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【 指名制 】香撫町の住人。【 リメイク / 日常 / 考察 】/61


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自分のトピックを作る
42:  [×]
2021-03-02 17:07:19





>41 睡


うん、そうだよ。
( どういう答えが最適なのか、それはよくわからない。もしかしたら、馴れ合いなど不要、と思う人もいるかもしれない。踏み込むものではないと言われてしまえばそれまで。しかし、最初に感じたことを無視することはできなかった。最終的には二人が笑い合えれば良いと、そう思う。これも単なる夢物語ではないのではないか。來は感謝もしている、と言っていたのだから。本気で憎悪の念しか抱いていなかったのなら、少しだけでも心配することもないはずであり。何も考えていないポジティブな頭は、マイナスな考えを一切しない。皆が幸せになればそれが一番。平和主義者、との肩書きが近いだろうか。「どういたしまして。一緒にいるよ、勿論睡とも」緩い笑みを浮かべて、ピースサインを掲げてみせる。もし彼が嫌だと言ったら離れるけれど、踏み込みすぎない限り嫌われることはないだろう、と考えて。仲良くしたいのが最も強いが、ただの自分本位ではいられない。「だから……きつくなったら、ちゃんと頼ってね」聞こえるか否か微妙な声量でぽつりと呟く。抱えるばかりではどうしようもないから。他の住人に言えないことでも、不満でも、溢すことで楽になることだってある。彼らの支えになりたいのだ。壊れるところなんて、見たくない。メダルゲームの台に向き合っていると、タイミングが合っているのかじゃらじゃらと吐き出されていくメダルを見て、つい笑ってしまう。元々遊ぼうとしていた自分としては一向に構わないけれど、彼はどうだろう。「ねえ睡、これ長時間コースになりそうだけど付き合ってくれる?」笑いを堪えられないままに尋ねてみる。これも断られたら悲しいけれど、彼なら付き合ってくれる気がした。一見しているとあまり似ていない彼らだけれど、根っこの部分は優しくて、共通しているように思う。気付けばなんとなく彼の方を見てしまっていて )





43: 睡 / スイ [×]
2021-03-06 18:16:20



>月


 【 冬 / ゲームセンター / >42 】


 ( こちらを見ろとばかりに煩く響く電子音、大量のメダルがぶつかりながら落ちる音、無機質な動作音。それらに隠れるように小さく吐き出された言葉は、おれの聞き違いだろうか。断片的に拾い上げた声を繋げて、一つの文を作る。『きつくなったら、ちゃんと頼って』。意味を成さない単語が繋がって、意味を持って、そうしてやっと分かった。今までおれは、月のことを來を救けるための協力者のように思っていたけれど、月は違う。彼女は、來だけでなく、おれのことまで救けようとしていたのだと。何と答えていいのか分からなくて、黙り込む。並び立って、同じものを見て。今までも、これからも、ずっとそうだと思っていた瞳が、不意に隣を見たらこちらを向いていた。そんな感覚だ。『うん』と頷けないのは、來より先におれが救われるなんて、きっと許されないから。『おれは大丈夫だよ』と首を横に振れないのは、おれが救われようとしないことで、彼女が傷付いてしまうような気がしたから。結局、おれは聞き違いだと思うことにした。聞こえなかった振りをして、おれはまた、逃げた。壊れているのではないかと思うほど羽振り良く吐き出されるメダルを眺めながら、考えていたのは來のこと。本当なら、ここに居たのは來で、大量のメダルに驚くのも、楽しそうな月を隣で見るのも、全部あの子だったはずだ。なのに、おれが来たことで、それを奪ってしまった。あたたかい空間と、やさしい時間と、ひとつの未来。とても、おれがただ享受して良いものとは思えなかった。そこに、投げ掛けられた彼女の言葉。これは夢か、と、ぱちり瞬く。しかし、喜びと比例して募るのは罪悪感で。……いつも、そうだ。何もしないおれだけが得をして、あの子が報われない。そんなのは、間違いだ。突き動かされるように席を立つ。「月、おれ……來を探しに行ってくる」気持ちが急いて、言い終えるより先に足が動く。しかし、すぐにぴたりと足を止めれば、気遣うような視線を向けて。 )
 ……月も一緒に来る?



