きながら左手袋を取り、袖を引っ張る。セブンスと同じ様に古傷だらけでアザ残りのある腕から細い触手を伸ばし、彼女の腕にある動脈に浸蝕し血を届ける。と全ての処置を終えると両腕だけに能力で黒く染めらせ、セブンスをお嬢様抱っこで持ち上げる。流石に黒く染めるだけではそこまで力は上がらないが、人一人ぐらいは持ち上げられる。
そのままソファにそっと体を下ろすと、血管が繋がっている為離れる訳にも行かず、ソファを背に床に腰を下ろして)

119: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-30 17:44:58

>118

「いや、死んじゃァいないだろうな、遠くから撃ち合っただけで確認してねぇが。
……ハハ、次に会った時はオレのテリトリーに引き込んでやる」

【無論遠距離戦も不得手ではない。
だが、「不得手では無い人間」と「それを生業にしている人間」が向かい合った時にどちらに分があるかは一目瞭然である。
相手に狙撃戦を続ける余力があれば、当然こちらの方が先に死神の鎌の餌食になっていただろう。
だから、「次」があるならば――その時は、こちらに得手に引きずり込んでやろうと】

「……お前の母親のコトは知らねぇぞ、オレの生まれはフラスコだ、接点も無いだろ?」

【と、包帯を巻かれる最中、ハートの顔を見上げるようにして。
口の端を歪めながら】

「あァ大分楽ンなったぜ、なりすぎて力も入んねぇ。
安心しろ、動きたくてもしばらく動けねェよ……ハッ、首輪でもかけられた気分だな、ワンワンって吠えてやろうか」

【ソファに身体を任せ、大きな欠伸を一度。
ハートの触手と繋がっている現状を揶揄し笑った】

120: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-30 19:18:47

>アジト内ALL

「…ただいま戻りました。」『マイナス』と『ミス・レディメイド』、そしてやけにカラフルな色彩の少女の三人連れがアジトの中へと一声掛けて足を踏み入れる。カラフルな少女はいかにも好奇心旺盛な表現で物珍しげにきょろきょろと辺りを見回しては「うわ~…凄いなぁ!嗅いだことない匂いがする!」など楽しそうな言動をしていたがふと一人の人物に目を留めるとぱあっと目に見えて表情が明るくなり、「あ!キミ、ボクにスラム街から出る道教えてくれた子だ!」歯を見せて笑いながらその人物に向けて片手をひらひらと振る。彼女は片足を上げて回りながら楽しそうに鼻歌を歌っていたが『ミス・レディメイド』に背中をつつかれてはっと気付いたように動きを止め、「あ!自己紹介がまだだった!ボクは『フール・フール』って言うんだ。あんまり好きじゃないけど本名はリェヘナ・ローザ。富裕街の出身で、元粘菌ジッケンのヒケンシャ!異能は…」情報を全部丸出しにしようとした所で『ミス・レディメイド』が素早い反応で彼女の口を手で塞ぐ。急に口を塞がれた『フール・フール』はもごもごと何やら呟いていたが口から彼女の手が離れると「ま、とりあえずよろしくね!」とまた笑顔になる。

121: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-31 12:37:31

>119

「...君もそんな冗談も言えるんだねぇ。まっ、そこまで長時間繋がないよ、一生君と繋がっていないといかない体になりかねないし。...それにしても珍しいね、相手が腕の良い狙撃手とは言え、ここまでボロボロにされるなんて。」

(幾ら腕の良い狙撃手だとしてもほぼ最強要塞に近い能力を持つ彼女がここ迄になるのは珍しい。とセヴンスの実力を認めてるからこその驚きが浮かぶ。__もしその狙撃手が生きているなら...警察以上に警戒しないとな。
そう頭の隅に置いて置くと“知らない”という言葉に「あ、そっか」と思う出す様に)

「そういや、言って無かったか.....そうだね、後数時間は離れられない訳だし、良い機会だ。君が良ければお互いの過去を語るのはどうかな?協力関係になって結構経つし...もちろん嫌なら良いけど」

(彼が言った事は本当に珍しいものである。自分の肌や顔を隠し、頑なに自分を見せなかった彼から。
別に心変わりをした訳じゃない。セヴンスを信頼してるだけでもない。ただ、そろそろ整理するべきなのかなぁと思っただけ。ついでにセヴンスについても知りたかったのもあるけど。)


