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Re-Murder【3L/学園/ディストピア/戦闘/一部人数制限あり/途中参加歓迎】/52


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自分のトピックを作る
33: 白砂純/片墨 [×]
ID:623c6b9c2 2022-01-21 10:48:09

(/よろしくお願いします!)

>31

(身体能力面に難がある訳では無いし、アカデミーに入学する際に行われた試験でも、特に何事も無く合格を勝ち取ることは出来た。
とはいえ全体的な筋肉量の不足には不安がある、体格はお世辞にも迫力があるとは言えず、別段他の学生とわざわざ競い合う趣味も無いが、ほっそりとした印象の腕周り等は舐められる原因にもなる。
だから少しでも鍛えられる時間的余裕が得られたならそうしようというのが、チャーチ寮属、白砂純のこのところの習慣になっていた。
訓練用の着衣に身を包み、シミュレーションルームのドア前まで辿り着く)

――う゛っ。

(丁度その時、自分が立ったのとは別の理由からドアが開いた。
正面、部屋の側から姿を見せたのは自分より分かりやすく年上の男子生徒、体格差もあってぶつかれば事故に繋がりかねない。
呻く様な小さな声をあげながら、それより前、弾かれる様に咄嗟に壁際まで後退した)

……あ、カンパニーの……。

(改めて見ればその容貌には覚えがある、カンパニー寮の寮長、クイル・ノア。
チャーチ寮の一学生に過ぎない純を彼が知っているかどうかは定かでは無いが、立場上は目上になるか。
姿勢を正し、軽度の謝罪の意も込めて一礼する)

申し訳ありません、不注意でした。

34: 巫・レイジ・朱未 [×]
2022-01-21 13:42:58




>all


吁…嗚呼…っ!唖々!!厭だ厭だ!

( 東の空が微かに明るくなりまだ夜と朝との境目が曖昧な時間帯、頼りない朝日の先はそれでも少しずつ確かに白んでくるそれは朝の報せ。カーテンを締め切ったアカデミー内にあるチャーチ寮の寮長室では、前日より寝食を忘れて研究に没頭する男が独り。足場の踏み場も無いほどの書類や本に囲まれた部屋は広いはずなのにとても狭く見えてしまう程で、立派な机にもシックな革張りのソファにも休める所等無いほどに。唯一腰掛ける事のできる背もたれの大きい椅子に座り、片手に持った書類を1枚また1枚と放り投げていく。憤怒の声を交えながらはらりはらりと落ちていく紙を尻目に机の上にあった他の書類もばら撒くとそのまま突っ伏して。何やらぶつぶつとあまり良い言葉を言ってはいないが冷たくも思える据わった目を空に放ちつつ、ふっと床に落ちていた時計に視線を移してみれば時刻は既に朝の6時前。はっと慌てたように顔を上げると乱れた髪を手櫛で粗く整えて壁の棚の、周りに比べるとまるで聖域のようにやけに綺麗なそこから小さな聖書を持ち出しては、乱れた服の釦を留め直し。床の本や紙を踏んでいることにも気にもとめずに入口の前までやってくると、壁に掛けてある姿鏡が視界の隅に入り、ちらりとまだ冷たい眼光で見吸えれば打って変わってにこり。首から掛けたロザリオを胸の辺りで真っ直ぐに直しては部屋を後にして、慈しむような薄い笑みを浮かべたまま後ろ手に扉を閉めると寮の外にある小さな聖堂へと足を進めて )




( / 主様。
参加許可の方ありがとうございます。
久々なので駄文が多いかと思われますが、大体これくらいの長さかそれ以上になるかと思われます。極力多くの方とお話出来ればと思いますので、癖の強い息子ではありますが、宜しくお願い致します。
取り急ぎall宛で失礼致します。 )






35: グレイシー・ブレア [×]
2022-01-21 18:54:27




>>クイル


おや?これはこれはノア寮長、奇遇ですねぇ。息抜きですか?それとも体術テストの訓練ですかね?
( テスト対策は普段からコツコツと積み重ねてきている努力があるとはいえ、やはり迫ってくれば多少なりとも不安を覚えるというもの。先程までは復習に耽っていたが、座りっぱなしで気が滅入ってきてしまい思いついたのは運動で。非力な部類に入る彼女は他の生徒と比べると体術もあまり得意ではなく、しかし単位のためにも今後を見据えても鍛えなければと常々考えていたのだ。皆座学を重点的に力を入れているのでシミュレーションルームに赴く生徒は少ないかもしれないと思いつつも、それならそれで独りで好きにできると考え直して訓練着に身を包んで訪れたそこには先客が。その姿はブレア家とも縁深いノアズコーポレーション社長の子息にして我らが寮長に違いなく、当然見知った相手であるので気さくに声を掛けてみる。そして少し背伸びをして室内を覗いてみたが彼以外には誰もおらず、予想以上に閑散としたシミュレーションルームを見渡して苦笑し。)
ふふふ、皆様座学で忙しくて息抜きする暇もないようですねぇ。体術は問題ないと高を括る者が大半なのでしょうが。


( / 絡ませていただきます!よろしくお願いしますー! )




36: フランツィスカ・エーデルシュタイン [×]
2022-01-22 00:03:23




>31 クイル・ノア

( 実技科目の担当教官に頼まれて、訓練棟まで備品の入った箱を運んだ帰り道。普段は自主的な鍛錬のために生徒がちらほら集まっている訓練棟も、試験直前の今の時期となれば、自室や図書室、自習室に籠って最後の追い込みに励んでいる者が多いらしく、がらんとしている。自分もさっさと寮に帰って試験範囲の復習でもしようかと思いながら、やたらと長い廊下を歩いていると、シミュレーションルームのドアが開き、2つ年上の同級生が現れて )

おや。誰かと思えば、カンパニーの寮長様じゃないか。

( うっすらとした笑みを浮かべると、長身の相手を見上げ。訓練着を着ているからにはトレーニングに来たのだろうが、その割には汗をかいておらず、息が乱れている様子もなく。ドアの隙間越しにシミュレーションルームが無人であることを見てとると、目を細め )

__なるほど、どうやらお一人様だったようだね。



>34 巫・レイジ・朱未

( ミロードの新入生が、チャーチの生徒と派手に揉め事を起こしたらしい。向こうから文句をつけられたのだと主張する新入生に、お前もαなら安い挑発に乗るなと叱ったのが昨晩のこと。ともあれ、下の人間のトラブルはトップが責任を取らねばならない、というのは、エーデルシュタイン家の当主である父親に教わったことで。ひとまず向こうの寮長に話を通したいが、かといってミロードの新入生の方はもちろん、相手であるチャーチの生徒の親も、アガタ聖堂内ではそれなりに立場のある人間らしく、大事になるのは避けたいところ。2人で落ち着いて話せる場を思案した挙句、早朝にチャーチ寮のほど近くにある小さな聖堂に出向いてみれば、予想通りに彼が現れて。聖堂に入ろうとする相手を呼び止め )

おはよう、アケミ。__朝早くからすまないね。祈りが済んだ後で構わない、少し時間をもらえるかな。



>all

__やれやれ。また、この手の類の事件か。

( 午前の授業を終えた昼休み。カフェテリアにて軽く昼食を摂った後、気持ち良く晴れた青空を見ると中庭に出て、ベンチに腰掛けると、朝のうちに見出しには目を通していた、売店で販売されている新聞を改めて開き。社会面には、壁に開けられた穴から侵入したアンデッドがスラム街にて大きな被害をもたらしたことが写真と共に報じられており。アンデッドはAUFによって討伐され、穴も修復されたらしい。記事は終始AUFの勇姿を讃える論調だが、この新聞に楽園の体制を批判する文章が載ることは決してなく。このような事件が起こる度、壁に穴を開けて外に出なければ十分な食料すら得られないような状況、そしてその仕組みを作り上げ、変えることのないα市民に下層階級の怒りの矛先が向くことも知っており。さて、またミロードの評判が悪くなる__寮長としてそんなことを考えながら、誰かが見ているかもしれないと、いつの間にか険しくなっていた表情を緩め )



( / フランツィスカの背後です。all宛ての絡み文を出されている方にはお返事を、それ以外の方宛てにはこちらから絡み文を出させていただきました。キャラクターの特性上、皆様に失礼な態度を取ってしまうことが多々あるかと思われますが、何卒ご容赦くださいませ。あまりにも……という場合には書き直しますので、お気軽にお声がけください。よろしくお願いいたします! )





37: 常連さん [×]
2022-01-22 04:44:44

(/役職なしのミロード寮生で参加希望したいのですがα市民の政治家の家の4男末っ子で産まれ自由に育てられたものの楽園の仕組みに心底軽蔑していて差別意識が薄く将来は必ず今の階級社会である楽園を平等な社会に変えたいと思っている。という設定にしたいのですが、よろしいでしょうか?)

38: トピ主 [×]
2022-01-22 11:51:36



>37 常連さん様

( / お声がけとご質問ありがとうございます。
結論から申しますと、社会主義思想も不可能ではございません。階級制ディストピア作品の醍醐味でもありますし、個人的には大好きな設定です。
ただしなりチャにおいて、現状の絶対的な階級社会でその思想を口に出すことは許されないという点。また、このトピは日常系ですので、現在の学園時代から大きく時間が進まず、彼の希望が叶うことは無いという点で、常連さん様に楽しんでいただけるかという不安がございます。
それからこちらは世界観的なお願いになりますが、α市民との事ですので、αの多くが不正三昧で下流から吸い上げて豪遊しているわけではなく、一部を除いて彼らなりの責任感の下に誠実に統治している内情も知っていること。それを知っていながら何故その頂点に立つ彼が階級社会に不満を持つのか、という点を守っていただきたく思います。
しかしながら、やはり寮全体の主義思想からは大きく離れたキャラクターとなりますので、他寮だけではなく身内にも気を許せないという点は避けられないデメリットかと思います。
既に将来の約束されているαより、ご自身の野望のためにまずはAUFで出世するという計画が進んでいると言った点でも、どちらかと言えばシープに相性の良い性格かと思われますが、そちらも考慮していただいた上でご参加を検討していただければ幸いです。素敵な設定故に白熱してしまい、長文大変失礼致しました。 )

>all
( / クイルとしての返信は現在準備中です、少々お待ち下さいませ。 )


39: クイル・ノア [×]
2022-01-22 13:27:52



>33 白砂さん

──おっと、

( 開いたドアのちょうど向かいに立っていた女子生徒が、呻き声と共に体勢を崩したのを見れば咄嗟に彼女の背後に手を伸ばすも、後退する背中に触れないようパッと両手をあげ、無罪を主張するようにおどけた表情で首をコテリと傾げて見せ。無事壁際に下がって謝罪する彼女の真面目な様子に、苦笑を浮かべて両手を下ろせば、優雅な動作で右手を胸元にあてて。 )

こちらこそ失礼しました、白砂さん。
怪我はないか?

( 確かに関わりの殆どない生徒だが、立場上人の顔を覚えるのは特技であり、それが将来のAUF候補生ともなれば、Academyの生徒の顔と名前は当然頭に入っている。確かチャーチの熱血優等生ちゃんだと脳内から記憶を引きずり出せば、そのまま様になったお辞儀で誠意を返して。下級の者に不遜な態度をとる連中も少なくないため、相手に不安を感じさせないよう紳士的に、しかし年上の先輩として妥当な範囲の気さくな口調で、爽やかに微笑んで。 )

これから体術の練習?


>34 巫クン

やあ、おはよう。さっすが聖職者サマは朝が早いな。クラブとか行ったことある?

( 酒と煙草、それから幾つもの香水の混ざった朝の聖堂前に世界一似合わない匂いをさせ、何処からもぎとったのか、哀れ穴だらけとなった街路樹の葉を手持ち無沙汰に弄びながら、壁にもたれている。寮の方から歩いてくる巫に気がつけば、にぱっと満面の笑みを浮かべて相手に駆け寄り、自然な動作で馴れ馴れしく肩を組もうとして。 )

アンタのとこの後輩は昨日ウチに遊びに来てくれてたぜ?

( 軽薄な冗談のようにも聞こえるが、態々朝一から直接相手を訪れた本題である。昨晩、経営に関わっているクラブから連絡を受けて向かってみれば、チャーチの1年生が3人ほど店のソファに所在なさげに座っていたのだ。どうやら評判のよろしくない店のキャッチに捕まっていたところを、クイルの部下が見つけて保護したという次第らしい。チャーチ所属といえど、全ての者が聖職を志す訳ではないのだろうし、折角中心部に住んでるのだから派手な地区を覗いてみたいという欲も、可愛らしくていいじゃないかとクイルは思っているが、彼らの項垂れようといったら相当なもので。次の被害者が出ないように注意するにしても、事情を分かっている者からの方が体面も保てるかもしれないと、人のいない時間場所を狙って相手を訪れた次第であり。珍しく困ったようにはにかむと、へらりと笑って首をかしげ。 )

ちょっと相談があるんだが……成程、朝もお祈りがあるわけだ。出直した方が良いか?


>35 グレイシー

よう、グレイシー。体術が息抜きになるようなら苦労しないんだけどな。
皆腕には自信があるようで羨ましい限りだよ。

( 自動ドアの開閉音に視線を向ければ、入学以前から見知った相手に肩の力を抜いて。その慇懃だが全く敬意の感じられない口調を気にする様子もなく、彼女の苦笑に合わせて笑うと態とらしく肩を竦め。近接戦闘よりも狙撃や作戦を練る方が得意分野とはいえ、体格には恵まれている方であるし、1年生の頃と比べれば随分マシになったと思いたいが、今更彼女相手に苦手科目を隠すこともないだろうと素直に訓練を肯定し。通りやすいように出入口からどいて、シミュレーションルームの方に向き治れば、その閑散とした空間に改めて目を向け。それからそんな時期に同じように此処を訪れている相手にチラリと視線を向ければ、悪戯っぽくにんまりと笑みを浮かべ、いつかどこぞのパーティで見せたことがありそうな仰々しいお辞儀を。 )

お前もそのクチか……それでは、どうか私の訓練にお付き合い頂けますか?


>36 エーデルシュタイン嬢

ああ、エーデルシュタイン嬢……こんにちは。
人をぼっちみたいに言うのはやめていただけませんかね。

( ドアに向こうにいた予想外の人物に、思わず姿勢を正せばにこりと微笑んで。己とその背後を無遠慮に観察する視線も、その後の言い草も決して酷い悪意があるわけではないのだろうなと思いつつも、腰に手を当てると苦笑して一応抗議を口にしてみる。その後に続いた言葉の語気が、自分でも気づかないレベルで少し頑なになったのは、Academyに合格した時点で、運動能力にはそこそこの自信があったにも関わらず、入学当初の体術でミロードの自分より小柄な女の子にぶん投げられた、あまり思い出したくない思い出のせいである。彼女がそれを覚えているかは知らないが、前線でアンデット相手に両手剣を振るう彼女だ。この時期にこの場所にいるのには意外な相手に、首を捻れば素直に疑問をぶつけてみて。 )

皆さん座学の復習にお忙しいようで。
ミロード寮長様がこんなところで何してるんです?まさか今更体術が不安だなんてこともないでしょう。

( / 返信と絡み文ありがとうございます。なにかと対立することも多い関係かとは思いますが、沢山お話していただければ幸いです。今回ロルで描写した女の子はフランツィスカ様でも、別の方でも大丈夫です。これからどうぞよろしくお願い致します。)



40: ギルシャ=カルライン [×]
2022-01-22 13:33:48

>クイル・ノア

ったく、どうして座学テストと体術テストが同じ時期に行われるんだ……専念させてくれてもいいじゃないか。

(テスト直前のこの日、当然ギルシャは座学に集中的に時間を割いていた。元々は他の者たちから大きく学業で後れを取っていたため、今でも油断すれば大幅に成績を落としかねないと、毎回テストが近づいてくると、柄にもなく部屋にこもって復習三昧となっていた。が、それでも一、二回程はそういった期間の中で体術テストのために体を動かすのが通例だった。身体能力には諸事情で少しばかり自信があるとはいえ、本当にテストで示される範囲、内容が出来るとは限らない。ギルシャにとってこの一回の運動は、今自分がどの程度、何が出来るのかを調べるためのものだった。そのために、彼はこうして不毛なことをぶつぶつと呟きながら、嫌々シミュレーションルームに向かっていた。)

ん……おう、こんなところで何を突っ立ってるんだ? クイル・ノア先輩。

(そうしてシミュレーションルームに訓練着も着ずに入る―――そもそも制服が防刃性のある戦闘服なのになんで脱ぐ必要があるんだ?なんて心の中で言い訳をしつつ、全身をトレンチコートで包んだいつもの姿で室内を見渡してみれば、一人静かな部屋の中で佇んでいる―――いやある意味困っていると言うべき先輩を見つけて)

訓練するつもりなら、準備体操ぐらいしたらどうだ? 体を温めておかなきゃ。

(そう言って、自分は自分で一人、準備運動をし始める。元より、一人で適当にテストの内容を確認する気だったから、特に先輩を誘うこともなく、淡々とこなしていく)

(/主様、参加許可ありがとうございます。これからよろしくお願いします)



フランツィスカ・エーデルシュタイン

(昼食時、ギルシャは自分の弁当を持って中庭へと向かう。その中身はよりにもよって完全栄養食。本当なら給料で今まで食えなかったような生鮮食品を食べれるのにも関わらず、彼は好んで味のしない物を口にする。何故かというとひとえにギルシャの金遣いが荒いからだ。部屋に積みあがった様々なジャンルの本のために消え、果ては裏で数名のシープ寮の生徒たちとギャンブルに走っているため、食費を削らざるをえないのだが、壁際で飢え続けてきたギルシャにとっては毎日三食食えるだけで贅沢のようなものだったため、結果、食事への関心は薄れ、娯楽のために金が流れたわけだ。そんなことを露にも気にせず、堂々と中庭なんていう人の目につくところでそれを食べようというところに、ある意味彼の恥知らずな面が出ている。)

誰かと思えば、フランツィスカの先輩じゃないか。アンタみたいな人でも、わざわざこんなところで物を読んだりするんだな。

(中庭に出てきてみれば、そこにはミロード寮の寮長、そして階級上最も上の、まさにやんごとなき身分である、ギルシャの先輩が一人新聞を読んでいて。アンタなら豪華な部屋で静かに読めるだろう?なんて考えつつ無遠慮に相手の隣に座りこんだ)

新聞なら俺にも読ませてくれないか。金なくて買えなかったんだ。

(買えなかったのは自分のせいなのに、図々しいことを平気で口にする。と言ってもカンパニーの生徒相手には絶対しないことなので、ある意味相手を選んでいるとも言えるが)


(/絡ませていただきます。よろしくお願いします)

41: 白砂純/片墨 [×]
ID:623c6b9c2 2022-01-22 16:29:09

>39

お気遣いありがとうございます、問題はありません。

(涼やかな声、されどはきはきとした口調、背筋をピンと伸ばして背丈の分だけやや相手を見上げ気味の顔向き。
普段は身につけている近視用の眼鏡は、今日は度は入っていてもスポーツ仕様、外見はゴーグルに近い頑丈な品だ。
これから体術訓練かと問われれば、こくりと頷き持参した小さな鞄を抱える)

はい、座学自習はひと段落がつきましたので、その分の時間を自己研鑽に当てようかと。
私は外見のせいで、同級生からも侮られることがよくありますから、一時として時間を無駄にすることは出来ません。

(鞄の中身は几帳面に畳まれたタオル、汗に濡れた時の為の替えの下着類。
校舎から強制退去となる時間まで過ごし、あとは真っ直ぐに寮まで帰れるだけの支度は整えてきた)

……ノア先輩も鍛錬ですか?
失礼ながら大会社のご子息という立場であれば、先輩の様な方こそ、座学面を重要視されるものかと思っていました。

(アナログなトレーニング用品から、対アンデッドを想定した状況を再現出来る最新機器類までが十分に揃う室内に足を踏み入れる。
万に一つも重大な怪我に繋がらない様入念にストレッチをしながら、ふと投げかける純の言葉はとにかく率直だ、疑問に思えば躊躇いも無い)

42: グレイシー・ブレア [×]
2022-01-22 18:50:19



>>クイル


ふふ、もちろん喜んで。護身術を嗜んでいるとはいえあたしもあまり体術は得意ではありませんが、お相手をさせていただきますねぇ。
( おどけたように肩を竦めてみせる彼に、取り繕うこともなく素直な笑い声を零して。そして、かつて参加したパーティの思い出を擽るそのお辞儀に、懐かしさからほんのりと童心の名残を心中に生じさせながらも淑やかに礼をしてみせる。跡継ぎでもないので呼ばれることはそう多くはないものの、家柄上招かれたパーティにはそれ相応の高貴な衣装で臨んでいたが今はラフな訓練着だ。摘むスカートもヒラヒラとした袖もないので淑女の礼節は随分と滑稽なものと化してしまうが、腹を探り揚げ足を取る他寮相手ではないのだから気にはならず。 )

他所の寮の生徒ならば弁えますが、ノア寮長がお相手でしたら全力で行かねばむしろ失礼でしょう。折角の機会です、アナタに良いところを見せねば兄や父が口煩いので。
( ぐっと腕を伸ばして身体のエンジンを入れながら、ヘラヘラと軽薄に笑い。他寮であれば例え訓練でも因縁をつけてくる輩もいるにはいるので多少は加減や忖度という手も取るが、所属寮長で家同士でも付き合いがある仲の彼相手ならば己の実力を見せることのできる絶好のチャンスでもある。無様な姿を晒してしまうと普段は構ってもこない家族が鬼の首を取ったかのように彼女を叱咤するので、メリットばかりとは言えないが。そのうち現社長の父か次期社長の兄と挨拶或いは業績報告等で顔を合わせることもあるだろうその際に、お世辞だろうがグレイシーのことを一言評価してでももらえれば僥倖というもので。どのみち何か言われても彼女には全く響かず右から左に流れていくだけなのだが、煩わしい因子は少ない方が良い。
特に引き留めることもなければ、腕と脚を伸ばして軽くウォーミングアップを終えた彼女はそのまま距離を取って準備万全といったように戦闘態勢へと移るだろう。 )


>>フランツィスカ


あら。ミロードの寮長様、御機嫌よう。先程はなにやら難しげなお顔をされていましたがどうされたんです?
( 情報というものはいつだって武器となる。時には物理的にも使うことの出来る形の無い凶器は、諸刃の剣ではあるけれど持たないという選択肢はなく。たとえ偏った情報であろうとも頭に入れない訳にはいかない。その考えから売店で新聞を購入することは日課となっており、少しでも知識の偏りを避けるために複数の新聞社を購読している。載せられている内容はまちまちだが、絶対的な共通点が一つ。それは決して現在の体制に批判的な記事は書かれないこと。あまりにも馴染んでしまった当たり前に違和感を抱くものの方が少ないであろうが──箱庭の支配にひとさじの嫌悪感をひっそりと抱く者がここにいた。それが、表情を取り繕ったミロードの寮長に声を掛けるカンパニー寮所属の女生徒、グレイシー・ブレアである。片手には全くの偶然だが、ミロードの寮長が頭を悩ませていた記事の載った新聞が握られており、語調も表情もにこやかそのものであるものの作り物感が抜けないそれは、ミロードの寮長にして最上階級である彼女にはどう映るのだろうか。β階級の者ともいえど下手をすれば不遜とも取られかねないが、そんな事は気にせずに話しかけて。 )
不躾にすみません。アナタ様とは以前からお話をさせていただきたいと常々思っていたんですよぉ。特にお急ぎでなければ、昼休みを共に過ごさせていただいても?

( / 初めまして、絡ませていただきます!一癖も二癖もある子ではありますがよろしくお願いしますー!)


>>all


ええ、確かに。ありがとうございます、どうぞこれからも末永くご贔屓に。さて……ふふ、絶版の歴史書だなんて随分と魅力的ですねぇ。
( 摩天楼の縮図かと見まごうほど背の高い本棚が連なる図書室──それぞれが思い思いに勉学に励み、議論する談話スペースの片隅のソファにひっそりと動く影が二つ。片方はカンパニー寮所属の目に鮮やかなオペラピンクの髪を持つグレイシー・ブレアという女生徒、対してその隣に座るのはシープ寮所属の女生徒。寮違いの取り合わせだが、各々好きに過ごす者で溢れているので大して他者に気に留められることもなく。二人はなにやら短く言葉を交わし合い、すぐにシープ寮の女生徒がグレイシーへと分厚い書物を手渡した。書物を受け取ったオペラピンクの華やかな彼女はそれをじっと見つめて改めた後、完璧な営業スマイルで礼を告げればシープ寮の女生徒はその場から離れていき。一人残された彼女はその背姿を見送れば、背もたれに深々と寄り掛かって。
この楽園が形を成す以前に刷られたものの大戦の影響で楽園内ではとんと入手手段がなくなってしまった歴史書、かつての世界の様々な出来事を細かに纏めたそれをたまたま持っているシープ寮生が存在し、これを対価になんらかの取引を行ったようだ。寮同士の仲は良いとは言えないが、個人間の利益のためならば棘のない交流だってする、多くの人間とはそういうもののようで。
歴史書の入手経路については所有者当人に述べられた事柄のみを信用し詳しくは探ってはいないが、こういったものは統治が行き届きにくい下級身分の方が容易に取得することができるケースもあるのだと彼女は知っている。実際のところはどうかは知らないが、嘘であれ真であれ健全な手段が語られたのだから深堀して薮蛇となる謂れもない。それを抜きにしても少なくとも彼女には気にする必要性が感じられなかったので。
周囲の生徒たちが賑やかに談笑している中、彼女は足を組み直してリラックスすると、先程貰った書物の表紙をそっと撫でて楽しそうに笑い。 )

( / all様宛に絡み文置かせていただきますね!中々アクが強い娘ではありますが仲良くしていただけますと幸いですー!)




43: クイル・ノア [×]
2022-01-23 23:56:45



>40 カルラインくん

ん、ああ、カルラインくん。悪いな。

( 苦手教科にも増して己のタイミングの悪さにほんの少し苛立っていたからだろう、微妙に俯いていたらしく、ドアが開くと同時に現れた生徒の制服がまず目に留まる。アンデットと対峙するには適した制服だが、訓練後に360°から撮影された動画を確認する際は、筋肉の動きなどが見え辛くはなかろうか、と自然な動きで視線を上にスライドさせれば、見知った顔に納得して。実技科目に関しては入学当初から優秀な成績を誇る彼である、今日の訪問は気分転換といったところか、態々自分の動きを細かく分析する必要はないのだろう。そんなことを考えていれば、どうやら入室の邪魔になっていたらしい指摘に、へらりと頭をかきながら謝罪して。 )

今度のテスト、2人1組でやる体術の単位があってさ。誰もいないし帰ろうかと思ってたんだけど、良かったら相手してくれると助かるんだが……

( 軽い調子で喋りながら相手の脇に進み出れば、自らも準備運動を始め。アキレス腱と同時に腕を伸ばしながら相手を振り返ると、軽く首をかしげる。こんな時でも対価を考えてしまうのは性分か。 )

今年はマズイ単位ないのか?

( どんな時でも商魂たくましいカンパニー生徒によるテスト対策レポート+範囲の山掛けの売れ行きは今回も上々で。データ媒体であるから在庫などの概念はないが、後輩の売上に貢献してやるのも悪くは無いだろう。あくまで対策レポートであるから相手の身にもなるし、クイルの体術への懸念も解決、あまり売上の良くないシープへの宣伝にもなって一石三鳥だと、清々しい笑みを浮かべて。 )


>41 白砂さん

( 先程までは帰る気でいたが、もう少し待っていれば彼女のような生徒が他にも来るかもしれないと思い直せば、白砂と一緒にシミュレーションルームに戻って。問題ないという相手に「そりゃよかった」と軽く相槌をうち、体の線の細さの話題には思うところがあるらしく頷いて話を聞いていたものの、自分の立場に言及されれば目を丸くしてから乾いた笑い声を。 )

ハハッ、そう出来りゃ楽なんだけどな。
AUFになったらお坊ちゃん育ちだから助けられませんー、なんて、言えないだろ?

( その愚直なまでに素直な目を見れば、勿論それが言葉通りの質問であることは承知しているが、聞きようによっては余所の寮長への侮辱とも取られかねない質問に、カンパニーの後輩には見られない危うさを感じてヒヤリとしつつ、ストレッチをしながら答える表情はいつも通り明るく、内心の陰りをおくびにも出すことはなく。何気なく心拍数やらのデータを宙に表示されたホログラムの画面に打ち込めば、ケラケラと笑いながらストレッチの続きで上半身を前に倒し、表情を見せない体勢のまま話を続け。 )

そんなわけで未来の市民のために──なんて、目下は俺の単位のために、お手合わせ願えません?


>42 グレイシー

──ブレアが?ハハ、それは怖いな!お手柔らかに頼むぜ。

( クイルの芝居がかった茶番に対する反応は人それぞれであるが、心から面白そうに笑って優雅なお辞儀を返す彼女に自然と表情も緩む。それが元の性格ゆえの行動なのか、立場上逆らい難いクイルに対する演技なのかは知らないが、そのどちらであったとしても彼女に対する好感は揺らがない。彼女の宣言につい笑いが漏れたのは、不遜にも彼女を責めたてるという、己の前ではにこやかに媚びへつらっておいて下級の者には目もくれない日用品部門の親子と、目の前の彼女との差があまりにも滑稽だったからである。嘘も演技も気づかせなければそれが真実、いい人ぶるのもやるからには完璧にやって欲しいものだ。その点では既にあの親子よりも余程グレイシーを内心高く評価しているわけだが、だからと言って鍛錬の手を抜く気は無く。得意な獲物の性質上、どうしても近接戦闘は他の寮長に一歩及ばないところはあるものの、寮生にすんなり負けるのはプライドが許さないもので。同じくウォーミングアップを終えれば、シミュレーションルームのモード変更の音声を聞きながらグレイシーと対峙して。
無機質な開始を促す音声に、つるりとした床を蹴って一気に彼女との距離を詰めると、その肩を狙って軽いジャブを繰り出した時点で、それらは止められる前提で左脚の蹴りの予備動作に入っており。 )



44: 白砂純/片墨 [×]
ID:623c6b9c2 2022-01-24 12:25:44

>43 クイル・ノア

成程、身分の違いは関係無く、偏に人助けの為ということですか。
素晴らしい心掛けだと思います、流石は、カンパニー寮を纏め上げられる方。

(そして、裏を探ろうという気配も全く無い。
継ぎ目なく、美しく取り繕われたクイルの言を額面通り率直に受け取ると、尊敬の念を籠めてぺこりと礼を返した。
座学実技共に優秀、生活態度も規範に沿い、しかし反面他の学生と……特にシープ寮の学生らとは度々小さな諍いを起こすとして、白砂純の名はそれなりに通っている)

……対人形式ですか、構いませんが、レギュレーションの設定は。
正直なところ、素手の私が相手では先輩にとって満足な演習が出来ないかと思われますが……。

(同じ学生とは言え、片や成年の5年生、片や17歳の2年生。
片や男子の中でも長身、片や女子の中でもそう大きな方ではない、純粋に体術勝負のみで演習を行うには差が大きすぎる条件でもある。
果たしてその差を埋めるには)

……備え付け武具の使用を許可頂けますでしょうか。
仮想光剣(ホログラフ・ブレード)の片手剣仕様、私のバレットに似通った扱い慣れた型なので、ある程度はご期待に沿えるようになるかと。

45: 巫・レイジ・朱未 [×]
2022-01-24 23:20:12




>>36 / フランツィスカ

──おはようございます。…、構いませんよ、聖堂の中でお待ちください。

( はらりひらりと服の裾を翻しながら靴の底を響かせ、時折すれ違う生徒に挨拶をし小道を抜けてちょっとした茂みの奥に鎮座する小さな聖堂は今日も見事に誰も居らず何とも神秘的な事か。遠くからだってその神々しさは見てとれ、僅かに口の端を緩めた所で不意に声が掛かり進めていた歩みをとめては僅かに振り返ると見慣れた顔が。何か要件があるらしいがと人の良い笑みを浮かべながら挨拶を返しつつはて、と視線を斜め上へと向けて暫しの間。そう言えば何かあったと聞いたような聞いていないような、研究に没頭しすぎていて報告も上の空だったような気もしなくもない。何はともあれ自分に用があるならそれを断る訳にはいかないが、正直の所は断りたい。考え事で頭が一杯で他のことなんてどうでもいいと思いたいが致し方ない。ぐっ、と舌打ちしたい衝動を堪えて聖堂の方を掌で指し乍促しつつ先に歩みを進めては中へと入り、奥に鎮座するはアガタ聖堂の中にもある我らが主神の姿。朝日に照らされ、今となっては古代の文明にも近いステンドグラスに反射した空間はなんと清らかな事だろうか。迷うことなく歩みを進めて行けば、銅の前にたどり着き静かに両膝をついて。 )



>>39 / クイル

…、おはようございます。早起きは三文の徳と言いますからね。

( 静かな朝はどうしてこうも清々しいのか、答えは出ないけれど事実は変わらない。ちゃりちゃりと胸元のロザリオを揺らしながら寮を後にして外に出てくるとまだ残る朝露が煌めいていて少しだけ眩しかった。聖堂の方へと歩みを進めて行くと、人影に気が付いて其方へ視線を向けるとこれはまた。と内心少し溜息を零しつつ挨拶をすれば早起きだな何だと言われ爽やかな笑みをひとつ浮かべるといつの間にか肩を組まれていて。何か企んでいるのか、その笑顔には見覚えがあり今度は何を言われるのかと思っていればどうやら寮長を務める寮生が世話になったらしく、少しだけ瞼を伏せたが相手へと視線を向け 「 ──主神の主蕊があったからこその結果でしょうね。……、一緒に祈りでもどうです? 」さらりと笑みを浮かべては久方ぶりの困ったような相手の顔には参ったもので、此方もつられて眉尻を下げつつひとつ頷き相談事の件を了解すればにこりと貼り付けると、相手の片腕を掴み )






46: クイル・ノア [×]
2022-01-25 21:36:16

【士官学校生徒 PF】(敬称略)

ミロード寮長
>25 フランツィスカ・エーデルシュタイン α

カンパニー寮長
>15 クイル・ノア β

チャーチ寮長
>27 巫・レイジ・朱未 δ

シープ寮長
>29 ギルシャ=カルライン ζ

役職なし生徒 ( 無制限 )
>17 白砂 純 δ チャーチ
>26 グレイシー・ブレア β カンパニー

階級早見 α > β > γ > δ > ε > ζ

( / 参加者様を引き続き募集しております。)

>all

( / お返事遅れており申し訳ございません。明日中に返信致しますので少々お待ち下さいませ。)



47: フランツィスカ・エーデルシュタイン [×]
2022-01-27 00:05:35




>39 クイル・ノア

これは失敬。__ふふ、まさか。少し訓練棟に用事があっただけだよ。

( 相手の抗議ににこやかに謝罪しつつ、体術が不安なわけではないということは穏やかに、けれどはっきりと主張して。1年生の頃、1科目だけうっかり赤点スレスレの点数を取ってしまった時の父からの怒りの手紙は、今でも思い出したくないほど。それがトラウマということでもないが、エーデルシュタインの次期当主たる者、常に優秀な成績を保たねばならないのだ。ミロードの寮長が体術の試験に焦っているなどという噂が出回られては、たまったものではない。喋っているうちに僅かに頑なになった彼の口調に思い出したのは、自分たちが入学したばかりの頃、体術の授業で彼を派手に投げ飛ばしたこと。自分は今の今まで忘れていたことだが、もしかすると彼はそれを根に持っているのかもしれない。くすりと笑えば、親切心と煽りの入り混じった声色で )

けれど、君がどうしても不安だと言うのなら、練習に付き合ってあげても構わないよ。入学した頃よりは強くなっているんだろう?

( / ありがとうございます!せっかくですので、入学当初にクイル様を投げ飛ばしたのはフランツィスカということにしてみました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします )



>40 ギルシャ=カルライン

ご機嫌よう、ギルシャ。たまにはこういうところで読み物をするのも悪くないよ。__それと、先輩には敬語を使うこと。君も寮長なら、寮生の模範となるべきだろう?

( 急に隣に座り込んできた後輩に動じることなく、優雅に挨拶を返すついでにちくりと注意を。上から目線のアドバイスは彼女の信じる帝王学によるもので、それが自身とは全く異なる環境で育った生徒の集まるシープ寮にも通用するのかは怪しいところだが、そんなことはお構いなしで。それにしても、Academyの生徒は生活に困らない額の給料を貰っているはず。金が足りずに新聞が買えないと言うが、さほど高価なわけではない新聞1部も買えないほどギリギリになるものだろうか?と、いささか疑問に感じ。商魂逞しいカンパニーの生徒なら、新聞を見せるにも対価を求めるところだろうか。けれど、自身はα市民のミロード寮長である。「恵まれない人間」には「施し」の手を差し伸べるのが、「高貴なる者の義務」というもの。崇高なノブレス・オブリージュの理念は自身にとってあまりにも当たり前すぎて、それが彼を見下してもいることには気づかず。開いていた新聞を閉じると、躊躇いもなく手渡して )

ああ、構わない。見聞を広めるのは良いことだ。ゆっくり読むといいよ。



>42 グレイシー・ブレア

ご機嫌よう。__いや、なに。ままならない世の中だと思っただけだよ。

( 声をかけられて視線を向ければ、黄色の入った詰襟を羽織った、カンパニー寮の同級生。聞いた話では、ノアズコーポレーション関連会社の社長令嬢だったか。今まで5年間同じ学校に通っていながら、直接会話する機会はあまり無かったものの、授業中の受け答えは的確で現実的かつ柔軟で、密かに目をつけている__が、それ以上に抜け目のない人物だと警戒もしており。つまり、厄介な生徒に見られたものだ、と思いつつ優雅な笑みを浮かべ。取ってつけた印象が拭えないのはお互い様だ。けれど、彼女が印象通りに優秀な生徒であるならば、ぜひとも手懐けたいところ。味方に引き入れさえすれば、むしろ自身の使命__楽園の守護と拡大のため、大いに役立ってくれることだろう。ふと見れば、彼女も片手に今自分が読んでいるものと同じ新聞を持っており。試すような視線を投げかけて )

もちろん。私も君のような切れ者とは、一度話してみたいと思っていたんだ。例えば、そう……気になる記事の話とか、ね。何かあったかい?



>45 巫・レイジ・朱未

助かるよ。それじゃあ、お言葉に甘えて。__相変わらず、美しい建物だね。

( 素直に呼び止めに応じた彼は表情こそ柔らかいものの、しばらく斜め上に視線をやって考え込んでいるところを見ると、ミロード寮生との揉め事の話は伝わっていないか、あるいは伝わっていても頭から抜けているのか。研究熱心な彼のこと、後者のような気もするが。ともかく、時間帯が時間帯なので肌寒く、既に手先はだいぶ冷えており、聖堂の中で待たせてもらえるのはありがたい。彼の後に続いて聖堂に入り。立ち入り禁止ということではないものの、チャーチ寮の縄張りとも言えるこの場所にわざわざ来る機会など滅多になく、今まで足を踏み入れたのは片手で数えられる程度の回数で。けれどもこの楽園には珍しい、古めかしく美しい内装は印象的で、素直な感想を口にして。聖堂の後ろの方の椅子に腰掛けると、相手が膝をついて祈りを捧げる様子を、邪魔にならないよう大人しく眺めて )




48: 名無しさん [×]
2022-01-27 22:49:32

「そんなことよりお腹が空いたよ」

名前:葛葉 裕"サイクロプス"(カツラバ ユタカ -)
年齢:4年生(19歳)
性別:女性

容姿:
身長225cmの巨体を持つ、猫科の大型肉食獣のような雰囲気を持つ天性の怪物。
肌は日に焼けた褐色で、癖のある白い髪は伸ばし放題で鬣のようになっている。
右目は失われており、眼帯で覆われている。残った左目は黄金色、キツめの吊り目。
巨体を支える肉体は鍛え抜かれた筋肉の塊で、ところどころに古傷が見て取れる。
また、肩、腕、首筋、腹、太もも、背中など至るところに入れ墨を入れている。

制服は例によって元の形状が全く残っていない。
胸元だけを包む黒いチューブトップのインナーに、分厚い作業着のようなデザインの胸丈の白い上着。
上着の襟元には襟章のように校章があしらわれている。
両手には金属鋲つきのグローブをはめている。
下半身はローライズのダークブルーのカーゴパンツに鋲付きの黒いブーツ。
眼帯にはサイクロプスを模したパーソナルマークが刻まれている。

性格:
猛獣のような外見とは裏腹に、家猫のようにマイペースな自由人。
なによりも食べることが好きで、食事については一家言あるようす。
働いたぶん食えるならそれでいい、と思っているらしい。
良くも悪くも立場を気にしないところがあり、上流階級からは鼻つまみ者扱いされることが多い。
恐怖心や暴力への忌避感が薄い傾向にあり、戦闘時も普段と変わらず淡々とした様子を見せる。
典型的な感覚型で、座学が苦手。その反面実践を交えると恐ろしいほどに物事を学習する。

バレット:【大太刀・破邪顕正】
刀身長350cm全長5mに達する巨大な太刀。拵えを含めた総重量は120kgに達する。
その間合いの長さを生かした一対多の集団戦で薙ぎ払うことに重点を置かれている。
拵えも金属製で、鞘に収めた状態だと鈍器としても扱うことができる。
常人ではまともに持ち上げることさえ許されない一品。


備考:
シープ寮属、ζ市民。
ノアズコーポレーション傘下の建築会社に勤めていた労働者の下で育った孤児。
ある日ゴミ捨て場にゴミ同然に捨てられていたところを拾われたらしく、出自は不明。
体中に入れられた入れ墨の下には、もともと管理番号や識別用バーコードが刻印されていたようで、
その中にはノアズコーポレーションの関連企業の刻印もあったようだが、今となってはそれが何を意味するかは不明。
その体格を維持するために、人一倍のカロリーを摂取する必要があり、高カロリー食品を好んで食べる。
天性の怪物とも称される高い身体能力とバレット適正を併せ持ち、巨大な武器を軽々と振り回す。
その容姿から、1つ目の巨人、サイクロプスのあだ名を持つ。
AUFに志願した理由は「腹いっぱい食べたいから」という理由らしい。
評価は「手のかからない問題児」。

(/参加希望ですー。確認よろしくおねがいします。

49: トピ主 [×]
2022-01-28 01:21:20



>48 葛葉様

( / 参加希望と素敵なPFありがとうございます。
とても素敵な娘さんですが、ご参加にあたり数点お願いがございます。
まず制服について、特にシープの生徒様ですので変形は大歓迎ですが、あくまで学園モノですので、うっすらとでも制服要素をお願い致します。具体的には寮のカラーが白ですので上着は可能ですが、特別に理由がなければカーゴパンツの色は制服に合わせて変更していただけますと幸いです。
また生徒は純粋な人間でお願いしております、世界観上多少の規格外はアリですが、バレットが少々許可し辛い数値となってしまっております。実在する刃長2m、全長3mの大太刀で使用が難しいとされていますので、後出しで申し訳ございませんが、こちらを上限とさせていただきます。重さも振り回すものであれば50kg以上は許可し難いです。
備考の特殊な生い立ちについて、キャラ自身が覚えていないという設定は可能ですが、絡みのキッカケにもなりますので、PFには何があったのかの明記をお願い致します。
それから細かい点にはなりますが、お名前欄は本名のみ記入をお願い致します。
最後に、かなり戦闘特化のキャラクターだとお見受けしますが、戦闘ロルなどの際は、連続回避、過度な連勝、攻撃無効などがないようお相手様への御配慮をお願い致します。学年や使用武器などで多少の差はあれど、飛び抜けて戦闘力の高いキャラクターは推奨しておりません。
長々と失礼いたしました。「手かからない問題児」など、お話するのが非常に楽しみな設定で是非参加していただきたく思いますので、お手数お掛け致しますが以上のご確認をお願い致します。)

>all
( / お伝えした予定より、お返事が遅れており大変申し訳ございません……!
必ずお返事は致しますのでもう暫くお待ちいただけると幸いです。よろしくお願い致します。)


50: >48葛葉PL [×]
2022-01-28 21:45:04

「そんなことよりお腹が空いたよ」

名前:葛葉 裕(カツラバ ユタカ)
年齢:4年生(19歳)
性別:女性

容姿:
身長225cmの巨体と猫科の大型肉食獣のような雰囲気を持つ女性。
肌は日に焼けた褐色で、癖のある白い髪は伸ばし放題で鬣のようになっている。
右目は失われており、眼帯で覆われている。残った左目は黄金色、キツめの吊り目。
巨体を支える肉体は鍛え抜かれた筋肉の塊で、ところどころに古傷が見て取れる。
また、肩、腕、首筋、腹、太もも、背中など至るところに入れ墨を入れている。

女性用の制服で合うサイズのものがなかったため、制服は男性用の詰襟をベースに改造されている。
それでもサイズは足りなかったため、比較的露出が多いデザイン。
胸元だけを包む黒いチューブトップのインナーに、分厚い作業着のようなデザインの胸丈の上着を着用している。
上着の襟元には襟章のように校章があしらわれている。
両手には金属鋲つきのグローブをはめている。
下半身はローライズののカーゴパンツ風のデザインに仕立て直されたズボンに鋲付きの黒いブーツ。
服は全体的にチェーンや金属鋲があしらわれており、パンキッシュな印象を受ける。
眼帯にはサイクロプスを模したパーソナルマークが刻まれている。

性格:
猛獣のような外見とは裏腹に、家猫のようにマイペースな自由人。
なによりも食べることが好きで、食事については一家言あるようす。
働いたぶん食えるならそれでいい、と思っているらしい。
良くも悪くも立場を気にしないところがあり、上流階級からは鼻つまみ者扱いされることが多い。
恐怖心や暴力への忌避感が薄い傾向にあり、戦闘時も普段と変わらず淡々とした様子を見せる。
典型的な感覚型で、座学が苦手。その反面実践を交えると恐ろしいほどに物事を学習する。

バレット:【重装拳爪】
前腕を覆う巨大な手甲。重量を活かした打撃と鋭い刃物状になった爪での斬撃が主な攻撃手段。
バレット適正が比較的低いため、長時間の使用は不可能だが、天性のセンスでそれを補っている。
ずば抜けた打撃力から自己崩壊を免れるため非常に頑丈であり、防具としても一級品。
普段は手枷のような形状になっている。
これは「なくしてしまったことがある」ため、二度と紛失しないようにした措置でもある。

備考:
シープ寮属、ζ市民。
ノアズコーポレーション傘下の建築会社に勤めていた労働者の下で育った孤児。
その容姿から、1つ目の巨人、サイクロプスのあだ名を持つ。
ある日ゴミ捨て場にゴミ同然に捨てられていたところを拾われたらしく、出自は不明。
失われた右目と古傷は、入学以前に用心棒として稼いでいたことのもの。
その体格を維持するために、人一倍のカロリーを摂取する必要があり、高カロリー食品を好んで食べる。
入学意向はドーナツやケーキなどの高カロリーなスイーツに給料をつぎ込んでいるらしい。
AUFに志願した理由は「腹いっぱい食べたいから」という理由らしい。
評価は「手のかからない問題児」。

体中に入れられた入れ墨の下には、もともと管理番号や識別用バーコードが刻印されていたようで、
その中にはノアズコーポレーションの関連企業の刻印もあったようだ。
実は対アンデッドを目的として人工的に作られたデザイナーズチャイルド。
そのため、戦闘のための高い身体能力とバレット適正を併せ持っている。
しかし、十分な身体能力は発揮されているものの、バレット適性が平均値未満であり、
遺伝子的にも突然変異がみられたことから研究対象としては不測の事態が多く想定されるとの懸念から
ある程度のデータを取った上で廃棄処分される予定だった。
輸送社が襲われ、その中から発見されたというのが実際にζ市民となった経緯であり、
ノアズコーポレーション、ひいてはカンパニーからは監視対象と見られている。

>49 主様

(/ 修正してみました。このようなもので大丈夫でしょうか。



51: トピ主 [×]
2022-01-29 00:40:41



>50 葛葉様

( / PFの修正へのご理解と再提出ありがとうございます。
生い立ちを伺うと更に素敵な娘様で、何度もお返しするのは非常に心苦しいのですが、まだ修正をお願いしたい点がございます。
まずバレットの性能についてはこちらで問題ございません。ただし変形前の形については一応校章という形で皆様にお願いしており、このまま許可というのは平等性を欠くこととなります。手枷になった過程の設定はとても素敵ですので、手枷のどこかに校章のデザインを入れていただくようお願い致します。
また制服ついては非常に娘様に似合っており、デザインはこちらで全く問題ございませんが、制服は仕立て直している訳ではなく、オーダーメイドですのでサイズがないという記述は削っていただくようお願い致します。基本が詰襟とスカートというだけですので、自分のスタイルに合わせてパンツにしていただくのは全く問題ございません。

備考の追記もありがとうございました。対アンデットのために産まれたデザイナーズチャイルドという設定は、非常にディストピアらしく素敵で妄想が広がってしまいました。しかし、カンパニーから監視対象という記述は、全てのカンパニー生徒の皆様が、非道な人体実験を容認しているということになってしまいますので許可出来ません。
生い立ち故にノアズコーポレーションという巨大企業に監視されている形をとりたいということであれば、傘下のごく一部の企業が極秘に蛮行に走り、それに気づいた会社の上層部に子会社が取り潰されたことにより開放されたという流れは如何でしょうか? 研究自体は中止され揉み消されたものの、生き残った葛葉様から秘密が漏れないように、ノアズ内でも秘密を知るごく一部の幹部に監視されている、という設定であれば他の参加者様に影響がないため可能です。もし校内でもノアズとの関係を持ちたいということであれば、生徒でもクイルのみ事情を知って監視を行っていても構いません。
また細かい点になりますが、ζ市民であってもノアズの関連会社に勤めていればカンパニー所属になってしまうため、孤児を拾った善良なζ市民を装っている実はノアズ社員という形が自然かと思われます。バレット適正については平均未満ですと全く使えないレベルになりますので、かろうじて適正ギリギリといった表現に変えていただくようお願い致します。

前回に引き続き長文で申し訳ございません。最後に全体的なお願いになりますが、>2から大きく外れた特殊な設定を使用される場合、または既出の団体や他の参加者様に関わる設定を使用される場合、まずは私か該当の参加者様に確認していただくようお願い致します。こちらの設定と矛盾が生じた際に、折角PFを提出していただいても修正をお願いすることになり、非常に心苦しく感じております。本当に素敵な娘様ですので気持ちよく皆様とお話を楽しんでいただきたいです。どうぞ宜しくお願い致します。 )



52: グレイシー・ブレア [×]
2022-01-29 18:38:28




>>クイル

お手柔らかに、はこちらのセリフですよ。アンデッド相手に肉弾戦など、そこまで追い詰められた状態では膂力に差がありすぎて逆転なんて難しいと思いますが、果てさて如何なものなのでしょうか。……っと!
( ルームに響く機械音声を流し聞きしながら、それにしてもテストの内容は随分と変わっているなと脳の片隅で考えて。知能はともかく、単純な力比べでは人間よりも余程アンデッドの方に利があるので肉弾戦を強いられるまで追い詰められた状況ではどのみち勝ち筋は薄いだろう。勿論、体術も立派な戦法なのでそれを鍛えるという点では納得がいくが。そんなことを思考しながら、こちらに向かってくる彼の姿にスイッチを切り替えて。瞬時に間合いを詰められ、繰り出されるは直線的なジャブ。苦手科目とはいいつつも流石の洗練された動きに唸らされる。これがアンデッドならば、この拳を避けた後に攻撃を打ち込めば良いだけなのだが、相手は人間の──それもグレイシーが知る中では有数の才人の一人である。当然ジャブのみで終わるはずはないと考えて、身を左に躱して拳を避ければ視界に入ったのは今にも振り抜かれんとする左脚。まともに受ければ腹か、最悪鳩尾に入って動けなくなってしまうだろうそれを、身体の柔らかさを活かし、膝を折り畳んで低い位置で床と平行になる程に上体を反らせることで回避する。そして床に手をつくと瞬発的なその力で身体を宙へ持ち上げ、ブレイクダンスのような動きの回し蹴りでスピードを威力に乗せながら、彼の脇腹目掛けて右脚を大振り気味に勢い付けて。この蹴りでダメージを与えられるとは端から思っていない、次の攻撃動作に入られる前にバランスを崩させること狙いの一撃である。それが当たろうが避けられようが、遠心力のついた勢いのまますぐに立ち上がり、顎目掛けての掌底打ちを放とうとする。)


>>フランツィスカ


ありがとうございます。では、お隣失礼しますねぇ。
( 同じ中心部に住むものの、βとαでは到底埋めきれぬ溝がある。それはβ以下からαに昇格した前例が一つとして存在しないという事実も勿論だが、なによりも役割や立場に大きな差があるというのも重大な要因で。それこそ、如何にβといえどもグレイシーのような会社すら継げぬ存在は、この学び舎でなければ共に時間を過ごすことすら稀であろう。故にこの場はαのことを知る上でも非常に役に立つ良い機会だった。まずは時間を共有する了承を貰い、控え目にスカートを摘んで礼をすれば隣へと腰掛ける、しかし決して距離を詰めることはせずしっかりと間に空間を保ちながら思案し。さて、彼女がなにを憂いていたのかは定かではないが、試すような物言いからして恐らくは新聞に載っている事柄についてだろうか。彼女から向けられる視線を受け止め、にこりと微笑んでみながらも内心では間近で拝む高潔な雰囲気と落ち着き、そして頂点に相応しい堂々たる気品に気圧されないこともないが、折角の時間を無駄にすることはバッグを埋める札束にも変え難い価値があると理解しているため、あくまで平静を装い。そして、彼女の問いへは士官学校生として、あくまで彼らの活動に対してのみに触れた純粋な感想を述べてみせる。)
ええ。例えば新たな完全栄養食の研究、研究者の功績を称えた表彰、様々に興味は尽きませんがやはりアンデッドの大規模な被害を見事制圧したAUFの記事でしょうか。突発的且つ甚大な被害へも落ち着いて対処し、その騒動を鎮圧なさった彼らに、その道を目指し追いかける者としてやはり尊敬の念を抱きますねぇ。




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