TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

神々の庭【日常/ファンタジー/3L/途中参加歓迎】/61


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
21: とある手記 [×]
2024-02-28 22:33:57

>19
(/ご参加&素敵なpfありがとうございます!破魔の力と月の親和性いいですね~!不備はございませんので、物語をお楽しみくださいませ)

22: とある手記 [×]
2024-02-29 02:48:31

名前:ハルシャンダーナ

愛称:ハリ

性別:男性体

神体:山一つ分はありそうな大きい靄を渾天儀のように無数の輪っかが取り囲んでいる。靄は、漆黒のように奥が見通せない深い黒色。輪っかは様々な速度で回っており、靄の周囲には様々な明るさの星が散らばっている。靄の中央にある天秤は、常にふらふらと揺れ動いている。

容姿:小麦色に焼けた健康的な肌。青年の姿をしており身長は平均的。運動系の部活に所属している学生レベルの筋肉量で、身体の厚さはあまりない。ひょろっこいわけではなく、しなやかな身体つき。胸元まで伸びるプルシャンブルーの長髪を右肩で流して、緩く結っている。癖の強い髪質のため、至る所でピコピコ髪が跳ねている。眠そうに垂れたライムライトの瞳に、チカチカと小さな星が舞っている。左眼の眦に小さな黒子が横に2つ並んでいる。真っ白な布地に金糸が散りばめられたサリーを巻き付けているが、巻き方が緩いせいか上半身は布をかけているだけ状態。ほぼ上裸。着心地がよく綺麗という理由でクルタではなく、サリーを身につけている。

役割:星の動きから未来を占い、幸運を得た者には悪運を、悪運に苛まれている者には幸運を運ぶ。信仰心の有無に関わらず、広い空の下にある者であれば誰でもその加護を受けることができる。

性格:よく言えば、小さい悩みや不幸をクヨクヨ引きずらない。悪く言えば、物事を深く考えないタイプ。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いというカラッとした性格で、王族のような傲慢さが見え隠れする。「パンがなければケーキを。小麦がないなら米を作ればいいじゃない」を平気で言える性質をしている。楽天家というよりはポジティブの塊。

備考:占いや呪いにて政を行っていた小国の神様。星詠みという独自の職業が栄えたその国では重宝されていた。最初は未来を見通す力や星を読み解く力を与えていたが、政を担う者たちのドロドロとした願いに晒されるうちに変性。幸運と悪運を気分一つで与える悪神へ。その範囲は小国に留まらず、その周囲に位置する様々な国にももたらされた。混乱を極めた国々は、あらゆる占いを禁止。花占いレベルの民間の占いすら御法度とし、長い時を経て存在を忘れられていった。当時の豪商や王族たちへの揶揄もあり、かつての暴君たちがその立場を脅かすような占いを嫌って禁止したと捻じ曲げられた歴史だけ残っている。ヒトに振り回されるだけ振り回されて使い捨てされたようなかたちになったが、当人は特に気にしておらず。ようやっと自由になったから旅にでも出るか、と白樹乃原へ訪れた。

台詞:「ははっ、なーに辛気臭い顔してんだよ。そんな顔してちゃあ幸運の方から逃げちまうぜ?さ、幸運をやるから、いっぱいいい思い出を作りな!」

(/備考の欄を一部手直し致しました)

23: とある手記 [×]
2024-02-29 02:56:44

【info】

>1 ルール
>2 世界観
>3 用語
>4 募集(必読!)
>5 Pfテンプレート
>6主pf①
>16 主pf②


【素敵な参加者様】

>8 極殺様
>10 山荷葉様
>12 銀杏様
>14 米杯様
>19 夜夜衣様


【スレ一覧】
>17 磬/鸞→All
>18 ハリ→All
>20 杏様/紅葉様→All

(/追いやすいようにまとめておきます~)


24: 磬/鸞 [×]
2024-02-29 13:39:00

>20 杏様/紅葉様

身体の表面を舐めるように滑る風に、細胞1つ1つを冷たいてで掴まれているような心地になり、思わず両肩を抱いて擦る。先程、同一神である鸞からの置き手紙にてつらつらと苦言が書き連ねられていたためか、余計に寒さが身に凍みるようで。気分転換に外へ出たはいいが散歩には幾分早過ぎたかもしれない、と後悔に苛まれる視界に鮮やかな何かが入り込む。視界を舞う大小様々な色たちに目を奪われていると、一際鮮やかな塊があることに気づいて。

