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鬼に纏わる物語[和風/戦闘/BML/指定]/212


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193: 高嶺 呉 [×]
2015-09-24 07:09:50

>all

…清め給え-……これで大丈夫だろう。あとは渡した薬を飲んで安静にしていなさい。
(百鬼夜行の爪痕は生々しく江戸の待ちに待った残っていて今でこそだいぶ以前の活気を取り戻しつつあるのは流石は江戸と言うべきかもしれないが、表表面こそ輝かしいものの裏面はまだまだ修復の最中で行方不明者の創作や亡くなった人の埋葬、崩れた家などの瓦礫の撤去等に追われている日々。そんな中江戸の外れの森の奥にある屋敷には妖怪に触れてしまった時の瘴気を祓って欲しいと人々が訪れていて、上記小さく呟けば僅かに後が残るものの以前の綺麗な腕の状態に戻った幼子に差し出した薬を指さして頭を撫でてやり。今日はやっとこれで終われると深い溜息を零し、肩の力を抜けばゆっくりと立ち上がり草履を履いて屋敷の外に出れば森の中を歩き出し。力を使っているせいか頭がぼうっとするし、体力も奪われ身体的に辛いものがあるがこれが役目だと体に鞭を打って頑張るしかなくて、森の奥、奥深くにある古びた社。川が静かに流れるその場所はとても神聖で、瘴気を祓えばその瘴気は自分の体の中に返ってくるもの、町の人々から消えても自分で背負うしかなくて、川のそばまで寄り座り込むとその水を両手に掬い上げて飲んでいき。神域に流れるそれは神水となり、体を清めてくれるもの。飲み終えると川の上流へと歩き出したどり着けばそこは山の上から落ちる滝で、円形に所々岩があるが深い水溜りのようになっていて、狩衣を脱ぎ、白い着物一枚になれば一房だけ伸ばしたその髪の紐を解いては首に緩く巻き付けて草履も抜けば流石に寒いが静かにその水の中へと入っていき。水の打ち付ける音と流れる音だけが響くこの空間はとても不思議な気持ちにさせてくれ、1番深いところまで行けば一度頭まで沈んでいき)

(/皆様お帰りなさいませ。主の方も一応allとして絡み文を提出しておきます。お時間がある時にでも。)

194: 不知火 [×]
2015-09-24 13:20:10

>呉

-----随分と懐かしい気だ。神であった頃を思い出す。
(あの後、ボロボロになるまで戦いあったあの陰陽師はどうなったのだろう。根城にいても江戸の様相は当然自分の耳には入ってこず、かといって新たに百鬼夜行に出る様子も見えない。人伝に聞こうとするのはもはや無理だろう、何より何も無いこの場所は退屈すぎると根城を出て暫くの時がすると高い空から見つけたのは例の陰陽師。何やら山の上流にある滝つぼを目指しているようだが、まるで死に行く者の入水にも見えるその様に変に気を引かれ。そのままゆっくりと、滝つぼの傍に静かな羽音を立てて着地し、頭まで沈んでしまった相手のいる一点を見つめながら「-----溺れてるわけでは、あるいな」と思わず不安になりながらさほど心配はしていないのか音を立てて腰を落とし。羽が水に濡れぬようある程度距離を取りつつ、浮かび上がった相手がどのような反応をするのかを眺めながら浮かび上がってくるのを待って)

(/絡ませて頂きました! 水の傍ではすっかり大人しい爺の登場ですが、内心溺れないか少し心配しているようでs← 回線も復活しましたので、自分も気兼ねなく絡みができるようになりました! 改めて、息子(爺)共々よろしくお願いします!)

195: 高嶺 呉 [×]
2015-09-24 18:56:25

( >>194/不知火 )

……っ、はっ-!?
(地上からは深くて青く濁って見えても水中は凄く透明で遠くまで見通せるんじゃないかと思えるくらいでずっと沈んでいられるが息も長くは続かなくて、静かに浮上していき水面から顔を出して息を吐き出せばそこにいた黒い影に驚き、妖かなんて思えばしかし丸腰でだがよく見ればどこか見覚えのあるその黒い羽と格好は以前対峙したあの烏天狗の妖でどこか安堵しつつも直ぐに表情を引き締め「…どうした。行水でもしにきたか?」泳ぎながら淵まで行くと大きな岩に登ろうとするが水を吸った着物は重くてだがやっとの思い出岩へと登り、腰をかけるとその寒さに身震いしどこか冗談のように述べては流石は神水、僅かながらだが体内の瘴気が少しは消えたような感じがしてふぅ、と小さく吐息をひとつ吐けばまだ残っているかと眉を顰め)

(/心配ありがとうございまs!!(笑)溺れたらぜひ人工呼ky()またひねくれた息子ではありますがよろしくお願いします!)

196: 翠月 [×]
2015-09-24 19:07:48

鈴懸

…俺はなぁ、つまらん嘘を吐かなければならない程弱くない。わかっているだろう?
(相手の不安は己の気性をよく理解してこその物だろうか。だとしても今此処にある現実が面倒かそうでないか、その判断が相手ではなく己に委ねられている以上、その不安は杞憂でしか無く。それ以前に嘘によって自らの発言を取り繕わなければならない程、また一度口にした事を無下にする程脆弱な存在ではないと自負しており、己の手を額に当てて尚泣きじゃくる相手を相も変わらず薄らと笑みを浮かべながらに見下ろし。諭すように語り掛ける口調はまるで幼子を宥めるかのように優しげな物でありながら、言葉にする事によって己の中に確かに今も存在している黒々とした物を誇示する響きすら含んでおり。まるでその中へ相手を取り込まんとするかのような意思を持って空いている手を相手の頬に再度添えてやると、此方を向くように促し捉えた瞳を息を詰めて見詰め。美しいと言うには儚い、それでいて闇を孕んでいる。自然、尾が揺れたかと思えばふ、と破顔するなり黒い影は普段のように成りを潜め、頬に当てていた手をそっと下ろし。相手に向けた今の言葉でどれ程の意思を汲み取り理解させる事ができたかは測り兼ねるが、今伝えるべき言葉は伝えたつもりでおり。その場にしゃがみ込み相手の顔を覗き込むと頬を伝うままの涙を着物の袖で拭ってやり)
ほれ、いい加減に泣き止め。直に此処も騒がしくなる。見られては事だ。

(/お返事が遅くなってしまい、大変申し訳御座いません…!やっとお返しする事ができたのですが、終盤はほんのり確定気味になってしまいました…。仰って頂ければ訂正致します!また此方に顔を出せるのも不定期になるかと思いますが、もし宜しければまたお相手お願い致します…!)


