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暇を持て余した匿名の遊び【無登録/暇つぶし/どなたでもお気軽に】/164


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自分のトピックを作る
61: 菓子屋の店長 [×]
2018-03-05 17:12:06



>>59/小さな狐の妖 様


おやおや、こんな時間にどなたが、、ふふ。いらっしゃいませ、可愛らしいお客様。
(かららん、と扉に付いた鈴のなる音に目をゆっくりと開け辺りをキョロキョロ見渡し、口許に垂れていた涎をゴシゴシ袖口で拭き取り身なりを整えては営業モードに切り替えスマイルを一つ、としようとするも妙に可愛らしいお客様に栗色の瞳をまんまるくしつい凝視してしまい。『初めてのご来店、でしょうか?甘いものならなんでもございます。お好きなものをお選びくださいね、』と、お客様の前で一礼しては柔らかな笑み浮かべメニュー表をそっと手渡して)

(/とっても可愛らしいお狐様に私のセンサーがビビッと反応してしまいました、、!ぜひともえづけさせてください!よろしくお願いしますっ!!当方pc情報/菓子屋を営む店長/三十路/甘いものと可愛いもの大好き/栗色のくせっ毛と同色の優しげな垂れ目/実は『視える』体質)




62: 反面教師 [×]
2018-03-05 17:43:03

──……、
(夏休みが始まって、当然のように補習があって、茹だるような暑さに色っぽく湿った項を見詰めていて、それで──。夕立が地面や屋根を叩く騒がしい音も何もかも聞こえない。そればかりか、五感の全てが触れた場所へ強引に引き込まれる。互いにじっとりと濡れた服が不快感を催しても、それさえ一切気にならずに触れ合った唇から伝わる熱を逃がさぬよう何度も何度も重ね。電気が消えて薄暗い教室の中にただ一つ響くのは、あまりにも興奮を煽り立てる淫靡な水音ばかり。目を伏せて舌先から蕩けるような背徳感と悦楽に沈み、爛れていく自らの姿を想像すると寒気がする。そんな酷い自己嫌悪さえ目の前の男の甘い愛撫に溶かされて、舌を絡ませ合いながら脳裏に鮮明に残る噛み付きたくなるような艶を滲ませた項に指先を伸ばし。手探りで汗ばんだそこに触れると同時に気紛れに開いた目が霞んだ視界の中に捉えたのは、教室のドアの前に立ち尽くす一人の女子生徒。嗚呼、その顔をよく知っている。たった今夢中で唇を乞うてくるこの男を愛して止まない哀れな生徒だ。絡んだ視線が逸らされる事は無く、故にわざと一度唇を離すと一際リップ音を響かせて啄み。あからさまに驚き傷付いたような顔をして、それでもまだそこから動けないでいる。向けられる視線にぞくりと背中が粟立って、体内に熱が溜まっていく。気付いてしまうだろうか。それはそれで面白そうだ。教師にあるまじき、どころではない。知れ渡れば退職は免れない。それでも身体はスリルとこの男を求めてしまう。ふっ、と目を細めれば、相も変わらず彼女と見詰め合ったまま口内を甘く蹂躙する合間に熱を孕んだ吐息を漏らし)

(/初めまして。不必要な程好きを詰め込んだロルですが、何方かのお目に留まれば幸いです…!!場面は夏の雨に打たれ教室に避難した後惰性に惰性を重ねてうっかり一線を越えてしまった男性教師二人です!これが初めてでも既に身体を重ねた経験があっても既に交際していても、どれも美味しく頂けますのでお好みで…!!)

63: 気怠げ看守 [×]
2018-03-05 19:45:15



>50 / 囚人様


( 囚人は獣だ。看守は飼育員で、牢屋は檻。監獄はいわば、肉食獣ばかりが集まった動物園のような場所だ。最も、動物園にいる獣の方がよっぽど良い待遇を受けているだろうが。ぎらぎらと鋭い眼光に、今にも鎖を噛み千切りそうな獰猛な牙。まさに獣らしい獣と言える目の前の其れが己の言動に理性を切らし、今し方研がれた爪を以て襲い掛かろうとするならば、勿論大人しく掴まれてやるなんてことは在り得ずに。「ッ駄ァ目だよ、ったく。何が気に障ッたのか知らないけどさぁ」 伸びた腕の早さには目を見張るものがあったが、所詮それは知能の低い獣が成したこと。護身術を骨の髄まで嫌と言うほど叩き込まれた此方の胸倉を掴む前に其の手首を掴み返せば、そのまま勢いを利用し己の脇の下に空いたスペースへと拳の先を流し。引かれた腕に従い相手の体が此方へと多少なりとも傾いたならば、ぶつくさ悪態を吐きながら一歩踏み込み無防備な顔へ勢いよく掌をぶつけ。己とそう変わらない体躯の相手を首をそのまま壁際に押し付けることが出来たなら、「発言に気を付けるのはお前の方だよなぁ、囚人番号 …… あーッと、何番だっけ?」初めはそれらしく緊迫した面持ちと声色で返事を。しかし直後、格好つけた雰囲気を壊すほどの記憶力の悪さが露呈しては顔を顰めてから肩を竦め。「おい、煩ェそいつら黙らせとけ」野外から飛んでくる 今のはダサい だの 看守らしくない だの煩い野次の弾圧は新人に任せるとして )

( / まさかお返事を頂けていたとは…!本当に頂けるとは思ってもおらず、折角お返事頂きましたのに此方が遅れてしまい大変申し訳ありません。また、ロルをお返しいただき有難う御座います!相変わらず素敵な息子様とロルを見ることができて非常に胸がいっぱいです…! 不躾ながら息子様を壁際に追いやってしまいましたが、顔面をぶん殴って離脱するも良し、当看守に牢まで御見送りされるも良しですので…!どうかお許しいただける限りまでお話させていただければ幸いです。 )




64: 用済み人形 [×]
2018-03-05 21:10:48




>55 喫煙者様

( 夢を見ていた。暖かく眩しい、二度と叶うことのない夢。隣で微笑む大切な人、ふと彼が立ち上がり此方へ背を向ける。追いかけようにも足は動かず、呼び止めたくとも声が出ない。懸命に伸ばした手が空を切り──そこで意識が浮上した。生温い泥沼から抜け出たような感覚。何時もより瞼の重さが酷い気がする。何時も、何時もとは何時のことだろう。ずきりと鋭い痛みが頭を刺した。思わず目を細めて歯を食いしばる。暫くそうしていると、やがて痛みは引いていった。肩の力を抜き深く息を吐き出す。あの痛みは何だったのだろう。深く考え込もうとすると、またあの痛みがやってくるような気がして思考を止めた。ふと瞳の縁に違和感を感じてそこに触れる。指先が触れたと同時に目から零れ落ちたのは少量の水分。それを何と呼ぶのかは知っている。しかし己がそれを流すことに強い違和感を感じた。何故そんなことを思うのだろう、“人”であれば誰しも流すものだろうに。流れ落ちたそれの跡を拭いながら考えるものの、違和感の正体には遂に辿り着けなかった。重く軋む身体を起こし、辺りを見渡した所で別の違和感に気付く。──ここはどこか。記憶にない場所、そして何故か天井があることを不思議に思った。そこまで考えてくらりと強い目眩に襲われる。違う、ここが記憶にない場所だと感じたのではない。そもそもどこに居たのかも思い出せないのだ。更に己が何者なのかもわからないと来た。これが記憶喪失という現象なのだろう。頭が真っ白になるのを感じ、文字通り頭を抱える。その時、ふと服の内側に何かの数字が見えた。否、胸元に、己の肌に直接数字が書かれている。そっとそれに触れると同時に、どうしようもない安心感と途方もない絶望が押し寄せる。この数字が何を意味するのかはわからない。けれどこれはとても大切なものだ。己にとって、かけがえのない。その数字の前で両手を組み、縋り付くように身体を丸める。その数字を抱えることの意味も過去も、何もかもを置き去りにして )


( / 絡んで頂きありがとうございます!思いもよらぬ魅力的なキャラクターと素敵なロルに、お返事をしないという選択肢がどうしても選べずレスを返させて頂きました…!勝手ながら「 お持ち帰りされた後、目覚めたものの記憶が欠落していて自分が人形兵器であることも忘れた状態 」で書かせて頂いております。完全に自己満足なお返事ですので、今度こそ蹴って頂いて構いません。
此方こそとても楽しかったです。本当にありがとうございました! )


    

65: 小さな狐の妖 [×]
2018-03-05 21:12:36


>61 菓子屋の店長 様


(無意識に扉を開け、甘い香りに誘われ髭が数本見え隠れ。変化が解けそうなことに気づくと手で隠し、辺りをキョロキョロ。"変化が解けそうになったら手を叩くのよ"と言う母からの言葉を思い出し、両手をパーンと叩くと髭が引っ込んだ。目の前に現れた優しそうな人間に金の瞳を大きくし吃驚、一歩後ずさりを。手渡されたメニュー表に興味を示すが、幼き妖ゆえにまだ文字が読めず)
お主、我が見えるのか?初めてじゃ。コレが美味しそうじゃ。
(己の姿が見えるのか半信半疑で問いかけた後に、生まれて初めて見る菓子に眼を輝かせ描かれた絵(写真)を指差す。しかしお金を持ってないことに気づくとしゅんと項垂れてポケットから代わりになるものはないかと、ゴソゴソ。綺麗なビー玉が3つだけあるとそれを取り出した。これでは足りぬと思い首からかけていた翡翠のペンダントを差し出し)我は、お金というものを持っておらぬ。これでは足りぬか?大きくなったらいっぱい、いっぱーいお金を持ってくる。(右手にはビー玉、左手にはペンダントを握りしめて"いっぱい"と両手で表してアピールし始め)

(/な、なんと!!このような子狐に優しい声をかけてくれる方がいるなんてありがとうございます。それも此方は怪しげなロルなのに(苦笑)追加のC情報→性別は幼き男の子(妖の場合は雄?)。狐ゆえに金の眼。銀髪。甘いものが大好き。変化がまだうまく出来ず所々ボロが出て解かれてしまったりする。素敵な菓子屋の店長様に餌付けされる子狐は幸せものです。)

66: 菓子屋の店長 [×]
2018-03-05 22:07:46



>>65/小さな狐の妖 様

ええ、まぁ。可愛らしいお客様のお顔、はっきりと私には見えておりますよ?
(微かに聞こえた手を叩くような空気が破裂した音、ほんの一瞬だったがフワフワと動く尻尾と耳が見えたのはきっと白昼夢のせいだ、とおもっていたのだが少年の放った言葉に『ああ、夢ではなかったのか。』と静かに思い、はっきりと言葉には出さず濁した感じに答えてみせ。『季節のタルト、ですね。かしこまりました、』と指さされた写真見やり頷き商品を用意しようとすると、ワタワタした様子で取り出されたものはなんとも可愛らしいお金たちで。つい吹き出してしまいそうになるのをぐっとこらえ、『ではこれだけいただきますね。』と、ころんとしたビー玉を2つつまみ上げ。)
そのペンダントは受け取れません、あなたの宝物、、のように見えますので。お金、そうですねぇ。あなたがよろしければ、この店で働いてみてはくださいませんか?
(『そうしたら、、ここのお菓子、毎日食べ放題なのですが。』と耳打ちするように言葉を紡いではタルトの入った小箱を彼の手のひらにそっと置いて微笑み、)

(/たしかに怪しげでしたねぇ、、この店長は両方の意味で受け取ってはいそうですが。。男の子なのですね!さらに素晴らしい、、絡ませていただけて幸せですっよければ続きの物語も紡いでいけたらなぁ、と思うのですがいかがでしょうか、、??)




67: 堅物高校生 [×]
2018-03-06 03:12:48



(隣のお前を、横目でちらり。じぃと様子を伺い、心拍数が上がっていく、鼓動が早まっていくのを感じつつ、お前が動くのを感じて素知らぬ顔で目線を前へ。あぁ今日もまたダメそうだ、いや早々に無理と諦めるのは男らしくない、いやしかし、…一人で悶々と自問自答を繰り返し、机の上に乗せた拳をぐぐと握りしめて唇をきゅっと噛む。幸運な事に隣の席になれたお前に、一人想いを寄せているお前に、どうにか話しかけたくて、どうにか距離を詰めたくて、…しかし何も行動する事が出来ず、自分の情けなさに苛立ちすら感じつつまた一つ季節を廻りそうで。こんなにも女々しい奴だとは知らなかった、自分の事をまた少し嫌いになりそうだと気付かれぬよう小さな溜息をついていれば、視界の端を転がっていく小さな消しゴムを捉え、同時にお前の零した小さな声を耳に受け取って。予測出来ぬ不安定なルートで転がる不格好なそれを目で追っていれば、最終的に辿り着いたのはなんという偶然、ちょうど自身の机の下。それを認識するなり、もう先程の面倒な思考は飛んでいた。「…これ、お前のか?俺の机の下に、落ちていたんだが。」バクバクとうるさい心臓で自分の声が聞こえない。自分はまともな会話が出来ているだろうか、頬は赤らんでしまっていないだろうか。小さく不格好な消しゴムをお前に差し出しながら、初めて真正面にて、お前と目を合わせ。)


(/楽し気なスレでしたので、お邪魔させていただきます…!場面は高校の教室、好きな子が隣になってどぎまぎしてる男子高生。NLでもBLでも、片思い相手になってくれると嬉しいです…!スペース感謝です!
PC情報→黒短髪/吊目とへの字に結ばれた口元、ぱっと見不愛想/学ラン/186cm/考え方固い古い)



68: 小さな狐の妖 [×]
2018-03-06 08:02:52


>66 菓子屋の店長様

(見えてると聞き、己の変化が成功したものだと喜びにこにこと。指差していた菓子の名を「きせちゅのたると?きせちゅ……とはあの、春なちゅあち冬じゃな。我もわかるぞ。」コクリと頷き、季節を知ってるぞ!と言わんばかりにえっへんと胸を張り。あたふたと手に取り出したビー玉は一つ残り、ペンダントは受け取れないと言う相手を見上げ)うぬ、これはおっかあ(母)がくれたものじゃ。我の宝物じゃ(翡翠を両手で撫でるように包み母を思い、それを気遣ってくれてる相手が心優しいと感じた。次の瞬間、耳打ちされた言葉に箱を落とす勢いで吃驚して)ここで働いたら、このようなものがもっと食べれるのか?(菓子が食べるということで気持ちがいっぱい、いっぱいで「でもな、我…働くというのがまだ分からぬ。我でも出来ることなのか?」急に不安になり問いかけた)

(/話が続いていることに吃驚しつつも嬉しく思いました。ありがとうございます。ポケットからビー玉を出すイメージだったので、ポケットはやっぱり男の子かなと思いそうして見ました。鞄を持ち歩いていたら女の子だったかもしれません。ちなみに店長様の性別はどちらだったのでしょうか?分からなかったのでロルに混ぜ込めませんでした(苦笑い)タルトを手にした子狐は幸せです。)


69: 盲目 [×]
2018-03-06 09:11:48

い、づぅ…!
(足の柔らかい部分で尖った硬い何かを踏み、鋭い痛みに声が漏れる。しゃがみ込んで足に刺さっていた物を確かめれば、それは歪んだ四角、恐らく菱形であろう事が分かった。辺りを探ると手に触れる、幾つかの同じ硬い物には身に覚えがある。つい数時間前に自分の身体から出たものだ。そして踏みつけてしまったのは自分が無闇矢鱈と部屋を徘徊していたから。つまり怪我をしたという事に関しての原因は自分自身、自業自得というやつ。いつもの通り、理不尽に世話係の老人へと怒りの矛先を向け呼びつける。「じいさん!掃除、」が、出来てないぞ、なんて不満は言葉にならなかった。何故なら向ける相手はこの部屋に居ないから。二十年と少しを自分の世話に当ててきた老人は、事故で足を折ってさえも部屋に戻ってきた。それは俺が盲目で、彼がいないと自由に移動する事も出来ないからだろう。だが何があっても帰ってくるはずの老人は昨日の昼過ぎから姿を見せない。もうそろそろ歳は八十を越えるはずだ。もしかしたら何処かで心不全でも起こして倒れているかもしれない。既に何処かで死んでしまっているかもしれない。彼が死んだなら、自分は独り。老い朽ち果てるのを待たずして死にゆくしかない。寂しい、なんて弱気な言葉を口にするつもりはないが、自分で食事の準備をする気にもなれなかった。目頭が熱くなる。慌てて目を覆っていた白布を取り俯いて目を開く。そこにある筈の眼球はなく、零れ落ちるのは涙ではなく小さな宝石。人の身体から生み出される宝石類。それらがどんな物かなどとうの昔に忘れてしまったが、想像するだけでも気持ち悪い。こんな奇病を患っていなければ、俺は。目を傷つけない様にゆっくりと瞬きを繰り返すも宝石は止まらず、空虚な目に溢れてはころりころりと地に落ちて。)


(/失礼致します。
涙が宝石になるという先天的な奇病を患っているが故に幼い頃眼球の摘出手術をした盲目の男、です。衝動的に書きたくなったものなので細かい設定はありません。それでももし絡んでくださるお優しい方がいらっしゃるのであれば、立場は恐らく男か老人の親類でしょう。勿論それ以外でも構いません。NBML対応可能です。)

70: 世話係の孫 [×]
2018-03-06 12:50:11


>69 盲目様


__、
(くしゃくしゃのメモ用紙に書かれた住所を、何度も見返しながら車を走らせた。生前の祖父が己に託したたった一つの遺言__それを果たす日が、まさかこんなにも突然訪れる事になろうとは。助手席のシートに放り投げた祖父からの手紙も置き去りに、車を降りるなりとある一室を目指して駆け出した。急げ、とにかく急がなければ。螺旋階段を駆け上がり、汗ばんだ手をズボンの尻ポケットへ突っ込んで祖父から預かっていた銀色の小さな鍵を掴み出すと慌ただしい仕草で施錠を解く。扉の向こうに待っていた薄暗さと妙な静けさに息を呑み、直前まであれ程急いでいたと言うのにそんな勢いも何処へやら、そろりと靴を脱ぎ捨てた。はあ、はあ、はあ__己の荒い息遣いを拾うだけで精一杯だった耳は次第に、もう一つの音を拾い上げ始める。ころん、ころん。何か硬い物が床の上に落ち、転がってゆくその音が意識を己の使命へと引き戻す。音の方向を道標に辿り着いた先、ひとつ、またひとつと男の目元から零れ落ちてゆく宝石の涙を目にした瞬間きゅっと一文字に結んだ唇がゆっくりと解けると静かに言葉を紡いで)
じいさんの__此処の世話係の、代わりを、しに来た。


(/文章力の差を顧みず、こうして声を掛けさせて頂く事をお許し下さい…貴方様の書かれる文章とその設定に一目惚れをしてしまい、我慢出来ずに絡ませて頂きました。詳細は未定ですが、イメージとしては世話係の老人の孫を考えております。病を患っていた祖父がいよいよ最期を間近に感じ始め、孫である当PCに貴PCの世話を頼むと遺言を残した。祖父を心から慕い、尊敬していた当PCは祖父が息を引き取ったその直後すぐさま遺言を果たすべく赴く__と言った場面にさせて頂きました。性別は男、MLの想定となります。お気に召さなければ勿論流して頂いて構いませんので…!素敵な設定と文章をありがとうございました。)


71: 囚人 [×]
2018-03-06 14:26:04



>63 ( 気怠げ看守様 )


( 相手に向かって伸ばされた手は己の思惑とは違い、気付けばするりと看守の脇下に流されており。予想外の出来事に微かに驚きはするもののスゥと瞳孔を狭めれば、先程の全く反応しきれていなかった看守とは違い、素早い動きで的確に対応する様子を何処か他人事の様に眺め。しかし直後、自分に伸ばされた掌を顔にぶつけられ、されるがままに壁際まで押し付けられてやれば、一つも顔色を変える事なく返される言葉を耳に入れてやり。その間、相手の話し口調に少なからず神経を刺激され片眉をピクと吊り上げたも、緊迫した雰囲気を崩すかの如く目前の看守の記憶力の無さが露呈した事により、こんな間の抜けた奴に憤怒するだけ体力の無駄だろうと瞼伏せると小さく息を吐き出し。ならばもう変に絡み付く意味もない。そう思考して一瞬身体の力を緩めたのも束の間、周りの野次馬に気を取られた瞬間を見計らい今度は逃げられまいと相手の後頭部をがしりと掴むなり此方へ強引に引き寄せ。「…369番だ、覚えておけ鳥頭ぁ」等と耳元で告げた後、その耳朶に加減も知らず猛獣の如く噛み付き。くっきりと浮かび上がる歯型から滲み出る鮮血をツゥ、と舌先で舐め取って見せれば「簡単に俺を丸め込めると思うなよ、──壊したくなンじゃねえか」と小馬鹿にする様な下衆顔で低く言葉並べ終えるなり、唐突に面倒臭げな表情へと切り替えれば 退け とばかりに払う様に手を緩く振り )


( /そんなそんな…!返信速度には拘っておりませんので、お気になさらず。それに、お返事が返ってきた事だけで此方としましては胸一杯に御座います。それを言うなら此方も同じ気持ちであります。もうお持ち帰りしたいくらい素敵な息子様とロルで…!そして大事な息子様に馬鹿息子が傷をつけてしまい申し訳ありませんんんッ。ふざけんなゴミ野郎!となりましたら遠慮なく切り捨てて下さいませ…! )




72: 軟派高校生 [×]
2018-03-06 23:22:26



>67 堅物高校生 さま
(昼休みのチャイムまでぴったり25分。ぐう、と空腹を訴えてくる腹の音や降りてくる瞼とあと30分も戦わなければいけない事実を5分前に確認してからさして秒針に変化がなく、前方の時計に軽く失望を覚えながら頬杖をつき。眠い。眠いが、眠ろうものなら今教室中を闊歩しながらお経にしか聞こえない教科書の音読をしている教師が減点してくるのは必至。仕方なく気を逸らすためにノートの端に落書きを拵え。中々上手く仕上がっていく渾身の作品に手を加えようとペンを手放したら、小指が持ち替える予定だった消しゴムを弾き飛ばして。あっ、と思わず零しながら横目で行方を追うと軽く跳ねたあと転がった先は隣の席の机の下。ちょっと顔が怖くて、話したことはないけど多分真面目な奴。消しゴムといっても落書きに使うだけなので、あとで拾おうかなと半ば諦めて再び前を向いて。先生の巡回に備えてすっかり板に付いた高速板書を始めかけた所その隣の生徒から声が掛かり、驚いて思わず言葉を詰まらせてしまい。「え、あ…さんきゅ。助かった。」ころんと手の内に帰ってくるそれと彼の吊り目を交互に見て、ふゆりと気の抜けるような笑顔で礼を述べ。思ったよりも良い奴なのかもしれない、彼に対する認識を改めつつ上方に消しゴムを投げると後ろからやってきた教師に見つかり、んげ、と漏らすと名前を呼ばれ起立を要求され。渋々立ち上がった後掛けられた問いに頭上にクエスチョンマークを5つ程飛ばしながら正直に「分かりません」と。)


(/お声がけ失礼します…!最近学園モノに飢えておりまして、力量不足であるとは承知の上で話し掛けてしまいました。堅物君可愛いです撫で撫でしたい。一応当PCの情報を…!/茶髪/丸っこい目/童顔/学ラン/179cm/ぽやぽや天然、お茶目)



73: マッドサイエンティストなJK [×]
2018-03-07 00:00:24


>60 モルモットなDKくん

ふふん、よくぞ聞いてくれた!今回君に処方したのは──、
(皮肉めいた言葉と共に目の前に水筒が突き出された。本物の君の水筒を地面に一旦置いてから、探偵に追い詰められた役者を気取る犯人のように腰に手を当て種明かしを始める。のだが、私としたことが何を入れたのか覚えていないのであった。君の反応を見れば思い出すだろうと心配していなかったが、パッと見た感じ普段の君と変わりはないように思えてパチパチと瞬き数回。声の高さもいつも通り、語尾も普通、身長も呼吸音も瞳の色も、全く変化が見られない。君の様子を窺ってもクスリの効果が目に見えないことを悟って、自身の記憶に頼ることに決めた。見切り発車で言いかけていたが、どや顔とポーズをキめたまま押し黙り思い出すために脳内で時間を昼前まで遡る。──二限目の体育の時間、何度目かの体調不良を装って授業から抜け出し入り浸りの実験室に向かった私。机上には君のと同じデザインの水筒と候補のクスリたち、それらの瓶のラベルを思い並べては左から内容物を辿る。青い星マークは身長が縮むクスリ、黄色の花マークはくしゃみが止まらなくなるクスリ、それでこの紫色のハートマークは……、ここまで思い出すのにかかった時間は約5秒。目の前の水筒の中身、君に飲ませたのは…。)
──惚れ薬、のはずなんだけど。おかしいなぁ、ぜんっぜん効いてるようにみえない。
(さっきまでの鼻を高くしていた態度を忘れて、考えるようなポーズの腕組みに変える。納得のいかない声を上げながら再度君の頭上からつま先までを観察してみるも、そこに立つのは普段通り種も仕掛けもない君であって、更に不服そうに首を捻る。その惚れ薬は隣のクラスの女子から一週間分の昼食代と引き換えに依頼されて制作したもので、まだ未完成の状態であった。ほんのちょっと、君にその効果を期待して実行したのだが結果は見た通り。君はここまで追い掛けてきてくれたが、私に向けられている視線は厄介物を見る目だ。まさか失敗したのでは?という考えに至れば、居ても立ってもいられず相手の手から水筒を奪い取って、蓋を開け躊躇いなく一口。口内に砂糖菓子のトッピングに蜂蜜と粉砂糖を塗したような、形容しがたい甘ったるさが広がる。蓋を閉め改めて君を無言でじっと見るも、特に気分が高揚したりすることはなく。水筒をひっくり返せば見慣れたスコティッシュフォールドと目が合う。なんだか今だけ、その絵の顔が憎たらしく思えた。─今回の実験は失敗。何を入れたか忘れてしまうくらい楽しく行った実験の上に、君に好かれてしまうのでは、という考えも込み込みで期待度が高かったために落胆もひとしお。がっくりと肩を落とし、置いておいた君の水筒を拾い上げて、「実験は失敗みたい。…はい、これ返すよ」と不貞腐れた声音で反省の色0の言葉を返し、共に今度は私が君に突き出した。)

(/その節は大変お世話になりました!またモルモットくんとお話しできないかなぁと期待を込めてマッドJKを投入したのですが、見つけて頂けたので感動しております…!今回も実験(?)に巻き込まれてくれて大満足です…!タヌキじゃないよスコティッシュフォールドだよ!更に薬をラブコメあるあるの「惚れ薬」ということにしてくださったので、相変わらず冗長なロルではありますが楽しく描写することができました。こちらも恋愛感情があるので効果はありません!今回も時間が許す限り、お相手して頂けるととても嬉しいです…!)



74: きゅるりんは俺の嫁 [×]
2018-03-08 00:36:31




きゅるりん、やっぱりあの子シロだよ。え?俺の嫁はきゅるりんだけだよ。嬉しいの?俺も嬉しい…ふふ、ふふふ。
(働いたら負けそう誰かが言ってた名言。右に同じ働きアリはお前らだけで充分だ。ハイ乙カレー(W)平日の昼下がりスクランブル交差点は今日もフル回転に人の群れ・群れ・群れ。カーディガンを肩にちょっと乗せたオサレなOLや携帯片手に忙しなく過ぎ行く爽やかリーマン。ちかちか信号機が点滅してまもなく赤になってもまだ交差点を我がもの顔で歩く人、そのうちのひとりが俺ときゅるりん。友だちのいない俺にとってきゅるりんは大切な子、俺の嫁。二次元にどっぷり両足浸かった俺でもやめときゃいいのに三次元のおにゃのこに恋をしたった!某板風にいえばこんなところだ。いつものコースは決まっていて先ずはコンビニで時間を潰す、2時間経っても彼女が来ない場合あしたの張込みも考慮して何か買ってつぎのコンビニへ。そうしないと店員に毎日あんだけいて何も買わないのかよ、って裏で変なあだ名つけられるのも嫌だしね。兎に角念願の彼女がやってきて俺は慌てず店を出る、時間帯は不定期だけど行く先は分かってる。気取った看板がぶらさがった素敵なカフェテリア、からん扉を開けると鳴る鈴の音は彼女が入った音でそれを聞いた俺は人混みに紛れて直ぐ後ろ。風がそよげば髪の匂いが分かる距離。昨日も来た彼女と俺、二列になってるからおふたり様ですか?…とはならなかったがガラスで仕切られた彼女の後ろを陣取った。これなら昨日の謎も解決するだろう、俺策士。きゅるりんのフィギュアは自重してテーブルの端に座らせてとりあえずのお冷。俺は自宅警備なんだこれ以上の金は出せない、しばらく彼女の背中を感じながらきゅるりんとおしゃべりして時間潰していれば、例の男がやってきた。そう俺の目的はコレ、アイツは彼女の何なのか。)




( 先ずは目に留めて頂きありがとうございます!オタク兼自宅警備ストーカーに一目惚れされねちっこくストーキングされる描写を胸いっぱいに書かせて頂きました。お相手さまの設定は御座いません。友だち(いるのか)謎の男、彼女、はたまた母親、警察、カフェの店員などなど。こんな趣味に付き合ってくださる方がいらっしゃれば、と。此方に投稿致した次第でございます。
男/20代前半 / ひ弱、細身、目下くま、髪ぼさぼさ、きゅるりんフィギュア片手持ち、きもおたストーカー、)



75: 盲目 [×]
2018-03-08 15:40:53

>>70 世話係の孫様

(がちゃりと鍵の開く音、次いで床を踏みしめこちらへと近づく足音。戻って、きたのだろうか。僅かな期待を胸にゆっくりと顔を上げる。依然、目から零れ落ちる宝石は留まることを知らない。顔を向けた暗闇の先で扉の開く音がし、隙間風が乾いた頬を撫でる。耳に届く声は、良く知っている人のものではなかった。ころりと新たに溢れた石が地面を転がる。涙ではないそれを流す理由は落胆か、それとも安堵か。恐らくどちらも、なのだろう。きっともう長年仕えてくれたあの人には会えないのだという落胆。それを凌駕する程の安心感をもたらす男の声。彼の人と声の性質が似ている様な気がする。親類だろうか。何にせよ、少なくともあの老人の知り合いなのだ。自分の様な人間が亡くなったのかと聞くのはあまりに不躾。老人以外とはそれ程言葉を交わした事もなく、ましてや泣いているところを、空虚な目から宝石を零すところを見られた相手。どう接すればいいのか分からず、挙動不審に俯いて口を開くだろうか。)
……名前、を、教えてくれ。あと…手を触らせて貰えると、有難い。
(嗚呼、挨拶も礼も言えなかった。名乗ってすらいない。言葉にした後で後悔するも既に遅い。気を悪くしただろうか。帰ってしまったらどうしよう。女々しい不安がぐるぐると頭を巡るも、男の体温を覚えておきたくて。顔を向けずに話すのは失礼だと教えられていながらこの目を見せるわけにもいかず、俯いたまま微かに震える手を差し出していよう。)


(/拙いロルをお読み下さりありがとうございます。長文であるのにも関わらず読みやすく分かりやすいロルに感動しました。絡んでくださった事に関してもとてもとても嬉しかったです。遅くなりましたがレス失礼致します。
(/ざっくり練ったPC設定です。
23歳男。黒髪短髪。普段は目に白布を巻く。身長175cm程度。日に当たらないため肌は白いが、健康維持のため部屋の中である程度運動はする。

76: 薄幸少女 [×]
2018-03-08 17:34:22



>>56/名無しの死神 様


(ガラガラ、と華奢な腕を絡ませ転がすのは大きな点滴がぶら下がった点滴台で。はぁ、と息苦しそうに溜息のような重い吐息を吐いては目の前にあるベンチへとゆっくり腰を下ろし眉を下げ。閉鎖的な、まるで箱庭のような。春に咲く大小様々な花たちが芽吹く庭とは真逆な、コンクリートで出来た薄汚れた灰色の高い壁に囲まれたその空間は陽が差しているというのに何処と無く寒く感じるもので。血のあまり通わない青白い手のひらを微かに陽の零れる窓辺へとかざしては、その隙間から覗いたのは黒い人影で。なんであんな所に人が?と不思議に思うと気怠い身体を立たせ窓へと近づいては『あなたはだれ?』と聞こえないであろうか細い声で薄い唇を動かしてみせて)


(/素敵な死神さま、、ずーっと気になっておりまして、勇気を出して絡み文を投下させていただきます!どうぞよろしくお願いしますっ、、!!当方pc情報/余命少ない/幸薄げな美人/長い黒髪に淡い灰色の瞳/控えめで少々人見知り/色白で優しげな垂れ目)




77: みつあみ [×]
2018-03-08 18:17:01



( 雨が降り出してきた天気。眉を寄せて困り顔になり )
天気予報で雨が降るって聞いていないし……朝はあんなに晴れていていたのに降るだなんて反則よ?
( いつもは折りたたみ傘が鞄に入ってるのにもかかわらず天気に惑わされ置いてきてしまったのについ、空と天気予報のお姉さんに少々逆ギレ気味に呟く。店を出る前だったら置き傘もあったのに……なんて思う始末。夏ならゲリラ豪雨とかで仕方ないなんて思うが、まだ今の季節は春をまだ迎えてない。仕事終えてからの出来事ゆえに傘を買って帰るかそれともと、考えの中。自分の運のなさ、誰かのせいにしても気がおさまるはずもなく仕方なく空を見上げは彼氏、家族、誰かがいればいいのにと思い切ない気持ちが募るばかりで)
本当にどうしようかな。



( 簡易CP情報:仕事帰りの20代後半の女性 /ゆるく結ばれた三つ編み / おっちょこちょい )


78: 世話係の孫 [×]
2018-03-09 23:01:47


>75 盲目様

あ、あぁ__いきなり入って、名乗りもせずに悪かった。(彼の姿を見た時、床の上にことりことりと落ちては転がっていく宝石を見た時、つい戸惑ってしまったと言うのが正直な所だった。祖父からの遺言を果たさなければと、そんな思いひとつで慌てて飛び出して来た頭の中では、この場所に辿り着いてから自分がするべき事とは何かと言う計画的思考が欠けていたらしい。彼の声を聞き、やや慌てた様子で傍にしゃがみ込むようにして近付いたのは、そんな己の至らなさにはっとさせられたからである。「俺は、宮森__宮森 景だ…あー、っと…手、触るぞ。」と、まずは遅ればせながらに名乗る。宮森と言う姓は彼の世話をしていた祖父と同じ。彼にもピンと来るだろうか。差し出された手を握り締める前に掛けた声はぎこちなく、こうした介助に不慣れである事が明らかだった。それでもこの場から逃げ出そうとはせず、震えるその手をそっと握り締める。事情の説明も必要だが、まずは少し彼を落ち着かせてやらなければと不慣れなりに頭を働かせれば「取り敢えず、座ろうか…椅子、椅子は__あった、そこまで連れて行くから…立てるか?肩、捕まってくれ。」そう声を掛けながら、捕まり易いようにと身体を寄せる。足元の宝石を踏んでしまっては危ないと、空いた手でそっと床の上の宝石を脇へと避けつつ彼の様子を窺って)


(/まさかお返事が頂けるとは思っておらず…感極まりながらも、更にお返事をさせて頂きました。本当にありがとうございました。此方も嬉しい気持ちでいっぱいです。
折角ですので、此方もざっくりとではありますがPC設定をまとめさせて頂きました。イメージ作りの参考になりましたら幸いです。
ミヤモリ ケイ/30歳男/黒髪/ショートオールバック/身長180cm/細身だが筋肉質/吊り気味の眉に垂れ目/顔も声も父親より祖父の若い頃に似ているとよく言われる)


79: 練習希望 [×]
2018-03-11 09:33:50

(巨大な図書館、そのある個室、本に囲まれた書斎の中で机に向かい分厚い本をパタッと閉じて、
ノートとペンを置いて)

「ふぅ、ちょっと休憩」

(コーヒーを煎れて、ひと息ついて、ゆっくり味わいながら飲んでいて)




(/こんななんの魅力もないロルで申し訳ありません(大汗)

魔法使い見習いのテスト勉強中の設定で駄文投下させていただきました。

もし奇跡的に絡んで頂けるなら
先生、同級生、ライバル、モンスター何でも大歓迎です!
よろしくお願いいたします!)

(プロフィール/ユウリ/男/16/164cm49kg/黒の丸メガネ/黒のローブ/黒の魔法使いの帽子)

80: 鉢植えの乙女 [×]
2018-03-11 14:25:13



母様、母様。濡れ千鳥を置いて何処へ行ってしまわれたの?…嗚呼、母様、母様…。
(活気溢れる表通りから逸れた裏道にひっそりと居を構える小さな日本家屋。深い藍色に染色された暖簾には文字の一つも書かれておらず、店屋ということしか分からないその様が却って不気味さを表している。ただでさえ薄暗い裏道の、その店の奥は更に暗い。店屋なのだから少しくらい人の気配があっても良さそうなものだが、ぼんやりと浮かび上がる人がたさえそこにはない。だがそれもその筈、店の主人は既にこの世に存在しないのである。好いた男の家の裏、短刀で自分の胸を掻き切るなんとも凄惨な最期を遂げた。それもつい先日のことであった。家の裏、というのが七年ずっと想っていたのに、結局陰から覗き見するばかりで一度も言葉を交わしたことのなかった女らしいといえば女らしい。それでも事情を知らぬばかりは残された女の娘。家から出ることの叶わない彼女は一日二日は暗闇の孤独に耐えてみせたが、漂い始めた不穏な空気にもう我慢など出来ずあれほどきつく言い含められていたのをこうなれば自棄、必死に己が母を求め声をあげ。最初こそ悲痛さをもって張り上げていたその声は、徐々に徐々に啜り泣きが混じって最早ただの哀願となり。人の腕では抱え込めぬ程の大きな植木鉢の上に鎮座した下半身は水をくれる人も無く、細くなった声と同じく萎び始めて。人の形はしていても、所詮は朝顔。哀しい、淋しい、そう思っても涙など一向に流れず、ここ数日で随分と荒んだ瞳をひとり荒涼とさせ。)



江戸時代。花屋の女が恋に正気を失って自身の血液を注ぎ朝顔の変種を生み出した。自分の血肉で作り上げたのだからこれは間違いなく娘だと、言い聞かせる内に自分と愛する人の子だと錯覚。そんな狂気的な愛も女が死ぬことで消え、後に残されたのは遺骸ともいえる朝顔のみ。_なんて随分な設定ですが、突発的に思い付いてしまったので乗せさせて頂きます。

PC設定
濡れ千鳥/齢5つの変種朝顔/上半身は人の形を、へそから下は茎と根に絡められたように同化/黒髪黒目/赤い着物を羽織る




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