「やぁ、可愛らしいお嬢さん。この綺麗な花たちは君のものかい?」

散らばった花々を拾い集める人物を視界に捉え、足早にそちらへ向かう。一人で拾い集めるのは大変だろうと、いくつかの花を拾いながらそっと盗み見る。自身とも片割れとも異なる衣装を見に纏ったその人は、本人の彩色とも相まって幻想的な雰囲気に包まれていて。この景色を絵に封じ込めたのなら、どれくらいの値がついただろうと考える。自分が何を口にしたかも気づかず、惚けた頭で近づいて。

「あまりにも美しいから、花の精かと思ったよ」


(/レス投下ありがとうございます!絡ませていただきます…!)

25: 杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-02-29 18:36:19

>24 磬様/鸞様

…可愛らしい…?あぁ、はい。そのお花たちは私が拾ったものです。

(先程のような強い風が再び吹かぬ内に自分が飛ばしてしまった花達を回収しなければと、多くの花が舞い落ちた所へ駆け足で向かい、つま先を立て両膝を付くと一つ一つ丁寧に花を拾い始める。一度に花を多く持ってきてしまった為か、これでは全て拾い終わるのには日が暮れてしまいそうだと思いながらも手を止めている暇はなく、出来るだけ早く回酒しなければと軽い焦燥感に駆られているところに、ふと優しく鼓膜に響くような声が聞こえ、その声の中には「可愛らしいお嬢さん」と言葉を零しており、それでは自分ではないかと僅かな間を置いて。だが、この場には自分と声の主以外には誰もいないと考えつき、ならば声をかけた相手は自分自身なのかと思っている間に反応が遅れてしまう。不思議そうな表情を浮かべながら相手の言葉を繰り返し、顔を上げて。相手の言っていたことを思い出しながら、この花たちは自分のものかと問われるとそうだと肯定し頷く。)


そう、ですね。とても綺麗な花たちです。そんな綺麗な花をこんな風に地面に撒いてしまったのは他の誰でもなく私なんですが。

(相手の口から「花の精」という言葉が発せられると嬉しそうに微笑を浮かべ、自分が選んで集めた花を褒められるのは悪い気がするはずもなく、拾い集めている花のことを言っているのだと重い。そして自責気味に苦笑を浮かべては、綺麗と自分で言っておきながらも、風のせいとはいえ地面にバラバラに撒いてしまったのは自分だと言って。相手の顔がゆっくりと近付いてくると、逆光でよく見えなかった相手の顔がしっかりと捉え、とても綺麗な顔をしているなと思わず見つめてしまう。)


(絡んでいただきありがとうございます…!よろしくお願い致します!)



26: 磬/鸞 [×]
2024-03-01 00:57:42

>25 杏様/紅葉様

「通りでどの花も似合いなわけだ。私の国では得難い美しさだよ。お嬢さんは和国の出身かい?」

寸刻の間を持って耳に届いた柔らかい声音に、春の陽気のような麗らかさを覚える。容姿もさることながら、声すら可憐で加護欲を引き立てられる。男神である自身には得ることのできない魅力に、情景に近い羨ましささえ感じて。隣の芝生は青いとはヒトの子の言葉ではあるが、成程しっかり本質が捉えられているものだと頷きを数度繰り返す。自身の体躯で圧迫感を与えぬようにと程よい距離に定着したところで、ぱっと上がった瞳と視線が交合う。秋を連想させる金色に、やはり春を内包したような温かみを感じて。彼女の返答に"似合っている"という感想が口をついて出てくる。主張の強いはっきりとした色味の多い自国では、中々目にする機会の少ないパステルカラー。だからこそ、素直に美しいと心惹かれる。