>高嶺 呉

は、俺がその辺に転がった肉を食らう程不自由しているとでも思っているのか?
(相手の言葉は至極尤もな物。とは言え理解できたのは人間と言う生き物の複雑さを伝える発言まででしかないが、共感に値する所があったのかゆらりと尾を揺らして。だが相手からの問いにはつい嘲笑にも似た笑みが零れてしまい、恰も心外だとでも言わんばかりの口調で続け。生憎こんな所へ足繁く通うような老婆の血肉に興味は無く、それどころか人間の肉を口にする事に関してさえ然程興味は湧かない。何百年も前の事、神から妖へと自ら身を堕として間もない頃に何度か嗜好として口にしてはみたものの、やはりその味が己の舌に馴染む事は無く。ただ、そうは言っても相手のような力を持つ者の味が気にならない訳では無く、微かな風の流れを身に纏ったかと思えばすとん、と目の前に降り立ち。膝を折ってその場にしゃがみ込み、片手は着物の袖で口元を隠しつつもう片方の手の指先で相手の頬を撫でては何処かからかうような、それでいてほんの僅かな妖気を醸しながら呟き)
…だがお前の身体には些か興味も芽生える。

(/ご親切な取り計らい、痛み入ります…本当に申し訳御座いません。遅れ馳せながらお返事をさせて頂きました!ですがallの絡み文も投下して頂いておりましたので、もしご希望であればそちらに改めて絡ませて頂きます!重ね重ねご迷惑をお掛けしてしまい申し訳御座いません、再び何かとお世話になるかと思いますので、宜しくお願い致します!)


>樹雨錦様、不知火様

(/お二方とも纏めてしまい申し訳御座いません…。お久し振りで御座います、またお会いできて嬉しい限りです…!リアルにある程度の余裕はできたのですが、まだ一度に皆様へお返しする程の時間が取れず…。またお時間を空けまして今日中か、もしくは明日以降絡ませて頂きますので、その際は不束な息子、本体共々何卒宜しくお願い致します!)

197: 鈴懸 [×]
2015-09-24 22:19:38

(/長らく顔出しが滞ってしまい申し訳ありません!前回お返事させて頂いたレスの後から少々立て込んでしまっていて…それでもやっぱり此方のトピックに籍を置いていたくて、1週間たってしまうぎりぎりになってしまいましたが一旦顔出しさせて頂きました。
今日で恐らく丁度1週間となるかと思うのですが、もし我儘を聞いて頂けるなら明日の夜か今週末までお待ちいただけたらと思い発言させて頂きました。どうかよろしくお願いいたします。)

198: 不知火 [×]
2015-09-24 22:26:38

>呉

----そうしたいところだが、残念ながら此処の水はあまりに神気が強い。烏でなくともその水を浴びようとは思わんよ。
(はてどれくらいまで相手は潜っているのだろう。邪魔する気はないが一人で待ちぼうけするというのも性に合わない。かと言って水中にある相手にちょっかいを掛けることは出来ないので、心の中で相手が沈んでいる間の時間を念仏のように唱える。暫くすると息を吸い込もうと浮かび上がった相手が、自分を見つけてて驚くの見て満足げに口元に弧を描き。出岩に座った相手を視線で追いかけながら笑い混じりに上記を述べるが、実際はそれ程苦痛と言うほどでもない。これでもかつては神であったのだから、むしろ本来の信仰には至らなくても近い神気は取り戻せるかも知れない。----実際は、水が苦手なだけなど、口が裂けても言えないので遠まわしな拒絶に過ぎないのだが。そんなことを考えながら相手の中にある僅かに澱んだものを見てはほぅ、と小さく呟き。「-----相変わらず人の為世の為と頑張っているのだな。真面目なのはいい事だが、あまり気負いすぎぬようにな」なんて言っては、少し相手に体を近づけようと静かに腰を上げ。相手のいる岩の近くに立つとどこか呆れたような声色で述べて)

(/いよっし、呉くんが溺れた爺が人工呼吸を……と思ったけれど爺の方が溺れる確率が高i← いえいえ、此方こそよろしくお願いします!)

>翠月本体様

(/此方こそ改めてお会い出来て嬉しいです! 此方も随分と日を空けてしまいましたし、何よりリアル優先ですのでお気になさらずです! 翠月本体様の都合の宜しい時に絡んでいただければと思います! そのときは此方こそ、どうぞよろしくお願いします!)

199: 樹雨 錦 [×]
2015-09-25 02:01:04

>不知火

さあ、好きや嫌いといった概念は皆無さ。けれども、虐めている訳ではないよう?器から零れそうな水に泥水を注いでやっているだけで。
(幾度も貶めの言葉を吐こうと苦労屋は甲斐甲斐しく己の返答に応えようとする。勿論己の言動に苛立つ事や戦きはするが、指先から奪われていく熱に繋がれてしまったかのように、逃げ出さずに居る相手のメンタルはマゾヒストも驚愕の自虐行為に思え。そしてあからさまに動揺するその身体、過去を連想させる言葉だけでも此処まで反応するのだからこの先、更に深く鋭い刃で突いてやったらどうなってしまうのだろうか。次なる言葉を発する前に警鐘の言葉を投げかけた代償は、酷く凍て付いた視線によって産毛を逆立たせた肌に沁み渡り。「嗚呼、寒い寒い。錦はこの命を安易に渡そうとは思わないけどね、それでもあくまで価値のない人間を殺す必要性を見いだせないお前を試すぐらいには覚悟はあるんだよ。」腕を擦り摩擦熱を求めてみるがそろそろ背後を冷気を漂わせた洞窟に向けたままでいるには限界があるようで、加えて重心から滲む寒気は単純に外気の所為では無く。過去の出来事を戒める為に盲目を殺さないのであれば死んだ後にでも嘲笑ってやろうと、相手の掌を緩く握りしめたまま不意に立ち上がり、目の前の断崖絶壁へと歩み寄ると振り返り背を月に向ける形となって重心を背後に、唯一結ばれた掌のみが己の身体を繋げる形となり)恣意な人間は残酷だからね。気に食わなければいつだって掌を返してくれるのだから。また同じ事が繰り返される前にほら、殺される前に一度やってご覧。


