TOP > 版権(元ネタあり)なりきりチャット

【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】/2001


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
1951: 文月 悠 [×]
2025-10-02 00:10:09

ノアさま宛

約束の時間が近づいてきたため部屋の掃除にとりかかる。大掃除は無理でも、目につく所のホコリを祓い、散らかった物を隠し、軽く部屋の見栄えを整えてから『これから向かいます!』と一言、貴女にメールで伝え
 身支度を済ませた後、私はエース達にグリムを預け学園内を移動する、行く所は貴女の図書館。今日まで担任の先生から何も言われず、ハラハラした気持ちはすっかり消えていて...残ったのは少しウキウキした気分、
外から貴女が見えると窓ガラスをコンコンと叩いて、、

1952: ノア [×]
2025-10-03 17:16:11



>>1951


・・・おやまあ、そんな、手袋を買いに来たわけでもないでしょうに

( 放課後とはいえ夕暮れまではもう少しだけ時間があり、外からはなんだかんだ部活に精を出す生徒たちの声が聞こえてくる。放課後の図書館は勉強や補習のために場所を間借りする生徒たちくらいなものだが、今日は運の良いことに生徒は誰もやってこなかった。先日の混み様から見るに、課題がひと段落したというところなのだろう。これなら、閉館にするのも問題ないだろうし・・・と、聞こえた物音にまばたきを一つ。目を向けると生徒が一人・・・小さく微笑んでカウンターから立ち上がると、少し待っていてくれとジェスチャーを。自室へとつながる扉に消えて・・・一先ず第一陣、焼き菓子がどっさり入った紙袋を持つと生徒の元へ )

こんばんは、生菓子は別にあるものだから・・・これ、持っていてもらえます?




1953: 文月 悠 [×]
2025-10-06 19:55:43

ノアさま宛

「わ、、すごい量!ハロウィンでもこんなに沢山貰ったことないです」

貴女が何か言っているようだったが、窓越しで言葉は聞き取れなかった。ただその手振りから、『待っていて』と言う意図は読み取れ、、言われた通りドアの直ぐそばで待っていると内側から開く音がして
 差し出された紙袋は底まで物がミッチリ入っているようで、私は目をパチパチさせながらそれを受け取り、、。ズシッとした重さが手に伝わり、『こんなに…!』と驚きがこみあげる
 貴女は直ぐに次のお菓子を取りに戻っていき...私は袋の中身に興味津々になりながら、貴女が戻ってくるのを待ち、

1954: ノア [×]
2025-10-09 21:34:02



>>1953


・・・はい、これで全部だそうです

( のしっと預けた袋の重みで細い腕が若干揺れるのを見ながら、ほれみろやっぱりあの教師は何だかんだ山ほど持ってくると思った!と心の中でぼやく。もう一度部屋に踵を返せば、今度は片手に白い紙の箱を持って生徒の元へ・・・焼き菓子は日持ちするが、こちらの生菓子はいかんせん難しいものなので違う店でわざわざ入手してくれたらしい。しかも、生徒に渡した分は生徒の分であって、己の分はまた別にあるのだ・・・ブランデーの香りが強い、大人向けのものが。図書館の扉を出て、慣れた手つきで扉の鍵を閉めながら肩を軽くすくめて )

そっちの焼き菓子は、薔薇の王国のものだそうですよ。こっちの生菓子は、麓で買ってきてくれたらしい・・・ので、今日はこちらの消費をして、そちらは全部キミが食べるといい。勉強の合間にでも、友人と一緒に





1955: ノア [×]
2025-10-14 19:38:11


( / ※こちらは定期連絡です※

急に寒くなりましたね!?
皆様体調にはおかわりございませんでしょうか・・・どうかご無理なくお過ごしくださいませ。

そしてハロウィンが来てしまいました/遠い目
現在無事にお迎えできずにおります。そういうものです。



現在の参加者様、どうか私生活を最優先に引き続きご無理のない範囲でご登校いただけますと甚だ幸いです!

過去の参加者様におかれましては、ゲームは離れてしまったけれど推しへの愛はあって・・・あるいは世界観は好きで・・・という方、大歓迎でございます!

また、どのような形でも、場面切り替えや新たな場面からスタートなど、ご希望ございましたらお気軽にご相談くださいませ

新たな参加希望者様につきましても、大歓迎でございます。
置レス基本、遅レス大歓迎のため、参加者が不在(あるいはキャラリセ)なのか、お休み期間なのかの判断が難しい部分がございますので
お気軽に「〇〇での参加はできるかな!?」とお声がけくださいませ

皆様が素敵なハロウィンを迎えられることを
心からお祈り申し上げております!

司書 ノア )



1956: 文月 悠 [×]
2025-10-16 17:32:09

ノアさま宛

「うおお、、、ありがと、うございます」

しばらくその場で待機していると、ふたたび貴女が戻ってきた。手にしていたのは思っていたより、ずっと小さな箱。密かに『どのくらいの量を持ってくるんだろう』と身構えていた私は、持っていた袋よりも小さな其のサイズに、少しだけ安心した。
 わざわざ麓へ行き買ってきた、と聞いたときには少し申しわけなくなり。思わず苦笑いがこぼれる、、まさかこの学園に、ここまで律儀な人間がいると思っていなかったから、

「まさかお花を見つけただけで、こんなに沢山お菓子をもらえると思いませんでしたよ..。運ぶものはこれで全部ですか?他になければ、行きましょう」

1957: ノア [×]
2025-10-17 12:51:11



>>1956


・・・んふ、あは、花のこともあるだろうけれどね、きっとこれはキミという仔犬へのご褒美も兼ねているのだと思いますよ、司書は

( あからさまにほっとした表情を浮かべた生徒に小さく笑う。美容にうるさい教師のことだ、一度に消費して不都合のない量くらいはわきまえていることだろうが、それにしたってやっぱり焼き菓子が多すぎやしないか。くっくっと肩を揺らして笑いながら、生徒の寮に向かうためゆるく頷いて、図書館の扉脇に置いてあった小さな荷物を手に、鍵を閉める・・・なんだかんだ、生徒は可愛いものなのだ。生徒が何歳であれ、どこから来た存在であれ、問題児であれ・・・我々にとっては、それこそ些事というもので )

はい、今日はよろしくお願いしますね




1958: 文月 悠 [×]
2025-10-17 22:10:52


ノアさま宛

「、ご、ご褒美、かあ....」

戸締りをしている貴女を見ながら言葉をぎこちなく繰りかえして。ご褒美をもらえるほどのことはしていない、、、そう思う一方で貰えるものなら素直に貰っておこう、とちゃっかりした面もあって、

 鍵をしめた貴女から『よろしくお願いします』と言われると、私は前にでて『こっちです』と道をしめし。夕方の校舎にはまだ人が残っている。
制服姿で談笑する生徒もいれば、部活着の生徒が横を走り抜けていく。そんな彼らをちらりと見送りつつ、足を止めることなく進ませつつ

「司書さんって部活の顧問はやられないんですか?」

1959: マレウス・ドラコニア [×]
2025-10-20 21:04:50


>1944 ユウ

お前の世界にも藤が?……異なる世界の者と感覚を共有するのは、奇妙な気分だ。
(念のため、己も花を記憶に留めておこうと暫し見つめていた目をゆるやかに宙へと放つ。静かな空間だからだろうか。驚きが色濃く滲んだ呟きは、この耳にやけにハッキリと響き、様子をうかがう間も無く語られたのはヒトの子の故郷の話。初めこそ瞳をまん丸くして驚きを露わにしていたのだが世界線の隔たりを越え、同じ物を綺麗だと感じる心の情緒にふ、と微かに笑みを洩らして。その声音は、何処か柔らかく。彼女の故郷の話は幾ら金を積もうとも、世界の隅々を探しまわろうとも、いかなる書物にも記されることのない、彼女だけが持つ財産である。また後ほど話を聞かせてもらおうと心に留めつつ、懐かしそうに遠い─故郷に想いを馳せる彼女を見ると、自然と唇が言葉を紡ぎ。)
今夜、夕食のあと時間はあるか?食後の甘味も用意しよう。

>1945 ノア

よせ。今のは、僕の魔法じゃない。
(順調に傾斜をのぼる行列を見守っていると胸のあたりに細やかな衝撃が。自身の力を知悉していればこそ、予見できない接近は冷や汗を呼び。さらには臓器を圧する一指の力に、口にした言葉を凌ぐ深い含意を感じずにはいられない。己には如何ともしがたい事でありながら、こうも不満めいた気配を向けられてはどうしたものかと困惑する。眉間に浅くしわを寄せ、胸に置かれた指先を手の甲で弱々しく押しやりながら。)
その手の話はサムに。あの男ならお前にも扱える物のひとつやふたつ、用意してみせるだろう