「春が近いとは言え、季節柄まだ天気が崩れやすい。それに、こういった山は空気がよく通るからね」

花を落としてしまったことへの後悔だろうか。自嘲気味に笑う彼女に"貴方のせいじゃない"という気持ちを込めて返す。相槌を打ちつつ、今まで拾い集めた花を渡すために距離を縮めて。せめて威圧感は与えぬようにと、努めて微笑みを浮かべてみせ。

「花は集め直せばいいけれど、お嬢さんの身体は大丈夫かい?私でも寒く感じるところだし、無理をしてはいけないよ」

27: とある手記 [×]
2024-03-01 14:57:25

名前:羲羅(キンラ)

愛称:磬(キン)/鸞(ラン)

性別:男性体/女性体あり

神体:腰部から上半身は筋骨隆々の男性と蠱惑的な女性に分かれており、ウツボのようなひらひらとした下半身が絡み合っている。

容姿:
○磬:高い頭身にやや主張の激しい筋肉たち。ボディビルを連想させるほど洗練された筋肉を有していた時期もあった。しかし、お役御免となって以降、自身を縛っていたヒトの思いからも解放されたため、合わせて筋肉も削げていった。癖の強い勿忘草色の短髪で前髪は瞳を覆っている。金糸雀色の瞳に蛇のような縦長の瞳孔。筋肉の形が浮き出るほどにピチパツの深縹色の旗袍。下はふんわりとした白色のクワンを履いている。現代のアオザイに近いデザイン。

○鸞:すらりと伸びた手足にメリハリの効いた身体つき。しかし、下品すぎず、何処か神聖なものを感じさせる。頭身は磬と同様に高く、肉付きと相まって印象に残りやすい。ふわふわとした天色の緩い癖毛が腰まで伸びている。向日葵色の瞳に蛇のような縦長の瞳孔。大胆に胸元が空いたデザインと大きなスリットが特徴的な留紺色の旗袍。身体にピッタリと添っており、現代のチャイナドレスに近いデザイン。

役割:水にまつわる力を司り、清らかな心を持った君主には恵みの雨をもたらし、貧しい心の君主は洪水を起こして命を奪ったとされる

性格:
○磬:懐に入れた者もそうでない者も、関わった存在はみな愛い存在であると甘やかす。その愛情深さは際限がなく、何かと可愛らしいやら美しいやらと愛で、場合によってはダメ人間を量産するタイプ。全肯定Botに近く、例え相手が悪いことをしていたとしても正すことをしない。とことん甘やかすため、要らぬ執着や依存を拾ってくる。例えその選択が自分を傷付けることになったとしても、心の底から相手を憐れみ、自身の寵愛から逃さない。1周どころか何周まわってもぶっ壊れた感性の持ち主。

○鸞:他人への警戒心が高く、簡単に懐へ入れることをしない。自分を讃え褒めそやす存在には裏があるはずだと警戒を怠らず、貶める存在には最上の警戒を。容易に心を許さず、表面上は当たり障りのない態度で接し深く関わることを良しとしない。1歩踏み込むことを許した相手にさえも警戒心を解くことは少なく、相性に不安を覚えれば直ぐに距離を置く。ドライな面が強いが、それを理由に冷たく当たるわけでもなく、人と関わる以上は相手への敬意を持って接する。それが1歩置いた距離感というだけ。

備考:まだ国という概念すら曖昧だった頃、現代で中国にあたる地域で生まれた神様。何日も続く日照りの中で、干ばつにあえぐヒトの子の願いを受けて降り立った。神様の存在も確立されていない時代の想像力を受けた姿が、例の龍身人首。強い男性と艶かしい女性の象徴を全面に押し出した、現代において様々な方面から物申されそうな外見をしている。後付けで仲の良い夫婦の象徴としても語られることとなるが、その内容はあまりにもお互いを愛しすぎて離れたくないが故に1つの身体になったというもの。同一神として1つの身体を共有している2人からすれば、ナルシズムが過ぎると辟易しているらしい。国という概念が確立するにつれ、神という超次元な存在よりも皇帝などのより身近な存在にヒトの関心が移ろっていった。その過程で自身に取って代わる存在やヒトにとって馴染みやすい存在が生まれたことで、記憶からも薄れていった。口伝で残っているものもあったが、今や別な神として伝えられているため、2人をしっかりと指している記録は存在せず。やることもなく彷徨っていた折に、例の場所の噂を耳にし終の住処と決めた。

