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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
責任者V [×]
2022-12-09 20:42:58
____意識が途切れた先の未来、薄暗い籠のなかで、被検体《きみ》は目を覚ます。
----しばらく静かに見守っていてほしい。
1:
責任者V [×]
2022-12-09 20:46:53
Ⅰ《 前置き 》
バイタルサインいずれも正常値。これは予想以上の成果。 ----ようこそ、被検体。
水槽の中で巡るきみは、やがて目を覚ました。外界にて喪失した生体情報をコピーし創り出された人造人間──それがきみだ。
つまりきみのオリジナルは死しているわけだが、きみのオリジナルの最期がどうであれ、もはや関係ない。きみの持つ記憶及び感情は全て偽物であり、なんの意味も持たない。
被検体、きみは私達に造られた存在だ。逃亡することは許さない。
被検体、きみに許されているのは職員との接触のみだ。勝手に外出することは許さない。
被検体、もしも職員との内通が見られた場合、即座にきみの身を始末する。くれぐれも組織を裏切ることのないように。
2:
責任者V [×]
2022-12-09 20:48:42
Ⅱ《 指名職員一覧 》
■□ --友好的な職員-- □■
彼らは被検体に友好的に接するだろう。『連れ出して』と頼みこめば、ルールを破ってでも了承するに違いない。 ただし、その代償はよく考えなくてはならない。
【 傲慢 】リーフォ
「 被検体、今日も美しいな。俺にしてほしいことがあるか?ない?なんでもいいんだぞ 」
被検体を崇拝する存在として扱っている。被検体のすべてを全肯定する反面、見捨てられたと判断すれば反動は誰よりも大きい。
生体情報:175cm程度。暗めの青い短髪に薄い水色の瞳。一見落ち着いた堅苦しい見た目を裏切るように、被検体に対し妄信的。至ってノーマルな着こなしの白衣のポケットには、被検体について綴った日記が入っている。白衣の下は身体に沿う黒いインナーにスキニーパンツ。見た目の年齢は20代後半。
【 色欲 】ヴァロ
「 被検体ちゃん、居る?……ふふ、怯えないでよ。取って食ったりなんかしないから、俺 」
被検体を性愛の対象として見ている。まるで恋人のような触れ合いを望み、その生を慈しむ。
生体情報:180cm程度。輝かんばかりの金髪を横で緩く一つ結びにしている。青色の瞳は甘ったるく弧を描き、少し軽薄な印象。白衣は改造しており、腰に引っ掛かるようなデザインは機能性を完全に無視したもの。白衣の下は黒いタートルネックにベルトで留められたストレートパンツ。見た目の年齢は20代後半。
■□ --中立的な職員-- □■
彼らはルールに忠実だが、被検体を害そうとはしないだろう。
【 暴食 】ケリル 「 おはよう、被検体。……お腹は空いていない?うん、君を見ているとそう言いたくなる。よだれなんて垂らしてないよ 」
被検体を食物として見ている。職務に忠実なのは欲求を抑え込むためかもしれない。
生体情報:170cm程度。指通りの良い白髪は肩より少し短く、蜂蜜を溶かしたような金色の瞳を持つ。きちんと白衣を着用し、前のボタンをしっかり閉めている。白衣の下は灰褐色のスリーピーススーツ。時折黒縁の眼鏡を掛けるが、度は入っていないようだ。見た目の年齢は25歳程度。
【 怠惰 】ベール
「 あー……何?もう一回言って。僕、聞き逃すこと多いんだよね…… 」
被検体を堕とすべき存在として見ている。情報を集めることや世話をすることを放棄しがちで、ぼんやりとしていることが多い。感情にリミッターを掛けている。
生体情報:165cm程度。淡く柔らかい茶色の髪と常に眠そうな栗色の瞳を持ち、職員の中で最も幼い見た目をしている。白衣はぶかぶかで袖が余る。白衣の下は白シャツにサスペンダー付きズボン。見た目の年齢は10代後半。
■□ --対立的な職員-- □■
彼らは被検体に辛く当たるだろう。協力を取り付けるのはかなり難しい。
【 憤怒 】ドラグ
「 ああ?お前、誰にでも愛想振りまいてんじゃねえぞ。二度とそこから出さねえようにしてやろうか 」
被検体に暴力的な愛を抱いている。圧倒的な支配欲ですべてを束縛したがる。
生体情報:195cm程度。燃え盛るような刈り上げられた赤髪と、猛禽類のような灰色の瞳を持つ。粗野な言動と違わぬ荒々しく筋骨逞しい容姿。白衣の下は囚人服じみたオレンジの作業着。見た目の年齢は20歳程度。
【 嫉妬 】レド
「 次はこの実験薬だよ。耐えられるよね?俺のかわい子ちゃん? 」
被検体に対して敵意を孕んだ愛憎を抱いている。誰よりも実験に意欲的であり、被検体はかなりの負担を強いられる。
生体情報:170cm程度。所々に緑のメッシュが入れられた黒髪、鋭い緑色の瞳に前髪が掛かる。常ににやにやと口を開けているため、尖った歯が露出している。白衣の下は黒いシャツに白いネクタイ。見た目の年齢は25歳程度。
■□ ---管理者--- □■
【 強欲 】リン
「 やぁ。元気にしてるかい、私の被検体。 」
被検体を被検体としてしか見ていない。
生体情報:185cm程度。短く整えられた黒髪に感情の伺えない黒い瞳。怜悧に整った見た目はロボットのよう。見た目の年齢は20~35歳程度。時と場合によって変わる。白衣の下は認識できない。
3:
責任者V [×]
2022-12-09 20:49:52
Ⅲ《 施設一覧 》
■□ 被検体培養槽 □■
スタート地点。おどろおどろしい緑色の液体が管の中に満たされている。管、つまり培養槽は、被検体の何十倍もの大きさである。被検体はその中で、ゆっくりと目を覚ますはずだ。培養槽は頑丈なガラスで構成されていて、破壊することは不可能。 培養槽の外側に見える景色は、「薄暗く埃の舞う空間」「割れた試験管の数々」「破れて散らばった紙」「露出している、もう動かない古びた機械」等。 被検体は培養液の満たされた培養槽の中で自由に動くことが出来る。培養槽は無味無臭、また口内に液が入ってくることはない。液と認識させているだけで、性質は空気と同じものだからである。
■□ 書庫施設 □■
職員には閲覧が許されている。被検体は実験時・あるいは許可が出た時のみ閲覧が許される。 出入り可能:全職員
■□ 禁書施設 □■
組織の深部についての情報が記されている。 出入り可能:リン・ベール・レド
■□ 実験施設A □■
植物についての研究施設。ただし繰り返される実験により極めて攻撃的な植物・肉食性の植物等も誕生しているため、注意が必要。
出入り可能:全職員
■□ 実験施設B □■
動物についての実験施設。多種多様な動物が飼われているが、『純粋』な種は少ない。檻の向こうには足を踏み入れないように。
出入り可能:全職員
■□ 実験施設C □■
????の並んだ実験施設。
出入り可能:リン以外の全職員
■□ 各職員の部屋 □■
各職員に与えられている部屋。もしきみが培養液で眠ることを拒否するのなら、対象職員の部屋で眠ることとなる。
出入り可能:全職員
■□ 庭園 □■
春夏秋冬の巡る偽物の庭園。時々によって様相が変わる模様。雨が降ることはない。
出入り可能:全職員
■□ 外側の世界 □■
出たいの?本当に?
4:
責任者V [×]
2022-12-09 20:51:22
Ⅳ《 ルート情報 》
交流の方向性をお選びください。途中変更・併用可能です。また、無登録であれば自動的に諦めのルートになります。
ルート:恋愛
特定の職員と恋愛関係となる、恋愛色強めのルート。
※行動選択ミスの場合、死亡や監禁エンドになる可能性あり。恋愛関係成立の際、逃亡フラグが成立する。逃亡の手を取るか、拒否するかでエンドが分岐
※ハーレムルートも可能だが、難易度が高いためお勧めしない
ルート:友愛・家族愛
特定の職員と恋愛感情以外の絆で結ばれるルート
※基本的な流れは恋愛ルートに準拠
ルート:革命
組織に反旗を翻し施設を壊滅させる、秘密を探るルート
※ある職員の好感度が低い場合や、事前準備が不足する場合、失敗の可能性あり
ルート:諦め
全ての運命を受け入れ培養液の中で「なにか」を待つ、雑談ルート
ルート:創設
被検体の提案するルート。ご自由にご提案ください
5:
責任者V [×]
2022-12-09 20:54:27
Ⅴ《 被検体情報 》
名前:
年齢:(下限12)
性別:(無性・両性具有不可)
容姿:(人間の特徴から逸脱しないようお願いします)
備考:
登録の有無:(前回からの続きをご希望される場合は登録をお願いいたします)
指名の職員: (変更・複数可)
希望ルート:(無登録であれば必要ありません。また、メリーバッドエンドなど、エンドの方向性がお決まりであればここにお記しください。基本的にはハッピーエンドを目指す体で進めております)
展開の要望:(取り合われたいなどの特別な希望があればご記入ください)
開始ロル:(どこかで意識が途切れ、培養液で目を覚ます場面をお願いします)
《 被検体に関すること 》
一、被検体は時折、人ではないナニカの特徴を獲得するかもしれない。例えばそう──翼が生えたりだとか?
一、被検体は培養液の中に閉じ込められている。脱出したければ職員の協力を取り付ける必要がある。
一、職員はそれぞれ、被検体に歪んだ関心を抱いている。簡単に彼らに気を許せば、たちまち地獄の底へ真っ逆さま
6:
責任者V [×]
2022-12-09 20:55:32
Ⅵ《 規約と形態 》
一、ロル形式はおよそ50文字の短から無制限
一、指名式・ドッペル式。指名被り可
一、置きレス進行・無言30日経過で登録解除
一、一定の周期で被検体に変化が訪れる。これは強制選択式である
一、エンドを迎えれば物語は終了する。時間を巻き戻し新たな世界線に移行するか、思い出として飾るかは被検体次第
一、施設・人物等は追加変更の可能性あり
※登録された方について、二回目の訪問時からはPFをご提出いただかなくても大丈夫です。最終レスのナンバー、指名職員、お名前をご提示ください。
《 誓約書 》
一、ルール及び世界観を守ること
一、相性によりお断りの可能性あり
一、規約等は追加変更される可能性あり
一、管理の都合上人数制限を設けさせていただく場合あり
以上誓約書にご同意頂ける方は、名前の欄にお好きな花の名前をご記入ください。
7:
責任者V [×]
2022-12-09 20:59:02
《 情報目次 》
>1 Ⅰ--- 前置き
>2 Ⅱ--- 指名職員
>3 Ⅲ--- 施設情報
>4 Ⅳ--- ルート情報
>5 Ⅴ--- 被検体情報
>6 Ⅵ--- 規約と誓約書
以上でレス解禁とします。ご質問等はいつでもお答えしますので、気軽にお尋ねください!
8:
名無しさん [×]
2022-12-10 05:55:36
(/好みど真ん中のトピックをありがとうございます!!質問なのですが、被検体達はオリジナルの記憶を全て受け継いでいるのでしょうか。何らかの原因で不完全なことなどもありえますでしょうか。)
9:
預言者V [×]
2022-12-10 08:42:47
>8
(ご質問ありがとうございます!記憶については被験体ごとに個体差があると考えています。そのため名無し様が仰ったように、記憶を全て受け継いでいる場合もあれば、不完全な場合もあり得ます。)
10:
匿名さん [×]
2022-12-10 13:54:41
(/素敵トピを発見し、是非参加を希望したいと思っているのですが、被検体は目覚めた時から被検体という自覚があるのでしょうか?それとも目覚めた時は人造人間という自覚もなにもなく、職員と交流していくうちに自分がそう扱われているということを知っていくのでしょうか?)
11:
預言者V [×]
2022-12-10 18:40:02
>10
(ご質問ありがとうございます!基本的な職員のスタンスとしては、「被検体は、教えられるまで被験体としての意識はない」と考えています。しかしながら「被検体としての意識を生まれ持つ方」がいないとは限りません。これもまた個体差になります)
12:
勿忘草 [×]
2022-12-10 20:05:18
《 被検体情報 》
名前: ミカエラ
年齢: 20歳
性別: 女
容姿: 濡羽色の髪は腰までの長さで、毛先に向かうにつれて波打つようにウェーブがかっている。真っ直ぐに下ろせば鎖骨まで届く前髪は右分けでゆるくかきあげ気味にしており、毛の束が右目にかかりがちではあるが完全に隠れるほどではない。冷徹な印象を与えがちな吊り目は長い睫毛に縁取られており、瞳は紅玉のような深紅。日焼けを知らないような白い肌を持ち、身長は160cmで、体付きは女性らしいしなやかで細いラインを描いている。服装は与えられたものならばなんでも着るが、目覚めた時から身に付けていたロング丈の白いワンピースが一番動きやすくて気に入っているらしい。
備考: 記憶に関しては時折混濁が見られるものの、ある程度は正確に保持している。死の間際に関しては特にノイズが見られ、命を散らすこととなったその日の出来事で覚えているのは曇り空と鴉の群れのみ。オリジナル本人ではなくとも死は強烈であったようで、それに対しての恐れが見られる。性格は落ち着いていながらも時折人恋しくなって擦り寄ったり、かと思えば他に興味を示したりするような気紛れで気儘な猫のよう。
登録の有無: 有り
指名の職員: ヴァロさん
希望ルート: 恋愛ルート
展開の要望: ゆくゆくは取り合い要素があれば嬉しいですが、流れに身を任せたいと思っています。
開始ロル:
ここ、は──?私は一体なにをして……。
(最後に見たのは孕んだ水分を今にも下界へと落とさんとしている灰一色の曇天と、特徴的な嗄れた鳴き声を響かせながら空へと羽ばたいていく無数の鴉たち。その後なにがあったにせよ、覚えているのはそこまでであった。次に意識が浮上した時には、景色は一面の緑で。時折視界の端に映り込む黒い毛先はこの妙な液体の中で靡いているからであろうが、不思議と溺れることはなく。緑に阻まれて全貌は掴めないが、どうにも異質な空間に身を置いていることに気が付き、明らかに困惑の表情を浮かべて。なにがなにやらと混乱する頭の中でも状況を掴もうと、水泳の要領で液を手でかいてどうにか進み、己を閉じ込める水槽とその外を隔てるガラス壁へ手を伸ばして近づこうとし)
(/初めまして。人造人間と職員という仄暗いながらも陰りのある美しさに溢れた世界で是非とも素敵な職員様方とお話を紡がせていただきたく、PF提出を失礼いたします。初回のためロルが長くなってしまいましたが、やり取りのなかで長さはまちまちに変動していくかと思います。お手隙の際にご確認いただけますと幸いです)
13:
水仙 [×]
2022-12-10 22:37:10
《 被検体情報 》
名前:テイア
年齢:17歳
性別:女
容姿:癖のない白銀の髪は足先よりも長く伸びており、前髪も同様の長さのためセンター分け。ぱっちりとした円らな瞳は右目が空色で左目が若草色のオッドアイ。身長153cmで、少女と女性の狭間のような華奢な体型。見目や服装にはあまり頓着しないが、白衣に対しては憧れがある様子。
備考:少なくとも本人目線では意識の連続性を有しているため、「オリジナルとは別物」と言う自覚はない。その上で自身の置かれた状況に疑問を持っている様子もなく、研究や実験にはかなり協力的。しかし会話の節々で認識のずれを覗かせることもあり、事実を正確に把握している訳ではないことが伺える。実験結果の共有や職員の見解をせがむ程度には好奇心や知識欲が旺盛で、人の話を聞いたり本や資料を読むのが好き。培養槽に近づく者があれば、きっと誰彼構わず話しかけるだろう。
登録の有無:有り
指名の職員:ベール様
希望ルート:恋愛ルート
展開の要望:革命ルートのように施設の壊滅とまではいかなくとも、交流の中で組織の秘密を探るような動きもできたらと考えております。また、可能であれば様々な職員様とお話してみたいです。
開始ロル:
――……あれ、別の場所?……って、何この緑の。液体のような、気体のような……?
(ふと意識が浮上すれば、目の前に広がるのは見知らぬ光景。緑のフィルターがかかったような世界にぱちぱちと瞬けば、さして驚いたような様子もなく欠伸を一つ。しかし自身の身体が水中に揺蕩っているような、あるいは宙に浮かんでいるような状態であることに気が付けば、寝起きのぼんやりとした瞳に光が灯って。掲げた手を動かせば確かに液体の感覚が伝わってくるにも関わらず、発した声は確かに空間に響いているように感じられる。矛盾する二つの感覚に首を捻りながらも緑色の何かを掻き分けるようにして身体を前へと進めれば、やがて空間の終わり、分厚いガラスへと行き当って。強度を確かめるように軽く握った拳の背でこつこつと叩いては、ガラスに反射する自身の姿にここまでで一番驚いたように瞳を丸め、それからやや不満そうに眉を寄せて)
わ、髪が伸びてる……!もー、またテイアに何も教えてくれないんだから。
(/初めまして、こんばんは!一読して引き込まれるような世界観と、謎に包まれた施設や魅力的な職員様方に惹かれ、参加を希望いたします。お手隙の際にPFをご確認いただけましたら幸いです。)
14:
匿名さん [×]
2022-12-11 03:30:21
(/はじめまして。PFの作成にあたり一点お伺いさせてください。
被験体の服装に関してですが、これは意識を失う直前と同じ格好で培養液に入っているものと思ってよいのでしょうか?それとも身に覚えのない検査着に着せ変わっていたり、服はそのままだが靴や装飾品がなくなっていたりなど、培養液の中で目覚めたときの格好について決まっていることがありましたら、お手すきの際にでもお答えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします…!)
15:
百合 [×]
2022-12-11 07:46:30
名前:サーヤ
年齢:13
性別:女性
容姿:150cm程度。ミルクティー色のふわふわした髪を胸までの長さで下し、白ウサギのような赤い瞳を爛々と輝かせ、にっこりと笑って活発な印象を与える。折れそうなほど痩せており凹凸のない薄い体をしている。
備考:喜怒哀楽に素直な年相応もしくはある程度年齢より幼い性格の少女。オリジナルの記憶がほとんど無い。名前と、なんとなく外の世界への恐怖を覚えている。いつも明るく、楽しそうに外の世界はどんなだといいなと想像して楽しんでいる。希望に満ち溢れているようにみえるが実はその逆で、本気で外の世界には微塵も出たくない。もし本当に出て外の世界が自分の想像を裏切るようなものだったが、それこそ絶望してしまうから。施設でこのまま命の灯が消えるのを待っている。実験も何もかも大嫌い。だが職員の言うことには軽く苦言を言いながらも抵抗はしない。職員にも友好的であり、優しく誰にでも何もかもを受け入れる。そこに個人的な感情は無く、対応の差も無い。何もかもを愛し誰も愛さない。
登録の有無:有り
指名の職員:(/どの職員さんも非常に魅力的で選びがたく、良ければ主様が好みの展開に出来る職員さんを選んで頂けると嬉しいです...!
希望ルート:諦め
展開の要望:今のところは無し
開始ロル:(寒い。苦しい。もう何時間ここに居るだろう。自分は何時間震えているだろう。もう何日も食べていないはずなのに、なぜか空腹を感じない。指の感覚も無くなって来たから、似たようなことだろうか。体育座りから倒れ込むように地面に転がる。ああ、死ぬのか。次は空腹のない人生に、人を愛せる人生に、どうかなりますように。
赤い目をぱちりと開いて意識が戻る。数度瞬きをすると、培養槽の中をきょろきょろしながら少し歩く。随分おかしな所だ。どうしてこんなに視界が緑色なんだろうか。ガラスの外に薄暗い空間が見える。何かの機械などがある。...本当にここは一体なんだ?そして自分は、一体自分は誰だっけ?手のひらをみつめ、体を確かめるように数度握っては開く。)
......ん...ここ、どこ.........?
(/>8の者です。丁寧に回答して下さってありがとうございました!こちらのPFで参加希望です。)
16:
預言者V [×]
2022-12-12 00:25:54
>14
(ご質問ありがとうございます!基本的には意識を失った瞬間と同じ服装であると考えてください。ただし危険物を持ち込まれないよう、『持ち物』は如何なるものであっても没収されています)
17:
ヴァロ/ベール/レド [×]
2022-12-12 00:28:23
>12【 ミカエラ 】#ヴァロ
(音階すらも適当な鼻歌を奏でながら、目指す先は培養槽。どれほどの間、この時を待ち侘びたか──逸る気持ちを抑えながらも、その面持ちは興奮を隠しきれておらず。まるで長年の恋人との逢瀬に赴くような様子の片腕には、淡い青色が折り重なる小さなブーケが抱えられていて。重苦しく埃っぽい空間には不似合いな笑みを浮かべながら、コツコツと革靴の踵を鳴らして彼女の前へ。瞳に映るは培養液の中で揺蕩う被検体。艷やかな黒髪にすいと手を伸ばし、こちらを見据えているであろう彼女に深い青色の瞳を蕩けさせて。伸ばした片手をそのままガラスに擦り合わせ、熱の籠る眼差しを向けながら) 被検体ちゃん、待ってたよ。目覚めの気分はどうかな?
>13【 テイア 】#ベール
ふぁ…… (堪えきれない欠伸が口を衝いて転がり出る。無機質な廊下に散逸した機材の何もかもが鬱陶しく、気怠げな足取りは明らかに「面倒だ」と告げていて。管理システムのアラートが事態を告げたまでは良いものの、指名されたのが己とは予想外だった。白衣の裾を引き摺りながら口元に手を当てて、何事か考えながら培養槽の前へ。頭を上げることすら怠いと言わんばかりに緩慢なペースで動かした頸が、彼女の姿を目にした途端ほんの僅かな動揺を見せる。すぐに眠たげな瞼の奥に隠された瞳には、神秘的な色合いを持つ被検体の姿が焼き付いていて。心臓を落ち着かせるよう跳ねた髪の毛を軽く掻いたなら、その場に座り込んでしまおうか。片腕で膝を抱え込み、袖に隠れた手をひらひらと振りながら) ……目が覚めたんだ?おはよう、被検体。
>15【 サーヤ 】#レド
ハハッ……やったね。ようやっと目を覚ましたな? (息せき切って駆け込んだのは培養槽の佇む空間。乱れる息を整えることもしないまま膝に片手を付き、痩せぎすの少女の前で嗜虐的な笑みを浮かべてみせる。言葉とは裏腹に意地の悪気な響きを孕んだ声が薄暗い室内に落ち、埃に吸い込まれて消えて行った。その手には濁った黒紫の満ちた試験管が握られており、通り道にポタポタと雫が落ちていて。「 本当にツイてるよ、俺が一番乗りなんだから 」独り言のように呟きながら、彼女の赤い瞳を見つめて口元を歪め。培養槽の下部に行儀悪く片足を乗せては、ガラスに顔を近付ける。睨みつけるような、それでいて縋るような──相反する二つの感情が綯い交ぜとなった眼差しは、彼女にどう映るだろう。鋭い犬歯を見せつけては、片手の試験管を派手にガラスに打ち付けて) 初めまして、俺のお姫様!アンタが目覚めてくれて嬉しいよ。
18:
管理者V [×]
2022-12-12 00:32:38
#12 ミカエラ様
ご登録ありがとうございます!《ヴァロ》がお迎えに上がりました。エンドロールまでどうぞよろしくお願いいたします!
また取り合い要素ご希望とのことですが、現時点でヴァロ以外に交流したい職員のご希望はございますでしょうか?場合によっては職員同士の対立・バッドエンドフラグが立つ場合がございますので、ご承知おきくだされば幸いです。
#13 テイア様
ご登録ありがとうございます!《ベール》がお迎えに上がりました。エンドロールまでどうぞよろしくお願いいたします!
交流の方向性についても了解致しました。様々な職員との交流をご希望とのことでしたので、展開の区切りもしくは交流の中で随時登場させたいと考えています。 また秘密の探求についてはメインルートが《恋愛》ですので、《革命》よりは謎の残るエンドになるかと思います!ご承知おきくだされば幸いです。
#15 サーヤ様
ご登録ありがとうございます!指名職員はお任せとのことでしたので、《レド》がお迎えに上がりました。もし他の職員をご希望であれば変更可能ですので、遠慮なくお申し付けください。
エンドロールまでよろしくお願いいたします!
《 情報目次 》
>1 Ⅰ--- 前置き
>2 Ⅱ--- 指名職員
>3 Ⅲ--- 施設情報
>4 Ⅳ--- ルート情報
>5 Ⅴ--- 被検体情報
>6 Ⅵ--- 規約と誓約書
《 登録被験体 》
(>12)《恋愛》
#12 ミカエラ様│ヴァロルート
(>13)《恋愛》
#13 テイア様 │ベールルート
(>15)《諦め》
#15 サーヤ様 │暫定:レド
19:
テイア [×]
2022-12-12 15:31:24
>17 ベール
(ガラスに映る見慣れない自分の姿をまじまじと見つめてから、少し後ろへ下がってくるりとその場で一回転。動きに合わせて長い髪が尾ひれのように揺れるのを新鮮な気持ちで眺めていれば、水槽の向こう側に人影が差した事に気が付いて動きを止める。一瞬交わったように思えた視線はすぐに外れてしまい、疑問符を浮かべながらも再びガラスの傍へ。見慣れた白い衣は変わらないが、何だか眠たそうな彼の顔に見覚えはなかった。突然座り込んでしまった事には驚きつつも、目線を合わせるように自らもまた水底へと沈んでいけば、無機質な床にそのままぺたんと腰を下ろす。掛けられた声にぱっと花開くような笑みを向けたなら、元気な挨拶と共に手を振り返し、自身を取り巻くあれこれを興味深そうに眺めて)
おはよー!今度のお部屋は……なんか随分と荒れてるみたい?それに、この緑やつも不思議!水みたいなのに、テイア溺れないんだよ!
(/参加許可並びに、お迎えありがとうございます!こちらこそエンドロールが流れるまで、どうぞよろしくお願いいたします…!
交流の方向性につきましても、ご了承いただき感謝いたします。謎が残るエンドとなることも承知いたしました!現時点では考えていないのですが、もしテイアが謎を追うことを選んだ場合は、途中変更や併用のご相談をさせていただくかもしれません。その際はどうぞよろしくお願いいたします…!)
20:
ミカエラ [×]
2022-12-12 18:55:29
(境界へと近付くにつれ、培養槽を取り囲む部屋の実態も徐々に明らかになっていく。至る所に放棄されている古びた機械をぼんやりと眺めていれば、硬い靴音とともに影が動く。暗がりの中から現れた人影は、随分と見目麗しい男であった。奇妙な場所に知らない人間と来れば一瞬は警戒の表情を顕にしたものの、冷たいガラス壁越しでも熱量が伝わってくるその眼差しに悪意や欺瞞は感じられず、彼の手のひらへそっと自身も手を寄せて。そこで初めて、彼が小ぶりな花束を抱えていることに気が付く。まるでささやかな祝いの場にでも贈るようなブーケに目を留めていれば、"被検体"という呼称に怪訝そうな面持ちを見せて、瞳を伏せ。しかしすぐにゆるりと瞼を持ち上げればガラス壁へとくっと顔を近づけ、彼と視線を交わらせ小首を傾げてみせる。そこに浮かぶ感情は不快感と言うよりも、未だ目覚めたばかりで事の把握もできていないが故の純粋な疑問で)
目覚めは悪くないけれど、被検体…?ねぇ貴方、それは私のことかしら?
(/参加許可およびお迎えありがとうございます!また、注意点等々についてもかしこまりました。取り合い要素についてはあれば嬉しいのですが、素敵な世界観の中で職員様と紡いでいくお話を最優先で堪能したい所存ですので、展開的に無理があったりする場合は特に発生せずとも問題ございません。できるだけ多くの職員様方と交流を重ねていきたいというのが本目的ですので…!
また希望の職員様についてですが、よろしければヴァロさんとのやり取りが一段落ついた後、二回目に訪問させていただく際に決めてもよろしいでしょうか…?)
21:
サーヤ [×]
2022-12-13 08:21:42
>17 レド
(何にせよここがどこなのか分からないとなあと呑気に考えていると、荒々しく駆け込んでくる誰かを見つける。丁度いい、あの人に聞こうとガラスの壁に近付いて行く。息を荒くして自分を見て笑う男に、多少困惑を覚えると、首を傾げて、ぺたりと膝立ちになってこちらも男を見つめ返す。誰?という疑問が込められた視線を向け、目を合わせて男を観察する。緑色が綺麗だが、そこには何か複雑などろどろした何かが込められている気がした。なぜだろうか、自分はこのような目を知っている気がする。男に面識はない。しかし、同じような感情が交じった目を、どこかで向けられたような気がするのだ。おかしいな、自分が何者であるかも覚えていないと言うのに。そんなことを考えていると、固い物がぶつかり合う時に出る、ガン!という音が響く。突如のことに驚き、ビクッとして目を瞬かせ少し肩を震わせれば、男に声をかけられる。お姫様?目覚めてくれて嬉しい?もしかして、自分はこの人の友人か何かだったのだろうか。怪我をして治療してもらった、とか色々と考え付く。話しを聞いて状況を把握しようと思うと、口を開き答える。)
えっと、よ、良かった、ね?あの、ここどこ?私なにも覚えてないの......
(/参加許可とお迎え有難うございます!レドさんかっこいいです。うちのサーヤとの交流をどうか楽しんで頂けると嬉しいです!)
22:
鈴蘭 [×]
2022-12-13 08:43:51
名前:ノア
年齢:19歳
性別:女
容姿:薄桃色のロングヘア。緩やかに波打った髪は肩甲骨を覆い隠す程度の長さで、三つ編みハーフアップにアレンジされている。重めの前髪は右流し。どこか自信なさげに見える垂れ気味の瞳は翡翠色、伏せがちな長い睫毛が影を落とす。身長156cm、死に至った際の服装は至ってシンプルな黒基調のクラシカルワンピースにストラップシューズ。
備考:持ち合わせている記憶は、冷たい水に沈み死にゆく瞬間のみ。ネガティブで自虐的。それが生まれ持った性質か、育った環境によるものかは不明。それ故に主張も強い方ではなく、職員達には友好的……というよりも従順で、実験に抵抗を見せることはまずない。外界への興味は多少あれど、実際に出たいという願望は差程ない様子。
登録の有無:有り
指名の職員:リーフォさん
希望ルート:恋愛(基本的にはハッピーエンドを目指しつつ、最終的に外に出る出ないに関わらずメリーバッドエンドも視野に。)
展開の要望:今の所なし。
開始ロル:
……あれ、…え…どうして、──……ッ!?(冷たい水に体温が奪われる、酸素が薄くなり息苦しい。いよいよ意識も遠のいてゆき、もう二度と目覚めることはない──はずだった。ぱちり、何故か再び持ち上がった瞼の先に広がる緑色の世界に暫し呆然と数回瞬き、我に返った瞬間取り乱して伸ばした腕はがん、と鈍い音を立てて厚い硝子にぶつかって。「……痛い。」思わず呟きながらゆっくりと手を胸元に引き寄せつつ、死してなお働く痛覚と見覚えのない景色に落ち着かない様子で辺りを見回す。…そもそも、自分はどういった人間で今まで何をしていたんだっけ。余計に混乱を引き起こす疑問が浮上してしまえば、小さく溜め息を零し肩を落として。)
23:
鈴蘭 [×]
2022-12-13 08:46:36
(/>22の者です。貴重なスペースを消費してしまい大変申し訳ございません、挨拶の方が含まれておりませんでした……!怪しくも魅力的な世界観と職員様たちに惹かれ、ぜひお相手をさせていただきたく参加希望失礼いたします。稚拙なものにはなりますがお手隙の際にご確認、ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!)
24:
名無しさん [×]
2022-12-13 11:10:34
(/はじめまして、こんにちは。素敵な世界観で、是非参加を希望したいのですが、pfを作成するにあたり被検体情報についてひとつ質問させてください。
『被検体は時折、人ではないナニカの特徴を獲得するかもしれない。例えばそう──翼が生えたりだとか? 』とありますが、これはお話が進行する中で獲得するものに限りますか?被検体として目覚める段階から、人では無いナニカの特徴を具有することは可能でしょうか。
お手隙の際にご回答頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。)
25:
紫苑 [×]
2022-12-13 11:42:27
名前:ギニー
年齢:20y
性別:女性
容姿:ちょうど胸を覆うくらいの長い黒髪が、重力に従って真っ直ぐ伸びている。軽く梳いた前髪は目に掛からないギリギリで揃えていて、左目の真ん中あたりで分けた方を耳にかけている。
末広二重の黒い瞳はやや猫目がちで、睫毛が長く上向きなことを気に入っているが、左目周辺に黒子がいくつか散っていることを気にしている。鼻や唇の造形に大した特徴はないが、どちらかというとやや小ぶり。眉は細すぎず太すぎず柔らかなアーチを描いており、全体的に派手な顔付きではない。色白で輪郭は卵型。
淡いネイビーの簡素なキルトワンピースに身を包んでおり、丈は膝が隠れる程度。装飾品の類は一切なく、裸足。身長170cm。
備考:最後の記憶は「自宅のベッドで眠りについた」ことなので、死んだ自覚もなければ人造人間にされてしまった自覚も全くない。それ以前の記憶を正確に保持しているため、培養槽で目覚めた直後はしばらく混乱した様子を見せると思われる。眠りについたあと死んだのだと聞かされれば、睡眠中の突然死を疑うだろう。セキュリティのセの字もない安アパートに住んでいたため、悪意を持った何者かの侵入を許した可能性もなくはないが。
親戚付き合いをしない母子家庭の一人娘として育ったが、高校生のときに母が亡くなってしまったため身寄りがない。保険金で大学に通ってはみたものの、将来の夢も親しい友人もおらず、ただなんとなく生きていた。
登録の有無:有り
指名の職員:リンさん
希望ルート:恋愛ルート
展開の要望:恋愛関係が成立したリンさんと共に施設から脱出できればそれが一番ですが、場合によっては友好的な職員の手を借り単身で脱出することも視野に入れています。ギニーが施設の情報を掴み脱出を企てていることに気付いた好感度不足のリンさんに殺害されてしまうバッドエンド、リンさんからの好感度は足りていたものの対立的な職員に気付かれ殺害されてしまう悲恋エンドなどでも全然美味しいです!最終的な目標は情報を拾いながら決めたいと思っています。
開始ロル:
( 安アパートの二階、狭いワンルームの角にこじんまりと設置されたロフトベッドの上。いつものように、わたしは眠りについただけのはずだった。少なくともわたしの意識の中では、ただベッドに入って、しばらくの後に眠って、そして目を覚ました。それだけのことだった。ところで、人はあまりに驚くと声すら出ないものらしい。起きたての頭が見知らぬ空間で目覚めたことを認識して数秒、呼吸が止まって、胸が詰まったので息を吐いた。……淀みが渦を巻いている。ここから薄ぼんやりとだけ覗える、緑色の視界の先。恐る恐る前進するごとに鮮明になっていくその部屋の有様は、いっそ恐怖すら感じるほど乱雑だった。床に視線を落とすと、嫌な気分は更に加速する。それからすぐに行く手をガラスに阻まれてしまい、確かめるように右手をついた。いかにも頑丈そうである。……いよいよ手持ち無沙汰になってしまって、そっと辺りを見渡した。誰に問うでもなく漏れ出た声は、あまりにも小さく不安げな響きを持っていて)
わたし、どうしてこんな……。
(/こんばんは。>14にて質問させていただいたものです。その節はご回答ありがとうございました!
PFが完成したのでお手すきの際にでもご確認いただければ幸いです。それとロルを練っている最中、追加でいくつか疑問に思ったのですが、被検体には睡眠欲、食欲、排泄欲、痛覚、温度感覚、体調不良などあるのでしょうか?差し支えなければお答えいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします…!)
26:
匿名さん [×]
2022-12-13 21:57:50
(/はじめまして、こんばんは。此方の素敵な世界観に惹かれ、プロフィールを練っている最中なのですが……一つお尋ねしたく、此方に参りました。プロフィール作成、並びにロルについて「これだけは受け付けられない」というものはありますでしょうか?例えば、無口、敬語、女性的な男性(または男性的な女性)、自賛系など……何かありましたら、事前にお教え頂きたく思います。お時間がある時で構いませんので、どうか御回答宜しくお願い致します。)
27:
預言者V [×]
2022-12-14 23:10:40
>24
(ご質問ありがとうございます!目覚めた時点では被検体は「人間」から逸脱した特徴を持ち合わせていません。また、このような特徴は『強制選択式』となっており、物語の中でこちらからご提案させていただく形になりますので、ご了承頂けますと幸いです。少々ネタバレになってしまう為詳細は伏せますが、被検体はあくまで「人間」の姿で目覚めます。)
>25
(ご質問ありがとうございます!基本的には、人間に備わっている機能は被検体にも備わっています。ただし、物語が進むにつれてそれらの機能が失われていくこともありえます。また、病などを患っている場合はそのまま引き継がれる場合もあります。 病などを引き継がれている場合はプロフィールに書いていただけると幸いです。職員もその情報を共有します。)
>26
(ご質問ありがとうございます!ロルやプロフィールについては詳細を述べるのが難しいのですが、ひとまず「物語を進め辛い性格」「他者への確定」はお断りする可能性が高くなる、と申し上げます。容姿については特にございません。相性等言語化しにくいものも含まれ一概には言えませんので、基本的にはご自由に作成していただければと思います!)
28:
ベール/ヴァロ/レド/リーフォ/リン [×]
2022-12-14 23:13:07
>19【 テイア 】#ベール
……元気だね。
(屈託のない彼女の様子にほんの僅かな笑みが浮かぶ。それに気が付けば自身の表情を隠すよう座ったまま背筋を丸め、顔を膝の中に閉じ込めて。もう一度上げた顔は元通りの眠たげな表情で、片手は緩慢に白衣のポケットへ。よれよれの小さなメモ帳を取り出して、胸元に差していたペンで何事かを書きつける。覗き込めば少し乱雑な『経過良好、目立つ不調なし』の文言が目に入るだろう。「……そういえば、君は、何も聞かないの?そんなもんなのかな」書き終えれば僅かに傾げた頸を元に戻して、独り言のようにそんな質問を。彼女の生い立ちは知らされていないが、言動から察するに過去似た場所を経験していたのだろうか。何にせよ自身の役目は変わらない。ペンを持っていた右手を緩々と伸ばし、彼女を閉じ込める培養槽にその先端をコツンと当て)それから、緑のやつ…培養液のこと?そりゃ、溺れるはずないよ。わざわざ死なせる真似、するはずない。
>20【 ミカエラ 】#ヴァロ
そうだよ。被験体ちゃん、良い響きでしょ?
(その唇から紡がれる響きに、内容の精査すらせず気分よさげに肯定を返す。掌を重ね合わせた彼女の視線の先は青い花束から自身の方へ、このまま視界を独り占めしているのも悪くはないが、せっかくの演出を無駄にしたくもない。小さな花で構成されたブーケを片手に掲げ、「これは贈り物だよ」とウインクひとつ。同時に無機質な機械音声が響くだろう。 ----『認証システム作動完了。システムオールグリーン、開閉を許可します』---- 若干ノイズの混じった音声とともに彼女を覆う緑の視界が晴れ、培養槽を満たしていた液がさあっとその姿を消すはずで。背後のガラスはかたりと音を立て、ゆっくりと左右に開いていく。埃っぽいその空間には似つかわしくない恍惚とした笑みで両手を広げ、歓迎の意を表して)ようこそ!出ておいでよ、被験体ちゃん。
>21【 サーヤ 】#レド
どこ?決まってんだろ、地獄だよ。
(動揺した様子の相手にまた哄笑を響かせて、ヒビの入った試験管を強く握り締め。割れた小さな欠片が掌に食い込みじわりと血を浮かべたが、それには頓着しないままで彼女の質問に返答を。食い入るように彼女を見つめ、そしてふと思いついたかのように傍らの機械に手を伸ばす。埃の被った機械には雑然と並ぶくすんだスイッチの数々が取り付けられており、右手が着地したのはやや上方にある小さなボタンであった。左の手で波形を示すモニターに数字を打ち込めば、鈍いオレンジ色のランプが光る。『システムチェック成功。60秒後、投薬を開始します』低く地を這うような重低音で脅しの言葉を投げかけながら)覚えてないなら好都合さ。アンタが元々いた場所がどうであれ、今よりはマシだろうからな。
>22【 ノア 】#リーフォ
……痛い?それは大変だ、被験体!どこが痛いんだ?衝撃で破損したか?薬の作用か?
(端末が反応を示し、逸る気持ちを抑えて赴いた部屋ではちょうど『彼女』が痛みを零していた所で、その意味を理解した途端に大きく叫ぶ。目覚めたばかりの彼女には酷であろう問いかけは、その必死さゆえすぐには不親切に思い至らず。慌てた様子で培養槽の前部に設置された波形を映すモニターに目を通し、猛然と何事かを入力して。「チェック、心臓、コア、胸部、腹部、異常なし……」次々と表示されていく蛍光色の緑を焦った様子で読み上げては、その途中で言葉を途切れさせ。見上げた視界に映る淡い桃色の髪の毛に目を留めたなら、安心させるよう寄せていた眉根を解く。暴走に気が付かぬまま、今にもボタンを押そうとしていて)……腕だな?わずかに赤みが見られる。待っていてくれ、被験体。すぐに痛みを軽減する薬を…
>23【 ギニー 】#リン
ああ、目が覚めた? (イヤホンを通して伝わる小さな独り言に気がつけば、読んでいた本をぱたんと閉じて。彼女の視界からはちょうど死角になっていたであろう部屋の隅、腰掛けていた簡素なパイプ椅子からゆっくりと立ち上がる。座面に革表紙の本を置き、代わりに床に転がしていたペンとバインダーを拾い上げて。人懐こさを感じさせる微笑さえ浮かべながら、気さくに手を振り声を掛け。最も肝心の場所は薄暗い部屋の中であって、それは不似合いな親しみと映るかもしれない。わずかに腰を曲げて対象の様子をまじまじと観察したなら、満足げにひとつ頷いて。不安げな様子に構うことなく三日月の形に象った唇は、それでも真に笑っているようには見えないだろう。後ろで組んだ両腕とともに背筋をまっすぐに伸ばし)……予想以上の成果だね、被験体。私も待っていた甲斐があったよ。
29:
管理者V [×]
2022-12-14 23:15:34
《 質問一覧 》
質問一覧をまとめました!以下適宜ご参照ください。
>8
被検体達はオリジナルの記憶を全て受け継いでいるのでしょうか。
>記憶については被験体ごとに個体差があります。そのため記憶を全て受け継いでいる場合もあれば、不完全な場合もあり得ます。
>10
被検体は目覚めた時から被検体という自覚があるのでしょうか?それとも目覚めた時は人造人間という自覚もなにもなく、職員と交流していくうちに自分がそう扱われているということを知っていくのでしょうか?
>基本的な職員のスタンスとしては、「被検体は、教えられるまで被験体としての意識はない」と考えています。しかしながら「被検体としての意識を生まれ持つ方」がいないとは限りません。これもまた個体差になります。
>14
被験体の服装に関してですが、これは意識を失う直前と同じ格好で培養液に入っているものと思ってよいのでしょうか?
>基本的には意識を失った瞬間と同じ服装であると考えてください。ただし危険物を持ち込まれないよう、『持ち物』は如何なるものであっても没収されています。
>24
『被検体は時折、人ではないナニカの特徴を獲得するかもしれない。例えばそう──翼が生えたりだとか? 』とありますが、これはお話が進行する中で獲得するものに限りますか?被検体として目覚める段階から、人では無いナニカの特徴を具有することは可能でしょうか。
>目覚めた時点では被検体は「人間」から逸脱した特徴を持ち合わせていません。また、このような特徴は『強制選択式』となっており、物語の中でこちらからご提案させていただく形になりますので、ご了承頂けますと幸いです。少々ネタバレになってしまう為詳細は伏せますが、被検体はあくまで「人間」の姿で目覚めます。
>25
被検体には睡眠欲、食欲、排泄欲、痛覚、温度感覚、体調不良などあるのでしょうか?
>基本的には、人間に備わっている機能は被検体にも備わっています。ただし、物語が進むにつれてそれらの機能が失われていくこともありえます。また、病などを患っている場合はそのまま引き継がれる場合があります。 病などを引き継がれている場合はプロフィールに書いていただけると幸いです。職員もその情報を共有します。
>26
プロフィール作成、並びにロルについて「これだけは受け付けられない」というものはありますでしょうか?例えば、無口、敬語、女性的な男性(または男性的な女性)、自賛系など
>ロルやプロフィールについては詳細を述べるのが難しいのですが、ひとまず「物語を進め辛い性格」「他者への確定」はお断りする可能性が高くなる、と申し上げます。容姿については特にございません。相性等言語化しにくいものも含まれ一概には言えませんので、基本的にはご自由に作成していただければと思います!
30:
管理者V [×]
2022-12-14 23:20:26
#12 ミカエラ様(>20)
諸々について承知いたしました!それでは区切りの段階でまた声をかけさせていただきます。楽しんでくだされば幸いです!
#13 テイア様(>19)
諸々について承知致しました!テイア様がお話の中でされる選択を楽しみにしております。 楽しんでくだされば幸いです!
#15 サーヤ様(>21)
レドがお眼鏡にかなったようで何よりです!こちらこそよろしくお願いいたします!
#19 ノア様
ご登録ありがとうございます!《リーフォ》がお迎えに上がりました。エンドロールまでよろしくお願いいたします!
エンドの方向性についても承知致しました。お話の中でのノア様の選択を楽しみにしています!
#25 ギニー様
ご登録ありがとうございます!《リン》がお迎えに上がりました。エンドロールまでよろしくお願いいたします!
エンドの可能性についても承知いたしました。ギニー様が最終的に下される決断を楽しみにしています!
31:
管理者V [×]
2022-12-14 23:22:42
《 情報目次 》
>1 Ⅰ--- 前置き
>2 Ⅱ--- 指名職員
>3 Ⅲ--- 施設情報
>4 Ⅳ--- ルート情報
>5 Ⅴ--- 被検体情報
>6 Ⅵ--- 規約と誓約書
>29 Ⅶ---質問一覧
《 登録被験体 》
(>12)《恋愛》
#12 ミカエラ様│ルート:ヴァロ
(>13)《恋愛》
#13 テイア様 │ルート:ベール
(>15)《諦め》
#15 サーヤ様 │ルート:レド
(>22)《恋愛》
#22 ノア様 │ルート:リーフォ
(>25)《恋愛》
#25 ギニー様 │ルート:リン
32:
責任者V [×]
2022-12-14 23:44:19
>28
申し訳ありません!ギニー様宛のアンカーが間違っておりました。正しくは>25です、申し訳ございません…
33:
匿名さん [×]
2022-12-15 00:50:44
ⅴ《 被検体情報 》
名前 : ネヴァ
年齢 : 25
性別 : 男
容姿 : 杜若色の髪を無造作に遊ばせ、全体に緩くパーマをかけている。頸を隠す程度に伸びた髪と、耳までの前髪を真ん中で分けており、根本を立ち上げた姿は、緩く口角を描く口元と相まって軽々しい印象を与える。切れ長の瞳は垂れ目がちで、施設への信頼と依存で甘く溶けた飴色瞳が覗く。身長は172cmと平均。黒いオーバーサイズのパーカーと白いズボンを合わせたカジュアルな格好で、銀色のネックレスを身につけている。
備考 : オリジナルの記憶は一切といっていいほどなく、自分はここで生まれ落ち、ここで生きていくのが当然であると認識している模様。故に職員や実験に否を唱えることは殆どなく、逆にオリジナルの記憶が無いことによる、過去の自分の空白を埋めてもらえる良い材料だと思っている。実験に応えることこそが自分の生きる意味であり、自分の存在証明だと思い込んでいて、いっそ哀れなほど、従順に首を垂れる姿は滑稽という他ない。記憶こそ受け継いでいないものの、今までの経験や、知識は引き継いでおり、身体能力、会話に問題はない。あくまでもオリジナルに準拠した人造人間であるため、世を知らぬ純情無垢というわけでもなく、逆に即物的で刹那主義なところも。軽薄な物言いとあっけらかんとした態度は、自分がとうの昔に死んでいて、今いる自分は過去をモデルにしただけの紛い物であると知らないからだろうか
登録の有無 : 有り
指名の職員 : ドラグさん
希望ルート : 恋愛または友愛・家族愛
展開の要望 : 上記2つで非常に迷っておりまして…、流れにお任せしていただくことは可能でしょうか…?どちらに転ぶにせよ、ドラグさんの思うように引き摺り回していただけると嬉しいです…!
開始ロル :
(真っ暗な世界にノイズの走る思考。何かが脳裏を過って、すぐ溶け落ちていくような不思議な感覚。揺籠の中でゆらゆらと揺られるような柔らかな感覚に、そのまま意識が遠のいていくようで、消えゆく意識を掴むように、無意識のうちに手を伸ばし____…と、伸ばした手がごつり、と何か硬いものに当たった感触ではっと目が醒めた。寝起きの頭に入り込んできたのは、一面の緑。あまりの異質さに数度瞬く。それでも眼前に広がる光景は変わずそこにあって。その緑に自分の身すらも呑み込まれそうな不安感が襲われる。まず、ここはどこだ。どうしてこうなった。そして自分は一体何をしていたのか__…そう記憶を辿ろうとして、はた、と動きを止めた。……思い出せないのだ。何一つ。途端にずきり、と走る頭痛と、微かに浮かんでは消える映像を振り払うように目を瞑る。不思議と混乱はなかった。どこか空事のように空虚で曖昧な感覚。恐怖などは微塵もなく、そっと目を開けると、目の前の硬いもの__ガラスに反射する自分の顔。見覚えのないその顔の神妙な表情とばっちり目が合うが、それもどこか他人事のようで他人と顔を合わせているような感覚に近い。しげしげと自分の姿を眺めては、葛藤もなくのんびりとした口調で呟いた、)
うーん、…まったく見覚えがないなこりゃ。…誰だ。これ。
( / すでに大勢の参加者様がいらっしゃる中失礼致します。とても心惹かれる設定に、前々から参加させていただきたいなと拝読しておりました…!よろしければpfを確認のほどお願いいたします。
それと、オリジナルの記憶について、不完全な場合もあるとのことでしたので、ほとんど受け継がれていない、という設定を練ってしまったのですが、それにより進行が難しい、相性が合わないようでしたら遠慮なく蹴ってくださいませ…!
また、教えられるまで被験者であるということを知らない。とのことでしたので、自分が「被験者であるということを知らない」という前提で備考欄を書き上げております。それもまた問題があれば仰っていただけると幸いです。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。)
34:
責任者V [×]
2022-12-15 20:38:07
>33
(ご訪問ありがとうございます!プロフィール等に問題はないのですが、同意のサインを頂けていないようです。お手数おかけしますが、再度トピックの目次をご確認頂けますと幸いです)
35:
ギニー [×]
2022-12-15 21:25:27
>28 リンさん
( 肩が跳ねる。声がした方へ視線をやると、部屋の隅にいたらしい男がこちらに向かって手を振っていた。驚きで半歩後ろへ仰け反り、ガラスについていた手を離してしまう。その手の置き場に一瞬悩んだ後、胸の上へと引っ込めた。……背の高い人。夜色の髪と目を持っていて、まるでざわめきというものがなかった。静謐さだけを湛えたような姿とでも言うべきか。彼は笑った顔をしているのに、わたしはなぜだか"冷たい"と思った。その下が一切覗えない白衣も、隙のなさを表しているようで怖かった。彼はこちらを覗き込むように腰をかがめ、混乱と恐怖でないまぜのわたしと見つめ合うこと数秒。どこか満足そうに発された言葉の意味は何一つわからなかったが、それを抜きにしたって聞きたいことは山ほどある。まずあなたは誰なのか、ここがどこなのか、そしてわたしはなぜここにいるのか……どうしたって知らねばなるまい。意を決したように一呼吸。わたしは恐る恐る口を開いて )
あの、あなたは……。ここは一体、どういう……?
(/細やかなご回答ありがとうございます。諸々承知いたしました!
持病に関してですが、ギニー本人が自覚しているものは特に何もありません。自覚症状のない病が潜んでいる可能性は否定できませんが、本人としてはこれまで大病の経験もなく、おおむね健康のつもりです。
それと一点お願いがあるのですが、リンさんは外見年齢が変化するとのことなので、現在の外見年齢を教えていただけると大変助かります。ロル内外どちらでも構いませんので、差し支えなければよろしくお願いいたします…!)
36:
菖蒲 [×]
2022-12-15 21:27:16
>34
ⅴ《 被検体情報 》
名前 : ネヴァ
年齢 : 25
性別 : 男
容姿 : 杜若色の髪を無造作に遊ばせ、全体に緩くパーマをかけている。頸を隠す程度に伸びた髪と、耳までの前髪を真ん中で分けており、根本を立ち上げた姿は、緩く口角を描く口元と相まって軽々しい印象を与える。切れ長の瞳は垂れ目がちで、施設への信頼と依存で甘く溶けた飴色瞳が覗く。身長は172cmと平均。黒いオーバーサイズのパーカーと白いズボンを合わせたカジュアルな格好で、銀色のネックレスを身につけている。
備考 : オリジナルの記憶は一切といっていいほどなく、自分はここで生まれ落ち、ここで生きていくのが当然であると認識している模様。故に職員や実験に否を唱えることは殆どなく、逆にオリジナルの記憶が無いことによる、過去の自分の空白を埋めてもらえる良い材料だと思っている。実験に応えることこそが自分の生きる意味であり、自分の存在証明だと思い込んでいて、いっそ哀れなほど、従順に首を垂れる姿は滑稽という他ない。記憶こそ受け継いでいないものの、今までの経験や、知識は引き継いでおり、身体能力、会話に問題はない。あくまでもオリジナルに準拠した人造人間であるため、世を知らぬ純情無垢というわけでもなく、逆に即物的で刹那主義なところも。軽薄な物言いとあっけらかんとした態度は、自分がとうの昔に死んでいて、今いる自分は過去をモデルにしただけの紛い物であると知らないからだろうか
登録の有無 : 有り
指名の職員 : ドラグさん
希望ルート : 恋愛または友愛・家族愛
展開の要望 : 上記2つで非常に迷っておりまして…、流れにお任せしていただくことは可能でしょうか…?どちらに転ぶにせよ、ドラグさんの思うように引き摺り回していただけると嬉しいです…!
開始ロル :
(真っ暗な世界にノイズの走る思考。何かが脳裏を過って、すぐ溶け落ちていくような不思議な感覚。揺籠の中でゆらゆらと揺られるような柔らかな感覚に、そのまま意識が遠のいていくようで、消えゆく意識を掴むように、無意識のうちに手を伸ばし____…と、伸ばした手がごつり、と何か硬いものに当たった感触ではっと目が醒めた。寝起きの頭に入り込んできたのは、一面の緑。あまりの異質さに数度瞬く。それでも眼前に広がる光景は変わずそこにあって。その緑に自分の身すらも呑み込まれそうな不安感が襲われる。まず、ここはどこだ。どうしてこうなった。そして自分は一体何をしていたのか__…そう記憶を辿ろうとして、はた、と動きを止めた。……思い出せないのだ。何一つ。途端にずきり、と走る頭痛と、微かに浮かんでは消える映像を振り払うように目を瞑る。不思議と混乱はなかった。どこか空事のように空虚で曖昧な感覚。恐怖などは微塵もなく、そっと目を開けると、目の前の硬いもの__ガラスに反射する自分の顔。見覚えのないその顔の神妙な表情とばっちり目が合うが、それもどこか他人事のようで他人と顔を合わせているような感覚に近い。しげしげと自分の姿を眺めては、葛藤もなくのんびりとした口調で呟いた、)
うーん、…まったく見覚えがないなこりゃ。…誰だ。これ。
( / 大変失礼いたしました…!1番大切なところを忘れてしまい申し訳ありません…!まだご検討いただけるのであれば、今一度確認のほどよろしくお願いいたします。)
37:
テイア [×]
2022-12-16 00:15:44
>28 ベール
(彼の表情に微笑みを見たと思った、次の瞬間。唐突に突っ伏すような体勢をとったのを不思議そうに見つめ、数秒の後に笑みの色がきれいさっぱり失われたことにぱちくりと瞬く。どうしたの、と喉元まで出かかった問いは、彼が何かを綴り始めたことによってタイミングを失ってしまった。故に、シャイな人なのかもしれないし、単に寝不足なのかもしれない――などと適当な解釈をしつつ、『経過良好』の文字には同意するように頷いて。それから投げかけられた質問に少し考えるような素振りを見せては、続く彼の言葉にあっけらかんと笑い。「ふふふ、それもそっか!死なれたら困るって、みんないつも言ってるもんね」納得の理由に訳知り顔で頷いて、軽く床を手で押せば身体はふわりと浮かび上がる。両膝を抱えるような体勢で彼のことを見下ろせば、世間話でもするような気安さで口を開き。「これが培養液ってことは、何か育てるの?――あ。それとも、テイアが育てられてるのかな。起きたら髪の毛伸びててびっくりしたよー」意識を失う前は肩に掛かるか掛からないかぐらいだった髪が、今や身長を超える長さとなって培養液の中を揺蕩っている。歩く時に邪魔そうだと考えたのは一瞬だけで、意識は次の興味ある事柄へと。ガラスへと近づいてそっと両手をつけば、好奇心で輝く瞳を彼へと向けて)
そうそう、聞きたいことはいっぱいあるよ!この場所の事とか、実験の事とか、あなたの事とか!……ね、お名前は教えてくれるの?
38:
胡蝶蘭 [×]
2022-12-16 04:33:42
《 被検体情報 》
名前: ステラノヴァ
年齢:22歳
性別:女
容姿:柔らかにウェーブした、指通りの良いアッシュゴールドなミディアムボブ。榛色の瞳を持つ目元は、柔和なイメージ。見るからに温厚な雰囲気を纏う。身長154cmで、脱げてしまったのか、足元はネイルの剥がれ掛けた裸足。然し見た目に気を遣っていたらしく、指先の爪には淡いピンク色で綺麗に彩られ、耳元では小振りな向日葵のイヤリングが揺れる。豊満とした胸や、痩せ過ぎず太り過ぎずな女性らしく丸みを帯びたふくよかに程良い肉付きである身を包む服装は、アプリコット色のミモレ丈ワンピース。
備考: 記憶を殆ど正確に保持しているが、一部空白等、欠陥が少なからずあり記憶の受け継ぎは不完全と云える。良く喋り、良く笑う、表向きは太陽のような明るさ。誰に対しても分け隔てなく接し、陽気に振る舞うことが出来る。実験には献身的で、頼もしいお姉さん。苦しい事も、負担を強いられても、良いよとの事だろう。然し、ふとした時に寂寥感をみせる時あり。職員の中で一人だけに対しては、普段の明るい表情とは違う寂しそうで大人びた表情を見せることもあるだろう。
登録の有無:有り
指名の職員:ドラグさん
希望ルート:恋愛ルート
展開の要望:様々な職員さんとも交流が出来れば、と思います。
開始ロル:
(二人して意を決すれば、名所の崖から落下してゆく。浮遊感の束の間、ザパァンと水飛沫を立て深く、深く沈んで。ごぽり、と水泡の音が鼓膜を揺らす。其れを最期に、意識が遠退き、途切れ。其処で自身の生命線は途絶えた、筈だった。意識が浮上し両の眼、瞼は震え目を覚ます。起きたての頭な儘、ぱちぱちと双眸を幾度か瞬かせる。自身は揺蕩うようにして、何やらガラス管の中に居た。意識が途切れる直前まで、手を繋いでいたような気もするが、脳内でノイズが邪魔をして思い出せない。途端、手を見遣り一瞬寂しがるようにきゅ、と眉を寄せるも、改めるよう目前に目を向ける。視界の一面に広がるおどろおどろしい緑色の液体と、目線を移す先には乱雑としている様。ガラス壁に近寄れば、より窺い知る為に周辺を見渡す素振りをしながらそっと緩慢に手を宛てがって。)
__ここ、何処なのかな。
《 被検体情報 》
名前:ナシェ
年齢:18歳
性別:女
容姿:清楚な見た目の少女。色素の薄い黒色で、シースルーバングな基本はストレートロング。結ったり編み込みしたり様変わりも。ぱっちり目で右目の目元には黒子。身長156cmで、スラッとしている手足を包む服装は、アームスリットにフレアスリーブのワンピース。
備考: オリジナルの記憶は何もかも覚えている。人造人間として造られた存在である認識を持つ。と同時に、本当はオリジナルの自身が一度命が絶たれている事を気付いている。が、職員と対面し接触するまでは不明確。おっとりした、のんびりマイペースな性格。少女らしい言動をするが何処か冷め、諦めているようなニュアンスが薫り、一見典型的な少女に見えるも、心に隙間を抱えている模様が垣間見える。其の為、結構ドライだったり。意外と空気が読め、周囲との軋轢を生まない器用さを持ち合わせる。負荷の軽減を要求するし、自身の主張は言える方。人との距離の詰め方が早急且つ上手く、職員に対しても当初から割りとかなりフレンドリー、かと思いきや対応のされ方によっては掌返したように「投薬するでも処分するでも好きにすれば、所詮被検体なんだしぃ?」のような投げやりで冷めた態度をとるようになるだろう。誰のどんな話でもニコニコ聞いてくれるが、暑苦しい精神論のようなものは嫌い。接していくうちにやたら温もり、に固執する様が窺えるだろう。
登録の有無:有り
指名の職員:決め兼ねています。主様のご希望される展開へ持っていけそうな職員さん、或いは相性が良さそうな職員さんでお願い致します。
希望ルート:基本は諦めルート。光が見い出せれば恋愛ルートにでも。
展開の要望:ナシェ自身の気が向けば秘密を探ったりする事もあるかもしれません。様々な職員さんとも交流が出来れば、と思います。
開始ロル:
(真っ逆さまに落ちてった呆気ない転落、其れが最期の記憶。__寒い。別に、寒気や肌寒さは感じないのだけれども、温もりが足りない。四肢は折り曲げ、まるで胎児のように丸まった姿の状態で目は覚ましたが、未だ瞼を開くつもりはないのか瞑ったままでいる。恐らく本当のアタシは、儚くも命を散らした。じゃあ何故、息を取り戻しているのか。其れは、人造人間として再生させられたから他ならない。なんでアタシが選ばれたのか。そう思えば、目を覚ました時から自身を取り巻く雰囲気は憂いが帯びる。暗めになっていた雰囲気を一掃し、漸く開目させ。視界に映し出される緑色の液体には異様だな、とだけ思い特に驚くことなく、呑気に現状ロングの髪を靡かせ浮遊し、誰かしら来るか気付くのを待って。)
(/初めまして、トピ設立当初から気になっておりました。出遅れてしまいましたが、まだ可能であれば参加希望させて下さい。何方を使おうか捨て難く…、取り敢えず2キャラ提示してしまいましたが、主様に判断して貰いたく。何卒ご検討お願い致します。)
40:
胡蝶蘭 [×]
2022-12-16 13:59:22
>39
(/此れは主様から、なんでしょうか?)
41:
責任者V [×]
2022-12-16 14:24:53
>皆様
お返事お待たせしまって申し訳ございません。後ほど諸々回答させていただきますので、しばらくお待ち下さい。先にトピック管理者として対応致します。
>39
無関係な方の書き込みはご遠慮願います。また、参加者様に対して『謎の口調』や『地雷』等の攻撃的な言葉を用いることのないようにお願いいたします。これ以上は反応せず通報させていただきます。
>40
不安な思いをさせてしまって申し訳ございません!上記>38は此方とは無関係な方の投稿です。参加に当たっては特に問題などありませんが、後程指名及びルートについてのご相談をさせていただくので、暫くお待ち下さい。
《 情報目次 》
>1 Ⅰ--- 前置き
>2 Ⅱ--- 指名職員
>3 Ⅲ--- 施設情報
>4 Ⅳ--- ルート情報
>5 Ⅴ--- 被検体情報
>6 Ⅵ--- 規約と誓約書
>29 Ⅶ---質問一覧
《 登録被験体 》
(>12)《恋愛》
#12 ミカエラ様│ルート:ヴァロ
(>13)《恋愛》
#13 テイア様 │ルート:ベール
(>15)《諦め》
#15 サーヤ様 │ルート:レド
(>22)《恋愛》
#22 ノア様 │ルート:リーフォ
(>25)《恋愛》
#25 ギニー様 │ルート:リン
(>36)《恋愛》∨《友愛・家族愛》
#36 ネヴァ様 │ルート:ドラグ
(>38)※《恋愛》∨《諦め》
#38 ステラノヴァ様│ルート:ドラグ
#38 ナシェ様 │ルート:未定
42:
責任者V [×]
2022-12-16 14:31:30
度々の訂正失礼いたします。>41で上記>38はこちらとは無関係な方と表記していましたが、ただしくは上記>39です。大変申し訳ございません……!
43:
サーヤ [×]
2022-12-16 17:18:14
>28
地獄?......それ痛くないの?...なんで笑ってるの、まず手当てしてよ!
(不穏な答えに意味がわからず、困ってしまって眉を下げる。地獄とは、どういうことだろうか。ますます頭が混乱していると、ガラス越しの彼の手から赤々しい血が流れているのに気づき、膝立ちから立ち上がって彼の手を見る。流れているそれを見つめると、怒ったように顔を顰めて大きな声を出す。怪我をしたのに何故彼はまだ自分を見つめているのか理解できない。答えの意味はわからないが質問に答えてくれたのは感謝している。だから手当てをしてくれと相手を睨む。そうしていると、彼は何かの機械を操作し始めた。今度はどうしたのかとまだ怒りながら見ていると、自分が入っているなにかに上から無機質な音声が響く。投薬?これは一体。天井を見回した後、彼の方を向くと低い声で怖いことを言われる。ここは何か悪い人達の場所ということか。でも、前を覚えていないなら、彼の言う通り好都合かもしれない。戻りたい戻りたいと悲しむことは無さそうだ。)
これ、何の薬なの?
44:
リン/ドラグ/ベール/ケリル/レド [×]
2022-12-19 15:40:48
>35【 ギニ― 】#リン
ああ、説明すべきだったね、すまない。……私はリン。この場所、≪エルドラド≫の管理者だ。
(慎重に発された言葉に瞬きを重ね、苦笑を浮かべながら首元に提げたネームプレートを指し示す。人差し指と親指で摘ままれたプレートは小さな長方形、名刺代わりのような代物。彼女にも認識可能な言語で綴られたそれは簡素な銀色の光を放ち、頼りない蛍光灯の光に反射してちらりと輝いた。そんなわずかな光に照らされる自身の顔は、悪戯気な青年のようにも映るかもしれない。管理者と名乗るには少々歳が足りないようにも見受けられる表情と…その嘘臭さがさてどんな印象を与えるか、そんな反応すらも観察の範疇のうちで。同時に並べた説明不足は早々に切り上げ、操作盤に指を乗せる。同時に映し出されたのは培養槽のガラスの中央、揺らめく青のホログラムは『ギニ―』の文字と彼女自身が眠る姿を象って。触れても質感を持たないそれを人差し指で示しながら、半ば事務的な口調で質問を投げかけて)
さて、今度はこちらから尋ねよう。君はどの程度、自分のことを覚えているのかな?…ああ、答えられなくても結構。これは尋問ではなく質問だからね。
獲得情報:≪エルドラド≫
≪エルドラド≫1:この場所のこと。管理者はリン。
>36【 ネヴァ 】#ドラグ
目が覚めたっつーのはホントか?ホントならはよ返事しろ、被験体。
(がりがりと飴を噛みながら、横柄な態度で培養槽の佇む部屋へ。ポケットに突っ込んだ両手と斜めに傾いだ頭とは裏腹に、その歩調は限りなく早い。うっすらと埃の積もる床にスニーカーの底をこすりつけ、被験体の姿を目にする前に張り上げた声は容易にその音を届けるだろうが、少々大きすぎてうるさく思われるかもしれない。やがて彼に目を留めたなら、見つけた、とばかりに目を眇め、口内に転がした飴を一層強い力で?み砕く。さて被験体はどんな表情をしているか、戸惑い途方に暮れているならばそれもまた一興と考えていた──がしかし、その表情はどちらかといえば安穏としたもので。眇めた目はすぐに丸くなることとなり、それを隠すように頭を?く。再び被験体を見上げた瞳には苛烈な炎が宿っていて。勝手な予想を裏切られた腹いせとばかりに喚くさまは子どもの癇癪そのもの、とはいえ背丈が背丈である故か、威圧感はそれなりのものだろう。軽い力で培養槽の隅を蹴りながら、暴論もいいところの理屈を振りかざして)
起きてんじゃねーか。サッサと言えってんだ、俺以外が来たらどーすんだ。
>37【 テイア 】#ベール
死なれたら困る……髪が伸びる…?被験体としての意識があるの…?いや、それとも……
(彼女が衒いもなく零していく情報に、先程仕舞いかけたペンが忙しく動く。これ程手を動かしたのは何年前だろう──等と思索に耽ることも束の間で、矢継ぎ早に投げかけられる質問に錆びついた脳内がゆっくりと回り出して。此方に向けられる表情に悪意は感じられず、被験体と呼んだ彼女の瞳に引き込まれそうになる。これは駄目だとうっすら積もる危機感に、こっそりと自身の右袖の中へ左手を突っ込んで。隠された白衣の袖の中、カチリという機械音は被験体に届くか否か。無機質な音とほぼ同時に気を取り直したならば、改めて彼女の方へと視線を向ける。…確か、『この場所のこと』『名前』を聞かれていたはずだ。取りこぼした質問は≪何か≫の副作用なのか、それはまだ判然とせず。硬直した思考を気にしないまま操作盤に手を乗せて、彼女の問いへの答えを入力する。ロックの解除音と共に内部スクリーンに映し出されるのは彼女へ提示するための「ベール」、「エルドラド」の文字。それは彼女の手のひらほどの大きさ、被験体の身体を取り巻くように青色の文字がめぐる筈で。今にも落ちそうな瞼を無理やりに上げて、ひとつひとつ説明を)僕は、ベール。そういう君は、テイアでいいんだよね…?……ん、えーと、あとはここのことだっけ…。ここは≪エルドラド≫。君のための、場所。
獲得情報:≪エルドラド≫
≪エルドラド≫1:この場所のこと。被験体のための場所。
>38【 ステラノヴァ 】#ドラグ
!──いって、
(うつらうつらと舟をこぎながら、簡素な気の椅子に腰かけていたのは培養槽の傍ら。それは目覚める兆候アリとされていた被験体の起床を待つためで、他職員が苦笑いで呆れていた姿を思い出す。構うものかと意地を張っていたためか、眠気にさいなまれる中でも被験体の微かな声を聞き逃すことはなかった。…はいいものの、慌てて立ち上がった為か足元が覚束なく、もつれてそのまま倒れこんでしまい。内部に響いた派手な音を誤魔化すようによろよろと立ち上がって一度咳払い、白衣に付着した埃を乱暴に払いのけて。ガラスに手を付き周囲をうかがっている様子の被験体に人差し指を突き付け、何の脈略もなくにらみつける。失礼極まりないその態度を省みることもなく、ただ責めるような言葉を唐突に投げかけて)
おせえ!起きるのが!もっと早く起きろってんだ。
>38【 ナシェ 】#ケリル
ん、目が覚めたんだ。おはよう、被験体。
(特に感情を揺らすこともなく部屋の内部に足を踏み入れて、培養槽へ歩み寄る。モニターが示す情報から、既に被験体の意識が覚醒していることは察していた。であるならば、与えられた内容を忠実に実行するのみ。それとは別に前々からその肢体の美しさに少々触れてみたいという邪な欲がないでもなかったが、職務の前では詮無き事である。彼女の視線がこちらに向いたとするならば小脇に抱えたバインダーを振って、敵意がないことを示そうか。表情はあまり変化しないものの、微かに緩めた目元からもその意志は伝わってくれるだろうか。胸ポケットに差したペンを取り出し、バインダーに挟んだ紙に先を触れさせる。同時に出来上がっていくのはフォークとナイフの小さな絵。落書きは無意識的なのか、まるで何事もなかったかのように抱え直すと、改めて彼女の方に視線を向けて)さて、聞きたいことはいろいろあるだろうけど、まずは健康を確かめさせてもらうよ。どこか違和感を覚えるところはあるかな。
>43【 サーヤ 】#レド
…手当え?面白いこと言うね、アンタ。今俺に閉じ込められてんだぜ?
(一瞬黙り込んでしまったのは、被験体の反応が予想の範囲外だったため。泣くか喚くか、命乞いをするか、憎悪の目でにらみつけるか──それならば気が楽だったのに。彼女の視線はそのどれもを裏切って、血を滲ませる自身の手へと向けられた。何となく怪我を負った掌を隠すように庇いながら、モニターに目を落とす。投薬まであと二秒、開始されればわずかに青みを帯びた気体が被験体の身体を取り巻き、数十秒後にその姿は溶けて消えていくことだろう。もしかすればその際に、初夏に咲く白く美しい花の匂いが香るかもしれない。此方までは匂ってくるはずのないその花を幻視して、脳裏に微かな同情が浮かぶ。だが、もう止めることは出来ない。端的に尋ねられた薬の効果にはフンと鼻で笑うような態度を取って。最悪なその対応に彼女がどう出るかは分からないが、願わくば此方を恨んでくれますように。身勝手な願望を口には出さないまま、彼女の言葉を一蹴して)
さあ。効果が出なきゃわかんねえな。その身で確かめてみろよ。
ルート分岐:薬の効果
選択肢説明:薬の効果について選択肢が発生しました。下記よりおひとつお選びください。
1:一日一回、人差し指の爪の先に小さな宝石が宿る
2:指先に≪何も焼けない小さな炎≫を灯らせることが出来るようになる
3:何も起こらない
45:
管理者v [×]
2022-12-19 15:45:21
#25 ギニ―様(>35)
病気の有無についてお答えいただきありがとうございます!そして混乱させてしまって大変申し訳ありません、以下追記させていただきます。基本的にリンの外見は、特に描写されている時を除き、ギニ―様の認識によって変動すると考えて頂いて大丈夫です!ミスを頻発してしまい本当に申し訳ございません……
#36 ネヴァ様
ご登録ありがとうございます!≪ドラグ≫がお迎えに上がりました。友愛や恋愛どちらに転ぶかは未定とのことでしたので、重要な分岐では一度声を掛けさせていただきます。お話の中でのネヴァ様のご決断を楽しみにしています!
#38 ステラノヴァ&ナシェ様
ご登録ありがとうございます!不安な思いをさせてしまって申し訳ございません。またステラノヴァ様とナシェ様に対し、それぞれ≪ドラグ≫≪ケリル≫がお迎えに上がりました。よりご希望に添える方を選んでいただけると幸いです。また後者に関してはメインの職員変更可能ですので、ご希望でしたらお申し付けください!
46:
ステラノヴァ/ナシェ [×]
2022-12-20 14:22:24
>44 ドラグさん宛て
_わ、大丈夫っ?
(ガラス管内から目線を右往左往に彷徨わせていれば、薄暗い中ガラス壁越しにぼんやりと浮かぶ。慌てたように動く気配の次に、響いた派手な音で其方へ視線が向き。よく眼を凝らすと、倒れ込みよろよろ立ち上がっているところで。駆け寄ろうとすれば、矢張りガラス壁が其れを阻む。己が身を置く状況を把握するよりも、例え赤の他人や害を成す者だろうが如何であれ、相手の事を気に掛け。致し方あるまい、此れが本当なら今は亡きステラノヴァの性なのだから。ガラス管内である此処から出られないかと宛てがうだけでなく幾度もペタペタ触れ、ガラス壁の境に周辺を探っていれば、受ける鋭利な視線に突き付けられた人差し指から、其の後方へ視線を移すと薄暗くも色彩がはっきり際立つ赤髪に長身で威圧的な図体の男性が。態度はさて置き、彼の着用する白衣に割れてはいるが試験管の数々である空間は似つかわしくなくもない。唐突に投げ掛けられる責めのような言葉で意識が途切れたあの後、果たして生存者となっているのか、閉じ込められている訳も謎だらけな、まだ何も把握出来ていない混乱とした頭にはあまりにも酷だが、怯まないようにしつつ一先ず詫びの言葉を口にするも、困惑の色と疑問の響きを声音に含ませる。私が早く起きなかった所為で、責められる筋合いはないのだろうが、彼に迷惑を被らせたようだ。彼が怒る事の顛末となった経緯はよく分からないけれど。が然し、其処ではた_と気付く。若しや椅子に腰掛け目覚めるまで待っていたのだろうか。其れなら責められる感覚も構わない、"アリガトウ"とでも言うかのように嬉々とした笑顔を浮かべ。初対面だよね?と思えば、此のよく分からない状況下でも口はよく回るらしい、先手で自己紹介し終え、可能なら彼の手をも包み込みたいものだが、うずうずと期待に満ちた眼差しを注ぐ。教えてくれたならば親しみを込め、くん付けで呼ぼう。まぁ先ずは彼の反応を見て許可を得ようか。)
えっ、その…ごめんね?若しかして私が起きるまで待ってくれてたのかな。私の名前はステラノヴァ、ステラでもノヴァでも、好きなように呼んでね。はいっ、次は貴方の番よ、貴方はだぁれ?貴方のお名前はぁ?
>ケリルさん宛て
そう、やっほー。おはよー。
(何処からともなく、バインダーを小脇に抱えた白衣の男性が踏み入る。待っていたのだから当然、視線は彼へ向き。白髪に金の瞳、其の容姿を繁々と見詰め、些細な仕草で敵意のない意思が伝わってくる。其れへ返すよう、友好的な笑みを浮かべ気さくに手をひらひら振ってみせ。其れは被検体、と呼ばれた事で一瞬だけ表情や空気が無に近いものとなる。挨拶はするが被験体、に対し此処での反応を示す事なき。何事かを書き出す彼を見下ろすが、然程興味はないようで手元を覗き込む事をしないまま、落書きであるとは露知らず。改め此方へ向けられた視線と言葉に、しなやかな腕を伸ばし欠陥や不調がない事を示すよう見せる。不意に話題を変え被験体と呼ばせたくないのか名乗り、空間や身なりから察するに彼の正体である予測しておいた素性を尋ねて。)
うん、至って健康そのものかな。其れよりも、さ…アタシの名前はナシェ。_あ、ナシェで良いよ。其れで?貴方は研究者さんか何か?
>45
(/参加許可、及びお迎え有難う御座います!参加者が多くいる事により、何方かだけでもと悩んでいましたが両者ともご登録して頂き、非常に嬉しく思います。また、登録されるまでの一件に迅速且つ丁寧な対応も有難う御座いました。お陰様で直ぐ様心の安寧が保たれ平穏に過ごす事が出来、感謝致しております。展開は流れに委ねさせて頂く所存です。此れから宜しくお願い致します、此方のキャラとも楽しんで頂けると幸いです!)
47:
ネヴァ [×]
2022-12-20 19:36:26
>44
(全くもって見覚えのない自分。他人の顔を見聞するかのように見つめて寸刻経ったか。人は何かに集中していると他が見えなくなるものだ…、誰がここに入ってきたなど気づきもせず、突然降りかかった大声にびくりと体を撥ねさせた。ばくばくと鳴る心臓と共に、視界に微かに人の姿が見える。緑色の液体越しに見える姿はほんの少し歪んでいて、色彩もエフェクトがかったように緑が滲んでいたが、ああ、人だと、なにか事情を知っているかもしれないと相好を緩ませれば、楽観的性格ゆえか、警戒の見えない声色で軽く返事を。すぐさま相手の実際の色彩と表情を伺うようにガラスに近づく。……が、彼の顔を鮮明に見れる位置について、そんな軽薄な感情はすぐに消えてしまった。そこには焼けてしまいそうなほどに轟々と燃える瞳と、ひりつくような剣呑さ。突如降りかかる威圧感に驚いたように目を丸くすると、続く癇癪を起こしたような言葉に答えを返す暇もなく、触れていたガラスが揺れる感覚が伝わってくる。思わずぎょっとすれば、彼の足元。どうやら蹴られているらしい。そこまで激しく揺られない様子からしてそこまで力は込めていないのだろうが、突然の暴挙にわぉ、と不意をつかれたような声を上げ、ガラスからぱっと身を引いた。一体どうしてこんなに怒っているのか。「えっと…、なんかごめんね?一応さっき起きたばっかなんだけど…、」取り敢えずと、緩く首を傾げながらも笑みを浮かべるのは、打算でもなんでもなく心からのもの。その人懐っこさが相手の瞳にどう映るのかは定かでないが、言葉を聞く限り、彼は自分を知っているんだろう。先ほど言われた被験体という言葉の末恐ろしさは置いておいて、今の自分にとっては単語一つだって大切な情報。まず彼の話を聞いて、状況を把握すべきだと思い至れば、眉の下がった困ったような笑みと、謝罪の言葉をもう一度。戸惑いの残る瞳で彼をじいと見つめ、慎重に言葉を紡いだ)
…なんかすごく怒ってるよね。 俺なんかしちゃった? 俺さぁ、なんも覚えてなくって…。 とりあえず君以外とはまだ誰とも会ってないけど、俺もしかして、他の人たちに見られたらやばい感じ?
( / 一度ミスを犯してしまった中、寛大なご対応ありがとうございます…!
承知いたしました。ドラグさんの心を少しでも揺るがせるような物語が紡げていけたらと思っておりますので、拙い文ではありますが、その選択肢までお付き合いいただけると幸いです…!
もし途中で相性の不一致や、指摘などございましたら遠慮なく仰っていただければと思います。どうぞこれからよろしくお願いいたします。)
48:
テイア [×]
2022-12-20 22:56:46
>44 ベール
(思いつくままに口を開いた後、その手に握られたペンがメモ帳の上を走るのをどこか不思議そうな面持ちで見つめる。特段記録に残すべきようなことを喋った覚えは無いのだが、どうもここまでの反応からして、彼とは認識にいくらかの齟齬がある様子。目覚めて一番驚いた髪の変化についても知らないようだし、被検体としての意識なんてそれこそ今更の話だ。齟齬どころではない相違には気が付かないままに、管轄が異なればそんなものだろうかと一人納得していれば、不意に響いた硬質な音にふと視線を落として。しかし目に見える範囲で音の発生源が確認できなければ、それ以上興味を惹かれるようなものでもない。一瞬の違和感も霧散してしまえば、目の前に現れた青の文字に感嘆の声を上げ、追いかけるようにその場でくるりと回る。問いかけには頷くことで肯定を示せば、巡る文字へと思わず手を伸ばしつつ彼の説明へと耳を傾けて。「ふんふん、なるほど――そっかぁ。あなたはベールね……うん、覚えた!よろしくね、ベール!」答えのあった質問と、そうでない質問。現状ではその取捨に偶然も意図も見出せず、故にそれ以上考える事は止めにして。彼の名前を確かめるように口に出し、その瞳をじっと見つめること暫し。インプット完了とばかりに大きく頷けば、握手の代わりにガラスへと両手をついて、満面の笑みと共にそんな挨拶を。それから更に増えた疑問をひとつ口にしたところで、ひどく眠そうな彼の様子に気付けば、言葉を切って心配そうに覗き込み)
ところでその、テイアのための場所って言うのはどう言う――……?ベール、大丈夫…?なんだかとっても眠たそう。
49:
ギニー [×]
2022-12-21 00:28:43
>44 リンさん
( ガラス越しの青年は"リン"と名乗り、首元に提げたドッグタグのようなものをつまんで見せた。近視の癖で無意識に目を細め、指し示されたそれを見る。必死に思考を巡らせるが、リンという名の知り合いも、エルドラドという名の施設も記憶の中には存在しなかった。不安は拭えないどころか、質量を増してわたしの心に陰りをもたらす。そのまま沈黙したわたしをよそに、彼は何かを操作して……宙に浮かんだのはブルーのホログラム。呆気にとられるわたしに対して、彼は一つの問いを投げかけた。"これは尋問ではなく質問だから"……なんて物騒な補足を頭の中で反芻し、ギニーの3文字と眠る女の幻影を見る。……これはわたしの名前と、わたし自身の姿だ。自宅で眠りについた以前の記憶はごく鮮明で、やはりわからないのは今この状況のことだけだった。 )
わたしは……XX市の自宅で眠っていたはずです。エルドラド?に来た記憶はありません。そもそもここがどういう場所なのか……わかっていません
( 想像していたより、ずっとかたい声が喉を出た。語尾は震え、地に足がついていないような高い声。会話のすべてを彼が握っていて、わたしがこの場を制することは不可能だと、直感だか本能だかで確信めいて嫌になる。もしかすると、生かされているだけ幸運なのではないかとすら思えた。"どの程度自分のことを覚えているのか?"……その質問の意味と意図が、わからなくて怖かったから。果たしてあんな答えでよかったものか、不安に駆られたわたしは焦ったように言葉を付け加え )
ただいつものように眠りについたら、ここで目が覚めて……最初に見たものはあなたです。聞いた音も、あなたがたてる音以外は、何も……
(/とんでもないです…!外見の件、承知いたしました。
特に何もないようであればこちらご返事には及びません。改めまして、今後ともよろしくお願いいたします…!)
50:
サルビア [×]
2022-12-24 20:38:59
名前:ヒッツェ・ヴェーデル
年齢:24歳
性別:男性
容姿:身長177cm。揺らぐ炎を彷彿とさせる濃色のジンジャーヘア。量が多く、癖の付きやすい柔い毛は、目下に前髪を整えた前下がりショートボブに一応切り揃えられている。強い光が当たってようやっと色が窺える程に深い青の、瑠璃石の如き丸みを帯びた吊り目に、端の上がった太めの眉、八重歯の覗く大きな唇と、快活さを印象付ける面立ち。色白で、隆々とはいかないが、運動神経の良さが主張された確りと筋肉の張る均整の取れた体躯。最期の日には青のカッターシャツに白のパンツを着ていた。
備考:性格を一言で言うのなら「イカれた知りたがり」。“知らないものを知りたい”、“未知に飛び込みたい”、といった冒険心や好奇心が人の何倍も強く、それ故に何にでも興味を示す。加えて、起きている間は会話や物弄り、実験や運動等、外的な刺激を常に望み執着する病的な退屈嫌いでもある。普段は非常に友好的且つ感情豊かで、第一印象は人懐こい犬のよう。その性格上、興味が彼方此方に散る落ち着きの無さが目立つが、「知りたがりの耳目」は存外、物事や機微を聡く捉えている。
また、生前に人のルールを外れた事は“まだ”“辛うじて”無かったものの、生まれつき道徳、秩序、倫理といった思考の螺子を締め損ねており、人と深く接する程、その感性のズレが顕著に窺える。言葉遣いは丁寧で、はきはきと意思表示をする。一人称は僕、二人称は貴方、〇〇さん、〇〇先生。オリジナルの記憶は、命の終わりまでの全てにおいて欠落や欠陥は無いが、被検体としての自覚も無い。
登録の有無:有り
指名の職員:どなたの職員様も素晴らしく、選択に迷っております。可能でありましたら、主様の方で相性の良い、もしくは主様の理想の展開に出来そうな職員を選んで頂いても構いませんでしょうか?
希望ルート:恋愛(または家族愛)→革命を希望致します。いずれかの職員と関係成立後、そのまま関係を成立させた相手と協力する形で革命ルートへ移行する…といった道筋を取りたいのですが、可能でしょうか?
展開の要望:概ね流れに任せますが、出来る限り多くの職員様方とお話をさせて頂けると嬉しいです。
開始ロル:(踊るように地を踏む夕暮れの帰り道。明日は何を知ろう。次は何を覚えよう。そう希望に溢れた瞳が最後に映したのは、目の前に迫ったトラックと、それを停めている筈の赤信号。「え――」声を上げる暇も無く、撥ね飛ばされた自分の身体が地面に落ちる音が耳に響いて、その次には激痛と共に血や体温が急速に抜け落ちていくのを感じて、ああ自分は助からないなと、嫌に静かな判断を下す頭に未練が渦を巻いて…――ふと、光が差した。一秒遅れて、右も左も、上も下も、覚えの無い緑色が視界を満たす。ひしゃげた筈の自らの身体は、ふわふわと何の痛みも無しに宙を漂っている。その、とびきり異常である現状に、頭の中は疑問符で埋め尽くされていく。「……はて?夢…では、なさそうで、…?」あの最期の光景にか、この緑の光景にか、一人呟き――そも、声が出る事にも驚いて言葉は不自然に消え、興味は今己を取り巻いているものへと移る。…液体にしては軽いのに、身に纏わり付く感触が有る。空気と呼ぶには重いのに、呼吸にも声帯にも影響は無い。これは何だろう、知りたい、知りたい。物質の構成も、用途も、身体への影響も。堪らず動き出した腕で漂う緑を掻けば、視界が揺れて上体が前に進む。そのままそれを繰り返した何度目か、不意に指先が行き止まりに触れる。こつりと爪が当たった音を切っ掛けに、顔を液体らしきものから正面へと上げ、目を凝らしたその向こうにまた好奇を奪われる。知らない場所、知らない機体、知らない書類。自身の状況さえ掴めないような未知を前に、恐怖も混乱も皆無の、只々冒険欲に駆られて輝き色付く頬で両手を硝子に突き、ぐうっと其処に額をぶつけんばかりの勢いで景色に顔を近付けた。)
(/こんばんは、>26にて質問させて頂いた者です!後れ馳せながら、ご回答有り難う御座います。改めまして、被検体情報を纏めましたので、お時間のある時にご確認をお願い致します。なにぶん、作り上げた彼が癖の強い人物である自覚はありますので、此方の雰囲気や主様のお好みに合わない場合は、遠慮無く仰って下さいませ。それでは、これにて失礼致します。)
51:
弟切草 [×]
2022-12-26 14:37:09
Ⅴ《 被検体情報 》
名前: ムル
年齢: 22
性別: 男性
容姿: ふわふわとした猫っ毛の髪はクリーム色。前髪は目にかかる程度に伸ばされていて、後ろ髪は肩につくほどの緩くレイヤーの入った髪型。血色のいい白い肌には、鼻から頬まで薄茶のそばかすが散りばめられている。瞳は黄金色で瞳孔はなんだか少し四角い。可愛らしい小ぶりの鼻と花弁のように赤く小さな唇。その端正で可愛らしい顔立ちはご婦人方に評判が良い。
細い身体は男性にしては華奢で、ふにふにと肌が柔らかく、その身体のほとんどが脂肪であることが分かる。身長は165cm程。
服装は白く大きめのシャツに焦げ茶色のストレートなワイドパンツとなんの個性もないような格好。ピアスやネックレスなどの装飾品も無く、綿やウールを使用した服を好んで着ていた。
備考: オリジナルの記憶は鮮明にあり、謎の水槽に居ることと自身が死んだ日のこと以外はハッキリしている。生まれつき瞳の色素が薄く弱視であるが、特になにかハンデがあるとは本人は思ってはいない。視界は至近距離にいてもその人の顔が認識出来ないほどで、文字を読むにも眼鏡か点字が必要になる。補助として眼鏡を持ち歩いているが、度がかなりキツく目や頭への負担も大きい為あまり好まない。また、持ち物として回収されてしまったので、もう一度使う機会があるかは分からない。
田舎町の農夫の三男として生まれ、その容姿や不自由な体も相まってか、みなから大切育てられ、特に苦労をすることもなく悠々自適に過ごして来た。その為様々な面で非常識な事がある。また平和な片田舎の生まれであるが故に楽観的でのんびりとした性格で、田舎での生活は恐ろしい事との接点が少なく、そういった事にめっぽう弱い。
登録の有無: 有り
指名の職員: ケリルさん
希望ルート: 友愛 恋愛 → バットエンド
展開の要望: ケリルさんであれば、やっとお友達になれてハッピーエンドかと思いきや、美味しく食べられちゃう、とかも良いなと思っております。当方の勝手な想像で、解釈違いでしたら大変申し訳ないのですが、ケリルさんは、お友達になって情が湧いた方が美味しく頂ける。なんてことを最初から思っているんじゃないかと少し期待してしまって・・・。また、少し他の方とも交流できると嬉しいなと思っております。
開始ロル:ん────。ふぁぁ─────・・・いてっ。
( その夜は彼の22歳の誕生日で、夜明け前までコルクを開け、ワインや麦酒の瓶を空にして飲み騒いでいた。明日は早起きだというのに中々席を立てなかったのは、次の日にはこの町を出ることが決まっていたからだった。数時間後には都市部行きのチケットと少ない荷物を持って電車に揺られていることだろう。昂る気持ちを抑える為に深呼吸をして、瞼を閉じる。アルコールで上がった体温は気持ちの良い睡眠を促し、ものの数秒で意識は深い落ちていった。夢は見なかった、と思う。早く起きなければと自覚しているのだが、なんの危機感もなくゆっくりと瞼を開く。寝ぼけ眼は薄い緑で視界が埋め尽くされ、それ以上でもそれ以下でも無い。夢というには少し薄味で、現実と言われても中々現実味がない。ひとつ欠伸をして、もう一度瞼が閉じられる。この理解出来ない状況に対して考えることを放棄した。が、数秒後に鈍く籠った音が空間に響く。反射的に目が開かれ、小さく声を漏らす。目前の光景はさっきと何ら変わりなく、緑色が一面を覆っている。後頭部に当たっている物体だけが明確に違うものであることを主張していた。すぐさまそちらの方に顔を向けるも薄ぼんやりとしていてよく分からない。ただ、そちら側だけ緑色が薄まって他の色も含まれているように感じる。ぺたぺたとその見えない壁を触りながら、夢として一旦は片付けたことを頭の中で訂正して。)
(/ 大勢の参加者様がいる中失礼致します。とても素敵で緻密な世界観と魅力的な職員様に惹かれpfを練らせて頂きました。設定が素敵過ぎた為pfを練っている時間もずっと楽しめました・・・。宜しければご検討頂けますと幸いです。/)
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