1960: ノア [×]
2025-10-22 00:29:47



>>1958


ああ・・・司書はほら、魔法が使えないものだからね。仮に生徒たちに魔法関連で何かがあっても救ってはあげられないでしょう?もちろん、魔法が一切絡まないのなら話は別だろうが、喧嘩なんて起きたら困ってしまうし、何より──ほら、放課後も図書館は開いているものだから

( 多分きっと、ご褒美というものの価値を生徒なりに探しているのだろうなと思う。実際、グッドだのバッドだの言うが、あの教師が、教師陣が、生徒のことを可愛がっているのは疑いようのない事実なのだ。だってほら、部活の顧問だってやるくらいなのだし。大人しく受け取っておくのが吉、と生徒も考えたのだろう。特に返却の意思がないことを確認して、少し肩をすくめて。示された道を辿るように、少なくとも不思議の国に向かうよりは軽い足取りで生徒の寮へと足を向けつつ、聞こえた声にゆるく笑う。司書が生徒に教えられることは、何もない。あったとしても、教えてはいけないことの方が多いし、何より・・・と目を隣へ向け )

キミにも覚えがあるだろう?この学園は、あるいはこの世界は、司書たちのような異分子にあまり優しくない・・・から、できる限り危険な場所には近づかない方針なんですよ、司書はね



>>1959 マレウス


──ああ・・・ドラコニアさん、あのね。司書は、今、魔法が使えなかったことを悔しがったんじゃなくて・・・キミにとってはくだらないかもしれないけれど、キミのこの手で、司書のところに本を持ってきてくれたら嬉しかったなと思ったから、突いたんですよ

( 今のは違う、魔法についてはサムに・・・言い方を変えれば、同じようなことをしたいのなら、きっとどうにかしてくれる相手に。そう慌てたような、焦ったような、どことなく怯えたような、そんな動作と言葉でこちらの手にできる限り触れないようにする生徒を見上げて一つまばたきをした。長命で、他の生徒よりも大人びた冷たい空気を持ってはいるが、そういえば、この生徒も「生徒」なのだ。なるほど、力があれど、しっかりと相応にまだまだヒヨコなのだ。少なくとも、司書のこの理不尽な我が儘をどうにかこうにかしようと上手くあしらえない程度には。ふん、と鼻から息を抜いて、冷たい手を軽く指を突いていた手で握ったなら、すぐに離し )

図書館の椅子を二脚ほど、外に出しておいてください。すぐにお茶とお菓子を持って行くから、外で待っていて




1961: 文月悠 [×]
2025-10-27 09:04:39

マレウスさま宛

「、うん。だからもしもとの世界に戻っても藤を見たらツノ太郎のこととかお花見したこと、思い出すだろうなぁ、」

この世界の人は彼のことを怖い魔法士のように語るけれど、、私にはどうしてもそうは思えない、
皆んなが言うような『恐ろしい人物』ではなく、むしろ穏やかな人だと感じている。穏やかな微笑みを浮かべながら言葉をかけられるとそのことをいっそう、強く感じ。貴方の言葉に同意するように笑い返しながら上記を述べて
 夜に友達のお家でお花見だなんてしたこと無い。考えるだけでワクワクしその楽しみと嬉しさを抑え切れず、夕食後の予定を聞かれると私は直ぐに答えて
「フフッあるある、、!夕飯おわったらディアソムニアに行くね」
と伝えれば、貴女の返事を聞いたあと私はオンボロ寮へ、戻ろうと考えていて



ノアさま宛

「、否定でき、、でも同級生の皆んな困っていたら助けてくれるし、勉強会したりしますよ、最近はいっしょに帰る方法を探してくれるんです」

放課後も図書館が開いていることを失念していた、『ああ!』と思い出したあと貴女がどの部活の管理もしていない理由にも、納得がいき、

 すぅ、と流れた視線が此方を捉えて貴女と目があう。この学園は優しくない....其の言葉には身に覚えがあり転生したばっかりの頃に受けた洗礼の記憶があふれだして。自然と苦笑いが浮かんでしまうけれど今となっては皆んな良いお友達、、直ぐに『でも、』と続け彼らの優しい面を話して。

内緒話をするように口に手あてると『皆んな真剣に考えてくれるので、学園長より頼りになります』と半分くらい本気で喋っては冗談っぽく笑い

1962: イデア・シュラウド [×]
2025-10-27 12:41:11



(/顔出し失礼します!ハロウィン復刻&カード来ましたね…スカリーくんがかっこよ過ぎてヤバいですね(?)そして返信はもう少しお待ちください…!)



1963: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-10-30 20:04:40

(/ 顔出し失礼いたします。返信大変遅くなっており申し訳ございません!後日また返させていただきますので、何卒ご容赦くださいませ!)

1964: ノア [×]
2025-10-31 20:41:35



( / お返事にお時間をいただき恐れ入ります!ハッピーハロウィン! )


>1961

・・・それはそれは、素敵なことですね

( 茶色い目がこちらを捉えて、何とも言えない顔をする・・・実際のところ、この生徒が学園にやってきたときはこちらもてんやわんやで、一応学園側に立つ己も頭を軽く抱えたものだったが。ふっと目を再び前へと戻した後、聞こえた言葉に一瞬喉の奥で何かが詰まって、それからいつものようにどことなく意地悪な微笑みを浮かべて頷いた。そうか、この生徒にはいるのだ、帰り道を共に探してくれる仲間が。なるほど、と目を細めて )

キミもそうだけれど、キミの周りの子たちも存外勤勉な子がいるものね・・・たまに図書館で見かけますよ


>1962 イデア
>1963 レオナ

( / お二方まとめてのお返事となり大変恐れ入ります。本体様方、顔出しありがとうございます!ハッピーハロウィン!冷え込む日が続いておりますのでお身体にお気をつけて、ご無理のないようにお過ごしくださいませ! )




1965: 文月悠 [×]
2025-11-01 13:01:42

ノアさま宛

ヴィランの魂を持っていると言っても、成績を気にしたり、、先生からの叱咤を恐れていたりするここの生徒たちは微笑ましく思える。自分より年下の同級生なんかはとくに。

「、何だか皆んな意外と、可愛いとこがあるって言うか....あんまり上手く言えないけど、」
貴女の言葉に、彼らの年相応な所を思い出した私はクスッ、と笑い上記を返して。
 その後もいろいろなお話をしているうちに時間が過ぎ、気づいたら寮に帰ってきていて

1966: ノア [×]
2025-11-04 21:11:44



>1965

・・・まあ年相応に、子供は子供らしいのだなと思うことは多いですね

( この生徒のことをよく知っているわけではないが・・・時折見せる表情や、この世界の勉強はもちろん知らないのだからヒヨコだとしても振る舞いであったりが同級生であろう彼らと異なって見えることがままある。漠然とした片鱗を、ぼんやりと感じ取りながら辿り着いたオンボロ寮に少しだけ楽し気に口角を持ち上げて。まずは土産をしまわせていただいてから、時間はゆっくりあるのだし )

それじゃあ、お邪魔します




1967: マレウス・ドラコニア [×]
2025-11-05 12:54:05


>1960 ノア

くだらないと言うより……よく、わからない。手渡しする事でお前に何か恩恵があるわけでもあるまい。で、あるのなら慣れた手段を使う。
(ときどき、自分は人間という種族の事が分からなくなる。自らの手を使おうとあるいは魔法を用いようと、何方にせよ《本を渡す》という目的は果たせる。にも関わらず彼女は、ひいては人間達は、その過程にこそ重きを置く時がある。軽率な行いに映らないでも無いがそこに邪な意図が感じられない以上、邪険にする理由も無く。一瞬だけ触れては離れた手を声音と同じく、どこか朧げな目付きで眺め。身分のわりに自ら動くことを厭わず未知のものには、強い好奇心を示す性質も手伝ってか、指示されれば聞き分けよく応え。視線を適当な二脚に向けるや、そのままパッと椅子もろとも姿を消すのであった。)
ああ分かった。

>1961 ユウ

そうか……今夜の花見楽しみにしてる。
(ヒトの子はすっかりこの学園の空気に馴染んでいる様に見えた。故に、その口から何気なくこぼれた一言を聞くと漠然と─ああ帰るのかと思い。もっとも長きにわたり、感情を揺らさぬよう努めて、生きてきた末に表情の変化さえ乏しくなった己の顔は幸か不幸かこの動揺を映しだす事は無く。何時もと変わらぬ、平板な声音で応じるその姿は内面に秘めた複雑な思いとは裏腹に友人の目には、冷淡と映ったかも知れない。そんな最中、誘いに対する相手の返答は弾むようで。胸の奥に小さな不快の棘を残すも悲観を引き摺るのはここまで、自らもほんのりと笑みを象り。もとより日照時間が少ない土地柄、平均気温が低いが日が落ちたディアソムニア寮はより一層冷え込む。妖精であり、亜寒帯出身の己にとっては些事に過ぎぬ冷気も、ヒトである彼女には堪えるかもしれないと考え。立ち去ろうとする彼女に最後にひとつ忠告を添え。)
夜のディアソムニアは冷える。そんな薄着では身体を冷やすぞ。