台詞:「あぁ、何て可愛らしい人なんだ…!そこにいては身体が冷えるだろう。こちらで私と一緒に温まらないかい?」/「アタシに用事かい?力になれるかは分からないが…話くらいなら聞こうか」


(/性格面等わかりにくかったので修正致しました)

28: とある手記 [×]
2024-03-01 14:59:37

【info】

>1 ルール
>2 世界観
>3 用語
>4 募集(必読!)
>5 Pfテンプレート
>27 主pf①(修正版)
>22 主pf②(修正版)


【素敵な参加者様】

>8 極殺様
>10 山荷葉様
>12 銀杏様
>14 米杯様
>19 夜夜衣様


【スレ一覧】
>17 磬/鸞→All
>18 ハリ→All
>20 杏様/紅葉様→All


(/まだまだ募集しております。皆様との素敵なご縁お待ちしております…!)

29: 匿名さん [×]
2024-03-01 17:45:08

(/あの、面白そうな世界観のなりきりだなとずっと思っていました。参加させてください!プロフィールは完成次第載せさせていただきます。)

30: とある手記 [×]
2024-03-01 18:09:04

>29

(/参加希望ありがとうございます!素敵なpfお待ちしております~!)

31: 杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 18:19:23

いいえ、似合ってなどいません。この花たちが魅力的だからこそ、私などが美しく見えてしまうだけですよ。はい、アナタの言う通り、私は和国出身でございます。アナタは…確か和国の近くの国の…あぁ、なんでしたっけ…

(どの花も似合っている、と言われれば謙遜などではなく本心で自分が綺麗なわけではなく、拾った花達がどれも美しいものばかりなためそれを持っている自分も美しく見えてしまうだけだと告げる。自身の来ている着物から和国の出身ということがわかったのか首を縦に振り頷く。相手の服装から出身国を読み取ろうとし、見覚えのある服だった為、国名を口に出そうとするがあと少しで思い出せるのにも関わらず、喉の奥に突っかかってしまい言葉が出せずに口篭り、相手は自国を当ててくれたのにこちらが当てられないのは申し訳ないなと罪悪感に駆られながら額を抑えてどうにか思い出そうとする。)

そう、ですね。そう思うことにします、ありがとうございます。

(直接的にでは無いが、貴女は悪くないと言われているような気がして気持ちが少しだけ楽になり、微笑んで。相手が距離を詰めてこちらに近付き、今まで拾ってきてくれたであろう花たちを渡してくれ、それをそっと受け取り相手の顔を見れば優しく微笑みを浮かべており、心の底から口に吐き出すように感謝の言葉を口にする。)

私のことはお気になさらず、この服装の生地は厚いものですので。あぁ、そういえばお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?私は杏と申します、以後お見知り置きを。



32: 杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 18:21:11



>31>26 磬様/鸞様にお送りしたものです。記入漏れがあり申し訳ございません。)



33: 褄取 [×]
2024-03-01 20:58:44

>18 ハリ様

「ためいきついてる。元気ない?」

月がうつる水面を揺らして歩く。子供には余る長さの袂と裾を掴んでぱしゃりと水を蹴ると波紋がゆっくり広がって波に打ち消されていく。波紋ができては消えて、水面にうつる月や星がゆらぐのををじっと見つめていると何か倒れるような音を聞きつけて。濡れた足の水気を飛ばしながら音の方向に歩み寄ると、ずいぶんと目立つ容姿の男神を見つける。何だか元気が無さそうな雰囲気に堪らず声をかけて。

「お星さまきれいだよ。貝がらもきれいなのいっぱいおちてるよ。」

相手は自分よりも大きな大人の容姿。守らなくても大丈夫ではあろうが、落ち込んでいるとなったら放ってはおけない。慰められるものはないだろうかとあたりを見回して見つけたきれいなものを挙げる。子供を慰めるときの常套手段だが、大人には効かないだろうかと考えて。

(/絡ませていただきます。拙い文章ではありますがよろしくお願いいたします!)