( / 背後より失礼します。まずは、お返事が遅れてしまって申し訳ありません。そして、毎度のことながら独白が長ったらしいのも重ねてごめんなさい。
今後の展開についてですが、〆レスまでが思いがけず長くなりそうなので、この絡みは一旦保留にして、他のキャラクターと絡んでいただくのも可にしようかなと考えています。もちろん、このまま双子との絡みを〆レスまで続けていただいても構いません。一旦保留にする場合は、その旨と次回指名キャラクター、絡み文またはこんな絡みがしたいという要望を。特に無ければ適当にこちらで決めさせていただきます。〆レスまで双子との絡みを続ける場合は、こちらには返信不要です。 )






44:  [×]
2021-03-06 19:14:56




>主様


( / 長文ゆえに遅れてしまうのは普通ですし、此方も対して筆が早いわけではないのであまりお気になさらず。
双子との仲を深めてゆくのも勿論楽しいですが、お言葉に甘えさせて頂いて保留にしようかと思います。どのキャラクターも魅力的ですので、まだ動いたことのない子の中から、相性が良いと思われる子を選んで頂けたらと思います。それからひとつ、月のままでいくのか、以前プロフィールだけを作っていた楸を呼ぶのか、というところでも悩んでおりまして……どちらにしろ指名は同上、所謂お任せとなってしまうことをお許しください。
また、絡みの要望として月のままでいく場合は同世代の子、あまり話したことのない状態から話していくうちに双子たち以外の子にも抱えているものがある、という事実を知ってより強く何とかしなきゃ、楽しませたい、と距離を詰めていくパターン。
楸の場合は来て間もないところから、素性を隠しつつ町の案内をして貰えたらなと。此方については探る目的もあるので、単に楽しむというよりは話の通じる、町のことをよく知っている人と絡ませて頂けると嬉しいな、と思います。 )





45: 管理人。 [×]
2021-03-06 23:13:49




>月ちゃん本体様

( / 保留の件、承知いたしました。普段からつけてくださっているのでわざわざ言うことでもありませんが、再開の際にはアンカーをつけていただくようお願いします。

指名キャラクターですが、月ちゃんの同世代と言うと、少し広めにとって 幸 - 20歳 / 縋 - 22歳 / 逸 - 18歳 / 命 - 23歳 / 朝 - 22歳 辺りでしょうか。ただ、幸はリメイク前で動いていますし、朝は多分何とかしなきゃ、となる感じではないです。
楸さんならば、比較的古株の 朔良 / 守 / 縋 / 修 / 鏡華 辺り。案内には不向きですが、勝手について行って質問を投げれば知っていることは答えてくれる 逸 も一応入れておきます。
お好みのキャラクターがいればお伝えください。 )





46:  [×]
2021-03-07 14:31:49




>主様


( / アンカーの件、承知致しました。しっかりとアンカーをつけた状態で、勝手ながらメモ帳の方に保存させて頂いておりますので、再開のときは途中から紡いでいけたらと思っております。

キャラクターとしてはどちらとも候補となっている縋さん、以前はいなかった女性キャラクターである命さん、鏡華さん。楸としては探るのに最適だと思われそうな修さんのいずれかにお願いしたく。殆ど絞れておらず申し訳ないですが、動かしたい子を見繕って頂ければと。一先ず、大して代わり映えのない楸のプロフィールを落としておきます。 )


「 俺のことなんて知らなくても良いだろう?知りたいなら、君のことを教えてくれるかい? 」
「 毒きのこ?……そうか、じゃあ採っておいて。はは、しなないから問題ないって 」


名前: 楸 / ひさぎ
本名。名字は珍しいからと明かさない

性別: 男
年齢: 25歳( 歳相応。27くらいだと思われることが多い )

容姿: 黒髪のエアリーマッシュに黒縁眼鏡を着用。眼鏡を取られてしまうと殆ど見えないから必須。忘れてしまった日は距離を縮めなければ判別不可能らしい。目に異物を入れたくないから、とコンタクトは使ったことがない。同じく黒い瞳はたれ目で優しさを感じさせる。身長は180cm、筋肉は少しばかりついているだけで人よりは弱い。服装は仕事時はスーツ、研究時は白衣。迷い込んだときからは正体を隠そうと平凡な白シャツに黒の上着を羽織り、ズボンを履くだけ。毎日そんな適当な格好しかしていないことから、服装に頓着していないことがよくわかるはず。ちゃっかり持ってきた黒い小さな鞄にも入っていたメモ帳とペンは必須。

性格: 表向きは穏やかで優しいお兄さん。ふんわり、ほわほわとした印象を与えることだろう。話し方はゆったりペースで誰に対しても同じように接する。温厚で滅多なことでは怒らない。しかしながら、実際は頭の螺子が数個飛んでいる危ない人。自分の命に頓着しないし、何でも試したがる節がある。試さないと気が済まない頑固者。人に強要しないぶん、信用されたら研究に付き合わされてしまう為注意。

この町に来た理由: 町のことを知りたいと考え、調査目的で香撫町へ。元の世界に戻ったら、その後は町の実態を纏めて論文として発表したいと考えている。研究が好きでやっているうち、毒物を摂取しても仮死状態になるものを開発。それゆえ毒を盛られてもしなない。研究だけでは食べていけないとわかっているから、お役所仕事で余った時間を研究に充てる形。調査がばれたら追放される、それで中高ずっと演劇を続けていたことから完璧に演じきってみせると意気込んでいる。




47: 修 / オサム [×]
2021-03-08 02:34:52



>楸


 【 3月某日 / 神社 】


 ……ふう。
 ( 最後の一段を上がる。まだそれほど腰は曲がっていないとはいえ、年寄りに50段以上の石段は堪える。少しだけその場に留まり、上がった息が整うのを待ってから、再度歩を進める。もはやここに来るのも毎朝のことで慣れきってしまったが、この石段だけは毎回どうしてこんな場所に作ったのかと恨み言を零さずにはいられない。罪人の私は、苦労なくして神にお目通りは叶わないということだろうか。……馬鹿馬鹿しい。この世に神など存在しないし、人殺し程度、大した事でもあるまいに。真新しい朱色でありながら、わざとらしく傷や汚れがつけられた鳥居をくぐる。この神社、もといこの町が造られたのはそう昔のことではない。最近、という表現をしても差し支えない程度の歴史の浅い町だ。それなのに、こうして古めかしげに造られているこの神社が、何とも滑稽で私は気に入っている。拝殿の前で足を止め、十円硬貨を4枚と、五円硬貨を1枚投げ入れる。〝45円〟と〝始終ご縁〟、くだらん語呂合わせだが、賽銭の額を毎度迷うよりよっぽど良い。二礼二拍手の後、手を合わせる。願うのは、この町の住人達の幸せ。そして、町の外にいる家族の幸せだ。祈り終われば深く一礼をし、踵を巡らす。そこでふと、視線の先に人影があることに気付く。見たところ20代後半ほどの男か。初めて見る顔だ。ゆっくりとした足取りで近付けば、柔和な笑みを浮かべて話し掛ける。 )
 やあ、こんなところに若い人がいらっしゃるとは珍しいですな。私は今しがた参拝を済ませたところでして。お見掛けしないお顔ですが、ここには最近来られた方で? ……それにしても、こんなご縁に恵まれるとは、いやはや早速ご利益があったのやもしれませんな。



( / 修で始めさせていただきました。絡みづらければ仰ってくだされば書き直し、もしくは他キャラクターに変更いたします。 )






48:  [×]
2021-03-10 16:25:56




>47 修さん


( 世捨て人の町。移住したらもう帰ってこられない場所。色々な噂があって、どれが本当のことなのかわからない。今注目を浴びているところだからこそ、しっかりとこの目で確かめてみたかった。香撫町という土地がどのような目的で作られていて、どのような発展を遂げてゆくのか。それらを見て、感じて、形にする。調査してはならない、なんて暗黙の了解は当然心得ている。現実世界に戻ったら報告して、それで終わり。桃源郷は一度しか行くことができない。純粋な気持ちを持っていなければ。実状を把握する為、なんて不純な動機で向かうのは許されないことであろう。だからこそ、ちゃんと偽って当たり障りのない人間でいようと決めた。町に馴染み、普通の住人として暮らして、必要な情報が集まったらそこでさようなら。深入りしなければあっさり消えても不審に思われることもないだろうから。そうして実際に足を踏み入れた町は、どこか素朴な感じがした。どうやらインターネットは使えないらしい。町並みは古びているわけでもなく、かといってかなり近代的なわけでもない。こぢんまりした、という表現が適当か。町人に会っても問題ない程度に視線を動かしていたところで、そこに神社があるのに気付く。「はい。まだ来たばかりなので、色々見て回ろうかと思って」息を吐くように嘘をつく。否、町へと赴いたのが最近であるという事実だけは真実なのだが。 )





49: 修 / オサム [×]
2021-03-15 19:32:51



>楸


 【 3月某日 / 神社 / >48 】


 それはそれは。色々大変でしたでしょう。ここは良い町です。なんにも心配せずに、ゆっくり行きなさるといい。
 ( 朗らかな表情を崩さないまま、うんうんと二、三度ゆっくりと頷く。この町に移住して来るのは、大抵何か事情を抱えた人物だ。こうして急に話し掛けると、警戒したり、逃げて行ってしまう者も居るが、そうでない者は抱えているものが軽いのかと言うと、決してそんなことはない。人の心は複雑怪奇だ。この歳になっても、一つも理解できた気がしない。この町に長く居ると、その思いは深まるばかりだ。しかし、だからこそ、この町は面白い。この男は一体何を隠し持っているのだろうか。興味を引かれるものの、会ったばかりの相手のことを根掘り葉掘り聞くのも如何なものかと、新顔の男に送り出すような言葉を掛ける。なに、時間は腐るほどあるのだ。焦ることはない。それよりも、これから同じ町で暮らす人間と険悪になる方が厄介だ。ここは挨拶だけに留めて、早々に立ち去ろう、と考える。……が、しかし。裏腹に、これだけのやり取りで終わらせてしまって良いのかと考えている自分も存在していた。まったく、人の心というのは本当に複雑怪奇だ。前に吐き出した言葉から一呼吸置いて、次を吐き出す。 )
 ……もし、お邪魔ではないようでしたら、私が案内でもしましょうか。実は、この町では結構な古株でして。他の住人の方たちが知らないようなこともお教え出来るやもしれません。






50:  [×]
2021-03-21 20:47:39




>49 修さん

そうですね。ゆっくりしようかなと思います。
( 声を掛けてきたのは見るからに老人。この町が出来てから長く経っていないとしても、他の住人より警戒されずに情報を得ることができるだろう。無駄な馴れ合いをするよりも、適切な距離感を保って手っ取り早く色々知ることが出来れば良い。町に隠された秘密を、人々が抱えるものを。彼の言葉に微笑んで頷いて、そのまま頭を下げてから立ち去ろう。そう思ったが、此処で何も聞かずに終わるのも勿体無い。地図を見て歩いたところで、よくわからないまま動き回るのはあまりにも効率が悪い。勝手知ったる人間がいるのは心強いし、何より話を聞き出せれば一石二鳥。先達はあらまほしきことなり、なんてよく言ったものだ。「有り難う御座います。では、お言葉に甘えてお願いしても宜しいでしょうか……ああ、申し遅れました。私は楸と言います」胸の前に手を置いて、紳士然とした振る舞いをしてみせる。普段からしているわけではなく、しっかりとした若者、という印象を持って貰う為に。もし外の世界と繋がりがあったら厄介だ、珍しく目立つ本名をすべて名乗ることはしないけれど、下の名前だけは口にする。最低限の礼儀くらいはきっちりとしておかなくては、非常識のレッテルを貼られてしまうかもしれない。いくら一時的に留まる場所といえど、嫌な奴がいた、と悪いように記憶されるのは御免なのだ。「此処は自然が豊かなんですね。空気も美味しい気がします」辺りを見回しながら、当たり障りのないことを話す。単純な興味と、場を繋ぐ言葉。さて、此処からが本番だ。ちゃんと演じきらなくては。心の中でそっと気合いを入れた。 )




51: 匿名さん [×]
2021-03-23 15:03:56



「酒はいい。ひとくち口にした瞬間、楽しい夢の中にまっしぐらだ」
「……恐いんだ。またいつか、失ってしまうんじゃないかって」

名前:圷 良司 / あくつ りょうじ

年齢:35歳

性別:男性

容姿:190cmと日本人らしからぬ高身長の持ち主。混じり気の無い黒髪はベリーショート、サイドと襟足を刈り上げたツーブロック、分け目を左側とし8:2の割合で左右に毛束を流してワックスで整えている。一見軍人かと見紛うような筋肉質な肉体には無駄な脂肪など一切無く、がっしりと広い肩幅とただでさえ高い身長も相俟って対面する相手に威圧感を与えがち。やや角ばった顔の輪郭の中には太めの眉、その下に一重瞼の吊り目がちな焦茶色の双眸、高めの鼻、厚みの薄い唇といったパーツが揃い、濃いめの顎髭が実年齢よりやや老けた印象を持たせている。

服装:白いワイシャツに黒いスラックス、茶色の革靴を履き、ベージュのトレンチコートを羽織ったシンプルな出で立ちであり、ファッションに強い拘りがないことを示している。

性格:真面目で正義感が強い熱血感だった──かつては。社会の荒波に揉まれ歳相応に酸いも甘いも知り尽くしてしまった今では、若かりし頃の面影など紙片一つほども残っているかどうか。すっかり草臥れ果て、世の中への希望を捨て去った諦観塗れの中年男に成り下がってしまった。しかも、過去の哀しみに囚われ夜毎アルコールに溺れる始末。とはいえ、なんだかんだと仕事には真面目に取り組んだりお人好しだったりするあたり、元来の性質が全く無くなってしまった訳ではないようだ。

移住目的:彼は警察官、俗に言う刑事だ。20代の頃に結婚し子を一人もうけたが病気により一歳にも満たぬまま死亡、妻はそれ以来塞ぎ込んで家に引き籠もりがちになってしまいそれに懸命に寄り添っていたのだが、数年前に突如として失踪。此度は、この香撫町に妻が居るかもしれないという風の噂を頼りとして訪れた。

初回指名キャラクター:守さん

初回ロル:

【 4月某日 / 喫茶店 】

(もう桜の花も散りきってすっかり葉桜の様相を呈する暖かな昼下がり。この町を訪れてみたは良いが未だ目ぼしい住民には出会えておらず、圷という名の大男は一先ず町中を歩き回って情報収集に適した場所を探すことにした。無論町役場の者達にもそれとなく尋ねてはみたが、彼らは根っからの仕事人間なのか取り付く島も無かったのだ。ならば今は、此処で暮らす一般市民に情報の種を委ねるしかあるまい。そうしてたまたま通り掛かった建造物、足を止めて外観をつぶさに眺めてみるにどうやら喫茶店らしいと当たりをつけ、ならばその場所柄自身の欲するものも手に入るのではないかと思い扉を開けては店内に足を踏み入れて)


(/主様、初めまして。この度は作り込まれたミステリアスな世界観に惹かれてしまい、是非お話をしてみたく参加希望を出させて頂きました。プロフィールやロルに不手際がございましたらご指摘ください。また、描写については絡み難い等ありましたら修正致しますのでそちらも遠慮なく仰って頂ければと。ご検討宜しくお願い致します。)



52: 修 / オサム [×]
2021-03-23 22:33:47



>楸


 【 3月某日 / 神社 / >50 】


 〝ひさぎ〟さん。ほお、珍しいお名前で。字は、どのように書くのですかな。
 ( 新顔の男は、警戒するでもなく、迷惑そうにするでもなく、自然に私の提案を受け入れて自身の名を名乗る。その動作は紳士然としていて好青年に見受けられたが、それ故にこの場所には似つかわしくない気もした。礼儀として「私は修と言います」と返しながら、値踏みするような視線を向ける。飾り気は無いものの、小綺麗な風貌。知性を感じさせる話し方。年齢にしては落ち着き払った態度。人畜無害そうな顔をしているが、何を隠し持っているかは分からない。外で何かをやらかしたか、ただ働かなくて良い生活に釣られたか、もしくは──。頭に浮かんだ一つの想像に、意図して作ったものではない笑みが口元に広がる。これは、もしかすると、久方振りに面白いことになるやもしれん。しかし、そんな心の内はおくびにも出さず、「外と比べると人が少ないですから。大きな工場なんかもありませんでしょう」と、男と他愛のない話を続ける。実際、もしかしてと思ったものの空振りだった、なんてことは今までもざらにあるのだ。勘付かれて疑心を向けられるのはまずい。日頃〝穏やかで親切な老紳士〟という評価を獲得していなければ、正義を実行しても、情状酌量も賞賛も得ることは出来ないのだから。 )
 楸さん、どこか行きたい所はありますかな。町を全て回るのは難しいでしょうから、お好きな所から案内いたしましょう。






53: 守 / マモル [×]
2021-03-23 23:26:22



>圷


 【 4月某日 / 喫茶店 / >51 】


 ( 銀のポットから、挽いて粉状になったコーヒー豆へと熱湯を注ぐ。全体が湿ったら少し蒸らして、それからゆっくりと味と香りを抽出する。窓から柔らかい陽の差す昼下がり。自身の経営する喫茶店は、空席が八割程を占める空き具合だ。普段はそれなりに人が集まるからか、こうした客の少ない時間帯はどうしても手持ち無沙汰になる。それならば少しくらい休めば良いのにと言う人も居るが、そうもいかない。元々何かしていないと落ち着かない性分というのもあるが、何もしていないとあの子の顔がちらつくのだ。あの瞳に無言でじっと見つめられていると、責められている気さえしてくる。あの子がそんなことを考えるはずもないと分かっていながらも、悪い妄想が広がっていくのは止められない。まだ、足りない。もっと、もっと、稼がなければ。少しでも手を止めれば、あの子は僕を許してくれない。そんな感覚に囚われてしまうのだ。取り敢えずは何か行動をしなければ、と、今のところ注文される見込みもない量のコーヒーを淹れながら、カウンター席の客と軽い情報交換をする。最近やって来た住人の話、カタログに追加された商品の話、いつの間にか見掛けなくなった常連の話。どれも他愛ないものばかりだ。そこに、ふいに店のドアが開く音が響く。入り口に見慣れない大男の姿を認めると、一先ずは「いらっしゃいませ」と声を掛ける。カウンター席の客に、話は一時中断だと目配せすれば、メニュー表を持って新たな客の方へと歩み寄って。 )
 お好きな席へどうぞ。……ご注文はこちらから。お決まりになったら呼んでください。


( / 初めまして。こんな自己満足なトピックにお目を留めてくださり、ありがとうございます。PFにもロルにも特に問題はありませんので、是非奥様を探しながら住人達との交流を楽しんでくださいませ。歓迎いたします。 )






54: 圷 良司 [×]
2021-03-24 14:46:56



>守

 【 4月某日 / 喫茶店 / >53 】


……ブレンドで。
(ふわり。扉を開けると、香ばしい珈琲の香りが鼻腔を擽る。そうして目の前に広がる喫茶店らしい落ち着いた穏やかな空間に、圷は素早くその細い視線を滑らせていく。その眼差しは刑事としての職業病を隠し通せておらず鋭く冷徹なもので、店内の状況を一刻も早く把握しようと努めているようだ。この二つの目に映る限りは客数は当初思っていたよりも少なく、それほど賑わってはいないようだと認識したところで此方へと歩み寄る人影が一つ。自然と無意識に視線を向ければ其処には夜空に輝く月を連想させる頭髪に透き通った翡翠の双眸を持つ美しい長身の青年が居て、彼が発する言葉からどうやら店員のようだと判別しつつ後ろ手に扉を閉めてはメニュー表を手渡されるより前に、およそ殆どの茶店に存在するであろう名称を無愛想に口にして。その後、青年の横を通り過ぎるようにして乾いた靴音を響かせつつカウンター席に近寄り、既に他の客が腰掛けている席より椅子一つ分距離を置いてどっしりと着席し、早速とコートのポケットを探る。長いこと歩き回って少々疲れてもいる、聞き込みは少し落ち着いてからでも良いだろう。何、焦ることはない。急いては事をし損じるとも言う。それに、本当を言うと先日耳にした噂もそれほど信用してはいないのだ。だが、それでも今は、藁にも縋る想いで微かな情報を辿るしか選択肢は残されていない。一息吐き出した男は、ポケットから煙草とライターを取り出した。)


(/歓迎してくださりありがとうございます、これからどうぞ宜しくお願い致します。何か不手際等ございましたら遠慮なくご指摘ください。此方は蹴って頂いて構いません。)



55: 守 / マモル [×]
2021-03-25 20:51:08



>圷


 【 4月某日 / 喫茶店 / >54 】


 かしこまりました。
 ( 素っ気なく吐き出された一言によって、彼へと差し出したメニュー表は行き場を失い、静かに元の場所へと引き戻される。随分愛想の無い客だな。彼の第一印象はそれに尽きた。特段気を悪くしたわけでもないが、これだけ大柄な男だとさすがに威圧感がある。自身の横を通り過ぎて席へと向かう背中に、落ち着いた響きは損なわないながらも、普段より少し高く作った声で返答する。愛想の無い相手を前にすると、何故か努めて愛想良く振る舞ってしまう現象に名前はあるのだろうか。人間は、無意識にマイナスでもプラスでもないゼロの座標に戻りたがるのだと聞いたことがある。もしそれが本当ならば、今のこの苦しさも、あの幸せ過ぎた日々の代償なのだろうか。……考えても、仕方のないことだ。〝こうすれば良かった〟なんて答えは、何処にも無かった。分かっていても、あの子は今も僕を見つめているのだから、この悪夢から逃れる術も同様に、何処にも無い。カウンターの内側へと戻り、注文通りのものを提供すべくコーヒーの抽出作業を再開する。ついでに、カウンター席の客との雑談も。この町において、社会性なんてものは基本的に必要とされない。そもそも社会生活をする必要が無いのだから、役立てる場面が無いのなんて当たり前だ。外での〝優しさ〟と同じ。つくづく自分は役に立たないものばかり持ち合わせているな、と、溜息が出そうになる。それでも、雑談をしていた客との会話が途切れれば、自然に手持ち無沙汰な様子で煙草を取り出す大男へと掛ける言葉が口を衝く。ほんの少し気に掛かっていたことを、何気ない様子で尋ねて。 )
 ……何か探しものでも?






56: 圷 良司 [×]
2021-03-27 11:37:36



>守

 【 4月某日 / 喫茶店 / >55 】


ああ、少しな。
(箱と呼ぶにはあまりに心許ない薄っぺらいビニール製のそれから白い紙巻き煙草を一本取り出し、口に咥える。鈍色の安っぽいジッポライターを取り出し慣れた手付きで親指の腹で以てフリントホイールをカチリと回し、丸い先端に火を灯した。役目を終えたライターをポケットの中に仕舞い直しながら、すう、と軽く毒素の強い一酸化炭素を肺臓の中に取り込んだ後に大きく紫煙を吐き出していく。──嗚呼、この瞬間が堪らない。この命を無駄にしている感触こそ、皮肉にも己が生を最も実感出来るひと時なのだ。そうして害的な煙を味わいつつ、先程の店員と常連らしき客が交わす会話に耳を傾けていく。内容としては他愛もない世間話で、その言葉の数々は取り立てて異常なものはないように思えた。この町にまつわる半ば都市伝説めいた突拍子もない噂話は勿論圷の耳にも入っており、リアリストを自称しているからにはそれらを信じている訳ではないにせよどこかしら偏見を持っていなかったかと言われれば嘘になる。彼らにとっての日常は、圷の価値観ともそう大差はないように感じられた──少なくとも、現時点では。そういった思考を巡らせていた最中、耳朶を打つ声に自然とカウンターの向こう側に立つ青年へと目を向ける。自身が腹に抱えるそれを特段隠し立てるつもりは端からなかった為、紫煙混じりに頷いてみせるがしかし、唐突に本題に入るのは些か躊躇われた。それもその筈、お互い出会ったばかりで信頼どころか素性すら何も知らないのだ、そのような心許ない相手から果たして信用に足る的確な情報を得られるだろうか。そう理性的に考えた圷は先ず、無難に青年の由縁を探ることにした。)
……君は、この町はもう長いのか?



57: 守 / マモル [×]
2021-03-31 21:50:49



>圷


 【 4月某日 / 喫茶店 / >56 】


 ……3年ほどですかね。
 ( 先程の様子から見るに、問い掛けたはいいものの、返事が返ってこない可能性も充分にあると踏んでいた。しかし、実際には短いながらも返事はあり、更にこちらへと質問を返して来るのだから少し驚く。単に無愛想なだけで、人嫌いというわけではないらしい。世間話と言うよりは、事情聴取のような僅かに警戒を含んだその硬い声に、コーヒーの滴が落ちる様を眺めながらそっと答えを零す。あの子が天国に行って、3年。改めて言葉にしてみれば長い月日だけれど、彼女は常に僕の無意識の中に存在しているから、遠くへ行ってしまった感覚はあまり無い。今だって、ほら、『どうしてお前は生きているのだ』と呪うような瞳でこちらを見ている。〝この町に来て3年ほど〟、その言葉は紛れもない真実だけれど、もしかしたら嘘のように響いたかもしれない。ようやく抽出が終わり、淹れたてのコーヒーの入ったカップを、ソーサーに乗せて彼の前へと静かに置く。小さく添えた「ブレンドです」の言葉に続けて、自分に向けられた質問を相手にも返す。誰に習ったわけでもなく、そうするのが自然だと脳に染み付いているのだから不思議だ。他人の手を借りるつもりが無いのか、他人には言いづらいものなのか、不自然に終わった探しものの話が気になりつつも、ここはひとまず振られた話題を続けることを優先することに決めて。 )
 お客さんは、最近来られたばかりですか?






58:  [×]
2021-04-03 19:56:17




>52 修さん


木へんに秋、ですよ。姉が木へんに春で椿なので。
( さらりと答えて、聞かれてもいない答えまで乗せる。自然に重ねた情報は事実であるが、大して知られても問題のないもの。「そうですね。ビルや工場があると風景も変わってしまいますし。自然のままなのも、過ごしやすくて良いでしょう」こくりと頷いて賛同してみせる。実際心地よい風が吹いているのだし、快適であることは本当である。豊富な自然の他に働かなくても良いこととあって、調査目的でなかったとしたらさながらユートピアのようだ。もっとも、此処を出たらもう来られないだろうから、そういう意味でも桃源郷といって差し支えないのかもしれないけれど。微笑みながらも探りを入れるように、少しだけ観察してみる。一見しただけでは、彼は穏やかで優しそうに見える。何があるのかはわからないが、関わったとしても此方に非はなさそうだ。失礼にも思える感想を抱きながらも、それは一切顔に出さず。「何処が良いでしょうか……生憎どんな風になっているのかわからなくて。ああ、食糧は調達しておきたいかもしれません。少し、お腹がすいてしまって」ゆるりと首を傾げて、不安げに瞳を揺らす。暗に案内場所は委ねる意思を示しながらも、照れたように腹部を押さえて )





59: 圷 良司 [×]
2021-04-09 14:38:03




>守

 【 4月某日 / 喫茶店 / >57 】


ん……、まあな。何分越してきたばかりで勝手が解らん。だから少し散策していたところだ。
(三年。目の前の青年はこうして喫茶店に勤めている上他の客とも親しげに言葉を交わしていたため随分この街に馴染んでいるように思えたが故に少々短くも感じられて、しかしながらまだ香撫町を訪れて数日しか経過していない己と比べればその差は歴然としており、その上彼は接客もしているのだからそれなりに街の地理だけでなく人間関係にも詳しそうだと紫煙を燻らせながらそう推察していると珈琲の注がれたカップがソーサーに乗せられ眼前に差し出されて。それを見た圷は近場にあった灰皿を引き寄せるなりその端っこに吸い差しの煙草を一旦置き、カップを口許へ運んで香り高いブレンドを少量口に含む。淹れたての温かいそれは適度な苦味と絶妙な酸味が絶妙な味わいを演出していて、その味に満足そうに一つ頷きつつ投げ掛けられた問いを一先ず肯定した後、自らの於かれている事情を簡潔ながら正直に打ち明けていく。こういうことは下手に隠そうとせずに事実を告げた方が話はスムーズに進むものだと経験上重々承知しているのだ、そしてある程度順序立てて事を運ぶ必要があることも。まだ六分ほど珈琲の揺蕩うカップを一度ソーサーに置いては青年を見上げ、その端麗な容貌をつぶさに眺めつつ。)
──俺は圷、圷良司だ。君は?



60: 修 / オサム [×]
2021-04-14 22:12:46



>楸


 【 3月某日 / 神社 / >58 】


 ほほお、ご姉弟揃って素敵なお名前だ。さぞご両親も立派な方なのでしょうな。
 ( 感心したように僅かに目を見開いて見せる。一つではそのまま受け止めるだけだったものが、二つ並んだ途端に意味を持ったように感じられる。勉強法に取り入れられるほど、関連性というものは人間にとって重要らしいと聞くが、なるほど確かに。彼の名前はしばらく忘れることは無さそうだ。しかし、季節の漢字を用いるところから見て、彼の両親は4人子どもをもうけるつもりだったのだろうか。人様の家庭のこととは思いながらも、ついつい勘繰ってしまう。うちは一人娘だったが、随分と手を焼いた。4人など育てようものなら、きっと手がいくつあっても足りぬだろう。二本の腕では、せいぜい人一人を殺めるのが関の山だ。「若い人は沢山食べませんとな」腹の辺りを押さえて、はにかんだような表情を浮かべる彼に、高らかな笑い声をこぼす。私も若い頃は常に腹を空かせていたと言っても過言ではないほどよく食べたが、歳を取って〝腹が減った〟という感覚も薄くなってしまった。今では決まった時間に機械的に食事を摂るのみ。やはり歳は取りたくないものだ。携帯端末をちらりと確認する。時刻は11時過ぎ。昼食にしてはまだ少し早いが、移動するうち丁度良い時間になるだろう。思いついた食事処をいくつか挙げた後、回答を待つように彼の方へと視線を合わせる。選択肢は然程多くない。大して決めるのに時間は掛からないだろう。 )
 食事処なら、東部にある無人のファミリーレストランか、若い奥さんが切り盛りされている定食屋か……ああ、丁度あなたくらいの歳の青年が経営している喫茶店も、南部と西部の間辺りに。自炊なさるなら、スーパーマーケットは大体どこの辺りにもありますよ。一番よく利用されているのは、やはり北部のスーパーマーケットでしょうか。






61: 守 / マモル [×]
2021-04-14 23:23:27



>圷


 【 4月某日 / 喫茶店 / >59 】


 ああ、僕も、この町に来たばかりの頃は戸惑ったなあ。
 ( 彼の人間味の滲む言葉に、少しだけ気が緩めば懐かしむように笑みを溢す。平日の昼間でもショッピングモールが賑わっているし、まだ大人に守られるべき小さな子どもが一人で寮生活をしている。〝しなければいけないこと〟が一つも無い、今までの常識が常識でない町。この町に来てまず思ったのは、自分がいかに〝何もしない〟ことに対する適性がないかということだった。この町に来たばかりの、抜け殻のような状態でもどうにも手持ち無沙汰だったし、あの子の居なくなった町を見ていたくなくて逃げてきたのに毎日あの子の声を聞いた。ついでに言うと、この町は自治が基本なのに、前任の管理人はあまり仕事をしてくれなくて治安も今より悪かった。一週間と経たずに、僕はこの町に来たことを後悔した。「僕で良ければ手助けするので、何でも言ってください」今はもう過去になった苦い思い出を振り返りつつ、少しだけ胸を張って見せる。見るからに年上だし、身体つきも強そうだが、ここに居る時間だけは僕の方が長い。先輩風を吹かせるくらいは許されるはずだ。カップを下ろす、淀みのない所作につられてソーサーへと視線を落とす。次に視線を元の位置へと戻すと、ふいにこちらを見据える目とぶつかった。仕事柄、相手が名前を名乗る時は、仲を深めたいと思ってくれている時か、依頼、またはそれに類似する何かがある時だ。緩んだ表情が僅かに緊張を帯びるも、珍しいフルネームでの名乗りに、気になったことをそのまま無遠慮に訊いてしまって。 )
 僕は、守。『守る』って漢字そのままで、守です。……って言うか、もしかして圷さん本名ですか?






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