_________________________________________________

>120

「....ここ、君達の家じゃない筈なんだけど。あんまりズカズカ入って来ないでくれないかな」

(アジトへ三人が入ってくると、なんとも不機嫌な目つきで迎える。自分に至っては食事中であって一人の時間を邪魔してきた事と“まるで自分の家の様にズカズカ入ってくるのが気に食わない。
まだ会って三度目でそこまで距離が縮んだとでも思っているのかなぁ...なんて言いながら、自分が作った料理を口に運ぶ。因みにスカーフは付けたままで、スカーフを引っ張って下から食べている。
と機嫌に合わない、明るく覚えのある声の方へ目を向ける。確かに出会っていた相手で二度会うことないとは思っていたが、どうやら二人と関係を持ってる様で。と『フール・フール』が自分について全て話そうとしていた事にあからさまに隠すところを見て)

「...金持ちさんが粘菌の実験体にされるとか惨めだね...僕は『ブロークンハート』。気軽にハートって呼んでよ。で?まさかその子を紹介するだけの為に来たんじゃ無いだろうね?」

(最後の一口を飲み込めば、椅子に座ったままでマイナスに向けて尋ねてみる。今も上の階でセヴンスは休んでいるので早く出て行って貰いたいと言う気持ちもあり、用事をさっさと聞く事にする。起きて、また暴れられたら堪らない)

122:  [×]
2021-01-31 15:33:53




(/時間軸あんまり変えないままで全体に絡み置いときます……!)

>all

あ……、そういやあの材料足りてなかったんだったな……。

(セブンスとの戦闘後、自分の家_此処の一帯の人には店として通っているが_に戻ってくれば、自分がいつも買っている薬の材料が切れていることに気がつく。あれはスラムにしか売ってないしまた店を出なきゃなのかと少しだけ憂鬱になる。きっと戦闘を行った彼女も相当疲弊していると思うが、此方も此方で疲れているのだ。そう思うも、無いものを補充するにはそこに行くしかないのだ。溜息を吐きながらまずは自分の捻挫だか骨にヒビが入っているかどっちだか分からない腕を固定して、頬にできている傷に適当にガーゼを当てれば、直ぐに出かける用意をしてスラムに行く。此処には色んなものがある。何だか薬の材料だけの為にスラムに出るのも癪だなと思いながら、そろそろ左目の修理と調整も何処かで行いたいなと思う。自分でそれをする事も可能だが、出来れば専門の者に見てもらいたいという気持ちがある。まあ、そんな奴何処にいるのかもよく分からないが。前に左目を見てもらった技師は最悪だったからなあとぼんやり思いながらスラム街を練り歩いて。)






123: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-31 20:20:48

>>『ブロークンハート』様

「…そうですね。要するに…『粛清』すべき大人を見つけたのでお二人がよろしければご一緒しませんか、と提案しに来たのです。」『マイナス』は無表情のまま顎に手を当てて穏やかな口調で述べ、隣に立っていた『ミス・レディメイド』と『フール・フール』を静かに見つめる。特に何も言おうとしない『ミス・レディメイド』とは対照的に『フール・フール』はぶんぶんと腕を振り回しながら「それならボクに任せてよ!ボクの粘菌で悪い大人はぼこぼこにしてやるから!」勇ましく名乗りを上げ、両腕の上腕部辺りから青く透けた粘菌で作り出された腕をずるりと出す。

>>122

「…よ…っと。」すっかり煤だらけの顔と手をしたロジカは一番の研究材料である『魔晶石』を始めとする前が見えなくなるほどに大量の荷物を抱えながら自身の作業場へと戻っており、流石に腰に堪えたのか途中でどさりと荷物を降ろしながら息を吐いている。

124: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-02-01 10:01:23

>121

「語るって言ったってなァ……センチメンタルな人情噺なんざオレには無いぞ?」

【くつくつと喉を鳴らし、ソファに寝そべったまま足を組む】

「フラスコ生まれ研究所の調整機器育ちの人造人間だ、人だろうと物だろうと壊して、殺して、上が下を支配しやすくするための暴力装置。
それがオレ……感傷に浸りたくても浸れるモンじゃない、第一今だって、意志があるか無いかの差で生き方は大して変わってねぇしな」