34: 磬/鸞 [×]
2024-03-01 22:17:07

>31 杏様/紅葉様

「そうかい?和国の神々は随分慎ましいとみえる。そこもまたいじらしく愛いと思うよ」

似合いであるとの言葉にやんわりと否定の言葉を紡ぐ彼女。その返しが静かに風に揺れる花蘇芳のような上品さを連想させ、さらに好ましく思う。きっと彼女を表す言葉はもっと他にあるのだろうが、今の自分には到底表せそうにないことが悔やまれる。薄い褒め言葉を並べるような不誠実な態度はよろしくないと、一旦言葉を切って彼女の話に耳を傾け。

「やはり…!その上品さは和国特有だろうからね。おや、私の出身国に興味を持ってもらえるとは。私は華国からここへ来たんだ」

予想と返答の一致に、案外当たると嬉しいものだと顔を綻ばせて。着物という衣服が物珍しいのもあるが、彼女の佇まいといい洗練された美しさを感じる。自国の概念とはまた違った美しさに、それこそ神が宿ったような神聖さを覚えて。満足感に包まれてうんうんと頷いていれば、こちらの出身国を尋ねる言葉が耳に入る。時代によって様々な呼び方をされていた国を表すのは難しかろう、と笑みを交えてこちらから伝えることにして。

「へぇ、美しさだけではなく暖かさ…実用性も兼ねているとは面白い。」

改めて感謝を述べられると恥ずかしいもので。気にしないでいいという意図を込めて軽く手を振ってみせ。照れを覚ますように衣服の話へ意識を向けるも、意外な話題に興味を惹かれる。今度、着用してみようかと頭の片隅に留めて。

「あぁ、そういえば名乗りもせずに申し訳ない。私は磬と言う。よろしくね杏嬢」

彼女の名乗りに応じ、自身も名乗りながら手を差し出して。

35: ハリ [×]
2024-03-01 22:17:49

>33 褄取様

「んん?あぁ、別に元気がないわけじゃないさ。溜息は……まぁ、案外疲れてたのかもしれないな」

柔らかく、子どものような明るさを孕んだ暖かい声色に月を連想する。ぼんやりとそんなことを考えていたが、声をかけられていたことを思い出し。ぱっと跳ね起きて声の方へ視線を向ければ、声に違わぬ可愛らしい小さき主がいて。あどけない顔にこちらを気遣うような影が差しているような気がし、心配させまいと努めて明るい声色で伝えてみせる。が、実際ここに来るまでの疲れが出ていたこともあり、そちらは素直に伝えることにして。

「確かに此処の星々も綺麗だな!貝殻…もじっくり見たことはないが、星々とは別の綺麗さがある」

どの空の下にいても星々は変わらぬ輝きで、同じ顔を見せてくれる。幼子のような彼女の言葉に深く頷いてみせて。まだ純粋に星詠みを司っていた頃を懐かしく思う。再び彼女へ意識を戻せば、貝殻を示していて。よくよく見たことはなかったが、星々とは異なる美しさがあるものだと笑みを溢し。こちらを気遣うような言葉といい、きっと心配が消えぬのだろうと全力で気遣いに乗っかることに決め。


(/絡んでいただきありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願い致します!)

36: 米杯 [×]
2024-03-01 22:34:53

>18

(/絡ませていただきます! 飲んだくれキャラですが、よろしくお願いします!)


寄せ返す波の音が静かに満ち、空には満天の星が巡る砂浜。美しいその光景を見上げてしんみりとした空気を纏う一人の青年。
そんな少し神秘的ながら寂しげな景色の中に、波に運ばれてきたのかいつの間にか波打ち際に人一人分ほどの大きさの何かが打ち上げられている。

「…………うぅ……あぇ、み……水……気分悪いぃ~……」

モゾモゾと動いたその影は、突然微かに声を上げる。その声はとても気分が悪そうな様子で、空に手を伸ばし助けを求めている。
そんな影、もとい一人の小柄な女性の傍には空っぽになった一升瓶が転がっており、恐らくは泥酔状態で波にさらわれて限界を迎えているのだろう


37: 杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 23:22:48

>ALL

(随分口の悪い同一神の片割れですが、相手をしてくださるお優しい方がいましたら是非…!!)



チッ…あ”ー、ほんっとなんなんだよ彼奴ら…!

(どうやら自分と同一神である杏の請け負う植物や樹木が何者かによって悪用をされていたのか、そのようなことがあれば当人に災いを振り掛かると年百年も前から言い伝えをしていたのにも関わらず、無知な者達が言い伝えを破ってしまった為、災いをもたらすようにと同一神である杏に頼まれた所、拒否することも出来ずに受け入れてしまった。植物や樹木を悪用した当人に災いをもたらすことは、やはり体力がいるもので。体力がすり減ったことや、請け負っている植物が悪用されたことへの苛立ちが隠せず、誰もいないようなところで愚痴を零す。こんなところを杏に見られてしまえば、また終わりの見えない愉しを聞かされるのだろうと頭の中によぎるが、こればっかりは仕方ないだろうと誰に何も言われていないのに言葉を返す。ひとまず、今はこの怒りを沈めなければと思い歩いていた足を止めて目を瞑り、深く呼吸をする。少しは気持ちが落ち着いたのか、再び歩き出そうとするが、足元を見れば小さな毛の生えた可愛らしい生き物が擦り寄っていて。)

落ち着くな…、偶にはこうするのも悪くねぇな

(その小さな生き物、猫と呼ばれるものを手で救い取るように持ち上げれば無防備になった腹に自身の頬を寄せて。柔らかい毛が頬に当たり、擽ったいのに何故かもっとくっついていたいと思ってしまう。これが現代の人間たちを魅了するうちの力なのかと思えば、案外自分も単純なのだなと思ってしまい。こんなところを誰かに見られていれば、取り返しはつかないが人が通ることは滅多にないため、考えず猫と戯れていて。)



38: 杏/紅葉 [×]
ID:39ba6d435 2024-03-01 23:58:01

>34 磬様/鸞様

そうなのでしょうか…、此処には色々な方が沢山居ますから。もしかすれば、私の他に和国の神がいるのかもしれませんね。是非お会いしたいものです。

(和国の神は慎ましい、という相手の言葉に同一神である紅葉の顔とその性格が頭の中に思い浮かぶが、慎ましいという言葉の意味とは逆の方向に突っ走るあの者は和国出身なのだが…と心の中で思っていれば何だか面白くて着物の袖口から手を覗かせれば指を軽く折り曲げて口元に持ってくるとクスッと笑みを零す。自分のことや和国のことを褒める相手を見れば、あぁ、この方は他人のことをどこまでも肯定して褒めるような者なんだなと察し、褒められることは悪い気はしないため相手の言葉に相槌をうつように頷いて。)

えぇ、確かに和国は礼儀や作法を大切に扱っていますから。華国…!そうです、華国です!華国も和国とは違う点があってとても興味があります。たとえば…あぁ、香辛料が多く使われている料理とか

(自分から和国特有の上品さを読み取ったのか、はたまた元々知っていたのか…どちらかは分からないが、どちらにせよ自国のことを褒められるのは嬉しいものには変わらないため、確かにそうだと相手の言葉を肯定する。自身が思い出すことの出来なかった国名を相手の口から聞くことが出来、先程のような微笑みとは違い、嬉しそうな、楽しそうな笑みを浮かべて。和国と華国では違う点が沢山あるだろうと思い、華国では何が特徴的だろうと思い浮かべるとまっさきに思いついたのか辛い食物で。あまり辛い物は食べたことがなかった為、少し気になっていたということもあり花を落として落ち込んでいたということも忘れていて。)

いいえ、どんな形であれ花を拾って話しかけてくださったことはとても嬉しいです。此方からも何卒宜しくお願い致します、えっと…磬さん…?