>呉

(今しがた、唯の静寂が欲しいと切望する理由は単純に昼寝の処を探し求めているだけ、歩き続ける事長らくは右も左も把握せずに森へと進入してゆき。毎度毎度町の者には何時仕事をしているのかと問われる有様は正に今、睡魔に負けそうになりながらふら付き歩く姿が証明させており気付けば森林の聖地にまで辿り着いてしまい。小鳥の囀りに混じり何処からか聞こえる水の打ち付けられる音、連想させられるのは太陽の木漏れ日が水面に反射し見事な波を作っている小川。何の気なしに足を進めてゆくと何やら重い音が水中から聞こえ。それは何かが落ちる音というよりは酸素が水中から顔を出し破裂する音で。「おい、此処でお陀仏なんて神様は容易く来世を寄こしてはくれないよう。早く出ておいで」直ぐそばにしゃがみ込むなり水中の中にいるであろう何者かに語り掛けるが、もしもお陀仏してしまった後ならばどうしようかと考えに至った矢先、水中に差し込んだ指先に触れた微かな感触に気付くと、恐る恐る引き上げてみることにし)

(/早速絡ませて頂きました^^/また此奴の餌食となってしまいますが宜しいのでしょうかあっ、宜しいですね/それではまた宜しくお願い致します/深々)



200: 樹雨 錦 [×]
2015-09-25 02:03:01

>翠月本体様
(/態々ご丁寧に恐縮で御座いますっ、此方もお返事をお返し出来る機会が少ないので非常にゆっくりなレスポンスになってしまいそうですが、じっくりお返事を返して行きたいと思うので気に為さらないで下さいな!/まったりとお待ちしておりますね、楽しみにしております^^!)



201: 不知火 [×]
2015-09-25 02:28:58

>樹雨の当主

-----どういう、意味だ。
(相手の心が読めない。溢れんばかりの器に注がれる泥水。まさにそれは自分の心を揺さぶる相手の言葉や仕草そのものを示すが、それだけのことをされる理由が自分には思い至らない。しかし人から恨みを買う覚えはいくらでもあるし、その中には相手が含まれていても何らおかしくはない。おかしくはないのに、自分に繋がったこの冷たい手とその見えぬ瞳が訴えかけてくるのはそんな生易しい感情ではない。底知れぬ恐怖。底知れぬ嫌悪。底知れぬ-----闇。寒さが堪えるはずなのに体に嫌な汗が流れ、ゆるく立ち上がる相手に疑心暗鬼を隠せない瞳のまま促されるように立ち上がり。そのまま相手が向かったのは----一面に広がる木々が生み出す奈落。「------ッ、おい!!」相手の重みが一瞬消えて、大きく目を見開くのもつかの間に緩く繋がれていたその手を強く握り返す。愚かだ、この手を離してしまえば自分は相手に心惑わされることもなかったというのに。助けようとその手を掴むなんて、愚か者ですらしない愚行だ。片手にかかる相手の分だけの重み。冷静になる思考。それでもこの手を離すことが出来ないのは恐らく、自分の過去をそこに見てしまったから。「お前は……どうして……!どうして、こんな……何故、何故お前は"俺"の傷ばかり抉るんだ!!」あの時、自分が落ちた時に自分へと手を伸ばしていた友は一体どんな気持ちだったんだろう。こんな状況、あの時とは全く違うのに。浮かんでくるのは失った友との思い出と、人と繋がっていたいという自分の隠していた心根。相手はそれをピンポイントに突いてくる故に日頃の余裕などもはやなく、人であった頃の一人称になっていることにも気づかないまま、ただただ相手の真理を知りたくて言葉を紡ぎ。依然として自分と相手を繋ぐ手はしっかり繋がれたままで)

202: 高嶺 呉 [×]
2015-09-25 05:38:29

( >>196/翠月 )

それはそれは、随分と達者な舌をしているんだな。
(古びた社はどこか寂しくて、こうして手入れに来て少しづつ修復はしているもののやはり痛々しいものも見受けられどこか心が痛む。床を手拭いで掃除しながら返ってきた言葉に何故か面白みを感じられては小さく笑い。人間の肉など食えぬか、貪っさているだけかと思えば妖の舌は人間が思うほどにそれを上回るのを求めているのかもしれないが別にそんなのはどうでもいい。人間を襲わないひとつの手掛かりになるのならそれで良くて、上記どこか小馬鹿にしたように返しては桶で一度手拭いを洗い、しかしふと目の前に来た相手に正座して視線を落としていたが不意に触れた指先に眉を寄せ、そちらへ向かせられると綴られた言葉には眉間へ深く皺を寄せ「…はっ。妖に体の興味を持たれた所で特にはなないだろうに」わずかながらに感じ取れる妖気に、少し背筋に寒いものが走るがそれを悟られぬようにと必死の強がりで顔を逸らしては手拭いを搾り、再び床へと視線を落として)

(/こちらこそ戻ってきて下さりありがとうございます!主は嬉しいです(´;ω;`)また何卒お時間のある時でよろしいのでこの愚息を宜しくしてやってください()絡み文に関しましてはどちらでも構いません。以前の続きからでも宜しいですし、新しいのでも宜しいですし。やりやすい方で大丈夫ですよ!)


( >>197/鈴懸本体様 )
(/態々ご連絡の方ありがとうございます!そうですね1週間になりますがご連絡いただきましたのでいつでもお待ちしております故、ご心配なさらずご自分の方を優先してくださいませ。こちらの所に居たいと、とても嬉しいお言葉です励みになります。本当にありがとうございます。)


( >>198/不知火 )

…神気にあてられ溺れてしまうか。
(返ってきた言葉に少し間を開け考えては久方ぶりだろうか口元に笑みを浮かべ、あまりいい笑みとは言えないが笑いをこぼすと片手の手で口元を覆い隠しコロコロと肩を揺らししかし直ぐに寒さに身震いすればやはり浄化の為とは言えこの時期は寒いもので、だがこれから先この神水で入水をする機会はもっと増えてくるだろうにこれからの季節体が持つだろうかなんて、ぼんやり考えていれば近くに寄ってきた相手に心配されるような言葉をかけられてはどこか心外そうに驚いた色を顔に浮かべ「-…、これは役目だ。誰かが請け負わなければいけないものだ。逃げてるわけにはいかない」体中に浮かぶ人々から受け取った瘴気は赤黒いような痣のようになって全身に現れていて掌にも浮かぶそれを見つめてはひとつ頷き、もう一度入るかとゆっくり立ち上がれば静かに水の中へと足元から入っていき)

(/なんと!では溺れましたら下手くそではありますが泳ぎで助けにいき人口呼吸をいたします!強く早く絶え間なく!やらさせていただきまs())


( >>199/錦 )

っ-ハッ、おい……っ、!?
(どこまでも見通せる恐ろしさを覚えるほどの透き通るその水中に身を沈めていたがそろそろ上がろうと浮上していき、もうもう少しというところで頭上から腕が伸びてくると驚きそのまま引き上げられると少し蒸せ込みながら誰だとそちらへ視線を上げては見慣れた相手の姿に顔を顰め「勝手にお陀仏にしてくれるな…瘴気を祓っていただけだ」見慣れた相手は同じ陰陽師、相変わらずからかっているのか本気なのか分からないその言動は酷く乱されて扱いにくい。呆れたように言葉を返せば近くにあった岩へと登り、そこに腰かければひとつ息を吐けば寒さに両腕を摩り、白い着物一枚はとても寒くて近くに放ってあった狩衣をとりあえず体に巻き付けては三角座りをし体を小さくさせて)

(/お久しぶりでございます!…あっ、餌食()もちろん大丈夫ですとも(ガクブル)きっと抗ってくれることでs()今後ともよろしくおねがいしますね)

203: 不知火 [×]
2015-09-25 18:39:16

>呉

----少なくとも、鴉の行水どころでは済まなくなるだろうな。
(前に湖に落ちた時も、いくらカラスも行水するとは言え羽が濡れてしまえば自ら死に行くもの。加えて神気になんか当てられたら恐らく普通に溺死するよりも恐ろしい目に合うだろう。相手は笑っているが此方は冗談にはならないので、困ったように肩を竦め上記を述べ。「----お主がすると決めたなら、己が言うことは何も無い。まぁ、強いて言うならば----その覚悟に押しつぶされぬ程度に、というくらいか」相手の驚く顔を見て、思わず何か言いそうになったがそもそも立場の違いを考えれば相手の反応はごく当たり前のもの。冷静に考えれば敵の心配をしている自分の方がおかしいのだと気づけば、妙に気持ちが騒いで相手から視線を逸らして述べ。しかしふと、嫌でも視界に入る相手の体に蔓延る瘴気の蟠りに視線をやれば目を細め、再び水へ体を沈めていく相手を見れば「----我が神であったなら、その程度の瘴気など容易く浄化出来たのだがな」とどこか遠くを見るように呟いて)

(/強く早く絶え間なくやったら下手したら息詰まるんじy(← これはあえて意識を保ちつつ呉くんの温もりを堪能するしか((

204: 鈴懸 [×]
2015-09-25 23:43:07

(/遅くなってしまい本当に申し訳ありませんでした、今更ながらお返し頂いていたレスについてお返事を送らせて頂きます!ただ最近あまり時間が取れず今までのように日に何度も顔を出すどころか一週間以内にお返事を返せるかも少々怪しい状態ですので申し訳ありませんが今回は今までいただいていたレスへの返信含め三名様までのお相手を引き受けるところで絡みをストップさせて頂きます。そのため申し訳ありませんが、不知火様のレスは見送らせて頂きます…またきちんと絡ませて頂く時間が出来ましたらどうかお相手お願いいたします!)

>高嶺の小童
少なくとも今の君よりは人間に対して理解しているつもりだよ?目的のために動いていたくせにそこに弊害があるからと恐れ、自分の存在意義すら"夢物語"などと否定し始めている君に比べたら、私は嫌と言うほど人間を知って今の自分を保っているのだからねぇ。
(きっと相手の吐き出す様な悲痛な声こそ彼の中に溜まった苦悩とその本心なのだろう、構うなと言われて引くような親切心など持ち合わせておらず相手から漏れ出した真意に僅かに口元を緩めると車椅子をくるりと回しやや離れたところで座り込んだ相手を見やり。相手の事情や陰陽師については勿論知らない、しかしその分推測でその空白をある程度推測できる程度には自分も人間と密に関わってきた過去があり。だからこそずかずかと踏み入ることの出来る自信を持ち合わせているのだろう、困ったように肩を竦めながら言葉を続けると今の相手の状況に苦言を漏らして。誰かを傷つけずに成し遂げられる理想などそれこそ叶わない夢物語、自らの贄としての記憶もその信念に絡んでいるのかきっぱりとした口調で相手の言葉に否定的な台詞を紡ぐと座り込む相手の傍に寄っていき。強い信念のもとその足で前に進んでいると感じたからこそ自分は相手に興味を抱きこうして度々ちょっかいをかけているというのに、その興味を引いた彼の信念がこうも簡単に揺らいでしまう脆弱なものだったとは自分とて思いたくなくて目下の相手が浮かべる穏やかな表情に眉をひそめると唇を強く噛み締めて。)
…誰一人傷つけずに理想を叶えようなど、君の掲げる共存などという妄想よりもはるかに夢物語に近い。君のその鬱陶しい自嘲は他人を傷つけることで自分が傷つきたくないための卑怯な逃げにしか私には見えないよ。自らの願いを叶えるために自他を傷つける覚悟もないのなら、その不快な口を閉じ自らを傷つける要因のない何処かにでも籠っていたまえ。

>樹雨の小童
――…何故君が此処にいるんだい。
(見事な満月が望む晩だからと少し調子に乗ってしまっていたのだろうか、どこの家の者かも分からない適当な陰陽師にちょっかいを掛けてきた帰り久々に本気で小競り合いを楽しんだようで姿は大きな蛇のまま、その傍に数匹の蛇を従え百鬼夜行の拠点と言うべき住処への道を急いでおり。しかし小競り合いの際湖に飛び込み相手をしていた陰陽師を翻弄しようとしたことが後から自らを苦しめる要因となってしまっており。冷たい夜の空気は身体に付着したままだった水分を氷へと変え、そのことにより冷えていく身体は例え大きさが異質であろうともその根本が蛇として顕現した自分の体温と活力を奪っていき。傍に従えた蛇すら少しずつ動きを鈍らせていき、動けなくなったものを自らの中に取り込みながらどうにか進んでいたものの限界がきたようでふと傍に見えた洞窟で一先ず気温の上昇を待つことにし。しかしそこにいた思わぬ先客、見覚えのある風貌は確かに樹雨家の陰陽師である相手であり、このような地での再会にきんと頭に響くような声で言葉を口にすればその洞窟の入り口に大きく長い身体を寄せて。)

>翠月
――すまない、少し気が滅入ってしまっていたみたいだ。どうにも…約束だとか、信用だとか、そういう確証のないものを疑わずにはいられなくてねぇ。本当に、つくづく面倒な性格で私自身嫌になるよ。
(相手の言葉は確かにそこに在るものを誇示せんとするような強い意志を感じるもので、それを信じたいと思わせるだけの力強さがあり。それでも目に見えないものを信じるだけの心の強さなどない臆病な自分にはそれをまるっきり心に留めることなど出来なくて。今はきっと相手は自分を傍に置いていてくれるだろう、そんな近々のことだけでも信じられただけ自分にとってはよくできた方だが、きっとそれを口に出してしまえば相手は今までの言葉のうち結局一部しか受け入れられなかった自分を余計に面倒に思ってしまうだろう。散々迷惑をかけて、人気がないにしろこんな往来の場で泣きわめいて、その上まだ信じ切れていない自分の面倒さを自嘲しつつもこうして自分の涙を拭ってくれる相手に応えるためその言葉の真偽を疑う内情こそ暈したまま息を整え困ったように笑みを浮かべて見せればこれ以上相手の袖の濡らしてしまうことを躊躇うようにその手をそっと離させて。)

205: 翠月 [×]
2015-09-26 10:30:59

>樹雨 錦

…此所らの妖共の餌食になろうとでも言うのか?お前の身体ならば骨の髄まで味わっても足りん程か。
(月が美しく輝く夜はそれに比例して気温も下がり凍てつくような冷澄な空気が身に染みる中、微かな風の流れを身に纏い相手の目の前に降り立ち。威勢に欠いた風貌で蹲る姿を清々しい心情で愉快げに見下ろした後、徐にそこへしゃがみ込むと長い前髪に付着した小さな氷の欠片を摘まみ上げ。随分と冷えているようだが、一体どれ程の時間を此所で過ごしたと言うのだろうか。このままではそこらを這い回る妖達にでも食われてしまいそうだが、己の妖気を感じ取ったならば強者か余程の命知らずでなければ自ずと去っていくだろう。分かっていながら脅し紛いの言葉を酷く愉しげに掛けてやり。陰陽師の血肉等早々手に入る物では無い。今のように隙を見せていればそれを欲した妖達が見過ごすはずも無く。だがその言葉とは裏腹に右手を軽く翳して見せれば炎の温もりを孕んだ気流が相手を包み込み、所々に付着した氷の欠片を溶かして行き)

(/お優しいお言葉、及びお気遣い頂き感謝致します…!お互いのペースでのんびりやり取りできればと思っております。また樹雨さんと絡ませて頂く事ができ光栄です…!何卒宜しくお願い致します!)


>不知火

良い気味だ。行いを改めるが良い。
(古びた上に先の襲撃に寄って崩れた社は陰湿さを増してこの地に鎮座しており、その傍らに聳え立つ神木の枝へ腰掛けて太い幹に背を預けており。常人の目には入らぬ程妖気と気配を消し、相手が烏に語り掛ける言葉をのんびりと耳に入れていて。人間で居る事はできないが妖として人間を忌む事もできない、そんな相手らしい物言いに溜め息にも似た笑みを漏らすと眼下に遠く広がる江戸の街を眺めて呟き。無論本心からの言葉では無く、そもそも人間への憎悪を表に出す事自体殆ど無い。今の発言も例によって雰囲気のまま吐き出したいい加減な物であり、実際然したる感慨も無ければ思うことの一つさえありはしない。ただ祭りが終わった後の静けさに些かの退屈ささえ感じていて。気紛れに手放しで吐いた言葉は曖昧に宙を漂い、次の瞬間には早くもその瞳には光が宿り何処か愉しげな口調で独りごち)
…次は何処で祭りをやろうか。

(/お優しいお言葉、心から感謝致します…!またこうしてお話しさせて頂く機会を与えられた事、嬉しく思っております!また何卒宜しくお願い致します!)

206: 高嶺 呉 [×]
2015-09-26 21:06:53

( >>203/不知火 )

…溺れたら助けてやるさ。
(気まぐれだろうが、神水では泳ぐこともままならないのは分かりきっていてそれでももしもの時は助けてやるのもできるなんて上記述べつつ、入水すれば先ほどよりは慣れたせいか冷たさも少しは半減されていてしかし冷たくないわけではないが、続いた言葉に僅かに笑えば肩まで浸かり瘴気を見られてはどこか気遣うような言葉に少し眉を下げ「別にお前が気にすることじゃないだろう…全ての瘴気を取り除くのは無理だが」相手を見上げ少し笑えば一度頭まで沈んでいき、少しの間沈んでいれば再び上がってきて今度は強かったのか全身に走る痛みに顔を歪めて)

(/逆に苦しめてしまう…!()温もり…あるといいのですが笑)


( >>204/鈴懸 )

…目の前で、理想としていたのが、夢としていたのが呆気なく、崩れ落ち、消えていった悲しみを-お前は分かるか。
(夢物語とわかっていてもそれを実現させたいと思わないわけじゃない。無理だと言われても馬鹿げてると言われてもそれを投げ出したいと思ってるわけじゃないけれど。しかし掲げていた理想の人が目の前で失われてそれを受け継ぐときめていてもやはり心の隅にその闇はまだ存在していてその中で葛藤する気持ちが分かるのか。例えどんなに理解してるといえど人間と妖は違うもの、それをわかり合い受け止めることをしなければ望むものは実現できないと分かっていても傲慢な気持ちが先立ってどうしようもない気持ちに襲われて。静かに押し車の車が動く音を耳の奥に聞きながら隣に来たのが分かるも視線は落としたまま、頭上から降ってくる言葉を受け止めると小さく笑い「はっ…人間なんてそんなのだよ。最後は自分が可愛くなる、どうしようもない…どうしようもなく残酷で身勝手な生き物なんだよ…っ」自分の掌を見下ろしてはひとつひとつ呟き、顔を両手で覆い深く息を吸って同じく吐き出すと手を離し「妖に諭されるとは、俺も終わったものだ…」よいせ、と立ち上がれば迷う必要はないのかもしれない。迷っていてはそれこそもったいなくて、ならば周りを巻き込もうとなんだろうとやってやろうではないか、身勝手と罵られようとも走りきってやろうではないか。草履を脱ぎ捨て、素足になれば湖の淵に腰掛け足をその湖につけてゆらゆらと揺らし)

207: 鈴懸 [×]
2015-09-27 04:22:41

>高嶺の小童
…理想を描き、夢を見られるのは強者の特権だ。私は、そんなもの持てなかったからねぇ…記憶と言葉と、そんな記号めいたものでしかその感情を理解できないよ。残酷で傲慢で、他者を圧することでその地位を保ってきた君たちがそうさせたんだ。君が勝手に自己嫌悪に浸るのは勝手だけれど、そのことで私に当たるのは勘弁してほしいねぇ。
(理想や夢、それはそれを抱くことの出来る環境にあるからこそ胸の内に込められる想いであり、そんなものを抱くことなど出来なかったからこそ相手の言葉に思わず声をなくして。今の彼は自らの目標に悩み、それを指摘する自分にどうしたって理解できるはずのないことを指摘する自分が嫌いな"人間"であり、人間など皆そうだと心に留めていたくせにこうして彼に踏み込み過ぎていた自分自身を自覚し。何故わざわざこんな思いをしてまで彼を諭してやったのか、弱みに付け込んで騙すなり殺すなりすれば良かったものをそうしなかったのはどうしてか。彼の発言に仄暗い恨みを思い起こされると同時にらしくない自分の行動を再認識すると胸元に手を当て何度か深い呼吸を繰り返して。自分から夢も希望も理想も未来も、何もかもを奪うことで今の己を顕現させた"人間"にそれにまつわる感情を指摘されたところで分かるはずもない、勿論相手が自分を貶めたわけではないにしろそうして理不尽な指摘を受けたことが堪らなく自分の中に秘めた感情を煽り。平然を装おうとしてもどうしたって捲し立てるような、責めるような口調が止まらなくて表情位は笑みを浮かべようとするものの、それすらどうにも歪んでしまい。かすれた声を吐き出し着物の合わせから覗く喉の下あたりに爪を立てると短く息を吐いて。)
…は、私は今とても傷ついたよ。これでも親切心で言ってやったつもりだったのさ。この私が、わざわざ…無駄だと何度も君たちに思い知らされたくせに。君より、私の方が余程滑稽なことをしていたようだ。どうせ君にとっても私など"妖如き"だろうに、我ながら馬鹿らしい。妖如きが人間様を諭そうなど、傲慢だと。分からない癖に知ったような口を利くなと、そう言いたいのだろう?その癖諭せるほどの記憶を植え付けたことも、理解以前に夢も理想も与えなかったことも、それらは知らん振りなのだろう?思い知らされた妖に、何も知らない人間が共存を求めるなど、神も驚きの傲慢さだ。本当に…――人間ほど罪深い生き物が何故強者の椅子に座り続けているのか、疑問だよ。

208: 高嶺 呉 [×]
2015-09-27 05:03:34

( >>207/鈴懸 )

人間が…この世を駄目にしているのかもな。それならばお前の言う通り、自分だけ傷つかない様に籠の中に籠っているのも一つの案かもしれない。
(自分の言葉ひとつで他人を傷付けるという行為は今までだって何度もしてきているのは自覚していてしかしそれから目を背けてきたのもまた事実、そうする事でしか自分の立場を保てないのが人間。とても強情で頑固でそれでいてとても脆いもの、周りに波長を合わせないといつ自分が標的になるか分からないと内心どこかで怯えて暮らしているもので、それならばそれから逃げてしまおうか、結局にまたこうして妖だとしても傷つけてしまっているのなら夢物語もそろそろ終いにしても誰も責めないんじゃないか。名残惜しさ苦しさ、悔しさがきっと後から来ることなんて分かりきっているがどうも自分は何を言っても他人を不愉快か傷付けることしかできないのなら誰にも合わず、誰とも口を聞かず独りひっそりと籠ってしまうのも手かもしれないと本当はそんな事思いたくもないが上記どこか冗談のように呟けば湖から足を出して立ち上がると草履を履き。喉元のあたりに爪を当てる相手を見てはその手を掴みそれを引き離して「すまなかったな…何度も傷つけて。俺はお前達の言う傲慢な人間様さ…共存など求めていたのが馬鹿げていたのかもしれないな。俺はお前のことを知らない…なら、ひとつだけ。お前は俺の何を知っている?人間の事を理解してると言った増しては今の俺よりも。なら、教えてくれ。人間は自分の事を知らない…何をいまさらと思うかもしれない。それでも教えてくれ……もし、嫌でなければな。気分が落ち着いた時でもいい。」相手の目を見つめしかしどこか遠くを見るようなそれにぽつりぽつりと言葉を紡いでいけば最後に小さく笑って手を離しすまなかった、ともう一度小さな声で謝ればお詫びというものには失礼だが袖の奥から小さな小さな巾着を取り出して相手の膝の上に乗せて「金平糖。嫌いだったら申し訳ないが俺が好きなものでね…これでお前の気などおさまるとは思ってはいない。もし、不愉快にさせてしまっているのなら殺しくれたって構わないさ-」ぽん、と軽く肩を叩いてはこんなにも近くにいてやはり平気ではなく僅かに息が上がるのをそろそろ抑えきれず少しだけ距離をおこうと相手の横を通り過ぎていき、近くにあった大木へとずるずる背中をあずける様にして地面に腰を下ろして)

209: 翠月 [×]
2015-09-27 15:53:19

>高嶺 呉

その辺の雑魚に食われるよりはよっぽど甘美な死を与えてやるぞ?
(見据えた相手の瞳からやはり妖気に中てられ易いのであろう様子が窺え、見え透いた強がりは己を楽しませる物でしか無く。此処で再会したのも何かの縁、少し語らうのも悪くは無いだろう。何処までも呑気な構えで一旦は解放してやるようにその場から退いてやるが、相も変わらず善からぬ事を吹き込む口は閉ざされず。無論、身を差し出すならば下等な者のように食い荒らしたりはしない。その気になれば痛み等無く、寧ろ蠱惑的なまでの快を与えてやる事もできる。相手がそれに同調するはずが無いのは重々承知で語り掛け、緩やかに口角を上げて首を傾げて見せながら纏う妖気を徐々に強く薫らせてやり)

(/ではお言葉に甘えて、此方の文章で続けさせて頂きます!また生真面目な息子様に手を出しに行けると思うと胸が弾みますね…!!何卒宜しくお願い致します!)


>鈴懸

疑っていれば良い。信じる必要等無い。疑いながら俺の傍で長い生涯を生きるのもまた一興だ。
(見た限り涙は止まっただろうか。自制できるまでに落ち着いたならば良いだろうと大人しく手を離して再度立ち上がり。この辺りは先程炎を消し去ってしまった為に静まり返っているが、視線を逸らせば赤く火照る上空が所々に窺えて。なんという物寂しさ、こう言う空間も悪くは無い物だと自然と尾が揺れ。相手の口調からすると己の言葉を信頼しきったかと言えば恐らくそうではない。元より言葉なんて軽薄な物で確かめる信頼をこの一時に鵜呑みにしてしまえる程扱い易い性格だとは思っておらず、故に疑心が晴れないのならばそれでも構わないと清々しく言い放ち。傍に置く者が必ずしも相互の信頼関係が成り立っている者であれば良いとは端から思っていない。求めるのはただ一つ、如何に面白いかのみ。その旨を言葉に乗せてはゆるりと口元に弧を描き)

(/わああお久しぶりで御座います…!またお会いできて嬉しいです!リアルの方がばたばたしてしまっているのは此方も同様ですので、互いのペースでのんびり続けて参りましょう!相変わらず生意気な口を利く奴で申し訳御座いませんが、何卒宜しくお願い致します!)

210: 樹雨 錦 [×]
2015-09-28 02:58:30

>不知火

勘違いするなよ、勝手に傷を抉っているのは自分自身じゃないか。
(己はあくまでも誘導及び線引きをしているだけ、その忌々しいライン上を自らの足で歩み進んでいるのは他の誰でも無い相手自身であり、此方に充てられるのは全くの見当違いだと言わんばかりに唐突で横暴な発言は、湛えられた物腰の柔らかそうな笑みには似つかぬ程。そろそろ器から水が溢れて来たのか、一人称が変わっている事も気付かずに訴える有様は余程の苦境に立たされていると伺える。何よりも先程まであんなにも温かかった指先は、今や冷たく腕に食い込み繋がっている。人は緊張状態になると血管が収縮し末端が冷たくなるが妖も同じなのだろう。この状況を傍から見れば奈落を背に腕一本の命綱でいる己の方がよっぽど窮地にいる様に捉えられるが、実際には精神的な崖っぷちに追いやられているのは相手だ。愚かな相手はきっとそんな単純な事にさえも気付かないのであろう、人間の心を忘れらずにいる限り。「そんなに知りたいのなら今は憐憫しているとでも言っておこうか?未練たらたら垂れ流しのお前さん。-------…もう一度選択肢をあげよう、お前が、君自身が何者かを理解するために。」相手が己を繋ぎ止める理由が過去と重なる部分があるのであれば、重ねるべき存在は己では無い。足を後方に引くと足裏が砂利を擦る音が鳴る、と同時に繋がったままの己の腕を自らの胸元へと引き寄せれば掛かる二人分の重心によって背後へと負担が掛かり。闇はすぐそこで口を開き待っている、そのまま重力に逆らわず傾き始めた頃には月を見上げる形で相手を道連れにし、足元は地面を離れ)


>呉

わあああああ、あ。なんだ!呉かあ、こんな寒いのに偉いねえ。
(川の底の自殺者はもう息の根を止めてしまっているかも知れない、そんな考えを覆したのは墓場で泣いていた、若しくは感情の表れが乏しい我が同士。驚愕の声を上げその場に尻もちを付くが何処か嘘くさく。仕事を熟しているのは今回の様な出くわし方でなくとも町人共の噂でも良く耳にする程で、素直な関心は言葉にするとやはり何処か嘘くさい。にこやかな表情を浮かべ冷水に浸かってしまた腕を引き上げると布が水を吸い取り随分重くなっており、仕方無く普段は捲らない腕を捲る事にし。確かに川の水は冷たい、そんな中にいた相手は平気なのだろうか。声を辿って近くまで歩み寄れば徐に羽織を脱ぎ無造作に相手へと投げ渡し)


>鈴懸

ありゃその声は、鈴懸。お前さんこそ何しているんだよう。
(暫くはこの冷気の中で耐え凌ぐ他無いと思案していた矢先に頭上で発せられた声に思わず顔を上げ。洞窟内にこだまする声が何故上から届いてくるのか、天井にへばり付いて居ない限り中々の芸人で無ければこの様な技は起こせまい。自身が理由を述べるよりも先に、相手の登場の方がよっぽど疑問だと鸚鵡返しを一つ。ふと脳裏を過ぎたのは元より相手は大蛇の妖という事。その真相を確かめるべく、消耗された体力の底を振り絞る様にして立ち上がると前触れ無く以前の記憶では細い身であった胴体へと飛び付き。冷たい、そして硬い、大蛇の鱗は騎士の鎧の様に硬いと聞いていたが飛び付くには少々難があったようで。「嗚呼………、蛇だ!しかも冷たい上に何故か濡れている!戯け者だなあ、此処は外よりも寒いのに。ほら錦の前髪を見てご覧、氷も張ったよこの通り。」立派な骨格は実際に目にすればその威厳さがより際立つのだろう、触っても把握しきれない大きさは恐怖よりも好奇心を掻き立て。無駄と理解しつつ己の衣で濡れた部位を擦り同方向に生え揃った滑らかな鱗に掌を重ね)

(/絡んで下さり有難う御座います、またお話が出来るなんてとても嬉しいです!/礼/此方も時間の余裕のある時でしかお返事を返す事が出来ないのでお互いゆっくりやっていきましょう^^、どうぞ宜しくお願い致します!)


>翠月様本体様
(/せっかく絡んで頂いたのに申し訳御座いません、今すぐお返事をお返ししたいのですが今しがた睡魔によって邪魔されておりまして明日の深夜にでもお返事を書かせて頂こうと思います/汗/皆様にはいい加減なお返事をしたくはないので我が儘ではありますが少々お待ち下さいませ/;)

211: 高嶺 呉 [×]
2015-09-28 12:52:30

( >>209/翠月 )

…俺は死ぬ時はもっと静かな死に方を選ぶ。
(相変わらずしてその口から出てくる言葉はどこまでが本心か詳しく読み取ることは出来なくて、下等だろうと何だろうと喰われて終わるなんて真っ平ごめんでそんなものに乗るはずもないことを分かっているだろうにわざわざ言ってくるのは、きっと楽しんでいるに違いない。上記暫く相手を見詰めてから言葉を返せば立ち上がり、少し進んでまた座り込むと縁側を拭き始め。自分の死に方ぐらい選んでおきたい、必ずしもそう叶うはずもないが出来ることならば誰にも迷惑をかけず誰もいない場所で、忘れていたと言われるぐらいで良いから静かにその生涯を終わりにしたい。この陰陽師の運命に生まれ落ちてから短命であるのは覚悟していたし、妖にもしかしたらその命をあっさり奪われるかもしれないがそれでもと思ってしまうのは甘え故だろうか、静かに、独りでひっそりなんて願っておきながら相手にそんな風に言ってしまうのだから。僅かに笑えば空気の振動で微かに伝わってくる妖気は確かに先程よりも強いもので、体に少しだけ力を入れると俯きギリッ、と奥歯を噛んで)

(/頑固な息子ですが(笑)ちょっかい出しておいてください…!こちらこそ宜しくお願いしますね☆*:)


( >>210/錦 )

白々しい…どうせ分かっていたくせに。
(届いた声はやはり聞きなれたもの、何とも態とらしいその言動に眉を寄せ。引き上げる前から心のどこかでは分かっていたろうに相変わらず掴めないそれは酷く苛立ちを沸騰させるもので上記呟けば横目で相手へ見やり、ふと濡れてしまった所為か袖を捲りあげるそれを見ると少しだけ眉を下げ、ちょっと言い過ぎたかもしれないと思うが時が過ぎてしまうとなかなか謝罪の言葉も喉の奥に突っかかって出てきてくれなくて、体を小さくして膝に顔を埋めていると不意に頭から被さってきた暖かいものに驚いて顔を上げ、どこか気恥ずかしそうにそれを方から掛け直し「…すまない。ありがとう」と先ほどの謝罪も含めて小さくボソボソと呟き)

212: 不知火 [×]
2015-09-28 23:11:53

>鈴懸本体様

(/ご丁寧にありがとうございます! 此方も時間が取れない都合もあって、以前ほど余裕を持って返信を出来ないこともあるので……その点は全然お気になさらないで下さい! 此方こそ、次に絡める時にはどうぞよろしくお願いいたします!)

>翠月

----ははは。翠月は手厳しいなぁ。
(自分の頬に顔をすり合わせる一羽の烏。其奴を促すようにポンポン、と軽く膝を叩くと促されたように膝の上へと烏は降り。以前の百鬼夜行の時に少し乱れてしまったのだろう。少しばかり逆毛が立つその羽を丁寧に流しながらその背を撫ぜてやると、其奴は心地良さそうに目を細める。神木に座る相手の声に振り向くことも、視線を向けることこそしないが口元に弧を描いて反応し上記を返す。相手の言葉は真意ではないと理解しているからこそ、自分も真に受けることはしない。「-----ふむ、人里など幾らでもあるが、江戸ほど大きな街はそう多くはない。同じような様を見たいのであれば……少し場所を考えねばならぬな」以前膝に乗る烏の羽を整えながら、相手の言葉に此方もまた楽しげに反応する。まるでその口調はこれからイタズラしてやろうとする子供の声と差し支えなく、ふふ、と思わず声を上げては「----しかし、暫くはまだ腰を落ち着けていた方が良いだろう。お主は飽きてきているようだが、妖の中にも負傷している者は少なからずおる。江戸の町もまだ堪能しきれていない……もう少し、この町にいても良いのではないか?」と提案してみて)

(/此方こそ、またお話できて本当に嬉しいです! 相変わらずな爺ですが、またどうぞよろしくお願いします!)

>呉

----そうさな。その時は、迷わずお主に助けを乞うとしよう。
(足を付ければ、触れた場所から炎症を起こしかねない神聖なその水。この場で自分が溺れるなんてことはないだろうが、もしこの場所でない何処かの水辺でそのようなことがあるのなら。そしてその場にもし相手がいるというのなら、その時は手を伸ばすのもいい。例え冗談でも気まぐれでも、そう言ってくれたことは嬉しくて小さく笑みを浮かべ。入水する相手を傍目に見つつ、その瘴気について言葉を紡げば此方を見上げ気遣う声。気遣ったつもりが反対に気遣われてしまっては何だか情けない。そんな自分に呆れ、自分を気遣う相手に困ったように息を吐き空を見上げると不意に相手の歪む表情が見え。その表情に目を細めては、あえて相手は見ることはせず「----その瘴気、少しでも良いなら取り払ってやろうか」と呟いて)

(/でもよっぽどでない限りは死なないだろう爺なので、死にかけても何もなかったように笑いながら「死ぬかと思うた」と言い出しますw← 爺曰く「温もりは肌でだけでなく、心で感じるものだ」だそうです(ぇ←)

>樹雨の当主

------俺が、何者か……?
(相手は何も言っていない。自分の過去にあった出来事をなぞらえるようなことを言っても、その核心に至る部分には一切口に出していない。自分が勝手に過去と結びつけて、自分が勝手にそれを苦しみに変えてしまっているだけ。相手の言葉は何も間違っていない。故にその冷たく突き放されたような言葉は、酷く胸に刺さる。自分の手が冷たいせいか、もはや相手の手が冷たいのか自分の手が冷たいのかさえ分かりにくくなり始め。まさに"繋がっている"という事実しかなくなったその手が----今、相手の命さえも繋いでいる。溢れそうになる不安と悲愴、相手の言葉に不意に顔を上げると気づいた時には引き寄せられる腕。大きく目を見開き、自分が立たされた場所に気づく頃には自分の視界には眩い程の月ではなく、一面に広がる樹海の闇が広がっていて。足場に広がる浮遊感。とっくに慣れた感覚のはずなのに、今は酷くそれが苦しい。いつもなら動く羽が全く動かない。否、自分の意思に反して動くことを拒んでいるようで。相手とともにただその闇に向かって真っ逆さまに落ちていく。しかし不思議なことに、そんな状況下になって頭は自然と冷静になっていく。相手が自分を哀れむのは、相手が自分を苦しめようとするのは何故なのか。そんな自分は何者なのか-----。人、ではない。思考は人であった時と変わらない。けれどもう自分は人ではなくなってしまった。動物でも植物でも、ましてや無機物でもない。自分は----鴉天狗。「"俺"は-----あやかし」その事実を千と数百年生きた今、漸く理解したかのように呟くと咄嗟に相手の体を自分の元に抱き寄せ。相手を地面の衝撃から庇うように自分の背を地面に向けると、羽を大きく広げて相手を包むように寄せ。やがて来た木々と擦れ合う痛みとやってきた地面の痛みに呻きを上げると、力尽きたのか相手を寄せていた腕の力を抜き、ただ息を荒くして)

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