1968: 文月悠 [×]
2025-11-06 18:21:41

ノアさま宛

「どうぞ..!」

ガチャ、と軽い音をたててドアを閉め
何度か工事をお願いしてきれいになった寮はピカピカキラキラで帰ってくる度嬉しくなる。そんな綺麗に生まれ変わった部屋をお客さまに見て貰えるのが嬉しいくて。ニコニコ笑って、私はさっそく貴女を談話室に通し
 入学したばかりのころ、此の部屋のソファーは布がボロボロで使える物じゃなかった。しかし今はピンクの布にはりかえ、少しは可愛いお部屋になったと思う、、そのソファーを示しながら

「いま、お茶持ってくるので座ってて下さい。飲み物は緑茶と紅茶どちらがいいですか?」

マレウスさま宛

表情は変わらないけれど『そうか』と返した其の声はいつもよりハリない気がして、、その後に生まれた不思議な間も私には何か言いたいように思え、
 服について指摘されると我にかえり。其れこそ間が空いて貴方にヘンに思われないように少し慌てて反応して。
 貴方の様子が引っかかるけれど。今夜はいつも神出鬼没な貴方と確実にあえる。また後で話そう、そんな風に思いながら貴方に笑い掛け『バイバイ!』と手を振ると寮に戻っていき
「分かった...!それじゃあまた後で ツノ太郎!」

1969: ノア [×]
2025-11-08 01:17:24



>1967 マレウス

( ぱっと姿を消した椅子と生徒を見送って、己も自室へと入る。紅茶はお気に入りのアールグレイで、お茶菓子はこれまたお気に入りのクッキー・・・カップとそれらを適当なバスケットに放り込みながら生徒の言葉と困惑したような表情を思い返して一つ息を吐いた。魔法を使える者、使えない者が共存して生きるこの世界で、確かに慣れていて便利ならばそれを使うのは道理だと司書も思う。ただ・・・、まあ、考えても仕方がない。し、何よりも可愛らしいじゃないか、素直にこちらのいうことに耳を傾ける生徒なんて!出来上がった紅茶を保温機能の付いたポットに入れて、バスケットを抱えると自室を後にして・・・図書館を出ると、その目立つ姿を探すようにあたりを見回して )


>1968

・・・内観と外観が随分と異なるものだね、綺麗にしているじゃないですか

( さて、名前も歴史も名実ともにオンボロ寮・・・なわけなので、床に穴が空いていても慣れたものだし、と思っていたのだけれども。通された部屋は随分と、可愛らしくて、いい意味で己の部屋とは似ても似つかない装飾は非常に素敵に思える。おお、と感嘆したような声を漏らしつつ、適当にテーブルに置かせてもらおうと手に持っていた食料品の一部を乗せれば、所謂男子生徒や、司書のインクや古書の匂いとはまた違う気配に少しだけ目を細めて。と、聞こえた声にそちらへと目を向ければ、ぱっと嬉しそうに微笑んで )

緑茶、というのは、あれでしょう?綺麗な若葉のような色の・・・それが飲みたいです、司書は




1970: 文月 悠 [×]
2025-11-08 12:51:23

ノアさま宛

「じつは色々あって工事費用が手にはいって、、改築して貰いました、、!」

貴女が感嘆の声をあげるとコツコツと模様がえに取り組んできた日々が報われたように感じ。達成感と貴女の反応を待っていたように私はニコッ、と笑いながら上記を語り
 話の流れのままキッチンへ移動すると貴女がリクエストを返してくる、緑茶と聞きパッと表情が明るくなったのが印象的で、、『緑茶って、珍しいのかな』と考えつつlHコンロにケトルを乗せ
 口にあうかはこれから分かるけれど、緑茶に興味をもつ貴女に下記を言い
「サムさんにお願いしたら取り寄せてくれましたよ。お店の棚に置いてあるのでノアさんもよかったら買ってみて下さい」

1971: ノア [×]
2025-11-13 19:34:29



>1970


サムってば、本当にどこから集めて来ているのやら

( 改装と一口に言ってもマドルも材料も労力もかかるわけで一介の生徒がパッとどうにかできるものでもないだろう。少しずつ、たとえこの世界にどれだけ残るかが分からなくとも痕跡を残すようにこの場を整えたのだと思えば一学園の関係者として悪い気分ではない。ふんふん、と壁紙やら調度品やらを興味深そうに見て回りながら緑茶の出処に肩を竦めてみせる。今更驚くことでもないが、本当にどうなっているのやら。せっかくのお茶だというのに準備も何もしないのは少々申し訳ないので生菓子の入った箱に手をかけつつ )

生菓子だけ先に食べてしまおうか・・・キミ、使っても構わないお皿はありますか?



1972: 文月悠 [×]
2025-11-14 09:58:29

のあさま宛

「言えてる....いま行きます!!」

 キッチンで準備していると聞こえてきた貴女の一人言に共感し。品揃えのよさもさることながら欲しい時に欲しい物がでてくるサムさんの準備のよさは便利を超えて少し怖い時も、、、、
 お皿の場所をたずねられて私は気づく。お皿だけではなく、フォークとスプーンどちらが必要か、、。切り分けも必要かもしれないと考えると全部のお土産をキッチンに持ってきた方がいいかもしれない、と考え。リビングルームに戻ってくると眉を下げながら貴女に下記を頼み

「キッチンで準備した方が早いかと思って、、先生にこんなことを頼むのは失礼ですけど、お菓子を運ぶの手伝って貰っていいですか?」

1973: ノア [×]
2025-11-16 00:00:28



>1972


もちろんですとも・・・あまり司書の立場は気にしないでくださいな、キミと同じ異邦人なのだから

( 流石に先に箱を開けることはしないものの、重さ的にプリンと何かケーキ類か・・・と思考を巡らせていれば聞こえた声に目を向ける。なにもそんなに申し訳なさそうな顔をしなくてもいいのに、と言ったところで生徒は生徒なわけで余計な気をつかわせてしまうやも。ということで、ここは惜しみなくカードを切ろう・・・とおそらくはやってきた場所が異なるだろうが、この世界の住人ではないことを表に出すこととして。箱を持ってそちらへと向かい )

誰かのキッチンに招かれるというのは悪い気がしないもので──ほら、毒も薬も、入れないと信用されているようで気分がいい




1974: マレウス・ドラコニア [×]
2025-11-16 23:43:27


>1968 ユウ

(散策を終えて寮へ戻ったのならば普段は夜にこなしているルーティンを前倒しして行う事に。明日提出の課題に手をつけ、授業の復習を終えた頃にはまだ空は青と茜の混淆を湛えており。その明るさが残っているうちに夕食を済ませ、今夜の花見に向けて支度を整えている間に、空は群青へと沈み藤を賞翫するには絶好の時刻となった。約束の時間が迫ってきた為、客人を迎えに城門へと降り立てば門衛の寮生から心遣いを受け、室内で待つ事を勧められたが首を横に振り。このあとの予定が楽しみだからこそ友人を待つこの時間も存外、苦では無い。城門脇に佇み、寮と校舎を繋ぐ鏡を眺める。視力も背丈も、恵まれているのに待ち遠しい念が背を押し時折背伸びをしてみたり、その場を行き来してみたり。待ち人の影を探す挙動は見目不相応に幼く。子供の様であると同時にその嬉しそうな姿には、17年ほど前まで人間を嫌悪していた影は微塵も無い。)

>1969 ノア

(彼女の日光浴がしたいと言う要望を満たしつつ、己の涼を求める欲求を叶えるため歩いていると理想的な場所を見つける。そこは日当たりの良いエリアでありながら、一本の銀杏が影を落とす─その下に設置されたテーブルを茶会の場に定め。天板に散った葉や埃を風魔法で軽やかに吹き払うと、持ってきていた椅子に脚を組んで腰かけ。現状思い付く限りの準備は全てやり尽くし、手持ち無沙汰を紛らわせる様に束の間、ドラコーンの世話を焼いていた最中。草葉を踏む何者かの足音が耳朶を打った。周囲を見渡す相手の姿を認め、おもちゃをポケットへと納める。その人物は、こちらに気付かぬまま偶然にも近傍に歩み寄ってきた為声を張る労は要さず。自分達以外誰も居ない空間にあっては、己の静かな声掛けも届くだろう。)
……こっちだ、司書。