(相手からの謝罪の言葉にそんなことはないとやんわりと否定して。差し出された手に自身の手を添えると痛くないようにと優しく握り、名前をどうして呼ぼうと考えながら、思い付いたのが敬称で。なんだか味気ないなと思いながらも、他にどう呼べばいいのかが分からず、今は敬称をつけて呼ぶことにして。)



39: ハリ [×]
2024-03-01 23:58:16

>36 米杯様

「ん…何か聞こえたような……って何だありゃ」

暫し波の音に耳を傾け、何をするでもなくぼーっと黄昏ていたところに、聞き馴染みのない音が届いて。ごろり、と音の方へ身体を向ければ、視界の先に動く影を捉える。誰かが漂流物を生み出したのだろうかと思考するも、あたりに自分と影以外の気配はない。好奇心を刺激されむくりと起き上がり、身体についた砂粒をそのままに影へ近づいて。

「なぁんだ。ただの酔い潰れか…にしても、放っておくわけにもいかない…か?」

1歩1歩と近づく度細かくなっていくディテールに、漂流物の正体が神であることを知る。もぞり、と弱々しく動きながら何やら呻く姿に、月夜の薄暗さも相まってある種の不気味さを覚えて。やや遠巻きに観察していると、近くに転がる1升瓶と時折風に乗ってやってくるアルコールの香りから、どうやら酔っているらしいことが窺える。譫言のように何かを繰り返していることもあり、放っておくわけにもいかず。意を決して近づいてみて。

「あー…なぁ、あんた大丈夫か?要り用のものって言っても何にも持ってないが…吐く手伝いくらいはできるぜ?」


(/絡んでいただきありがとうございます!よろしくお願い致します~!)

40: 磬/鸞 [×]
2024-03-02 01:12:57

>38 杏/紅葉様

「というと、まだお嬢さんは他の神々に会えていないのかい?」

同郷の神に会ってみたいと話す彼女に、はてと首を傾げ。自分はどうだったかと振り返ってみれば、際限なく広がる白樹乃原で知り合った神は数柱。そして、いずれの出会いも偶然であったことを思い出す。であれば、彼女が未だ他の神々に会えていないのも無理はないと頷いて。何処か楽しげに身体を震わす彼女へ顔を向ければ、愛らしい笑みを浮かべていて。楽しそうだとか、嬉しそうだとかポジティブな空気を纏う誰かを見るのは、こちらも嬉しくなるもので。彼女につられ、ふにゃりと相好を崩し。

「ふふ、和国の礼儀作法は素晴らしいと聞いたことがある。私がヒトの子であったなら、足繁く通って……いや、和国へ移り住んでいたと思うよ」

もちろん出身地も素晴らしいところだと思っているけれど、と茶目っ気を交えてみせる。実際、神として生まれてから他国へ目を向ける暇もなかったため、現代のヒトの子が気軽に国々を渡っているのを目の当たりにし、羨ましいと何度感じたことか。そして、お隣さんとしての認識が強い和国にどれだけの憧れを向けていたか。聞き伝いが殆どではあるが、和国を知る度に魅了される。彼の国の話をするときには、自国の話題が出たかのように心が浮き立つのを感じて。

「香辛料かぁ。言われてみれば、こちらの国ではよく使われているかもしれないね。煎じれば良薬にもなるし、なかなか良いものだよ」

香辛料との言葉に自国の食べ物を思い浮かべる。遠い時代から近代まで様々な料理が生まれたが、いずれもその中心には香辛料が存在していたような気がする。特に、有名どころの香辛料は漢方として使えるほど効能を有していて。いつか彼女にもおすすめしてみようか、なんて考えを巡らせ。

「初めて試すなら桂花醤あたりはどうかな?デザートのシロップに使われることも多いから、甘くて食べやすいと思うよ」

辛い香りとは書かれど、その範囲は案外広いもので。香辛料が初めてだという彼女には、デザートなどの甘いものに使用する香辛料から試すのはどうだろうと告げ。自国の話題だからだろうか、知らず知らずのうちに饒舌になっていたことに気づく。彼女を置いてけぼりにしていないだろうかと不安になり、言葉を区切りちらと様子を窺って。

「さん付も敬語もなくて構わないよ?気軽に磬なんて呼んでもらえたら嬉しい」

そっと優しく添えられる手に、やはり心根が美しい人物であることを再認識する。こちらの方こそ、力加減を間違えぬようにと慎重に握り返して。何処かぎこちなく自身の名前を呼ぶ彼女に、不思議な可笑しさが込み上げつい笑みが溢れる。折角会えたのだから、もっと距離感を縮めてもらって構わないと提案してみせ。

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle