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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
鴉 [×]
2022-02-07 12:27:35
>58 ヴァローナ
ああ、あの城に行けば会えるし、古い文献でも揃ってんだろ。じゃあな。
( しっかり、はっきりとした答えに思わず表情が緩んだ。悲しそうだったのが嘘のように、ちゃんとした意志を持っている。だからこそ招待されたのだと納得しながらも、特にそれは言わないままで。彼女が向かう先は厳しい女王と気弱な王のいる城。やけに新しさをおぼえるような、比較的綺麗にされたところであり。そこに自分の存在は不要。鴉の姿へと変化しては、羽をはばたかせて飛ぼうと。彼女の前で少しだけとどまったのち、一言掛けて飛び去り )
( / 有り難うございます。一先ずこれにて鴉との初回の交流は〆とさせて頂きましたので、次レスより城に向かってくださいませ。王か女王、どちらかに呼び掛けて頂ければそちらで対応させて頂きます。)
62:
黒猫 [×]
2022-02-07 12:32:29
>59 レイ
( ある日は適当にお茶会に参加して、途中でふらりと抜け出したのち、木の上で昼寝。またある日は店員の目の前で店から売り物の魚を盗み取り、その店員と追い掛けっこ。とにかく自由気ままに過ごして一日を終えるのが、ルーティンというもの。毎日誰かにちょっかいを掛けること以外に、決まっていることは何もない。それほど自由で、型に縛られない生活をしている。以前処刑直前のアリスを揶揄って女王にこっぴどく叱られたが、それはそれ、これはこれ。楽しそうだと思ったら手を出してみて、好奇心を満たすのが己の楽しみなのだから。今日も木の上で辺りの様子を眺めていれば、空からアリスが落ちていくのが見えた。落下して、足を痛めて困惑している様子。それらを楽しむように上から眺めたのち、獲物を定めたとばかりに舌なめずりを。一度猫の姿に戻ると、彼女の目につかない位置めがけて飛び降り、華麗に着地。高くても怪我しないのが猫の姿の利点だといってもいいだろう。人の姿へと変身し、抜き足差し足忍び足。音を立てずにこっそりと背後まで移動し、肩をぽんと叩く。面白がる口調にて、恒例の歓迎を示す言葉を告げ。にまにまと笑みを浮かべながら、冗談ぽく言葉を添えて )
キミ、アリスだよねえ。お茶会へようこそー。不思議の国に歓迎された気持ちはどう?
( / 興味を持ってくださり、有り難うございます。不備など御座いませんでしたので、返答の文章を綴らせて頂きました。お任せとのことでしたので、黒猫にてお迎えに上がりましたが大丈夫でしょうか?一点、ロルを分割すると読み辛く感じますので、台詞前後で分けるのはやめて頂けると有り難いです。変更の場合、また何か疑問点がある場合はその都度遠慮なくお知らせください。特に問題ない場合、背後会話への返信は不要です。)
63:
アイザック [×]
2022-02-07 17:02:13
>60 兎
マジ!?絶対帰らねえわ~~!....え、ガチで兎なのかお前、てかさっきの人間がお前ってこと!?
( その場に胡座をかいてケラケラと転がるように笑いながらそう声に出す。そして魂が抜けたようにピタリと止まると、まじまじと人間の言葉を話す兎を見つめた。さっきも声をかけたと言うその兎。さっきまでここにいたのは少女だった筈だ。その少女がこの兎に変わったというのか?そんな馬鹿げた話あるのだろうか?____兎が喋る世界に馬鹿も阿呆もないだろう。なんだかそれだけで納得出来てしまう。説得力も抜群だ。悶々と考え込んでいれば触ってもいいとの声。昔から小動物には弱い。つり上がっていた口角は緩み、自分でも心底気持ち悪い顔をしているという自覚があるのににやけてしまう。手を伸ばし頭のてっぺんを触る。小刻みに揺れる耳も愛らしくて、出来ることなら一生この姿でいて欲しい。いや、嘘をついた。この姿が見飽きたら是非とも人間の姿にもどって頂きたい。抱き上げて欲しいとの願ってもない要望に目が輝く。でも兎の扱いなんて知らないし、元は人間なんだから適当でも大丈夫だろうと安易な考えで雑に持ち上げ立ち上がる。兎はぶらりと後ろ足が宙に浮く形で抱き上げられるが顔は見えない為不機嫌なのかご満悦なのか、その背中からは読み取れない。だが、そのだらりとされるがままの格好は滑稽で可哀想で、とてもじゃないが揶揄うのをやめられなくて。抑えられていない笑い声を交えながら伝えた。)
お、アイザックって呼んでくれんだな。えーっと、俺は兎でいいのか?てか、持ち上げ方これで合ってる?かなり...楽しそうな感じになってるけど。
64:
招待客 [×]
2022-02-07 17:12:51
>>黒猫
(足の痛みに呻きながら視線を動かして辺りを確認する。視線だけなので全方位を見れてはいないのだが、それでも十分彼女、レイを驚かせた。ありえないようなカラフルな色合いをした昆虫。荒れ果てたり新しそうだったりとまとまりのない建造物。幻なら元の場所を強く思い出せば消えるだろうと思ったが、いつまでもその景色は自分の眼から消えてくれない。幻ではないとレイは悟った。すると、誰かに肩を叩かれる。またもや突然のことだったが、「人が居る」と分かったレイは、人と話さなければならないかもしれないと思う恐怖感と同時に演じなければという感情に襲われた。スイッチが切り替わったかのように頭の中は演技のことで埋め尽くされ、この状況に耐えられる登場人物を作り上げていく。今まで演じてきた数多の人物から少しずつ性格を切り取り、繋ぎ合わせる。考え出された役は、「無邪気で何事にも動じない明るく幼い少女」。名前だけを自身と同じものにし、その役が今までどんな人生を歩んできたかさえも決める。以下のことを考えた時間はレイにとっては長いものだったが、実際は一瞬である。人物像が出来上がった途端、レイは立ちあがった。まるで、足を痛めたことなど無かったかのように。目つき、表情の作り方、呼吸の間隔などの僅かな挙動でさえも、さっきまでのレイではなかった。朗らかな笑顔を浮かべて、自分に話しかけてきたドレスが似合うかわいらしい少女に返事をする。)
わあ、貴方とってもかわいいね!お洋服も似合ってる!でも、私はアリスって名前じゃないよ?不思議の国って、そんな国、あるの?
65:
来客 [×]
2022-02-07 18:20:37
>61 鴉さん
ありがとうございました。
(飛び去って行く彼に一礼した頃には、その姿はもう見えなくなっており。城に向かって足を進めていくと、風化の始まる廃墟と黒ずんだ血痕しかない世界に彩りが増えていく。白や赤に塗られた薔薇と緑の蔦で出来た生垣の先には、国で一番といっても過言ではない大きさの建物があった。塗られた漆喰にひび割れや剥がれはなく、建物の造りも豪華絢爛と言って差し支えない。一目で城だと判断できたものの、城を訪れたことなど無く若干戸惑い。しばらく城の周囲を歩き回っていると、小さな鐘から紐が吊るされているのに気づいた。呼び鈴のようなものかと考え紐を引くと、カランカランと澄んだ音を立てて鐘は鳴る。その後城の前で一礼し、要件を述べて)
初めまして女王陛下。私はヴァローナ・ファーガスと申します。女王様にお聞きしたいことがあり、こちらに参りました。
66:
兎 [×]
2022-02-07 22:14:47
>63 アイザック
うん!後で人間に戻ってみせるね!
( 驚いた様子の彼に思わずきょとんとした後、当然だとにっこり笑顔で答え。そもそも動物が人間になること自体が超常現象じみている。己にとって普段から変身している上に周りもよく変身するからこそ、驚かれるのが新鮮でさえあった。もしこのことを元の世界の住人に伝えたならば、きっとそんなわけないと笑い飛ばされて、それで終わりだろう。しかしこれもここでは普通で当たり前。彼も時を過ごすうちに驚かなくなるだろう。兎の姿であるうちは余計に、撫でられるのが心地よく感じられた。人間との触れ合いは楽しくて気持ちのよいものだと知っている。荒廃した世界の中では余計に、アリス以外に撫でて貰う機会などないのだから。暫く手の温もりを堪能してから、突如身体が浮き上がった。自分から言い出したのはわかっているが、後ろ足の心許なさったらない。よく考えてみればアリスはまだ幼く好奇心の塊に見える。小動物の扱いを心得ているはずがない。兎の姿であるゆえに伝わらないものの、人間だったら頬を膨らませて怒っていることだろう。言わなければこのまま進みそうだと、慌ててバタバタと後ろ足動かしながら抗議を。より安定からかけ離れた状態であるも、それはこの際どうでもいい。とにかくぎゃーぎゃーと騒ぎつつ、進む先に存在する石ころには注意を促して )
ぎゃっ……ちょ、もう少し丁寧に!これ、ボクすっごい不安定……!両手で支えてほしいし、楽しいのはアナタだけなのっ。あ、足元には気をつけてね!
67:
黒猫 [×]
2022-02-07 22:50:48
>64 レイ
……あれ、足痛くないんだ?
( 木の上から見ていたときは戸惑っていたようだったが、己に応対するその瞬間にはもう何もなかったかのように振る舞っている。それはまるで別人のようで、しかしそれが至極自然で違和感を抱くこともなかった。感心すると共に、沸き上がったのは悪戯心。彼女を困らせたい、困った顔を見たい。厄介な感情は己を振り回し、かつ行動の理由となるのだ。心底愉快だと口角上げ、実際はまだ痛いであろう足を指先でつんとつついて。にまにまと笑みを浮かべながら様子を窺うのは、まるきりいじめっこのそれであると言ってもいいだろう。しかしずっと同じ悪戯を続けるのも、それはそれで飽きを引き起こす。つまらなくなったらすぐ次に行くのも、猫の自由気ままさ。当然のはずの問い掛けにやんわりと適当な答えを返すなり、目の前で黒猫へと変身してみせる。それから、ふざけた口調で普段は言わない「にゃあ」なんて猫らしさを醸し出し。一応説明しておこう、と猫の姿のまま気だるげに話し、最後にぴっと食指を──実際は前足だが──を差して。遠くから聞こえる悲鳴は、やや冷たい風に乗って耳に届き )
ここが不思議の国そのものなんだよねえ──はい、これで信じる?黒猫だにゃあ。で、招待状はアリスの元にしか届かないし、アリスと住人しか読めないから、キミはアリス。
68:
女王 [×]
2022-02-07 22:59:27
>65 ヴァローナ
( 玉座に腰掛け、ゆったりと座って人々へと指示を出す。「首をはねてしまいなさい」何度も繰り返した言葉によって、どれだけの民が姿を消したことだろうか。しかし己にとってそんなことは大して重要でない。国の安寧を願い、これ以上荒れてしまわないように見守る。時には判断を下すのも責任者としての役目であり。そうして人々の様子を確認しつつ、紅茶を飲んでいたそのときだった。鐘の音を聞いた家来が己の元にやって来て、アリスの来訪を告げた。さすがに危険人物ではないだろうが、城の中を探検されでもしたら大変だ。聞こえるようによく通る声で許可を出し、彼女の元へと家来を向かわせて )
いいでしょう。アリス、入りなさい。家来に案内させるから、くれぐれも粗相のないように。
69:
アイザック [×]
2022-02-08 00:15:25
>66 兎
う~~ん、ホントどうやって人間になったり兎になったりしてんだ??
( 後でまた人間になって戻ると軽い調子で言ってくるところを見ると、変身は兎にとって容易いことなのだろう。かの有名なスーパーマン様も服の下にスーツを着て、その服を脱いだら変身完了なのだ。それを考えれば、人間が兎になるなんて簡単なことなのかもしれない。もしかしたら兎の皮の下には人の皮膚が、なんてことがあるのだろうか?実際に目の前の兎を解剖して隅々まで調べ尽くしてみたいものだが、残念。自分は血が苦手なのだ。医療ドラマの手術シーンなんか年々リアルになっていくものだからどうにもいただけない。がっくり、というように一人肩を落とせば、持っていた兎がじたばたと抵抗を始める。聞けば、もう少し丁寧に抱き上げろということだ。試行錯誤の末、右手は兎の胸を支え、左手で下半身を支えるという形に落ち着いた。ぷりぷりと怒ってはいたものの、足元には気をつけろと注意喚起を送ってくれる兎は良い奴なのかもしれない。抱き方も安定したようで、さあ行こうかと歩を進めるが20mほど進んだ先で転倒。盛大なフラグ回収をして、地面に思いっきり倒れ込む。手に収まっていた兎は咄嗟の判断で放り投げられ、また宙へと浮かんだ。恥ずかしさと面白さが込み上げ地面に寝転がりながら笑い倒して。)
......あはははっ!!やべぇ、運動不足が祟って目の前真っ暗だ~!貧血で死にそう!助けてくれうさぎ~~!
70:
兎 [×]
2022-02-08 12:14:39
>69 アイザック
為せば成る……みたいな?
( なろうと思えばすぐに変身できる。自分にとっては造作もないことであると伝えたかったが、そんな語彙を咄嗟に出せるはずもなく。簡単にできると伝えたかったのに、実際口をついて出た言葉は頑張ればできるという意味の言葉であって真逆であり。ただ、間違いにすぐ気付けるのならば誤用などしない。ばっちり難しい言葉を使えた、とどこかご機嫌で。彼の考える事柄を察する能力は生憎備わっていない。解剖される危機があったのにも、それを脱したのも気付かぬままで。しっかりと指示を出した甲斐あって、後ろ足がぶらんと浮くこともなくなり、安定した。安心したのも束の間、すぐさま放り出される身体。格好よくぴょんと着地してみせるつもりが、実際勢いよく身体を地面を打ち付けた。その無様さ、ダサさったらない。忠告したのに、と不満をぶつけてしまいながら、その一方でアリスの身を案じるのは反射的なものと言えるだろう。兎のままだと引っ張り上げることはおろか、下手したら踏み潰される危険すらある。人間の姿へと戻って、彼の方へと手を伸ばした。助けるようにしながらも、どこか不安を煽るようにわざとらしく低い声を出してみる。実際は女王のお気に入り、今更はねられてしまうことはないだろうけれど。めそめそと泣く振りをするも、彼の気を引くのは空を飛ぶ蛍光色の蝶の方かもしれなかった )
ぎゃあっ!......もう、さっきからなんなの!……それよりアリス、早くしないとお茶会に遅れちゃう!急がないとボクの首、女王様にはねられちゃうよお……
71:
来客 [×]
2022-02-08 17:27:59
>68 女王様
(女王の許可が下りると間もなく、槍を持った兵士数人に取り囲まれる。少しでも粗相をしたら斬ると言わんばかりの緊張感を漂わせている彼らだったが、胴体がトランプで出来ているためか道化じみた滑稽さを纏っている。しかし本人たちは至って真剣な様子であり、笑える場面でないことは一瞬で理解でき。背筋をピンと伸ばし、極力マナーを守った歩き方で謁見の間まで進んでいった。親から叩きこまれたマナーを有難いと思ったのは、これが初めてだろうか。そんなことを考えていると、城の中でも一段ときらびやかな一間に着き。兵士に「止まれ」と命令されれば、目の前には玉座に腰掛ける女王の姿があった。煌めくシャンデリアに眩しさを覚えながらも、スカートの裾を摘まみカーテシ―をして)
ご機嫌麗しゅう、女王様。お会いできて嬉しく思います。この国について知りたいことがあり、こちらへと参りました。
72:
招待客 [×]
2022-02-08 19:23:39
>67 黒猫
ぅっ...アハハハ!くすぐったいよ~!やめて~!
(演技に徹して別人として動いているといっても、痛覚が無くなった訳ではない。指でつついているだけでも、今のレイの足には痛みを与える。一瞬笑顔は歪み小さく声を上げた。だが、それではいけない。自分が今演じている「少女」という人間には、足を痛めたシーンなど無い。よって痛がることもない。この役にいれた自分にも当てはまる部分は、名前と、そしてここに来たという事実だけ。自分らしくいれば、また不快にさせてしまう。嫌われてしまう。自分をつついた人は、口元に笑みを浮かべている。楽しそうだな、とレイは思った。この人は、とても楽しそうにしてる。だったらこちらも笑わなくては。無理やりにでも口角を上げて笑い声をあげた。やめてほしいという意思も少し添えて。流石に、何度もつつかれては耐えられるかわからない。まあ初めて会った自分にそこまでの興味もないだろうし、すぐに飽きてくれるだろう。一つの事にとことん熱中するような性格には見えなかった。まるで気まぐれな猫のような__そう思った時、視界から彼女が消えた。驚いて少し目線を動かすと、足元の方には黒い猫が居り、自分をからかうようににゃあ、と鳴いた。声の調子などから、きっとこの猫はさっきまで自分の目の前にいた少女と同一人物であると人間を観察するのが得意なレイはわかった。屈んで猫と目線を少しでも合わせると、レイははしゃいでみせた。黒猫の説明を聞くと、大体理解は出来た。ここは不思議の国であり、自分はアリス___なんだか本当に物語の登場人物そのものになれた気がして、普通は戸惑うところなのだろうがレイは嬉しかった。しかし遠くから耳をつんざくような人の悲鳴がして、少しだけ怖くなった。そうだ、ここが不思議の国のアリスの世界だということは、それ即ち、女王がいるかもしれないということ。あまり軽率な行動は控えた方がいいだろう。しかし、いくつか疑問に思ったことを聞いてみる。)
うん、信じた!猫ちゃんはさっきの女の子なんだね!でも、どうして私なの?他にも、アリスは居るの?もし居るなら、どういう人に招待状は届くの?そして、私はこれからどうすればいい?
73:
アイザック [×]
2022-02-08 19:33:05
>70 兎
為せば成る .... なるほどな。
( ふむふむと大袈裟に感心しながら人間へと変化した兎の手を借り起き上がる。実際のところ為せば成るの意味は1ミリも理解していない。何度も変身を繰り返す姿を見て、為せば成る、なるほどね、とはならないだろう。さっきまで自身げにしていた兎は何処へやら。助けてくれたのはいいものの、またギャンギャンと怒りだす。その元気、分けて欲しいものである。貧血のせいか頭がガンガンと痛く目の焦点が合わない。そういえば、この兎人間の姿に戻っている。手を借りた時は無意識だったのか、改めて対面してそのことに気がつく。人間の姿の兎はよく見れば可愛らしい少女だが、そこらの人となんら変わりないと感じてしまう。人の顔が違うのは面白いが、集団で見て面白いのであって個人がどうのとは思えない。自分の顔もよく覚えていないくらいだ。ボーッとそんな事を考えていれば、兎は首だとか女王様だとかせかせかと忙しそうに騒いでいる。その聞き馴染みのない単語をいつもならスルーせずに詰問していただろう。だか目の前をふわりと浮遊して行った蝶にいつの間にか目が奪われていた。血が体内を巡り、やっと色彩が戻ってきたころにその蝶を見たからかもしれない。掴むように手を空へと上げるが蝶は指の隙間を器用にくぐり抜け、上へと飛び立っていく。引かれるようにして空を仰げば蛍光色のピンクや紫、黄色に青と、色とりどりの蝶たちが鈍色の空でくるりくるりと飛び回っている。)
ねぇ、あれなんて名前の蝶?すげーきれー。兎、あれ捕まえてくれない?
74:
女王 [×]
2022-02-08 21:33:00
>71 ヴァローナ
この国について?それはどのようなことかしら。端的に話して頂戴。
( トランプ兵に囲まれながら現れた彼女は、言い付け通りマナーを守って現れたようだった。走ったり物を壊したりなどしたらすぐにでも追い出してやるつもりだったが、どうやら問題ないらしい。トランプ兵の持つ槍は本物、それで突かれたらひとたまりもないと悟ったのであろう。玉座の上、腕組みをしたままつんとした上から目線で言い放つ。話すにしてもどこから語ればいいのかわからない。取り敢えず知りたい事柄は何であるのか、それをはっきりさせておこうと。アリスに長く付き合う暇などない。そう思って一応前置きをするのは己なりの優しさ。初対面のアリスに対する対応は誰に対してでも冷たいものであり、これが普通で )
忠告しておくけれど、しょうもないことだったら首をはねるわよ。
75:
黒猫 [×]
2022-02-08 22:20:42
>72 レイ
へえ、そっか。
( きっと痛いだろうに、あろうことか彼女は笑った。まるで擽られているかのように。それはしっかりとしている風に見えるけれど、つまりは我慢しているということだろう。彼女の演技を、仮面を剥がしてやりたいと嗜虐心が煽られる。しかし、あえて更につつくことはやめておいた。彼女が嫌だと泣き喚くまでとことん追い詰めるのも無しではなかったが、だからといって最初から嫌われてしまってはつまらない。もし悪魔のようだと言いふらされでもしたら困る。女王の独裁国家であるこの国でやり過ぎてしまったら首をはねられて終わり。悪くはないが、まだそのときではない。どうせなら、やりたいことをやり尽くしてから処刑されたい。己の雑な説明に対し、あまりにも簡単な「信じる」という言葉。この子は疑うことを知らないのだろうか。それか向こう見ずなだけなのか、とこっそり不憫に思ってしまいながら、重ねられた質問にはだるそうに溜め息をひとつ。人に親切にするのは好きではない。もっと揶揄っていたいが、そろそろ行かないとお茶が冷めてしまう。お茶会へ行かない選択をすると、家来に見付かって女王の耳に入る。こってり絞られるのは性に合わない。アリスは歓迎し、お茶会でもてなすものと相場が決まっている。質問には一切答えないまま、がさがさと足元の木の葉で遊びながら、ここから移動する旨を伝え )
さすがー、飲み込みがはやいねえ。あー、質問攻め。取り敢えずお茶会行こうか、急がないと女王に首はねられるからさあ。
76:
兎 [×]
2022-02-08 22:37:48
>73 アイザック
蝶は蝶……なんて名前かはわからないな。捕まえたら可哀想だからやだ!
( 楽しげに飛び回る蝶はとても綺麗で美しい。兎であるからこその跳躍力を持ってすれば、捕まえることもできることだろう。できるのにそれをしようとしないのは、なんとなく捕まえるという行為が縛りつけると同義な気がしてしまうから。苦しいのも、苦しんでいるのを見るのも苦手。だったら本来の生き物らしく、やりたいようにさせておきたいと思う。アリスはこの国を出られない。不思議の国はアリスをここに縛っている。その事実を否定するつもりはないけれど、己としては窮屈でいてほしくない。女王様による政治は時々息苦しいものがある。今度少しだけ緩めてくれるようにお願いしてみようか、なんてできもしない妄想をしながら見ていれば、蝶は目の前まで降りてきて、すぐに姿を消した。蝶だけに意識を向けていたのならば、きっと捕まえられていたことだろう。首をふるふると振って、脱線してしまった話を元通りにしようと試みて。彼の前でぴょんぴょんと飛び跳ね、意識を此方に向けてしまおうと。塗りかけの薔薇、聞こえる悲鳴、鮮やかな虫たち。たくさんの誘惑をくぐり抜け、無事に辿り着くことができるだろうか。今すぐに走っていきたいけれど、無理して走らせるのもよくない。難しく考えられない己の中で様々な考えがぐるぐると回り、今にもおかしくなってしまいそうで。とにかく伝えたい事柄だけを端的に話し )
それより、お茶会始まっちゃうよ!美味しい紅茶にクッキー!わくわくしない?
77:
来客 [×]
2022-02-08 23:43:41
>74 女王様
お聞きしたいことは三つです。一つ目は、なぜこの国にアリスが呼ばれているのか。二つ目は、これまで呼ばれたアリスは今どうしているのか。三つ目は、なぜこの国は寂れ――――ではここまで死刑が行われているのか、です。
(首を撥ねるとさらりと告げられ、背中に冷や汗が走る。自分の問いが彼女の琴線に触れるものかは分からない。城を訪れたことを後悔しかけたが、悟らせたらそれこそ首をはねられかねない。顔を上げて女王をまっすぐに見据えると、指を三本立てて質問を始めた。アリスのこと、国のこと、知りたいことは山ほどあるものの、知りたいことは山ほどある。しかし自分に対して態度の冷たい彼女に対して長々と問うのは悪手と判断し、自分の聞きたいかつ女王が答えてくれそうなことに絞って問いたいことを口にしていくが、三つ目の質問で一瞬言葉を切る。何故この国は寂れてしまったのかと言いかけたが、女王相手にそれを問うのはあまりにも不謹慎が過ぎる。咄嗟に別の質問に言い換えたが、内心の不安はぬぐい切れず)
78:
女王 [×]
2022-02-09 16:52:48
>77 ヴァローナ
なるほど。じゃあひとつずつ。この国にアリスを呼ぶのは、それが当然であってあるべき姿だから。昔は出入りもできたのだけれど、戦争のせいで閉じた、と言えばわかりやすいかしら。元の世界に戻ったアリスがここのことを言いふらしたせいでね──だから出さないし、逃がさない。
( 上手く伝えられるかどうかは定かではない。それでもはっきりと言葉にする。パズルのピース同士がかっちりと嵌まるように、この世界にはアリスの存在が不可欠。アリスのいない不思議の国は、主役のいないお伽噺のよう。いなければ不安定になるのに、いてほしくないと思ってしまうのは矛盾かもしれない。昔のことを思い出すと頭痛が生じる。頭を抱えてしまいながらも、真っ直ぐと見据えて。現状がとてもいいものとは思えないけれど、どう足掻いたって希望の光は見えなかった。本気で国を変えようと、奔走した結果がこの惨状。きっとこれ以上悪くならないように、悪者を引き受ける。家来にちらりと送った視線。心配の意味の込められたそれを見ない振りして、彼女へと告げた。少しばかり声が震えたのは、気のせいだろうか )
そして、最後。アリスの粗相によってこの国は簡単に変わる。国にそぐわない者は排除する、そうでないと──でないと、この国は、消滅するのよ。
79:
門番 [×]
2022-02-09 17:25:16
new characters
【 名前 】騎士 ─ knight ─
【 性別 】男
【 性格 】物腰柔らか、誰に対しても優しく穏やかに接する。しかしそれは表の顔。実際は口も態度も悪い腹黒。どこかにある、元の世界への出入り口を守る。いつかこの世界を変えてすべてを終わらせてやる、と心に決めている。
【 容姿 】鎧に包まれ、顔が見えない。容姿にコンプレックスを持ち、脱ぐのを嫌う。剣と盾を肌身離さず所持。身長は175cm。
【 備考 】一人称ボク、二人称アナタ、アリスさん、名前にさんづけ。誰にでも優しいのは、誰にも興味がないことと通じる。ついちょっかいをかけたくなるような可愛いアリスと相性が良いだろう。
【 名前 】花 ─ flower ─
【 性別 】女
【 性格 】明るく歌うことが好きで陽気。楽しいことだけを追い求める楽観的な思考の持ち主。楽しければそれでいい、と思うせいでリスク度外視の行動をすることもある危うさもある。
【 容姿 】赤と橙で構成された髪はふんわりとしたボブヘア。大ぶりの花の髪飾りをつけ、ワンピースにもコサージュを。身長150cm。花の姿でも変化可能。人型でなくても会話できる。
【 備考 】一人称アタシ、二人称キミ、アリス。名前で呼ばないのは、覚えていられないから。楽しいことが好きなアリス、もしくは適度に注意してくれるアリスと相性が良いだろう。
80:
門番 [×]
2022-02-09 17:27:55
>1 rule
>2 >79 characters
>10 about Alice
>18 template
お茶会へと誘われた不憫なアリス。この国から逃げようものなら、門番に処刑されてしまうことでしょう。スマートフォンなどの外界と通じる機械は使うことができず、テレビやラジオもない。そんな世界で、アリスは過ごすことになるのです。
この世界へと繋がる招待状は、きっとまだ見ぬアリスの元へ。
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