【自分の語りはお終いだと言うように、重い腕を持ち上げて片手をひらひらと振って。
そのまま指先をハートの方へ向ける、パスでも回したつもりなのだろう】

「どうせしばらく動けねェ、語りたいなら語れ、聞くくらいならしてやるよ」

125:  [×]
2021-02-01 13:06:53





>123 【ロジカ】


…あれ…

(薬の材料を買いながら、スラム街を見渡す。此処はいつも変わらないな、いつも廃れてる。そう思いながらも此処でしか買えないもの、見られないもの、出会えない出会いなんかもあるから捨てられないよなと思いつつ、足を進める。と、目の前に大きな荷物を持った軍服だろうか?の男が人気の少ないこの道で休憩をしているのが見える。いつもだったら気にもかけないが、その持っている荷物に少し興味を持ってしまった。ちらりと見て、何だか何処かで…、と思考を巡らせて。確か暗殺者をしていた時に上の幹部たちが話していたものであった気がする。富裕街にいたので、そういった情報は入ってくる。幅広い俗世の情報からマニアの情報まで。その中に'あらゆる機械の動力源である石'だか何だかの話を持っている奴がいて、一回だけ聞いた気がする。その特徴に似ている気がするのだ。気になりはするものの、特にそれをどうこうしようという事ではない…。知らない奴に話しかける義理はないし…と人気の少ないそこを通り過ぎようとして。)



126: 真夜中のピエロさん [×]
2021-02-01 22:06:33

>>125

「…ん…?あ、おいそこの!」ロジカはふと視線に気付いたのかその人物に声を掛け、傷だらけであることとその左目を認めると「…あー…それ、義眼か?酷ぇ状態だな。」眉をひそめつつ心配そうに声を漏らす。「…あ、名乗ってなかったな。俺はロジカ、ここのスラムで技師やってんだ。」彼は頭を掻きつつ自己紹介をし、「よけりゃ目、診てやろうか?」と首を傾げた。

127:  [×]
2021-02-02 12:10:05




>126 【ロジカ】

!…よくわかったね、僕の目が義眼だって

(声を掛けられれば、げ、と相手に見えない所で少し厭そうな顔をして。長く見過ぎたかと思いながら、適当にあしらっておさらばしようかなと考えていれば、左目が義眼である事を当てられると驚き。今は戦闘の後で髪が乱れているのもあって左目がしっかり前髪で隠れていなかったにしろ、左目なんて本当に先程ちらりと気になる石を見つけた一瞬、普段の糸目から目を開いた時だっただろうに。ぴたりとそれを言い当てられれば関心したようにそう告げて。)

へえ、技師やってるんだ。
丁度診てほしいって思ってたんだよね、最近調整してもらってないし…。

(その心配の声は自分の義眼のみではなく、自分がマントを羽織っていたとしてもぼろぼろなのが見えるからだろうか。腕は隠せているもののその他は汚いしな…と思いつつ。相手が自己紹介をしてくれたなら此方もするのが礼儀か、と思えば爽やかな笑顔を見せて嘘をついている風ではなく息をするように偽名を吐いて。)

僕はムウ。宜しくね。



128: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-02-02 16:33:16

>123

「...そう言う感じか。粛清、ね。...良いよ、じゃあどこかのおばかさんによって不貞腐れてるセヴンスは、もう二人が少し見ただろうし、僕とフールと二人で行こうか。相性も良さそうだし、フールから僕の異能を教えてもらえれば良いさ。」

(椅子から立ち上がると、『ミス・レディメイド』に皮肉を言いながら、自分も挙手して名乗りあげる。初めは、罠かも、と思いやめておこうかと考えたが『フール・フール』の能力の端を見た事から興味が湧いた。)

「それで?そのシュクセイをする大人って誰?因みに殺すで良いんだよね?」

(とは言え、早く話を済ませたい気持ちは変わらず、急かす様に首を伸ばしながら早口で質問を繰り出して)

_____________________________________________

>124

「あ、そう...まぁそれはそれで聞けて良かったよ。うん、じゃあ遠慮なく。長々しい説教よりかは良いさ、きっと。あ、先に言わせてもらうと、これは単なるエゴで人生整理する為の話。別に慰めて欲しいとかはない...いやちょっとあるかも?なんてね、さて何処から話そうか...」

(相手の話が短くとも呆気なくとも何も言わずに、自分の話を。まだ13年の時しか経ってない少年が「自分整理する」など言うのもおかしな話だが、関係ない。
とりあえず、出来るだけ。短くまとめながら。ずっと拒否し、逸らしていた記憶を読み上げてみようと思う。)