1975: ノア [×]
2025-11-17 01:29:09




>1974 マレウス


( そこまで遠くへは行っていないだろう、人目につく場所に向かうとも思えないしこの時間には既に多くの生徒が部活に精を出すか寮へ戻っているものだ。再度くるりと辺りを見回そうとしたほんの一瞬、風が一際強く吹いて葉を足元に回しながら声が届く。子守唄にも似た、低く穏やかで静かな声が。導かれるように視線を巡らせれば、黄色の下に新緑のような瞳があった。その色合いが、或いは備え付けの簡素なテーブルと図書館の質素な椅子ですら玉座のように見せてしまう姿が、どうにも浮世離れして美しく、絵画のようで──その中に己も向かうのか、と思うとどうにも。ギュッと苦いものでも食べたかのような顔を一瞬、直ぐにいつも通りのすまし顔に戻りつつ生徒へと歩み寄り )

・・・椅子を運んでくれてありがとう。キミの声は随分と心地よく響くものだね、風の中でもちゃんと司書に届いた




1976: 文月 悠 [×]
2025-11-19 15:17:29



ノアさま宛

「そ..でしたか...、私この学園で異世界人は自分だけかと。全然知りませんでした」

快諾を得た有り難みよりも貴女からサラッと告げられた内容の重さに私はかなり、驚いた表情を浮かべてしまった。自分と同じ魔法が使えない人、、当初はそれを不思議に思っていたけれど、まさか彼女も同じ境遇だったとは予想だにしていなくて
 それなら『一緒に帰る方法を、、』疎外感を共有できる仲間を見つけた喜びの勢いに任せて上記を言いそうになったけれどキュッ、と口を閉じて。私は元の世界に帰りたくても貴女は違う考えを持っているかもしれない、、貴女の意思を聞かず同じ境遇ってだけで、調査隊に誘うのは傲慢だ。まずは貴女の意思を聞こうと思い。話が話なので少し言葉を探しつつ下記を聞いてみて
「、、あのノアさんは元の世界に帰りたい、って思いますか?」

マレウスさま宛

夜ごはんをすませてお出かけの準備をする。ディアソムニアは寒いと聞いた為、下は動きやすいパンツにもこもこセーターを重ねその上からトレンチコートを羽織り、いつもよりラフな服装にお着替えをし。それと貴方が自分の世界に興味を持ってくれたのが思いのほか、忘れられなくて。実験の授業で作ったカイロを持つと家を出ると、ディアソムニア寮に向かい
 鏡をぬけると荘厳なお城の門のまえに人が立っているのが見えて、、長身痩躯と、頭に生えた2本のツノ。景色は暗いけれど、そのシルエットは迷いようがなく『ツノ太郎、!』と思わず手をふり。
 道を歩きはじめたものの道の両端を見て息を呑む、、底の見えない深さまでビッシリ生えた茨が物物しく、『落ちたら怪我じゃ済まないな』と思うと歩くスピードが落ち

1977: ノア [×]
2025-11-19 20:38:47



>1976


・・・正直に言えば「この世界の生まれではないと思っているだけ」で実際どうなのか、もうあまり記憶もないのですがね!帰りたいとは思っているけれど、随分と前に足掻くことは辞めることにしたのだよ

( 驚いた顔をする生徒を見て、きょとんとした表情を浮かべた。おやまあ、悪い噂でも吹聴されているだろうと思っていたが、今代の生徒たちは随分としっかり者が多いらしい。どうやら言葉を選んでいる様子に、何となく・・・想像はついていて。慣れた様子で肩を竦めるとキッチン内の作業スペースに箱を置いて。わけあってこの学園にやって来て、いつの間にか体は成長をやめ、多くの生徒を見送っていたある日、やって来た似たような境遇の生徒は己より随分と年若く知らない文化を持っていた・・・クロウリーが言っていた通り、彼にとっても「こんなことは初めて」だったのだ。もちろん、すべてを諦めたきっかけは別のことだったような気がするけれど。ふんふん、と鼻歌交じりに箱をつつきながら、意地悪な笑みを浮かべ )

キミはせいぜい無事に帰る努力をしたらいい、必要な資料があれば図書館司書として力を貸すとも。それに・・・もし、キミの世界とこちらが双方向で行き来できるようにでもなれば、それはすごく素敵なことでしょう?お別れをしなくて済むのだから




1978: 文月 悠 [×]
2025-11-21 13:36:55

ノアさま宛

「そうですね、強く願うと夢は叶うって、、聞きましたから希望は捨てないでおきます、」

情報網は多いに越したことはないけれどもう諦めてしまった人を奮起させられるだけの演説力は、、、仮にあったとしても断られてしまった手前これ以上はやめておこう、
残念そうに肩を落とした私に返ってきたのはおとぎばなしのような夢のあるお話で
 この学園には人の心が宿ったヒューマノイドがいて。気が遠くなる歳月をかけて母親の愛がないと孵らない竜の卵を孵した人もいる。異世界同士で行き来できる奇跡も起こるかもしれない、、、、確証はない為、曖昧に笑いつつ残りの荷物を置き。箱を見ては
「開けてもいいですか?」

1979: ノア [×]
2025-11-21 20:19:22



>1978


( そう、何ていったって「魔法」がある世界なのだから。いつだって魔法の源は想像力で、星にだって願って見せる純朴さが残る場所だ、きっとどのような形であれ物事は誰かから見て丸く収まるようにできている。曖昧に笑った生徒を見て、随分大人びた表情をする子だと・・・まあ己の見目は置いておいて、そんな感想を抱きつつも聞こえた声に喜々として箱を寄せて )

・・・もちろんですとも!だってこれは、キミのための贈り物なのだから。司書は、あくまでもキミが偶然見つけた脱走花の恩恵を受ける身ですからね




1980: 文月 悠 [×]
2025-11-21 21:32:48

ノア様宛

蓋を開けた瞬間色とりどりの、愛らしいケーキが宝石のように並んでいて私の口からは思わず感嘆の息が漏れた。こんな綺麗な光景を目の前にしたら、女の子なら誰でも胸が高鳴ってしまう、
 背伸びして戸棚から、可愛いケーキにあいそうなお皿を選んで持ってきて。そしてキラキラと輝く視線をケーキに釘付けにしたまま
「美味しそう...ノアさんはどの、ケーキにしますか?」
たとえ自分がキッカケだとしてもまず客人である貴女に選んで貰おう、と聞いて

1981: ノア [×]
2025-11-23 00:30:40



>1980


・・・司書はとりあえず、このプリンタルトをいただこうかな

( キラキラのケーキを見て、キラキラの生徒の目がさらに輝いた。おお、流石何だかんだデキる男じゃないか、いたいけな少女のハートをしっかり掴んでいるぞ・・・と贈り主にしれっと内心でくだらないメッセージを想いながら、聞こえた声に己も箱の中身を覗き込み。タルト、スポンジとクリームが添えられた定番の品、瓶に詰められた透き通ったゼリー・・・この生徒は随分と大人びた、というより遠慮しがちなところがあって可愛らしいので、司書も仮にも年上として接しようじゃあないか。しれっと二つ同じものが入っていたタルトを一切れ選び、ぽんぽんと生徒の背を叩きながら )

司書の分もお皿に載せておいてくださいな、お湯を沸かすからポットを借りても?




1982: 文月 悠 [×]
2025-11-23 15:53:26

ノア様宛

「ハイ!緑茶と湯のみはうえの戸棚にしまっています」

貴女のさりげない気遣いは察していたけれど言葉には出さず、心の中でそっと貴女に感謝するだけにして。ポットを借りてもいいか、と聞かれると上記を返答しつつ、貴女の頭上にあるキャビネットを見上げ、
 貴女がお茶の支度をはじめると、私もケーキの準備をはじめ。プリンタルトをお皿にのせたあと私は再び、残りの洋菓子が入っている中身を見て。クッキー生地が美味しいタルトも捨てがたいし、生クリームたっぷりの苺ケーキも大好きで甘い誘惑の間で、目をウロウロさせながら...
「チーズタルトか苺ケーキ、、、でもここのお店ってシュークリームも有名なんだよね、、」

1983: ノア [×]
2025-11-24 17:00:24



>1982


・・・へえ。一つしかないものは、半分にしてしまえばキミも沢山食べれるのでは?

( 水を火にかけて、お湯になるのを待ちながら茶葉の入った缶と、湯のみと呼ばれた陶器を二つ。湯を飲むでもあるまいに・・・とツッコミは一旦置いておいて、茶葉をポットに適量・・・はあやしいので、一旦紅茶と大体同じくらい入れておくことにして、沸いた湯を・・・葉の性質的に熱すぎるとよくなさそうだ、少しだけ冷ましてから注ぐとしよう。手元で開く茶葉を興味深そうに眺めながら、何やら幸せな悩みの中にいる生徒に小さく笑い )

残りは明日の朝にでも食べれば良い・・・折角の楽しみは長ければ長いほど良いものだから




1984: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-25 05:32:48

>>1926 マレウス

(彼の言葉に嘘はなく、皮肉もなく、ただ真っ直ぐに感情を吐露する姿に、珍しいものもあるものだと思うものの、砂をかけるような真似は流石に無粋。「そりゃ良かったな」とフッと息を吐くと眉をつり上げるだけに留めた。さて自分の手に取った本と共にレジに向かう。相変わらず購買付近からは人がおらず、遠くから「お前が行けよ」「いやお前が先に行けよ」となんとも情けない譲り合いの声まで聞こえる。まぁ草食動物の都合など知ったとこではないのだが、痺れを切らしたサムが「Hey!」と片手を挙げたので仕方なくノロノロとレジへと向かう。会計途中、レジの周りに置かれた商品に目がゆく。そういえばもうすぐそんな季節かと、クリスマスツリーやらプレゼントの箱やらが描かれたカードたち。その中で彼の色を持つツリーと、これでもかと雪の結晶が箔押しされたド派手……煌びやかな一枚を手にとった。あの竜のお坊っちゃんの電化製品クラッシャーぶりを考えれば、こういった原始的な方法が一番であろう。この場で招待状を書いてしまおうとペンを出そうとすると、サムが「食堂でね」とこれ以上営業妨害すんなよと釘を刺してきたため、仕方なくマレウスの元へと戻り、袋にも入ってないカードを手にしたままオイと声を掛け)

ついて来い。時間は取らせねぇ。


>>1933 ノア

──テメェは引きこもりの癖に、他の草食動物と関わりが多いよな。俺の前で他所の国の話するなんざ、妬けちまうぜ。

(自分の手を包み込むように触れる彼女の手は、静脈が透けて見えるほど皮膚が薄くそして白い。ついと視線を落とし、自分の手の甲に彼女が頭を垂れるように近づいたのを黙って見ていた。この薄暗い図書館から出ようとしない籠の鳥程度に思っていたが、彼女が自分よりもずっと交流が広いことを今は知っている。チュッと小鳥の鳴き声が部屋に響く。唇が離れた手の甲には、彼女の熱がまだ残っている。彼女がこうも積極的に愛情を示すタイプだとは思っていなかったため、興味深そうに血管が波打つ手の甲を眺め、低く、唸るように喉を震わせる。けれどいつもの気怠げさも、刺もなく。からかいの色を含ませて口角を上げる。陽気で踊り好きなあの寮長の国の茶はエネルギー補給という観点からとびきり甘い。たしかに、その甘さはあった。だが、獅子はいつだって貪欲だ、渇きを覚えている。自分もゆっくりと立ち上がると「確認しなくとも置いてかねぇよ」と鼻で笑い、エメラルドグリーンの瞳をギラリと向けると自分の手の甲をもう一度持ち上げ、彼女に倣って同じ場所に──唇を押し付けた。音もなく手の甲を顔から離すと、主張するようにヒラリと振った)

今度は俺の国に倣って“愛情”とやらを示してくれると嬉しいんだがなァ。


>>1934

あ゙?どこから見ても威厳があんだろ。

(目を見開いて悲鳴をあげた後輩の姿は、サバンナの真ん中でライオンにでも出会った時のよう。それにククと意地悪く喉を鳴らし眉をつり上げて見せた。群れの長なら恐れられて上等とばかりに高慢な物言いではあったが、後輩の体の軸が揺れたことも目聡く気付いて、リボンを持っていない方の手を背中を支えるように回す。幸い自力で立て直した彼女に短く息を吐く。目の前で驚かさた挙句すっ転ばせたとあれば面目丸潰れである。女性に気安く触れるものでもないとサッと手を離すと、差し出された手にリボンを乗せた。彼女の薄ピンクかかる掌の上でリボンが艶やかに光る。そこにあしらわれた獣の好物とそして名前。彼女からの愛情たっぷりといったところか。珍しく褒め言葉を口にすると、親分印……と一瞬は?と疑問符を浮かべるも、毛玉が子分と呼んで彼女を振り回していることを思い出し。どの口が、と寮生たちにツッコまれそうであるが、目の前で女性が悲しむのも放っておけず。こっぴどく絞ってやろうかと雑巾絞りのジェスチャーをして」

毛玉には勿体ねぇくらいの出来だな。子分を悲しませるなんざ親分失格だな、ひとこと叱ってやろうか。

1985: ノア [×]
2025-11-25 10:13:03




>1984 レオナ


──キミが教えたんでしょう、ソレもコレも。それに、司書に尻尾はないもの

( 些かハードルが高いコレは生徒が教えたことだ。ソレ・・・甘ったるい砂糖漬けの紅茶は生徒が何気なく口にした異国の文化で、生徒の国なりの表現はまあロクに知らない。妬いた素振りも冗談だろうに、と咎めるように目を向けても、今この時だけは置いて行かれない安心感が勝る。目元を緩めた後──流れるように動いた手と向こうに消えた口に、ギョッとした顔をして慌てて宙を彷徨う両手、行き場のない二つを結局己の口元を隠すように当ててから、もごもごと「上着取ってきます」のようなことを言って小走りに自室の扉へと消える。意地悪な獅子の子め!箒に尻尾が絡まってしまえば良いんだ!なんて悪態を心の中でついても、羽織り・・・と手が伸びたのは、買い与えてもらったカーディガンで、部屋着の上に着るにはと、中も適当なブラウスに変えたところでハッとする。納得いかないが待たせるのもいただけない、ストールも掴むと再び小走りに部屋を後にして図書館側へと続く扉へ。落ち着いていなくては、大人なのだから、あと箒から落ちるようなことは避けたいところなのだから )





1986: イデア・シュラウド [×]
2025-11-25 12:57:17



>レオナ

負ける事はないんでご安心を…
(ベッドに座り端末を操作しながら告げ目を細めて。彼の機嫌がいいうちにこのゲームを終わらせようと考えつつ相手の出方を伺うように手元の端末の画面に集中して)

>ユウ

はぁー、早く課題終わらせて帰りたい…
(昼休みに植物園に魔法薬学の課題使う薬草を取りに行った帰りに裏庭を通りがかって。外に出る授業なんて面倒だと目を伏せふと見えた姿に目を瞬かせた後邪魔しないようにゆっくりと近づいて)

(/初めまして、イデアの性格上声をかけない形の絡み文になってしまいましたが絡ませていただきました。絡みにくい等ありましたら伝えてください。宜しくお願いします!)

>マレウス

え、あ…うん、人気だよ
(見覚えがある程度でも共通の話が出来るのは嬉しい。だからこそテンションが上がりすぎてつい相手を置いてきぼりにしてしまいがちだと目を伏せて引かれたかと恐る恐る視線を向ければ話を聞いてくれている様子にホッとして。そういえば彼もオタク気質なところがあったなと思い出した後告げられた言葉に目を瞬かせ「そんなお返しなんて…でも、良いのなら欲しい…」と視線を向けて)

>ノア

あぁ、まあ、出来ますけど。と言うか出来なきゃボドゲ部の部長やってませんし…
(黙々と自分の分のホットミルクを飲んでいてふと問われた言葉に目を伏せながら告げて。幼い頃から暇つぶし程度にやっていたのもありボードゲームは得意で司書の誘いに少し考えた後「別に構いませんけど、司書殿ボドゲ出来るんです?」と視線を向けて。勝負に誘ってくるくらいだから多少は出来るのだろうが念の為にと確認して)



1987: ノア [×]
2025-11-25 15:31:44




>1986 イデア


・・・多少の心得はありますとも、頭脳戦は嫌いではなくてね

( それは確かに仰る通りで。くぴ、とカップを傾けて優しい温かさに満たされながらボドゲ部・・・のメンバーをぼんやりと思い出し、ああそういえば個性の強い秀才揃いだったなと瞬きをした。眠気が訪れるまでの暇潰し程度に誘ったつもりではあるが、白熱したらそれはそれで面白いのだし、何よりこの寮長様の負けて悔しがる面を見てみたい気もする。冷えた指先に熱を取り戻すようにカップに押し当てたまま、どことなく悪戯っ子のような光を瞳に宿して生徒を見遣り )

普段はチェスで生徒を虐め・・・遊ぶのだけどね、もしキミのオススメがあればそれでも構わない。眠気が来るまでの暇潰しができたなら満足なのです





1988: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-25 18:43:37

>>1986 ノア

成長著しいな。教師として鼻が高いぜ。

(自分が教えたと言われれば、悪い気はしない。それに、それはライオンの子が大人の狩りを見て学ぶ姿に似ている。そうすれば、自然と笑みも浮かぶというもので。成長した、だなんて軽口を叩いた。実際、彼女の表情がコロコロと変わり、外に出ることに興味を示したのは良い兆候と言える。──尻尾が無い分、表情が如実に語っているが。あんまりにもからかうと拗ねられても困ると、思うだけに留めて。部屋の扉に消えていく背を、肩越しに一度だけ振り返って目で追い、鼻で短く笑った。扉を押して狭い通路を通り、カウンター横の扉から出る。そのまま出入口の扉を開けると、閉館時間をとうに過ぎていることもあり廊下には誰もいない。月明かりだけが光源の青白く照らされた廊下は、特に新入生は怖がって通らない。静かな空間に満足して、壁にもたれかかる。腕を組み、片足の踵を壁に預けて目を閉じて。ただその扉が開くのを待っていた)


>>1986 イデア

ますます負けた時の面を拝めるのが楽しみだな。

(普段気弱でマイナスなことしか言わない彼にしては強気な言葉──いや、コイツは煽ることに関しては一流なんだった。と、眉をつんとつり上げた。余裕綽々な相手の鼻っ柱をへし折るのが乙というもの。その態度にますます機嫌良く、まずは一手。好戦的なサバナクロー寮とは思えぬ慎重さ。なにせイデアが出来るというのだから、かなり腕がたつには違いないのだ。どんな戦略でどういう攻め方が得意なのか。彼の一手一手すべてが情報。非常に癪だが、ボードゲーム部の彼の相棒と呼べる蛸に似ている形かもしれない。手元の切り札になり得るカードを視界に入れながら、楽しげに口端をつりあげた)

1989: 文月 悠 [×]
2025-11-25 18:55:40

ノア様宛

「なるほど、、」

ケーキの前で迷っているうちに、ふと気づけばもう時間が経っていて、隣では貴女がお茶を入れ終えていて、
 こちらを見て『半分にしてしまえばキミも沢山食べれるのでは?』と微笑まれる、、うちの寮長はかなりの食いしん坊で明日の朝まで箱の中身が残っているかどうか怪しい、、そう思うと今のうちに気になるものは食べておいた方が良さそうな気がして。ナイフを手にとり、迷っていたケーキを次々半分にしていきながら貴女の言葉を聞いて浮かんだアイディアをニコニコと笑いながら話して
「ノアさん、こんなにあるしスイーツバイキングしませんか?」

レオナ様宛

「ありがとうございます、そんな、、素人が作った物に対して過分ですよ」
危機を瞬時に判断し対応した動体視力のよさに私は完全に呆気にとられつつ、助けてくれた御礼を伝え。
 普段のふるまいからすれば良い人とは言いきれないけれど、素人の作った物をこんなにまっすぐ褒めて、親身になってくれる貴方からは威圧感は感じない。私が知らなかっただけで、思ったより褒め上手で世話焼きな人なのかもしれない、、、雑巾をギュッ!とするような動作にクスッと笑う口を手で隠しつつ
 今日の貴方からはいつもの気だるげなオーラが見えなく、軽口を言う声音も柔らかく。だから試しに、と自分の鼻のてっぺんをツンと指で押しながらほんの少しだけ期待を含んだ視線を向けて

「お叱りもありがたいけど、今は先輩のよくきくお鼻を貸していただけませんか?」

イデア様宛

「イデア先輩…?』

静かな森のなか、ページをめくる音だけが響いていて。ふと向こうからガサガサ、と小さな物音がする。思わず顔を上げて振り返ると、そこにいたのは今日も合同授業を一緒に受けた同級生のお兄さんで、
 彼はまるで音を立てないようにゆっくりと、慎重な歩き方でこちらに近づいてくる。その様子が少し不自然で私は首をかしげ『この学園のことだし、またおかしなトラブルに巻き込まれて逃げている最中だったりして…?』そこまで考えたら 自然と「どうかされましたか?』と小声で話しかけてしまっていて

----------
全然 大丈夫です…!
ご迷惑でなければ絡ませてください、こちらこそ宜しくお願いします!/蹴推奨

1990: ノア [×]
2025-11-25 19:37:54



>1988 レオナ


──お待たせ、し、ました

( この時間に外に出ることはあまりない。あってもサムのところに行くか、少しだけ散歩に出るか・・・それも一月に片手で収まる程度の頻度のこと。夜目が利くわけでもないし、何よりどれだけ長く時を過ごそうが不気味なものは不気味だから。二日連続で外にでるだなんて、レアケースもいいところ。図書館の鍵を掴み、ストールは一旦腕にかけたまま、古い扉を出れば静かな廊下に馴染むように生徒の姿があった。一先ず扉に鍵をかけて、ポケットにしまいながら下から覗き込むように顔を見上げて──本当に、黙っていれば美術品のような御人ですこと。声をかけることが何となく憚られたものの、待たせたのは事実・・・なので、揶揄うように口元を歪めて言葉を付け足しておく。お生憎様、煽り文句のボキャブラリを増やしたのも目の前の生意気な教師にほかならないので過去の自身を恨むとしていただこう )

・・・起きて、キュートな王子様。生憎とキミを目覚めさせるキスは品切れでね



>1989


・・・最高、素敵、キミってば、さては天才なのでしょう?

( お湯を注いで待つこと三分ほど。紅茶と似たような要領でいれてしまったがあっていただろうか・・・と小さな器にポットの中身を注げば、透き通るような緑色が流れ出て目を細め。柔らかい匂いがする、と興味深そうに湯気ののぼるそれらを見下ろしていれば聞こえた声、目を向ければ次々と切られていくケーキたちに瞬きを一つ。ぱっと表情を明るくすれば、生徒の提案に嬉しそうに頷いて。素敵な提案だ、だってほら、誰かの手が入ったものを警戒せずに好きなだけ互いに食べられるというのは中々レアケースなわけだから!嬉しそうに近くの棚からトレーを取り出し、緑茶を二人分そのトレーに載せれば、近くの引き出しに入っていたフォークとスプーンも手に取って )

ぜひともそうしましょう!・・・カトラリーも一緒に司書があちらに持って行ってしまいますね




1991: マレウス・ドラコニア [×]
2025-11-26 00:53:20


>1975 ノア

声?……ああ。最近は毎日、歌の稽古をしているからその成果だろう
(こちらに気づいた一瞬、相手はまるで苦虫を噛みつぶしたかの様に表情を硬くする。その刹那の変化を不審に思うも、図書館に退く気配が無いのを見て余計な詮索は控える事とする。視線で対面の席へ座るように促すと着席するより先に彼女は、己の声を褒めてきた。唐突な賛辞に思考が一拍遅れ、きょとんとした面持ちで喉仏に触れ。声─との連想は、誕生の際に授けられた力を想起するがそれは祝福とは名ばかりの代物、どの種族にも安らぎを与える類のものでは無い。連想を排し次に浮かんだのは秋ごろに行われる、とある大切な行事だった。四人で臨む、最初にして最後の大舞台。思うほどに胸奥は待ち遠しい気持ちが積もり、滅多に緩む事の無い表情が頬の端から自然とほどけてゆく。補足を告げる声はいつもより弾みを帯び、石壁に手形を刻む様に虚空に己の手を押し付けてみせた。)
お前もグルーヴィー・アリーナで開かれる音楽祭の話は聞いているだろう。優勝した寮は音楽堂に手形を刻めるそうだ。

>1976 ユウ

よく来たな。ヒトの子よ!
(鏡面は淡く白み、微細な波紋が静かに広がる。その揺らぎの中から現れた待ち人の姿に顔がぱっと輝いた。手を振る彼女に応じる寸暇すら惜しみ転移魔法を行使し。門番の驚愕の声が掠める間に、瞬く間に賓客の目前へと身を移した。喜びから小さな牙をも見せて笑い友人の訪問を心から歓迎する─はずが、どうにも視線が合わない。何故こちらを見ないと唇をへの字に曲げるがその足取りがひどく心許なげに竦んでいるのに気づき、ふと視線の先へ目を遣る。そこには渦を巻くかの如く繁りあう茨の群生。自分と同行している限り彼女が奈落に転落する事はまずもってあり得ぬ事であり、茨達もまた、己の命令なくして彼女に危害を加える事など無い。それでも月光さえ差さぬこの夜。夜目の利かないうえに翼を持たぬ彼女が怯えるのも仕方のない事だった。なおも俯いている彼女へ手を差し伸べる。相変わらず尊大な物言いながら魔法植物に熱中している友人への、ほんの僅かな気に食わない感情も含んでいて。)
茨ばかり見ていないで隣にこい。顔を上げるのなら……触れる事を許す。

1992: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-26 04:44:01

>>1989

どういたしまして。……俺がそう思ったから言っただけだ。素直に受けとっておけ。それとも、俺の褒め方が気に食わなかったか?

(お礼を言われれば実際自分が手を貸すまでもなかったことなのだし、なんて事ないと返事をして。彼女の茶色の目が、サテンのリボンと自分の緑の目を行き来する。そして、困ったように眉を下げられれば、今度はこちらが眉を顰める番だった。女性陣はどうも謙遜する気がある。少しは他の寮生共にも見習ってほしいものだと、お前が言うなと総ツッコミを受けそうなことを思いつつ──白い牙を剥き出しにしてニッと悪そうに笑って見せた。俺の褒め方が気に食わなかったかなんて、微塵も思っていない。本当に彼女の爪の垢でも煎じて飲んだ方が良いほど傲慢な態度であるが、それは彼女にこれ以上謙遜させないようにする手法のひとつで。そんな中での彼女の申し込みに、「は?」とでも言いたげに瞬きをし、視線だけで問い返した。今しがた見ていた薬草の調合でもするのか、毛玉の尻尾を追いかける羽目になるのか……頭の中で数秒ほど、面倒臭さとメリットとに天秤が揺れる。この後クルーウェルにガミガミ言われながら錬金術をするか、彼女の手伝いをするかならば……後者の方が早く済みそうだし、楽そうだ。天秤はメリットの方へと傾いた。スルリと立ち上がると、彼女の方へと手を伸ばして)

後輩の頼みとあれば断れねぇな。いいぜ、貸してやる。


>>1990 ノア

(こちらに近づく足音、扉がギィと開く音と、鍵の回る音──ピクリと動いた耳はそれらを全て聞き取っている。彼女が近付いてジッと顔を見つめてくる気配も。ようやく声をかけてきたと思えば、からかい半分の声に瞼を持ち上げる。睫毛の影に覆われた緑の双眼が彼女の方を向いて、楽しげなブラウンの彼女の瞳とかち合った。慌てたらしく少し乱れたミルクティー色の髪に、普段使いしやすいようにと選んだブルーグレーのカーディガンは、日頃黒い制服に身を包んでいるからか、彼女に馴染んでいる。カーディガンだけと思ったが、ご丁寧にシャツまで着替えてシンプルなブラウスになっており、自分の横に立つことに関してああだここだと言ったのが効いたのか、それともおめかししたい気分だったのだろうか。どちらにせよ、自分に感化されたという点は気分が良い。目を細めながら背中を壁から離すと、次はなんて意地悪をひとつ。パチンッと指を鳴らせば自分たちの頭の上に星がふよふよと浮かびそれぞれ光り始める。これで夜目が利かない人間でも多少は見えるようになっただろう。その辺に立てかけておいたバカ高い特注の箒を手にし)

次からは用意しておけよ、お姫様。とりあえず学園一周でもするか?

(/ すみませんよくよく考えたら図書館の入口って外ですね;廊下ではなく外で待っていたということにしてください~お手数お掛け致します)

1993: ノア [×]
2025-11-26 08:48:34




>1991 マレウス


・・・気を悪くしないでもらえたらと思うのだけど、キミはそういうことに興味がないのだと思っていました

( 勧められるがまま椅子に腰を下ろす。馴染みのあるはずの図書館椅子が、場所を帰るだけでこんなにも違って見える──荷物を目の前のテーブルに置き、カップと紅茶の入った容器を取り出しながら生徒の話をふんふんと聞いていた。どこか、嬉しそうに楽しそうに口にされる言葉は無邪気で・・・誰かと協力したりだとか、前向きに何かに取り組んだりだとか、そういう姿よりはいかに相手を貶めるかを考える話ばかりを耳にすることが多かったからか、宙に置かれた大きな手を少しだけ驚いた顔で見てしまって。特に、この生徒はある意味高潔なものだから余計に。お菓子はクッキーとチョコレート、個包装のそれを生徒の前に置きながら素直な感想を一つこぼせば、どこか可愛らしい生徒を見守る大人の表情で続け )

なるほど──楽しみなのだね、その日が。うん、とても素敵なことだと思う、キミたちの姿が短い誰かの一生にも最高の思い出として刻まれるのだし



>1992 レオナ


しばらく入荷の予定はありませんね──わ、あ、ええと

( ゆっくりと長い睫毛が揺れて、覗いたエメラルドは真っ直ぐこちらを見据えていた。昨夜も思ったことではあったけれど、月明かりとは別に何となく光って見えるもので不思議と美しい。壁から離れた身体に倣うように己も姿勢を戻す。夜の影に隠れたそれを暴くようにして頭の上に小さな光が揺れ、思わず顔を上げれば青白く、時折黄色や虹にチラつく星のまたたきが瞳に反射して・・・絵本の中のような光景に、反応が遅れた。視線を戻して、生徒の声に追いつくように何とか頷く。行先はどこでも構わない、ただ純粋に今より少しだけ空に魔法の力で近付いてみたいだけ。咄嗟に「ごめんなさい」と言葉を選びそうになって、そうではなくて、と途中で方向を切りかえた結果若干甘噛みになったが )

夜にごめ・・・んぁ、あ、りがとう、ございます。滅多にこの時間は出歩かないので、嬉しいです


( / ご丁寧にありがとうございます!本当に訳分からん立地に図書館が鎮座しておりお手数をお掛けいたします!本当、どうしてあの位置なのでしょうね・・・ /蹴 )





1994: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-26 09:46:26

>>1993 ノア

なら、リクエストでも出しておく。

(人工の星々に照らされたノアの瞳に星の色がチラチラと映り込み、淡い揺らぎを眺めていたふと唇の端を上げた。入荷してほしい本のリクエストするように、彼女のなんて事ない日常風景っぽく言っておく。──謝罪じゃなくお礼を選んだという、小さな変化。出会った頃は謝ってばかりだったというのに。口をもにょ、と窄めて言い直す彼女に何も言わず手を伸ばし、そっと頭を撫でる。優しく髪を梳く指先は、褒め言葉よりずっと雄弁だろう。それに、えらいえらいと言えば、それはそれで萎縮しそうだ。彼女の肩に引っかかったストールへ視線を落とし、「ちゃんと巻いておけよ」と話題を切りかえて。そのまま箒の柄から手を離すと、木製の身体がひとりでに横向き倒れ、腰辺りまでの高さにふわりと浮かび上がった。授業用のものよりしなやかで丈夫、なにより乗り心地が良いものではあるが、魔力のない人間が跨れば、十中八九すぐ落ちるだろう。彼女の頭から腰へと腕を回した。彼女を抱え込むように乗るのが妥当であろう。自分は手離しで箒くらい操れる。最悪安全バーの如く抱えておけばいい。乗れ、と宙に浮いた箒を顎で指して)

抱えたまま乗る。どっか掴まっとけよ。

1995: ノア [×]
2025-11-26 11:08:09




>1994 レオナ


( 受け付け拒否の赤いスタンプを思い描いたところで口にはせずにおくのが大人というやつだ。相変わらず無遠慮かつ慣れたように髪を梳く指に音はないのに、褒められていると自覚するには十分でどうやら判断は間違っていなかったらしいと少しだけ得意げな表情を零しておくこととした。言われるままにストールの端を解けないように結び直して、しっかりと暖をとるように身に纏いながら視界の端で浮かび上がった──何度見ても宙に浮かんでいる様子には「魔法だ」とありきたりな感動を覚えずにはいられないが──箒と、恐らく落ちないように支えてくれるつもりらしい生徒の腕を視線が一往復して。確か、こうして、こうで・・・と飛行術の授業を遠くから眺めていた時のことを思い返しながら箒を掴んで跨るようにして座り──若干爪先が地面から浮く感覚に、それだけで何だかもう嬉しくて眩しいものを見るように目を細めて。指先にしなやかな木の感触がする、大切にされてきた本の背表紙のようで好ましい・・・もちろん粗野に扱わずに、ある程度の手入れがされていなくては保てない質であることくらいは、仕事柄分かるものだから余計に )


──上等なものですね。造った職人と使い手の質が良ければ、こんなにも・・・キミ、実は己のテリトリー内のものは存外大切に出来る御人だったりするのかしら




1996: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-27 01:11:12

>>1995 ノア

(ふふん!と得意げな顔を見せる司書は、可愛く結んだストールもあってまるで甥っ子が見て見ておじたーんと絵を見せびらかしてくる姿を彷彿とさせる。大人のレディと言い張っている割には幼い仕草にクスリと笑みがこぼれた。彼女が箒に跨るのを確認すると、その後ろへ跨り、そのまま腕を彼女の腹元を遮るようにして安全バーのように抱え込む。覆い被さるようにすれば、彼女の小さな体はすっぽりと収まってしまい体格差は歴然だ。腕に少しだけ力を入れて……箒がゆっくりと空へと上ってゆく。彼女の褒め言葉に、本当はアクセサリーの管理も箒の手入れもラギーの仕事だ。だが、それを任せているのは自分であるため管理してあるという点において頷くのに何の抵抗もない。何様俺様レオナ様なので。そうだなと答えると、余っている方の手でノアの顎先に触れた。指先でそっと掬うようにして上を向かせ、顔を覗き込みながら、低く笑う。何も大切にしてやるのは物だけではない)