「...僕は中層部の『A』の最大で都市を脅かすほどの超重犯罪者が収監されてるオーストン刑務所で産まれた。それも処刑するよりも重い罪を犯した人、“終身拷問刑”が容れられた中心部、『特級刑務所』。...まぁ地獄なんて生温い感じの所だったかな。そりゃ寿命で死ぬまで拷問されるんだもん、溜まったもんじゃないよねぇ、定期的に拷問士に拷問されー、帰ってきても他の犯罪者にも好き放題されーって感じ。そこで産まれたのが本当に不運というか?なんでそんな所でお母さんは産ましたのかは色々文句はあるんだけど?まっ、それは置いといて。
お母さんは、良い人だったよ。優しかったし明るかった。1お母さんはお母さんだった。“だけど既に壊れてた”。そりゃそうだよね、全身に拷問の切り傷、アザ、刺し傷、火傷が、治る前に絶え間なく付けられてたし... 隣の部屋からも。食べる途中に呼び出されたりも。なんなら目の前でっ...そ、りゃ......もう...っ」

(体育座りの膝に乗せてた組んだ腕に顔を埋め、震えた息を吐き肩も震え始める。目元が熱くなりながら幻聴が回る。軽い感じで話をして、抑えようと思ったが__7歳ごろから毎日の様に聞こえていた声や叫びが反芻する様に、味わいたくもないモノを頭をかき混ぜる様な感覚が入れ混じるのを思い出してしまう。ああ、嫌だな。もう嫌だ、嫌だ嫌だ__そう思っても止まらない。今まで避けてた分抑える事が出来ず、溢れてるように記憶が出てくる)

129: 真夜中のピエロさん [×]
2021-02-02 17:45:11

>>『ブロークンハート』様

「え、ボクと?いいよ~!『マイナス』くん、いい?」『フール・フール』は屈託のない笑顔を浮かべて軽い調子で了承し、『マイナス』へと問いかけて首を傾げる。『マイナス』も好きにすればいいといった感じで手を顔の前で左右に振りつつ口元をだけを緩めた笑顔を浮かべてみせ、『ミス・レディメイド』も笑顔のまま手を振る。

>>『ムウ』様

「おう。んじゃ着いてこいよ。この先に俺の仕事場があるんだ。」ロジカは笑顔のまま重そうな荷物をまたひょいと持ち上げ、先導するようにスラムの入り組んだ狭い路地を器用にすり抜けていく。

130: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-02-02 18:16:06

>129
((すみません...見えにくかったかもしれませんが何処の誰を粛清すれば良いんでしょうか?))

131: 真夜中のピエロさん [×]
2021-02-02 18:37:03

>>130
(失礼いたしました。酸味様に作成していただいたカジノ王となります。)

132:  [×]
2021-02-03 08:26:58




>129 【ロジカ】

…あんたの持ってるそれ、随分重そうだね。

(着いてこいと言って相手が重そうな荷物をひょいっと軽々持ち上げれば、随分と力持ちなんだなと思いつつ、相手の後ろを着いていき。無言でついて行くのも何だか落ち着かないので、軽く相手の持つ荷物の話でもしながら。にしても、スラムに慣れているのだろうか、入り組んでいる道をどんどん進んでいく相手に関心する。だが、スラムに住んでいる者にここまで運動神経が良い者がいるのだろうかと少し疑問に思いつつ。その後に技師という言葉だけを信じて着いて行っている自分の無警戒さに少しだけ呆れにも似た笑いが込み上げてきた。言われたのみで何の証拠も特に出されてないのにな、と軽く思いつつ、今しがた家に帰ってきて装備は何も変えてないから近距離用の武器は投げナイフ5本だけだ。まあ、逃げた自分を狙う組織だとしても、それはそれだろう、何とか逃げよう、等と考えながら、相手の後ろを離れないようにして。)




133: 真夜中のピエロさん [×]
2021-02-03 21:26:36

>>『ムウ』様

「これか?ああ、全部『魔晶石』だよ。ま、平たく言えば旧世代の遺物なんだが…俺がちょっと研究しててな。」ロジカは振り返りもしないが声だけは明るく答え、歩き続けて一軒の家屋に到着すると荷物を家の中に降ろす。仕事場に着いた安心からか彼は腰を叩きつつ一息吐き、「…ほれ、目見せてみな。」と相手に笑顔で手招きする。

134: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-02-06 13:25:31

((把握です。....えっとお願いがあるんですが...ここのチャットを元に小説を書いても良いでしょうか...?もしもし良ければ、出来た小説をサイトに貼るとか...凄い痴がましいお願いですみませんが、ここの設定がとても素敵だと思いまして...主様も勿論、参加者の皆様に聞きたいです。
勿論ダメでしたら、さっぱり忘れますので...

135: 真夜中のピエロさん [×]
2021-02-06 13:47:44

(こちらは構いませんよ。完成しましたら是非拝見させてください。)

136:  [×]
2021-02-07 07:39:35


(/自分も特に構いませんよーお好きにキャラ使ってください…!)

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