そうだな。流石当事者、よくお分かりで。

1997: ノア [×]
2025-11-27 07:02:49




>1996 レオナ


( しっかりと箒を握ったとはいえ怖くないと言えばまあまあの嘘になる、未知なことはいつだって怖い。知らず身体が強ばっていたことを腹部に回った腕と背に当たる体温に突き付けられて、外の世界も、知らない場所から見る星空もこの生徒の傍なら怖くなかったじゃあないかと・・・箒は握ったままふっと肩の力を抜き、生徒に委ねることにした。少しだけ背を預けるように、後ろに重心を調整していればふわりと身体が浮く。見上げるばかりだった景色と目が合い出す。凄い、と変わる景色に目を奪われて──指先だけで意識と視界を占領するとは、相変わらず随分生意気な生徒である。両手を離してもなお安定している体幹にも文句を言ってやろうかと口を開いたというのに、告げられた言葉に声が音にならなかった。なわばり内の相手への面倒見の良さは、対寮生の様子や、己の身を持って知っている。その上で・・・箒を例に示したテリトリー内の“もの”は“所有物”の意をはらんで口にした言葉だったから。分かっていて冗談を言いそうな生徒ではあるが。いつものように大きな手に爪を立てることもできずに、何とか絞り出した言葉は動揺しきった胸中がそのまま飛び出したようで。近い距離で光るエメラルドを見据える勇気はなく、すすっと目を逸らし )

──いや待った、ここで動揺するのが一番の悪手だった。全面的に司書が悪い・・・キミの“所有物”に対する評価だったものでね・・・キミが司書をなわばりに招き入れてくれたことは、お国柄と一時の気の迷いとはいえずっと嬉しく思っているし、大切にされている自覚を持つには十分なのだけど、その切り返しは想定外で──顔を伏せてもいいですか、ちょっと今は動揺した己がいたたまれなさすぎてキミの目を見れない






1998: 文月 悠 [×]
2025-11-27 09:27:58

ノア様宛

「ふふ、ノアさんなら一緒に冒険してくれるって信じていました、」

普段は博識で大人っぽい貴女が子供のようにシンプルな感想を口にする、、あまりに嬉しさが溢れているのが一目で分かり、私までつられてクスッと笑ってしまって、
 モクモクと湯気をあげる緑茶は透き通った緑をしていて素人の自分から見てもはじめて淹れたと思えないほど綺麗な色だと思い。お茶の味に期待が高まりつつルンルンで貴女がキッチンから出て行くとまた笑ってしまいながら私もストップしていた作業に戻り。全てを切って盛りつけた大皿を持つとリビングへ移動し、フォークや食器を並べてくれた貴女に下記を言い
「お待たせしました....!」

マレウス様宛

高い場所はどうしても苦手で早く彼のもとへ行きたいのに足がすくむ。息は浅く速くなり、視線を下へ落としたまま歩いていると、すぐ近くから貴方の声が響いた。『いつの間に...?』と驚いて顔を上げれば、大きくて手が差し伸べられていて、、膨れた顔で『となりへ来て顔を見ろ』と言われると怖かった気持ちがフワッと軽くなって、もしかしたら私の勘違いかもしれないけれど、、、なんて思えば王子様らしい尊大な言い方も可愛く思えてくる、
 ニコニコしながら近くへいくと見上げるだけじゃ足りず背伸びをしてみて。まだまだ遠い目線の高さに、屈んでほしいと手で合図しながら
「ツノ太郎もうちょっと頭下げて!」

レオナ様宛

「いえっ、、あんな風にストレートに褒めてくれるイメージがあまりなかったから少し意外で、、嬉しかったです」

『褒め方が気に食わなかった』と聞く貴方の表情だけ見れば人を困らせる側なのに、声音は優しいためきっと私を気遣ってくれたのだろう、、、そう考えると謙遜はやめて照れくさそうに指を擦りあわせつつ思ったまま伝えて、
 なにかを考えたあと手を出す貴方を見て私の言葉が貴方の予定を乱してしまったのではないかと不安になり、目尻を下げながら一応『あの先輩もしかして他に予定があったりとかは、、』と聞いてみることにして。
貴方といえば授業中でも植物園でスヤスヤしている場面を見かける自由人で、、さっき黙った間に ひょっとすると私と貴方の事情を天秤にかけていたのではないかと勘が働いて

1999: ノア [×]
2025-11-27 10:08:58




>1998


・・・会場はここで構わなかった?

( ああ、今さては容姿に引っ張られた反応を微笑ましいとでも思ったな?と、相手が相手であれば嫌味の一つでも言うものだが、大人なので飲み込んだ。先程の部屋に戻れば一先ず目に付いたテーブルに盆を置いてお茶をそれぞれ下ろしておく──また片付けで使うだろうと、盆はテーブルの端に置いておいて。よし、と、聞こえた声に目を向ければその手元に集まった甘味たちにぱっと再び瞳の奥で光が散って。無様に小分けにされてしまったケーキたちには申し訳ないが、頭を働かせるためのエネルギーとなってもらおうじゃないか!それにしても生菓子でこの量だというのなら、焼き菓子の方は一体どれ程の量だったのだろう・・・重たいとは思っていたが、己の部屋にある分と生徒の分、下手をしたらまんまるの生徒の親分が爆誕する量だったかもしれない。軽く肩を竦めて )

これは焼き菓子も早めに消費しないと・・・食べ切れる適切な量というものを度外視して渡された可能性が出てきましたね




2000: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-11-27 13:35:30

>>1997 ノア

(丁度胸付近に彼女の肩が触れる。小さくて軽い重み。目は口ほどに物を言うとはいうが……箒と共に気分も上昇する。普段なら箒の上に仁王立ちして適当にかっ飛ばすが、無駄に揺れたりしないように重心がブレないように繊細に魔力を調節する。ふわっと高度が上がって、彼女の長い髪が頬をかすめた。そして──自身の台詞に、普段の10倍は話し始める。もし抱えていなければ地上へ落ちそうな勢いで動揺しているのが丸わかりで。隠す余裕もないのだろう。その姿にクククと喉を鳴らす。頭上には地上より近くなった星々。高度は更にあがり、先程までいた図書館の屋根が真上から見えるまでになっている。ビターチョコレートの瞳が揺れ、逸らされるのを見て、ダメだという代わりによくお喋りする頬を挟むように片手でムニムニと挟んだ。わざわざ俺が飛んでやっているというのに、下を見てばかりではいつもと同じだろうにと、意地悪く頬を引き上げて)

クク、まるで物語の主人公だな。胸中を全部語ってくれるなんざ。


>>1998

俺はいつも素直だろ。

(イメージにない、と言われればあ?と眉を顰めるものの、続く素直な御礼に面食らったように目を瞬かせた。照れたように笑う悠の顔を見れば、さっきまでの遠慮がちな空気が嘘のように柔らかくなっている。ようやく言葉通りに受け取る気になったらしいと分かれば、胸の奥がひとつ満足げに鳴るのを隠すようにフンと短く鼻を鳴らし、息をするように嘘をつく。なにせ根っこが歪んでいる獅子の子なので。不安げに目尻を下げて今後の尋ねられると片眉を上げた。どうやら彼女は思った以上に察しが良いらしい。ならばと、わざわざ“してやった”と言わんばかりの、恩着せがましい言い方で。けれど、手を差し伸べた手首は軽く返事を促すように曲げられ、大変王子様らしい仕草だけは妙に優しいくチグハグだ)

可愛い後輩のお願いなんだ、予定くらい変更しておく。……で、何するんだ。とっとと済ますぞ。

2001: ノア [×]
2025-11-27 14:37:58




>2000 レオナ


──キミはいつも通り意地悪な王子様ですよ!生意気な獅子の子め、まったくもう!

( 頬を撫でていく風がずっと冷たくなって随分と高い場所に居るのだと思い知る。下を向くことを咎めるように固定された両頬に、そんなことでと己も思ったものの・・・いつも通りのその傲慢さに少し落ち着きを取り戻して、一度だけゆっくりと瞬きをしてから生徒を睨んだ。それから、視線を空へ。夜のしんとして冷えた空気の中で、昨夜は少しだけ違う場所から、いつもは小さな窓のガラス越しに眺めていた星が、目の前に、いつもよりも少しだけ近くにある。綺麗だ、し、多分この先の長い生涯でもきっとこれ以上はないだろう。遠くに街の灯りが少し見えて、広くて持て余す図書館はどうにも小さくて、魔力のない己が飛んでいて、後ろにはこの場に連れてきてくれた生徒がいる。返せるものなんて何も無い身に抱えきれないくらいの献身を受けて、もうどうしたらいいかも分からないままこの数日を過ごしているけれど、夢みたいだ。バランスを保ったまま、片手をそっと箒から離して頬を掴んでいる方の生徒の手首を握り )

・・・我儘を聞いてくれてありがとう。想像していたよりずっと、ずっと綺麗だった──キミに何も返せないことだけが心残りだけれどね





最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]版権(元ネタあり)なりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle